JP6212762B2 - 流量計測方法及び装置 - Google Patents
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Description
ただし、
…(2)
…(3)
によって流量Qの近似値QNを決定するものである。ここで、xi,wiはそれぞれガウス求積法の分点、係数であり、各分点x=xiにおいて計測された離散的な流速Vz(xi)を用いて上記式(5)が計算される。
と表わされる。これを利用し、特許文献3,4が開示する方法においては重み関数を
とし、被積分関数を2RVz(x)として、ガウス求積法(ガウス−チェビチェフ)に従い分点xi,係数wiが計算される。各分点x=xiにおいて計測された離散的な流速Vz(xi)を用いて、以下の近似式
により流量Qの近似値QNが決定される。
ただし、
…(10)
…(11)
(Sは流路断面を表わし、流路断面S内の位置を(x,y)で表わす。vzは、流体の流速のうち、流路断面Sの法線方向(z方向)成分を表わし、vz(x,y)は、流路断面S内位置(x,y)における流体の流速のうち、位置(x,y)における法線方向の成分を表わす。ymin(x),ymax(x)は、それぞれ流路断面S内でx座標を定めたときのy座標の最小値、最大値を表わし、xmin,xmaxは、それぞれ流路断面S内でのx座標の最小値、最大値を表わす。後述の各式においても同様。)
によって表わされる流量Qを計測する方法であって、
流路断面S内の各位置(x,y)における、流速の法線方向成分の推定値をvz0(x,y)としたとき、以下の式:
ただし、
…(13)
によって表わされるVz0(x)L(x)を重み関数として、1からN(Nは1以上の任意の自然数)までの自然数iについてガウス求積法の分点xi及び係数wiを決定する段階と、
各々の分点xiについて、Vz(xi)を決定するとともにVz0(xi)を決定する段階と、
流量Qの近似値として、以下の式:
を用いて表わされる、近似値QNを決定する段階と、を備えた方法を提供する。
となり、あるx座標についての、推定流速分布の平均値に対する実際の流速分布の平均値の比を表わしている。推定流速分布が確からしいほど被積分関数は定数関数に近くなるため、近似精度が向上する。
流路断面S内の各位置(x,y)における、流速の法線方向成分の推定値をvz0(x,y)としたとき、オフセット関数Vz1(x)を用いて以下の式:
ただし、
…(17)
で表わされるV’z0(x)を用いて、以下の式:
によって表わされるV’z0(x)L(x)を重み関数として、1からN(Nは1以上の任意の自然数)までの自然数iについてガウス求積法の分点xi及び係数wiを決定する段階と、
各々の分点xiについて、Vz(xi)を決定するとともに、V’z0(xi),Vz1(xi),及び、以下の式:
…(20)
で表わされるQz0,Qz1を決定する段階と、
以下の式:
を用いて表わされる、近似値QNを決定する段階とを備えた方法を提供する。
に基づき、近似値QNの誤差範囲を推定する段階とを備えた流量計測方法を提供する。後述のとおり、このような方法で近似値QNの誤差を見積もることが可能である。ここにおいて、「近似値QNよりも信頼性の低い」第2の近似値QSUBとは、本発明の方法を用いる場合には計測点数Nを減らしたり、あるいは後述のとおり、ガウス求積法の被積分関数を各分点xiについて個別に計算するのではなく、その最大値又は最小値で一律に置き換えたりして決定された、近似値QNよりも誤差が大きいと推定される近似値である。
本明細書、及び特許請求の範囲中で用いられる「ガウス求積法」という用語は、重み関数を用いて有限個の分点及び係数を決定し、これらを用いた多項式近似として実行される数値積分法一般を指す総称である。分点及び係数の具体的な値は、重み関数等の条件に依存する。以下、このような一般的意味におけるガウス求積法を説明する。
とおく。
…(25)
を係数とする直交多項式:
に対して、PN(x)=0となる根をガウス求積法の分点xi(i=1,2,…,N)とする。
(4)一般の被積分関数f(x)に対して、以下のとおり有限和で積分値を近似する。
誤差項RNは2N次導関数を含む形で表されるため、被積分関数f(x)が2N次未満の多項式である場合、近似誤差は0となる。
