JP6200687B2 - 画像処理装置および画像処理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、画像処理装置および画像処理方法に関する。
近年、短時間露光の画像(以下、単に「短露光画像」とも言う。)と長時間露光の画像(以下、単に「長露光画像」とも言う。)を連続して撮影して合成することで、センサが撮影可能なダイナミックレンジを超えたダイナミックレンジを捉えた画像を得るWDR(ワイドダイナミックレンジ)もしくはHDR(ハイダイナミックレンジ)という撮影機能が増えてきている。かかる撮影機能は、逆光の構図など明暗比が非常に大きいシーンでは特に大きな効果があり、例えば、1枚で撮影できる明るさの範囲が12bit程度であっても、複数枚を合成することで16bitや20bitといった非常に広いダイナミックレンジを捉えることができる。
しかし、そのようなハイダイナミックレンジ信号を作っても、表示デバイスは10bit程度の表示能力しか持たず、JPEG(Joint Photographic Experts Group)フォーマットを使用した場合には8bitしか保存できないという現状がある。そこで、ハイダイナミックレンジ信号を強力にレンジ圧縮する必要が生じる。システムが複雑になるのを防ぐために、レンジ圧縮は極力センサに近い場所、つまりベイヤーまたはRAWの状態のデータを対象に行うのが好ましい。
RAWデータに対してダイナミックレンジを圧縮する手法としては、特許文献1に記載の技術(以下、単に「従来技術」と呼ぶ。)がある。この技術では、2×2画素のRAWデータを単位として輝度信号を算出し、この輝度信号に対してニー圧縮特性を適用し、ニー前後の圧縮比を算出し、この圧縮比を元の信号に乗じる。この技術によれば、隣接する画素間の信号レベルの比率を保ちながらダイナミックレンジを圧縮することが可能である。この従来技術では補色センサについて主に想定されているが、従来技術はRGBのベイヤーセンサに対しても適用可能である。
特開2003−304556号公報
しかしながら、従来技術では、広大なダイナミックレンジを持つ信号を所望のレベルの範囲に圧縮できない場合がある。また、画像全体を強く圧縮した場合には2×2画素単位で画素レベルが揃ってしまうという弊害を生じる傾向があり、画像全体を強く圧縮するとこの弊害が目立つようになり、画像にジャギーが出てしまったり画像の粒状感が増してしまったりするなどといった解像度の低下を引き起こす。
そこで、本発明は、広大なダイナミックレンジを持つ信号を所望のレベルの範囲に圧縮でき、画像全体を強く圧縮した場合であっても画像にジャギーが出てしまったり画像の粒状感が増してしまったりするなどといった解像度の低下の度合いを軽減することが可能な技術を提供する。また、本発明は、彩度と解像度のバランスをユーザが調整可能な技術を提供する。
本発明のある実施形態によれば、RGBベイヤー信号から領域毎に最大画素値を検出する検出部と、前記最大画素値に基づいて前記領域毎にゲインを算出する第1の算出部と、前記第1の算出部により算出された前記ゲインを前記RGBベイヤー信号に乗じる演算を前記領域毎に行う第1の乗算部と、を備える、画像処理装置が提供される。かかる構成により、広大なダイナミックレンジを持つ信号を所望のレベルの範囲に圧縮できる。その結果、画像の明るさを適正に維持し、画像の彩度を適正に維持することが可能となる。
また、前記領域は、縦2画素および横2画素から構成されてもよい。かかる構成により、前記領域が縦2画素および横2画素より広い領域から構成される場合と比較して、解像度の低下の度合いを軽減することが可能となる。
また、前記画像処理装置は、画素値に基づいて画素毎にゲインを算出する第2の算出部と、前記第2の算出部により算出された前記ゲインを前記RGBベイヤー信号に乗じる演算を画素毎に行う第2の乗算部と、前記第1の乗算部による演算結果と前記第2の乗算部による演算結果とを混合する混合部と、をさらに備えてもよい。かかる構成により、画像全体を強く圧縮した場合であっても画像にジャギーが出てしまったり画像の粒状感が増してしまったりするなどといった解像度の低下の度合いを軽減することが可能となり、解像度と彩度とがバランスした画像を得ることができる。
