JP6200602B2 - 関連情報取得方法及び装置並びに記憶媒体 - Google Patents

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Description

本発明は関連情報取得方法及び装置並びに記憶媒体に関し、例えばコールセンタなどにおいて顧客からの問合せに回答するために、蓄積した過去の事例の中から今回の問合せに関連する(問合せに対して回答する際に参考となり得る)事例を検索して取得する関連情報取得装置に適用して好適なものである。
コールセンタにおいては、顧客からの問合せに対して、原因究明や解決策の調査を迅速に行い、その顧客に短時間で回答することが要求されている。そこで、従来、過去の問合せ及びその回答を蓄積しておき、新たな問合せがあった場合に、蓄積した過去の事例の中から今回の問合せに対して問合せ内容が類似する事例を検索し、その検索結果に基づいて今回の事例に対する回答を作成することが行われている。
この場合、特許文献1には、検索元の文書(種文書)に含まれる単語を分析し、含まれる単語が類似する文書を検索する検索方法が開示されており、この方法を顧客からの問合せに対して問合せ内容が類似する事例を検索する際の検索方法として利用することができる。
特開平11−143902号公報
ところで、顧客からの問合せに対して問合せ内容が類似する事例が多数存在する場合、これら多数の事例が検索結果として結果表示画面に整理されることなく一括表示されるために、今回の顧客からの問合せに対する回答を作成するに際してどの事例を参照すべきであるかの判断が付き難い。
また特許文献1に開示された検索方法によると、顧客からの問合せ内容を記載した文書で利用されている単語が類似する事例が上位に挙げられるため、検索結果として表示された多数の事例の中から今回の問合せに対して参考になる事例を見つけ難いという問題もある。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、顧客からの問合せに対して最適な事例を短時間で探しやすくすることができ、結果としてユーザの作業効率を向上させ得る関連情報取得方法及び装置並びに記憶媒体を提案しようとするものである。ここで最適な事例とは、顧客からの問合せに対して回答するにあたり、その原因及び対処方法を調べる際に参考となり得る事例を指す。
かかる課題を解決するため本発明においては、それぞれ顧客からの問合せと当該問合せに対する回答とを含む対応履歴文書が蓄積された過去の事例の中から、顧客からの新たな問合せの内容に応じた問合せ文に記述された事象の原因及び対処方法を調べる際に参考となり得る前記事例を取得する関連情報取得装置において実行される関連情報取得方法であって、対応する対応履歴文書から前記事例を特徴付ける特徴語をそれぞれ抽出すると共に、抽出した各前記事例の特徴語と、他の前記事例の前記対応履歴文書とに基づいて、前記事例間の関連性を検出する第1のステップと、検出した前記事例間の関連性に基づいて、各前記事例を関連性の高い前記事例同士を集めた複数のクラスタに分類し、前記クラスタごとに、当該クラスタを特徴付ける単語をラベルとして当該クラスタに付与すると共に当該クラスタを代表する前記事例でなる代表事例を決定する第2のステップと、前記問合せ文から当該問合せ文を特徴付ける特徴語を抽出し、抽出した前記問合せ文の前記特徴語と、各前記事例の前記対応履歴文書とに基づいて、前記問合せ文に記述された事象の原因及び対処方法を調べる際に参考となり得る前記事例を取得する第3のステップと、取得した各前記事例がそれぞれ属する1又は複数の前記クラスタを特定する第4のステップと、特定した前記クラスタごとの前記ラベルと、前記代表事例の前記対応履歴文書の一部又は全部とを、前記クラスタごとに区分して表示する第5のステップとを設け、前記第1のステップでは、所定の辞書を用いて各前記事例の前記対応履歴文書から当該事例の前記特徴語をそれぞれ抽出し、前記第3のステップでは、前記第1のステップで用いた前記辞書を用いて前記問合せ文から当該問合せ文の前記特徴語を抽出し、前記辞書は、対象とする製品のマニュアル及び又は当該製品に関連する分野の資料にキーワードとして現れる単語である専門語辞書と、過去に実行された、問合せ文に記述された事象の原因及び対処方法を調べる際に参考となり得る事例の取得処理時にキーワードとして利用された単語が登録された検索履歴辞書とから構成され、前記第1及び第3のステップでは、前記事例の前記対応履歴文書又は前記問合せ文から統計的手法により抽出した単語であり、かつ前記検索履歴辞書に登録されている第1の単語を抽出すると共に、前記事例の前記対応履歴文書又は前記問合せ文から前記専門語辞書に登録されている第2の単語を抽出し、前記第1及び第2の単語を足し合わせるようにして、前記事例又は前記問合せ文の前記特徴語を抽出するようにした。
また本発明においては、それぞれ顧客からの問合せと当該問合せに対する回答とを含む対応履歴文書が蓄積された過去の事例の中から、顧客からの新たな問合せの内容に応じた問合せ文に記述された事象の原因及び対処方法を調べる際に参考となり得る前記事例を取得する関連情報取得装置において、対応する対応履歴文書又は前記問合せ文から前記事例又は前記問合せ文を特徴付ける特徴語をそれぞれ抽出する特徴語抽出部と、前記特徴語抽出部により抽出された各前記事例の特徴語と、他の前記事例の前記対応履歴文書とに基づいて、前記事例間の関連性を検出する事例間関連検出部と、前記事例間関連検出部により検出された前記事例間の関連性に基づいて、各前記事例を関連性の高い前記事例同士を集めた複数のクラスタに分類し、前記クラスタごとに、当該クラスタを特徴付ける単語をラベルとして当該クラスタに付与すると共に当該クラスタを代表する前記事例でなる代表事例を決定するクラスタ作成部と、前記特徴語抽出部により前記問合せ文から抽出された前記問合せ文の前記特徴語と、各前記事例の前記対応履歴文書とに基づいて、前記問合せ文に記述された事象の原因及び対処方法を調べる際に参考となり得る前記事例を取得する事例取得部と、前記事例取得部により取得された各前記事例がそれぞれ属する1又は複数の前記クラスタを特定するクラスタ特定部と、特定した前記クラスタごとの前記ラベルと、前記代表事例の前記対応履歴文書の一部又は全部とを、前記クラスタごとに区分して表示する検索結果表示部とを設け、前記特徴語抽出部は、所定の辞書を用いて各前記事例の前記対応履歴文書から当該事例の前記特徴語をそれぞれ抽出し、前記特徴語抽出部は、当該辞書を用いて前記問合せ文から当該問合せ文の前記特徴語を抽出し、前記辞書は、対象とする製品のマニュアル及び又は当該製品に関連する分野の資料にキーワードとして現れる単語である専門語辞書と、過去に実行された、問合せ文に記述された事象の原因及び対処方法を調べる際に参考となり得る事例の取得処理時にキーワードとして利用された単語が登録された検索履歴辞書とから構成され、前記特徴語抽出部は、前記事例の前記対応履歴文書又は前記問合せ文から統計的手法により抽出した単語であり、かつ前記検索履歴辞書に登録されている第1の単語を抽出すると共に、前記事例の前記対応履歴文書又は前記問合せ文から前記専門語辞書に登録されている第2の単語を抽出し、前記第1及び第2の単語を足し合わせるようにして、前記事例又は前記問合せ文の前記特徴語を抽出するようにした。
さらに本発明においては、記憶媒体において、それぞれ顧客からの問合せと当該問合せに対する回答とを含む対応履歴文書が蓄積された過去の事例の中から、顧客からの新たな問合せの内容に応じた問合せ文に記述された事象の原因及び対処方法を調べる際に参考となり得る前記事例を取得する関連情報取得装置に、対応する対応履歴文書から前記事例を特徴付ける特徴語をそれぞれ抽出すると共に、抽出した各前記事例の特徴語と、他の前記事例の前記対応履歴文書とに基づいて、前記事例間の関連性を検出する第1のステップと、検出した前記事例間の関連性に基づいて、各前記事例を関連性の高い前記事例同士を集めた複数のクラスタに分類し、前記クラスタごとに、当該クラスタを特徴付ける単語をラベルとして当該クラスタに付与すると共に当該クラスタを代表する前記事例でなる代表事例を決定する第2のステップと、前記問合せ文から当該問合せ文を特徴付ける特徴語を抽出し、抽出した前記問合せ文の前記特徴語と、各前記事例の前記対応履歴文書とに基づいて、前記問合せ文に記述された事象の原因及び対処方法を調べる際に参考となり得る前記事例を取得する第3のステップと、取得した各前記事例がそれぞれ属する1又は複数の前記クラスタを特定する第4のステップと、特定した前記クラスタごとの前記ラベルと、前記代表事例の前記対応履歴文書の一部又は全部とを、前記クラスタごとに区分して表示する第5のステップとを備え、前記第1のステップでは、所定の辞書を用いて各前記事例の前記対応履歴文書から当該事例の前記特徴語をそれぞれ抽出し、前記第3のステップでは、前記第1のステップで用いた前記辞書を用いて前記問合せ文から当該問合せ文の前記特徴語を抽出し、前記辞書は、対象とする製品のマニュアル及び又は当該製品に関連する分野の資料にキーワードとして現れる単語である専門語辞書と、過去に実行された、問合せ文に記述された事象の原因及び対処方法を調べる際に参考となり得る事例の取得処理時にキーワードとして利用された単語が登録された検索履歴辞書とから構成され、前記第1及び第3のステップでは、前記事例の前記対応履歴文書又は前記問合せ文から統計的手法により抽出した単語であり、かつ前記検索履歴辞書に登録されている第1の単語を抽出すると共に、前記事例の前記対応履歴文書又は前記問合せ文から前記専門語辞書に登録されている第2の単語を抽出し、前記第1及び第2の単語を足し合わせるようにして、前記事例又は前記問合せ文の前記特徴語を抽出する処理を実行させるプログラムを格納するようにした。
