JP6202846B2 - 加熱炉 - Google Patents
加熱炉 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6202846B2 JP6202846B2 JP2013064854A JP2013064854A JP6202846B2 JP 6202846 B2 JP6202846 B2 JP 6202846B2 JP 2013064854 A JP2013064854 A JP 2013064854A JP 2013064854 A JP2013064854 A JP 2013064854A JP 6202846 B2 JP6202846 B2 JP 6202846B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- radiation tube
- cylinder
- heating
- inner radiation
- tube
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 title claims description 178
- 230000005855 radiation Effects 0.000 claims description 244
- 239000000567 combustion gas Substances 0.000 claims description 57
- 239000007789 gas Substances 0.000 claims description 57
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 claims description 45
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 36
- 239000002737 fuel gas Substances 0.000 claims description 14
- UFHFLCQGNIYNRP-UHFFFAOYSA-N Hydrogen Chemical compound [H][H] UFHFLCQGNIYNRP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 8
- 239000001257 hydrogen Substances 0.000 claims description 7
- 229910052739 hydrogen Inorganic materials 0.000 claims description 7
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Chemical compound O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 7
- 239000004215 Carbon black (E152) Substances 0.000 claims description 6
- 229930195733 hydrocarbon Natural products 0.000 claims description 6
- 150000002430 hydrocarbons Chemical class 0.000 claims description 6
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 17
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 13
- 238000002407 reforming Methods 0.000 description 5
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 3
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 3
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 2
- 239000003054 catalyst Substances 0.000 description 2
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 2
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 2
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 2
