JP6206307B2 - タイヤ構造体 - Google Patents

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Description

本発明は、中空構造のタイヤの接地長を検出するセンサを備えたタイヤ構造体に関する。
従来、中空構造のタイヤのうち地面と接している部分の長さを検出するセンサを備えたタイヤ構造体が知られている(以下、タイヤのうち、地面と接している部分を「接地部分」、接していない部分を「非接地部分」、接地部分のうちのタイヤ回転方向の長さを「接地長」という)。この種のタイヤ構造体としては、特許文献1に記載のタイヤ構造体が提案されている。このタイヤ構造体には、タイヤの接地長を検出するセンサとして、複数の圧電素子がマトリクス状に配置されたシート状の面圧センサが設けられている。この面圧センサは、タイヤのトレッド部の全周、全幅に亘ってトレッド部内に埋め込まれている。このような構成とされることで、このタイヤ構造体では、トレッド部の全周、全幅に亘って、外部から車輪中心に向かってトレッド部の外周面に作用する力(面圧)を検出可能とされている。そして、このタイヤ構造体では、圧力がかけられたときの圧電素子の電圧変化を利用して、タイヤの接地部分が変形させられたときの各圧電素子の電圧変化から、タイヤの接地部分に位置する複数の圧電素子を特定する。そして、この複数の圧電素子のうち両端に配置された圧電素子間の間隔を算出することでタイヤの接地長を検出する。
特開2004−359203号公報
特許文献1に記載のタイヤ構造体では、上記したように、タイヤの接地長を検出するためのセンサが圧電素子で構成されている。圧電素子は一般にシリコンやセラミックなどの無機系素子で構成され、これら無機系素子などは割れ易い。しかも、このため、特許文献1に記載のタイヤ構造体では、センサが壊れ易いという欠点がある。
また、特許文献1に記載のタイヤ構造体では、上記したように、複数の圧電素子がマトリクス状に配置されたシート状の面圧センサを、タイヤのトレッド部の全周、全幅に亘って、タイヤに埋め込んだ構成とされている。このため、特許文献1に記載のタイヤ構造体では、複雑な構成となり、多くの部材が必要となると共に製造が困難となるという欠点があった。また、圧電素子を用いる場合、剛性の高い圧電素子の伸縮を発電に利用するため、経年劣化等により圧電素子が応力割れを生ずるおそれがあった。
本発明は上記点に鑑みて、中空構造のタイヤの接地長を検出するセンサを備えたタイヤ構造体において、センサが壊れ難く、簡素な構成のタイヤ構造体を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1〜3に記載の発明では、車輪の外周に組み付けられる中空構造のタイヤ(2)と、タイヤのうち地面と接している部分の長さである接地長(L)を検出するためにタイヤの内側に備えられ、タイヤの変形によって電圧の変化を生じる発電型センサ(3)と、発電型センサの出力に基づいて接地長を算出するための演算処理を行って電気信号を出力する処理回路(6)と、処理回路が出力した電気信号を外部に送信するための送信手段(61)と、を有するタイヤ構造体であって、以下の特徴を有する。
すなわち、発電型センサは、導電性金属で構成された第1電極(31a)を有する第1電極構造体(31)および導電性金属で構成された第2電極(32a)を有する第2電極構造体(32)が互いに対向するように重ね合わされて配置された一対の電極構造体(31、32)と、第1電極における第2電極との対向面側に静電気を生じるために第1電極構造体および第2電極構造体の少なくとも一方に設けられ、タイヤよりも柔らかい材料で構成された帯電体(31b、32b)と、第1電極構造体および第2電極構造体の互いの対向距離が可変となるように、第1電極構造体および第2電極構造体を固定する固定部(33)と、を有し、第1電極構造体は、タイヤに固定されると共に、第2電極構造体は、第1電極構造体に対して可動するようにされ、タイヤの変形に応じて、帯電体が、帯電体に対向する電極構造体と接触することにより静電気を生じると共に、タイヤの変形に応じて、第1電極構造体と第2電極構造体との間の対向距離が変化することにより、第1電極および第2電極の間に電圧を生じる構成とされており、一対の電極構造体は、少なくともタイヤのうち地面と接している部分と地面と接していない部分との境界の部分の変形によって、発電型センサにおける第1電極構造体と第2電極構造体との間の対向距離が変化する構成とされていることを特徴とする。
