JP6196305B2 - マルチコアプロセッサ用の調整可能なマルチティアstt−mramキャッシュ - Google Patents

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Description

本開示は、概して、スピン注入磁化反転磁気抵抗ランダムアクセスメモリ(STT−MRAM)キャッシュに関する。より詳細には、本開示は、マルチコアプロセッサ内のSTT−MRAMキャッシュを関連付け、調整することに関する。
典型的には、Intel(登録商標)Core(登録商標)i7Processorなどのマルチコアプロセッサは、マルチティアメモリ階層を有する。マルチコアプロセッサ内の各コアは、キャッシュ(レベル1(L1)〜レベル2(L2))の専用の階層を有することができ、下位レベルキャッシュ(レベル3(L3))を共有することもできる。下位レベルキャッシュは、増加したチップ面積を有する傾向があり、したがって、下位レベルキャッシュは、マルチコアプロセッサに関連するコストを増加させる傾向がある。
いくつかの従来技術のシステムでは、埋込みキャッシュ(たとえば、L1〜L3)は、スタティックランダムアクセスメモリ(SRAM)を利用する傾向がある。SRAMは、論理親和性があり高速なので、望ましい場合がある。さらに、SRAMは、高コストにつながる大きいサイズ面積を有し、さらに、SRAMは、電力を流出させる傾向がある。したがって、マルチコアプロセッサの下位レベルキャッシュにSRAMを使用することは、少なくとも、コストおよび電力消費量の増加により望ましくない場合がある。
他の従来技術のシステムは、ハイブリッドキャッシュ(たとえば、シリコン貫通スタッキング(TSS)またはパッケージオンパッケージ(PoP))を有する場合がある。ハイブリッドキャッシュは、複数のキャッシュレベルに様々なタイプのメモリを利用するシステムを指す。ハイブリッドキャッシュは、レベル間ハイブリッドキャッシュ、レベル内ハイブリッドキャッシュ、または3次元(3D)ハイブリッドキャッシュとして構成され得る。
図1は、従来技術のレベル間ハイブリッドキャッシュ100の一例を示す。図1に示すように、コア102(L1を含む)およびL2キャッシュ104は、SRAMを使用することができ、L3キャッシュ106は、埋込みダイナミックランダムアクセスメモリ(eDRAM)、MRAM、または位相変化ランダムアクセスメモリ(PRAM)などの異なるタイプのメモリを使用することができる。レベル間ハイブリッドキャッシュ100は、図1で説明するメモリタイプに限定されず、各キャッシュ層102〜106に様々なメモリタイプを利用することができる。
図2は、従来技術のレベル内ハイブリッドキャッシュ200の一例を示す。図2に示すように、コア202(L1を含む)および第1のL2キャッシュ204は、SRAMを使用することができる。具体的には、第1のL2キャッシュ204は、高速メモリ用に構成され得、したがって、第1のL2キャッシュ204は、SRAMを利用することができる。さらに、第2のL2キャッシュ206は、低速メモリ用に構成され得、したがって、第2のL2キャッシュ206は、第1のL2キャッシュ204に使用されるメモリのタイプと異なるメモリのタイプである可能性がある。たとえば、第2のL2キャッシュ206は、eDRAM、MRAM、またはPRAMを使用することができる。レベル内ハイブリッドキャッシュ200は、図2に示すメモリタイプに限定されず、各キャッシュ層202〜206に様々なメモリタイプを利用することができる。
レベル間ハイブリッドキャッシュまたはレベル内ハイブリッドキャッシュは、様々なメモリ技術を使用することができる。さらに、レベル間キャッシュおよびレベル内ハイブリッドキャッシュは、様々なメモリ技術のモノリシック統合のために、複雑であり、増加した作製コストを有する。したがって、マルチコアプロセッサの下位レベルキャッシュにレベル間ハイブリッドキャッシュまたはレベル内ハイブリッドキャッシュを使用することは、増加したコストおよび複雑性のために望ましくない。