本関連情報取得方法及び装置並びに記憶媒体によれば、問合せ文に記述された事象の原因及び対処方法を調べる際に参考となり得る事例が関連性の高いもの同士を集めた複数のクラスタに区分されて、クラスタごとに当該クラスタを特徴付けるラベルと、その代表事例の対応履歴文書の一部又は全部とが表示されるため、ユーザが顧客からの問合に対して最適な事例を短時間で探し出すことができる。
本発明によれば、ユーザの作業効率を向上させ得る関連情報取得方法及び装置並びに記憶媒体を実現できる。
第1及び第3の実施の形態による関連情報取得装置の構成を示すブロック図である。 事例間関連情報の構成例を示す概念図である。 クラスタ情報の構成例を示す概念図である。 検索履歴情報の構成例を示す概念図である。 問合せ文入力画面の構成例を略線的に示す略線図である。 結果出力画面の構成例を略線的に示す略線図である。 事例間関連検出処理の処理手順を示すフローチャートである。 特徴語抽出処理の処理手順を示すフローチャートである。 特徴語抽出処理の概略を示す概略図である。 クラスタ作成処理の処理手順を示すフローチャートである。 グラフの構成例を示す概念図である。 クラスタの説明に供する概念図である。 最適事例取得処理の処理手順を示すフローチャートである。 第2の実施の形態による関連情報取得装置の構成を示すブロック図である。 第2の実施の形態による結果出力画面の構成例を略線的に示す略線図である。 検索履歴反映処理の処理手順を示すフローチャートである。 第3の実施の形態による特徴語抽出処理の概略を示す概略図である。 第4の実施の形態による関連情報取得装置の構成を示すブロック図である。 第4の実施の形態による特徴語抽出処理の概略を示す概略図である。 第4の実施の形態による特徴語抽出処理の処理手順を示すフローチャートである。
以下図面について、本発明の一実施の形態を詳述する。
(1)第1の実施の形態
(1−1)本実施の形態による関連情報取得装置の構成
図1において、1は全体として本実施の形態による関連情報取得装置を示す。この関連情報取得装置1は、CPU(Central Processing Unit)2、メモリ3、記憶装置4、ネットワークインタフェース5、外部記憶媒体ドライブ6、入力装置7及び表示装置8を備え、これらが内部バス9を介して相互に接続されて構成されている。
CPU2は、関連情報取得装置1全体の動作制御を司るプロセッサである。またメモリ3は、例えば揮発性の半導体メモリから構成され、オペレーティングシステム(OS:Operating System)10を始めとする各種プログラムなどを保持するために利用される。後述の事例管理部11、特徴語抽出部12、入力文書受付け部13、事例検索部14及び検索結果表示部15もこのメモリ3に格納されて保持される。またメモリ3は、CPU2のワークメモリとしても用いられる。このためメモリ3には、CPU2が各種処理の実行時に利用するワークエリア16が設けられている。
記憶装置4は、例えばハードディスク装置やSSD(Solid State Drive)などの不揮発性の大容量の記憶デバイスから構成され、プログラムやデータを長期間保持するために利用される。本実施の形態の場合、記憶装置4には、過去の事例の対応履歴文書を格納するための事例格納部17と、事例格納部17に対応履歴文書が格納された事例間の関連を表す事例間関連情報18と、後述するクラスタ情報19及び辞書情報20となどが格納される。
なお、本実施の形態における「対応履歴文書」とは、コールセンタのオペレータや問題解決担当者が顧客へ対応した事例の内容を表す文書(テキスト)を指す。対応履歴文書には、少なくとも顧客からの問合せの内容と、その問合せに対する回答とが含まれる。また対応履歴文書は、コールセンタのオペレータや問題解決担当者などのユーザから顧客への連絡内容を表す資料採取依頼や、顧客から担当者への連絡内容を表す資料、担当者から製品部署への連絡内容を表す調査依頼、及び又は、製品部署から担当者への連絡内容を表す調査回答を含む場合もある。
ネットワークインタフェース5は、例えばNIC(Network Interface Card)などから構成され、ネットワーク21を介した他の通信機器との通信時におけるプロトコル制御を行う。また外部記憶媒体ドライブ6は、例えばCD(Compact Disc)若しくはDVD(Digital Versatile Disc)などのディスク媒体、又は、SDカードなどの半導体メモリカードといった、可搬性の外部記憶媒体22に対するドライブであり、CPU2の制御のもとに、装填された外部記憶媒体22にデータを読み書きする。
入力装置7は、例えばキーボードやマウスなどから構成され、ユーザが各種情報や命令を入力するために利用される。また表示装置8は、例えば液晶ディスプレイ装置などから構成され、各種情報や各種GUI(Graphical User Interface)を表示するために利用される。
(1−2)関連情報取得装置に搭載された各種機能
次に、本関連情報取得装置1に搭載された各種機能について説明する。本関連情報取得装置1には、定期的(例えば1週間又は1か月ごと)に、又は入力装置7を介して入力されたユーザからの指示に応じて非定期に、過去の事例間の関連性を検出し、検出した事例間の関連性に基づいて過去の事例を複数のクラスタに分類し、これらのクラスタごとに、そのクラスタを特徴付ける単語(当該クラスタに属する各事例の特徴を表す単語)をラベルとして付与する事例クラスタリング機能が搭載されている。
実際上、本関連情報取得装置1では、過去のすべての事例の対応履歴文書が記憶装置4の事例格納部17に蓄積されている。そして関連情報取得装置1は、定期的又は非定期に、事例格納部17に対応履歴文書が蓄積された各事例について、その事例の対応履歴文書から当該事例の特徴を表す単語を特徴語としてそれぞれ抽出し、抽出した特徴語を他の事例の対応履歴文書とそれぞれ比較することにより、事例ごと類似の度合を数値として算出する。以下においては、この数値を類似度と呼ぶものとする。
また関連情報取得装置1は、このようにして算出した事例同士の類似度が予め設定された閾値(以下、これを類似度閾値と呼ぶ)以上の事例同士を相互に関連性を有する事例として検出する。そして関連情報取得装置1は、このようにして検出した事例間の関連性に基づいて各事例を複数のクラスタに分類する。また関連情報取得装置1は、この後、各クラスタについて、そのクラスタを特徴付ける単語をラベルとしてそのクラスタに付与し、さらにクラスタごとに、そのクラスタをそれぞれ代表する事例(以下、これを代表事例と呼ぶ)をそれぞれ抽出する。
一方、関連情報取得装置1には、顧客から与えられた新規の問合せに類似する事例の検索指示が与えられた場合に、その問合せの内容に応じた問合せ文に記述された事象の原因及び対処方法を調べる際に参考となり得る事例(問合せ文に対して最適な事例のことであり、以下、これを問合せ又は問合せ文に対する最適事例と呼ぶ)が属するクラスタを検索により取得し、取得したクラスタのラベルとそのクラスタを代表する事例とをユーザに提示する最適事例取得機能が搭載されている。
実際上、関連情報取得装置1は、ユーザにより入力装置7が操作されて、顧客からの問合せ内容を表す文書(以下、これを問合せ文と呼ぶ)と、その問合せ文と類似する問合せ内容の事例の検索指示とが与えられると、その問合せ文を特徴付ける単語を当該問合せ文の特徴語として抽出する。
そして関連情報取得装置1は、抽出した問合せ文の特徴語を利用して、過去の事例の中から、問合せ文と問合せ内容が類似する事例を検索する。また関連情報取得装置1は、この検索により取得した各事例がそれぞれ属するクラスタを特定すると共に、これらのクラスタごとにそのクラスタのラベルと代表事例とをそれぞれ取得し、取得したラベル及び代表事例をクラスタごとに区分して表示装置8に表示する。
以上のような事例クラスタリング機能及び最適事例取得機能を実現するための手段として、関連情報取得装置1のメモリ3には、上述のように事例管理部11、特徴語抽出部12、入力文書受付け部13、事例検索部14及び検索結果表示部15が格納され、記憶装置4には、事例間関連情報18、クラスタ情報19及び辞書情報20が格納されている。
事例管理部11は、記憶装置4の事例格納部17に対応履歴文書が格納された事例間の関連性を検出する機能を有するプログラムであり、事例間関連検出部30及びクラスタ作成部31から構成される。
事例間関連検出部30は、事例同士の類似度を算出し、算出した類似度に基づいて関連性を有する事例同士を検出し、検出した関連性を有する事例同士を事例間関連情報18に格納する機能を有するモジュールである。またクラスタ作成部31は、事例間関連検出部30により検出された事例間の関連性に基づいて、各事例を、関連性の高い事例同士を集めた複数のクラスタに分類する機能を有するモジュールである。クラスタ作成部31は、クラスタごとに、そのクラスタの特徴を表す単語をラベルとして当該クラスタに付与すると共に代表事例を抽出し、抽出結果をクラスタ情報19に格納する機能をも備える。
また特徴語抽出部12は、記憶装置4の事例格納部17に格納された各事例の対応履歴文書や、ユーザにより入力された顧客からの問合せ内容を表す問合せ文から特徴語を抽出する機能を有するプログラムである。特徴語抽出部12は、各事例の対応履歴文書や、新規の問合せの問合せ文から同じ辞書を利用して特徴語をそれぞれ抽出する。
入力文書受付け部13は、ユーザにより入力された問合せ文を受付ける機能を有するプログラムである。
事例検索部14は、ユーザにより入力された問合せ文に対する最適事例を検索により取得等する事例取得部として機能を有するプログラムであり、検索実行部32、クラスタ特定部33及び代表事例取得部34から構成される。
検索実行部32は、入力文書受付け部13が受付けた問合せ文に対する最適事例を事例格納部17に格納された事例の中から検索して取得する機能を有するモジュールである。またクラスタ特定部33は、検索実行部32により取得された各事例がそれぞれ属するクラスタを特定すると共に、これらのクラスタに当該クラスタを特徴付ける単語をラベルとして付与する機能を有するモジュールであり、代表事例取得部34は、クラスタ特定部33により特定された各クラスタの代表事例をそれぞれ取得する機能を有するモジュールである。
さらに検索結果表示部15は、上述のようにして取得されたクラスタのラベルや代表事例等の情報が掲載された図6について後述する結果出力画面50を生成して表示装置8に表示する機能を有するプログラムである。
一方、事例間関連情報18は、事例管理部11の事例間関連検出部30により検出された事例間の関連性と、事例管理部11のクラスタ作成部31により各事例が分類されたクラスタを管理するための情報であり、図2に示すように、関連元事例ID欄18A、関連先事例ID欄18B及びクラスタ番号欄18Cを備えるテーブル構造を有する。
そして関連元事例ID欄18Aには、記憶装置4の事例格納部17に対応履歴文書が格納された各事例にそれぞれ付与された識別子(以下、これを事例IDと呼ぶ)が格納され、関連先事例ID欄18Bには、対応する関連元事例ID欄18Aに事例IDが格納された事例と関連性を有すると事例間関連検出部30により判定された事例の事例IDが格納される。またクラスタ番号欄18Cには、対応する関連元事例ID欄18Aに事例IDが格納された事例と、対応する関連先事例ID欄18Bに事例IDが格納された事例とが属するクラスタに付与された識別番号(以下、これをクラスタ番号と呼ぶ)が格納される。
従って、図2の例の場合、事例IDが「100」の事例は事例IDが「120」、「180」及び「200」の各事例と関連性を有しており、これら事例IDが「100」、「120」、「180」及び「200」の各事例は、それぞれ「1」というクラスタ番号が付与されたクラスタに属することが示されている。
またクラスタ情報19は、クラスタ作成部31により作成されたクラスタを管理するための情報であり、図3に示すように、クラスタ番号欄19A、ラベル欄19B及び代表事例欄19Cを備えるテーブル構造を有する。そしてクラスタ番号欄19Aには、クラスタ作成部31により作成された各クラスタのクラスタ番号がそれぞれ格納され、ラベル欄19Bには、対応するクラスタに付与されたラベルが格納される。また代表事例欄19Cには、対応するクラスタの代表事例として抽出された各事例の事例ID及びその事例の後述するスコアが、当該スコアの大きい順に並べて格納される。
従って、図3の例の場合、現在、それぞれ「1」〜「5」というクラスタ番号が付与された5つのクラスタが存在しており、例えばクラスタ番号が「1」のクラスタには「電源」及び「故障」というラベルが付与され、クラスタ番号が」「2」のクラスタには「マザーボード」及び「故障」というラベルが付与され、その代表事例として事例IDが「140」、「360」及び「480」で、スコアがそれぞれ「95」、「88」及び「86」の事例が抽出されていることが示されている。
辞書情報20は、特徴語抽出部12が過去の事例の対応履歴文書や、顧客からの新規の問合せの内容を表す問合せ文から特徴語を抽出する際に利用する辞書を表す情報である。この辞書情報20は、専門語情報35及び検索履歴情報36から構成される。
専門語情報35は、対象とする製品のマニュアル及び又は当該製品に関連する分野の資料にキーワードとして現れる単語である専門語が登録された辞書(以下、これを専門語辞書と呼ぶ)に関する情報であり、検索履歴情報36は、例えば図4に示すような過去に実行された問合せ文に類似する問合せ内容の事例の検索処理時にキーワードとして利用された単語等が登録された辞書(以下、これを検索履歴辞書と呼ぶ)に関する情報である。専門語辞書には、例えば、対象とする製品のマニュアルの索引に掲載された単語が登録され、検索履歴辞書には、例えば既に運用されている他の関連情報取得装置1の検索履歴辞書に登録された単語が登録される。
(1−3)各種画面の構成
図5は、所定操作により関連情報取得装置1の表示装置8に表示され得る問合せ文入力画面40の構成例を示す。この問合せ文入力画面40は、コールセンタ等においてユーザが顧客からの問合せに応じた問合せ文を検索対象として入力するための画面であり、問合せ文用テキストボックス41及び検索ボタン42を備えて構成される。
そして問合せ文入力画面40では、ユーザが入力装置7を操作して問合せ文用テキストボックス41にかかる問合せ文を入力し、その後、検索ボタン42をクリックすることにより、その問合せ文を検索対象とした検索指示を関連情報取得装置1に与えることができる。
また図6は、かかる問合せ文入力画面40の検索ボタン42をクリック後、暫くしてから表示装置8に表示される結果出力画面50の結果出力画面の構成例を示す。この結果出力画面50は、かかる検索指示に基づき関連情報取得装置1において実行された、問合せ文に対する最適事例の検索処理の処理結果を表示するための画面であり、問合せ文表示フィールド51及び結果表示フィールド52を備えて構成される。
そして問合せ文表示フィールド51には、問合せ文表示欄53が設けられ、当該問合せ文表示欄53内に検索対象の問合せ文(問合せ文入力画面40の問合せ文用テキストボックス41にユーザが入力した問合せ文)が表示される。
また結果表示フィールド52には、かかる検索処理の結果検出された、問合せ文に対する最適各事例がそれぞれ属するクラスタごとに区分されて、そのクラスタに付与されたラベルと、そのクラスタの代表事例の事例IDと、その代表事例の対応履歴文書の一部又は全部とが一覧表示される。この際、代表事例の対応履歴文書は、対応する代表事例の図3について上述したスコアの大きい順に並べて表示される。
従って、図6の例の場合、「パソコン機種AA-1001で電源が入らない」という問合せ文に対して、「電源」及び「故障」というラベルが付与されたクラスタと、「マザーボード」及び「故障」というラベルが付与されたクラスタとが問合せ文に類似する問合せ内容の事例が属するクラスタとして検出されたことが示されている。
また図6では、例えば、「電源」及び「故障」というラベルが付与されたクラスタについては、「140」、「360」及び「480」という事例IDがそれぞれ付与された事例が代表事例として決定されており、そのうち「140」という事例IDが付与された事例の場合、その対応履歴文書の内容が「パソコンのスイッチが入らず・・・電源ユニット(DGN-10000)が・・・」という内容であることが示されている。
(1−4)事例クラスタリング機能及び最適事例取得機能に関連する各種処理
次に、上述した事例クラスタリング機能及び最適事例取得機能に関連して関連情報取得装置1において実行される各種処理の具体的な処理内容について説明する。なお、以下においては、各種処理の処理主体を「プログラム」や「モジュール」として説明するが、実際にはその「プログラム」や「モジュール」に基づいて関連情報取得装置1のCPU2(図1)がその処理を実行することは言うまでもない。
(1−4−1)事例間関連検出処理
図7は、上述の事例クラスタリング機能に関連して関連情報取得装置1の事例間関連検出部30(図1)により実行される事例間関連検出処理の具体的な処理手順を示す。この事例間関連検出処理は、定期的に又はユーザからの処理実行指示を受けて非定期に実行される。
事例間関連検出部30は、この事例間関連検出処理を開始すると、まず、記憶装置4の事例格納部17に対応履歴文書が格納された事例の中から1つの事例の対応履歴文書をメモリ3のワークエリア16に読み込む(SP1)。そして事例間関連検出部30は、特徴語抽出部を呼び出し(SP2)、この後、ワークエリア16に対応履歴文書を読み込んだ事例(以下、これを対象事例と呼ぶ)の特徴語が特徴語抽出部12(図1)により抽出されるのを待ち受ける(SP3)。
そして事例間関連検出部30は、やがて対象事例の特徴語が後述のように特徴語抽出部12から通知されると、事例格納部17に対応履歴文書が格納された事例の中から対象事例とは別の他の事例を1つ選択する(SP4)。また事例間関連検出部30は、ステップSP4で選択した他の事例(以下、これを選択他事例と呼ぶ)の対応履歴文書の文字成分と、ステップSP3で特徴語抽出部12から通知された特徴語との比較(概念検索)を行い、選択他事例と対象事例との類似度を算出する(SP5)。
続いて、事例間関連検出部30は、ステップSP5で算出した類似度が上述の類似度閾値以上であるか否かを判断する(SP6)。そして事例間関連検出部30は、この判断で否定結果を得るとステップSP8に進む。
これに対して、事例間関連検出部30は、ステップSP6の判断で肯定結果を得ると、対象事例と選択他事例との関連を事例間関連情報18(図2)に登録する(SP7)。具体的に、事例間関連検出部30は、対象事例の事例IDを事例間関連情報18の関連元事例ID欄18Aに格納し、選択他事例の事例IDを当該関連元事例ID欄18Aと同じ行の関連先事例ID欄18Bに格納する。
次いで、事例間関連検出部30は、対象事例以外のすべての他の事例についてステップSP5〜ステップSP7の処理を実行し終えたか否かを判断する(SP8)。そして事例間関連検出部30は、この判断で否定結果を得るとステップSP4に戻り、この後、ステップSP4で選択する事例を対象事例以外の未処理の他の事例に順次切り替えながらステップSP4〜ステップSP8の処理を繰り返す。
事例間関連検出部30は、やがて対象事例以外のすべての他の事例についてステップSP5〜ステップSP7の処理を実行し終えることによりステップSP8で肯定結果を得ると、事例格納部17に対応履歴文書が格納されたすべての事例についてステップSP2〜ステップSP8の処理を実行し終えたか否かを判断する(SP9)。そして事例間関連検出部30は、この判断で否定結果を得るとステップSP1に戻り、この後、ステップSP1でメモリ3のワークエリア16に対応履歴文書を読み込む事例を未処理の他の事例に順次切り替えながらステップSP1〜ステップSP8の処理を繰り返す。
そして事例間関連検出部30は、やがてすべての事例についてステップSP2〜ステップSP8の処理を実行し終えることによりステップSP9で肯定結果を得ると、この事例間関連検出処理を終了し、この後、クラスタ作成部31を呼び出す。
(1−4−2)特徴語抽出処理
図8は、上述した事例間関連検出処理のステップSP2で事例間関連検出部30により呼び出された特徴語抽出部12により実行される特徴語抽出処理の具体的な処理手順を示し、図9は、特徴語抽出処理の概要を示す。
特徴語抽出部12は、事例間関連検出部30により呼び出されると、この図8に示す特徴語抽出処理を開始し、まず、TF−IDF(Term Frequency - Inverse Document Frequency)等の統計的手法を用いて対象文書(ここでは対象事例の対応履歴文書)62から当該対象文書62を特徴付ける単語(例えば出現頻度の多い単語)をすべて抽出し、抽出したこれらの単語を登録した第1の単語リスト60(図9)をメモリ3のワークエリア16に作成する(SP10)。
続いて、特徴語抽出部12は、第1の単語リスト60と、辞書情報の1つである検索履歴辞書(検索履歴情報36)とを比較して、第1の単語リスト60から検索履歴辞書(検索履歴情報36)に存在しない単語を除去する(SP11)。
この処理により、統計的手法により抽出した当該対象文書62を特徴付ける単語の中から過去の検索で使われていない単語を除去することができる。例えばメールで多く出現する「お世話になっております」及び「よろしくお願いいたします」といった文に含まれる単語や、メールの署名に含まれる会社名及び個人名などの問合せに対する回答を得るのに関係のないノイズを除去することができる。なお、検索履歴情報36に使用回数や日付(集計期間)などの情報を併せて含ませることにより、使用回数が上位数十%(例えば上位30%)の単語のみ残すという手法や、所定期間内の使用回数が100回以上の単語のみを残すという手法を適用することもできる。
次いで、特徴語抽出部12は、対象文書62と、辞書情報のもう1つである専門語辞書(専門語情報35)とを比較して、対象文書62と専門語辞書(専門語情報35)との双方に含まれる単語をすべて抽出し、抽出したこれらの単語を登録した第2の単語リスト61(図9)をメモリ3のワークエリア16に作成する(SP12)。
この処理により、出現回数が極端に少ないなどの理由により統計的手法によって抽出できなかった単語であるが、対象文書62にとって意味のある単語を抽出することができる。また新製品の機能などに関する単語は検索履歴辞書(検索履歴情報36)にほとんど含まれていないと考えられ、このためステップSP11の処理で多くの単語が排除されることが予想されるが、このステップSP12の処理により、対象文書62を特徴付ける単語を抽出することが可能となる。
この後、特徴語抽出部12は、ステップSP10で作成した第1の単語リスト60と、ステップSP12で作成した第2の単語リスト61とを足し合わせる(マージする)ことにより第1及び第2の単語リスト60,61にそれぞれ登録された単語を対象文書62の特徴語63として取得する(SP13)。
なお第1及び第2の単語リスト60,61を単に足し合わせるだけでなく、第1及び第2の単語リスト60,61のどちらかを重要視できるように、重要視する第1又は第2の単語リスト60,61に重みを持たせて足し合わせる(例えば、第1の単語リスト60に登録された単語と、第2の単語リスト61に登録された単語とを、数の比が10:8の割合となるように第1及び第2の単語リスト60,61にそれぞれ登録された単語を足し合わせる)ようにしても良い。
そして特徴語抽出部12は、この後、この特徴語抽出処理を終了し、上述のようにして得られた対象文書62の特徴語63を事例間関連検出部30に通知する。
以上のように辞書として検索履歴辞書だけでなく専門語辞書をも利用することにより、明らかにその製品や分野に関わる用語の抽出漏れを防ぐことができる。
(1−4−3)クラスタ作成処理
図10は、図7について上述した事例間関連検出処理の終了後に事例間関連検出部30により呼び出されたクラスタ作成部31(図1)により実行されるクラスタ作成処理の具体的な処理手順を示す。
クラスタ作成部31は、事例間関連検出部30により呼び出されると、この図10に示すクラスタ差作成処理を開始し、まず、直前の事例間関連検出処理で作成された事例間関連情報18(図2)を利用して、関連性を有する事例同士を同じクラスタに分類するクラスタリング処理を実行する(SP20)。
実際上、クラスタ作成部31は、まず、事例間関連情報18を参照して図11に示すようなグラフGを作成する。このグラフGは、各事例とそれぞれ対応付けられたノードNDのうち、事例間関連情報18に関連性を有する事例として登録されている事例同士をエッジEDと呼ばれる線で繋いだものである。
またクラスタ作成部31は、このようにして作成したグラフGに対して、各事例の特徴語に基づいて各事例をk-means法で分類するなどの一般的なクラスタリング手法を適用することにより、図12のように各事例を複数のクラスタCLに分類し、これらクラスタCLにそれぞれクラスタ番号を付与する。
続いて、クラスタ作成部31は、ステップSP20で作成した各クラスタCLに対して、そのクラスタCLを特徴付けるラベルをそれぞれ付与する(SP21)。具体的に、クラスタ作成部31は、クラスタCLごとに、そのクラスタCLに属する各事例の特徴語を集計し、より多くの事例に共通する特徴語のうちの上位数語(例えば上位10語)をそのクラスタCLのラベルとして当該クラスタCLに付与する。そしてクラスタ作成部31は、各クラスタCLに付与したラベルを対応するクラスタCLのクラスタ番号と対応付けてクラスタ情報19(図3)に格納する。
次いで、クラスタ作成部31は、クラスタCLごとに、そのクラスタCLの代表事例をそれぞれ決定し、決定したクラスタごとの代表事例をクラスタ情報19に登録する(SP22)。具体的に、クラスタ作成部31は、図12のように分類したクラスタCLごとに、そのクラスタCL内で当該クラスタCLに属する事例間の相互関連数が高い(グラフ理論における次数中心性が高い)事例のうちの上位数個(例えば上位3個)の事例をそのクラスタCLの代表事例として決定すると共に、その事例の対応するクラスタ内における他の事例との間の相互関連数をその事例のスコアとして決定する。そしてクラスタ作成部31は、決定したクラスタごとの代表事例の事例ID及びスコアをそれぞれクラスタ情報19の対応する代表事例欄19C(図3)にスコアの大きい順に並べて格納し、この後、このクラスタ作成処理を終了する。
(1−4−4)最適事例取得処理
一方、図13は、上述の最適事例取得機能に関連して関連情報取得装置1において実行される最適事例取得処理の具体的な処理手順を示す。この最適事例取得処理は、ユーザからの検索指示を受けて実行される。
実際上、関連情報取得装置1では、図5について上述した問合せ文入力画面40の問合せ文用テキストボックス41に顧客からの問合せに応じた問合せ文が入力された後に検索ボタン42がクリックされるとこの最適事例取得処理が開始され、まず、入力文書受付け部13(図1)が問合せ文入力画面40に入力された問合せ文を取り込み、これをメモリ3のワークエリア16に格納する(SP30)。そして入力文書受付け部13は、この後、特徴語抽出部12(図1)を呼び出す。
特徴語抽出部12は、入力文書受付け部13により呼び出されると、図8について上述した特徴語抽出処理を実行することにより、問合せ文からその問合せ文を特徴付ける特徴語を抽出する(SP31)。具体的には、特徴語抽出部12は、このステップSP31において、「対象文書」を「問合せ文」とした図8の特徴語抽出処理を実行する。この際、特徴語抽出部12は、記憶装置4の事例格納部17に格納された各事例の特徴語を抽出するときと同じ辞書情報20を利用して問合せ文の特徴語を抽出する。そして特徴語抽出部12は、この後、事例検索部14の検索実行部32(図1)を呼び出し、このとき得られた問合せ文の特徴語を検索実行部32に通知する。
検索実行部32は、特徴語抽出部12から呼び出されると当該特徴語抽出部12から通知された問合せ文の特徴語と、各事例の対応履歴文書とに基づいて、当該問合せ文に対する最適事例を概念検索する(SP32)。そして検索実行部32は、この後、クラスタ特定部33(図1)を呼び出し、このとき検出したすべての事例の事例IDをクラスタ特定部33に通知する。
クラスタ特定部33は、検索実行部32により呼び出されると、事例間関連情報18(図2)を参照して、検索実行部32から事例IDが通知された各事例がそれぞれ属するクラスタを特定する(SP33)。またクラスタ特定部33は、ステップSP33で特定した各クラスタの順位を決定する(SP34)。例えば、クラスタ特定部33は、ステップSP32の検索で検出した事例の上位数十件(例えば20件)がより多く属するクラスタをより上位のクラスタに決定する。そしてクラスタ特定部33は、この後、代表事例取得部34(図1)を呼び出し、このとき特定したクラスタのクラスタIDとその順位とを代表事例取得部34に通知する。
代表事例取得部34は、クラスタ特定部33により呼び出されると、クラスタ特定部33により特定された各クラスタについて、その代表事例の事例IDをクラスタ情報19(図3)からそれぞれ取得する(SP35)。そして代表事例取得部34は、この後、検索結果表示部15(図1)を呼び出し、クラスタ特定部33により通知された各クラスタのクラスタIDと、これら各クラスタの代表事例の事例IDと、各クラスタの順位とを検索結果表示部15に通知する。
検索結果表示部15は、代表事例取得部34から呼び出されると、当該代表事例取得部34から通知された各クラスタのクラスタIDと、これらクラスタの代表事例の事例IDとに基づいて、図6について上述した結果出力画面50を生成する(SP36)。
具体的に、検索結果表示部15は、代表事例取得部34から通知された各クラスタのクラスタIDに基づいて、これらクラスタのラベルをクラスタ情報19から取得すると共に、代表事例取得部34から通知されたこれらクラスタの代表事例の事例IDに基づいて、これらの事例IDが付与された各事例の対応履歴文書を事例格納部17から読み出す。そして代表事例取得部34は、このようにして得られた情報に基づいて結果出力画面50を生成する。この際、検索結果表示部15は、順位が高いクラスタの情報ほど他のクラスタの情報よりも早い順位で表示されるよう結果出力画面50を生成する。そして検索結果表示部15は、このようにして生成した結果出力画面50を表示装置8に表示させる。
そして関連情報取得装置1は、この後、この最適事例取得処理を終了する。
(1−5)本実施の形態の効果
以上のように本実施の形態の関連情報取得装置1では、問合せ文に対する最適事例が関連性の高いもの同士を集めた複数のクラスタに区分され、クラスタごとに当該クラスタを特徴付けるラベルと、その代表事例の対応履歴文書の一部又は全部とが表示される。
従って、本関連情報取得装置1によれば、ユーザが顧客からの問合に対して最適な事例を短時間で探し出すことができ、かくしてユーザの作業効率を各段的に向上させることができる。
(2)第2の実施の形態
図1との対応部分に同一符号を付して示す図14は、第2の実施の形態による関連情報取得装置70を示す。この関連情報取得装置70は、問合せ文に対する最適事例の検索処理の実行後に、ユーザが入力したキーワードを新たなキーワードとして利用してかかる検索処理を再実行させ得るようになされた点を除いて第1の実施の形態の関連情報取得装置と同様に構成されている。
図15は、図6について上述した結果出力画面50に代えて、本実施の形態による関連情報取得装置70の検索結果表示部71(図14)により表示装置8に表示される結果出力画面80の構成例を示す。この結果出力画面80は、問合せ文表示フィールド81及び結果表示フィールド82から構成され、結果表示フィールド82が第1の実施の形態の結果出力画面50(図6)の結果表示フィールド52(図6)と同様に構成されている。
一方、問合せ文表示フィールド81には、第1の実施の形態の結果出力画面50の問合せ文表示フィールド51(図6)に設けられた問合せ文表示欄53(図6)と同様の構成及び機能を有する問合せ文表示欄83に加えて、自動抽出キーワードフィールド84、追加キーワード用テキストボックス85及び再検索ボタン86が設けられている。
そして自動抽出キーワードフィールド84には、図13について上述した最適事例取得処理のステップSP32の検索処理において使用された各キーワード(ステップSP31で特徴語抽出部12により問合せ文から抽出された当該問合せ文の特徴語に相当)をそれぞれ表す文字列84Aがそれぞれ表示され、これらの文字列84Aにそれぞれ対応させてチェックボックス84Bが表示される。そしてチェックボックス84B内には、そのチェックボックス84Bをクリックすることによってチェックマーク(図示せず)を表示させることができる。
さらに追加キーワード用テキストボックス85には、自動抽出キーワードフィールド84に表示された前回の検索で利用したキーワード以外の新たなキーワードを追加して再検索を実行させる際の当該新たなキーワードを入力装置7(図1)を介して入力することができる。
かくしてユーザは、自動抽出キーワードフィールド84に表示された前回の検索処理で利用したキーワードの中から所望するキーワードに対応するチェックボックス84B内にチェックマークを表示させ、さらに追加キーワード用テキストボックス85内に所望する新たなキーワードを入力した後に再検索ボタン86をクリックすることによって、自動抽出キーワードフィールド84の対応するチェックボックス84B内にチェックマークが表示されたキーワードと、そのとき追加キーワード用テキストボックス85内に入力した新たなキーワードとを用いて、問合せ文に類似する問合せ内容の事例の再検索を実行させることができる。キーワード用テキストボックス85内に入力されたキーワードは該当問合せ文の特徴語に追加されて再検索が実行される。
一方、図14に示すように、本関連情報取得装置70のメモリ3には、検索結果表示部71、入力文書受付け部13、事例検索部14、事例管理部11及び特徴語抽出部12に加えて検索履歴反映部72が格納されている。この検索履歴反映部72は、図15について上述した本実施の形態の結果出力画面80の追加キーワード用テキストボックス85に入力されたキーワードを検索履歴辞書(検索履歴情報36)に追加登録する機能を有するプログラムである。
実際上、検索履歴反映部72は、かかる結果出力画面80において、追加キーワード用テキストボックス85に新たなキーワードが入力された後に再検索ボタン86がクリックされると、図16に示す処理手順に従って、まず、結果出力画面80の追加キーワード用テキストボックス85に入力された新たなキーワードを取得し(SP40)、取得したキーワードを検索履歴辞書(検索履歴情報36)に追加登録する(SP41)。
なお、関連情報取得装置70では、この後、再検索処理として、図13について上述した最適事例取得処理のステップSP32以降の処理が実行されるが、この際、ステップSP32において事例検索部14(図14)の検索実行部32(図14)は、そのとき結果出力画面80においてユーザが指定した新たなキーワード(自動抽出キーワードフィールド84内の対応するチェックボックス84Bにチェックマークが表示されたキーワード及び追加キーワード用テキストボックス85に入力されたキーワード)を利用した検索処理を実行することになる。
以上の構成を有する本実施の形態の関連情報取得装置70によれば、ユーザが入力したキーワードが順次検索履歴辞書(検索履歴情報36)に蓄積されるため、問合せ文に対する最適事例を検索する検索処理において、ユーザの検索方針を反映した精度の高い検索を行うことができる。かくするにつき、本関連情報取得装置70によれば、ユーザが顧客からの問合に対して最適な事例をより短時間で探し出すことができ、かくしてユーザの作業効率を各段的に向上させることができる。
(3)第3の実施の形態
図1において、90は全体として第3の実施の形態による関連情報取得装置を示す。この関連情報取得装置90は、特徴語抽出部91の構成が異なる点を除いて第1の実施の形態による関連情報取得装置1と同様に構成されている。
図17は、本関連情報取得装置90の特徴語抽出部91により実行される図8及び図9について上述した特徴語抽出処理の概要を示す。第1の実施の形態の特徴語抽出処理と異なる点は、特徴語抽出部91が、特徴語抽出処理(図8)のステップSP10において第1の単語リスト92を作成する際と、当該特徴語抽出処理のステップSP13において最終的な特徴語93を決定する際に、第1の単語リスト92に登録する単語や、最終的に取得した特徴語93にそれぞれスコア(図17において単語の後ろに付与された数値)を付与する点である。このスコアは、図8の特徴語抽出処理のステップSP10で第1の単語リスト92を作成する際に利用したTF−IDFなどの統計的手法を利用した処理において得られたその単語の頻出度などが適用される。
また第2の単語リスト61に登録された単語は、専門語辞書(専門語情報)から抽出したより重要と考えられる単語であるため固定値が付与される。本実施の形態においては、第2の単語リスト61に登録された単語に対しては、スコアの最大値である「100」が付与されるものとする(図17の「特徴語94」を参照)。ただし、第2の単語リスト61に登録された単語のスコアを、その単語の出現頻度に応じてそれぞれ可変値とするようにしても良い。
また特徴語抽出部91は、特徴語抽出処理(図8)のステップSP13において、第1及び第2の単語リスト92,61をマージする際、これら第1及び第2の単語リスト92,61に登録された各単語のスコアを考慮して、これら第1及び第2の単語リストに登録された単語を足し合わせる。例えば、特徴語抽出部91は、第1及び第2の単語リスト92,61に登録された単語を足し合わせる際に、スコアが所定値(例えば50)以下の単語を削除した上で最終的な問合せ文の特徴語を抽出する。
以上の構成を有する本実施の形態の関連情報取得装置90によれば、過去の事例や問合せ文の特徴語を抽出する際、より厳選された単語を特徴語として抽出することができるため、問合せ文問合せ文に対する最適事例として、より厳選された事例を検出することができる。かくするにつき、本関連情報取得装置90によれば、ユーザが顧客からの問合に対して最適な事例をより短時間で探し出すことができ、かくしてユーザの作業効率を各段的に向上させることができる。
(4)第4の実施の形態
図1との対応部分に同一符号を付して示す図18は、第4の実施の形態による関連情報取得装置100を示す。この関連情報取得装置100は、対象文書(ここでは問合せ文。以下、同様。)にエラーコードが含まれている場合に、そのエラーコードを特徴語の1つとして対象文書から抽出し得るようになされた点を除いて第1の実施の形態の関連情報取得装置1と同様に構成されている。
実際上、本実施の形態の関連情報取得装置100の場合、記憶装置4には、辞書情報101として、専門語辞書の情報である専門語情報35と、検索履歴に基づき作成した検索履歴辞書の情報である検索履歴情報36とに加えて、該当機種のエラーコードのルール(例えば「ERR-の後に数字5桁」など)が記述されたエラーコード情報102が格納されている。
そして特徴語抽出部103は、図13について上述した最適事例取得処理のステップSP31において、図19に示すように、図8及び図9について上述した第1の実施の形態の特徴語抽出処理と同様の処理に加えて、対象文書105にエラーコードが含まれている場合に、そのエラーコードをエラーコード情報102を用いて対象文書105から抽出する。また特徴語抽出部103は、抽出したエラーコードを登録した第3の単語リスト104を作成し、第1〜第3の単語リスト60,61,104を足し合わせる(マージ)することにより、その対象文書105の特徴語106を抽出する。
図20は、図13について上述した最適事例取得処理のステップSP31において本実施の形態の特徴語抽出部103により実行される特徴語抽出処理の具体的な処理手順を示す。特徴語抽出部103は、かかる最適事例取得処理のステップSP30において入力文書受付け部13により呼び出されると、この図20に示す特徴語抽出処理を開始し、ステップSP50〜ステップSP52を図8について上述した特徴語抽出処理のステップSP10〜ステップSP12と同様に処理することにより、第1及び第2の単語リスト60,61を作成する。
続いて、特徴語抽出部103は、対象文書105にエラーコードが含まれている場合に、エラーコード情報102を参照して、そのエラーコードを対象文書105から抽出し、抽出したエラーコードを登録した第3の単語リスト104を作成する(SP53)。
次いで、特徴語抽出部103は、上述のようにして作成した第1〜第3の単語リスト60,61,104にそれぞれ登録された単語を足し合わせる(マージ)ことにより、対象文書105の最終的な特徴語106を取得する(SP54)。
そして特徴語抽出部103は、この後、この特徴語抽出処理を終了し、このとき得られた問合せ文の特徴語を検索実行部32に通知する。
以上の構成を有する本実施の形態の関連情報取得装置100によれば、例えば問合せ文にエラーコードが含まれている場合に、当該エラーコードをも特徴語として抽出することができるため、ユーザが顧客からの問合に対する原因究明や回答の作成をより短時間で行うことができる。かくするにつき本関連情報取得装置100によれば、ユーザの作業効率を各段的に向上させることができる。
(5)他の実施の形態
なお上述の第1〜第4の実施の形態においては、本発明を図1、図14又は図18のように構成された関連情報取得装置1,70,90,100に適用するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、それぞれ顧客からの問合せと当該問合せに対する回答とを含む対応履歴文書が蓄積された過去の事例の中から、顧客からの新たな問合せの内容に応じた問合せ文問合せ文に対する最適事例を取得する、この他種々の構成を有する装置に広く適用することができる。
また上述の第1〜第4の実施の形態においては、過去の事例の対応履歴文書を関連情報取得装置1,70,90,100内に保持しておくようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、過去の事例の対応履歴文書を関連情報取得装置1,70,90,100の外部の記憶装置に蓄積しておくようにしても良い。
さらに上述の第1〜第4の実施の形態においては、辞書として、専門語辞書及び検索履歴辞書の2つの辞書を用いて事例や問合せ文から特徴語を抽出するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、これらの辞書に加えて他の辞書を適用し、又は、専門語辞書及び検索履歴辞書のうちのいずれか一方のみ(第2の実施の形態の場合には検索履歴辞書のみ)を用いてかかる特徴語を抽出するようにしても良い。