また、前記混合部は、ユーザにより指定された混合比率に基づいて、前記第1の乗算部による演算結果と前記第2の乗算部による演算結果とを混合してもよい。かかる構成により、ユーザの求める画質傾向、撮影目的、撮影対象などに応じて彩度と解像度のバランスを柔軟に調整することが可能となる。
また、例えば、彩度が低いほど、彩度よりも解像度をより重視すればよいことが想定される。したがって、前記混合部は、前記第1の乗算部による演算結果から変換される彩度に応じて、前記第1の乗算部による演算結果と前記第2の乗算部による演算結果とを混合してもよい。
また、例えば、彩度が所定の閾値よりも低い場合には、彩度を重視しなくてもよいことが想定される。したがって、前記混合部は、前記彩度が所定の閾値よりも低い場合には、前記第2の乗算部による演算結果を出力してもよい。
また、本発明の別の実施形態によれば、RGBベイヤー信号から領域毎に最大画素値を検出するステップと、前記最大画素値に基づいて前記領域毎にゲインを算出するステップと、前記ゲインを前記RGBベイヤー信号に乗じる演算を前記領域毎に行うステップと、
を含む、画像処理方法が提供される。かかる方法によれば、広大なダイナミックレンジを持つ信号を所望のレベルの範囲に圧縮できる。その結果、画像の明るさを適正に維持し、画像の彩度を適正に維持することが可能となる。
以上説明したように、本発明によれば、広大なダイナミックレンジを持つ信号を所望のレベルの範囲に圧縮でき、画像全体を強く圧縮した場合であっても画像にジャギーが出てしまったり画像の粒状感が増してしまったりするなどといった解像度の低下の度合いを軽減することが可能である。また、本発明によれば、彩度と解像度のバランスをユーザが調整することが可能である。
一般的なニー処理の特性を示す図である。 本発明の実施形態に係る画像処理装置による圧縮処理の特性の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る画像処理装置の機能構成を示す図である。 RGBベイヤー信号の構成例を示す図である。 輝度とゲインとの関係の例を示す図である。 圧縮前と圧縮後とにおけるRGBの値の例を示す図である。 画像処理装置1が画面に表示させるGUIの例を示す図である。 本発明の実施形態に係る画像処理装置の動作の流れの例を示す図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付すことにより重複説明を省略する。
また、本明細書および図面において、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成要素を、同一の符号の後に異なるアルファベットを付して区別する場合もある。ただし、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成要素の各々を特に区別する必要がない場合、同一符号のみを付する。
まず、本発明の実施形態の前提としては、強力にダイナミックレンジを圧縮するということが挙げられる。従来技術はニー処理を目的とした技術であるが、一般的なニー処理の特性を図1に示した。図1において、横軸は入力信号のデータ量を示し、縦軸は出力信号のデータ量を示している。一般的なニー処理は、低輝度から中輝度にかけては入出力が1:1対応のままとして、NP(ニーポイント)より上の高輝度の領域のみをレベル圧縮するものであり、Imaxの値はOmaxまで圧縮されるものの、圧縮比はあまり大きくなくゆるやかな圧縮である。
しかし、本発明の実施形態が前提とするのは、16bitや20bitといった広大なダイナミックレンジを持つ信号を12bitにするといった強力な圧縮を行うものである。図2にその特性例を図示した。図2においても、横軸は入力信号のデータ量を示し、縦軸は出力信号のデータ量を示している。図2を参照すると、線形の部分というのはほとんどなく、2の20乗(=1,048,576)のダイナミックレンジを2の12乗(=4,096)まで強力に圧縮する。従来技術が前提としていた圧縮比とは全く異なる圧縮比である。