- VNWKTOKETHGBQD-UHFFFAOYSA-N methane Chemical compound C VNWKTOKETHGBQD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000012795 verification Methods 0.000 description 2
- 239000012774 insulation material Substances 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/10—Process efficiency
Landscapes
- Hydrogen, Water And Hydrids (AREA)
- Devices And Processes Conducted In The Presence Of Fluids And Solid Particles (AREA)
Description
例えば、炭化水素系の原燃料ガスと水蒸気との混合気体を被加熱気体として加熱管に供給して、加熱管内で原燃料ガスを水素を主成分とする改質ガスに改質処理することにより、水素含有ガスを生成する用途で用いられる。
従って、中央バーナによる複数の加熱管夫々の加熱量は、各加熱管における燃焼筒の開口端に対応する側ほど多くなる傾向となるので、複数の加熱管を夫々の軸心方向において均等に加熱し難く、延いては、複数の加熱管を加熱する加熱効率を向上する上で改善の余地があった。
前記燃焼筒が、外周面から輻射熱を放射する内側輻射筒として設けられ、
前記複数の加熱管が環状に並ぶ環状の加熱管列と前記内側輻射筒との間に、内径が前記内側輻射筒の外径よりも大径の円筒状の外側輻射筒が、前記内側輻射筒の開口端から前記内側輻射筒の軸心方向の両側に延びる状態で、前記炉本体と同心状又は略同心状に設けられ、
前記外側輻射筒における前記内側輻射筒の開口端に対して前記内側輻射筒の軸心方向の外方側の端部が、外側輻射筒閉塞部材にて閉塞されており、
前記外側輻射筒における前記内側輻射筒の軸心方向の閉塞端側の端部が、前記内側輻射筒の軸心方向中央付近に位置する点にある。
そして、環状の加熱管列と内側輻射筒との間の環状空間を内側輻射筒の閉塞端側に向けて流動する燃焼ガスにより、複数の加熱管夫々における内側輻射筒の閉塞端側に対応する側の加熱が助長される。
従って、複数の加熱管夫々における軸心方向での加熱の均等性を向上して、加熱効率を向上し得る加熱炉を提供することができる。
周方向に隣接する前記加熱管同士の間の間隙における前記内側輻射筒の閉塞端側に対応する側を閉塞する閉塞体が、前記加熱管列の全周にわたる状態で設けられている点にある。
つまり、環状の加熱管列と内側輻射筒との間の環状空間において、内側輻射筒の閉塞端側に対応する側の領域を流動する燃焼ガスの量を多くすると共に、その領域を燃焼ガスが流動する時間を長くすることができるので、複数の加熱管夫々における内側輻射筒の閉塞端側に対応する側の加熱が一層助長されることになる。
従って、複数の加熱管夫々における軸心方向での加熱の均等性を一層向上して、加熱効率を一層向上することができる。
前記外側輻射筒における前記内側輻射筒の閉塞端側の端部と、前記閉塞体における前記内側輻射筒の開口端側の端部とが、前記内側輻射筒の軸心方向において近接している又は重なっている点にある。
つまり、環状の加熱管列と内側輻射筒との間の環状空間において、内側輻射筒の閉塞端側に対応する側の領域を流動する燃焼ガスの量を更に多くすると共に、その領域を燃焼ガスが流動する時間を更に長くすることができるので、複数の加熱管夫々における内側輻射筒の閉塞端側に対応する側の加熱が更に助長されることになる。
従って、複数の加熱管夫々における軸心方向での加熱の均等性を更に向上して、加熱効率を更に向上することができる。
前記外側輻射筒の両端が開口され、その外側輻射筒が、前記炉本体における前記内側輻射筒の開口端側の開口を閉塞する炉本体閉塞部材に支持された状態で設けられ、
前記外側輻射筒閉塞部材が、前記炉本体閉塞部材にて構成されている点にある。
そして、両端が開口した外側輻射筒を、炉本体の炉本体閉塞部材に支持させた状態で設けることにより、中央バーナから噴出された燃焼ガスを内側輻射筒の閉塞端側に折り返させるための構成を簡素化することができる。
従って、低廉化を図りながら、複数の加熱管夫々における軸心方向での加熱の均等性を向上して、加熱効率を向上することができる。
前記外側輻射筒の一端が閉じ部材にて閉じられ、その外側輻射筒が、前記閉じ部材を前記内側輻射筒の開口端に対向させて、前記内側輻射筒に支持された状態で設けられ、
前記外側輻射筒閉塞部材が、前記閉じ部材にて構成されている点にある。
ところで、外側輻射筒閉塞部材に衝突させて内側輻射筒の閉塞端側に折り返させた燃焼ガスを、できるだけ内側輻射筒の閉塞端側に流動させるには、内側輻射筒の開口端と外側輻射筒閉塞部材との間隔を極力狭くして、内側輻射筒の閉塞端側に折り返させる燃焼ガスの流速を速めるのが好ましい。
