JP6215810B2 - Game machine - Google Patents
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Description
本発明は、遊技を行う遊技機に関する。 The present invention relates to a gaming machine that performs a game.
遊技機として、遊技球などの遊技媒体を発射装置によって遊技領域に発射し、遊技領域に設けられている入賞口などの入賞領域に遊技媒体が入賞すると、所定個の賞球が遊技者に払い出されるものがある。さらに、入賞領域に遊技媒体が入賞する(始動条件が成立する)と識別情報を変動可能に表示(可変表示)する可変表示手段が設けられ、可変表示手段において識別情報の可変表示の表示結果が特定表示結果(大当り図柄)となった場合に遊技者にとって有利な特定遊技状態(大当り遊技状態)に制御可能になるように構成されたものがある。 As a gaming machine, a game medium such as a game ball is launched into a game area by a launching device, and when a game medium wins a prize area such as a prize opening provided in the game area, a predetermined number of prize balls are paid out to the player. There is something to be done. Further, there is provided variable display means for displaying the identification information in a variable manner (variable display) when the game medium wins in the winning area (starting condition is established), and the variable display means displays the variable information display result. Some are configured to be controllable to a specific gaming state (hit game state) advantageous to the player when a specific display result (hit game symbol) is obtained.
このような遊技機において、電動チューリップ26が開放される頻度が通常よりも高い状態の間、遊技者に右打ちを促す報知を行うパチンコ遊技機がある(例えば特許文献1参照)。 In such a gaming machine, there is a pachinko gaming machine that makes a notification that prompts the player to turn right while the frequency of opening the electric tulip 26 is higher than usual (see, for example, Patent Document 1).
しかしながら、遊技者に右打ちを促す報知を行っている表示領域に、可動役物などによって視認が妨げられた場合、遊技者は、右打ちすべきことを認識できないおそれがあった。 However, when the visual recognition is hindered by a movable accessory or the like in the display area informing the player to make a right strike, the player may not be able to recognize that the player should make a right strike.
この発明は、上記実状に鑑みてなされたものであり、指示を容易に認識できる遊技機の提供を目的とする。 The present invention has been made in view of the above circumstances, and an object thereof is to provide a gaming machine capable of easily recognizing an instruction.
(手段1)本発明による遊技機は、遊技を行う遊技機(例えば、パチンコ遊技機1など)であって、異常を検出する異常検出手段(例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ100が、閉鎖状態であるにもかかわらず大入賞口に遊技球が入賞したことを検出する部分)と、演出音を出力可能な演出音出力部(例えば、スピーカ8L,8R)と、所定経路(例えば、右遊技領域2Bなど)を遊技媒体が通過したときの有利度合いが、第1状態(例えば通常状態など)よりも有利な第2状態(例えば、確変状態や、時短状態、大当り遊技状態、小当り遊技状態など)に制御する状態制御手段(例えば、CPU103など)と、状態制御手段によって第2状態に制御されている場合、所定経路を遊技媒体が通過させる指示を第1表示領域(例えば、画像表示装置5の上方の表示領域など)に表示する第1指示表示(例えば、第1右打ち指示報知など)と、該第1表示領域とは異なる第2表示領域(例えば、画像表示装置5の下方右側の表示領域など)に表示する第2指示表示(例えば、第2右打ち指示報知など)とを実行可能な指示表示手段(例えば、演出制御用CPU120など)と、異常検出手段によって異常が検出された場合に、報知音を演出音出力部から出力する報知音出力手段(例えば、演出制御用CPU120が、エラーを検出したことを指定するエラー検出指定コマンドを受信した場合に、ステップS2204,S2304においてエラー報知演出を実行する部分)と、設定条件(例えば、客待ちデモ演出が開始されてから30秒が経過すること)が成立したことにもとづいて、消費される電力を減少させる節電状態に移行し、解除条件(例えば、遊技者の動作を検出すること、始動入賞が発生すること)が成立したことにもとづいて、節電状態を解除する節電状態制御手段(例えば、演出制御用CPU120が、ステップS820において節電状態を設定し、ステップS828において節電状態を解除する部分)と、第2状態に制御する期間が長い第1有利状態と、該第1有利状態より第2状態に制御する期間が短い第2有利状態とに制御可能な状態制御手段とを備え、指示表示手段は、第1表示領域の少なくとも一部の視認が妨げられている場合でも、第2表示領域の視認が妨げられることなく第2指示表示を実行し、節電状態制御手段は、解除条件が成立した場合、設定条件が成立してから節電状態に移行するまでの期間(例えば、T1)より短い期間(例えば、T2)にて節電状態を解除し(例えば、演出制御用CPU120が、ステップS2209,S2212〜S2214,S820において、客待ちデモ演出が開始されてから30秒が経過することが成立した時点からT1経過後に節電状態を設定し、ステップS2312,S2315〜S2317,S828において、節電状態において遊技者の動作を検出することまたは始動入賞が発生することが成立した時点からT2(T1>T2)経過後に節電状態を解除する部分)、報知音出力手段は、節電状態に移行されているときであっても、異常検出手段によって異常が検出された場合に報知音を出力可能であり(例えば、演出制御用CPU120が、ステップS2209,S2212〜S2214,S820において、客待ちデモ演出が開始されてから30秒が経過することが成立した時点からT1経過後に節電状態を設定し、ステップS2301のY,S2304において、節電状態にてエラーを検出したことを指定するエラー検出指定コマンドを受信した場合に、エラー報知演出を実行する部分)、指示表示手段は、節電状態に移行されているときは、第1指示表示を視認困難とし、第2指示表示を視認可能とし、第1有利状態においては第1指示表示および第2指示表示を実行する一方、第2有利状態においては第1指示表示を実行せずに第2指示表示を実行することを特徴とする。このような構成によれば、第1表示領域の少なくとも一部の視認が妨げられている場合でも、第2表示領域の視認が妨げられることなく第2指示表示を実行することができるため、遊技者は、指示を容易に認識することができる。
(Means 1) A gaming machine according to the present invention is a gaming machine (for example,
(手段2)手段1において、指示表示手段は、第2指示表示を第1指示表示よりも視認性の低い態様(例えば、小さくて薄い態様など)で実行する、ようにしてもよい。このような構成によれば、第2指示表示が第1指示表示よりも視認性の低い態様で実行されるため、煩わしさを感じさせないようにすることができる。
(Means 2) In the
(手段3)手段1または手段2のいずれかにおいて、特定演出(例えば、スーパーリーチ演出など)を実行する特定演出実行手段(例えば、ステップS529の処理を実行する演出制御用CPU120など)をさらに備え、指示表示手段は、特定演出実行手段によって特定演出が実行されている場合、第1指示表示の実行を制限する一方で第2指示表示を実行する(例えば、演出制御用CPU120は、ステップS531の処理などを実行する)、ようにしてもよい。このような構成によれば、特定演出の妨げとなることなく、所定領域に遊技媒体を発射すべき旨の指示を表示することができる。
(Means 3) Either means 1 or means 2 further includes specific effect execution means for executing a specific effect (for example, a super reach effect) (for example, an
(手段4)手段1から手段3のいずれかにおいて、指示表示手段は、所定条件が成立する毎に(例えば、大当り遊技状態や小当り遊技状態に制御される毎に)、所定領域に遊技媒体を発射すべき旨の指示を行う、ようにしてもよい。このような構成によれば、所定条件の成立と所定領域に遊技媒体を発射すべきこととを容易に認識できるようになる。
(Means 4) In any one of the
(手段5)手段1から手段4のいずれかにおいて、指示表示手段は、第1指示表示を、第1表示領域に含まれる複数の表示領域(例えば、画像表示装置5の上方左側、上方中央、上方右側の表示領域など)のうちのいずれかで実行可能である、ようにしてもよい。このような構成によれば、指示表示手段における他の表示を邪魔することなく、第1指示表示を実行することができる。
(Means 5) In any one of the
以下、図面を参照しつつ、本発明の一実施形態を詳細に説明する。図1は、本実施の形態におけるパチンコ遊技機の正面図であり、主要部材の配置レイアウトを示す。パチンコ遊技機(遊技機)1は、大別して、遊技盤面を構成する遊技盤(ゲージ盤)2と、遊技盤2を支持固定する遊技機用枠(台枠)3とから構成されている。遊技盤2には、ガイドレールによって囲まれた、ほぼ円形状の遊技領域が形成されている。この遊技領域には、遊技媒体としての遊技球が、所定の打球発射装置から発射されて打ち込まれる。
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described in detail with reference to the drawings. FIG. 1 is a front view of a pachinko gaming machine according to the present embodiment and shows an arrangement layout of main members. The pachinko gaming machine (gaming machine) 1 is roughly composed of a gaming board (gauge board) 2 constituting a gaming board surface and a gaming machine frame (base frame) 3 for supporting and fixing the
遊技盤の所定位置(図1に示す例では、遊技領域の右側方)には、第1特別図柄表示装置4Aと、第2特別図柄表示装置4Bとが設けられている。第1特別図柄表示装置4Aと第2特別図柄表示装置4Bはそれぞれ、例えば7セグメントやドットマトリクスのLED(発光ダイオード)等から構成され、可変表示ゲームの一例となる特図ゲームにおいて、各々を識別可能な複数種類の識別情報(特別識別情報)である特別図柄(「特図」ともいう)が、変動可能に表示(可変表示)される。例えば、第1特別図柄表示装置4Aと第2特別図柄表示装置4Bはそれぞれ、「0」〜「9」を示す数字や「−」を示す記号等から構成される複数種類の特別図柄を可変表示する。
A first special
なお、第1特別図柄表示装置4Aや第2特別図柄表示装置4Bにおいて表示される特別図柄は、「0」〜「9」を示す数字や「−」を示す記号等から構成されるものに限定されず、例えば7セグメントのLEDにおいて点灯させるものと消灯させるものとの組合せを異ならせた複数種類の点灯パターンが、複数種類の特別図柄として予め設定されていればよい。以下では、第1特別図柄表示装置4Aにおいて可変表示される特別図柄を「第1特図」ともいい、第2特別図柄表示装置4Bにおいて可変表示される特別図柄を「第2特図」ともいう。
The special symbols displayed on the first special
遊技盤における遊技領域2の中央付近には、画像表示装置5が設けられている。画像表示装置5は、例えばLCD(液晶表示装置)等から構成され、各種の演出画像を表示する表示領域を形成している。画像表示装置5の表示領域では、特図ゲームにおける第1特別図柄表示装置4Aによる第1特図の可変表示や第2特別図柄表示装置4Bによる第2特図の可変表示のそれぞれに対応して、例えば3つといった複数の可変表示部となる飾り図柄表示エリアにて、各々を識別可能な複数種類の識別情報(装飾識別情報)である飾り図柄が可変表示される。この飾り図柄の可変表示も、可変表示ゲームに含まれる。
An
一例として、画像表示装置5の表示領域には、「左」、「中」、「右」の飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rが配置されている。そして、特図ゲームにおいて第1特別図柄表示装置4Aにおける第1特図の変動と第2特別図柄表示装置4Bにおける第2特図の変動のうち、いずれかが開始されることに対応して、「左」、「中」、「右」の各飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rにおいて飾り図柄の変動(例えば上下方向のスクロール表示)が開始される。その後、特図ゲームにおける可変表示結果として確定特別図柄が停止表示されるときに、画像表示装置5における「左」、「中」、「右」の各飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rにて、飾り図柄の可変表示結果となる確定飾り図柄(最終停止図柄)が停止表示される。
As an example, “left”, “middle”, and “right” decorative symbol display areas 5L, 5C, and 5R are arranged in the display area of the
このように、画像表示装置5の表示領域では、第1特別図柄表示装置4Aにおける第1特図を用いた特図ゲーム、または、第2特別図柄表示装置4Bにおける第2特図を用いた特図ゲームと同期して、各々が識別可能な複数種類の飾り図柄の可変表示を行い、可変表示結果となる確定飾り図柄を導出表示(あるいは単に「導出」ともいう)する。なお、例えば特別図柄や飾り図柄といった、各種の表示図柄を導出表示するとは、飾り図柄等の識別情報を停止表示(完全停止表示や最終停止表示ともいう)して可変表示を終了させることである。これに対して、飾り図柄の可変表示を開始してから可変表示結果となる確定飾り図柄が導出表示されるまでの可変表示中には、飾り図柄の変動速度が「0」となって、飾り図柄が停留して表示され、例えば微少な揺れや伸縮などを生じさせる表示状態となることがある。このような表示状態は、仮停止表示ともいい、可変表示における表示結果が確定的に表示されていないものの、スクロール表示や更新表示による飾り図柄の変動が進行していないことを遊技者が認識可能となる。なお、仮停止表示には、微少な揺れや伸縮なども生じさせず、所定時間(例えば1秒間)よりも短い時間だけ、飾り図柄を完全停止表示することなどが含まれてもよい。
As described above, in the display area of the
図1に示すパチンコ遊技機1の構成例では、第1特別図柄表示装置4A及び第2特別図柄表示装置4Bの上部に、特図保留記憶数を特定可能に表示するための第1保留表示器25Aと第2保留表示器25Bとが設けられている。第1保留表示器25Aは、第1特図保留記憶数を特定可能に表示する。第2保留表示器25Bは、第2特図保留記憶数を特定可能に表示する。
In the configuration example of the
第1特図保留記憶数は、例えば第1始動入賞口を遊技球が通過(進入)する第1始動入賞の発生により、第1特別図柄表示装置4Aによる第1特図を用いた特図ゲームの始動条件(第1始動条件)が成立したときに、当該第1始動条件の成立に基づく第1特図を用いた特図ゲームを開始するための第1開始条件が成立しなければ1加算(インクリメント)される。これにより、第1特図を用いた特図ゲームの実行が保留される。
The first special figure holding memory number is, for example, a special figure game using the first special figure by the first special
第2特図保留記憶数は、例えば第2始動入賞口を遊技球が通過(進入)する第2始動入賞の発生により、第2特別図柄表示装置4Bによる第2特図を用いた特図ゲームの始動条件(第2始動条件)が成立したときに、当該第2始動条件の成立に基づく第2特図を用いた特図ゲームを開始するための第2開始条件が成立しなければ1加算(インクリメント)される。これにより、第2特図を用いた特図ゲームの実行が保留される。
The second special figure holding memory number is a special figure game using the second special figure by the second special
第1特図を用いた特図ゲームの実行が開始されるときには、第1特図保留記憶数が1減算(デクリメント)される。第2特図を用いた特図ゲームの実行が開始されるときには、第2特図保留記憶数が1減算(デクリメント)される。このように、普通入賞球装置6Aが形成する第1始動入賞口や普通可変入賞球装置6Bが形成する第2始動入賞口に遊技球が進入(始動入賞)したことに基づき、特図ゲームや飾り図柄の可変表示といった可変表示ゲームを実行するための始動条件(「実行条件」ともいう)は成立したが、先に成立した開始条件に基づく可変表示ゲームが実行中であることやパチンコ遊技機1が大当り遊技状態または小当り遊技状態に制御されていることなどにより、可変表示ゲームを開始するための開始条件は成立していないときには、可変表示の保留が発生する。
When the execution of the special figure game using the first special figure is started, the first special figure holding memory number is decremented by 1 (decrement). When the execution of the special figure game using the second special figure is started, the second special figure holding memory number is decremented by 1 (decrement). In this way, based on the fact that the game ball has entered (start winning) the first start winning opening formed by the normal
第1特図保留記憶数と第2特図保留記憶数とを加算した可変表示の保留記憶数は、特に、合計保留記憶数ともいう。単に「特図保留記憶数」というときには、通常、第1特図保留記憶数、第2特図保留記憶数及び合計保留記憶数のいずれも含む概念を指すが、特に、これらの一部(例えば第1特図保留記憶数と第2特図保留記憶数を含む一方で合計保留記憶数は除く概念)を指すこともあるものとする。第1保留表示器25Aと第2保留表示器25Bはそれぞれ、例えば第1特図保留記憶数と第2特図保留記憶数のそれぞれにおける上限値(例えば「4」)に対応した個数(例えば4個)のLEDを含んで構成されている。
The variable display hold memory number obtained by adding the first special figure hold memory number and the second special figure hold memory number is also referred to as a total hold memory number. When simply referring to the “number of special figure hold memory”, it usually refers to a concept including any of the first special figure hold memory number, the second special figure hold memory number, and the total hold memory number. It may refer to a concept that includes the first special figure reserved memory number and the second special figure reserved memory number but excludes the total reserved memory number). Each of the
第1保留表示器25Aや第2保留表示器25Bとともに、あるいは、これらの保留表示器に代えて、画像表示装置5の表示領域に始動入賞記憶数表示エリアを設けてもよい。すなわち、始動入賞記憶表示エリアでは、可変表示の保留数(特図保留記憶数)を特定可能に表示する保留記憶表示が行われる。
A start winning memory number display area may be provided in the display area of the
画像表示装置5の表示領域における所定縁部の近傍には、可動演出部材60が設けられている。一例として、表示領域が横長の方形状(横向きの長方形)である場合には、長辺(例えば上縁部となる上辺)における外周縁部の近傍にて表示領域の周囲を装飾する装飾部材の内部または外部に、可動演出部材60が収容されていればよい。このように、可動演出部材60は、画像表示装置5における表示領域の所定端部に近接して設けられたものであればよい。
A
可動演出部材60は、図2に示す可動演出部材用モータ61の回転駆動により、画像表示装置5における表示領域の前面に進出する演出用模型(演出用役物装置)を構成するものであればよい。すなわち、可動演出部材60は、表示領域の周囲を装飾する装飾部材の内部または外部に収容された退避位置と、表示領域の前面に進出した進出位置とのあいだで、移動可能なものであってもよい。このとき、退避位置から進出位置へと向かう方向は、画像表示装置5における表示領域の所定縁部(例えば上縁部となる上辺)から他の縁部(例えば下縁部となる下辺)へと向かう方向であればよい。なお、所定縁部から他の縁部に達するまで進出してもよいし、他の縁部に達するより前(例えば表示領域の中央部)に進出位置となるようにしてもよい。可動演出部材60は、飾り図柄の可変表示中に画像表示装置5における表示領域の前面に進出する演出動作によって、リーチ演出が「スーパーリーチ」となる可能性が高いこと、ひいては可変表示結果が「大当り」となる可能性が高いことを示唆すればよい。なお、可動演出部材60は、表示領域の前面に進出可能なものに限定されず、例えば回転装飾体を用いて構成され、表示領域の近傍にて回転する演出動作によって、可変表示結果が「大当り」となる可能性が高いことを示唆してもよい。
As long as the
遊技盤2の盤面上に形成された遊技領域には、画像表示装置5の天辺からみて左側の左遊技領域2A(第1遊技領域)と、右側の右遊技領域2B(第2遊技領域)とがある。第1遊技領域である左遊技領域2Aと、第2遊技領域である右遊技領域2Bは、例えば遊技領域内における画像表示装置5の端面や釘の配列PLなどにより区分けされていればよい。打球発射装置から発射されて遊技領域に打ち込まれた遊技球は、第1遊技領域である左遊技領域2Aへと誘導された場合に、例えば釘の配列PLに沿って誘導されることにより、第2遊技領域である右遊技領域2Bへと誘導不可能または誘導困難となる。
The game area formed on the board surface of the
左遊技領域2Aには、普通入賞球装置6Aが設けられている。例えば普通入賞球装置6Aは、画像表示装置5の中央下方に設けられている。普通入賞球装置6Aは、例えば所定の玉受部材によって常に一定の開放状態に保たれる第1始動入賞口を形成する。このように、左遊技領域2Aには、常時遊技球が進入可能な第1始動入賞口を形成する普通入賞球装置6Aが設けられている。
In the
右遊技領域2Bには、普通可変入賞球装置6Bと通過ゲート41とが設けられている。例えば普通可変入賞球装置6Bは、画像表示装置5の右下方に設けられ、通過ゲート41は、普通可変入賞球装置6Bの上方(画像表示装置5の右側方)に設けられている。普通可変入賞球装置6Bは、図2に示す普通電動役物用のソレノイド81によって垂直位置となる閉鎖状態と傾動位置となる開放状態とに変化する一対の可動翼片を有する電動チューリップ型役物(普通電動役物)を備え、第2始動入賞口を形成する。一例として、普通可変入賞球装置6Bでは、普通電動役物用のソレノイド81がオフ状態であるときに可動翼片が垂直位置となることにより、遊技球が第2始動入賞口に進入しない閉鎖状態となる。その一方で、普通可変入賞球装置6Bでは、普通電動役物用のソレノイド81がオン状態であるときに可動翼片が傾動位置となることにより、遊技球が第2始動入賞口に進入する開放状態(第1状態)となる。なお、普通可変入賞球装置6Bは、閉鎖状態(第2状態)であるときでも、第2始動入賞口には遊技球が進入可能であるものの、開放状態であるときよりも遊技球が進入する可能性が低くなるように構成してもよい。このように、右遊技領域2Bには、遊技球が進入可能な第1状態と、遊技球が進入不可能または進入困難な第2状態とに変化する第2始動入賞口を形成する普通可変入賞球装置6Bが設けられている。
In the
左遊技領域2Aや右遊技領域2Bにおける普通入賞球装置6Aや普通可変入賞球装置6Bなどの配置により、第1遊技領域である左遊技領域2Aへと誘導された遊技球は、第2遊技領域である右遊技領域2Bに設けられた通過ゲート41を通過したり、普通可変入賞球装置6Bが形成する第2始動入賞口を通過(進入)したりすることが不可能または困難である。加えて、第2遊技領域である右遊技領域2Bへと誘導された遊技球は、第1遊技領域である左遊技領域2Aに設けられた普通入賞球装置6Aが形成する第1始動入賞口を通過(進入)することが不可能または困難である。
The game balls guided to the
普通入賞球装置6Aに形成された第1始動入賞口に進入した遊技球は、例えば図2に示す第1始動口スイッチ22Aによって検出される。普通可変入賞球装置6Bに形成された第2始動入賞口に進入した遊技球は、例えば図2に示す第2始動口スイッチ22Bによって検出される。第1始動口スイッチ22Aによって遊技球が検出されたことに基づき、所定個数(例えば3個)の遊技球が賞球(景品遊技媒体)として払い出され、第1保留記憶数が所定の上限値(例えば「4」)以下であれば、第1始動条件が成立する。第2始動口スイッチ22Bによって遊技球が検出されたことに基づき、所定個数(例えば3個)の遊技球が賞球として払い出され、第2保留記憶数が所定の上限値以下であれば、第2始動条件が成立する。
A game ball that has entered the first start winning opening formed in the normal
なお、第1始動口スイッチ22Aによって遊技球が検出されたことに基づいて払い出される賞球の個数と、第2始動口スイッチ22Bによって遊技球が検出されたことに基づいて払い出される賞球の個数は、互いに同一の個数であってもよいし、異なる個数であってもよい。パチンコ遊技機1は、賞球となる遊技球を直接に払い出すものであってもよいし、賞球となる遊技球の個数に対応した得点を付与するものであってもよい。
The number of prize balls to be paid out based on the detection of the game ball by the first start port switch 22A and the number of prize balls to be paid out based on the detection of the game ball by the second start port switch 22B. May be the same number or different numbers. The
普通可変入賞球装置6Bの下方には、特別可変入賞球装置7が設けられている。すなわち、特別可変入賞球装置7は、第2遊技領域となる右遊技領域2Bに設けられている。特別可変入賞球装置7は、図2に示す大入賞口扉用となるソレノイド82によって開閉駆動される大入賞口扉を備え、その大入賞口扉によって開放状態と閉鎖状態とに変化する特定領域としての大入賞口を形成する。
A special variable winning
一例として、特別可変入賞球装置7では、大入賞口扉用のソレノイド82がオフ状態であるときに大入賞口扉が大入賞口を閉鎖状態として、遊技球が大入賞口を通過(進入)できなくする。その一方で、特別可変入賞球装置7では、大入賞口扉用のソレノイド82がオン状態であるときに大入賞口扉が大入賞口を開放状態として、遊技球が大入賞口を通過(進入)しやすくする。このように、特定領域としての大入賞口は、遊技球が通過(進入)しやすく遊技者にとって有利な開放状態と、遊技球が通過(進入)できず遊技者にとって不利な閉鎖状態とに変化する。なお、遊技球が大入賞口を通過(進入)できない閉鎖状態に代えて、あるいは閉鎖状態の他に、遊技球が大入賞口を通過(進入)しにくい一部開放状態を設けてもよい。
As an example, in the special variable winning
大入賞口を通過(進入)した遊技球は、例えば図2に示すカウントスイッチ23によって検出される。カウントスイッチ23によって遊技球が検出されたことに基づき、所定個数(例えば14個)の遊技球が賞球として払い出される。こうして、特別可変入賞球装置7において開放状態となった大入賞口を遊技球が通過(進入)したときには、例えば第1始動入賞口や第2始動入賞口といった、他の入賞口を遊技球が通過(進入)したときよりも多くの賞球が払い出される。したがって、特別可変入賞球装置7において大入賞口が開放状態となれば、その大入賞口に遊技球が進入可能となり、遊技者にとって有利な第1状態となる。その一方で、特別可変入賞球装置7において大入賞口が閉鎖状態となれば、大入賞口に遊技球を通過(進入)させて賞球を得ることが不可能または困難になり、遊技者にとって不利な第2状態となる。
The game ball that has passed (entered) through the big prize opening is detected by, for example, the
遊技盤2の所定位置(図1に示す例では、遊技領域の左側方)には、普通図柄表示器20が設けられている。一例として、普通図柄表示器20は、第1特別図柄表示装置4Aや第2特別図柄表示装置4Bと同様に7セグメントやドットマトリクスのLED等から構成され、特別図柄とは異なる複数種類の識別情報である普通図柄(「普図」あるいは「普通図」ともいう)を変動可能に表示(可変表示)する。このような普通図柄の可変表示は、普図ゲーム(「普通図ゲーム」ともいう)と称される。普通図柄表示器20の上方には、普図保留表示器25Cが設けられている。普図保留表示器25Cは、例えば4個のLEDを含んで構成され、通過ゲート41を通過した有効通過球数としての普図保留記憶数を表示する。
A
遊技盤2の表面には、上記の構成以外にも、遊技球の流下方向や速度を変化させる風車及び多数の障害釘が設けられている。また、第1始動入賞口、第2始動入賞口及び大入賞口とは異なる入賞口として、例えば所定の玉受部材によって常に一定の開放状態に保たれる単一または複数の一般入賞口が設けられてもよい。この場合には、一般入賞口のいずれかに進入した遊技球が所定の一般入賞球スイッチによって検出されたことに基づき、所定個数(例えば10個)の遊技球が賞球として払い出されればよい。遊技領域の最下方には、いずれの入賞口にも進入しなかった遊技球が取り込まれるアウト口が設けられている。
In addition to the above-described configuration, the surface of the
遊技機用枠3の左右上部位置には、効果音等を再生出力するためのスピーカ8L、8Rが設けられており、さらに遊技領域周辺部には、遊技効果ランプ9が設けられている。パチンコ遊技機1の遊技領域における各構造物(例えば普通入賞球装置6A、普通可変入賞球装置6B、特別可変入賞球装置7等)の周囲には、装飾用LEDが配置されていてもよい。遊技機用枠3の右下部位置には、遊技媒体としての遊技球を遊技領域に向けて発射するために遊技者等によって操作される打球操作ハンドル(操作ノブ)が設けられている。例えば、打球操作ハンドルは、遊技者等による操作量(回転量)に応じて遊技球の弾発力を調整する。打球操作ハンドルには、打球発射装置が備える発射モータの駆動を停止させるための単発発射スイッチや、タッチリング(タッチセンサ)が設けられていればよい。
パチンコ遊技機1には、例えば図2に示すような主基板11、演出制御基板12、音声制御基板13、ランプ制御基板14といった、各種の制御基板が搭載されている。また、パチンコ遊技機1には、主基板11と演出制御基板12との間で伝送される各種の制御信号を中継するための中継基板15なども搭載されている。その他にも、パチンコ遊技機1における遊技盤などの背面には、例えば払出制御基板、情報端子基板、発射制御基板、インタフェース基板、タッチセンサ基板などといった、各種の基板が配置されている。
Various control boards such as a
主基板11は、メイン側の制御基板であり、パチンコ遊技機1における遊技の進行を制御するための各種回路が搭載されている。主基板11は、主として、特図ゲームにおいて用いる乱数の設定機能、所定位置に配設されたスイッチ等からの信号の入力を行う機能、演出制御基板12などからなるサブ側の制御基板に宛てて、指令情報の一例となる制御コマンドを制御信号として出力して送信する機能、ホールの管理コンピュータに対して各種情報を出力する機能などを備えている。また、主基板11は、第1特別図柄表示装置4Aと第2特別図柄表示装置4Bを構成する各LED(例えばセグメントLED)などの点灯/消灯制御を行って第1特図や第2特図の可変表示を制御することや、普通図柄表示器20の点灯/消灯/発色制御などを行って普通図柄表示器20による普通図柄の可変表示を制御することといった、所定の表示図柄の可変表示を制御する機能も備えている。
The
主基板11には、例えば遊技制御用マイクロコンピュータ100やスイッチ回路110、ソレノイド回路111などが搭載されている。スイッチ回路110は、遊技球検出用の各種スイッチからの検出信号を取り込んで遊技制御用マイクロコンピュータ100に伝送する。ソレノイド回路111は、遊技制御用マイクロコンピュータ100からのソレノイド駆動信号を、普通電動役物用のソレノイド81や大入賞口扉用のソレノイド82に伝送する。
On the
演出制御基板12は、主基板11とは独立したサブ側の制御基板であり、中継基板15を介して主基板11から伝送された制御信号を受信して、画像表示装置5、スピーカ8L、8R及び遊技効果ランプ9や装飾用LEDといった演出用の電気部品による演出動作を制御するための各種回路が搭載されている。すなわち、演出制御基板12は、画像表示装置5における表示動作や、スピーカ8L、8Rからの音声出力動作の全部または一部、遊技効果ランプ9や装飾用LEDなどにおける点灯/消灯動作の全部または一部といった、演出用の電気部品に所定の演出動作を実行させるための制御内容を決定する機能を備えて
いる。
The
音声制御基板13は、演出制御基板12とは別個に設けられた音声出力制御用の制御基板であり、演出制御基板12からの指令や制御データなどに基づき、スピーカ8L、8Rから音声を出力させるための音声信号処理を実行する処理回路などが搭載されている。ランプ制御基板14は、演出制御基板12とは別個に設けられたランプ出力制御用の制御基板であり、演出制御基板12からの指令や制御データなどに基づき、遊技効果ランプ9や節電中報知LED9L、9Rなどにおける点灯/消灯駆動を行うランプドライバ回路などが搭載されている。
The
図2に示すように、主基板11には、ゲートスイッチ21、始動口スイッチ(第1始動口スイッチ22Aおよび第2始動口スイッチ22B)、カウントスイッチ23といった、各種スイッチからの検出信号を伝送する配線が接続されている。なお、各種スイッチは、例えばセンサと称されるものなどのように、遊技媒体としての遊技球を検出できる任意の構成を有するものであればよい。また、主基板11には、第1特別図柄表示装置4A、第2特別図柄表示装置4B、普通図柄表示器20などの表示制御を行うための指令信号を伝送する配線が接続されている。
As shown in FIG. 2, detection signals from various switches such as a
主基板11から演出制御基板12に向けて伝送される制御信号は、中継基板15によって中継される。中継基板15を介して主基板11から演出制御基板12に対して伝送される制御コマンドは、例えば電気信号として送受信される演出制御コマンドである。演出制御コマンドには、例えば画像表示装置5における画像表示動作を制御するために用いられる表示制御コマンドや、スピーカ8L、8Rからの音声出力を制御するために用いられる音声制御コマンド、遊技効果ランプ9や装飾用LEDの点灯動作などを制御するために用いられるランプ制御コマンドが含まれている。
A control signal transmitted from the
主基板11に搭載された遊技制御用マイクロコンピュータ100は、例えば1チップのマイクロコンピュータであり、遊技制御用のプログラムや固定データ等を記憶するROM(Read Only Memory)101と、遊技制御用のワークエリアを提供するRAM(Random Access Memory)102と、遊技制御用のプログラムを実行して制御動作を行うCPU(Central Processing Unit)103と、CPU103とは独立して乱数値を示す数値データの更新を行う乱数回路104と、I/O(Input/Output port)105とを備えて構成される。
The
一例として、遊技制御用マイクロコンピュータ100では、CPU103がROM101から読み出したプログラムを実行することにより、パチンコ遊技機1における遊技の進行を制御するための処理が実行される。このときには、CPU103がROM101から固定データを読み出す固定データ読出動作や、CPU103がRAM102に各種の変動データを書き込んで一時記憶させる変動データ書込動作、CPU103がRAM102に一時記憶されている各種の変動データを読み出す変動データ読出動作、CPU103がI/O105を介して遊技制御用マイクロコンピュータ100の外部から各種信号の入力を受け付ける受信動作、CPU103がI/O105を介して遊技制御用マイクロコンピュータ100の外部へと各種信号を出力する送信動作なども行われる。
As an example, in the
なお、遊技制御用マイクロコンピュータ100を構成する1チップのマイクロコンピュータは、少なくともCPU103の他にRAM102が内蔵されていればよく、ROM101や乱数回路104、I/O105などは外付けされてもよい。
Note that the one-chip microcomputer constituting the
遊技制御用マイクロコンピュータ100では、例えば乱数回路104などにより、遊技の進行を制御するために用いられる各種の乱数値を示す数値データが更新可能にカウントされる。遊技の進行を制御するために用いられる乱数は、遊技用乱数ともいう。遊技用乱数は、乱数回路104などのハードウェアによって更新されるものであってもよいし、遊技制御用マイクロコンピュータ100のCPU103が所定のコンピュータプログラムを実行することでソフトウェアによって更新されるものであってもよい。例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ100におけるRAM102の所定領域に設けられたランダムカウンタや、RAM102とは別個の内部レジスタに設けられたランダムカウンタに、所定の乱数値を示す数値データを格納し、CPU103が定期的または不定期的に格納値を更新することで、乱数値の更新が行われるようにしてもよい。
In the
遊技制御用マイクロコンピュータ100が備えるROM101には、ゲーム制御用のプログラムの他にも、遊技の進行を制御するために用いられる各種の選択用データ、テーブルデータなどが格納されている。例えば、ROM101には、CPU103が各種の判定や決定、設定を行うために用意された複数の判定テーブルや決定テーブル、設定テーブルなどを構成するデータが記憶されている。また、ROM101には、CPU103が主基板11から各種の制御コマンドとなる制御信号を送信するために用いられる複数のコマンドテーブルを構成するテーブルデータや、変動パターンを複数種類格納する変動パターンテーブルを構成するテーブルデータなどが、記憶されている。
In addition to the game control program, the
遊技制御用マイクロコンピュータ100が備えるRAM102は、その一部または全部が所定の電源基板において作成されるバックアップ電源によってバックアップされているバックアップRAMであればよい。すなわち、パチンコ遊技機1に対する電力供給が停止しても、所定期間(バックアップ電源としてのコンデンサが放電してバックアップ電源が電力供給不能になるまで)は、RAM102の一部または全部の内容は保存される。特に、少なくとも、遊技状態すなわち遊技制御手段の制御状態に応じたデータ(特図プロセスフラグなど)と未払出賞球数を示すデータは、バックアップRAMに保存されるようにすればよい。遊技制御手段の制御状態に応じたデータとは、停電等が生じた後に復旧した場合に、そのデータに基づいて、制御状態を停電等の発生前に復旧させるために必要なデータである。また、制御状態に応じたデータと未払出賞球数を示すデータとを遊技の進行状態を示すデータと定義する。こうしたRAM102には、パチンコ遊技機1における遊技の進行などを制御するために用いられる各種のデータが記憶される。
The
演出制御基板12には、プログラムに従って制御動作を行う演出制御用CPU120と、演出制御用のプログラムや固定データ等を記憶するROM121と、演出制御用CPU120のワークエリアを提供するRAM122と、画像表示装置5における表示動作の制御内容を決定するための処理などを実行する表示制御部123と、演出制御用CPU120とは独立して乱数値を示す数値データの更新を行う乱数回路124と、I/O125とが搭載されている。
The
一例として、演出制御基板12では、演出制御用CPU120がROM121から読み出した演出制御用のプログラムを実行することにより、演出用の電気部品による演出動作を制御するための処理が実行される。このときには、演出制御用CPU120がROM121から固定データを読み出す固定データ読出動作や、演出制御用CPU120がRAM122に各種の変動データを書き込んで一時記憶させる変動データ書込動作、演出制御用CPU120がRAM122に一時記憶されている各種の変動データを読み出す変動データ読出動作、演出制御用CPU120がI/O125を介して演出制御基板12の外部から各種信号の入力を受け付ける受信動作、演出制御用CPU120がI/O125を介して演出制御基板12の外部へと各種信号を出力する送信動作なども行われる。
As an example, in the
演出制御用CPU120、ROM121、RAM122は、演出制御基板12に搭載された1チップの演出制御用マイクロコンピュータに含まれてもよい。演出制御基板12には、画像表示装置5に対して映像信号を伝送するための配線や、音声制御基板13に対して音番号データを示す情報信号としての効果音信号を伝送するための配線、ランプ制御基板14に対してランプデータを示す情報信号としての電飾信号を伝送するための配線などが接続されている。さらに、演出制御基板12には、可動演出部材60を動作させる可動演出部材用モータ61を駆動するためのモータ駆動回路16に対して所定の駆動指令信号を伝送するための配線も接続されている。
The
演出制御基板12では、例えば乱数回路124などにより、演出動作を制御するために用いられる各種の乱数値を示す数値データが更新可能にカウントされる。こうした演出動作を制御するために用いられる乱数は、演出用乱数ともいう。
On the
図2に示す演出制御基板12に搭載されたROM121には、演出制御用のプログラムの他にも、演出動作を制御するために用いられる各種のデータテーブルなどが格納されている。例えば、ROM121には、演出制御用CPU120が各種の判定や決定、設定を行うために用意された複数の判定テーブルや決定テーブルを構成するテーブルデータ、各種の演出制御パターンを構成するパターンデータなどが記憶されている。演出制御基板12に搭載されたRAM122には、演出動作を制御するために用いられる各種データが記憶される。
In addition to the effect control program, the
演出制御基板12に搭載された表示制御部123は、演出制御用CPU120からの表示制御指令などに基づき、画像表示装置5における表示動作の制御内容を決定する。例えば、表示制御部123は、画像表示装置5の表示領域内に表示させる演出画像の切換タイミングを決定することなどにより、飾り図柄の可変表示や各種の演出表示を実行させるための制御を行う。一例として、表示制御部121には、VDP(Video Display Processor)、CGROM(Character Generator ROM)、VRAM(Video RAM)、LCD駆動回路などが搭載されていればよい。なお、VDPは、GPU(Graphics Processing Unit)、GCL(Graphics Controller LSI)、あるいは、より一般的にDSP(Digital Signal Processor)と称される画像処理用のマイクロプロセッサであってもよい。CGROMは、例えば書換不能な半導体メモリであってもよいし、フラッシュメモリなどの書換可能な半導体メモリであってもよく、あるいは、磁気メモリ、光学メモリといった、不揮発性記録媒体のいずれかを用いて構成されたものであればよい。
The
演出制御基板12に搭載されたI/O125は、例えば主基板11などから伝送された演出制御コマンドを取り込むための入力ポートと、演出制御基板12の外部へと各種信号を伝送するための出力ポートとを含んで構成される。例えば、I/O125の出力ポートからは、画像表示装置5へと伝送される映像信号や、音声制御基板13へと伝送される指令(効果音信号)、ランプ制御基板14へと伝送される指令(電飾信号)、モータ駆動回路16へと伝送される指令(駆動制御信号)などが出力される。
The I /
パチンコ遊技機1においては、遊技媒体としての遊技球を用いた所定の遊技が行われ、その遊技結果に基づいて所定の遊技価値が付与可能となる。遊技球を用いた遊技の一例として、パチンコ遊技機1における筐体前面の右下方に設置された打球操作ハンドルが遊技者によって所定操作(例えば回転操作)されたことに基づいて、所定の打球発射装置が備える発射モータなどにより、遊技媒体としての遊技球が遊技領域に向けて発射される。遊技領域を流下した遊技球が、普通入賞球装置6Aに形成された第1始動入賞口(第1始動領域)を通過(進入)すると、図2に示す第1始動口スイッチ22Aによって遊技球が検出されたことなどにより第1始動条件が成立する。その後、例えば前回の特図ゲームや大当り遊技状態または小当り遊技状態が終了したことなどにより第1開始条件が成立したことに基づいて、第1特別図柄表示装置4Aによる第1特図を用いた特図ゲームが開始される。
In the
また、遊技球が普通可変入賞球装置6Bに形成された第2始動入賞口(第2始動領域)を通過(進入)すると、図2に示す第2始動口スイッチ22Bによって遊技球が検出されたことなどにより第2始動条件が成立する。その後、例えば前回の特図ゲームや大当り遊技状態または小当り遊技状態が終了したことなどにより第2開始条件が成立したことに基づいて、第2特別図柄表示装置4Bによる第2特図を用いた特図ゲームが開始される。ただし、普通可変入賞球装置6Bが第2可変状態としての通常開放状態や閉鎖状態であるときには、第2始動入賞口を遊技球が通過困難または通過不可能である。
Further, when the game ball passes (enters) the second start winning opening (second start area) formed in the normal variable winning