このため、簡素な構成によって、タイヤの接地境界部分に対応する位置に配置された発電型センサの電圧の変化を利用することで、タイヤの接地長を検出することができる。また、この発電型センサでは、第1電極構造体に対して相対的に可変の第2電極構造体を有する構成であるため、応力割れ等が生じ難い。このため、発電型センサの耐久性を向上させることができる。
本発明の第1実施形態におけるタイヤ構造体の概略構成を示す断面図である。 図1におけるII領域を拡大して示す断面図である。 図2におけるIII-III断面(タイヤが変形して空隙を生じた状態)を示す図である。 図2におけるIII-III断面(空隙が消失した状態)を示す図である。 発電型センサおよび自律発電システムの概略構成を示す図である。 図1に示すタイヤ構造体において、タイヤ回転中の各所での発電型センサの状態を示す図である。 タイヤの回転したときの発電型センサの出力信号の推移を示した図である。 発電型センサおよび処理回路の出入力関係を示す図である。 本発明の第2実施形態におけるタイヤ構造体の概略構成を示す断面図である。 図9におけるX領域を拡大して示す断面図である。 図10におけるXI領域(タイヤが変形して空隙を生じた状態)を拡大して示す断面図である。 図10におけるXI領域(空隙が消失した状態)を拡大して示す断面図である。 図9に示すタイヤ構造体において、タイヤ回転中の各所での発電型センサの状態を示す図である。 図9に示すタイヤ構造体(タイヤの接地長が図13の場合よりも長い場合)において、タイヤ回転中の各所での発電型センサの状態を示す図である。
以下、本発明の実施形態について図1〜図14に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、同一符号を付して説明を行う。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態に係るタイヤ構造体1について図1〜図8を参照して説明する。図1に示すように、第1実施形態に係るタイヤ構造体1は、タイヤ2と、タイヤ2の接地長(図6の符号Lを参照)を検出するため発電型センサ3とを有する構成とされている。このタイヤ構造体1は、例えば、自動車などの車両の車輪の外周に組みつけられるタイヤとして機能するものである。
タイヤ2は、車輪の外周に組み付けられる中空構造の一般的に用いられるものである。図1に示すように、タイヤ2は、車輪のホイールリム4を丸く囲い込むようにホイールリム4に固定されている。図2に示すように、タイヤ2は、トレッド部2a、ショルダ部2b、サイドウォール部2c、およびビード部2dを有する構成とされている。トレッド部2aは、路面と接触する部分であり、後述するタイヤ樹脂体21の厚さが最も厚くなっている。ショルダ部2bは、トレッド部2aに隣接する部分であり、車両が旋回運動を行う際に路面と接触する。サイドウォール部2cは、ショルダ部2bに隣接する部分であり、路面には接触しないが、路面から受ける衝撃を緩和する目的で屈曲する部分である。ビード部2dは、サイドウォール部2cに隣接する部分であり、タイヤ2をホイールリム4に固定する部分である。
図2に示すように、タイヤ2は、弾性変形可能なタイヤ樹脂体21と、タイヤ樹脂体21を補強して剛性を向上させるベルト22と、タイヤ樹脂体21を保持すると共に、タイヤ2が受ける荷重や衝撃に対する耐久性を向上させるカーカス23とを有する。
タイヤ樹脂体21は、合成ゴムや天然ゴムを主成分とし、カーボンや硫黄などの配合剤が混合された混合物で構成され、弾性変形可能とされている。タイヤ樹脂体21は、ホイールリム4との間に空気を充填するための中空部5が形成されるように、ビード部2dにおいてホイールリム4に固定されている。
ベルト22は、金属のワイヤー、例えば鋼のワイヤーを編んで帯状に形成され、タイヤ樹脂体21の内部に埋設されている。ベルト22は、トレッド部2aからショルダ部2bを経てサイドウォール部2cの一部に至る部分に、タイヤ2の回転方向(周方向)に張られている。
カーカス23は、例えばポリアミド系やポリエステル系の繊維で構成され、タイヤ樹脂体21の内部のうち、ベルト22と中空部5の間に埋設されている。図2に示すように、カーカス23は、車両の進行方向に対して左側のビード部2dから、図示しない右側のビード部まで延びて形成されて、タイヤ2の骨格として機能している。
また、図2に示すように、タイヤ2は、ビード部2dにビード21dを有している。ビード21dは、高炭素鋼を束ねた構造とされている。このビード21dは、タイヤ樹脂体21をホイールリム4に固定すると共に、カーカス23の両端を固定している。
発電型センサ3は、車両が走行してタイヤ2が回転運動を行う際のタイヤ2の変形による機械的エネルギーを電力に変換し、また、タイヤ2の接地長を検出するために、タイヤ2の変形によって電圧を生じるものである。
図1に示すように、発電型センサ3は、タイヤ2の内側、すなわちタイヤ2のうちタイヤ2とホイールリム4とに囲まれて形成される中空部5に面した部分において、タイヤ2の回転方向に複数備えられている。本実施形態では、発電型センサ3が、タイヤ2におけるトレッド部2aに固定されている。
図3に示すように、発電型センサ3は、平板状の第1電極31aと、第1電極31aと対向する第2電極32aとを有する。第1電極31aおよび第2電極32aは、導電性金属で構成されている。第1電極31aにおける第2電極32aとの対向面には、該対向面側に静電気を生じさせるための第1帯電体31bが形成されている。また、第2電極32aにおける第1電極31aとの対向面には、対向面側に静電気を生じさせるための第2帯電体32bが形成されている。すなわち、第1帯電体31bと第2帯電体32bは互いに対向して配置されている。この第1帯電体31bと第2帯電体32bは、それぞれ、タイヤ2よりも柔らかい材料で構成されている。
第1電極31aと第1帯電体31bは接合されて一体の第1電極構造体31を構成している。同様に、第2電極32aと第2帯電体32bは接合されて一体の第2電極構造体32を構成している。第1電極構造体31と第2電極構造体32は、互いの端部同士が固定部33によって固定されている。第1電極構造体31は、固定部33と共にタイヤ2に固定されている。より具体的には、第1電極構造体31の第1電極31aが図示しない接着剤を介してタイヤ樹脂体21に固定されている。第2電極構造体32は、固定部33により固定された部分を固定端として、自由に変形可能な膜状となっている。このため、第2電極構造体32は、固定部33により固定された部分を除いて、第1電極構造体31に対する対向距離がタイヤ2の変形に応じて可変となっている。
第1電極構造体31は、例えば、第1帯電体31bとしてのポリエチレン膜上に、第1電極31aとしてAu(金)もしくはAl(アルミニウム)が蒸着されて形成されている。一方、第2電極構造体32は、第2帯電体32bとしてのナイロン膜上に、第2電極32aとしてAuもしくはAlが蒸着されて形成されている。本実施形態では、第1電極構造体31および第2電極構造体32は、互いに合同な平板形状の膜である。
固定部33は、例えば、シリコン系の接着剤である。固定部33は、第1電極構造体31および第2電極構造体32の縁部同士を互いに接着しつつ、発電型センサ3をタイヤ2に固定している。本実施形態では、第1電極構造体31および第2電極構造体32それぞれのうち、タイヤ2の回転方向における一端側の部分および該一端側とは反対側の他端側の部分が、固定部33によって、互いに接着されつつ、タイヤ2に固定されている。なお、第1電極構造体31および第2電極構造体32それぞれのうち、上記一端側の部分および他端側の部分以外の部分は、互いに接着されていない。このため、本実施形態では、第2電極構造体32が第1電極構造体31に対して可動となる。
このように、本実施形態に係るタイヤ構造体1は、第1電極構造体31および第2電極構造体32が互いに対向するように重ね合わされて配置された構成の一対の電極構造体31、32を有する。
図5に示すように、本実施形態に係るタイヤ構造体1には、処理回路6が設けられている。処理回路6は、発電型センサ3の出力に基づいて接地長Lを算出するための演算処理・増幅処理などを行い、その結果である電気信号を外部へ出力する等の機能を有する制御回路などである。本実施形態における処理回路6は、タイヤ2の変形によって生じる発電型センサ3における電圧の変化に基づいて接地長Lを算出するための演算処理・増幅処理などを行う。処理回路6は、発電型センサ3および後述する送信手段61と電気的に接続されている。
送信手段61は、処理回路6が出力した電気信号を外部に送信するためのものであり、例えば、信号送信用アンテナを有する無線機によって構成される。本実施形態に係るタイヤ構造体1では、この送信手段61によって、タイヤの空気圧を検出するためのデータなどとしてタイヤ2の接地長についての情報が車体側に送信される。
以上、本実施形態に係るタイヤ構造体1の構成について説明した。次に、本実施形態における発電型センサ3の動作について図3〜図6を参照して説明する。なお、図6中の発電型センサ3の状態を示す複数の断面図は全て、発電型センサ3を、図中のタイヤ2を紙面に対する法線方向に見たときの断面図である。
図3に示すように、タイヤ2に対してタイヤ2の回転方向における接線の方向(図中の矢印Aを参照)に外力が加えられると、タイヤ2が潰れるように変形する。このようにタイヤ2が変形した状態では、トレッド部2aがタイヤ2の回転軸に垂直な方向に凸になるように変形する。これにより、第2電極構造体32が撓むように変形し、第1電極構造体31との間に空隙AGが形成される。
一方、タイヤ2が受けていた外力が減少すると、トレッド部2aは伸びるように変形する。このため、図4に示すように、撓んでいた第2電極構造体32が張るように変形する。これにより、空隙AGは消失する。言い換えれば、第1電極構造体31と第2電極構造体32が接触する。より詳しくは、第1帯電体31bと第2帯電体32bとが接触する。
図6に示すように、トレッド部2aにおいては、タイヤ2のうち接地部分と非接地部分との境界の部分(以下、この部分を接地境界部分という)はタイヤ2の回転方向における接線の方向の外力を受けて変形し、接地境界部分以外の部分は変形しない。このため、本実施形態のように発電型センサ3がトレッド部2aに固定されている場合には、複数の発電型センサ3のうちタイヤ2の接地境界部分に対応する位置に配置された発電型センサ3において、第1電極構造体31と第2電極構造体32との間の対向距離が広がる。また、接地境界部分以外の部分に対応する位置に配置された発電型センサ3においては、第1電極構造体31と第2電極構造体32が接触する。このように、本実施形態に係るタイヤ構造体1では、走行中の車両におけるタイヤ2の回転に伴い、トレッド部が伸縮を繰り返し、これにより、第1帯電体31bおよび第2帯電体32bは、周期的に接触と離間を繰り返す。
次に、発電型センサ3における発電原理について図5を参照して説明する。なお、以下の説明では、説明の簡便性を考慮し、第1電極31aおよび第2電極32aが、互いに平行を維持する平行平板であると仮定する。
上記したように、第1帯電体31bと第2帯電体32bは、接触と離間を繰り返す。第1帯電体31bと第2帯電体32bが接触すると静電気を生じる。これにより生じた電荷の面密度(以下、電荷密度という)をσとすると、第1電極31aと第2電極32aとの間に生じる電場EはE=σ/εである。ここでεは第1帯電体31b、第2帯電体32bおよび空隙AGの各誘電率を考慮に入れた全体としての誘電率である。
一方、第1電極31aと第2電極32aとの間の電位差Vは、電場Eが一定であるから、V=Edである。ここで、図5に示すように、dは、第1帯電体31bと第2帯電体32bとが離間したときの対向距離である。したがって、この対向距離が変化することにより、第1電極31aおよび第2電極32aの間に電圧を生じる。また、第1帯電体31bと第2帯電体32bとが互いに接触して電荷密度σをもって帯電した状態から、互いの対向距離がdになるまで離間した際に各帯電体31b、32bに蓄積されるエネルギーUは、数式1により表される。
Figure 0006206307
なお、Cは、第1電極31aと第2電極32aとを電極とみなしたときのコンデンサの静電容量であり、Sは第1電極31aおよび第2電極32aの面積である。
図2〜図4においては、電子装置およびバッテリの図示を省略したが、本来、発電型センサ3には、図5に示すように、処理回路6が接続されている。処理回路6は、電子装置としての圧力センサ62、圧力センサ62から出力される出力信号を外部に送信する送信手段61としての無線機、バッテリ63、および全波整流用のダイオード64を有している。各帯電体31b、32bに蓄積されるエネルギーUは、バッテリ63に蓄積される、もしくは、圧力センサ62に供給される電力となる。このように、本実施形態では、発電型センサ3と処理回路6とによって、自律発電システムが構築されている。
