以下、本実施の形態について図面を参照して説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、第1の実施の形態の表示システムの構成例および処理例を示す図である。表示システムは、表示装置10および情報処理装置20を有する。
表示装置10は、情報処理装置20から入力された画像信号に基づいて画像を表示する装置である。表示装置10は、コネクタ11および制御部12を有する。
コネクタ11には、信号線3が接続される。信号線3は、情報処理装置20の電源状態を変更するための電源制御信号を、情報処理装置20に出力するためのものである。表示装置10がどのような場合に電源制御信号を出力するかは特に限定されないが、例えば、表示装置10が備える電源スイッチ(図示せず)が操作されたときに、信号線3を通じて電源制御信号が出力される。
制御部12は、コネクタ11に対する信号線3の接続を検知したとき、表示装置10の電源状態を情報処理装置20の電源状態に基づいて変更する。電源状態とは、装置内での電源供給の状態を示す。なお、制御部12は、例えば、情報処理装置20と接続する映像信号ケーブルを通じた入力信号に基づいて、情報処理装置20の電源状態を判別する。
これにより、情報処理装置20との連動性が向上し、表示装置10のユーザの操作性が高まる。
例えば、図1に示すように、表示装置10の電源状態は“電源オフ”であり、情報処理装置20の電源状態は“電源オン”であるとする。なお、ここで言う“電源オフ”とは、少なくとも制御部12の処理を実行するハードウェアには電源が供給されている状態である。また、表示装置10には、信号線3が接続されていないものとする。
この状態で、制御部12は、コネクタ11への信号線3の接続を検知する(ステップS1)。すると、制御部12は、表示装置10の電源状態を、情報処理装置20の電源状態に基づいて、例えば“電源オン”に変更する(ステップS2)。この場合、表示装置10は、例えば、情報処理装置20からの画像信号に基づく画像の表示を開始する。
表示装置10に信号線3が接続されることで、情報処理装置20の電源状態を表示装置10側から制御できる状態になる。本実施の形態では、これに加えて、表示装置10の電源状態が情報処理装置20の電源状態に基づいて自動的に変更される。
ユーザは、信号線3を表示装置10に接続することで、情報処理装置20の電源状態を表示装置10側から制御できる状態になることを認識できると考えられる。このような状態において、表示装置10の電源状態が情報処理装置20の電源状態に基づく状態に変更されることで、表示装置10の電源状態がユーザが期待する状態になる可能性が高まる。従って、表示装置10と情報処理装置20との連動性が向上する結果、表示装置10のユーザの使い勝手を良くすることができる。
[第2の実施の形態]
図2は、第2の実施の形態の表示システムの構成例を示す図である。
図2に示すモニタ装置100は、ディスプレイ101、発光ランプ102、電源ボタン103および電源コンセント104を有する。また、モニタ装置100には、制御信号ケーブル31および映像信号ケーブル32を接続可能になっている。
モニタ装置100は、外部の情報処理装置から出力された映像信号を映像信号ケーブル32を介して受信し、その映像信号に基づいて画像をディスプレイ101に表示する。ディスプレイ101は、例えば、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)や有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等の表示デバイスである。
映像信号ケーブル32は、例えば、VGA(Video Graphics Array)やDVI(Digital Visual Interface)等の映像信号伝送用の規格に準拠したケーブルである。また、映像信号ケーブル32は、DDC(Display Data Channel)規格に基づく信号を伝送することが可能になっている。
発光ランプ102は、電源状態や動作モードをユーザに通知するために設けられたものであり、例えば、LED(Light Emitting Diode)が使用される。電源ボタン103は、電源状態を切り替えるためにユーザが操作するボタンスイッチである。電源コンセント104は、モニタ装置100が駆動電力の供給を受けるための端子である。
また、モニタ装置100は、接続された情報処理装置と連動する機能を有する。この連動機能に関し、モニタ装置100は、連動モードと非連動モードのいずれかの動作モードで動作する。
連動モードは、モニタ装置100と、接続された情報処理装置とが連動する動作モードである。モニタ装置100は、モニタ装置100と連動することが可能な情報処理装置と接続された場合にのみ、連動モードで動作することが可能である。また、モニタ装置100と連動することが可能な情報処理装置との間では、映像信号ケーブル32だけでなく、制御信号ケーブル31も接続可能である。
図2に示す情報処理装置200は、モニタ装置100と連動することが可能な装置であり、映像信号ケーブル32および制御信号ケーブル31を介してモニタ装置100と接続されている。情報処理装置200は、情報処理装置200自身の電源状態を切り替えるためにユーザが操作する電源ボタン201を備える。
モニタ装置100が連動モードで動作するとき、モニタ装置100の電源ボタン103を用いて、接続された情報処理装置200の電源状態が制御される。電源状態とは、例えば、装置が通常運用されている状態(通常運用状態)や装置が電源を消費しない状態(シャットダウン状態)等、装置内での電源供給の状態を示す。連動モードにおいては、モニタ装置100の電源ボタン103が操作されたとき、接続された情報処理装置200の電源状態は、情報処理装置200の電源ボタン201が操作されたときと同様に制御される。
さらに、モニタ装置100が連動モードで動作するとき、モニタ装置100の電源状態は、映像信号ケーブル32を通じた受信信号に基づき、接続された情報処理装置200の電源状態に応じて変化する。すなわち、連動モードにおいては、モニタ装置100の電源ボタン103が押下されたとき、接続された情報処理装置200の電源状態が変化するとともに、その変化に応じてモニタ装置100の電源状態も変化する。
一方、モニタ装置100が非連動モードで動作するとき、モニタ装置100は、接続された情報処理装置とは独立して動作する。非連動モードでは、モニタ装置100の電源ボタン103が押下されたとき、モニタ装置100の電源状態が、接続された情報処理装置の電源状態とは関係なく変化する。換言すると、非連動モードでは、モニタ装置100の電源ボタン103は、モニタ装置100の制御のためにのみ使用される。
モニタ装置100の発光ランプ102は、モニタ装置100の電源状態および動作モードが識別可能なように点灯する。本実施の形態では、例として、それぞれ緑色、橙色、青色、赤色に点灯する4つの発光ランプ102が設けられており、これらの発光ランプ102の点灯/消灯の組み合わせによって、モニタ装置100の電源状態および動作モードが識別される。
制御信号ケーブル31は、モニタ装置100から出力される電源制御信号を伝送するための制御信号線を含む。電源制御信号は、モニタ装置100の電源ボタン103が操作されたときに、接続された情報処理装置200の電源状態の変更を要求するための信号である。また、この制御信号線は、情報処理装置200から出力される連動信号の伝送にも兼用される。連動信号は、情報処理装置200が、接続されたモニタ装置100と連動する状態であることを通知する信号である。
本実施の形態では、例として、上記の制御信号線としてPS/2ケーブルにおける未使用の信号線が用いられる。未使用の信号線としては、PS/2コネクタにおける6番ピンを結線する信号線を用いることができる。この場合、制御信号ケーブル31として、PS/2ケーブルから6番ピン用の信号線およびグランド線を分岐したケーブルを使用することができる。例えば、情報処理装置200のPS/2コネクタに接続したPS/2ケーブルの他端を分岐し、分岐した一方をキーボード等の入力デバイスに接続し、他方をモニタ装置100に接続することができる。
なお、図2に示す情報処理装置200は、例として、情報処理装置200が電力の供給を受けるための電源コンセント202だけでなく、接続されたモニタ装置100に電力を供給するための給電部203も有している。モニタ装置100は、情報処理装置200の給電部203から電力の供給を受けて動作することが可能である。ただし、これに限らず、モニタ装置100は、外部の電源コンセント等、情報処理装置200以外の給電部から電力の供給を受けて動作することも可能である。また、モニタ装置100と連動可能な情報処理装置200も、モニタ装置100に電力を供給するための給電部203を必ずしも有している必要はない。
図3は、モニタ装置のハードウェア構成例を示す図である。モニタ装置100は、電源部110およびスケーラ部120を有する。スケーラ部120は、プロセッサ121、RAM(Random Access Memory)122、ROM(Read Only Memory)123、タイマ124、入力ポート125a,125b,125c、出力ポート126a,126bおよび表示制御部127を有する。
電源部110は、モニタ装置100の内部に電力を供給する。電源部110は、電源回路111および電源制御部112を有する。
電源回路111は、スケーラ部120、電源制御部112等に接続している。電源回路111は、電源コンセント104から供給される交流電力を直流電力に変換して、接続している各装置に供給する。電源コンセント104から電源回路111へ電力が供給されている状態では、スケーラ部120にも電源電圧が供給されて、スケーラ部120は動作状態となる。
電源制御部112は、ディスプレイ101への電力の供給を制御する。電源制御部112は、スケーラ部120の出力ポート126aから出力される制御信号47に基づいて、ディスプレイ101に電力を供給するか判定する。
スケーラ部120において、プロセッサ121は、モニタ装置100全体を統括的に制御する制御回路である。プロセッサ121は、図示しないバスを介して、スケーラ部120内のRAM122、ROM123、タイマ124、入力ポート125a,125b,125c、出力ポート126a,126bおよび表示制御部127と接続されている。