そこで、外側輻射筒を、その閉じ部材を内側輻射筒の開口端に対向させて、内側輻射筒に支持させて設けることにより、内側輻射筒の閉塞端側に折り返させる燃焼ガスの流速を速めるべく、内側輻射筒の開口端と外側輻射筒閉塞部材を構成する閉じ部材との間隔を極力狭くしても、内側輻射筒が熱膨張したときに、内側輻射筒の開口端と外側輻射筒の閉じ部材との間が閉塞されたり、狭くなり過ぎるのを回避することができる。
従って、内側輻射筒の閉塞端側に折り返させる燃焼ガスの流速を極力速めることができるので、複数の加熱管夫々における軸心方向での加熱の均等性を更に向上して、加熱効率を更に向上することができる。
前記中央バーナが、燃焼ガスを前記内側輻射筒の軸心周りに旋回する状態で噴出するように構成されている点にある。
従って、複数の加熱管夫々における軸心方向での加熱の均等性を更に向上して、加熱効率を更に向上することができる。
前記内側輻射筒内における開口端側に、前記内側輻射筒の内径よりも小径の円柱状の流動案内体が、前記内側輻射筒と同心状又は略同心状に設けられている点にある。
それによって、外側輻射筒の開口端から流出した燃焼ガスのうち、環状の加熱管列と内側輻射筒との間の環状空間を内側輻射筒の閉塞端側に向けて流動する分の量を一層多くすることができると共に、その環状空間における内側輻射筒の閉塞端側に対応する端部に極力近づけるように、又は、その端部に届かせるように、燃焼ガスを流動させることができるので、複数の加熱管夫々における内側輻射筒の閉塞端側に対応する側の加熱が更に助長されることになる。
従って、複数の加熱管夫々における軸心方向での加熱の均等性を更に向上して、加熱効率を更に向上することができる。
炭化水素系の原燃料ガスと水蒸気との混合気体が、被加熱気体として前記加熱管に供給されて、前記加熱管内で原燃料ガスを水素を主成分とする改質ガスに改質処理するように構成されている点にある。
従って、複数の加熱管夫々における軸心方向での加熱の均等性を向上して、水素を主成分とする改質ガスの生成効率を向上し得る加熱炉を提供することができる。
〔第1実施形態〕
先ず、第1実施形態を説明する。
図1及び図2に示すように、加熱炉は、両端が閉塞された円筒状の炉本体1に各種部材を組み付けて構成されている。つまり、その炉本体1が軸心を鉛直方向に沿わせた状態で設けられ、その炉本体1の内部に、一端が閉塞された円筒状の燃焼筒2が、その開口端2oを炉本体1の一端と間隔を隔てた状態で、同心状に設けられ、炉本体1と燃焼筒2との間の環状の空間3に、内部に被加熱気体Gsが供給される複数の加熱管4が、夫々の軸心を炉本体1の軸心に沿わせた状態で、燃焼筒2の周りに沿う環状に並べて設けられている。
更に、炉本体1の周壁部1aには、燃焼ガスGeを炉本体1の接線方向に向けて炉本体1内に噴出する外周バーナ5が備えられ、燃焼筒2の閉塞端2cには、燃焼ガスGeを燃焼筒2の開口端2oに向けて噴出する中央バーナ6が備えられている。
更に、周方向に隣接する加熱管4同士の間の間隙における内側輻射筒7の閉塞端7c(燃焼筒2の閉塞端2cに相当する)側に対応する側を閉塞する閉塞体9が、加熱管列4Lの全周にわたる状態で設けられている。
図1及び図2に示すように、炉本体1は、円筒状の周壁部1aの上端開口が上蓋1uにより閉じられ、下端開口が下蓋1dにより閉じられて構成され、周壁部1a、上蓋1u及び下蓋1d夫々の内面には、断熱材10が配設されている。
内側輻射筒7は、その上端が炉本体1の上蓋1uにて閉塞されると共に、その上蓋1uに吊り下げ状に支持された状態で、炉本体1内に同心状に設けられ、その内側輻射筒7の下方の開口端7oは、炉本体1の下蓋1dの内面に配設された断熱材10に対して、間隔を隔てた状態で対向している。
図1に示すように、外側輻射筒8の上端の開口端8o(即ち、外側輻射筒8における内側輻射筒7の閉塞端7c側の端部に相当する)と閉塞体9の下端9d(即ち、閉塞体9における内側輻射筒7の開口端7o側の端部)とが、内側輻射筒7の軸心方向において近接している。
各外周バーナ5は、詳細な説明及び図示を省略するが、長さが比較的長い火炎を形成するように構成されている。
つまり、2基の外周バーナ5から、燃焼ガスGeが炉本体1の接線方向に向けて炉本体1内に噴出されることになり、それら2基の外周バーナ5から噴出された燃焼ガスGeは、炉本体1の内周面に沿って旋回しながら下方に流動し、主として12本の加熱管4の外周側を加熱した後、排気孔12に接続された排気管13を通して炉外に排出される。
図4に示すように、外側空気噴出筒63の基端は燃料供給口形成部材67にて閉じられ、その先端は開口され、図5にも示すように、その外側空気噴出筒63には、複数(この実施形態では3個)の空気旋回噴出孔63aが、夫々の孔長さ方向を外側空気噴出筒63の接線方向に沿わせ、且つ、外側空気噴出筒63内に臨む開口を外側空気噴出筒63の周方向の同方向に向けた状態で、外側空気噴出筒63の周方向に等間隔で形成されている。