このような前提において従来技術を適用すると、以下に述べるような2つの問題(1)および(2)が生じる。
(1)従来技術ではRAWデータから算出した輝度信号に対してニー圧縮特性を定義しているが、高い色純度の領域、特に赤や青の領域では、算出される輝度信号がかなり小さい値になってしまう。例として16bitの信号を12bitに圧縮するケースを考える。R、G、Bがそれぞれ(0、32000、65530)のようなレベルを持っている高純度の青を持つ領域に対し、輝度信号を算出すると25700程度となる。元の画像信号は65530という16bitの飽和近くのレベルを持っているのに、画素レベルの評価としては25700程度だと判定されてしまう。
この「25700」という数値から圧縮比を定義すると、「65530」に対する圧縮比よりも小さいものとなってしまい、元の(0、32000、65530)の画像信号に対して十分に圧縮が行われず、所望の12bitのダイナミックレンジの上限である4095を大きく超えた画素レベルが残ってしまう。4095を超えた画素レベルが残った場合、その最大値が4095になるように再度圧縮演算を行えば画像全体の明るさが低下して暗い画像になってしまうし、4095以上を切り捨てた場合にはその領域の色純度が低下し、最悪では白飛びを起こしてしまう。
(2)従来技術では2×2画素を単位に同一の圧縮比を適用しており、隣接する信号の比率を変えずにスケールだけを変えるため、色相や彩度を保ちやすいというメリットを有する。しかし、2×2画素単位で画素レベルが揃ってしまうという弊害を生じる傾向も持っている。従来技術のように高輝度領域のみが処理対象であったり、小さい圧縮比であったりする場合には目立たないが、画像全体を強く圧縮するとこの弊害が目立つようになり、画像にジャギーが出てしまったり画像の粒状感が増してしまったりするなどといった解像度の低下を引き起こす。
そこで、本明細書においては、広大なダイナミックレンジを持つ信号を所望のレベルの範囲に圧縮でき、画像全体を強く圧縮した場合であっても画像にジャギーが出てしまったり画像の粒状感が増してしまったりするなどといった解像度の低下の度合いを軽減する技術を提案する。また、彩度と解像度のバランスをユーザが調整可能な技術を提案する。
続いて、本発明の実施形態に係る画像処理装置1の機能構成について説明する。図3は、本発明の実施形態に係る画像処理装置1の機能構成を示す図である。図1に示すように、画像処理装置1は、センサ10、WDR合成部20、検出部30、第1の算出部41、第2の算出部42、第1の乗算部51、第2の乗算部52および混合部60を備える。以下、画像処理装置1が備える各機能ブロックの機能について順次詳細に説明する。
センサ10は、外部からの光を撮像素子の受光平面に結像させ、結像された光を電荷量に光電変換し、当該電荷量を電気信号に変換するイメージセンサにより構成される。イメージセンサの種類は特に限定されず、例えば、CCD(Charge Coupled Device)であってもよいし、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)であってもよい。
具体的には、センサ10は、長露光画像と短露光画像とを連続撮影する。長露光画像と短露光画像とが同時に撮影される場合、図3に示すように、画像処理装置1は、センサ10から長露光画像を出力するための系統と短露光画像を出力するための系統との2つの系統を有する。しかし、センサ10は、長露光画像と短露光画像とを時分割で出力してもよい。その場合には、画像処理装置1は、長露光画像および短露光画像を出力するための共通の系統を1つ有していればよい。それぞれのシャッタータイムは、例えば、撮影対象のダイナミックレンジやセンサ仕様などによって決まる。
ここで、本発明の実施形態においては、短露光画像および長露光画像という用語を使用するが、これらの用語は、撮影された2つの画像それぞれの絶対的な露光時間を限定するものではない。したがって、露光時間の異なる2つの画像が撮影された場合に、当該2つの画像のうち、相対的に露光時間が短い画像が短露光画像に相当し、相対的に露光時間が長い画像が長露光画像に相当する。
WDR合成部20は、長露光画像と短露光画像とを合成することによって入力信号のダイナミックレンジを拡張する。合成対象となる画像は、2枚に限定されず、3枚以上であってもよい。例えば、WDR合成部20は、選択情報に基づいて長露光画像と短露光画像とを合成することによりWDR画像を生成する。長露光画像と短露光画像とのいずれかを選択するアルゴリズムとしては様々なアルゴリズムが想定される。
例えば、長露光画像において飽和してしまった領域は短露光画像においては飽和していない可能性が高いため、当該領域の使用画像としては短露光画像を選択すればよい。しかし、この処理だけでは、大きな動きがある領域では輪郭が二重になるなどといったアーティファクトが発生し得る。そのため、動きを検出して輪郭が二重になる現象を低減する処理を行ってもよい。かかる処理を含む、短露光画像と長露光画像とのいずれかを選択するアルゴリズムは特に限定されない。
なお、上記したように選択情報は短露光画像および長露光画像のいずれを選択するかを示す2値データの集合であってもよいが、長露光画像および短露光画像それぞれをどの程度の比率で混合するかを示す混合比率の集合であってもよい。例えば、長露光画像の飽和度合いが強いほど、短露光画像の混合比率を大きくしてもよい。また、短露光画像または長露光画像の動きが大きいほど、短露光画像の混合比率を大きくしてもよい。短露光画像と長露光画像との混合比率を算出するアルゴリズムも特に限定されない。
例えば、長露光画像の混合比率をαとした場合、WDR合成部20は、長露光画像と短露光画像とにおいて対応する画素について、α×(長露光画像の画素値)+(1−α)×(短露光画像の画素値)を算出し、算出結果を合成後の画像(WDR画像)とすることができる。なお、混合比率は画素毎に異なっていてもよい。また、選択情報は、例えば、画像処理装置1の内部または外部において生成されればよい。また、WDR合成部20による合成手法は特に限定されない。
センサ10からの出力信号が12bitの場合、WDR合成部20によって合成された信号は、例えば、16bitや20bitといった広いダイナミックレンジに拡張されている。検出部30は、RGBベイヤー信号から領域毎に最大画素値を検出する。ここでは、RGBベイヤー信号は、WDR合成部20によって合成された信号である場合を想定しているが、RGBベイヤー信号はWDR合成部20により合成された信号以外であってもよい。
図4は、RGBベイヤー信号の構成例を示す図である。領域のサイズは、特に限定されないが、例えば、縦2画素および横2画素から構成されていてもよい。かかる場合、検出部30は、縦2画素×横2画素を単位とした4画素の画素値のうちの最大値を検出する。検出部30は、最大画素値を検出する際、RGBの値にホワイトバランスゲインを乗じた後の値を画素値として用いるのが望ましい。
第1の算出部41は、最大画素値に基づいて領域毎にゲインを算出する。ゲインの算出手法は特に限定されないが、例えば、第1の算出部41は、図5に示したような輝度とゲインとの関係に基づいて、最大画素値を有する画素の輝度に対応するゲインを算出すればよい。ゲインは小数点以下の数値になり得るため、ゲインの算出は必要な演算精度を考慮して整数乗算とシフト演算で構成するのが望ましい。また、入出力特性はLUT(Lookup Table)で構成してもよいが、エントリーポイントを2の20乗も用意すると回路規模が大き過ぎてしまうため、離散的にポイントを指定して線形補間して入出力特性を作るのが望ましい。
第1の乗算部51は、第1の算出部41により算出されたゲインをRGBベイヤー信号に乗じる演算を領域毎に行う。例えば、第1の乗算部51は、図5に示したような関係に基づいて算出されたゲインを用いれば、第1の乗算部51に入力されたRGBベイヤー信号のデータ量と第1の乗算部51による乗算結果のデータ量との関係が、図2に示したような入出力特性を満たすように乗算を行うことができる。
以上に説明したように、検出部30、第1の算出部41および第1の乗算部51が有する機能により、領域毎に検出された最大画素値に基づいてゲインが算出され、そのゲインがRGBベイヤー信号に乗じられる。そのため、RGBベイヤー信号を所望のレベルの範囲に圧縮することが可能となり、画像の明るさを適正に維持し、画像の彩度を適正に維持することが可能となる。また、以下に説明するように、第2の算出部42、第2の乗算部52および混合部60による機能により、解像度の低下の度合いを軽減してもよい。
第2の算出部42は、画素値に基づいて画素毎にゲインを算出する。ゲインの算出手法は特に限定されないが、例えば、第2の算出部42は、図5に示したような輝度とゲインとの関係に基づいて、画素の輝度に対応するゲインを算出すればよい。ゲインは小数点以下の数値になり得るため、ゲインの算出は必要な演算精度を考慮して整数乗算とシフト演算で構成するのが望ましい。また、入出力特性はLUTで構成してもよいが、エントリーポイントを2の20乗も用意すると回路規模が大き過ぎてしまうため、離散的にポイントを指定して線形補間して入出力特性を作るのが望ましい。
第2の乗算部52は、第2の算出部42により算出されたゲインをRGBベイヤー信号に乗じる演算を画素毎に行う。例えば、第2の乗算部52は、図5に示したような関係に基づいて算出されたゲインを用いれば、第2の乗算部52に入力されたRGBベイヤー信号のデータ量と第2の乗算部52による乗算結果のデータ量との関係が、図2に示したような入出力特性を満たすように乗算を行うことができる。
混合部60は、第1の乗算部51による演算結果と第2の乗算部52による演算結果とを混合する。第1の乗算部51による演算結果と第2の乗算部52による演算結果との混合は、混合比率に基づいてなされればよい。
例えば、第1の乗算部51による演算結果の混合比率をβとした場合、混合部60は、第1の乗算部51による演算結果と第2の乗算部52による演算結果とにおいて対応する各画素について、β×(第1の乗算部51による演算結果の画素値)+(1−β)×(第2の乗算部52による演算結果の画素値)を算出し、算出結果を混合後の画像とすることができる。なお、混合比率の決定の手法は特に限定されないが、具体的な手法な後に説明する。
なお、混合部60の後段は、例えば、ベイヤーデータからRGBプレーンを生成するデモザイク部、輪郭強調部、カラーマネージメントなどを含む画像処理エンジンに接続される。混合部60からの出力信号のデータ量は、例えば、後段に接続される画像処理エンジンへの入力データのサイズに適合するように(例えば、12bit程度に)調整されるのが好ましい。単純にデータサイズを低下させるだけでは暗い画像に変換されてしまうため、人間の視覚特性に近づくように高輝度側が強く圧縮されるとよい。
本実施形態に係る画像処理装置1の特徴として、RGBベイヤー信号の領域(例えば、2×2画素)を単位に検出した最大画素値から圧縮比を定義するという点がある。先に挙げた例の、RGBがそれぞれ(0、32000、65530)である領域に対しても、元の信号の「65530」を検出して圧縮比を定義するので、元の信号のダイナミックレンジの上限値65535を、所望の12bitのダイナミックレンジの上限値4095に確実に収めることが可能となる。そのため、WDR処理された画像が、安定して明るい画像が得やすく、白飛びも起きないというメリットをもたらす。
本実施形態に係る画像処理装置1の2つめの特徴として、RGBベイヤー信号の領域(例えば、2×2画素)を単位としたゲイン演算の結果と、画素毎にゲイン演算を行った結果とを混合するという点がある。先に述べたように、領域(例えば、2×2画素)を単位としたゲイン演算を行った場合には、彩度を保つことができるが解像度が低下する可能性がある。これに対して、画素毎にゲイン演算を行う手法は、画素レベルの圧縮を確実に行うことが可能であり、解像度の低下も生じないというメリットを有するが、彩度が低下する可能性がある。
圧縮前と圧縮後とにおけるRGBの値の例を図6に示す。図6に示すように、2×2画素毎にゲインをかける場合、RGBの値の比率が圧縮前とほとんど変わらずにスケールだけが圧縮される。一方、図2に示した特性で画素毎にゲインをかけると、この例では、Gの値が3930となり、2x2画素毎にゲインをかけた結果と明らかに異なる結果となる。Gの値とBの値が接近するということは、無彩色に近づくということであり、彩度が低下した画像になる。