プロセッサ121は、プログラムの命令を実行する演算器を含み、ROM123に記憶されているプログラムやデータの少なくとも一部をRAM122にロードしてプログラムを実行する。
なお、プロセッサ121には、CPU(Central Processing Unit)やDSP(Digital Signal Processor)等を用いてもよい。また、プロセッサ121は複数のプロセッサコアを備えてもよい。また、モニタ装置100は、複数のプロセッサを備えてもよい。また、モニタ装置100は、複数のプロセッサまたは複数のプロセッサコアを用いて並列処理を行ってもよい。また、2以上のプロセッサの集合、FPGA(Field Programmable Gate Array)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)等の専用回路、2以上の専用回路の集合、プロセッサと専用回路の組み合わせ等を「プロセッサ」と呼んでもよい。
RAM122は、プロセッサ121が実行するプログラムやプログラムの実行に必要なデータを一時的に記憶する揮発性メモリである。なお、スケーラ部120は、RAM122以外の種類のメモリを備えてもよく、複数個の揮発性メモリを備えてもよい。
ROM123は、OS(Operating System)プログラム、ファームウェア、アプリケーションソフトウェア等のプログラムおよびデータを記憶する不揮発性の記憶装置である。なお、スケーラ部120は、フラッシュメモリ等の他の種類の記憶装置を備えてもよく、複数個の不揮発性の記憶装置を備えてもよい。また、ROM123の記憶領域には、例えば、フラッシュROM等による書き替え可能な不揮発性の記憶領域が含まれるものとする。
タイマ124は、一定周期でタイマ割込を発生させるタイマ装置である。
入力ポート125aは、連動信号の有無をプロセッサ121に通知する。入力ポート125aは、遅延回路128と接続している。入力ポート125aは、遅延回路128から出力されるPSSW信号44がHIGHレベルの状態を、連動信号の入力として検知する。
入力ポート125bは、XPOW信号45の入力を受けて、電源ボタン103の押下の有無をプロセッサ121へ通知する。XPOW信号45の電圧がHIGHレベルからLOWレベルに切り替わったとき、電源ボタン103が押下されたと判定される。
入力ポート125cは、映像信号ケーブル32の信号線のうち、DDC電圧線32bと接続される。DDC電圧線32bは、DDC規格においてDDC信号を伝送するために必要とされる5Vの駆動電圧(DDC電圧)が印加される信号線である。入力ポート125cは、DDC電圧の入力の有無をプロセッサ121へ通知する。なお、DDC信号とは、モニタ装置100の型番、ベンダ名、解像度等、モニタ装置100の固有の情報を情報処理装置に通知するための信号である。
出力ポート126aは、プロセッサ121からの命令により、ディスプレイ101に電源を供給するか否かを示す制御信号47を電源制御部112へ出力する。
出力ポート126bは、プロセッサ121からの命令により、4つの発光ランプ(LED)102それぞれを点灯させるための制御信号(駆動電圧)を出力する。各発光ランプ102の色は、緑色、橙色、青色および赤色とする。
表示制御部127は、映像信号ケーブル32の信号線のうち、ビデオ信号線32aと接続される。ビデオ信号線32aは、RGB(Red Green Blue)信号等のビデオ信号が伝送される信号線である。表示制御部127は、ビデオ信号線32aから入力されたビデオ信号に基づく画像信号をディスプレイ101へ出力する。また、表示制御部127は、ビデオ信号の入力の有無をプロセッサ121に通知する。
また、モニタ装置100は、ベース接地回路130、電源スイッチ103a、コネクタ136および前述の遅延回路128を有する。
ベース接地回路130は、トランジスタ131および抵抗132〜134を有する。トランジスタ131は、NPN型のバイポーラトランジスタである。トランジスタ131のベースには、抵抗132を介して電源回路111からの電源電圧が供給され、トランジスタ131のコレクタには、抵抗133を介して電源回路111からの電源電圧が供給される。また、トランジスタ131のコレクタは入力ポート125cに接続され、コレクタから入力ポート125bへの出力信号がXPOW信号45となる。また、トランジスタ131のエミッタは、抵抗134を介してグランド(GND)に接続される。
電源スイッチ103aは、電源ボタン103と連動するパッシブなスイッチ回路である。電源スイッチ103aの一方の端子は、トランジスタ131のエミッタに接続されており、他方の端子はグランドに接続されている。
電源ボタン103が押下されていないとき、電源スイッチ103aは開放状態となる。このとき、トランジスタ131のコレクタの電圧は電源回路111からの電源電圧によってプルアップされ、入力ポート125bに入力されるXPOW信号45はHIGHレベルとなる。一方、電源ボタン103が押下されると、電源スイッチ103aはトランジスタ131のエミッタをグランドに導通させる。このとき、トランジスタ131のコレクタの電圧が低下し、入力ポート125bに入力されるXPOW信号45はLOWレベルとなる。すなわち、電源ボタン103が押下されると、XPOW信号45はHIGHレベルからLOWレベルに変化し、これにより電源ボタン103が押下されたことがプロセッサ121に通知される。
コネクタ136には、制御信号ケーブル31の制御信号線31aおよびグランド線(図示せず)が接続される。制御信号線31aは、PS/2コネクタ規格における6番ピンに接続される信号線である。コネクタ136に制御信号ケーブル31が接続されると、制御信号線31aは、遅延回路128およびダイオード135のアノードに接続される。なお、ダイオード135のカソードは、トランジスタ131のエミッタに接続されている。
ここで、遅延回路128およびダイオード135に接続するコネクタ136の端子を、「制御信号端子136a」とする。コネクタ136に制御信号ケーブル31が接続されているとき、コネクタ136は制御信号端子136aを制御信号線31aに接続する。一方、コネクタ136に制御信号ケーブル31が接続されていないとき、コネクタ136は制御信号端子136aをグランドに接続する。
前述のように、制御信号線31aには、モニタ装置100から情報処理装置200への電源制御信号と、情報処理装置200からモニタ装置100への連動信号とが伝送される。連動信号は、接続された情報処理装置200が制御信号線31aの電圧をHIGHレベルにする信号として伝達される。この連動信号は、PCSUS信号として遅延回路128に入力される。また、電源制御信号は、モニタ装置100が制御信号線31aの電圧をHIGHレベルから一時的にLOWレベルに変化させる信号として伝達される。
コネクタ136に制御信号ケーブル31が接続され、接続先の情報処理装置200によって制御信号線31aの電圧がHIGHレベルとされている状態では、電源ボタン103が押下されて電源スイッチ103aが導通すると、制御信号端子136aおよび制御信号線31aの電圧がLOWレベルに変化する。この後、電源ボタン103の押下が終了して電源スイッチ103aが開放状態になると、制御信号端子136aおよび制御信号線31aの電圧がHIGHレベルに変化する。このような制御信号線31aの電圧変化により、モニタ装置100から接続先の情報処理装置200に対して、電源状態の変更指示が伝達される。
また、コネクタ136に制御信号ケーブル31が接続されているが、接続先の情報処理装置200によって制御信号線31aの電圧がLOWレベルとされている状態では、電源ボタン103が押下されても、制御信号線31aの電圧はLOWのままとなる。この状態では、モニタ装置100から接続先の情報処理装置200に対して、電源状態の変更指示が伝達されない。
このように、情報処理装置200は、制御信号ケーブル31を介してモニタ装置100と接続された状態でも、制御信号線31aをLOWレベルとすることで、モニタ装置100から電源制御信号を受信せず、モニタ装置100の電源ボタン103を用いて制御されない状態をつくり出すことができる。
なお、コネクタ136に制御信号ケーブル31が接続されていない状態では、モニタ装置100からの電源制御信号が接続先の情報処理装置に伝達されないことは言うまでもない。
制御信号端子136aの電圧は、PCSUS信号43aとして遅延回路128に入力される。遅延回路128は、電源回路111からの電源電圧によって動作し、入力されるPCSUS信号43aの立ち下がりタイミングを所定時間(例えば、100ミリ秒)遅延させる。遅延回路128からの出力信号は、PSSW信号44として入力ポート125aに入力される。
PSSW信号44は、制御信号線31aの電圧を検知するための信号である。制御信号線31aの電圧がHIGHレベルの状態において、電源ボタン103が押下されると、制御信号線31aの電圧はLOWレベルに低下する。しかしながら、遅延回路128によって制御信号線31aの電圧、すなわちPCSUS信号43aの電圧の立ち下がりタイミングが遅延されることで、プロセッサ121は電源ボタン103が押下されたとき、PSSW信号44に基づいて、電源ボタン103が押下される直前において制御信号線31aの電圧がHIGHレベルだったことを認識することができる。
なお、制御信号端子136aの電圧がLOWレベルになった場合でも、ダイオード135の作用によりトランジスタ131のエミッタ電圧はグランドレベルにはならない。従って、制御信号ケーブル31がコネクタ136に接続されていない状態、および、制御信号ケーブル31がコネクタ136に接続されているが、制御信号線31aの電圧がLOWレベルである状態でも、プロセッサ121はXPOW信号45に基づいて電源ボタン103の押下を検知することができる。すなわち、これらの状態では、モニタ装置100の電源ボタン103を、モニタ装置100の電源状態を変更するためのボタンとして使用することができる。
図4は、情報処理装置のハードウェア構成例を示す図である。情報処理装置200は、電源部210、プロセッサ221、RAM222、ROM223、タイマ224、入力ポート225、出力ポート226a,226b,226cおよび表示制御部227を有する。プロセッサ221、RAM222、ROM223、タイマ224、入力ポート225、および出力ポート226a,226b,226cは、図示しないバスにより互いに接続されている。
電源部210は、電源回路211および電源制御部212を有する。
電源回路211は、電源制御部212、プロセッサ221、RAM222、ROM223、タイマ224、入力ポート225、出力ポート226a,226b,226c、表示制御部227等に接続している。電源回路211は、電源コンセント202から供給される交流電力を直流電力に変換して、接続している各装置に供給する。
電源制御部212は、給電部203への電力の供給を制御する。電源制御部212は、出力ポート226aから出力された制御信号に基づいて、給電部203に電力を供給するか判定する。
プロセッサ221は、情報処理装置200全体を統括的に制御する制御回路である。プロセッサ221、RAM222、ROM223、タイマ224は、前述のプロセッサ121、RAM122、ROM123、タイマ124と同様の動作を行うので、ここでは説明を省略する。
入力ポート225には、電源ボタン201の押下を検知するための検知信号225aが入力される。後述するように、検知信号225aは、電源ボタン201の押下だけでなく、モニタ装置100の電源ボタン103の押下を検知するためにも使用される。
出力ポート226aは、給電部203に電力を供給するかを示す信号を電源制御部212に出力する。
出力ポート226bは、表示制御部227に接続されている。表示制御部227は、映像信号ケーブル32を通じてモニタ装置100に対してビデオ信号やDDC信号、DDC電圧等を出力する。出力ポート226bは、例えば、プロセッサ221からの制御の下で、表示制御部227にビデオ信号やDDC信号を出力させるとともに、ビデオ信号やDDC電圧の出力の可否を制御する。
出力ポート226cは、プロセッサ221からの指示に応じて、モニタ装置100と連動するか否かを示すEN信号231aを出力する。EN信号231aは、制御信号線31aの電圧(後述するPCSUS信号43bの電圧)を制御するための信号となる。
また、情報処理装置200は、ベース接地回路230、電源スイッチ201aおよびコネクタ234を有する。
ベース接地回路230は、トランジスタ231および抵抗232,233を有する。トランジスタ231は、NPN型のバイポーラトランジスタである。トランジスタ231のベースには、抵抗232を介して電源回路211からの電源電圧が供給される。また、トランジスタ231のベースは、出力ポート226cにも接続されている。
トランジスタ231のコレクタには、抵抗233を介して電源回路211からの電源電圧が供給される。また、トランジスタ231のコレクタは入力ポート225に接続され、コレクタから入力ポート225への出力信号が検知信号225aとなる。
電源スイッチ201aの一方の端子は、トランジスタ231のコレクタに接続されており、他方の端子はグランドに接続されている。電源スイッチ201aは電源ボタン201と連動するスイッチである。
コネクタ234には、制御信号ケーブル31の制御信号線31aおよびグランド線(図示せず)が接続される。前述のように、制御信号線31aは、PS/2コネクタ規格における6番ピンに接続される信号線である。コネクタ234に制御信号ケーブル31が接続されると、制御信号線31aは、トランジスタ231のエミッタに接続される。
PCSUS信号43bは、トランジスタ231のエミッタから制御信号線31aに出力される信号である。PCSUS信号43bは、前述の連動信号に対応する。なお、制御信号ケーブル31を介してモニタ装置100と接続されているとき、PCSUS信号43bの電圧はモニタ装置100側のPCSUS信号43aと同じになる。
以下、ベース接地回路230およびその周辺の動作について説明する。
電源スイッチ201aが開放状態であるとき、出力ポート226cからのEN信号231aの電圧に関係なく、トランジスタ231のコレクタ電圧は、電源回路211からの電源電圧によってプルアップされる。このとき、入力ポート225に入力される検知信号225aはHIGHレベルとなる。この状態から、電源ボタン201が押下されて、電源スイッチ201aが導通状態となると、トランジスタ231のコレクタ電圧が低下し、検知信号225aがLOWレベルに変化する。すなわち、電源ボタン201が押下されると、検知信号225aはHIGHレベルからLOWレベルに変化し、これにより電源ボタン201が押下されたことがプロセッサ221に通知される。
また、EN信号231aがHIGHレベルのとき、PCSUS信号43bがHIGHレベルとなり、制御信号線31aの電圧もHIGHレベルとなる。この状態で、モニタ装置100の電源ボタン103が押下されると、制御信号線31aおよびPCSUS信号43bの電圧がLOWレベルになる。このとき、検知信号225aはHIGHレベルからLOWレベルに変化する。このような電圧変化により、モニタ装置100からの電源状態の変更指示が情報処理装置200のプロセッサ221に伝達される。
一方、EN信号231aがLOWレベル(グランドレベル)のとき、PCSUS信号43bがLOWレベルとなり、制御信号線31aの電圧もLOWレベルとなる。この状態では、モニタ装置100の電源ボタン103が押下されたとしても、制御信号線31aおよびPCSUS信号43bの電圧はLOWレベルのままであり、検知信号225aはHIGHレベルのまま変化しない。すなわち、EN信号231aがLOWレベルのとき、モニタ装置100からの電源状態の変更指示は情報処理装置200のプロセッサ221に伝達されない。プロセッサ221は、EN信号231aの電圧設定により、制御信号ケーブル31を介してモニタ装置100と接続された状態において、情報処理装置200の電源状態をモニタ装置100の電源ボタン103に連動させるか否かを制御することができる。
図5は、モニタ装置および情報処理装置の機能例を示すブロック図である。
モニタ装置100は、モニタ状態記憶部140、連動信号検知部150およびモニタ状態制御部160を有する。モニタ状態記憶部140は、例えば、フラッシュROM等による不揮発性記憶領域として実現される。連動信号検知部150およびモニタ状態制御部160の処理は、例えば、モニタ装置100のプロセッサ121が所定のプログラムを実行することによって実現される。
モニタ状態記憶部140は、モニタ装置100の状態を記憶する。モニタ装置100の状態とは、例えば、モニタの電源に応じて点灯させる発光ランプ102や、モニタに供給される電力の状態等である。
連動信号検知部150は、PSSW信号44に基づいて、制御信号ケーブル31を経由して情報処理装置から入力される連動信号を検知し、その検知結果をモニタ状態制御部160に通知する。
モニタ状態制御部160は、映像信号ケーブル32を経由して情報処理装置200から入力されるビデオ信号およびDDC電圧と、電源ボタン103の押下に応じて入力されるXPOW信号45と、連動信号検知部150による連動信号の検知結果とに基づいて、モニタ装置100の状態を遷移させる。
また、図5に示す情報処理装置200は、前述のように、モニタ装置100と連動することが可能な情報処理装置である。情報処理装置200は、連動信号出力部240および電源状態制御部250を有する。連動信号出力部240および電源状態制御部250の処理は、例えば、情報処理装置200のプロセッサ221が所定のプログラムを実行することによって実現される。
連動信号出力部240は、EN信号231aをHIGHレベルにすることにより、制御信号ケーブル31を経由して、連動信号をモニタ装置100へ出力する。
電源状態制御部250は、情報処理装置200の電源ボタン201の押下に応じて、あるいは、モニタ装置100の電源ボタン103の押下に応じて出力される電源制御信号に応じて、情報処理装置200の電源状態を変更する。電源状態の変更に応じて、映像信号ケーブル32を介して伝送されるビデオ信号およびDDC電圧の出力の有無が制御される。なお、電源状態制御部250は、連動信号が出力されている場合にのみ、モニタ装置100からの電源制御信号に応じた制御を行う。
次に、図6〜図9では、制御信号ケーブル31の接続状態や、電源ボタン103への操作による、PCSUS信号43a、PSSW信号44およびXPOW信号45の電圧の状態と、動作モードの遷移について説明する。
図6は、ケーブルの接続状態の切り替え時における信号の状態の例を示す第1の図である。図6では、モニタ装置100の電源がオンの状態かつ、制御信号ケーブル31を接続、非接続、接続の順に状態が遷移した場合における、PCSUS信号43a、PSSW信号44およびXPOW信号45の電圧の状態を示す。
制御信号ケーブル31が接続され、情報処理装置200の連動信号出力部240により制御信号線31aの電圧がHIGHレベルとされているとき、PCSUS信号43a、PSSW信号44およびXPOW信号45の電圧は、いずれも、HIGHレベルである。PSSW信号44がHIGHレベルの状態では、モニタ状態制御部160は、モニタ装置100の動作モードを連動モードに設定する。
その状態で制御信号ケーブル31が接続されなくなったとき(例えば、制御信号ケーブル31がモニタ装置100から抜かれたとき)、PCSUS信号43aの電圧は、HIGHレベルからLOWレベルに遷移する。また、PSSW信号44の電圧は、HIGHレベルからLOWレベルに遷移する。このとき、PSSW信号44の電圧の遷移は、PCSUS信号43が遅延回路128を経由することで、PCSUS信号43aの電圧がLOWレベルに遷移した時点から所定時間(例えば、100ミリ秒)遅延する。PSSW信号44がLOWレベルとなることで、モニタ状態制御部160は、モニタ装置100の動作モードを非連動モードに変更する。また、XPOW信号45の電圧は、制御信号ケーブル31の接続状態により影響を受けないため、HIGHレベルのままとなる。
その状態で制御信号ケーブル31が接続されたとき、PCSUS信号43aの電圧は、LOWレベルからHIGHレベルに遷移する。また、PSSW信号44の電圧は、LOWレベルからHIGHレベルに遷移する。これにより、モニタ状態制御部160は、モニタ装置100の動作モードを連動モードに変更する。XPOW信号45の電圧は、同様に、HIGHレベルのままとなる。
図7は、ケーブルの接続状態の切り替え時における信号の状態の例を示す第2の図である。図7では、モニタ装置100の電源がオンの状態かつ、制御信号ケーブル31を非接続、接続、非接続の順に状態が遷移した場合における、PCSUS信号43a、PSSW信号44およびXPOW信号45の電圧の状態を示す。
制御信号ケーブル31が接続されていないとき、PCSUS信号43aおよびPSSW信号44の電圧は、いずれも、LOWレベルである。この状態では、モニタ状態制御部160は、モニタ装置100の動作モードを非連動モードに設定する。また、XPOW信号45の電圧は、HIGHレベルである。
その状態で制御信号ケーブル31が接続されたとき、PCSUS信号43aの電圧は、LOWレベルからHIGHレベルに遷移する。ただし、制御信号線31aの電圧がHIGHレベルであったものとする。また、PSSW信号44の電圧は、LOWレベルからHIGHレベルに遷移する。これにより、モニタ状態制御部160は、モニタ装置100の動作モードを連動モードに変更する。XPOW信号45の電圧は、図6の説明と同様に、HIGHレベルのままとなる。
その状態で制御信号ケーブル31が接続されなくなったとき、PCSUS信号43aの電圧は、HIGHレベルからLOWレベルに遷移する。また、PSSW信号44の電圧は、HIGHレベルからLOWレベルに遷移する。このとき、PSSW信号44の電圧の遷移は、図6で説明したように、PCSUS信号43aの電圧がLOWレベルに遷移した時点から所定時間(例えば、100ミリ秒)遅延する。PSSW信号44がLOWレベルとなることで、モニタ状態制御部160は、モニタ装置100の動作モードを非連動モードに変更する。XPOW信号45の電圧は、同様に、HIGHレベルのままとなる。
図6〜7で説明したように、PCSUS信号43aの電圧は、制御信号線31aの電圧がHIGHレベルである場合、制御信号ケーブル31の接続の有無に応じて変化する。また、PSSW信号44の電圧は、PCSUS信号43の電圧がHIGHレベルからLOWレベルへ遷移してから所定時間経過するまでの間を除いて、PCSUS信号43aの電圧と一致する。そのため、連動信号検知部150は、PSSW信号44の電圧を判定することで、連動信号の入力の有無を検知でき、モニタ状態制御部160は、連動信号の有無の検知結果を基に動作モードを制御できる。
なお、例えば、制御信号ケーブル31が接続された状態のままで、情報処理装置200の連動信号出力部240によって制御信号線31aの電圧がHIGHレベルからLOWレベルに変更され、さらにHIGHレベルに変更された場合は、図6と同様の遷移となる。また、例えば、制御信号ケーブル31が接続された状態のままで、情報処理装置200の連動信号出力部240によって制御信号線31aの電圧がLOWレベルからHIGHレベルに変更され、さらにLOWレベルに変更された場合は、図7と同様の遷移となる。
図6および図7から各信号と動作モードとの基本的な関係を示すと、次のようになる。制御信号ケーブル31が接続され、かつ、制御信号線31aの電圧がHIGHレベルであるとき、モニタ装置100は連動モードになる。一方、制御信号ケーブル31が接続されていないとき、および、制御信号ケーブル31が接続されているが、制御信号線31aの電圧がLOWレベルであるとき、モニタ装置100は非連動モードになる。ただし、モニタ装置100が連動モードから非連動モードに遷移するタイミングは、制御信号ケーブル31が引き抜かれたり、制御信号線31aの電圧がHIGHレベルからLOWレベルに変化したタイミングから、所定時間だけ遅延する。
図8は、電源制御ケーブルの接続時における電源ボタン操作時の信号の状態の例を示す図である。図8では、モニタ装置100に制御信号ケーブル31が接続されている状態で、電源ボタン103を操作した場合における、PCSUS信号43a、PSSW信号44およびXPOW信号45の電圧の状態を示す。
電源ボタン103が押下される前、PCSUS信号43a、PSSW信号44およびXPOW信号45の電圧は、いずれも、HIGHレベルである。このとき、モニタ状態制御部160は、モニタ装置100の動作モードを連動モードに設定する。
この状態で電源ボタン103が押下されると、PCSUS信号43aおよびXPOW信号45の電圧は、HIGHレベルからLOWレベルに遷移する。PSSW信号44の電圧は、HIGHレベルからLOWレベルに遷移する。このとき、PSSW信号44の電圧の遷移は、図6で説明したように、PCSUS信号43aの電圧がLOWレベルに遷移した時点から所定時間(例えば、100ミリ秒)遅延する。
その状態から電源ボタン103を離すと、PCSUS信号43a、PSSW信号44およびXPOW信号45の電圧は、いずれも、LOWレベルからHIGHレベルに遷移する。
このように、PCSUS信号43aの電圧がHIGHレベル、LOWレベル、HIGHレベルの順に遷移されることで、電源制御信号が情報処理装置200へ出力される。
また、図8に示すように、電源ボタン103が押下されているとき、PCSUS信号43aがLOWレベルとなってしまう。このため、モニタ状態制御部160は、PCSUS信号43aを参照した場合には、電源ボタン103が押下される直前において連動信号が入力されていたのかを判定できない。
これに対して、遅延回路128は、PCSUS信号43aの立ち下がりタイミングを所定時間(例えば、100ミリ秒)遅延させたPSSW信号44を出力する。モニタ状態制御部160は、XPOW信号45の電圧がLOWレベルに遷移したことを検知した後、その検知時点から所定時間(例えば、100ミリ秒)経過する前までの期間においてPSSW信号44の電圧がHIGHレベルであれば、電源ボタン103が押下された直前では、情報処理装置200から連動信号が入力されていたと判定する。これにより、電源制御信号と連動信号とが同一の制御信号線31aによって伝送される構成でありながら、電源ボタン103が押下された直前の状態を正確に判定することができる。
図9は、電源制御ケーブルの非接続時における電源ボタン操作時の信号の状態の例を示す図である。図9では、モニタ装置100に制御信号ケーブル31が接続されていない非連動モードの状態で、電源ボタン103を操作した場合における、PCSUS信号43a、PSSW信号44およびXPOW信号45の電圧の状態を示す。この場合、PCSUS信号43aおよびPSSW44の電圧は、制御信号ケーブル31が接続されていないため、電源ボタン103の操作にかかわらず、LOWレベルとなる。XPOW信号45の電圧は、以下のように遷移する。
電源ボタン103が押下される前、XPOW信号45の電圧はHIGHレベルである。この状態で電源ボタン103が押下されると、XPOW信号45の電圧は、HIGHレベルからLOWレベルに遷移する。その状態から電源ボタン103を離すと、XPOW信号45の電圧は、LOWレベルからHIGHレベルに遷移する。
なお、モニタ装置100に制御信号ケーブル31が接続されているが、制御信号線31aの電圧がLOWレベルである場合も、図9と同様の遷移となる。
このように、モニタ装置100が非連動モードである場合には、電源ボタン103の押下に応じた電源制御信号は情報処理装置200に伝送されないが、電源ボタン103が押下されたことはXPOW信号45によってモニタ状態制御部160に通知される。これにより、モニタ状態制御部160は、電源ボタン103の押下に応じてモニタ装置100の電源状態を制御することが可能になる。
次に、図10,図11では、情報処理装置200の各電源状態における、各装置の動作の例について説明する。
図10は、電源状態別の情報処理装置の動作の例を示す図である。情報処理装置動作一覧表61は、情報処理装置200の電源状態毎に、情報処理装置200から出力される信号や電圧がどのように変化するかを示すものである。
情報処理装置動作一覧表61は、電源状態、電力供給、ビデオ信号およびDDC電圧の項目を有する。
電源状態の項目は、情報処理装置200の電源状態を示す。本実施の形態において、情報処理装置200の電源状態は、ACPI(Advanced Configuration and Power Interface)に規定されているシステムスリープ状態を用いる。ACPIは、OSがBIOS(Basic Input/Output System)と連動してコンピュータを構成する各デバイスの消費電力を管理するための規格である。システムスリープ状態には、6つの電源状態として“S0”〜“S5”が規定されており、“S0”はフル稼働状態、“S1”はスタンバイ状態(ただし、プロセッサ221等の電源オン)、“S2”はスタンバイ状態(ただし、プロセッサ221等の電源オフ)、“S3”はスリープ状態、“S4”は休止状態、“S5”はソフトウェアによるシャットダウン状態を示す。
供給電力の項目は、給電部203を通じて、情報処理装置200がモニタ装置100へ電力を供給するか否かを示す。“有”は、情報処理装置200がモニタ装置100へ電力を供給することを示す。“無”は、情報処理装置200がモニタ装置100へ電力を供給しないことを示す。
ビデオ信号の項目は、ビデオ信号線32aを通じて、情報処理装置200がモニタ装置100へビデオ信号を出力するか否かを示す。“有”は、情報処理装置200がモニタ装置100へビデオ信号を出力することを示す。“無”は、情報処理装置200がモニタ装置100へビデオ信号を出力しないことを示す。
DDC電圧の項目は、DDC電圧線32bを通じて、情報処理装置200がモニタ装置100へDDC電圧を出力するか否かを示す。“有”は、情報処理装置200がモニタ装置100へDDC電圧を出力する(すなわち、DDC電圧線32bの電圧を5Vにする)ことを示す。“無”は、情報処理装置200がモニタ装置100へDDC電圧を出力しない(すなわち、DDC電圧線32bの電圧をグランドレベルにする)ことを示す。
図10に示すように、電源状態“S0”と、電源状態“S1”,“S2”と、電源状態“S3”〜“S5”とでは、ビデオ信号の出力の有無とDDC電圧の出力の有無との組み合わせが異なる。そこで、モニタ状態制御部160は、ビデオ信号の出力の有無とDDC電圧の出力の有無との組み合わせに基づいて、情報処理装置200の電源状態を3段階で判定し、その判定結果に応じてモニタ装置100の電源状態も3段階に制御する。
図11は、情報処理装置の電源状態別のモニタ装置の動作の例を示す図である。モニタ装置動作一覧表62は、モニタ装置100内部の各部における動作を、情報処理装置200の電源状態別に示したものである。図11では、モニタ装置100が連動モードであるものとする。
モニタ装置動作一覧表62は、電源状態、ビデオ信号、DDC電圧、ディスプレイ、ランプおよびモニタ電源の項目を有する。
電源状態、ビデオ信号、DDC電圧の項目については、図10と同様であるため、説明を省略する。
ディスプレイの項目は、ディスプレイ101の状態を示す。“表示”は、モニタ状態制御部160がディスプレイ101に画像信号を表示させることを示す。“非表示”は、モニタ状態制御部160がディスプレイ101に画像信号を表示させないことを示す。
ランプの項目は、点灯される発光ランプ102の色を示す。また、“消灯”は、いずれの発光ランプ102も点灯させない場合を示す。図7では、例えば、情報処理装置200の電源状態が“S0”の場合、青色の発光ランプ102が点灯され、情報処理装置200の電源状態が“S1”または“S2”の場合、赤色の発光ランプ102が点灯されることを示す。情報処理装置200の電源状態が“S3”〜“S5”の場合、いずれの発光ランプ102も点灯されないことを示す。
モニタ電源の項目は、モニタ装置100の電源状態を示す。“オン”は、モニタ装置100全体の電源がオンであることを示す。この状態では、ディスプレイ101の電源もオンである。“オン(節電)”は、ディスプレイ101の電源のみがオフである状態を示す。なお、ディスプレイ101だけでなく、例えば表示制御部127の電源もオフとされてもよい。“オフ”は、モニタ装置100の電源がオフである状態を示す。この状態では、スケーラ部120、遅延回路128およびベース接地回路130にのみ電源が供給される。
このように、モニタ状態制御部160は、ビデオ信号の出力の有無とDDC電圧の出力の有無との組み合わせを基に、モニタ装置100の電源状態を“オン”、“オン(節電)”、“オフ”の3段階に制御する。例えば、ビデオ信号の入力の有無に応じてモニタ装置100の電源状態を2段階に制御する場合と比較して、モニタ装置100の電源状態を情報処理装置200の電源状態に合わせてきめ細かく制御することができる。
また、発光ランプ102の色や消灯状態により、モニタ装置100が上記3段階のどの電源状態であるかをユーザに通知することができる。
なお、図11には記載されていないが、モニタ装置100が非連動モードである状態では、情報処理装置200の電源状態が“S0”の場合、ランプの項目は“緑”となり、情報処理装置200の電源状態が“S1”または“S2”の場合、ランプの項目は“橙”となる。また、情報処理装置200の電源状態が“S3”〜“S5”の場合、ランプの項目は“消灯”となる。このように、モニタ装置100が連動モードであるか非連動モードであるかによって、発光ランプ102の発光状態を変えることもできる。
次に、図12〜図14では、モニタ装置100の電源状態や、情報処理装置200の電源状態を制御する処理の詳細について説明する。
図12は、連動モードにおけるモニタ状態を設定する処理の例を示すフローチャートである。図12に示す処理において、モニタ装置100は、情報処理装置200の給電部203以外の給電部から電源の供給を受けているものとする。以下、図12に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
(ステップS11)モニタ状態制御部160は、連動信号検知部150からの通知に基づき、PSSW信号44の電圧がHIGHレベルか判定する。PSSW信号44の電圧がHIGHレベルである場合、処理をステップS13へ進める。PSSW信号44の電圧がLOWレベルである場合、処理をステップS12へ進める。
(ステップS12)モニタ状態制御部160は、モニタ装置100を非連動モードで動作させる。この場合、電源ボタン103への操作に応じて、モニタ装置100の電源状態が変更される。詳細については、図13で説明する。
(ステップS13)ステップS11で「YES」と判定された場合、モニタ状態制御部160は、モニタ装置100を連動モードで動作させる。モニタ状態制御部160は、情報処理装置200からビデオ信号がビデオ信号線32aを経由して入力されているか判定する。ビデオ信号が入力されている場合、処理をステップS14へ進める。ビデオ信号が入力されていない場合、処理をステップS17へ進める。
(ステップS14)ステップS13で「YES」と判定された場合、モニタ状態制御部160は、モニタ装置100の電源状態をオンの状態にする。まず、モニタ状態制御部160は、ディスプレイ101に画像を表示させる。
(ステップS15)モニタ状態制御部160は、青色の発光ランプ102を点灯させる。
(ステップS16)モニタ状態制御部160は、モニタ装置100の電源状態がオンであることを示す情報をモニタ状態記憶部140に記憶させる。
なお、ステップS14〜S16の処理順は変更可能である。
(ステップS17)モニタ状態制御部160は、情報処理装置200からDDC電圧がDDC電圧線32bを経由して入力されているか判定する。DDC電圧が入力されている場合、処理をステップS18へ進める。DDC電圧が入力されていない場合、処理をステップS21へ進める。
(ステップS18)ステップS17で「YES」と判定された場合、モニタ状態制御部160は、モニタ装置100の電源状態をオン(節電)の状態にする。まず、モニタ状態制御部160は、電源制御部112にディスプレイ101への電源供給を停止させ、ディスプレイ101において画像を非表示にさせる。
(ステップS19)モニタ状態制御部160は、赤色の発光ランプ102を点灯させる。
(ステップS20)モニタ状態制御部160は、モニタ装置100の電源状態がオン(節電)であることを示す情報をモニタ状態記憶部140に記憶させる。
なお、ステップS18〜S20の処理順は変更可能である。
(ステップS21)ステップS17で「NO」と判定された場合、モニタ状態制御部160は、モニタ装置100の電源状態をオフの状態にする。まず、モニタ状態制御部160は、ディスプレイ101において画像を非表示にさせる。
(ステップS22)モニタ状態制御部160は、全ての発光ランプ102を消灯させる。
(ステップS23)モニタ状態制御部160は、モニタ装置100の電源状態がオフであることを示す情報をモニタ状態記憶部140に記憶させる。
以上のステップS21〜S23の状態では、モニタ状態制御部160は、スケーラ部120、遅延回路128およびベース接地回路130以外のデバイスに電源を供給しないよう電源部110を制御する。
なお、ステップS21〜S23の処理順は変更可能である。
以上の図12の処理により、図11に示したような動作遷移が実現される。
図13は、非連動モードにおけるモニタ状態を設定する処理の例を示すフローチャートである。図13に示す処理において、モニタ装置100は、情報処理装置200の給電部203以外の給電部から電源の供給を受けているものとする。以下、図13に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
(ステップS31)モニタ状態制御部160は、モニタ装置100の電源状態がオフか判定する。モニタ装置100の電源状態は、モニタ状態記憶部140に記憶されている、モニタ装置100の電源状態を示す情報を参照することで判定される。モニタ装置100の電源状態がオフである場合、処理をステップS32へ進める。モニタ装置100の電源状態がオフでない場合、処理をステップS35へ進める。
(ステップS32)ステップS31で「YES」と判定された場合、モニタ状態制御部160は、モニタ装置100の電源状態をオフの状態にする。まず、モニタ状態制御部160は、ディスプレイ101において画像を非表示にさせる。
(ステップS33)モニタ状態制御部160は、全ての発光ランプ102を消灯させる。
(ステップS34)モニタ状態制御部160は、モニタ装置100の電源状態がオフであることを示す情報をモニタ状態記憶部140に記憶させる。
以上のステップS32〜S34の状態では、モニタ状態制御部160は、スケーラ部120、遅延回路128およびベース接地回路130以外のデバイスに電源を供給しないよう電源部110を制御する。
なお、ステップS32〜S34の処理順は変更可能である。
(ステップS35)モニタ状態制御部160は、ビデオ信号線32aを経由して、情報処理装置200からビデオ信号が入力されているか判定する。ビデオ信号が入力されている場合、処理をステップS36へ進める。ビデオ信号が入力されていない場合、処理をステップS39へ進める。
(ステップS36)ステップS35で「YES」と判定された場合、モニタ状態制御部160は、モニタ装置100の電源状態をオンの状態にする。まず、モニタ状態制御部160は、ディスプレイ101に画像を表示させる。
(ステップS37)モニタ状態制御部160は、緑色の発光ランプ102を点灯させる。
(ステップS38)モニタ状態制御部160は、モニタ装置100の電源状態がオンであることを示す情報をモニタ状態記憶部140に記憶させる。
なお、ステップS36〜S38の処理順は変更可能である。
(ステップS39)ステップS35で「NO」と判定された場合、モニタ状態制御部160は、モニタ装置100の電源状態をオン(節電)の状態にする。まず、モニタ状態制御部160は、電源制御部112にディスプレイ101への電源供給を停止させ、ディスプレイ101において画像を非表示にさせる。
(ステップS40)モニタ状態制御部160は、橙色の発光ランプ102を点灯させる。
(ステップS41)モニタ状態制御部160は、モニタ装置100の電源状態がオン(節電)であることを示す情報をモニタ状態記憶部140に記憶させる。
なお、ステップS39〜S41の処理順は変更可能である。
