JP6210594B2 - ケーブル接続用クロージャのシール部材およびそのシール部材を備えるクロージャ - Google Patents
ケーブル接続用クロージャのシール部材およびそのシール部材を備えるクロージャ Download PDFInfo
- Publication number
- JP6210594B2 JP6210594B2 JP2013240346A JP2013240346A JP6210594B2 JP 6210594 B2 JP6210594 B2 JP 6210594B2 JP 2013240346 A JP2013240346 A JP 2013240346A JP 2013240346 A JP2013240346 A JP 2013240346A JP 6210594 B2 JP6210594 B2 JP 6210594B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cable
- insertion portion
- main body
- cable insertion
- rotating member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 188
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 188
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 29
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 6
- 230000035515 penetration Effects 0.000 description 4
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 4
- 239000013307 optical fiber Substances 0.000 description 3
- 238000012790 confirmation Methods 0.000 description 2
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 1
- 230000002349 favourable effect Effects 0.000 description 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
- 238000005549 size reduction Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
- Cable Accessories (AREA)
Description
最初に本発明の実施形態の概要を説明する。
本発明にかかるケーブル接続用クロージャのシール部材の一実施形態は、
(1)複数本のケーブルが導入されるケーブル導入部が少なくとも一端に設けられたハウジングを有するケーブル接続用クロージャの前記ケーブル導入部に装着されて前記ケーブル導入部をシールするシール部材であって、
前記ハウジングに固定される本体部と、
前記本体部に回動可能に連結され、閉状態で前記本体部との間に前記ケーブルが液密的に挿通可能な第1のケーブル挿通部を形成するとともに開状態で前記第1のケーブル挿通部が開放される第1の回動部材と、
前記本体部に回動可能に連結され、閉状態で前記本体部との間に前記ケーブルが液密的に挿通可能な第2のケーブル挿通部を形成するとともに開状態で前記第2のケーブル挿通部が開放される第2の回動部材と、
前記第1の回動部材を回動可能に支持する第1の軸部と、
を有し、
前記第2の回動部材の少なくとも一部は、前記第1の軸部に回動可能に支持されていることを特徴とする。
前記第3の回動部材を回動可能に支持する第2の軸部と、
をさらに有し、
前記第2の回動部材は、前記第1の軸部に回動可能に支持される第1の部品と、前記第2の軸部に回動可能に支持される第2の部品と、により構成されていることが好ましい。
また、第1の部品と第2の部品とからなる第2の回動部材を開くことで、第2のケーブル挿通部を大きく開放することができる。したがって、第2のケーブル挿通部を大きくすることができ、太いケーブルの挿通が可能となる。
また、第2の回動部材を第1の部品と第2の部品とから構成したことで、第1の部品の回動角度および第2の部品の回動角度を小さくしつつ、第2のケーブル挿通部を大きく開放することができる。
前記弾性部材は、前記第2の回動部材の回動中心と前記第2のケーブル挿通部の中心とを通る直線に沿って延びる割れ目が形成されていることが好ましい。
(7)複数本のケーブルが導入されるケーブル導入部が少なくとも一端に設けられたハウジングと、前記ケーブル導入部にそれぞれ設けられたシール部材とを有するケーブル接続用クロージャであって、
上記(1)から(6)のいずれかのシール部材が前記ケーブル導入部に設けられていることを特徴とする。
以下、本発明に係るケーブル接続用クロージャのシール部材およびそのシール部材を備えるクロージャの実施の形態の例を、図面を参照して説明する。なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
図1に示すように、本実施形態に係るケーブル接続用クロージャ11は、通信用光ケーブルである主ケーブル1が挿通されている。また、ケーブル接続用クロージャ11は、クロージャの少なくとも一端から、分岐ケーブル2、多心ドロップケーブル3および単心ドロップケーブル4が引き出されている。このケーブル接続用クロージャ11は、主ケーブル1の光ファイバ心線と、分岐ケーブル2、多心ドロップケーブル3あるいは単心ドロップケーブル4の光ファイバ心線との接続部を収容して保護する。ケーブル接続用クロージャ11の両端には固定具12が設けられており、ケーブル接続用クロージャ11は、これらの固定具12によって、支持線(図示略)に固定されて中空に設置される。
図7および図8は、シール部材へのケーブルの挿通作業を説明するシール部材の正面図である。
主ケーブル1を第2のケーブル挿通部42に挿通させる場合は、図7に示すように、まず、第2の回動部材32の第1の部品32aと第2の部品32bとの係合を解除し、これらの第1の部品32aおよび第2の部品32bを、それぞれ本体部22から離間する方向へ回動させて第2のケーブル挿通部42を開状態とする。このとき、弾性部材51,52のシール部71に、割れ目75が形成されているので、第1の部品32aおよび第2の部品32bを容易に大きく開くことができる。
分岐ケーブル2を第1のケーブル挿通部41に挿通させる場合は、図8に示すように、まず、第1の回動部材31の係合を解除し、この第1の回動部材31を、本体部22から離間する方向へ回動させて第1のケーブル挿通部41を開状態とする。
分岐ケーブル2を第3のケーブル挿通部43に挿通させる場合は、第1のケーブル挿通部41に挿通させる場合と同様である。まず、第3の回動部材33を回動させて第3のケーブル挿通部43を開状態とし、次に、第3のケーブル挿通部43の開放側から分岐ケーブル2を導入して配置させる。その後、開状態から第3の回動部材33を閉状態とし、これにより、第3のケーブル挿通部43に、分岐ケーブル2が液密的に挿通された状態となる。
主ケーブル1を第2のケーブル挿通部42から取り出す場合は、第2の回動部材32の第1の部品32aと第2の部品32bとの係合を解除し、これらの第1の部品32aおよび第2の部品32bを、それぞれ本体部22から離間する方向へ回動させて第2のケーブル挿通部42を開状態とする。このときも、弾性部材51,52のシール部71に、割れ目75が形成されているので、第1の部品32aおよび第2の部品32bを容易に開くことができる。
分岐ケーブル2を第1のケーブル挿通部41から取り出す場合は、第1の回動部材31の係合を解除し、この第1の回動部材31を、本体部22から離間する方向へ回動させて第1のケーブル挿通部41を開状態とする。
分岐ケーブル2を第3のケーブル挿通部43から取り出す場合は、第1のケーブル挿通部41から取り出す場合と同様である。まず、第3の回動部材33の係合を解除して第3のケーブル挿通部43を開状態とする。次に、第3のケーブル挿通部43内から分岐ケーブル2を引き出し、第3のケーブル挿通部43から外れた位置に配置させる。その後、第3の回動部材33を閉状態として、第3のケーブル挿通部43がシールされた状態とされる。
Claims (7)
- 複数本のケーブルが導入されるケーブル導入部が少なくとも一端に設けられたハウジングを有するケーブル接続用クロージャの前記ケーブル導入部に装着されて前記ケーブル導入部をシールするシール部材であって、
前記ハウジングに固定される本体部と、
前記本体部に回動可能に連結され、閉状態で前記本体部との間に前記ケーブルが液密的に挿通可能な第1のケーブル挿通部を形成するとともに開状態で前記第1のケーブル挿通部が開放される第1の回動部材と、
前記本体部に回動可能に連結され、閉状態で前記本体部との間に前記ケーブルが液密的に挿通可能な第2のケーブル挿通部を形成するとともに開状態で前記第2のケーブル挿通部が開放される第2の回動部材と、
前記第1の回動部材を回動可能に支持する第1の軸部と、
を有し、
前記第2の回動部材の少なくとも一部は、前記第1の軸部に回動可能に支持されている、ケーブル接続用クロージャのシール部材。 - 前記本体部に回動可能に連結され、閉状態で前記本体部との間に前記ケーブルが液密的に挿通可能な第3のケーブル挿通部を形成するとともに開状態で前記第3のケーブル挿通部が開放される第3の回動部材と、
前記第3の回動部材を回動可能に支持する第2の軸部と、
をさらに有し、
前記第2の回動部材は、前記第1の軸部に回動可能に支持される第1の部品と、前記第2の軸部に回動可能に支持される第2の部品と、により構成されている、請求項1に記載のケーブル接続用クロージャのシール部材。 - 前記第1のケーブル挿通部、前記第2のケーブル挿通部および前記第3のケーブル挿通部の各中心位置が二等辺三角形の各頂点位置にそれぞれ配置されている、請求項2に記載のケーブル接続用クロージャのシール部材。
- 前記第2のケーブル挿通部の中心位置が、前記二等辺三角形の頂角の頂点位置に配置されている、請求項3に記載のケーブル接続用クロージャのシール部材。
- 前記本体部と前記第2の回動部材とに固定されて前記第2のケーブル挿通部に配置された前記ケーブルに密着する弾性部材を有し、
前記弾性部材は、前記第2の回動部材の回動中心と前記第2のケーブル挿通部の中心とを通る直線に沿って延びる割れ目が形成されている、請求項1から4のいずれか一項に記載のケーブル接続用クロージャのシール部材。 - 前記割れ目が延びる方向と直交する方向に延びるリブを有する、請求項5に記載のケーブル接続用クロージャのシール部材。
- 複数本のケーブルが導入されるケーブル導入部が少なくとも一端に設けられたハウジングと、前記ケーブル導入部にそれぞれ設けられたシール部材とを有するケーブル接続用クロージャであって、
請求項1から6のいずれか一項に記載のシール部材が前記ケーブル導入部に設けられている、ケーブル接続用クロージャ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013240346A JP6210594B2 (ja) | 2013-11-20 | 2013-11-20 | ケーブル接続用クロージャのシール部材およびそのシール部材を備えるクロージャ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013240346A JP6210594B2 (ja) | 2013-11-20 | 2013-11-20 | ケーブル接続用クロージャのシール部材およびそのシール部材を備えるクロージャ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015099339A JP2015099339A (ja) | 2015-05-28 |
