JP6210490B2 - 加速度センサーの検査装置 - Google Patents

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Description

本発明は、加速度センサー(Gセンサーおよび角速度センサー)の温度特性を検査する加速度センサーの検査装置に関する。
従来、この種の加速度センサーの検査装置として、3軸加速度センサー検査装置が知られている(特許文献1参照)。
この3軸加速度センサー検査装置は、検査対象の3軸加速度センサーが装着され、3軸加速度センサーの加速度検出信号を測定する4枚の測定板と、加速度検出信号を送信する無線送信機と、各測定板を回転支持する4つの測定板駆動モーターと、各測定板駆動モーターを介して各測定板を支持する4枚の支持板と、4枚の支持板が径方向に放射状に取り付けられ、これら支持板を回転させる主回転軸と、主回転軸を回転駆動するステッピングモータと、これら構成装置を収容する恒温槽と、を備えている。
恒温槽の内部は、所定の検査温度に維持され、この検査温度下において、主回転軸による各支持板の1/4回転毎の測定と、測定板駆動モーターによる測各測定板の90°回転毎の測定とにより、3軸加速度センサーのX軸方向、Y軸方向およびZ軸方向の±1Gの加速度検出信号(重力加速度)を測定するようにしている。
特開2007−322337号公報
このような、従来の3軸加速度センサー検査装置では、構成装置を恒温槽に収容することで、3軸加速度センサーの温度特性をも検査可能であることが想定される。かかる温度特性の検査では、恒温槽内の雰囲気を所定の検査温度(例えば、高温、常温、低温)に昇温および降温する必要があり、熱源の設備が大掛かりになると共に、検査温度の切り替えのための昇温および降温に時間がかかり、全体として検査時間が長くなる問題がある。
本発明は、簡単な熱源設備で且つ短時間で検査を行うことができる加速度センサーの検査装置を提供することを課題としている。
本発明の加速度センサーの検査装置は、検査対象物である複数の加速度センサーが、検査基板に搭載された状態でセットされるセンサーセット部と、センサーセット部に配設され、検査温度となるように加速度センサーを降温および昇温する冷熱印加部と、冷熱印加部に降温および昇温のための熱媒体を供給する冷熱供給源と、冷熱供給源と冷熱印加部とを接続する媒体流路と、加速度センサーの出力信号を測定する測定部と、センサーセット部を、任意の1の第1平面内において回転可能に支持する第1回転駆動部と、センサーセット部および第1回転駆動部を、第1平面に直交する第2平面内において回転可能に支持する第2回転駆動部と、を備え、第1回転駆動部は、センサーセット部を支持する中空の第1回転軸と、第1回転軸を回転させる第1駆動源と、を有し、第2回転駆動部は、第1回転駆動部を支持する中空の第2回転軸と、第2回転軸を回転させる第2駆動源と、を有し、媒体流路は、第1回転軸の第1中空部および第2回転軸の第2中空部を介して、冷熱供給源と冷熱印加部とを接続していることを特徴とする。
この構成によれば、検査基板を介して、センサーセット部にセットされた加速度センサーを、冷熱印加部により所定の検査温度に降温(冷却)または昇温(加熱)した状態で、第1回転駆動部および第2回転駆動部により適宜回転させ、加速度センサーの出力信号を測定部で測定する。これを異なる検査温度(例えば高温、常温、低温)において、繰り返し測定することで、加速度センサーの温度特性を検査することができる。この場合、センサーセット部にセットされた加速度センサーを、冷熱印加部により所定の検査温度に降温および昇温するようにしているため、装置全体を降温または昇温する必要がない。このため、加速度センサーを、比較的少ない熱量で且つ追従性良く、検査温度に降温または昇温ことができる。したがって、簡単な熱源設備で且つ短時間で、加速度センサーの検査を行うことができる。
また、第1回転軸の第1中空部および第2回転軸の第2中空部を利用し、冷熱供給源と冷熱印加部とを接続する媒体流路を構成するようにしているため、第1回転駆動部や第2回転駆動部の回転に伴う媒体流路の、スペースを含む取回しの煩雑さを回避することができる。また、第1回転駆動部や第2回転駆動部の外部に冷熱供給源を設置することができる。このように、加速度センサーを適切に降温または昇温することができると共に、第1回転駆動部および第2回転駆動部による回転対象部分の荷搬重量を軽減することができる。
