JP6218948B2 - フィルター付きシガレット - Google Patents

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Description

本発明は、フィルター付きシガレットに関する。
フィルター付きシガレットは、フィルター外周部に形成した通気孔からベンチレーション用空気を導入することによる空気希釈と、濾過材による濾過とのバランスを調整することで、タール、ニコチン、CO(一酸化炭素)等といったシガレットの煙中成分の制御(調整)が行われている。
ところで、COは気相成分であるため濾過材では濾過されず、空気による希釈によって煙中濃度が減少する。一方、タールは、濾過材による濾過、および空気による希釈の双方によって減少する。そこで、フィルター付きシガレットの設計手法として、濾過材による濾過比率を低くすると共に希釈比率を高くする低濾過高希釈設計が行われる場合がある。この低濾過高希釈設計によれば、タールに対するCO比率を下げることができ、吸いごたえ感を増すことで香喫味を良化させる効果が期待できる。
低濾過高希釈設計を実現するために種々の手法が採用されている。例えば、濾過材の繊維径を太くして低密度化することで主流煙の通気抵抗を下げ、或いは、ベンチレーション用空気を流入させる通気孔の径を大きくすることで希釈比率を高める手法が知られている。しかしながら、シガレットの円周長さ、フィルター長さ、濾過材の使用材料等の制約から、上記の手法によって濾過材の通気抵抗を低下させることには限界がある。
そこで、フィルターの一部区間に主流煙の濾過機能をもたないセクションを配置する設計手法、例えば、軸中心部に貫通孔を設けたセンターホールフィルターを配置し、或いはフィルターの一部区間にリセスやキャビティ等を形成することで低濾過高希釈を実現する設計手法が提案されている。
特開平5−23158号公報
しかしながら、フィルターの一部区間に主流煙の濾過機能をもたない無濾過セクションを単純に設けるだけでは、主流煙の低濾過高希釈を実現できる反面、以下の課題を招く虞があった。例えば、センターホールフィルターを採用する場合、吸い口端面において、センターホールの周囲にタールが局所的に付着しやすく、喫煙後に吸い口端面のタール汚れが目立ちやすいという課題がある。一方、フィルターの吸い口端側にリセスを形成したり、中間部にキャビティを形成する場合、フィルターの硬さ不足が起こりやすくなる。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、フィルター付きシガレットにおいて、吸い口端面のタール汚れを目立ち難くすると共に、フィルターの硬さ不足が起こることを抑制する技術を提供することにある。
本発明は、上記課題を解決するために、フィルターの吸い口端に配置される吸い口端セクションと、吸い口端セクションの前端に連設される前段セクションとの夫々に主流煙を流すための貫通路を形成し、吸い口端セクションにおける貫通路の流路断面積を前段セクションにおける貫通路の流路断面積よりも大きくすることとした。
より詳しくは、本発明に係るフィルター付きシガレットは、たばこ刻を含むたばこロッドと、チップペーパーを介して前記たばこロッドの端部に接続されるフィルターと、を備えたフィルター付きシガレットであって、前記フィルターは、吸い口端に配置された吸い口端セクションであって、主流煙を流すための貫通路が軸方向に沿って形成された繊維束が設けられる吸い口端セクションと、前記吸い口端セクションの前端に連設された前段セクションであって、主流煙を流すための貫通路が軸方向に沿って形成された繊維束が設けられる前段セクションと、を有し、前記吸い口端セクションにおける貫通路の断面積が前記前段セクションにおける貫通路の断面積よりも大きいことを特徴とする。
本発明によれば、吸い口端セクションにおける貫通路の横断面積のうち、前段セクションの貫通路と軸方向に重なり合う中心側の領域に比べて、前段セクションの貫通路と軸方向に重ならない外周側の領域を流れる主流煙の流速(流量)が相対的に遅くなる(少なくなる)。これにより、吸い口端セクションにおける貫通路の後端から主流煙が口腔内に吸引される際、フィルターの吸い口端面と主流煙が接触する頻度(機会)を減少させることができる。その結果、吸い口端面における貫通路の周囲(縁部)における局所的なタール付着が起こりにくくなる。従って、フィルターにおける吸い口端面のタール汚れを抑制し、目立ちにくくすることができる。また、本発明によれば、フィルターにキャビティやリセス等のセクションを設ける必要がないため、フィルターに硬さ不足が起こることを抑制できる。
