JP6215806B2 - 内視鏡 - Google Patents

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Description

本発明は、内視鏡に関する。
内視鏡システムは、体腔内を撮影するCCD(Charge Coupled Device:電荷結合素子)イメージセンサ等の撮像部と、ユニバーサルコードの端部に設けられた第1コネクタとを備えた内視鏡と、内視鏡の第1コネクタが着脱可能に装着される第2コネクタと、内視鏡から出力された画像データに画像処理等する制御部と、光源とを備えた内視鏡用プロセッサ装置とから構成されている。内視鏡システムでは、内視鏡の第1コネクタと内視鏡用プロセッサ装置の第2コネクタとを電気接点で接続することにより、内視鏡用プロセッサ装置から内視鏡への電力の供給や、内視鏡用プロセッサ装置から内視鏡との間で画像信号や制御信号の伝送が行われる。
内視鏡システムでは、使用後の内視鏡に対して、洗浄、消毒を行う必要がある。そのため、電気接点を保護する防水キャップを内視鏡の第1コネクタに取り付ける必要がある。しかしながら、防水キャップの着脱に手間がかかるだけでなく、防水キャップの取り付けを忘れた場合に、電気接点が破損する問題があった。
このような問題に対応するため、特許文献1は、内視鏡と内視鏡用プロセッサ装置との間で、画像信号の無線通信、およびLED光源への電力の供給を行うため、無線送信部と無線受信部、および電力送信部と電力受信部とを備える内視鏡システムを開示する。
特開2013−208187号公報
上述したように、非接触で電力の供給、および信号の伝送を行うためには、内視鏡の第1コネクタと、内視鏡用プロセッサ装置の第2コネクタとに、制御信号や画像信号を送信および受信、いわゆる信号伝送する装置、および電力を供給、いわゆる受電と給電する装置とを配置する必要がある。
そのため、制御信号を送受信する装置、画像信号を送信する装置、および受電する装置が、内視鏡の第1コネクタの中であって、内視鏡用プロセッサ装置の第2コネクタと接続される側に配置される。一般的に、これらの装置からのケーブルと、ユニバーサルコードからの信号ケーブルやスイッチケーブル等の信号ケーブルとが。中継基板と電気的に接続される。
そのため、内視鏡の第1コネクタの組立や修理の際には、装置およびユニバーサルコードからのケーブルと中継基板とに、アクセス可能な状態で作業する必要がある。中継基板を完全に露出させて作業する場合、つまり、第1コネクタから外に取り出す場合には、装置およびユニバーサルコードからのケーブルに余長を持たせる必要がある。そのため、中継基板を第1コネクタの中に戻す際に全てのケーブルの余長に注意しながら作業をしなければならず、作業性が悪く、また、余長を処理するためのスペースが必要となってしまう。また、画像通信の装置に接続されるケーブルの長さを長くすることで、ノイズが発生しやすくなる。
また、内視鏡の第1コネクタには、送気・送水コネクタ、吸引コネクタ等が設けられている。内視鏡の第1コネクタの組立、修理およびメンテナンスの際には、これらのコネクタとユニバーサルコードからの管路等を接続したり、取り外したりする必要もある。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、非接触での電力供給、および非接触での信号伝送をすることができ、組立、修理、およびメンテナンスが容易な内視鏡を提供することを目的とする。
本発明に係る内視鏡は、先端部に設けられた撮像部と、先端部に光を伝送するライトガイドと、内視鏡用プロセッサ装置の第2コネクタと接続され、撮像部を駆動するため内視鏡用プロセッサ装置との間で非接触での受電、制御信号通信および画像信号通信を行う第1コネクタと、を有し、第1コネクタは空間を有し、空間に配置された、給電部から非接触で受電する受電部と、撮像部の画像信号を非接触で送信する画像信号送信部と、撮像部を制御する制御信号を非接触で送受信する内視鏡側信号送受信部と、を有する内視鏡であって、第1コネクタは、第2コネクタの側から順に配置された第1コネクタケースと第2コネクタケースとを含み、第1コネクタケースと第2コネクタケースとの分割ラインが、第1コネクタと第2コネクタとの挿入方向に対して傾斜する傾斜部分を含んでいる。
好ましくは、分割ラインが、挿入方向に対して垂直である垂直部分を含んでいる。
好ましくは、第1コネクタケースの一方側に送気・送水コネクタおよび吸引コネクタが配置され、第1コネクタケースの他方側の空間内に受電部、画像信号送信部および内視鏡側信号送受信部が配置され、分割ラインの傾斜部分は一方側から他方側に向けて、第2コネクタの側に近づく。
好ましくは、第2コネクタケースは副送水コネクタ、およびバルーンコネクタの少なくとも一方を有する。
好ましくは、第2コネクタケースは通気コネクタ、およびSコネクタの少なくとも一方を有する。
好ましくは、第1コネクタは、第2コネクタケースに対して第1コネクタケースと反対側に配置された第3コネクタケースを備え、第3コネクタケースはSコネクタおよび通気コネクタの少なくとも一方を有する。
好ましくは、第1コネクタは、第2コネクタの側から他方側に向けて縮径部を有する。
好ましくは、分割ラインが縮径部より第2コネクタの側に形成されている。
好ましくは、給電部は電源に接続された一次コイルであり、受電部は、一次コイルに電磁結合された二次コイルである。
好ましくは、受電部が、画像信号送信部および内視鏡側信号送受信部より、第2コネクタに近い側に配置される。
好ましくは、画像信号送信部および内視鏡側信号送受信部を実装する回路基板を備える。
本発明よれば、非接触での電力供給、および非接触での信号伝送をすることができ、また容易に組立、修理、およびメンテナンスをすることができる。
内視鏡システムを示した外観図である。 内視鏡システムの構成を示すブロック図である。 内視鏡の第1コネクタの外観図である。 内視鏡の第1コネクタの側面図である。 内視鏡の第1コネクタの組立工程の一部を示す図である。 内視鏡の第1コネクタの組立工程の一部を示す図である。 組立を終えた内視鏡の第1コネクタを示す図である。
以下、添付図面にしたがって本発明の好ましい実施の形態について説明する。本発明は以下の好ましい実施の形態により説明される。本発明の範囲を逸脱すること無く、多くの手法により変更を行うことができ、本実施の形態以外の他の実施の形態を利用することができる。したがって、本発明の範囲内における全ての変更が特許請求の範囲に含まれる。
