JP6197364B2 - 排気ガス浄化システム及びその放熱方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ディーゼル車等の内燃機関の排気ガス中の窒素酸化物(NOx)等を浄化する排気ガス浄化システム及びその放熱方法に関する。
車両に搭載したディーゼルエンジン等の排気ガス通路に配置される排気ガスの後処理装置には,NOx(窒素酸化物)を浄化する触媒として尿素水添加式選択還元型触媒装置(以下SCR触媒装置)が使用されている。このSCR触媒装置は、尿素水インジェクタから排気ガス中に噴射した尿素水が、排気ガスと反応して分解して生成されるアンモニアを利用して、SCR触媒の触媒作用によりNOxを還元浄化する装置である。
このSCR触媒においては、現状では、図12に示すように、エンジンから排出され、SCR触媒に流入する排気ガスの温度が低い場合(例えば、200°C(deg.C))以下)、または、排気ガスの温度が高い場合(例えば、480°C以上)に、NOx浄化率は著しく低下する。このように現状のSCR触媒には、浄化率維持下限温度T1と浄化率維持上限温度T2との間の、活性が良好な温度域(図12では、300°C〜450°C付近)Rtが存在する。そのため、エンジンの負荷が低く排気ガスの温度が低い場合だけでなく、エンジンの負荷が高く排気ガスの温度が高い場合でもNOx浄化率は低下することになる。
これに関連して、従来技術では、エンジンの暖気時やアイドリング運転時等の排気ガスが低温側の浄化率向上に注目が集まっており、例えば、尿素水から生成される固形物の堆積を抑制すると共に良好な排気ガス浄化率を確保可能にするために、排気通路の尿素水インジェクタとアンモニア還元型触媒の間に設けた屈曲部を二重管構造にして、その間に内部から外部への放熱を抑制する放熱抑制部材を備えた排気浄化装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、最近では、エンジンの燃料消費率改善のためにエンジンの負荷が高い領域での運転頻度が多くなっており、エンジンが高負荷運転しているとき、すなわち、排気ガスの温度が高くなるような条件で、NOx浄化率の低下を防ぐ技術の開発が重要となってきている。
例えば、エンジンの運転状態にかかわらずNOx触媒を高NOx浄化率の温度域で使用できるようにするために、排気通路を第1通路と第2通路に分岐した後に合流させて、第1通路の途中に放熱効果を上げるために断面を円弧状にした排気冷却促進部を設ける、第1通路での排気ガス温度の低下を第2通路での排気ガス温度の低下よりも増大させて、排気ガス温度によって第1通路と第2通路を使い分ける内燃機関の排気浄化装置が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
しかしながら、この内燃機関の排気浄化装置では、排気通路を分岐する必要がある上に、排気温センサ、第1排気切替弁、第2排気切替弁、及び、それらの制御が必要になるため装置が大型化し易く、制御も複雑化するという問題がある。
特開2010−31718号公報 特開2001−214734号公報
本発明は、上記の状況を鑑みてなされたものであり、その目的は、排気ガス配管における放熱量を適正にして排気ガスの温度を浄化率の高い温度範囲の温度にすることにより、エンジンの軽負荷時においてもNOx浄化率を低下させることがなく、また、燃料消費率が良好であるエンジンの高負荷運転時においてもNOx浄化率を低下させることがなくて、燃料消費率の向上と排ガス性能の改善の両方を両立することができる排気ガス浄化システム及びその放熱方法を提供することにある。
