JP6204234B2 - 運動療法装置の制御装置および制御方法 - Google Patents

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Description

この発明は、エルゴメータやトレッドミル等の運動療法装置に係り、特に、運動者の心拍数または脈拍数等の運動生理反応の測定値が予め設定した目標値に近づくように運動者への運動負荷を制御する運動療法装置の制御装置および制御方法に関するものである。
従来のサイクル型エルゴメータに代表される運動療法装置では、搭載されたエンコーダを用いてペダルの回転速度を測定すると共に、負荷モータに流れる電流値からペダルへの負荷トルクを測定している。そして、こうして得られたペダルの回転速度または負荷トルクの測定値が、ペダルの回転速度または負荷トルクの目標値に近づくように負荷モータを制御している(例えば、特許文献1参照)。
また、運動者の運動生理反応である心拍数または脈拍数に応じて運動負荷を制御するものもある。このような運動療法装置では、運動者の運動生理反応の測定値が予め運動療法装置に設定された目標値となるように、ペダルの回転速度および負荷トルクを制御して運動者への運動負荷を調整している(例えば、特許文献2参照)。
このような、運動者の運動生理反応に応じて運動者への運動負荷を制御する運動療法装置としては、サイクル型エルゴメータの他にも、例えば、トレッドミルを用いるものがある(例えば、特許文献3参照)。
特開平10−179660号公報 特開昭63−35254号公報 特開2002−177413号公報
しかしながら、従来技術には、以下のような課題がある。
エルゴメータやトレッドミル等の運動療法装置において、運動者の心拍数が運動負荷の変化に追随して変化後の状態に遷移するまでの応答遅れ時間は、運動者の交感神経と副交感神経の状態や、運動生理反応としての無駄時間および1次遅れからなる応答時定数などにより異なる。特に、心疾患患者の運動生理反応の応答時定数は、心疾患の重症度度合いが高くなるにつれ、健常者よりも大きくなることが知られている。例えば、ニューヨーク心臓協会(NYHA)では、心疾患の重症度をNYHA分類として分類しているが、重症度が大きいNYHA分類ほど心拍数の応答時定数は大きい。
しかしながら、従来の運動療法装置では、このような運動者の心拍数の応答時定数については考慮されていなかった。このため、心疾患患者のような応答時定数が大きい運動者においては、心拍数の目標値と測定値との乖離が健常者の場合と比較して大きくなってしまう。この結果、運動負荷の制御による運動負荷の増加量が大きくなって、運動者または運動療法装置に許容される運動負荷の上限値を超え易くなってしまうという課題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、運動者の心拍数または脈拍数等の運動生理反応の応答時定数が運動者によって異なる場合でも、運動者が過負荷とならないように運動負荷をより適切に制御することができる運動療法装置の制御装置および制御方法を得ることを目的とする。
この発明に係る運動療法装置の制御装置は、運動者の運動生理反応である心拍数または脈拍数の測定値が予め設定した運動生理反応の目標値に近づくように運動者への運動負荷を制御する演算制御部を備えた運動療法装置であって、演算制御部は、運動生理反応の目標値および運動者の運動生理反応の応答時定数を、運動者による入力操作に応じて運動療法装置の記憶部に設定し、応答時定数を用いて、運動生理反応の目標値の波形の一次遅れ波形を、補正後の運動生理反応目標値として計算し、運動生理反応の目標値と運動生理反応の測定値の差を補正前運動生理反応偏差として計算し、補正後の運動生理反応目標値と運動生理反応の測定値との差を補正後運動生理反応偏差として計算し、補正前運動生理反応偏差および補正後運動生理反応偏差を基にして、運動者の運動生理反応が運動生理反応の目標値または補正後の運動生理反応目標値に近づくように運動負荷の指令値を生成し、運動者への運動負荷を制御するものである。
