JP2001056244A - 超音波流量計 - Google Patents

超音波流量計

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JP2001056244A
JP2001056244A JP11232482A JP23248299A JP2001056244A JP 2001056244 A JP2001056244 A JP 2001056244A JP 11232482 A JP11232482 A JP 11232482A JP 23248299 A JP23248299 A JP 23248299A JP 2001056244 A JP2001056244 A JP 2001056244A
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fluid
flow
transducers
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ultrasonic flowmeter
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JP11232482A
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Kazuyoshi Shimizu
和義 清水
Satoshi Arai
悟司 新井
Shigeyuki Kawanobe
滋之 川野邉
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Kaijo Corp
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Kaijo Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】自動車の排気ガスなどの脈動と流動状態の急激
な変化を伴う流体の流量を追随性良く検出できる簡易・
安価な構成の超音波流量計を提供する。 【解決手段】本発明の超音波流量計は、流体中に流れの
方向とその逆方向とに超音波を伝播させ、トランスジュ
ーサの対( T11,T12 ; T21,T22 )の間における両方向へ
の伝播所要時間を測定し、これらの測定超音波から流体
の流量や流速を算定するように構成されている。そし
て、上記トランスジューサの対は、対間を連結する線分
が測定しようとする流体の流れの方向に対して45°よ
りも小さな、かつ好適には15°よりも大きな交差角(
θ )を保つように配置される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は超音波流量計に関す
るものであり、特に、自動車の排気ガスなどの脈動を伴
う流体の計測に適した超音波流量計に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、流体の流量や流速を測定する計器
として、超音波流量計が広く使用されている。この超音
波流量計は、流体中に超音波を伝播させ、この超音波が
トランスジューサの対で流れの方向とその逆方向とに伝
播するのに要した伝播所要時間を測定し、これらの測定
値からこの流体の流量や流速を算定するように構成され
ている。
【0003】従来、この種の超音波流量計は、化学製品
や醸造製品や半導体装置の製造プロセス内の処理液や反
応ガスなどの流量や、屋外の風速や、クリーンルームな
どの屋内の微小な風速などの測定に利用されてきた。最
近、環境汚染に対する規制の強化に伴い、自動車からの
排気ガスの流量の検出が必要とされている。このような
排気ガスの流量の測定に超音波流量計を使用する際に問
題となるのは、排気ガスにエンジンの回転に起因する脈
動が伴う点である。
【0004】一般に、超音波による流速の測定は、流速
が一定の定常流の場合についても、雑音などの影響を除
くために一定の周期で多数回反復され、その平均値が測
定値として算定される。従って、流速が脈動を伴う場
合、平均化された流速を得るために、さらに多数回の測
定を反復する必要がある。この結果、1回の測定値、す
なわち、多数回の測定結果の平均値を算定するまでにか
なりの時間がかかる。このため、急停止、急発進など走
行状態の急激な態変化を伴って流量が急激に変化する自
動車の排気ガスについて、その時々刻々の流量を追随性
良く測定することが困難になる。
【0005】本出願人の先願に係わる、特願平10ー2
31190号には、圧力センサなどを使用して脈動の状
態を検出し、この脈動の状態がほぼ同一の時点で流速を
反復して測定することにより反復回数を減らして、追随
性を高めようとする超音波流量計が開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記先願の超音波流量
計は、追随性を高める上では有効であるが、圧力センサ
などの脈動検出手段と、これに関連した処理を追加しな
ければならず、装置の構成と処理とが多少複雑になると
いう問題がある。従って、本発明の目的は、圧力センサ
などの脈動検出手段を追加することなく、追随性を向上
できる超音波流量計を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記従来技術の課題を解
決する本発明の超音波流量計は、流体中に流れの方向と
その逆方向とに超音波を伝播させ、トランスジューサの
対の間における前記両方向への伝播所要時間を測定し、
これらの測定値からこの流体の流量又は流速を算定する
ように構成されている。そして、この超音波流量計は、
測定対象の流体は流速の脈動を伴う気体であり、上記ト
ランスジューサの対は対間を連結する線分が測定しよう
とする流体の流れの方向と45度よりも小さな角度を保
つように配置されている。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の好適な実施の形態によれ
ば、上記交差角度は15°よりも大きな値に設定されて
いる。
【0009】本発明の他の好適な実施の形態によれば、
トランスジューサの対の交差角度の設定誤差に基づく測
定誤差を補正するための手段を備えている。
【0010】本発明の更に他の好適な実施の形態によれ
ば、流速の脈動を伴う気体は、自動車の排気ガスであ
り、上記トランスジューサの対はその対間を連結する線
分が異なる空間に配置されるように複数設置され、各ト
ランスジューサの対による測定値を平均化した値が空間
的に平均化された測定値とされることにより、脈動の影
響が一層軽減されるように構成されている。
【0011】
【本発明の原理】本発明の実施例を説明するのに先立っ
て、まず、本発明の原理を説明する。通常、この種の超
音波流量計において超音波の送受信を行うトランスジュ
ーサの対は、管路によって囲まれる流路の外部に取付け
られる。これは、測定対象の流体内部にトランスジュー
サの対を設置する場合に生ずる種々の問題点、例えば、
流体内の流速分布への影響や、流体に対する汚染や、流
体が強い腐食性を持っていたり排気ガスのように高温で
ある場合などはトランスジューサの保護が困難になるな
どの問題点の発生を回避するためである。
【0012】そして、流路の外部にトランスジューサの
対を設置する場合、超音波の伝播速度のうち流速と平行
な成分が有限値となるように、すなわち、トランスジュ
ーサ対を連結する線分が流体の流れの方向と直交しない
ように、図3に示すように、管路Pに傾けて設置され
る。対間を連結する線分Sと管路Pの中心軸Zとのなす
交差角度が一定値θに設定され、流体の流速Vのうち超
音波の伝播速度Cと平行な成分がV cosθに設定され
る。
【0013】そして、超音波が流れの下流に伝播したと
きの伝播所要時間をt1 とおき、流れと逆の上流に伝播
したときの伝播所要時間をt2 とおくと、 t1 =L/(C+V cosθ) ・・・(1) t2 =L/(C−V cosθ) ・・・(2) を得る。ただし、Lはトランスジューサの対間の距離、
すなわち超音波の伝播路長である。そして、(1) 式と
(2) 式とから音速Cを消去することにより流速Vが算定
される。
【0014】従来、上記交差角度θに関しては、トラン
スジューサの管路への取付け誤差に基づく測定精度の低
下を考慮した最適値として、45°の値が選択されてき
た。これは、トランスジューサ対の管路への取付け角度
に誤差が生ずると、超音波の伝播路長に誤差が生じ、こ
の誤差を含む伝播路長に基づいて算定した流速に誤差が
生じるからである。
【0015】すなわち、図3において管路Pの内径をD
とおくと、超音波の伝播路長Lは、 L=D/(2 sinθ)+δL ・・・(3) となる。ただし、δLは超音波の伝播路のうち管路Pの
外部に存在する部分の長さである。実際の取付け角度が
目標値のまわりに±δθだけずれると、 L' =D/〔2 sin(θ±δθ)〕+δL ・・・(4) となる。
【0016】取付け角度θの目標値として15°,30°,
45°,60°の4種類を選択し、それぞれの目標値に±δ
θの取付け角度の誤差が生じた場合の伝播路長の比L'
/Lを算定すると、図4に示すようなものとなる。取付
け角度の目標値が45°の場合に、伝播路長の比L' /L
の値が1.0 に最も近く、従って、算定値に含まれる誤差
が最小となることが分かる。そして、この目標値が45°
の場合には、取付け角度の誤差が±5°程度であれば、
要求される精度によっては、測定値に対する補正を省略
することもできる。
【0017】一方、測定対象の流体が自動車のエンジン
から排出される排気ガスの場合のように、流体中に流速
の脈動が存在する場合を考える。この脈動の波長λに比
べて超音波の伝播経路長Lを十分大きな値に設定すれ
ば、すなわち、L≫λに設定すれば、超音波が流体中の
高速の箇所や低速の箇所をまんべんなく通過することに
なる。従って、この場合、脈動を有する流体の流速を空
間的な平均した空間平均値が検出されることになる。
【0018】流路に沿ってz軸を設定し、波長λの脈動
を有する流体の流速Vの変動分δvを次式で与える。 δv=δvo sin(2πz/λ) ・・・(1) この脈動を有する流体の流速の変動分δvを座標z' を
中心とする有限長dにわたって平均化すると、次式を得
る。
【0019】 δv' =(1/d)z'-d/2z'+d/2δvdz =〔λ/(πd)〕 sin(πd/λ)・δvo sin(2πz' /λ) =k・δvo sin(2πz' /λ) ・・・(2) k=〔λ/(πd)〕 sin(πd/λ) ・・・(3) ただし、(2)式中の演算記号 z'-d/2z'+d/2 δv
dzは、流体の流速の変動分δvをz' −d/2から
z' +d/2までにわたって積分することを意味してい
る。
【0020】(3)式のkは、脈動の振幅の空間的平均
化による低減の度合いを示す係数である。この脈動低減
係数kを図5に示す。図5を参照すると、λ/d=1、
すなわち、脈動のちょうど1波長にわたって空間的平均
化を行えば、k=0となり、脈動の影響はゼロになる。
これは、大きな流速の箇所と小さな流速の箇所が空間的
に平均化されて脈動が存在しない場合と同一になるため
である。
【0021】図5の更に詳細な説明については、必要に
応じて、 Special Contributions,Gegraphycal Institu
te, Kyoto Univercity,No.8,1968, pp45-60に掲載され
た"APPLICATION OF SONIC ANEMOMETER-THERMO-METER TO
THE STUDIES OF VERTICALEDDY TRANSPORT PROCESSES I
N THE ATOMOSPHERIC BOUNDARY LAYER " と題するYasu
shi Mitsuya の論文などを参照されたい。
【0022】測定対象の排気ガスの流速V、エンジン回
転数で決まる脈動の周波数をfとすれば、脈動の波長λ
は次式で与えられる。 λ=V/f ・・・(4) また、排気管の内径をD、トランスジューサを連結する
線分と排気管の管軸とのなす交差角度をθとすれば、 d=D/ tanθ ・・・(5) となる。
【0023】(4)式と(5) 式から、
f=〔(d/λ)(tan θ/D)〕V ・・・(6) 図5によれば、脈動低減係数kが0.5 となるλ/dはほ
ぼ 2.4であり、この値を(5)式に代入すると、 f=( 0.42 tanθ/D)V ・・・(6) '
【0024】(6)' 式において、流路Pの内径Dを10
0 mmとおいて算定することによって得られた流体の流
速Vと脈動周波数fとの関係を図6に示す。流体が自動
車のエンジンから排出される排気ガスの場合、脈動周波
数は30Hz〜120 Hz程度の範囲にわたって変化する。従っ
て、排気ガスの流速が10m/sec 〜40m/sec の範囲で
は、交差角度θを45°よりも小さく、望ましくは20°程
度の小さな値に設定することが必要になる。
【0025】上述のように、自動車のエンジンから排出
される排気ガス等の脈動を伴う流体の流速や流量を測定
する場合に、トランスジューサ対の交差角度θをできる
だけ小さな値に設定して伝播路長を増大させることによ
り、脈動の影響を軽減するが可能である。この脈動の影
響の軽減にともない、平均化のための反復検出回数が少
なくて済み、流量の急変への追随性が向上する。しかし
ながら、図4から判明するように、この交差角度を45°
よりも小さな範囲において小さな値に設定するほど設置
角度の誤差に伴う測定誤差が増大する。そこで、これら
の点を勘案することにより、最適の交差角度は、45°よ
りも小さく15°よりも大きな範囲に設定される。
【0026】
【実施例】図2は本発明の一実施例の超音波流量計の機
能ブロック図であり、図1はこの実施例の超音波流量計
を構成するトランスジューサの部分をこれらが取付けら
れる管路Pと共に示す断面図である。
【0027】まず、図1の断面図を参照すれば、排気管
Pには、自動車のエンジンから排出される脈動性の排気
ガスが流れる。この排気管Pの管壁上に互いに対向する
ように、第1のトランスジューサの対T11,T12
と、第2のトランスジューサの対T21,T22が設置
されている。各対内のトランスジューサを連結する線分
と、排気ガスの流速の方向、すなわち排気管Pの管軸Z
とのなす交差角度θは、45°よりも小さくかつ15°より
も大きな25°前後の値に設定されている。
【0028】図2のブロック図を参照すれば、この実施
例の超音波流量計は、上記第1のトランスジューサT1
1,T12と、第2のトランスジューサの対T21,T
22とに加えて、第1,第2の送受信部TX1,TX2
と、制御・演算部Pと、表示部DISと、入力部INと
を備えている。
【0029】制御・演算部Pは、第1,第2の送受信部
TX1,TX2に制御信号を送出することにより、第1
のトランスジューサの対T11,T12と、第2のトラ
ンスジューサの対T21,T22との双方において、そ
の一方から流体中に超音波信号を放射させ、この流体中
を伝播してきた超音波を他方のトランスジューサで受信
させるという超音波の送受信動作を、送信側のトランス
ジューサを交番させながら反復させる。
【0030】制御・演算部Pは、送受信部TX1,TX
2に超音波信号の送信を指令したのち、これらの送受信
部TX1,TX2から超音波信号を受信した旨の通知を
受け取るまでの所要時間を監視することにより、この超
音波信号の送信から受信までに要した時間を、超音波が
第1,第2のトランスジューサの対間を伝播するのに要
した伝播所要時間として検出する。
【0031】そして、制御・演算部Pは、超音波が流れ
の下流に伝播したときの伝播所要時間t1 と、流れと逆
の上流に伝播したときの伝播所要時間をt2 とを検出
し、前述した(1)式と(2)式に従って、流速Vを算
定し、この流速に断面積を乗算することにより流量を算
定する。
【0032】制御・演算部Pは、第1のトランスジュー
サの対T11,T12間の伝播所要時間から算定した流
量と、第2のトランスジューサの対T21,T22間の
伝播所要時間から算定した流量との平均値を算定するこ
とにより、異なる超音波の伝播路について流量の空間平
均化を行う。このように、伝播方向に沿う空間的平均化
を図ると共に、管路Pの断面内の空間的平均化を図るこ
とにより、脈動の影響が軽減される。
【0033】上述のように交差角度θを20°前後の小さ
な値に設定したため、この交差角度θに設定誤差δθが
生ずることによって、流量や流速に大きな測定誤差が生
ずるという問題がある。そこで、本実施例の超音波流量
計では、このδθに基づく測定誤差を除去するため、予
め算定した所定の補正係数を測定値に乗算するという補
正が行われる。
【0034】この補正係数を算定するために、この実施
例の超音波流量計と、上記交差角度を45°に設定する
ことにより設定誤差δθに基づく測定誤差を低減させた
基準の超音波流量計とを用いて、脈動を伴わない流体の
流量の実測が行われる。そして、この実施例の超音波流
量計による測定値と、基準の超音波流量計の測定値との
比が補正係数として算定される。
【0035】上記交差角度を45°に設定した基準の超
音波流量計を使用する代わりに、流量が予め判明してい
る流体の流量をこの実施例の超音波流量計を用いて実測
し、この実測値と予め判明している流量との比から補正
係数を算定する構成を採用することもできる。あるい
は、角度誤差δθをレーザ光線などを利用して直接実測
し、図4の関係を利用して補正するようにすることもで
きる。
【0036】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の超
音波流量計は、トランスジューサの対間を連結する線分
が脈動を伴う排気ガスなどの流体の流れの方向と45度
よりも小さな角度を保つように配置される構成であるか
ら、一定の管径のもとで大きな伝播路長を実現すること
が可能になる。この結果、脈動の影響が軽減され,脈動
に対する平均化のための反復検出回数が少なくて済み、
流量の変化に対する追随性が向上するという効果が奏さ
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の超音波流量計を構成するト
ランスジューサの部分をこれらが取付けられる管路Pと
共に示す断面図である。
【図2】上記実施例の超音波流量計の機能ブロック図で
ある。
【図3】従来の超音波流量計のトランスジューサの部分
をこれらが取付けられる管路Pと共に示す断面図であ
る。
【図4】交差角度の誤差δθに伴って発生する流量の測
定誤差を交差角度の目標値15°,30°,45°,60°につ
いて示す計算値である。
【図5】空間的平均化による脈動の振幅の低減の度合い
を示す脈動低減係数kと、λ/dとの関係を示す計算値
である。
【図6】脈動低減係数が0.5 の場合について、脈動の周
波数と流速と、トランスジューサ対の交差角度との関係
を示す計算値である。
【符号の説明】
P 自動車の排気管 T11 〜T22 トランスジューサ Z 排気ガスの流れの方向 θ トランスジューサ対間を連結する線分と排
気ガスの流れの方向 との交差角度
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川野邉 滋之 東京都羽村市栄町3丁目1番地の5 株式 会社カイジョー内 Fターム(参考) 2F035 AA02 DA07 DA20 GA02

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】流体中に流れの方向とその逆方向とに超音
    波を伝播させ、トランスジューサの対の間における前記
    両方向への伝播所要時間を測定し、これらの測定値から
    この流体の流量又は流速を算定する超音波流量計におい
    て、 前記流体は流速の脈動を伴う気体であり、 前記トランスジューサの対は、対間を連結する線分が測
    定しようとする流体の流れの方向と45°よりも小さな
    交差角度を保つように配置されたことを特徴とする超音
    波流量計。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記交差角度は15°よりも大きな値に設定されたこと
    を特徴とする超音波流量計。
  3. 【請求項3】請求項1と2のそれぞれにおいて、 前記交差角度の設定誤差に基づく測定誤差を補正するた
    めの手段を備えたことを特徴とする超音波流量計。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3のそれぞれにおいて、 前記流速の脈動を伴う気体は、自動車の排気ガスである
    ことを特徴とする超音波流量計。
  5. 【請求項5】請求項1乃至4のそれぞれにおいて、 前記トランスジューサの対はその対間を連結する線分が
    異なる空間に配置されるように複数設置され、各トラン
    スジューサの対による測定値を平均化した値が空間的に
    平均化された測定値とされることを特徴とする超音波流
    量計。
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