数式1によれば、エネルギーUは、第1帯電体31bと第2帯電体32bの対向距離に比例する。よって、この発電型センサ3は、タイヤ2の変形に起因する第1帯電体31bと第2帯電体32bとの接触と離間の繰り返しによって発電を行うことができる。この発電型センサ3は、一対の電極構造体31、32を重ね合わせただけの簡素な構成であって、高コストの主な原因である圧電素子を用いる必要がないため、製造コストを抑制することができる。また、従来のように圧電素子を用いる場合、剛性の高い圧電素子の伸縮を発電に利用するため、経年劣化等により圧電素子が応力割れを生ずるおそれがあった。一方、この発電型センサ3では、第1電極構造体31に対して相対的に可変の第2電極構造体32を有する構成であるため、応力割れ等が生じ難い。このため、本実施形態では、発電型センサ3の耐久性を向上させることができる。
また、数式1によれば、エネルギーUは、第1電極31aおよび第2電極32aの面積Sに比例する。従来でも、圧電素子の大きさを大きくすることで発電量を大きくすることは可能であったが、コストが増大する等の問題があった。これに対して、本実施形態に係るタイヤ構造体1では、高コストの主な原因である圧電素子を用いないため、コストを抑制しつつ、各電極31a、32a、ひいては、各電極構造体31、32の面積の増大を容易に行うことができる。
次に、本実施形態に係るタイヤ構造体1におけるタイヤの接地長の検出について図7、図8を参照して説明する。
上記で説明したように、各発電型センサ3のうち、タイヤ2の接地境界部分に対応する位置に配置された発電型センサ3には、第1電極構造体31と第2電極構造体32との間の対向距離が広がることにより、電圧の変化が生じる。回転方向に複数備えられた複数の発電型センサ3それぞれを識別するために、各発電型センサ3には例えばIDが割り振られ、本実施形態では、図7に示すように、発電型センサ3に生じた電圧の変化に基づいた電気信号が用いられる。図7では、IDが「N」の発電型センサ3およびIDが「N+4」の発電型センサ3において電圧の変化が生じており、この2つの発電型センサ3がタイヤ2の接地境界部分に対応する位置に配置された発電型センサ3として認識された例を示している。このとき、図8に示すように、まず、処理回路6によって、上記した発電型センサ3の電圧の変化に基づいて演算処理・増幅処理などが行なわれた後に、タイヤ2の接地長を示す電気信号が図示しない送信手段61に出力される。このとき、タイヤ2の接地境界部分に対応する位置に配置された2つの発電型センサ3の固定位置に基づいて、タイヤの接地長が算出される。そして、処理回路6が出力した電気信号が送信手段61によって外部(車両内のCPUなど)に送信される。こうして、本実施形態に係るタイヤ構造体1におけるタイヤの接地長の検出が完了する。
以上のように、本実施形態に係るタイヤ構造体1は、以下の構成とされた発電型センサ3を有する構成とされている。すなわち、発電型センサ3は、導電性金属で構成された第1電極31aを有する第1電極構造体31および導電性金属で構成された第2電極32aを有する第2電極構造体32が互いに対向するように重ね合わされて配置された一対の電極構造体31、32を有する。また、発電型センサ3は、対向面側に静電気を生じるために第1電極構造体31および第2電極構造体32の少なくとも一方に設けられ、タイヤ2よりも柔らかい材料で構成された帯電体31b、32bを有する。また、発電型センサ3は、第1電極構造体31および第2電極構造体32の互いの対向距離が可変となるように、第1電極構造体31および第2電極構造体32を固定する固定部33を有する。そして、第1電極構造体31は、タイヤ2に固定されると共に、第2電極構造体32は、第1電極構造体31に対して可動するようにされ、タイヤ2の変形に応じて、帯電体31b、32bが、帯電体31b、32bに対向する電極構造体31、32と接触することにより静電気を生じる。また、タイヤ2の変形に応じて、第1電極構造体31と第2電極構造体32との間の対向距離が変化することにより、第1電極31aおよび第2電極32aの間に電圧を生じる。一対の電極構造体31、32は、タイヤ2のうち接地境界部分の変形によって、発電型センサ3における第1電極構造体31と第2電極構造体32との間の対向距離が変化する構成とされている。