また、この発明に係る運動療法装置の制御方法は、運動者の運動生理反応である心拍数または脈拍数の測定値が予め設定した運動生理反応の目標値に近づくように運動者への運動負荷を制御する演算制御部を備えた運動療法装置において用いられる運動療法装置の制御方法であって、演算制御部において、運動生理反応の目標値および運動者の運動生理反応の応答時定数を、運動者による入力操作に応じて運動療法装置の記憶部に設定するステップと、応答時定数を用いて、運動生理反応の目標値の波形の一次遅れ波形を、補正後の運動生理反応目標値として計算するステップと、運動生理反応の目標値と運動生理反応の測定値の差を補正前運動生理反応偏差として計算するステップと、補正後の運動生理反応目標値と運動生理反応の測定値との差を補正後運動生理反応偏差として計算するステップと、補正前運動生理反応偏差および補正後運動生理反応偏差を基にして、運動者の運動生理反応が運動生理反応の目標値または補正後の運動生理反応目標値に近づくように運動負荷の指令値を生成し、運動者への運動負荷を制御するステップと、を有するものである。
この発明によれば、運動者の心拍数または脈拍数等の運動生理反応の測定値が予め設定した目標値に近づくように運動者への運動負荷を制御する運動療法装置において、運動者により入力設定された応答時定数に関連する情報に基づいて、運動者への運動負荷を運動者ごとの運動生理反応の応答時定数に応じて制御するようにしている。この結果、運動者の運動生理反応の応答時定数が運動者によって異なる場合でも、運動者が過負荷とならないように運動負荷を適切に制御することができる運動療法装置の制御装置および制御方法を得ることができる。
本発明の実施の形態1に係る運動療法装置として、サイクル型エルゴメータを用いる場合の構成の例示図である。 本発明の実施の形態1に係る運動療法装置の制御装置の内部構成の例示図である。 本発明の実施の形態1に係る運動療法装置のタッチパネルに表示するユーザインタフェースの例示図である。 本発明の実施の形態1に係る運動療法装置の制御方法の概要を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1に係る運動療法装置の制御方法の詳細を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1に係る運動療法装置における、運動者の心拍数の応答時定数が考慮された場合の運動負荷の指令値を示す図である。 本発明の実施の形態2に係る運動療法装置のタッチパネルに表示するユーザインタフェースの例示図である。 本発明の実施の形態2に係る運動療法装置の制御方法を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2に係る運動療法装置における、心拍数目標値の波形を、一定期間において一定の変化率で遷移する波形とする方法を示す図である。 本発明の実施の形態3に係る運動療法装置のタッチパネルに表示するユーザインタフェースの例示図である。 本発明の実施の形態3に係る運動療法装置の制御方法を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態4に係る運動療法装置の制御方法を示すフローチャートである。 従来の運動療法装置の制御方法を示すフローチャートである。 従来の運動療法装置における、運動者の心拍数の応答時定数が考慮されない場合の運動負荷の指令値を示す図である。
以下、この発明における、運動療法装置の制御装置および制御方法の好適な実施の形態について図面を用いて説明する。なお、各図において同一、または相当する部分については、同一符号を付して説明する。また、以下では、まず始めに、図13、図14を用いて、従来技術の概要を説明し、その後、図1〜図12を用いて、本発明の構成、効果を詳細に説明する。
実施の形態1.