ここで、図中、同一の記号で示される部分は、同様の機能を有する同様の要素である。また、本明細書中で、数値範囲を“ 〜 ”を用いて表す場合は、“ 〜 ”で示される上限、下限の数値も数値範囲に含むものとする。
図1は、本発明が適用される内視鏡システムを示した外観図である。
図1に示すように、内視鏡システム2は、内視鏡10、および内視鏡用プロセッサ装置11を備える。
内視鏡10は、軟性鏡を例示しており、患者の体腔内に挿入される可撓性の挿入部13と、挿入部13の基端部分に配された操作部15と、操作部15に配されたユニバーサルコード17と、ユニバーサルコード17の端部に設けられ、内視鏡用プロセッサ装置11の第2コネクタ12に接続される第1コネクタ18とを有している。ただし、内視鏡10として軟性鏡に限らず硬性鏡等の他の種類の内視鏡であっても本発明の適用は可能である。
挿入部13の先端面には、観察窓、照明窓等が設けられている。挿入部13の先端を構成する先端部14には、観察窓により取り込まれる被観察部位からの被写体光を光学像として結像する対物光学系と、対物光学系により結像された光学像を電気信号に変換する撮像部等が配置される。
撮像部から出力される画像信号は、挿入部13、操作部15、及びユニバーサルコード17の内部を介して第1コネクタ18まで挿通配置された伝送ケーブルにより画像信号送信部まで伝送される。画像信号送信部で画像信号が光信号に変換され、内視鏡用プロセッサ装置11に非接触で光送信される。
また、先端部14には、照明窓から被観察部位に照射するための光を伝送するライトガイドの光出射部が配置される。そのライトガイドは、挿入部13、操作部15、およびユニバーサルコード17の内部を介して第1コネクタ18まで挿通配置されている。また、ライトガイドと連結しているライトガイド棒20が、第1コネクタ18から突出している。
操作部15は、挿入部13の先端面の向きを上下左右方向に調整するためのアングルノブや、挿入部13の先端面から空気(エア)、水を噴出させるための送気・送水ボタンの他、内視鏡画像を静止画記録するためのレリーズボタン等が設けられる。挿入部13の先端面の向きは、先端部14の基端側の近傍に設けられる湾曲部を湾曲することにより、調整される。
ユニバーサルコード17は、管状で細長の可撓性を有する外壁部で覆われており、その外壁部の内側の管腔には、挿入部13の内部及び操作部15の内部の空洞部に挿通配置された上記の信号ケーブル、ライトガイド、送気・送水チューブ等が挿通配置されている。
第1コネクタ18は、内視鏡用プロセッサ装置11の第2コネクタ12と接続される。内視鏡10と内視鏡用プロセッサ装置11との間で、第1コネクタ18と第2コネクタ12とを介して、非接触で、電力の受電および給電と、画像信号の送信と受信と、制御信号の送受信とが行われる。そのために、第1コネクタ18には、後述するように、非接触で受電する受電部と、撮像部の画像信号を非接触型の光送信する画像信号送信部と、撮像部を制御する制御信号を非接触型の光送受信する内視鏡側制御信号送受信部とが配置されている。
内視鏡用プロセッサ装置11には第2コネクタ12が設けられている。上述したように、内視鏡10の第1コネクタ18と内視鏡用プロセッサ装置11の第2コネクタ12とが接続される。内視鏡用プロセッサ装置11は、内視鏡10への電力の供給(給電)や、内視鏡10との各種信号の送受信を行う。
内視鏡用プロセッサ装置11は、光源を備えている。光源からの光がライトガイド棒20を介してライトガイドに供給され、ライトガイドから先端部14に光が伝送される。
また、内視鏡用プロセッサ装置11は、制御信号通信および画像信号通信を制御するための制御部を備えている。
第1コネクタ18と接続される第2コネクタ12には、内視鏡10の受電部に非接触で電力を給電する給電部と、内視鏡10の画像信号送信部からの信号を受信する画像信号受信部と、内視鏡10の内視鏡側信号送受信部からの信号を送受信するプロセッサ装置側信号送受信部と、が配置される。
内視鏡用プロセッサ装置11は、不図示の入力装置(操作スイッチ、キーボード、マウス等)を備えている。入力装置から入力される操作者の操作にしたがって、内視鏡システム2の全体を統括的に制御する。
更に、内視鏡用プロセッサ装置11は、内視鏡10の先端部14の撮像部から出力された画像信号を取り込み、取り込んだ撮像信号に各種信号処理を施して被観察部位の映像(動画像)や静止画像を構築する画像データを生成する。そして、生成した画像データがケーブルで接続されたモニタ19に出力され、被観察部位の画像等がモニタ19に表示される。また、生成した画像データは、必要に応じて録媒体へ記録される。
図2は、図1の内視鏡システム2において構成を示したブロック図である。
内視鏡10は、第1コネクタ18により内視鏡用プロセッサ装置11の第2コネクタ12に着脱可能に装着(接続)される。本実施の形態の内視鏡システム2では、内視鏡10の第1コネクタ18と内視鏡用プロセッサ装置11の第2コネクタ12との装着により、これらを介して内視鏡10の内部回路と内視鏡用プロセッサ装置11の内部回路とがトランスやフォトカプラ等の非接触型のデバイスにより接続される。これによって、内視鏡10の内部回路と内視鏡用プロセッサ装置11の内部回路との絶縁を確保される。つまり、非接触で制御信号通信と、電力の受電/給電と、画像信号通信とを実現できる構成されている。
内視鏡10の内部回路の駆動に必要な電力は、内視鏡用プロセッサ装置11における給電部62と内視鏡10における受電部36とからなる非接触の電力供給手段により内視鏡用プロセッサ装置11から供給される。受電部36は内視鏡10の第1コネクタ18に配置され、給電部62は内視鏡用プロセッサ装置11の第2コネクタ12に配置される。
非接触の電力供給手段は、電磁結合を利用して非接触により電力を送受する手段である。内視鏡10の第1コネクタ18を内視鏡用プロセッサ装置11の第2コネクタ12に装着すると、給電部62と受電部36とが電磁結合可能な距離に近接して配置され、給電部62から受電部36への非接触による電力伝送が可能な状態に設定される。給電部62には、内視鏡用プロセッサ装置11の外部における商用の電源100に、安定化電源制御部63を介して接続されている。商用の電源100から供給され、安定化電源制御部63で安定化された電力が給電部62に供給される。その安定化電源制御部63から給電部62へと供給される電力により、給電部62から受電部36への電力が非接触で給電される。受電部36は給電部62から非接触で電力を受電する。
給電部62としては電源100に接続された一次コイルであり、受電部36として一次コイルに電磁結合された二次コイルであることが好ましい。一次コイル、および二次コイルの構造としては、平面を有する基板と、平面の上に渦巻状に巻きましわしたコイルとを有する構造を挙げることとができる。
なお、非接触の電力供給手段として、実施形態として給電部62を一次コイルとし、受電部36を二次コイルの例を示したが、非接触により電力を送受する手段であれば、どのような方式のものであってもよい。
ここで電磁結合とは、2つのコイルにおいて、一方のコイル(一次コイル)に電流を流した際に生じる磁界を使って、他方のコイル(二次コイル)に電力を送ることができる状態にあること意味する。
さらに、内視鏡10は、受電部36に接続された電源生成部32を備えており、電源生成部32が撮像部30等を含む内部回路に電力を供給することができる。例えば、電源生成部32は、受電部36に誘導された電流を入力し、入力した電流から、後述する撮像部30やCPU(CentralProcessing Unit)46等を含む内部回路に供給する制御電源を生成する。電源生成部32は、例えば、受電部36に誘導された電流により充電されるコンデンサと、コンデンサに充電された電圧から所望の電圧の生成する電圧安定化回路とを有する。
内視鏡10の先端部14には撮像部30が配置される。撮像部30は、上述したように観察窓により取り込まれて対物光学系により結像された被観察部位の光学像を電気信号に変換して画像信号として出力するデバイスである。撮像部30として、例えば、CCD(ChargeCoupled Device:電荷結合素子)イメージセンサ、CMOS(ComplementaryMetal Oxide Semiconductor)イメージセンサなどの固体撮像素子を挙げることができる。
本実施の形態においては、内視鏡10と内視鏡用プロセッサ装置11との間の画像信号の送受信は、非接触型の光通信手段により行われる。撮像部30から出力された画像信号は、内視鏡10から内視鏡用プロセッサ装置11へ第1コネクタ18と第2コネクタ12とを介して、非接触型の光送信により伝送される。本実施の形態では、撮像部30から画像信号を処理するためすため、A/D変換器(Analog/Digital 変換器)34と、DSP(Digital Signal Processor)38と、タイミング信号発生回路(TSG:Timing Signal Generator)44等が設けられている。撮像部30からの画像信号は、A/D変換器34により、アナログ信号からデジタル信号に変更される。A/D変換器34から出力された画像信号はDSP38に伝送される。DSP38は、A/D変換器34からの画像信号に対して増幅、ガンマ補正、ホワイトバランス処理等の必要な処理を施す。
内視鏡10と内視鏡用プロセッサ装置11との間で非接触型の光送信するため、例えば、以下のような構成を備える。内視鏡10にはDSP38に接続された内視鏡側デジタルインターフェース(DI:Digital Interface)40と、内視鏡側DI40に接続された画像信号送信部42を備えている。DSP38で処理された画像信号が内視鏡側DI40を画像信号送信部42に伝送される。撮像部30から画像信号に処理が施され、処理された画像信号に応じて画像信号送信部42から光信号が内視鏡用プロセッサ装置11に向けて送信される。画像信号送信部42は光通信のための光を照射できる発光デバイスであればよく、例えばレーザー発光素子、発光ダイオード等を挙げることができる。レーザー発光素子とは、コヒーレントな光であるレーザー光を照射する素子をいい、ガスレーザー、固体レーザー、半導体レーザー等が挙げられる。
内視鏡10の第1コネクタ18には、少なくとも画像信号送信部42が配置される。他のデバイス、例えば、内視鏡側DI40等が内視鏡10の第1コネクタ18に配置されていてもよい。
内視鏡用プロセッサ装置11は、画像信号送信部42から光信号を受ける画像信号受信部64と、画像信号受信部64に接続されたプロセッサ装置側DI70と、プロセッサ装置側DI70に接続された信号処理回路72とを備えている。画像信号受信部64は、受けた光信号を電気信号に変換する受光デバイスであり、例えば、フォトダイオード、フォトトランジスタ等の半導体デバイス等の受光素子を挙げることができる。画像信号受信部64から電気信号は、プロセッサ装置側DI70を介して、信号処理回路72でアナログ処理されてモニタ19に出力される。
本実施の形態においては、画像信号送信部42と画像信号受信部64とから非接触の光通信による画像信号送受信手段が構成される。撮像部30の画像信号を非接触で伝送する画像信号送信部42、及び画像信号送信部42からの信号を非接触で受信する画像信号受信部64として、非接触の光通信(光無線通信方式)に限定されず、無線通信方式、磁気通信方式を用いることができる。光無縁通信方式とは赤外線等により信号の送受信を行う方式をいい、無線通信方式とは無線通信(電波)により信号の送受信を行う方式をいい、磁気通信方式コイルをそれぞれ設け、変調した信号を送信側のコイルから交流磁界として発生させ、該交流磁界内に配置された受信側のコイルで前記信号を受信し、該信号を復調することにより信号の送受信を行う方式をいう。
内視鏡10の第1コネクタ18を内視鏡用プロセッサ装置11の第2コネクタ12に装着すると、画像信号送信部42と画像信号受信部64とが光通信可能な距離に近接して配置され、画像信号送信部42から画像信号受信部64への非接触による光通信が可能な状態に設定される。