また、モニタ装置100が情報処理装置200の給電部203から電源の供給を受けている場合、図12のステップS21〜S23および図13のステップS39〜S41の処理が実行されることはない。なぜなら、図10に示したように、ビデオ信号が出力されず、DDC電圧が出力される状態(電源状態“S3”〜“S5”)では、情報処理装置200の給電部203から電力が出力されないため、モニタ装置100のスケーラ部120に電源が供給されず、スケーラ部120が停止状態になるからである。
以上の図12,図13の処理によれば、モニタ装置100が連動モードであるとき、ステップS13〜S23に示すように、モニタ装置100の電源状態は、情報処理装置200の電源状態の変化に伴って変化する。一方、モニタ装置100が非連動モードであるとき、ステップS31〜S41に示すように、モニタ装置100の電源状態は基本的に、接続された情報処理装置とは連動せずに、モニタ状態記憶部140に記憶された状態となるように制御される。ただし、モニタ状態記憶部140に電源オン状態と記憶されていた場合でも、ビデオ信号が入力されていない場合には、オン(節電)の状態となる。
図14は、モニタ装置の電源ボタン押下時の処理の例を示すフローチャートである。図14の処理は、モニタ装置100に外部から電源が供給され、スケーラ部120が動作していることが前提である。また、図14に示す処理において、モニタ装置100への電源の供給元は特に問わない。以下、図14に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
(ステップS51)電源ボタン103が押下されると、モニタ状態制御部160は、XPOW信号45の電圧がHIGHレベルからLOWレベルに遷移したことを検知する。
(ステップS52)モニタ状態制御部160は、連動信号検知部150からの通知に基づき、PSSW信号44の電圧がHIGHレベルか判定する。このとき、モニタ状態制御部160は、XPOW信号45の電圧変化検知時から所定時間内において、PSSW信号44の電圧がHIGHレベルか判定する。PSSW信号44の電圧がHIGHレベルの場合、処理をステップS53へ進める。PSSW信号44の電圧がLOWレベルの場合、処理をステップS55へ進める。
(ステップS53)この状態では、電源ボタン103の押下の前からモニタ装置100の動作モードは連動モードである。モニタ状態制御部160は、XPOW信号45の電圧がLOWレベルからHIGHレベルに遷移したか判定する。PSSW信号44の電圧が遷移した場合、処理をステップS54へ進める。PSSW信号44の電圧が遷移するまで、ステップS53の処理が繰り返される。
ステップS51,S52,S53の順に処理が実行された場合、制御信号線31aの電圧がHIGHレベル、LOWレベル、HIGHレベルと変化して、情報処理装置200に対して電源制御信号が出力される。情報処理装置200の電源状態制御部250は、電源制御信号が入力されると、情報処理装置200の電源状態を変更する。変更の仕方については後述する。
(ステップS54)モニタ状態制御部160は、連動信号検知部150からの通知に基づき、PSSW信号44の電圧がHIGHレベルか判定する。PSSW信号44の電圧がHIGHレベルの場合、処理を図12のステップS13へ進める。PSSW信号44の電圧がLOWレベルの場合、モニタ状態制御部160は、モニタ装置100を非連動モードに設定し、処理を図12のステップS12へ進める。
なお、ステップS52でHIGHレベルのPSSW信号44の電圧が検知された場合、ステップS54において、PSSW信号44の電圧は、通常HIGHレベルとなる。ステップS54において、PSSW信号44の電圧がLOWレベルになる場合とは、例えば、電源ボタン103の押下中に制御信号ケーブル31が抜ける場合である。このとき、ステップS54の処理をせずにステップS13を実行すると、制御信号ケーブル31で情報処理装置200と接続されていないにもかかわらず、モニタ装置100の電源状態が、情報処理装置200の電源状態に連動することになる。そこで、ステップS54の処理により、モニタ装置100が制御信号ケーブル31により情報処理装置200と接続されていないときは、モニタ装置100の電源状態を情報処理装置200の電源状態に連動しないよう制御できる。
(ステップS55)この状態では、電源ボタン103の押下の前からモニタ装置100の動作モードは非連動モードである。モニタ状態制御部160は、モニタ装置100の電源状態がオフか判定する。モニタ装置100の電源状態は、モニタ状態記憶部140に記憶されているモニタ装置100の電源状態を示す情報を参照することで判定される。モニタ装置100の電源状態がオフである場合、モニタ状態制御部160は、モニタ装置100の電源状態をオンに切り替えるため、処理をステップS35へ進める。モニタ装置の電源状態がオフでない場合、モニタ状態制御部160は、モニタ装置100の電源状態をオフに切り替えるため、処理をステップS32へ進める。
ここで、上記の図12〜図14の処理によって実現される動作の一例について示す。
図15は、モニタ装置の操作により情報処理装置の電源状態をオフにする際のシーケンス例を示す図である。図15に示す処理において、初期状態では、モニタ装置100は連動モードとなっており、モニタ装置100の電源状態はオンであり、情報処理装置200の電源状態は“S0”とする。また、モニタ装置100には、情報処理装置200以外の場所から電源が供給されているものとする。
この状態から、モニタ装置100の電源ボタン103が操作される(ステップS111)。これにより、モニタ装置100側のPCSUS信号43aがHIGHレベル、LOWレベル、HIGHレベルと変化し、情報処理装置200側のPCSUS信号43bも同様に変化する(ステップS112)。以上のステップS111,S112の動作は、図14のステップS51,S52,S53,S54(NO)という遷移に対応する。
情報処理装置200の電源状態制御部250は、モニタ装置100からの電源制御信号の入力を検知する(ステップS113)。具体的には、PCSUS信号43bの上記変化により、検知信号225aには電源ボタン201が操作された場合と同じ電圧の変化が現れ、プロセッサ221は検知信号225aのこの電圧変化を検知することで、電源状態の変更が指示されたと判定する。
電源状態制御部250は、情報処理装置200の電源状態を“S0”から“S5”に遷移させる(ステップS114)。これにより、情報処理装置200からモニタ装置100へのビデオ信号およびDDC電圧の出力が停止する(ステップS115)。
モニタ装置100のモニタ状態制御部160は、ビデオ信号およびDDC電圧の入力が停止されたことを検知して、モニタ装置100の電源状態をオフに遷移させる(ステップS116)。このステップS116の処理は、図12のステップS13,S17,S21〜S23の処理に対応する。
なお、図15のステップS114での情報処理装置200の状態遷移は一例に過ぎない。電源ボタン103が操作されたときの情報処理装置200の状態遷移の例については後述する。
以上の図15の動作では、連動モードにおいて、モニタ装置100の電源ボタン103が操作されることで、情報処理装置200に電源制御信号が伝達される。情報処理装置200は、電源制御信号の受信により電源状態の変更指示があったことを認識し、情報処理装置200の電源状態を変更する。すなわち、連動モードにおいては、モニタ装置100の電源ボタン103を用いて、情報処理装置200の電源状態を変更することが可能になり、ユーザの操作性が向上する。
また、連動モードにおいては、電源ボタン103が操作されたこと自体は、モニタ装置100の電源状態を変化させる契機とはならない。しかしながら、モニタ装置100は、ビデオ信号およびDDC電圧の入力の変化から、情報処理装置200の電源状態が変更されたことを判断し、その変更後の電源状態に応じた適切な状態に、モニタ装置100自身の電源状態を変更する。結果的に、ユーザは、電源ボタン103を操作することで、情報処理装置200とモニタ装置100の各電源状態を連動させて変更させることが可能になる。
一方、モニタ装置100が非連動モードのとき、図14のステップS52,S55および図13のステップS32またはステップS35の順に処理が行われる。非連動モードにおいては、モニタ装置100の電源ボタン103が押下されると、その時点でのモニタ装置100の電源状態に基づいて、モニタ装置100の電源状態が変更される。すなわち、モニタ装置100の電源ボタン103はモニタ装置100自身の電源状態を制御するためにのみ使用される。
次に、モニタ装置100に電源が供給されていない状態から、モニタ装置100の電源ボタン103が操作された場合の処理について説明する。
図16は、モニタ装置に電源が供給されていない状態からのシーケンス例を示す図である。図16に示す処理において、初期状態では、モニタ装置100には電源が供給されておらず、モニタ装置100のスケーラ部120は動作していないものとする。また、情報処理装置200の電源状態は“S3”〜“S5”のいずれかであるものとする。このような状態の例としては、モニタ装置100の電源が情報処理装置200の給電部203から供給されていて、情報処理装置200の電源状態が“S3”〜“S5”のいずれかに遷移した場合が考えられる。
モニタ装置100の電源ボタン103が操作される(ステップS121)と、モニタ装置100側のPCSUS信号43aがHIGHレベル、LOWレベル、HIGHレベルと変化し、情報処理装置200側のPCSUS信号43bも同様に変化する(ステップS122)。このように、情報処理装置200から連動信号が出力されている、すなわち制御信号線31aの電圧がHIGHレベルにされている状態では、モニタ装置100に電源が供給されていなくても、モニタ装置100から情報処理装置200へ電源制御信号が出力される。
情報処理装置200の電源状態制御部250は、モニタ装置100からの電源制御信号の入力を検知し(ステップS123)、情報処理装置200の電源状態を“S0”に遷移させる(ステップS124)。これにより、情報処理装置200の給電部203からモニタ装置100への電源供給が開始される。これとともに、情報処理装置200からモニタ装置100へのビデオ信号およびDDC電圧の出力も開始される(ステップS125)。