また、本発明において、前記吸い口端セクションの長さが前記前段セクションの長さよりも短くてもよい。このように構成することで、フィルターの硬さ不足が顕在化することをより確実に抑制できるようになる。
また、本発明において、前記吸い口端セクションおよび前記前段セクションにおける夫々の貫通路が同軸配置されていてもよい。このように構成することで、フィルターにおける吸い口端面のタール汚れをより良好に目立ちにくくすることが可能となる。
また、本発明において、前記フィルターの前端部に、前記たばこ刻が該フィルター内に進入することを抑制する刻こぼれ抑制手段が設けられていてもよい。このように構成することで、たばこロッドにおけるたばこ刻がフィルター内に進入することを好適に抑制できる。
また、本発明において、前記フィルターの前端部に主流煙を濾過する繊維束を含む濾過材が配設されており、前記濾過材が前記刻こぼれ抑制手段を兼ねていてもよい。このように構成することで、フィルターの材料コストを低減することができ、且つ、フィルターの製造プロセスが複雑になることも抑制できる。
また、本発明において、前記チップペーパーには、外気を前記フィルター内に導入して主流煙を希釈する通気孔が形成されており、前記通気孔は、前記フィルターにおける前記吸い口端セクションよりも上流側に配置されていてもよい。このように構成することで、前段セクションにおいて主流煙を中心側に寄せやすくなるという利点がある。
なお、本発明における課題を解決するための手段は、可能な限り組み合わせて採用することができる。
本発明によれば、フィルター付きシガレットにおいて、吸い口端面のタール汚れを目立ち難くすると共に、フィルターの硬さ不足が起こることを抑制する技術を提供することができる。
図1は、実施形態1に係るシガレットの縦断面図である。 図2は、実施形態1に係るシガレットの斜視図である。 図3は、実施形態1に係るセンターホールフィルターの製造装置を示す図である。 図4は、比較例に係るフィルターの縦断面図である。 図5は、比較例に係るフィルターの吸い口端面におけるタール汚れを概念的に示す図である。 図6は、実施形態1に係るフィルターにおいて通気孔を配置する位置の他のバリエーションを説明する図である。 図7は、変形例1に係るシガレットの縦断面図である。 図8は、変形例2に係るシガレットの縦断面図である。 図9は、変形例3に係るシガレットの縦断面図である。
以下、本発明に係るフィルター付きシガレットの実施形態について、図面を参照して詳しく説明する。本実施形態に記載されている構成要素の寸法、材質、形状、その相対配置等は、特に特定的な記載がない限りは、発明の技術的範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
<実施形態1>
図1は、実施形態1に係るシガレット1の縦断面図である。図2は、実施形態1に係るシガレット1の斜視図である。シガレット1は、たばこロッド2と、このたばこロッド2の一端にチップペーパー3を介して接続されたフィルター4とを備えるフィルター付きシガレットである。
たばこロッド2は、たばこ刻21を巻紙22で巻き取って円柱状(棒形状)に成形したものであり、「単巻」とも呼ばれる。フィルター4は、シガレット1の喫煙時に発生する主流煙を通過させた際に、主流煙に含まれる煙成分を濾過(ろか)するための部材であり、たばこロッド2と実質的に同径の円柱状に成形されている。
フィルター4は、チップペーパー3によって巻装されており、このチップペーパー3を介してたばこロッド2の後端側に接続されている。チップペーパー3は、たばこロッド2の端部とフィルター4を一体に巻き取ることで、これらを接続(連結)する。以下、たばこロッド2の長手方向(軸方向)において、フィルター4と接続される方の端部を「後端」と呼び、それとは反対側の端部を「前端」(先端)と呼ぶ。また、フィルター4の長手方向(軸方向)において、たばこロッド2と接続される方の端部を「前端」と呼び、前端と反対側の端部を「吸い口端」と呼ぶ。また、シガレット1(たばこロッド2、フィルター4)の長手方向(軸方向)に沿った断面を「縦断面」と定義し、それとは直交する方向の断面を「横断面」と定義する。また、図1に示す符号CLは、シガレット1(たばこロッド2、フィルター4)の中心軸を示す。