図3は、従来技術の3Dハイブリッドキャッシュ300の一例を示す。図3に示すように、コア302(L1を含む)および第1のL2キャッシュ304は、SRAMを使用することができる。さらに、第2のL2キャッシュ306は、低速メモリを利用するように構成され得、したがって、第2のL2キャッシュ306は、eDRAM、MRAM、またはPRAMなどの異なるタイプのメモリを利用することができる。さらに、コア302、第1のL2キャッシュ304、および第2のL2キャッシュ306はすべて、単一のチップ上に画定され得る。L3キャッシュ308は、PRAMなどのメモリを使用することができ、コア302、第1のL2キャッシュ304、および第2のL2キャッシュ306を含むチップに接続された別のダイ上に画定され得る。すなわち、L3キャッシュ308は、コア302、第1のL2キャッシュ304、および第2のL2キャッシュ306を含む層と異なる層(たとえば、チップ)上にある。
3Dハイブリッドキャッシュは、複数の層内に異種のメモリを使用し、既知の高品質ダイ内に高密度メモリを使用するために望ましい場合がある。さらに、3Dハイブリッドキャッシュは、スタック化されたマルチダイソリューションを指定する。したがって、3Dハイブリッドキャッシュは、スタック化されたダイのためにコストを増加させる場合がある。さらに、ダイのスタック化は、オーバーヘッド(たとえば、コスト、信頼性)も増加させる。
本開示の一態様によるマルチコアプロセッサが提供される。マルチコアプロセッサは、マルチコアプロセッサの第1のコアに関連付けられ第1の属性に従って調整された、第1のスピン注入磁化反転磁気抵抗ランダムアクセスメモリ(STT−MRAM)キャッシュを含む。マルチコアプロセッサは、マルチコアプロセッサの第2のコアに関連付けられ第2の属性に従って調整された、第2のSTT−MRAMキャッシュをさらに含む。
別の態様によるマルチコアプロセッサが提示される。マルチコアプロセッサは、マルチコアプロセッサの第1のコアに関連付けられ第1の属性に従って調整された、第1の記憶手段を含む。マルチコアプロセッサは、マルチコアプロセッサの第2のコアに関連付けられ第2の属性に従って調整された、第2の記憶手段も含む。
さらにまた別の態様による、マルチコアプロセッサ内のキャッシュを関連付けるための方法が提示される。本方法は、第1のスピン注入磁化反転磁気抵抗ランダムアクセスメモリ(STT−MRAM)キャッシュを、マルチコアプロセッサの第1のコアに関連付け、第1の属性に従って調整するステップを含む。本方法は、第2のSTT−MRAMキャッシュを、マルチコアプロセッサの第2のコアに関連付け、第2の属性に従って調整するステップをさらに含む。
別の態様による、マルチコアプロセッサ用のキャッシュを作製するための方法が提示される。本方法は、第1の属性に従って、第1のスピン注入磁化反転磁気抵抗ランダムアクセスメモリ(STT−MRAM)キャッシュを調整するステップを含む。本方法は、第2の属性に従って、第2のSTT−MRAMキャッシュを調整するステップも含む。
上記は、以下の詳細な説明がより良く理解され得るように、本開示の特徴および技術的な利点を、かなり広く概説したものである。本開示のさらなる特徴および利点は、以下で説明される。本開示と同じ目的を実行するための他の構造を修正または設計するための基礎として、本開示が容易に利用され得ることを当業者は諒解されたい。そのような均等な構成は、添付の特許請求の範囲に記載される本開示の教示から逸脱しないことも当業者は認識されたい。本開示の特色をなすと思われる新規の特徴は、その組成と動作方法の両方について、さらなる目的および利点とともに、後続の記述を添付の図との関連で考慮したときによりよく理解されるであろう。しかしながら、図の各々は、例示および説明のみを目的として提供され、本開示の範囲を規定するものとして意図されないことを明白に理解されたい。
本開示の特徴、性質、および利点は、以下に記載する詳細な説明を図面とともに読むとき、より明らかになるであろう。
従来技術のメモリシステムを示す図である。 従来技術のメモリシステムを示す図である。 従来技術のメモリシステムを示す図である。 本開示の一態様による、STT−MRAMキャッシュを利用するマルチティアマルチコアプロセッサを示す図である。 本開示の一態様による、STT−MRAMキャッシュを利用するマルチティアマルチコアプロセッサを示す図である。 本開示の一態様による、マルチコアプロセッサ内のSTT−MRAMキャッシュを関連付け調整する方法のブロック図である。 本開示の実施形態を有利に利用することができる、例示的なワイヤレス通信システムを示す図である。 本開示の一態様による半導体コンポーネントの回路設計、レイアウト設計、および論理設計に使用される設計用ワークステーションを示すブロック図である。
添付の図面に関する下記の詳細な説明は、様々な構成の説明として意図されており、本明細書で説明される概念が実行され得る唯一の構成を表すことは意図されていない。詳細な説明は、様々な概念の完全な理解をもたらす目的で、具体的な詳細を含んでいる。しかしながら、これらの概念がこれらの具体的な詳細なしに実行され得ることが、当業者には明らかであろう。場合によっては、そのような概念を曖昧にするのを回避する目的で、周知の構造および構成要素がブロック図の形式で示されている。
本開示の一態様は、速度、電力、および密度に関して調整可能であり得る下位レベルキャッシュを提供するが、コストおよび複雑性を低減する。本開示の一態様では、マルチコアプロセッサ用のマルチティアSTT−MRAMキャッシュについて説明する。
従来のランダムアクセスメモリ(RAM)チップ技術とは異なり、磁気抵抗RAM(MRAM)では、データは、電荷として記憶されず、代わりに記憶要素の磁気分極によって記憶される。記憶要素は、トンネリング層によって分離された2つの強磁性層から形成される。固定層またはピンド層と呼ばれる、2つの強磁性層のうちの1つは、特定の方向に固定された磁化を有する。フリー層と呼ばれる他方の強磁性磁気層は、フリー層の磁化が固定層の磁化と反平行である場合には「1」を表し、または、フリー層の磁化が固定層の磁化と平行である場合には「0」を表すように変化し得る、磁化方向を有する。固定層とトンネリング層とフリー層とを有する1つのそのようなデバイスは、磁気トンネル接合(MTJ)である。MTJの電気抵抗は、フリー層の磁化および固定層の磁化が、互いに平行であるか、または反平行であるかに依存する。MRAMなどのメモリデバイスは、個別にアドレス可能なMTJのアレイから構築される。
STT−MRAMは、MRAMの1タイプである。STT−MRAMのフリー層の磁化は、MTJを通る電流によって切り替えられ得る。したがって、STT−MRAMは、磁場を使用する従来のMRAMと差別化される。STT−MRAMは、速度、電力、密度、およびコストに関して調整可能である。STT−MRAMは、下位レベルキャッシュに利用されるメモリの代替として調整され得る。さらに、STT−MRAMセルおよびマクロは、余分なプロセスステップおよびコストを負うことなくモノリシックダイ上に複数の構成で(たとえば、マルチティアで)作製され得る。したがって、各プロセッサコア用のマルチティア下位レベルキャッシュとしてSTT−MRAMを利用することが望ましい場合がある。STT−MRAMは、下位レベル(L3)キャッシュに限定されず、必要に応じて他のキャッシュ層(たとえば、L1またはL2)に利用され得ることに留意されたい。
マルチコアプロセッサでは、各プロセッサコアは、様々な負荷を処理することができ、したがって、各プロセッサコアは、様々なタイプのメモリを指定することができる。たとえば、一方のプロセッサコアは、高性能用に調整されたメモリを指定することができるが、第2のプロセッサコアは、低電力用に調整されたメモリを指定することができる。典型的なマルチコアプロセッサでは、下位レベルキャッシュは、同じ回路であり、コアごとに調整されない。本態様によれば、マルチティアSTT−MRAMキャッシュは、調整されたマルチティアSTT−MRAMキャッシュが各プロセッサコアの効率を改善し、それにより、改善されたチップレベル電力性能を提供することができるように、各プロセッサコアに関して調整(たとえば、カスタマイズ)され得る。いくつかの態様によれば、各マルチティアSTT−MRAMは、少なくとも2つのプロセッサコアによって共有され得る。本開示では、プロセッサコアという用語は、時々、コアと呼ばれる場合がある。
図4は、本開示の一態様による、STT−MRAMキャッシュを利用するマルチティアマルチコアプロセッサ400を示す。図4に示すように、マルチコアプロセッサの各コア408〜412(コア1〜コアX)は、キャッシュ(L1〜L3)のティアに関連付けられる。L1キャッシュおよびL2キャッシュは、各コア専用であり得る。Xは、コアの数に等しく、各コアのキャッシュに利用され得るSTT−MRAMタイプの数に等しいかまたはそれよりも多いことに留意されたい。さらに、YはSTT−MRAMキャッシュタイプの数に等しく、YはXに等しいかまたはそれよりも少ない。
図4に示すように、各下位レベルSTT−MRAMキャッシュ402〜406は、特定の属性(タイプ1〜タイプY)に従って調整され得る。一態様によれば、タイプ1のSTT−MRAMキャッシュ402は、高速アクセスのための属性の第1の組(たとえば、増加した性能)を用いて調整され得る。すなわち、タイプ1のSTT−MRAMキャッシュ402は、短いレイテンシおよび高速のサイクル時間を含むように調整され得る。タイプ1のSTT−MRAMキャッシュ402のサイズは、他のタイプのSTT−MRAMキャッシュの典型的なセルサイズよりも大きくなるように(たとえば、2トランジスタ(T)/1MTJ)調整することもできる。いくつかの態様によれば、タイプ1のSTT−MRAMキャッシュ402のMTJのサイズは、他のタイプのSTT−MRAMキャッシュのMTJのサイズよりも小さい場合がある。MTJの縮小したサイズは、増加した電流密度のためにSTT−MRAMキャッシュの速度を増加させ得る。
さらに、タイプYのSTT−MRAMキャッシュ404は、属性の第2の組を用いて調整され得る。この例では、タイプYのSTT−MRAMキャッシュ404は、高密度用に調整され得る。すなわち、タイプYのSTT−MRAMキャッシュ404は、他のタイプのSTT−MRAMキャッシュの密度よりも大きい密度を有するように調整され得る。たとえば、タイプ1のSTT−MRAMキャッシュ402は、8メガビット(Mb)の密度を有することができ、タイプYのSTT−MRAMキャッシュ404は、16〜32Mbの密度を有することができる。タイプYのSTT−MRAMキャッシュ404の増加した密度は、キャッシュサイズを増加させ、それにより、キャッシュヒット率を増加させ、キャッシュミス率を減少させる。タイプYのSTT−MRAMキャッシュ404の密度を増加させるために、タイプYのSTT−MRAMキャッシュ404のセルサイズは、他のタイプのSTT−MRAMのサイズよりも小さい場合がある。たとえば、タイプYのSTT−MRAMキャッシュ404のセルサイズは、1トランジスタ−1MTJ(1T−1J)であり得る。タイプYのSTT−MRAMキャッシュ404は、増加した密度を有するので、電源切断および瞬時オン用のプログラミングコード(たとえば、オペレーティングシステム(OS)の一部)などのデータを記憶することができる。
いくつかの態様によれば、属性は、すべてのまたは一部のSTT−MRAMキャッシュタイプに関して同様であり得る。たとえば、タイプ2のSTT−MRAMキャッシュ406は、タイプ1のSTT−MRAMキャッシュ402またはタイプYのSTT−MRAMキャッシュ404と同じ属性を有し得る。あるいは、属性は、STT−MRAMの各タイプで異なる可能性がある。たとえば、タイプ1のSTT−MRAMキャッシュ402、タイプ2のSTT−MRAMキャッシュ406、およびタイプYのSTT−MRAMキャッシュ404の属性の各々は、異なる場合がある。さらに、STT−MRAMキャッシュのタイプの調整は、図4に関して説明される構成に限定されない。すなわち、STT−MRAMは、たとえば、セキュリティ、性能、信頼性、データタイプ、電力、使用法、密度、および様々なメモリタイプに関連する他の構成などの、様々な構成に関して調整され得る。
図5は、本開示の別の態様による、STT−MRAMキャッシュを利用するマルチティアマルチコアプロセッサ500を示す。図5に示すように、マルチコアプロセッサの各コア506〜510(コア1〜コアX)は、高レベルキャッシュ(L1)および中間レベルキャッシュ(L2)に関連付けられ、さらに、下位レベルキャッシュ(L3)は、コア間で共有される。Xはコアの数に等しく、STT−MRAMキャッシュは、Xが3以上の場合にコア間で共有され得ることに留意されたい。さらに、YはSTT−MRAMキャッシュタイプの数に等しく、YはXに等しいかまたはそれよりも少ない。
図5に示すように、各下位レベルSTT−MRAMキャッシュは、特定の属性(タイプ1〜タイプY)に従って調整され得る。さらに、タイプ1のSTT−MRAMキャッシュ502は、コア1 506およびコア2 510用の共有キャッシュである可能性があり、タイプYのSTT−MRAMキャッシュ504は、他のすべてのコア用の共有キャッシュである可能性がある。一態様によれば、タイプ1のSTT−MRAMキャッシュ502は、属性の第1の組に従って調整され得、タイプYのSTT−MRAMキャッシュ504は、属性の第2の組に従って調整され得る。さらに、STT−MRAMキャッシュの共有は、図5に示す態様に限定されず、STT−MRAMキャッシュは、3つ以上のコアによって共有され得、一部のコアは、共有構成においてSTT−MRAMキャッシュを共有しない場合がある。すなわち、STT−MRAMキャッシュの一部のタイプは、1つのコアのみに関連付けられ得るが、STT−MRAMキャッシュの他のタイプは、コアの間で共有され得る。
前に説明したように、STT−MRAMのタイプは、特定の属性に従って調整され得る。属性には、レイテンシ、キャッシュヒット率/ミス率、エネルギー、エネルギー遅延積(たとえば、性能とエネルギー消費量との組合せ)、データ利用率(たとえば、デューティファクタ:読み、書き、または保持/記憶)、ならびにデータ信頼性およびデータセキュリティ(たとえば、強いデータ保持力および保護)が含まれ得る。前述の属性は、STT−MRAMキャッシュのタイプを調整するように構成され得る様々な属性の例であり、本開示は、前述の属性に限定されず、他の属性に関して企図される。本開示では、属性はパラメータを含むことに留意されたい。
様々な属性は、各STT−MRAMキャッシュを、性能(たとえば、レイテンシ、キャッシュヒット率/ミス率)、データタイプ使用法、信頼性、電力、および密度に関して調整することを可能にする。さらに、STT−MRAMキャッシュは、同種下位レベルプロセス統合を利用し、下位レベルキャッシュの異なるティアが同時に作製されるので、余分なプロセスオーバーヘッドをもたらさない。すなわち、全体的なプロセスフローにわずかな変形形態のみを含んで、STT−MRAMキャッシュの各タイプに、同じ作製プロセスが使用され得る。たとえば、様々に調整されたキャッシュを生成するために、同じプロセスフロー内で、様々なマスクレイアウトが使用され得る。
さらに、STT−MRAMキャッシュの使用は、チップコストを減少させ得る。すなわち、STT−MRAMキャッシュは、SRAMキャッシュと比較して、より小さいスペースを使用し得る。たとえば、いくつかの態様によれば、STT−MRAMキャッシュは、同じ密度のSRAM下位レベルキャッシュと比較して約2〜3倍の面積を節約することができる。
図6は、STT−MRAMキャッシュを関連付け調整するための方法600のブロック図を示す。図6のブロック602に示すように、第1のSTT−MRAMキャッシュは、第1のコアに関連付けられる。ブロック604に示すように、第1のSTT−MRAMは、第1の属性に従って調整される。さらに、ブロック606に示すように、第2のSTT−MRAMキャッシュは、第2のコアに関連付けられる。加えて、ブロック608に示すように、第2のSTT−MRAMは、第2の属性に従って調整される。本方法は、ブロック610に示すように、少なくとも1つの他のコアを、第1のSTT−MRAMキャッシュまたは第2のSTT−MRAMキャッシュに関連付けるステップを含むこともできる。
図7は、有利なことに本開示の実施形態を使用できる例示的なワイヤレス通信システム700を示す図である。例示のために、図7は、3つの遠隔ユニット720、730、および750、ならびに2つの基地局740を示す。ワイヤレス通信システムが、はるかに多い遠隔ユニットおよび基地局を有することができることが認識されよう。遠隔ユニット720、730、および750は、下位レベルSTT−MRAMキャッシュを有するマルチコアプロセッサ725A、725B、725Cを含む。図7は、基地局740から遠隔ユニット720、730、および750への順方向リンク信号770、ならびに、遠隔ユニット720、730、および750から基地局740への逆方向リンク信号710を示す。
図7では、遠隔ユニット720は携帯電話として示され、遠隔ユニット730はポータブルコンピュータとして示され、遠隔ユニット750はワイヤレスローカルループシステム内の固定ロケーション遠隔ユニットとして示されている。たとえば、遠隔ユニットは、セルフォン、ハンドヘルドパーソナル通信システム(PCS)ユニット、セットトップボックス、音楽プレーヤ、ビデオプレーヤ、エンターテインメントユニット、ナビゲーションデバイス、携帯情報端末などのポータブルデータユニット、またはメータ読取り機器などの固定位置データユニットであり得る。図7は、本開示の教示による下位レベルSTT−MRAMキャッシュを有するマルチコアプロセッサ725A、725B、725Cを使用し得る遠隔ユニットを示すが、本開示は、これらの例示的な示されたユニットに限定されない。たとえば、本開示の態様による下位レベルSTT−MRAMキャッシュを有するマルチコアプロセッサは、任意のデバイスにおいて適切に使用され得る。
図8は、上記で開示した下位レベルSTT−MRAMキャッシュを有するマルチコアプロセッサなどの、半導体コンポーネントの回路設計、レイアウト設計、および論理設計に使用される、設計用ワークステーションを示すブロック図である。設計用ワークステーション800は、オペレーティングシステムソフトウェア、支援ファイル、および、CadenceまたはOrCADなどの設計用ソフトウェアを含むハードディスク801を含む。設計用ワークステーション800は、回路810、または下位レベルSTT−MRAMキャッシュを有するマルチコアプロセッサなどの半導体コンポーネント812の設計を容易にするために、ディスプレイ802も含む。記憶媒体804は、回路設計810または半導体コンポーネント812を有形に記憶するために提供される。回路設計810または半導体コンポーネント812は、GDSIIまたはGERBERなどのファイルフォーマットで記憶媒体804に記憶され得る。記憶媒体804は、CD−ROM、DVD、ハードディスク、フラッシュメモリ、または他の適切なデバイスであり得る。さらに、設計用ワークステーション800は、記憶媒体804からの入力を受け入れるか、または記憶媒体804に出力を書き込むための駆動装置803を含む。
記憶媒体804に記録されるデータは、論理回路構成、フォトリソグラフィマスク用のパターンデータ、または電子ビームリソグラフィなどの連続書込みツール用のマスクパターンデータを指定し得る。データは、論理シミュレーションに関連するタイミング図またはネット回路などの論理検証データをさらに含み得る。記憶媒体804にデータを提供すると、半導体ウェハを設計するためのプロセス数を減少させることによって、回路設計810または半導体コンポーネント812の設計が容易になる。
一構成では、メモリ装置は、マルチコアプロセッサの第1のコアに関連付けられ第1の属性に従って調整された、第1の記憶手段を含む。メモリ装置は、マルチコアプロセッサの第2のコアに関連付けられ第2の属性に従って調整された、第2の記憶手段も含む。これらの記憶手段は、識別手段によって列挙された機能を実行するように構成された、下位レベルSTT−MRAMキャッシュ402〜406 502〜504、レベル2(L2)キャッシュおよび/または他のメモリタイプであり得る。
特定の回路について記載してきたが、当業者には、開示する実施形態を実践するために開示された回路のすべてが必要とされるわけではないことが諒解されよう。さらに、本開示に対する注目を維持するために、いくつかのよく知られた回路については説明していない。
本明細書で説明する方法は、用途に応じて様々な手段によって実装され得る。たとえば、これらの方法は、ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、またはそれらの任意の組合せで実装され得る。ハードウェア実装形態の場合、各処理ユニットは、本明細書で説明する機能を実行するように設計された、1つまたは複数の特定用途向け集積回路(ASIC)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、デジタル信号処理デバイス(DSPD)、プログラマブル論理デバイス(PLD)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、電子デバイス、他の電子ユニット、あるいはそれらの組合せ内で実装され得る。
ファームウェアおよび/またはソフトウェアの実装形態の場合、これらの方法は、本明細書に記載された機能を実行するモジュール(たとえば、プロシージャ、関数など)で実装され得る。命令を有形に具現化する任意の機械可読媒体またはコンピュータ可読媒体は、本明細書で説明した方法を実装する際に使用され得る。たとえば、ソフトウェアコードは、メモリに記憶され、プロセッサによって実行され得る。実行中のソフトウェアコードは、プロセッサによって実行される場合、本明細書で提示された異なる態様の教示における様々な方法および機能を実装する動作環境をもたらす。メモリは、プロセッサの内部またはプロセッサの外部に実装され得る。本明細書で使用する「メモリ」という用語は、長期メモリ、短期メモリ、揮発性メモリ、不揮発性メモリ、または他のメモリのうちのいずれかのタイプを指し、メモリのいかなる特定のタイプもしくはメモリの数、またはメモリが記憶される媒体のタイプにも限定されない。
本明細書で説明された方法および機能を定義しているソフトウェアコードを記憶する機械可読媒体またはコンピュータ可読媒体は、物理的なコンピュータ記憶媒体を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMもしくは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージデバイスもしくは他の磁気ストレージデバイス、または命令もしくはデータ構造の形態の所望のプログラムコードを記憶するために使用され、コンピュータによってアクセスされ得る任意の他の媒体を含むことができる。本明細書で用いられる場合、ディスク(disk)および/またはディスク(disc)は、コンパクトディスク(CD)、レーザーディスク(登録商標)、光ディスク、デジタル多用途ディスク(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク、およびブルーレイディスクを含み、このうち、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生するが、ディスク(disc)は、レーザーを用いてデータを光学的に再生する。上記の組合せも、コンピュータ可読媒体の範囲内に含まれるべきである。
コンピュータ可読媒体に記憶するのに加えて、命令および/またはデータは、通信装置に含まれる伝送媒体上の信号として提供され得る。たとえば、通信装置は、命令およびデータを示す信号を有するトランシーバを含み得る。命令およびデータは、1つまたは複数のプロセッサに特許請求の範囲で概説される機能を実装させるように構成される。
本教示およびそれらの利点を詳細に説明してきたが、様々な変形、代用、および変更が、添付の特許請求の範囲によって定義された本教示の技術から逸脱することなく本明細書においてなされ得ることを理解されたい。さらに、本出願の範囲は、本明細書で説明したプロセス、機械、製造、物質組成、手段、方法、およびステップの特定の態様に限定されることを意図していない。当業者が本開示から容易に諒解するように、本明細書で説明した対応する態様と実質的に同じ機能を実行するか、または実質的に同じ結果を達成する、現在存在するまたは後で開発されることになる、プロセス、機械、製造、物質の組成、手段、方法、またはステップは、本教示に従って利用され得る。したがって、添付の特許請求の範囲は、そのようなプロセス、機械、製造、物質の組成、手段、方法、またはステップをそれらの範囲内に含むものとする。
100 レベル間ハイブリッドキャッシュ
102 キャッシュ層、コア
104 キャッシュ層、L2キャッシュ
106 キャッシュ層、L3キャッシュ
200 レベル内ハイブリッドキャッシュ
202 キャッシュ層、コア
204 キャッシュ層、第1のL2キャッシュ
206 キャッシュ層、第2のL2キャッシュ
300 3Dハイブリッドキャッシュ
302 コア
304 第1のL2キャッシュ
306 第2のL2キャッシュ
308 L3キャッシュ
400 マルチティアマルチコアプロセッサ
402 L3タイプ1
404 L3タイプY
406 L3タイプ2
408 コア1
410 コア2
412 コアX
500 マルチティアマルチコアプロセッサ
502 L3タイプ1
504 L3タイプY
506 コア1
508 コア2
510 コアX
700 ワイヤレス通信システム
710 順方向リンク信号
720 遠隔ユニット
725A 下位レベルSTT−MRAMキャッシュを有するマルチコアプロセッサ
725B 下位レベルSTT−MRAMキャッシュを有するマルチコアプロセッサ
725C 下位レベルSTT−MRAMキャッシュを有するマルチコアプロセッサ
730 遠隔ユニット
740 基地局
750 遠隔ユニット
770 逆方向リンク信号
800 設計用ワークステーション
801 ハードディスク
802 ディスプレイ
803 駆動装置
804 記憶媒体
810 回路
812 半導体コンポーネント

Claims (12)

  1. マルチコアプロセッサの第1のコアに関連付けられ第1の属性に従って調整された、第1のスピン注入磁化反転磁気抵抗ランダムアクセスメモリSTT−MRAMキャッシュであって、前記第1のコアの他のキャッシュ層に対する第1の下位レベルキャッシュである、第1のSTT−MRAMキャッシュと、
    マルチコアプロセッサの第2のコアに関連付けられ第2の属性に従って調整された、第2のSTT−MRAMキャッシュであって、前記第2のコアの他のキャッシュ層に対する第2の下位レベルキャッシュであり、前記第1の属性は前記第2の属性と異なる、第2のSTT−MRAMキャッシュと
    を含み、
    少なくとも1つの他のコアは、前記第1のSTT−MRAMキャッシュまたは前記第2のSTT−MRAMキャッシュに関連付けられ
    前記第1のSTT−MRAMキャッシュが、第1のサイズを有する第1のタイプの磁気トンネル接合(MTJ)を含み、且つ、前記第2のSTT−MRAMキャッシュが、前記第1のタイプのMTJよりも大きい第2のサイズを有する第2のタイプのMTJを含む、マルチコアプロセッサ。
  2. 第3のSTT−MRAMキャッシュおよび第4のSTT−MRAMキャッシュを中間レベルキャッシュとしてさらに含む、請求項1に記載のマルチコアプロセッサ。
  3. 前記第1のSTT−MRAMキャッシュおよび前記第2のSTT−MRAMキャッシュは各コアに埋め込まれているか、または各コアとモノリシックに統合されている、請求項1に記載のマルチコアプロセッサ。
  4. 前記第1の属性および第2の属性は、少なくとも、レイテンシ、エネルギー、エネルギー遅延積、セキュリティ、電力、密度および/またはデータ信頼性を含む、請求項1に記載のマルチコアプロセッサ。
  5. 各コアは、STT−MRAMキャッシュの1つのタイプに関連付けられる、請求項1に記載のマルチコアプロセッサ。
  6. 前記マルチコアプロセッサの第3のコアに関連付けられ第3の属性に従って調整された、第3のSTT−MRAMキャッシュをさらに含む、請求項1に記載のマルチコアプロセッサ。
  7. 前記第1のSTT−MRAMキャッシュおよび前記第2のSTT−MRAMキャッシュは、同種下位レベル統合プロセスを利用して作製される、請求項1に記載のマルチコアプロセッサ。
  8. 携帯電話、セットトップボックス、音楽プレーヤ、ビデオプレーヤ、エンターテインメントユニット、ナビゲーションデバイス、コンピュータ、ハンドヘルドパーソナル通信システム(PCS)ユニット、ポータブルデータユニット、および/または固定位置データユニットに統合される、請求項1に記載のマルチコアプロセッサ。
  9. マルチコアプロセッサ内のキャッシュを関連付けるための方法であって、
    第1のスピン注入磁化反転磁気抵抗ランダムアクセスメモリSTT−MRAMキャッシュを、前記マルチコアプロセッサの第1のコアに関連付け、第1の属性に従って調整するステップであって、前記第1のSTT−MRAMキャッシュは、前記第1のコアの他のキャッシュ層に対する第1の下位レベルキャッシュである、ステップと、
    第2のSTT−MRAMキャッシュを、前記マルチコアプロセッサの第2のコアに関連付け、第2の属性に従って調整するステップであって、前記第2のSTT−MRAMキャッシュは、前記第2のコアの他のキャッシュ層に対する第2の下位レベルキャッシュであり、前記第1の属性は前記第2の属性と異なる、ステップと、
    少なくとも1つの他のコアを、前記第1のSTT−MRAMキャッシュまたは前記第2のSTT−MRAMキャッシュに関連付けるステップと、
    を含み、
    前記第1のSTT−MRAMキャッシュが、第1のサイズを有する第1のタイプの磁気トンネル接合(MTJ)を含み、且つ、前記第2のSTT−MRAMキャッシュが、前記第1のタイプのMTJよりも大きい第2のサイズを有する第2のタイプのMTJを含む、方法。
  10. 前記関連付けるステップは、前記第1のSTT−MRAMキャッシュおよび前記第2のSTT−MRAMキャッシュを各コアに埋め込むか、または各コアとモノリシックに統合するステップを含む、請求項9に記載の方法。
  11. 前記マルチコアプロセッサを、携帯電話、セットトップボックス、音楽プレーヤ、ビデオプレーヤ、エンターテインメントユニット、ナビゲーションデバイス、コンピュータ、ハンドヘルドパーソナル通信システム(PCS)ユニット、ポータブルデータユニット、および/または固定位置データユニットに統合するステップをさらに含む、請求項9に記載の方法。
  12. 前記第1の属性および第2の属性は、少なくとも、レイテンシ、エネルギー、エネルギー遅延積、セキュリティ、電力、密度および/またはデータ信頼性を含む、請求項9に記載の方法。
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