このため、本実施形態に係るタイヤ構造体1では、簡素な構成によって、タイヤ2の接地境界部分に対応する位置に配置された発電型センサ3の電圧の変化を利用することで、タイヤの接地長を検出することができる。また、この発電型センサ3では、第1電極構造体31に対して相対的に可変の第2電極構造体32を有する構成であるため、応力割れ等が生じ難い。このため、本実施形態では、発電型センサ3の耐久性を向上させることができる。
特に、本実施形態に係るタイヤ構造体1では、発電型センサ3が、タイヤ2のトレッド部2aにおいて、タイヤ2の回転方向に複数備えられている。また、第1電極構造体31および第2電極構造体32それぞれのうち、タイヤ2の回転方向における一端側の部分および一端側とは反対側の他端側の部分が、固定部33によって、互いに接着されつつタイヤ2に固定されている。また、一対の電極構造体31、32が、タイヤ2のうち接地境界部分の変形によって、タイヤ2のうち接地境界部分に対応する位置に配置された発電型センサ3における第1電極構造体31と第2電極構造体32との間の対向距離が広がる構成とされている
このため、本実施形態では、タイヤ2のうち2つの接地境界部分それぞれに対応する位置に配置された発電型センサ3の両方についての電圧の変化を同時に検知することができる。よって、本実施形態では、車両の走行時間や車輪の回転数などに基づいてタイヤ2の接地長を検出する場合に比べて、検出精度が高く、処理回路6への負担も小さくなる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態について図9〜図14を参照して説明する。本実施形態に係るタイヤ構造体1は、第1実施形態のタイヤ構造体1に対して、発電型センサ3の構成などを変更したものであり、その他に関しては基本的には第1実施形態と同様である。したがって、ここでは第1実施形態と異なる部分のみについて説明する。
第1実施形態では、発電型センサ3は、トレッド部2aに固定されており、タイヤ2の回転方向に複数備えられていた構成とされていた。しかしながら、図9〜図13に示すように、本実施形態では、発電型センサ3は、サイドウォール部2cに固定されると共に、タイヤ2の回転方向の全周に亘って繋がった構成とされている。
また、第1実施形態では、第1電極構造体31および第2電極構造体32それぞれのうち、タイヤ2の回転方向における一端側の部分および他端側の部分が、固定部33によって、互いに接着されつつ、タイヤ2に固定されていた。しかしながら、図10〜図12に示すように、本実施形態では、第1電極構造体31および第2電極構造体32それぞれのうち、タイヤ2の回転軸に垂直な方向における一端側の部分および他端側の部分が、固定部33によって、互いに接着されつつ、タイヤ2に固定されている。なお、第1電極構造体31および第2電極構造体32それぞれのうち、上記一端側の部分および他端側の部分以外の部分は、互いに接着されていない。このため、本実施形態においても、第2電極構造体32が第1電極構造体31に対して可動となる。
図13に示すように、サイドウォール部2cにおいては、タイヤ2のうち接地部分がタイヤ2の回転軸に垂直な直線の方向(図11の矢印Bを参照)の外力を受けて変形し、非接地部分は変形しない。このため、本実施形態のように発電型センサ3がサイドウォール部2cに固定されている場合には、タイヤ2の回転方向の全周に亘って繋がった構成の発電型センサ3のうちタイヤ2の接地部分に対応する位置における部分において、第1電極構造体31と第2電極構造体32との間の対向距離が広がる。また、非接地部分に対応する位置における部分においては、第1電極構造体31と第2電極構造体32が接触する。このように、本実施形態に係るタイヤ構造体1では、走行中の車両におけるタイヤ2の回転に伴い、サイドウォール部2cが伸縮を繰り返し、これにより、第1帯電体31bおよび第2帯電体32bは、周期的に接触と離間を繰り返す。