またこの場合、冷熱印加部と第1回転軸とが、接続され、第1回転軸と第2回転軸とが、第1ロータリージョイントを介して接続され、第2回転軸と冷熱供給源とが、第2ロータリージョイントを介して接続され、媒体流路は、第1ロータリージョイントおよび第2ロータリージョイントを介して接続された、第1中空部および第2中空部を有していることが好ましい。
この構成によれば、第1回転軸の第1中空部および第2回転軸の第2中空部を利用し、冷熱供給源と冷熱印加部とを接続する媒体流路を構成するようにしているため、第1回転駆動部や第2回転駆動部の回転に伴う媒体流路の、スペースを含む取回しの煩雑さを回避することができる。また、第1回転駆動部や第2回転駆動部の外部に冷熱供給源を設置することができる。このように、加速度センサーを適切に降温または昇温することができると共に、第1回転駆動部および第2回転駆動部による回転対象部分の荷搬重量を軽減することができる。
また、センサーセット部は、検査基板および冷熱印加部を収容するカバーを有していることが好ましい。
この構成によれば、カバーにより、検査基板や冷熱印加部からの熱の逃げを抑制することができ、加速度センサーを効率良く降温および昇温することができる。
本発明の他の加速度センサーの検査装置は、検査対象物である複数の加速度センサーが、検査基板に搭載された状態でセットされるセンサーセット部と、センサーセット部に配設され、検査温度となるように加速度センサーを降温および昇温する冷熱印加部と、冷熱印加部に降温および昇温のための熱媒体としてドライエアーを供給する冷熱供給源と、冷熱供給源と冷熱印加部とを接続する媒体流路と、加速度センサーの出力信号を測定する測定部と、センサーセット部を、任意の1の第1平面内において回転可能に支持する第1回転駆動部と、センサーセット部および第1回転駆動部を、第1平面に直交する第2平面内において回転可能に支持する第2回転駆動部と、を備え、冷熱印加部は、検査基板を挟み込むように配設した表側印加部および裏側印加部を有し、表側印加部および裏側印加部は、熱媒体と熱交換する内部流路をそれぞれ有していることを特徴とする
この構成によれば、検査基板を介して、センサーセット部にセットされた加速度センサーを、冷熱印加部により所定の検査温度に降温(冷却)または昇温(加熱)した状態で、第1回転駆動部および第2回転駆動部により適宜回転させ、加速度センサーの出力信号を測定部で測定する。これを異なる検査温度(例えば高温、常温、低温)において、繰り返し測定することで、加速度センサーの温度特性を検査することができる。この場合、センサーセット部にセットされた加速度センサーを、冷熱印加部により所定の検査温度に降温および昇温するようにしているため、装置全体を降温または昇温する必要がない。このため、加速度センサーを、比較的少ない熱量で且つ追従性良く、検査温度に降温または昇温ことができる。したがって、簡単な熱源設備で且つ短時間で、加速度センサーの検査を行うことができる。
また、熱媒体として、比熱の低いドライエアーを用いるため、冷熱供給源において、熱媒体を短時間で降温および昇温し、冷熱印加部に供給することができる。すなわち、冷熱印加部を介して、加速度センサーを短時間で昇温および降温することができ、検査時間を短縮することができる。
さらに、熱媒体としてドライエアーを導入した冷熱印加部は、検査基板を表裏両面から降温または昇温する。したがって、複数の加速度センサーを短時間で均一に昇温および降温することができ、検査時間を短縮することができる。
この場合、表側印加部の内部流路と裏側印加部の内部流路とは、直列に接続され、表側印加部および裏側印加部の一方は、内部流路に連なると共に媒体流路が接続される流入口を有し、他方は、内部流路に連なると共に大気に開放される流出口を有していることが好ましい。
この構成によれば、表側印加部および裏側印加部と、熱媒体のドライエアーとの熱交換を効率良く行うことができ、複数の加速度センサーを均一に降温または昇温することができる。
