JP6197492B2 - タッチパネル入力装置、タッチパネル入力装置の制御方法、およびタッチパネル入力装置の制御プログラム - Google Patents

タッチパネル入力装置、タッチパネル入力装置の制御方法、およびタッチパネル入力装置の制御プログラム Download PDF

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Description

本発明は、タッチパネル入力装置、タッチパネル入力装置の制御方法、およびタッチパネル入力装置の制御プログラムに関し、より特定的には、操作部の操作面への入力座標を光学的に決定するタッチパネル入力装置、タッチパネル入力装置の制御方法、およびタッチパネル入力装置の制御プログラムに関する。
MFP(Multifunction Peripheral)などの一般的な画像形成装置には、操作パネル(操作パネルユニット)が設けられている。操作パネルは、ソフトウェアキーなどを含む操作画面を表示する表示パネルと、表示パネル上に配置されたタッチパネル入力装置とを備えている。画像形成装置は、表示パネルに表示されたソフトウェアキーなどへのタッチを、タッチパネル入力装置にて検知し、検知した箇所のキーなどに割り当てられた処理を実行する。これにより、ユーザーは、表示パネルに表示された操作画面にタッチすることにより機器設定などの操作を行うことができるため、直感的な操作が可能となり、高い操作性が実現される。
タッチパネル入力装置がタッチを検知する方式としては、たとえば光学式、抵抗膜方式、または静電容量式など、様々な形式がある。このうち光学式タッチパネル入力装置は、表示パネルの操作面上のX軸方向の両端部に互いに対向して配置された一組の発光素子列および受光素子列と、操作面上のY軸方向の両端部に互いに対向して配置された一組の発光素子列および受光素子列とを備えている。発光素子列は、複数のLED(Light Emitting Diode)により構成されており、受光素子列は複数のPD(Photodiode)により構成されている。光学式タッチパネル入力装置は、LEDの各々からの光をPDの各々で受光することにより、操作面上を走査し、受光光量が低下したPDの位置に基づいて、タッチ位置を特定する。
光学式タッチパネル入力装置では、タッチの座標を1回検知するために表示パネルの画面全体を走査する必要がある。光学式タッチパネル入力装置は、X軸方向およびY軸方向に沿ってLEDおよびPDの組のスイッチを1組ずつオンし(LEDおよびPDの組を1組ずつ走査し)、それぞれのPDの受光量を順番に入手することにより走査を行う。これにより、光学式タッチパネル入力装置は、遮光領域を検知し、タッチの座標を検知する。
光学式タッチパネル入力装置は、構造上、パネルの大型化が容易で、センサー部が直接触れられないため、耐久性が高いといった利点を有している。近年、表示装置の大画面化への要求に応えるべく、従来採用されていた静電式タッチパネル入力装置に代わって、大画面時のコストが有利な光学式タッチパネル入力装置を採用することが検討されている。
従来の光学式タッチパネル入力装置に関する技術は、たとえば下記特許文献1および2に開示されている。
下記特許文献1には、10ミリ秒以下の時間内に、Y側/X側各発光導波路の光線を遮蔽する2つのオブジェクトの初期位置座標を取得し、2つのオブジェクトが移動した際に、その移動後に2つのオブジェクトが光線を遮蔽し検出される複数の光遮蔽信号を取得する光学式座標入力装置が開示されている。この光学式座標入力装置は、2つのオブジェクトの初期位置座標と、取得された複数の光遮蔽信号のそれぞれに基づき選択可能な全ての位置座標との間の距離をそれぞれ算出し、それが最小となる光遮蔽信号の組み合わせを特定し、その組合せから決定される位置座標を各オブジェクトの移動後における位置座標とする。
下記特許文献2には、第1指示位置のX、Y座標を検出した後、第1指示位置で遮断されたX、Y走査光路を除くX、Y走査光路の遮断位置から、第2指示位置を検出し、第1指示位置と第2指示位置の2種類の指示位置情報を同時に出力する光学式タッチパネル入力装置が開示されている。
特開2010−191942号公報 特開2004−318257号公報
従来の光学式タッチパネル入力装置には、座標の検知精度が低いという問題があった。
たとえば、タッチパネル入力装置が、1回目の走査の間に1点目のタッチを検知し、2回目の走査の間に2点目のタッチを検知した場合、タッチパネル入力装置は、1点目のタッチを検知した際に1点目のタッチの座標を特定することができるので、1点目のタッチの座標を除いた残りの座標から2点目のタッチを座標を検知することができる。一方、タッチパネル入力装置が、1回の走査の間に2点のタッチを新たに検出した場合には、タッチパネル入力装置は、真の2点のタッチの座標の他に、虚像である2点の座標(以降、ゴースト座標と呼ぶことがある)を検知し、検知した4点の座標のうちいずれの2点が真の座標であるかを判別することができない。特に、表示装置が大画面化した場合には、タッチパネル入力装置が1回の走査に要する時間(以降、サンプリング周期と呼ぶことがある)が増加し、タッチの座標を検知するのに時間を要するため、この問題は起こりやすい。
上述の場合に加えて、タッチパネル入力装置が2点のタッチの座標を検知した後で、2点のタッチの座標のX座標またはY座標が同一になり、その後2点のタッチの座標のうち少なくとも一方の、同一となった方向の座標が変化した場合、タッチパネル入力装置は、真の2点のタッチの座標の他に、2点のゴースト座標を検知し、検知した4点の座標のうちいずれの2点が真の座標であるかを判別することができない。
本発明は、上記課題を解決するためのものであり、その目的は、座標の検知精度を向上することのできるタッチパネル入力装置、タッチパネル入力装置の制御方法、およびタッチパネル入力装置の制御プログラムを提供することである。
