JP6195960B2 - 遠隔指示方法及び遠隔端末用プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、画面共有を行いながら、指示端末からの指示を受ける遠隔指示方法及び遠隔端末用プログラムに関する。
近年、作業者が操作する遠隔端末と、指示者が操作する指示端末とにおいて、インターネット網等の公衆回線網を利用し、画面共有を実行することが行われている。このような画面共有において、作業者が撮影した撮影画像を遠隔端末と指示端末とが画面共有を実行し、指示者が、画面共有を行う撮影画像に対して作業指示を入力することにより、遠隔端末上において、作業者に対して適切な作業指示を出すことが行われている。
例えば、特許文献1では、指示者は、作業指示内容を指示端末に入力し、作業者は、作業指示内容の軌跡等を通じて、作業指示を認識することが開示されている。
特開2014−230219号公報
特許文献1の構成では、指示者が入力した作業指示を、プロジェクタにより作業指示像として映出させているが、平面の画面表示では、作業者は立体感が掴みにくく、画面表示に対して、実際の現実の空間との対応関係が把握しにくいという問題があった。
そこで、本発明は、共有画面内に、立体形状を設けて、その立体形状内に矢印を表示すすることにより、被遠隔指示者である作業者がどの方向に向きを変更するべきか、どの方向へ進むべきかを指示する点に着目した。
本発明の目的は、立体感を掴みやすく、画面表示に対して、実際の現実空間との対応関係を把握しやすくした遠隔指示方法及び遠隔端末用プログラムを提供することを目的とする。
本発明では、以下のような解決手段を提供する。
第1の特徴に係る発明は、画面共有を行いながら、指示端末からの指示を受ける遠隔指示方法であって、
撮影された画像を前記指示端末と共有するステップと、
共有された画像の3次元空間を把握するための立体形状を表示するステップと、
表示された立体形状に対して、前記指示端末からの指示アイコンを表示するステップと、を備える遠隔指示方法を提供する。
第1の特徴に係る発明によれば、画面共有を行いながら、指示端末からの指示を受ける遠隔指示方法であって、撮影された画像を指示端末と共有し、共有された画像の3次元空間を把握するための立体形状を表示し、表示された立体形状に対して、指示端末からの指示アイコンを表示する。
ここで、第1の特徴に係る発明は、遠隔端末のカテゴリであるが、遠隔指示方法及び遠隔端末用プログラム等の他のカテゴリにおいても、そのカテゴリに応じた同様の作用・効果を発揮する。
第2の特徴に係る発明は、前記指示アイコンとは、前記遠隔端末の移動又は回転を指示する矢印アイコンであって、
前記遠隔端末の現在位置を検出するステップと、
前記検出した位置情報に基づいて、前記矢印アイコンの始点を推測するステップと、
を備えることを特徴とする第1の特徴に係る発明である遠隔指示方法を提供する。
第2の特徴に係る発明によれば、第1の特徴に係る発明である遠隔指示方法において、指示アイコンとは、遠隔端末の移動又は回転を指示する矢印アイコンであって、遠隔端末の現在位置を検出し、検出した位置情報に基づいて、矢印アイコンの始点を推測する。
第3の特徴に係る発明は、前記指示アイコンとは、前記遠隔端末の移動又は回転を指示する矢印アイコンであって、
前記遠隔端末の現在位置を検出するステップと、
前記検出した位置情報と、前記矢印アイコンの終点を対応付けて記憶するステップと、
を備えることを特徴とする第1の特徴に係る発明である遠隔指示方法を提供する。
第3の特徴に係る発明によれば、第1の特徴に係る発明である遠隔指示方法であって、前記指示アイコンとは、前記遠隔端末の移動又は回転を指示する矢印アイコンであって、遠隔端末の現在位置を検出し、検出した位置情報と、前記矢印アイコンの終点を対応付けて記憶する。
本発明によれば、立体感を掴みやすく、画面表示に対して、実際の現実空間との対応関係を把握しやすくした遠隔指示方法及び遠隔端末用プログラムを提供することが可能となる。
図1は、遠隔指示システム1の概要を示す図である。 図2は、遠隔指示システム1の全体構成図である。 図3は、指示端末10、遠隔端末100の機能ブロック図である。 図4は、指示端末10及び遠隔端末100が実行する遠隔指示処理を示すフローチャートである。 図5は、遠隔端末100が表示する被遠隔指示用画面を示す図である。 図6は、指示端末10が表示する遠隔指示用画面を示す図である。 図7は、指示端末10が表示する遠隔指示用画面を示す図である。 図8は、遠隔端末100が表示する被遠隔指示用画面を示す図である。 図9は、遠隔端末100が表示する被遠隔指示用画面を示す図である。 図10は、遠隔端末100が表示する被遠隔指示用画面を示す図である。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図を参照しながら説明する。なお、これはあくまでも一例であって、本発明の技術的範囲はこれに限られるものではない。