本発明の他の加速度センサーの検査装置は、検査対象物である複数の加速度センサーが、検査基板に搭載された状態でセットされるセンサーセット部と、センサーセット部に配設され、検査温度となるように加速度センサーを降温および昇温する冷熱印加部と、冷熱印加部に降温および昇温のための熱媒体としてドライエアーを供給する冷熱供給源と、冷熱供給源と冷熱印加部とを接続する媒体流路と、加速度センサーの出力信号を測定する測定部と、センサーセット部を、任意の1の第1平面内において回転可能に支持する第1回転駆動部と、センサーセット部および第1回転駆動部を、第1平面に直交する第2平面内において回転可能に支持する第2回転駆動部と、を備え、冷熱供給源は、熱媒体を冷却するクーラーと、熱媒体を加熱するヒーターと、熱媒体を送気するファンと、クーラー、ヒーターおよびファンを制御する温度制御部と、を有し、温度制御部は、常温から低温の特定の温度を検査温度とするときに、クーラーおよびファンを常時ONとして、ヒーターにより検査温度を制御することを特徴とする
この構成によれば、検査基板を介して、センサーセット部にセットされた加速度センサーを、冷熱印加部により所定の検査温度に降温(冷却)または昇温(加熱)した状態で、第1回転駆動部および第2回転駆動部により適宜回転させ、加速度センサーの出力信号を測定部で測定する。これを異なる検査温度(例えば高温、常温、低温)において、繰り返し測定することで、加速度センサーの温度特性を検査することができる。この場合、センサーセット部にセットされた加速度センサーを、冷熱印加部により所定の検査温度に降温および昇温するようにしているため、装置全体を降温または昇温する必要がない。このため、加速度センサーを、比較的少ない熱量で且つ追従性良く、検査温度に降温または昇温ことができる。したがって、簡単な熱源設備で且つ短時間で、加速度センサーの検査を行うことができる。
また、熱媒体として、比熱の低いドライエアーを用いるため、冷熱供給源において、熱媒体を短時間で降温および昇温し、冷熱印加部に供給することができる。すなわち、冷熱印加部を介して、加速度センサーを短時間で昇温および降温することができ、検査時間を短縮することができる。
さらに、クーラーによりエアーの飽和水蒸気量を低減してから、所定の検出温度に昇温するため、検出温度に対応するドライエアーを簡単に生成することができる。すなわち、降温(冷却)のためのクーラーを、ドライエアーの生成装置として兼用することができる。
実施形態に係る加速度センサーの検査装置の模式図である。 実施形態に係る加速度センサーの検査装置の制御系ブロック図である。 検査方法を説明するための検査装置の模式図である。 検査装置による検査時間(予測)の内訳を示す図である。
以下、添付の図面を参照して、本発明の一実施形態に係る加速度センサーの検査装置(以下、「検査装置」と言う。)について説明する。この検査装置は、重力加速度を検出する加速度センサー(Gセンサー)および角速度を検出する角速度センサー(ジャイロ)を、直接的に降温および昇温して、その温度特性を検査するものである。温度特性の検査では、好ましくは高温(50〜150℃)、常温(10〜40℃)、低温(−50〜0℃)について、検査が実施される。
図1は、検査装置の模式図であり、図2は、検査装置の制御系ブロック図である。両図に示すように、検査装置1は、検査対象物である複数の加速度センサーSが、検査基板2に搭載された状態でセットされるセンサーセット部3と、センサーセット部3に配設され、検査温度となるように加速度センサーSを降温および昇温する冷熱印加部4と、冷熱印加部4に降温および昇温のためのドライエアー(熱媒体)を供給する冷熱供給源5と、冷熱供給源5と冷熱印加部4とを接続する媒体流路6と、加速度センサーSの出力信号を測定する測定部7と、センサーセット部3を、任意の1の第1平面内において回転可能に支持する第1回転駆動部8と、センサーセット部3および第1回転駆動部8を、第1平面に直交する第2平面内において回転可能に支持する第2回転駆動部9と、これら構成装置を統括制御する制御部10と、を備えている。
複数の加速度センサーSは、検査基板2上にマトリクス状に配置された状態で、センサーセット部3にセットされる。詳細は図示しないが、検査基板2は、例えば各加速度センサーSが、ソケットの形式で着脱自在に装着されるようになっている。この場合、検査基板2は、4つの配置領域12を有しており(図1(b)参照)、各配置領域12には、複数の加速度センサーSがマトリクス状に搭載される。なお、検査基板2は、各種の加速度センサーSに対応して、複数種のものが用意されている。
