JP6207878B2 - 医用診断装置および医用情報処理装置 - Google Patents

医用診断装置および医用情報処理装置 Download PDF

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Description

本発明の実施形態は、医用診断装置および医用情報処理装置に関する。
医用診断装置で生成された医用画像情報や当該医用画像情報に付帯された付帯情報などの医用情報を、PACS(Pictue Archiving and Communication system)などの医用情報処理装置に保存させ、医用情報処理装置に保存された医用情報のうち所定の保存期間を超過した医用情報を自動的に削除させる医用情報の管理方法がある。上記の管理方法を用いると、例えば患者の経過観察において過去の検査に係る医用情報を参照しながら診断を行う場合、所定の保存期間を超過してしまった過去の検査に係る医用情報は参照できなくなってしまう。
特開平11−312200号公報
本発明が解決しようとする課題は、参照する可能性が高い医用情報の保存期間を延長させることである。
上記課題を解決するために、実施形態の医用診断装置は、患者を特定する情報に関する第1付帯情報および当該第1付帯情報とは異なる種類の情報に関する、読影医の指示に従って付与された第2付帯情報をそれぞれ含む、複数の医用情報を記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶された前記複数の医用情報のうちの最新の検査に係る医用情報に含まれる前記第1付帯情報が一致する医用情報のうち、前記最新の検査に係る医用情報に含まれる前記第2付帯情報と一致あるいは類似する付帯情報を有する過去の検査に係る医用情報を指定する医用情報指定部と、前記医用情報指定部によって指定された前記過去の検査に係る医用情報の保存期間を延長するように医用情報処理装置に対して指示する保存期間延長指示部と、を備える。
第1の実施形態におけるX線診断装置のブロック図。 第1の実施形態におけるフロー図1 第1の実施形態における第2付帯情報とDICOM Tagの関係を示す概略図。 第1の実施形態におけるフロー図2。 従来の保存期間との差異を示す概念図。 第2の実施形態における医用情報処理装置のブロック図。 第2の実施形態におけるフロー図1。 第2の実施形態におけるフロー図2。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
(第1の実施形態)
本実施形態は、医用診断装置に係る形態である。なお以下、本実施形態における医用診断装置は、例えばX線診断装置であるとして説明する。
まず、図1のブロック図を用いて本実施形態の構成を説明する。
本実施形態におけるX線診断装置1は、医用情報処理装置2とHIS/RIS(Hospital Information System/Radiology Information System)3、読影装置4にネットワーク101を介して接続されており、情報の送受信が可能である。
X線診断装置1は、制御部10、X線照射部11、X線検出部12、付帯情報取得部13、医用情報生成部14、記憶部15、表示部16、入力部17、医用情報指定部18、保存期間延長指示部19を備える。
制御部10は、入力部17を介したオペレータの指示に従って、X線照射部11を制御する。制御部10は、入力部17を介したオペレータの指示に従って、記憶部15に記憶された医用画像情報や当該医用画像情報に付帯する付帯情報を表示部16に表示させる。当該付帯情報は、例えば、患者ID、患者氏名、生年月日、検査日、検査部位、検査コメント、検査記述、実施済手続きステップ記述、実施済手続きステップタイプ記述、実施済手続きステップに関するコメント、画像コメント、解釈診断記述などである。また、上記検査部位は、例えば、頭部、胸部、腹部、心筋、肝臓、膀胱などである。なお、本実施形態では、医用画像情報と付帯情報を合わせて医用情報と呼称する。制御部10は、入力部17を介したオペレータの指示に従って、例えば実施中の検査に係る患者ID、患者氏名、生年月日、検査日などの受付から読影前に入手する付帯情報を付帯情報取得部13に取得させる。なお、本実施形態において、付帯情報取得部13が取得した付帯情報を第1付帯情報と呼称する。制御部10は、所定のタイミングにおいて、所定の入力画面を表示部16に表示させる。制御部10は、入力部17を介したオペレータの指示に従って、医用情報処理装置2が後述する記憶部21に保存した医用情報をX線診断装置1に転送するように、医用情報処理装置2に対して指示する。制御部10は、医用情報処理装置2から転送された医用情報を記憶部15に保存する。制御部10は、医用情報処理装置2から転送された医用情報を記憶部15に保存すると、医用情報指定部18に対して、後々の検査で参照する可能性が高く医用情報処理装置2での保存期間を延長させたい医用情報を指定するための所定の判断作業を実施するように指示する。制御部10は、医用情報生成部14で生成され記憶部15に記憶された医用情報を、例えば検査単位で医用情報処理装置2に転送させる。制御部10は、一つの検査に係る医用情報の転送が終了すると、一つの検査に係る医用情報の転送が終了した旨をHIS/RIS3に通知する。
X線照射部11は、制御部10の指示に従って、患者に対してX線を照射する。
X線検出部12は、患者を透過したX線を検出し検出信号を生成する。X線検出部12は、当該検出信号を医用情報生成部14に送信する。