ここで、本実施形態に係るタイヤ構造体1におけるタイヤの接地長の検出について図13、図14を参照して説明する。なお、図13、図14中の発電型センサ3の状態を示す3つの断面図は、紙面の左右に位置する2つの図については、発電型センサ3を、図中のタイヤ2を紙面における上から下に見たときの断面図である。また、紙面の下に位置する図については、発電型センサ3を、図中のタイヤ2を紙面における右から左に見たときの断面図である。
上記で説明したように、発電型センサ3のうち、タイヤ2の接地部分に対応する位置における部分においては、第1電極構造体31と第2電極構造体32との間の対向距離が広がる。また、非接地部分に対応する位置における部分においては、第1電極構造体31と第2電極構造体32が接触する。よって、本実施形態では、タイヤ2の非接地部分が長くて接地部分が短い、すなわちタイヤの接地長が短いほど、タイヤ2における第1電極構造体31と第2電極構造体32が接触する部分が長くなる。このため、タイヤの接地長が短いほど、第1帯電体31bと第2帯電体32bとが互いに接触して帯電した後に離間した際に各帯電体31b、32bに蓄積されるエネルギーUが大きくなる。例えば、図14に示す場合よりも図13に示す場合の方が、各帯電体31b、32bに蓄積されるエネルギーUが大きくなる。よって、本実施形態に係るタイヤ構造体1では、このことを利用し、発電型センサ3に蓄積されたエネルギーUを電気信号として用いる。具体的には、まず、処理回路6によって、上記した発電型センサ3のエネルギーUの大きさに基づいて演算処理・増幅処理などが行なわれた後に、タイヤ2の接地長を示す電気信号が図示しない送信手段61に出力される。このとき、エネルギーU、車両の走行時間や車輪の回転数などに基づいて、タイヤの接地長が算出される。そして、処理回路6が出力した電気信号が送信手段61によって外部(車両内のCPUなど)に送信される。こうして、本実施形態に係るタイヤ構造体1におけるタイヤの接地長の検出が完了する。
このため、本実施形態に係るタイヤ構造体1では、簡素な構成によって、発電型センサ3に蓄積されたエネルギーUの変化を利用することで、タイヤの接地長を検出することができる。
(他の実施形態)
本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した範囲内において適宜変更が可能である。
例えば、第1、2実施形態のタイヤ構造体1において、発電型センサ3の一部を、タイヤ2の構成要素で兼用とする構成としてもよい。例えば、タイヤ2におけるベルト22を、発電型センサ3における第1電極31aに兼用することができる。このような構成においては、発電型センサ3、ひいてはタイヤ構造体1の製造において省材料化を実現することができる。また、この場合において、第1帯電体31bもしくは第2帯電体32bとして、タイヤ2の構成要素であるタイヤ樹脂体21を用いること等も可能である。
また、第1、2実施形態では、第2帯電体32bを有する構成について示したが、第1電極構造体31が第1帯電体31bを有する構成であれば、必ずしも第2帯電体32bが形成されている必要は無い。第2帯電体32bが形成されない構成では、第1帯電体31bと第2電極32aとが互いに接触と離間を繰り返すようにすればよい。また、第2電極構造体32が第2帯電体32bを有する構成であれば、第1帯電体32aが形成されない構成とされてもよい。
また、第1実施形態では、発電型センサ3をトレッド部2aに固定させた構成としていたが、この構成に限られない。すなわち、タイヤ2のうち接地境界部分に対応する位置に配置された発電型センサ3における第1電極構造体31と第2電極構造体32との間の対向距離が変化する構成であれば、発電型センサ3がトレッド部2a以外の部分に固定されてもよい。同様に、第2実施形態では、発電型センサ3をサイドウォール部2cに固定させた構成としていたが、この構成に限られない。すなわち、発電型センサ3のうちタイヤ2の接地部分に対応する位置の部分において第1電極構造体31と第2電極構造体32との間の対向距離が変化する構成であれば、発電型センサ3がサイドウォール部2c以外の部分に固定されてもよい。