フィルター4の内部には、前端側から濾過セクションS1、前段セクションS2、吸い口端セクションS3が、これらの順に並んで配置されている。濾過セクションS1には、円柱状に成形したセルロースアセテートの繊維束を巻取紙によって巻き取った濾過材41が設けられている。但し、本実施形態における濾過材41はセルロースアセテートの繊維束に限られず、種々の素材を採用することができる。
前段セクションS2および吸い口端セクションS3には、円柱状に成形されると共に軸方向に沿って貫通路が形成されたセルロースアセテートの繊維束を巻取紙によって巻き取ったセンターホールフィルター42,43がそれぞれ配置されている。以下、前段セクションS2におけるセンターホールフィルター42に形成された貫通路を「第一センターホール42a」と呼ぶ。また、吸い口端セクションS3におけるセンターホールフィルター43に形成された貫通路を「第二センターホール43a」と呼ぶ。
第一センターホール42aは、センターホールフィルター42の中心を通り、軸方向に沿って貫通している。一方、第二センターホール43aは、センターホールフィルター43の中心を通り、軸方向に沿って貫通している。第一センターホール42aおよび第二センターホール43aは、主流煙を流す(通す)ための煙流路(通路)である。本実施形態においては、第一センターホール42aおよび第二センターホール43aが同軸に配置されており、第二センターホール43aの断面積が第一センターホール42aの断面積よりも大きい。言い換えると、吸い口端セクションS3における貫通路の断面積が前段セクションS2における貫通路の断面積よりも大きく設定されている。更に、フィルター4における吸い口端セクションS3(センターホールフィルター43)の長さは、前段セクションS2(センターホールフィルター42)の長さよりも短い。なお、本実施形態においては、第一センターホール42aおよび第二センターホール43aの断面形状を円形状としているが、これには限られない。
フィルター4を巻装するチップペーパー3には、ベンチレーション用の空気(外気)をフィルター4内に導入して主流煙を希釈する通気孔31が形成されている。通気孔31は、図1に示すようにフィルター4における濾過セクションS1に対応する位置に配置されている。喫煙時において、通気孔31を通じて外部の空気がフィルター4内に流入し、たばこロッド2側からフィルター4内に流入する主流煙に通気孔31から導入された空気が混ざることで主流煙が希釈される。
次に、センターホールフィルター42,43の製造方法の一例を説明する。センターホールフィルター42,43は公知の種々の方法によって製造できる。図3は、センターホールフィルターの製造装置100を示す図である。製造装置100は、フィルター繊維(例えばアセテートトウ)150を蓄えた貯蔵容器110、可塑剤添加ユニット120、成形装置130、ラッピング装置140等を備えている。貯蔵容器110に蓄えられたフィルター繊維150は所定の繰出し経路に沿って繰出される。そして、この繰出し過程にて、フィルター繊維150が開繊処理を受けることで、シート状に広げられる。その後、シート状のフィルター繊維150は可塑剤添加ユニット120によってトリアセチン等の可塑剤の添加を受け、後段の成形装置130に供給される。
成形装置130は、シート状のフィルター繊維150を中空ロッド形状のフィルター連続体に成形するための成形装置であって、シート状のフィルター繊維150を絞り込みながら通過させて中空ロッド形状のフィルター連続体に成形する管状成形路であるマンドレル(図示せず)を備える。成形装置130に供給されたシート状のフィルター繊維150は、マンドレルの周りでロッド形状に成形されて順次繰り出され、マンドレルから引き抜かれることでセンターホールが形成される。このようにして形成されたセンターホールを有するフィルター連続体は、後段のラッピング装置140に供給される。ラッピング装置140に供給されたフィルター連続体は、巻取紙によって巻き取られることでフィルターロッドとなり、このフィルターロッドを所定の長さに切断することでセンターホールフィルター42,43を製造することができる。
次に、本実施形態におけるシガレット1の作用および効果について説明する。シガレット1の喫煙時において、たばこロッド2で生成された主流煙がフィルター4に流入すると、主流煙は濾過セクションS1における濾過材41を通過する際にタールやニコチンなどの煙中成分が濾過される。なお、主流煙に含まれるCOは気相成分であるため、濾過材41によって濾過されない。フィルター4の濾過セクションS1にはチップペーパーに穿設された通気孔31が配置されているため、通気孔31を通じて導入された空気が濾過セクションS1を通過する主流煙と混ざる。これにより、主流煙の煙中成分が希釈され、主流煙に含まれるタール、ニコチン、CO等が減少する。
ところで、本実施形態におけるフィルター4は、通気孔31から導入される空気による希釈と、濾過材41での濾過のバランスがいわゆる低濾過高希釈となるように低濾過高希釈設計がなされている。より具体的には、フィルター4の一部の区間に、主流煙を濾過する機能をもたないセクションである前段セクションS2、吸い口端セクションS3を配置することで低濾過高希釈を実現している。
ここで、前段セクションS2および吸い口端セクションS3には、中空状の第一センターホール42aと第二センターホール43aとをそれぞれ有するセンターホールフィルター42,43が設けられている。センターホールフィルター42における横断面のうち、中空状の第一センターホール42aを除く領域は圧縮成形された繊維束によって占められている。よって、センターホールフィルター42の横断面において、繊維束が占有する領域の通気抵抗は第一センターホール42aの通気抵抗に比べて極めて大きいといえる。同様に、センターホールフィルター43における横断面のうち、中空状の第二センターホール43aを除く領域は圧縮成形された繊維束によって占められている。よって、センターホールフィルター43の横断面において、繊維束が占有する領域の通気抵抗は第二センターホール43aの通気抵抗に比べて極めて大きいといえる。従って、濾過セクションS1を通過した主流煙は、通気抵抗が極めて小さな第一センターホール42aおよび第二センターホール43aを順次流れ、最終的に吸い口端から口腔内に吸引される。このように、本実施形態におけるフィルター4は、濾過セクションS1のみ主流煙の煙中成分を濾過する濾過機能を有し、後続する前段セクションS2および吸い口端セクションS3は煙中成分の濾過機能を有しない。これにより、主流煙の希釈と濾過のバランスが低濾過高希釈となり、タールに対するCO比率を下げることができる。その結果、シガレット1の吸いごたえ感が増し、その香喫味を向上することができる。
更に、本実施形態におけるシガレット1は、喫煙時においてフィルター4の吸い口端面に局所的にタールが付着することを抑制する観点から、前段セクションS2における第一センターホール42aの断面積よりも、吸い口端セクションS3における第二センターホール43aとの断面積が大きくなるように、両貫通路の断面積の大小関係を規定している。以下、図4および図5に示す比較例を参照しつつ、本実施形態に係るフィルター4を説明する。
図4は、比較例に係るフィルター40の縦断面図である。フィルター40は、前端側から濾過材410およびセンターホールフィルター430が連設されている。フィルター40の濾過材410およびセンターホールフィルター430は、本実施形態のフィルター4の濾過材41およびセンターホールフィルター43と実質的に等しい。つまり、比較例に係るフィルター40は、図1に示すフィルター4から前段セクションS2(センターホールフィルター42)を除いた構成と実質的に等価である。
比較例に係るフィルター40を備えたシガレットを喫煙する際、たばこロッド側からフィルター40に流入した主流煙は、濾過材410およびセンターホールフィルター430のセンターホール430aを順次流れて口腔内に吸引される。図5は、比較例に係るフィルター40の吸い口端面における局所的なタール汚れを概念的に示す図である。比較例に係るシガレットの喫煙時においては、吸い口端面におけるセンターホール430aの周囲(縁部)にタールが局所的に付着しやすく、吸い口端面のタール汚れが目立ちやすくなってしまう。
一方、本実施形態におけるフィルター4は、吸い口端セクションS3における第二センターホール43aの断面積を、吸い口端セクションS3の直上流に連設される前段セクションS2における第一センターホール42aの断面積に比べて大きく設定することで、吸い口端面における第二センターホール43aの周囲(縁部)の局所的なタール汚れを目立ち難くすることができる。
即ち、図1に示されるように、本実施形態におけるフィルター4は、吸い口端面から奥まった位置である前段セクションS2と吸い口端セクションS3との境界位置において、主流煙の流路断面積が増加する(第一センターホール42a→第二センターホール43a)。そして、前段セクションS2および吸い口端セクションS3の境界位置で第一センターホール42aから第二センターホール43aに流入する際、主流煙は横断面方向に広がりつつ第二センターホール43aに流入する。そのため、センターホールフィルター42の後端面において、第一センターホール42aの周囲(縁部)には局所的なタール付着が起こり得る。しかしながら、図1に示されるように、センターホールフィルター42の後端面は吸い口端面から吸い口端セクションS3の長さだけ奥まった位置に配置されている。従って、センターホールフィルター42の後端面における第一センターホール42aの周囲に局所的なタール付着がたとえ起こっても、そのタール汚れは喫煙者から視認されにくいという利点がある。
次に、第二センターホール43aの中心側と外周側を流れる主流煙の流速(流量)違いについて説明する。第二センターホール43aの横断面積は、第一センターホール42aに比べて大きいため、第二センターホール43aの中心側は第一センターホール42aと軸方向に重なり合うが、外周側は第一センターホール42aと軸方向に重なっていない。その結果、第二センターホール43aにおける中心側に比べて外周側の領域は、主流煙の流速(流量)が相対的に遅くなる(少なくなる)。このように、第二センターホール43aにおける外周側を流れる主流煙の流速(流量)を低減させることで、第二センターホール43aの後端から口腔内に吸引される主流煙が吸い口端面と接触する頻度を減少させることができる。よって、吸い口端面における第二センターホール43aの周囲(縁部)に対する局所的なタール付着を起こりにくくすることができる。その結果、フィルター4における吸い口端面のタール汚れを抑制し、目立ちにくくすることができる。
更に、本実施形態によれば、フィルター4の横断面全体が中空(空洞)となるキャビティやリセス等のセクションを設けることなくフィルター4の低濾過高希釈を実現できる。これによれば、フィルター4の長手方向における全区間にわたって、硬さ不足が起こることを抑制できる。よって、喫煙前や喫煙時に不用意にフィルター4が変形するといった不都合が発生することを抑制できる。以上のように、本実施形態におけるシガレット1によれば、フィルター4における吸い口端面のタール汚れを目立ち難くすると共に、フィルター4の硬さ不足が起こることを好適に抑制できる。
更に、本実施形態のフィルター4は、吸い口端セクションS3の長さを前段セクションS2の長さよりも短くなるように設定している。ここで、センターホールフィルター43の肉厚(壁厚)は、センターホールフィルター42の肉厚(壁厚)に比べて薄いため、センターホールフィルター43の長さを前段セクションS2の長さよりも短くすることで、フィルター4の硬さ不足が顕在化することをより確実に抑制できるようになる。
また、本実施形態においては、フィルター4における第一センターホール42aおよび第二センターホール43aを同軸に配置するようにした。このように構成することで、吸い口端面において第二センターホール43aから流出する主流煙が吸い口端面に接触する頻度を、第二センターホール43aの全周囲にわたってより均一に低減することができる。その結果、フィルター4における吸い口端面のタール汚れをより良好に目立ちにくくすることが可能となる。
更に、本実施形態においては、フィルター4の前端部に位置する濾過セクションS1に濾過材41が設けられているため、この濾過材41を、たばこロッド2のたばこ刻21がフィルター4内に進入する(こぼれる)ことを抑制する刻こぼれ抑制手段として機能させることができる。つまり、濾過セクションS1の濾過材41が刻こぼれ抑制手段を兼ねている。刻こぼれ抑制手段は、たばこ刻21がフィルター4内に進入することを抑制する機能を有していれば濾過材41に限られない。例えば、金属製又は樹脂製等のメッシュ材等のように種々の構成を刻こぼれ抑制手段として採用できる。但し、本実施形態のように、濾過材4に刻こぼれ抑制手段を兼ねさせることで、フィルター4の材料コストを低減することができ、且つ、製造プロセスが複雑になることも抑制できる。
更に、本実施形態においては、フィルター4における通気孔31を濾過セクションS1に対応する位置に配置するようにした。このような構成を採用することで、ベンチレーション用の空気を通気孔31からフィルター4内へと円滑に導入することができるという利点がある。また、通気孔31が濾過セクションS1に配置されている。そして、本実施形態のように吸い口端セクションS3よりも上流側に通気孔31を配置することで、通気孔31からフィルター4内に導入されたベンチレーション(希釈)用の空気の流れによって、前段セクションS2の第一センターホール42aを流れる主流煙を、当該第一センターホール42aの中心側に寄せて通過させやすくなる。つまり、通気孔31から流入した空気の流れを第一センターホール42aの外周側に寄せ、主流煙の流れを第一センターホール42aの中心側に寄せながらこれらを下流側に向けて流下させることができる。このような主流煙および希釈用空気の流れは、吸い口端セクションS3の第二センターホール43aを通過する際も維持されるため、第二センターホール43aの後端から口腔内に吸引される主流煙が吸い口端面と接触する頻度を減少させる効果がより一層高まる。従って、フィルター4における吸い口端面のタール汚れを、より一層目立ちにくくすることができる。上述した「主流煙を第一センターホール42aの中心側に寄せて通過させる」という作用は、フィルター4における吸い口端セクションS3よりも上流側に通気孔31を配置することで得ることができる。
従って、通気孔31を濾過セクションS1に対応する位置に配置する代わりに、図6に示す構成例のように前段セクションS2に対応する位置に配置しても好適である。図6は、通気孔31を配置する位置の他のバリエーションを説明する図である。図6に示す例では、フィルター4の前段セクションS2に対応する位置に通気孔31が配置されている。図示のように、通気孔31は、チップペーパー3だけでなく、センターホールフィルター42の第二センターホール43aを囲む側壁を貫通している。そして、通気孔31を濾過セクションS1に配置する場合と同様、前段セクションS2の通気孔31からセンターホールフィルター42の第二センターホール43a内に導入された希釈用空気の流れによって主流煙をセンターホール42aの中心側に寄せた状態で流すことができ、フィルター4における吸い口端面のタール汚れを目立ちにくくすることができる。なお、図6に示す構成例では、通気孔31をセンターホールフィルター42の側壁およびチップペーパー3の双方に開孔しているが、チップペーパー3に対してのみ通気孔31を開孔してもよく、その場合においてもセンターホールフィルター42を透過した空気を第二センターホール43aに導入させることができる。
次に、フィルター4における第一センターホール42aおよび第二センターホール43aの直径、長さについて例示的に説明する。本実施形態において、前段セクションS2(センターホールフィルター42)における第一センターホール42aの直径を、フィルター4における直径の26%以上39%以下の範囲とする態様が一例として挙げられる。例えば、フィルター4の直径が7.7mmの通常サイズの場合、第一センターホール42aの直径を2mm以上3mm以下とする態様を挙げることができる。また、フィルター4の直径が5.3mmのスリムサイズの場合、第一センターホール42aの直径を1.3mm以上2mm以下とする態様を挙げることができる。
一方、吸い口端セクションS3(センターホールフィルター43)の第二センターホール43aの直径を、フィルター4における直径の39%より大きく78%以下の範囲とする態様が一例として挙げられる。例えば、フィルター4の直径が7.7mmの通常サイズの場合、第二センターホール43aの直径を3mmより大きく6mm以下とする態様を挙げることができる。また、例えば、フィルター4の直径が5.3mmのスリムサイズの場合、第二センターホール43aの直径を2mmより大きく4.1mm以下とする態様が挙げられる。
また、センターホールフィルター42が配置される前段セクションS2の長さは7mm以上とする態様が挙げられ、センターホールフィルター43が配置される吸い口端セクションS3の長さは5mm以上10mm以下とする態様が挙げられる。また、吸い口端セクションS3における第二センターホール43aの長さに対する直径の比率(直径/長さ)は、0.3以上1.2以下とする態様を挙げることができる。前段セクションS2(センターホールフィルター42)の後端面における局所的なタール汚れを視認させ難くする観点から、第二センターホール43aの長さに対する直径の比率を1.2以下とすることが好ましい。
なお、前段セクションS2における第一センターホール42aと、吸い口端セクションS3における第二センターホール43aの断面形状は円形状に限られず、種々の形状を採用することができる。ここで、第一センターホール42aの断面形状が円形状ではない場合、第一センターホール42aの外接円の直径が2mm以上3mm以下となるように第一センターホール42aを形成する態様を挙げることができる。また、第二センターホール43aの断面形状が円形状ではない場合、第二センターホール43aの内接円の直径が3mmより大きく6mm以下となるように第二センターホール43aを形成する態様を挙げることができる。
<変形例>
本実施形態に係るフィルター4は、種々の変形例を採用することができる。以下、本実施形態におけるフィルター4の変形例を説明する。
図7は、変形例1に係るシガレット1Aの縦断面図である。シガレット1Aが備えるフィルター4Aは、濾過セクションS1の前段に、チャコール(活性炭)添加濾過材44を含むチャコール濾過セクションS0が配置されている点を除いて、図1に示すフィルター4と共通している。フィルター4Aの前端側から、チャコール濾過セクションS0、濾過セクションS1、前段セクションS2、吸い口端セクションS3がこれらの順に連なって配置されている。チャコール濾過セクションS0に設けられたチャコール添加濾過材44は、活性炭(例えば、20〜80Meshのヤシがら由来炭)を添加したセルロースアセテート繊維束を巻取紙によって巻き取ったチャコールフィルターである。なお、チャコール(活性炭)は、主流煙の煙中成分を吸着する吸着剤として機能する。
本変形例においては、チャコール添加濾過材44の後端にセルロースアセテート繊維からなる濾過材41が連設されている。これによれば、チャコール添加濾過材44の後段に配置する濾過材41を、チャコール添加濾過材44に添加された活性炭が前段セクションS2(センターホールフィルター42)の第一センターホール42aに進入することを抑制する活性炭こぼれ抑制手段として機能させることができる。なお、チャコール濾過セクションS0の後端に濾過材41を設置する代わりに、活性炭こぼれ抑制手段として機能する金属製や樹脂製のメッシュ材等を配置してもよい。
また、図1に示すフィルター4では、濾過機能をもたないセクションとして、前段セクションS2および吸い口端セクションS3を配置する例を開示しているが、濾過セクションS1と前段セクションS2の間に濾過機能をもたないセクション、或いは濾過機能を有するセクション等を適宜配設してもよい。つまり、本実施形態におけるフィルター4は、吸い口端セクションS3の貫通路である第二センターホール43aの断面積を、吸い口端セクションS3の直上流に位置する前段セクションS2の貫通路である第一センターホール42aの断面積よりも大きく設定されていればよく、フィルター4における前段セクションS2よりも上流側の構成については種々の変形例を採用できる。
図8は、変形例2に係るシガレット1Bの縦断面図である。変形例2に係るシガレット1Bが備えるフィルター4Bは、図1に示したフィルター4における濾過セクションS1と前段セクションS2の間に、更にセンターホールセクションS4、S5を追加配置した構造を採用している。センターホールセクションS4には、第三センターホール45aを有するセンターホールフィルター45が配設され、センターホールセクションS5には、第四センターホール46aを有するセンターホールフィルター46が配設されている。図8に示すフィルター4Bにおいては、第三センターホール45a、第四センターホール46a、第一センターホール42a、第二センターホール43aが同軸配置されている。また、各センターホールにおける主流煙の流路断面積は、第三センターホール45a、第四センターホール46a、第一センターホール42a、第二センターホール43aの順に段階的に増大している。このような変形例においても、図1に示すフィルター4と同様の効果、即ち、フィルターにおける吸い口端面のタール汚れを目立ち難くすると共に、フィルターの硬さ不足を抑制することが可能となる。
図9は、変形例3に係るシガレット1Cの縦断面図である。変形例3に係るシガレット1Cが備えるフィルター4Cは、図8に示したフィルター4BにおけるセンターホールセクションS4およびS5の位置が入れ替わっている。即ち、フィルター4Cにおいては、前端側から濾過セクションS1、センターホールセクションS5、センターホールセクションS4、前段セクションS2、および吸い口端セクションS3がこれらの順に連なって配置されている。変形例3に係るフィルター4Cにおいては、濾過セクションS1を通過した主流煙が、第四センターホール46aに流入し、順次、第三センターホール45a、第一センターホール42a、第二センターホール43aを通過した後、喫煙者に吸引される。本変形例においても、吸い口端セクションS3における第二センターホール43aの断面積が、吸い口端セクションS3の直上流に連設される前段セクションS2における第一センターホール42aの断面積に比べて大きく設定されているため、図1に示したフィルター4と同様、フィルターにおける吸い口端面のタール汚れを目立ち難くすると共に、フィルターの硬さ不足を抑制することが可能となる。
以上、本発明の好適な実施形態を説明したが、実施形態に係るフィルター付きシガレットは、種々の変更、改良、組み合わせ等が可能である。
1、1A、1B、1C・・・シガレット
2・・・たばこロッド
3・・・チップペーパー
4、4A、4B、4C・・・フィルター
S1・・・濾過セクション
S2・・・前段セクション
S3・・・吸い口端セクション
41・・・濾過材
42、43・・・センターホールフィルター
42a・・・第一センターホール
43a・・・第二センターホール

Claims (6)

  1. たばこ刻を含むたばこロッドと、チップペーパーを介して前記たばこロッドの端部に接続されるフィルターと、を備えたフィルター付きシガレットであって、
    前記フィルターは、
    吸い口端に配置された吸い口端セクションであって、主流煙を流すための貫通路が軸方向に沿って形成された繊維束が設けられる吸い口端セクションと、
    前記吸い口端セクションの前端に連設された前段セクションであって、主流煙を流すための貫通路が軸方向に沿って形成された繊維束が設けられる前段セクションと、
    を有し、
    前記吸い口端セクションにおける貫通路の断面積が前記前段セクションにおける貫通路の断面積よりも大きいことを特徴とするフィルター付きシガレット。
  2. 前記吸い口端セクションの長さが前記前段セクションの長さよりも短いことを特徴とする請求項1に記載のフィルター付きシガレット。
  3. 前記吸い口端セクションおよび前記前段セクションにおける夫々の貫通路が同軸配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のフィルター付きシガレット。
  4. 前記フィルターの前端部に、前記たばこ刻が該フィルター内に進入することを抑制する刻こぼれ抑制手段が設けられていることを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載のフィルター付きシガレット。
  5. 前記フィルターの前端部に主流煙を濾過する繊維束を含む濾過材が配設されており、前記濾過材が前記刻こぼれ抑制手段を兼ねていることを特徴とする請求項4に記載のフィルター付きシガレット。
  6. 前記チップペーパーには、外気を前記フィルター内に導入して主流煙を希釈する通気孔が形成されており、
    前記通気孔は、前記フィルターにおける前記吸い口端セクションよりも上流側に配置されていることを特徴とする請求項1から5の何れか一項に記載のフィルター付きシガレット。
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