本発明の一実施形態による流量計測方法によれば、上述のガウス求積法において重み関数w(x)をVz0(x)L(x)とし(式(12))、式(23)〜(27)を用いて分点xi及び係数wiを決定し、被積分関数f(x)をVz(x)/Vz0(x)(式(15))として式(28)で演算することにより、上記式(14)に示される近似値QNを得ることができる。
また本発明の一実施形態によれば、以下のとおり誤差Q−QNの範囲を推定することが可能である。
が成り立つと推定される近似値QSUBを、利用する計測点数を減らした上で本発明の流量計測方法を用いたり、あるいは別の任意の方法を用いたりして求める。
(1)QN≦Qのとき、
より、以下の式が得られる。
(2)QN>Qのとき、
まず、仮にQSUB≧Qとすると、QSUB<QNからQSUB−Q<QN−Qとなり、QSUBがQNよりも信頼性が低いという仮定に矛盾するので、QSUB<Qとする。このとき、当該仮定から
なので、上記式(32)の両辺にQNを加えて整理することにより上記式(31)が得られる。
(1)QN≦Qのとき、
まず、仮にQSUB≦Qとすると、QSUB>QNからQ−QSUB<Q−QNとなり、QSUBがQNよりも信頼性が低いという仮定に矛盾するので、QSUB>Qとする。このとき、当該仮定から
なので、上記式(33)の両辺からQNを引いて整理することにより、以下の式:
が得られる。
(2)QN>Qのとき、
より、上記式(34)が得られる。
として、QNの誤差範囲を推定することができる。
…(37)
で表されるQmin,Qmaxを考えることができる。Qmin<QN<Qmaxであり、また、実用上十分な確からしさで、QNはQmin,Qmaxよりも精度が高いものと考えられる。よって、上記(36)を用いれば、以下の式:
によりQNの誤差範囲を概算することができる。
本発明の流量計測方法を実施することができる装置の一例を、図5に示す。図5の流量計測装置は、ガウス求積演算回路、流路配管1に設置された少なくとも1組の超音波素子2a,2bのペア、超音波送受信回路、超音波送受信信号記録回路、流速計算回路、Vz0(xi)計算回路、QN決定回路、及び任意で誤差範囲推定回路を備える。これらの要素のうち、少なくとも1組の超音波素子2a,2bのペア、超音波送受信回路、超音波送受信信号記録回路、流速計算回路によってVz(xi)決定部が構成される。
次に、半径1の円管流路において、実際の流速分布が以下の式(39),(40):
(層流)
(指数則)
ただし、n=5,7,9
…(40)
で表わされるそれぞれの場合(図6)に、N=3として本発明の方法により流量の近似値Q3を得るための、流量計測装置の動作を説明する。
として、予め与えられているとする。この推定値vz0(x,y)がガウス求積演算回路に入力される。ガウス求積演算回路は、入力されたvz0(x,y)から重み関数:
を構成し、上述のガウス求積法により分点xi及び係数wiを決定する。本具体例においてはN=3であるため、x1〜x3及びw1〜w3が決定される。
以上の動作のうち、誤差範囲推定以外の動作について、計算機シミュレーションによる模擬実験を行った。ただし、超音波素子2a,2bを用いた伝播時間t1,t2の計測は行わず、上記(39),(40)式のvz(x,y)を用いてVz(xi)を直接計算した。併せて、従来のガウス求積法により同様に流量の近似値を計算した。以下、それらの計算結果を比較する。
…(44)
と、Vz0(x),Vz(x)のゼロ点をずらし、特にV′z0(x)が流路断面S内で常にゼロ以上となるように、又は流路断面S内で常にゼロ以下となるようにVz1(x)を選定することで重み関数の符号を一定に保つ、という発想に基づく。ここで、
…(45)
とする。
と構成し、更に流量Q’に対してガウス求積法を適用するための被積分関数を
と、重み関数を
と構成することができる。上記式(48)の重み関数を用いてガウス求積法の分点xi及び係数wiを決定すれば、これらを用いて流量Q’の近似値Q’Nを
と表わすことができる。
が得られるので、Q,Q’をそれぞれ近似値QN,Q’Nで置き換えることにより、
が得られる。さらに、上記式(44),(49),(51)から
が得られる。