内視鏡10と内視鏡用プロセッサ装置11と間の制御信号の送受信は、非接触型の光通信により行われる。撮像部30には、撮像部30を制御するため、TSG44とCPU46とが接続されている。TSG44とCPU46とは、撮像部30が画像信号を取得するための駆動信号を、撮像部30に出力する。CPU46に内視鏡側通信インターフェース(CI−Communication Interface)48、および内視鏡側信号送受信部50が接続されている。内視鏡側信号送受信部50は、内視鏡10と内視鏡用プロセッサ装置11と間の制御信号を、非接触型の光送受信できるデバイスであって、制御信号を光信号として内視鏡用プロセッサ装置11へ光送信する発光デバイスと、内視鏡用プロセッサ装置11からの制御信号を光信号として受信する受光デバイスとを備える。内視鏡側信号送受信部50として、例えば、信号を光送信(赤外線)する赤外線発光素子と、信号を光受信する受光素子(フォトダイオード、フォトトランジスタ等)とを備える、IrDA(InfraredData Association)による非接触の光データ通信を挙げることができる。内視鏡10の第1コネクタ18には、少なくとも内視鏡側信号送受信部50が配置される。他のデバイス、例えば、内視鏡側CI48等が内視鏡10の第1コネクタ18に配置されていてもよい。
内視鏡用プロセッサ装置11は、内視鏡10の内視鏡側信号送受信部50との間で制御信号を非接触型の光送受信するプロセッサ装置側信号送受信部66と、プロセッサ装置側信号送受信部66に接続されたプロセッサ装置側CI74とを備えている。プロセッサ装置側信号送受信部66は、内視鏡10と内視鏡用プロセッサ装置11と間の制御信号を、非接触型の光送受信できるデバイスであって、制御信号を光信号として内視鏡10へ光送信する発光デバイスと、内視鏡10からの制御信号を光信号として受信する受光デバイスとを備える。プロセッサ装置側信号送受信部66として、内視鏡側信号送受信部50とは別の、信号を光送信(赤外線)する赤外線発光素子と、内視鏡側信号送受信部50とは別の、信号を光受信する受光素子(フォトダイオード、フォトトランジスタ等)とを備える、IrDA(InfraredData Association)による非接触の光データ通信を挙げることができる。赤外線とは、一般的に、0.7μm〜1mmの波長を有する電磁波をいう。
内視鏡10の第1コネクタ18を内視鏡用プロセッサ装置11の第2コネクタ12に装着すると、内視鏡側信号送受信部50とプロセッサ装置側信号送受信部66とが光通信が可能な距離に近接して配置され、内視鏡側信号送受信部50とプロセッサ装置側信号送受信部66との間で、非接触による光送受信が可能な状態に設定される。
撮像部30を制御する制御信号を非接触で送受信する内視鏡側信号送受信部50として、及び内視鏡側信号送受信部50からの制御信号を非接触で送受信するプロセッサ装置側信号送受信部66として非接触の光通信(光無線通信方式)に限定されず、無線通信方式、磁気通信方式を用いることができる。
内視鏡用プロセッサ装置11は、光源68を備えている。光源68として、例えば、キセノンランプや、レーザダイオードや発光ダイオード等の半導体デバイスを挙げることができる。内視鏡10はライトガイド52を備えている。ライトガイド52の端部に、ライドガイドと連接されるライトガイド棒20が設けられている。ライトガイド棒20は、第1コネクタ18から突出し、内視鏡用プロセッサ装置11の第2コネクタ12に接続される。光源68とライトガイド棒20とが位置合わせされ、光源68からの光が、ライトガイド棒20とライトガイド52を介して、先端部14に伝送される。
内視鏡用プロセッサ装置11は制御部76を備えており、制御部76は、内視鏡用プロセッサ装置11の内部回路を構成するプロセッサ装置側DI70等および光源68を制御する共に、内視鏡10の内部回路を構成するCPU46等に制御信号を送り、内視鏡システム2の全体を制御する。例えば、内視鏡用プロセッサ装置11は入力装置80(操作スイッチ、キーボード等)を備えている。
ユーザが入力装置80により内視鏡用プロセッサ装置11の電源のオン/オフを指示入力する。その指示入力に基づく制御信号が、プロセッサ装置側信号送受信部66と内視鏡側信号送受信部50とで構成される非接触型の光通信手段を通じて、内視鏡用プロセッサ装置11の制御部76から内視鏡10のCPU46に伝送される。
また、CPU46からの制御信号もプロセッサ装置側信号送受信部66と内視鏡側信号送受信部50とで構成される非接触型の光通信手段を通じて、内視鏡用プロセッサ装置11の制御部76へ伝送される。
図3は、第1コネクタ18の外観図である。上述したように、内視鏡10と内視鏡用プロセッサ装置11とは、非接触で電力の受電および給電、画像信号の送信と受信、制御信号の双方向の送受信が行われる。第1コネクタ18に、内視鏡用プロセッサ装置11と直接接続される電気接点を設ける必要がない。
したがって、第1コネクタ18を、例えば、電気的に絶縁性を有し、耐薬性に優れた樹脂で覆い防水構造とすることができる。第1コネクタ18を防水構造とすることにより、第1コネクタ18の内部の電気部品等を洗浄水等から保護することができ、洗浄、消毒の際に、別体の防水キャップを取り付ける必要がない。
図に示すように、第1コネクタ18は、第1コネクタ18から第2コネクタ12(不図示)に向けて突出するライトガイド棒20と、軸22と、送気口金21とを備えている。
第1コネクタ18は筒状の形状を有しているので、第1コネクタ18はその内部に空間を有している。第1コネクタ18の空間に、上述した受電部36と、画像信号送信部42と、内視鏡側信号送受信部50とが、配置される。また、ライトガイド52が、第1コネクタ18の空間に配置され、ライトガイド52の先端部がライトガイド棒20と接続される。
また、後述するように、第1コネクタ18の空間に、送気管路、送水管路および吸引管路等の管路が第1コネクタ18の空間に配置される。
本実施の形態の第1コネクタ18は、内視鏡用プロセッサ装置11の第2コネクタ12に接続される側から順に第1コネクタケース18Aと、第2コネクタケース18Bと、第3コネクタケース18Cと、カバーゴム18Dとで構成されている。
第1コネクタケース18Aと、第2コネクタケース18Bと、第3コネクタケース18Cとにより第1コネクタ本体18Eが構成される。第1コネクタケース18Aと、第2コネクタケース18Bと、第3コネクタケース18Cと組み合わせることにより、第1コネクタ18に空間が形成される。
第1コネクタ本体18Eの第1コネクタケース18Aと第2コネクタケース18Bとは分割ラインL1によって分離され、第2コネクタケース18Bと第3コネクタケース18Cとは分割ラインL2によって分離される構成である。また、第1コネクタ本体18Eとカバーゴム18Dとは分離される構成である。
ここで分割ラインL1とは、第1コネクタ本体18Eを構成する第1コネクタケース18Aと第2コネクタケース18Bとが接する部分を意味し、分割ラインL2とは、第2コネクタケース18Bと第3コネクタケース18Cとが接する部分を意味している。
第2コネクタ12との接続面を有する第1コネクタケース18Aから、ライトガイド棒20が第2コネクタ12に向けて(挿入方向)突出している。ライトガイド棒20の下方には、ライトガイド棒20とほぼ平行して送気口金21が設けられている。送気口金21は、内視鏡10の先端部14まで送気送水を行うため内視鏡10に配設された送気・送水管路に連通している。
第1コネクタケース18Aの接続面から、第2コネクタ12への挿入方向に沿って、軸22が突出している。軸22は、内視鏡10の画像信号送信部42と内視鏡用プロセッサ装置11の画像信号受信部64との位置合わせのために用いられる。特に、軸22の中心軸の延長方向に画像信号送信部42が配置される。軸22の先端には光を透過させるため、窓22Aが設けられている。この窓22Aを介して、画像信号送信部42と画像信号受信部64との間で、画像信号通信が非接触で光送受信される。
第1コネクタケース18Aの接続面には、また、内視鏡側信号送受信部50に対応する位置に窓23が設けられている。この窓23を介して、内視鏡側信号送受信部50とプロセッサ装置側信号送受信部66との間で、御信号通信制御が非接触で光送受信される。
第1コネクタケース18Aの内部であって、第1コネクタケース18Aの接続面に近い位置に受電部36が配置される。受電部36は第1コネクタケース18Aの内部に配置されているので、外部に露出していない。
第1コネクタケース18Aの側面には、送気・送水コネクタ24が設けられている。送気・送水コネクタ24は、送水タンク(不図示)に接続されている。操作部15の送気・送水ボタンを操作することで、先端部14に空気や水を供給することができる。先端部14に供給された水により先端部14のレンズ表面の汚れが除去される。また、先端部14に供給された空気により患者の管腔を広げたり、レンズの水滴を除去したりする。
また、第1コネクタケース18Aの送気・送水コネクタ24と反対側の側面に吸引コネクタ28が配置されている。吸引コネクタにチューブを接続することによって、不図示の吸引装置に連通させることができる。吸引装置を駆動した状態で操作部15の吸引ボタンを操作することによって、先端部14の鉗子口から病変部等を吸引することができる。
本実施の形態では、吸引コネクタは、第1コネクタ18を挿入方向から見て(図中の矢印の方向から見て)、画像信号送信部42と反対側の側面に設けられている。つまり、吸引コネクタは軸22に対して遠い側の側面に配置されることになる。この構成により、例えば、吸引コネクタ28からチューブを取り外した際に吸引コネクタ28から病変部が飛び出した場合でも、軸22の窓22Aが汚れるのを抑制することができる。一方、吸引コネクタ28は受電部36に対して近い側面に配置されているため、吸引コネクタ28から病変部が付着する場合がある。受電部36の配置されている第1コネクタ18の領域は平面で構成されているので、容易にふき取る等の清掃が可能である。
第2コネクタケース18Bの側面には、例えば、バルーンコネクタ25が設けられている。バルーンコネクタ25にチューブを接続することによって、挿入部13に設けられたバルーン(不図示)を膨張、収縮させることができる。バルーンが挿入部13に設けられていない内視鏡10の場合、第1コネクタ18にバルーンコネクタ25を設ける必要はない。
また、第2コネクタケース18Bのバルーンコネクタ25と反対側の側面に副送水コネクタ29が配置されている。副送水コネクタ29にチューブを接続することにより、内視鏡10の先端部14に水を供給することができる。副送水コネクタ29を介して先端部14に供給された水により、体腔に付着した汚物や内視鏡手技による出血等を洗い流す。
なお、第2コネクタケース18Bはバルーンコネクタ25、および副送水コネクタ29の少なくとも一方を有していれば良い。
第3コネクタケース18Cの側面には、通気コネクタ26が設けられている。通気コネクタ26により、挿入部13の空気漏れを検査するリークテストのために利用される。通気コネクタ26は、第1コネクタ18の内部と連通している。第1コネクタ18の内部は、ユニバーサルコード17、操作部15、及び挿入部13のそれぞれの内部に連通しているので、通気コネクタ26は挿入部13の内部に連通している。
また、第3コネクタケース18Cの通気コネクタ26と反対側の側面にSコネクタ27が配置されている。Sコネクタ27は,例えば電気手術器(電気メス)を使用する際に内視鏡10に漏れた高周波電流を電気手術器の制御部へ返すためのSコードを接続する端子である。
第3コネクタケース18Cは、通気コネクタ26およびSコネクタ27の少なくとも一方を有していれば良い。
第3コネクタケース18Cの端部を覆うようにカバーゴム18Dが配置されている。カバーゴム18Dからユニバーサルコード17が突出している。
図4は、第1コネクタの側面図である。本実施の形態として、ライトガイド棒20と、軸22と、第1コネクタ18の外装との位置関係が、ライトガイド棒20と第1コネクタ18の外装とを結ぶ直線SLの内側に軸22が配置されることが好ましい。ライトガイド棒20の先端と、軸22の形成されている側の第1コネクタ18の外装とを結ぶ直線SLの内側に軸22を配置することにより、第1コネクタ18を落下等した場合でも、軸22が床等と接触することを防止することができる。したがって、軸22が破損してしまうのを防止することができる。
つぎに図5〜7に基づいて、内視鏡10の第1コネクタ18の組み立ての手順について説明する。
図5に示すように、第1コネクタ本体18Eを構成する第1コネクタケース18Aと、第2コネクタケース18Bと、第3コネクタケース18Cと、を準備する。第1コネクタケース18Aの内視鏡用プロセッサ装置11の第2コネクタ12との接続面には、ライトガイド棒20と、送気口金21と、軸22と接続面から突出するように設けられている。また、第1コネクタケース18Aの内部であって、接続面に近い側に受電部36が配置される。受電部36は、第1コネクタケース18Aの内部に設けられたフレーム202に固定される。これにより、受電部36が、第1コネクタケース18Aの内部の空間に配置される。ここでフレーム202は金属製の枠である。受電部36として二次コイルを用いることができる。
受電部36にはケーブル204が接続されている。
送気管路208と、送気管路208からの分岐管路に接続された送気・送水コネクタ24と、分岐管路内に挿通される送水管路と送気管路で構成される送気・送水管路210とから構成される送気管路アセンブリが準備される。送気管路アセンブリが第1コネクタケース18Aに取り付けられる。送気管路208と送気口金21とが接続される。送気・送水コネクタ24が、第1コネクタケース18Aの側面に取り付けられる。送気・送水コネクタ24が第1コネクタケース18Aに配置され、送気管路208と送気・送水管路210とが、第1コネクタケース18Aの内部の空間に配置される。
第1コネクタケース18Aの送気・送水コネクタ24とは反対側の側面には、吸引コネクタ28が取り付けられる。吸引コネクタ28には、吸引管路212が取り付けられる。吸引コネクタ28が第1コネクタケース18Aに配置され、吸引管路212が第1コネクタケース18Aの内部の空間に配置される。
本実施の形態では、第2コネクタケース18Bには、バルーンコネクタ25が側面に取り付けられる。バルーンコネクタ25にバルーン管路214が取り付けられる。バルーン管路214が第2コネクタケース18Bの内部の空間に配置される。
第2コネクタケース18Bのバルーンコネクタ25とは反対側の側面には、副送水コネクタ29が取り付けられる。副送水コネクタ29には、副送水管路216が取り付けられる。副送水管路216が第2コネクタケース18Bの内部の空間に配置される。
本実施の形態では、第3コネクタケース18Cには、通気コネクタ26が側面に取り付けられる。第3コネクタケース18Cの通気コネクタ26とは反対側の側面には、Sコネクタ27が取り付けられる。
上述したように、第1コネクタケース18Aと、第2コネクタケース18Bと、第3コネクタケース18Cと、がそれぞれ準備される。図5に示すように、第1コネクタケース18Aと第2コネクタケース18Bとが接する部分が分割ラインL1となり、第2コネクタケース18Bと第3コネクタケース18Cとが接する部分が分割ラインL2となる。
次に、図6に示すように、第1コネクタケース18Aにベースフレーム220が挿入される。ベースフレーム220の一端が第1コネクタケース18Aに配置されたフレーム202に固定される。ベースフレーム220は、例えば金属製である。
画像信号送信部42と内視鏡側信号送受信部とが回路基板94に実装される。回路基板94には、画像信号送信部42と電気的に接続される画像信号ケーブル222が設けられ、また、内視鏡側信号送受信部50と電気的に接続される制御信号ケーブル224が設けられる。一つの回路基板94に画像信号送信部42と内視鏡側信号送受信部とを実装することにより、第1コネクタ18の内部に配置される部品点数を少なくすることができる。
回路基板94は、画像信号送信部42、および内視鏡側信号送受信部50を支持するための基材であって、画像信号送信部42、および内視鏡側信号送受信部50と電気的に接続するための配線を有する基材である。回路基板94として、リジッド基板、フレキシブル基板等を挙げることができる。回路基板94をフレーム202に固定することにより、画像信号送信部42、および内視鏡側信号送受信部50が第1コネクタケース18Aの内部の空間に配置される。画像信号送信部42は例えばIrDAであり、内視鏡側信号送受信部50はレーザー発光素子である。回路基板94を、画像信号送信部42を実装する回路基板、および内視鏡側信号送受信部50を実装する回路基板の別々の2個の回路基板とすることもできる。
なお、受電部36が、画像信号送信部42および内視鏡側信号送受信部50より、第2コネクタ12(不図示)に近い側、つまり第1コネクタケース18Aの接続面の側に配置される。受電部36を第2コネクタ12(不図示)に近くすることにより、効率的な受電が可能となる。
本実施の形態は、図6に示すように、第1コネクタケース18Aと第2コネクタケース18Bとの分割ラインL1は、側面から見て、矢印で示す第1コネクタ18と第2コネクタ12との挿入方向に対して傾斜する傾斜部分L1−1を含んでいる。ここで、第1コネクタ18と第2コネクタ12との挿入方向は、第1コネクタ18を第2コネクタ12に挿入する際の移動方向であり、ライトガイド棒20と概ね平行となる方向である。
第1コネクタケース18Aの一方側に、送気・送水コネクタ24、および吸引コネクタ28が配置され、第1コネクタケース18Aの他方側の空間内に受電部36、画像信号送信部42、および内視鏡側信号送受信部50が配置される。
ここで、側面から見てとは、挿入方向に対して垂直方向であって、一方側に、送気・送水コネクタ24、および吸引コネクタ28が、そして、他方側の空間内に受電部36、画像信号送信部42、および内視鏡側信号送受信部50が認識できる方向から見ることを意味する。
図6の実施の形態の分割ラインL1について説明する。送気・送水コネクタ24、および吸引コネクタ28が第1コネクタケース18Aに形成されている。すなわち、分割ラインL1は、一方側において、送気・送水コネクタ24、および吸引コネクタ28の位置に対して、第1コネクタケース18Aの接続面と反対側、すなわちユニバーサルコード17の側に位置している。
分割ラインL1は一方側から他方側に向けて、挿入方向に対して垂直である垂直部分L1−2を含んでいる。垂直部分L1−2に続いて、傾斜部分L1−1を含んでいる。この傾斜部分L1−1は、一方側から他方側に向けて第2コネクタ12(不図示)に近づくように、挿入方向に対して傾斜している。傾斜部分L1−1は、図では直線で示したが、例えば、階段状であっても良い。
さらに、分割ラインL1は、傾斜部分L1−1に続いて、挿入方向に対して垂直である垂直部分L1−3を含んでいる。分割ラインL1が、傾斜部分L1−1と、垂直部分L1−2、L1−3を含む場合を説明したが、これに限定されない。例えば、分割ラインL1が、傾斜部分L1−1のみを含む場合、複数の傾斜部分を含む場合であっても良い。
CPU等の電子デバイスを実装した回路基板226が固定される。回路基板226と制御信号ケーブル224とが、回路基板226の第1コネクタケース18Aの接続面に近い場所で、電気的に接続される。回路基板226が中継基板として使用される。
回路基板226と回路基板94を固定した状態で、制御信号ケーブル224が回路基板226に電気的に接続される。第1コネクタケース18Aの分割ラインL1が傾斜部分L1−1を有しているので、第1コネクタケース18Aは接続面に近い側で大きく開放した形状を有している。その結果、制御信号ケーブル224と回路基板226とがアクセス可能な状態となり、接続作業を容易に行うことができる。
また、回路基板226と回路基板94とを固定した状態で制御信号ケーブル224が回路基板226に電気的に接続されるので、制御信号ケーブル224を必要以上に長くしなくてもよい。つまり、余長処理が不要な状態で組立することが可能となる。
ケーブル204が、回路基板226における制御信号ケーブル224と接続される位置と反対側で、回路基板226と電気的に接続される。
次いで、回路基板226を固定した状態で、ユニバーサルコード17が、ベースフレーム220の他端に接続される。ユニバーサルコード17は、第2コネクタケース18B、第3コネクタケース18C、およびカバーゴム18Dの内部の空間を通過させている。
ユニバーサルコード17の内部に挿入された信号ケーブル230が、回路基板226と電気的に接続される。信号ケーブル230は、回路基板226の第1コネクタケース18Aの接続面に近い場所で、回路基板226と電気的に接続される。信号ケーブル230には、スイッチ、モータ、ズーム等の動作をさせるための信号が伝送される。
次いで、回路基板232が固定される。回路基板232ではFPGA(Field Programmable Gate Array)回路等の、プログラムが書き換え可能な論理デバイス(いわゆるProgrammable Logic Device)で構成される電子デバイスが実装されている。回路基板232は、内視鏡10において、感度ムラ補正や欠陥画素補正などの撮像部30の特性バラツキに関連する画像の補正を行なう。回路基板232が中継基板として使用される。
画像信号ケーブル222と回路基板232とが、回路基板232の第1コネクタケース18Aの接続面に近い場所で、電気的に接続される。
回路基板232と回路基板94とを固定した状態で、画像信号ケーブル222が回路基板232に電気的に接続される。第1コネクタケース18Aの分割ラインL1が傾斜部分L1−1を有しているので、第1コネクタケース18Aは接続面に近い側で大きく開放した形状を有している。その結果、画像信号ケーブル222と回路基板232とがアクセス可能な状態となり、接続作業を容易に行うことができる。
また、回路基板232と回路基板94を固定した状態で画像信号ケーブル222が回路基板232に電気的に接続されるので、画像信号ケーブル222を必要以上に長くしなくてもよい。つまり、余長処理が不要な状態で組立することが可能となる。
ユニバーサルコード17の内部に挿入された信号ケーブル234が、回路基板232と電気的に接続される。信号ケーブル234は、回路基板226の第1コネクタケース18Aの接続面に近い場所で、回路基板226と電気的に接続される。信号ケーブル234と回路基板232とはアクセス可能な状態であり、接続作業を容易に行うことができる。
なお、信号ケーブル234は挿入部13の長さの異なる内視鏡10に対応するため余長を持たせている。回路基板232の第1コネクタケース18Aの接続面に近い側で、クランプ部材236でクランプすることにより、信号ケーブル234の余長処理を行うことができる。
次に、図7に示すように、回路基板94を囲むようにシールドケース240が取り付けられ、回路基板232を囲むようにシールドケース242が固定される。
ライトガイド棒20にライトガイド52が接続される。送気・送水管路210にチューブ244が接続され、吸引管路212にチューブ246が接続される。
第1コネクタケース18Aの内部の空間での接続を終えると、第2コネクタケース18Bを第1コネクタケース18Aの側にスライドする。第1コネクタケース18Aと第2コネクタケース18Bとを組み合わせて、それらを接合する。
次いで、バルーン管路214にチューブ248が接続され、副送水管路216にチューブ250が接続される。第2コネクタケース18Bはユニバーサルコード17の側を開放した形状を有している。その結果、バルーン管路214および副送水管路216にアクセス可能な状態であり、チューブ248、250の接続作業を容易に行うことができる。
第2コネクタケース18Bの内部の空間での接続を終えると、第3コネクタケース18Cを第2コネクタケース18Bの側にスライドする。第2コネクタケース18Bと第3コネクタケース18Cとを組み合わせて、それらを接合する。最後にカバーゴム18Dで取り付けることで、第1コネクタ18を完成させる。
なお、組立時の作業と逆の作業とすることで、修理、よびメンテナンスを容易に行うことができる。
図7に示すように、第1コネクタ18は、第2コネクタ12(不図示)の側から他方側(ユニバーサルコード17側)に向けて縮径部18Fを有している。ここで、縮径部18Fとは、第1コネクタ18において、第2コネクタ12の側よりも外周長さが漸次短くなる部分を意味する。本実施の形態では、第2コネクタケース18Bと第3コネクタケース18Cとが縮径部18Fを有している。第1コネクタ18が縮径部18Fを有しているので、第1コネクタ18の形状は作業者が手で握りやすい形状となる。
また、分割ラインL1は第2コネクタケース18Bの縮径部18Fより第2コネクタの側に形成されていることが好ましい。つまり、分割ラインL1は縮径部18Fには形成されていない。型を用いて第1コネクタケース18Aを成形する場合、縮径部18Fに分割ラインL1を位置させてしまうと、第1コネクタケース18Aを型から抜くのが難しくなるからである。
本実施の形態では、第2コネクタケース18Bがバルーンコネクタ25と副送水コネクタ29を備えているが、これに限定されない。例えば、バルーンコネクタ25と副送水コネクタ29とを必要としない内視鏡システム2においては、第2コネクタケース18Bが通気コネクタ26およびSコネクタ27の少なくとも一方を有していても良い。
2…内視鏡システム、10…内視鏡、11…内視鏡用プロセッサ装置、12…第2コネクタ、13…挿入部、14…先端部、15…操作部、17…ユニバーサルコード、18…第1コネクタ、18A…第1コネクタケース、18B…第2コネクタケース、18C…第3コネクタケース、18D…カバーゴム、18E…第1コネクタ本体、18F…縮径部、20…ライトガイド棒、22…軸、24…送気・送水コネクタ、25…バルーンコネクタ、26…通気コネクタ、27…Sコネクタ、28…吸引コネクタ、29副送水コネクタ、30…撮像部、36…受電部、42…画像信号送信部、50…内視鏡側信号送受信部、52…ライトガイド、62…給電部、64…画像信号受信部、66…プロセッサ装置側信号送受信部、94…回路基板

Claims (14)

  1. 先端部に設けられた撮像部と、前記先端部に光を伝送するライトガイドと、内視鏡用プロセッサ装置の第2コネクタと接続され、前記撮像部を駆動するため前記内視鏡用プロセッサ装置との間で非接触での受電、制御信号通信および画像信号通信を行う第1コネクタと、を有し、前記第1コネクタは空間を有し、前記空間に配置された、給電部から非接触で受電する受電部と、前記撮像部の画像信号を非接触で送信する画像信号送信部と、前記撮像部を制御する制御信号を非接触で送受信する内視鏡側信号送受信部と、を有する内視鏡であって、
    前記第1コネクタは、前記第2コネクタの側から順に配置された第1コネクタケースと第2コネクタケースとを含み、前記第1コネクタケースと前記第2コネクタケースとは相互に分離可能であり、前記第1コネクタケースと前記第2コネクタケースとは分割ラインで相互に接合され前記分割ラインが前記第1コネクタと前記第2コネクタとの挿入方向に対して傾斜する傾斜部分を含み、
    前記第2コネクタケースは副送水コネクタ、およびバルーンコネクタの少なくとも一方を有し、
    前記第1コネクタは、前記第2コネクタケースに対して前記第1コネクタケースと反対側に配置された第3コネクタケースを備え、前記第3コネクタケースはSコネクタおよび通気コネクタの少なくとも一方を有する内視鏡。
  2. 前記分割ラインが、前記挿入方向に対して垂直である垂直部分を含んでいる請求項1に記載の内視鏡。
  3. 前記第1コネクタケースの一方側に送気送水コネクタおよび吸引コネクタが配置され、
    前記第1コネクタケースの他方側の空間内に前記受電部、前記画像信号送信部および前記内視鏡側信号送受信部が配置され、
    前記分割ラインの傾斜部分は前記一方側から前記他方側に向けて、前記第2コネクタの側に近づく請求項1又は2に記載の内視鏡。
  4. 前記第1コネクタは、前記第2コネクタの側から他方側に向けて縮径部を有する請求項1から3の何れか一項に記載の内視鏡。
  5. 前記分割ラインが前記縮径部より前記第2コネクタの側に形成されている請求項4に記載の内視鏡。
  6. 前記給電部は電源に接続された一次コイルであり、前記受電部は、前記一次コイルに電磁結合された二次コイルである請求項1から5の何れか一項に記載の内視鏡。
  7. 前記受電部が、前記画像信号送信部および前記内視鏡側信号送受信部より、前記第2コネクタに近い側に配置される請求項1から6の何れか一項に記載の内視鏡。
  8. 前記画像信号送信部および前記内視鏡側信号送受信部を実装する回路基板を備える請求項1から7の何れか一項に記載の内視鏡。
  9. 先端部に設けられた撮像部と、前記先端部に光を伝送するライトガイドと、内視鏡用プロセッサ装置の第2コネクタと接続され、前記撮像部を駆動するため前記内視鏡用プロセッサ装置との間で非接触での受電、制御信号通信および画像信号通信を行う第1コネクタと、を有し、前記第1コネクタは空間を有し、前記空間に配置された、給電部から非接触で受電する受電部と、前記撮像部の画像信号を非接触で送信する画像信号送信部と、前記撮像部を制御する制御信号を非接触で送受信する内視鏡側信号送受信部と、を有する内視鏡であって、
    前記第1コネクタは、前記第2コネクタの側から順に配置された第1コネクタケースと第2コネクタケースとを含み、前記第1コネクタケースと前記第2コネクタケースとは相互に分離可能であり、前記第1コネクタケースと前記第2コネクタケースとは分割ラインで相互に接合され前記分割ラインが前記第1コネクタと前記第2コネクタとの挿入方向に対して傾斜する傾斜部分を含み、
    前記第1コネクタは、前記第2コネクタの側から他方側に向けて縮径部を有する内視鏡。
  10. 先端部に設けられた撮像部と、前記先端部に光を伝送するライトガイドと、内視鏡用プロセッサ装置の第2コネクタと接続され、前記撮像部を駆動するため前記内視鏡用プロセッサ装置との間で非接触での受電、制御信号通信および画像信号通信を行う第1コネクタと、を有し、前記第1コネクタは空間を有し、前記空間に配置された、給電部から非接触で受電する受電部と、前記撮像部の画像信号を非接触で送信する画像信号送信部と、前記撮像部を制御する制御信号を非接触で送受信する内視鏡側信号送受信部と、を有する内視鏡であって、
    前記第1コネクタは、前記第2コネクタの側から順に配置された第1コネクタケースと第2コネクタケースとを含み、前記第1コネクタケースと前記第2コネクタケースとは相互に分離可能であり、前記第1コネクタケースと前記第2コネクタケースとは分割ラインで相互に接合され前記分割ラインが前記第1コネクタと前記第2コネクタとの挿入方向に対して傾斜する傾斜部分を含み、
    前記受電部が、前記画像信号送信部および前記内視鏡側信号送受信部より、前記第2コネクタに近い側に配置される内視鏡。
  11. 前記分割ラインが、前記挿入方向に対して垂直である垂直部分を含んでいる請求項9又は10に記載の内視鏡。
  12. 前記第1コネクタケースの一方側に送気送水コネクタおよび吸引コネクタが配置され、
    前記第1コネクタケースの他方側の空間内に前記受電部、前記画像信号送信部および前記内視鏡側信号送受信部が配置され、
    前記分割ラインの傾斜部分は前記一方側から前記他方側に向けて、前記第2コネクタの側に近づく請求項9から11の何れか一項に記載の内視鏡。
  13. 前記第2コネクタケースは副送水コネクタ、およびバルーンコネクタの少なくとも一方を有する請求項9から12の何れか一項に記載の内視鏡。
  14. 前記第2コネクタケースは通気コネクタ、およびSコネクタの少なくとも一方を有する請求項9から12の何れか一項に記載の内視鏡。
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