センサーセット部3は、検査基板2や冷熱印加部4を収容する保護カバー21と、保護カバー21の底面に配置した回転テーブル22と、を有している。保護カバー21は、偏平な箱状に形成され、下側の本体カバー23と、本体カバー23に開閉自在に設けた上側の蓋カバー24とで構成されている。本体カバー23は、回転テーブル22に固定されており、回転テーブル22の回転に伴って、保護カバー21も回転する。なお、保護カバー21は、回転テーブル22が本体カバー23を兼用した形態であってもよい。
回転テーブル22は、円板状に形成され、その上面には、冷熱印加部4、検査基板2および測定部7が搭載されている。すなわち、複数の加速度センサーSを搭載した検査基板2、検査基板2を降温および昇温する冷熱印加部4および各加速度センサーSの出力信号を測定する測定部7が、回転テーブル22に搭載された状態で、保護カバー21に収容されている。そして、保護カバー21内の雰囲気は、冷熱印加部4により適宜、冷却および加熱される。
冷熱印加部4は、検査基板2を挟み込むように配設した上冷熱プレート31(表側印加部)および下冷熱プレート32(裏側印加部)を有している。下冷熱プレート32は、回転テーブル22に固定され、上冷熱プレート31は、検査基板2を着脱するために下冷熱プレート32に対し開閉可能に取り付けられている。そして、上冷熱プレート31および下冷熱プレート32は、伝熱性(熱伝導性)を考慮して、アルミニウム等の金属で構成されている。なお、冷熱印加部4は、上冷熱プレート31のみ、或いは下冷熱プレート32のみであってもよい、かかる場合には、これら冷熱プレート31,32に対面して、断熱プレートを設けることが好ましい。
上冷熱プレート31および下冷熱プレート32には、それぞれドライエアーと熱交換するための内部流路33が形成されている。下冷熱プレート32の下面中央には下流入口34が設けられ、長手方向の両外端部には一対の下流出口35が設けられている。そして、下流入口34から一対の下流出口35に向かって蛇行状の内部流路33が形成されている。同様に、上冷熱プレート31の長手方向の両外端部には一対の上流入口36が設けられ、上面中央には上流出口37が設けられている。そして、一対の上流入口36から上流出口37に向かって蛇行状の内部流路33が形成されている。
また、下冷熱プレート32の一対の下流出口35と、上冷熱プレート31の一対の上流入口36とは、一対の接続管38によりそれぞれ接続されている。下冷熱プレート32の下流入口34から流入したドライエアーは、下冷熱プレート32の内部流路33を流れた後、一対の接続管38を介して上冷熱プレート31に流入する。さらに、上冷熱プレート31の一対の上流入口36から流入したドライエアーは、上冷熱プレート31の内部流路33を流れ、上流出口37から排気される。そして、排気されたドライエアーは保護カバー21内に放出され、最終的に保護カバー21から外気に開放される。
内部流路33を流れるドライエアー(熱媒体)と、上冷熱プレート31および下冷熱プレート32との間で熱交換が行われる。ドライエアーへの放熱、或いはドライエアーからの吸熱により、上冷熱プレート31および下冷熱プレート32は冷却または加熱され、降温または昇温する。上冷熱プレート31および下冷熱プレート32(冷熱印加部4)が降温または昇温すると、伝熱により検査基板2を介して、加速度センサーSが検査温度となるように降温または昇温される。
測定部7は、検査基板2に接触(導通)するプローブユニット41と、プローブユニット41に接続された測定・通信部42と、を有している。具体的には、検査基板2は、4つの配置領域12を有しており、4つの配置領域12に対応して測定部7は、検査基板2の外側に配置された4つのプローブユニット41と、各プローブユニット41の外側に配置された4つの測定・通信部42と、を有している。
各プローブユニット41は、一方の端部に検査基板2の接続端子に接続されるプローブ43を有し、他端が測定・通信部42に接続されている。各測定・通信部42は、プローブユニット41に接続された測定回路と送信部とから成り、加速度センサーSの出力信号を無線送信する。そして、送信部から送信された出力信号は、後述する無線インターフェース91を介して制御部10に受信される(図2参照)。
一方、測定部7(および加速度センサーS)の電源であるDC電源51は、外部に設けられており、第2回転駆動部9および第1回転駆動部8を介して、測定部7に配線接続されている。後述する第2回転駆動部9の第2回転軸81には、その基端部に中空型の第2スリップリング52が軸着され、また第1回転駆動部8の第1回転軸71には、その先端部に中空型の第1スリップリング53が軸着されている。すなわち、DC電源51は、この第2スリップリング52および第1スリップリング53を介して、測定部7に配線接続されている。
冷熱供給源5は、熱媒体であるエアーを冷却するクーラー61と、エアーを加熱するヒーター62と、エアーを冷熱印加部5に送気するファン63と、これらクーラー61、ヒーター62およびファン63を制御する温度コントローラ64(温度制御部)と、これら構成装置を収容すると共に吸気口66および送気口67を形成した筐体65と、を有している(図2参照)。そして、吸気口66から送気口67に連なるエアー流路68には、吸気口66側からファン63、クーラー61の放熱器61a(蒸発器)、ヒーター62が順に配設されている。
温度コントローラ64は、検査基板2に組み込んだ温度センサー(図示せず)の検出結果に基づいて、ヒーター62により検査温度を制御する。具体的には、検査温度が「高温」の場合、温度コントローラ64は、クーラー61をOFFとし、ヒーター62により検査温度を制御する。また、検査温度が「常温」および「低温」の場合、温度コントローラ64は、クーラー61をONとし、ヒーター62により検査温度を制御する。この結果、吸気口66から取り込んだ外気エアーは、ドライエアーとして、送気口67から送気される。そして、冷熱供給源5により生成されたドライエアーは、媒体流路6を介して冷熱印加部4(上冷熱プレート31および下冷熱プレート32)に供給される。
なお、検査中において温度コントローラ64は、ファン63をONとしておくことは言うまでもないが、例えば検査温度を「低温」から「高温」にシフトするときのように、多くの熱量を必要とする場合には、送風量を多くするようにファン63を制御することが好ましい。
第1回転駆動部8は、センサーセット部3を支持する中空の第1回転軸71と、第1回転軸71を回転させる第1駆動源72と、これら第1回転軸71および第1駆動源72を収容する直方体形状のハウジング73と、を有している。第1駆動源72は、軸心に第1回転軸71を設けた中空モーターで構成されている。第1回転軸71は、第1駆動源72を貫通し、その先端部には、センサーセット部3の回転テーブル22がその中心位置で固定されている。また、第1回転軸71の基端部には、第1ロータリージョイント74が設けられており、第1回転軸71は、この第1ロータリージョイント74を介して、後述する第2回転駆動部9の第2回転軸81に連結されている。そして、第1駆動源72には、第1エンコーダ75が付設されている(図2参照)。
第1駆動源72を介して第1回転軸71を正逆回転させることにより、センサーセット部3が正逆回転する。実施形態のものは、センサーセット部3、すなわち検査基板2(加速度センサーS)を、第1回転軸71を中心に角度90°のピッチで回転させ、或いは定速回転させる(詳細は、後述する)。この90°の回転角度および定速回転は、第1エンコーダ75で検出され、制御部10は、検査基板2上の加速度センサーSを高精度で角度90°ずつ、或いは定速回転させる。また、詳細は後述するが、第1回転軸71の第1中空部76を介して、冷熱印加部4にドライエアーが供給される。
第2回転駆動部9は、第1回転駆動部8を支持する中空の第2回転軸81と、第2回転軸81を回転させる第2駆動源82と、を有している。第2駆動源82は、軸心に第2回転軸81を設けた中空モーターで構成されている。第2回転軸81は、第2駆動源82を貫通し、その先端側で第1回転駆動部8を支持している。第2回転軸81の先端部は、上記の第1ロータリージョイント74に接続されている。また、第2回転軸81の基端部には、第2ロータリージョイント83が設けられており、第2回転軸81は、この第2ロータリージョイント83を介して、冷熱供給源5に接続されている。この場合も、第2駆動源82には、第2エンコーダ84が付設されている(図2参照)。
第2駆動源82を介して第2回転軸81を正逆回転させることにより、第1回転駆動部8と共にセンサーセット部3が正逆回転する。実施形態のものは、センサーセット部3、すなわち検査基板2(加速度センサーS)を、第2回転軸81を中心に角度90°または任意のピッチで回転させる(詳細は、後述する)。この回転角度は、第2エンコーダ84で検出され、制御部10は、検査基板2上の加速度センサーSを高精度で回転させる。また、詳細は後述するが、第2回転軸81の第2中空部85を介して、冷熱印加部4にドライエアーが供給される。
媒体流路6は、第1回転軸71の第1中空部76および第2回転軸81の第2中空部85を介して、冷熱供給源5と冷熱印加部4とを接続している。具体的には、媒体流路6は、冷熱供給源5に接続された接続流路87と、この接続流路87と第2回転軸81との間に介設した第2ロータリージョイント83と、第2回転軸81の第2中空部85と、第1回転軸71と第2回転軸81との間に介設した第1ロータリージョイント74と、第1回転軸71の第1中空部76と、を有している。第1中空部76の先端部(上流端部)は、上記の冷熱印加部4(下冷熱プレート32)の下流入口34に接続され、接続流路87の基端部(下流端部)は、上記の冷熱供給源5の送気口67に接続されている。
冷熱供給源5を駆動すると、生成されたドライエアーは、媒体流路6を介して冷熱印加部4に供給される。この場合、ドライエアーの媒体流路6は、第1ロータリージョイント74および第2ロータリージョイント83を設けた、第1回転軸71の第1中空部76および第2回転軸81の第2中空部85により、構成されているため、検査に伴う第1回転駆動部8の回転駆動や第2回転駆動部9の回転駆動に影響されることなく、ドライエアーの冷熱印加部4への供給が行われる。
次に、図2を参照して、検査装置1の制御系について簡単に説明する。この制御系は、パーソナルコンピュータで構成された制御部10と、上記の温度コントローラ64と、各測定・通信部42から送信された出力信号を受信するための無線インターフェース91と、中空モーターで構成された第1駆動源72を制御する第1モータードライバ92と、第1駆動源72の回転を検出する第1エンコーダ75と、中空モーターで構成された第2駆動源82を制御する第2モータードライバ93と、第2駆動源82の回転を検出する第2エンコーダ84と、を備えている。制御部10のハードディスクドライブ等には、検査処理(検査方法)を実現するための専用アプリケーションが記憶されており、制御部10は、この専用アプリケーションに基づいて、検査における各種演算処理を実施する。
制御部10の出力部(キーボード)からは、所望の検査圧力および検査温度が入力される。また、無線インターフェース91介して、測定部7(測定・通信部42)から入力した検査結果である各加速度センサーSの出力信号は、制御部10(CPU)により演算処理され、記憶部(RAM)に記憶されると共に、出力部(ディスプレイ)に表示される。
また、制御部10は、第1エンコーダ75の検出結果に基づいて、第1モータードライバ92を介して第1駆動源72を制御すると共に、第2エンコーダ84の検出結果に基づいて、第2モータードライバ93を介して第2駆動源82を制御する。一方、温度コントローラ64は、制御部10の「高温」、「常温」、「低温」の制御指示に基づいて、クーラー61、ヒーター62およびファン63を制御し、検査基板2の複数の加速度センサーSを所定の検査温度に降温または昇温する。
ここで、制御部10による加速度センサーSの検査方法について説明する。加速度センサーSの温度特性を検査するこの検査方法では、Gセンサーとしての加速度センサーSの温度特性と、角速度センサー(加速度センサーS)の温度特性とを検査可能に構成されている。具体的には、これら加速度センサーSに対し、例えば検査温度を常温(25℃)、低温(−40℃)、中高温(85℃)、高高温(125℃)、常温(25℃)の順で変化させ、その都度、加速度センサーSの感度軸の出力信号を得るようにしている。
図3は、検査方法を説明するための検査装置1の模式図である。同図に示すように、センサーセット部3には、感度軸であるX軸、Y軸、Z軸を図示の方向に向けて、検査対象の加速度センサーSがセットされているものとする。
同図の加速度センサーSがGセンサーの場合の軸感度の測定では、先ず第2回転駆動部9によるセンサーセット部3の回転角度「0゜」において、GセンサーのZ軸の+1G(重力加速度)における軸感度が測定される。次に、センサーセット部3をθ2方向に回転させ回転角度「90゜」において、Y軸の+1Gの軸感度が測定されると共に、第1回転駆動部8によるセンサーセット部3のθ1方向の90°回転により、X軸の+1Gの軸感度が測定される。次に、センサーセット部3のθ2方向に回転させ回転角度「180゜」において、Z軸の−1Gの軸感度が測定される。次に、センサーセット部3のθ2方向に回転させ回転角度「270゜」において、Y軸の−1Gの軸感度が測定されると共に、第1回転駆動部8によるセンサーセット部3のθ1方向の90°回転により、X軸の−1Gの軸感度が測定される。
このようにして、X軸、Y軸、Z軸の±1Gにおける軸感度がそれぞれ測定されるが、この測定を、常温(25℃)、低温(−40℃)、中高温(85℃)、高高温(125℃)、常温(25℃)の、それぞれにおいて実施する。
一方、同図の加速度センサーSが角速度センサーの場合の軸感度の測定では、重力の影響を排除すべく、センサーセット部3(回転テーブル22)を水平に維持した状態で、第1回転駆動部8によりセンサーセット部3をθ1方向に定速回転させる。これにより、角速度センサーのZ軸廻りの角速度(軸感度)が測定される。2軸および3軸の角速度センサーの場合には、感度軸を入れ替えて(角速度センサーを再セット(1回または2回))、θ1方向に定速回転させることで、それぞれの感度軸廻りの角速度が測定される。
このようにして、Z軸廻り(或いはX軸廻り、Y軸廻り)における軸感度(角速度)がそれぞれ測定されるが、この測定を、常温(25℃)、低温(−40℃)、中高温(85℃)、高高温(125℃)、常温(25℃)の、それぞれにおいて実施する。
図4は、検査装置1による検査時間(予測)の内訳を示す図である。同図に示すように、検査温度を、常温(25℃)、低温(−40℃)、中高温(85℃)、高高温(125℃)、常温(25℃)の順で変化させて軸感度の測定を行った(Gセンサーも角速度センサーも、結果は同一であった)。その結果、最初の常温(25℃)における検査時間は6分、低温(−40℃)における検査時間は10分、中高温(85℃)における検査時間は9分、高高温(125℃)における検査時間は7分、最後の常温(25℃)における検査時間は10分であり、合計の検査時間(サイクルタイム)は、42分程度であった。
以上のように、本実施形態によれば、検査基板2を介して、センサーセット部3にセットされた複数の加速度センサーSを、検査基板2を挟むように配置した冷熱印加部4により、所定の検査温度に降温および昇温するようにしている。このため、加速度センサーSを、比較的少ない熱量で且つ追従性良く、検査温度に降温または昇温ことができる。したがって、簡単な熱源設備で且つ短時間で、加速度センサーSの検査を行うことができる。
また、冷熱印加部4を降温および昇温するための熱媒体に、比熱の低いドライエアーを用いているため、冷熱供給源5において、ドライエアーを短時間で降温および昇温し、冷熱印加部4に供給することができる。すなわち、冷熱印加部4を介して、加速度センサーSを短時間で昇温および降温することができ、この点でも、検査時間を短縮することができる。
さらに、冷熱供給源5のドライエアーを、第1回転軸71の第1中空部76および第2回転軸81の第2中空部85を介して、冷熱印加部4に供給している。このため、検査に伴う第1回転駆動部8の回転駆動や第2回転駆動部9の回転駆動に影響されることなく、且つ大きなスペースを必要とすることなく、ドライエアーを冷熱印加部4に適切に供給することができる。
1 検査装置、2 検査基板、3 センサーセット部、4 冷熱印加部、5 冷熱供給源、6 媒体流路、7 測定部、8 第1回転駆動部、9 第2回転駆動部、10 制御部、21 保護カバー、22 回転テーブル、31 上冷熱プレート、32 下冷熱プレート、33 内部流路、34 下流入口、37 上流出口、38 接続管、61 クーラー、62 ヒーター、63 ファン、64 温度コントローラ、67 送気口、71 第1回転軸、72 第1駆動源、74 第1ロータリージョイント、76 第1中空部、81 第2回転軸、82 第2駆動源、83 第2ロータリージョイント、85 第2中空部、S 加速度センサー

Claims (6)

  1. 検査対象物である複数の加速度センサーが、検査基板に搭載された状態でセットされるセンサーセット部と、
    前記センサーセット部に配設され、検査温度となるように前記加速度センサーを降温および昇温する冷熱印加部と、
    前記冷熱印加部に降温および昇温のための熱媒体を供給する冷熱供給源と、
    前記冷熱供給源と前記冷熱印加部とを接続する媒体流路と、
    前記加速度センサーの出力信号を測定する測定部と、
    前記センサーセット部を、任意の1の第1平面内において回転可能に支持する第1回転駆動部と、
    前記センサーセット部および前記第1回転駆動部を、前記第1平面に直交する第2平面内において回転可能に支持する第2回転駆動部と、を備え、
    前記第1回転駆動部は、前記センサーセット部を支持する中空の第1回転軸と、前記第1回転軸を回転させる第1駆動源と、を有し、
    前記第2回転駆動部は、前記第1回転駆動部を支持する中空の第2回転軸と、前記第2回転軸を回転させる第2駆動源と、を有し、
    前記媒体流路は、前記第1回転軸の第1中空部および前記第2回転軸の第2中空部を介して、前記冷熱供給源と前記冷熱印加部とを接続していることを特徴とする加速度センサーの検査装置。
  2. 前記冷熱印加部と前記第1回転軸とが、接続され、
    前記第1回転軸と前記第2回転軸とが、第1ロータリージョイントを介して接続され、
    前記第2回転軸と前記冷熱供給源とが、第2ロータリージョイントを介して接続され、
    前記媒体流路は、前記第1ロータリージョイントおよび前記第2ロータリージョイントを介して接続された、前記第1中空部および前記第2中空部を有していることを特徴とする請求項1に記載の加速度センサーの検査装置。
  3. 前記センサーセット部は、前記検査基板および前記冷熱印加部を収容するカバーを有していることを特徴とする請求項1または2に記載の加速度センサーの検査装置。
  4. 検査対象物である複数の加速度センサーが、検査基板に搭載された状態でセットされるセンサーセット部と、
    前記センサーセット部に配設され、検査温度となるように前記加速度センサーを降温および昇温する冷熱印加部と、
    前記冷熱印加部に降温および昇温のための熱媒体としてドライエアーを供給する冷熱供給源と、
    前記冷熱供給源と前記冷熱印加部とを接続する媒体流路と、
    前記加速度センサーの出力信号を測定する測定部と、
    前記センサーセット部を、任意の1の第1平面内において回転可能に支持する第1回転駆動部と、
    前記センサーセット部および前記第1回転駆動部を、前記第1平面に直交する第2平面内において回転可能に支持する第2回転駆動部と、を備え、
    前記冷熱印加部は、前記検査基板を挟み込むように配設した表側印加部および裏側印加部を有し、
    前記表側印加部および前記裏側印加部は、熱媒体と熱交換する内部流路をそれぞれ有していることを特徴とする加速度センサーの検査装置。
  5. 前記表側印加部の内部流路と前記裏側印加部の内部流路とは、直列に接続され、
    前記表側印加部および前記裏側印加部の一方は、前記内部流路に連なると共に前記媒体流路が接続される流入口を有し、他方は、前記内部流路に連なると共に大気に開放される流出口を有していることを特徴とする請求項4に記載の加速度センサーの検査装置。
  6. 検査対象物である複数の加速度センサーが、検査基板に搭載された状態でセットされるセンサーセット部と、
    前記センサーセット部に配設され、検査温度となるように前記加速度センサーを降温および昇温する冷熱印加部と、
    前記冷熱印加部に降温および昇温のための熱媒体としてドライエアーを供給する冷熱供給源と、
    前記冷熱供給源と前記冷熱印加部とを接続する媒体流路と、
    前記加速度センサーの出力信号を測定する測定部と、
    前記センサーセット部を、任意の1の第1平面内において回転可能に支持する第1回転駆動部と、
    前記センサーセット部および前記第1回転駆動部を、前記第1平面に直交する第2平面内において回転可能に支持する第2回転駆動部と、を備え、
    前記冷熱供給源は、熱媒体を冷却するクーラーと、熱媒体を加熱するヒーターと、熱媒体を送気するファンと、前記クーラー、前記ヒーターおよび前記ファンを制御する温度制御部と、を有し、
    前記温度制御部は、常温から低温の特定の温度を前記検査温度とするときに、前記クーラーおよび前記ファンを常時ONとして、前記ヒーターにより前記検査温度を制御することを特徴とする加速度センサーの検査装置。
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