電源供給が開始されることで、モニタ装置100のスケーラ部120の動作が開始され、モニタ状態制御部160が起動する(ステップS126)。モニタ状態制御部160は、ビデオ信号およびDDC電圧がともに入力されていることを検知して、モニタ装置100の電源状態をオンに遷移させる(ステップS127)。このステップS127の処理は、図12のステップS13〜S16の処理に対応する。
以上の図16に示すように、モニタ装置100に電源が供給されていない場合でも、モニタ装置100と連動可能な情報処理装置200と制御信号ケーブル31を介して接続されている状態では、ユーザは、モニタ装置100の電源ボタン103の操作により、情報処理装置200を制御するとともに、モニタ装置100自身を起動させることが可能になる。
また、モニタ装置100が情報処理装置200から電源の供給を受けている場合、情報処理装置200の電源状態が“S3”〜“S5”のいずれかに遷移してしまうと、モニタ装置100への電源の供給が停止してしまう。この場合、モニタ装置100のプロセッサ121の動作が停止してしまい、情報処理装置200と連動しなくなることが考えられる。
これに対し、本実施の形態では、電源スイッチ103aとしてパッシブなスイッチ回路を用い、制御信号線31aの電圧がHIGHレベルのときに電源ボタン103の押下により制御信号線31aの電圧をLOWレベルに低下させる構成とした。これにより、モニタ装置100は、情報処理装置200から電源が供給されていない場合でも、モニタ装置100の電源ボタン103の操作により、情報処理装置200を制御して電源供給を再開させることができる。これにより、モニタ装置100自身も起動することができる。すなわち、電源供給をどこから受けてもモニタ装置100を情報処理装置200と連動させることが可能になり、モニタ装置100の汎用性が高まる。
次に、図17〜図20では、電源ボタン103の操作や、制御信号ケーブル31の抜き差しによるモニタ装置100の状態の遷移について、状態遷移表63〜66を用いて説明する。状態遷移表63〜66において、ランプの項目は発光ランプ102の発光状態および発光時の色を示し、モニタ電源の項目はモニタ装置100の電源状態を示す。また、状態遷移表63〜66において、ランプおよびモニタ電源の項目の上部に、ランプおよびモニタ電源の状態に対応する電源ボタン103の操作、または、制御信号ケーブル31の抜き差しによるモニタ装置100の状態を記載する。
まず、図17,図18において、制御信号ケーブル31の抜き差しに応じた状態遷移の例を示す。なお、図17,図18では、情報処理装置200は、制御信号線31aの電圧をHIGHレベルにしているものとする。この場合、モニタ装置100の動作モードは、制御信号ケーブル31が接続されていないとき非連動モードとなり、接続されているとき連動モードとなる。
図17は、制御信号ケーブルの抜き差しに応じた状態遷移の第1の例を示す図である。図17において、状態遷移表63に示すように、初期状態では、モニタ装置100は非連動モードであり、モニタ装置100と情報処理装置200とは、制御信号ケーブル31で接続されていない状態である。また、モニタ装置100の電源は“オフ”の状態である。この状態で、制御信号ケーブル31の接続の状態を遷移させたとき、状態遷移表63の示すとおり、以下のようになる。
情報処理装置200と制御信号ケーブル31で接続したとき、モニタ装置100は連動モードとなり、モニタ装置100の電源状態は情報処理装置200の電源状態に連動する。
そのため、制御信号ケーブル31の接続前における情報処理装置200の電源状態が“S0”の場合、発光ランプ102は“消灯”から“青”の状態に遷移し、モニタ電源は“オフ”から“オン”の状態に遷移する。
また、制御信号ケーブル31の接続前における情報処理装置200の電源状態が“S1”または“S2”の場合、発光ランプ102は“消灯”から“赤”の状態に遷移し、モニタ電源は“オフ”から“オン(節電)”の状態に遷移する。
また、制御信号ケーブル31の接続前における情報処理装置200の電源状態が“S3”〜“S5”のいずれかの場合、発光ランプ102は“消灯”の状態のままであり、モニタ電源は“オフ”の状態のままである。
このように、モニタ装置100に制御信号ケーブル31が接続されたとき、電源ボタン103の操作によらず、モニタ装置100の電源状態は情報処理装置200の電源状態に応じた適切な状態に変化する。例えば、電源状態が“S0”である情報処理装置200に制御信号ケーブル31で接続したとき、モニタ装置100は電源オンの状態になり、ディスプレイ101に自動的に画像が表示される。
ユーザはモニタ装置100に制御信号ケーブル31を差し込むとき、差し込むことで情報処理装置200をモニタ装置100側から制御できることを認識しているはずである。このような状態のときに、制御信号ケーブル31が差し込まれるだけでモニタ装置100の電源状態が自動的に情報処理装置200の状態に応じた適切な状態となることで、ユーザの使い勝手が向上する。
次に、情報処理装置200から制御信号ケーブル31を抜いたとき、モニタ装置100は非連動モードとなり、モニタ装置100の電源状態は情報処理装置200の電源状態に連動しない状態となる。
そのため、制御信号ケーブル31を抜く前における情報処理装置200の電源状態が“S0”の場合、発光ランプ102は“青”から“緑”の状態に遷移し、モニタ電源は“オン”の状態のままとなる。
また、制御信号ケーブル31を抜く前における情報処理装置200の電源状態が“S1”または“S2”の場合、発光ランプ102は“赤”から“橙”の状態に遷移し、モニタ電源は“オン(節電)”の状態のままとなる。
また、制御信号ケーブル31を抜く前における情報処理装置200の電源状態が“S3”〜“S5”のいずれかの場合、発光ランプ102は“消灯”の状態のままであり、モニタ電源は“オフ”の状態のままとなる。
ここで、情報処理装置200から制御信号ケーブル31を抜いたとき、情報処理装置200の電源状態が“S0”〜“S2”のいずれかの場合には、モニタ装置100の電源状態は変化しないものの、発光ランプ102の色は変化する。これにより、ユーザは、モニタ装置100の動作モードを認識することができる。
この後、情報処理装置200と制御信号ケーブル31で再度接続したとき、モニタ装置100は連動モードとなり、モニタ装置100の電源状態は情報処理装置200の電源状態に連動する。
図18は、制御信号ケーブルの抜き差しに応じた状態遷移の第2の例を示す図である。図18においては、情報処理装置200の電源状態が“S0”〜“S2”であるときの遷移は図17の遷移と同様であるので、説明を省略する。以下、情報処理装置200の電源状態が“S3”〜“S5”の場合についてのみ説明する。
図18において、状態遷移表64に示すように、初期状態では、モニタ装置100は非連動モードであり、モニタ装置100と情報処理装置200とは、制御信号ケーブル31で接続されていない状態である。ここで、モニタ電源は“オン(節電)”であるが、情報処理装置200の電源状態は“S3”〜“S5”であり、モニタ装置100の電源状態は、情報処理装置200に連動した適切な状態になっていない。
この状態で、情報処理装置200と制御信号ケーブル31で接続したとき、モニタ装置100は連動モードとなり、モニタ装置100の電源状態は、情報処理装置200の電源状態に連動する。そのため、発光ランプ102は“橙”から“消灯”の状態に遷移し、モニタ電源は“オン(節電)”から“オフ”の状態へ遷移する。すなわち、モニタ装置100の電源状態は、情報処理装置200に連動した適切な状態に変化する。
その後、情報処理装置200から制御信号ケーブル31を抜いたとき、および、さらに
情報処理装置200と制御信号ケーブル31で接続したときの状態遷移は、図17の場合と同様である。
以上の図17〜図18で説明したとおり、モニタ装置100の状態は、モニタ装置100を制御信号ケーブル31により接続することで、情報処理装置200の電源状態と連動した適切な状態に変化する。これにより、ユーザは、電源ボタン103や電源ボタン201を操作せずに、モニタ装置100の電源状態を情報処理装置200の電源状態に連動させることが可能となる。よって、各装置の連動性が高まり、ユーザの利便性が向上する。
なお、上記の図17,図18では、制御信号ケーブル31の抜き差しによりモニタ装置100の動作モードを切り替える例を示した。しかし、例えば、制御信号ケーブル31を介してモニタ装置100と情報処理装置200とを接続したままの状態において、情報処理装置200側がPCSUS信号43bのオン/オフを切り替えることで、モニタ装置100の動作モードが切り替えられる場合でも、図17,図18と同様の状態遷移が行われる。
次に、図19,図20において、モニタ装置100の電源ボタン103への操作に応じた状態遷移の例を示す。
図19は、連動モードにおける電源ボタン操作時の状態遷移の例を示す図である。なお、図19の状態遷移表65には、モニタ装置100の電源状態の遷移例についても示している。
図19では、モニタ装置100は連動モードとなっており、モニタ装置100と情報処理装置200とは、制御信号ケーブル31で接続されている状態である。この状態で、電源ボタン103を操作した場合、状態遷移表65の示すとおり、以下のようになる。
電源ボタン103の操作前における情報処理装置200の電源状態が“S0”の場合、情報処理装置200の電源状態は、“S1”〜“S5”のいずれかに切り替わる。どの電源状態に切り替わるかは情報処理装置200の設定による。
情報処理装置200の電源状態が“S1”または“S2”に切り替わった場合、発光ランプ102は“青”から“赤”の状態に遷移し、モニタ電源は“オン”から“オン(節電)”の状態に遷移する。情報処理装置200の電源状態が“S3”〜“S5”のいずれかに切り替わった場合、発光ランプ102は“青”から“消灯”の状態に遷移し、モニタ電源は“オン”から“オフ”の状態に遷移する。
電源ボタン103の操作前における、情報処理装置200の電源状態が“S0”以外の場合、情報処理装置200の電源状態は、“S0”に切り替わる。
そのため、情報処理装置200の電源状態が“S1”または“S2”の場合、発光ランプ102は“赤”から“青”の状態に遷移し、モニタ電源は“オン(節電)”から“オン”の状態に遷移する。また、情報処理装置200の電源状態が“S3”〜“S5”のいずれかの場合、発光ランプ102は“消灯”から“青”の状態に遷移し、モニタ電源は“オフ”から“オン”の状態に遷移する。