JP6210594B2 true JP6210594B2 (ja) | 2017-10-11 |
Family
ID=53375968
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013240346A Active JP6210594B2 (ja) | 2013-11-20 | 2013-11-20 | ケーブル接続用クロージャのシール部材およびそのシール部材を備えるクロージャ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6210594B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB9404396D0 (en) * | 1994-03-07 | 1994-04-20 | Raychem Sa Nv | Sealing arrangement |
JPH11313427A (ja) * | 1999-03-30 | 1999-11-09 | Sumitomo Electric Ind Ltd | ケ―ブル接続箱用端面板 |
JP4177781B2 (ja) * | 2004-04-02 | 2008-11-05 | 日本通信電材株式会社 | ケーブル接続部用クロージャ |
-
2013
- 2013-11-20 JP JP2013240346A patent/JP6210594B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015099339A (ja) | 2015-05-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2019037126A (ja) | 多軸角度調整リンクを有するケーブルガイド | |
CN101630043B (zh) | 光插塞连接机构的插塞件 | |
US20160258196A1 (en) | Hinge device | |
CN104808295A (zh) | 线缆牵引组件及其组装和拆卸方法 | |
JP2006159305A (ja) | ロボットの線条体案内装置及び線条体案内装置を備えたロボット | |
JP2009220219A (ja) | ロボットアーム用ケーブル保持装置 | |
JP6210594B2 (ja) | ケーブル接続用クロージャのシール部材およびそのシール部材を備えるクロージャ | |
JP2015200706A (ja) | 二連型lc用通信光検知用アダプタ及び二連型lc用通信光検知構造 | |
ES2650807T3 (es) | Placa de montaje para un cuerpo de inodoro | |
ES2827324T3 (es) | Guía articulada para cables | |
JP2007212506A (ja) | 光ケーブル用簡易クロージャ | |
RU2438064C2 (ru) | Устройство защиты и направления провода открывающегося окна кабины экипажа летательного аппарата | |
KR20140083449A (ko) | 덕트용 접속구 | |
CN108194733A (zh) | 管道接头 | |
CN105379028A (zh) | 机动车的连接器 | |
CN104049307A (zh) | 光连接器 | |
CA3010479C (en) | Valve for bypass conduit | |
CN208255475U (zh) | 一种光驻地网中光纤接头保护装置 | |
CN104769513B (zh) | Plc单元 | |
KR20170032784A (ko) | 커버용 힌지장치 | |
JP2018530867A5 (ja) | ||
CN207213441U (zh) | 一种简易三通连接件 | |
JP2010281910A (ja) | 光コネクタ装置 | |
KR101613705B1 (ko) | 커버용 힌지장치 | |
KR200467535Y1 (ko) | 연결 각도 가변 조인트 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A625 | Written request for application examination (by other person) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A625 Effective date: 20160825 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170621 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170815 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170908 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6210594 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |