JP6209904B2 - 電気分解システム及びこれを備えた温度調節水供給機 - Google Patents
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Description
図1に示すように、本実施形態に係るヒートポンプ給湯機11は、冷媒回路10aと、貯湯回路10bとを備えている。冷媒回路10aは、圧縮機19、水熱交換器21、膨張機構としての電動膨張弁23、空気熱交換器25、及びこれらを接続する冷媒配管を含む。貯湯回路10bは、タンク15、メインポンプ31、電気分解システム100、水熱交換器21を含む。水熱交換器21は、2つの流路を有し、一方の流路は、冷媒回路10aに含まれており、他方の流路は、貯湯回路10bに含まれている。冷媒回路10a及び貯湯回路10bの運転は、制御部32によって制御される。
図2は、電気分解システム100に用いられる電気分解装置41の一例を示す概略の斜視図である。この図2の概略斜視図では、電気分解装置41のおおまかな外形のみを図示している。図3(A)は、電気分解装置41を鉛直方向に平行な平面で切断したときの断面図であり、図3(B)は、電気分解装置41を水平方向に平行な平面で切断したときの断面図である。
図4は、本発明の第1実施形態に係る電気分解システム100を示す断面図である。第1実施形態の電気分解システム100は、複数の電気分解装置41(図例では第1〜第3電気分解装置41)を備える。
図5は、本発明の第2実施形態に係る電気分解システム100を示す断面図である。図5に示す第2実施形態の電気分解システム100は、複数の電気分解装置41(図例では第1〜第3電気分解装置41)が上流側主流路27A及び下流側主流路27Bに対して直列に接続されている点で、第1実施形態と相違する。
図6は、本発明の第3実施形態に係る電気分解システムを示す断面図である。図6に示す第3実施形態では、電気分解システム100は、少なくとも4つの電気分解装置41を備える。前記少なくとも4つの電気分解装置41のうちの2つ以上の電気分解装置41が直列に接続された第1セットと、これらとは別の2つ以上の電気分解装置41が直列に接続された第2セットとが、上流側主流路27A及び下流側主流路27Bに対して並列に接続されている。
図7は、本発明の第4実施形態に係る電気分解システム100を示す断面図である。第4実施形態の電気分解システム100は、循環流路81の接続形態が第3実施形態と異なっており、その他の構成は第3実施形態と同様である。以下、主に第3実施形態との相違点について説明する。
図8は、本発明の第5実施形態に係る電気分解システムを示す断面図である。第5実施形態の電気分解システム100は、循環流路81の接続形態が第3実施形態と異なっており、その他の構成は第3実施形態と同様である。以下、主に第3実施形態との相違点について説明する。
図9は、本発明の第6実施形態に係る電気分解システムを示す断面図である。第6実施形態の電気分解システム100は、循環流路81の接続形態が第1実施形態と異なっており、その他の構成は第1実施形態と同様である。以下、主に第1実施形態との相違点について説明する。第6実施形態では、循環流路81は、複数の電気分解装置41を循環用ポンプ82に対して並列に接続している。
前記実施形態では、上流側主流路27Aが接続された電気分解装置41に流入する主流の流量よりも、循環流路81を流れる循環流の流量が多くなるように循環用ポンプ82によって循環流の流量を調節することにより、電極51,52間の水流路を流れる水の流速が高められる。これにより、水流路において水が撹拌され、陰極側の領域のスケール成分濃度と、陽極側の領域のスケール成分濃度との差が低減される。その結果、陰極側の領域のスケール成分濃度が、循環流路81及び循環用ポンプ82を備えていない場合に比べて高くなるので、スケール成分除去効率が向上する。よって、電気分解効率を高めるために、電極面積を大きくする、電極枚数を多くするなどの対策が不要になる。
なお、本発明は、前記実施形態に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で種々変更、改良等が可能である。
15 タンク
19 圧縮機
21 水熱交換器
27 入水配管
29 出湯配管
31 メインポンプ
32 制御部
41 電気分解装置
43 水入口
45 水出口
47 容器
49 電極対
51,52 電極
53 通水孔
61 凹部
62 凸部
63 撹拌部材
80 循環機構
81 循環流路
82 循環ポンプ
Claims (14)
- 水熱交換器(21)に送る水に含まれるスケール成分を除去する電気分解システムであって、
容器(47)と、前記容器(47)内に設けられた複数の電極(51,52)と、を有する複数の電気分解装置(41)と、
前記複数の電気分解装置(41)に水を送る上流側主流路(27A)と、
前記複数の電気分解装置(41)の少なくとも1つを通った水を前記水熱交換器(21)に送る下流側主流路(27B)と、
前記複数の電気分解装置(41)の少なくとも1つを通った水の一部をこれらの電気分解装置(41)の上流側に戻す循環流路(81)と、
前記電極(51,52)間の水流路において水が撹拌されて前記電極(51,52)間におけるスケール成分濃度の差が低減されるように、前記複数の電気分解装置(41)のうち前記上流側主流路(27A)が接続された電気分解装置(41)に流入する主流の流量よりも、前記循環流路(81)を流れる循環流の流量が多くなるように前記循環流の流量を調節する1つの循環用ポンプ(82)と、を備える電気分解システム。 - 前記循環流路(81)は、前記複数の電気分解装置(41)を直列に接続している、請求項1に記載の電気分解システム。
- 前記複数の電気分解装置(41)は、前記上流側主流路(27A)及び前記下流側主流路(27B)に対して並列に接続されている、請求項1又は2に記載の電気分解システム。
- 前記複数の電気分解装置(41)は、前記上流側主流路(27A)及び前記下流側主流路(27B)に対して直列に接続されている、請求項1又は2に記載の電気分解システム。
- 前記複数の電気分解装置(41)は、電源に対して並列に接続されている、請求項3に記載の電気分解システム。
- 前記複数の電気分解装置(41)を含む少なくとも4つの電気分解装置(41)を備え、
前記少なくとも4つの電気分解装置(41)のうちの2つ以上の電気分解装置(41)が直列に接続された第1セットと、これらとは別の2つ以上の電気分解装置(41)が直列に接続された第2セットとが、前記上流側主流路(27A)及び前記下流側主流路(27B)に対して並列に接続されている、請求項1〜4の何れか1項に記載の電気分解システム。 - 前記第1セットの上流側の電気分解装置(41)と、前記第2セットの上流側の電気分解装置(41)とは、第1電源に対して並列に接続されており、
前記第1セットの下流側の電気分解装置(41)と、前記第2セットの下流側の電気分解装置(41)とは、第2電源に対して並列に接続されている、請求項6に記載の電気分解システム。 - 前記循環流路(81)は、前記第1セットの前記2つ以上の電気分解装置(41)を直列に接続する第1循環流路(81)であり、
前記第2セットの前記2つ以上の電気分解装置(41)は、第2循環流路(81)によって直列に接続されており、
前記循環用ポンプ(82)は、前記第1循環流路(81)を流れる第1循環流の流量が前記主流の流量よりも多くなるように前記第1循環流の流量を調節する第1循環用ポンプ(82)であり、
前記第2循環流路(81)を流れる第2循環流の流量は、前記主流の流量よりも多くなるように第2循環用ポンプ(82)によって調節される、請求項6又は7に記載の電気分解システム。 - 前記循環流路(81)は、前記第1セットの上流側の電気分解装置(41)と、前記第2セットの上流側の電気分解装置(41)とを直列に接続する第1循環流路(81)であり、
前記第1セットの下流側の電気分解装置(41)と、前記第2セットの下流側の電気分解装置(41)とは、第2循環流路(81)によって直列に接続されており、
前記循環用ポンプ(82)は、前記第1循環流路(81)を流れる第1循環流の流量が前記主流の流量よりも多くなるように前記第1循環流の流量を調節する第1循環用ポンプ(82)であり、
前記第2循環流路(81)を流れる第2循環流の流量は、前記主流の流量よりも多くなるように第2循環用ポンプ(82)によって調節される、請求項6又は7に記載の電気分解システム。 - 前記循環流路(81)は、前記第1セットの前記2つ以上の電気分解装置(41)と、前記第2セットの前記2つ以上の電気分解装置(41)とを直列に接続している、請求項6又は7に記載の電気分解システム。
- 前記循環流の流量は、前記主流の流量の5倍以上である、請求項1〜10の何れか1項に記載の電気分解システム。
- 少なくとも1つの電気分解装置(41)は、厚み方向に貫通する通水孔が設けられた電極を有する、請求項1〜11の何れか1項に記載の電気分解システム。
- 前記複数の電極は、前記容器内において、厚み方向に互いに間隔をあけて配列されることによって蛇行流路を形成している、請求項1〜12の何れか1項に記載の電気分解システム。
- 水を加熱する水熱交換器(21)と、
請求項1〜13の何れか1項に記載の電気分解システムと、を備え、前記水熱交換器(21)において温度調節された水を供給する温度調節水供給機。
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