さらに上述の第1〜第4の実施の形態においては、クラスタ情報19(図3)の代表事例欄19Cに、対応するクラスタの代表事例の事例IDと併せてこれら代表事例のそのクラスタ内における他の事例との間の相互関連数をその代表事例のスコアとして格納するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば、各代表事例に対して対応するクラスタ内における他の事例との間の相互関連数の大きい順に順位を付与し、その順位をその代表事例のスコアとしてクラスタ情報19(図3)の代表事例欄19Cに格納するようにしても良い。
さらに上述の第2の実施の形態においては、追加キーワードとして入力されたキーワードを無条件で検索履歴辞書(検索履歴情報36)に追加するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば、追加キーワードとして入力されたキーワードの一覧を所定のタイミングでユーザに提示し、ユーザの判断で検索履歴辞書(検索履歴情報36)に追加するか否かを決定できるようにしても良い。
さらに上述の第4の実施の形態においては、辞書情報101を専門語情報35、検索履歴情報36及びエラーコード情報102から構成するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、エラーコードをすべて専門語情報35に登録することによりエラーコード情報102を省略するようにしても良い。
さらに上述の第4の実施の形態においては、問合せ文にエラーコードが含まれている場合に、そのエラーコードを特徴語の1つとして問合せ文から抽出するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、エラーコード以外の各種メッセージやエラーコードを含む各種メッセージに付与されたコードをメッセージコード情報として予め保持し、問合せ文にメッセージコードが含まれている場合に、メッセージコード情報を参照して、そのメッセージコードを問合せ文から抽出し、抽出したメッセージコードを登録した第4の単語リストを作成し、作成した第4の単語リストと、第1及び第2の単語リスト60,61とにそれぞれ登録された単語を足し合わせる(マージ)ことにより、問合せ文の最終的な特徴語を取得するようにしても良い。
さらに上述の第2〜第4の実施の形態においては、本発明を第1の実施の形態に適用するようにした場合について述べた、本発明はこれに限らず、第2〜第4の実施の形態の発明を組み合わせて関連情報取得装置を構築するようにしても良い。
本発明は、それぞれ顧客からの問合せと当該問合せに対する回答とを含む対応履歴文書が蓄積された過去の事例の中から、顧客からの新たな問合せの内容に応じた問合せ文と問合せの内容が類似する事例を検索する種々の構成の装置に広く適用することができる。
1,70,90,100……関連情報取得装置、2……CPU、3……メモリ、4……記憶装置、7……入力装置、8……表示装置、11……事例管理部、12,72,91,103……特徴語抽出部、14……事例検索部、15……検索結果表示部、17……事例格納部、18……事例間関連情報、19……クラスタ情報、20,101……辞書情報、30……事例間関連検出部、31……クラスタ作成部、32……検索実行部、33……クラスタ特定部、34……代表事例取得部、35……専門語情報、36……検索履歴情報、40……問合せ文入力画面、50,80……結果出力画面、60,92……第1の単語リスト、61……第2の単語リスト、72……検索履歴反映部、102……エラーコード情報、104……第3の単語リスト。

Claims (11)

  1. それぞれ顧客からの問合せと当該問合せに対する回答とを含む対応履歴文書が蓄積された過去の事例の中から、顧客からの新たな問合せの内容に応じた問合せ文に記述された事象の原因及び対処方法を調べる際に参考となり得る前記事例を取得する関連情報取得装置において実行される関連情報取得方法であって、
    対応する対応履歴文書から前記事例を特徴付ける特徴語をそれぞれ抽出すると共に、抽出した各前記事例の特徴語と、他の前記事例の前記対応履歴文書とに基づいて、前記事例間の関連性を検出する第1のステップと、
    検出した前記事例間の関連性に基づいて、各前記事例を関連性の高い前記事例同士を集めた複数のクラスタに分類し、前記クラスタごとに、当該クラスタを特徴付ける単語をラベルとして当該クラスタに付与すると共に当該クラスタを代表する前記事例でなる代表事例を決定する第2のステップと、
    前記問合せ文から当該問合せ文を特徴付ける特徴語を抽出し、抽出した前記問合せ文の前記特徴語と、各前記事例の前記対応履歴文書とに基づいて、前記問合せ文に記述された事象の原因及び対処方法を調べる際に参考となり得る前記事例を取得する第3のステップと、
    取得した各前記事例がそれぞれ属する1又は複数の前記クラスタを特定する第4のステップと、
    特定した前記クラスタごとの前記ラベルと、前記代表事例の前記対応履歴文書の一部又は全部とを、前記クラスタごとに区分して表示する第5のステップと
    を備え
    前記第1のステップでは、
    所定の辞書を用いて各前記事例の前記対応履歴文書から当該事例の前記特徴語をそれぞれ抽出し、
    前記第3のステップでは、
    前記第1のステップで用いた前記辞書を用いて前記問合せ文から当該問合せ文の前記特徴語を抽出し、
    前記辞書は、
    対象とする製品のマニュアル及び又は当該製品に関連する分野の資料にキーワードとして現れる単語である専門語辞書と、
    過去に実行された、問合せ文に記述された事象の原因及び対処方法を調べる際に参考となり得る事例の取得処理時にキーワードとして利用された単語が登録された検索履歴辞書とから構成され、
    前記第1及び第3のステップでは、
    前記事例の前記対応履歴文書又は前記問合せ文から統計的手法により抽出した単語であり、かつ前記検索履歴辞書に登録されている第1の単語を抽出すると共に、前記事例の前記対応履歴文書又は前記問合せ文から前記専門語辞書に登録されている第2の単語を抽出し、
    前記第1及び第2の単語を足し合わせるようにして、前記事例又は前記問合せ文の前記特徴語を抽出する
    ことを特徴とする関連情報取得方法。
  2. 前記第2のステップでは、
    前記クラスタごとに、当該クラスタに含まれる各前記事例の前記特徴語を集計し、より多くの前記事例に共通する前記特徴語のうちの上位数語を当該クラスタの前記ラベルとして当該クラスタに付与する
    ことを特徴とする請求項1に記載の関連情報取得方法。
  3. 前記第2のステップでは、
    前記クラスタごとに、当該クラスタ内の前記事例間の相互関連性が高い前記事例を当該クラスタの前記代表事例として決定する
    ことを特徴とする請求項に記載の関連情報取得方法。
  4. それぞれ顧客からの問合せと当該問合せに対する回答とを含む対応履歴文書が蓄積された過去の事例の中から、顧客からの新たな問合せの内容に応じた問合せ文に記述された事象の原因及び対処方法を調べる際に参考となり得る前記事例を取得する関連情報取得装置において実行される関連情報取得方法であって、
    対応する対応履歴文書から前記事例を特徴付ける特徴語をそれぞれ抽出すると共に、抽出した各前記事例の特徴語と、他の前記事例の前記対応履歴文書とに基づいて、前記事例間の関連性を検出する第1のステップと、
    検出した前記事例間の関連性に基づいて、各前記事例を関連性の高い前記事例同士を集めた複数のクラスタに分類し、前記クラスタごとに、当該クラスタを特徴付ける単語をラベルとして当該クラスタに付与すると共に当該クラスタを代表する前記事例でなる代表事例を決定する第2のステップと、
    前記問合せ文から当該問合せ文を特徴付ける特徴語を抽出し、抽出した前記問合せ文の前記特徴語と、各前記事例の前記対応履歴文書とに基づいて、前記問合せ文に記述された事象の原因及び対処方法を調べる際に参考となり得る前記事例を取得する第3のステップと、
    取得した各前記事例がそれぞれ属する1又は複数の前記クラスタを特定する第4のステップと、
    特定した前記クラスタごとの前記ラベルと、前記代表事例の前記対応履歴文書の一部又は全部とを、前記クラスタごとに区分して表示する第5のステップと
    を備え、
    前記第4のステップでは、
    特定した前記クラスタを順位付けし、
    前記第5のステップでは、
    順位付けされた前記クラスタの順位の順番で、前記クラスタごとの前記ラベルと、前記代表事例の前記対応履歴文書の一部又は全部とを表示する
    ことを特徴とする関連情報取得方法。
  5. 前記第4のステップでは、
    前記問合せ文に記述された事象の原因及び対処方法を調べる際に参考となり得る前記事例が属する数に応じて前記クラスタの順位を決定する
    ことを特徴とする請求項に記載の関連情報取得方法。
  6. それぞれ顧客からの問合せと当該問合せに対する回答とを含む対応履歴文書が蓄積された過去の事例の中から、顧客からの新たな問合せの内容に応じた問合せ文に記述された事象の原因及び対処方法を調べる際に参考となり得る前記事例を取得する関連情報取得装置において実行される関連情報取得方法であって、
    対応する対応履歴文書から前記事例を特徴付ける特徴語をそれぞれ抽出すると共に、抽出した各前記事例の特徴語と、他の前記事例の前記対応履歴文書とに基づいて、前記事例間の関連性を検出する第1のステップと、
    検出した前記事例間の関連性に基づいて、各前記事例を関連性の高い前記事例同士を集めた複数のクラスタに分類し、前記クラスタごとに、当該クラスタを特徴付ける単語をラベルとして当該クラスタに付与すると共に当該クラスタを代表する前記事例でなる代表事例を決定する第2のステップと、
    前記問合せ文から当該問合せ文を特徴付ける特徴語を抽出し、抽出した前記問合せ文の前記特徴語と、各前記事例の前記対応履歴文書とに基づいて、前記問合せ文に記述された事象の原因及び対処方法を調べる際に参考となり得る前記事例を取得する第3のステップと、
    取得した各前記事例がそれぞれ属する1又は複数の前記クラスタを特定する第4のステップと、
    特定した前記クラスタごとの前記ラベルと、前記代表事例の前記対応履歴文書の一部又は全部とを、前記クラスタごとに区分して表示する第5のステップと
    を備え、
    前記第1のステップでは、
    所定の辞書を用いて各前記事例の前記対応履歴文書から当該事例の前記特徴語をそれぞれ抽出し、
    前記第3のステップでは、
    前記第1のステップで用いた前記辞書を用いて前記問合せ文から当該問合せ文の前記特徴語を抽出し、
    ユーザにより入力された新たなキーワードを利用して前記問合せ文に記述された事象の原因及び対処方法を調べる際に参考となり得る前記事例を取得した場合に、当該キーワードを前記辞書に登録する
    ことを特徴とする関連情報取得方法。
  7. 前記第1及び第3のステップでは、
    前記第1及び第2の単語にそれぞれスコアを付与し、当該第1及び第2の単語の前記スコアに基づいて前記事例又は前記問合せ文の前記特徴語を抽出する
    ことを特徴とする請求項に記載の関連情報取得方法。
  8. 前記第1及び第3のステップでは、
    前記第1又は前記第2の単語の頻出度に基づいて当該第1及び第2の単語に前記スコアを付与する
    ことを特徴とする請求項に記載の関連情報取得方法。
  9. 前記辞書は、
    前記専門語辞書及び前記検索履歴辞書に加えて、メッセージに付与されたコードのルールが記述されたメッセージコード情報から構成され、
    前記第1及び第3のステップでは、
    前記第1及び第2の単語に加えて、前記メッセージコード情報に基づいて、前記問合せ文に含まれる前記メッセージコードを抽出し、
    前記第1及び第2の単語と、前記問合せ文から抽出した前記メッセージコードとを足し合わせるようにして、前記事例又は前記問合せ文の前記特徴語を抽出する
    ことを特徴とする請求項に記載の関連情報取得方法。
  10. それぞれ顧客からの問合せと当該問合せに対する回答とを含む対応履歴文書が蓄積された過去の事例の中から、顧客からの新たな問合せの内容に応じた問合せ文に記述された事象の原因及び対処方法を調べる際に参考となり得る前記事例を取得する関連情報取得装置において、
    対応する対応履歴文書又は前記問合せ文から前記事例又は前記問合せ文を特徴付ける特徴語をそれぞれ抽出する特徴語抽出部と、
    前記特徴語抽出部により抽出された各前記事例の特徴語と、他の前記事例の前記対応履歴文書とに基づいて、前記事例間の関連性を検出する事例間関連検出部と、
    前記事例間関連検出部により検出された前記事例間の関連性に基づいて、各前記事例を関連性の高い前記事例同士を集めた複数のクラスタに分類し、前記クラスタごとに、当該クラスタを特徴付ける単語をラベルとして当該クラスタに付与すると共に当該クラスタを代表する前記事例でなる代表事例を決定するクラスタ作成部と、
    前記特徴語抽出部により前記問合せ文から抽出された前記問合せ文の前記特徴語と、各前記事例の前記対応履歴文書とに基づいて、前記問合せ文に記述された事象の原因及び対処方法を調べる際に参考となり得る前記事例を取得する事例取得部と、
    前記事例取得部により取得された各前記事例がそれぞれ属する1又は複数の前記クラスタを特定するクラスタ特定部と、
    特定した前記クラスタごとの前記ラベルと、前記代表事例の前記対応履歴文書の一部又は全部とを、前記クラスタごとに区分して表示する結果表示部と
    を備え、
    前記特徴語抽出部は、
    所定の辞書を用いて各前記事例の前記対応履歴文書から当該事例の前記特徴語をそれぞれ抽出し、
    前記特徴語抽出部は、
    当該辞書を用いて前記問合せ文から当該問合せ文の前記特徴語を抽出し、
    前記辞書は、
    対象とする製品のマニュアル及び又は当該製品に関連する分野の資料にキーワードとして現れる単語である専門語辞書と、
    過去に実行された、問合せ文に記述された事象の原因及び対処方法を調べる際に参考となり得る事例の取得処理時にキーワードとして利用された単語が登録された検索履歴辞書とから構成され、
    前記特徴語抽出部は、
    前記事例の前記対応履歴文書又は前記問合せ文から統計的手法により抽出した単語であり、かつ前記検索履歴辞書に登録されている第1の単語を抽出すると共に、前記事例の前記対応履歴文書又は前記問合せ文から前記専門語辞書に登録されている第2の単語を抽出し、
    前記第1及び第2の単語を足し合わせるようにして、前記事例又は前記問合せ文の前記特徴語を抽出する
    ことを特徴とする関連情報取得装置。
  11. それぞれ顧客からの問合せと当該問合せに対する回答とを含む対応履歴文書が蓄積された過去の事例の中から、顧客からの新たな問合せの内容に応じた問合せ文に記述された事象の原因及び対処方法を調べる際に参考となり得る前記事例を取得する関連情報取得装置に、
    対応する対応履歴文書から前記事例を特徴付ける特徴語をそれぞれ抽出すると共に、抽出した各前記事例の特徴語と、他の前記事例の前記対応履歴文書とに基づいて、前記事例間の関連性を検出する第1のステップと、
    検出した前記事例間の関連性に基づいて、各前記事例を関連性の高い前記事例同士を集めた複数のクラスタに分類し、前記クラスタごとに、当該クラスタを特徴付ける単語をラベルとして当該クラスタに付与すると共に当該クラスタを代表する前記事例でなる代表事例を決定する第2のステップと、
    前記問合せ文から当該問合せ文を特徴付ける特徴語を抽出し、抽出した前記問合せ文の前記特徴語と、各前記事例の前記対応履歴文書とに基づいて、前記問合せ文に記述された事象の原因及び対処方法を調べる際に参考となり得る前記事例を取得する第3のステップと、
    取得した各前記事例がそれぞれ属する1又は複数の前記クラスタを特定する第4のステップと、
    特定した前記クラスタごとの前記ラベルと、前記代表事例の前記対応履歴文書の一部又は全部とを、前記クラスタごとに区分して表示する第5のステップと
    を備え、
    前記第1のステップでは、
    所定の辞書を用いて各前記事例の前記対応履歴文書から当該事例の前記特徴語をそれぞれ抽出し、
    前記第3のステップでは、
    前記第1のステップで用いた前記辞書を用いて前記問合せ文から当該問合せ文の前記特徴語を抽出し、
    前記辞書は、
    対象とする製品のマニュアル及び又は当該製品に関連する分野の資料にキーワードとして現れる単語である専門語辞書と、
    過去に実行された、問合せ文に記述された事象の原因及び対処方法を調べる際に参考となり得る事例の取得処理時にキーワードとして利用された単語が登録された検索履歴辞書とから構成され、
    前記第1及び第3のステップでは、
    前記事例の前記対応履歴文書又は前記問合せ文から統計的手法により抽出した単語であり、かつ前記検索履歴辞書に登録されている第1の単語を抽出すると共に、前記事例の前記対応履歴文書又は前記問合せ文から前記専門語辞書に登録されている第2の単語を抽出し、
    前記第1及び第2の単語を足し合わせるようにして、前記事例又は前記問合せ文の前記特徴語を抽出する
    処理を実行させるプログラムが格納されたことを特徴とする記憶媒体。
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