このように、モニタ装置100は、電源ボタン103の操作により、制御信号ケーブル31で接続されている情報処理装置200の電源状態を切り替えることができる。これにより、ユーザは電源ボタン103および電源ボタン201を探す必要が無くなるため、利便性が向上する。
なお、図19の状態遷移表65は、モニタ装置100の電源ボタン103を操作した場合の電源状態の遷移を示したものであるが、情報処理装置200の電源ボタン103を操作した場合も、図19と全く同じ状態遷移が行われる。すなわち、モニタ装置100が連動モードであるとき、ユーザは、モニタ装置100または情報処理装置200のいずれかの電源ボタンを操作することで、双方の装置の電源状態を変更できる。よって、ユーザによる電源切り替えの利便性が向上する。
また、図17〜図18や、図19の初期状態(左側の状態)に示すように、モニタ状態制御部160は、モニタ装置100の電源状態を“オン”、“オン(節電)”、“オフ”の3段階に制御する。これにより、モニタ装置100の電源状態が2段階しか制御できない場合と比較して、次のような効果が生じる。
例えば、モニタ装置100の電源状態をオンとオフの2段階にしか制御できず、情報処理装置200の電源状態が“S1”または“S2”のとき、モニタ装置100の電源状態がオフになるとする。この場合、電源ボタン103の操作に応じて情報処理装置200の電源状態が“S1”または“S2”から“S0”に遷移するまでの時間が、モニタ装置100の電源状態がオフからオンになるまでの時間より長くなる可能性がある。これに対し、情報処理装置200の電源状態が“S1”または“S2”のとき、モニタ装置100の電源状態をオン(節電)にすることで、上記のタイムラグを短縮することができる。
また、例えば、モニタ装置100の電源状態をオンとオフの2段階にしか制御できず、情報処理装置200の電源状態が“S3”〜“S5”のとき、モニタ装置100の電源状態がオン(節電)になるとする。この場合、情報処理装置200の電源状態が省電力効果の高い“S3”〜“S5”であるとき、モニタ装置100での省電力効果が低くなる。これに対し、情報処理装置200の電源状態が“S3”〜“S5”のとき、モニタ装置100の電源状態をオフにすることで、モニタ装置100での省電力効果を高めることができる。
図20は、非連動モードにおける電源ボタン操作時の状態遷移の例を示す図である。図20では、モニタ装置100と情報処理装置200とが制御信号ケーブル31で接続されていない状態か、または、接続されているものの制御信号線31aの電圧がLOWレベルとされる状態である。また、初期状態では、モニタ装置100の電源状態は“オン”の状態である。この状態で、電源ボタン103を操作した場合、状態遷移表66に示すとおり、以下のようになる。
電源ボタン103の操作前における、情報処理装置200の電源状態が“S0”の場合、発光ランプ102は“緑”から“消灯”の状態に遷移し、モニタ電源は“オン”から“オフ”の状態に遷移する。
電源ボタン103の操作前における、情報処理装置200の電源状態が“S0”以外の場合、状態遷移表66の示すように、発光ランプ102は“橙”から“消灯”の状態に遷移し、モニタ電源は“オン(節電)”から“オフ”の状態に遷移する。
この状態で、電源ボタン103を再度操作した場合、状態遷移表66に示すとおり、以下のようになる。
電源ボタン103の操作前における、情報処理装置200の電源状態が“S0”の場合、発光ランプ102は“消灯”から“緑”の状態に遷移し、モニタ電源は“オフ”から“オン”の状態に遷移する。
電源ボタン103の操作前における、情報処理装置200の電源状態が“S0”以外の場合、状態遷移表66の示すように、発光ランプ102は“消灯”から“橙”の状態に遷移し、モニタ電源は“オフ”から“オン(節電)”の状態に遷移する。
このように、制御信号ケーブル31で情報処理装置200と接続されていない状態では、電源ボタン103の操作によりモニタ装置100の電源状態を切り替えることができる。そのため、モニタ装置100との連動機能を備えていない情報処理装置に対しても、モニタ装置100を接続して使用することができる。よって、モニタ装置100の汎用性が向上する。
以上の各実施の形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1) 情報処理装置から受信した画像信号に基づいて画像を表示する表示装置において、
前記情報処理装置の電源状態を変更するための電源制御信号を、前記情報処理装置に送信するための信号線が接続されるコネクタと、
前記コネクタに対する前記信号線の接続を検知したとき、前記表示装置の電源状態を前記情報処理装置の電源状態に基づいて変更する制御部と、
を有することを特徴とする表示装置。
(付記2) 電源スイッチをさらに有し、
前記電源制御信号は、前記電源スイッチへの操作に応じて出力される、
ことを特徴とする付記1記載の表示装置。
(付記3) 前記制御部は、
前記コネクタに前記信号線が接続されている場合、前記表示装置の電源状態を前記情報処理装置の電源状態に基づいて変更し、
前記コネクタに前記信号線が接続されていない場合、前記電源スイッチへの操作が行われたとき、その時点における前記表示装置の電源状態に基づいて前記表示装置の電源状態を変更する、
ことを特徴とする付記2記載の表示装置。
(付記4) 前記制御部は、前記コネクタに対する前記信号線の接続の有無を、前記情報処理装置が前記表示装置の前記電源スイッチと連動することを示す連動信号の入力の有無によって判定することを特徴とする付記3記載の表示装置。
(付記5) 前記制御部は、前記信号線の電圧に基づいて前記連動信号の入力の有無を検知し、
前記電源制御信号は、前記信号線の電圧を変化させる信号である、
ことを特徴とする付記4記載の表示装置。
(付記6) 前記連動信号は、前記信号線の電圧をハイレベルにする信号であり、
前記電源制御信号は、前記電源スイッチへの操作が行われたとき、前記信号線の電圧をハイレベルからローレベルに変化させる信号である、
ことを特徴とする付記4記載の表示装置。
(付記7) 前記電源スイッチを操作するための電源ボタンをさらに有し、
前記電源スイッチは、前記電源ボタンが押下されると、開放状態から導通状態に遷移して前記信号線を接地させるパッシブなスイッチ回路である、
ことを特徴とする付記6記載の表示装置。
(付記8)
前記信号線と接続する前記コネクタの接続端子の電圧の立ち下がりを所定時間遅延させる遅延回路をさらに有し、
前記制御部は、前記電源スイッチへの操作が行われたとき、前記遅延回路を介して伝達された前記信号線の電圧に基づいて、前記連動信号の入力の有無を判定する、
ことを特徴とする付記6または7記載の表示装置。
(付記9) 前記制御部は、前記画像信号を前記情報処理装置から送信するための映像信号ケーブルに含まれる複数種類の信号の有無に基づいて、前記情報処理装置の電源状態を3種類以上の状態として判別し、その判別結果に応じて前記モニタ装置の電源状態を3種類以上の状態に変更することを特徴とする付記1乃至8のいずれか1つに記載の表示装置。
(付記10) 前記制御部は、前記情報処理装置からの前記画像信号の有無と、前記モニタ装置に関する情報を前記情報処理装置に通知するための通信信号の送信に必要な駆動電圧の入力の有無とに基づいて、前記情報処理装置の電源状態を判別することを特徴とする付記9記載の表示装置。
(付記11) 情報処理装置と、前記情報処理装置から受信した画像信号に基づいて画像を表示する表示装置とを含む表示システムにおいて、
前記表示装置は、
前記情報処理装置の電源状態を変更するための電源制御信号を、前記情報処理装置に送信するための信号線が接続されるコネクタと、
前記コネクタに対する前記信号線の接続を検知したとき、前記表示装置の電源状態を前記情報処理装置の電源状態に基づいて変更する第1の制御部と、
を有し、
前記表示装置は、前記信号線を通じて受信した前記電源制御信号に応じて前記表示装置の電源状態を変更する第2の制御部を有する、
ことを特徴とする表示システム。
(付記12) 前記表示装置は、電源スイッチをさらに有し、
前記電源制御信号は、前記電源スイッチへの操作に応じて出力される、
ことを特徴とする付記11記載の表示システム。
(付記13) 前記第1の制御部は、
前記コネクタに前記信号線が接続されている場合、前記表示装置の電源状態を前記情報処理装置の電源状態に基づいて変更し、
前記コネクタに前記信号線が接続されていない場合、前記電源スイッチへの操作が行われたとき、その時点における前記表示装置の電源状態に基づいて前記表示装置の電源状態を変更する、
ことを特徴とする付記12記載の表示システム。
(付記14) 前記情報処理装置は、当該情報処理装置が前記表示装置の前記電源スイッチと連動することを示す連動信号を出力する出力部をさらに有し、
前記第1の制御部は、前記コネクタに対する前記信号線の接続の有無を、前記連動信号の入力の有無によって判定する、
ことを特徴とする付記13記載の表示システム。
(付記15) 前記第1の制御部は、前記信号線の電圧に基づいて前記連動信号の入力の有無を検知し、
前記電源制御信号は、前記信号線の電圧を変化させる信号である、
ことを特徴とする付記14記載の表示システム。
(付記16) 前記出力部は、当該情報処理装置が前記表示装置の前記電源スイッチと連動する状態であるとき、前記信号線の電圧をハイレベルにすることで前記連動信号を出力し、
前記電源制御信号は、前記電源スイッチへの操作が行われたとき、前記信号線の電圧をハイレベルからローレベルに変化させる信号である、
ことを特徴とする付記14記載の表示システム。
(付記17) 情報処理装置から受信した画像信号に基づいて画像を表示する表示装置における電源状態制御方法であって、
前記情報処理装置の電源状態を変更するための電源制御信号を、前記情報処理装置に送信するための信号線が、前記表示装置のコネクタに接続されたかを検知し、
前記コネクタに対する前記信号線の接続を検知したとき、前記表示装置の電源状態を前記情報処理装置の電源状態に基づいて変更する、
ことを特徴とする電源状態制御方法。