運動者の心拍数または脈拍数等の運動生理反応(以下では、運動生理反応の1つである「心拍数」を採用して説明する)の測定値が予め設定した目標値に近づくように、運動者への運動負荷を制御する運動療法装置は、既に存在する。
従来の運動療法装置では、運動者の心拍数を目標値に近づける制御方法として、運動者の心拍数の目標値(以下「心拍数目標値」という)と、現在の運動者の心拍数の測定値(以下「心拍数測定値」という)とを比較する。そして、心拍数測定値が心拍数目標値より小さい場合は、運動者の心拍数を増加させるために、運動者への運動負荷を上げる。一方、心拍数測定値が心拍数目標値より大きい場合は、運動者の心拍数を下降させるために、運動者への運動負荷を下げる。
図13は、従来の運動療法装置の制御方法を示すフローチャートである。まず、図13を用いて、従来の運動療法装置における運動負荷の制御方法を説明する。
まず、ステップS501において、制御装置に予め設定された心拍数目標値を読み込む。そして、ステップS502において、心拍数目標値と心拍数測定値との差として心拍数偏差を計算するとともに、心拍数偏差を基にして、運動者の心拍数を心拍数目標値に近づけるために必要な運動負荷の増減量ΔWを計算する。
次に、ステップS503において、心拍数測定値と心拍数目標値とを比較する。比較の結果、ステップS504において、心拍数目標値が心拍数測定値よりも大きい場合は、ステップS505に進み、心拍数偏差に見合った運動負荷の増減量ΔWを現在の運動負荷に加算して運動負荷の指令値とする。
次に、ステップS506において、心拍数目標値が心拍数測定値よりも小さい場合は、ステップS507に進み、心拍数偏差に見合った運動負荷の増減量ΔWを現在の運動負荷から減算して運動負荷の指令値とする。
最後に、ステップS508において、運動負荷の指令値が、運動者または運動療法装置に許容される上限値を超えないように、運動負荷の指令値にクランプをかける。具体的には、例えば、運動負荷の指令値が予め設定した上限値を超えているような場合には、この上限値を運動負荷の指令値とする。
しかし、このような従来の運動療法装置では、前述のように、運動者の心拍数の応答時定数が考慮されていない。このため、心疾患患者のように応答時定数が大きい場合には、心拍数が変化している過渡期間における運動負荷の増減量の積算値が大きくなってしまう。この結果、運動負荷の指令値が、運動者または運動療法装置に許容される運動負荷の上限値を超え易くなってしまうという課題があった。
図14は、従来の運動療法装置における、運動者の心拍数の応答時定数が考慮されない場合の運動負荷の指令値を示す図である。従来の運動療法装置の制御方法では、図14に示すように、心拍数の応答時定数が経過して変化後の値に安定しても、心拍数の過渡状態中の運動負荷の過大な増加により、運動負荷の指令値が運動負荷の目標値を大きく上回る状態となってしまう。
更に、現在の運動負荷にこの過大な運動負荷の指令値が反映されると、反対に運動者の心拍数が増大して心拍数目標値を大きく上回り、今度は、運動負荷の指令値が急激に減少して過小となるような運動負荷の指令値の振動が発生する可能性がある。そして、この結果として、本来の運動負荷の制御が適切に行われないばかりでなく、運動者に過剰な運動負荷がかかってしまうという課題があった。
そこで、運動者の心拍数の応答時定数が考慮された、本実施の形態1の運動療法装置の制御装置について、図1から図6を用いて説明する。図1は、本発明の実施の形態1に係る運動療法装置として、サイクル型エルゴメータを用いる場合の構成の例示図である。
図1に示す本実施の形態1の運動療法装置は、負荷モータ制御装置10、心拍数検出センサ12、制御装置14、負荷モータ202、減速機203、伝達機構204、ペダル205を備えて構成される。
心拍数検出センサ12は、運動者に取付けられ、運動者の心拍数を測定して制御装置14に出力する。制御装置14は、心拍数検出センサ12が出力する心拍数測定値を取り込み、心拍数測定値が心拍数目標値に近づくような運動負荷の指令値を計算して負荷モータ制御装置10に出力する。
負荷モータ制御装置10は、制御装置14からの運動負荷の指令値に見合った電流を負荷モータ202に流す。負荷モータ202は、負荷モータ制御装置10が出力する電流値に見合った回転トルクを出力し、減速機203および伝達機構204を介してペダル205に運動負荷を発生させる。
図2は、本発明の実施の形態1に係る運動療法装置の制御装置14の内部構成の例示図である。運動者は、制御装置14を用いることによって、運動療法装置への入力設定、および状態の確認を行う。制御装置14は、タッチパネル8、演算制御部6、記憶部7、I/O5、センサ入力インタフェース2、外部機器通信インタフェース4、負荷モータ制御装置インタフェース9を備えて構成される。
制御装置14は、心拍数検出センサ12が出力する心拍数測定値を、センサ入力インタフェース2を介して入力する。なお、ここで、心拍数測定値は、外部の心拍数検出センサ13が負荷制御装置通信インタフェース3を介して出力する通信データを、外部機器通信インタフェース4を介して入力するようにしてもよい。制御装置14が入力した心拍数測定値は、I/O5を介して演算制御部6に入力される。
図3は、本発明の実施の形態1に係る運動療法装置のタッチパネル8に表示するユーザインタフェースの例示図である。運動者の心拍数目標値、および心拍数の応答時定数が、それぞれタッチパネル8の目標心拍数表示設定部101、応答時定数設定表示部103に入力されると、演算制御部6は、入力された心拍数目標値および応答時定数を記憶部7に設定する。なお、ここで、運動者の心拍数目標値は、目標心拍数増減設定表示部102に表示されている「+」または「−」により増減させて指定することもできる。
次に、演算制御部6は、応答時定数を用いて、心拍数目標値を後述のように補正するとともに、運動者の心拍数が補正後の心拍数目標値に近づくような運動負荷の指令値を計算し、負荷モータ制御装置インタフェース9を介して負荷モータ制御装置10に出力する。
なお、図3では、心拍数目標値および応答時定数の入力装置としてタッチパネル8を用いているが、タッチパネル8に限定されるものではない。入力装置としては、運動生理反応の応答時定数等の情報を入力できるような最低限の機能を備えていればよい。例えば、タッチパネル8の代わりに、音声の指示により運動生理反応の応答時定数等の情報を入力する音声認識装置を用いることも可能である。
図4は、本発明の実施の形態1に係る運動療法装置の制御方法の概要を示すフローチャートである。図4は、運動者の心拍数測定値が心拍数目標値に近づくように運動者への運動負荷を制御する心拍制御の概要を示している。
図4に示すフローチャートにおいて、演算制御部6は、ステップS100において、応答時定数を用いて、心拍数目標値の波形の一次遅れ波形を補正後の心拍数目標値として計算する。すなわち、変化前の心拍数目標値が、変化後の心拍数目標値に対して、応答時定数で指数関数的に遷移するような波形となるように、心拍数目標値を補正する。
次に、演算制御部6は、ステップS200において、補正後の心拍数目標値から心拍数測定値を減算して心拍数偏差を計算するとともに、心拍数偏差を基にして、運動者の心拍数を補正後の心拍数目標値に近づけるために必要な運動負荷の増減量ΔWを計算する。具体的には、例えば、心拍数偏差に、予め設定したゲイン値を乗算した値を、運動負荷の増減量ΔWとする。
図5は、本発明の実施の形態1に係る運動療法装置の制御方法の詳細を示すフローチャートである。以下、図5を用いて、図4に示す心拍制御を更に詳細に説明する。
演算制御部6は、まず、ステップS001において、記憶部7に設定された心拍数目標値および応答時定数を読み込む。そして、図4に示すステップS100、ステップS200と同じ処理を行う。
次に、演算制御部6は、ステップS300において、補正後の心拍数目標値と心拍数測定値とを比較する。比較の結果、演算制御部6は、ステップS307において、心拍数偏差Mの絶対値が、記憶部7に予め設定した心拍数偏差の許容範囲HRth内であれば、現在の運動負荷Wnをそのまま運動負荷の指令値Wn+1とする。
次に、ステップS301において、演算制御部6は、心拍数偏差が正の場合、すなわち、補正後の心拍数目標値が心拍数測定値よりも大きい場合は、運動負荷不足と判断する。そして、ステップS302において、演算制御部6は、現在の運動負荷Wnに対して運動負荷の増減量ΔW>0を加算したWn+ΔWを運動負荷の指令値Wn+1とする。
次に、ステップS303において、演算制御部6は、心拍数偏差が負の場合、すなわち、補正後の心拍数目標値が心拍数測定値よりも小さい場合は、運動負荷過剰と判断する。そして、ステップS304において、演算制御部6は、現在の運動負荷Wnに対して運動負荷の増減量ΔW>0を減算したWn−ΔWを運動負荷の指令値Wn+1とする。
次に、ステップS400において、運動者または運動療法装置に許容される運動負荷の上限値を超えないように、運動負荷の指令値にクランプをかける。具体的には、例えば、運動負荷の指令値が予め設定した上限値を超えているような場合には、この上限値を運動負荷の指令値とする。
図6は、本発明の実施の形態1に係る運動療法装置における、運動者の心拍数の応答時定数が考慮された場合の運動負荷の指令値を示す図である。図6では、運動者の心拍数が運動負荷の変化に追随して遷移する際の応答遅れ時間が大きい場合でも、設定された応答時定数を用いて、心拍数目標値の波形の一次遅れ波形を算出し、補正後の心拍数目標値としている。この結果、補正後の心拍数目標値と心拍数測定値の差である心拍数偏差は、微小となっているので、心拍数偏差を基に計算される運動負荷の指令値は、殆ど増加しない。
更に、心拍数偏差が予め設定した心拍数偏差の許容範囲内であれば、運動負荷の指令値は変化することなく安定する。この結果、心拍数の応答時定数が大きい場合でも、それに見合う十分な時間経過の後には、運動者の心拍数は心拍数目標値に到達することになる。すなわち、応答時定数の大小に関係なく、一次遅れの心拍数目標値に対して、心拍数測定値が、大きな偏差なく、追随していくこととなる。
以上のように、実施の形態1では、運動者への運動負荷を、運動者ごとの運動生理反応の応答時定数に応じて制御するようにしている。この結果、運動者の運動生理反応の応答時定数が運動者によって異なる場合でも、運動者が過負荷とならないように運動負荷を適切に制御することができる。また、運動者は、運動処方どおりの運動療法を効果的に実施することができる。
更に、応答時定数を用いて、心拍数目標値の波形の一次遅れ波形を補正後の心拍数目標値として計算している。このため、運動者の実際の心拍数の過渡状態における波形を高精度に予測して、運動負荷を適切に制御することができる。
なお、図5のステップS200においては、運動負荷の増減量ΔWを、補正後の心拍数目標値と心拍数測定値の心拍数偏差を基にして計算したが、代わりに、補正前の心拍数目標値と心拍数測定値との偏差を基にして計算するようにしてもよい。この場合でも、ステップS307において、補正後の心拍数目標値と心拍数測定値との心拍数偏差が心拍数偏差の許容範囲HRth内である場合には、現在の運動負荷Wnをそのまま運動負荷の指令値Wn+1とするようにしているので、運動者が過負荷とならないように制御することができる。
また、上記の発明では、運動者がペダルを漕ぐことによりトレーニングを行うエルゴメータのような運動療法装置を仮定したが、これに限定されるものではない。例えば、トレッドミルのような運動療法装置に適用することも可能である。
また、上記の説明では、運動者の運動生理反応として心拍数を用いたが、心拍数の代わりに脈拍数を用いる場合でも同様の効果を得ることができる。
実施の形態2.
先の実施の形態1では、心拍数目標値の波形を、応答時定数で指数関数的に遷移する一次遅れ波形として補正する方法について説明した。これに対して、本実施の形態2では、階段状に変化する心拍数目標値の波形を、一定期間において一定の変化率で遷移する波形とした上で、更に一次遅れ波形として補正する方法について説明する。
図7は、本発明の実施の形態2に係る運動療法装置のタッチパネル8に表示するユーザインタフェースの例示図である。図7に示す本実施の形態2のユーザインタフェースでは、図3に示す先の実施の形態1のユーザインタフェースに対して、更に一定変化期間設定表示部104が追加されている。
心拍数上昇時間および心拍数下降時間がタッチパネル8の一定変化期間設定表示部104に入力されると、演算制御部6は、入力された心拍数上昇時間および心拍数下降時間を記憶部7に設定する。
図8は、本発明の実施の形態2に係る運動療法装置の制御方法を示すフローチャートである。また、図9は、本発明の実施の形態2に係る運動療法装置における、心拍数目標値の波形を、一定期間において一定の変化率で遷移する波形とする方法を示す図である。図8に示す本実施の形態2のフローチャートでは、図5に示す先の実施の形態1のフローチャートに対して、ステップS001bの処理がステップS001とは異なるとともに、ステップS002bが追加されている。その他のステップについては、先の実施の形態1と同じである。
図8に示すフローチャートにおいて、演算制御部6は、まず、ステップS001bにおいて、記憶部7に設定された心拍数目標値、心拍数の応答時定数、心拍数上昇時間および心拍数下降時間を読み込む。次に、演算制御部6は、ステップS002bにおいて、階段状に変化する心拍数目標値の波形を、図9に示すような一定期間において一定の変化率で変化する波形とする。
この後、演算制御部6は、一定期間において一定の変化率で変化する波形とした後の心拍数目標値に対して、先の実施の形態1の図5のステップS100以降と同じ処理を実施する。
以上のように、実施の形態2では、階段状に変化する心拍数目標値の波形を、一定期間において一定の変化率で遷移する波形とした後で、更に一次遅れ波形として補正するようにしている。この結果、運動者の実際の心拍数の過渡状態における波形を更に高精度に予測して、運動負荷を適切に制御することができる。
また、運動者へ加わる運動負荷は心拍数上昇時間に見合った量で緩やかに増加し、心拍数下降時間に見合った量で緩やかに減少するので運動者への負荷の負担を緩やかに軽減できる。例えば、図9では、運動者の心拍数の応答時定数に応じた負荷が急峻に運動負荷の目標値まで上がらないので、運動者への運動負荷を軽減できる。なお、図9では処理時間tnを見やすいように時間幅を大きく記載しているが、実際には心拍数上昇時間に比べ処理時間は非常に短いので、運動負荷の増加量も徐々に増えて行くことになる。
実施の形態3.
本実施の形態3では、心不全の重症度の分類値であるNYHA分類を指定することにより応答時定数を設定する方法について説明する。
図10は、本発明の実施の形態3に係る運動療法装置のタッチパネル8に表示するユーザインタフェースの例示図である。図10に示す本実施の形態3のユーザインタフェースでは、図3に示す先の実施の形態1のユーザインタフェースに対して、更にNYHA分類設定表示部105が追加されている。NYHA分類設定表示部105では、NYHA分類値を入力または選択できる。
ニューヨーク心臓協会(NYHA)が定める心疾患の重症度分類であるNYHA分類がタッチパネル8のNYHA分類設定表示部105に入力されると、演算制御部6は、入力されたNYHA分類を記憶部7に設定する。
本実施の形態3の記憶部7には、NYHA分類と心拍数の応答時定数との関係を規定するテーブルが予め記憶されている。演算制御部6は、このテーブルを参照することにより、NYHA分類設定表示部105に指定されたNYHA分類値から、対応する心拍数の応答時定数を取得することができる。
具体的には、例えば、図10では、NYHA分類設定表示部105に「1」〜「4」が設定されると、それぞれNYHA分類1〜4に対応する応答時定数が読み出され、「0」が設定されると、応答時定数設定表示部103に設定された応答時定数が有効となるようになっている。
図11は、本発明の実施の形態3に係る運動療法装置の制御方法を示すフローチャートである。図11に示す本実施の形態3のフローチャートでは、図5に示す先の実施の形態1のフローチャートに対して、ステップS001cの処理がステップS001とは異なっている。その他のステップについては先の実施の形態1と同じである。
演算制御部6は、ステップS001cにおいて、記憶部7に設定された心拍数目標値およびNYHA分類を読み込むとともに、同じく記憶部7に記憶されているNYHA分類と心拍数の応答時定数との関係を規定するテーブルを参照することにより、NYHA分類から対応する心拍数の応答時定数を取得する。ステップS100以降の処理は、先の実施の形態1の図5と同じである。
以上のように、実施の形態3では、タッチパネル8に表示するユーザインタフェースにおいて、記憶部7に設定する心拍数の応答時定数の設定値として、応答時定数を設定するか、NYHA分類(4段階)を設定するかの合計5つを選択できる。この結果、運動者の心拍数の応答時定数を予め測定しなくても、代わりにNYHA分類を指定することにより心拍数の応答時定数を設定することができる。
実施の形態4.