混合ガス噴出筒66は、外側空気噴出筒63の先端に、その外側空気噴出筒63と同心状で連通する状態で設けられている。
図1にも示すように、上述のように構成された中央バーナ6が、混合ガス噴出口65を内側輻射筒7と同心状で下向きにして、内側輻射筒7の上端部に挿入した状態で、炉本体1の上蓋1uに支持されて設けられている。
すると、中央バーナ6により、比較的短い火炎が、内側輻射筒7の内面に沿って旋回する状態で形成されることになる。
つまり、中央バーナ6が、燃焼ガスGeを内側輻射筒7の軸心周りに旋回する状態で噴出するように構成されていることになる。
しかも、外側輻射筒8の上方の開口端8oから流出して、環状の加熱管列4Lと内側輻射筒7との間の環状空間15を上向きに流動する燃焼ガスGeにより、複数の加熱管4夫々における上方側の部分(内側輻射筒7の閉塞端7c側に対応する側の部分に相当する)の加熱が助長される。
従って、環状の加熱管列4Lと内側輻射筒7との間の環状空間15を内側輻射筒7の閉塞端7c側に向けて流動した後、内側輻射筒7の開口端7o側に向けて折り返して流動する流動形態で、燃焼ガスGeが流動するのが促進される。
その結果、環状の加熱管列4Lと内側輻射筒7との間の環状空間15において、内側輻射筒7の閉塞端7c側に対応する側の領域を流動する燃焼ガスGeの量を多くすると共に、その領域を燃焼ガスGeが流動する時間を長くすることができるので、複数の加熱管4夫々における内側輻射筒7の閉塞端7c側に対応する側の加熱が一層助長されることになり、複数の加熱管4夫々における軸心方向での加熱の均等性が効果的に向上する。
図1及び図3に示すように、リング状の供給ヘッダ管44から12本の供給管45が分岐され、各供給管45が各加熱管4の外管41における炉本体1の上蓋1uからの突出部に連通接続されている。又、リング状の排出ヘッダ管46から12本の排出管47が分岐され、各排出管47が各加熱管4の内管42の上端に連通接続されている。
中央バーナ6により複数の加熱管4を加熱するに当たっては、上述のように、複数の加熱管4夫々における軸心方向での加熱の均等性が効果的に向上するので、改質ガスの生成効率を効果的に向上することができる。
この検証試験では、12本の加熱管4のうちの所定の複数の加熱管4について、加熱管4の軸心方向における所定の複数箇所(この実施形態では9か所)で、各加熱管4の外周面における炉本体1の中央側に対応する箇所の温度を検出した。図6に、加熱管4の下端4dからの距離が異なる各箇所と各箇所の検出温度の平均値との関係、即ち、加熱管4における軸心方向での温度分布を示す。
又、この検証試験では、内側輻射筒7と外側輻射筒8との間隔を15mmに設定した場合と、40mmに設定した場合を対象にした。
図6により、複数の加熱管4夫々における内側輻射筒7の閉塞端7c側に対応する側(加熱管4の下端4dからの距離が長い側)の温度を高めて、加熱管4の軸心方向での温度分布を小さくできることがわかる。
つまり、本実施形態の場合は、内側輻射筒7と外側輻射筒8との間隔を40mmにする方が、15mmにするのに比べて、加熱管4の軸心方向での温度分布を小さくできて、加熱管4の軸心方向での加熱の均等性をより一層向上できることがわかる。
次に、第2実施形態を説明するが、この第2実施形態は、流動案内体21を追加した以外は、上記の第1実施形態と同様であるので、主として、流動案内体21について説明する。
図7及び図8に示すように、この第2実施形態では、内側輻射筒7内における開口端7o側に、内側輻射筒7の内径よりも小径の円柱状の流動案内体21が、内側輻射筒7と同心状に設けられている。
図7に示すように、この流動案内体21は、炉本体1の下蓋1dの内面に配設された断熱材10上に立設されている。
それによって、外側輻射筒8の開口端8oから流出した燃焼ガスGeのうち、環状の加熱管列4Lと内側輻射筒7との間の環状空間15を内側輻射筒7の閉塞端7c側に向けて流動する分の量を一層多くすることができると共に、その環状空間15における内側輻射筒7の閉塞端7c側に対応する端部に極力近づけるように、又は、その端部に届かせるように、燃焼ガスGeを流動させることができるので、複数の加熱管4夫々における内側輻射筒7の閉塞端7o側に対応する側の加熱が更に助長されることになり、複数の加熱管4夫々における軸心方向での加熱の均等性が更に向上する。
次に別実施形態を説明する。
(イ) 上記の第1及び第2の各実施形態では、外側輻射筒8における内側輻射筒7の閉塞端7c側の端部と、閉塞体9における内側輻射筒7の開口端7o側の端部とを、内側輻射筒7の軸心方向において近接させるように構成したが、内側輻射筒7の軸心方向において、重ねるように構成しても良い。
外側輻射筒8は、その開口端8oにおける周方向に分散した複数箇所(例えば、4か所)で、連結部材16により内側輻射筒7に吊り下げ支持されている。