で与えられる場合は、−1≦x,y≦1の半径1の円管流路において、Vz0(x)の符号が[−1,1]区間で変化するが、重み関数をVz0(x)L(x)として上記式(23)〜(27)のガウス求積法を適用すると(N=3とする。)、分点x1,x2,x3=0.00,0.75,−0.75、係数w1,w2,w3=0.05,−0.36,−0.36となり、積分区間内に分点xiをとることができる。なお、このときx1〜x3に対応するVz0(xi)=0.19,−0.81,−0.81であり、重み関数の符号は確かに変化している。またオフセット関数Vz1(x)を導入する場合も、例えば推定流速分布を
とし、オフセット関数Vz1(x)=1とすれば、このVz1(x)及び上記式(54)のvz0(x,y)を用いて得られるV’z0(x)は上記式(53)を用いて上記式(13)に従い得られる(オフセットを導入しない時の)Vz0(x)と等しくなるため、V’z0(x)L(x)を重み関数としてガウス求積法を実行したときには積分区間内に分点xi(x1,x2,x3=0.00,0.75,−0.75)が得られる。したがって、実施例1,2の両方において、重み関数の符号が積分区間内で変化する場合であっても、理論的には、ガウス求積法により流量の近似値を得ることができる場合がある。
本実施例2に示す、本発明の流量計測方法を実施することができる装置の一例を、図8に示す。図8の装置においては、図5の装置中のVz0(xi)計算回路に代わってV’z0(xi),Vz1(xi),Qz0,Qz1計算回路が用いられる。以下、図8の装置の構成、動作を説明するが、図5の装置と同様の部分については説明を省略する。
次に、流速分布がvz(x,y)で表わされる場合に、N=3として本発明の方法により流量の近似値Q3を得るための、流量計測装置の動作を説明する。ただし、実施例1で説明した動作と同様の部分については説明を省略する。
実用的な流体設備では、流路中の種々の構成機器、構造物によって流速分布が乱される場合があり、流量計測に誤差を生じる要因となる。そのような整流されていない流路における流量計測精度について、本発明の流量計測方法を用いた計測結果と従来技術による計測結果とを比較することにより、本発明の有効性を例示する。
整流されていない流路の典型例として、曲管(肘部)及び邪魔板(曲管下流の流路断面を部分的に封止)を配置した円管流路を考える(図9A,図9B)。邪魔板は図9A中の位置Xに配置されており、その断面は、図9Bに示すとおり半円形状である。なお、流路断面は直径約83mmの円形である。
2a,2b 超音波素子
Claims (9)
- 流路内を流れる流体の流量として、以下の式:
(Sは流路断面を表わし、該流路断面S内の位置を(x,y)で表わす。vzは、前記流体の流速のうち、流路断面Sの法線方向(z方向)成分を表わし、vz(x,y)は、流路断面S内位置(x,y)における該流体の流速のうち、該位置(x,y)における該法線方向の成分を表わす。ymin(x),ymax(x)は、それぞれ流路断面S内でx座標を定めたときのy座標の最小値、最大値を表わし、xmin,xmaxは、それぞれ該流路断面S内でのx座標の最小値、最大値を表わす。)
によって表わされる流量Qを計測する方法であって、
前記流路断面S内の各位置(x,y)における、流速の前記法線方向成分の推定値をvz0(x,y)としたとき、以下の式:
によって表わされるVz0(x)L(x)を重み関数として、1からN(Nは1以上の任意の自然数)までの自然数iについてガウス求積法の分点xi及び係数wiを決定する段階と、
各々の分点xiについて、Vz(xi)を決定するとともにVz0(xi)を決定する段階と、
前記流量Qの近似値として、以下の式:
を備えた方法。 - 流路内を流れる流体の流量として、以下の式:
(Sは流路断面を表わし、該流路断面S内の位置を(x,y)で表わす。vzは、前記流体の流速のうち、流路断面Sの法線方向(z方向)成分を表わし、vz(x,y)は、流路断面S内位置(x,y)における該流体の流速のうち、該位置(x,y)における該法線方向の成分を表わす。ymin(x),ymax(x)は、それぞれ流路断面S内でx座標を定めたときのy座標の最小値、最大値を表わし、xmin,xmaxは、それぞれ該流路断面S内でのx座標の最小値、最大値を表わす。)
によって表わされる流量Qを計測する方法であって、
前記流路断面S内の各位置(x,y)における、流速の前記法線方向成分の推定値をvz0(x,y)としたとき、オフセット関数Vz1(x)を用いて以下の式:
によって表わされるV’z0(x)を用いて、以下の式:
各々の分点xiについて、Vz(xi)を決定するとともに、V’z0(xi),Vz1(xi),及び、以下の式:
で表わされるQz0,Qz1を決定する段階と、
以下の式:
を備えた方法。 - 流路断面S内でV′z0(x)が常にゼロ以上となるよう、又は流路断面S内でV′z0(x)が常にゼロ以下となるよう、前記Vz1(x)が選定される、請求項2に記載の方法。
- 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の方法により前記近似値QNを決定する段階と、
前記近似値QNよりも信頼性の低い、第2の近似値QSUBを用いて、以下の式:
を備えた流量計測方法。 - 流路内を流れる流体の流量として、以下の式:
(Sは流路断面を表わし、該流路断面S内の位置を(x,y)で表わす。vzは、前記流体の流速のうち、流路断面Sの法線方向(z方向)成分を表わし、vz(x,y)は、流路断面S内位置(x,y)における該流体の流速のうち、該位置(x,y)における該法線方向の成分を表わす。ymin(x),ymax(x)は、それぞれ流路断面S内でx座標を定めたときのy座標の最小値、最大値を表わし、xmin,xmaxは、それぞれ該流路断面S内でのx座標の最小値、最大値を表わす。)
によって表わされる流量Qを計測する装置であって、
前記流路断面S内の各位置(x,y)における、流速の前記法線方向成分の推定値をvz0(x,y)としたとき、以下の式:
によって表わされるVz0(x)L(x)を重み関数として、1からN(Nは1以上の任意の自然数)までの自然数iについてガウス求積法の分点xi及び係数wiを決定する、ガウス求積演算部と、
前記ガウス求積演算部により決定された各々の分点xiについてVz(xi)を決定する、Vz(xi)決定部と、
前記ガウス求積演算部により決定された各々の分点xiについてVz0(xi)を決定する、Vz0(xi)決定部と、
前記流量Qの近似値として、以下の式:
を備えた装置。 - 流路内を流れる流体の流量として、以下の式:
(Sは流路断面を表わし、該流路断面S内の位置を(x,y)で表わす。vzは、前記流体の流速のうち、流路断面Sの法線方向(z方向)成分を表わし、vz(x,y)は、流路断面S内位置(x,y)における該流体の流速のうち、該位置(x,y)における該法線方向の成分を表わす。ymin(x),ymax(x)は、それぞれ流路断面S内でx座標を定めたときのy座標の最小値、最大値を表わし、xmin,xmaxは、それぞれ該流路断面S内でのx座標の最小値、最大値を表わす。)
によって表わされる流量Qを計測する装置であって、
前記流路断面S内の各位置(x,y)における、流速の前記法線方向成分の推定値をvz0(x,y)としたとき、オフセット関数Vz1(x)を用いて以下の式:
によって表わされるV’z0(x)を用いて、以下の式:
前記ガウス求積演算部により決定された各々の分点xiについて、Vz(xi)を決定する、Vz(xi)決定部と、
前記ガウス求積演算部により決定された各々の分点xiについてのV’z0(xi),Vz1(xi),及び、以下の式:
で表わされるQz0,Qz1を決定する、V’z0(xi),Vz1(xi),Qz0,Qz1決定部と、
以下の式:
を備えた装置。 - 前記ガウス求積演算部は、流路断面S内でV′z0(x)が常にゼロ以上となるよう、又は流路断面S内でV′z0(x)が常にゼロ以下となるよう、選定された前記Vz1(x)を用いる、請求項6に記載の装置。
- 前記Vz(xi)決定部が、
前記流路を規定する流路配管上で、前記各々の分点xiに対応する位置に設置される超音波素子のペアと、
前記超音波素子のペアに対して超音波の送受信を指示する、超音波送受信回路と、
前記超音波の送受信を示す信号を記録する、超音波送受信信号記録回路と、
前記超音波送受信信号記録回路に記録された、前記超音波の送受信を示す信号を用い、前記各々の分点xiについてVz(xi)を計算する、流速計算回路と
を備えることを特徴とする、請求項5乃至7のいずれか1項に記載の装置。 - 前記近似値QNよりも信頼性の低い、第2の近似値QSUBを用いて、以下の式:
を更に備えた、請求項5乃至8のいずれか1項に記載の装置。
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