本実施の形態4では、運動者の心拍数が運動負荷の変化に追随して変化後の状態に遷移するまでの応答遅れ時間が、予め設定した時間を超えている場合に、運動者の心拍数応答の異常を通知する方法について説明する。
図12は、本発明の実施の形態4に係る運動療法装置の制御方法を示すフローチャートである。図12に示す本実施の形態4のフローチャートでは、図5に示す先の実施の形態1のフローチャートに対して、ステップS305とステップS306の処理が追加されている。また、ステップS300には、T、Talmが追加されている。その他のステップについては先の実施の形態1と同じである。
図12に示すフローチャートにおいて、演算制御部6は、ステップS305において、心拍数偏差の絶対値Mが、記憶部7に予め設定した心拍数偏差の許容範囲を超えており、かつM>0となっている継続時間Tを測定している。そして、演算制御部6は、この継続時間Tが、ステップS300において記憶部7に予め設定した時間Talmを超えている場合には、ステップS306において、運動者の心拍数応答の異常をタッチパネル8またはアラーム音等により通知する。
以上のように、実施の形態4では、運動負荷の指令値を与えているにもかかわらず、運動者の心拍数測定値が上昇しない状態が予め設定した時間を超えて継続した場合には、運動者の心拍数応答が異常であると判断して異常を通知するようにしている。この結果、運動者の心拍数の応答が予想とは異なっている異常状態を検知することができ、運動者に対して過剰な負担を与えることを防ぐことができる。
2 センサ入力インタフェース、3 負荷制御装置通信インタフェース、4 外部機器通信インタフェース、5 I/O、6 演算制御部、7 記憶部、8 タッチパネル、9 負荷モータ制御装置インタフェース、10 負荷モータ制御装置、12 心拍数検出センサ、13 心拍数検出センサ、14 制御装置、101 目標心拍数表示設定部、102 目標心拍数増減設定表示部、103 応答時定数設定表示部、104 一定変化期間設定表示部、105 NYHA分類設定表示部、202 負荷モータ、203 減速機、204 伝達機構、205 ペダル。

Claims (7)

  1. 運動者の運動生理反応である心拍数または脈拍数の測定値が予め設定した運動生理反応の目標値に近づくように前記運動者への運動負荷を制御する演算制御部を備えた運動療法装置であって、
    前記演算制御部は、
    前記運動生理反応の目標値および前記運動者の前記運動生理反応の応答時定数を、前記運動者による入力操作に応じて前記運動療法装置の記憶部に設定し、
    前記応答時定数を用いて、前記運動生理反応の目標値の波形の一次遅れ波形を、補正後の運動生理反応目標値として計算し、
    前記運動生理反応の目標値と前記運動生理反応の測定値の差を補正前運動生理反応偏差として計算し、
    前記補正後の運動生理反応目標値と前記運動生理反応の測定値との差を補正後運動生理反応偏差として計算し、
    前記補正前運動生理反応偏差および前記補正後運動生理反応偏差を基にして、前記運動者の運動生理反応が前記運動生理反応の目標値または前記補正後の運動生理反応目標値に近づくように運動負荷の指令値を生成し、前記運動者への前記運動負荷を制御する
    運動療法装置の制御装置。
  2. 請求項1に記載の運動療法装置の制御装置において、
    前記演算制御部は、
    前記運動者の運動生理反応を前記運動生理反応の目標値に近づけるために必要な前記運動者への運動負荷の増減量を、前記補正後運動生理反応偏差を基にして計算し、
    前記補正後運動生理反応偏差の絶対値が予め設定した許容範囲内である場合には現在の運動負荷をそのまま前記運動負荷の指令値とし、一方、前記補正後運動生理反応偏差の絶対値が前記許容範囲外である場合には前記現在の運動負荷に対して前記運動負荷の増減量を加減した値を前記運動負荷の指令値として計算する
    運動療法装置の制御装置。
  3. 請求項1に記載の運動療法装置の制御装置において、
    前記演算制御部は、
    前記運動者の運動生理反応を前記運動生理反応の目標値に近づけるために必要な前記運動者への運動負荷の増減量を、前記補正前運動生理反応偏差を基にして計算し、
    前記補正後運動生理反応偏差の絶対値が予め設定した許容範囲内である場合には現在の運動負荷をそのまま前記運動負荷の指令値とし、一方、前記補正後運動生理反応偏差の絶対値が前記許容範囲外である場合には前記現在の運動負荷に対して前記運動負荷の増減量を加減した値を前記運動負荷の指令値として計算する
    運動療法装置の制御装置。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の運動療法装置の制御装置において、
    前記演算制御部は、
    前記運動生理反応の心拍数上昇時間および心拍数下降時間を、前記運動者による入力操作に応じて前記記憶部に設定し、
    階段状に変化する前記運動生理反応の目標値の波形を、前記心拍数上昇時間または前記心拍数下降時間において一定の変化率で変化する波形としたうえで、前記応答時定数を用いて、前記運動生理反応の目標値の波形の一次遅れ波形を、補正後の運動生理反応目標値として計算する
    運動療法装置の制御装置。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の運動療法装置の制御装置において、
    前記記憶部には、心疾患の重症度分類と前記運動者の前記運動生理反応の前記応答時定数との関係を規定するテーブルが予め設定され、
    前記演算制御部は、
    前記運動者の操作入力として設定された前記重症度分類を、前記記憶部に設定し、
    前記重症度分類に対応する前記応答時定数を前記テーブルに従って取得する
    運動療法装置の制御装置。
  6. 請求項3から5のいずれか1項に記載の運動療法装置の制御装置において、
    前記演算制御部は、
    前記補正後運動生理反応偏差の絶対値が前記予め設定した許容範囲外であり、かつ、前記運動生理反応の測定値が前記補正後の運動生理反応目標値よりも小さい状態の時間が、予め設定した時間を超えている場合に異常を通知する
    運動療法装置の制御装置。
  7. 運動者の運動生理反応である心拍数または脈拍数の測定値が予め設定した運動生理反応の目標値に近づくように前記運動者への運動負荷を制御する演算制御部を備えた運動療法装置において用いられる運動療法装置の制御方法であって、
    前記演算制御部において、
    前記運動生理反応の目標値および前記運動者の前記運動生理反応の応答時定数を、前記運動者による入力操作に応じて前記運動療法装置の記憶部に設定するステップと、
    前記応答時定数を用いて、前記運動生理反応の目標値の波形の一次遅れ波形を、補正後の運動生理反応目標値として計算するステップと、
    前記運動生理反応の目標値と前記運動生理反応の測定値の差を補正前運動生理反応偏差として計算するステップと、
    前記補正後の運動生理反応目標値と前記運動生理反応の測定値との差を補正後運動生理反応偏差として計算するステップと、
    前記補正前運動生理反応偏差および前記補正後運動生理反応偏差を基にして、前記運動者の運動生理反応が前記運動生理反応の目標値または前記補正後の運動生理反応目標値に近づくように運動負荷の指令値を生成し、前記運動者への前記運動負荷を制御するステップと、
    を有する
    運動療法装置の制御方法。
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