また、上記の第2実施形態と同様の流動案内体21が、その下端部における周方向に分散した複数箇所(例えば、4か所)で、連結部材17により内側輻射筒7に支持されている。
尚、図9に示す別実施形態において、流動案内体21を省略しても良い。
1a 周壁部
2 燃焼筒
2c 閉塞端
2o 開口端
3 環状の空間
4 加熱管
4L 加熱管列
5 外周バーナ
6 中央バーナ
7 内側輻射筒
7c 閉塞端
7o 開口端
8 外側輻射筒
8c 閉じ部材
9 閉塞体
10 炉本体の下蓋の内面に配設された断熱材(炉本体閉塞部材)
21 流動案内体
30 外側輻射筒閉塞部材
Ge 燃焼ガス
Gr 改質ガス
Gs 被加熱気体
Claims (8)
- 両端が閉塞された円筒状の炉本体の内部に、一端が閉塞された円筒状の燃焼筒が、その開口端を前記炉本体の一端と間隔を隔てた状態で、同心状又は略同心状に設けられ、
前記炉本体と前記燃焼筒との間の環状の空間に、内部に被加熱気体が供給される複数の加熱管が、夫々の軸心を前記炉本体の軸心に沿わせた状態で、前記燃焼筒の周りに沿う環状に並べて設けられ、
前記炉本体の周壁部に配設されて、燃焼ガスを前記炉本体の接線方向に向けて前記炉本体内に噴出する外周バーナと、前記燃焼筒の閉塞端に配設されて、燃焼ガスを前記燃焼筒の開口端に向けて噴出する中央バーナとを備えた加熱炉であって、
前記燃焼筒が、外周面から輻射熱を放射する内側輻射筒として設けられ、
前記複数の加熱管が環状に並ぶ環状の加熱管列と前記内側輻射筒との間に、内径が前記内側輻射筒の外径よりも大径の円筒状の外側輻射筒が、前記内側輻射筒の開口端から前記内側輻射筒の軸心方向の両側に延びる状態で、前記炉本体と同心状又は略同心状に設けられ、
前記外側輻射筒における前記内側輻射筒の開口端に対して前記内側輻射筒の軸心方向の外方側の端部が、外側輻射筒閉塞部材にて閉塞されており、
前記外側輻射筒における前記内側輻射筒の軸心方向の閉塞端側の端部が、前記内側輻射筒の軸心方向中央付近に位置する加熱炉。 - 周方向に隣接する前記加熱管同士の間の間隙における前記内側輻射筒の閉塞端側に対応する側を閉塞する閉塞体が、前記加熱管列の全周にわたる状態で設けられている請求項1に記載の加熱炉。
- 前記外側輻射筒における前記内側輻射筒の閉塞端側の端部と、前記閉塞体における前記内側輻射筒の開口端側の端部とが、前記内側輻射筒の軸心方向において近接している又は重なっている請求項2に記載の加熱炉。
- 前記外側輻射筒の両端が開口され、その外側輻射筒が、前記炉本体における前記内側輻射筒の開口端側の開口を閉塞する炉本体閉塞部材に支持された状態で設けられ、
前記外側輻射筒閉塞部材が、前記炉本体閉塞部材にて構成されている請求項1〜3のいずれか1項に記載の加熱炉。 - 前記外側輻射筒の一端が閉じ部材にて閉じられ、その外側輻射筒が、前記閉じ部材を前記内側輻射筒の開口端に対向させて、前記内側輻射筒に支持された状態で設けられ、
前記外側輻射筒閉塞部材が、前記閉じ部材にて構成されている請求項1〜3のいずれか1項に記載の加熱炉。 - 前記中央バーナが、燃焼ガスを前記内側輻射筒の軸心周りに旋回する状態で噴出するように構成されている請求項1〜5のいずれか1項に記載の加熱炉。
- 前記内側輻射筒内における開口端側に、前記内側輻射筒の内径よりも小径の円柱状の流動案内体が、前記内側輻射筒と同心状又は略同心状に設けられている請求項1〜6のいずれか1項に記載の加熱炉。
- 炭化水素系の原燃料ガスと水蒸気との混合気体が、被加熱気体として前記加熱管に供給されて、前記加熱管内で原燃料ガスを水素を主成分とする改質ガスに改質処理するように構成されている請求項1〜7のいずれか1項に記載の加熱炉。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013064854A JP6202846B2 (ja) | 2013-03-26 | 2013-03-26 | 加熱炉 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013064854A JP6202846B2 (ja) | 2013-03-26 | 2013-03-26 | 加熱炉 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014189430A JP2014189430A (ja) | 2014-10-06 |
JP6202846B2 true JP6202846B2 (ja) | 2017-09-27 |
Family
ID=51836072
