JP5603578B2 - ロータリーキルン - Google Patents
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Description
[ロータリーキルンの構成]
まず、本実施形態のロータリーキルンの構成について説明する。図1に、本実施形態のロータリーキルンの斜視図を示す。図2に、同ロータリーキルンの分解斜視図を示す。図1、図2に示すように、ロータリーキルン1は、主に、レトルト2と、スクリューフィーダー3と、上流側フード4と、ホッパー5と、加熱部6(図1においては透過して、図2においては省略して、それぞれ示す。)と、下流側フード7と、前後一対のタイヤ8F、8Rと、架台9とを備えている。
架台9は、机状を呈している。架台9は、一対のローラー90L、90Rと、一対のローラー91L、91Rと、一対の軸受部92と、を備えている。これらの部材は、架台9上面に、前後方向に並んで配置されている。
レトルト2は、セラミック製であって、前後方向に延在する円筒状を呈している。レトルト2の外周面は、真円状を呈している。スプロケット24は、鋼製であって、レトルト2における、タイヤ8Rよりも後方に周設されている。駆動装置(図略)からの駆動力がスプロケット24に伝達されることにより、レトルト2は、ローラー90L、90R上、およびローラー91L、91R上で、軸回りに回転可能である。なお、レトルト2は、略水平に配置されているが、被処理物を流動させるため、厳密には後方から前方に向かってやや下向きに傾斜している。
加熱部6は、直方体箱状を呈している。加熱部6の内面には、ヒータ(図略)が配置されている。レトルト2は、加熱部6を前後方向に貫通している。レトルト2の軸方向(前後方向)略中央部分は、加熱部6に収容されている。
スクリューフィーダー3は、供給パイプ30(図2においては透過して示す。)とシャフト31とスクリュー32とを備えている。供給パイプ30は、軸方向(前後方向)に延びる円筒状を呈している。供給パイプ30は、上流側フード4の供給パイプ挿入孔41に挿入され、固定されている。供給パイプ30の前端は、レトルト2内部に開放されている。
タイヤ8Fは、レトルト2の前端付近の外周面に配置されている。タイヤ8Fは、一対のローラー90L、90R上に転動可能に載置されている。タイヤ8Rは、レトルト2の後端付近の外周面に配置されている。タイヤ8Rは、一対のローラー91L、91R上に転動可能に載置されている。
次に、本実施形態のロータリーキルンの、タイヤの取付方法について説明する。図5に示すように、タイヤ8Fの取付においては、まず、リンクアーム84を径方向外側に揺動させることにより、三つの保持具81の径方向内側に、比較的大きなスペースを確保する。次いで、タイヤ8Fを、レトルト2の径方向外側に配置する。それから、周方向に隣接する保持具81同士を、連結部材82により、連結する。このようにして、タイヤ8Fを、レトルト2に装着する。
次に、本実施形態のロータリーキルンの、レトルトの外周面が楕円状の場合の動きについて説明する。図7に、レトルトの外周面が楕円状の場合の、本実施形態のロータリーキルンの前方のタイヤ付近の径方向断面図を示す。なお、図7は、図5と対応している。
次に、本実施形態のロータリーキルンの、レトルトおよびタイヤが熱変形する場合の動きについて説明する。図5に示すように、外輪80が径方向内側に熱膨張する場合は、隙間83により、外輪80から保持具81に、応力が加わるのを、遮断することができる。また、レトルト2が径方向外側に熱膨張する場合は、連結部材82のコイルばね825が収縮することにより、当該変形を吸収することができる。並びに、隙間83により、レトルト2の変形を吸収することができる。また、保持具81が周方向に熱膨張する場合は、連結部材82のコイルばね825が伸張することにより、当該変形を吸収することができる。また、図4に示すように、熱変形により、外輪80の外端取付孔800と、保持具81の内端取付孔810aと、の相対的な位置関係が変わる場合は、リンクアーム84が揺動することにより、当該変化を吸収することができる。
次に、本実施形態のロータリーキルンの作用効果について説明する。本実施形態のロータリーキルン1によると、図5に示すように、外輪80と保持具81との間に、隙間83が区画されている。このため、外輪80およびレトルト2が熱により変形しても、当該変形量を隙間83が吸収することができる。したがって、レトルト2の熱膨張率とタイヤ8F、8Rの熱膨張率との差により、タイヤ8F、8Rからレトルト2に過剰な応力が加わりにくい。また、保持具81の内周面とレトルト2の外周面との間にも、隙間が区画されている。この点においても、レトルト2に過剰な応力が加わりにくい。
本実施形態のロータリーキルンと第一実施形態のロータリーキルンとの相違点は、自然状態の保持具の内周面の曲率が、レトルトの外周面の設計曲率よりも、小さく設定されている点である。ここでは、相違点についてのみ説明する。
本実施形態のロータリーキルンと第一実施形態のロータリーキルンとの相違点は、保持具、連結部材、リンクアームの配置数が、各々、六つである点である。ここでは、相違点についてのみ説明する。
本実施形態のロータリーキルンと第一実施形態のロータリーキルンとの相違点は、連結部材の構成のみである。ここでは、相違点についてのみ説明する。図10に、本実施形態のロータリーキルンの前方のタイヤの、上方に配置された連結部材付近の分解斜視図を示す。なお、図6と対応する部位については、同じ符号で示す。
以上、本発明のロータリーキルンの実施の形態について説明した。しかしながら、実施の形態は上記形態に特に限定されるものではない。当業者が行いうる種々の変形的形態、改良的形態で実施することも可能である。
24:スプロケット、30:供給パイプ、31:シャフト、32:スクリュー、40:レトルト挿入孔、41:供給パイプ挿入孔、70:レトルト挿入孔、71:ロータリーバルブ、72:ロータリーバルブ、80:外輪、81:保持具、82:連結部材、83:隙間、84:リンクアーム、85:外端用ピン部材、86:内端用ピン部材、90L:ローラー、90R:ローラー、91L:ローラー、91R:ローラー、92:軸受部。
311:スプロケット、800:外端取付孔、810:内端取付部、810a:内端取付孔、811:連結部、811a:連結孔、820:ボルト、821:ナット、822〜824:ワッシャーリング、840:外端、840a:外端孔、841:内端、841a:内端孔。
A1:中心軸、A2:中心軸。
Claims (6)
- 略水平に配置され軸回りに回転可能な筒状のレトルトと、該レトルトの外周面に配置されるリング部材と、を備えてなるロータリーキルンであって、
前記リング部材は、外輪と、三つ以上の保持具と、連結部材と、隙間と、を備え、
三つ以上の該保持具は、前記レトルトの前記外周面に当接する内周面を有し、周方向に並んで配置され、
該連結部材は、隣接する該保持具同士を弾性的に連結し、三つ以上の該保持具と共に該レトルトの該外周面を環状に囲み、
該隙間は、該外輪と、該保持具と、の間に区画され、
前記リング部材は、さらに、該隙間に配置され、該外輪と、該保持具と、を径方向に連結するリンクアームを備え、
該リンクアームは、該外輪に揺動可能に支持される外端と、該保持具に揺動可能に支持される内端と、を持ち、
該リンクアームの該外端を中心に、該リンクアームの該内端と共に、該保持具を揺動させることができ、
該リンクアームの該内端を中心に、該保持具を揺動させることができることを特徴とするロータリーキルン。 - 前記リング部材は、ローラーに転動可能に載置されるタイヤである請求項1に記載のロータリーキルン。
- 前記レトルトは、円筒状である請求項1または請求項2に記載のロータリーキルン。
- 前記保持具は、可撓性を有し、
該保持具の前記内周面は、部分円弧状を呈し、
自然状態における該保持具の該内周面の曲率と、前記レトルトの前記外周面の設計曲率と、は異なる請求項3に記載のロータリーキルン。 - 前記保持具は、三つ配置されている請求項3または請求項4に記載のロータリーキルン。
- 前記レトルトは、セラミック製である請求項1ないし請求項5のいずれかに記載のロータリーキルン。
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