通過ゲート41を通過した遊技球が図2に示すゲートスイッチ21によって検出されたことに基づいて、普通図柄表示器20にて普通図柄の可変表示を実行するための普図始動条件が成立する。その後、例えば前回の普図ゲームが終了したことといった、普通図柄の可変表示を開始するための普図開始条件が成立したことに基づいて、普通図柄表示器20による普図ゲームが開始される。この普図ゲームでは、普通図柄の変動を開始させた後、所定時間が経過すると、普通図柄の可変表示結果となる確定普通図柄を停止表示(導出表示)する。このとき、確定普通図柄として特定の普通図柄(普図当り図柄)が停止表示されれば、普通図柄の可変表示結果が「普図当り」となる。その一方、確定普通図柄として普図当り図柄以外の普通図柄が停止表示されれば、普通図柄の可変表示結果が「普図ハズレ」となる。普通図柄の可変表示結果が「普図当り」となったことに対応して、普通可変入賞球装置6Bを構成する電動チューリップの可動翼片が傾動位置となる開放制御や拡大開放制御が行われ、所定時間が経過すると垂直位置に戻る閉鎖制御や通常開放制御が行われる。
Based on the fact that the game ball that has passed through the
第1特別図柄表示装置4Aによる第1特図を用いた特図ゲームが開始されるときや、第2特別図柄表示装置4Bによる第2特図を用いた特図ゲームが開始されるときには、特別図柄の可変表示結果を予め定められた特定表示結果としての「大当り」にするか否かが、その可変表示結果を導出表示する以前に決定(事前決定)される。そして、可変表示結果の決定に基づく所定割合で、変動パターンの決定などが行われ、可変表示結果や変動パターンを指定する演出制御コマンドが、図2に示す主基板11の遊技制御用マイクロコンピュータ100から演出制御基板12に向けて伝送される。
When a special symbol game using the first special symbol by the first special
こうした可変表示結果や変動パターンの決定に基づいて特図ゲームが開始された後、例えば変動パターンに対応して予め定められた可変表示時間が経過したときには、可変表示結果となる確定特別図柄が導出表示される。第1特別図柄表示装置4Aや第2特別図柄表示装置4Bによる特別図柄の可変表示に対応して、画像表示装置5の表示領域に配置された「左」、「中」、「右」の飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rでは、特別図柄とは異なる飾り図柄(演出図柄)の可変表示が行われる。
After the special figure game is started based on the determination of the variable display result and the variation pattern, for example, when a predetermined variable display time corresponding to the variation pattern elapses, a definite special symbol as a variable display result is derived. Is displayed. Corresponding to the variable display of special symbols by the first special
第1特別図柄表示装置4Aによる第1特図を用いた特図ゲームや、第2特別図柄表示装置4Bによる第2特図を用いた特図ゲームにおいて、特別図柄の可変表示結果となる確定特別図柄が導出表示されるときには、画像表示装置5において飾り図柄の可変表示結果となる確定飾り図柄が導出表示される。特別図柄の可変表示結果として予め定められた大当り図柄が導出表示されたときには、可変表示結果(特図表示結果)が「大当り」(特定表示結果)となり、遊技者にとって有利な特定遊技状態としての大当り遊技状態に制御される。すなわち、大当り遊技状態に制御されるか否かは、可変表示結果が「大当り」となるか否かに対応しており、その可変表示結果を導出表示する以前に決定(事前決定)される。特別図柄の可変表示結果として、大当り図柄とは異なる小当り図柄が導出表示されたときには、可変表示結果(特図表示結果)が「小当り」となり、小当り遊技状態に制御される。特別図柄の可変表示結果として、大当り図柄と小当り図柄のいずれも導出表示されず、ハズレ図柄が導出表示されたときには、可変表示結果(特図表示結果)が「ハズレ」となる。
In the special symbol game using the first special symbol by the first special
一例として、「3」、「5」、「7」の数字を示す特別図柄を大当り図柄とし、「1」の数字を示す特別図柄を小当り図柄とし、「−」の記号を示す特別図柄をハズレ図柄とする。なお、第1特別図柄表示装置4Aによる特図ゲームにおける大当り図柄や小当り図柄やハズレ図柄といった各図柄は、第2特別図柄表示装置4Bによる特図ゲームにおける各図柄とは異なる特別図柄となるようにしてもよいし、双方の特図ゲームにおいて共通の特別図柄が大当り図柄や小当り図柄やハズレ図柄となるようにしてもよい。
For example, a special symbol indicating the numbers “3”, “5”, and “7” is a big hit symbol, a special symbol indicating the number “1” is a small bonus symbol, and a special symbol indicating a symbol “−” is used. Lost design. Each symbol such as a big hit symbol, a small hit symbol, or a lost symbol in the special symbol game by the first special
大当り遊技状態では、大入賞口が開放状態となって特別可変入賞球装置7が遊技者にとって有利な第1状態となる。そして、所定期間(例えば29秒間または0.1秒間)あるいは所定個数(例えば9個)の遊技球が大入賞口に進入して入賞球が発生するまでの期間にて、大入賞口を継続して開放状態とするラウンド遊技が実行される。こうしたラウンド遊技の実行期間以外の期間では、大入賞口が閉鎖状態となり、入賞球が発生困難または発生不可能となる。大入賞口に遊技球が進入したときには、カウントスイッチ23により入賞球が検出され、その検出ごとに所定個数(例えば14個)の遊技球が賞球として払い出される。大当り遊技状態におけるラウンド遊技は、所定の上限回数(例えば「14」)に達するまで繰返し実行される。
In the big hit gaming state, the special winning opening is in an open state, and the special variable winning
特図表示結果が「大当り」となる場合には、大当り種別が「非確変」、「確変」、「突確」のいずれかとなる場合が含まれている。例えば、特別図柄の可変表示結果として、「3」の数字を示す大当り図柄が導出表示されたときには大当り種別が「非確変」となり、「7」の数字を示す大当り図柄が導出表示されたときには大当り種別が「確変」となり、「5」の数字を示す大当り図柄が導出表示されたときには大当り種別が「突確」となる。大当り種別が「非確変」または「確変」となった場合には、大当り遊技状態におけるラウンド遊技として、特別可変入賞球装置7を遊技者にとって有利な第1状態(大入賞口を開放状態)とする上限時間が比較的に長い時間(例えば29秒など)となる通常開放ラウンドが実行される。一方、大当り種別が「突確」となった場合には、大当り遊技状態におけるラウンド遊技として、特別可変入賞球装置7を第1状態(大入賞口を開放状態)とする上限時間が比較的に短い時間(例えば0.1秒など)となる短期開放ラウンドが実行される。通常開放ラウンドが実行される大当り遊技状態は、第1特定遊技状態ともいう。短期開放ラウンドが実行される大当り遊技状態は、第2特定遊技状態ともいう。
When the special figure display result is “big hit”, the case where the big hit type is “non-probability change”, “probability change”, or “surprise change” is included. For example, as a result of variable display of a special symbol, when the big hit symbol indicating the number “3” is derived and displayed, the big hit type is “non-probable change”, and when the big hit symbol indicating the number “7” is derived and displayed, When the type is “probability change” and the big hit symbol indicating the number “5” is derived and displayed, the big hit type becomes “surprise”. When the jackpot type is “non-probability change” or “probability change”, as a round game in the big hit gaming state, the special variable winning
大当り種別が「突確」である場合の大当り遊技状態では、短期開放ラウンドにて特別可変入賞球装置7を遊技者にとって有利な第1状態に変化させる上限時間(大入賞口扉により大入賞口を開放状態とする期間の上限)が、通常開放ラウンドにおける第1期間よりも短い第2期間(例えば0.1秒間)となる。なお、短期開放ラウンドにて大入賞口の開放期間が第2期間となるように制御される以外は、通常開放ラウンドが実行される場合と同様の制御が行われるようにしてもよい。あるいは、短期開放ラウンドが実行される場合には、ラウンド遊技の実行回数が、通常開放ラウンドの実行回数である第1ラウンド数(例えば「14」)よりも少ない第2ラウンド数(例えば「2」)となるようにしていもよい。すなわち、短期開放ラウンドが実行される大当り遊技状態は、通常開放ラウンドが実行される大当り遊技状態に比べて、各ラウンド遊技にて大入賞口を遊技球が通過(進入)しやすい第1状態に変化させる期間が第1期間よりも短い第2期間となることと、ラウンド遊技の実行回数が第1ラウンド数よりも少ない第2ラウンド数となることのうち、少なくともいずれか一方となるものであればよい。
In the big hit gaming state when the big hit type is “surprise”, the upper limit time for changing the special variable winning
このような短期開放ラウンドが実行される場合には、大入賞口に遊技球が入賞すれば所定個数(例えば14個)の出玉(賞球)が得られる。しかし、大入賞口の開放期間が第2期間(0.1秒間など)であることなどにより、実質的には出玉(賞球)が得られない大当り遊技状態となる。 When such a short-term open round is executed, a predetermined number (for example, 14 balls) of balls (prize balls) can be obtained if a game ball wins a prize winning opening. However, due to the opening period of the big winning opening being the second period (for example, 0.1 second), it becomes a big hit gaming state in which a ball (prize ball) cannot be obtained substantially.
特別図柄の可変表示結果として予め定められた小当り図柄が導出表示されたときには、可変表示結果(特図表示結果)が「小当り」となり、特殊遊技状態としての小当り遊技状態に制御される。この小当り遊技状態では、短期開放ラウンドと同様に特別可変入賞球装置7において大入賞口を開放状態として遊技者にとって有利な第1状態に変化させる可変入賞動作が行われる。すなわち、小当り遊技状態では、例えば特別可変入賞球装置7を第2期間にわたり第1状態とする動作が繰返し実行される。
When a predetermined small hit symbol is derived and displayed as the variable symbol display result of the special symbol, the variable display result (special symbol display result) is “small hit” and is controlled to the small hit gaming state as the special gaming state. . In this small hit game state, similarly to the short-term open round, the special variable winning
大当り遊技状態が終了した後には、所定の確変制御条件が成立したことに基づいて、可変表示結果が「大当り」となる確率(大当り確率)が通常状態よりも高くなる確変状態に制御されることがある。確変状態は、所定回数の可変表示が実行されること、あるいは次回の大当り遊技状態が開始されることといった、所定の確変終了条件が成立するまで、継続するように制御される。また、大当り遊技状態が終了した後には、平均的な可変表示時間が通常状態よりも短くなる時短状態に制御されることがある。時短状態は、所定回数の可変表示が実行されたことと、次回の大当り遊技状態が開始されたことのうち、いずれか一方の時短終了条件が先に成立するまで、継続するように制御される。 After the big hit gaming state is finished, the probability that the variable display result will be “big hit” (hit probability) is controlled to be a positive change state that is higher than the normal state based on the fact that the predetermined probability change control condition is satisfied. There is. The probability change state is controlled so as to continue until a predetermined probability change end condition such as a predetermined number of variable displays is executed or the next big hit gaming state is started. In addition, after the big hit gaming state is ended, the average variable display time may be controlled to a short state when it becomes shorter than the normal state. The short-time state is controlled to continue until one of the short-time end conditions is established first, among the fact that a predetermined number of variable displays have been executed and the next big hit gaming state has been started. .
一例として、大当り種別が「非確変」である場合に大当り遊技状態が終了した後には、遊技状態が時短状態となる。一方、大当り種別が「確変」または「突確」である場合に大当り遊技状態が終了した後には、遊技状態が確変状態となる。小当り遊技状態が終了した後には、小当り遊技状態となる以前の遊技状態が継続する。ただし、可変表示結果が「小当り」となる特図ゲームが実行されたときに、確変状態や時短状態における特図ゲームの実行回数が所定回数に達していれば、小当り遊技状態の終了後には、確変状態や時短状態が終了して通常状態になることがある。 As an example, when the big hit type is “non-probable change”, after the big hit gaming state is ended, the gaming state becomes a short-time state. On the other hand, after the big hit gaming state is ended when the big hit type is “probability change” or “surprise probability”, the gaming state becomes the probability change state. After the small hit gaming state ends, the gaming state before the small hit gaming state continues. However, when a special figure game with a variable display result of “small hit” is executed, if the number of executions of the special figure game in the probability change state or the short time state has reached a predetermined number, after the end of the small hit game state In some cases, the probability variation state or the short time state ends and the normal state is reached.
確変状態や時短状態では、通常状態よりも第2始動入賞口を遊技球が通過(進入)しやすい有利変化態様で、普通可変入賞球装置6Bを第1可変状態(開放状態または拡大開放状態)と第2可変状態(閉鎖状態または通常開放状態)とに変化させる。例えば、普通図柄表示器20による普図ゲームにおける普通図柄の変動時間(普図変動時間)を通常状態のときよりも短くする制御や、各回の普図ゲームで普通図柄の可変表示結果が「普図当り」となる確率を通常状態のときよりも向上させる制御、可変表示結果が「普図当り」となったことに基づく普通可変入賞球装置6Bにおける可動翼片の傾動制御を行う傾動制御時間を通常状態のときよりも長くする制御、その傾動回数を通常状態のときよりも増加させる制御により、普通可変入賞球装置6Bを有利変化態様で第1可変状態と第2可変状態とに変化させればよい。なお、これらの制御のいずれか1つが行われるようにしてもよいし、複数の制御が組み合わせられて行われるようにしてもよい。このように、普通可変入賞球装置6Bを有利変化態様で第1可変状態と第2可変状態とに変化させる制御は、高開放制御(「高ベース制御」ともいう)と称される。こうした確変状態や時短状態に制御されることにより、次に可変表示結果が「大当り」となるまでの所要時間が短縮され、通常状態よりも遊技者にとって有利な特別遊技状態となる。
In the probable change state and the short time state, the normally variable winning
確変状態にて確変制御が行われるときでも、高開放制御が行われない場合があってもよい。例えば高開放制御が行われていないときに可変表示結果が「大当り」で大当り種別が「突確」となった場合には、大当り遊技状態の終了後に確変状態となり確変制御が行われるものの、高開放制御が行われないようにしてもよい。 Even when the probability variation control is performed in the probability variation state, the high opening control may not be performed. For example, when the high-opening control is not performed and the variable display result is “big hit” and the big hit type is “surprise”, the probability change control is performed after the big hit gaming state is finished, but the high open control is performed. Control may not be performed.
この実施の形態では、通常状態(通常遊技状態)であるときには、右遊技領域2Bよりも左遊技領域2Aに向けて遊技球を発射した方が遊技者にとって有利であり、確変状態や、時短状態、大当り遊技状態(有利遊技状態)であるときには、左遊技領域2Aよりも右遊技領域2Bに向けて遊技球を発射した方が遊技者にとって有利である。言い換えると、通常状態であるときに遊技球が右遊技領域2Bに向けて発射された場合、左遊技領域2Aに向けて発射されるよりも遊技者にとって不利となる。確変状態や、時短状態、大当り遊技状態であるときに遊技球が右遊技領域2Bに向けて発射された場合、左遊技領域2Aに向けて発射されるよりも遊技者にとって有利となる。
In this embodiment, in the normal state (normal game state), it is more advantageous for the player to launch the game ball toward the
つまり、通常状態であるときに遊技球が右遊技領域2Bに向けて発射された場合、左遊技領域Aに向けて発射するよりも遊技者にとって不利となるのは、例えば普通入賞球装置6Aよりも普通可変入賞球装置6Bへの遊技球の進入確率が低くなることで、入賞の発生による賞球数が減少したとともに、可変表示の開始条件が成立しにくくなるためである。
That is, when the game ball is fired toward the
また、確変状態や時短状態であるときに遊技球が右遊技領域2Bに向けて発射された場合、左遊技領域2Aに向けて発射されるよりも遊技者にとって有利となるのは、例えば普通入賞球装置6Aへ遊技球が進入する場合よりも普通可変入賞球装置6Bへ遊技球が進入する場合の方がより有利な大当り遊技状態に制御される可能性が高いからである。大当り遊技状態であるときに遊技球が右遊技領域2Bに向けて発射された場合、左遊技領域2Aに向けて発射されるよりも遊技者にとって有利となるのは、特別可変入賞球装置7の開放制御が行われるからである。
Further, when the game ball is fired toward the
そこで、この実施の形態では、遊技状態に応じて、遊技球を左遊技領域2Aに発射すべきことを遊技者に報知する左打ち指示報知または右遊技領域2Bに発射すべきことを遊技者に報知する右打ち指示報知のいずれかを行う。また、特に遊技状態の移行に伴って遊技球を発射すべき領域が変わる場合、遊技者がこれに気付かずにそのまま遊技球を打ち続けていると損をする虞があるため、遊技者に対し発射すべき領域を指示する報知を行う。
Therefore, in this embodiment, in accordance with the gaming state, the player should be notified that the left-handed instruction notification for informing the player that the game ball should be launched into the
左打ち指示報知は、遊技球を左遊技領域2Aに発射すべきことが遊技者に報知されるものであればよい。この実施の形態では、第1左打ち指示報知と、第1左打ち指示報知よりも視認性の低い態様で実行される第2左打ち指示報知と、が実行可能となっている。
The left-handed instruction notification is not particularly limited as long as the player is notified that the game ball should be launched into the
第1左打ち指示報知は、例えば「左打ちに戻して!」といった文字によるメッセージや、左向き矢印を示す演出画像(第1左打ち指示報知画像)などを画像表示装置5の上方の表示領域(第1表示領域)に表示することにより、遊技球を左遊技領域2Aに発射すべきことが遊技者に報知される。なお、画像表示装置5における演出画像の表示とともに、スピーカ8L、8Rからの音声出力や、遊技効果ランプ9および装飾用LEDといった発光体の点灯動作などにより、第1左打ち指示報知が行われるようにしてもよい。
The first left-handed instruction notification includes, for example, a text message such as “Return to left-handed!”, An effect image (first left-handed instruction notification image) indicating a left-pointing arrow, etc. By displaying in the first display area), the player is notified that the game ball should be launched into the
第2左打ち指示報知は、第1左打ち指示報知よりも小さくて薄い左向き矢印のみを示す演出画像(第2左打ち指示報知画像)を画像表示装置5の下方左側の表示領域(第3表示領域)に表示することにより、第1左打ち指示報知よりも視認性の低い態様で遊技球を左遊技領域2Aに発射すべきことが遊技者に報知される。なお、第1左打ち指示報知及び第2左打ち指示報知は、時短制御の終了後、所定回(例えば1回〜5回)の飾り図柄の可変表示、あるいは所定期間に亘って実行され、所定回の飾り図柄の可変表示の終了後、あるいは所定期間の経過後、終了すればよい。あるいは、所定回の飾り図柄の可変表示の終了後、あるいは所定期間の経過後、第1左打ち指示報知を終了する一方で、第2左打ち指示報知は大当り遊技状態あるいは小当り遊技状態になるまで継続して実行されてもよい。
In the second left-handed instruction notification, an effect image (second left-handed instruction notification image) showing only a left-pointing arrow smaller and thinner than the first left-handed instruction notification is displayed on the lower left display area (third display) of the
右打ち指示報知は、遊技球を右遊技領域2Bに発射すべきことが遊技者に報知されるものであればよい。この実施の形態では、図3に示すような、第1右打ち指示報知と、第1右打ち指示報知よりも視認性の低い態様で実行される第2右打ち指示報知と、が実行可能となっている。
The right-handed instruction notification only needs to notify the player that the game ball should be launched into the
第1右打ち指示報知は、例えば「右打ちしてね!」といった文字によるメッセージや、右向き矢印を示す演出画像(第1右打ち指示報知画像)51を画像表示装置5の上方の表示領域(第1表示領域)に表示することにより、遊技球を右遊技領域2Bに発射すべきことが遊技者に報知される。なお、画像表示装置5における第1右打ち指示報知画像51の表示とともに、スピーカ8L、8Rからの音声出力や、遊技効果ランプ9および装飾用LEDといった発光体の点灯動作などにより、第1右打ち指示報知が行われるようにしてもよい。
The first right-handed instruction notification includes, for example, a message by characters such as “Please make a right-hand!” And an effect image (first right-handed instruction notification image) 51 indicating a right-pointing arrow in a display area ( By displaying in the first display area), the player is notified that the game ball should be launched into the
第2右打ち指示報知は、第1右打ち指示報知よりも小さくて薄い右向き矢印のみを示す演出画像(第2右打ち指示報知画像)52を画像表示装置5の下方右側の表示領域(第2表示領域)に表示することにより、第1右打ち指示報知よりも視認性の低い態様で遊技球を右遊技領域2Bに発射すべきことが遊技者に報知される。なお、第1右打ち指示報知及び第2右打ち指示報知は、時短制御が終了するまで実行されればよい。
In the second right-handed instruction notification, an effect image (second right-handed instruction notification image) 52 showing only a right-pointing arrow smaller and thinner than the first right-handed instruction notification is displayed on the lower right display area (second display) of the
このように、第2左打ち指示報知や第2右打ち指示報知は、第1左打ち指示報知や第1右打ち指示報知よりも視認性の低い態様で実行されるため、煩わしさを感じさせないようにすることができる。 As described above, the second left-handed instruction notification and the second right-handed instruction notification are executed in a mode of lower visibility than the first left-handed instruction notification and the first right-handed instruction notification, and thus do not feel annoying. Can be.
パチンコ遊技機1において遊技媒体として用いられる遊技球や、その個数に対応して付与される得点の記録情報は、例えば数量に応じて特殊景品や一般景品に交換可能な有価価値を有するものであればよい。あるいは、これらの遊技球や得点の記録情報は、特殊景品や一般景品には交換できないものの、パチンコ遊技機1で再度の遊技に使用可能な有価価値を有するものであってもよい。
The game ball used as a game medium in the
また、パチンコ遊技機1において付与可能となる遊技価値は、賞球となる遊技球の払出しや得点の付与に限定されず、例えば大当り遊技状態に制御することや、確変状態などの特別遊技状態に制御すること、大当り遊技状態にて実行可能なラウンドの上限回数が第2ラウンド数(例えば「7」)よりも多い第1ラウンド数(例えば「14」)となること、時短状態にて実行可能な可変表示の上限回数が第2回数(例えば「50」)よりも多い第1回数(例えば「100」)となること、確変状態における大当り確率が第2確率(例えば1/50)よりも高い第1確率(例えば1/20)となること、通常状態に制御されることなく大当り遊技状態に繰り返し制御される回数である連チャン回数が第2連チャン数(例えば「5」)よりも多い第1連チャン数(例えば「10」)となることの一部または全部といった、遊技者にとってより有利な遊技状況となることが含まれていてもよい。
Further, the game value that can be given in the
画像表示装置5に設けられた「左」、「中」、「右」の飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rでは、第1特別図柄表示装置4Aにおける第1特図を用いた特図ゲームと、第2特別図柄表示装置4Bにおける第2特図を用いた特図ゲームとのうち、いずれかの特図ゲームが開始されることに対応して、飾り図柄の可変表示が開始される。そして、飾り図柄の可変表示が開始されてから「左」、「中」、「右」の各飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rにおける確定飾り図柄の停止表示により可変表示が終了するまでの期間では、飾り図柄の可変表示態様が所定のリーチ態様となることがある。
In the “left”, “middle”, and “right” decorative symbol display areas 5L, 5C, and 5R provided in the
ここで、リーチ態様とは、画像表示装置5の表示領域にて停止表示された飾り図柄が大当り組合せの一部を構成しているときに未だ停止表示されていない飾り図柄(「リーチ変動図柄」ともいう)については変動が継続している表示態様、あるいは、全部または一部の飾り図柄が大当り組合せの全部または一部を構成しながら同期して変動している表示態様のことである。具体的には、「左」、「中」、「右」の飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rにおける一部(例えば「左」及び「右」の飾り図柄表示エリア5L、5Rなど)では予め定められた大当り組合せを構成する飾り図柄(例えば「7」の英数字を示す飾り図柄)が停止表示されているときに未だ停止表示していない残りの飾り図柄表示エリア(例えば「中」の飾り図柄表示エリア5Cなど)では飾り図柄が変動している表示態様、あるいは、「左」、「中」、「右」の飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rにおける全部または一部で飾り図柄が大当り組合せの全部または一部を構成しながら同期して変動している表示態様である。
Here, the reach mode refers to a decorative pattern that has not yet been stopped when the decorative symbol that is stopped and displayed in the display area of the
また、リーチ態様となったことに対応して、飾り図柄の変動速度を低下させたり、画像表示装置5の表示領域に飾り図柄とは異なるキャラクタ画像(人物等を模した演出画像)を表示させたり、背景画像の表示態様を変化させたり、飾り図柄とは異なる動画像を再生表示させたり、飾り図柄の変動態様を変化させたりすることで、リーチ態様となる以前とは異なる演出動作が実行される場合がある。このようなキャラクタ画像の表示や背景画像の表示態様の変化、動画像の再生表示、飾り図柄の変動態様の変化といった演出動作を、リーチ演出表示(あるいは単にリーチ演出)という。なお、リーチ演出には、画像表示装置5における表示動作のみならず、スピーカ8L、8Rによる音声出力動作や、遊技効果ランプ9などの発光体における点灯動作(点滅動作)などを、リーチ態様となる以前の動作態様とは異なる動作態様とすることが、含まれていてもよい。
Further, in response to the reach mode, the decorative pattern variation speed is reduced, or a character image (an effect image simulating a person) different from the decorative pattern is displayed in the display area of the
リーチ演出における演出動作としては、互いに動作態様(演出態様)が異なる複数種類の演出パターン(「リーチパターン」ともいう)が、予め用意されていればよい。そして、それぞれのリーチ演出における演出態様に応じて、「大当り」となる可能性(「信頼度」あるいは「大当り信頼度」ともいう)が異なる。すなわち、複数種類のリーチ演出のいずれが実行されるかに応じて、可変表示結果が「大当り」となる可能性を異ならせることができる。この実施の形態では、一例として、ノーマル、スーパーA、スーパーBといったリーチ演出が予め設定されている。そして、スーパーAやスーパーBといったスーパーリーチのリーチ演出が実行された場合には、ノーマルのリーチ演出が実行された場合に比べて、可変表示結果が「大当り」となる可能性(大当り期待度)が高くなる。 As an effect operation in the reach effect, a plurality of types of effect patterns (also referred to as “reach patterns”) having different operation modes (effect modes) may be prepared in advance. Then, the possibility of being a “hit” (also referred to as “reliability” or “hit reliability”) varies depending on the production mode in each reach production. That is, it is possible to vary the possibility that the variable display result will be a “hit” depending on which of the multiple types of reach effects is executed. In this embodiment, as an example, reach effects such as normal, super A, and super B are preset. And, when the reach production of super reach such as Super A and Super B is executed, the variable display result may be “big hit” compared to the case where the normal reach production is executed (expected expectation of big hit) Becomes higher.
飾り図柄の可変表示中には、リーチ演出とは異なり、飾り図柄の可変表示態様がリーチ態様となる可能性があることや、可変表示結果が「大当り」となる可能性があることなどを、飾り図柄の可変表示動作などにより遊技者に報知するための可変表示演出が実行されることがある。一例として、飾り図柄の可変表示中には「擬似連」の可変表示演出が実行可能であればよい。「擬似連」の可変表示演出は、主基板11の側で変動パターンが決定されることなどに対応して実行するか否かが決定されればよい。
During the variable display of decorative designs, unlike the reach production, the variable display mode of decorative designs may become the reach mode, and the variable display result may be a “hit”, etc. There may be a case where a variable display effect for informing the player by a variable display operation of a decorative design is executed. As an example, it is only necessary that the “pseudo-continuous” variable display effect can be executed during decorative display of the decorative design. It is only necessary to determine whether or not to execute the “pseudo-continuous” variable display effect in response to the change pattern being determined on the
「擬似連」の可変表示演出では、特図ゲームの開始条件が1回成立したことに対応して、飾り図柄の可変表示が開始されてから可変表示結果となる確定飾り図柄(最終停止図柄)が導出されるまでに、「左」、「中」、「右」の飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rにおける全部にて飾り図柄を一旦仮停止表示させた後、全部の飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rにて飾り図柄を再び変動(擬似連変動)させる演出表示を、所定回(例えば最大3回まで)行うことができる。擬似連変動の回数は、飾り図柄の可変表示が開始されてから全部の飾り図柄が最初に一旦仮停止するまでの初回変動を除く、「左」、「中」、「右」の飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rにおける全部にて飾り図柄が再変動する回数(再変動回数)である。初回変動が開始されてから全部の飾り図柄が一旦仮停止表示された後、最終停止図柄となる確定飾り図柄が導出されるまでの期間にて、1回目に実行される擬似連変動は第1擬似連変動とも称され、2回目に実行される擬似連変動は第2擬似連変動とも称され、3回目に実行される擬似連変動は第3擬似連変動とも称される。 In the “pseudo-ream” variable display effect, a finalized decorative symbol (final stop symbol) that becomes a variable display result after the variable symbol display is started in response to the start condition of the special symbol game being satisfied once. Is temporarily stopped and displayed in all of the “left”, “middle”, and “right” decorative symbol display areas 5L, 5C, and 5R until all the decorative symbol display areas 5L are displayed. The effect display that fluctuates the decorative design again (pseudo-continuous variation) at 5C and 5R can be performed a predetermined number of times (for example, up to three times). The number of quasi-continuous fluctuations is displayed for the left, middle, and right decorative symbols, excluding the first variation after all decorative symbols are temporarily suspended after the decorative symbol variable display starts. This is the number of times that the decorative symbols re-variate in all of the areas 5L, 5C, and 5R (the number of re-variation). In the period from when all the decorative symbols are temporarily stopped and displayed until the final decorative symbol is derived after the first variation is started, the first pseudo variation that is executed first is the first variation. Also referred to as pseudo continuous fluctuation, the pseudo continuous fluctuation executed for the second time is also called second pseudo continuous fluctuation, and the pseudo continuous fluctuation executed for the third time is also called third pseudo continuous fluctuation.
「擬似連」の可変表示演出では、一例として、「左」、「中」、「右」の飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rにて、特殊組合せの擬似連チャンス目として予め定められた複数種類のハズレ組合せのいずれかとなる飾り図柄が仮停止表示される。擬似連チャンス目には、飾り図柄の可変表示態様がリーチ態様とならずに、所定の非リーチ組合せとなる飾り図柄の組合せが含まれてもよい。また、擬似連チャンス目には、飾り図柄の可変表示態様がリーチ態様となった後に、所定のリーチハズレ組合せ(単に、「リーチ組合せ」ともいう)となる飾り図柄の組合せが含まれてもよい。例えば擬似連チャンス目のうちで「中」の飾り図柄表示エリア5Cに停止表示される飾り図柄(中図柄)を、通常時における飾り図柄の可変表示では使用されない特殊な飾り図柄(擬似連チャンス図柄)としてもよい。通常時における飾り図柄の可変表示でも使用される飾り図柄のうちに、「中」の飾り図柄表示エリア5Cに停止表示されることで擬似連チャンス目となる擬似連チャンス図柄が含まれてもよい。 In the “pseudo-continuous” variable display effect, as an example, in the “left”, “middle”, and “right” decorative symbol display areas 5L, 5C, and 5R, a plurality of pre-set pseudo-respective chances for special combinations are displayed. A decorative symbol that is one of the various types of lost combinations is displayed temporarily. The quasi-continuous chance may include a combination of decorative symbols that is a predetermined non-reach combination, instead of the variable display mode of decorative symbols. In addition, the quasi-continuous chance may include a combination of decorative symbols that becomes a predetermined reach-losing combination (also simply referred to as “reach combination”) after the decorative symbol variable display mode becomes the reach mode. For example, a decorative symbol (middle symbol) that is stopped and displayed in the “middle” decorative symbol display area 5C among the pseudo-ream opportunities is a special decorative symbol (pseudo consecutive chance symbol) that is not used in the variable display of the decorative symbol at normal times. ). Among the decorative symbols that are also used in the variable display of the decorative symbol at normal time, a pseudo consecutive symbol that becomes a pseudo consecutive chance by being displayed in the “middle” decorative symbol display area 5C may be included. .
