JP6206946B2 - カートリッジマウント機構 - Google Patents
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Description
この磁気テープ装置としては、磁気テープを収容するカセットホルダと、カセットホルダを所定の方向に移動させる駆動手段と、カセットホルダを下方に向かって付勢するばね手段と、装置の下部に設けられた駆動歯とを備えるものが提案されている(下記特許文献1参照)。
すなわち、本発明に係るカートリッジマウント機構は、カートリッジを収容する収容空間が形成され、基準面に沿って一方向に移動可能に支持されたトレイと、該トレイに対して前記一方向に相対移動可能とされたフィードブラケットと、前記トレイ及び前記フィードブラケットが前記一方向へ所定距離移動することで、前記カートリッジが前記基準面にマウント動作距離まで接近する接近方向へ移動させる第一動力変換機構と、前記第一動力変換機構により、前記カートリッジが前記基準面にマウント動作距離まで接近しない場合に、前記フィードブラケットが前記一方向へ所定距離を越えてさらに移動することで、前記トレイを前記接近方向へさらに移動させる第二動力変換機構とを備え、前記第二動力変換機構は、前記トレイ及び前記フィードブラケットのいずれか一方に設けられた押し下げピンと、前記トレイ及び前記フィードブラケットのいずれか他方に設けられた傾斜面とを有し、前記傾斜面は、該傾斜面に沿った前記押し下げピンの移動を、前記トレイの前記接近方向への移動に変換することを特徴とする。
図1に示すように、本発明に係るカートリッジマウント機構1は、少なくともカートリッジ2を収容する収容空間Gが形成され、基準面110Aに沿って一方向に移動可能に支持されたトレイ3と、トレイ3に対して一方向に相対移動可能とされたフィードブラケット5と、トレイ3及びフィードブラケット5が一方向へ所定距離移動することで、カートリッジ2が基準面110Aにマウント動作距離まで接近する接近方向へ移動させる第一動力変換機構11と、第一動力変換機構11により、カートリッジ2が基準面110Aにマウント動作距離まで接近しない場合に、フィードブラケット5が一方向へ所定距離を越えてさらに移動することで、トレイ3を接近方向へさらに移動させる第二動力変換機構12とを備えいればよい。
次に、本発明の第一実施形態に係るカートリッジマウント機構として、磁気テープ装置について、主に図2から図7を用いて説明する。
この実施形態において、前述した実施形態で用いた部材と同一の部材には同一の符号を付して、その説明を省略する。
ここで、便宜上、図2に示す紙面左奥側から右手前側に向かう方向を前後方向として、紙面左手前側から右奥側に向かう方向を左右方向とする。
図3及び図4に示すように、カートリッジ200は、略矩形状に形成され、底部201と、底部201の反対側に位置する上部202と、底部201と上部202とを連結する前側部203、後側部204、右側部205R及び左側部205Lとを有している。
(ローダ機構)
図5は、図2のローダ機構101におけるA部の拡大斜視図である。図5に示すように、ローダ機構101は、デッキベース110と、このデッキベース110の左右方向両端から立設された一対のサイドローダフレーム120,120(図2参照、以下同じ)とを有している。
右ピン112Rは、基準面110Aに設けられたフランジ116と、フランジ116から上方に向かうにしたがって先細りに形成されたピン部117とを有している。この右ピン112Rは、カートリッジ200の凹部212R(図4参照、以下同じ)と嵌合可能とされている。このデータムピン112は、基準面110Aの前方側に設けられ、本実施形態では、クラッチ111よりも前方に設けられている。
なお、左ピンは、右ピン112Rと同様の構成であるため、説明を省略する。
図6に示すように、トレイ103は、ローダ機構101の基準面110A(図5参照、以下同じ)と略平行に形成された上プレート131と、この上プレート131の左右方向両端から下方に向かって屈曲立設された一対のサイドプレート132R,132Lと、一対のサイドプレート132R,132Lの下端から屈曲し、上プレート131と略平行に形成された一対の下プレート133R,133Lとを有している。また、上プレート131の前端には、下方に向かって垂下する垂下壁134が設けられている。
図7に示すように、フィードブラケット105は、ローダ機構101の基準面110Aと略平行に形成された上ブラケット部150と、この上ブラケット部150の左右方向両端から下方に向かって屈曲された一対のサイドブラケット部160R,160Lとを有している。
図2及び図8に示す状態1において、トレイ103に設けられたガイドピン135は、フィードブラケット105に形成されたガイド溝162の前端部、つまり第一湾曲壁162Eに沿って配されるとともに、ローダ機構101のサイドローダフレーム120に形成されたL型溝122の後端部に挿通されている。
このようにして、図9に示す状態2では、トレイ103に設けられたガイドピン135は、フィードブラケット105に形成されたL型溝122の下端に位置するとともに、フィードブラケット105に形成されたガイド溝162の第二案内壁162Cとの間に間隙を有した位置に配されている。
フィードブラケット105が、状態2に示す位置から、基準面110Aに対する高さを変えずさらに前方に移動する。そして、図10に示すように、フィードブラケット105に設けられたホルダピン164は、ローダ機構101のサイドローダフレーム120に形成されたI型溝121内を前方に向かって移動する。
さらに、フィードブラケット105が、基準面110Aに対する高さを変えずさらに前方に移動すると、図11に示す状態4のように、フィードブラケット105に設けられた前側のホルダピン164が、ローダ機構101のサイドローダフレーム120に形成されたI型溝121の前端に接触する。これにより、フィードブラケット105の前方への移動が停止する。
この場合には、図8に示す状態1から、トレイ103とフィードブラケット105が前方に移動すると、図12に示す状態となる。つまり、トレイ103に設けられたガイドピン135は、ローダ機構101のサイドローダフレーム120に形成されたL型溝122の下端よりも上方に位置するとともに、フィードブラケット105に形成されたガイド溝162の第二案内壁162Cに接触して配されている。
状態アから、フィードブラケット105がさらに前方に移動すると、図13に示すように、フィードブラケット105に設けられたホルダピン164,164は、ローダ機構101のサイドローダフレーム120に形成されたI型溝121内を前方に向かって移動する。
フィードブラケット105がさらに前方に移動すると、図14に示す状態ウのように、フィードブラケット105に設けられたホルダピン164が、ローダ機構101のサイドローダフレーム120に形成されたI型溝121の前端に接触する。これにより、フィードブラケット105の前方への移動が停止する。
Claims (5)
- カートリッジを収容する収容空間が形成され、基準面に沿って一方向に移動可能に支持されたトレイと、
該トレイに対して前記一方向に相対移動可能とされたフィードブラケットと、
前記トレイ及び前記フィードブラケットが前記一方向へ所定距離移動することで、前記カートリッジが前記基準面にマウント動作距離まで接近する接近方向へ移動させる第一動力変換機構と、
前記第一動力変換機構により、前記カートリッジが前記基準面にマウント動作距離まで接近しない場合に、前記フィードブラケットが前記一方向へ所定距離を越えてさらに移動することで、前記トレイを前記接近方向へさらに移動させる第二動力変換機構とを備え、
前記第二動力変換機構は、
前記トレイ及び前記フィードブラケットのいずれか一方に設けられた押し下げピンと、
前記トレイ及び前記フィードブラケットのいずれか他方に設けられた傾斜面とを有し、
前記傾斜面は、該傾斜面に沿った前記押し下げピンの移動を、前記トレイの前記接近方向への移動に変換することを特徴とするカートリッジマウント機構。 - 請求項1に記載のカートリッジマウント機構において、
前記第一動力変換機構は、
前記トレイ及び前記フィードブラケットのいずれか一方に設けられたガイドピンと、
前記トレイ及び前記フィードブラケットのいずれか他方に設けられたガイド溝とを有し、
前記ガイド溝は、前記ガイドピンの前記一方向への所定距離移動を、前記トレイの前記接近方向への移動に変換することを特徴とするカートリッジマウント機構。 - 請求項2に記載のカートリッジマウント機構において、
前記傾斜面は、前記トレイに設けられ、前記一方向に向かうにしたがって前記基準面と反対方向に向かうように傾斜していることを特徴とするカートリッジマウント機構。 - 請求項2または請求項3に記載のカートリッジマウント機構において、
前記傾斜面は、前記トレイ又は前記フィードブラケットの前記一方向側に設けられていることを特徴とするカートリッジマウント機構。 - 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のカートリッジマウント機構において、
前記第一動力変換機構は、前記トレイを前記基準面に向かって押圧する前記フィードブラケットに設けられた付勢部をさらに有していることを特徴とするカートリッジマウント機構。
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JP2013068914A JP6206946B2 (ja) | 2013-03-28 | 2013-03-28 | カートリッジマウント機構 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (2)
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JP2013068914A Active JP6206946B2 (ja) | 2013-03-28 | 2013-03-28 | カートリッジマウント機構 |
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2013
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