本発明の実施形態に係る画像処理装置1のように強力なダイナミックレンジ圧縮を行うことを前提とした場合、画素毎にゲインをかける方式は、高輝度・高彩度の領域の彩度を大幅に低下させてしまうという点が大きなデメリットとなる。
以上述べたように、2×2画素を単位としたゲイン演算の結果は「低解像度・高彩度」であり、画素毎のゲイン演算の結果は「高解像度・低彩度」であるため、「解像度」「彩度」という2つの項目について、互いに長所と短所が逆となっている。そこで、本発明の実施形態に係る画像処理装置1は、2つの方式を混合して用いることで、互いの長所を生かしながら短所もカバーした、バランスの良い画像を生成することができる。
仮に、混合比率を1:1とした場合、解像度の低下を50%、彩度の低下も50%に抑圧することができる。ここで、混合比率の決定の手法は特に限定されない。例えば、画像処理装置1が自動的に混合比率を決定してもよい。一例として、混合部60は、第1の乗算部51による演算結果から彩度への変換を行い、彩度に応じて混合比率を決定してもよい。
例えば、彩度が低くなるにつれて、彩度の重要度が下がることが想定される。したがって、混合部60は、彩度が低いほど第1の乗算部52による演算結果の混合比率を低下させてもよい。また、例えば、彩度が所定の閾値よりも低い場合には、彩度を重視しなくてよいことが想定される。したがって、混合部60は、彩度が所定の閾値よりも低い場合には、第2の乗算部52による演算結果を出力してもよい。
第1の乗算部51による演算結果から彩度への変換の手法は、特に限定されない。一例として、第1の乗算部51による演算結果が示すRの値、Gの値、Bの値のうち、最大値をMAXとし、最小値をMINとした場合、混合部60は、(彩度)=(MAX−MIN)/MAXにより、第1の乗算部51による演算結果から彩度への変換を行うことが可能である。
また、彩度と解像度とのどちらを重視するかは、例えば、ユーザの重視する画質傾向や、使用目的、撮影対象などに応じて異なる可能性が想定される。そのため、ユーザが「彩度重視」および「解像度重視」のどちらにどの程度の比重を置くかを決められるようにしてもよい。例えば、第1の乗算部51による演算はゲインを乗じる演算を領域毎に行う演算であるため、混合部60は、ユーザにより指定された「彩度重視」の比重を第1の乗算部51による演算結果の混合比率とすればよい。一方、第2の乗算部52による演算はゲインを乗じる演算を画素毎に行う演算であるため、混合部60は、ユーザにより指定された「解像度重視」の比重を第2の乗算部52による演算結果の混合比率とすればよい。
例えば、画像処理装置1は、図7に示すように、画面にGUIを表示させ、ユーザが「彩度重視」に重きを置く場合は、ユーザによる指定に基づいて2×2画素ゲインの出力の混合比率を上げ、ユーザが「解像度重視」に重きを置く場合は、ユーザによる指定に基づいて画素毎ゲインの出力の混合比率を上げるように制御してもよい。ユーザによる指定は、例えば、所定の入力装置(例えば、タッチパネルなど)を介してなされればよい。
図8は、本発明の実施形態に係る画像処理装置1の動作の流れの例を示す図である。図8を参照しながら、WDR合成部20から検出部30および第2の算出部42にRGBベイヤー信号が出力される場合を一例として説明する。図8に示すように、まず、検出部30は、RGBベイヤー信号から領域毎に最大画素値を検出する(ステップS1)。続いて、第1の算出部41は、最大画素値に基づいて領域毎にゲインを算出する(ステップS2)。第1の乗算部51は、当該ゲインをRGBベイヤー信号に乗じる第1の演算を領域毎に行う(ステップS3)。
また、第2の算出部42は、RGBベイヤー信号から画素値に基づいて画素毎にゲインを算出する(ステップS4)。続いて、第2の乗算部52は、当該ゲインをRGBベイヤー信号に乗じる第2の演算を画素毎に行う(ステップS5)。混合部60は、混合比率に基づいて、第1の演算結果と第2の演算結果とを混合する(ステップS6)。混合比率を決定する手法としては、上記したように様々な手法を採用することが可能である。
本発明の実施形態によれば、RGBベイヤー信号から領域毎に最大画素値を検出する検出部30と、最大画素値に基づいて領域毎にゲインを算出する第1の算出部41と、第1の算出部41により算出されたゲインをRGBベイヤー信号に乗じる演算を領域毎に行う第1の乗算部51と、を備える、画像処理装置1が提供される。かかる構成により、広大なダイナミックレンジを持つ信号を所望のレベルの範囲に圧縮できる。その結果、画像の明るさを適正に維持し、画像の彩度を適正に維持することが可能となる。
また、画像処理装置1は、画素値に基づいて画素毎にゲインを算出する第2の算出部42と、第2の算出部42により算出されたゲインをRGBベイヤー信号に乗じる演算を画素毎に行う第2の乗算部52と、第1の乗算部51による演算結果と第2の乗算部52による演算結果とを混合する混合部60と、をさらに備えてもよい。かかる構成により、画像全体を強く圧縮した場合であっても画像にジャギーが出てしまったり画像の粒状感が増してしまったりするなどといった解像度の低下の度合いを軽減することが可能となり、解像度と彩度とがバランスした画像を得ることができる。
また、混合部60は、ユーザにより指定された混合比率に基づいて、第1の乗算部51による演算結果と第2の乗算部52による演算結果とを混合してもよい。かかる構成により、ユーザの求める画質傾向、撮影目的、撮影対象などに応じて彩度と解像度のバランスを柔軟に調整することが可能となる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
1 画像処理装置
10 センサ
20 WDR合成部
30 検出部
41 第1の算出部
42 第2の算出部
51 第1の乗算部
52 第2の乗算部
60 混合部

Claims (6)

  1. RGBベイヤー信号から領域毎に最大画素値を検出する検出部と、
    前記最大画素値に基づいて前記領域毎にゲインを算出する第1の算出部と、
    前記第1の算出部により算出された前記ゲインを前記RGBベイヤー信号に乗じる演算を前記領域毎に行う第1の乗算部と、
    画素値に基づいて画素毎にゲインを算出する第2の算出部と、
    前記第2の算出部により算出された前記ゲインを前記RGBベイヤー信号に乗じる演算を画素毎に行う第2の乗算部と、
    前記第1の乗算部による演算結果と前記第2の乗算部による演算結果とを混合する混合部と、
    を備える、画像処理装置。
  2. 前記領域は、縦2画素および横2画素から構成される、
    請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記混合部は、ユーザにより指定された混合比率に基づいて、前記第1の乗算部による演算結果と前記第2の乗算部による演算結果とを混合する、
    請求項に記載の画像処理装置。
  4. 前記混合部は、前記第1の乗算部による演算結果から変換される彩度に応じて、前記第1の乗算部による演算結果と前記第2の乗算部による演算結果とを混合する、
    請求項に記載の画像処理装置。
  5. 前記混合部は、前記彩度が所定の閾値よりも低い場合には、前記第2の乗算部による演算結果を出力する、
    請求項に記載の画像処理装置。
  6. RGBベイヤー信号から領域毎に最大画素値を検出するステップと、
    前記最大画素値に基づいて前記領域毎にゲインを算出するステップと、
    前記ゲインを前記RGBベイヤー信号に乗じる演算を前記領域毎に行うステップと、
    画素値に基づいて画素毎にゲインを算出するステップと、
    前記ゲインを前記RGBベイヤー信号に乗じる演算を画素毎に行うステップと、
    前記領域毎に行われた前記演算の結果と前記画素毎に行われた演算の結果とを混合するステップと、
    を含む、画像処理方法。

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