[遠隔指示システム1の概要]
本発明の概要について、図1に基づいて説明する。図1は、本発明の好適な実施形態である遠隔指示システム1の概要を説明するための図である。遠隔指示システム1は、遠隔端末100、指示端末10、GPS6から構成される。なお、遠隔端末100及び指示端末10は、一つに限らず複数数であっても良い。
遠隔端末100は、データ通信機能、カメラ機能等を備える電化製品やウェアラブル端末である。遠隔端末100は、例えば、携帯電話、携帯情報端末、パーソナルコンピュータに加え、ネットブック端末、スレート端末、電子書籍端末、携帯型音楽プレーヤ等の情報家電や、メガネ型端末、ヘッドマウントディスプレイ等のウェアラブル端末である。
また、指示端末10は、データ通信機能等を備える電化製品である。指示端末10は、遠隔端末100と同様の電化製品や据置型の端末装置である。
また、GPS6は、一般的なGPSである。なお、GPS6以外の方法により、遠隔端末100は、自身の位置情報を取得しても良いし、この場合、GPS6が構成上必須ではない。
はじめに、遠隔端末100と指示端末10とは、画面共有に必要なネットワーク接続を確立する。(ステップS01)。
遠隔端末100は、作業者が作業する空間である作業空間を撮影する(ステップS02)。
遠隔端末100は、自身の位置情報をGPS6から取得する(ステップS03)。
遠隔端末100は、撮影した作業空間の画像である撮影画像を表示し、表示した撮影画像内に、3次元空間を把握するための立体形状を表示する(ステップS04)。ステップS04において、遠隔端末100は、立体形状として、立方体や直方体等の高さ、奥行き、幅を有する立体やその他の立体を表示する。
遠隔端末100は、撮影画像のデータである撮影画像データ及び立体形状のデータである立体形状データを、指示端末10に送信する(ステップS05)。
指示端末10は、撮影画像データ及び立体形状データを受信し、撮影画像と立体形状を自身に表示する(ステップS06)。
指示端末10は、指示者からの入力を受け付ける(ステップS07)。ステップS07において、指示端末10は、メッセージの入力や、作業指示の入力を受け付ける。指示端末10は、作業指示の入力として、矢印の入力を受け付ける。矢印とは、作業者が移動又は回転する方向、移動量等を視覚的に表示するアイコンを意味する。
指示端末10は、入力された矢印の始点、終点、向きを認識し、矢印データとして、遠隔端末100に送信する(ステップS08)。
遠隔端末100は、矢印データを受信し、矢印の始点の位置情報を推定し、決定する。遠隔端末100は、始点の決定において、ステップS03において取得した位置情報を、始点として推定する。また、遠隔端末100は、矢印データに基づいて、矢印の終点及び向きを、推定した始点に基づいて決定する。
遠隔端末100は、決定した矢印の始点、終点及び向きに基づいて、矢印アイコンを立体形状内に表示する(ステップS09)。
以上が、遠隔指示システム1の概要である。
[遠隔指示システム1のシステム構成]
図2に基づいて、遠隔指示システム1のシステム構成について説明する。図2は、本発明の好適な実施形態である遠隔指示システム1のシステム構成を示す図である。遠隔指示システム1は、指示端末10、遠隔端末100、公衆回線網5(インターネット網や第3、第4世代通信網等)、GPS6から構成される。なお、遠隔指示システム1は、指示端末10と遠隔端末100とがサーバ装置を介して接続されていても良い。この場合、指示端末10と遠隔端末100とは、各種データ通信を、サー装置を介して実行すれば良い。
遠隔端末100は、後述の機能を備え、データ通信を実行可能であり、上述した情報家電やウェアラブル端末である。
指示端末10は、後述の機能を備え、データ通信を実行可能であり、上述した電化製品や据置型の端末装置である。
GPS6は、一般的なGPSである。
[各機能の説明]
図3に基づいて、各装置の構成について説明する。図3は、本発明の好適な実施形態である指示端末10及び遠隔端末100の機能ブロック図である。
遠隔端末100は、制御部110として、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等を備え、通信部120として、他の機器と通信可能にするためのデバイス、例えば、IEEE802.11に準拠したWiFi(Wireless Fidelity)対応デバイスを備える。
また、遠隔端末100は、入出力部130として、制御部110で制御したデータや画像を出力表示する表示部と、ユーザからの入力を受け付けるタッチパネルやキーボード、マウス等の入力部に加え、GPS6から自身の位置情報を取得可能なデバイスを備える。また、遠隔端末100は、撮影部140として、動画や静止画等の画像を撮影するレンズや撮像素子等の撮影デバイスを備える。また、遠隔端末100は、記憶部150として、ハードディスクや半導体メモリ、記録媒体、メモリカード等によるデータのストレージ部を備える。
遠隔端末100において、制御部110が所定のプログラムを読み込むことにより、通信部120と協働して、接続要求送信モジュール160、データ送受信モジュール161を実現する。また、遠隔端末100において、制御部110が所定のプログラムを読み込むことにより、入出力部130と協働して、GPS取得モジュール170、画像表示モジュール171、立体表示モジュール172、矢印位置推測モジュール173、矢印アイコン表示モジュール174、移動判断モジュール175、文字表示モジュール176、画像認識モジュール177を実現する。また、遠隔端末100において、制御部110が所定のプログラムを読み込むことにより、撮影部140と協働して、撮影モジュール180を実現する。また、遠隔端末100において、制御部110が所定のプログラムを読み込むことにより、記憶部150と協働して、データ記憶モジュール190を実現する。
指示端末10は、遠隔端末100と同様に、制御部11として、CPU、RAM、ROM等を備え、通信部12として、他の機器と通信可能にするためのデバイス、例えば、IEEE802.11に準拠したWiFi対応デバイスを備える。
また、指示端末10は、遠隔端末100と同様に、入出力部13として、制御部11で制御したデータや画像を出力表示する表示部と、ユーザからの入力を受け付けるタッチパネルやキーボード、マウス等の入力部に加え、GPSといった位置情報を取得可能なデバイスを備える。
指示端末10において、制御部11が所定のプログラムを読み込むことにより、通信部12と協働して、接続要求受信モジュール20、データ送受信モジュール21を実現する。また、指示端末10において、制御部11が所定のプログラムを読み込むことにより、入出力部13と協働して、画像表示モジュール30、立体表示モジュール31、入力受付モジュール32、矢印アイコン表示モジュール33を実現する。
[遠隔指示処理]
図4に基づいて、遠隔端末100及び指示端末10が実行する遠隔指示処理について説明する。図4は、遠隔端末100及び指示端末10が実行する遠隔指示処理のフローチャートである。上述した各装置のモジュールが実行する処理について、本処理に併せて説明する。
はじめに、接続要求送信モジュール160は、指示端末10との画面共有に係る接続要求を指示端末10に送信する(ステップS10)。
接続要求受信モジュール20は、指示端末10が送信した接続要求を受信し、画面共有に係るネットワーク接続を開始する(ステップS11)。
撮影モジュール180は、作業空間の撮影指示を受け付けたか否かを判断する(ステップS12)。ステップS12において、撮影モジュール180は、撮影指示の入力を受け付けていないと判断した場合(ステップS12 NO)、撮影指示の入力を受け付けるまで本処理を繰り返す。
一方、撮影モジュール180は、撮影指示の入力を受け付けたと判断した場合(ステップS12 YES)、作業空間を撮影する(ステップS13)。
GPS取得モジュール170は、自身の位置情報をGPS6から取得する(ステップS14)。
データ記憶モジュール190は、取得した自身の位置情報を記憶する(ステップS15)。
なお、ステップS14及びステップS15の各処理は、後述するタイミングで実行しても良い。
画像表示モジュール171は、作業空間を撮影した撮影画像を表示し、立体表示モジュール172は、立体形所を撮影画像内に表示する(ステップS16)。ステップS16において、画像表示モジュール171及び立体表示モジュール172は、図5に示す被遠隔指示用画面を表示する。
図5は、遠隔端末100が表示する被遠隔指示用画面を示す図である。画像表示モジュール171は、画像表示ウインドウ300内に、撮影画像310を表示する。また、立体表示モジュール172は、画像表示ウインドウ300内に、立体表示ウインドウ400を表示し、この立体表示ウインドウ400内に立体410を表示する。すなわち、立体表示モジュール172は、立体410を撮影画像310に重畳して表示する。また、立体表示モジュール172は、立体410を、画像表示ウインドウ300に平行に表示する。立体410は、略立方体の形状として表示する。
なお、立体表示モジュール172が表示する立体の形状は、立方体に限らず、直方体等の多面体であっても良い。また、立体の各辺の長さは適宜変更可能である。
データ送受信モジュール161は、撮影画像の撮影画像データ及び立体形状の立体形状データを指示端末10に送信する(ステップS17)。
データ送受信モジュール21は、遠隔端末100が送信した撮影画像データ及び立体形状データを受信する。画像表示モジュール30は、受信した撮影画像データ及び立体形状データに基づいて、図6に示す撮影画像及び立体形状を示す遠隔指示用画面を表示する(ステップS18)。
図6は、指示端末10が表示する遠隔指示用画面を示す図である。画像表示モジュール30は、画像表示ウインドウ500内に、撮影画像510を表示する。また、立体表示モジュール31は、画像表示ウインドウ500内に、立体表示ウインドウ600を表示し、この立体表示ウインドウ600内に立体610を表示する。すなわち、遠隔端末100と同様に、立体表示モジュール31は、立体610を撮影画像510に重畳して表示する。また、立体表示モジュール31は、立体610を、画像表示ウインドウ500に平行に表示する。立体610は、上述した立体410と同様の形状である。
入力受付モジュール32は、立体610内への作業指示の入力を受け付けたか否かを判断する(ステップS19)。ステップS19において、入力受付モジュール32が受け付ける作業指示の入力とは、遠隔端末100の移動又は回転を指示する入力である。指示者は、作業指示の入力として、矢印の入力や、移動方向又は回転等を入力する。矢印の入力として、始点、終点を数値や点等により指定しても良いし、矢印を立体表示ウインドウ内にドラッグすることにより指定しても良い。
ステップS19において、入力受付モジュール32は、立体610内への作業指示の入力を受け付けていないと判断した場合(ステップS19 NO)、入力が行われるまで本処理を繰り返す。
一方、ステップS19において、入力受付モジュール32は、立体610内への作業指示の入力を受け付けたと判断した場合(ステップS19 YES)、矢印アイコン表示モジュール33は、入力が行われた作業指示に基づいて、矢印アイコン620を図7に示す遠隔指示用画面に表示する(ステップS20)。ステップS20において、矢印アイコン表示モジュール33は、入力された作業指示に基づいて、始点、終点及び向きが認識可能な矢印アイコン620として、遠隔指示用画面に表示する。ステップS20において、矢印アイコン表示モジュール33は、矢印の始点として、入力を受け付けた地点を始点として認識する。また、ステップS20において、矢印アイコン表示モジュール33は、矢印の終点として、入力を終了した地点を終点として認識する。また、ステップS20において、矢印アイコン表示モジュール33は、矢印の向きとして、始点から終点に向けて入力が行われた方向を向きとして認識する。なお、矢印アイコン表示モジュール33は、他の方法により矢印の始点、終点及び向きを認識しても良い。例えば、矢印アイコンをドラッグした場合、矢印アイコンの始点を、表示する始点として認識し、矢印アイコンの終点を、表示する終点として認識し、矢印アイコンの向きを、表示する向きとして認識しても良い。
図7は、指示端末10が表示する作業指示の入力が行われた状態を示す遠隔指示用画面の図である。図7において、矢印アイコン620は、立体表示ウインドウ600内に表示される。なお、矢印アイコン620は、図7の形状に限らず、矢印以外の形状、例えば、三角形アイコン、多角形アイコンであっても良く、始点、終点及び向きが認識可能な形状であれば適宜変更可能である。
データ送受信モジュール21は、矢印アイコン620を示す矢印データを、遠隔端末100に送信する(ステップS21)。
データ送受信モジュール161は、指示端末10が送信した矢印データを受信する。矢印位置推測モジュール173は、受信した矢印データの位置を、ステップ15で記憶した自身の位置情報に基づいて、推測する(ステップS22)。なお、ステップS22において、GPS取得モジュール170は、自身の位置情報を取得し、記憶しても良い。
ステップS22において、矢印位置推測モジュール173は、矢印データの始点位置を、自身の位置情報として決定する。また、矢印位置推測モジュール173は、矢印データの終点を、決定した矢印データの始点位置に基づいて推測し、決定する。また、矢印位置推測モジュール173は、矢印データの向きを、決定した矢印データの始点及び終点に基づいて推測し、決定する。
データ記憶モジュール190は、ステップS21において推測した矢印データの終点と、自身の位置情報とを対応付けて記憶する(ステップS23)。
移動判断モジュール175は、決定した矢印データの始点、終点及び向きに基づいて、作業者が移動する必要があるか否かを判断する(ステップS24)。ステップS24において、移動判断モジュール175が、終点が、自身の位置情報から所定距離離れているか否かを判断することにより、作業者が移動する必要があるか否かを判断する。ステップS24において、移動判断モジュール175は、作業者が移動する必要がないと判断した場合(ステップS24 NO)、図8に示す被遠隔指示用画面を表示する(ステップS25)。
図8は、遠隔端末100が表示する被遠隔指示用画面を示す図である、図8において、矢印アイコン表示モジュール174は、図6で示した撮影画像310及び立体410に加え、この立体410に重畳させて矢印アイコン420を表示する。また、図8において、文字表示モジュール176は、始点、終点、向きに基づいて表示した矢印アイコン420に基づいた作業者の行動を指示するメッセージ700を表示する。なお、メッセージ700は、指示者が音声入力や文字入力により行った指示内容を受信し、受信した指示内容をメッセージとして表示しても良い。
一方、ステップS24において、移動判断モジュール175は、作業者が移動する必要があると判断した場合(ステップS24 YES)、図9に示す被遠隔指示用画面を表示する(ステップS26)。
図9は、遠隔端末100が表示する被遠隔指示用画面を示す図である。図9において、図8と同様に、図6において表示した撮影画像310を表示する。立体表示モジュール172は、立体表示ウインドウ400内に立体430を表示する。立体430は、直方体の形状をしており、移動を指示する方向の辺の長さを、移動を指示しない方向の辺の長さに対して、長くしている。また、矢印アイコン表示モジュール174は、立体430に重畳させて矢印アイコン440を表示する。矢印アイコン440は、移動を指示する方向の辺の長さを、移動を指示しない方向の辺の長さに対して、長くしている。また、図9において、文字表示モジュール176は、始点、終点、向きに基づいて表示した矢印アイコン1200に基づいた作業者の行動を指示するメッセージ710を表示する。なお、メッセージ700は、指示者が音声入力や文字入力により行った指示内容を受信し、受信した指示内容をメッセージとして表示しても良い。
撮影モジュール180は、作業空間の撮影指示を受け付けたか否かを判断する(ステップS27)。ステップS27において、撮影モジュール180は、撮影指示を受け付けていないと判断した場合(ステップS27 NO)、撮影指示を受け付けるまで本処理を繰り返す。
一方、撮影モジュール180は、撮影指示を受け付けたと判断した場合(ステップS27 YES)、作業空間を撮影する(ステップS28)。
画像認識モジュール177は、撮影画像の画像認識を行い、ステップS13において撮影した撮影画像と、今回撮影した撮影画像とで変化が発生しているか否かを判断する(ステップS29)。ステップS29において、画像認識モジュール177は、前回の撮影画像と、今回の撮影画像との各々の画像の特徴量を抽出し、抽出した特徴量が一致するか否かにより、変化が発生しているか否かを判断すれば良い。
ステップS29において、画像認識モジュール177は、撮影画像に変化が発生していないと判断した場合(ステップS29 NO)、再度、撮影指示が行われたか否かを判断する。
一方、画像認識モジュール177は、撮影画像に変化が発生していると判断した場合(ステップS29 YES)、GPS取得モジュール170は、現在の位置情報を取得する(ステップS30)。
矢印アイコン表示モジュール174は、ステップS30において取得した位置情報と、ステップS23において記憶した矢印データの終点の位置情報とに基づいて、矢印の向きを変更し、図10に示す被遠隔指示用画面を表示する(ステップS31)。ステップS31において、矢印アイコン表示モジュール174は、始点を今回取得した自身の位置情報として推測し、終点を記憶した矢印データの位置情報として推測し、この始点及び終点に基づいて、矢印アイコンの向きを推測し、推測した矢印アイコンの始点、終点及び向きに基づいて、矢印アイコンを表示する。
図10は、遠隔端末100が表示する被遠隔指示用画面を示す図である。図10において、図9と同様に、ステップS27において撮影した撮影画像320を表示する。立体表示モジュール172は、立体表示ウインドウ400内に立体450を表示する。立体450は、図9と同様に移動を指示する方向の辺の長さを、移動を指示しない方向辺の長さに対して、長くしている。また、矢印アイコン表示モジュール174は、立体450に重畳させて、矢印アイコン460を表示する。矢印アイコン460は、図10と同様に、移動を指示する方向の辺の長さを、移動を指示しない方向辺の長さに対して、長くしている。文字表示モジュール176は、始点、終点、向きに基づいて表示した矢印アイコン460に基づいた作業者の行動を指示するメッセージ720を表示する。なお、メッセージ700は、指示者が音声入力や文字入力により行った指示内容を受信し、受信した指示内容をメッセージとして表示しても良い。
以上が、遠隔指示処理である。
なお、上述した実施形態においては、矢印アイコンにより移動を指示する場合について説明しているが、矢印アイコンにより回転を指示するようにしても良い。この場合、矢印アイコンを、作業者が回転する方向に向けて湾曲させれば良い。
上述した手段、機能は、コンピュータ(CPU、情報処理装置、各種端末を含む)が、所定のプログラムを読み込んで、実行することによって実現される。プログラムは、例えば、フレキシブルディスク、CD(CD−ROMなど)、DVD(DVD−ROM、DVD−RAMなど)等のコンピュータ読取可能な記録媒体に記録された形態で提供される。この場合、コンピュータはその記録媒体からプログラムを読み取って内部記憶装置又は外部記憶装置に転送し記憶して実行する。また、そのプログラムを、例えば、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク等の記憶装置(記録媒体)に予め記録しておき、その記憶装置から通信回線を介してコンピュータに提供するようにしてもよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述したこれらの実施形態に限るものではない。また、本発明の実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施形態に記載されたものに限定されるものではない。
1 遠隔指示システム、10 指示端末、100 遠隔端末

Claims (4)

  1. 画面共有を行いながら、指示端末からの指示を受ける遠隔指示方法であって、
    撮影された画像を前記指示端末と共有するステップと、
    共有された画像の3次元空間を把握するための立体形状を表示するステップと、
    表示された立体形状に対して、前記指示端末からの指示アイコンを表示するステップと、を備える遠隔指示方法。
  2. 前記指示アイコンとは、前記遠隔端末の移動又は回転を指示する矢印アイコンであって、
    前記遠隔端末の現在位置を検出するステップと、
    前記検出した位置情報に基づいて、前記矢印アイコンの始点を推測するステップと、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の遠隔指示方法。
  3. 前記指示アイコンとは、前記遠隔端末の移動又は回転を指示する矢印アイコンであって、
    前記遠隔端末の現在位置を検出するステップと、
    前記検出した位置情報と、前記矢印アイコンの終点を対応付けて記憶するステップと、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の遠隔指示方法。
  4. 画面共有を行いながら、指示端末からの指示を受ける遠隔端末に、
    撮影された画像を前記指示端末と共有するステップ、
    共有された画像の3次元空間を把握するための立体形状を表示するステップ、
    表示された立体形状に対して、前記指示端末からの指示アイコンを表示するステップ、を実行させるためのプログラム。
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