付帯情報所得部13は、制御部10の指示に従って、例えば実施中の検査に係る患者ID、患者氏名、生年月日、検査日などの付帯情報をHIS/RIS3から取得する。付帯情報取得部13は、取得した付帯情報を医用情報生成部14に送信する。
医用情報生成部14は、X線検出部13から受信した検出信号に基づいて医用画像情報を生成する。医用情報生成部14は、付帯情報取得部13から受信した付帯情報と、上記医用画像情報に基づいて医用情報を生成する。医用情報生成部14は、生成された医用情報を記憶部15に送信し、保存する。
記憶部15は、医用情報生成部14から受信した医用情報を記憶する。記憶部15は、医用情報処理装置2から転送された医用情報を記憶する。
表示部16は、入力部17を介したオペレータの指示に従って、記憶部15から転送された医用情報を表示する。表示部15は、制御部10の指示に従って、所定の入力画面を表示する。
入力部17は、例えばマウスやキーボード、あるいはトラックボールなどの入力手段を備えており、当該入力手段を用いたオペレータによる入力に基づいて、制御部10に指示を出す。
医用情報指定部18は、制御部10からの指示に従って、医用情報処理装置2から転送され記憶部15に記憶された医用情報について、後々の検査で参照する可能性が高く医用情報処理装置2での保存期間を延長させたい医用情報を指定するための所定の判断作業を実施する。医用情報指定部18は、所定の判断作業に基づいて指定された医用情報を保存期間延長指示部19に通知する。なお、医用情報指定部18による所定の判断作業の詳細については後述する。
保存期間延長指示部19は、医用情報指定部18から通知された医用情報を医用情報処理装置2に通知し、当該医用情報の保存期間を延長するように指示する。なお、保存期間延長指示部19の指示に基づいて延長される医用情報の保存期間の詳細については後述する。
医用情報処理装置2は、例えばPACSであり、記憶部21と保存期間管理部22を備える。
記憶部21は、X線診断装置1から転送された第1付帯情報を有する医用情報を記憶する。記憶部21は、読影装置4から転送された後述する第2付帯情報を有する医用情報を記憶する。
保存期間管理部22は、記憶部21に記憶された医用情報の保存期間を管理する。保存期間管理部22は、例えば記憶部21に記憶された医用情報で、当該医用情報が有する検査日から数えて3年を超過した医用情報を、記憶部21から削除させる。あるいは、保存期間管理部22は、X線診断装置1の保存期間延長指示部19からの指示に基づいて、記憶部21に記憶されている医用情報の保存期間を延長させ、延長後の保存期間を超過した医用情報を、記憶部21から削除させる。なお、保存期間管理部22による保存期間の延長の詳細については後述する。
医用情報処理装置2は、X線診断装置1の指示に従って、記憶部21に保存した後述する第2付帯情報を有する医用情報をX線診断装置1に転送する。医用情報処理装置2は、読影装置4の指示に従って、記憶部21に保存した第1付帯情報を有する医用情報を読影装置4に転送する。
HIS/RIS3は、予め登録された患者ID、患者氏名、生年月日、検査日といった情報を診断単位で有する。HIS/RIS3は、X線診断装置1の付帯情報取得部3からの指示に従って、上記の情報、即ち第1付帯情報となる情報を付帯情報取得部3に転送する。HIS/RIS3は、例えばX線診断装置1から一つの検査に係る撮影終了の通知を受け取ると、X線診断装置1で実施されていた一つの検査に係る撮影が終了した旨の通知を読影装置4に対して出す。HIS/RIS3は、例えば読影装置4から一つの検査に係る読影終了の通知を受け取ると、読影装置4で実施されていた一つの検査に係る読影が終了した旨の通知をX線診断装置1に対して出す。
読影装置4は、例えば、図示しないモニタなどの表示手段、図示しないキーボードやマウスなどの入力手段を備える。読影装置4は、所定のタイミングにおいて、所定の入力画面を表示手段に表示させる。読影装置4は、入力手段を介した読影医の指示に従って、医用情報処理装置2が保存した医用情報を読影装置4に転送するように医用情報処理装置2に対して指示する。読影装置4は、入力手段を介した読影医の指示に従って、医用情報処理装置2から転送された医用情報を表示手段に表示させる。読影装置4は、入力手段を介した読影医の指示に従って、医用情報処理装置2から取得した医用情報に対して、検査部位、検査コメント、検査記述、実施済手続きステップ記述、実施済手続きステップタイプ記述、実施済手続きステップに関するコメント、画像コメント、解釈診断記述などの付帯情報を付与する。なお、本実施形態において、読影装置4によって付与された付帯情報を第2付帯情報と呼称する。読影装置4は、入力手段を介した読影医の指示に従って、第2付帯情報が付与された医用情報を医用情報処理装置2に転送する。読影装置4は、第2付帯情報が付与された一つの検査に係る医用情報の転送が終了すると、一つの検査に係る読影が終了した旨をHIS/RIS3に通知する。
次に、図2乃至図5のいずれかを用いて、本実施形態の動作を説明する。
図2は、診断に使用する医用情報の準備に係る本実施形態の動作を示すフロー図である。
ステップS1において、オペレータは検査を開始する。
ステップS2において、オペレータは、当該検査に係る患者ID、患者氏名、生年月日、検査日などの第1付帯情報を取得するように、表示部16に表示された所定の入力画面に対して、入力部17に入力する。ここでの入力画面は、例えば第1付帯情報を検査単位で表示されたリストであり、オペレータは、入力部17を介して当該検査に係る第1付帯情報をリスト上で指定する。制御部10は、入力部17を介したオペレータの指示に従って、第1付帯情報を付帯情報取得部13に取得させる。付帯情報所得部13は、制御部10の指示に従って、当該検査に係る第1付帯情報をHIS/RIS3から取得する。付帯情報取得部13は、取得した第1付帯情報を医用情報生成部14に送信する。
ステップS3において、オペレータは、X線診断装置1による撮影を実施するように、入力部17に入力する。制御部10は、入力部17を介したオペレータの指示に従って、X線照射部11を制御する。X線照射部11は、制御部10の指示に従って、患者に対してX線を照射する。本実施形態において、X線を照射する部位は、例えば患者の胸部である。X線検出部12は、患者の胸部を透過したX線を検出し検出信号を生成する。X線検出部12は、当該検出信号を医用情報生成部14に送信する。医用情報生成部14は、X線検出部13から受信した検出信号に基づいて医用画像情報を生成する。また、医用情報生成部14は、ステップS2において付帯情報取得部13から受信した第1付帯情報と、上記医用画像情報に基づいて医用情報を生成する。医用情報生成部14は、生成された医用情報を記憶部15に送信する。記憶部15は、医用情報生成部14から受信した医用情報を記憶する。このときオペレータは、例えば生成した医用情報を参照したい場合、表示部16に表示された所定の入力画面に対して、入力部17を介した入力を行う。ここでの入力画面とは、例えば医用情報生成部14で生成され記憶部15に記憶された医用情報のリストであり、オペレータは、入力部17を介して所望の医用情報をリスト上で指定する。制御部10は、指定された医用情報を記憶部15から読み出し、表示部16に表示させる。
ステップS4において、当該検査に係る全ての撮影が終了すると、オペレータは、例えば毎回の撮影が終了する度に表示部16に表示される撮影終了ボタンを、入力部17を介して選択する。オペレータによって当該撮影終了ボタンが選択されると、制御部10は、ステップS3において医用情報生成部14で生成され記憶部15に記憶された医用情報を医用情報処理装置2に転送させる。
ステップS5において、医用情報処理装置2の記憶部21は、ステップS4においてX線診断装置1から転送された当該検査に係る医用情報を保存する。記憶部21は、ステップS4においてX線診断装置1から転送された医用情報を記憶する。
ステップS6において、制御部10は、医用情報処理装置2に対する医用情報の転送が終了すると、当該検査に係る撮影が終了した旨をHIS/RIS3に通知する。HIS/RIS3は、X線診断装置1から撮影終了の通知を受け取ると、X線診断装置1で実施されていた当該検査に係る撮影が終了した旨の通知を読影装置4に対して出す。
ステップS7において、読影装置4は、撮影終了の通知をHIS/RISから受け取ると、所定の入力画面を表示させる。ここでの所定の入力画面とは、例えば撮影終了の通知を検査単位で表示したリストであり、読影医は、入力手段を介して読影の対象となる検査をリスト上で指定する。読影装置4は、指定された検査に係る医用情報を読影装置4に転送するように医用情報処理装置2に対して指示する。
ステップS8において、医用情報処理装置2は、読影装置4の指示に従って、読影装置で指定された検査に係る医用情報で、記憶部21に保存した医用情報を読影装置4に転送する。
ステップS9において、読影装置4は、所定の入力画面を図示しない表示手段に表示させる。ここでの入力画面とは、例えば医用情報処理装置から転送された医用情報のリストであり、読影医は、図示しない入力手段を介して所望の医用情報をリスト上で指定する。表示手段は、入力手段を介した読影医の指示に従って、医用情報処理装置2から転送され当該リスト上で指定された医用情報を表示手段に表示する。表示手段に医用情報が表示されると、読影装置4は、所定の入力画面を表示させる。ここでの入力画面は、例えば検査部位、検査コメント、検査記述、実施済手続きステップ記述、実施済手続きステップタイプ記述、実施済手続きステップに関するコメント、画像コメント、解釈診断記述などの第2付帯情報を入力させるための入力欄を有する画面である。
図3は、第2付帯情報とDICOM(Digital Imaging and Communication in Medicine) Tagの関係を示す概略図である。例えば第2付帯情報の検査部位はDICOM Tagでは、(0018,0015)で表現される。
読影医は、表示された医用情報を参照し、入力手段を介して当該入力欄に第2付帯情報を入力する。本実施形態において読影医は、例えば検査コメントとして、「胸部X線より、左下肺野に浸潤影あり。」といった内容を入力欄に入力する。読影装置4は、入力欄に入力された内容に基づく第2付帯情報を医用情報に付与する。医用情報処理装置2から転送させた全ての医用情報について読影が完了するとステップS10に移行する。
ステップS10において、当該検査に係る全ての読影が終了すると、読影医は、例えば一つの医用情報に係る読影が終了する度に表示部16に表示される読影終了ボタンを、入力部手段を介して選択する。読影医によって当該読影終了ボタンが選択されると、読影装置4は、ステップS9において第2付帯情報が付与された医用情報を医用情報処理装置2に転送する。
ステップS11において、医用情報処理装置2は、ステップS10において読影装置4から転送された医用情報を記憶部21に保存する。記憶部21は、ステップS10において読影装置4から転送された医用情報を記憶する。
ステップS12において、読影装置4は、ステップS10における第2付帯情報が付与された医用情報の転送が終了すると、当該検査に係る読影が終了した旨をHIS/RIS3に通知する。HIS/RIS3は、読影装置4から当該検査に係る読影終了の通知を受け取ると、当該検査に係る読影が終了した旨の通知をX線診断装置1に対して出す。
図4は、医用情報の保存期間延長に係る本実施形態の動作を示すフロー図である。
ステップS13において、制御部10は、読影終了の通知をHIS/RIS3から受け取ると、所定の入力画面を表示部16に表示させる。ここでの所定の入力画面とは、例えば読影終了の通知を検査単位で表示したリストであり、オペレータは、入力部17を介して診断の対象となる検査をリスト上で指定する。オペレータが診断の対象となる検査を指定すると、制御部10は更に所定の入力画面を表示部16に表示させる。ここでの所定の入力画面とは、上記でオペレータが指定した検査に係る医用情報で、尚且つ、ステップS9で第2付帯情報が付与された医用情報のリストである。オペレータは、入力部17を介して診断で使用する医用情報を指定する。
S14において、制御部10は、入力部17を介してオペレータに指定された医用情報と例えば患者IDが同一で、尚且つ、第2付帯情報が付与されている全ての医用情報を、X線診断装置1に転送するように医用情報処理装置2に対して指示する。
ステップS15において、医用情報処理装置2は、X線診断装置1の指示に従って、記憶部21に保存され、S14においてオペレータに指定された医用情報と患者IDが同一で、尚且つ、第2付帯情報が付与されている全ての医用情報をX線診断装置1に転送する。制御部10は、医用情報処理装置2から転送された医用情報を記憶部15に保存する。記憶部15は、医用情報処理装置2から転送された医用情報を記憶する。制御部10は、記憶部15への医用情報処理装置2から転送された医用情報の保存が終了すると、医用情報指定部18に対して、後々の検査で参照する可能性が高く医用情報処理装置2での保存期間を延長させたい医用情報を指定するための所定の判断作業を実施するように指示する。
ステップS16において、医用情報指定部18は、制御部10からの指示に基づいて、ステップS13で指定された医用情報と、ステップS15において医用情報処理装置2から転送され記憶部15に記憶された医用情報とで、第2付帯情報である検査部位が一致するか否かを判断する。なお、前述の通り、本実施形態においてステップS13で指定された医用情報の検査部位は胸部である。
この判断の結果、ステップS15において医用情報処理装置2から転送され記憶部15に記憶された医用情報の中に、ステップS13で指定された医用情報と検査部位が一致する医用情報、即ち検査部位が胸部である医用情報が、ステップS13で指定された医用情報の他に存在する場合、ステップS17に移行する。一方、判断の結果、ステップS15において医用情報処理装置2から転送され記憶部15に記憶された医用情報の中に、ステップS13で指定された医用情報と検査部位が一致する医用情報が、ステップS13で指定された医用情報の他に存在しない場合、ステップS23に移行する。
ステップS17において、医用情報指定部18は、検査部位が一致した医用情報とステップS13で指定された医用情報を一つのグループとみなす。なお、本実施形態において当該グループを第1グループと呼称する。
ステップS18において、医用情報指定部18は、ステップS13で指定された医用情報と、第1グループに属する医用情報とで、第2付帯情報である検査コメントが類似するか否かを判断する。本実施形態において、検査コメントが類似するか否かは、検査コメント中のキーワードが一致するか否かに相当する。なお、この判断は、例えば、ステップS13で指定された医用情報における検査コメントの文字列の中からテキストマインニング手法によりキーワードを抽出し、抽出されたキーワードが第1グループに属する医用情報における検査コメントと一致するか否かで判断させる。なお、本実施形態において、ステップS13で指定された医用情報の検査コメントは「胸部X線より、左下肺野に浸潤影あり。」であり、テキストマインニング手法により抽出されたキーワードが「浸潤影」である場合について、以下説明する。
この判断の結果、「浸潤影」の文字列を検査コメントに有する医用情報が、第1グループに属する医用情報の中に、ステップS13で指定された医用情報の他に存在する場合、ステップS18に移行する。一方、この判断の結果、「浸潤影」の文字列を検査コメントに有する医用情報が、第1グループに属する医用情報の中に、ステップS13で指定された医用情報の他に存在しない場合、ステップS23に移行する。
ステップS19において、医用情報指定部18は、検査コメントに「浸潤影」を有する医用情報を一つのグループとみなす。なお、本実施形態において当該グループを第2グループと呼称する。
ステップS20において、制御部10は、例えば第2グループに属する医用情報の保存期間を延長させるか否かの選択肢を有する所定の入力画面を表示部16に表示させる。この入力画面は、例えば、YESボタンとNOボタンを有する画面であり、オペレータが入力部17を介してYESボタンを選択した場合、ステップS21に移行する。一方で、オペレータが入力部17を介してNOボタンを選択した場合、ステップS23に以降する。
ステップS21において、医用情報指定部18は、上記判断作業に基づいて指定された第2グループに属する医用情報を保存期間延長指示部19に通知する。保存期間延長指示部19は、医用情報指定部18から通知された第2グループに属する医用情報を医用情報処理装置2に通知し、第2グループに属する医用情報を、最新の検査に係る医用情報と同じ保存期間にするように医用情報処理装置2に指示する。
ステップS22において、医用情報処理装置2の保存期間管理部22は、保存期間延長指示部19からの指示に基づいて、記憶部21に記憶されている医用情報の保存期間を延長させる。
ステップS23において、オペレータは、例えばステップS15において記憶部15に記憶させた医用情報を用いて診断を行う。
以上のように、本実施形態におけるX線診断装置1は、記憶部15に記憶された同一患者に係る医用情報のうち、検査部位や患者コメントといった所定の種類の付帯情報について、最新の検査に係る医用情報と一致あるいは類似する付帯情報を有する過去の検査に係る医用情報を指定し、指定された過去の検査に係る医用情報の保存期間を、最新の検査に係る医用情報と同じ保存期間にさせる。
図5は、従来の医用情報の保存期間と、本実施形態の適用によって延長された医用情報の保存期間との差異を示す概念図である。図5に示すように、例えば従来の保存期間が検査日から3年間であった場合、従来の方式では、検査日が2008/10/30である検査Aの医用情報は2011/10/30で削除されてしまう。この場合、例えば検査日が2010/04/25である検査Bでは、検査Aの医用情報が参照することができるが、検査部が2012/05/12である検査Cでは、検査Aの医用情報を参照することができない。一方、本実施形態が適用されると、検査Aの保存期間は検査Cの保存期間と同一になり、2015/05/12まで削除されない。これによって、検査Cでも検査Aの医用情報を参照することができる。
本実施形態では、医用診断装置がX線診断装置である場合について説明したが、本実施形態は、例えばX線CT装置、MRI装置、超音波診断装置、核医学診断装置といった別のモダリティにも適用できる。
本実施形態では、過去の検査に係る医用情報の保存期間を延長させた後で、最新の検査に係る医用情報を用いた診断を行う場合について説明したが、最新の検査に係る医用情報を用いた診断を行った後で、過去の検査に係る医用情報の保存期間を延長させても良い。
本実施形態では、通常の保存期間が検査日から3年である場合について説明したが、例えば読影装置4による読影時から開始して3年であっても良い。あるいは、保存期間が3年でなくとも良い。
本実施形態では、検査部位と検査コメントから付帯情報の一致あるいは類似を判断する場合について説明したが、他の第2付帯情報に基づいて判断されても良い。この場合、例えばステップS1より以前の段階で、判断に使用する付帯情報の種類を予め登録し、登録された種類の付帯情報について一致あるいは類似の判断を行っても良い。
本実施形態では、第2付帯情報に基づいて医用情報の一致あるいは類似を判断する場合について説明したが、第1付帯情報に基づいて医用情報の一致あるいは類似を判断しても良い。なお、第1付帯情報や第2付帯情報は、本実施形態において定義されたものでなくとも良い。
本実施形態では、入力部17を介してオペレータに指定された医用情報と患者IDが同一で、尚且つ第2付帯情報が付与されている全ての医用情報を、X線診断装置1に転送する場合について説明したが、例えば第1付帯情報を用いて一致あるいは類似を判断する場合、第1付帯情報のみが付与されている医用情報をX線診断装置1に転送させても良い。
(第2の実施形態)
本実施形態は、医用情報処理装置に係る形態である。
まず、図6のブロック図を用いて本実施形態の構成を説明する。
本実施形態における医用情報処理装置2は、X線診断装置1、HIS/RIS3、読影装置4にネットワーク101を介して接続されており、情報の送受信が可能である。なお、本実施形態において、X線診断装置1は、例えばX線CT装置、MRI装置、超音波診断装置、核医学診断装置といった別の医用診断装置でも良い。
本実施形態における医用情報処理装置2は、例えばPACSであり、記憶部21、存期間管理部22、医用情報指定部18を備える。
記憶部21は、X線診断装置1において第1付帯情報が付与されX線診断装置1から転送された医用情報を記憶する。記憶部21は、読影装置4において第2付帯情報が付与され、読影装置4から転送された医用情報を記憶する。なお、第1付帯情報と第2付帯情報は第1の実施形態と同様のものである。
保存期間管理部22は、記憶部21に記憶された医用情報の保存期間を管理する。保存期間管理部22は、例えば記憶部21に記憶された医用情報が有する検査日に基づく保存期間を超過した医用情報を記憶部21から削除させる。あるいは、保存期間管理部22は、X線診断装置1の医用情報指定部18からの通知に基づいて、記憶部21に記憶されている医用情報の保存期間を延長させ、延長後の保存期間を超過した医用情報を、記憶部21から削除させる。保存期間管理部22は、読影装置4から転送された医用情報の記憶部21への保存が終了すると、医用情報指定部18に照合を開始するように指示する。
医用情報指定部18は、保存期間管理部22からの指示に基づいて、読影装置4から転送され記憶部21に記憶された医用情報について所定の判断作業を実施する。なお、所定の判断作業は第1の実施形態と同様である。医用情報指定部18は、所定の判断作業の結果を保存期間管理部22に通知する。
医用情報処理装置2は、X線診断装置1の指示に従って、記憶部21に保存した第2付帯情報を有する医用情報をX線診断装置1に転送する。医用情報処理装置2は、読影装置4の指示に従って、記憶部21に保存した第1付帯情報を有する医用情報を読影装置4に転送する。
X線診断装置1は、制御部10、X線照射部11、X線検出部12、付帯情報取得部13、医用情報生成部14、記憶部15、表示部16、入力部17を備える。
制御部10は、入力部17を介したオペレータの指示に従って、X線照射部11を制御する。制御部10は、入力部17を介したオペレータの指示に従って、記憶部15に記憶された医用情報を表示部16に表示させる。制御部10は、入力部17を介したオペレータの指示に従って、例えば実施中の検査に係る患者ID、患者氏名、生年月日、検査日などの受付から読影前に入手する付帯情報を付帯情報取得部13に取得させる。なお、本実施形態において、付帯情報取得部13が取得した付帯情報を第1付帯情報と呼称する。制御部10は、所定のタイミングにおいて、所定の入力画面を表示部16に表示させる。制御部10は、入力部17を介したオペレータの指示に従って、医用情報処理装置2が保存した医用情報をX線診断装置1に転送するように医用情報処理装置2に対して指示する。制御部10は、医用情報処理装置2から転送された医用情報を記憶部15に保存する。制御部10は、医用情報生成部14で生成され記憶部15に記憶された医用情報を医用情報処理装置2に転送させる。制御部10は、一つの検査に係る医用情報の転送が終了すると、一つの検査に係る医用情報の転送が終了した旨をHIS/RIS3に通知する。
X線照射部11は、制御部10の指示に従って、患者に対してX線を照射する。
X線検出部12は、患者を透過したX線を検出し検出信号を生成する。X線検出部12は、当該検出信号を医用情報生成部14に送信する。
付帯情報所得部13は、制御部10の指示に従って、例えば実施中の検査に係る患者ID、患者氏名、生年月日、検査日などの付帯情報をHIS/RIS3に転送させ取得する。付帯情報取得部13は、取得した付帯情報を医用情報生成部14に送信する。
医用情報生成部14は、X線検出部13から受信した検出信号に基づいて医用画像情報を生成する。医用情報生成部14は、付帯情報取得部13から受信した付帯情報と、上記医用画像情報に基づいて医用情報を生成する。医用情報生成部14は、生成された医用情報を記憶部15に送信し、保存する。
記憶部15は、医用情報生成部14から受信した医用情報を記憶する。記憶部15は、医用情報処理装置2から転送された医用情報を記憶する。
表示部16は、入力部17を介したオペレータの指示に従って、記憶部15から転送された医用情報を表示する。表示部15は、制御部10の指示に従って、所定の入力画面を表示する。
入力部17は、例えばマウスやキーボード、あるいはトラックボールなどの入力手段を備えており、当該入力手段を用いたオペレータによる入力に基づいて、制御部10に指示を出す。
読影装置4は、例えば、図示しない表示手段、図示しない入力手段を備える。読影装置4は、所定のタイミングにおいて、所定の入力画面を表示手段に表示させる。読影装置4は、入力手段を介した読影医の指示に従って、医用情報処理装置2が保存した医用情報を読影装置4に転送するように医用情報処理装置2に対して指示する。読影装置4は、入力手段を介した読影医の指示に従って、医用情報処理装置2から転送された医用情報を表示手段に表示させる。読影装置4は、入力手段を介した読影医の指示に従って、医用情報処理装置2から取得した医用情報に対して第2付帯情報を付与する。読影装置4は、入力手段を介した読影医の指示に従って、第2付帯情報が付与された医用情報を医用情報処理装置2に転送する。
次に、図7と図8に示すフロー図を用いて、本実施形態の動作を説明する。
図7は、診断に使用する医用情報の準備に係る本実施形態の動作を示すフロー図である。
ステップS1において、オペレータは検査を開始する。
ステップS2において、オペレータは、当該検査に係る患者ID、患者氏名、生年月日、検査日などの第1付帯情報を取得するように、表示部16に表示された所定の入力画面に対して、入力部17に入力する。ここでの入力画面は、例えば第1付帯情報を検査単位で表示されたリストであり、オペレータは、入力部17を介して当該検査に係る第1付帯情報をリスト上で指定する。制御部10は、入力部17を介したオペレータの指示に従って、第1付帯情報を付帯情報取得部13に取得させる。付帯情報所得部13は、制御部10の指示に従って、当該検査に係る第1付帯情報をHIS/RIS3から取得する。付帯情報取得部13は、取得した第1付帯情報を医用情報生成部14に送信する。
ステップS3において、オペレータは、X線診断装置1による撮影を実施するように、入力部17に入力する。制御部10は、入力部17を介したオペレータの指示に従って、X線照射部11を制御する。X線照射部11は、制御部10の指示に従って、患者に対してX線を照射する。なお、本実施形態において、X線を照射する部位は患者の胸部とする。X線検出部12は、患者の胸部を透過したX線を検出し検出信号を生成する。X線検出部12は、当該検出信号を医用情報生成部14に送信する。医用情報生成部14は、X線検出部13から受信した検出信号に基づいて医用画像情報を生成する。また、医用情報生成部14は、ステップS2において付帯情報取得部13から受信した付帯情報と、上記医用画像情報に基づいて医用情報を生成する。医用情報生成部14は、生成された医用情報を記憶部15に送信する。記憶部15は、医用情報生成部14から受信した医用情報を記憶する。このときオペレータは、生成した医用情報を参照したい場合、表示部16に表示された所定の入力画面に対して、入力部17を介した入力を行う。ここでの入力画面とは、例えば医用情報生成部14で生成され記憶部15に記憶された医用情報のリストであり、オペレータは、入力部17を介して所望の医用情報をリスト上で指定する。制御部10は、指定された医用情報を記憶部15から読み出し、表示部16に表示させる。
ステップS4において、制御部10は、ステップS3において医用情報生成部14で生成され記憶部15に記憶された医用情報を医用情報処理装置2に転送させる。
ステップS5において、医用情報処理装置2は、ステップS4においてX線診断装置1から転送された医用情報を記憶部21に保存する。記憶部21は、ステップS4においてX線診断装置1から転送された医用情報を記憶する。
ステップS6において、制御部10は、医用情報処理装置2に対する医用情報の転送が終了すると、当該検査に係る撮影が終了した旨をHIS/RIS3に通知する。HIS/RIS3は、X線診断装置1から撮影終了の通知を受け取ると、X線診断装置1で実施されていた当該検査に係る撮影が終了した旨の通知を読影装置4に対して出す。
ステップS7において、読影装置4は、撮影終了の通知をHIS/RISから受け取ると、所定の入力画面を表示させる。ここでの所定の入力画面とは、例えば撮影終了の通知を検査単位で表示したリストであり、読影医は、入力手段を介して読影の対象となる検査をリスト上で指定する。読影装置4は、指定された検査に係る医用情報を読影装置4に転送するように医用情報処理装置2に対して指示する。
ステップS8において、医用情報処理装置2は、読影装置4の指示に従って、記憶部21に保存した医用情報を読影装置4に転送する。
ステップS9において、読影装置4は、所定の入力画面を図示しない表示手段に表示させる。入力手段を介した読影医の指示に従って、医用情報処理装置2から転送された医用情報を表示手段に表示させる。ここでの入力画面とは、例えば医用情報処理装置から転送された医用情報のリストであり、読影医は、図示しない入力手段を介して所望の医用情報をリスト上で指定する。読影装置4は、医用情報を表示手段に表示させる。表示手段に医用情報が表示されると、読影装置4は、所定の入力画面を表示させる。ここでの入力画面は、例えば検査部位、検査コメント、検査記述、実施済手続きステップ記述、実施済手続きステップタイプ記述、実施済手続きステップに関するコメント、画像コメント、解釈診断記述などの第2付帯情報を入力させるための入力欄を有する画面である。読影医は、表示された医用情報を参照し、入力手段を介して当該入力欄に第2付帯情報を入力する。例えば第2付帯情報が検査コメントの場合、読影医は検査コメントとして「胸部X線より、左下肺野に浸潤影あり。」と入力欄に入力する。読影装置4は、入力欄の入力内容に基づく第2付帯情報を医用情報に付与する。医用情報処理装置2から転送させた全ての医用情報について読影が終了するとステップS10に移行する。
ステップS10において、読影医は、第2付帯情報が付与された医用情報を医用情報処理装置2に転送するように、入力手段に入力する。読影装置4は、入力手段を介した読影医の指示に従って、第2付帯情報が付与された医用情報を医用情報処理装置2に転送する。
ステップS11において、医用情報処理装置2は、ステップS10において読影装置4から転送された医用情報を記憶部21に保存する。記憶部21は、ステップS10において読影装置4から転送された医用情報を記憶する。
図8は、医用情報の保存期間延長に係る本実施形態の動作を示すフロー図である。
ステップS12において、保存期間管理部22は、ステップS9において第2付帯情報が付与された医用情報を記憶部21に保存し終わると、医用情報指定部18に照合を開始するように指示する。医用情報指定部18は、保存期間管理部22からの指示に基づいて、記憶部21に記憶され、ステップS9で第2付帯情報が付与された医用情報を指定する。
S13において、医用情報指定部18は、指定した医用情報と例えば患者IDが同一で、尚且つ、第2付帯情報が付与されている全ての医用情報を記憶部21から読み出す。医用情報指定部18は、ステップS12で指定された医用情報と、ステップS15において医用情報処理装置2から転送され記憶部15に記憶された医用情報とで、第2付帯情報である検査部位が一致するか否かを判断する。なお、本実施形態において、ステップS13で指定された医用情報の検査部位は胸部である。
この判断の結果、読みされた医用情報の中に、ステップS12で指定された医用情報と検査部位が一致する医用情報、即ち検査部位が胸部である医用情報が、ステップS12で指定された医用情報の他に存在する場合、ステップS14に移行する。一方、判断の結果、読み出された医用情報の中に、検査部位が胸部である医用情報が、ステップS12で指定された医用情報の他に存在しない場合、ステップS18に移行する。
ステップS14において、医用情報指定部18は、検査部位が一致した医用情報とステップS13で指定された医用情報を一つのグループとみなす。なお、本実施形態において当該グループを第1グループと呼称する。
ステップS15において、医用情報指定部18は、ステップS12で指定された医用情報と、第1グループに属する医用情報とで、第2付帯情報である検査コメントが類似するか否かを判断する。本実施形態において、検査コメントが類似するか否かは、検査コメント中のキーワードが一致するか否かに相当する。なお、この判断は、例えば、ステップS12で指定された医用情報における検査コメントの文字列の中からテキストマインニング手法によりキーワードを抽出し、抽出されたキーワードが第1グループに属する医用情報における検査コメントと一致するか否かで判断させる。なお、本実施形態において、ステップS13で指定された医用情報の検査コメントは「胸部X線より、左下肺野に浸潤影あり。」であり、テキストマインニング手法により抽出されたキーワードが「浸潤影」である場合について、以下説明する。
この判断の結果、「浸潤影」の文字列を検査コメントに有する医用情報が、第1グループに属する医用情報の中に、ステップS12で指定された医用情報の他に存在する場合、ステップS16に移行する。一方、この判断の結果、「浸潤影」の文字列を検査コメントに有する医用情報が、第1グループに属する医用情報の中に、ステップS12で指定された医用情報の他に存在しない場合、ステップS18に移行する。
ステップS16において、医用情報指定部18は、検査コメントに「浸潤影」を有する医用情報を一つのグループとみなす。なお、本実施形態において当該グループを第2グループと呼称する。
ステップS17において、医用情報指定部18は、第2グループに属する医用情報を保存期間管理部22に通知する。保存期間管理部22は、医用情報指定部18からの通知に基づいて、記憶部21に記憶されている第2グループに属する医用情報の保存期間を延長させる。
ステップS18において、医用情報の保存期間延長のプロセスを終了する。
以上のように、本実施形態における医用情報処理装置2は、記憶部21に記憶された同一患者に係る医用情報のうち、検査部位や患者コメントといった所定の種類の付帯情報について、最新の検査に係る医用情報と一致あるいは類似する付帯情報を有する過去の検査に係る医用情報を指定し、指定された過去の検査に係る医用情報の保存期間を、最新の検査に係る医用情報と同じ保存期間にさせる。なお、保存期間の延長に係る具体的な効果は、第1の実施形態において図5を用いて説明した内容と同様である。
以上、本発明の実施形態を説明したが、これらの実施形態は例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の趣旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1・・・X線診断装置
2・・・医用情報処理装置
3・・・HIS/RIS
4・・・読影装置
11・・・X線照射部
12・・・X線検出部
13・・・付帯情報取得部
14・・・医用情報生成部
15、21・・・記憶部
16・・・表示部
17・・・入力部
18・・・医用情報指定部
19・・・保存期間延長指示部
22・・・保存期間管理部
101・・・ネットワーク

Claims (8)

  1. 患者を特定する情報に関する第1付帯情報および当該第1付帯情報とは異なる種類の情報に関する、読影医の指示に従って付与された第2付帯情報をそれぞれ含む、複数の医用情報を記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶された前記複数の医用情報のうちの最新の検査に係る医用情報に含まれる前記第1付帯情報が一致する医用情報のうち、前記最新の検査に係る医用情報に含まれる前記第2付帯情報と一致あるいは類似する付帯情報を有する過去の検査に係る医用情報を指定する医用情報指定部と、
    前記医用情報指定部によって指定された前記過去の検査に係る医用情報の保存期間を延長するように医用情報処理装置に対して指示する保存期間延長指示部と、
    を備えた医用診断装置。
  2. 前記保存期間延長指示部は、前記医用情報指定部によって指定された前記過去の検査に係る医用情報の保存期間を前記最新の検査に係る医用情報の保存期間に基づいて延長するように医用情報処理装置に対して指示する請求項1に記載の医用診断装置。
  3. 前記第2付帯情報は、検査部位を含む請求項1又は2に記載の医用診断装置。
  4. 前記第2付帯情報は、検査コメント、検査記述、実施済手続きステップ記述、実施済手続きステップタイプ記述、実施済手続きステップに関するコメント、画像コメント、解釈診断記述のうち少なくともいずれか一つを含む請求項1乃至3のうちいずれか一つに記載の医用診断装置。
  5. 患者を特定する情報に関する第1付帯情報および当該第1付帯情報とは異なる種類の情報に関する、読影医の指示に従って付与された第2付帯情報をそれぞれ含む、複数の医用情報を記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶された前記複数の医用情報のうちの最新の検査に係る医用情報に含まれる前記第1付帯情報が一致する医用情報のうち、前記最新の検査に係る医用情報に含まれる前記第2付帯情報と一致あるいは類似する付帯情報を有する過去の検査に係る医用情報を指定する医用情報指定部と、
    前記医用情報指定部によって指定された前記過去の検査に係る医用情報の保存期間を延長する保存期間管理部と、
    を備えた医用情報処理装置。
  6. 前記保存期間管理部は、前記医用情報指定部によって指定された前記過去の検査に係る医用情報の保存期間を、前記最新の検査に係る医用情報の保存期間に基づいて延長する請求項5に記載の医用情報処理装置。
  7. 前記第2付帯情報は、検査部位を含む請求項5又は6に記載の医用情報処理装置。
  8. 前記第2付帯情報は、検査コメント、検査記述、実施済手続きステップ記述、実施済手続きステップタイプ記述、実施済手続きステップに関するコメント、画像コメント、解釈診断記述のうち少なくともいずれか一つを含む請求項5乃至7のうちいずれか一つに記載の医用情報処理装置。
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