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013064854A Active JP6202846B2 (ja) | 2013-03-26 | 2013-03-26 | 加熱炉 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6202846B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016016919A1 (ja) * | 2014-07-28 | 2016-02-04 | 大阪瓦斯株式会社 | 加熱炉 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3197098B2 (ja) * | 1993-03-16 | 2001-08-13 | 東京瓦斯株式会社 | 水素製造装置 |
JP3197097B2 (ja) * | 1993-03-16 | 2001-08-13 | 東京瓦斯株式会社 | 水素製造装置 |
JP2008007346A (ja) * | 2006-06-28 | 2008-01-17 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 円筒型被加熱体及びそれを用いた改質器及び蒸発器 |
JP4981378B2 (ja) * | 2006-07-28 | 2012-07-18 | 大阪瓦斯株式会社 | 改質炉 |
JP4922029B2 (ja) * | 2007-03-15 | 2012-04-25 | 東芝燃料電池システム株式会社 | 水素生成装置 |
-
2013
- 2013-03-26 JP JP2013064854A patent/JP6202846B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014189430A (ja) | 2014-10-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101391101B1 (ko) | 보일러 | |
KR102297799B1 (ko) | 버너 | |
JP4744953B2 (ja) | ガスタービン燃焼器用多ベンチュリ管燃料インジェクタ | |
JP2018535327A (ja) | 頂部燃焼炉 | |
JP6202846B2 (ja) | 加熱炉 | |
WO2009096562A1 (ja) | 燃焼加熱器 | |
JP6173178B2 (ja) | シングルエンド型ラジアントチューブバーナ | |
JP4981378B2 (ja) | 改質炉 | |
WO2016016919A1 (ja) | 加熱炉 | |
JP6347966B2 (ja) | 水中燃焼式気化装置 | |
JP6039582B2 (ja) | バーナ、および該バーナを備える炉 | |
KR101816083B1 (ko) | 직립관과 나선관을 사용한 이중관 구조의 가스버너 | |
US20080268394A1 (en) | Burner | |
JP6393844B1 (ja) | 燃焼装置 | |
US10082289B2 (en) | Burner | |
KR102610572B1 (ko) | 베이 가스버너 | |
US9726370B2 (en) | Tubular burner | |
JP2012241203A (ja) | 熱風炉用セラミックバーナ | |
JP7105437B2 (ja) | 加熱ヒータ | |
JP2001050513A (ja) | ガスバーナ | |
JP6433185B2 (ja) | 空気予熱を行う熱機器 | |
JP4933320B2 (ja) | バーナ装置、及び同バーナ装置を備えた加熱装置 | |
JP3840500B2 (ja) | コンロ用ガスバーナー | |
JP2008111639A (ja) | 燃焼装置、およびこれを用いたボイラ | |
JP2004177022A (ja) | 熱機器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20151222 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170119 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170124 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170327 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170801 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170829 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6202846 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |