JP6198767B2 - 熱処理装置 - Google Patents
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Description
また、回転手段を有する外筒と、外筒の両端部に設けられたフランジ部と、フランジ部に懸架された複数の内筒とを有し、原料投入口から投入された被処理物を内筒内で加熱して排出口から排出する加熱処理装置において、内筒の内壁面に付着する固形物を叩き落とすハンマリング装置として、外筒内に内筒の叩打手段を設けたものもある(例えば、特許文献2参照)。詳しく説明すると、ハンマリング装置は、外筒内の原料供給口側および排出口側の2箇所に、各内筒において加熱手段から離れた軸方向両端部の表面とそれぞれ径方向へ対向するように設けられている。叩打手段の一例としては、外筒の回転中心に設けられたシャフトと、シャフトから内筒相互間に放射状に延びる複数の槌部材とを有し、外筒の自転に伴ってハンマリング装置が回転し、ハンマリング装置の槌部材が各内筒の表面を径方向へ叩打し、その衝撃により、内筒の内壁面に付着した固形物を叩き落としている。叩打手段の他の例としては、外筒内に設けられた複数の内筒の外表面間に架設された管体と、管体内に封入した遊動する球体とを有し、外筒の自転に伴ってハンマリング装置の球体が、管体内を遊動して各内筒の表面を径方向へ叩打し、その衝撃により、内筒の内壁面に付着した固形物を叩き落としている。
さらに、特許文献1の場合には、ビータ部材を複数のフィンの外端縁が炉芯管の内周面にそれぞれ当接するように配置しなければ、炉芯管の内周面に付着して処理物に対し各フィンの外端縁が衝突しないため、高度な加工精度と組立精度が必要になり、これを達成するには構造が複雑化するばかりでなく製造コストが高くなるという問題もあった。
また、特許文献2の場合には、内筒において加熱手段から離れた原料供給口側端部および排出口側端部の表面を叩打手段の槌部材や球体でそれぞれ径方向へ叩打するため、内筒の原料供給口側端部および排出口側端部では、槌部材や球体の叩打による衝撃で内筒の肉厚方向へ振動が十分に発生して付着物を叩き落とすことができる。しかし、内筒において加熱手段と近い軸方向中間箇所では、槌部材や球体による叩打箇所から軸方向へ離れるため、付着物の叩き落としに必要な内筒の肉厚方向への振動を十分に伝播させることが困難になる。
特に内筒の軸方向全長が比較的に長い場合には、槌部材や球体の叩打による衝撃を内筒の軸方向全体に亘って伝播できず、内筒の軸方向全体で付着物の叩き落としに必要な内筒の肉厚方向へ振動させることは不可能であった。
その結果、内筒において肉厚方向への振動が十分に伝播しなかった中間箇所では、付着物が落下せずにそのまま残留して排出移動を妨げる原因になるとともに、付着物の厚みが増して断熱性を帯びるため、加熱効率にも悪影響を及ぼすという問題があった。
このような問題を解決するために、ハンマリング装置の球体を内筒の表面に対して激しく叩打させたり、内筒に対するハンマリング装置の数を増やしたりして、内筒に対する衝撃をより増大させることが考えられる。
しかし、この場合には、過剰な叩打により騒音が大きくなるばかりでなく、叩打箇所における耐久性の向上も考慮しなければならず、装置全体が大型化してコスト高になるという問題がある。
したがって、回転ドラム炉の内側及び外側に沿って付着物離脱手段が配備されることなく簡単な構造で回転ドラム炉の全体の付着物を確実に剥がして排出することができる。
その結果、炉芯管の内部空間にビータ部材がフィンの外端縁を炉芯管の内周面に当接させて設けられる従来のものに比べ、回転ドラム炉の内側に沿って付着物離脱手段(ビータ部材)が配備されないため、粉状又は粉粒状の装入物の加熱処理中において異物が混入することを防止できる。回転ドラム炉の実質的な内部容積を広く確保できるから、回転ドラム炉による一回の装入物の加熱処理量も増大できる。さらに、回転ドラム炉に高度な加工精度と組立精度が必要にならず、全体構造を簡素化できて製造コストの低減化も図れる。
また、内筒において加熱手段から離れた原料供給口側端部および排出口側端部の表面を叩打手段の槌部材や球体でそれぞれ径方向へ叩打する従来のものに比べ、回転ドラム炉の外側に沿って付着物離脱手段(叩打手段の槌部材や球体)が配備されないため、回転ドラム炉の軸方向全長に影響されず、回転ドラム炉の軸方向全体に亘って付着物の剥離に必要な肉厚方向への振動をまんべんなく伝播させることができ、付着物の残留による排出不良や加熱効率の低下を防止できるとともに、騒音の増大をも防止できる。回転ドラム炉の外側に沿って複数又は多数の付着物離脱手段(叩打手段の槌部材や球体)を配備する必要がないため、全体構造を簡素化できて製造コストの低減化も図れる。
本発明の実施形態に係る熱処理装置Aは、図1〜図11に示すように、回転ドラム炉1の内部に供給された粉状体や粉粒体などからなる装入物Bを、回転ドラム炉1の外側の加熱炉2で加熱処理する際、回転ドラム炉1の軸方向端部に連設される振動部材3に対し、回転ドラム炉1の回転に伴い打撃部材4が落下移動して当たることにより、振動部材3を振動させて、振動部材3から振動が回転ドラム炉1の軸方向へ伝播されて回転ドラム炉1の軸方向全体に到達し、回転ドラム炉1の内面1aに付着した装入物Bを落下させるものである。
詳しく説明すると、本発明の実施形態に係る熱処理装置Aは、内部に供給された粉状又は粉粒状の装入物Bを加熱処理して排出させる回転ドラム炉1と、回転ドラム炉1の外側に設けられて回転ドラム炉1を加熱する加熱部2と、少なくとも回転ドラム炉1に対して設けられる振動部材3と、少なくとも回転ドラム炉1の回転に伴い落下移動して振動部材3に対し回転ドラム炉1の軸方向へ当たるように設けられる打撃部材4と、を主要な構成要素として備えている。
回転ドラム炉1の軸方向一端側には、管状の原料導入口5から装入物Bを供給するための入口部1iが形成されるとともに、直接的又は間接的に後述する振動部材3が連結される。回転ドラム炉1の軸方向他端側には、装入物Bの出口部1oが形成されている。
さらに、回転ドラム炉1は、その軸線を中心として回転自在に支持され、管状の原料導入口5から入口部1iに供給された一定量の装入物Bを回転作用により出口部1oへ向けて流しながら、後述する加熱部2からの伝導熱で加熱して、出口部1oから原料排出口6に排出させるように構成されている。
また、回転ドラム炉1の軸方向他端側には、不活性ガスなどの気体を出口部1oに向けて供給するためのガス導入口7が設けられ、加熱処理で装入物Bのから発生した有害な排ガスと共に、回転ドラム炉1の軸方向一端側に設けられる排気口8から排気されるように構成されている。
すなわち、回転ドラム炉1の入口部1iと管状の原料導入口5と間には、排ガスを通すための排気ライン8aが形成されている。
さらに、加熱部2は、回転ドラム炉1の外周を覆う形状の外筒管21と、外筒管21の外周面に沿って配置される熱源22と、を有することが好ましい。
熱源22としては、電気ヒータなどの電気的な熱源やガスバーナーなどの電気以外の熱源が用いられる。
加熱部2の具体例として、図1〜図3及び図5〜図11に示される例の場合には、外筒管21の内側に1本の回転ドラム炉1を配置し、外筒管21を回転ドラム炉1と連動させて回転自在に支持している。回転ドラム炉1において入口部1i及び出口部1oを除いた軸方向中間部が熱源22で主に加熱され、回転ドラム炉1の軸方向両端部(入口部1i及び出口部1o)を非加熱の低温部位に設定している。
図4に示される例の場合には、外筒管21の内側に複数本の回転ドラム炉1を配置している。図示例では、外筒管21の内側に4本の回転ドラム炉1が所定間隔を空けて配置されている。
また、その他の例として図示しないが、回転ドラム炉1の軸方向中間部を加熱して外筒管21の内側に2本又は3本若しくは5本以上の回転ドラム炉1を配置したり、回転ドラム炉1の軸方向全体を熱源22で加熱したり、回転不能に配備される外筒管21に対して回転ドラム炉1を回転自在に支持するなど変更することも可能である。
さらに、振動部材3は、回転ドラム炉1の軸方向一端側と、回転ドラム炉1と共に連動して回転する外筒管21の軸方向一端側とに亘って、円板状の振動部材3を直接的又は間接的に連結し、振動部材3において回転ドラム炉1及び外筒管21が連結される箇所と反対側の表面3aに沿って、後述する打撃部材4を回転ドラム炉1の内部空間1sと分離されるように配置することが好ましい。
振動部材3の配置例としては、図1〜図11に示される例の場合には、回転ドラム炉1の軸方向一端部1bと、外筒管21の軸方向一端部21aとに亘って、振動部材3を直接的に連結している。振動部材3の中央には、貫通孔3bが開穿され、貫通孔3bの内部に管状の原料導入口5を挿通させるとともに、排ガスを通すための排気ライン8aが回転ドラム炉1の入口部1i及び内部空間1sと連通するように形成されている。
また、その他の例として図示しないが、回転ドラム炉1の軸方向一端部1bと振動部材3の裏面との間に空間部が形成されるとともに、別部品の連結部材を介して回転ドラム炉1の軸方向一端側と振動部材3とを間接的に連結したり、回転ドラム炉1の軸方向一端側のみに振動部材3を回転ドラム炉1と共に連動して回転自在に連結したり変更することも可能である。
重り部4aは、球体やそれに類似する形状又はその他の形状に形成され、少なくとも回転ドラム炉1と共に連動する振動部材3の回転移動に伴い、重力で移動経路4bに沿って自由落下移動することにより、振動部材3の表面3aに対し回転ドラム炉1の軸方向へ当たって振動を発生させるように構成されている。
重り部4aの移動経路4bは、少なくとも振動部材3の表面3aと略平行な方向へ直線状に延びる形状か、又は振動部材3の表面3aと略平行な方向と振動部材3の厚み方向へ曲線状に延びる形状か、若しくは直線状に延びる部分と曲線状に延びる部分を組み合わせた形状に形成される。
さらに、移動経路4bは、重り部4aの落下移動開始位置P1と、振動部材3の表面3aと連続するように配置される落下移動終了位置P2と、を有し、落下移動開始位置P1と落下移動終了位置P2に亘って重り部4aを往復移動自在に配置されている。
これにより、打撃部材4は、回転ドラム炉1と共に連動して振動部材3を所定角度回転移動させて、移動経路4bの一部又は全部が鉛直方向になると、重り部4aを重力で一方向へ自由に落下移動させ、振動部材3が更に所定角度回転移動すると、重り部4aを重力で逆方向へ自由に落下移動させて、重り部4aの自由落下移動と、それと逆向きの復元移動を繰り返す、動力不要な構造に構成されている。
すなわち、振動部材3と回転ドラム炉1は、回転ドラム炉1の回転に伴う打撃部材4(重り部4a)の落下移動で振動部材3に発生する振動を、回転ドラム炉1の軸方向全体に亘って伝播させるように配置されている。
特に、移動経路4bは、移動経路4bの両端部を振動部材3の表面3aに連結させて、移動経路4bの両端が落下移動開始位置P1と落下移動終了位置P2になるように配置することにより、振動部材3を所定角度ずつ回転移動させる度に、移動開始位置P1と落下移動終了位置P2が入れ替わり、移動経路4bの両端においてそれぞれ落下移動した重り部4aを振動部材3の表面3aに対し突き当てることが好ましい。
さらに、打撃部材4の重り部4aは、重量が異なる複数種類が用意され、これらを必要に応じて交換することにより、振動部材3の表面3aに対する衝撃力を調整可能にすることが好ましい。
また、振動部材3の表面3aにおいて、落下移動した重り部4aが突き当たる箇所には、表面積が広い保護板4cを設けることにより、重り部4aの突き当たりによって生じる応力を振動部材3の表面3a全体に分散させることが好ましい。
それにより、振動部材3が約180度回転移動すると、いずれか一方の打撃部材4において第一の重り部4aを重力で一方向へ自由に落下移動させ、振動部材3が更に約180度回転移動すると、他方の打撃部材4において第二の重り部4aを重力で逆方向へ自由に落下移動させるようになっている。
図3,図7,図10に示される例の場合には、振動部材3の表面3aに4つの打撃部材4(重り部4a及び移動経路4b)を、それぞれ周方向へ所定間隔毎に配置している。それにより、振動部材3が約90度回転移動すると、第一の重り部4aを重力で自由に落下移動させ、振動部材3が更に約90度回転移動すると、第二の重り部4aを重力で自由に落下移動させ、それ以降は更に振動部材3が約90度回転移動する度にその他の重り部4aを順次自由落下移動させるようになっている。
図4に示される例の場合には、振動部材3の表面3aに8つの打撃部材4(重り部4a及び移動経路4b)を配置している。それにより、振動部材3が約45度回転移動する度に、重り部4aを順次自由落下移動させるようになっている。
また、その他の例として図示しないが、振動部材3の表面3aに打撃部材4(重り部4a及び移動経路4b)を1つ又は周方向へ所定間隔毎に3つ若しくは5つ以上配置するように変更することも可能である。
落下規制部41とは、回転ドラム炉1の回転角が所定角度に至るまで重り部4aの落下移動の妨げとなり、その後に回転ドラム炉1の回転角が所定角度に至った時点において、重り部4aの落下移動の妨げを解除することにより、重り部4aが勢い良く落下移動して所定の落下初速度を得るためのストッパーである。
さらに、打撃部材4の機能部分となる重り部4aや移動経路4bなどを、回転ドラム炉1の内部空間1sと分離して形成される密閉空間42に収納配置することが好ましい。
なお、打撃部材4の機能部分を収納配置した密閉空間42は、加熱部2(熱源22)の近くに配置されるため、密閉空間42を覆う部材が熱膨張したり、密閉空間42に閉じ込められた空気などの気体を熱膨張させたり不都合を生じるおそれがある。これを防止するため、密閉空間42を覆う部材には、伸縮変形可能な伸縮部を形成することが好ましい。
第一チャンバ9の上部には、回転ドラム炉1の内部空間1sで装入物Bの加熱処理により発生した排気ガスの排気口8が開設される。第一チャンバ9の下部には、回転ドラム炉1の入口部1i及び内部空間1sから飛び出た装入物Bを回収するための回収口9aが開設されている。第一チャンバ9の内部には、振動部材3及び打撃部材4が全て収納配備されている。
外筒管21の軸方向他端部21bの外側には、回転ドラム炉1の出口部1oを気密状に覆う第二チャンバ10が設けられている。第二チャンバ10の下部には、装入物Bの出口部1oから排出される装入物Bの原料排出口6を開設している。
これにより、打撃部材4の重り部4aが振動部材3に沿って落下移動し、振動部材3に対し回転ドラム炉1の軸方向へ当たって衝撃を与え、振動部材3を振動させる。この振動(衝撃波)が振動部材3から回転ドラム炉1の軸方向へ伝播されて回転ドラム炉1の軸方向全体に到達する。
これによって回転ドラム炉1の全体が肉厚方向へ振動し、回転ドラム炉1の内面1aに付着した粉状又は粉粒状の装入物Bが内面1aの全体から剥離されて排出移動可能になる。
したがって、回転ドラム炉1の内側及び外側に沿って付着物離脱手段が配備されることなく簡単な構造で回転ドラム炉1の全体の付着物を確実に剥がして排出することができる。
その結果、回転ドラム炉1の内側に沿って付着物離脱手段が配備されないため、粉状又は粉粒状の装入物Bの加熱処理中において異物が混入することを防止できる。回転ドラム炉1の実質的な内部容積を広く確保できるから、回転ドラム炉1による一回の装入物Bの加熱処理量も増大できる。さらに、回転ドラム炉1に高度な加工精度と組立精度が必要にならず、全体構造を簡素化できて製造コストの低減化も図れる。
また、回転ドラム炉1の外側に沿って付着物離脱手段が配備されないため、回転ドラム炉1の軸方向全長に影響されず、回転ドラム炉1の軸方向全体に亘って付着物の剥離に必要な肉厚方向への振動をまんべんなく伝播させることができ、付着物の残留による排出不良や加熱効率の低下を防止できるとともに、騒音の増大をも防止できる。回転ドラム炉1の外側に沿って複数又は多数の付着物離脱手段を配備する必要がないため、全体構造を簡素化できて製造コストの低減化も図れる。
この場合には、加熱部2である外筒管21の軸方向一端部21aと回転ドラム炉1の軸方向一端部1bとが振動部材3を介して一体化され、外筒管21に設けられる加熱部2で回転ドラム炉1の軸方向全体を加熱しても、振動部材3及び打撃部材4に加熱部2から熱が伝わり難い。
したがって、加熱部2から熱が影響しない低温領域に振動部材3及び打撃部材4にセットすることができる。
その結果、振動部材3及び打撃部材4は耐熱性が要求されず、加熱部2からの熱による劣化も少なく、耐久性に優れる。
この場合には、回転ドラム炉1及び振動部材3の回転に伴って、打撃部材4の重り部4aに重力が作用しても、回転ドラム炉1の回転角が所定角度に至るまでは、落下規制部41により重り部4aが落下移動を開始せずにそのまま保持される。その後に回転ドラム炉1の回転角が所定角度に至った時点で、重り部4aを勢い良く落下移動させることにより、振動部材3に対し回転ドラム炉1の軸方向へ激しく突き当たって大きな衝撃が与えられる。
したがって、重り部4aの落下移動で振動部材3に対し常に一定量の衝撃を与えることができる。
その結果、振動部材3に対する衝撃不足で回転ドラム炉1の内面1aに粉状体や粉粒体が付着したまま残留することを防止できて、作動の安定性に優れる。
この場合には、打撃部材4の機能部となる重り部4a及び移動経路4bが回転ドラム炉1の内部空間1sと分離されるため、回転ドラム炉1の内部空間1sにおける装入物Bの加熱処理に伴って排気ガスが発生しても、排気ガスが重り部4aの落下移動に影響せず、また振動部材3に対する重り部4aの突き当たりに伴って微粉状などの異物が生じても、この異物が回転ドラム炉1の内部空間1sへ漏れ出ることがない。
したがって、重り部4aを気密状態に保持して回転ドラム炉1の内部空間1sと遮断することができる。
その結果、装入物Bの加熱処理に伴って生じた排気ガスによる打撃部材4の機能劣化を防止できると同時に、振動部材3に対する重り部4aの突き当たりで生した異物が、粉状又は粉粒状の装入物Bに混入することを防止できて安全性に優れる。
この実施例1は、図1〜図4に示すように、打撃部材4の移動経路4bが、振動部材3の表面3aに対して振動部材3の表面3aと略平行な方向及び振動部材3の厚み方向へ曲線状(円弧状)に延びる形状に形成され、落下移動開始位置P1から重り部4aを円弧軌道で自由落下移動させることにより、落下移動終了位置P2において振動部材3の表面3aに対し、重り部4aが振動部材3の厚み方向へ当たって振動部材3を回転ドラム炉1の軸方向へ振動させるものである。
図1〜図4に示される例の場合には、打撃部材4が、重り部4aとなる槌4a1と、槌4a1に連結されるレバー4dと、レバー4dの基端を振動部材3の表面3aに沿って揺動自在に支持する支持部4eと、を有している。
重り部4aとなる槌4a1は、図2(a)(b)に示されるように、回転ドラム炉1と共に振動部材3が回転移動することにより、レバー4dで振動部材3の表面3aに沿った鉛直方向及び振動部材3の厚み方向へ揺動して落下移動し、振動部材3の表面3aに対して回転ドラム炉1の軸方向へ突き当たって衝撃を与える。
すなわち、図1(a)(b)に示される例の場合には、振動部材3を約180度回転移動させる度に、一対配置された打撃部材4において移動開始位置P1と落下移動終了位置P2が入れ替わり、打撃部材4のいずれか一方の重り部4a(槌4a1)を落下移動され、振動部材3の表面3aに対し突き当てて回転ドラム炉1の軸方向へ衝撃を与えている。
また、図3及び図4に示される例も同様に、振動部材3が約180度回転移動する度に、4つ配置された打撃部材4において移動開始位置P1と落下移動終了位置P2が入れ替わり、打撃部材4のいずれか一つの重り部4a(槌4a1)を落下移動させ、振動部材3の表面3aに対し突き当てて回転ドラム炉1の軸方向へ衝撃を与えている。
そのため、落下移動開始位置P1及び落下移動終了位置P2の両方に保護板4cを設けて、重り部4a(槌4a1)の突き当たりによって生じる応力を振動部材3の表面3a全体に分散させている。
図1〜図4に示される例の場合には、移動経路4bの落下移動開始位置P1で待機する重り部4a(槌4a1)のレバー4dに対し、落下規制部41となる板バネなどの弾性部材41aを圧接させることで、回転ドラム炉1の回転角が所定角度に至るまでレバー4の揺動を制止し、その後に回転ドラム炉1の回転角が所定角度に至った時点で、レバー4の揺動を開始させて重り部4a(槌4a1)が勢い良く落下移動するように構成している。
また、その他の例として、重り部4a(槌4a1)の落下規制部41を図示例以外の構造に変更することも可能である。
カバー42aの内部に打撃部材4の重り部4a(槌4a1)及び移動経路4bが配置されることで、回転ドラム炉1の内部空間1sと分離させている。
また、その他の例として図示しないが、カバー42aの形状を図示例以外の形状に変更することも可能である。
さらに、図示例のように、移動経路4bの両端部を振動部材3の表面3aに連結させてそれぞれが落下移動開始位置P1と落下移動終了位置P2になるように配置した場合には、振動部材3が所定角度(約180度)回転移動する度に、移動開始位置P1と落下移動終了位置P2を入れ替え、移動経路4bの両端において落下移動した重り部4aが振動部材3の表面3aに対し突き当たるため、効率良く衝撃波を発生させることができる。
その結果として、回転ドラム炉1の内面1aに付着した粉状又は粉粒状の装入物Bをより確実に剥がして排出できるという利点がある。
図5〜図7に示される例の場合には、重り部4aとなる球体4a2と、球体4a2よりも大径で且つ移動経路4bの周囲全体を覆うように形成される円筒体4fと、を有している。
円筒体4fは、図6(a)(b)に示されるように、少なくとも振動部材3の表面3aと略平行な方向へ直線状に延びる直線部4f1と、直線部4f1の一端から振動部材3の厚み方向へ屈曲して延びる円弧部4f2と、を連続して形成し、円弧部4f2の末端を振動部材3の表面3aに連結させてそれが落下移動終了位置P2になるように配置している。
重り部4aとなる球体4a2は、回転ドラム炉1と共に振動部材3が回転移動することにより、円筒体4fの直線部4f1及び円弧部4f2に沿った鉛直方向及び振動部材3の厚み方向へ落下移動し、振動部材3の表面3aに対して回転ドラム炉1の軸方向へ突き当たって衝撃を与える。
すなわち、図5(a)(b)に示される例の場合には、振動部材3が約180度回転移動する度に、一対配置された打撃部材4のうちいずれか一方の打撃部材4は、移動開始位置P1から第一の重り部4a(球体4a2)が円筒体4fの直線部4f1及び円弧部4f2を落下移動し、振動部材3の表面3aに対し突き当たって衝撃を与える。しかし、それと逆向きに配置された他方の打撃部材4は、落下移動開始位置P1となる直線部4f1の他端まで第二の重り部4a(球体4a2)が戻り移動しても、振動部材3の表面3aに対し突き当たることはない。
また、図7に示される例も同様に、振動部材3が約180度回転移動する度に、4つ配置された打撃部材4のうちいずれかの打撃部材4は、移動開始位置P1から重り部4a(球体4a2)が落下移動して、振動部材3の表面3aに対し突き当たる。しかし、それと逆向きに配置された打撃部材4は、落下移動開始位置P1となる直線部4f1の他端まで第二の重り部4a(球体4a2)が戻り移動しても、振動部材3の表面3aに対し突き当たることはない。
そのため、落下移動終了位置P2のみに保護板4cを設けて、重り部4a(球体4a2)の突き当たりによって生じる応力を振動部材3の表面3a全体に分散させている。
また、その他の例として図示しないが、図1〜図4に示した実施例1と同様に、移動経路4bの他端部(直線部4f1の他端)を振動部材3の表面3aに連結させてそれが落下移動終了位置P2になるように配置することにより、振動部材3が所定角度ずつ回転移動する度に、移動開始位置P1と落下移動終了位置P2を入れ替え、移動経路4bの両端において落下移動した重り部4aが振動部材3の表面3aに対し突き当たるように変更することも可能である。
それにより、屈曲部4f3で待機する重り部4a(球体4a2)が、乗り越え段差41bにより回転ドラム炉1の回転角が所定角度に至るまで重り部4a(球体4a2)の転がりを抑制し、その後に回転ドラム炉1の回転角が所定角度に至った時点で、重り部4a(球体4a2)が乗り越え段差41bを乗り越えて転がり、直線部4f1を重り部4a(球体4a2)が勢い良く落下移動するように構成している。
また、その他の例として、重り部4a(球体4a2)の落下規制部41を乗り越え段差41b以外の構造に変更することも可能である。
実施例2において打撃部材4の機能部分を収納配置する密閉空間42は、図5〜図7に示されるように、円筒体4fの内部に形成され、重り部4a(球体4a2)及び移動経路4bを回転ドラム炉1の内部空間1sと分離させている。
また、円筒体4fの内部が密閉空間42となるため、円筒体4fには、図6(a)(b)に示されるように、伸縮変形可能な伸縮部4f4を形成することで、円筒体4fの熱膨張や密閉空間42に閉じ込められた空気などの気体を吸収している。
それにより、落下移動終了位置P2において振動部材3の表面3aに対する重り部4a(球体4a2)の当たり位置を一定に保持できるという利点がある。
つまり、実施例3の打撃部材4は、図9(a)(b)に示されるように、重力で落下移動する重り部4aと、振動部材3の表面3aに沿って直線状に形成される移動経路4bと、移動経路4bの端部から振動部材3の表面3aに亘って形成される圧力伝達部材4gと、を有し、圧力伝達部材4gが、移動経路4bに沿って落下移動する重り部4aが当たる受圧部4g1と、受圧部4g1で受けた衝撃を振動部材3の表面3aに対して出力する圧出部4g2と、を有している。
圧力伝達部材4gは、その一端に移動経路4bの端部と連続するように形成される受圧部4g1と、他端に振動部材3の表面3aと連続するように形成される圧出部4g2と、を交差(直交)するように配置している。
圧力伝達部材4gにおいて少なくとも圧出部4g2は、その表面積を保護板4cと同様に広く形成することにより、重り部4a(球体4a2)の突き当たりによって生じる応力を振動部材3の表面3a全体に分散させることが好ましい。
すなわち、図8(a)(b)に示される例の場合には、振動部材3を約180度回転移動させる度に、一対配置された打撃部材4において移動開始位置P1と落下移動終了位置P2が入れ替わり、打撃部材4のいずれか一方の重り部4aを落下移動させ、圧力伝達部材4gの受圧部4g1に突き当たって、圧力伝達部材4gの圧出部4g2から振動部材3の表面3aに対し振動部材3の厚み方向へ衝撃を与えている。
また、図10に示される例も同様に、振動部材3が約180度回転移動する度に、4つ配置された打撃部材4において移動開始位置P1と落下移動終了位置P2が入れ替わり、打撃部材4のいずれか一つの重り部4aを落下移動させ、圧力伝達部材4gの受圧部4g1に突き当たって、圧力伝達部材4gの圧出部4g2から振動部材3の表面3aに対し振動部材3の厚み方向へ衝撃を与えている。
図8(a)(b),図9(a)(b)及び図10に示される例の場合には、重り部4aとして錘4a3を用い、直筒体42bが、振動部材3の表面3aと略平行な方向へ直線状に延びる円柱形状又は角柱形状などに形成される。直筒体42bの内部には、圧力伝達部材4gの受圧部4g1を気密状に配置するとともに、移動経路4bとなるレール4b1に沿って錘4a3が往復動自在に配置されている。直筒体42bの内面には、重り部4a(錘4a3)の落下規制部41として乗り越え凸部41cを設けている。図示例では、錘4a3の中央にレール4b1が貫通され、乗り越え凸部41cを環状に形成している。
図11に示されるに示される例の場合には、重り部4aとして球体4a2を用い、曲筒体4hが、振動部材3の表面3aと略平行な方向へ直線状に延びる直線部4h1を有している。直線部4h1の内部には、圧力伝達部材4gの受圧部4g1を気密状に配置するとともに、球体4a2が往復動自在に配置されている。直線部4h1の末端(両端)には、重り部4a(球体4a2)の落下規制部41として、振動部材3の回転方向と逆方向へ屈曲する屈曲部4h2が連続して形成され、屈曲部4h2と直線部4h1の末端(両端)との間に乗り越え段差41bを形成している。
したがって、移動経路4bの全体を簡単な直線状にしても重り部4aによる衝撃を振動部材3の振動に変換して確実に回転ドラム炉1の軸方向へ伝播させることができる。
その結果、回転ドラム炉1の内面1aに付着した装入物Bの剥離機能を低下させることなく、全体構造を更に簡素化できて、製造コストの低減化も図れるという利点がある。
さらに、前述した実施例2において図示例では、重り部4aとして球体4a2を落下移動させる構造であったが、これに限定されず、球体4a2に代えて、実施例3の図示例のような錘4a3を落下移動させる構造に変更してもよい。
1s 内部空間 2 加熱部
21 外筒管 21a 軸方向一端部
3 振動部材 3a 表面
4 打撃部材 4a 重り部
4b 移動経路 4g 圧力伝達部材
4g1 受圧部 4g2 圧出部
41 落下規制部 42 密閉空間
B 装入物
Claims (5)
- 内部に供給された粉状又は粉粒状の装入物を加熱処理して排出させる回転ドラム炉と、
前記回転ドラム炉の外側に設けられて前記回転ドラム炉を加熱する加熱部と、
前記回転ドラム炉に対して設けられる振動部材と、
前記回転ドラム炉の回転に伴い落下移動して前記振動部材に対し前記回転ドラム炉の軸方向へ当たるように設けられる打撃部材と、を備え、
前記振動部材と前記回転ドラム炉は、前記回転ドラム炉の回転に伴う前記打撃部材の落下移動で前記振動部材に発生する振動を、前記回転ドラム炉の軸方向全体に亘って伝播させるように配置されることを特徴とする熱処理装置。 - 前記加熱部が、前記回転ドラム炉の外周を覆う外筒管に設けられ、前記外筒管を前記回転ドラム炉と連動させて回転自在に支持し、前記回転ドラム炉と前記外筒管とに亘って前記振動部材を連結し、前記振動部材において前記回転ドラム炉及び前記外筒管が連結される箇所と反対側の表面に沿って前記打撃部材を配置することを特徴とする請求項1記載の熱処理装置。
- 前記打撃部材が、重力で落下移動する重り部と、前記振動部材の表面に沿って形成される前記重り部の移動経路と、前記回転ドラム炉の回転角度に対する前記重り部の落下移動開始時期を決める落下規制部と、を有することを特徴とする請求項1又は2記載の熱処理装置。
- 前記打撃部材の機能部分を、前記回転ドラム炉の内部空間と分離して形成される密閉空間に収納配置することを特徴とする請求項1、2又は3記載の熱処理装置。
- 前記打撃部材が、重力で落下移動する重り部と、前記振動部材の表面に沿って直線状に形成される前記重り部の移動経路と、前記移動経路の端部から前記振動部材の前記表面に亘って形成される圧力伝達部材と、を有し、
前記圧力伝達部材が、前記移動経路に沿って落下移動する前記重り部が当たる受圧部と、前記受圧部で受けた衝撃を前記振動部材の前記表面に対して出力する圧出部と、を有することを特徴とする請求項1又は2記載の熱処理装置。
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