本発明の一の局面に従うタッチパネル入力装置は、第1の方向に配列し、かつ第1の方向と直交する第2の方向に延在する複数の第1の走査光路を構成する第1の発光素子列および第1の受光素子列と、第2の方向に配列し、かつ第1の方向に延在する複数の第2の走査光路を構成する第2の発光素子列および第2の受光素子列と、前記第1の発光素子列および第1の受光素子列を用いて前記複数の第1の走査光路の走査を行い、かつ前記第2の発光素子列および第2の受光素子列を用いて前記複数の第2の走査光路の走査を行うことにより、第1および第2の走査光路によって構成されたマトリクス状の走査光路全体の走査を繰り返す走査手段と、走査手段によるマトリクス状の走査光路全体の一回の走査の結果から、遮光位置の第1および第2の方向の座標を取得する取得手段と、取得手段にて2つの遮光位置の第1および第2の方向の座標を取得した場合に、走査手段によるマトリクス状の走査光路全体の一回の走査の前の回の走査の結果から取得手段にて1つの遮光位置の第1および第2の方向の座標を取得していたか否かを判別する前回判別手段と、前の回の走査の結果から1つの遮光位置の第1および第2の方向の座標を取得していたと前回判別手段にて判別した場合に、前の回の走査の結果に基づいて、2つの遮光位置のうち1点目の遮光位置の第1および第2の方向の座標を決定し、一回の走査の結果と、1点目の遮光位置の第1および第2の方向の座標とに基づいて、2つの遮光位置のうち2点目の遮光位置の第1および第2の方向の座標を決定する前回決定手段と、前の回の走査の結果から取得手段にて1つの遮光位置の第1および第2の方向の座標を取得していなかったと前回判別手段にて判別した場合に、2つの遮光位置の第1の方向の座標の各々に対応する受光素子の受光量に基づいて、2つの遮光位置の第1の方向の座標の、第1の受光素子列からの相対的な遠近を判断する判断手段と、判断手段の判断結果に基づいて、2つの遮光位置の各々について、第1の方向の座標と第2の方向の座標との組合せを決定する決定手段とを備える。
上記タッチパネル入力装置において好ましくは、第1の受光素子列を構成する受光素子同士の間隔は、第2の受光素子列を構成する受光素子同士の間隔よりも狭い。
上記タッチパネル入力装置において好ましくは、取得手段は、第1の発光素子列および第1の受光素子列を構成する発光素子および受光素子の複数の組のスイッチを順次オンすることにより、第1の受光素子列を構成する複数の受光素子の各々の受光量を取得する第1の受光量取得手段と、第1の受光量取得手段にて取得した受光量に基づいて、遮光位置の第1の方向の座標を取得する第1の位置取得手段と、第2の発光素子列および第2の受光素子列を構成する発光素子および受光素子の複数の組のスイッチを順次オンすることにより、第2の受光素子列を構成する複数の受光素子の各々の受光量を取得する第2の受光量取得手段と、第2の受光量取得手段にて取得した受光量に基づいて、遮光位置の第2の方向の座標を取得する第2の位置取得手段とを含む。
上記タッチパネル入力装置において好ましくは、判断手段は、取得手段にて2つの遮光位置の第1および第2の方向の座標を取得した後で、2つの遮光位置の第1の方向の座標の各々に対応する発光素子および受光素子の組のスイッチをオンすることにより、2つの遮光位置の第1の方向の座標の各々に対応する受光素子の受光量を取得する第3の受光量取得手段と、第3の受光量取得手段にて取得した受光量に基づいて、2つの遮光位置の第1の方向の座標の遠近を判断する遠近判断手段とを含む。
上記タッチパネル入力装置において好ましくは、第3の受光量取得手段は、2つの遮光位置の第1の方向の座標の各々に対応する受光素子と、複数の発光素子との組のスイッチをオンすることにより、2つの遮光位置の第1の方向の座標の各々に対応する受光素子の受光量を取得する。
上記タッチパネル入力装置において好ましくは、判断手段は、第1の受光量取得手段にて取得した受光量のうち、2つの遮光位置の第1の方向の座標の各々に対応する受光素子の受光量に基づいて、2つの遮光位置の第1の方向の座標の遠近を判断する。
上記タッチパネル入力装置において好ましくは、判断手段は、1回の走査の間に、2つの遮光位置の第1および第2の方向の座標を取得手段にて新たに取得した場合に、2つの遮光位置の第1の方向の座標の遠近を判断する。
上記タッチパネル入力装置において好ましくは、判断手段は、2つの遮光位置の第1または第2の方向の座標が同一となった後で、2つの遮光位置のうち少なくともいずれか一方の同一となった方向の座標が変化した場合に、2つの遮光位置の第1の方向の座標の遠近を判断する。
本発明の他の局面に従うタッチパネル入力装置の制御方法は、第1の方向に配列し、かつ第1の方向と直交する第2の方向に延在する複数の第1の走査光路を構成する第1の発光素子列および第1の受光素子列と、第2の方向に配列し、かつ第2の方向に延在する複数の第2の走査光路を構成する第2の発光素子列および第2の受光素子列とを備えたタッチパネル入力装置の制御方法であって、第1の発光素子列および第1の受光素子列を用いて複数の第1の走査光路の走査を行い、かつ第2の発光素子列および第2の受光素子列を用いて複数の第2の走査光路の走査を行うことにより、第1および第2の走査光路によって構成されたマトリクス状の走査光路全体の走査を繰り返す走査ステップと、走査ステップにおけるマトリクス状の走査光路全体の一回の走査の結果から、遮光位置の第1および第2の方向の座標を取得する取得ステップと、取得ステップにて2つの遮光位置の第1および第2の方向の座標を取得した場合に、走査ステップにおけるマトリクス状の走査光路全体の一回の走査の前の回の走査の結果から取得ステップにて1つの遮光位置の第1および第2の方向の座標を取得していたか否かを判別する前回判別ステップと、前の回の走査の結果から1つの遮光位置の第1および第2の方向の座標を取得していたと前回判別ステップにて判別した場合に、前の回の走査の結果に基づいて、2つの遮光位置のうち1点目の遮光位置の第1および第2の方向の座標を決定し、一回の走査の結果と、1点目の遮光位置の第1および第2の方向の座標とに基づいて、2つの遮光位置のうち2点目の遮光位置の第1および第2の方向の座標を決定する前回決定ステップと、前の回の走査の結果から取得ステップにて1つの遮光位置の第1および第2の方向の座標を取得していなかったと前回判別ステップにて判別した場合に、2つの遮光位置の第1の方向の座標の各々に対応する受光素子の受光量に基づいて、2つの遮光位置の第1の方向の座標の、第1の受光素子列からの相対的な遠近を判断する判断ステップと、判断ステップでの判断結果に基づいて、2つの遮光位置の各々について、第1の方向の座標と第2の方向の座標との組合せを決定する決定ステップとを備える。
