JP6209208B2 - ブロイラー鶏の性能向上法 - Google Patents

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Description

関連出願の相互参照
本特許出願は、2012年5月18日出願の米国仮特許出願第61/648,793号の権利を主張し、その開示内容は本明細書において内容全体が参照されることにより援用される。
ジルパテロールは、構造が式(I)に相当する既知のβ‐2アドレナリン作動性アゴニストである。
Figure 0006209208
ジルパテロールのIUPAC名は、4,5,6,7‐テトラヒドロ‐7‐ヒドロキシ‐6‐(イソプロピルアミノ)イミダゾ[4,5,1‐jk]‐[1]ベンザゼピン‐2(1H)‐オンである。ジルパテロールのケミカルアブストラクト名は、4,5,6,7‐テトラヒドロ‐7‐ヒドロキシ‐6‐[(1‐メチル‐エチル)アミノ]‐イミダゾ[4,5,1‐jk][1]ベンザゼピン‐2(1H)‐オンである。
ジルパテロール塩酸塩は、商標ZILMAX(登録商標)を付してMerck Animal Healthにより販売されている。ジルパテロールは、米国において、食肉処理のため最後の20日間ないし40日間閉じ込められて飼料を与えられる畜牛において、増体量率の増加、飼料効率の改善および枝肉赤身の増加のために認可されている。認可されたジルパテロール塩酸塩の混入率は、飼料中6.8グラム/トン(7.5ppm)である。米国特許第4,585,770号においてFrechetらは、6‐アミノ‐7‐ヒドロキシ‐4,5,6,7‐テトラヒドロ‐イミダゾ[4,5,1‐j‐k][1]‐ベンザゼピン‐2‐(1H)‐オン誘導体およびその酸付加塩として特徴づけられる種類に包含されるジルパテロール等の化合物を論じている。Frechetらは、当該化合物が温血動物における抗高血圧作用および血圧降下作用を誘導するための有効成分として使用され得ると述べている。
米国特許第4,900,735号においてGrandadamは、ジルパテロールおよびその酸付加塩を含む畜産用組成物を論じている。Grandadamは、当該組成物が、畜牛、豚、羊および家禽の体重を増加させるために一般に使用され得ると述べている。
米国特許第5,731,028号および第5,847,124号において、Chevremontらは、結晶化無水ジルパテロール塩酸塩、および特に結晶の5%未満が15μm未満の大きさであり、かつ結晶の少なくとも95%が250μm未満の大きさである結晶化無水ジルパテロール塩酸塩を論じている。Chevremontらによれば、当該結晶は、体重を増加させおよび肉質を高めるために動物飼料に混合され得る。Chevremontらは、当該結晶を作成するための方法を提供し、トウモロコシ穂軸の支柱に固定されるよう、結晶がその中でより大きな粒径を有する、動物用プレミックスを作成するための結晶の使用を論じている。彼らはまた、例えば結晶を作成するために有用であり得る一水和物および三水和物中間体についても論じている。
米国特許第7,207,289号において、Montgomeryは、畜牛における牛肉生産の増加、牛肉生産を維持しながらの飼料摂取の減少および肝膿瘍罹患率の減少のための方法を論じている。これらの方法は、イオノフォアおよびマクロライド系抗生物質を含む飼料を初期の間に与えること、および次にイオノフォアおよびマクロライド系抗生物質を本質的に有さないジルパテロール(ジルパテロール塩酸塩を含む)を含む飼料を与えることを含む。
WO2008/006828において、Miculkaらは、ジルパテロールのエナンチオマー(鏡像異性体)組成物、および家畜、家禽および魚における増体量率を増加させ、飼料効率を改善しおよび枝肉赤身を増加させるための、当該組成物を作成し使用するための方法を開示している。WO2008/092924においてAlemna‐Pereaらは、ジルパテロールおよび中間体のエナンチオ選択的な合成を開示している。
Ricksら(Reciprocal Meat Conference Proceedngs,Vol.37,1984)は、ベータアゴニストであるクレンブテロールが1ppmで18日間(28ないし46日齢)給餌された時に、ブロイラー鶏が一日平均増体量(ADG)および飼料効率(FE)においてそれぞれ対照より3.3%ないし3.0%優る性能改善を示したことを開示している。
Mersmann(1998,Journal of Animal Science,76:160‐172)は、動物および鳥に対するベータアゴニストの給餌に関する従来文献を要約し、鶏における生育促進に対するベータアゴニストの給餌効果の大きさが他の種に比較してより小さい(〜2%の改善)ことを示唆した。開示されたベータアゴニストは、ノルエピネフリン、エピネフリン、シマテロール、ラクトパミン、L.664.969およびサルブタモールであった。この低い応答について用意され、一般に産業界により受け入れられた説明は、いくつかの種(例えば、ブロイラー鶏)は生育速度に関し極度に選別され、それ故にそれらは生物学的に最大の生育速度に近づいているために生育を増進する能力がより低いというものであった。
Kheiriら(African Journal of Biotechnology,2011,Vol.10(68),pp 15450‐15455)は、ブロイラー鶏の生育促進剤としてのベータアゴニストであるラクトパミンの効果を開示している。ラクトパミンの三つのレベルが、3から6週齢のブロイラー鶏に給餌された(0、5および10mg/kg)。結果は、一日増体量、飼料摂取および飼料転換が、ブロイラー鶏へのラクトパミン投与によって顕著な影響を受けなかったことを示している。
Towhidiら(The 3rd International Conference on Sustainable Agriculture for Developing Countries,July 26‐29,2011,pg210)は、ウズラ用の飼料のジルパテロール補給が飼料転換率の改善をもたらしたが、増体量、最終体重、飼料摂取および枝肉、大腿肉、胸肉、肝臓および枝肉重量において有意差がなかったことを開示している。鳥は、0、0.2、0.225、0.25mg/kg生体重のレベルのジルパテロールで、26日齢の鳥による給餌研究において21日間給餌された。
Towhidiら(The 3rd International Conference on Sustainable Agriculture for Developing Countries,July 26‐29,2011,pg211)は、ジルパテロールを一日おきに給餌された鶏の飼料効率の改善を開示している。鳥は、25日齢に開始して20日の飼育試験の間、0、0.2、0.25、0.3mg/kg生体重のレベルのジルパテロールで給餌された。
一実施形態において本発明は、鶏にジルパテロールを給餌することを含む、鶏が市場体重に達するために必要とされる期間を短縮させる方法であって、ここでジルパテロールの濃度は約1ppmから約13ppmであり連日投与される。
他の実施形態において市場体重に達するために必要とされる期間は、約42日齢から約35日齢に、または約49日齢から約42日齢に、または約56日齢から約49日齢に短縮される。更に他の実施形態において市場体重に達するために必要とされる期間は、2日間か3日間か4日間か5日間か6日間か7日間か8日間か9日間か10日間か11日間か12日間か13日間または14日間だけ短縮される。
一実施形態において本発明は、鶏にジルパテロールを給餌することを含む、鶏の体重を増加させる方法であって、ここでジルパテロールの濃度は約1ppmから約13ppmであり連日投与される。
他の実施形態において本発明は、鶏にジルパテロールを給餌することを含む、鶏の一日平均増体量(ADG)を改善させる方法であって、ここでジルパテロールの濃度は約1ppmから約13ppmであり連日投与される。
他の実施形態において本発明は、鶏にジルパテロールを給餌することを含む、鶏の飼料効率(FE)を改善させる方法であって、ここでジルパテロールの濃度は約1ppmから約13ppmであり連日投与される。
他の実施形態において本発明は、鶏にジルパテロールを給餌することを含む、鶏の枝肉歩留まりを改善させる方法であって、ここでジルパテロールの濃度は約1ppmから約13ppmであり連日投与される。
他の実施形態において本発明は、鶏にジルパテロールを給餌することを含む、鶏の胸肉重量を改善させる方法であって、ここでジルパテロールの濃度は約1ppmから約13ppmであり連日投与される。
他の実施形態において本発明は、枝肉組成を改善させる(筋タンパク質を増加させるおよび/または腹部脂肪含量を減少させる)方法であって、ここでジルパテロールの濃度は約1ppmから約13ppmであり連日投与される。
他の実施形態において本発明は、枝肉および/または種々の肉片の大きさの均一性を改善させる方法であって、ここでジルパテロールの濃度は約1ppmから約13ppmであり連日投与される。
さらに別の実施形態においてジルパテロールは、約7日間ないし約28日間の期間、好ましくは約7日間ないし約21日間の期間投与される。更なる実施形態において投与期間は、約7日間、または14日間または21日間または28日間である。
更なる実施形態において投与期間は、約21日齢に開始し、または約28日齢に開始し、または約35日齢に開始しまたは約42日齢に開始しまたは約49日齢に開始する。
更なる一実施形態においてジルパテロールの投与期間は、屠殺前の最後の4週間である。
更なる一実施形態においてジルパテロールの投与期間は、屠殺前の最後の3週間である。
更なる一実施形態においてジルパテロールの投与期間は、屠殺前の最後の2週間である。
更なる一実施形態においてジルパテロールの投与期間は、屠殺前の最後の1週間である。
別の実施形態において動物は、約35日齢または約42日齢または約49日齢または約56日齢に屠殺され得る。
更なる実施形態においてジルパテロールの濃度は、約1ppm、約2ppm、約3ppm、約4ppm、約5ppm、約6ppm、約7ppm、約8ppm、約9ppm、約10ppm、約11ppm、約12ppm、または約13ppmである。
更なる実施形態においてジルパテロールの濃度は、約1ppmから約13ppm、約1ppmから約5ppm、約1ppmから約7ppm、約2から5ppm、約2ppmから約7ppm、約3ppmから約7ppm、約3ppmから約9ppm、約5ppmから約9ppm、約5ppmから約11ppm、約7ppmから約11ppmまたは7ppmから約13ppmである。
一実施形態においてジルパテロールは飼料を介して投与される。
他の実施形態においてジルパテロールは、飲料水を介して投与される。飲料水中の濃度は、鶏あたり飼料中で投与されるときと同量のジルパテロールを輸送するように適合される。
一実施形態においてジルパテロールは、ジルパテロール塩酸塩である。
図1は、種々のレベルのジルパテロールを7または14日間給餌されたブロイラーの一日平均増体量を示す。
図2は、種々のレベルのジルパテロールを7または14日間給餌されたブロイラーの飼料効率を示す。
図3は、種々のレベルのジルパテロールを7または14日間給餌されたブロイラーの枝肉歩留まりを示す。
図4は、種々のレベルのジルパテロールを7または14日間給餌されたブロイラーの胸肉歩留まりを示す。
図5は、種々のレベルのジルパテロールを7または14日間給餌されたブロイラーの胸肉重量を示す。
図6は、種々のレベルのジルパテロールを7または14日間給餌されたブロイラーの42日の体重を示す。
家禽肉の需要は、国連食糧農業機構(FAO)によれば過去50年間の各10年間にわたり常に人口増加率の約3倍で増加してきた。この増加する需要に対処するために、より効率的な肉の生産と養鶏場におけるより有効な資源活用の双方が必要とされる。
動物の生育または飼料効率を向上させることは、給餌の高コストを低減しかつ食糧生産動物を飼育することによって、従って直接に収益性を改善することによって家禽肉業界に大きな影響を及ぼし得る。例えば、養鶏業においては、ブロイラーの生育速度のわずかな増加でさえも、飼料効率の改善と相まってブロイラー鶏をより低コストでより速く市場成熟に至らせる。米国において毎年飼育される36億羽以上のブロイラーのために、動物の生育および/効率におけるわずかなまたは漸増の向上の結果として顕著な省力が実現される。
本発明は、鶏が市場体重に達するために必要とされる期間を減少させる方法を包含する。これは家畜施設のより効率的な使用をもたらし、鶏肉を生産するために必要とされる資源(例えば、エネルギー)を減少させる。本発明は、ジルパテロールによりブロイラー鶏における生育および/または飼料効率を向上させるための更なる方法および製剤を包含する。さらにジルパテロールを使用する、ブロイラー鶏における枝肉重量歩留まりおよび胸肉重量を向上させる方法が提供される。その上、生産される(高価値の)可食組織(胸肉等)の量を改善するための方法および製剤も提供される。
ジルパテロールは、好ましくはジルパテロール塩酸塩として使用される。ジルパテロールは、ラセミ体としておよび個々のエナンチオマーとしての双方を使用し得る。ジルパテロールは、種々の方法により経口で投与され得るが、好ましくはブロイラー鶏の飼料または飲料水に包含される。ジルパテロールの有効濃度は、飼料または飲料水中で1ppmから約13ppmである。投与量はまた、mg/kg動物体重/日としても表現され得る。
これらの量は、7〜28日の間、好ましくは7〜21日の間または動物の一生の重要な部分の間、通常は連日(毎日)投与される。
本発明の方法においてジルパテロールは、鶏に連日(毎日)投与される。本発明に関連する投与には、鶏の不断給餌かまたはパッチ給餌形態の飼料または飲料水中でのジルパテロールの利用が包含される。このような毎日の投与には、連続的な投与、すなわち投与期間中、ジルパテロールが食べ物としてブロイラー鶏に提供されるすべての飼料(または飲料水)に包含されるか、またはジルパテロールが全ジルパテロール投与期間に連続的に鶏に給餌される少なくとも一の飼料または給餌成分に包含される。ジルパテロールが鶏に投与される期間は、ジルパテロール投与期間と称される。
一実施形態においてジルパテロール投与の持続期間(ジルパテロール投与期間)は7日間である。他の実施形態においてジルパテロール投与の持続期間は14日間である。他の実施形態においてジルパテロール投与の持続期間は21日間である。
一実施形態においてジルパテロールの投与は21日齢に開始する。他の実施形態においてジルパテロールの投与は28日齢に開始する。他の実施形態においてジルパテロールの投与は35日齢に開始する。他の実施形態においてジルパテロールの投与は42日齢に開始する。他の実施形態においてジルパテロールの投与は49日齢に開始する。
ジルパテロールは、35から42日齢まで連日投与される。他の実施形態においてジルパテロールは、28から35日齢まで連日投与される。さらに他の実施形態においてジルパテロールは、21から28日齢まで連日投与される。
ジルパテロールは、35から49日齢まで連日投与される。他の実施形態においてジルパテロールは、28から42日齢まで連日投与される。さらに他の実施形態においてジルパテロールは、21から35日齢まで連日投与される。
ジルパテロールは、35から56日齢まで連日投与される。他の実施形態においてジルパテロールは、21から42日齢まで連日投与される。さらに他の実施形態においてジルパテロールは、28から49日齢まで連日投与される。
更なる実施形態において投与期間は35日齢に開始し、ジルパテロールは約7日間投与される。
他の実施形態において投与期間は28日齢に開始し、ジルパテロールは約7日間または約14日間投与される。
他の実施形態において投与期間は21日齢に開始し、ジルパテロールは約7日間、約14日間または約21日間投与される。
供給用に、高濃度のジルパテロールの混合物が、飼料に含有されるのに適したプレミックス(例えば、タイプA医薬品)に調製され得る。プレミックスは、当該プレミックスを包含する袋で最終消費者に供給される。最終消費者、通常は農場主/養鶏生産者は、当該鶏のために使用される通常の飼料の中でプレミックスをさらに希釈する。
当該プレミックスは、希釈剤中にジルパテロール(例えば、0.1%ないし5%)を含有し得る。プレミックスは、プレミックスが混合される最終飼料における有効成分の均一な分布を助長する。従ってそれは、家禽に提供される飼料のあらゆる場所で、有効成分の適切な分布を確実にすることによって重要な機能を果たす。
希釈剤としては種々の普通の個体担体が使用され得る(例えば、小麦粉、小麦ふすままたは脱油米糠等の穀類副産物、なおまたコーンミール、アルファルファミール、炭酸カルシウム、大豆かす、綿実油かす、亜麻仁油かす、塩化ナトリウム、甘蔗廃糖蜜、骨粉、コーンコブミール、米粒、その他)。
所望ならば、当該濃縮物またはプレミックスは、例えばミネラル、微量元素またはビタミン等の他の成分を含み得る。
当該濃縮物またはプレミックスは次に、結果として生じる飼料混合物中で所望の濃度を提供し、飼料との適切な混合によって前記の範囲の所望の投与量を提供するために十分な量で、動物の飼料に添加される。動物飼料の技術分野において通常使用される飼料を配合し、混合しおよび処理する既知の方法は、ジルパテロールを含有する飼料を製造するために完全に適している。
本発明の方法で使用するための家禽用飼料、特に鶏ブロイラー飼料は、約1ppmから約13ppmの濃度でジルパテロールを含有する。好ましい一実施形態において薬剤添加した家禽用飼料は、一般的に飼料トン当たり0.9から11.8グラムのジルパテロールを含有する。
ジルパテロールの総消費量は、飼料のジルパテロール包含の変更によって、および処理期間の持続期間の変更によって減少または増加され得る。処理期間中に飼料のジルパテロール包含を変更することは普通であり有利となることがあり、動物に投与される濃度におけるすべての変更は、もちろん有効成分の動物当たりの総消費量に影響し得る。
重要であるのは、動物の飼料が適切な比率でタンパク質(または必須アミノ酸、例えばリジン)とエネルギーを含有することであり、それが飼料に含まれることは、すべての種における筋肉生育にとって周知の必須要件である。種々の種に対する食物タンパク質およびエネルギー要求量は、当業者にとって良く知られている。一例を挙げると、とうもろこし‐大豆かす食餌はブロイラー鶏に使用されることが可能で、ここで粗タンパク質およびエネルギー濃度は、好ましくはNRC栄養要求量または現行の業界慣行の要求量未満であってはならない。
しかしながら生育速度の増加は、一層高い食餌性粗タンパク質濃度を給餌することおよび/または生育に対し律速的であることが知られている一定のアミノ酸(例えば、リジン)を含有することによってさらに増加され得る。同様に、最適な筋肉生育および/または飼料効率を支持するために、種々の他の栄養素(十分なエネルギー、ミネラル、ビタミン等)の異なる量および比率が要求され得る。他の実施形態において本発明の方法には、タンパク質または必須アミノ酸の正常量以上の投与がさらに含まれる。
本発明の組成物および方法は、ジルパテロールと組み合わせて一または複数の他の有効成分をさらに含有し得る。他の有効成分には、動物の性能、健康および/または健全性を向上させるために飼料または飲料水に添加され得るいかなる物質も含まれる。当該例には、例えば、アンプロリウム、クロピドール、デコキネート、ジクラズリル、臭化水素酸ハロフジノン、ラサロシド、モネンシン、ナラシン、ナイカルバジン、ロベニジン、サリノマイシン、セミデュラマイシン、スルファジメトキシン/オルメトプリム、ゾアレン(ジニトルミド)等の抗コクシジウム剤、および例えば、バシトラシン、バンバルマイシン、クロルテトラサイクリン、リンコマイシン、ネオマイシン、オキシテトラサイクリン、ペニシリン、ロキサルゾン、タイロシン、およびヴァージニアマイシン等の性能改善のために使用される飼料添加物(すなわち抗生物質およびイオノフォア)、酵素、ミネラル、ビタミンおよび他の栄養補助剤が含まれる。上述の有効成分はまた、種々の健康関連問題に対しても使用される。当業者は、上に挙げた薬剤が、使用し得る広い範囲の飼料添加物の例であることを認識するであろう。他の例は、「2012年飼料添加物概論(2012 Feed Additive Compendium)」および「飼料添加物ハンドブック2012年(Handbook of Feed Additive 2012)」において参照されている。
定義
「生育(growth)」および「生育向上(enhancing growth)」は、当該技術分野において一般に知られた用語であり、本発明の方法の実施および/または本発明の組成物の投与なしで生じる増加に優る、重量および大きさ(例えば、身長、幅、直径、周径等)のどちらかまたは双方の増加を表す。生育は、動物全体または個別の組織(例えば、一般的に筋肉組織または特定の筋肉)のマス(例えば、重量または大きさ)の増加を表し得る。あるいは、生育は他と比較しての一組織のマスにおける相対的な増加、特に他の組織(例えば、脂肪組織)と比較しての筋肉組織における増加を示し得る。
「飼料効率」は:消費飼料(ポンド)/全生体重(ポンド)を表す。「調整飼料効率」は、消費飼料(ポンド)/(全生体重(ポンド)+死亡の体重(ポンド))を表す。
「一日平均増体量」は、増体量(ポンド)/日数を表す。
「胸肉重量」は、屠殺時の胸肉重量(ポンド)を表す。
「枝肉歩留まり」は、枝肉重量(ポンド)/生体重(ポンド)x100を表す。
「胸肉歩留まり」は、胸肉重量(ポンド)/生体重(ポンド)x100を表す。
「均一性」は、枝肉および種々の肉片(すなわち胸肉、腿肉その他)の大きさの一様性を表す。
「ppm」は、百万分の一の略語である。ppmは、1/1000000単位での整数部分を表す値である。「ppm」は、同じ単位の2の数量の比で無次元量の数量である。例えば、ジルパテロールの5ppm濃度は、飼料1kg当たりジルパテロール5mgを意味する。
「家禽」は、卵、肉および/または種鶏を生産する目的で人間によって飼育される家畜化された鳥である。これらの最も代表的なものは、キジカモ上目(superorder Galloanserae)(野鶏(fowl))、特にキジ目(order Galliformes)(鶏、ウズラおよび七面鳥が含まれる)およびカモ科(family Anatidae)(カモ目(order Anseriformes)の仲間であり、通常「水鳥」(例えば、アヒルおよびガチョウ)として知られる。家禽にはまた、例えば、ハト(pigeon or dove)またはキジ科の鳥のような猟鳥類と考えられる鳥等の、その肉を得るために殺される他の鳥が含まれる。鶏(Gallus gallusdomesticus)は家畜化された野鶏(fowl)である。
「ブロイラー」または「ブロイラー鶏(Broiler chicken)」は、食肉生産のために飼育される鶏である。ほとんどの国でブロイラー鶏は、工業的規模で数千の動物を収容する大規模な作業場で飼育される。
「市場体重(Market weight)」は、売却可能である鶏の体重を表す。いくつかの市場(例えば、米国)において、ブロイラー鶏は典型的には4〜6ポンドである。他の市場においてブロイラーは、4ボンド未満または6ポンドを超える範囲に及び得る。いくつかの市場においてより大きな鶏は、ロースターまたはロースター・チキンとよばれて、典型的には体重が5〜7ボンドまたは6〜8ボンドである。約4〜6ポンドの鶏は、通常約42日で市場体重に達する。6〜8ボンドのより重いブロイラー鶏は、市場体重に達するのにより長く、例えば、約50〜56日かかり得る。
「約(about)」は、その数字の近くの範囲を意味する。例えば、日数に関連して用いられるとき、約はプラスまたはマイナス4日を意味する。例えば、濃度、用量、投与量率および重量等の他の数字に関して用いられるとき、約はプラスまたはマイナス25%を意味する。
本明細書で用いられる選択用語に対する他の定義は、本発明の記載内で見出され得て、通して適用する。別段の定めがない限り、本明細書で用いられる全ての他の科学的および技術的用語は、当業者である個々人によって通常理解されると同じ意味を有する。
実施例
実施例1
ブロイラー鶏にジルパテロールを1ppmで8日齢から56日齢まで連日給餌した。観察されたジルパテロールの性能応答は、比較的に小さかった。本研究においては、1.3〜2.6%の一日平均増体量(ADG)および0.6%〜1.9%の飼料効率(FE)における非有意の性能向上を報告した。しかし、ジルパテロールを1ppmで7週間毎日給餌したとき、枝肉歩留まりは対照に比較して2%だけ有意に改善された(P<0.01)。
実施例2
非投与対照群と比較してジルパテロールの性能応答を評価するために、42日の床飼い(floor pen)研究においてブロイラー鶏にジルパテロール塩酸塩を給餌した。6つのジルパテロール処理群は、3つの濃度レベル(1、3および5ppm)および2つの給餌持続期間(7および14日間)から成り、非投与対照群を加えて飼料で投与した。合計1,680羽のブロイラー鶏を性別によって30羽/ペン(飼育区画)を有する56ペンに、および4ペン/性別/群(240羽/群)に割り当てた。7日間のジルパテロール処理は、35日齢に開始し42日齢まで継続した。14日間のジルパテロール処理は、28日齢に開始し42日齢まで継続した。全ての群の間の処理前平均体重(6のジルパテロール処理群および対照群)には、有意差がなかった。
処理後、処理持続期間と濃度との性別の統計的に有意の2元配置または3元配置による相互作用はなかった;従って性別に関するプール結果を検討する。対照に比較した、ジルパテロールの種々のレベル(0、1、3、5ppm)および給餌持続期間で給餌されたブロイラー鶏の性能応答の要約を以下の表に示す:
Figure 0006209208
本研究の結果は、ジルパテロールがブロイラー鶏の性能を顕著に改善し得ることを明らかにした。ジルパテロールの性能応答は、対照群と比較して非常に大きかった。
実験計画
42日間の研究の間、無作為完備型ブロック計画に従って、合計1,680羽のブロイラー鶏(Cobb 500株)を性別によってペン当たり30羽を有する56ペン(雄28ペン、雌28ペン)に割り当てた。6つのジルパテロール処理群を、7または14日間の2つの給餌持続期間(すなわち、それぞれ35〜42日または28〜42日)、および非補充(陰性)対照群に加えて1、3または5ppmの三つのレベルのジルパテロール濃度により2x3の要因配置に置いた。処理群を、無作為に性別によって各ブロック内のペンに割り当てた。
一日平均増体量(ADG)
ADGは、双方の給餌持続期間(7および14日間)の間中、ジルパテロール濃度が増加するにつれて増加した。7日間の持続期間については、ADGは対照に比較して2つの最も高いジルパテロール濃度(3および5ppm)により有意に(p<0.05)増加した。ADGの増加はまた、ジルパテロールをそれぞれ3ppmおよび5ppm(p=0.0572およびp=0.0047)で14日間給餌したときにも観察された(表2および図1を参照されたい)。
Figure 0006209208
飼料効率(FE)
7日間の持続期間については、FE(飼料/増体量)は対照に比較して2つの最も高いジルパテロール濃度(3および5ppm)により有意に改善された(p<0.05)。14日間の持続期間についてのFEにおける同様の改善が、これらと同じ(3および5ppm)濃度レベルでのジルパテロールにより観察された(表3および図2を参照されたい)。
Figure 0006209208
死亡
研究の間中、非常に少ない死亡しか生じなかった。処理期間中(28〜42日)に合計52の死亡(3.10%)が生じた。どのレベル(1、3、5ppm)のジルパテロールの給餌も、どちらの給餌持続期間に対しても(7または14日間)、対照群と比較して平均死亡率に関して顕著な影響を有さなかった。
枝肉歩留まりおよび胸肉歩留まり
ジルパテロールは、対照群と比較して最も高いジルパテロール5ppm濃度(7および14日間の持続期間)で枝肉歩留まりを有意に(p<0.05)増加させた。枝肉歩留まりにおける同様の有意の(p<0.05)増加が、ジルパテロール1ppm(7日間の持続期間)およびジルパテロール3ppm(14日間の持続期間)濃度で観察された。胸肉歩留まりについては、対照群(25.46%)に比較してジルパテロール処理群(平均:24.57%)に統計的有意差はなかったが、しかし2つのジルパテロール処理群(1および3ppm、7日間の持続期間)は、やや低い胸肉歩留まりとなる傾向があった。
Figure 0006209208
枝肉および胸肉歩留まりに関するジルパテロール処理効果の濃度と持続期間との間の関連性(すなわち投与総量基準)を、上表の処理手段を使用して図3および4に示す。
胸肉重量
42日におけるより重い最終体重を生産するという総体的なジルパテロールの効果が(次のセクションを参照されたい)、より高い枝肉歩留まり(%)と相まって、ただし同様の(または場合によりやや低い)胸肉歩留まり(%)と相まって、より重い胸肉重量をもたらした。この効果は、ジルパテロール3ppm濃度レベルで14日間の持続期間に対して有意(p<0.05)であった。ジルパテロール5ppmにおいて7および14日間給餌したとき、胸肉の増加はまた観察されたが、やや高い有意なレベルであった(それぞれp=0.5070およびp=0.0580)。
ジルパテロールの給餌により観察されたより重い胸肉重量は、より多い筋肉組織とより少ない脂肪組織を生産するために、栄養素とエネルギーの通常の利用を改変するという筋肉組織および脂肪組織の代謝に関するジルパテロールの知られた効果と一致する。本研究において枝肉の赤身度(枝肉タンパク質の割合)は特に測定しなかったが、ジルパテロールの給餌により観察された胸肉重量の増加は、筋肉合成における増加が生じたかもしれないことを示唆する。同様に、枝肉の脂肪含量(例えば、腹部脂肪体)も測定しなかったが、ジルパテロール給餌の知られた効果は、脂肪沈着の減少が生じたかもしれないことを示唆する。これらの変化は、枝肉および種々の肉片の均一性(大きさ)の改善をもたらし得る。表5および図5を参照されたい。
Figure 0006209208
体重(21日〜42日)
対照の最終体重(4.7ポンド)は、42日以内に市場の最小目標値である4.5ポンドの鳥に優ったことより、床飼い研究の期間中許容可能な生育速度が達成されたことが確認された。ジルパテロールは、対照群に比較して特により長い(14日間)給餌持続期間のより高い濃度(3ppmおよび5ppm)において、最終体重(42日)を有意に(p<.05)増加させた。他のジルパテロール処理群(より低い濃度レベルおよびより短いジルパテロール給餌持続期間)もまた、以下の表に示す通りジルパテロールのレベルの増加が、最終体重を増加させたことを支持した。
Figure 0006209208
上述の対照(Z0‐0日)と対比したジルパテロール(Z5‐14日)の大きな体重の増加(0.38ポンド)は、ブロイラーが目標の市場体重を満たすために必要とされる期間が減少し得ることを示す。ジルパテロールのADG(表2、Z5‐14日)に基づくと、目標の市場体重に達するための期間は、約2日(0.38ポンド/0.174ポンド)だけ減少し得る。
最終体重(42日)に関する、ジルパテロール処理効果の濃度と持続期間との間の関連性(すなわち投与総量基準)を、上述の表の処理手段を使用して表6および図6に示す。
本研究において明らかにされた大きさの、上述の表および図6におけるブロイラー鶏に関する、対照群に比較してジルパテロールに対して観察された最終体重の増加は、予期せぬものであった。
実施例3
以下を除いて実施例2に上述の通り、42日間の床飼い研究においてジルパテロール塩酸塩をブロイラー鶏に給餌する。7の濃度レベル(0、1、3、7、9、11および13ppm)および3の給餌持続期間(7、14または21日間)に対するジルパテロールの処理群が存在する。未投与対照群を除き、ジルパテロールを飼料中で投与する。ジルパテロール処理群は、21、28かまたは35日齢に給餌を開始する。ジルパテロールの給餌は、21かまたは14日間に対し21日に開始する。ジルパテロールの給餌は、14かまたは7日間に対し28日に開始する。最後に、もしより大きな目標体重の鳥を望むならば、ジルパテロールの給餌は、7日間またはより長い投与期間に対し35日に開始する。各飼料群内に、その1が各濃度レベルのための7つの亜群が存在する。各群/亜群に関して、示した給餌期間の最後に体重および他の性能特性を測定する。

Claims (11)

  1. 飼料中で約1ppmから約13ppmのジルパテロールを投与期間の間にブロイラー鶏に投与し、ここでジルパテロールがジルパテロール投与期間の間に連日投与され、そしてここで、ジルパテロール投与期間が、35日齢に開始され約7日間投与されるか、又は、28日齢に開始され約14日間投与されることによる、以下のパラメータ
    日平均増体量(ADG)を増加させること;
    飼料効率の値(FE)を低減させること;
    枝肉歩留まりを増加させること
    一または複数を改善することによってブロイラー鶏の性能を向上させるための方法。
  2. ジルパテロールがジルパテロール塩酸塩である請求項1の方法。
  3. ジルパテロール投与期間が35日齢に開始され約7日間投与される請求項の方法。
  4. ジルパテロール投与期間が28日齢に開始され約14日間投与される請求項の方法。
  5. ジルパテロールの濃度が約1ppmである請求項1の方法。
  6. ジルパテロールの濃度が約3ppmである請求項1の方法。
  7. ジルパテロールの濃度が約5ppmである請求項1の方法。
  8. ジルパテロールの濃度が約7ppmである請求項1の方法。
  9. ジルパテロールの濃度が約9ppmである請求項1の方法。
  10. ジルパテロールの濃度が約11ppmである請求項1の方法。
  11. ジルパテロールの濃度が約13ppmである請求項1の方法。
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