擬似連チャンス図柄を含む擬似連チャンス目を停止表示することのように、「擬似連」の可変表示演出において初回変動を含む複数回の変動表示に伴って実行される画像表示などの所定演出は、再変動演出という。なお、再変動演出は、画像表示装置5の画面上(例えば「中」の飾り図柄表示エリア5C)にて画像表示(例えば擬似連チャンス図柄の仮停止表示)を行うことによるものに限定されず、各種の演出装置を用いた任意の演出動作を含んでいてもよい。 A predetermined effect such as an image display executed in accordance with a plurality of variable displays including the initial fluctuation in the variable display effect of the “pseudo-continuous”, such as stopping and displaying the pseudo continuous chance including the pseudo continuous chance symbol. This is called re-variation production. Note that the re-variation effect is not limited to the display by performing image display (for example, temporary stop display of pseudo-chance pattern) on the screen of the image display device 5 (for example, the “middle” decorative symbol display area 5C). Any rendering operation using various rendering devices may be included.
画像表示とは異なる再変動演出の一例として、「擬似連」の可変表示演出による各変動表示(初回変動を含む)の期間中に、遊技領域の内部または外部に設けられた複数の装飾用LEDのうちで点灯されるものが1つずつ増えていくように制御されてもよい。また、各変動表示(初回変動を含む)の期間中に、装飾用LEDの表示色が変化するように制御されてもよいし、複数の装飾用LEDのうちで点灯されるものが変化するように制御されてもよい。 As an example of the re-variation effect different from the image display, a plurality of decoration LEDs provided inside or outside the game area during each variation display (including the initial variation) by the “pseudo-continuous” variable display effect Controls may be made so that the number of which is lit is increased one by one. Further, during the period of each variation display (including the first variation), the display color of the decoration LED may be controlled to change, or the lighting LED among the plurality of decoration LEDs changes. May be controlled.
再変動演出として、擬似連チャンス図柄といった特殊な飾り図柄を停止表示することに代えて、あるいは特殊な飾り図柄の停止表示とともに、「擬似連」の可変表示演出による各変動表示(初回変動を含む)の期間中に、画像表示装置5の画面上に特定のキャラクタ画像といった所定の演出画像を表示するように制御されてもよい。また、再変動演出として、例えば擬似連チャンス目となる飾り図柄が仮停止表示されるときなどに、特殊な効果音となる音声をスピーカ8L、8Rから出力するように制御されてもよい。こうした再変動演出の一部または全部に加えて、あるいは、これらの再変動演出の一部または全部に代えて、装飾用LEDの点灯や点滅、演出用模型の動作、演出画像の表示、効果音の出力のうち、一部または全部を組み合わせた再変動演出を実行するように制御されてもよい。このとき、1種類の演出態様のみで再変動演出が実行される場合よりも、複数種類の演出態様を組み合わせた再変動演出が実行される期間を含んでいる場合や、複数回の再変動演出における演出態様が変化する場合に、可変表示結果が「大当り」となる可能性(大当り期待度)といった、所定の遊技価値が付与される可能性が高まるようにしてもよい。
As a re-variation effect, each variable display (including the initial variation) by the variable display effect of “pseudo-continuous” instead of stopping the special decorative pattern such as the pseudo-reliable chance symbol or stopping the special decorative symbol. ) May be controlled so as to display a predetermined effect image such as a specific character image on the screen of the
この実施の形態では、「擬似連」の可変表示演出において、擬似連変動(再変動)が1回〜3回行われることにより、第1開始条件あるいは第2開始条件が1回成立したことに基づき、飾り図柄の可変表示があたかも2回〜4回続けて開始されたかのように見せることができる。そして、擬似連変動(再変動)の繰返し実行回数(擬似連回数)が多くなったときには、擬似連回数が少ないときよりも、可変表示結果が「大当り」となる可能性(大当り期待度)が高くなる。また、擬似連変動の繰返し実行回数(擬似連回数)によって演出の発生割合が変化するように制御されてもよい。例えば擬似連変動が2回行われることにより「リーチ確定」となり、擬似連変動が3回行われることにより「スーパーリーチ確定」となるようにしてもよい。なお、「擬似連」の可変表示演出における擬似連変動(再変動)の回数は、例えば4回や5回といった、1回〜3回よりも多くの回数まで実行できるようにしてもよい。 In this embodiment, in the variable display effect of “pseudo-continuous”, the first start condition or the second start condition is satisfied once by performing the pseudo-continuous change (re-change) once to three times. Based on this, it is possible to make it appear as if the variable display of the decorative symbols has been started 2 to 4 times in succession. When the number of repeated executions (pseudo-continuous times) of pseudo-continuous fluctuation (re-variation) increases, there is a possibility that the variable display result will be a “big hit” (expected degree of big hit) than when the number of pseudo-continuous times is small. Get higher. Further, the production ratio may be controlled so as to change depending on the number of repeated executions of the pseudo continuous variation (number of pseudo continuous runs). For example, “reach determination” may be performed when the pseudo continuous variation is performed twice, and “super reach determination” may be performed when the pseudo continuous variation is performed three times. Note that the number of pseudo-continuous fluctuations (re-variations) in the “pseudo-continuous” variable display effect may be executed more than one to three times, for example, four or five times.
こうした飾り図柄の可変表示動作を利用した可変表示演出としては、「擬似連」の他にも、例えば「滑り」や「発展チャンス目」、「発展チャンス目終了」、「チャンス目停止後滑り」といった、各種の演出動作が実行されてもよい。ここで、「滑り」の可変表示演出では、飾り図柄の可変表示が開始されてから可変表示結果となる確定飾り図柄が導出表示されるまでに、「左」、「中」、「右」の飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rにおける全部にて飾り図柄を変動させてから、単一または複数の飾り図柄表示エリア(例えば「左」及び「右」の飾り図柄表示エリア5L、5Rなど)にて飾り図柄を仮停止表示させた後、その仮停止表示した飾り図柄表示エリアのうち所定数(例えば「1」または「2」)の飾り図柄表示エリア(例えば「左」の飾り図柄表示エリア5Lと「右」の飾り図柄表示エリア5Rのいずれか一方または双方)にて飾り図柄を再び変動させた後に停止表示させることで、停止表示する飾り図柄を変更させる演出表示が行われる。 In addition to “pseudo ream”, variable display effects using such variable display operation of decorative symbols include, for example, “slip”, “expansion chance eyes”, “end development opportunity eyes”, “slip after chance eyes stop” Various production operations such as these may be executed. Here, in the variable display effect of “sliding”, “variable” of “left”, “middle”, “right” from the start of variable display of the decorative symbol to the display of the definite decorative symbol that is the variable display result is displayed. After changing the decorative symbols in all of the decorative symbol display areas 5L, 5C, and 5R, a single or a plurality of decorative symbol display areas (for example, “left” and “right” decorative symbol display areas 5L and 5R) are displayed. After temporarily displaying the decorative symbols, a predetermined number (for example, “1” or “2”) of the decorative symbol display areas (for example, “left” decorative symbol display area 5L) of the temporarily stopped display of decorative symbols are displayed. And / or the “right” decorative symbol display area 5R), the decorative symbol is changed again, and then the stop symbol is displayed. Thus, an effect display for changing the decorative symbol to be stopped is performed.
「発展チャンス目」の可変表示演出では、飾り図柄の可変表示が開始されてから可変表示結果となる確定飾り図柄が導出表示されるまでに、「左」、「中」、「右」の飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rにおける全部にて、予め定められた特殊組合せに含まれる発展チャンス目を構成する飾り図柄を仮停止表示させた後、飾り図柄の可変表示態様をリーチ態様として所定のリーチ演出が開始される。一方、「発展チャンス目終了」の可変表示演出では、飾り図柄の可変表示が開始された後に、「左」、「中」、「右」の飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rにおける全部にて、発展チャンス目として予め定められた組合せの飾り図柄を、確定飾り図柄として導出表示させる演出表示が行われる。「チャンス目停止後滑り」の可変表示演出では、「擬似連」の可変表示演出と同様に、飾り図柄の可変表示が開始されてから可変表示結果となる確定飾り図柄が導出表示されるまでに、「左」、「中」、「右」の飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rにおける全部にて擬似連チャンス目となるハズレ組合せ(特殊組合せ)の飾り図柄を一旦仮停止表示させた後、飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rの全部にて飾り図柄を再び変動させる「擬似連」の可変表示演出とは異なり、飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rの一部にて飾り図柄を再び変動させることで、停止表示する飾り図柄を変更させる演出表示が行われる。 In the variable display effect of “Development Opportunity”, the decoration of “Left”, “Middle”, and “Right” from the start of the variable display of the decorative pattern to the display of the fixed decorative pattern that results in the variable display. In all of the symbol display areas 5L, 5C, and 5R, the decorative symbols constituting the development chances included in the predetermined special combination are temporarily stopped and displayed, and then the decorative symbol variable display mode is set as a reach mode. Reach production begins. On the other hand, in the variable display effect of “end of development opportunity”, after the decorative display of the decorative pattern is started, the decorative pattern display areas 5L, 5C, and 5R of “left”, “middle”, and “right” are all displayed. Then, an effect display is performed in which a decorative pattern having a predetermined combination as an opportunity for development is derived and displayed as a confirmed decorative pattern. In the variable display effect of “slip after the chance stop”, as with the variable display effect of “pseudo ream”, after the variable display of the decorative pattern is started, the fixed decorative pattern that is the variable display result is derived and displayed. After temporarily displaying the decorative symbols of the lost combinations (special combinations) that are the pseudo-continuous chances in all of the decorative symbol display areas 5L, 5C, and 5R of “left”, “middle”, and “right”, Unlike the “pseudo-ream” variable display effect that changes the decorative symbols again in all of the decorative symbol display areas 5L, 5C, and 5R, the decorative symbols are changed again in some of the decorative symbol display areas 5L, 5C, and 5R. By doing so, an effect display for changing the decorative design to be stopped is performed.
飾り図柄の可変表示中には、リーチ演出とは異なる演出として、可変表示態様がリーチ態様となる可能性や、スーパーリーチのリーチ演出に発展する可能性、可変表示結果が「大当り」となる可能性といった、遊技者にとって有利な遊技価値が付与される可能性が高いことを示唆する予告演出が実行されることがある。予告演出は、例えば飾り図柄の可変表示態様がリーチ態様となった後、ノーマルのリーチ演出が実行されている所定期間にて実行される。なお、予告演出は、例えば飾り図柄の可変表示が開始された後、飾り図柄の可変表示態様がリーチ態様となるまでの所定期間にて実行可能であってもよい。予告演出の一例として、可動演出部材60が画像表示装置5における表示領域の前面に進出するとともに、効果音の出力や発光体の点灯といった所定の演出動作が実行されればよい。予告演出の他の一例として、画像表示装置5における表示領域に所定のキャラクタを示す演出画像を表示させるとった所定の演出動作が実行されてもよい。
During variable display of decorative designs, the possibility of the variable display mode becoming a reach mode, the possibility of developing into a super-reach reach mode, and the variable display result can be a “big hit” as an effect different from the reach effect A notice effect that suggests that there is a high possibility that a game value advantageous to the player, such as gender, is given. The notice effect is executed, for example, in a predetermined period in which the normal reach effect is executed after the variable display mode of the decorative symbol becomes the reach mode. Note that the notice effect may be executable for a predetermined period of time after the decorative symbol variable display is started, for example, until the decorative symbol variable display mode becomes the reach mode. As an example of the notice effect, the
特図ゲームにおける特別図柄の可変表示結果である特図表示結果が「大当り」となるときには、画像表示装置5の表示領域において、予め定められた大当り組合せとなる確定飾り図柄が導出表示される。一例として、大当り種別が「非確変」または「確変」となる場合には、「左」、「中」、「右」の飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rにおける所定の有効ライン上に同一の飾り図柄が揃って停止表示されることにより、大当り組合せとなる確定飾り図柄が導出表示されればよい。一方、大当り種別が「突確」となる場合には、「左」、「中」、「右」の飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rにおける所定の有効ライン上に所定の短期開放チャンス目を構成する飾り図柄が停止表示されることにより、特殊表示結果となる確定飾り図柄が導出表示されることがある。また、大当り種別が「突確」となる場合には、飾り図柄の可変表示態様がリーチ態様となった後に、所定のリーチ組合せとなる確定飾り図柄が導出表示されることもある。特図表示結果が「小当り」となるときには、短期開放チャンス目を構成する飾り図柄が停止表示されることにより、特殊表示結果となる確定飾り図柄が導出表示される。
When the special figure display result, which is a variable display result of the special symbol in the special figure game, is “big hit”, a definite decorative symbol that is a predetermined big hit combination is derived and displayed in the display area of the
特図表示結果が「ハズレ」となる場合には、飾り図柄の可変表示態様がリーチ態様とならずに、所定の非リーチ組合せを構成する飾り図柄が停止表示されることにより、非特定表示結果となる確定飾り図柄が導出表示されることがある。また、特図表示結果が「ハズレ」となる場合には、飾り図柄の可変表示態様がリーチ態様となった後に、所定のリーチ組合せを構成する飾り図柄が停止表示されることにより、非特定表示結果となる確定飾り図柄が導出表示されることもある。 When the special figure display result is “losing”, the variable display mode of the decorative pattern is not the reach mode, and the decorative pattern constituting the predetermined non-reach combination is stopped and displayed. There are cases in which a definite decorative symbol is derived and displayed. In addition, when the special figure display result is “losing”, after the variable display mode of the decorative pattern becomes the reach mode, the decorative pattern constituting the predetermined reach combination is stopped and displayed, so that the non-specific display The finalized decorative symbol that is the result may be derived and displayed.
次に、本実施例におけるパチンコ遊技機1の動作(作用)を説明する。
Next, the operation (action) of the
主基板11では、所定の電源基板からの電力供給が開始されると、遊技制御用マイクロコンピュータ100が起動し、CPU103によって遊技制御メイン処理となる所定の処理が実行される。遊技制御メイン処理を開始すると、CPU103は、割込み禁止に設定した後、必要な初期設定を行う。この初期設定では、例えばRAM101がクリアされる。また、遊技制御用マイクロコンピュータ100に内蔵されたCTC(カウンタ/タイマ回路)のレジスタ設定を行う。これにより、以後、所定時間(例えば、2ミリ秒)ごとにCTCから割込み要求信号がCPU103へ送出され、CPU103は定期的にタイマ割込み処理を実行することができる。初期設定が終了すると、割込みを許可した後、ループ処理に入る。なお、遊技制御メイン処理では、パチンコ遊技機1の内部状態を前回の電力供給停止時における状態に復帰させるための処理を実行してから、ループ処理に入るようにしてもよい。
In the
こうした遊技制御メイン処理を実行したCPU103は、CTCからの割込み要求信号を受信して割込み要求を受け付けると、割込み禁止状態に設定して、所定の遊技制御用タイマ割込み処理を実行する。遊技制御用タイマ割込処理には、例えばスイッチ処理や異常検出処理、情報出力処理、遊技用乱数更新処理、特別図柄プロセス処理、普通図柄プロセス処理、コマンド制御処理といった、パチンコ遊技機1における遊技の進行などを制御するための処理が含まれている。
When the
スイッチ処理は、スイッチ回路110を介してゲートスイッチ21、第1始動口スイッチ22A、第2始動口スイッチ22B、カウントスイッチ23といった各種スイッチから入力される検出信号の状態を判定する処理である。異常検出処理は、パチンコ遊技機1の異常診断を行い、その診断結果に応じて必要ならば警告を発生可能とする処理である。
The switch processing is processing for determining the state of detection signals input from various switches such as the
図4は、異常検出処理の一例を示すフローチャートである。異常検出処理は、遊技制御用タイマ割込み処理において実行される処理である。異常検出処理において、CPU103は、カウントスイッチ23によって遊技球が検出されたか否かを判定し(ステップS701)、検出されていない場合にはそのまま処理を終了する。
FIG. 4 is a flowchart illustrating an example of the abnormality detection process. The abnormality detection process is a process executed in the game control timer interrupt process. In the abnormality detection process, the
カウントスイッチ23によって遊技球が検出された場合、CPU103は、大入賞口が開放状態であるか否かを判定する(ステップS702)。具体的には、大入賞口が開放状態であることを示す大入賞口開放フラグがセットされているか否かによって大入賞口が開放状態であるか否かを判定する。大入賞口が閉鎖状態である場合(ステップS702;N)、エラーを検出したことを指定するエラー検出指定コマンドの送信設定を行う(ステップS703)。エラー検出指定コマンドはコマンド制御処理にて演出制御基板12に送信され、演出制御基板12は、このコマンドを受信すると、エラーが発生したことを報知するエラー報知演出を実行する。
When a game ball is detected by the
なお、大当り開放中処理の実行中でないとき(特図プロセスフラグの値が“5”でないとき)にカウントスイッチ23によって遊技球が検出された場合に、エラーが発生したものと判定してエラー検出コマンドを送信することとしてもよい。また、大入賞口への入賞異常以外の異常を検出した場合にもエラー検出コマンドを送信することとしてもよい。例えば、閉鎖状態である第2始動入賞口に対する始動入賞の発生や、パチンコ遊技機1の前面扉が開放されていることや、賞球を払い出す払出口から上皿までの経路にて遊技球が詰まることなどの事象が発生した場合に、エラーが発生したものと判定してエラー検出コマンドを送信することとしてもよい。
If a game ball is detected by the
また、情報出力処理は、例えばパチンコ遊技機1の外部に設置されたホール管理用コンピュータに供給される大当り情報、始動情報、確率変動情報などのデータを出力する処理である。遊技用乱数更新処理は、主基板11の側で用いられる複数種類の遊技用乱数のうち、少なくとも一部をソフトウェアにより更新するための処理である。
The information output process is a process for outputting data such as jackpot information, start-up information, probability variation information supplied to a hall management computer installed outside the
一例として、主基板11の側で用いられる遊技用乱数には、特図表示結果決定用の乱数値MR1と、大当り種別決定用の乱数値MR2と、変動パターン決定用の乱数値MR3と、普図表示結果決定用の乱数値MR4とがあればよい。特図表示結果決定用の乱数値MR1は、特図ゲームにおける特別図柄などの可変表示結果を「大当り」として大当り遊技状態に制御するか否かの決定や、可変表示結果を「小当り」として小当り遊技状態に制御するか否かの決定に用いられる乱数値である。大当り種別決定用の乱数値MR2は、可変表示結果を「大当り」とする場合における飾り図柄の可変表示態様である大当り種別を、例えば「非確変」や「確変」、「突確」といった複数種別のいずれかに決定するために用いられる乱数値である。変動パターン決定用の乱数値MR3は、特別図柄や飾り図柄の可変表示における変動パターンを、予め用意された複数パターンのいずれかに決定するために用いられる乱数値である。普図表示結果決定用の乱数値MR4は、普通図柄表示器20による普図ゲームにおける可変表示結果を「普図当り」とするか「普図ハズレ」とするかなどの決定を行うために用いられる乱数値である。
As an example, the game random numbers used on the
遊技制御用タイマ割込処理に含まれる特別図柄プロセス処理では、RAM102に設けられた特図プロセスフラグの値をパチンコ遊技機1における遊技の進行状況に応じて更新し、第1特別図柄表示装置4Aや第2特別図柄表示装置4Bにおける表示動作の制御や、特別可変入賞球装置7における大入賞口の開閉動作設定などを、所定の手順で行うために、各種の処理が選択されて実行される。普通図柄プロセス処理は、普通図柄表示器20における表示動作(例えばセグメントLEDの点灯、消灯など)を制御して、普通図柄の可変表示や普通可変入賞球装置6Bにおける可動翼片の傾動動作設定などを可能にする処理である。
In the special symbol process included in the game control timer interrupt processing, the value of the special symbol process flag provided in the
コマンド制御処理は、主基板11から演出制御基板12などのサブ側の制御基板に対して制御コマンドを伝送させる処理である。一例として、コマンド制御処理では、RAM102に設けられた送信コマンドバッファの値によって指定されたコマンド送信テーブルにおける設定に対応して、I/O105に含まれる出力ポートのうち、演出制御基板12に対して演出制御コマンドを送信するための出力ポートに制御データをセットした後、演出制御INT信号の出力ポートに所定の制御データをセットして演出制御INT信号を所定時間にわたりオン状態としてからオフ状態とすることなどにより、コマンド送信テーブルでの設定に基づく演出制御コマンドの伝送を可能にする。コマンド制御処理を実行した後には、割込み許可状態に設定してから、遊技制御用タイマ割込み処理を終了する。
The command control process is a process of transmitting a control command from the
図5は、特別図柄プロセス処理の一例を示すフローチャートである。この特別図柄プロセス処理において、CPU103は、まず、始動入賞判定処理を実行する(ステップS101)。図6は、ステップS101にて実行される始動入賞判定処理の一例を示すフローチャートである。
FIG. 5 is a flowchart showing an example of the special symbol process. In this special symbol process, the
始動入賞判定処理を開始すると、CPU103は、まず、普通入賞球装置6Aが形成する第1始動入賞口に対応して設けられた第1始動口スイッチ22Aからの検出信号に基づき、第1始動口スイッチ22Aがオンであるか否かを判定する(ステップS201)。このとき、第1始動口スイッチ22Aがオンであれば(ステップS201;Yes)、第1特図を用いた特図ゲームの保留記憶数である第1特図保留記憶数が、所定の上限値(例えば「4」)となっているか否かを判定する(ステップS202)。このとき、CPU103は、RAM102の所定領域(例えば遊技制御カウンタ設定部)に設けられた第1保留記憶数カウンタの格納値である第1保留記憶数カウント値を読み取ることにより、第1特図保留記憶数を特定できればよい。ステップS202にて第1特図保留記憶数が上限値ではないときには(ステップS202;No)、RAM102の所定領域(例えば遊技制御バッファ設定部)に設けられた始動口バッファの格納値である始動口バッファ値を、「1」に設定する(ステップS203)。
When the start winning determination process is started, the
ステップS201にて第1始動口スイッチ22Aがオフであるときや(ステップS201;No)、ステップS202にて第1特図保留記憶数が上限値に達しているときには(ステップS202;Yes)、普通可変入賞球装置6Bが形成する第2始動入賞口に対応して設けられた第2始動口スイッチ22Bからの検出信号に基づき、第2始動口スイッチ22Bがオンであるか否かを判定する(ステップS204)。このとき、第2始動口スイッチ22Bがオンであれば(ステップS204;Yes)、第2特図を用いた特図ゲームの保留記憶数である第2特図保留記憶数が、所定の上限値(例えば「4」)となっているか否かを判定する(ステップS205)。このとき、CPU103は、RAM102の所定領域(例えば遊技制御カウンタ設定部)に設けられた第2保留記憶数カウンタの格納値である第2保留記憶数カウント値を読み取ることにより、第2特図保留記憶数を特定できればよい。ステップS205にて第2特図保留記憶数が上限値ではないときには(ステップS205;No)、始動口バッファ値を「2」に設定する(ステップS206)。
When the first start-up switch 22A is OFF in step S201 (step S201; No), or when the first special figure reservation storage number reaches the upper limit value in step S202 (step S202; Yes), it is normal. It is determined whether or not the second start port switch 22B is on based on a detection signal from the second start port switch 22B provided corresponding to the second start winning port formed by the variable winning
ステップS203、S206の処理のいずれかを実行した後には、始動口バッファ値に応じた保留記憶数カウント値を1加算するように更新する(ステップS207)。例えば、始動口バッファ値が「1」であるときには第1保留記憶数カウント値を1加算する一方で、始動口バッファ値が「2」であるときには第2保留記憶数カウント値を1加算する。こうして、第1保留記憶数カウント値は、第1始動入賞口を遊技球が通過(進入)して第1特図を用いた特図ゲームに対応した第1始動条件が成立したときに、1増加(インクリメント)するように更新される。また、第2保留記憶数カウント値は、第2始動入賞口を遊技球が通過(進入)して第2特図を用いた特図ゲームに対応した第2始動条件が成立したときに、1増加(インクリメント)するように更新される。このときには、RAM102の所定領域(例えば遊技制御カウンタ設定部)に設けられた合計保留記憶数カウンタの格納値である合計保留記憶数カウント値を、1加算するように更新する(ステップS208)。
After executing one of the processes in steps S203 and S206, the pending storage number count value corresponding to the start port buffer value is updated to be incremented by 1 (step S207). For example, when the starting port buffer value is “1”, the first reserved memory number count value is incremented by 1, while when the starting port buffer value is “2”, the second reserved memory number count value is incremented by one. Thus, the first reserved memory number count value is 1 when the game ball passes (enters) the first start winning opening and the first start condition corresponding to the special figure game using the first special figure is satisfied. Updated to increase (increment). Further, the second reserved memory number count value is 1 when the game ball passes (enters) the second start winning opening and the second start condition corresponding to the special figure game using the second special figure is satisfied. Updated to increase (increment). At this time, the total pending storage number count value, which is the stored value of the total pending storage number counter provided in a predetermined area (for example, the game control counter setting unit) of the
ステップS208の処理を実行した後に、CPU103は、始動入賞の発生時に対応した所定の遊技用乱数を抽出する(ステップS209)。一例として、ステップS209の処理では、乱数回路104やRAM102の所定領域(例えば遊技制御カウンタ設定部)に設けられたランダムカウンタ等によって更新される数値データのうちから、特図表示結果決定用の乱数値MR1や大当り種別決定用の乱数値MR2、変動パターン決定用の乱数値MR3を示す数値データが抽出される。こうして抽出された各乱数値を示す数値データが保留データとして、始動口バッファ値に応じた特図保留記憶部における空きエントリの先頭にセットされることで記憶される(ステップS210)。例えば、始動口バッファ値が「1」であるときには、保留データが図7(A)に示すような第1特図保留記憶部にセットされる。一方、始動口バッファ値が「2」であるときには、保留データが図7(A)に示すような第2特図保留記憶部にセットされる。なお、変動パターン決定用の乱数値MR3を示す数値データは、第1始動入賞口や第2始動入賞口を遊技球が通過したときに抽出されるものに限定されず、第1特図や第2特図を用いた特図ゲームが開始されるときに抽出されるようにしてもよい。
After executing the process of step S208, the
図7(A)に示す第1特図保留記憶部は、普通入賞球装置6Aが形成する第1始動入賞口を遊技球が通過(進入)したものの未だ開始されていない特図ゲーム(第1特別図柄表示装置4Aにおける第1特図を用いた特図ゲーム)の保留データを記憶する。一例として、第1特図保留記憶部151Aは、第1始動入賞口への入賞順(遊技球の検出順)に保留番号と関連付けて、その遊技球の通過(進入)における第1始動条件の成立に基づいてCPU103により乱数回路104等から抽出された特図表示結果決定用の乱数値MR1や大当り種別決定用の乱数値MR2、変動パターン決定用の乱数値MR3を示す数値データなどを保留データとして、その記憶数が所定の上限値(例えば「4」)に達するまで記憶する。こうして第1特図保留記憶部151Aに記憶された保留データは、第1特図を用いた特図ゲームの実行が保留されていることを示し、この特図ゲームにおける可変表示結果(特図表示結果)に基づき所定の遊技価値が付与されるか否かなどを判定可能にする保留記憶情報となる。
The first special figure storage unit shown in FIG. 7A is a special game (first game) that has not yet started, although the game ball has passed (entered) through the first start winning opening formed by the normal
図7(B)に示す第2特図保留記憶部151Bは、普通可変入賞球装置6Bが形成する第2始動入賞口を遊技球が通過(進入)したものの未だ開始されていない特図ゲーム(第2特別図柄表示装置4Bにおける第2特図を用いた特図ゲーム)の保留データを記憶する。一例として、第2特図保留記憶部151Bは、第2始動入賞口への入賞順(遊技球の検出順)に保留番号と関連付けて、その遊技球の通過(進入)における第2始動条件の成立に基づいてCPU103により乱数回路104等から抽出された特図表示結果決定用の乱数値MR1や大当り種別決定用の乱数値MR2、変動パターン決定用の乱数値MR3を示す数値データなどを保留データとして、その数が所定の上限値(例えば「4」)に達するまで記憶する。こうして第2特図保留記憶部151Bに記憶された保留データは、第2特図を用いた特図ゲームの実行が保留されていることを示し、この特図ゲームにおける可変表示結果(特図表示結果)に基づき所定の遊技価値が付与されるか否かなどを判定可能にする保留記憶情報となる。
The second special
ステップS210の処理に続いて、始動入賞時におけるコマンドの送信設定が行われる(ステップS211)。例えば、始動口バッファ値が「1」であるときには、演出制御基板12に対して第1始動口入賞指定コマンドを送信するための設定を行う。これに対して、始動口バッファ値が「2」であるときには、演出制御基板12に対して第2始動口入賞指定コマンドを送信するための設定を行う。第1始動口入賞指定コマンドは、遊技球が第1始動入賞口を通過(進入)したことにより第1始動条件が成立したことを指定する演出制御コマンドである。第2始動口入賞指定コマンドは、遊技球が第2始動入賞口を通過(進入)したことにより第2始動条件が成立したことを指定する演出制御コマンドである。また、演出制御基板12に対して合計保留記憶数を通知する保留記憶数通知コマンドの送信設定が行われてもよい。こうして設定された始動口入賞指定コマンドや保留記憶数通知コマンドは、例えば特別図柄プロセス処理が終了した後にコマンド制御処理が実行されることなどにより、主基板11から演出制御基板12に対して伝送される。
Subsequent to the process of step S210, command transmission setting at the time of start winning is performed (step S211). For example, when the start port buffer value is “1”, a setting for transmitting a first start port winning designation command to the
ステップS211の処理を実行した後には、始動口バッファ値が「1」であるか「2」であるかを判定する(ステップS212)。このとき、始動口バッファ値が「1」であれば(ステップS212;「1」)、始動口バッファをクリアして、その格納値を「0」に初期化してから(ステップS213)、ステップS204の処理に進む。これに対して、始動口バッファ値が「2」であるときには(ステップS212;「2」)、始動口バッファをクリアして、その格納値を「0」に初期化してから(ステップS214)、始動入賞判定処理を終了する。 After executing the process of step S211, it is determined whether the start port buffer value is “1” or “2” (step S212). At this time, if the start port buffer value is “1” (step S212; “1”), the start port buffer is cleared and the stored value is initialized to “0” (step S213), and then step S204. Proceed to the process. On the other hand, when the starting port buffer value is “2” (step S212; “2”), the starting port buffer is cleared and its stored value is initialized to “0” (step S214). The start winning determination process is terminated.
図5に示すステップS101にて始動入賞判定処理を実行した後、CPU103は、RAM102の所定領域(例えば遊技制御フラグ設定部)に設けられた特図プロセスフラグの値に応じて、ステップS110〜S120の処理のいずれかを選択して実行する。
After executing the start winning determination process in step S101 shown in FIG. 5, the
ステップS110の特別図柄通常処理は、特図プロセスフラグの値が“0”のときに実行される。この特別図柄通常処理では、第1特図保留記憶部151Aや第2特図保留記憶部151Bに記憶されている保留データの有無などに基づいて、第1特別図柄表示装置4Aや第2特別図柄表示装置4Bによる特図ゲームを開始するか否かの判定が行われる。また、特別図柄通常処理では、特図表示結果決定用の乱数値MR1を示す数値データに基づき、特別図柄や飾り図柄の可変表示結果を「大当り」または「小当り」とするか否かを、その可変表示結果が導出表示される以前に決定(事前決定)する。さらに、特別図柄通常処理では、特図ゲームにおける特別図柄の可変表示結果に対応して、第1特別図柄表示装置4Aや第2特別図柄表示装置4Bによる特図ゲームにおける確定特別図柄(大当り図柄や小当り図柄、ハズレ図柄のいずれか)が設定される。特別図柄通常処理では、特別図柄や飾り図柄の可変表示結果を事前決定したときに、特図プロセスフラグの値が“1”に更新される。
The special symbol normal process in step S110 is executed when the value of the special symbol process flag is “0”. In this special symbol normal processing, the first special
ステップS111の変動パターン設定処理は、特図プロセスフラグの値が“1”のときに実行される。この変動パターン設定処理には、可変表示結果を「大当り」または「小当り」とするか否かの事前決定結果などに基づいて、変動パターンを複数種類のいずれかに決定する処理などが含まれている。特別図柄や飾り図柄の可変表示時間は、変動パターンに対応して予め設定されている。したがって、変動パターン設定処理にて変動パターンを決定することにより、特別図柄の可変表示を開始してから可変表示結果となる確定特別図柄を導出するまでの可変表示時間が決定される。また、変動パターン設定処理は、可変表示結果が「ハズレ」となる場合に、飾り図柄の可変表示態様を「リーチ」とするか否かを決定する処理を含んでもよい。あるいは、変動パターン設定処理にて可変表示結果が「ハズレ」となる場合の変動パターンを所定割合で決定することにより、飾り図柄の可変表示態様を「リーチ」とするか否かが決定されてもよい。さらに、変動パターン設定処理は、第1特別図柄表示装置4Aや第2特別図柄表示装置4Bにおいて特別図柄の変動を開始させるための設定を行う処理を含んでもよい。変動パターン設定処理が実行されたときには、特図プロセスフラグの値が“2”に更新される。
The variation pattern setting process in step S111 is executed when the value of the special figure process flag is “1”. This variation pattern setting process includes a process for determining a variation pattern as one of a plurality of types based on a result of a prior decision as to whether or not the variable display result is “big hit” or “small hit”. ing. The variable display time for special symbols and decorative symbols is set in advance corresponding to the variation pattern. Accordingly, by determining the variation pattern in the variation pattern setting process, the variable display time from the start of variable display of the special symbol to the deriving of the definite special symbol resulting in the variable display result is determined. In addition, the variation pattern setting process may include a process of determining whether or not the variable display mode of the decorative symbol is “reach” when the variable display result is “losing”. Alternatively, even if it is determined whether or not the variable display mode of the decorative symbol is set to “reach” by determining the fluctuation pattern when the variable display result is “lost” in the fluctuation pattern setting process at a predetermined ratio. Good. Furthermore, the variation pattern setting process may include a process of performing setting for starting the variation of the special symbol in the first special
ステップS112の特別図柄変動処理は、特図プロセスフラグの値が“2”のときに実行される。この特別図柄変動処理には、第1特別図柄表示装置4Aや第2特別図柄表示装置4Bにおいて特別図柄を変動させるための設定を行う処理や、その特別図柄が変動を開始してからの経過時間を計測する処理などが含まれている。そして、特別図柄の変動を開始してからの経過時間が特図変動時間に達したときには、特図プロセスフラグの値が“3”に更新される。
The special symbol variation process in step S112 is executed when the value of the special symbol process flag is “2”. The special symbol variation process includes a process for performing setting for varying the special symbol in the first special
ステップS113の特別図柄停止処理は、特図プロセスフラグの値が“3”のときに実行される。この特別図柄停止処理には、第1特別図柄表示装置4Aや第2特別図柄表示装置4Bにて特別図柄の変動を停止させ、特別図柄の可変表示結果となる確定特別図柄を停止表示させるための設定を行う処理が含まれている。そして、RAM102の所定領域(例えば遊技制御フラグ設定部)に設けられた大当りフラグや小当りフラグがオンとなっているか否かの判定などが行われる。大当りフラグがオンである場合には、特図表示結果が「大当り」であることに基づく大当り遊技状態の開始を指定する当り開始指定コマンドの送信設定を行うとともに、特図プロセスフラグの値を“4”に更新する。小当りフラグがオンである場合には、特図表示結果が「小当り」であることに基づく小当り遊技状態の開始を指定する当り開始指定コマンドの送信設定を行うとともに、特図プロセスフラグの値を“8”に更新する。大当りフラグや小当りフラグがオフである場合には、特図プロセスフラグの値を“0”に更新する。
The special symbol stop process in step S113 is executed when the value of the special symbol process flag is “3”. In the special symbol stop process, the first special
ステップS114の大当り開放前処理は、特図プロセスフラグの値が“4”のときに実行される。この大当り開放前処理には、可変表示結果が「大当り」となったことなどに基づき、大当り遊技状態においてラウンド遊技の実行を開始して大入賞口を開放状態とするための設定を行う処理などが含まれている。この処理では、例えば大当り種別が「非確変」、「確変」、「突確」のいずれであるかに対応して、大入賞口を開放状態とする期間の上限を設定するようにしてもよい。一例として、大当り種別が「非確変」または「確変」に対応して、大入賞口を開放状態とする期間の上限を「29秒」に設定することにより、通常開放ラウンドが実行されるようにすればよい。一方、大当り種別が「突確」に対応して、大入賞口を開放状態とする期間の上限を「0.1秒」に設定することにより、短期開放ラウンドが実行されるようにすればよい。大当り開放前処理が実行されたときには、特図プロセスフラグの値が“5”に更新される。 The big hit release pre-processing in step S114 is executed when the value of the special figure process flag is “4”. The pre-opening process for the big hit is based on the fact that the variable display result is “big hit”, etc., and the process for starting the execution of the round game in the big hit gaming state and setting the winning prize opening to the open state, etc. It is included. In this process, for example, the upper limit of the period during which the big winning opening is opened may be set according to whether the big hit type is “non-probability change”, “probability change”, or “surprise change”. As an example, the normal opening round is executed by setting the upper limit of the period during which the big winning opening is opened to “29 seconds” corresponding to “non-probability change” or “probability change” for the big hit type. do it. On the other hand, the short-term opening round may be executed by setting the upper limit of the period during which the big winning opening is in the open state to “0.1 seconds” corresponding to the big hit type “surprise”. When the big hit release pre-processing is executed, the value of the special figure process flag is updated to “5”.
ステップS115の大当り開放中処理は、特図プロセスフラグの値が“5”のときに実行される。この大当り開放中処理には、大入賞口を開放状態としてからの経過時間を計測する処理や、その計測した経過時間やカウントスイッチ23によって検出された遊技球の個数などに基づいて、大入賞口を開放状態から閉鎖状態に戻すタイミングとなったか否かを判定する処理などが含まれている。そして、大入賞口を閉鎖状態に戻したときには、特図プロセスフラグの値が“6”に更新される。
The big hit release processing in step S115 is executed when the value of the special figure process flag is “5”. The big hit opening process includes a process for measuring an elapsed time after the big winning opening is opened, a number of game balls detected by the measured elapsed time and the
ステップS116の大当り開放後処理は、特図プロセスフラグの値が“6”のときに実行される。この大当り開放後処理には、大入賞口を開放状態とするラウンド遊技の実行回数が所定の上限回数に達したか否かを判定する処理や、上限回数に達していない場合に次回のラウンド遊技が開始されるまで待機する処理などが含まれている。そして、次回のラウンド遊技が開始されるときには、特図プロセスフラグの値が“4”に更新される一方、ラウンド遊技の実行回数が上限回数に達したときには、特図プロセスフラグの値が“7”に更新される。 The big hit release post-processing in step S116 is executed when the value of the special figure process flag is “6”. In this post-hit opening process, a process for determining whether or not the number of executions of the round game in which the big winning opening is in an open state has reached a predetermined upper limit number, or the next round game when the upper limit number has not been reached. Processing that waits until the start is included. When the next round game is started, the value of the special figure process flag is updated to “4”, while when the number of executions of the round game reaches the upper limit number, the value of the special figure process flag is “7”. Is updated.
ステップS117の大当り終了処理は、特図プロセスフラグの値が“7”のときに実行される。この大当り終了処理には、画像表示装置5やスピーカ8L、8R、遊技効果ランプ9などといった演出装置により、大当り遊技状態の終了を報知する演出動作としてのエンディング演出が実行される期間に対応した待ち時間が経過するまで待機する処理や、確変制御条件の成否に対応して確変状態や時短状態に制御するための各種の設定を行う処理などが含まれている。そして、確変状態や時短状態に制御するための設定が行われたときには、特図プロセスフラグの値が“0”に更新される。
The big hit end process in step S117 is executed when the value of the special figure process flag is “7”. In the jackpot end process, a waiting time corresponding to a period in which an ending effect as an effect operation for notifying the end of the jackpot game state is executed by an effect device such as the
ステップS118の小当り開放前処理は、特図プロセスフラグの値が“8”のときに実行される。この小当り開放前処理には、可変表示結果が「小当り」となったことなどに基づき、小当り遊技状態において大入賞口を開放状態とするための設定を行う処理などが含まれている。一例として、可変表示結果が「大当り」で大当り種別が「突確」となったときと同様に、大入賞口を開放状態とする期間の上限を「0.1秒」に設定することにより、小当り遊技状態とする設定が行われればよい。このときには、特図プロセスフラグの値が“9”に更新される。 The small hit release pre-processing in step S118 is executed when the value of the special figure process flag is “8”. The pre-opening process for small hits includes a process for setting the big winning opening to be open in the small hit gaming state based on the fact that the variable display result is “small hit”. . As an example, just as when the variable display result is “big hit” and the big hit type is “surprise”, the upper limit of the period during which the big prize opening is in the open state is set to “0.1 second”. It is only necessary to set the winning game state. At this time, the value of the special figure process flag is updated to “9”.
ステップS119の小当り開放中処理は、特図プロセスフラグの値が“9”のときに実行される。この小当り開放中処理には、大入賞口を開放状態としてからの経過時間を計測する処理や、その計測した経過時間などに基づいて、大入賞口を開放状態から閉鎖状態に戻すタイミングとなったか否かを判定する処理などが含まれている。そして、大入賞口を閉鎖状態に戻したときには、開放回数が所定の上限回数に達したか否かを判定する処理や、上限回数に達していない場合に再び大入賞口を開放状態とするまで待機する処理などが実行される。大入賞口の開放回数が上限回数に達したときには、特図プロセスフラグの値が“10”に更新される。 The small hit releasing process in step S119 is executed when the value of the special figure process flag is “9”. In the small hit opening process, the process of measuring the elapsed time since the big prize opening is in the open state, and the timing for returning the big prize opening from the open state to the closed state based on the measured elapsed time, etc. The process etc. which determine whether or not were included are included. And when returning the grand prize opening to the closed state, until the number of times of opening has reached a predetermined upper limit number of times, or when the upper limit number of times has not been reached, Waiting processing or the like is executed. When the number of times that the special winning opening is opened reaches the upper limit, the value of the special figure process flag is updated to “10”.
ステップS120の小当り終了処理は、特図プロセスフラグの値が“10”のときに実行される。この小当り終了処理には、画像表示装置5やスピーカ8L、8R、遊技効果ランプ9などといった演出装置により、小当り遊技状態の終了を報知する演出動作が実行される期間に対応した待ち時間が経過するまで待機する処理などが含まれている。ここで、小当り遊技状態が終了するときには、確変フラグや時短フラグの状態を変更しないようにして、小当り遊技状態となる以前のパチンコ遊技機1における遊技状態を継続させる。小当り遊技状態の終了時における待ち時間が経過したときには、特図プロセスフラグの値が“0”に更新される。
The small hit end process in step S120 is executed when the value of the special figure process flag is “10”. In this small hit end process, there is a waiting time corresponding to a period during which the presentation operation for informing the end of the small hit gaming state is executed by the presentation device such as the
図8は、特別図柄通常処理として、図5のステップS110にて実行される処理の一例を示すフローチャートである。図8に示す特別図柄通常処理において、CPU103は、まず、第2特図保留記憶数が「0」であるか否かを判定する(ステップS231)。第2特図保留記憶数は、第2特別図柄表示装置4Bによる第2特図を用いた特図ゲームの保留記憶数である。CPU103は、第2保留記憶数カウント値を読み出し、その読出値が「0」であるか否かを判定すればよい。
FIG. 8 is a flowchart showing an example of the process executed in step S110 of FIG. 5 as the special symbol normal process. In the special symbol normal process shown in FIG. 8, the
ステップS231にて第2特図保留記憶数が「0」以外であるときには(ステップS231;No)、第2特図保留記憶部151Bにて保留番号「1」に対応して記憶されている保留データとして、特図表示結果決定用の乱数値MR1、大当り種別決定用の乱数値MR2、変動パターン決定用の乱数値MR3を示す数値データをそれぞれ読み出す(ステップS232)。このとき読み出された数値データは、例えば変動用乱数バッファなどに格納されて、一時記憶されればよい。
When the second special figure reservation storage number is other than “0” in step S231 (step S231; No), the second special figure
ステップS232の処理に続いて、例えば第2保留記憶数カウント値を1減算して更新することなどにより、第2特図保留記憶数を1減算させるように更新するとともに、第2特図保留記憶部151Bにて保留番号「1」より下位のエントリ(例えば保留番号「2」〜「4」に対応するエントリ)に記憶された乱数値MR1〜MR3を示す保留データを、1エントリずつ上位にシフトする(ステップS233)。また、ステップS233の処理では、合計保留記憶数カウント値を1減算するように更新してもよい。このときには、変動特図指定バッファの格納値である変動特図指定バッファ値を「2」に更新する(ステップS234)。
Subsequent to the processing of step S232, for example, by subtracting and updating the second reserved memory number count value by 1, etc., the second special figure reserved memory number is updated by 1 and the second special figure reserved memory is also updated. The hold data indicating the random number values MR1 to MR3 stored in the entries lower than the hold number “1” (for example, entries corresponding to the hold numbers “2” to “4”) are shifted upward by one entry in the
ステップS231にて第2特図保留記憶数が「0」であるときには(ステップS231;Yes)、第1特図保留記憶数が「0」であるか否かを判定する(ステップS235)。第1特図保留記憶数は、第1特別図柄表示装置4Aによる第1特図を用いた特図ゲームの保留記憶数である。CPU103は、第1保留記憶数カウント値を読み出し、その読出値が「0」であるか否かを判定すればよい。このように、ステップS235の処理は、ステップS231にて第2特図保留記憶数が「0」であると判定されたときに実行されて、第1特図保留記憶数が「0」であるか否かを判定する。これにより、第2特図を用いた特図ゲームは、第1特図を用いた特図ゲームよりも優先して実行が開始されることになる。
When the second special figure reserved memory number is “0” in step S231 (step S231; Yes), it is determined whether or not the first special figure reserved memory number is “0” (step S235). The first special figure reserved memory number is the reserved memory number of the special figure game using the first special figure by the first special
ステップS235にて第1特図保留記憶数が「0」以外であるときには(ステップS235;No)、第1特図保留記憶部151Aにて保留番号「1」に対応して記憶されている保留データとして、特図表示結果決定用の乱数値MR1、大当り種別決定用の乱数値MR2、変動パターン決定用の乱数値MR3を示す数値データをそれぞれ読み出す(ステップS236)。このとき読み出された数値データは、例えば変動用乱数バッファなどに格納されて、一時記憶されればよい。
When the first special figure reservation storage number is other than “0” in step S235 (step S235; No), the first special figure
ステップS236の処理に続いて、例えば第1保留記憶数カウント値を1減算して更新することなどにより、第1特図保留記憶数を1減算させるように更新するとともに、第1特図保留記憶部151Aにて保留番号「1」より下位のエントリ(例えば保留番号「2」〜「4」に対応するエントリ)に記憶された乱数値MR1〜MR3を示す保留データを、1エントリずつ上位にシフトする(ステップS237)。また、ステップS237の処理では、合計保留記憶数カウント値を1減算するように更新してもよい。このときには、変動特図指定バッファ値を「1」に更新する(ステップS238)。
Subsequent to the process of step S236, for example, by updating the first reserved memory number count value by subtracting 1 and updating the first special figure reserved memory number, the first special figure reserved memory is updated. The hold data indicating the random number values MR1 to MR3 stored in the entry lower than the hold number “1” (for example, the entries corresponding to the hold numbers “2” to “4”) in the
ステップS234、S238の処理のいずれかを実行した後には、特別図柄の可変表示結果である特図表示結果を、「大当り」と「小当り」と「ハズレ」のいずれかに決定する(ステップS239)。一例として、ステップS239の処理では、予めROM101の所定領域に記憶するなどして用意された特図表示結果決定テーブルを選択し、特図表示結果を決定するための使用テーブルに設定する。特図表示結果決定テーブルでは、変動特図が第1特図と第2特図のいずれであるかや、確変制御が行われる確変状態であるか否かに応じて、特図表示結果決定用の乱数値MR1と比較される数値(決定値)が、特図表示結果を「大当り」と「小当り」と「ハズレ」のいずれとするかの決定結果に、割り当てられていればよい。変動特図は、開始条件が成立した特図ゲームにて可変表示される特別図柄であり、変動特図指定バッファ値に対応して特定することができる。すなわち、変動特図指定バッファ値が「1」の場合には、変動特図が第1特図となる。一方、変動特図指定バッファ値が「2」の場合には、変動特図が第2特図となる。CPU103は、変動用乱数バッファから読み出した特図表示結果決定用の乱数値MR1を示す数値データに基づいて、特図表示結果決定テーブルを参照することにより、特図表示結果を決定すればよい。
After executing one of the processes of steps S234 and S238, the special figure display result, which is the variable symbol display result, is determined as one of “big hit”, “small hit”, and “losing” (step S239). ). As an example, in the process of step S239, a special figure display result determination table prepared by storing in a predetermined area of the
図9(A)は、ステップS239の処理による特図表示結果の決定例を示している。この決定例では、確変状態における確変制御の有無に応じて、特図表示結果を「大当り」とするか否かの決定割合を異ならせている。より具体的に、確変状態にて確変制御が行われているときには、通常状態や時短状態にて確変制御が行われていないときよりも高い割合で、特図表示結果が「大当り」に決定される。したがって、確変制御が行われる確変状態であるときには、通常状態や時短状態にて確変制御が行われていないときよりも、特図表示結果が「大当り」になりやすく、大当り遊技状態になりやすい。また、図9(A)に示す決定例では、変動特図が第1特図である場合に、所定割合で特図表示結果が「小当り」に決定される。一方、変動特図が第2特図である場合には、特図表示結果が「小当り」に決定されることがない。 FIG. 9A shows an example of determining the special figure display result by the process of step S239. In this determination example, the determination ratio for determining whether or not the special figure display result is “big hit” is varied depending on the presence or absence of probability variation control in the probability variation state. More specifically, when probability variation control is performed in the probability variation state, the special figure display result is determined to be “big hit” at a higher rate than when probability variation control is not performed in the normal state or in the short time state. The Therefore, in the probability variation state in which the probability variation control is performed, the special figure display result is more likely to be a “hit” and more likely to be in the big hit gaming state than when the probability variation control is not performed in the normal state or the short time state. In the determination example shown in FIG. 9A, when the fluctuation special chart is the first special figure, the special figure display result is determined as “small hit” at a predetermined ratio. On the other hand, when the fluctuation special figure is the second special figure, the special figure display result is not determined to be “small hit”.
その後、ステップS239にて決定された特図表示結果が「大当り」であるか否かを判定する(ステップS240)。特図表示結果が「大当り」に決定された場合には(ステップS240;Yes)、RAM102の所定領域(例えば遊技制御フラグ設定部)に設けられた大当りフラグをオン状態にセットする(ステップS241)。また、大当り種別を複数種類のいずれかに決定する(ステップS242)。一例として、ステップS242の処理では、予めROM101の所定領域に記憶するなどして用意された大当り種別決定テーブルを選択し、大当り種別を決定するための使用テーブルに設定する。大当り種別決定テーブルでは、変動特図が第1特図と第2特図のいずれであるかに応じて、大当り種別決定用の乱数値MR2と比較される数値(決定値)が、大当り種別を複数種類のいずれとするかの決定結果に、割り当てられていればよい。CPU103は、変動用乱数バッファから読み出した大当り種別決定用の乱数値MR2を示す数値データに基づいて、大当り種別決定テーブルを参照することにより、大当り種別を決定すればよい。
Thereafter, it is determined whether or not the special figure display result determined in step S239 is “big hit” (step S240). When the special figure display result is determined to be “big hit” (step S240; Yes), the big hit flag provided in a predetermined area (for example, the game control flag setting unit) of the
図9(B)は、ステップS242の処理による大当り種別の決定例を示している。この決定例では、変動特図が第1特図であるか第2特図であるかに応じて、大当り種別の決定割合を異ならせている。より具体的に、変動特図が第1特図である場合に、所定割合で大当り種別が「突確」に決定される。一方、変動特図が第2特図である場合には、大当り種別が「突確」には決定されない。すなわち、大当り種別が「突確」に決定されるのは、変動特図が第1特図のときだけになる。このように、特図ゲームにて可変表示される特別図柄に応じて、異なる大当り種別に決定されてもよい。また、大当り種別が「確変」に決定される割合は、変動特図が第1特図のときよりも、変動特図が第2特図のときに高くなる。このように、特図ゲームにて可変表示される特別図柄に応じて異なる割合で、所定の大当り種別に決定されてもよい。 FIG. 9B shows an example of determining the jackpot type by the process of step S242. In this determination example, the determination ratio of the jackpot type is varied depending on whether the variation special chart is the first special chart or the second special chart. More specifically, when the variation special chart is the first special chart, the big hit type is determined to be “surprise” at a predetermined rate. On the other hand, when the variation special chart is the second special chart, the big hit type is not determined to be “surprise”. That is, the big hit type is determined to be “surprise” only when the variation special chart is the first special figure. In this manner, different jackpot types may be determined according to special symbols variably displayed in the special figure game. Further, the ratio at which the big hit type is determined to be “probable change” is higher when the fluctuation special chart is the second special figure than when the fluctuation special figure is the first special figure. Thus, the predetermined jackpot type may be determined at a different rate depending on the special symbol variably displayed in the special game.
ステップS242の処理を実行した後には、大当り種別を記憶させる(ステップS243)。CPU103は、RAM102の所定領域(例えば遊技制御バッファ設定部)に設けられた大当り種別バッファに、大当り種別の決定結果を示すデータを格納することにより、大当り種別を記憶させればよい。
After executing the process of step S242, the big hit type is stored (step S243). The
ステップS240にて特図表示結果が「大当り」ではない場合には(ステップS240;No)、その特図表示結果は「小当り」であるか否かを判定する(ステップS244)。このとき、特図表示結果が「小当り」である場合には(ステップS244;Yes)、RAM102の所定領域(例えば遊技制御フラグ設定部)に設けられた小当りフラグをオン状態にセットする(ステップS245)。
When the special figure display result is not “big hit” in step S240 (step S240; No), it is determined whether or not the special figure display result is “small hit” (step S244). At this time, when the special figure display result is “small hit” (step S244; Yes), the small hit flag provided in a predetermined area (for example, the game control flag setting unit) of the
ステップS244にて特図表示結果が「小当り」ではない場合や(ステップS244;No)、ステップS243、S245の処理のいずれかを実行した後には、特図ゲームにおける特別図柄の可変表示結果となる確定特別図柄を決定する(ステップS246)。一例として、ステップS240、S244にて特図表示結果が「大当り」や「小当り」ではないと判定された場合には、ハズレ図柄として予め定められた特別図柄を確定特別図柄に決定する。一方、ステップS240にて特図表示結果が「大当り」であると判定された場合には、ステップS242における大当り種別の決定結果に応じて、複数種類の大当り図柄として予め定められた特別図柄のいずれかを確定特別図柄に決定すればよい。ステップS244にて特図表示結果が「小当り」であると判定された場合には、小当り図柄として予め定められた特別図柄を確定特別図柄に決定すればよい。 When the special figure display result is not “small hit” in step S244 (step S244; No), or after executing any of the processes of steps S243 and S245, the special symbol variable display result in the special figure game is displayed. The determined special symbol is determined (step S246). As an example, when it is determined in steps S240 and S244 that the special figure display result is not “big hit” or “small hit”, a special symbol predetermined as a lost symbol is determined as a confirmed special symbol. On the other hand, if it is determined in step S240 that the special figure display result is “big hit”, any of the special symbols predetermined as a plurality of types of big hit symbols is determined according to the determination result of the big hit type in step S242. Can be determined as a confirmed special symbol. If it is determined in step S244 that the special figure display result is “small hit”, the special symbol predetermined as the small hit symbol may be determined as the confirmed special symbol.
ステップS246の処理を実行した後には、特図プロセスフラグの値を“1”に更新してから(ステップS247)、特別図柄通常処理を終了する。ステップS247にて特図プロセスフラグの値が“1”に更新されることにより、次回のタイマ割込みが発生したときには、図5に示すステップS111の変動パターン設定処理が実行される。 After executing the process of step S246, the value of the special figure process flag is updated to “1” (step S247), and the special symbol normal process is terminated. When the value of the special figure process flag is updated to “1” in step S247, when the next timer interrupt occurs, the variation pattern setting process in step S111 shown in FIG. 5 is executed.
ステップS235にて第1特図を用いた特図ゲームの保留記憶数が「0」である場合には(ステップS235;Yes)、所定のデモ表示設定を行ってから(ステップS248)、特別図柄通常処理を終了する。このデモ表示設定では、例えば画像表示装置5において所定の演出画像を表示したり、スピーカ8L、8Rにおいて所定の音声を出力したりすることなどによるデモンストレーション演出(デモ演出)を指定する演出制御コマンド(客待ちデモ指定コマンド)が、主基板11から演出制御基板12に対して送信済みであるか否かを判定する。このとき、送信済みであれば、そのままデモ表示設定を終了する。これに対して、未送信であれば、客待ちデモ指定コマンドを送信するための設定を行ってから、デモ表示設定を終了する。
In step S235, when the number of reserved figures stored in the special figure game using the first special figure is “0” (step S235; Yes), after performing a predetermined demonstration display setting (step S248), the special symbol is set. Normal processing ends. In this demonstration display setting, for example, an effect control command (designation of demonstration effect (demonstration effect) by displaying a predetermined effect image on the
図10は、変動パターン設定処理として、図5のステップS111にて実行される処理の一例を示すフローチャートである。図10に示す変動パターン設定処理において、CPU103は、まず、大当りフラグがオンであるか否かを判定する(ステップS261)。そして、大当りフラグがオンである場合には(ステップS261;Yes)、特図表示結果が「大当り」となる大当り時に対応した変動パターンを決定する(ステップS262)。
FIG. 10 is a flowchart illustrating an example of a process executed in step S111 in FIG. 5 as the variation pattern setting process. In the variation pattern setting process shown in FIG. 10, the
ステップS261にて大当りフラグがオフである場合には、小当りフラグがオンであるか否かを判定する(ステップS263)。そして、小当りフラグがオンである場合には(ステップS263;Yes)、特図表示結果が「小当り」となる小当り時に対応した変動パターンを決定する(ステップS264)。一方、小当りフラグがオフである場合には(ステップS263;No)、特図表示結果が「ハズレ」となるハズレ時に対応した変動パターンを決定する(ステップS265)。 If the big hit flag is off in step S261, it is determined whether or not the small hit flag is on (step S263). If the small hit flag is ON (step S263; Yes), the variation pattern corresponding to the small hit when the special figure display result is “small hit” is determined (step S264). On the other hand, when the small hit flag is off (step S263; No), the variation pattern corresponding to the time of loss when the special figure display result is “lost” is determined (step S265).
ステップS262、S264、S265の処理のいずれかを実行した後には、変動パターンの決定結果に応じた特別図柄の可変表示時間である特図変動時間を設定する(ステップS266)。特別図柄の可変表示時間となる特図変動時間は、特図ゲームにおいて特別図柄の変動を開始してから可変表示結果(特図表示結果)となる確定特別図柄が導出表示されるまでの所要時間である。ステップS266の処理に続いて、第1特別図柄表示装置4Aにおける第1特図を用いた特図ゲームと、第2特別図柄表示装置4Bにおける第2特図を用いた特図ゲームのうち、開始条件が成立したいずれかの特図ゲームを開始させるように、特別図柄の変動を開始させるための設定を行う(ステップS267)。一例として、変動特図指定バッファ値が「1」であれば、第1特別図柄表示装置4Aにおける第1特図の表示を更新させる駆動信号を送信するための設定を行う。一方、変動特図指定バッファ値が「2」であれば、第2特別図柄表示装置4Bにおける第2特図の表示を更新させる駆動信号を送信するための設定を行う。
After executing any of the processes of steps S262, S264, and S265, a special figure variation time that is a variable symbol display time according to the variation pattern determination result is set (step S266). The special figure change time, which is the variable display time of the special symbol, is the time required from the start of the change of the special symbol in the special figure game until the fixed special symbol that becomes the variable display result (special display result) is derived and displayed. It is. Following the process of step S266, a special game using the first special figure in the first special
ステップS267の処理を実行した後には、特別図柄の変動開始時におけるコマンドの送信設定が行われる(ステップS268)。例えば、変動特図指定バッファ値が「1」である場合に、CPU103は、主基板11から演出制御基板12に対して第1変動開始コマンド、変動パターン指定コマンド、可変表示結果通知コマンド、第1保留記憶数通知コマンドを順次に送信するために、予め用意された第1変動開始用コマンドテーブルのROM101における記憶アドレス(先頭アドレス)を指定する。他方、変動特図指定バッファ値が「2」である場合に、CPU103は、主基板11から演出制御基板12に対して第2変動開始コマンド、変動パターン指定コマンド、可変表示結果通知コマンド、第2保留記憶数通知コマンドを順次に送信するために、予め用意された第2変動開始用コマンドテーブルのROM101における記憶アドレスを指定する。
After executing the process of step S267, command transmission setting is performed at the start of the special symbol fluctuation (step S268). For example, when the variation special figure designation buffer value is “1”, the
第1変動開始コマンドや第2変動開始コマンドは、第1特別図柄表示装置4Aにおける第1特図を用いた特図ゲームにおける変動開始や、第2特別図柄表示装置4Bにおける第2特図を用いた特図ゲームにおける変動開始を、指定する演出制御コマンドである。変動パターン指定コマンドは、特図ゲームにおける特別図柄の可変表示に対応して画像表示装置5における「左」、「中」、「右」の各飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rで可変表示される飾り図柄などの変動パターンを指定する演出制御コマンドである。可変表示結果通知コマンドは、特別図柄や飾り図柄などの可変表示結果を指定する演出制御コマンドである。第1保留記憶数通知コマンドや第2保留記憶数通知コマンドは、第1特図保留記憶数や第2特図保留記憶数を通知する演出制御コマンドである。
The first variation start command and the second variation start command use the variation start in the special symbol game using the first special symbol in the first special
ステップS268の処理を実行した後には、特図プロセスフラグの値を“2”に更新してから(ステップS269)、変動パターン設定処理を終了する。ステップS269にて特図プロセスフラグの値が“2”に更新されることにより、次回のタイマ割込みが発生したときには、図5に示すステップS112の特別図柄変動処理が実行される。 After executing the process of step S268, the value of the special figure process flag is updated to “2” (step S269), and the variation pattern setting process is terminated. When the value of the special figure process flag is updated to “2” in step S269, when the next timer interrupt occurs, the special symbol variation process in step S112 shown in FIG. 5 is executed.
図11は、特別図柄停止処理として、図5のステップS113にて実行される処理の一例を示すフローチャートである。図11に示す特別図柄停止処理において、CPU103は、まず、大当りフラグがオンであるかオフであるかを判定する(ステップS281)。このとき、大当りフラグがオンであれば(ステップS281;Yes)、大当り開始時演出待ち時間を設定する(ステップS282)。例えば、ステップS282の処理では、大当り開始時演出待ち時間に対応して予め定められたタイマ初期値が、遊技制御タイマ設定部593に設けられた遊技制御プロセスタイマにセットされればよい。続いて、大当り開始指定コマンドを主基板11から演出制御基板12に対して送信するための設定を行う(ステップS283)。
FIG. 11 is a flowchart showing an example of the process executed in step S113 of FIG. 5 as the special symbol stop process. In the special symbol stop process shown in FIG. 11, the
ステップS283の処理を実行した後には、大当りフラグをクリアしてオフ状態とする(ステップS288)。また、特図表示結果が「大当り」となったことに対応して、確変制御や時短制御を終了するための設定を行う(ステップS289)。例えば、ステップS289の処理では、確変フラグや時短フラグをクリアしてオフ状態とする。また、時短回数カウント値が「0」以外の値であれば、時短回数カウンタをクリアして、そのカウント値を「0」に初期化すればよい。その後、特図プロセスフラグの値を大当り開放前処理に対応した値である“4”に更新してから(ステップS290)、特別図柄停止処理を終了する。 After executing the processing of step S283, the big hit flag is cleared and turned off (step S288). Also, in response to the special figure display result being “big hit”, settings are made to end the probability variation control and the time reduction control (step S289). For example, in the process of step S289, the probability variation flag and the time reduction flag are cleared and turned off. In addition, when the time reduction count value is a value other than “0”, the time reduction count counter may be cleared and the count value may be initialized to “0”. Thereafter, the special symbol process flag value is updated to “4”, which is a value corresponding to the big hit release pre-processing (step S290), and the special symbol stop processing is terminated.
ステップS281にて大当りフラグがオフであるときには(ステップS281;No)、小当りフラグがオンであるか否かを判定する(ステップS291)。そして、小当りフラグがオンであるときには(ステップS291;Yes)、小当り開始時演出待ち時間を設定する(ステップS292)。例えば、ステップS292の処理では、小当り開始時演出待ち時間に対応して予め定められたタイマ初期値が、遊技制御プロセスタイマにセットされればよい。続いて、小当り開始指定コマンドを主基板11から演出制御基板12に対して送信するための設定を行う(ステップS293)。また、小当りフラグをクリアしてオフ状態とする(ステップS294)。その後、特図プロセスフラグの値を小当り開放前処理に対応した値である“8”に更新する(ステップS295)。
When the big hit flag is off in step S281 (step S281; No), it is determined whether or not the small hit flag is on (step S291). When the small hit flag is on (step S291; Yes), a small hit start production waiting time is set (step S292). For example, in the process of step S292, a timer initial value determined in advance corresponding to the small hitting start time production waiting time may be set in the game control process timer. Subsequently, a setting for transmitting a small hitting start designation command from the
ステップS291にて小当りフラグがオフであるときには(ステップS292;No)、特図プロセスフラグの値を“0”に初期化する(ステップS296)。ステップS295、S296の処理のいずれかを実行した後には、確変制御や時短制御を終了するか否かの判定を行う(ステップS297)。例えば、ステップS297の処理では、時短回数カウント値が「0」であるか否かを判定し、「0」以外の値であれば、時短回数カウント値を1減算するように更新する。そして、更新後の時短回数カウント値が「0」となったときには、時短制御を終了する旨の判定を行うようにすればよい。このとき、時短制御を終了すると判定された場合には、例えば時短フラグをクリアしてオフ状態とすることなどにより、時短制御を終了するための設定を行う。また、時短制御を終了するとともに確変制御を終了させてもよい。あるいは、確変制御が行われている確変制御中は、特図表示結果が「大当り」となるまで、時短制御も継続して行われるようにしてもよい。また、時短制御を終了させるか否かの判定とは別個に、確変制御を終了させるか否かの判定が行われるようにしてもよい。 When the small hit flag is OFF in step S291 (step S292; No), the value of the special figure process flag is initialized to “0” (step S296). After executing one of the processes in steps S295 and S296, it is determined whether or not the probability variation control or the time-shortening control is to be ended (step S297). For example, in the process of step S297, it is determined whether or not the time reduction count value is “0”, and if the value is other than “0”, the time reduction count value is updated to be subtracted by one. Then, when the updated time count count value becomes “0”, it may be determined to end the time control. At this time, if it is determined that the time reduction control is to be ended, a setting for ending the time reduction control is performed, for example, by clearing the time reduction flag to turn it off. Further, the time variation control may be terminated and the probability variation control may be terminated. Alternatively, during the probability variation control in which the probability variation control is being performed, the time-shortening control may be continuously performed until the special figure display result becomes “big hit”. In addition to the determination as to whether or not the time-shortening control is ended, the determination as to whether or not the probability variation control is ended may be performed.
図12は、大当り終了処理として、図5のステップS117にて実行される処理の一例を示すフローチャートである。図12に示す大当り終了処理において、CPU103は、まず、大当り終了時演出待ち時間が経過したか否かを判定する(ステップS311)。一例として、図5のステップS116の大当り開放後処理では、特図プロセスフラグの値を“7”に更新するときに、大当り終了時演出待ち時間に対応して予め定められたタイマ初期値が遊技制御プロセスタイマにセットされる。この場合、ステップS311の処理では、例えば遊技制御プロセスタイマ値を1減算することなどにより更新し、更新後の遊技制御プロセスタイマ値が所定の待ち時間経過判定値(例えば「0」など)と合致したか否かに応じて、大当り終了時演出待ち時間が経過したか否かを判定すればよい。ステップS311にて大当り終了時演出待ち時間が経過していなければ(ステップS311;No)、そのまま大当り終了処理を終了する。
FIG. 12 is a flowchart showing an example of the process executed in step S117 of FIG. 5 as the big hit end process. In the jackpot end process shown in FIG. 12, the
ステップS311にて大当り終了時演出待ち時間が経過したときには(ステップS311;Yes)、時短制御を開始するための設定を行う(ステップS312)。例えば、CPU103は、時短フラグをオン状態にセットするとともに、時短制御中に実行可能な特図ゲームの上限値に対応して予め定められたカウント初期値(例えば「100」)を、時短回数カウンタに設定する。
When the big hit end production waiting time has elapsed in step S311 (step S311; Yes), settings for starting the time reduction control are performed (step S312). For example, the
ステップS312の処理を実行した後には、大当り種別バッファ値を読み出して(ステップS314)、大当り種別が「非確変」、「確変」、「突確」のいずれであったかを特定する。このときには、ステップS314の処理により特定された大当り種別が「非確変」であるか否かを判定する(ステップS317)。大当り種別が「非確変」ではないと判定された場合には(ステップS317;No)、確変制御を開始するための設定を行う(ステップS318)。例えば、CPU103は、確変フラグをオン状態にセットする。
After executing the processing of step S312, the big hit type buffer value is read (step S314), and it is specified whether the big hit type is "non-probable change", "probability change", or "surprise change". At this time, it is determined whether or not the jackpot type identified by the process of step S314 is “non-probable change” (step S317). When it is determined that the big hit type is not “non-probable change” (step S317; No), setting for starting the probability change control is performed (step S318). For example, the
ステップS317にて大当り種別が「非確変」と判定された場合や(ステップS317;Yes)、ステップS318の処理を実行した後には、特図プロセスフラグの値を“0”に初期化してから(ステップS319)、大当り終了処理を終了する。 When it is determined in step S317 that the big hit type is “non-probable change” (step S317; Yes), after executing the process of step S318, the special figure process flag value is initialized to “0” ( Step S319), the big hit end processing is ended.
次に、演出制御基板12における動作を説明する。
Next, the operation in the
演出制御基板12では、電源基板等から電源電圧の供給を受けると、演出制御用CPU120が起動して、所定の演出制御メイン処理を実行する。演出制御メイン処理を開始すると、演出制御用CPU120は、まず、所定の初期化処理を実行して、RAM122のクリアや各種初期値の設定、また演出制御基板12に搭載されたCTC(カウンタ/タイマ回路)のレジスタ設定等を行う。その後、タイマ割込みフラグがオンとなっているか否かの判定を行う。タイマ割込みフラグは、例えばCTCのレジスタ設定に基づき、所定時間(例えば2ミリ秒)が経過するごとにオン状態にセットされる。このとき、タイマ割込みフラグがオフであれば、待機する。
In the
また、演出制御基板12の側では、所定時間が経過するごとに発生するタイマ割込みとは別に、主基板11から演出制御コマンドを受信するための割込みが発生する。この割込みは、例えば主基板11からの演出制御INT信号がオン状態となることにより発生する割込みである。演出制御INT信号がオン状態となることによる割込みが発生すると、演出制御用CPU120は、自動的に割込み禁止に設定するが、自動的に割込み禁止状態にならないCPUを用いている場合には、割込み禁止命令(DI命令)を発行することが望ましい。演出制御用CPU120は、演出制御INT信号がオン状態となることによる割込みに対応して、例えば所定のコマンド受信割込み処理を実行する。このコマンド受信割込み処理では、I/O125に含まれる入力ポートのうちで、中継基板15を介して主基板11から送信された制御信号を受信する所定の入力ポートより、演出制御コマンドとなる制御信号を取り込む。このとき取り込まれた演出制御コマンドは、例えばRAM122に設けられた演出制御コマンド受信用バッファに格納する。その後、演出制御用CPU120は、割込み許可に設定してから、コマンド受信割込み処理を終了する。
On the side of the
タイマ割込みフラグがオンである場合には、タイマ割込みフラグをクリアしてオフ状態にするとともに、コマンド解析処理を実行する。コマンド解析処理では、例えば主基板11の遊技制御用マイクロコンピュータ100から送信されて演出制御コマンド受信用バッファに格納されている各種の演出制御コマンドを読み出した後に、その読み出された演出制御コマンドに対応した設定や制御などが行われる。
If the timer interrupt flag is on, the timer interrupt flag is cleared and turned off, and command analysis processing is executed. In the command analysis processing, for example, after reading various effect control commands transmitted from the
コマンド解析処理を実行した後には、演出制御プロセス処理を実行する。演出制御プロセス処理では、例えば画像表示装置5の表示領域における演出画像の表示動作、スピーカ8L、8Rからの音声出力動作、遊技効果ランプ9及び装飾用LEDといった発光体における点灯動作、可動演出部材60の所定動作(例えば揺動または移動)といった、各種の演出装置を用いた演出動作の制御内容について、主基板11から送信された演出制御コマンド等に応じた判定や決定、設定などが行われる。
After executing the command analysis process, the effect control process is executed. In the effect control process, for example, an effect image display operation in the display area of the
演出制御プロセス処理に続いて、演出用乱数更新処理が実行され、演出制御に用いる各種の乱数値として、RAM122のランダムカウンタによってカウントされる演出用乱数を示す数値データを、ソフトウェアにより更新する。
Subsequent to the effect control process, an effect random number update process is performed, and numerical data indicating the effect random numbers counted by the random counter in the
演出用乱数更新処理に続いて、演出節電設定処理が実行される。演出節電設定処理では、各演出部材の消費電力を節約する節電状態の設定が行われる。具体的には、スピーカ8L,8Rから出力する音量を小さくしたり、画像表示装置5の輝度を低下させたり、遊技効果ランプ9や装飾用LEDの光量を低下させたりすることにより各演出部材において消費される電力が減少し、節電状態が実現される。以下、節電状態であることを「省電力制御」ということがある。
The effect power saving setting process is executed following the effect random number update process. In the effect power saving setting process, a power saving state is set to save power consumption of each effect member. Specifically, in each effect member, the volume output from the
図13は、演出制御プロセス処理の一例を示すフローチャートである。図13に示す演出制御プロセス処理において、まず、演出制御用CPU120は、サブ側時短フラグがオンであるか否かを判定する(ステップS161)。このとき、サブ側時短フラグがオンであれば(ステップS161;Yes)、第1右打ち指示報知及び第2右打ち指示報知を開始するための設定を行うとともに(ステップS162)、第1指示報知フラグをオン状態にセットする(ステップS163)。一例として、ステップS162の処理では、演出制御パターンなどから読み出した演出制御実行データ(例えば表示制御データや、音声制御データ、ランプ制御データなど)に応じて、第1右打ち指示報知及び第2右打ち指示報知を実行するために、各種指令を作成して表示制御部123や音声制御基板13などに対して伝送させればよい。より具体的には、図3に示すように、第1右打ち指示報知に対応して、「右打ちしてね!」といった文字によるメッセージや、右向き矢印を示す演出画像(第1右打ち指示報知画像)51を表示させるための表示制御指令を作成して表示制御部123へと伝送させたり、「右打ちしてね!」といった音声を出力させるための効果音信号などを作成して音声制御基板13へと伝送させたりする。また、第2右打ち指示報知に対応して、第1右打ち指示報知よりも小さくて薄い右向き矢印のみを示す演出画像(第2右打ち指示報知画像)52を表示させるための表示制御指令を作成して表示制御部123へと伝送する。ステップS162の処理により演出制御基板12の演出制御用CPU120などから伝送された表示制御指令に応じて、表示制御部123が所定の映像信号を生成して画像表示装置5に供給したり、所定の音声制御指令に応じて、音声制御基板13が所定の効果音信号を生成してスピーカ8L,8Rに供給したりすることにより、遊技球を右遊技領域2Bに発射すべきことを遊技者に報知する第2右打ち指示報知及び第2右打ち指示報知が行われる。
FIG. 13 is a flowchart illustrating an example of the effect control process. In the effect control process shown in FIG. 13, the
ステップS161にてサブ側時短フラグがオフであるときや(ステップS161;No)、ステップS163の処理を実行した後には、RAM122の所定領域(例えば演出制御フラグ設定部)に設けられた演出プロセスフラグの値に応じて、以下のようなステップS170〜S177の処理のいずれかを選択して実行する。
When the sub-side time reduction flag is off in step S161 (step S161; No), after executing the process of step S163, an effect process flag provided in a predetermined area (for example, an effect control flag setting unit) of the
ステップS170の可変表示開始待ち処理は、演出プロセスフラグの値が“0”のときに実行される処理である。この可変表示開始待ち処理は、主基板11からの第1変動開始コマンドあるいは第2変動開始コマンドなどを受信したか否かに基づき、画像表示装置5における飾り図柄の可変表示を開始するか否かを判定する処理などを含んでいる。
The variable display start waiting process in step S170 is a process executed when the value of the effect process flag is “0”. This variable display start waiting process determines whether or not to start variable display of decorative symbols on the
ステップS171の可変表示開始設定処理は、演出プロセスフラグの値が“1”のときに実行される処理である。この可変表示開始設定処理は、第1特別図柄表示装置4Aや第2特別図柄表示装置4Bによる特図ゲームにおいて特別図柄の可変表示が開始されることに対応して、画像表示装置5における飾り図柄の可変表示や、その他の各種演出動作を行うために、特別図柄の変動パターンや表示結果の種類などに応じた確定飾り図柄や各種の演出制御パターンを決定する処理などを含んでいる。
The variable display start setting process in step S171 is a process executed when the value of the effect process flag is “1”. This variable display start setting process corresponds to the start of variable display of special symbols in the special symbol game by the first special
ステップS172の可変表示中演出処理は、演出プロセスフラグの値が“2”のときに実行される処理である。この可変表示中演出処理において、演出制御用CPU120は、RAM122の所定領域(例えば演出制御タイマ設定部)に設けられた演出制御プロセスタイマにおけるタイマ値に対応して、演出制御パターンから各種の制御データを読み出し、飾り図柄の可変表示中における各種の演出制御を行う。こうした演出制御を行った後、例えば特図変動時演出制御パターンから飾り図柄の可変表示終了を示す終了コードが読み出されたこと、あるいは、主基板11から伝送される図柄確定コマンドを受信したことなどに対応して、飾り図柄の可変表示結果となる最終停止図柄としての確定飾り図柄を完全停止表示させる。確定飾り図柄を完全停止表示したときには、演出プロセスフラグの値が“3”に更新される。
The variable display effect process in step S172 is a process executed when the value of the effect process flag is “2”. In this variable display effect process, the
ステップS173の特図当り待ち処理は、演出プロセスフラグの値が“3”のときに実行される処理である。この特図当り待ち処理において、演出制御用CPU120は、主基板11から伝送された当り開始指定コマンドの受信があったか否かを判定する。そして、当り開始指定コマンドを受信したきに、その当り開始指定コマンドが大当り遊技状態の開始を指定するものであれば、演出プロセスフラグの値を大当り中演出処理に対応した値である“6”に更新する。これに対して、当り開始指定コマンドを受信したときに、その当り開始指定コマンドが小当り遊技状態の開始を指定するものであれば、演出プロセスフラグの値を小当り中演出処理に対応した値である“4”に更新する。また、当り開始指定コマンドを受信せずに、演出制御プロセスタイマがタイムアウトしたときには、特図ゲームにおける特図表示結果が「ハズレ」であったと判断して、演出プロセスフラグの値を初期値である“0”に更新する。
The special figure waiting process in step S173 is a process executed when the value of the effect process flag is “3”. In this special figure waiting process, the
ステップS174の小当り中演出処理は、演出制御プロセスフラグの値が“4”のときに実行される処理である。この小当り中演出処理において、演出制御用CPU120は、例えば小当り遊技状態における演出内容に対応した演出制御パターン等を設定し、その設定内容に基づく演出画像を画像表示装置5の表示画面に表示させることや、音声制御基板13に対する指令(効果音信号)の出力によりスピーカ8L、8Rから音声や効果音を出力させること、ランプ制御基板14に対する指令(電飾信号)の出力により遊技効果ランプ9や装飾用LEDを点灯/消灯/点滅させることといった、小当り遊技状態における各種の演出制御を実行する。また、小当り中演出処理では、例えば主基板11からの当り終了指定コマンドを受信したことに対応して、演出プロセスフラグの値を小当り終了演出に対応した値である“5”に更新する。
The small hitting effect process in step S174 is a process executed when the value of the effect control process flag is “4”. In this small hit effect processing, the
ステップS175の小当り終了演出処理は、演出制御プロセスフラグの値が“5”のときに実行される処理である。この小当り終了演出処理において、演出制御用CPU120は、例えば小当り遊技状態の終了などに対応した演出制御パターン等を設定し、その設定内容に基づく演出画像を画像表示装置5の表示画面に表示させることや、音声制御基板13に対する指令(効果音信号)の出力によりスピーカ8L、8Rから音声や効果音を出力させること、ランプ制御基板14に対する指令(電飾信号)の出力により遊技効果ランプ9や装飾用LEDを点灯/消灯/点滅させることといった、小当り遊技状態の終了時における各種の演出制御を実行する。その後、演出プロセスフラグの値を初期値である“0”に更新する。
The small hit end effect process in step S175 is a process executed when the value of the effect control process flag is “5”. In this small hit end effect process, the
ステップS176の大当り中演出処理は、演出プロセスフラグの値が“6”のときに実行される処理である。この大当り中演出処理において、演出制御用CPU120は、例えば大当り遊技状態における演出内容に対応した演出制御パターン等を設定し、その設定内容に基づく演出画像を画像表示装置5の表示画面に表示させることや、音声制御基板13に対する指令(効果音信号)の出力によりスピーカ8L、8Rから音声や効果音を出力させること、ランプ制御基板14に対する指令(電飾信号)の出力により遊技効果ランプ9や装飾用LEDを点灯/消灯/点滅させることといった、大当り遊技状態における各種の演出制御を実行する。また、大当り中演出処理では、例えば主基板11からの当り終了指定コマンドを受信したことに対応して、演出制御プロセスフラグの値をエンディング演出処理に対応した値である“7”に更新する。
The big hit effect process in step S176 is a process executed when the value of the effect process flag is “6”. In this jackpot effect processing, the
ステップS177のエンディング演出処理は、演出プロセスフラグの値が“7”のときに実行される処理である。このエンディング演出処理において、演出制御用CPU120は、例えば大当り遊技状態の終了などに対応した演出制御パターン等を設定し、その設定内容に基づく演出画像を画像表示装置5の表示画面に表示させることや、音声制御基板13に対する指令(効果音信号)の出力によりスピーカ8L、8Rから音声や効果音を出力させること、ランプ制御基板14に対する指令(電飾信号)の出力により遊技効果ランプ9や装飾用LEDを点灯/消灯/点滅させることといった、大当り遊技状態の終了時における各種の演出制御を実行する。
The ending effect process in step S177 is a process executed when the value of the effect process flag is “7”. In this ending effect process, the
図14は、可変表示開始待ち処理として、図13のステップS170にて実行される処理の一例を示すフローチャートである。図14に示す可変表示開始待ち処理において、CPU120Aは、まず、コマンド解析処理において受信した第1変動開始コマンドまたは第2変動開始コマンドに基づく変動開始コマンド受信フラグがセットされているか否か確認する(ステップS810)。第1変動開始コマンド受信フラグまたは第2変動開始コマンド受信フラグがセットされていなければ(ステップS810;No)、後述するデモ演出中であることを示すデモ演出中フラグがオンであるか否かを判定する(ステップS812)。ここで、デモ演出中フラグは、後述するステップS815の処理が実行されることによりオン状態にセットされる一方で、ステップS818の処理が実行されることによりクリアされてオフ状態となる。 FIG. 14 is a flowchart illustrating an example of processing executed in step S170 of FIG. 13 as variable display start waiting processing. In the variable display start waiting process shown in FIG. 14, the CPU 120A first checks whether or not the change start command reception flag based on the first change start command or the second change start command received in the command analysis process is set ( Step S810). If the first variation start command reception flag or the second variation start command reception flag is not set (step S810; No), it is determined whether a demonstration effect flag indicating that a demonstration effect is in progress, which will be described later, is on. Determination is made (step S812). Here, the demonstration effect flag is set to an on state by executing a process in step S815 to be described later, while being cleared to an off state by executing a process in step S818.
ステップS812にてデモ演出中フラグがオフである場合には(ステップS812;No)、コマンド解析処理において受信した客待ちデモ指定コマンドに基づく客待ちデモ指定コマンド受信フラグがセットされているか否か確認する(ステップS813)。客待ちデモ指定コマンド受信フラグがセットされていれば(ステップS813;Yes)、デモンストレーション演出(デモ演出)となる演出動作を開始するための設定を行う(ステップS814)。一例として、ステップS814の処理では、デモ演出を行う演出制御パターンを読み出し、演出制御プロセスタイマの設定などを行う。具体的には、表示制御部123を制御してデモ画像を画像表示装置5に表示させることや、音声制御基板13に対する指令(音声信号)の出力によりスピーカ8L、8Rから音声を出力させること、ランプ制御基板14に対する指令(電飾信号)の出力により遊技効果ランプ9や装飾用LEDを点灯/消灯/点滅させることといった演出動作制御を行う。このとき、サブ側時短フラグがオフである場合、すなわち第1左打ち指示報知及び第2左打ち指示報知が実行されていない場合、画像表示装置5には、左打ち指示報知画像を表示する演出動作を継続したまま、デモ演出となる演出動作が開始されればよい。また、サブ側時短フラグがオンである場合、すなわち第1右打ち指示報知及び第2右打ち指示報知が実行されている場合、画像表示装置5には、図15(A)に示すように、第1右打ち指示報知画像51及び第2右打ち指示報知画像52を表示する演出動作を継続したまま、デモ演出となる演出動作が開始されればよい。ステップS814の処理を実行した後には、デモ演出中フラグをオン状態にセットしてから(ステップS815)、ステップS811へ移行する。一方、デモ指定コマンド受信フラグがセットされていなければ(ステップS813;No)、ステップS811へ移行する。
If the demonstration effect flag is OFF in step S812 (step S812; No), it is confirmed whether the customer waiting demonstration designation command reception flag based on the customer waiting demonstration designation command received in the command analysis process is set. (Step S813). If the customer waiting demonstration designation command reception flag is set (step S813; Yes), a setting for starting a production operation as a demonstration production (demonstration production) is performed (step S814). As an example, in the process of step S814, an effect control pattern for performing a demonstration effect is read and an effect control process timer is set. Specifically, the
ステップS812にてデモ演出中フラグがオンである場合には(ステップS812;Yes)、例えば演出制御プロセスタイマ値と演出制御パターンに示される演出終了判定値(例えば1分〜5分に対応するタイマ値など)とが合致するか否かなどに応じて、デモ演出の終了タイミングとなったか否かを判定する(ステップS816)。デモ演出の終了タイミングではないと判定された場合には(ステップS816;No)、デモ演出となる演出動作を制御するための設定を行う(ステップS817)。一例として、ステップS817の処理では、演出制御プロセスタイマ値に応じて演出制御パターンから読み出した制御データに従い、表示制御指令を表示制御部123に供給することなどにより、デモ演出となる演出動作の制御が行われるようにすればよい。
When the demonstration effect flag is turned on in step S812 (step S812; Yes), for example, an effect control process timer value and an effect end determination value indicated by the effect control pattern (for example, a timer corresponding to 1 to 5 minutes) Whether or not the demonstration effect end timing is reached (step S816). When it is determined that it is not the end timing of the demonstration production (step S816; No), settings are made for controlling the production operation to be the demonstration production (step S817). As an example, in the process of step S817, control of the rendering operation that becomes the demonstration performance by supplying a display control command to the
このとき、サブ側時短フラグ及び第1指示報知フラグがともにオフである場合、すなわち第2左打ち指示報知のみが実行されている場合には、第2左打ち指示報知画像を表示するための演出動作を継続したまま、デモ演出となる演出動作が開始されればよい。また、サブ側時短フラグがオフで第1指示報知フラグがオンである場合、すなわち第1左打ち指示報知及び第2左打ち指示報知が実行されている場合には、第1左打ち指示報知画像及び第2左打ち指示報知画像を表示するための演出動作を継続したまま、デモ演出となる演出動作が開始されればよい。これに対して、サブ側時短フラグがオンで第1指示報知フラグがオフである場合、すなわち第2右打ち指示報知フラグのみが実行されている場合には、第2右打ち指示報知画像52を表示するための演出動作を継続したまま、デモ演出となる演出動作が行われればよい。また、サブ側時短フラグ及び第1指示報知フラグがオンである場合には、すなわち第1右打ち指示報知及び第2右打ち指示報知が実行されている場合には、図15(A)に示すように、第1右打ち指示報知画像51及び第2右打ち指示報知画像52を表示するための演出動作を継続したまま、デモ演出となる演出動作が行われればよい。
At this time, when both the sub-side time reduction flag and the first instruction notification flag are off, that is, when only the second left-hand instruction notification is being executed, an effect for displaying the second left-hand instruction notification image It is only necessary to start a production operation as a demonstration production while continuing the operation. Further, when the sub-side time reduction flag is off and the first instruction notification flag is on, that is, when the first left-hand instruction notification and the second left-hand instruction notification are executed, the first left-hand instruction notification image And the production | generation operation | movement which becomes a demonstration production | presentation should just be started, continuing production | generation operation | movement for displaying the 2nd left-handed instruction notification image. On the other hand, when the sub-side time reduction flag is on and the first instruction notification flag is off, that is, when only the second right-hand instruction notification flag is executed, the second right-hand
ステップS817の処理を実行した後には、デモ演出を開始してから30秒が経過したか否かを判定する(ステップS850)。例えば、デモ演出の実行を開始する際にタイマをセットし、該タイマの値にもとづいて、デモ演出の実行が開始されてから30秒が経過したか否かを判定する。経過していない場合にはステップS811へ移行する。経過した場合には、節電状態を設定するまでの時間を計測するための節電設定タイマにT1をセットする(ステップS2209)。この節電設定タイマがタイムアップしたときに、節電状態が設定されるものである。ステップS2209の後、演出制御用CPU120は、節電状態の設定の待機中であることを示す設定待ちフラグをセットし(ステップS2210)、ステップS811へ移行する。なお、ステップS2209,S2210の処理を重複して実行しないように、ステップS850においてデモ演出を開始してから30秒が経過したと判断した場合であっても設定待ちフラグがセットされていれば、ステップS811へ移行することとしてもよい。
After executing the process of step S817, it is determined whether or not 30 seconds have elapsed since the demonstration effect was started (step S850). For example, a timer is set when execution of the demonstration effect is started, and whether or not 30 seconds have elapsed since the execution of the demonstration effect is started is determined based on the value of the timer. If not, the process moves to step S811. If it has elapsed, T1 is set in the power saving setting timer for measuring the time until the power saving state is set (step S2209). When the power saving setting timer expires, the power saving state is set. After step S2209, the
また、ステップS816にてデモ演出の終了タイミングであると判定された場合には(ステップS816;Yes)、デモ演出の終了タイミングまで、第1変動開始コマンドまたは第2変動開始コマンドを受信しなかったとして、例えばデモ演出中フラグをクリアしてオフ状態にするとともに(ステップS818)、表示制御部123に対して所定の表示制御指令を供給する一方で、効果音信号の音声制御基板13に対する伝送を停止すること、電飾信号のランプ制御基板14に対する伝送を停止することなどにより、デモ演出を終了するとともに(ステップS819)、省電力制御中フラグがオンであるか否かを判定する(ステップS811)。ここで、省電力制御中フラグは、後述するステップS821の処理が実行されることによりオン状態にセットされる一方で、ステップS827の処理が実行されることによりクリアされてオフ状態となる。
If it is determined in step S816 that it is the end time of the demonstration effect (step S816; Yes), the first variation start command or the second variation start command is not received until the demonstration effect end timing. For example, the demonstration effect flag is cleared and turned off (step S818), and a predetermined display control command is supplied to the
ステップS811にて省電力制御中フラグがオフである場合には(ステップS811;No)、可変表示開始待ち処理を終了する。ステップS811にて省電力制御中フラグがオンである場合には(ステップS811;Yes)、省電力制御を実行するための設定を行ってから(ステップS822)、可変表示開始待ち処理を終了する。ステップS822では、具体的には、スピーカ8L,8Rから出力する音声を小さくしたりまたは出力しなかったり、画像表示装置5の輝度を低下させたりまたは表示範囲を縮小したり、遊技効果ランプ9や装飾用LEDの光量を低下させることにより、各演出部材において消費される電力を減少させ、節電状態を実現する。なお、節電状態である場合には、節電状態であることを報知する表示(例えば、「節電中」といった表示)を画像表示装置5にて行うこととしてもよい。
When the power saving control in-progress flag is off in step S811 (step S811; No), the variable display start waiting process is terminated. If the power saving control in-progress flag is on in step S811 (step S811; Yes), the setting for executing the power saving control is performed (step S822), and the variable display start waiting process is terminated. Specifically, in step S822, the sound output from the
ステップS810にて第1変動開始コマンド受信フラグまたは第2変動開始コマンド受信フラグがセットされている場合には(ステップS810;Yes)、デモ演出中フラグがオンであるか否かを判定する(ステップS823)。このとき、デモ演出中フラグがオンであれば(ステップS823;Yes)、例えばデモ演出中フラグをクリアしてオフ状態にするとともに(ステップS824)、表示制御部123に対して所定の表示制御指令を供給することといった、デモ演出を終了するための設定を行う(ステップS825)。
If the first variation start command reception flag or the second variation start command reception flag is set in step S810 (step S810; Yes), it is determined whether the demonstration effect flag is on (step S823). At this time, if the demonstration effect flag is on (step S823; Yes), for example, the demonstration effect flag is cleared and turned off (step S824), and a predetermined display control command is given to the
ステップS823にてデモ演出中フラグがオフである場合(ステップS823;No)、またはステップS825の後には、省電力制御中フラグがオンであるか否かを判定する(ステップS826)。このとき、省電力制御中フラグがオンであれば(ステップS826;Yes)、節電状態を解除するまでの時間を計測するための節電解除タイマにT2(T1>T2)をセットする(S2312)。この節電解除タイマがタイムアップしたときに、節電状態が解除されるものである。S2312の後、演出制御用CPU120は、節電状態の解除の待機中であることを示す解除待ちフラグをセットする(S2313)。
When the demonstration effect flag is off in step S823 (step S823; No), or after step S825, it is determined whether the power saving control flag is on (step S826). At this time, if the power saving control flag is on (step S826; Yes), T2 (T1> T2) is set in the power saving cancellation timer for measuring the time until the power saving state is canceled (S2312). When the power saving cancellation timer expires, the power saving state is canceled. After S2312, the
ステップS826にて省電力制御中フラグがオフである場合や(ステップS826;Yes)、ステップS2313を実行した後には、所定のフラグをクリアする(ステップS855)。具体的には、セットされていれば、設定待ちフラグや、後述する一時解除フラグをクリアする。その後、演出プロセスフラグの値を可変表示開始設定処理に対応した値である“1”に更新してから(ステップS829)、可変表示開始待ち処理を終了する。 If the power saving control flag is off in step S826 (step S826; Yes), after executing step S2313, the predetermined flag is cleared (step S855). Specifically, if it is set, a setting waiting flag and a temporary release flag described later are cleared. Thereafter, the value of the effect process flag is updated to “1” which is a value corresponding to the variable display start setting process (step S829), and the variable display start waiting process is ended.
図16は、可変表示開始設定処理として、図13のステップS171にて実行される処理の一例を示すフローチャートである。図16に示す可変表示開始設定処理において、演出制御用CPU120は、まず、例えば主基板11から伝送された可変表示結果通知コマンドなどに基づいて、特図表示結果が「ハズレ」となるか否かを判定する(ステップS501)。特図表示結果が「ハズレ」となる旨の判定がなされたときには(ステップS501;Yes)、例えば主基板11から伝送された変動パターン指定コマンドにより指定された変動パターンが、飾り図柄の可変表示態様をリーチ態様としない「非リーチ」の場合に対応した非リーチ変動パターンであるか否かを判定する(ステップS502)。
FIG. 16 is a flowchart illustrating an example of processing executed in step S171 of FIG. 13 as variable display start setting processing. In the variable display start setting process shown in FIG. 16, the
ステップS502にて非リーチ変動パターンであると判定された場合には(ステップS502;Yes)、非リーチ組合せを構成する最終停止図柄となる確定飾り図柄の組合せを決定する(ステップS503)。一例として、ステップS503の処理では、まず、乱数回路124またはRAM122の所定領域(例えば演出制御カウンタ設定部)に設けられた演出用ランダムカウンタ等により更新される左確定図柄決定用の乱数値を示す数値データを抽出し、ROM121に予め記憶されて用意された左確定図柄決定テーブルを参照することなどにより、確定飾り図柄のうち画像表示装置5の表示領域における「左」の飾り図柄表示エリア5Lに停止表示される左確定飾り図柄を決定する。次に、乱数回路124または演出用ランダムカウンタ等により更新される右確定図柄決定用の乱数値を示す数値データを抽出し、ROM121に予め記憶されて用意された右確定図柄決定テーブルを参照することなどにより、確定飾り図柄のうち画像表示装置5の表示領域における「右」の飾り図柄表示エリア5Rに停止表示される右確定飾り図柄を決定する。このときには、右確定図柄決定テーブルにおける設定などにより、右確定飾り図柄の図柄番号が左確定飾り図柄の図柄番号とは異なるように、決定されるとよい。続いて、乱数回路124または演出用ランダムカウンタ等により更新される中確定図柄決定用の乱数値を示す数値データを抽出し、ROM121に予め記憶されて用意された中確定図柄決定テーブルを参照することなどにより、確定飾り図柄のうち画像表示装置5の表示領域における「中」の飾り図柄表示エリア5Cに停止表示される中確定飾り図柄を決定する。
If it is determined in step S502 that the pattern is a non-reach variation pattern (step S502; Yes), a combination of fixed decorative symbols that is the final stop symbol constituting the non-reach combination is determined (step S503). As an example, in the process of step S503, first, a random number value for determining the left determined symbol updated by a random counter for production provided in a predetermined area (for example, production control counter setting unit) of the
ステップS502にて非リーチ変動パターンではないと判定された場合には(ステップS502;No)、リーチ組合せを構成する最終停止図柄となる確定飾り図柄の組合せを決定する(ステップS504)。一例として、ステップS504の処理では、まず、乱数回路124または演出用ランダムカウンタ等により更新される左右確定図柄決定用の乱数値を示す数値データを抽出し、ROM121に予め記憶されて用意された左右確定図柄決定テーブルを参照することなどにより、確定飾り図柄のうち画像表示装置5の表示領域における「左」と「右」の飾り図柄表示エリア5L、5Rにて揃って停止表示される図柄番号が同一の飾り図柄を決定する。さらに、乱数回路124または演出用ランダムカウンタ等により更新される中確定図柄決定用の乱数値を示す数値データを抽出し、ROM121に予め記憶されて用意された中確定図柄決定テーブルを参照することなどにより、確定飾り図柄のうち画像表示装置5の表示領域における「中」の飾り図柄表示エリア5Cにて停止表示される中確定飾り図柄を決定する。ここで、例えば中確定飾り図柄の図柄番号が左確定飾り図柄及び右確定飾り図柄の図柄番号と同一になる場合のように、確定飾り図柄が大当り組合せとなってしまう場合には、任意の値(例えば「1」)を中確定飾り図柄の図柄番号に加算または減算することなどにより、確定飾り図柄が大当り組合せとはならずにリーチ組合せとなるようにすればよい。あるいは、中確定飾り図柄を決定するときには、左確定飾り図柄及び右確定飾り図柄の図柄番号との差分(図柄差)を決定し、その図柄差に対応する中確定飾り図柄を設定してもよい。
If it is determined in step S502 that the pattern is not a non-reach variation pattern (step S502; No), a combination of confirmed decorative symbols that is a final stop symbol constituting the reach combination is determined (step S504). As an example, in the process of step S504, first, numerical data indicating random values for determining the left and right determined symbols updated by the
ステップS501にて特図表示結果が「ハズレ」ではないと判定されたときには(ステップS501;No)、特図表示結果が「大当り」で大当り種別が「突確」である場合、または、特図表示結果が「小当り」である場合であるか、これら以外の場合であるかを判定する(ステップS505)。「突確」または「小当り」であると判定されたときには(ステップS505;Yes)、例えば短期開放チャンス目といった、「突確」の場合や「小当り」の場合に対応した飾り図柄の可変表示結果となる確定飾り図柄の組合せを決定する(ステップS506)。 When it is determined in step S501 that the special figure display result is not “losing” (step S501; No), the special figure display result is “big hit” and the big hit type is “surprise”, or the special figure display It is determined whether the result is “small hit” or other cases (step S505). When it is determined to be “accuracy” or “small hit” (step S505; Yes), a variable display result of a decorative pattern corresponding to the case of “accuracy” or “small hit”, such as a short-term opening chance, for example. A combination of determined decorative symbols is determined (step S506).
ステップS506における処理の一例として、複数種類の短期開放チャンス目のうち、いずれかを構成する最終停止図柄となる確定飾り図柄の組合せを決定する。この場合には、乱数回路124または演出用ランダムカウンタ等により更新されるチャンス目決定用の乱数値を示す数値データを抽出し、ROM121に予め記憶されて用意された所定のチャンス目決定テーブルを参照することなどにより、短期開放チャンス目のいずれかを構成する確定飾り図柄の組合せを決定すればよい。
As an example of the processing in step S506, a combination of a confirmed decorative pattern that is a final stop symbol constituting any one of a plurality of types of short-term opening chances is determined. In this case, numerical data indicating a random number for chance determination that is updated by the
ステップS506における処理の他の一例として、例えばステップS504と同様の処理を実行することにより、リーチ組合せを構成する最終停止図柄となる確定飾り図柄の組合せを決定すればよい。あるいは、ステップS504と同様の処理を実行することにより「左」と「右」の飾り図柄表示エリア5L、5Rにて揃って停止表示される同一の飾り図柄を決定する一方で、ステップS504とは異なる処理を実行することにより、「中」の飾り図柄表示エリア5Cにて通常時における飾り図柄の可変表示では使用されない特殊な飾り図柄(突確チャンス図柄)を停止表示することに決定してもよい。 As another example of the process in step S506, for example, a process similar to that in step S504 may be executed to determine the combination of the confirmed decorative symbols that will be the final stop symbols constituting the reach combination. Alternatively, by executing the same processing as in step S504, the same decorative symbols that are stopped and displayed in the “left” and “right” decorative symbol display areas 5L and 5R are determined, while step S504 is By executing different processing, it may be decided to stop and display a special decorative symbol (accurate chance symbol) that is not used in the variable decorative symbol display in the normal state in the “medium” decorative symbol display area 5C. .
なお、飾り図柄の可変表示態様がリーチ態様となる場合でも、例えば「左」と「右」の飾り図柄表示エリア5L、5Rにて同一の飾り図柄が揃って仮停止表示されることによりリーチ態様となった後に、「右」の飾り図柄可変表示エリア5Rにて飾り図柄を再び変動させることにより仮停止表示した飾り図柄を変更させる「滑り」の可変表示演出を行うとともに、「中」の飾り図柄表示エリア5Cにて所定の飾り図柄を停止表示させることで、短期開放チャンス目のいずれかを構成する飾り図柄の組合せが導出表示されるようにしてもよい。 Even when the decorative display variable display mode becomes the reach mode, for example, the same decorative pattern is aligned and temporarily stopped and displayed in the “left” and “right” decorative pattern display areas 5L and 5R. After that, by changing the decorative pattern again in the “right” decorative pattern variable display area 5R, the “slip” variable display effect is performed to change the temporarily stopped display decorative pattern, and the “medium” decoration is performed. A combination of decorative symbols constituting any of the short-term opening chances may be derived and displayed by stopping and displaying predetermined decorative symbols in the symbol display area 5C.
ステップS505にて「突確」または「小当り」以外の「非確変」または「確変」であると判定されたときには(ステップS505;No)、大当り組合せを構成する最終停止図柄となる確定飾り図柄の組合せを決定する(ステップS507)。一例として、ステップS507の処理では、まず、乱数回路124または演出用ランダムカウンタ等により更新される大当り確定図柄決定用の乱数値を示す数値データを抽出する。続いて、ROM121に予め記憶されて用意された大当り確定図柄決定テーブルを参照することなどにより、画像表示装置5の表示領域における「左」、「中」、「右」の飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rに揃って停止表示される図柄番号が同一の飾り図柄を決定する。
When it is determined in step S505 that it is “non-probability change” or “probability change” other than “surprise accuracy” or “small hit” (step S505; No), the final decorative symbol that becomes the final stop symbol constituting the big hit combination is displayed. A combination is determined (step S507). As an example, in the process of step S507, first, numerical data indicating a random value for determining a jackpot fixed symbol updated by the
ステップS503、S504、S506、S507の処理のいずれかを実行した後には、可変表示中演出決定処理を実行する(ステップS508)。可変表示中演出決定処理は、飾り図柄の可変表示態様がリーチ態様となる場合や「擬似連」の可変表示演出が実行される場合などに対応して、各種の演出態様を決定するための処理を含んでいる。 After performing any of the processes of steps S503, S504, S506, and S507, a variable display effect determination process is performed (step S508). The variable display effect determining process is a process for determining various effect modes corresponding to the case where the variable display mode of the decorative pattern becomes the reach mode or the case where the “pseudo-continuous” variable display mode is executed. Is included.
ステップS508にて可変表示中演出決定処理を実行した後には、演出制御パターンを予め用意された複数パターンのいずれかに決定する(ステップS509)。演出制御用CPU120は、例えば変動パターン指定コマンドにより指定された変動パターンや、可変表示中演出決定処理における決定結果などに対応して、ROM121に予め記憶されて用意された複数の演出制御パターンのいずれかを選択し、使用パターンとしてセットすればよい。続いて、例えば変動パターン指定コマンドにより指定された変動パターンに対応して、演出制御タイマ設定部192に設けられた演出制御プロセスタイマの初期値を設定する(ステップS510)。
After executing the variable display effect determination process in step S508, the effect control pattern is determined as one of a plurality of patterns prepared in advance (step S509). For example, the
そして、画像表示装置5における飾り図柄などの変動を開始させるための設定を行う(ステップS511)。このときには、例えばステップS510にて使用パターンとして決定された演出制御パターンに含まれる表示制御データが指定する表示制御指令を表示制御部123のVDP等に対して伝送させることなどにより、画像表示装置5の表示領域に設けられた「左」、「中」、「右」の各飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rにて飾り図柄の変動を開始させればよい。その後、演出プロセスフラグの値を可変表示中演出処理に対応した値である“2”に更新してから(ステップS512)、可変表示開始設定処理を終了する。
And the setting for starting the fluctuation | variation of the decoration design etc. in the
図17は、可変表示中演出決定処理として、図16のステップS508にて実行される処理の一例を示すフローチャートである。図17に示す可変表示中演出決定処理において、演出制御用CPU120は、まず、変動パターン指定コマンドにより指定された変動パターンを特定する(ステップS611)。続いて、特定した変動パターンに対応して、飾り図柄の可変表示態様がリーチ態様となるリーチありか否かを判定する(ステップS612)。このとき、リーチありと判定した場合には(ステップS612;Yes)、予告演出を決定する(ステップS613)。
FIG. 17 is a flowchart illustrating an example of processing executed in step S508 of FIG. 16 as variable display effect determination processing. In the variable display effect determination process shown in FIG. 17, the
図18は、ステップS613の処理による予告演出の決定例を示している。この実施の形態において、飾り図柄の可変表示態様がリーチ態様となった後には、常に予告演出が実行される。この予告演出における演出態様には、可動演出部材60を画像表示装置5の表示領域(内部または外部)における所定端部の近傍にて揺動させる「可動演出部材動作」と、所定のキャラクタを示す演出画像を画像表示装置5の表示領域(内部)における所定端部の近傍にて揺動するように表示させる「予告画像表示」とがある。ステップS613の処理では、予告演出における演出態様を「可動演出部材動作」と「予告画像表示」のいずれとするかが決定される。
FIG. 18 shows an example of determining the notice effect by the process of step S613. In this embodiment, after the decorative symbol variable display mode becomes the reach mode, the notice effect is always executed. In the effect form in the notice effect, a “movable effect member operation” in which the
一例として、演出制御用CPU120は、乱数回路124または演出用ランダムカウンタ等により更新される予告演出決定用の乱数値を示す数値データを抽出する。続いて、ROM121に予め記憶されて用意された予告演出決定テーブルを参照することなどにより、予告演出における演出態様を決定すればよい。予告演出決定テーブルでは、リーチ演出が「ノーマルリーチ」と「スーパーリーチ」のいずれであるかに応じて、予告演出決定用の乱数値と比較される数値(決定値)が、予告演出における複数の演出態様のいずれかに割り当てられていればよい。なお、この実施の形態では、特図表示結果が「小当り」となる場合に、飾り図柄の可変表示態様がリーチ態様となることがない。
As an example, the
図18に示す決定例でリーチ演出が「ノーマルリーチ」となる場合に、予告演出の演出態様が「予告画像表示」に決定される割合は、「可動演出部材動作」に決定される割合よりも高くなるように設定されている。一方、リーチ演出が「スーパーリーチ」となる場合に、予告演出における演出態様が「可動演出部材動作」に決定される割合は、「予告画像表示」に決定される割合よりも高くなるように設定されている。また、予告演出における演出態様が「可動演出部材動作」に決定される割合は、リーチ演出が「ノーマルリーチ」となる場合よりも「スーパーリーチ」となる場合に高くなる一方、「予告画像表示」に決定される割合は、リーチ演出が「ノーマルリーチ」となる場合よりも「スーパーリーチ」となる場合に低くなるように設定されている。こうした設定により、可動演出部材60を揺動させる予告演出が実行されたときには、所定のキャラクタを示す演出画像が表示させる予告演出が実行されたときよりも、スーパーリーチのリーチ演出が実行される期待度、ひいては大当り期待度が高められる。
When the reach effect is “normal reach” in the determination example illustrated in FIG. 18, the rate at which the effect mode of the notice effect is determined to be “notice image display” is higher than the rate at which the “movable effect member operation” is determined. It is set to be. On the other hand, when the reach effect is “super reach”, the rate at which the effect mode in the notice effect is determined as “movable effect member operation” is set to be higher than the rate determined in “notice image display” Has been. In addition, the ratio at which the effect mode in the notice effect is determined as “movable effect member operation” is higher when the reach effect is “super reach” than when “reach effect” is “normal reach”, while in the “notice image display”. The determined ratio is set to be lower when the reach production is “super reach” than when it is “normal reach”. With such a setting, when the notice effect that swings the
なお、予告演出の演出態様に応じた期待度は、「可動演出部材動作」よりも「予告画像表示」の方が高くなるように設定してもよい。また、予告演出の期待度は、演出態様によらず一定になるように設定してもよい。飾り図柄の可変表示態様がリーチ態様となった後には、常に予告演出が実行されるものに限定されず、予告演出が実行されない場合を設けてもよい。この場合、ステップS613の処理では、リーチ演出に応じた所定割合で、予告演出を実行するか否かが決定されればよい。例えば、リーチ演出が「スーパーリーチ」となる場合には「ノーマルリーチ」となる場合よりも高い割合で、予告演出を実行することに決定されればよい。こうして、予告演出が実行されたときには、実行されないときよりも、スーパーリーチのリーチ演出が実行される期待度が高められるようにしてもよい。すなわち、予告演出は、リーチ演出が「スーパーリーチ」となる可能性が高いことを示唆する演出として実行されてもよい。 Note that the degree of expectation according to the effect mode of the notice effect may be set so that “notice image display” is higher than “movable effect member operation”. Further, the expectation level of the notice effect may be set to be constant regardless of the effect mode. After the decorative symbol variable display mode becomes the reach mode, the present invention is not limited to the case where the notice effect is always executed, and a case where the notice effect is not executed may be provided. In this case, in the process of step S613, it is only necessary to determine whether or not to execute the notice effect at a predetermined ratio according to the reach effect. For example, when the reach effect is “super reach”, it may be determined that the notice effect is executed at a higher rate than when the reach effect is “normal reach”. Thus, when the notice effect is executed, the degree of expectation that the super reach reach effect may be executed may be higher than when the notice effect is not executed. That is, the notice effect may be executed as an effect suggesting that the reach effect is likely to be “super reach”.
ステップS613の処理を実行した後には、予告演出を実行するための設定を行う(ステップS614)。一例として、ステップS614の処理では、ステップS613の処理により決定された予告演出における演出態様に対応して、可動演出部材60を進出させる予告演出と、所定のキャラクタを示す演出画像を表示領域に表示させる予告演出のうち、いずれかの予告演出を実行するための演出制御パターンが指定されればよい。
After performing the process of step S613, the setting for performing the notice effect is performed (step S614). As an example, in the process of step S614, a notice effect for advancing the
図19は、可変表示中演出処理として、図13のステップS172にて実行される処理の一例を示すフローチャートである。図19に示す可変表示中演出処理において、演出制御用CPU120は、まず、例えば演出制御プロセスタイマ値などに基づいて、変動パターンに対応した可変表示時間が経過したか否かを判定する(ステップS521)。一例として、ステップS521の処理では、演出制御プロセスタイマ値を更新(例えば1減算)し、更新後の演出制御プロセスタイマ値に対応して演出制御パターンから終了コードが読み出されたときなどに、可変表示時間が経過したと判定すればよい。
FIG. 19 is a flowchart illustrating an example of processing executed in step S172 of FIG. 13 as variable display effect processing. In the effect processing during variable display shown in FIG. 19, the
ステップS521にて可変表示時間が経過していない場合には(ステップS521;No)、リーチ演出を実行するためのリーチ演出実行期間であるか否かを判定する(ステップS522)。リーチ演出実行期間は、例えば変動パターンに応じて選択された演出制御パターンにおいて、予め定められていればよい。ステップS522にてリーチ演出実行期間であるときには(ステップS522;Yes)、予告演出を実行するための予告演出実行期間であるか否かを判定する(ステップS523)。予告演出実行期間は、例えば予告演出の演出態様に対応して選択された演出制御パターンにおいて、予め定められていればよい。ステップS523にて予告演出実行期間であると判定されたときには(ステップS523;Yes)、予告演出を実行するための演出動作制御を行う(ステップS524)。 If the variable display time has not elapsed in step S521 (step S521; No), it is determined whether or not it is the reach effect execution period for executing the reach effect (step S522). The reach effect execution period may be determined in advance, for example, in the effect control pattern selected according to the variation pattern. If it is a reach effect execution period in step S522 (step S522; Yes), it is determined whether or not it is a notice effect execution period for executing the notice effect (step S523). The notice effect execution period may be determined in advance, for example, in the effect control pattern selected corresponding to the effect form of the notice effect. When it is determined in step S523 that it is the notice effect execution period (step S523; Yes), effect operation control for executing the notice effect is performed (step S524).
一例として、ステップS524の処理では、演出制御パターンなどから読み出した演出制御実行データ(例えば表示制御データまたは可動演出部材制御データなど)に応じて、所定の演出態様による予告演出を実行するために、各種指令を作成して表示制御部123やモータ駆動回路16などに対して伝送させればよい。より具体的には、「可動演出部材動作」の予告演出を実行するときに、可動演出部材60を画像表示装置5における表示領域の前面に進出させるための駆動制御信号を作成して、モータ駆動回路16へと伝送させる。一方、「予告画像表示」の予告演出を実行するときに、所定のキャラクタを示す演出画像を表示させるための表示制御指令を作成して、表示制御部123へと伝送させる。ステップS524の処理により演出制御基板12の演出制御用CPU120などから伝送された駆動制御信号に応じて、モータ駆動回路16が可動演出部材用モータ61を回転駆動することにより、可動演出部材60を表示領域における所定端部の近傍から表示領域の前面へと進出させる「可動演出部材動作」の予告演出が実行される。
As an example, in the process of step S524, in order to execute a notice effect in a predetermined effect mode according to effect control execution data (for example, display control data or movable effect member control data) read from the effect control pattern, Various commands may be generated and transmitted to the
ステップS524の処理を実行した後には、ステップS524にて「予告画像表示」の予告演出を実行するための設定が行われたか否かを判定する(ステップS525)。このとき、「予告画像表示」の予告演出を実行するための設定が行われていれば(ステップS525;Yes)、第1指示報知フラグがオンであるか否かを判定することにより、第1左打ち指示報知及び第1右打ち指示報知が実行されているか否かを判定する(ステップS526)。 After executing the process of step S524, it is determined whether or not the setting for executing the notice effect of “display notice image” has been made in step S524 (step S525). At this time, if the setting for executing the notice effect of “notice image display” has been made (step S525; Yes), it is determined whether the first instruction notification flag is on, thereby determining the first. It is determined whether left-handed instruction notification and first right-handed instruction notification are being executed (step S526).
ステップS526にて第1指示報知フラグがオンであるときには(ステップS526;Yes)、サブ側時短フラグがオンであるか否かに応じて、第1左打ち指示報知画像又は第1右打ち指示報知画像51を移動させる演出動作を実行させるための演出動作制御を行う(ステップS527)。
When the first instruction notification flag is turned on in step S526 (step S526; Yes), the first left-handed instruction notification image or the first right-handed instruction notification is made depending on whether or not the sub-side time reduction flag is turned on. The effect operation control for executing the effect operation for moving the
ステップS527の処理では、サブ側時短フラグがオフである場合、すなわち第1左打ち指示報知及び第2左打ち指示報知が実行されている場合には、第2左打ち指示報知画像を元の位置に表示させたまま、第1左打ち指示報知画像を中央上方から中央左側に移動させる演出動作制御を行う。これに対して、サブ側時短フラグがオンである場合、すなわち図20(A)に示すように、第1右打ち指示報知及び第2右打ち指示報知が実行されている場合、第2右打ち指示報知画像52を元の位置に表示させたまま、図20(B)に示すように、第1右打ち指示報知画像51を中央上方から中央右側に移動させる演出動作制御を行う。なお、「予告画像表示」の予告演出が終了した場合には、中央左側に移動させた第1左打ち指示報知画像や、中央右側に移動させた第1右打ち指示報知画像51を元の上方中央の位置に戻す演出動作制御が行われればよい。
In the process of step S527, when the sub-side time reduction flag is off, that is, when the first left-hand instruction notification and the second left-hand instruction notification are being executed, the second left-hand instruction notification image is converted to the original position. The display operation control for moving the first left-handed instruction notification image from the upper center to the left center is performed. On the other hand, when the sub-side time reduction flag is on, that is, as shown in FIG. 20A, when the first right-handed instruction notification and the second right-handed instruction notification are being executed, While the
このように、第1左打ち指示報知や第1右打ち指示報知を、画像表示装置5における上方の表示領域(第1表示領域)のうち、上方左側、上方中央、及び上方右側といった複数の表示領域のうちのいずれかで実行する。これにより、「予告画像表示」の予告演出などの画像表示装置5における他の表示を邪魔することなく、第1左打ち指示報知や第1右打ち指示報知を実行することができる。
As described above, a plurality of displays such as the upper left side, the upper center, and the upper right side of the upper display area (first display area) in the
図19に示すステップS523にて予告演出実行期間ではないと判定されたときには(ステップS523;No)、スーパーリーチのリーチ演出を実行するためのスーパーリーチ演出実行期間であるか否かを判定する(ステップS528)。スーパーリーチ演出実行期間は、例えば変動パターンに応じて選択された演出制御パターンにおいて、予め定められていればよい。ステップS528にてスーパーリーチ演出実行期間であるときには(ステップS528;Yes)、スーパーリーチのリーチ演出を実行するための演出動作制御を行う(ステップS529)。 When it is determined in step S523 shown in FIG. 19 that it is not the notice effect execution period (step S523; No), it is determined whether or not it is a super reach effect execution period for executing the reach effect of super reach ( Step S528). The super reach production execution period may be determined in advance, for example, in the production control pattern selected according to the variation pattern. When it is the super reach production execution period in step S528 (step S528; Yes), production operation control for executing the reach production of super reach is performed (step S529).
ステップS529の処理を実行した後には、第1指示報知フラグがオンであるか否かを判定することにより、第1左打ち指示報知及び第1右打ち指示報知が実行されているか否かを判定する(ステップS530)。このとき、第1指示報知フラグがオンであれば(ステップS530;Yes)、第1左打ち指示報知画像や第1右打ち指示報知画像51を表示する演出動作を停止させるための演出動作制御を行う(ステップS531)。
After executing the process of step S529, it is determined whether or not the first left-hand instruction notification and the first right-hand instruction notification are executed by determining whether or not the first instruction notification flag is on. (Step S530). At this time, if the first instruction notification flag is on (step S530; Yes), the effect operation control for stopping the effect operation for displaying the first left-hand instruction notification image or the first right-hand
ステップS531の処理では、サブ側時短フラグがオフで第1指示報知フラグがオンである場合、すなわち第1左打ち指示報知及び第2左打ち指示報知が実行されている場合、第1左打ち指示報知画像を表示する演出動作を停止させる一方で、第2左打ち指示報知画像を表示する演出動作を継続させるための演出動作制御を行う。これに対して、サブ側時短フラグ及び第1指示報知フラグがオンである場合、すなわち第1右打ち指示報知及び第2右打ち指示報知が実行されている場合、第1右打ち指示報知画像51を表示する演出動作を停止させる一方で、第2右打ち指示報知画像52を表示する演出動作を継続させるための演出動作制御を行う。
In the process of step S531, when the sub-side time reduction flag is off and the first instruction notification flag is on, that is, when the first left-hand instruction notification and the second left-hand instruction notification are executed, the first left-hand instruction While the production operation for displaying the notification image is stopped, the production operation control for continuing the production operation for displaying the second left-handed instruction notification image is performed. On the other hand, when the sub-side time reduction flag and the first instruction notification flag are on, that is, when the first right-hand instruction notification and the second right-hand instruction notification are executed, the first right-hand
このように、スーパーリーチのリーチ演出が実行される場合には、第1左打ち指示報知や第1右打ち指示報知の実行が制限される一方で、第2左打ち指示報知や第2右打ち指示報知は実行されるため、スーパーリーチのリーチ演出の妨げとなることなく、左遊技領域2Aや右遊技領域2Bに遊技球を発射すべき旨の指示、すなわち第2左打ち指示報知画像や第2右打ち指示報知画像52を表示することができる。なお、第1左打ち指示報知や第1右打ち指示報知の実行の制限は、スーパーリーチのリーチ演出の終了後、第1左打ち指示報知画像や第1右打ち指示報知画像51を表示する演出動作が再開されることにより、解除されればよい。
Thus, when the reach effect of super reach is executed, the execution of the first left-handed instruction notification and the first right-handed instruction notification is limited, while the second left-handed instruction notification and the second right-handed instruction notification are performed. Since the instruction notification is executed, the instruction to launch the game ball in the
図21は、第1右打ち指示報知及び第2右打ち指示報知の実行中に、「可動演出部材動作」の予告演出が実行される場合の演出動作例を示している。この例では、飾り図柄の可変表示態様がリーチ態様となった後、「可動演出部材動作」の予告演出が開始されるときに、図21(C)に示すように、第1右打ち指示報知画像51及び第2右打ち指示報知画像52とともに、操作ボタンの操作を遊技者に促す演出画像が画像表示装置5に表示される。その後、遊技者により操作ボタンが操作されると、図21(D)に示すように、可動演出部材60が表示領域における所定端部の近傍から表示領域の前面へと進出され、第1右打ち指示報知画像51が表示される画像表示装置5の上方の表示領域(第1表示領域)の少なくとも一部の視認が妨げられる一方で、第2右打ち指示報知画像52が表示される画像表示装置5の下方右側の表示領域(第2表示領域)の視認は妨げられることなく、第2右打ち指示報知が実行される。
FIG. 21 shows an example of an effect operation when a notice effect of “movable effect member operation” is executed during the execution of the first right-handed instruction notification and the second right-handed instruction notification. In this example, when the notice effect of the “movable effect member operation” is started after the variable display form of the decorative symbol has reached the reach form, as shown in FIG. An effect image that prompts the player to operate the operation buttons is displayed on the
このように、「可動演出部材動作」の予告演出が実行されることにより、第1右打ち指示報知画像51が表示される画像表示装置5の上方の表示領域(第1表示領域)の少なくとも一部の視認が妨げられる場合でも、第2右打ち指示報知画像52が表示される画像表示装置5の下方右側の表示領域(第2表示領域)の視認は妨げられることなく、第2右打ち指示報知が実行されるため、遊技者は、右遊技領域2Bに遊技球を発射すべきことの指示を容易に認識することができる。
As described above, by executing the notice effect of “movable effect member operation”, at least one of the display areas (first display areas) above the
なお、第1左打ち指示報知及び第2左打ち指示報知の実行中に、「可動演出部材動作」の予告演出が実行されることにより、第1左打ち指示報知画像が表示される画像表示装置5の上方の表示領域(第1表示領域)の少なくとも一部の視認が妨げられる場合でも、第2左打ち指示報知画像が表示される画像表示装置5の下方左側の表示領域(第3表示領域)の視認は妨げられることなく、第2左打ち指示報知が実行されるため、第1右打ち指示報知及び第2右打ち指示報知の実行中と同様に、遊技者は、左遊技領域2Aに遊技球を発射すべきことの指示を容易に認識することができる。
An image display device that displays a first left-handed instruction notification image by executing a notice effect of “movable effect member operation” during execution of the first left-handed instruction notification and the second left-handed instruction notification. Display area (third display area) on the lower left side of the
そして、スーパーリーチのリーチ演出が実行される場合には、可動演出部材60が表示領域の前面から表示領域における所定端部の近傍からへと退避すると、図21(E)に示すように、リーチ演出がノーマルリーチのリーチ演出からスーパーリーチのリーチ演出に発展されるとともに、図19に示すステップS531の処理が実行されることにより、第1右打ち指示報知画像が消去される一方で、第2右打ち指示報知画像52は継続して表示される。なお、スーパーリーチのリーチ演出が実行されない場合には、リーチ演出がノーマルリーチのリーチ演出からスーパーリーチのリーチ演出に発展されず、ステップS531の処理が実行されないため、第1右打ち指示報知画像は消去されることなく、第2右打ち指示報知画像52とともに継続して表示されればよい。
When the reach effect of super reach is executed, when the
図19に示すステップS528にてスーパーリーチ演出実行期間ではないと判定されたときには(ステップS528;No)、予告演出及びスーパーリーチのリーチ演出以外の(その他の)リーチ演出を実行するための演出動作制御を行う(ステップS532)。 When it is determined in step S528 shown in FIG. 19 that it is not the super reach effect execution period (step S528; No), the effect operation for executing the (other) reach effect other than the notice effect and the reach effect of the super reach. Control is performed (step S532).
ステップS522にてリーチ演出実行期間ではないときや(ステップS522;No)ステップS525にて「予告画像表示」の予告演出を実行するための設定が行われていないとき、すなわち「可動演出部材動作」の予告演出を実行するための設定が行われているとき(ステップS525;No)、ステップS526にて第1指示報知フラグがオフであるとき(ステップS526;No)、ステップS527、S531、及びS532のいずれかの処理を実行した後には、例えば変動パターンに対応して選択された演出制御パターンにおける設定などに基づいて、「擬似連」や「滑り」の可変表示演出を実行するための演出動作制御など、その他の飾り図柄の可変表示動作を含めた演出動作制御を行ってから(ステップS533)、可変表示中演出処理を終了する。 When it is not the reach effect execution period in step S522 (step S522; No), when the setting for executing the notice effect of “notice image display” is not performed in step S525, that is, “movable effect member operation” Is set (step S525; No), and when the first instruction notification flag is off in step S526 (step S526; No), steps S527, S531, and S532 are performed. After executing any one of the processes, for example, based on the setting in the effect control pattern selected corresponding to the variation pattern, the effect operation for executing the variable display effect of “pseudo-continuous” or “slip” After performing presentation operation control including variable display operation of other decorative symbols such as control (step S533), the variable table To end the middle-effect process.
ステップS521にて可変表示時間が経過した場合には(ステップS521;Yes)、主基板11から伝送される図柄確定コマンドの受信があったか否かを判定する(ステップS534)。このとき、図柄確定コマンドの受信がなければ(ステップS534;No)、可変表示中演出処理を終了して待機する。なお、可変表示時間が経過した後、図柄確定コマンドを受信することなく所定時間が経過した場合には、図柄確定コマンドを正常に受信できなかったことに対応して、所定のエラー処理が実行されるようにしてもよい。
If the variable display time has elapsed in step S521 (step S521; Yes), it is determined whether or not a symbol confirmation command transmitted from the
ステップS534にて図柄確定コマンドの受信があった場合には(ステップS534;Yes)、例えば表示制御部123のVDP等に対して所定の表示制御指令を伝送させることといった、飾り図柄の可変表示において表示結果となる最終停止図柄(確定飾り図柄)を導出表示させる制御を行う(ステップS535)。また、当り開始指定コマンド受信待ち時間として予め定められた一定時間を設定する(ステップS536)。そして、演出プロセスフラグの値を特図当り待ち処理に対応した値である“3”に更新してから(ステップS537)、可変表示中演出処理を終了する。
If a symbol confirmation command is received in step S534 (step S534; Yes), for example, in a variable display of decorative symbols such as transmitting a predetermined display control command to the VDP or the like of the
図22及び図23は、特図当り待ち処理として、図13のステップS173にて実行される処理の一例を示すフローチャートである。この特図当り待ち処理において、CPU120Aは、まず、当り開始指定コマンド受信待ち時間が経過したか否かを判定する(図22のステップS541)。当り開始指定コマンド受信待ち時間は、図19に示すステップS172の可変表示中演出処理にて、飾り図柄停止コマンドを受信したことなどに応じて予め定められた一定時間が設定される。 22 and 23 are flowcharts showing an example of the process executed in step S173 of FIG. 13 as the special chart waiting process. In this special chart waiting process, the CPU 120A first determines whether or not the hit start designation command reception waiting time has elapsed (step S541 in FIG. 22). The winning start designation command reception waiting time is set to a predetermined time in accordance with reception of a decorative symbol stop command in the variable display effect processing in step S172 shown in FIG.
ステップS541にて当り開始指定コマンド受信待ち時間が経過していない場合には(ステップS541;No)、主基板11から伝送される大当り開始指定コマンドの受信があったか否かを判定する(ステップS542)。大当り開始指定コマンドの受信があれば(ステップS542;Yes)、大当り開始指定コマンドにより大当り種別として「突確」が指定されたか否かを判定する(ステップS543)。
If the hit start designation command reception waiting time has not elapsed in step S541 (step S541; No), it is determined whether or not a big hit start designation command transmitted from the
S543にて大当り種別として「突確」以外が指定された場合には(ステップS543;No)、大当り遊技状態の開始を報知するために予め用意された大当り報知用の演出制御パターンを選択し、使用パターンとしてセットする(ステップS544)。その後、使用パターンとしてセットした演出制御パターンから読み出した演出制御実行データなどに基づいて、大当り報知動作の制御を開始するための設定を行う(ステップS545)。 When a hit other than “surprise” is designated as the big hit type in S543 (step S543; No), a big hit notification effect control pattern prepared in advance for notifying the start of the big hit gaming state is selected and used. The pattern is set (step S544). After that, the setting for starting control of the big hit notification operation is performed based on the production control execution data read from the production control pattern set as the usage pattern (step S545).
ステップS546の処理を実行した後には、第1右打ち指示報知及び第2右打ち指示報知を開始するための設定を行うとともに(ステップS546)、第1指示報知フラグをオン状態にセットする(ステップS547)。一例として、ステップS546の処理では、演出制御パターンなどから読み出した演出制御実行データ(例えば表示制御データや、音声制御データ、ランプ制御データなど)に応じて、第1右打ち指示報知及び第2右打ち指示報知を実行するために、各種指令を作成して表示制御部123や音声制御基板13などに対して伝送させればよい。より具体的には、図24(A)に示すように、第1右打ち指示報知に対応して、「右打ちしてね!」といった文字によるメッセージや、右向き矢印を示す演出画像(第1右打ち指示報知画像)51を表示させるための表示制御指令を作成して表示制御部123へと伝送させたり、「右打ちしてね!」といった音声を出力させるための効果音信号などを作成して音声制御基板13へと伝送させたりする。また、第2右打ち指示報知に対応して、第1右打ち指示報知よりも小さくて薄い右向き矢印のみを示す演出画像(第2右打ち指示報知画像)52を表示させるための表示制御指令を作成して表示制御部123へと伝送する。ステップS546の処理により演出制御基板12の演出制御用CPU120などから伝送された表示制御指令に応じて、表示制御部123が所定の映像信号を生成して画像表示装置5に供給したり、所定の音声制御指令に応じて、音声制御基板13が所定の効果音信号を生成してスピーカ8L,8Rに供給したりすることにより、遊技球を右遊技領域2Bに発射すべきことを遊技者に報知する第2右打ち指示報知及び第2右打ち指示報知が行われる。
After performing the process of step S546, the setting for starting the first right-handed instruction notification and the second right-handed instruction notification is performed (step S546), and the first instruction notification flag is set to the on state (step S546). S547). As an example, in the process of step S546, first right-handed instruction notification and second right-hand notification are performed according to presentation control execution data (for example, display control data, voice control data, lamp control data, etc.) read from the presentation control pattern. In order to execute the hit instruction notification, various commands may be generated and transmitted to the
ステップS543にて大当り種別として「突確」が指定された場合には(ステップS543;Yes)、第2右打ち指示報知を開始するための設定を行うとともに(ステップS548)、第1指示報知フラグをクリアしてオフ状態にする(ステップS549)。一例として、ステップS548の処理では、演出制御パターンなどから読み出した演出制御実行データ(例えば表示制御データなど)に応じて、第2右打ち指示報知を実行するために、各種指令を作成して表示制御部123や音声制御基板13などに対して伝送させればよい。より具体的には、図24(B)に示すように、第2右打ち指示報知に対応して、第1右打ち指示報知よりも小さくて薄い右向き矢印のみを示す演出画像(第2右打ち指示報知画像)52を表示させるための表示制御指令を作成して表示制御部123へと伝送する。ステップS548の処理により演出制御基板12の演出制御用CPU120などから伝送された表示制御指令に応じて、表示制御部123が所定の映像信号を生成して画像表示装置5に供給することにより、遊技球を右遊技領域2Bに発射すべきことを遊技者に報知する第2右打ち指示報知が行われる。
If “Success” is designated as the big hit type in step S543 (step S543; Yes), the setting for starting the second right-handed instruction notification is performed (step S548), and the first instruction notification flag is set. Clear and turn off (step S549). As an example, in the process of step S548, various commands are generated and displayed in order to execute the second right-handed instruction notification according to the presentation control execution data (for example, display control data) read from the presentation control pattern. What is necessary is just to transmit with respect to the
ステップS546又はS548の処理を実行した後には、サブ側時短フラグをクリアしてオフ状態とするとともに(ステップS550)、サブ側時短回数カウント値が「0」以外の値であれば、サブ側時短回数カウンタをクリアして、そのカウント値を「0」に初期化すればよい(ステップS551)。その後、演出プロセスフラグの値を大当り中演出処理に対応した値である“6”に更新する(ステップS552)。 After executing the processing of step S546 or S548, the sub-side time reduction flag is cleared and turned off (step S550), and if the sub-side time reduction count value is a value other than “0”, the sub-side time reduction The count counter may be cleared and the count value may be initialized to “0” (step S551). Thereafter, the value of the effect process flag is updated to “6” which is a value corresponding to the effect processing during the big hit (step S552).
ステップS542にて大当り開始指定コマンドの受信がない場合には(ステップS542;No)、小当り開始指定コマンドの受信があったか否かを判定する(ステップS553)。小当り開始指定コマンドの受信がなければ(ステップS553;No)、特図当り待ち処理を終了して、当り開始指定コマンド受信待ち時間が経過するまで待機する。小当り開始指定コマンドの受信があった場合には(ステップS553;Yes)、第2右打ち指示報知を開始するための設定を行うとともに(ステップS554)、第1指示報知フラグをクリアしてオフ状態にする(ステップS555)。一例として、ステップS554の処理では、演出制御パターンなどから読み出した演出制御実行データ(例えば表示制御データなど)に応じて、第2右打ち指示報知を実行するために、各種指令を作成して表示制御部123などに対して伝送させればよい。より具体的には、図24(B)に示すように、第2右打ち指示報知に対応して、第1右打ち指示報知よりも小さくて薄い右向き矢印のみを示す演出画像(第2右打ち指示報知画像)52を表示させるための表示制御指令を作成して表示制御部123へと伝送する。ステップS554の処理により演出制御基板12の演出制御用CPU120などから伝送された表示制御指令に応じて、表示制御部123が所定の映像信号を生成して画像表示装置5に供給することにより、遊技球を右遊技領域2Bに発射すべきことを遊技者に報知する第2右打ち指示報知が行われる。その後、演出プロセスフラグの値を小当り中演出処理に対応した値である“4”に更新する(ステップS556)。
If no big hit start designation command has been received in step S542 (step S542; No), it is determined whether or not a big hit start designation command has been received (step S553). If no small hit start designation command is received (step S553; No), the special figure waiting process is terminated, and the process waits until the hit start designation command reception waiting time elapses. When the small hit start designation command is received (step S553; Yes), the setting for starting the second right-handed instruction notification is performed (step S554), and the first instruction notification flag is cleared and turned off. The state is set (step S555). As an example, in the process of step S554, various commands are generated and displayed in order to execute the second right-handed instruction notification in accordance with the presentation control execution data (for example, display control data) read from the presentation control pattern. What is necessary is just to make it transmit with respect to the
この実施の形態では、大当り種別として「非確変」または「確変」が指定されて大当り遊技状態に制御される場合、すなわち特別可変入賞球装置7を遊技者にとって有利な第1状態(大入賞口を開放状態)とする上限時間が比較的に長い時間(例えば29秒など)となる通常開放ラウンドが実行される場合には、第1右打ち指示報知及び第2右打ち指示報知が実行される。これに対して、大当り種別として「突確」が指定されて大当り遊技状態に制御される場合や小当り遊技状態に制御される場合、すなわち特別可変入賞球装置7を第1状態(大入賞口を開放状態)とする上限時間が比較的に短い時間(例えば0.1秒など)となる短期開放ラウンドが実行される場合には、第1右打ち指示報知の実行が制限される一方で第2右打ち指示報知が実行される。このように、通常開放ラウンドよりも不利な態様で特別可変入賞球装置7を変化させる短期開放ラウンドが行われる場合には、第1右打ち指示報知の実行が制限されるため、遊技の興趣の低下を防止することができる。
In this embodiment, when “non-probability variation” or “probability variation” is designated as the big hit type and controlled to the big hit gaming state, that is, the special variable winning
また、この実施の形態では、大当り遊技状態や小当り遊技状態に制御される毎に、遊技球を右遊技領域2Bに発射すべきことを遊技者に報知(指示)する第1右打ち指示報知や第2右打ち指示報知が行われる。これにより、遊技者は、大当り遊技状態や小当り遊技状態に制御されることと、遊技球を右遊技領域2Bに発射すべきことと、を容易に認識できるようになる。なお、大当り遊技状態や小当り遊技状態に制御されることにより開始された第1右打ち指示報知や第2右打ち指示報知は、大当り遊技状態や小当り遊技状態の終了後も、所定回数(100回)の可変表示が実行されるか、大当り遊技状態や小当り遊技状態に再度制御されるまで、継続して実行される。
In this embodiment, the first right-handed instruction notification for notifying (instructing) the player that the game ball should be launched into the
ステップS541にて当り開始指定コマンド受信待ち時間が経過した場合には(ステップS541;Yes)、サブ側時短フラグがオンであるか否かを判定する(図23のステップS557)。サブ側時短フラグがオンであれば(ステップS557;Yes)、サブ側時短回数カウント値を1減算するように更新する(ステップS558)。そして、更新後のサブ側時短回数カウント値が「0」であるか否かを判定し(ステップS559)、「0」であれば(ステップS559;Yes)、サブ側時短フラグをクリアしてオフ状態とする(ステップS560)。 If the hit start designation command reception waiting time has elapsed in step S541 (step S541; Yes), it is determined whether or not the sub-side time reduction flag is on (step S557 in FIG. 23). If the sub-side time reduction flag is on (step S557; Yes), the sub-side time reduction count value is updated to be subtracted by 1 (step S558). Then, it is determined whether or not the updated sub-side time reduction count value is “0” (step S559). If it is “0” (step S559; Yes), the sub-side time reduction flag is cleared and turned off. A state is set (step S560).
ステップS560の処理を実行した後には、第1指示報知フラグがオンであるか否かを判定する(ステップS561)。このとき、第1指示報知フラグがオンであれば(ステップS561;Yes)、第1右打ち指示報知及び第2右打ち指示報知を終了するための設定を行うとともに(ステップS562)、第1左打ち指示報知及び第2左打ち指示報知を開始するための設定を行う(ステップS563)。 After executing the process of step S560, it is determined whether or not the first instruction notification flag is on (step S561). At this time, if the first instruction notification flag is on (step S561; Yes), settings are made to end the first right-hand instruction notification and the second right-hand instruction notification (step S562), and the first left Settings for starting the hit instruction notification and the second left strike instruction notification are performed (step S563).
一例として、ステップS563の処理では、演出制御パターンなどから読み出した演出制御実行データ(例えば表示制御データや、音声制御データ、ランプ制御データなど)に応じて、第1左打ち指示報知及び第2左打ち指示報知を実行するために、各種指令を作成して表示制御部123や音声制御基板13などに対して伝送させればよい。より具体的には、第1左打ち指示報知に対応して、「左打ちに戻して!」といった文字によるメッセージや、左向き矢印を示す演出画像(第1左打ち指示報知画像)を表示させるための表示制御指令を作成して表示制御部123へと伝送させたり、「左打ちに戻して!」といった音声を出力させるための効果音信号などを作成して音声制御基板13へと伝送させたりする。また、第2左打ち指示報知に対応して、第1左打ち指示報知よりも小さくて薄い左向き矢印のみを示す演出画像(第2左打ち指示報知画像)を表示させるための表示制御指令を作成して表示制御部123へと伝送する。ステップS563の処理により演出制御基板12の演出制御用CPU120などから伝送された表示制御指令に応じて、表示制御部123が所定の映像信号を生成して画像表示装置5に供給したり、所定の音声制御指令に応じて、音声制御基板13が所定の効果音信号を生成してスピーカ8L,8Rに供給したりすることにより、遊技球を左遊技領域2Aに発射すべきことを遊技者に報知する第1左打ち指示報知及び第2左打ち指示報知が行われる。なお、第1左打ち指示報知及び第2左打ち指示報知は、時短制御の終了後、所定回(例えば1回〜5回)の飾り図柄の可変表示、あるいは所定期間に亘って実行され、所定回の飾り図柄の可変表示の終了後、あるいは所定期間の経過後、終了すればよい。第1左打ち指示報知及び第2左打ち指示報知を、時短制御の終了後、所定回(例えば1回〜5回)の飾り図柄の可変表示に亘って実行する場合、ステップS563の処理では、所定の左打ち指示報知回数カウンタによる計測を開始させるようにし、左打ち指示報知回数カウンタにおける格納値が、所定回(例えば1回〜5回)の飾り図柄の可変表示に対応する終了判定値と合致したときに、第1左打ち指示報知及び第2左打ち指示報知を終了するようにすればよい。また、第1左打ち指示報知及び第2左打ち指示報知を所定期間に亘って実行する場合、ステップS563の処理では、所定の左打ち指示報知期間タイマによる計測を開始させるようにし、左打ち指示報知期間タイマにおける格納値が、所定期間に対応する終了判定値と合致したときに、第1左打ち指示報知及び第2左打ち指示報知を終了するようにすればよい。
As an example, in the process of step S563, the first left-handed instruction notification and the second left-hand left are notified in accordance with presentation control execution data (for example, display control data, voice control data, lamp control data, etc.) read from the presentation control pattern. In order to execute the hit instruction notification, various commands may be generated and transmitted to the
ステップS561にて第1指示報知フラグがオフである場合には(ステップS561;No)、第2右打ち指示報知を終了するための設定を行うとともに(ステップS564)、第2左打ち指示報知を開始するための設定を行う(ステップS565)。 If the first instruction notification flag is OFF in step S561 (step S561; No), settings are made to end the second right-handed instruction notification (step S564), and the second left-handed instruction notification is issued. Setting for starting is performed (step S565).
一例として、ステップS565の処理では、演出制御パターンなどから読み出した演出制御実行データ(例えば表示制御データなど)に応じて、演出制御パターンなどから読み出した演出制御実行データ(例えば表示制御データなど)に応じて、第2左打ち指示報知を実行するために、各種指令を作成して表示制御部123などに対して伝送させればよい。より具体的には、第2左打ち指示報知に対応して、第1左打ち指示報知よりも小さくて薄い左向き矢印のみを示す演出画像(第2左打ち指示報知画像)を表示させるための表示制御指令を作成して表示制御部123へと伝送する。ステップS565の処理により演出制御基板12の演出制御用CPU120などから伝送された表示制御指令に応じて、表示制御部123が所定の映像信号を生成して画像表示装置5に供給することにより、遊技球を左遊技領域2Aに発射すべきことを遊技者に報知する第2左打ち指示報知が行われる。
As an example, in the process of step S565, the presentation control execution data (eg, display control data) read out from the presentation control pattern or the like according to the presentation control execution data (eg, display control data) read out from the presentation control pattern or the like. Accordingly, in order to execute the second left hand instruction notification, various commands may be generated and transmitted to the
ステップS559にて更新後のサブ側時短回数カウント値が「0」以外の値であるときや(ステップS559;Yes)、ステップS563又はS565の処理を実行した後には、演出プロセスフラグをクリアして、その値を“0”に初期化してから(ステップS566)、特図当り待ち処理を終了する。 When the updated sub-side short-time count value after step S559 is a value other than “0” (step S559; Yes), after performing the process of step S563 or S565, the effect process flag is cleared. After the value is initialized to “0” (step S566), the waiting process per special figure is terminated.
図25は、図13のステップS175にて実行される小当り終了演出処理の一例を示すフローチャートである。この小当り終了演出処理において、演出制御用CPU120は、まず、小当り終了演出中フラグがオンであるか否かを判定する(ステップS571)。ここで、エンディング演出中フラグは、後述するステップS573の処理が実行されることによりオン状態にセットされる一方で、ステップS576の処理が実行されることによりクリアされてオフ状態となる。
FIG. 25 is a flowchart showing an example of the small hit end effect process executed in step S175 of FIG. In the small hit end effect process, the
ステップS571にて小当り終了演出中フラグがオフである場合には(ステップS571;No)、所定の小当り終了演出となる演出動作を開始するための設定を行う(ステップS572)。一例として、ステップS572の処理では、演出制御パターンを所定の演出制御パターンテーブルから読み出し、演出制御プロセスタイマの設定などを行う。ステップS572の処理を実行した後には、小当り終了演出中フラグをオン状態にセットしてから(ステップS573)、小当り終了演出処理を終了する。 If the small hitting end effect flag is off in step S571 (step S571; No), a setting for starting an effect operation that becomes a predetermined small hitting end effect is performed (step S572). As an example, in the process of step S572, an effect control pattern is read from a predetermined effect control pattern table, and an effect control process timer is set. After the processing of step S572 is executed, the small hitting end effect flag is set to the on state (step S573), and then the small hitting end effect processing is ended.
そして、ステップS571にて小当り終了演出中フラグがオンであると判定された場合には(ステップS571;Yes)、例えば演出制御プロセスタイマ値と演出制御パターンに示される演出終了判定値とが合致するか否かなどに応じて、小当り終了演出の終了タイミングとなったか否かを判定する(ステップS574)。 If it is determined in step S571 that the small hit end effect flag is on (step S571; Yes), for example, the effect control process timer value matches the effect end determination value indicated in the effect control pattern. It is determined whether or not it is the end timing of the small hit end effect according to whether or not to perform (step S574).
ステップS574にて小当り終了演出の終了タイミングではないと判定された場合には(ステップS574;No)、小当り終了演出となる演出動作を制御するための設定を行う(ステップS575)。一例として、ステップS575の処理では、演出制御プロセスタイマ値に応じて演出制御パターンから読み出した制御データに従い、表示制御指令を表示制御部123に供給すること、効果音信号を音声制御基板13に対して伝送すること、電飾信号をランプ制御基板14に対して伝送することなどにより、小当り終了演出となる演出動作の制御が行われるようにすればよい。こうしたステップS575の処理を実行した後には、小当り終了演出処理を終了する。これに対して、ステップS574にて小当り終了演出の終了タイミングであると判定された場合には(ステップS574;Yes)、例えば小当り終了演出中フラグをクリアしてオフ状態にするとともに、表示制御部123に対して所定の表示制御指令を供給することや、所定の効果音信号を音声制御基板13に対して伝送すること、所定の電飾信号をランプ制御基板14に対して伝送することといった、小当り終了演出を終了するための設定を行う(ステップS576)。
When it is determined in step S574 that it is not the end timing of the small hit end effect (step S574; No), settings for controlling the effect operation that becomes the small hit end effect are performed (step S575). As an example, in the process of step S575, the display control command is supplied to the
ステップS576の処理を実行した後には、サブ側時短フラグがオンであるか否かを判定する(ステップS577)。サブ側時短フラグがオンであれば(ステップS577;Yes)、サブ側時短回数カウント値を1減算するように更新する(ステップS578)。そして、更新後のサブ側時短回数カウント値が「0」であるか否かを判定し(ステップS579)、「0」であれば(ステップS579;Yes)、サブ側時短フラグをクリアしてオフ状態とする(ステップS580)。 After executing the process of step S576, it is determined whether or not the sub-side time reduction flag is on (step S577). If the sub-side time reduction flag is on (step S577; Yes), the sub-side time reduction count value is updated to be subtracted by 1 (step S578). Then, it is determined whether or not the updated sub-side time reduction count value is “0” (step S579). If it is “0” (step S579; Yes), the sub-side time reduction flag is cleared and turned off. A state is set (step S580).
ステップS577にてサブ側時短フラグがオフであるときや(ステップS577;No)、ステップS580の処理を実行した後には、第2右打ち指示報知を終了するための設定を行うとともに(ステップS581)、第2左打ち指示報知を開始するための設定を行う(ステップS582)。 When the sub-side time reduction flag is off in step S577 (step S577; No), after executing the process of step S580, settings are made to end the second right-handed instruction notification (step S581). Then, the setting for starting the second left-handed instruction notification is performed (step S582).
一例として、ステップS582の処理では、演出制御パターンなどから読み出した演出制御実行データ(例えば表示制御データなど)に応じて、演出制御パターンなどから読み出した演出制御実行データ(例えば表示制御データなど)に応じて、第2左打ち指示報知を実行するために、各種指令を作成して表示制御部123などに対して伝送させればよい。より具体的には、第2左打ち指示報知に対応して、第1左打ち指示報知よりも小さくて薄い左向き矢印のみを示す演出画像(第2左打ち指示報知画像)を表示させるための表示制御指令を作成して表示制御部123へと伝送する。ステップS582の処理により演出制御基板12の演出制御用CPU120などから伝送された表示制御指令に応じて、表示制御部123が所定の映像信号を生成して画像表示装置5に供給することにより、遊技球を左遊技領域2Aに発射すべきことを遊技者に報知する第2左打ち指示報知が行われる。なお、第2左打ち指示報知は、時短制御の終了後、所定回(例えば1回〜5回)の飾り図柄の可変表示、あるいは所定期間に亘って実行され、所定回の飾り図柄の可変表示の終了後、あるいは所定期間の経過後、終了すればよい。第2左打ち指示報知を、時短制御の終了後、所定回(例えば1回〜5回)の飾り図柄の可変表示に亘って実行する場合、ステップS563の処理では、所定の左打ち指示報知回数カウンタによる計測を開始させるようにし、左打ち指示報知回数カウンタにおける格納値が、所定回(例えば1回〜5回)の飾り図柄の可変表示に対応する終了判定値と合致したときに、第2左打ち指示報知を終了するようにすればよい。また、第2左打ち指示報知を所定期間に亘って実行する場合、ステップS563の処理では、所定の左打ち指示報知期間タイマによる計測を開始させるようにし、左打ち指示報知期間タイマにおける格納値が、所定期間に対応する終了判定値と合致したときに、第2左打ち指示報知を終了するようにすればよい。
As an example, in the process of step S582, the presentation control execution data (for example, display control data) read from the presentation control pattern or the like according to the presentation control execution data (for example, display control data) read from the presentation control pattern or the like. Accordingly, in order to execute the second left hand instruction notification, various commands may be generated and transmitted to the
ステップS579にて更新後のサブ側時短回数カウント値が「0」以外の値であるときや(ステップS579;No)、ステップS582の処理を実行した後には、演出プロセスフラグの値を可変表示開始待ち処理に対応した値である“0”に更新してから(ステップS583)、小当り終了演出処理を終了する。 When the updated sub-side time reduction count value is a value other than “0” in step S579 (step S579; No), after the process of step S582 is executed, the value of the effect process flag is variably displayed. After updating to “0” which is a value corresponding to the waiting process (step S583), the small hit end effect process is ended.
図26は、図13のステップS177にて実行されるエンディング演出処理の一例を示すフローチャートである。このエンディング演出処理において、演出制御用CPU120は、まず、エンディング演出中フラグがオンであるか否かを判定する(ステップS591)。ここで、エンディング演出中フラグは、後述するステップS593の処理が実行されることによりオン状態にセットされる一方で、ステップS596の処理が実行されることによりクリアされてオフ状態となる。
FIG. 26 is a flowchart showing an example of the ending effect process executed in step S177 of FIG. In this ending effect process, the
ステップS591にてエンディング演出中フラグがオフである場合には(ステップS591;No)、所定のエンディング演出となる演出動作を開始するための設定を行う(ステップS592)。一例として、ステップS592の処理では、主基板11から伝送された当り終了指定コマンドのEXTデータを読み取ることなどにより、15ラウンド大当り状態と2ラウンド大当り状態のいずれが終了するかを判定する。そして、終了する大当り遊技状態の判定結果に応じた演出制御パターンを所定の演出制御パターンテーブルから読み出し、演出制御プロセスタイマの設定などを行う。ステップS592の処理を実行した後には、エンディング演出中フラグをオン状態にセットしてから(ステップS593)、エンディング演出処理を終了する。
If the ending effect flag is OFF in step S591 (step S591; No), settings are made to start the effect operation for a predetermined ending effect (step S592). As an example, in the process of step S592, it is determined whether the 15 round big hit state or the 2 round big hit state is ended by reading the EXT data of the hit end designation command transmitted from the
そして、ステップS591にてエンディング演出中フラグがオンであると判定された場合には(ステップS591;Yes)、例えば演出制御プロセスタイマ値と演出制御パターンに示される演出終了判定値とが合致するか否かなどに応じて、エンディング演出の終了タイミングとなったか否かを判定する(ステップS594)。 If it is determined in step S591 that the ending effect flag is on (step S591; Yes), for example, the effect control process timer value matches the effect end determination value indicated in the effect control pattern. It is determined whether or not it is the end timing of the ending effect depending on whether or not it is (step S594).
ステップS594にてエンディング演出の終了タイミングではないと判定された場合には(ステップS594;No)、エンディング演出となる演出動作を制御するための設定を行う(ステップS595)。一例として、ステップS595の処理では、演出制御プロセスタイマ値に応じて演出制御パターンから読み出した制御データに従い、表示制御指令を表示制御部123に供給すること、効果音信号を音声制御基板13に対して伝送すること、電飾信号をランプ制御基板14に対して伝送することなどにより、エンディング演出となる演出動作の制御が行われるようにすればよい。こうしたステップS595の処理を実行した後には、エンディング演出処理を終了する。これに対して、ステップS594にてエンディング演出の終了タイミングであると判定された場合には(ステップS594;Yes)、例えばエンディング演出中フラグをクリアしてオフ状態にするとともに、表示制御部123に対して所定の表示制御指令を供給することや、所定の効果音信号を音声制御基板13に対して伝送すること、所定の電飾信号をランプ制御基板14に対して伝送することといった、エンディング演出を終了するための設定を行う(ステップS596)。
If it is determined in step S594 that it is not the end timing of the ending effect (step S594; No), settings are made to control the effect operation that becomes the ending effect (step S595). As an example, in the process of step S595, the display control command is supplied to the
ステップS596の処理を実行した後には、サブ側時短フラグをオン状態にセットするとともに(ステップS597)、時短制御中に実行可能な飾り図柄の可変表示の上限値に対応して予め定められたカウント初期値(例えば「100」)を、サブ側時短回数カウンタに設定する(ステップS598)。 After the processing of step S596 is executed, the sub-side time reduction flag is set to the on state (step S597), and a predetermined count corresponding to the upper limit value of the variable display of decorative symbols that can be executed during the time reduction control. An initial value (for example, “100”) is set in the sub-side time reduction counter (step S598).
ステップS598の処理を実行した後には、演出プロセスフラグの値を可変表示開始待ち処理に対応した値である“0”に更新してから(ステップS599)、エンディング演出処理を終了する。 After executing the process of step S598, the value of the effect process flag is updated to “0”, which is a value corresponding to the variable display start waiting process (step S599), and the ending effect process ends.
図27および図28は、演出節電設定処理の一例を示すフローチャートである。演出節電設定処理において、演出制御用CPU120は、まず、節電状態が設定されているか否か(省電力制御中であるか否か)を判定し(ステップS2201)、設定されていない場合(解除されている場合)、節電状態を一時的に解除していることを示す一時解除フラグがセットされているか否かを判定する(ステップS2202)。なお、節電状態が設定されたときに節電状態であることを示す節電状態フラグがセットされるものであり、ステップS2201では、該節電状態フラグがセットされているか否かを判定することにより、節電状態が設定されているか否かを判定するものである。
27 and 28 are flowcharts illustrating an example of the effect power saving setting process. In the effect power saving setting process, the
一時解除フラグがセットされていない場合、演出制御用CPU120は、エラー検出指定フラグがセットされているか否かを判定し(ステップS2203)、セットされていなければステップS2211へ移行する。エラー検出指定フラグは、エラー検出指定コマンドを受信したことを示すフラグであり、コマンド解析処理においてセットされるフラグである。エラー検出指定フラグがセットされていれば、エラーが発生したことを報知するエラー報知演出を実行する(ステップS2204)。具体的には、表示制御部123を制御してエラー報知画像を画像表示装置5に表示させることや、音声制御基板13に対する指令(音声信号)の出力によりスピーカ8L,8Rから音声(エラー報知音)を出力させること、ランプ制御基板14に対する指令(電飾信号)の出力により遊技効果ランプ9や装飾用LEDを点灯/消灯/点滅させることといった演出動作制御を行う。そして、演出制御用CPU120は、エラー検出指定フラグをリセットする(ステップS2205)。
If the temporary release flag is not set, the
そして、演出制御用CPU120は、設定待ちフラグがセットされているか否かを判定し(ステップS2211)、されていない場合にはそのまま処理を終了する。セットされている場合、節電設定タイマの値を1減算する(ステップS2212)。そして、節電設定タイマがタイムアップしたら(ステップS2213)、設定待ちフラグをリセットし(ステップS2214)、省電力制御を開始するための設定を行う(ステップS820)。ステップS820では、具体的に、スピーカ8L,8Rから出力する音声を小さくしたりまたは出力しなかったり、図29に後述する第1指示報知停止処理を実行したり、遊技効果ランプ9や装飾用LEDの光量を低下させることにより、各演出部材において消費される電力を減少させ、節電状態を実現する。なお、節電状態である場合には、節電状態であることを報知する表示(例えば、「節電中」といった表示)を画像表示装置5にて行うこととしてもよい。
Then, the
ステップS820の省電力制御では、図29に示す第1指示報知停止処理が実行される。図29に示す第1指示報知停止処理において、まず、演出制御用CPU120は、サブ側時短フラグがオンであるか否かを判定する(ステップS601)。ステップS601にてサブ側時短フラグがオフである場合(ステップS601;No)、第1指示報知フラグがオンであるか否かを判定する(ステップS602)。このとき、第1指示報知フラグがオンである場合(ステップS602;Yes)、すなわち第1左打ち指示報知及び第2左打ち指示報知が実行されている場合には、第1左打ち指示報知画像を表示する演出動作を停止する一方で(ステップS603)、第2左打ち指示報知画像を表示する演出動作を継続したまま、画像表示装置5におけるその他の表示領域を黒一色に(ブラックアウト)させる制御が行われる(ステップS604)。
In the power saving control in step S820, the first instruction notification stop process shown in FIG. 29 is executed. In the first instruction notification stop process shown in FIG. 29, first, the
これに対して、ステップS602にて第1指示報知フラグがオフである場合(ステップS602;No)、すなわち第2左打ち指示報知のみが実行されている場合には、第2左打ち指示報知画像を表示する演出動作を継続したまま、画像表示装置5におけるその他の表示領域を黒一色に(ブラックアウト)させる制御が行われる(ステップS604)。
On the other hand, when the first instruction notification flag is OFF in step S602 (step S602; No), that is, when only the second left-hand instruction notification is executed, the second left-hand instruction notification image is displayed. Control is performed so that the other display area in the
また、ステップS601にてサブ側時短フラグがオンである場合には(ステップS601;Yes)、第1指示報知フラグがオンであるか否かを判定する(ステップS605)。このとき、第1指示報知フラグがオンである場合(ステップS605;Yes)、すなわち第1右打ち指示報知及び第2右打ち指示報知が実行されている場合には、図15(B)に示すように、第1右打ち指示報知画像51を表示する演出動作を停止する一方で(ステップS606)、第2右打ち指示報知画像52を表示する演出動作を継続したまま、画像表示装置5におけるその他の表示領域を黒一色に(ブラックアウト)させる制御が行われる(ステップS607)。
If the sub-side time reduction flag is on in step S601 (step S601; Yes), it is determined whether the first instruction notification flag is on (step S605). At this time, when the first instruction notification flag is on (step S605; Yes), that is, when the first right-handed instruction notification and the second right-handed instruction notification are being executed, it is shown in FIG. As described above, while the effect operation for displaying the first right-handed
これに対して、ステップS605にて第1指示報知フラグがオフである場合(ステップS605;No)、すなわち第2右打ち指示報知フラグのみが実行されている場合には、図15(B)に示すように、第2右打ち指示報知画像52を表示する演出動作を継続したまま、画像表示装置5におけるその他の表示領域を黒一色に(ブラックアウト)させる制御が行われる(ステップS607)。このように、省電力制御が行われているときでも、第2左打ち指示報知や第2右打ち指示報知が継続して実行され、遊技者は、左遊技領域2Aと右遊技領域2Bとのうち、いずれに遊技球を発射すればよいことが判るため、遊技者の混乱を防止することができる。
On the other hand, when the first instruction notification flag is OFF in step S605 (step S605; No), that is, when only the second right-hand instruction notification flag is being executed, FIG. As shown in the figure, control is performed to black out the other display areas in the
図27に示すステップS820の処理を実行した後には、省電力制御中フラグをオン状態にセットしてから(ステップS821)、演出節電設定処理を終了する。 After the process of step S820 shown in FIG. 27 is executed, the power saving control in-progress flag is set to the on state (step S821), and the effect power saving setting process ends.
ステップS2201において節電状態が設定されている場合、またはステップS2202において一時解除フラグがセットされている場合、演出制御用CPU120は、エラー検出指定フラグがセットされているか否かを判定し(ステップS2301)、セットされていない場合には、ステップS2306へ移行する。セットされている場合には、演出制御用CPU120は、一時解除フラグをセットし(ステップS2202)、省電力制御中フラグをクリアし(ステップS2303)、省電力制御を終了(節電状態を解除)するための設定を行う(ステップS2203A)。そして、演出制御用CPU120は、エラー報知演出を実行し(ステップS2304)、エラー検出指定フラグをリセットする(ステップS2305)。
When the power saving state is set in step S2201, or when the temporary release flag is set in step S2202, the
その後、演出制御用CPU120は、一時解除フラグがセットされているか否かを判定し(ステップS2306)、セットされていない場合には、ステップS2310へ移行する。セットされている場合、一時解除フラグがセットされてから(エラー報知演出の実行を開始してから)所定時間が経過したか否かを判定する(ステップS2307)。経過していない場合には、ステップS2300へ移行する。所定時間が経過した場合、省電力制御中フラグをオン状態にセットしてから(ステップS2308A)、省電力制御を開始(節電状態を設定)するための設定を行い(ステップS2308B)、一時解除フラグをリセットする(ステップS2309)。
Thereafter, the
このように、本実施の形態では、節電状態においてエラーが検出された場合に節電状態を一旦解除するとともにエラー報知演出を実行し(ステップS2301〜S2304参照)、エラー報知演出の実行を開始してから所定時間が経過した場合に節電状態を再度設定する(ステップS2306〜S2308B参照)こととしている。なお、エラー報知演出の実行を開始してから所定時間が経過した時点で、エラー報知演出の実行を終了することとする。 As described above, in the present embodiment, when an error is detected in the power saving state, the power saving state is temporarily canceled and the error notification effect is executed (see steps S2301 to S2304), and the execution of the error notification effect is started. The power saving state is set again when a predetermined time has elapsed since the start (see steps S2306 to S2308B). Note that the execution of the error notification effect ends when a predetermined time has elapsed since the start of the error notification effect.
ステップS2309の後、演出制御用CPU120は、操作ボタンへの遊技者の操作があったか否かを判定する(ステップS2300)。操作があった場合には、ステップS2312,S2313へ移行する。ステップS2312,S2313の処理は、節電状態を解除するための処理であるため、本実施の形態では、節電状態において遊技者の操作があった場合には、節電状態を解除する構成としている。なお、操作がない場合には、ステップS2314へ移行する。
After step S2309, the
ステップS2312においては、節電状態を解除するまでの時間を計測するための節電解除タイマにT2(T1>T2)をセットする(ステップS2312)。この節電解除タイマがタイムアップしたときに、節電状態が解除されるものである。ステップS2312の後、演出制御用CPU120は、節電状態の解除の待機中であることを示す解除待ちフラグをセットする(ステップS2313)。
In step S2312, T2 (T1> T2) is set in the power saving cancellation timer for measuring the time until the power saving state is canceled (step S2312). When the power saving cancellation timer expires, the power saving state is canceled. After step S2312, the
ステップS2313の後、演出制御用CPU120は、解除待ちフラグがセットされているか否かを判定し(ステップS2314)、セットされていなければそのまま処理を終了する。セットされていれば、節電解除タイマの値を1減算する(ステップS2315)。そして、節電解除タイマがタイムアップしたら(ステップS2316)、解除待ちフラグをリセットし(ステップS2317)、省電力制御中フラグをクリアしてオフ状態にするとともに(ステップS827)、表示制御指令を表示制御部123に供給すること、効果音信号を音声制御基板13に対して伝送すること、電飾信号をランプ制御基板14に対して伝送することなどにより、省電力制御を終了するための設定を行う(ステップS828)。
After step S2313, the
ステップS828の処理では、サブ側時短フラグがオフである場合、第1指示報知フラグがオンであればクリアされてオフ状態とされ、第1左打ち指示報知を再開するための設定が行われず、第2左打ち指示報知画像のみが表示される。これに対して、サブ側時短フラグがオンである場合には、第1指示報知フラグがオンであれば、第1右打ち指示報知を再開するための設定が行われ、第2右打ち指示報知画像52とともに第1右打ち指示報知画像51が再表示される。なお、サブ側時短フラグがオフである場合にも、第1指示報知フラグがオンであれば、第1左打ち指示報知を再開するための設定が行われてもよい。
In the process of step S828, when the sub-side time reduction flag is off, if the first instruction notification flag is on, it is cleared and turned off, and the setting for resuming the first left-handed instruction notification is not performed. Only the second left-handed instruction notification image is displayed. On the other hand, when the sub-side time reduction flag is on, if the first instruction notification flag is on, the setting for resuming the first right-handed instruction notification is performed, and the second right-handed instruction notification is performed. The first right-handed
図30は、節電状態の設定および解除のタイミングを示すタイミングチャートである。図30に示すタイミングチャートには、タイミング毎の演出制御用CPU120によるコマンドの受信の有無、客待ちデモ演出の実行の有無、節電状態の設定および解除、およびエラー報知演出の実行の有無について示している。
FIG. 30 is a timing chart showing timings for setting and canceling the power saving state. The timing chart shown in FIG. 30 shows the presence / absence of reception of a command by the
例えば、図30に示すように、客待ちデモ演出が開始されるタイミングt1から30秒が経過したタイミングt2において節電設定タイマによる計測が開始され、タイミングt2からT1経過後のタイミングt3において節電状態が設定される。そして、節電状態中にエラーが発生し、演出制御用CPU120がエラー検出指定コマンドを受信したタイミングt4にて節電状態が一旦解除されるとともに、エラー報知演出が実行される。タイミングt4から所定時間が経過したタイミングt5において、エラー報知演出の実行が終了するとともに、節電状態が再び設定される。このように、エラーが発生した場合には、節電状態であってもエラー報知演出を実行することとしている。これにより、節電状態中にエラーが発生した場合であっても、エラーが発生した旨を明確に報知することができる。
For example, as shown in FIG. 30, the measurement by the power saving setting timer is started at a timing t2 when 30 seconds have elapsed from the timing t1 when the customer waiting demonstration effect is started, and the power saving state is changed at a timing t3 after the lapse of T1 from the timing t2. Is set. Then, an error occurs during the power saving state, and at time t4 when the
そして、節電状態中に第1始動入賞口への始動入賞が発生することにより、演出制御用CPU120が第1始動口入賞指定コマンドを受信したタイミングt6において節電解除タイマによる計測が開始され、タイミングt6からT2(T1>T2)経過後のタイミングt7において節電状態が解除される。なお、節電状態中に遊技者からの操作を受け付けた場合にも、操作を受け付けてからT2経過後のタイミングにおいて節電状態が解除されるものである。このように、節電状態の解除条件(始動入賞の発生、遊技者からの操作の受付)が成立した場合には、節電状態の設定条件(客待ちデモ演出が開始されてから30秒が経過すること)が成立してから節電状態が設定されるまでの期間T1よりも短い期間T2経過後に、節電状態を解除することとしている。これにより、遊技者が遊技を開始するにもかかわらず、なかなか節電状態が解除されずに演出効果を十分に発揮できないことを防止することができる。
Then, when a start winning to the first start winning opening occurs during the power saving state, measurement by the power saving cancellation timer is started at timing t6 when the
以上説明したように、この実施の形態に係るパチンコ遊技機1では、第1左打ち指示報知及び第2左打ち指示報知の実行中に、「可動演出部材動作」の予告演出が実行されることにより、第1左打ち指示報知画像が表示される画像表示装置5の上方の表示領域(第1表示領域)の少なくとも一部の視認が妨げられる場合でも、第2左打ち指示報知画像が表示される画像表示装置5の下方左側の表示領域(第3表示領域)の視認は妨げられることなく、第2左打ち指示報知が実行される。また、第1右打ち指示報知及び第2右打ち指示報知の実行中に、「可動演出部材動作」の予告演出が実行されることにより、第1右打ち指示報知画像51が表示される画像表示装置5の上方の表示領域(第1表示領域)の少なくとも一部の視認が妨げられる場合でも、第2右打ち指示報知画像52が表示される画像表示装置5の下方右側の表示領域(第2表示領域)の視認は妨げられることなく、第2右打ち指示報知が実行される。このように、「可動演出部材動作」の予告演出が実行されることにより、第1左打ち指示報知画像や第1右打ち指示報知画像51が表示される画像表示装置5の上方の表示領域(第1表示領域)の少なくとも一部の視認が妨げられる場合でも、第2左打ち指示報知画像が表示される画像表示装置5の下方左側の表示領域(第3表示領域)や、第2右打ち指示報知画像52が表示される画像表示装置5の下方右側の表示領域(第2表示領域)の視認は妨げられることなく、第2左打ち指示報知や第2右打ち指示報知が実行されるため、遊技者は、左遊技領域2Aと右遊技領域2Bとのうち、いずれに遊技球を発射すべきことの指示を容易に認識することができる。
As described above, in the
大当り種別として「非確変」または「確変」が指定されて大当り遊技状態に制御される場合、すなわち特別可変入賞球装置7を遊技者にとって有利な第1状態(大入賞口を開放状態)とする上限時間が比較的に長い時間(例えば29秒など)となる通常開放ラウンドが実行される場合には、第1右打ち指示報知及び第2右打ち指示報知が実行される。これに対して、大当り種別として「突確」が指定されて大当り遊技状態に制御される場合や小当り遊技状態に制御される場合、すなわち特別可変入賞球装置7を第1状態(大入賞口を開放状態)とする上限時間が比較的に短い時間(例えば0.1秒など)となる短期開放ラウンドが実行される場合には、第1右打ち指示報知の実行が制限される一方で第2右打ち指示報知が実行される。このように、通常開放ラウンドよりも不利な態様で特別可変入賞球装置7を変化させる短期開放ラウンドが行われる場合には、第1右打ち指示報知の実行が制限されるため、遊技の興趣の低下を防止することができる。
When “non-probability change” or “probability change” is designated as the big hit type and controlled to the big hit game state, that is, the special variable winning
図27に示すステップS820の省電力制御では、第1左打ち指示報知及び第2左打ち指示報知が実行されている場合には、第1左打ち指示報知画像を表示する演出動作を停止する一方で、第2左打ち指示報知画像を表示する演出動作を継続したまま、画像表示装置5におけるその他の表示領域を黒一色に(ブラックアウト)させる制御が行われる。また、第1右打ち指示報知及び第2右打ち指示報知が実行されている場合には、図15(B)に示すように、第1右打ち指示報知画像51を表示する演出動作を停止する一方で、第2右打ち指示報知画像52を表示する演出動作を継続したまま、画像表示装置5におけるその他の表示領域を黒一色に(ブラックアウト)させる制御が行われる。このように、省電力制御が行われているときでも、第2左打ち指示報知や第2右打ち指示報知が継続して実行され、遊技者は、左遊技領域2Aと右遊技領域2Bとのうち、いずれに遊技球を発射すればよいことが判るため、遊技者の混乱を防止することができる。
In the power saving control in step S820 shown in FIG. 27, when the first left-handed instruction notification and the second left-handed instruction notification are being executed, the effect operation for displaying the first left-handed instruction notification image is stopped. Thus, control is performed to black out the other display areas in the
また、第2左打ち指示報知や第2右打ち指示報知は、第1左打ち指示報知や第1右打ち指示報知よりも視認性の低い態様で実行されるため、煩わしさを感じさせないようにすることができる。 In addition, the second left-handed instruction notification and the second right-handed instruction notification are executed in a mode of lower visibility than the first left-handed instruction notification and the first right-handed instruction notification so that the user does not feel bothered. can do.
さらに、スーパーリーチのリーチ演出が実行される場合には、第1左打ち指示報知や第1右打ち指示報知の実行が制限される一方で、第2左打ち指示報知や第2右打ち指示報知は実行されるため、スーパーリーチのリーチ演出の妨げとなることなく、左遊技領域2Aや右遊技領域2Bに遊技球を発射すべき旨の指示、すなわち第2左打ち指示報知画像や第2右打ち指示報知画像52を表示することができる。
Furthermore, when the reach effect of super reach is executed, the execution of the first left-handed instruction notification and the first right-handed instruction notification is restricted, while the second left-handed instruction notification and the second right-handed instruction notification are performed. Is executed, so that the instruction to launch the game ball in the
加えて、大当り遊技状態や小当り遊技状態に制御される毎に、遊技球を右遊技領域2Bに発射すべきことを遊技者に報知(指示)する第1右打ち指示報知や第2右打ち指示報知が行われる。これにより、遊技者は、大当り遊技状態や小当り遊技状態に制御されることと、遊技球を右遊技領域2Bに発射すべきことと、を容易に認識できるようになる。
In addition, every time it is controlled to the big hit gaming state or the small hit gaming state, the first right-handed instruction notification or the second right-handed notification that informs (instructs) the player that the game ball should be launched into the
そして、第1左打ち指示報知や第1右打ち指示報知を、画像表示装置5における上方の表示領域(第1表示領域)のうち、上方左側、上方中央、及び上方右側といった複数の表示領域のうちのいずれかで実行する。これにより、「予告画像表示」の予告演出などの画像表示装置5における他の表示を邪魔することなく、第1左打ち指示報知や第1右打ち指示報知を実行することができる。
Then, the first left-handed instruction notification and the first right-handed instruction notification are sent to a plurality of display areas such as the upper left side, the upper center, and the upper right side of the upper display area (first display area) in the
また、本実施の形態によれば、演出音を出力可能な演出音出力部(ここでは、スピーカ8L,8R)と、設定条件(ここでは、客待ちデモ演出が開始されてから30秒が経過すること)が成立したことにもとづいて、消費される電力を減少させるとともに、演出音出力部の出力態様を所定の節電態様となる節電状態(ここでは、スピーカ8L,8Rから出力する音量を小さくするか、または出力しないよう制御される状態)に移行し、解除条件(ここでは、遊技者の動作を検出すること、始動入賞が発生すること)が成立したことにもとづいて、節電状態を解除する節電状態制御手段(ここでは、演出制御用CPU120が、ステップS820において節電状態を設定し、ステップS828において節電状態を解除する部分)とを備え、節電状態制御手段は、解除条件が成立した場合、設定条件が成立してから節電状態に移行するまでの期間(ここでは、T1)より短い期間(ここでは、T2(T1>T2))にて節電状態を解除する(ここでは、演出制御用CPU120が、ステップS2209,S2212〜S2214,S820において、客待ちデモ演出が開始されてから30秒が経過することが成立した時点からT1経過後に節電状態を設定し、ステップS2312,S2315〜S2317,S828において、節電状態において遊技者の動作を検出することまたは始動入賞が発生することが成立した時点からT2(T1>T2)経過後に節電状態を解除する)こととした。これにより、遊技者が遊技を開始したり操作を行ったりしたにもかかわらず節電状態がなかなか解除されずに、遊技者に不快感を与えてしまうことを防止することができる。また、遊技者による遊技を開始することに対する意思が遊技機の動作に反映されているような印象を与えることができ、節電状態に対して遊技者が不満に感じることを防止することができる。
In addition, according to the present embodiment, an effect sound output unit (here,
また、本実施の形態によれば、異常を検出する異常検出手段(ここでは、遊技制御用マイクロコンピュータ100が、閉鎖状態であるにもかかわらず大入賞口に遊技球が入賞したことを検出する部分)と、異常検出手段によって異常が検出された場合に、報知音を演出音出力部(ここでは、スピーカ8L,8R)から出力する報知音出力手段(ここでは、演出制御用CPU120が、エラーを検出したことを指定するエラー検出指定コマンドを受信した場合に、ステップS2204,S2304においてエラー報知演出を実行することにより、スピーカ8L,8Rからエラー報知音を出力する部分)とを備え、報知音出力手段は、節電状態(ここでは、スピーカ8L,8Rから出力する音量を小さくするか、または出力しないよう制御される状態)に移行されているときであっても、異常検出手段によって異常が検出された場合に報知音を出力可能である(ここでは、演出制御用CPU120が、ステップS2209,S2212〜S2214,S820において、客待ちデモ演出が開始されてから30秒が経過することが成立した時点からT1経過後に節電状態を設定し、ステップS2301のY,S2304において、節電状態にてエラーを検出したことを指定するエラー検出指定コマンドを受信した場合に、エラー報知演出を実行する)こととした。これにより、節電状態において異常が発生した場合であっても、小音量(無音を含む)にてエラー報知音が出力されることにより異常が発生した旨を遊技店の従業員が気付きくくなってしまうことを防止することができる。
Further, according to the present embodiment, an abnormality detecting means for detecting an abnormality (in this case, the
なお、本実施の形態では、異常検出手段は、閉鎖状態である大入賞口への遊技球の入賞を異常として検出することとしたが、これに限るものではない。例えば、閉鎖状態である第2始動入賞口に対する始動入賞の発生や、パチンコ遊技機1の前面扉が開放されていることや、賞球を払い出す払出口から上皿までの経路にて遊技球が詰まることなどの事象を異常として検出することとしてもよい。
In the present embodiment, the abnormality detecting means detects the winning of the game ball to the closed winning prize opening as an abnormality, but is not limited to this. For example, a game winning ball is generated in a route from a payout outlet to a top plate for generating a winning prize for the second winning prize opening in a closed state, the front door of the
また、本実施の形態では、異常検出手段は、遊技機自体における異常を検出することとしたが、遊技機に接続されている機器の異常を検出することとしてもよい。例えば、挿入されたカードに遊技情報を記録したり、挿入された紙幣の種類を識別したりするカードユニットが接続されている遊技機であれば、該カードユニットにおいて発生した異常を検出することとしてもよい。 In the present embodiment, the abnormality detection unit detects an abnormality in the gaming machine itself, but may detect an abnormality of a device connected to the gaming machine. For example, if a gaming machine is connected to a card unit that records game information on an inserted card or identifies the type of inserted banknote, it detects an abnormality that has occurred in the card unit. Also good.
また、本実施の形態では、客待ちデモ演出の実行を開始してから30秒が経過することを節電状態に移行するための設定条件としたが、保留記憶がなくなってから始動入賞が発生することなく30秒が経過したことを客待ちデモ演出の発生条件としたため、言い換えれば、保留記憶がなくなってから始動入賞が発生することなく60秒が経過したことを設定条件としたものである。しかし、具体的な設定条件としてはこれに限るものではない。例えば、遊技者が打球操作ハンドルの操作を終了(具体的には、打球操作ハンドルに遊技者が触れていることを検出するタッチセンサによる検出の終了、または、打球操作ハンドルが操作(例えば、回転操作)されることによって遊技球が発射されたことを検出するセンサによる検出の終了)してから所定期間経過することや、最後に遊技者の動作を検出してから所定期間経過することを、節電状態の設定条件としてもよい。 Further, in this embodiment, the setting condition for shifting to the power saving state is that 30 seconds have elapsed after the execution of the customer waiting demonstration effect is started, but the start winning occurs after the reserved memory is lost. Since the waiting condition for the demonstration effect for waiting for a customer is that 30 seconds have passed without any change, in other words, the setting condition is that 60 seconds have passed without occurrence of the start winning after the reserved memory is lost. However, specific setting conditions are not limited to this. For example, the player finishes the operation of the hitting operation handle (specifically, the end of detection by the touch sensor that detects that the player touches the hitting operation handle, or the operation of the hitting operation handle (for example, rotation) The end of the detection by the sensor that detects that the game ball has been fired by the operation), or the elapse of the predetermined period after the last detection of the player's action, The power saving state may be set as a condition.
また、本実施の形態では、遊技者から操作を受け付けることや、始動入賞が発生することを、節電状態を解除するための解除条件としたが、これに限るものではない。例えば、遊技者が打球操作ハンドルの操作を開始することや、通過ゲート41を遊技球が通過したことを解除条件としてもよい。
Further, in the present embodiment, accepting an operation from the player or generating a start winning is a release condition for releasing the power saving state, but is not limited thereto. For example, the release condition may be that the player starts operating the hitting operation handle or that the game ball has passed through the
また、スピーカ8L,8Rを用いた指示報知(遊技球をいずれの遊技領域へ発射すべきかを示す報知)を実行可能であるとともに、節電状態においてはスピーカ8L,8Rから出力する音量を小さくする、または音声を出力しない遊技機において、節電状態の解除条件(始動入賞)が成立した場合に設定条件が成立してから節電状態に移行するまでの期間よりも短い期間にて節電状態を解除することとすれば、指示報知が節電状態にて行われている(すなわち、いずれの遊技領域へ遊技球を発射すべきかが遊技者に認識されにくい状態である)にもかかわらず遊技球が発射されている期間を短くすることができ、ひいては発射すべきでない遊技領域へ遊技球が発射されることを抑制することができる。その際、遊技者が打球操作ハンドルに触れることを解除条件とすれば、節電状態を解除した後の指示報知を打球操作ハンドルの操作前に遊技者に認識させることができ、発射すべきでない遊技領域へ遊技球が発射されることを防止することができる。なお、解除条件が成立した場合に直ちに節電状態を解除することとすれば、より確実に、発射すべきでない遊技領域へ遊技球が発射されることを防止することができる。
In addition, instruction notification using the
また、本実施の形態では、節電状態が設定されているときにいずれの解除条件(遊技者による操作を受け付ける第1解除条件、始動入賞が発生する第2解除条件)が成立した場合であっても、解除条件が成立した時点からT2が経過したときに節電状態を解除することとしたが、これに限るものではない。例えば、第1解除条件が成立した場合と第2解除条件が成立した場合とで、解除条件が成立した時点から節電状態を解除するまでの時間を異ならせるものであってもよい。具体的には、第1解除条件が成立した場合には所定期間経過後に節電状態を解除する一方、第2解除条件が成立した場合には直ちに節電状態を解除することとしてもよい。 In the present embodiment, when the power saving state is set, any release condition (a first release condition for accepting an operation by the player, a second release condition for generating a start prize) is satisfied. In addition, the power saving state is canceled when T2 has elapsed from the time when the cancellation condition is satisfied, but the present invention is not limited to this. For example, the time from when the release condition is satisfied to when the power saving state is released may be different between when the first release condition is satisfied and when the second release condition is satisfied. Specifically, when the first release condition is satisfied, the power saving state may be released after a predetermined period of time, while when the second release condition is satisfied, the power saving state may be immediately released.
また、本実施の形態では、節電状態において解除条件が成立した場合とエラーを検出した場合とで、節電状態を解除するまでの期間は異なる(解除条件が成立した場合には該解除条件が成立した時点からT2が経過したときに節電状態を解除する一方で、エラーを検出した場合には直ちに節電状態を解除(一時解除)する)こととしたが、解除条件が成立した場合とエラーを検出した場合とで、節電状態を解除するまでの時間は共通のものであってもよい。具体的には、解除条件が成立した場合およびエラーを検出した場合のいずれであっても、所定期間経過後に節電状態を解除することとしてもよいし、または直ちに節電状態を解除することとしてもよい。また、第1解除条件が成立した場合と、第2解除条件が成立した場合と、エラーを検出した場合とで、節電状態を解除するまでの時間は、全て共通のものであってもよいし、一部が共通のものであってもよいし、それぞれ異なるものであってもよい。具体的には、第1解除条件が成立した場合には所定期間経過後に節電状態を解除する一方、第2解除条件が成立した場合またはエラーを検出した場合には直ちに節電状態を解除することとしてもよい。 In the present embodiment, the period until the power saving state is canceled differs depending on whether the cancellation condition is satisfied in the power saving state or when an error is detected (if the cancellation condition is satisfied, the cancellation condition is satisfied). The power-saving state is canceled when T2 elapses from the time when the error is detected. On the other hand, if an error is detected, the power-saving state is immediately released (temporarily released). In such a case, the time until the power saving state is canceled may be common. Specifically, whether the release condition is satisfied or an error is detected, the power saving state may be released after the lapse of a predetermined period, or the power saving state may be released immediately. . Also, the time until the power saving state is canceled may be the same when the first cancellation condition is satisfied, when the second cancellation condition is satisfied, and when an error is detected. Some of them may be common or different. Specifically, when the first release condition is satisfied, the power saving state is released after a predetermined period of time, while when the second release condition is satisfied or when an error is detected, the power saving state is immediately released. Also good.
また、本実施の形態では、節電状態が設定されているときに始動入賞が発生する解除条件が成立した場合であっても、該解除条件が成立した時点からT2が経過したときに節電状態を解除することとしたが、その場合、T2が経過するまでの間、節電状態にて変動中の演出が実行されることとなり、変動中の演出の演出効果を十分に発揮できない虞がある。従って、第2解除条件が成立した場合には、直ちに節電状態を解除する(例えば、T2として「0」をセットする)ことが望ましい。これにより、変動中の演出の演出効果を十分に発揮できない事態を防止することができる。 Further, in this embodiment, even when the release condition for generating the start prize is satisfied when the power saving state is set, the power saving state is changed when T2 elapses from the time when the release condition is satisfied. In this case, the changing effect is executed in the power saving state until T2 elapses, and the effect of the changing effect may not be sufficiently exhibited. Therefore, when the second release condition is satisfied, it is desirable to immediately release the power saving state (for example, set “0” as T2). As a result, it is possible to prevent a situation in which the effect of the effect during the fluctuation cannot be sufficiently exhibited.
また、本実施の形態では、異常を検出した場合に、画像表示装置5、スピーカ8L,8R、遊技効果ランプ9および装飾用LEDを用いたエラー報知演出を実行することとしたが、少なくともスピーカ8L,8Rからエラー報知音を出力することにより異常が発生した旨を報知することとすれば、これに限るものではない。
In the present embodiment, when an abnormality is detected, an error notification effect using the
また、節電状態に移行可能とするか否かを設定可能であることとしてもよい。例えば、遊技店に設置される遊技場管理装置(いわゆる、ホールコンピュータ)が接続された遊技機であれば、節電状態に移行可能とする移行可能状態のON/OFFが遊技場管理装置によって設定され、移行可能状態であれば設定条件を満たした場合に節電状態に移行する一方で、移行可能状態でなければ設定条件を満たした場合であっても節電状態に移行しないものであってもよい。 Moreover, it is good also as setting whether it can transfer to a power saving state is possible. For example, in the case of a gaming machine connected to a gaming hall management device (so-called hall computer) installed in a gaming store, the gaming hall management device sets ON / OFF of a transitionable state that allows transition to a power saving state. If the setting condition is satisfied if the transition is possible, the power saving state may be entered. On the other hand, if the setting condition is not satisfied, the transition may not be made to the power saving state even if the setting condition is satisfied.
なお、この発明は、上記実施の形態に限定されず、様々な変形及び応用が可能である。例えばパチンコ遊技機1は、上記実施の形態で示した全ての技術的特徴を備えるものでなくてもよく、従来技術における少なくとも1つの課題を解決できるように、上記実施の形態で説明した一部の構成を備えたものであってもよい。
In addition, this invention is not limited to the said embodiment, A various deformation | transformation and application are possible. For example, the
上記実施の形態では、可動演出部材60が表示領域における所定端部の近傍から表示領域の前面へと進出されることにより、第1左打ち指示報知画像や第1右打ち指示報知画像51が表示される画像表示装置5の上方の表示領域(第1表示領域)のうちの少なくとも一部の視認が妨げられるものとして説明した。しかしながら、この発明はこれに限定されるものではなく、第1表示領域のうちの少なくとも一部の視認を妨げるものは任意であり、例えば画像表示装置5の前面に配置された、あるいは前面へと進出する導光板であってもよい。また、導光板以外にも、画像が表示されないときには透明となる透明液晶装置や透過液晶装置が画像表示装置5の前面に配置された、あるいは前面へと進出するものであってもよい。さらに、第1表示領域のうちの少なくとも一部の視認は、物理的に妨げられるものに限定されるものではなく、例えば予告演出等により画像表示装置5の表示動作上、妨げられるものであってもよい。また、可動演出部材60の他、単に動作する、或いは単に動作して発光する所謂役物や、サブ液晶装置、EL表示装置、7セグメント表示器、及びLEDドット表示器などの表示装置にも本願発明は適用可能である。さらに、動作前は盤面、若しくはロゴ役物等の背面で表示内容を視認困難な位置から、画像表示装置5の前面に重複して表示内容を視認可能な位置に移動するものようなであってもよい。
In the embodiment described above, the first left-handed instruction notification image and the first right-handed
上記実施の形態では、飾り図柄の可変表示中に、可動演出部材60が表示領域における所定端部の近傍から表示領域の前面へと進出され、第1左打ち指示報知画像や第1右打ち指示報知画像51が表示される画像表示装置5の上方の表示領域(第1表示領域)の少なくとも一部の視認が妨げられるものとして説明した。しかしながら、この発明はこれに限定されるものではなく、大当り中演出やエンディング演出などの実行中に、例えば昇格演出において、可動演出部材60が表示領域における所定端部の近傍から表示領域の前面へと進出され、第1右打ち指示報知画像51が表示される画像表示装置5の上方の表示領域(第1表示領域)の少なくとも一部の視認が妨げられてもよい。この場合でも、第2右打ち指示報知画像52が表示される画像表示装置5の下方右側の表示領域(第2表示領域)の視認は妨げられることなく、第2右打ち指示報知が実行されるため、上記実施の形態と同様に、遊技者は、右遊技領域2Bに遊技球を発射すべきことの指示を容易に認識することができる。
In the above embodiment, during the variable display of the decorative design, the
上記実施の形態では、第2左打ち指示報知は、第1左打ち指示報知よりも小さくて薄い左向き矢印のみを示す演出画像(第2左打ち指示報知画像)を画像表示装置5の下方左側の表示領域(第3表示領域)に表示することにより、第1左打ち指示報知よりも視認性の低い態様で遊技球を左遊技領域2Aに発射すべきことを遊技者に報知するものとして説明した。また、第2右打ち指示報知は、第1右打ち指示報知よりも小さくて薄い右向き矢印のみを示す演出画像(第2右打ち指示報知画像)52を画像表示装置5の下方右側の表示領域(第2表示領域)に表示することにより、第1右打ち指示報知よりも視認性の低い態様で遊技球を右遊技領域2Bに発射すべきことを遊技者に報知するものとして説明した。しかしながら、この発明はこれに限定されるものではなく、第2左打ち指示報知画像や第2右打ち指示報知画像を半透明で表示することにより、第1左打ち指示報知や第1右打ち指示報知よりも視認性の低い態様で遊技球を左遊技領域2Aと右遊技領域2Bとのいずれに発射すべきかを遊技者に報知してもよい。
In the above embodiment, the second left-handed instruction notification is an effect image (second left-handed instruction notification image) that shows only a left-pointing arrow that is smaller and thinner than the first left-handed instruction notification on the lower left side of the
上記実施の形態では、第2左打ち指示報知画像や第2右打ち指示報知画像が画像表示装置5の下方右側の表示領域(第2表示領域)に表示されるものとして説明したが、この発明はこれに限定されるものではなく、第2左打ち指示報知画像や第2右打ち指示報知画像が表示される位置は任意に変更可能であり、図31に示すように、例えば画像表示装置5とは別体の副画像表示装置50に表示されるものであってもよい。
In the above-described embodiment, the second left-handed instruction notification image and the second right-handed instruction notification image have been described as being displayed in the lower right display area (second display area) of the
上記実施の形態では、飾り図柄の可変表示中にスーパーリーチのリーチ演出が実行される場合には、第1左打ち指示報知や第1右打ち指示報知の実行が制限される一方で、第2左打ち指示報知や第2右打ち指示報知は実行されるものとして説明した。しかしながら、この発明はこれに限定されるものではなく、ノーマルリーチ及びスーパーリーチの別を問わずリーチ演出が実行される場合や、可変表示演出、予告演出などが実行される場合において、第1左打ち指示報知や第1右打ち指示報知の実行を制限する一方で、第2左打ち指示報知及び第2右打ち指示報知を実行するようにしてもよい。このようにすれば、ノーマルリーチ及びスーパーリーチの別を問わずリーチ演出が実行される場合や、可変表示演出、予告演出などの妨げとなることなく、左遊技領域2Aや右遊技領域2Bに遊技球を発射すべき旨の指示、すなわち第2左打ち指示報知画像や第2右打ち指示報知画像52を表示することができる。
In the above embodiment, when the reach of the super reach is executed during the variable display of the decorative symbols, the execution of the first left-handed instruction notification and the first right-handed instruction notification is restricted, while the second The left-handed instruction notification and the second right-handed instruction notification have been described as being executed. However, the present invention is not limited to this. When a reach effect is executed regardless of normal reach or super reach, or when a variable display effect, a notice effect, etc. are executed, While restricting the execution of the instruction notification and the first right-hand instruction notification, the second left-hand instruction notification and the second right-hand instruction notification may be executed. In this way, a game ball can be placed in the
また、大当り中演出やエンディング演出などの実行中に、例えば昇格演出が実行される場合や、昇格演出のうち、大当り遊技状態の終了後に確変状態に制御されることを報知する昇格成功演出が実行される場合などにおいて、第1右打ち指示報知の実行を制限する一方で、第2右打ち指示報知を実行するようにしてもよい。このようにすれば、昇格演出や昇格成功演出などの妨げとなることなく、右遊技領域2Bに遊技球を発射すべき旨の指示、すなわち第2右打ち指示報知画像52を表示することができる。
Also, for example, when a promotion effect is executed during execution of a jackpot effect or an ending effect, or a promotion promotion effect that notifies that the promotion effect is controlled to a probable state after the jackpot game state is completed is executed. In such a case, the second right-handed instruction notification may be executed while the execution of the first right-handed instruction notification is restricted. In this way, it is possible to display the instruction that the game ball should be fired in the
上記実施の形態では、「予告演出表示」の予告演出が実行される場合に、第1左打ち指示報知や第1右打ち指示報知を、画像表示装置5における上方の表示領域(第1表示領域)のうち、上方中央から上方左側や上方右側に移動させるものとして説明した。しかしながら、この発明はこれに限定されるものではなく、「可動演出部材動作」の予告演出や、リーチ演出、可変表示演出などが実行される場合に、第1左打ち指示報知や第1右打ち指示報知を、画像表示装置5における上方の表示領域(第1表示領域)のうち、上方中央から上方左側や上方右側に移動させてもよい。
In the above embodiment, when the notice effect of “notice effect display” is executed, the first left-handed instruction notification or the first right-handed instruction notification is displayed in the upper display area (first display area) of the
また、「予告演出表示」の予告演出が実行される場合、第1左打ち指示報知は、上方中央から上方左側に移動し、第1右打ち指示報知は、上方中央から上方左側に移動するものとして説明したが、この発明はこれに限定されるものではなく、移動方向は任意に変更可能であり、第1左打ち指示報知は、上方中央から上方右側に移動してもよいし、下方に移動するものであってもよい。また、第1左打ち指示報知は、上方中央から上方左側に移動してもよいし、下方に移動するものであってもよい。 When the notice effect of “notice effect display” is executed, the first left-handed instruction notice moves from the upper center to the upper left side, and the first right-handed instruction notice moves from the upper center to the upper left side. However, the present invention is not limited to this, the moving direction can be arbitrarily changed, and the first left-handed instruction notification may move from the upper center to the upper right side, or downward. It may move. The first left-handed instruction notification may move from the upper center to the upper left side, or may move downward.
上記実施の形態では、普通可変入賞球装置6Bが右遊技領域2Bに設けられているものとして説明したが、この発明はこれに限定されるものではなく、普通可変入賞球装置6Bは、図32に示すように、左遊技領域2Aに設けられていてもよい。この場合、大当り遊技状態や小当り遊技状態に制御されている場合にのみ、第1右打ち指示報知や第2右打ち指示報知を実行し、通常状態や、時短状態、確変状態である場合には、第1左打ち指示報知や第2左打ち指示報知を実行するようにすればよい。
In the above embodiment, the normal variable winning
上記実施の形態では、予告演出が、スーパーリーチのリーチ演出に発展する可能性を示唆するものとして説明したが、この発明はこれに限定されるものではなく、可変表示結果が「大当り」となる可能性を示唆するものであってもよい。この場合、予告演出は、図33に示すように、飾り図柄の可変表示態様がリーチ態様となった後に、可動演出部材60を表示領域における所定端部の近傍から表示領域の前面へと進出させ、スーパーリーチのリーチ演出に発展させることなく、大当り組合せを構成する確定飾り図柄を導出表示するようにすればよい。
In the above-described embodiment, the description is given as an indication that the notice effect may be developed into a reach effect of super reach. However, the present invention is not limited to this, and the variable display result is “big hit”. It may suggest a possibility. In this case, as shown in FIG. 33, after the variable display mode of the decorative symbol has reached the reach mode, the advance effect is caused to advance the
上記実施の形態では、演出制御基板12の側で演出制御用CPU120が時短制御を終了するか否かの判定を行い、時短制御を終了すると判定された場合、第1右打ち指示報知や第2右打ち指示報知を終了して、第1左打ち指示報知や第2左打ち指示報知を実行するものとして説明した。しかしながら、この発明はこれに限定されるものではなく、主基板11の側でCPU103が時短制御を終了するか否かの判定を行い、時短制御を終了すると判定された場合、左遊技領域2Aに遊技球を発射すべき旨の指示する左打ち指示報知コマンドや、遊技状態を指定する遊技状態指定コマンドを主基板11から演出制御基板12に対して送信し、演出制御基板12の側では、演出制御用CPU120が、左打ち指示報知コマンドや遊技状態指定コマンドを受信したことに応答して、第1右打ち指示報知や第2右打ち指示報知を終了して、第1左打ち指示報知や第2左打ち指示報知を実行するものであってもよい。
In the above embodiment, the
上記実施の形態では、時短制御を終了すると判定された場合に、第1右打ち指示報知や第2右打ち指示報知を終了して、第1左打ち指示報知や第2左打ち指示報知を行うものとして説明したが、例えば100回目の時短制御が行われる特図ゲームにおいて普通電動役物が開放した場合には、時短制御が終了した次の特図ゲームにおいて普通電動役物の開放が終了したことを契機に、第1右打ち指示報知や第2右打ち指示報知を終了して、第1左打ち指示報知や第2左打ち指示報知を行うようにしてもよい。或いは、100回目の時短制御が行われる特図ゲームにおいて普図ゲームが開始され、時短制御が終了した次の特図ゲームにおいて普図当りになって普通電動役物が開放した場合にも、普通電動役物の開放が終了したことを契機に、第1右打ち指示報知や第2右打ち指示報知を終了して、第1左打ち指示報知や第2左打ち指示報知を行うようにしてもよい。 In the above embodiment, when it is determined that the time reduction control is to be ended, the first right-handed instruction notification or the second right-handed instruction notification is ended, and the first left-handed instruction notification or the second left-handed instruction notification is performed. As described above, for example, in the case of a special figure game in which the time reduction control is performed for the 100th time, the release of the normal electric combination is completed in the next special figure game after the completion of the time reduction control. As a result, the first right-handed instruction notification or the second right-handed instruction notification may be terminated, and the first left-handed instruction notification or the second left-handed instruction notification may be performed. Or, even if the normal game is started in the special figure game in which the time reduction control is performed for the 100th time and the normal electric accessory is released in the next special figure game after the time reduction control is completed, When the opening of the electric accessory has ended, the first right-handed instruction notification or the second right-handed instruction notification is terminated, and the first left-handed instruction notification or the second left-handed instruction notification is performed. Good.
上記実施の形態では、大当り種別として「突確」が指定されて大当り遊技状態の終了後、確変制御に加え時短制御が行われるものとして説明した。しかしながら、この発明はこれに限定されるものではなく、大当り種別として「突確」が指定されて大当り遊技状態の終了後には、確変制御のみが行われ、時短制御については、大当り遊技状態に制御される前の制御状態がそのまま維持されるものであってもよい。この場合、大当り種別として「突確」が指定されて制御された大当り遊技状態の終了後、時短制御が行われないときには、大当り遊技状態で実行されていた第2右打ち指示報知は、エンディング処理において終了するための設定が行われればよい。 In the above-described embodiment, it has been described that “short hit” is designated as the big hit type and the short-time control is performed in addition to the probability change control after the big hit gaming state ends. However, the present invention is not limited to this. After the big hit gaming state is designated as the big hit type and the big hit gaming state is ended, only the probability variation control is performed, and the short time control is controlled to the big hit gaming state. The control state before the maintenance may be maintained as it is. In this case, after the end of the big hit gaming state that is controlled with the “big hit” type specified as the big hit type, when the time-short control is not performed, the second right-handed instruction notification executed in the big hit gaming state is performed in the ending process. It only has to be set to finish.
上記実施の形態では、大当り種別として「突確」が指定されて大当り遊技状態に制御される場合や小当り遊技状態に制御される場合、第2右打ち指示報知のみが実行され、エンディング処理や小当り終了演出処理の終了後、時短制御が開始されるときに、演出制御プロセス処理にて第2右打ち指示報知とともに第1右打ち指示報知を開始するための設定が行われるものとして説明した。しかしながら、この発明はこれに限定されるものではなく、エンディング処理や小当り終了演出処理において、第1右打ち指示報知を開始するための設定が行われるようにしてもよい。 In the above-described embodiment, when “big hit” is specified as the big hit type and the game is controlled to the big hit gaming state or the small hit gaming state, only the second right-handed instruction notification is executed, and the ending process or It has been described that when the time reduction control is started after the completion of the hit end effect process, the setting for starting the first right-handed instruction notification together with the second right-handed instruction notification is performed in the effect control process process. However, the present invention is not limited to this, and settings for starting the first right-handed instruction notification may be performed in the ending process and the small hit end effect process.
上記実施の形態において、第1左打ち指示報知及び第2左打ち指示報知はともに左向き矢印を示す演出画像を表示し、第1右打ち指示報知及び第2右打ち指示報知はともに右向き矢印を示す演出画像を表示するものとして説明した。しかしながら、この発明はこれに限定されるものではなく、第1左打ち指示報知では、例えば「左打ちに戻して!」といった文字によるメッセージのみが示され、左向き矢印が示されていない演出画像を表示し、第2左打ち指示報知では、左向き矢印のみが示された演出画像を表示するようにしてもよい。また、第1右打ち指示報知では、例えば「右打ちしてね!」といった文字によるメッセージのみが示され、右向き矢印が示されていない演出画像を表示し、第2右打ち指示報知では、右向き矢印のみが示された演出画像を表示するようにしてもよい。 In the embodiment described above, both the first left-handed instruction notification and the second left-handed instruction notification display an effect image showing a left-pointing arrow, and both the first right-handed instruction notification and the second right-handed instruction notification indicate a right-pointing arrow. It demonstrated as what displays an effect image. However, the present invention is not limited to this, and in the first left-handed instruction notification, for example, an effect image in which only a message with characters such as “Return to left-handed!” Is shown and no left-pointing arrow is shown. In the second left-handed instruction notification, an effect image in which only a leftward arrow is shown may be displayed. In the first right-handed instruction notification, for example, only a message with characters such as “Please make a right-hand!” Is displayed, and an effect image without a right-pointing arrow is displayed. You may make it display the effect image in which only the arrow was shown.
上記実施の形態では、擬似連変動は可変表示態様がリーチ態様となる以前に行われるものとして説明したが、この発明はこれに限定されるものではなく、擬似連変動は可変表示態様がリーチ態様となった後に実行されるものであってもよい。例えば、可変表示態様がリーチ態様なった後、操作ボタンの操作を促す演出画像を画像表示装置5に表示し、操作ボタンが操作されると、中図柄として擬似連専用図柄を停止表示させ、擬似連変動を行うものであればよい。
In the above embodiment, it has been described that the pseudo continuous variation is performed before the variable display mode becomes the reach mode. However, the present invention is not limited to this, and the pseudo continuous variation has the variable display mode in the reach mode. It may be executed after becoming. For example, after the variable display mode becomes the reach mode, an effect image that prompts the operation of the operation button is displayed on the
さらに、下皿満タンや、球切れ、異常入賞、振動検知、電波検知などが発生した場合、これらの異常報知は、他の演出表示とは異なり優先度が高いため、左打ち指示報知に優先して実行されてもよい。 In addition, when the lower plate is full, a ball break, abnormal winning, vibration detection, radio wave detection, etc., these abnormal notifications have a higher priority than other effect indications, so priority is given to left-handed instruction notifications. May be executed.
上記実施の形態においては、変動時間及びリーチ演出の種類や擬似連の有無等の変動態様を示す変動パターンを演出制御基板120に通知するために、変動を開始するときに1つの変動パターンコマンドを送信する例を示したが、2つ乃至それ以上のコマンドにより変動パターンを演出制御基板120に通知する様にしてもよい。具体的には、2つのコマンドにより通知する場合、遊技制御用マイクロコンピュータ100は、1つ目のコマンドでは擬似連の有無、滑り演出の有無等、リーチとなる以前(リーチとならない場合には所謂第2停止の前)の変動時間や変動態様を示すコマンドを送信し、2つ目のコマンドではリーチの種類や再抽選演出の有無等、リーチとなった以降(リーチとならない場合には所謂第2停止の後)の変動時間や変動態様を示すコマンドを送信する様にしてもよい。この場合、演出制御基板120は2つのコマンドの組合せから導かれる変動時間にもとづいて変動表示における演出制御を行うようにすればよい。尚、遊技制御用マイクロコンピュータ100の方では2つのコマンドのそれぞれにより変動時間を通知し、それぞれのタイミングで実行される具体的な変動態様については演出制御基板120の方で選択を行う様にしてもよい。2つのコマンドを送る場合、同一のタイマ割込内で2つのコマンドを送信する様にしてもよく、1つ目のコマンドを送信した後、所定期間が経過してから(例えば次のタイマ割込において)2つ目のコマンドを送信する様にしてもよい。尚、それぞれのコマンドで示される変動態様はこの例に限定されるわけではなく、送信する順序についても適宜変更可能である。このように2つ乃至それ以上のコマンドにより変動パターンを通知する様にすることで、変動パターンコマンドとして記憶しておかなければならないデータ量を削減することができる。
In the above embodiment, in order to notify the
また、上記の実施の形態では、例えば「1」〜「9」の複数種類の特別図柄や演出図柄を可変表示し表示結果を導出表示する場合を示したが、可変表示は、そのような態様にかぎられない。例えば、可変表示される図柄と導出表示される図柄とが必ずしも同じである必要ななく、可変表示された図柄とは異なる図柄が導出表示されるものであってもよい。また、必ずしも複数種類の図柄を可変表示する必要はなく、1種類の図柄のみを用いて可変表示を実行するものであってもよい。この場合、例えば、その1種類の図柄表示を交互に点灯および点滅を繰り返すことによって、可変表示を実行するものであってもよい。そして、この場合であっても、その可変表示に用いられる1種類の図柄が最後に導出表示されるものであってもよいし、その1種類の図柄とは異なる図柄が最後に導出表示されるものであってもよい。 Further, in the above-described embodiment, for example, a case where a plurality of types of special symbols and production symbols “1” to “9” are variably displayed and the display result is derived and displayed is shown. It cannot be caught. For example, the symbol that is variably displayed and the symbol that is derived and displayed are not necessarily the same, and a symbol that is different from the symbol that is variably displayed may be derived and displayed. Further, it is not always necessary to variably display a plurality of types of symbols, and variable display may be executed using only one type of symbols. In this case, for example, variable display may be executed by alternately turning on and blinking one kind of symbol display. Even in this case, one type of symbol used for the variable display may be derived and displayed last, or a symbol different from the one type of symbol may be derived and displayed last. It may be a thing.
なお、上述した実施の形態について、特別図柄や演出図柄の可変表示結果にもとづいて大当り遊技状態に移行する遊技機(いわゆる第一種の遊技機)について説明したが、遊技領域に設けられた可変入賞球装置(いわゆる役物)内の特定入賞口(V入賞口)に遊技球が入賞(V入賞)したことにもとづいて大当り遊技状態に移行する遊技機(いわゆる第二種の遊技機)や、第一種と第二種とを組み合わせた遊技機において、複数の期間に応じた特定演出を実行することとしてもよい。 In addition, about embodiment mentioned above, although the game machine (what is called a 1st type game machine) which transfers to a jackpot game state based on the variable display result of a special symbol and an effect design was demonstrated, the variable provided in the game area | region was demonstrated. A gaming machine (so-called second type gaming machine) that shifts to a big hit gaming state based on the winning of a gaming ball (V winning) in a specific winning opening (V winning opening) in a winning ball apparatus (so-called role) In the gaming machine in which the first type and the second type are combined, a specific effect corresponding to a plurality of periods may be executed.
また、本実施の形態では、発生した大当りの大当り種別にもとづいて確変状態へ移行可能とするが、これに限るものではない。例えば、大入賞口内に遊技球が通過可能な特定領域が設けられており、大当り中に該特定領域を遊技球が通過した場合に確変状態へ移行する一方、大当り中に該特定領域を遊技球が通過しなかった場合に通常状態へ移行するようなものであってもよい。その場合、大当り種別によって特定領域への遊技球の通過しやすさを変化させることにより、実質的な確変大当りおよび非確変大当りを実現するものであってもよい。例えば、大当り種別によって大入賞口の開放時間を異ならせることにより、特定領域への遊技球の通過のしやすさを変化させることとしてもよい。具体的には、大入賞口の開放時間が長い大当り種別を特定領域へ遊技球が通過しやすい大当り(実質的な確変大当り)とし、大入賞口の開放時間が短い大当り種別を特定領域へ遊技球が通過しにくい大当り(実質的な非確変大当り)としてもよい。 Further, in the present embodiment, it is possible to shift to the probability change state based on the type of jackpot that has occurred, but the present invention is not limited to this. For example, a specific area through which a game ball can pass is provided in the big winning opening, and when the game ball passes through the specific area during a big hit, the game moves to a probable change state, while the specific area is played during the big hit. It is also possible to shift to the normal state when does not pass. In that case, substantial probability variation big hit and non-probability big hit may be realized by changing the ease of passing of the game ball to the specific area according to the big hit type. For example, the easiness of passage of the game ball to the specific area may be changed by changing the opening time of the big winning opening according to the big hit type. Specifically, a big hit type with a long opening time of the big winning opening is set as a big hit (substantial probable big hit) that allows a game ball to easily pass to a specific area, and a big hit type with a short opening time of the big winning opening is set to a specific area. It is good also as a big hit (substantial non-probable big hit) that a sphere does not easily pass.
また、上記の実施の形態では、演出装置を制御する回路が搭載された基板として、演出制御基板12、音声出力基板13およびランプ制御基板14が設けられているが、演出装置を制御する回路を1つの基板に搭載してもよい。さらに、画像表示装置5等を制御する回路が搭載された第1の演出制御基板(表示制御基板)と、その他の演出装置(遊技効果ランプ9、LED、スピーカ8L,8Rなど)を制御する回路が搭載された第2の演出制御基板との2つの基板を設けるようにしてもよい。
Moreover, in said embodiment, although the
なお、上記の実施の形態において、「割合が異なる」とは、A:B=70%:30%やA:B=30%:70%のような関係で割合が異なるものだけにかぎらず、A:B=100%:0%のような関係で割合が異なるもの(すなわち、一方が100%の割り振りで他方が0%の割り振りとなるようなもの)も含む概念である。 In the above embodiment, “the ratios are different” is not limited to those having different ratios such as A: B = 70%: 30% or A: B = 30%: 70%, This is a concept including a ratio that is different in a relationship of A: B = 100%: 0% (that is, one with 100% allocation and the other with 0% allocation).
これらの他にも、パチンコ遊技機1といった遊技機の装置構成、データ構成、フローチャートで示した処理、示唆演出や期待度昇格演出といった所定演出を実行するための画像表示装置5における画像表示動作やスピーカ8L、8Rにおける音声出力動作さらには遊技効果ランプ9や装飾用LEDにおける点灯動作や演出用模型に含まれる可動部材の動作を含めた各種の演出動作などは、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、任意に変更及び修正が可能である。
In addition to these, the image display operation in the
本発明を実現するためのプログラム及びデータは、パチンコ遊技機1といった遊技機に含まれるコンピュータ装置などに対して、着脱自在の記録媒体により配布・提供される形態に限定されるものではなく、予めコンピュータ装置などの有する記憶装置にプリインストールしておくことで配布される形態を採っても構わない。さらに、本発明を実現するためのプログラム及びデータは、通信処理部を設けておくことにより、通信回線等を介して接続されたネットワーク上の、他の機器からダウンロードすることによって配布する形態を採っても構わない。
The program and data for realizing the present invention are not limited to a form distributed and provided by a removable recording medium to a computer device or the like included in a gaming machine such as the
そして、ゲームの実行形態も、着脱自在の記録媒体を装着することにより実行するものだけではなく、通信回線等を介してダウンロードしたプログラム及びデータを、内部メモリ等に一旦格納することにより実行可能とする形態、通信回線等を介して接続されたネットワーク上における、他の機器側のハードウェア資源を用いて直接実行する形態としてもよい。さらには、他のコンピュータ装置等とネットワークを介してデータの交換を行うことによりゲームを実行するような形態とすることもできる。 The game execution mode is not only executed by attaching a detachable recording medium, but can also be executed by temporarily storing the program and data downloaded via a communication line or the like in an internal memory or the like. It is also possible to execute directly using hardware resources on the other device side on a network connected via a communication line or the like. Furthermore, the game can be executed by exchanging data with other computer devices or the like via a network.
1 … パチンコ遊技機
2 … 遊技盤
3 … 遊技機用枠
4A、4B … 特別図柄表示装置
5 … 画像表示装置
6A … 普通入賞球装置
6B … 普通可変入賞球装置
7 … 特別可変入賞球装置
8L、8R … スピーカ
9 … 遊技効果ランプ
11 … 主基板
12 … 演出制御基板
13 … 音声制御基板
14 … ランプ制御基板
15 … 中継基板
20 … 普通図柄表示器
21 … ゲートスイッチ
22A、22B … 始動口スイッチ
23 … カウントスイッチ
60 … 可動演出部材
100 … 遊技制御用マイクロコンピュータ
101、121 … ROM
102、122 … RAM
103 … CPU
104、124 … 乱数回路
105、125 … I/O
120 … 演出制御用CPU
123 … 表示制御部
PL … 釘の配列__
DESCRIPTION OF
102, 122 ... RAM
103 ... CPU
104, 124 ...
120 ... CPU for effect control
123 ... Display control part PL ... Array of nails __
Claims (1)
異常を検出する異常検出手段と、
演出音を出力可能な演出音出力部と、
所定経路を遊技媒体が通過したときの有利度合いが、第1状態よりも有利な第2状態に制御する状態制御手段と、
前記状態制御手段によって前記第2状態に制御されている場合、前記所定経路を通過させる指示を第1表示領域に表示する第1指示表示と、該第1表示領域とは異なる第2表示領域に表示する第2指示表示とを実行可能な指示表示手段と、
前記異常検出手段によって異常が検出された場合に、報知音を前記演出音出力部から出力する報知音出力手段と、
設定条件が成立したことにもとづいて、消費される電力を減少させる節電状態に移行し、解除条件が成立したことにもとづいて、前記節電状態を解除する節電状態制御手段と、
前記第2状態に制御する期間が長い第1有利状態と、該第1有利状態より前記第2状態に制御する期間が短い第2有利状態とに制御可能な状態制御手段とを備え、
前記指示表示手段は、前記第1表示領域の少なくとも一部の視認が妨げられている場合でも、前記第2表示領域の視認が妨げられることなく前記第2指示表示を実行し、
前記節電状態制御手段は、前記解除条件が成立した場合、前記設定条件が成立してから前記節電状態に移行するまでの期間より短い期間にて前記節電状態を解除し、
前記報知音出力手段は、前記節電状態に移行されているときであっても、前記異常検出手段によって異常が検出された場合に前記報知音を出力可能であり、
前記指示表示手段は、
前記節電状態に移行されているときは、前記第1指示表示を視認困難とし、前記第2指示表示を視認可能とし、
前記第1有利状態においては前記第1指示表示および前記第2指示表示を実行する一方、前記第2有利状態においては前記第1指示表示を実行せずに前記第2指示表示を実行する
ことを特徴とする遊技機。 A gaming machine for playing games,
An anomaly detecting means for detecting an anomaly;
A production sound output unit that can output production sound,
State control means for controlling the degree of advantage when the game medium passes through the predetermined route to a second state that is more advantageous than the first state;
When the state control means controls the second state, a first instruction display for displaying an instruction to pass the predetermined route in the first display area, and a second display area different from the first display area Instruction display means capable of executing a second instruction display to be displayed;
A notification sound output means for outputting a notification sound from the effect sound output unit when an abnormality is detected by the abnormality detection means;
Based on the establishment of the setting condition, the power saving state is reduced to reduce power consumption, and based on the establishment of the release condition, the power saving state control means for canceling the power saving state ,
A state control means capable of controlling a first advantageous state having a long period of control to the second state and a second advantageous state having a shorter period of control to the second state than the first advantageous state ;
The instruction display means performs the second instruction display without obstructing the visual recognition of the second display area even when the visual recognition of at least a part of the first display area is obstructed.
When the release condition is satisfied, the power saving state control unit releases the power saving state in a period shorter than a period from when the setting condition is satisfied until the power saving state is entered,
The notification sound output means can output the notification sound when an abnormality is detected by the abnormality detection means even when the state is shifted to the power saving state.
The instruction display means includes
When transitioning to the power-saving state, the first instruction display is difficult to view, the second instruction display is visible ,
In the first advantageous state, the first instruction display and the second instruction display are executed, while in the second advantageous state, the second instruction display is executed without executing the first instruction display. A featured gaming machine .
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