本発明のさらに他の局面に従うタッチパネル入力装置の制御プログラムは、第1の方向に配列し、かつ第1の方向と直交する第2の方向に延在する複数の第1の走査光路を構成する第1の発光素子列および第1の受光素子列と、第2の方向に配列し、かつ第2の方向に延在する複数の第2の走査光路を構成する第2の発光素子列および第2の受光素子列とを備えたタッチパネル入力装置の制御プログラムであって、第1の発光素子列および第1の受光素子列を用いて複数の第1の走査光路の走査を行い、かつ第2の発光素子列および第2の受光素子列を用いて複数の第2の走査光路の走査を行うことにより、第1および第2の走査光路によって構成されたマトリクス状の走査光路全体の走査を繰り返す走査ステップと、走査ステップにおけるマトリクス状の走査光路全体の一回の走査の結果から、遮光位置の第1および第2の方向の座標を取得する取得ステップと、取得ステップにて2つの遮光位置の第1および第2の方向の座標を取得した場合に、走査ステップにおけるマトリクス状の走査光路全体の一回の走査の前の回の走査の結果から取得ステップにて1つの遮光位置の第1および第2の方向の座標を取得していたか否かを判別する前回判別ステップと、前の回の走査の結果から1つの遮光位置の第1および第2の方向の座標を取得していたと前回判別ステップにて判別した場合に、前の回の走査の結果に基づいて、2つの遮光位置のうち1点目の遮光位置の第1および第2の方向の座標を決定し、一回の走査の結果と、1点目の遮光位置の第1および第2の方向の座標とに基づいて、2つの遮光位置のうち2点目の遮光位置の第1および第2の方向の座標を決定する前回決定ステップと、前の回の走査の結果から取得ステップにて1つの遮光位置の第1および第2の方向の座標を取得していなかったと前回判別ステップにて判別した場合に、2つの遮光位置の第1の方向の座標の各々に対応する受光素子の受光量に基づいて、2つの遮光位置の第1の方向の座標の、第1の受光素子列からの相対的な遠近を判断する判断ステップと、判断ステップでの判断結果に基づいて、2つの遮光位置の各々について、第1の方向の座標と第2の方向の座標との組合せを決定する決定ステップとをコンピューターに実行させる。
本発明によれば、座標の検知精度を向上することのできるタッチパネル入力装置、タッチパネル入力装置の制御方法、およびタッチパネル入力装置の制御プログラムを提供することができる。
本発明の一実施の形態における画像形成装置の全体構成を示す斜視図である。 本発明の一実施の形態における操作パネル装置1の構成を示すブロック図である。 制御部30のハードウェア構成を模式的に示すブロック図である。 本発明の一実施の形態におけるタッチパネル10の構成を模式的に示す平面図である。 操作パネル装置1による入力座標の検知方法を模式的に示す図である。 ゴースト座標の第1の例を模式的に示す図である。 ゴースト座標の第2の例を模式的に示す図である。 真の入力座標の検知方法を説明する図である。 本発明の一実施の形態における操作パネル装置1の動作を示すフローチャートである。 図9のステップS4のサブルーチンである。 図9のステップS5のサブルーチンである。 本発明の第1の変形例におけるタッチパネル10の構成を模式的に示す平面図である。 本発明の第2の変形例におけるタッチパネル10の構成を模式的に示す平面図である。
以下、本発明の一実施の形態について、図面に基づいて説明する。
本実施の形態においては、タッチパネル入力装置が、画像形成装置に搭載されている操作パネル装置である場合について示す。画像形成装置としては、たとえばMFP、ファクシミリ装置、複写機、またはプリンターなどがある。タッチパネル入力装置は、たとえばタブレット、PC(Personal Computer)、携帯電話、または券売機などの画像形成装置以外のものに搭載されていてもよい。タッチパネル入力装置は、表示パネルとは別体であってもよい。
本明細書において、「走査光路」とは、発光素子からの光が受光素子で受光されるまでにたどる経路であって、操作部の検知に用いられる経路を意味している。
[画像形成装置の構成]
始めに、本実施の形態におけるタッチパネル入力装置が搭載される画像形成装置の構成について説明する。
図1は、本発明の一実施の形態における画像形成装置の全体構成を示す斜視図である。
図1を参照して、画像形成装置100は、ここではスキャナー機能、ファクシミリ機能、複写機能、ネットワーク機能、BOX機能、およびプリンターとしての機能などを備えたMFPである。画像形成装置100は、原稿を光学的に読取って画像データを得るスキャナー部110と、画像データに基づいて用紙上に画像を印刷するプリントエンジン120とを主に備えている。画像形成装置100の本体上面には、スキャナー部110に原稿を送る自動原稿送り装置130が配置され、画像形成装置100の下部には、プリントエンジン120に用紙を供給する複数の給紙カセット140が配置されている。また、画像形成装置100の中央部には、プリントエンジン120によって画像を形成された用紙が排紙されるトレー150が設けられている。
画像形成装置100は、さらに、本実施の形態におけるタッチパネル入力装置としての操作パネル装置1を備えている。操作パネル装置1は、画像形成装置100の本体上面の前面側(ユーザーが位置する側)に装着されている。操作パネル装置1は、表示パネル93に表示された情報に基づいて、画像形成装置100に対してユーザーが設定や命令などを入力するための装置である。操作パネル装置1は、ユーザーからの各種の指示、数字、文字、または記号などの入力操作を受付けるための複数のハードウェアキー91と、表示パネル(表示装置)93と、タッチパネル10とを含んでいる。表示パネル93は、画像形成装置100に関する各種操作を受け付ける操作画面(メニュー画面)などの各種情報をユーザーに対して表示する。タッチパネル10は、操作部によるメニュー画面への操作(たとえばユーザーが操作画面へ指でタッチする操作)を検知する。表示パネル93は、操作部による操作を受け付ける平面である操作面CP(図2)を有している。
操作パネル装置1は、ユーザーが画像形成装置100の前に立った状態で操作しやすいように、操作面CPが水平面に対して傾斜するように取り付けられる。画像形成装置100によっては、車いすのユーザーなどにも配慮して、操作面CPの角度を調節可能であってもよい。
次に、操作パネル装置1の構成について説明する。
図2は、本発明の一実施の形態における操作パネル装置1の構成を示すブロック図である。X軸とY軸とは互いに直交しているものとする。図2中下側に操作パネル装置1を操作するユーザーが存在しているものとする。以降、操作面CPにおけるユーザーに近い側を手前側と呼び、ユーザーから遠い側を操作面CPの奥側と呼ぶことがある。
図2を参照して、操作パネル装置1は、タッチパネル10と、制御部30と、スキャン回路31と、接触判断部32と、座標検出部33とを含んでいる。
タッチパネル10は、操作面CP上に配置されている。タッチパネル10は、X軸方向に直線状に配列した複数の発光素子によって構成される発光素子列11と、X軸方向に直線状に配列した複数の受光素子によって構成される受光素子列12と、Y軸方向に直線状に配列した複数の発光素子によって構成される発光素子列13と、Y軸方向に直線状に配列した複数の受光素子によって構成される受光素子列14とを含んでいる。
スキャン回路31は、発光素子列11および13を構成する全ての発光素子、および受光素子列12および14を構成する全ての受光素子の各々に接続されている。スキャン回路31は、発光素子および受光素子を順次スキャンし、各発光素子に対応する各受光素子の入力(受光光量)を接触判断部32および座標検出部33に送信する。接触判断部32は、スキャン回路31から受信した各受光素子の入力(受光量に応じた電流量)に基づいて、操作面CPに操作部が接触したか否かの判断を行う。接触判断部32は、操作面CPに操作部が接触したと判断した場合に、接触検知信号を座標検出部33に送信する。座標検出部33は、接触判断部32からの接触検知信号をトリガとし、スキャン回路31から受信した各受光素子の入力に基づいて、走査光路が操作部によって塞がれた部分(遮光位置)に基づいて入力座標を特定し、制御部30に送信する。
制御部30は、操作パネル装置1全体の制御を行う。制御部30は、操作部による操作を受け付けた位置の座標(入力座標)を取得し、入力座標に応じた入力情報を取得する。
図3は、制御部30のハードウェア構成を模式的に示すブロック図である。
図3を参照して、制御部30は、CPU(Central Processing Unit)41と、ROM(Read Only Memory)42と、RAM(Random Access Memory)43と、シリアル通信IF44を含んでいる。CPU41は、ROM42に記憶されたプログラムに基づいて、タッチパネル10から取得した受光量に基づき入力座標を特定する処理などを行う。ROM42は、操作パネル装置1の動作を制御する制御プログラムを格納する。RAM43はCPU41の作業用のメモリである。シリアル通信IF44は、座標検出部33から出力される座標出力をCPU41に入力する。
図4は、本発明の一実施の形態におけるタッチパネル10の構成を模式的に示す平面図である。
図4を参照して、タッチパネル10は、X軸方向に直線状に配列した複数の発光素子A1〜An(nは自然数)によって構成された発光素子列11と、X軸方向に直線状に配列した複数の受光素子B1〜Bnによって構成された受光素子列12と、Y軸方向に直線状に配列した複数の発光素子C1〜Cm(mは自然数)によって構成された発光素子列13と、Y軸方向に直線状に配列した複数の受光素子D1〜Dmによって構成された受光素子列14とを含んでいる。
発光素子列11および受光素子列12は、対向しており、複数の走査光路L1を構成する。発光素子列11は操作面CPの奥側端部に配置されており、受光素子列12は操作面CPの手前側端部に配置されている。複数の走査光路L1の各々は、発光素子列11を構成する複数の発光素子A1〜Anの各々からの光が、受光素子列12を構成する複数の受光素子B1〜Bnの各々で受光されるまでにたどる経路であり、Y軸方向に延在している。
発光素子列13および受光素子列14は、対向しており、複数の走査光路L2を構成する。発光素子列13は操作面CPの左端部に配置されており、受光素子列14は操作面CPの右端部に配置されている。複数の走査光路L2の各々は、発光素子列13を構成する複数の発光素子C1〜Cmの各々からの光が、受光素子列14を構成する複数の受光素子D1〜Dmの各々で受光されるまでにたどる経路であり、X軸方向に直線状に延在している。複数の走査光路L1および複数の走査光路L2は、互いに直交しており、操作面CPに対して平行なマトリクス状の走査光路SL1を構成している。発光素子は、たとえばLEDのような、電圧を印加すると発光するデバイスよりなっており、受光素子は、たとえばPDのような、光を受けると受光量に応じた大きさの電流を発生させるデバイスよりなっている。
[操作パネル装置の基本的な動作]
続いて、操作パネル装置1の基本的な動作について説明する。
図5は、操作パネル装置1による入力座標の検知方法を模式的に示す図である。
図5を参照して、操作パネル装置1の電源(画像形成装置100の電源)がオンされると、操作パネル装置1は、タッチパネル10を用いて走査光路SL1全体の走査を行う。操作パネル装置1は、発光素子列11および受光素子列12を用いて複数の走査光路L1の走査を行い、かつ発光素子列13および受光素子列14を用いて複数の走査光路L2の走査を行う。操作パネル装置1は、X軸方向に配列したn本の走査光路L1と、Y軸方向に配列したm本の走査光路L2との合計(m+n)本の走査光路を走査する。
具体的には、操作パネル装置1は、スキャン回路31によって、発光素子A1および受光素子B1の組、発光素子A2および受光素子B2の組、発光素子A3および受光素子B3の組・・・という順番で、操作面CPの左側から右側に向かって発光素子A1〜Anおよび受光素子B1〜Bnの各々の組のスイッチをオンし、それぞれの受光素子B1〜Bnで受光した光量を入手する。
続いて操作パネル装置1は、スキャン回路31によって、発光素子C1および受光素子D1の組、発光素子C2および受光素子D2の組、発光素子C3および受光素子D3の組・・・という順番で、操作面CPの奥側から手前側に向かって発光素子C1〜Cmおよび受光素子D1〜Dmの各々の組のスイッチを順次オンし、それぞれの受光素子D1〜Dmで受光した光量を入手する。
次に操作パネル装置1は、受光素子B1〜BnおよびD1〜Dmの各々での受光量を、スキャン回路31から接触判断部32または座標検出部33に送信する。これにより、走査光路SL1の1回の走査が完了する。操作パネル装置1は、操作部を検知するまで走査光路SL1の走査を繰り返す。
ここでは、走査光路SL1内の1つの点P11が、ユーザーの指によってタッチされた場合を想定する。この場合、走査光路L1のうち、発光素子A8から受光素子B8へ向かう走査光路L1aと、発光素子A9から受光素子B9へ向かう走査光路L1bとが遮光される。同様に、走査光路L2のうち、発光素子C6ら受光素子D6へ向かう走査光路L2aと、発光素子C7から受光素子D7へ向かう走査光路L2bとが遮光される。その結果、受光素子B8、B9、D6、およびD7の受光光量が、受光光量の閾値(たとえば受光素子の最大の受光光量の70%)を下回る。
次に操作パネル装置1は、1回の走査の結果、受光光量が閾値を下回る受光素子が発生すると、走査光路SL1での遮光を検知し、受光光量が閾値を下回った受光素子の位置に基づいて遮光面積を算出(取得)する。遮光面積は、X軸方向に配列した受光素子のうち受光光量の閾値を下回ったものが占める幅と、Y軸方向に配列した受光素子のうち受光光量の閾値を下回ったものが占める幅との積として検出される。ここでは、受光素子B8、B9、D6、およびD7が占める幅に基づいて、遮光面積が「4S」と算出される。
なお、遮光面積は、受光光量が閾値を下回った受光素子に近接する他の受光素子の受光光量にさらに基づいて算出されてもよい。この場合には、算出する遮光面積の分解能を向上することができる。
次に操作パネル装置1は、算出した遮光面積が基準面積T1(たとえば「1S」)以上である場合には、操作部の接触(タッチ)を検知し、接触判断部32から座標検出部33に接触検知信号を送信する。一方、操作パネル装置1は、算出した遮光面積が基準面積T1未満である場合には、操作面CPに異物が付着したものと判断し、接触検知信号を送信しない。
操作パネル装置1は、座標検出部33で接触検知信号を受信すると、受光素子B8、B9、D6、およびD7の位置に基づいて、遮光された領域である点P11を特定する。そして操作パネル装置1は、点P11の中心の座標(点P11のX軸方向の遮光部分の中点と、Y軸方向の遮光部分の中点とで特定される座標)を入力座標として検出(取得)し、座標検出部33から制御部30に送信する。
[ゴースト座標が発生する仕組み]
次に、ゴースト座標が発生する仕組みについて説明する。
図6は、ゴースト座標の第1の例を模式的に示す図である。
図6を参照して、走査光路SL1の1回の走査の間に、ユーザーが走査光路SL1内の2点P1およびP2を指でタッチした場合を想定する。点P1は座標(x1,y1)を有する点であり、点P2は座標(x2,y2)を有する点である。
点P1およびP2がタッチされた場合、操作パネル装置1は、2つの遮光位置に関する座標x1、x2、y1、およびy2を新たに取得する。具体的には、操作パネル装置1は、受光素子列12の受光素子B4およびB12の各々の受光量の低下に基づいて、タッチによる2つの遮光位置のX軸方向の座標である座標x1およびx2を新たに取得する。同様に、操作パネル装置1は、受光素子列14の受光素子D4およびD8の各々の受光量の低下に基づいて、タッチによる2つの遮光位置のY軸方向の座標である座標y1およびy2を新たに取得する。遮光位置が2つである場合(遮光位置が互いに離れた2箇所である場合)には、遮光位置のX軸方向の座標およびY軸方向の座標のうち少なくともいずれか一方が、離散した複数の値となる。
ところで、タッチされた位置が点P1およびP2である場合の他、タッチされた位置が点P3および点P4である場合にも、操作パネル装置1は、遮光位置に関する座標x1、x2、y1、およびy2を新たに取得する。点P3は座標(x1,y2)を有する点であり、点P4は座標(x2,y1)を有する点である。
したがって、操作パネル装置1は、遮光位置に関する座標x1、x2、y1、およびy2を新たに取得した時点では、タッチされた位置が、点P1およびP2であるのか、点P3およびP4であるのかを判断することはできない。言い換えれば、真の入力座標である点P1およびP2の座標の他に、点P3および点P4というゴースト座標が発生する。
なお、走査光路SL1の1回目の走査の間にユーザーが点P1をタッチし、走査光路SL1の2回目以降の走査の間にユーザーが点P2をタッチした場合には、操作パネル装置1は、真の入力座標である点P1およびP2を検知することができる。これは、1回目の走査の結果に基づいて、操作パネル装置1はタッチされた位置が点P1であることを検知し、2回目以降の走査の結果と、点P1の座標とに基づいて、操作パネル装置1はタッチされたもう一つの位置が点P2であることを検知するからである。
図7は、ゴースト座標の第2の例を模式的に示す図である。
図7を参照して、ユーザーが、(a)に示すように走査光路SL1内の点P1を指でタッチした状態で、点P2Aを指でタッチし、続いて点P2Aをタッチした指を点P2Bの位置まで移動し、その後、(b)に示すように点P2Bをタッチした指を点P2まで移動した場合を想定する。点P2Aは任意の座標を有する点であり、点P2Bは座標(x2,y1)を有する点である。点P1のY軸方向の座標と点P2BのY軸方向の座標とは同一である。
点P1がタッチされた状態でユーザーの指が点P2Bの位置に移動した場合、操作パネル装置1は、(a)に示すように、遮光位置に関する座標x1、x2、およびy1を新たに取得する。具体的には、操作パネル装置1は、受光素子列12の受光素子B4およびB12の各々の受光量の低下に基づいて、タッチによる2つの遮光位置のX軸方向の座標である座標x1およびx2を新たに取得する。同様に、操作パネル装置1は、受光素子列14の受光素子D8の受光量の低下に基づいて、タッチによる2つの遮光位置のY軸方向の座標である座標y1を新たに取得する。
点P1がタッチされた状態でユーザーの指が点2Bから点P2に向けて移動を開始すると、操作パネル装置1は、座標y1の他に遮光位置のY軸方向の座標を新たに取得する。新たに取得した遮光位置のY軸方向の座標は、(b)に示すように、最終的には座標y2(点P2のY軸方向の座標)となる。
操作パネル装置1は、遮光位置のY軸方向の座標を新たに取得した時点では、この遮光位置が点P2Bをタッチした指が移動したものなのか、点P1をタッチした指が移動したものなのかを判断することはできない。言い換えれば、実際にタッチされた点P1およびP2の座標の他に、点P3および点P4というゴースト座標が発生する。
なお、図7においては、2つの遮光位置のY軸方向の座標が同一となった後で、一方の遮光位置のY軸方向の座標が変化した場合について示したが、判断手段は、2つの遮光位置のX軸方向が同一となった後で、2つの遮光位置のうち少なくともいずれか一方のX軸方向の座標が変化した場合にも、ゴースト座標は同様に発生する。
[真の入力座標の検知方法]
次に、真の入力座標の検知方法(虚実判定方法)について説明する。
操作パネル装置1は、遮光位置に関する座標x1、x2、y1、およびy2を取得した場合に、真の入力座標を以下の方法により検知する。
図8は、真の入力座標の検知方法を説明する図である。
図8を参照して、操作パネル装置1は、遮光位置に関する座標x1、x2、y1、およびy2を取得した後で、座標x1に対応する受光素子B4と、座標x1に対応する発光素子A4との組のスイッチをオンすることにより、受光素子B4の受光量LA1を取得する。なお、受光素子B4および発光素子A4とともに、発光素子A4に隣接する発光素子A3およびA5のスイッチも同時にオンされる(つまり、座標x1に対応する受光素子B4と、座標x1に対応する発光素子A3〜A5との組のスイッチがオンされる)ことが好ましい。
操作パネル装置1は、座標x2に対応する受光素子B12と、座標x2に対応する発光素子A12との組のスイッチをオンすることにより、受光素子B12の受光量LA2を取得する。なお、受光素子B12および発光素子A12とともに、発光素子A12に隣接する発光素子A11およびA13のスイッチも同時にオンされる(つまり、座標x2に対応する受光素子B12と、座標x2の近傍に存在する発光素子A11〜A13との組のスイッチがオンされる)ことが好ましい。
操作パネル装置1は、受光量LA1およびLA2に基づいて、座標x1およびx2の受光素子列12からの相対的な遠近を判断する。受光素子から遮光位置までの距離が大きいほど、発光素子からの光の回折効果は大きくなり、受光素子での受光量は大きくなる。点P2と受光素子B12との距離は、点P1と受光素子B4との距離よりも大きいので、受光素子B12には受光素子B4よりも多量の回折光が入射する。その結果、受光素子B12での受光量LA2は、受光素子B4での受光量LA1よりも大きくなる。したがって、操作パネル装置1は、受光量LA1およびLA2に基づいて、座標x1の方が座標x2よりも受光素子列12に近いと判断する。
操作パネル装置1は、遠近の判断結果に基づいて、2つの遮光位置の各々について、X軸方向の座標x1およびx2と、Y軸方向の座標y1およびy2との組合せを決定する。2つの遮光位置のY軸方向の座標y1およびy2のうち、受光素子列12に近いのはy1であるので、座標x1に対応するのは座標y1であり、座標x2に対応するのはy2である。したがって、操作パネル装置1は、2つの遮光位置のX軸方向の座標x1およびx2、ならびにY軸方向の座標y1およびy2の組合せを、座標(x1,y1)および座標(x2,y2)に決定し、これらの座標を真の入力座標として検知する。
真の入力座標を検知方法では、上述のように受光素子列12からの座標x1およびx2の遠近を判断する代わりに、座標y1に対応する受光素子D8と、座標y1に対応する発光素子C8(または発光素子C7〜C9)との組のスイッチをオンすることにより取得した受光素子D8の受光量と、座標y2に対応する受光素子D4と、座標y2に対応する発光素子C4(または発光素子C3〜C5)との組のスイッチをオンすることにより取得した受光素子D4の受光量とに基づいて、受光素子列14からの座標y1およびy2の遠近を判断してもよい。
上述の真の入力座標を検知方法では、受光素子列12および14のうち、受光素子列を構成する受光素子同士の間隔が狭い方の受光素子列の受光素子が用いられることが好ましい(図8の場合には、受光素子列12を構成する受光素子同士の間隔が受光素子列14を構成する受光素子同士の間隔よりも狭いことが好ましい)。これにより、遠近を判断する方向(図8の場合にはY軸方向)の座標の1目盛り当たりの受光量の変化量が大きくなり、遠近判断の精度を向上することができる。
真の入力座標を検知方法では、遮光位置に関する座標x1、x2、y1、およびy2を取得した後で、新たに発光素子および受光素子の組のスイッチをオンして受光素子の受光量を取得する代わりに、遮光位置に関する座標x1、x2、y1、およびy2を取得した時の走査の際に取得した受光素子の受光量のうち、受光素子B4およびB12の各々の受光量に基づいて(あるいは走査光路SL1の走査の際に取得した受光量のうち、受光素子D4およびD8の各々の受光量に基づいて)、座標x1およびx2の受光素子列12からの遠近を判断してもよい。この場合には、新たに発光素子および受光素子の組のスイッチをオンする必要がなくなるので、操作に対する応答性を向上することができる。
図9は、本発明の一実施の形態における操作パネル装置1の動作を示すフローチャートである。
図9を参照して、制御部30は、走査光路SL1の走査を行うことにより、タッチを検知したか否かを判別する(S1)。タッチを検知するまで、制御部30はステップS1の処理を繰り返す。
ステップS1において、タッチを検知したと判別した場合(S1でYES)、制御部30は、検知したタッチの点数(遮光位置の数)を判別する(S2)。
ステップS2において、検知したタッチの点数が2点であると判別した場合(S2で「2点」)、制御部30は、前回の走査によって検知したタッチの点数(遮光位置の点数)を判別する(S3)。
ステップS3において、前回の走査によって検知したタッチの点数が0点である場合(S3で「0点」)、操作パネル装置1は、走査光路の1回の走査の間に2つの遮光位置に関する座標を新たに取得した状態にある。この場合制御部30は、後述する遠近判断を行い(S4)、後述する第1の組み合わせ判断を行い、2つのタッチの座標を決定する(S5)。次に制御部30は、決定した座標を出力し(S6)、処理を終了する。
ステップS3において、前回の走査によって検知したタッチの点数が1点である場合には(S3で「1点」)、第2の組合せ判断を行い(S7)、ステップS6の処理に進む。ステップS7の第2の組合せ判断においては、前回の走査の結果に基づいて、1点目のタッチの座標が検知され、今回の走査の結果と、1点目のタッチの座標とに基づいて、2点目のタッチの座標が検知される。
ステップS2において、検知したタッチの点数が1点であると判別した場合(S2で「1点」)、制御部30は、検出したタッチの座標を算出し(S8)、算出した座標をRAMなどに保持し(S9)、ステップS6の処理へ進む。
図10は、図9のステップS4のサブルーチンである。
図10を参照して、ステップS4の遠近判断において、制御部30は、タッチされた2点のX軸方向の座標x1およびx2の各々の近傍に存在する発光素子のスイッチをオンし(S101)、座標x1およびx2の各々に対応する受光素子での受光量LA1およびLA2を取得する(S103)。続いて制御部30は、受光量LA1およびLA2に基づいて、座標x1およびx2の遠近を判断し(S105)、リターンする。
図11は、図9のステップS5のサブルーチンである。
図11を参照して、ステップS5の第1の組合せ判断において、制御部30は、座標x1の方が座標x2に比べて受光素子列12に近いか否かを判別する(S201)
ステップS201において、座標x1の方が座標x2に比べて受光素子列12に近いと判別した場合(S201でYES)、制御部30は、タッチされた2点の座標を、座標(x1,y1)および座標(x2,y2)に決定し(S203)、リターンする。
ステップS201において、座標x2の方が座標x1に比べて受光素子列12に近いと判別した場合(S201でNO)、制御部30は、タッチされた2点の座標を、座標(x1,y2)および座標(x2,y1)に決定し(S205)、リターンする。
[実施の形態の効果]
上述の実施の形態によれば、2点が同時にタッチされた場合や、2点のX軸方向の座標またはY軸方向の座標が同一となった後に少なくとも1点の座標が変化した場合などの、ゴースト座標が発生し得る場合であっても、真の入力座標を検知することができ、座標の検知精度を向上することができる。
[その他]
上述の実施の形態において、対向する発光素子列の位置と受光素子列の位置とは、入れ替えられてもよい。
図12は、本発明の第1の変形例におけるタッチパネル10の構成を模式的に示す平面図である。
図12を参照して、第1の変形例のタッチパネル10においては、図4に示すタッチパネル10における対向する発光素子列の位置と受光素子列の位置とが入れ替えられている。発光素子列11は、操作面CPの手前側端部に設けられおり、受光素子列12は、操作面CPの奥側端部に設けられている。発光素子列13は、操作面CPの右端部に設けられおり、受光素子列14は、操作面CPの左端部に設けられている。
上述の実施の形態において、タッチパネル入力装置は、1つの発光素子に対応する受光素子を複数個含んでいてもよい。
図13は、本発明の第2の変形例におけるタッチパネル10の構成を模式的に示す平面図である。
図13を参照して、第2の変形例のタッチパネル10において、発光素子列11は発光素子A1〜Ap(pはnよりも小さい自然数)によって構成されており、受光素子列12は受光素子B1〜Bnによって構成されている。
本変形例のタッチパネル10においては、1つの発光素子に対して3つの受光素子が対応している。走査光路SL1のスキャンを行う場合、操作パネル装置1は、発光素子を1つずつ順番にオンし、1つの発光素子をオンした状態でその発光素子に対応する受光素子を1つずつ順番にオンする。具体的には、操作パネル装置1は、発光素子A1をオンした状態で、発光素子A1に対応する受光素子B1〜B3を1つずつ順番にオンし、受光素子B1〜B3の各々で受光した光量を入手する。次に操作パネル装置1は、発光素子A2をオンした状態で、発光素子A2に対応する受光素子B4〜B6を1つずつ順番にオンし、受光素子B4〜B6の各々で受光した光量を入手する。その後、操作パネル装置1は、発光素子A3〜Apおよび受光素子B7〜Bnについても同様の制御を行う。本変形例によれば、タッチパネル10に搭載する発光素子の個数を削減することができる。
上述の実施の形態における処理は、ソフトウェアにより行なっても、ハードウェア回路を用いて行なってもよい。また、上述の実施の形態における処理を実行するプログラムを提供することもできるし、そのプログラムをCD−ROM、フレキシブルディスク、ハードディスク、ROM、RAM、メモリカードなどの記録媒体に記録してユーザーに提供することにしてもよい。プログラムは、CPUなどのコンピューターにより実行される。また、プログラムはインターネットなどの通信回線を介して、装置にダウンロードするようにしてもよい。
上述の実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 操作パネル装置
3 上面入力部
10 タッチパネル
11,13 発光素子列
12,14 受光素子列
30 制御部
31 スキャン回路
32 接触判断部
33 座標検出部
41 CPU(Central Processing Unit)
42 ROM(Read Only Memory)
43 RAM(Random Access Memory)
44 シリアル通信IF
91 ハードウェアキー
93 表示パネル
100 画像形成装置
110 スキャナー部
120 プリントエンジン
130 自動原稿送り装置
140 給紙カセット
150 トレー
A1〜An,C1〜Cm 発光素子
B1〜Bn,D1〜Dm 受光素子
CP 操作面
L1,L1a,L1b,L2,L2a,L2b 走査光路
LA1,LA2 受光量
P1,P2,P2A,P2B,P3,P4,P11 点
SL1 走査光路

Claims (10)

  1. 第1の方向に配列し、かつ前記第1の方向と直交する第2の方向に延在する複数の第1の走査光路を構成する第1の発光素子列および第1の受光素子列と、
    前記第2の方向に配列し、かつ前記第1の方向に延在する複数の第2の走査光路を構成する第2の発光素子列および第2の受光素子列と、
    前記第1の発光素子列および第1の受光素子列を用いて前記複数の第1の走査光路の走査を行い、かつ前記第2の発光素子列および第2の受光素子列を用いて前記複数の第2の走査光路の走査を行うことにより、前記第1および第2の走査光路によって構成されたマトリクス状の走査光路全体の走査を繰り返す走査手段と、
    前記走査手段による前記マトリクス状の走査光路全体の一回の走査の結果から、遮光位置の前記第1および第2の方向の座標を取得する取得手段と、
    前記取得手段にて2つの遮光位置の前記第1および第2の方向の座標を取得した場合に、前記走査手段による前記マトリクス状の走査光路全体の前記一回の走査の前の回の走査の結果から前記取得手段にて前記1つの遮光位置の前記第1および第2の方向の座標を取得していたか否かを判別する前回判別手段と、
    前記前の回の走査の結果から前記1つの遮光位置の前記第1および第2の方向の座標を取得していたと前記前回判別手段にて判別した場合に、前記前の回の走査の結果に基づいて、前記2つの遮光位置のうち1点目の遮光位置の前記第1および第2の方向の座標を決定し、前記一回の走査の結果と、前記1点目の遮光位置の前記第1および第2の方向の座標とに基づいて、前記2つの遮光位置のうち2点目の遮光位置の前記第1および第2の方向の座標を決定する前回決定手段と、
    前記前の回の走査の結果から前記取得手段にて前記1つの遮光位置の前記第1および第2の方向の座標を取得していなかったと前記前回判別手段にて判別した場合に、前記2つの遮光位置の前記第1の方向の座標の各々に対応する受光素子の受光量に基づいて、前記2つの遮光位置の前記第1の方向の座標の、前記第1の受光素子列からの相対的な遠近を判断する判断手段と、
    前記判断手段の判断結果に基づいて、前記2つの遮光位置の各々について、前記第1の方向の座標と前記第2の方向の座標との組合せを決定する決定手段とを備えた、タッチパネル入力装置。
  2. 前記第1の受光素子列を構成する受光素子同士の間隔は、前記第2の受光素子列を構成する受光素子同士の間隔よりも狭い、請求項1に記載のタッチパネル入力装置。
  3. 前記取得手段は、
    前記第1の発光素子列および第1の受光素子列を構成する発光素子および受光素子の複数の組のスイッチを順次オンすることにより、前記第1の受光素子列を構成する複数の受光素子の各々の受光量を取得する第1の受光量取得手段と、
    前記第1の受光量取得手段にて取得した受光量に基づいて、遮光位置の前記第1の方向の座標を取得する第1の位置取得手段と、
    前記第2の発光素子列および第2の受光素子列を構成する発光素子および受光素子の複数の組のスイッチを順次オンすることにより、前記第2の受光素子列を構成する複数の受光素子の各々の受光量を取得する第2の受光量取得手段と、
    前記第2の受光量取得手段にて取得した受光量に基づいて、遮光位置の前記第2の方向の座標を取得する第2の位置取得手段とを含む、請求項1または2に記載のタッチパネル入力装置。
  4. 前記判断手段は、
    前記取得手段にて前記2つの遮光位置の前記第1および第2の方向の座標を取得した後で、前記2つの遮光位置の前記第1の方向の座標の各々に対応する発光素子および受光素子の組のスイッチをオンすることにより、前記2つの遮光位置の前記第1の方向の座標の各々に対応する受光素子の受光量を取得する第3の受光量取得手段と、
    前記第3の受光量取得手段にて取得した受光量に基づいて、前記2つの遮光位置の前記第1の方向の座標の遠近を判断する遠近判断手段とを含む、請求項1〜3のいずれかに記載のタッチパネル入力装置。
  5. 前記第3の受光量取得手段は、前記2つの遮光位置の前記第1の方向の座標の各々に対応する受光素子と、複数の発光素子との組のスイッチをオンすることにより、前記2つの遮光位置の前記第1の方向の座標の各々に対応する受光素子の受光量を取得する、請求項4に記載のタッチパネル入力装置。
  6. 前記判断手段は、前記第1の受光量取得手段にて取得した受光量のうち、前記2つの遮光位置の前記第1の方向の座標の各々に対応する受光素子の受光量に基づいて、前記2つの遮光位置の前記第1の方向の座標の遠近を判断する、請求項3に記載のタッチパネル入力装置。
  7. 前記判断手段は、1回の走査の間に、前記2つの遮光位置の前記第1および第2の方向の座標を前記取得手段にて新たに取得した場合に、前記2つの遮光位置の前記第1の方向の座標の遠近を判断する、請求項1〜6のいずれかに記載のタッチパネル入力装置。
  8. 前記判断手段は、前記2つの遮光位置の前記第1または第2の方向の座標が同一となった後で、前記2つの遮光位置のうち少なくともいずれか一方の同一となった方向の座標が変化した場合に、前記2つの遮光位置の前記第1の方向の座標の遠近を判断する、請求項1〜7のいずれかに記載のタッチパネル入力装置。
  9. 第1の方向に配列し、かつ前記第1の方向と直交する第2の方向に延在する複数の第1の走査光路を構成する第1の発光素子列および第1の受光素子列と、
    前記第2の方向に配列し、かつ前記第2の方向に延在する複数の第2の走査光路を構成する第2の発光素子列および第2の受光素子列とを備えたタッチパネル入力装置の制御方法であって、
    前記第1の発光素子列および第1の受光素子列を用いて前記複数の第1の走査光路の走査を行い、かつ前記第2の発光素子列および第2の受光素子列を用いて前記複数の第2の走査光路の走査を行うことにより、前記第1および第2の走査光路によって構成されたマトリクス状の走査光路全体の走査を繰り返す走査ステップと、
    前記走査ステップにおける前記マトリクス状の走査光路全体の一回の走査の結果から、遮光位置の前記第1および第2の方向の座標を取得する取得ステップと、
    前記取得ステップにて2つの遮光位置の前記第1および第2の方向の座標を取得した場合に、前記走査ステップにおける前記マトリクス状の走査光路全体の前記一回の走査の前の回の走査の結果から前記取得ステップにて前記1つの遮光位置の前記第1および第2の方向の座標を取得していたか否かを判別する前回判別ステップと、
    前記前の回の走査の結果から前記1つの遮光位置の前記第1および第2の方向の座標を取得していたと前記前回判別ステップにて判別した場合に、前記前の回の走査の結果に基づいて、前記2つの遮光位置のうち1点目の遮光位置の前記第1および第2の方向の座標を決定し、前記一回の走査の結果と、前記1点目の遮光位置の前記第1および第2の方向の座標とに基づいて、前記2つの遮光位置のうち2点目の遮光位置の前記第1および第2の方向の座標を決定する前回決定ステップと、
    前記前の回の走査の結果から前記取得ステップにて前記1つの遮光位置の前記第1および第2の方向の座標を取得していなかったと前記前回判別ステップにて判別した場合に、前記2つの遮光位置の前記第1の方向の座標の各々に対応する受光素子の受光量に基づいて、前記2つの遮光位置の前記第1の方向の座標の、前記第1の受光素子列からの相対的な遠近を判断する判断ステップと、
    前記判断ステップでの判断結果に基づいて、前記2つの遮光位置の各々について、前記第1の方向の座標と前記第2の方向の座標との組合せを決定する決定ステップとを備えた、タッチパネル入力装置の制御方法。
  10. 第1の方向に配列し、かつ前記第1の方向と直交する第2の方向に延在する複数の第1の走査光路を構成する第1の発光素子列および第1の受光素子列と、
    前記第2の方向に配列し、かつ前記第2の方向に延在する複数の第2の走査光路を構成する第2の発光素子列および第2の受光素子列とを備えたタッチパネル入力装置の制御プログラムであって、
    前記第1の発光素子列および第1の受光素子列を用いて前記複数の第1の走査光路の走査を行い、かつ前記第2の発光素子列および第2の受光素子列を用いて前記複数の第2の走査光路の走査を行うことにより、前記第1および第2の走査光路によって構成されたマトリクス状の走査光路全体の走査を繰り返す走査ステップと、
    前記走査ステップにおける前記マトリクス状の走査光路全体の一回の走査の結果から、遮光位置の前記第1および第2の方向の座標を取得する取得ステップと、
    前記取得ステップにて2つの遮光位置の前記第1および第2の方向の座標を取得した場合に、前記走査ステップにおける前記マトリクス状の走査光路全体の前記一回の走査の前の回の走査の結果から前記取得ステップにて前記1つの遮光位置の前記第1および第2の方向の座標を取得していたか否かを判別する前回判別ステップと、
    前記前の回の走査の結果から前記1つの遮光位置の前記第1および第2の方向の座標を取得していたと前記前回判別ステップにて判別した場合に、前記前の回の走査の結果に基づいて、前記2つの遮光位置のうち1点目の遮光位置の前記第1および第2の方向の座標を決定し、前記一回の走査の結果と、前記1点目の遮光位置の前記第1および第2の方向の座標とに基づいて、前記2つの遮光位置のうち2点目の遮光位置の前記第1および第2の方向の座標を決定する前回決定ステップと、
    前記前の回の走査の結果から前記取得ステップにて前記1つの遮光位置の前記第1および第2の方向の座標を取得していなかったと前記前回判別ステップにて判別した場合に、前記2つの遮光位置の前記第1の方向の座標の各々に対応する受光素子の受光量に基づいて、前記2つの遮光位置の前記第1の方向の座標の、前記第1の受光素子列からの相対的な遠近を判断する判断ステップと、
    前記判断ステップでの判断結果に基づいて、前記2つの遮光位置の各々について、前記第1の方向の座標と前記第2の方向の座標との組合せを決定する決定ステップとをコンピューターに実行させる、タッチパネル入力装置の制御プログラム。
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