上記のような目的を達成するための本発明の排気ガス浄化システムは、内燃機関の排気ガス通路でターボ式過給器のタービンの下流側に排気ガスを浄化する排気ガス浄化装置を配置した排気ガス浄化システムにおいて、前記タービンと前記排気ガス浄化装置との間の排気ガス通路を放熱排気ガス配管で形成し、該放熱排気ガス配管に放熱表面積増加部材を設けて、前記内燃機関を定格出力で連続運転しているときに、前記放熱排気ガス配管部分の放熱表面積が、前記排気ガス浄化装置に流入する排気ガスの温度を予め設定された浄化率維持上限温度以下にする最適放熱表面積になるように構成するとともに、前記放熱排気ガス配管を単管とし、前記放熱表面積増加部材の一部又は全部である第1放熱部材を前記放熱排気ガス配管の外壁に2つ設けて、この2つの第1放熱部材は、低温時には前記放熱排気ガス配管の周方向でその一部または全部で隣接し、高温時には前記放熱排気ガス配管の周方向で離間するように構成する。
この放熱表面積増加部材としては、例えば、放熱フィンや放熱板や放熱金網などを用いることができる。なお、この放熱排気ガス配管部分の放熱表面積は、常時、最適放熱表面積になっている必要は無く、内燃機関を定格出力で連続運転しているときに、最適放熱表面積になる構成であれば良い。つまり、放熱排気ガス配管部分が低温の時は、排気ガスの温度が低下し過ぎないように放熱表面積が小さく、放熱排気ガス配管部分が高温の時のみ、排気ガスの温度が上昇し過ぎないように放熱表面積が大きくなることが好ましい。
この構成によれば、放熱表面積増加部材の配置により、内燃機関を定格出力で連続運転しているときに、放熱排気ガス配管部分の放熱表面積が最適放熱表面積になるので、排気ガスの温度が高温になっても、排気ガス浄化装置に流入する排気ガスの温度を予め設定された浄化率維持上限温度以下に維持でき、排気ガスの浄化効率を良好な状態に維持でき、排気ガスを効率よく浄化することができる。
また、上記の排気ガス浄化システムにおいて、前記最適放熱表面積をS1(m 2 )として、このS1を、前記内燃機関を定格出力で運転したときに排出される排気ガス体積流量V(m3/s)を基にして、前記放熱排気ガス配管の断面積Aを30(m/s)≦V/A≦70(m/s)とすると共に、A=πR2、C=2πRとしたときに、4.5×C≦S1≦7.5×Cとして設定する。なお、この最適放熱表面積S1(m2)は、放熱排気ガス配管の表面積も含む面積である。
ここで、排気ガス体積流量Vは、エンジン定格運転時に放熱排気ガス配管部分を通過する排気ガス体積流量(m3)であり、30(m/s)はエンジン定格運転時を想定した排気ガスの下限流速(m/s)であり、また、70(m/s)はエンジン定格運転時を想定した排気ガスの上限流速(m/s)である。
この放熱排気ガス配管の断面積A(m2)を元に、排気ガス配管を円管したときの周囲長さC(C2=(2πR)2=4πA、C=2√(πA))と、仮設定した配管長さL(m)とから、円管の表面積C×L(m2)を決定し、この円管の表面積C×L(m2)を基準に、放熱表面積Sをパラメータにして変化させて熱計算を行い、排気ガスの温度に対する選択還元型触媒装置(SCR触媒装置)の選択還元型触媒(SCR触媒)のNOx浄化率を参照して、エンジン負荷に対する排気ガスのNOx浄化率を推定し、このNOx浄化率の推定結果から、この放熱排気ガス配管部分の最適な放熱表面積S1を算出し、4.5×C≦S1≦7.5×Cを得ている。
最適放熱表面積S1(m2)を、「4.5×C」未満とすると、放熱排気ガス配管の部分における放熱量が不足し、選択還元型触媒装置に流入する排気ガスの温度が高くなり過ぎて、選択還元型触媒におけるNOx浄化率が低下する恐れが生じる。また、最適放熱表面積S1(m2)を、「7.5×C」より大きくすると、放熱排気ガス配管の部分における放熱量が過大になり、選択還元型触媒に流入する排気ガスの温度が低くなり過ぎて、選択還元型触媒におけるNOx浄化率が低下する恐れが生じる。
つまり、高負荷運転時のNOx浄化率の低下を防ぐために、排気ガス配管の放熱量を大きくするが、過度な放熱は排気ガスの温度を低下させてしまうため、軽負荷時の浄化率を低下させる恐れがある。そこで、軽負荷時でも、高負荷時でも良好な温度範囲内の温度になって、軽負荷時でも高負荷時でも最適なNOx浄化率を維持できるような、放熱量を算出し、最適放熱表面積を設定した。
この構成によれば、放熱表面積増加部材を追加して、内燃機関を定格出力で連続運転しているときの放熱表面積が最適放熱表面積になるようにすることにより、排気ガス温度が高温になっても、排気ガスを放熱排気ガス配管部分の放熱で冷却でき、排気ガス浄化装置に流入する排気ガスの温度を予め設定された浄化率維持上限温度以下に維持できるので、排気ガスの浄化効率が良好な状態で排気ガスを浄化することができる。
また、放熱板、放熱フィン等の第1放熱部材を溶接などで、放熱排気ガス配管に固定することで放熱排気ガス配管と第1放熱部材の間の熱伝導率を良好に維持して、効率的な放熱を行うことができる。
また、上記の排気ガス浄化システムにおいて、前記放熱表面積増加部材の一部を、前記内燃機関を停止している状態では、前記放熱排気ガス配管と離間した状態になり、前記内燃機関を定格出力で連続運転している状態では、前記放熱排気ガス配管に当接している状態になる第2放熱部材で構成する。
この構成によれば、排気ガス温度が低く、放熱排気ガス配管の温度が低い、内燃機関を停止している状態では、放熱排気ガス配管と第2放熱部材の間が離間している状態であるので、この両者の間の熱伝導が無く、第2放熱部材からの熱放射量を小さくすることができる。従って、排気ガスの温度が低いときには、放熱排気ガス配管からの放熱量を著しく減少できる。これにより、排気ガスが低温の時の放熱量を少なくして、暖機時には早期に浄化率維持下限温度以上にすることができ、また、エンジンの負荷が小さく排気ガスの温度が低い場合でも、少ない燃費で浄化率維持下限温度以上に維持することができる。
一方、排気ガス温度が高く、放熱排気ガス配管の温度が高いときは、放熱排気ガス配管と第2放熱部材が熱膨張し、放熱排気ガス配管と第2放熱部材の間が当接している状態にあるので、この両者の間で熱伝導が生じる。そのため、第2放熱部材からの放熱量を大きくすることができ、排気ガス温度が高いときには、放熱排気ガス配管から放熱量を著しく増加でき、浄化率維持上限温度以下にすることができる。
つまり、放熱排気ガス配管と第2放熱部材の熱膨張を利用することにより、放熱排気ガス配管の温度の高低によって、第2放熱部材への熱伝導の有無を自動的に切り換えることができ、放熱排気ガス配管及びこの部分を通過する排気ガスの温度を浄化率が良好な温度範囲内に維持できるので、効率よく排気ガスを浄化できる。
なお、第2放熱部材と放熱排気ガス配管とが当接する面積を第2放熱部材の横断面積よりも大きい形状、例えば、V字形状又は半円形状などに形成すると、接触面が増加して、両者の間の熱伝導が良好に行われ易くなるので、より好ましい。
また、上記の排気ガス浄化システムにおいて、前記第1放熱部材を、温度によって形状が変化する材料で形成する。若しくは、上記の排気ガス浄化システムにおいて、前記第2放熱部材を、温度によって形状が変化する材料で形成する。例えば、バイメタルや形状記憶合金などで、温度が上昇すると、バイメタルや形状記憶合金で形成した放熱板が開いて、表面積を2倍に増加したり、互いに向かい合っていた放熱板が曲がり、放熱面が互いに向かい合わなくなるようにしたりする。
この構成によれば、容易に、温度によって放熱表面積が大きく異なる第1放熱部材若しくは第2放熱部材を構成することができ、第1放熱部材若しくは第2放熱部材による放熱効果が温度上昇に従って大きくなるように構成することができる。
そして、上記のような目的を達成するための本発明の排気浄化システムの放熱方法は、内燃機関の排気ガス通路でターボ式過給器のタービンの下流側に排気ガスを浄化する排気ガス浄化装置を配置した排気ガス浄化システムの放熱方法において、前記タービンと前記排気ガス浄化装置との間の排気ガス通路を形成する放熱排気ガス配管の放熱表面積を、前記内燃機関を定格出力で連続運転しているときに、予め設定された最適放熱表面積にして、前記排気ガス浄化装置に流入する排気ガスの温度を予め設定された浄化率維持上限温度以下にするとともに、前記放熱排気ガス配管を単管とし、前記放熱排気ガス配管の外壁に放熱表面積増加部材である第1放熱部材を2つ設けて、この2つの第1放熱部材を、低温時には前記放熱排気ガス配管の周方向でその一部または全部で隣接し、高温時には前記放熱排気ガス配管の周方向で離間するようにして、前記第1放熱部材の表面積または熱放射量を変化させることを特徴とする方法である。
この方法によれば、内燃機関を定格出力で連続運転しているときに、放熱排気ガス配管部分の放熱表面積が最適放熱表面積になるので、排気ガス温度が高温になっても、排気ガス浄化装置に流入する排気ガスの温度を予め設定された浄化率維持上限温度以下に維持でき、排気ガスの浄化効率が良好な状態で排気ガスを浄化することができる。
本発明に係る排気ガス浄化システム及びその放熱方法によれば、ターボチャージャのタービンと選択還元型触媒装置等の排気ガス浄化装置の間の排気ガス配管における放熱量を適正にして排気ガスの温度を浄化率の高い温度範囲の温度にすることにより、エンジンの軽負荷時においてもNOx浄化率を低下させることがなく、また、燃料消費率が良好であるエンジンの高負荷運転時においてもNOx浄化率を低下させることがなくて、燃料消費率の向上と排ガス性能の改善の両方を両立することができる。
本発明の実施の形態の排気ガス浄化システムの構成を示す図である。 放熱排気ガス配管の表面積の変化に対しての、エンジンの負荷とNOx浄化率との関係を模式的に示す図である。 図2における、放熱排気ガス配管の表面積の倍率1.5と倍率2.5の放熱表面積におけるエンジンの負荷とNOx浄化率との関係を模式的に示す図である。 放熱板で形成された放熱表面積増加部材の構成の一例を示す図である。 放熱板と放熱金網で形成された放熱表面積増加部材の構成の一例を示す図である。 放熱板で形成された第2放熱部材の構成の一例を示す図で、放熱排気ガス配管と離間した状態を示す図である。 図6の第2放熱部材が放熱排気ガス配管と当接した状態を示す図である。 バイメタル板で形成された第1放熱部材の構成の一例を示す図で、温度が低い状態を示す図である。 図8の第1放熱部材の温度が高い状態を示す図である。 バイメタル板で形成された第1放熱部材の構成の他の例を示す図で、温度が低い状態を示す図である。 図10の第1放熱部材の温度が高い状態を示す図である。 SCR触媒の温度とNOx浄化率の関係を模式的に示す図である。
以下、本発明に係る実施の形態の排気ガス浄化システム及びその放熱方法について、図面を参照しながら説明する。ここでは、選択還元型触媒(SCR触媒)を尿素水添加式選択還元型触媒(尿素SCR触媒)とし、アンモニア系溶液を尿素水とする例で示すが、これに限定されず、炭化水素添加式選択還元型触媒(HC−SCR触媒)等であってもよい。
図1に示すように、本発明に係る実施の形態の排気ガス浄化システム1は、ディーゼルエンジン等の内燃機関(以下、エンジンという)10の排気ガスG中のPM(粒子状物質)、NOx(窒素酸化物)を浄化する排気ガス浄化システムであり、エンジン10の排気ガス通路12でターボ式過給器13のタービン13tの下流側に排気ガスGを浄化する排気ガス浄化装置30を配置して構成される。
図1の構成では、エンジン10の排気ガス通路12に、エンジン本体11に接続されている排気マニホールド11a側から順に、ターボチャージャ(ターボ式過給器)13のタービン13t、排気ガス浄化装置30を配置する。この排気ガス浄化装置30には、上流側から、前段酸化触媒(前段DOC)32、PM捕集フィルタ装置33、尿素選択還元型触媒装置(以下、SCR装置という)34、後段酸化触媒(後段DOC)35が配置されている。このSCR装置34の上流側にアンモニア系溶液供給装置である尿素噴射ノズル31が配置される。
また、NOx低減のためのEGRを行うためにEGR通路15が設けられ、排気ガスGの一部であるEGRガスGeを吸気マニホールド11bに流して、吸気通路14で吸入した空気Aと共にエンジン10のシリンダに供給する。
更に、この排気ガス浄化システム1には、SCR装置34の入口の排気ガスGの温度Tgを測定する温度センサ41と、SCR装置34の下流側のNOx濃度を測定するNOx濃度センサ42と、PM捕集フィルタ装置33の前後差圧ΔPを測定する差圧センサ43を備える。また、この温度センサ41とNOx濃度センサ42と差圧センサ43の測定値を入力して、排気ガスGの浄化を制御する排気ガス浄化制御装置40が備えられる。
この排気ガス浄化制御装置40は、通常、エンジン10の運転全般を制御するECU(エンジンコントロールユニット)と呼ばれるエンジン制御装置(ECU)50で兼用される。即ち、排気ガス浄化制御装置40はエンジン制御装置50に組み込まれる。
この図1で例示した排気ガス浄化システム1では、排気ガスGの温度Tgが低温のときは、エンジン10のシリンダ内燃焼噴射等により排気ガスGの温度Tgを高めて前段の酸化触媒装置の温度Tdを活性化温度Tdc以上にし、前段の酸化触媒装置の温度Tdが活性化温度Tdc以上になっていれば、この前段の酸化触媒装置で、排気ガスG中の一酸化炭素(CO)や炭化水素(HC)を酸化して、これらの酸化熱により排気ガスGの温度Tgを上昇させて、SCR装置34の温度TsやPM捕集フィルタ装置33の温度Tpを上昇させる。なお、排気ガスG中の一酸化炭素(CO)や炭化水素(HC)が不足する場合には、ポスト噴射等により排気ガスG中に炭化水素を供給する。
そして、SCR装置34の温度TsがSCR触媒の活性化温度Tsc以上であれば、NOx濃度センサ42で検出したNOx濃度がゼロになるように、尿素噴射ノズル31から尿素水Fを排気ガス通路12に供給し、この尿素水Fが分解して発生するアンモニアをSCR装置34に供給して、NOxを還元浄化する。
また、PM捕集フィルタ33では、排気ガスG中のPM(微粒子物質)を捕集し、PM捕集フィルタ33で捕集したPMが予め設定した堆積上限量以上になると、ポスト噴射等により排気ガスG中に炭化水素を供給して、この炭化水素を前段の酸化触媒装置で酸化して、この酸化熱により排気ガスGを昇温し、PM捕集フィルタ33の温度TpをPM燃焼温度Tpc以上に上昇させて、捕集されたPMを燃焼除去してPM捕集フィルタ装置33を再生する。
また、後段の酸化触媒装置では、排気ガス浄化装置30から流出してくる排気ガスG中の余剰のアンモニアを酸化して分解してアンモニアスリップを抑制し、また、排気ガスG中の炭化水素(HC)を酸化して、HCスリップを抑制する。
そして、本発明においては、ターボチャージャ13のタービン13tと排気ガス浄化装置30との間の排気ガス通路12を放熱排気ガス配管12Aで形成し、この放熱排気ガス配管12Aに放熱表面積増加部材12Ba、12Bbを設ける。
そして、エンジン10を定格出力で連続運転しているときに、放熱排気ガス配管12Aの部分の放熱表面積Sが、排気ガス浄化装置30に流入する排気ガスGの温度Tgを予め設定された浄化率維持上限温度T2以下にする最適放熱表面積S1になるように構成する。言い換えれば、放熱排気ガス配管12Aに放熱表面積増加部材12Ba,12Bbを加えた構成において、放熱排気ガス配管12Aの表面積を含む全体の放熱表面積Sを最適放熱表面積S1にする。なお、この放熱表面積増加部材としては、例えば、放熱フィンや図4に示すような放熱板や図5に示すような放熱金網などを用いることできる。
この最適放熱表面積S1(m2)は、エンジン10を定格出力で運転したときに排出される排気ガス体積流量V(m3/s)を基にして、エンジン定格運転時を想定した排気ガスの下限流速(m/s)を30(m/s)とし、また、上限流速(m/s)を70(m/s)とする。これにより、放熱排気ガス配管12Aの断面積Aが30(m/s)≦V/A≦70(m/s)になるように設定する。
さらに、この放熱排気ガス配管12Aの断面積Aを元に、C(C2=(2πR)2=4πA、C=2√(πA))を算出し、最適放熱表面積S1(m2)を、4.5×C≦S1≦7.5×Cの範囲内に設定する。
この最適放熱表面積S1(m2)の範囲は、以下のような考えで設定している。つまり、放熱排気ガス配管12Aを円管とした場合の半径をRとすると、放熱排気ガス配管12Aの断面積A(m2)は、A=πR2となり、その外周C(m)は、C=2πRとなる。言い換えれば、放熱排気ガス配管12Aの断面積A(m2)を元に、放熱排気ガス配管12Aを円管にしたときの周囲長さC(C2=(2πR)2=4πA、C=2√(πA))(m)を求める。
また、仮設定した配管長さL(m)から、円管の表面積C×L(m2)を決定し、この円管の表面積C×L(m2)を基準に、放熱表面積Sをパラメータにして変化させて熱計算を行い、排気ガスGの温度Tを算出し、この排気ガスGの温度TからSCR触媒の浄化率を参照して、図2に示すように、エンジン負荷の変化量に対する排気ガスGの浄化率を算出した。
図2では、現状の円管とした場合の排気管総面積1に対して、1.0倍〜5.0倍の表面積とした場合のエンジン負荷の変化量(横軸)に対する排気ガスGの浄化率を縦軸に示す。この浄化率の推定結果から、排気管総面積1に対して,1.5〜2.5倍とすることで軽負荷でも高負荷でも良好な浄化率が得られることが分かったので、図3に示すように、この放熱排気ガス配管12A部分の最適な放熱表面積S1の範囲Rsを抽出し、1.5倍〜2.5倍の表面積とした場合を選択して、4.5×C≦S1≦7.5×Cとしている。
これは、例えば、エンジン10のタービン13tの出口からSCR装置34の入口までの放熱排気ガス配管12Aの長さLを3.00m、放熱排気ガス配管12Aの管直径を0.10m(100mm)とすると、高さ0.03m(30mm)、幅が0.01m(10mm)の第1放熱部材12Baを放熱排気ガス配管12Aの長さLに沿って10枚設置すればよい試算となる。
なお、この放熱排気ガス配管12A部分の放熱表面積Sは、常時、最適放熱表面積S1になっている必要は無く、エンジン10を定格出力で連続運転しているときに、最適放熱表面積S1になる構成であれば良い。また、エンジン10を定格出力で連続運転しているときを、排気ガスGの温度Tgが高温になるときの基準の状態とすることで、最適放熱表面積S1の設定を容易にしている。
この放熱排気ガス配管12A部分の放熱表面積Sを、常時、最適放熱表面積S1とする構成としては、放熱表面積増加部材12Ba、12Bbの一部又は全部を放熱排気ガス配管12Aに固定して設けた第1放熱部材12Baで構成する。
この構成では、図4に示すように放熱板若しくは放熱フィンの第1放熱部材12Baを溶接などで、放熱排気ガス配管12Aに固定する。また、図5に示すように放熱金網の第1放熱部材12Baを溶接などで、放熱排気ガス配管12Aに固定する。これにより、放熱排気ガス配管12Aと第1放熱部材12Baの間の熱伝導率を良好に維持して、効率的な放熱を行うことができる。
また、放熱排気ガス配管12A部分の放熱表面積Sを、常時ではなく、エンジン10を定格出力で連続運転して、放熱排気ガス配管12Aが予め設定した温度以上の高温になっているときに、最適放熱表面積S1になる構成としては、例えば、以下のような構成がある。
エンジン10を停止している状態では、図6に示すように、放熱排気ガス配管12Aと離間した状態になり、エンジン10を定格出力で連続運転している状態では、図7に示すように、放熱排気ガス配管12Aに当接している状態になる第2放熱部材12Bbで構成する。
この第2放熱部材12Bbは、排気ガスGの温度が低く、放熱排気ガス配管12Aの温度が低いときは、図6に示すように、放熱排気ガス配管12Aと第2放熱部材12Bbの間が離間している状態であるので、この両者の間の熱伝導が無く、第2放熱部材12Bbからの熱放射量を小さくすることができる。従って、排気ガスGの温度Tが低いときには、放熱排気ガス配管12A部分、即ち、放熱排気ガス配管12Aと第2放熱部材12Bbからの放熱量を著しく減少できる。
一方、排気ガスGの温度Tが高く、放熱排気ガス配管12Aの温度が高いときは、放熱排気ガス配管12Aと第2放熱部材12Bbが熱膨張し、図7に示すように、放熱排気ガス配管12Aと第2放熱部材12Bbの間が当接している状態になるので、この両者の間で熱伝導が生じ、第2放熱部材12Bbからの放熱量を大きくすることができる。従って、排気ガスGの温度Tが高いときには、放熱排気ガス配管12Aからの放熱量を著しく増加できる。
つまり、放熱排気ガス配管12Aと第2放熱部材12Bbの熱膨張を利用することにより、放熱排気ガス配管12Aの温度の高低によって、言い換えれば、排気ガスGの温度Tの高低によって、第2放熱部材12Bbへの熱伝導の有無を自動的に切り換えることができる。その結果、放熱排気ガス配管12A及びこの放熱排気ガス配管12A内を通過する排気ガスGの温度Tgを、図12に示すような浄化率が良好な温度範囲Rt内に維持して、効率よく排気ガスGを浄化できる。
なお、図6に示すように、第2放熱部材12Bbが放熱排気ガス配管12Aに当接する部分は、接触面積Acが第2放熱部材12Bbの横断面積Abよりも大きくなる形状、例えば、V字形状や半円形状に形成することで接触面の面積Acを増加させて、両者の間の熱伝導が大きくなるように構成することが、より好ましい。
また、放熱排気ガス配管12A部分の放熱表面積Sを、常時ではなく、エンジン10を定格出力で連続運転して、放熱排気ガス配管12Aが予め設定した温度以上の高温になっているときに、最適放熱表面積S1になる別の構成としては、放熱排気ガス配管12Aに固定された第1放熱部材12Ba、若しくは、放熱排気ガス配管12Aが高温時に接触する第2放熱部材12Bbを、温度によって形状が変化する材料で形成する。
例えば、バイメタルや形状記憶合金などで、第1放熱部材12Ba、若しくは、第2放熱部材12Bbを形成し、温度が低いと、図8に示すように、バイメタルや形状記憶合金で形成した放熱部分H1が閉じて一枚となり、温度が上昇すると、図9に示すように、バイメタルや形状記憶合金で形成した放熱部分H1が開いて、二枚形状となり、放熱部分H1の表面積を2倍に増加するように構成する。
あるいは、温度が低いと、図10に示すように、放熱部分H2は互いに向かい合っていて、全体としての熱放射量が小さいが、温度が高いと、図11に示すように、放熱部分H2が曲がって、放熱部分H2の面が互いに向かい合わなくなって全体としての熱放射量が増加するように構成する。
これらの構成により、容易に、温度の高低によって放熱表面積S、若しくは、放熱量が大きく異なる第1放熱部材12Ba、若しくは、第2放熱部材12Bbを構成することができ、第1放熱部材12Ba、若しくは、第2放熱部材12Bbによる放熱効果が温度上昇に従って大きくなるように構成することができる。
上記の構成の排気ガス浄化システム1及びその放熱方法によれば、放熱表面積増加部材12Ba、12Bbの配置により、エンジン10を定格出力で連続運転しているときに、放熱排気ガス配管12A部分の放熱表面積Sが最適放熱表面積S1になるので、排気ガスGの温度Tが高温になっても、排気ガス浄化装置30に流入する排気ガスGの温度Tを予め設定された浄化率維持上限温度T2以下に維持でき、排気ガスGの浄化効率が良好な状態で排気ガスGを浄化することができる。
従って、SCR装置34における、エンジン10の軽負荷時においてもNOx浄化率を低下させることがなく、また、燃料消費率が良好であるエンジン10の高負荷運転時においてもNOx浄化率を低下させることがなくて、これにより燃料消費率が良好であるエンジン10の高負荷運転時においても、NOx浄化率が低下せず、燃料消費率の向上と排ガス性能の改善を両立することができる。
本発明の排気ガス浄化システム及びその放熱方法によれば、ターボチャージャのタービンと選択還元型触媒等の排気ガス浄化装置の間の排気ガス配管における放熱量を適正にして排気ガスの温度を浄化率の高い温度範囲の温度にすることにより、エンジンの軽負荷時においてもNOx浄化率を低下させることがなく、また、燃料消費率が良好であるエンジンの高負荷運転時においてもNOx浄化率を低下させることがなくて、燃料消費率の向上と排ガス性能の改善の両方を両立することができるので、自動車等に搭載した内燃機関等の排気ガス浄化システム及びその放熱方法として利用できる。
1 排気ガス浄化システム
10 エンジン(内燃機関)
11 エンジン本体
12 排気ガス通路
12A 放熱排気ガス配管
12Ba 第1放熱部材(放熱表面積増加部材)
12Bb 第2放熱部材(放熱表面積増加部材)
13 ターボ式過給器
13t タービン
15 EGR通路
30 排気ガス浄化装置
31 尿素噴射ノズル
32 前段酸化触媒(前段DOC)
33 PM捕集フィルタ装置
34 尿素選択還元型NOx触媒装置(SCR装置)
35 後段酸化触媒(後段DOC)
40 排気ガス浄化制御装置
41 温度センサ
42 濃度センサ
43 差圧センサ
50 エンジン制御装置(ECU)
A 放熱排気ガス配管の断面積(m2)
C 放熱排気ガス配管を円管とした場合の周囲長さ(C2=(2πR)2=4πA)(m)
L 仮設定した配管長さ(m)
H1、H2 放熱部分
G 排気ガス
R 放熱排気ガス配管を円管とした場合の半径(m)
S エンジンの定格出力での連続運転時の放熱排気ガス配管の部分の放熱表面積
S1 最適放熱表面積
V 排気ガス体積流量(m3/s)

Claims (6)

  1. 内燃機関の排気ガス通路でターボ式過給器のタービンの下流側に排気ガスを浄化する排気ガス浄化装置を配置した排気ガス浄化システムにおいて、前記タービンと前記排気ガス浄化装置との間の排気ガス通路を放熱排気ガス配管で形成し、該放熱排気ガス配管に放熱表面積増加部材を設けて、前記内燃機関を定格出力で連続運転しているときに、前記放熱排気ガス配管部分の放熱表面積が、前記排気ガス浄化装置に流入する排気ガスの温度を予め設定された浄化率維持上限温度以下にする最適放熱表面積になるように構成するとともに、
    前記放熱排気ガス配管を単管とし、前記放熱表面積増加部材の一部又は全部である第1放熱部材を前記放熱排気ガス配管の外壁に2つ設けて、この2つの第1放熱部材は、低温時には前記放熱排気ガス配管の周方向でその一部または全部で隣接し、高温時には前記放熱排気ガス配管の周方向で離間するように構成したことを特徴とする排気ガス浄化システム。
  2. 前記最適放熱表面積をS1(m 2 )として、このS1を、前記内燃機関を定格出力で運転したときに排出される排気ガス体積流量V(m3/s)を基にして、前記放熱排気ガス配管の断面積Aを30(m/s)≦V/A≦70(m/s)とすると共に、A=πR2、C=2πRとしたときに、4.5×C≦S1≦7.5×Cとして設定することを特徴とする請求項1記載の排気ガス浄化システム。
  3. 前記放熱表面積増加部材の一部を、前記内燃機関を停止している状態では、前記放熱排気ガス配管と離間した状態になり、前記内燃機関を定格出力で連続運転している状態では、前記放熱排気ガス配管に当接している状態になる第2放熱部材で構成したことを特徴とする請求項1又は2に記載の排気ガス浄化システム。
  4. 前記第1放熱部材を、温度によって形状が変化する材料で形成したことを特徴とする請求項1に記載の排気ガス浄化システム。
  5. 前記第2放熱部材を、温度によって形状が変化する材料で形成したことを特徴とする請求項3に記載の排気ガス浄化システム。
  6. 内燃機関の排気ガス通路でターボ式過給器のタービンの下流側に排気ガスを浄化する排気ガス浄化装置を配置した排気ガス浄化システムの放熱方法において、前記タービンと前記排気ガス浄化装置との間の排気ガス通路を形成する放熱排気ガス配管の放熱表面積を、前記内燃機関を定格出力で連続運転しているときに、予め設定された最適放熱表面積にして、前記排気ガス浄化装置に流入する排気ガスの温度を予め設定された浄化率維持上限温度以下にするとともに、
    前記放熱排気ガス配管を単管とし、前記放熱排気ガス配管の外壁に放熱表面積増加部材である第1放熱部材を2つ設けて、この2つの第1放熱部材を、低温時には前記放熱排気ガス配管の周方向でその一部または全部で隣接し、高温時には前記放熱排気ガス配管の周方向で離間するようにして、前記第1放熱部材の表面積または熱放射量を変化させることを特徴とする排気ガス浄化システムの放熱方法。
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