また、第1実施形態では、発電型センサ3が複数設けられた構成としていたが、発電型センサ3は一つであってもよい。例えば、第1実施形態において発電型センサ3を一つのみ設けた構成とし、タイヤ2の回転中において、該発電型センサ3がタイヤ2の接地部分に対応する位置にある場合に、第1電極構造体31と第2電極構造体32との間の対向距離が広がるようにしてもよい。この場合においても、第2実施形態の場合のように、エネルギーU、車両の走行時間や車輪の回転数などに基づいて、タイヤの接地長を算出することができる。
2 タイヤ
2a トレッド部
2c サイドウォール部
3 発電型センサ
31 第1電極構造体
31a 第1電極
31b 第1帯電体
32 第2電極構造体
32a 第2電極
32b 第2帯電体
6 処理回路
61 送信手段

Claims (3)

  1. 車輪の外周に組み付けられる中空構造のタイヤ(2)と、
    前記タイヤのうち地面と接している部分の長さである接地長(L)を検出するために前記タイヤの内側に備えられ、前記タイヤの変形によって電圧の変化を生じる発電型センサ(3)と、
    前記発電型センサの出力に基づいて前記接地長を算出するための演算処理を行って電気信号を出力する処理回路(6)と、
    前記処理回路が出力した電気信号を外部に送信するための送信手段(61)と、を有するタイヤ構造体であって、
    前記発電型センサは、
    導電性金属で構成された第1電極(31a)を有する第1電極構造体(31)および導電性金属で構成された第2電極(32a)を有する第2電極構造体(32)が互いに対向するように重ね合わされて配置された一対の電極構造体(31、32)と、
    前記第1電極における前記第2電極との対向面側に静電気を生じるために前記第1電極構造体および前記第2電極構造体の少なくとも一方に設けられ、前記タイヤよりも柔らかい材料で構成された帯電体(31b、32b)と、
    前記第1電極構造体および前記第2電極構造体の互いの対向距離が可変となるように、前記第1電極構造体および前記第2電極構造体を固定する固定部(33)と、を有し、
    前記第1電極構造体は、前記タイヤに固定されると共に、
    前記第2電極構造体は、前記第1電極構造体に対して可動するようにされ、
    前記タイヤの変形に応じて、前記帯電体が、前記帯電体に対向する前記電極構造体と接触することにより静電気を生じると共に、
    前記タイヤの変形に応じて、前記第1電極構造体と前記第2電極構造体との間の対向距離が変化することにより、前記第1電極および前記第2電極の間に電圧を生じる構成とされており、
    前記一対の電極構造体は、少なくとも前記タイヤのうち地面と接している部分と地面と接していない部分との境界の部分の変形によって、前記発電型センサにおける前記第1電極構造体と前記第2電極構造体との間の対向距離が変化する構成とされていることを特徴とするタイヤ構造体。
  2. 前記発電型センサは、前記タイヤのトレッド部(2a)において、前記タイヤの回転方向に複数備えられ、
    前記第1電極構造体および前記第2電極構造体それぞれのうち、前記タイヤの回転方向における一端側の部分および該一端側とは反対側の他端側の部分が、前記固定部によって、互いに接着されつつ前記タイヤに固定されており、
    前記一対の電極構造体が、前記タイヤのうち前記境界の部分の変形によって、複数備えられた前記発電型センサのうち前記タイヤの前記境界の部分に対応する位置に配置された前記発電型センサにおける前記第1電極構造体と前記第2電極構造体との間の対向距離が広がる構成とされていることを特徴とする請求項1に記載のタイヤ構造体。
  3. 前記発電型センサは、前記タイヤのサイドウォール部(2c)に固定されると共に、前記タイヤの回転方向の全周に亘って繋がった構成とされており、
    前記第1電極構造体および前記第2電極構造体それぞれのうち、前記タイヤの回転軸に垂直な方向における一端側の部分および該一端側とは反対側の他端側の部分が、前記固定部によって、互いに接着されつつ、前記タイヤに固定されており、
    前記一対の電極構造体が、前記タイヤのうち地面と接している部分の変形によって、前記発電型センサのうち前記タイヤのうち地面と接している部分に対応する位置における部分において、前記第1電極構造体と前記第2電極構造体との間の対向距離が広がる構成とされていることを特徴とする請求項1に記載のタイヤ構造体。
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