JP6195665B2 - 1次及び再充電可能バッテリを備えた埋込可能医療デバイス - Google Patents

1次及び再充電可能バッテリを備えた埋込可能医療デバイス Download PDF

Info

Publication number
JP6195665B2
JP6195665B2 JP2016519978A JP2016519978A JP6195665B2 JP 6195665 B2 JP6195665 B2 JP 6195665B2 JP 2016519978 A JP2016519978 A JP 2016519978A JP 2016519978 A JP2016519978 A JP 2016519978A JP 6195665 B2 JP6195665 B2 JP 6195665B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
battery
rechargeable battery
voltage
threshold
ipg
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2016519978A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016537045A (ja
Inventor
デニス アレン ヴァンシックル
デニス アレン ヴァンシックル
スリダー コサンダラマン
スリダー コサンダラマン
Original Assignee
ボストン サイエンティフィック ニューロモデュレイション コーポレイション
ボストン サイエンティフィック ニューロモデュレイション コーポレイション
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ボストン サイエンティフィック ニューロモデュレイション コーポレイション, ボストン サイエンティフィック ニューロモデュレイション コーポレイション filed Critical ボストン サイエンティフィック ニューロモデュレイション コーポレイション
Publication of JP2016537045A publication Critical patent/JP2016537045A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6195665B2 publication Critical patent/JP6195665B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61NELECTROTHERAPY; MAGNETOTHERAPY; RADIATION THERAPY; ULTRASOUND THERAPY
    • A61N1/00Electrotherapy; Circuits therefor
    • A61N1/18Applying electric currents by contact electrodes
    • A61N1/32Applying electric currents by contact electrodes alternating or intermittent currents
    • A61N1/36Applying electric currents by contact electrodes alternating or intermittent currents for stimulation
    • A61N1/372Arrangements in connection with the implantation of stimulators
    • A61N1/378Electrical supply
    • A61N1/3787Electrical supply from an external energy source
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61NELECTROTHERAPY; MAGNETOTHERAPY; RADIATION THERAPY; ULTRASOUND THERAPY
    • A61N1/00Electrotherapy; Circuits therefor
    • A61N1/18Applying electric currents by contact electrodes
    • A61N1/32Applying electric currents by contact electrodes alternating or intermittent currents
    • A61N1/36Applying electric currents by contact electrodes alternating or intermittent currents for stimulation
    • A61N1/3605Implantable neurostimulators for stimulating central or peripheral nerve system
    • A61N1/36125Details of circuitry or electric components
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61NELECTROTHERAPY; MAGNETOTHERAPY; RADIATION THERAPY; ULTRASOUND THERAPY
    • A61N1/00Electrotherapy; Circuits therefor
    • A61N1/18Applying electric currents by contact electrodes
    • A61N1/32Applying electric currents by contact electrodes alternating or intermittent currents
    • A61N1/36Applying electric currents by contact electrodes alternating or intermittent currents for stimulation
    • A61N1/372Arrangements in connection with the implantation of stimulators
    • A61N1/378Electrical supply
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61NELECTROTHERAPY; MAGNETOTHERAPY; RADIATION THERAPY; ULTRASOUND THERAPY
    • A61N1/00Electrotherapy; Circuits therefor
    • A61N1/18Applying electric currents by contact electrodes
    • A61N1/32Applying electric currents by contact electrodes alternating or intermittent currents
    • A61N1/36Applying electric currents by contact electrodes alternating or intermittent currents for stimulation
    • A61N1/3605Implantable neurostimulators for stimulating central or peripheral nerve system
    • A61N1/3606Implantable neurostimulators for stimulating central or peripheral nerve system adapted for a particular treatment
    • A61N1/36071Pain
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61NELECTROTHERAPY; MAGNETOTHERAPY; RADIATION THERAPY; ULTRASOUND THERAPY
    • A61N1/00Electrotherapy; Circuits therefor
    • A61N1/18Applying electric currents by contact electrodes
    • A61N1/32Applying electric currents by contact electrodes alternating or intermittent currents
    • A61N1/36Applying electric currents by contact electrodes alternating or intermittent currents for stimulation
    • A61N1/372Arrangements in connection with the implantation of stimulators
    • A61N1/37211Means for communicating with stimulators
    • A61N1/37252Details of algorithms or data aspects of communication system, e.g. handshaking, transmitting specific data or segmenting data
    • A61N1/37276Details of algorithms or data aspects of communication system, e.g. handshaking, transmitting specific data or segmenting data characterised by means for reducing power consumption during telemetry

Description

本発明は、埋込可能医療デバイスシステムに関し、具体的には埋込可能刺激器を伴うシステムに関する。
埋込可能刺激デバイスとは、心臓不整脈を治療するペースメーカー、心細動を治療する除細動器、難聴を治療するための蝸牛刺激器、失明を治療するための網膜刺激器、四肢の協働した動きを生じるための筋肉刺激器、慢性疼痛を治療するための脊髄刺激器、運動及び精神的疾患を治療するための皮膚及び脳深部刺激器、及び尿失禁、睡眠時無呼吸、肩関節亜脱臼などを治療するための他の神経刺激器のような電気刺激を発生して様々な生理的疾患の治療のために身体の神経及び組織に送出するデバイスである。以下の説明は、一般的には、米国特許第6,516,227号明細書に開示するような「脊髄刺激(SCS)」システム内の本発明の使用に着目する。しかし、本発明は、あらゆる埋込可能医療デバイスシステムに応用を見出すことができる。
図1に示すように、SCSシステムは、典型的には、例えば、チタンのような導電材料から作られた生体適合性デバイスケース12を含む「埋込可能パルス発生器(IPG)」10を含む。ケース12は、典型的には、以下に詳しく説明するように、IPGを機能させるのに必要な回路及びバッテリ14を保持する。IPG10は、患者の組織に接触するように設計された遠位電極16に結合される。遠位電極16は、1又は2以上の電極リード(2つのリード18及び20が示されている)を通じてIPG10に結合され、それによって電極16が電極アレイ22を形成する。電極16は、各電極に結合された個々の信号ワイヤ26を同じく収容する可撓性本体24上に担持される。図示の実施形態において、リード18上にE1−E8とラベル付けされた8つの電極及びリード20上にE9−E16とラベル付けされた8つの電極があるが、リード及び電極の数は用途に固有のものであり、従って変えることができる。リード18、20は、エポキシのような非導電ヘッダ材料30に固定されたリードコネクタ28を使用してIPG10に結合する近位電極接点29を収容する。
図2A及び図2Bの断面図に示すように、IPG10は、典型的には、様々な電子構成部品34が装着されたプリント回路基板(PCB)32を含み、その一部を以下に説明する。テレメトリ(アンテナ)コイル36は、以下に詳しく説明するように外部コントローラ50にデータを送信し、かつそこからデータを受信するのに使用される。これらの例では、テレメトリコイル36がケース12内にあるが、他の例ではヘッダ30に置くことができる。米国特許第8,577,474号明細書は、これらの位置の両方におけるテレメトリアンテナを開示している。
IPGは、利用されるバッテリ14のタイプで異なる可能性がある。図2Aは、再充電可能バッテリ14r(ここで「r」は「rechargeable(再充電可能)」を示す)を収容するIPG10rを示している。バッテリ14rの充電を容易にするために、IPG10rは、追加の充電コイル37を収容し、追加の充電コイル37は、手持ち式及び携帯式外部充電器70(図2C)のコイル76から磁気充電場80を無線で受信する。外部充電器70を使用したバッテリ14rのそのような充電手段は、磁気誘導を通じて患者の組織100を通して経皮的に行われる。外部充電器70の電源が入れられた時に(スイッチ84)、図3Aを参照すると、充電回路94がコイル76にAC電流(Icharge)を発生する。これは、AC磁気充電場80(例えば、80kHzの)を生じ、IPG10rの充電コイル37にAC電流を誘起する。この電流は、恐らくはバッテリ充電及び保護回路46を通じて、バッテリ14rを充電するのに使用されるDCレベルに整流される(44)。再充電可能バッテリ14rは、異なる化学反応を使用して形成することができるが、リチウムイオンポリマーバッテリが、埋込可能医療デバイスの使用には一般的であり、一例では約Vbr_max=4.2ボルトのバッテリ電圧(Vbr)に充電することができる(図4Aを参照されたい)。
再充電可能バッテリ14rを備えたIPGは、「負荷シフトキーイング(LSK)」を使用してその関連の外部充電器70にデータを送信することができ、これは充電コイル37のインピーダンスを(トランジスタ42を通じて)変調するためにテレメトリされる(LSK変調器40からの)シリアルビットの使用を伴う。これは、外部充電器70によって使用される電圧の変化として現れ、コイル76のAC電流(Icharge)を発生し、電圧が復調され(96)かつデータビットが外部充電器70の制御回路92の解釈のために回復される。LSKテレメトリは公知である。
図2Bは、充電不能な1次バッテリ14pを収容するIPG10pを示す(ここで「p」は「1次」を示す)。再充電可能バッテリ14rとは異なり、1次バッテリ14pの電気化学反応は、充電電流を流すことによって可逆にならない。代わりに、1次バッテリ14pは、最終的にその電極の一方又は両方で材料を使い果たし、従って、寿命が限られる。バッテリ14pが使い果たされた状態で、患者からIPG10pを外植する必要があり、それによってバッテリ14pが交換されてIPG10pが再度埋め込まれるか、又は(より可能性が高いのは)それによって新しいバッテリ14pを備えた新しいIPG10pが埋め込まれることがある。1次バッテリ14bは異なる化学反応を使用して形成することができるが、リチウムCFxバッテリ又はリチウム/CFx−SVO(銀酸化バナジウム)ハイブリッドバッテリが、埋込可能医療デバイスに一般的に使用され、例えば、Vbp_max=1.2−3.2ボルトのバッテリ電圧を発生させる(図4Bを参照されたい)。バッテリ14pが再充電可能ではないので、IPG10pの充電コイルは必要なく(図2Aの37と比較して)、外部充電器70も必要ない。1次バッテリIPG10pと共に使用されない充電に関連の構造体は、図3Aでは点線で示されている。
再充電可能バッテリ14r又は1次バッテリ14pのいずれがIPG10に使用されるかに関わらず、そのバッテリは、最終的には、アナログ又はデジタル回路及びそれに関連付けられた調整器のような電源ノードVddを通じてIPG10の作動回路47の大部分のための電力(Vbr、Vbp)を提供する。アナログ回路47は、サーミスタ、バンドギャップ電圧リファレンス、発振器及びクロック、変調回路41及び復調回路43(図3A)、アナログ測定及び経路指定回路などを含むことができる。デジタル回路47は、制御回路38とメモリ回路を含む他のデジタル論理回路とを含むことができる。IPGの他の作動回路49は、直接にかつ図3Bに示すようにテレメトリコイル(アンテナ)36を含む共振タンク回路のようなVbr又はVbpだけによって給電することができ、そのタンクは、変調回路41及び復調回路43、及び図3Bに示すように電極16で刺激電流を生成する電流発生回路(DAC)のための電源V+を発生するDC−DCコンバータに結合される。しかし、作動回路47及び49は、電源ノードVddによって両方を給電することができる。
制御回路38は、http://www.ti.com/Isds/ti/microcontroller/16−bit_msp430/overview.page?DCMP=MCU_other&HQS=msp430のデータシートに説明され、又は米国特許出願公開第2012/0095529号明細書に説明されたテキサスインストルメンツによって製造されたMSP430のようなマイクロコントローラ集積回路を含むことができる。制御回路38は、マイクロプロセッサ集積回路、集積回路の集合、非集積回路の集合、又は集積回路と非集積回路の集合、すなわち、基本的には本明細書に開示する方式でIPGを作動させることができるあらゆるハードウエアを含むことができる。
様々な回路45は、不足電圧又は過剰電流条件の場合にバッテリを切断するのに使用される1又はそれ以上のスイッチのように、バッテリ14r又は14pによって提供されるVbr又はVbpと電源ノードVddとの間に介在することができる。米国特許出願公開第2013/0023943号明細書を参照されたい。回路45は、調整器(レギュレータ)、ブースト(バック)又はステップアップ(ステップダウン)コンバータ、又は他の調節回路を含むことができ、電源ノードVddにIPG電源で使用する適切な大きさの安定電圧を提供する。
図2Dは、IPG10r又はIPG10pのいずれかと通信するための手持ち式携帯患者コントローラ又は臨床医のプログラマーのような外部コントローラ50を示している。外部コントローラ50は、典型的には、タッチ可能ボタン56及びディスプレイ57を含む携帯式コンピュータ、携帯電話、又は他の手持ち式電子デバイスに使用されるものに類似のグラフィカルユーザインタフェースを含み、タッチセンサ式にして患者の入力を可能にすることができる。外部コントローラ50は、IPG10が患者に提供する治療設定値、どの電極16がアクティブであるか、これらの電極がシンク及びソース電流であるか否か、及び電極で形成されるパルスの持続時間、周波数、及び振幅を設定又は調節するのに使用される。外部コントローラ50は、IPGのステータスに対する様々なデータ報告、IPG10のバッテリ14r又は14pのレベル、及びIPG10で測定又は記録された他のパラメータのようなIPG10からのデータの受信機としても作用することができる。
そのような通信は、いずれも送信機又は受信機として作用することができる外部コントローラ50のテレメトリコイル54とIPG10のテレメトリコイル36との間のリンク75を通じて経皮的かつ双方向に行うことができる。図3Aを参照すると、一連のデジタルデータビットが外部コントローラ50からIPG10に送信されることになる時に、外部コントローラ50の制御回路60(マイクロコントローラなど)は、これらのビットを連続して変調器61に提供する。変調器61は、交流(AC)でコイル54を励起し、コイル54の周波数は、現在転送されているデータビットの状態に従って変調され、これは、「周波数シフトキーイング(FSK)」プロトコルとして公知である。例えば、コイル54は、コイル54及び同調コンデンサ(図示せず)のインダクタンスに従って125kHzで共振するように名目上で同調させることができ、データ状態「0」及び「1」は、それぞれf0=121kHz及びf1=129kHzにその中心周波数を変更する。コイル54を通る周波数変調電流は、次に、リンク75を含む周波数変調磁場を発生させ、これは、次に、IPGのテレメトリコイル36に周波数変調電流を誘起する。この受信した信号は、一連のデジタルデータビットに復調され(43)、解釈のためにIPG10の制御回路38(マイクロコントローラなど)に送信される。IPG10からリンク75を通じた外部コントローラ50への反対方向のデータテレメトリは、変調器41及び復調器62を通じて同様に行われる。
パッチ、ワイヤ、又はスロットアンテナによって可能になるBluetooth(登録商標)、Bluetooth Low Energy、WiFi、NFC、ZigbeeなどのようなRF通信を含む外部コントローラとIPGの間で通信するための他の手段も同様に公知である。この例では、リンク75は、コイル54及び36によって可能になる近距離磁場ではなく、より長距離の電磁場を含むであろう。外部コントローラは、専用IPG通信デバイス、又は携帯電話のような多機能移動デバイス、タブレットコンピュータ、又は別の手持ち式携帯制御デバイスを含むことができる。通信の光学的手段は、外部コントローラとIPGの間でも使用することができる。
再充電可能バッテリ14rを有するIPG10r又は1次バッテリ14pを有するIPG10pが所与の患者に正当化されるか否かは、各々に関連付けられたいくつかのプラス面とマイナス面を考慮することに依存する。再充電可能バッテリを備えたIPGは、説明する必要なく必要な時に充電することができるが、IPGの充電コイル及び外部充電器を必要とするので費用が高くなる可能性がある。再充電可能バッテリを再充電する必要性は、患者に対して困難である場合もある。患者が患者の外部充電器をなくした場合に、図4Aを参照すると、再充電可能バッテリがIPGに給電するには不十分な電圧(すなわち、Vbr=Vbr_min、例えば、2.0V)まで消耗してしまうという危険があり、従って、患者から刺激治療を奪うことになる。再充電可能バッテリの電圧が更に低くなり、かつかなり消耗した(すなわち、Vbr=Vbr_dd)場合に、患者は、患者の外部充電器で再充電可能バッテリを再充電することができない場合があり、臨床医を訪ねてIPGを稼働状態まで回復させる必要がある場合がある。再充電可能バッテリは、その寿命を通じて循環する時に消耗し、効率的に機能しなくなるので、再充電可能バッテリも信頼性の問題を被る場合があり、これは、患者が治療を奪われる可能性を増すことがある。再充電可能バッテリがかなり消耗してそれ以上は適切な電荷を保持できない場合に、外植及び新しいIPGの再移植が必要になる場合がある。
1次バッテリを備えたIPGは、これらの同じ問題を被ることがなく、例えば、充電に関連した追加の費用又は困難もない。しかし、1次バッテリIPGは、1次バッテリが消耗した時に外植及び新しいIPGの再移植を最終的には必要とする。時間の関数として1次バッテリの消耗を示す曲線が図4Bに示されており、2つの重要なポイントが示されている。時間の最初のポイントは、「選択交換インジケータ(ERI)」の発令に対応するポイントである。ERIは、1次バッテリが十分消耗した(すなわち、Vbp_ERI)の時に発令され、直ちにその「寿命末期(EOL)」に達する。1次バッテリが消耗を続ける場合に、最終的にはEOLに達し、これは上述のVbr_minのように、IPGを給電するのに不十分なバッテリ電圧Vbp_EOLを含み、その時間に治療が停止することになる。
ERIは、発令された時に、典型的にはIPGに格納され、この閾値が越えたことを患者に警告するためにIPGのスピーカに「ビープ」音を出させることができる。ERIは、特別な無線モニタリングツールを使用して又は電話モニタリングを通じて患者の臨床医のオフィスへの訪問時に問い合わせることもできる。ERIは、それが、IPGがそのEOLに近づいており、直ちに外植及び交換しなければならないことを示すので、1次バッテリIPGの寿命における有意な事象である。1次バッテリIPGの製造業者は、典型的には、EOLに達する前の予め決められた時間、2−6カ月などを発令するようにERIを設計し、患者に必要な交換手術をスケジュールする十分な時間を与える。しかし、ERIとEOLの間の期間は、常に確実であるとは限らず、患者は、EOLに達する前に1次バッテリIPGを交換するために十分に迅速に手術をスケジュールできない場合がある。ここでもまた、これは、1次バッテリIPGを有する患者が治療を奪われることになるという懸念を生じる。
米国特許第6,516,227号明細書 米国特許第8,577,474号明細書 米国特許出願公開第2012/0095529号明細書 米国特許出願公開第2013/0023943号明細書 米国特許第8,498,716号明細書 米国特許第8,335,569号明細書 米国特許第8,463,392号明細書
http://www.ti.com/Isds/ti/microcontroller/16−bit_msp430/overview.page?DCMP=MCU_other&HQS=msp430
本発明者は、1次バッテリIPG又は再充電可能バッテリIPGのいずれかが、そのバッテリが十分に消耗した時に患者を必要な治療が受けられないままに残す可能性があるという可能性に関して懸念し、これらの懸念を軽減する解決法を提供するものである。
1次バッテリ及び再充電可能バッテリを含む「埋込可能医療デバイス(IMD)」を開示する。電源ノードは、IMD内の第1の作動回路に電力を提供するように構成され、IMD内の制御回路は、1次バッテリの電圧が第1閾値又はそれよりも下になるまで1次バッテリを電源ノードに結合するように構成され、この後に、制御回路は、再充電可能バッテリを電源ノードに結合し、かつ再充電可能バッテリの電圧が第2閾値又はそれよりも上である場合に1次バッテリを電源ノードから切り離すように構成される。IMDは、再充電可能バッテリを再充電するための充電場を受信するように構成された充電コイルを更に含むことができる。
制御回路は、1次バッテリの電圧が第1閾値又はそれよりも下になるまで1次バッテリのみを電源ノードに結合するように構成することができ、この第1閾値は、1次バッテリがその「寿命末期(EOL)」に達する前の予め決められた時間を発令するように設計された1次バッテリのための「選択交換インジケータ(ERI)」に対応することができる。
1次バッテリは、1次バッテリの最小電圧に下がるまで第1の作動回路を作動させることができ、第1閾値は、最小電圧よりも上である。制御回路は、(a)1次バッテリの電圧が第1閾値又はそれよりも下であるという指示、(b)1次バッテリの電圧が第1閾値又はそれよりも下である時の1次バッテリのためのEOL予想指示、又は(c)再充電可能バッテリの電圧が第2閾値よりも下である場合に再充電可能バッテリが充電を要求するという指示を(i)格納し、(ii)示し、又は(iii)無線で送信するように更に構成することができる。再充電可能バッテリは最大電圧まで充電することができ、第2閾値は、最大電圧よりも下である。
再充電可能バッテリを電源ノードに結合して1次バッテリを電源ノードから分離した後に、制御回路は、更に、再充電可能バッテリの電圧が第3閾値又はそれよりも下になった場合に1次バッテリを電源ノードに結合し、かつ再充電可能バッテリを電源ノードから切り離すことができ、この場合、再充電可能バッテリは、再充電可能バッテリの最小電圧に下がるまで第1の作動回路を作動させることができ、第3閾値は、最小電圧よりも上である。
第1の作動回路は、制御回路を含むデジタル回路を含むことができ、かつアナログ回路を更に含むことができる。IMDは、アンテナ及び電流発生回路を更に含んで少なくとも1つの電極において刺激電流を発生させることができ、この場合、第1の作動回路は、アンテナを含む共振タンク回路と電流発生回路のための電源電圧を発生させるように構成されたコンバータとを含む。1次バッテリ又は再充電可能バッテリのみが、IMD内の第2の作動回路に電力を提供することができ、第2の作動回路は、上述の共振タンク回路及びコンバータを含むことができる。
別の例では、IMDは、1次バッテリ及び再充電可能バッテリを含む。電源ノードは、IMD内の第1の作動回路に電力を提供するように構成され、制御回路は、再充電可能バッテリを電源ノードに結合し、かつ再充電可能バッテリの電圧が再充電可能バッテリをそこまで充電することができる最大電圧よりも低い第2閾値又はそれよりも上になった場合に1次バッテリを電源ノードから切り離すように構成され、この後に、制御回路は、再充電可能バッテリの電圧が第3閾値又はそれよりも下である場合かつ1次バッテリの電圧が第4閾値よりも上である場合に1次バッテリを電源ノードに結合するように構成される。
「埋込可能パルス発生器(IPG)」及び従来技術により電極が固定される方式を示す図である。 図2A,図2Bはそれぞれ従来技術による再充電可能バッテリIPG,1次バッテリIPGを示す図、図2C,図2Dはそれぞれ従来技術による再充電可能バッテリIPGのための外部充電器,再充電可能バッテリIPG又は1次バッテリIPGのいずれかのための外部コントローラを示す図である。 従来技術による外部充電器内,外部コントローラ内,再充電可能バッテリIPG内又は1次バッテリIPG内のいずれかにおける回路を示す図である。 従来技術による外部充電器内,外部コントローラ内,再充電可能バッテリIPG内又は1次バッテリIPG内のいずれかにおける回路を示す図である。 図2AのIPGに対する再充電可能バッテリ消耗を示す曲線である。 図2BのIPGに対する1次バッテリ消耗を示す曲線である。 再充電可能バッテリ及び1次バッテリの両方を有する改良型二重バッテリIPGの様々な例を示す図である。 IPGに電力を提供するために1次及び再充電可能バッテリのいずれかを使用することを可能にするスイッチを含む改良型二重バッテリIPG内の回路を示す図である。 改良型IPG内の再充電可能及び1次バッテリのためのバッテリ電圧測定回路を示す図である。 主1次バッテリを有する二重バッテリIPGと共に好ましくは使用可能であり、1次バッテリ又は再充電可能バッテリの使用を自動的に選択するアルゴリズムを示す図である。 図7Aのアルゴリズムを使用した再充電可能及び1次バッテリの電圧を示す図である。 主再充電可能バッテリを有する二重バッテリIPGと共に好ましくは使用可能であり、1次バッテリ又は再充電可能バッテリの使用を自動的に選択するアルゴリズムを示す図である。 図8Aのアルゴリズムを使用した再充電可能及び1次バッテリの電圧を示す図である。 改良型二重バッテリIPGと通信するための外部デバイスのグラフィカルユーザインタフェースを示す図である。
再充電可能バッテリ及び1次バッテリを有する「埋込可能パルス発生器(IPG)」のような埋込可能医療デバイス(IMD)、同じく特定の時間に使用するためにこれらのバッテリのいずれかを自動的に選択するためのバッテリ選択アルゴリズムを開示する。1つのIPG実施形態において、1次バッテリは、主バッテリとして作用し、関連のアルゴリズムは、電圧がその閾値(例えば、Vbp=Vbp_ERI)に達するまでIPGが1次バッテリから電力を引き出すことを可能にし、この後に、アルゴリズムは、IPGがバックアップ再充電可能バッテリが十分に充電された時にこれから電力を引き出すことを可能にする。別のIPG実施形態において、再充電可能バッテリは、主バッテリとして作用し、関連のアルゴリズムは、IPGが再充電可能バッテリが十分に充電された場合にこれから電力を引き出すことを可能にし、そうでなければ、アルゴリズムは、IPGがバックアップ1次バッテリから電力を引き出すことを可能にする。改良型IPGにバックアップバッテリを提供することは、IPGの寿命を拡張するために及び/又は主バッテリが消耗したことに起因して患者がIPG治療を奪われるような状況を低減するために特に有用である。外部デバイスで両方のバッテリに関連したデータをテレメトリ及び精査して、患者が外部デバイスからIPGのバッテリの特定の1つの使用を選択することを可能にするための技術を更に開示する。
改良型二重バッテリIPG110の様々な例を図5に示している。各場合に、IPG110は、再充電可能バッテリ14r及び1次バッテリ14pの両方を収容する。バッテリ14r及び14pは、これが他のIPGの機能に影響を及ぼすか又はテレメトリに干渉しない限りIPG110内部のあらゆる場所に位置付けることができる。バッテリ14p及び14rが、IPGのPCB32の一方の側に並置されている(1、6)、PCBの両側にある(2、3、5)、IPGのテレメトリコイルの内側にある(2)、IPGの充電コイル37の外側にある(5)、PCBの一方の側に積み重ねられている(4)、PCBの側面にある(7、8、9)、PCBの側面に並置されている(8)、PCBの側面に積み重ねられている(7)、PCBの一方の側にかつPCBの側面にある(9)という例が示されている。
例の全てにおいて、IPG110は、外部充電器70(図2C)から作動電力を受信して再充電可能バッテリ14rの充電を可能にするための充電コイル37を含む。各々が、外部コントローラ50(図2D)と通信するためのテレメトリコイル36を含むが、他の形式のアンテナも上述のようにこの目的に使用することができる。テレメトリアンテナ又はコイル36は、同じく上述のようにケース12内部の代わりにIPGのヘッダ30に置くことができる。例6−9では、単一コイル36/37が、テレメトリ及び充電機能の両方を実行するために提供され、これらの機能は、単一コイルにおいて(例えば)時分割される。
図5に示す例の殆どにおいて、1次バッテリ14pは、再充電可能バッテリ14rよりも大きい。これは、図7A−図7Bに関して後で説明する第1のIPG実施形態において認識されるものであり、1次バッテリ14pは、IPG110のための主バッテリとして優先的に使用され、1次バッテリの電圧が低すぎる時は再充電可能バッテリ14rが代わりにバックアップバッテリとして使用される。従って、1次バッテリ14pは、可能な限り大きく、再充電可能バッテリ14rは相対的に小さくすることができる。しかし、これは厳密に必要であるわけではなく、図8A−図8Bに関して後で説明する第2の実施形態において、再充電可能バッテリ14rは、IPG100のための主バッテリとして優先的に使用され、再充電可能バッテリが十分に充電されていない時に1次バッテリ14pがバックアップバッテリとして使用される。この実施形態において、再充電可能バッテリ14rは可能な限り大きくすることができ、図5に描いたより大きいバッテリを含むことができ、1次バッテリ14pは、相対的に小さく、より小さく描いたバッテリを含むことができる。
しかし、IPGの主バッテリであると見なされるバッテリ14r又は14pが必ずしもそのサイズで決定されないことに注意しなければならず、それらの化学反応の違いが与えられた場合に、これらのバッテリ14r又は14pの1つを他よりも強力にすることができる一方で、依然として小さいままにすることができる。バッテリ14r又は14pのいずれかをIPG110の主バッテリとして見なす必要はなく、バッテリ使用アルゴリムのいずれも以下に開示しており、又は他のバッテリ使用アルゴリズムもあらゆる二重バッテリIPG110と共に使用することができる。
図5は、単にIPG110の一部の例を示しており、バッテリ14r及び14pは、設計が許す場合にIPG110のあらゆる場所に置くことができ、図示の例の様々な組合せを使用することもできる。相対的に大きいバッテリ14r及び14pを有する必要がある場合に、大きいIPGケース12をIPG110に使用することができる。図示していないが、1よりも多い再充電可能バッテリ14r及び/又は1よりも多い1次バッテリ14bを使用することもできる。
図6Aは、IPG110の回路を示しており、この多くは図3A及び図3Bに関して上述しており、従って、繰り返さない。回路に対して新しいことは、再充電可能バッテリ14rと1次バッテリ14pの両方、並びにこれらのバッテリのいずれかをIPG110の作動回路に(電源ノードVddで)接続することを可能にするスイッチ114r及び114pを含むということである。スイッチ114r及び114pは、制御信号112r及び112pによってそれぞれ制御される。バッテリ電圧測定回路116r及び116pも提供され、バッテリ14r及び14pの電圧の値、すなわち、Vbr及びVbpを測定し、これらをIPGの制御回路38に報告し、次に、制御回路38は、使用するバッテリ14r又は14pのいずれかを選択するため、適切な制御信号112r及び112pを発する。好ましい実施形態においてかつ以下に説明するように、制御信号112r又は112pの1つだけが、任意の所与の時間にアサートにされ、バッテリ14r又は14pの1つだけを電源ノードVddに接続するが、これは厳密に必要であるとは限らない。バッテリデータログ39も制御回路38に関連付けられ、制御回路のメモリの一部分を含むことができる。
バッテリ電圧測定回路116r及び116pは、いくつかの異なる方法で実施することができる。例えば、これらは、アナログ−デジタル(A/D)コンバータを含むことができるが、制御回路38がアナログバッテリ電圧を解釈することができるA/D入力を含む場合には、これは必要ではないであろう。測定回路116r及び116pは、作動又は差動増幅器を含むことができる。図6Bに示す例では、測定回路116r及び116pが、比較器を伴って実現され、ある電圧閾値(例えば、Vbr+、Vbr−、Vbp_ERI、Vbp_EOL)に対するバッテリ電圧Vbr及びVbpの値を制御回路38にデジタルで通知することができ、この関連性を以下に説明する。これらの閾値は、例えば、公知のバンドギャップ電圧発生回路(図示せず)を使用して発生させることができ、例えば、外部コントローラ50(図2D)から新しい値をテレメトリして制御回路38アクセスのために格納することによってプログラマブル及び調節可能にすることができる。これに代えて、制御回路38は、図6Bの測定回路の機能をロジックで実施するようにプログラムすることができる。
IPG100は、その作動電力のためにバッテリ14r又は14pのいずれかを使用することができ、異なる実施形態において、いずれかのバッテリを主バッテリと見なすことができ、そこからIPG110はその作動電力を優先的に引き出すことになる。図7Aは、IPG110のためのアルゴリズム200を示しており、バッテリ電圧Vbpが閾値電圧まで消耗するまで(例えば、Vbp=Vbp_ERI)主バッテリとして作用し、その後に可能な場合にバックアップ再充電可能バッテリ14rを使用する。当業者は、IPGの制御回路38をプログラムすることによってアルゴリズムを実施することができ、相応に制御信号112r及び112pを発するためにバッテリ電圧測定回路116r及び116pからの入力を使用するアルゴリズムの段階を実行することができる。
再充電可能バッテリ14rがアルゴリズム200で潜在的に使用される閾値として、Vbp_ERI、すなわち、「選択交換インジケータ(ERI)」が上述のように1次バッテリIPGに対して通常発令する電圧を使用することは、厳密に必要であるわけではなく、以前のようにERIを作動させておく他の閾値電圧を使用することができる。しかし、Vbp_ERIの使用は、1次バッテリ14pが間もなく消費されてしまう時間に関して通知し、従って、バックアップ再充電可能バッテリ14rの充電及び使用が患者に対して重要になる時間を通知するので好ましい。
図7Aに示すように、アルゴリズム200は、最初に1次バッテリ14pを使用してIPG110を給電し(202)、スイッチ114pが閉じて1次バッテリ14pをIPG電源ノードVddに接続し(例えば、112p=「1」)、スイッチ114rが開いて再充電可能バッテリ14rを切り離す(例えば、112r=「0」)。1次バッテリ14pは、電圧バッテリ測定回路116pを使用してその使用中に評価され、Vbp≦Vbp_ERIまで消耗した時間、すなわち、IPG110の長年の使用後に生じる場合があるERIが発令されたか否かを決定する(204)。ERIが発生された場合に、ERIの指示は、IPG110に格納され、患者に示され、及び/又は以下の図9に関して説明するように患者の外部デバイスに送信される(206)。ERIの格納はバッテリデータログ39で実行することができ(図6A)、これは、ERIが発令された時間を記録するためにタイムスタンプされるのが好ましく、この格納されたERI情報は、患者の臨床医によってアクセス可能である。ERIは、上述のように、IPG110の「ビープ音」などによって患者に示すことができる。更に、本発明の別の態様によって、ERI指示は、精査のために患者の外部デバイスにテレメトリされることが好ましい(図9)。アルゴリズム200はまた、少なくとも最初はERIの発令からの設定された時間(例えば、2−6カ月)を含むことができる予想されたEOLを同様に格納し、患者に送信することができる。
次に、アルゴリズム200は、電圧バッテリ測定回路116rを使用して、再充電可能バッテリ14rを使用するのに十分に充電されているか、すなわち、Vbr≧Vbr+であるか否かを評価することができる(208)。図7Bの上部グラフに示すように、この閾値Vbr+は、再充電可能バッテリ14rがIPG110を作動させることができる最小電圧(Vbr_min)よりも上であるが、再充電可能バッテリ14rのための最大電圧(Vbr_max)よりも下にすることができる。換言すると、Vbr+は、再充電可能バッテリ14rをその価値通りに使用するのに適する電荷のレベルを含むのが好ましく、十分に充電する必要はないが、有意な時間にIPG110を給電するために十分に充電されていることが好ましい。例えば、Vbr_max=4.2V及びVbr_min=2.0Vである場合に、Vbr+を2.7Vに設定することができる。閾値の特定の値Vbr+は変化させることができる。他の例では、これは、Vbr_minより大きい任意の値を含むことができ、又はVbr_maxを含むことができる。
Vbr≧Vbr+である場合(208)、次に、アルゴリズム200は、スイッチ114rを閉じる(例えば、112r=「1」)ことによって再充電可能バッテリ14rを使用することができ、スイッチ114rで1次バッテリを切り離す(例えば、112p=「0」)ことができる(210)。これは、図7Bの下部のグラフに見ることができ、時間t1の前に、患者は、再充電可能バッテリ14rの充電を開始し、Vbrは上昇し始める。(閾値Vbr−よりも低いVbrの値は示していない。)時間t1でVbr≧Vbr+である時に、再充電可能バッテリ14rが使用される(210)。Vbrは、従って、再充電可能バッテリ14rが利用された時にt1の後に降下し始め、切り離されて利用されていない時にVbpは一定に保たれる。
再充電可能バッテリ14rが使用され(210)、かつそれが充電されない場合に、Vbrは、最終的には低閾値に降下するV≦Vbr−(212)。図7Bの上部グラフに示すように、この閾値Vbr−は、再充電可能バッテリ14rがIPG110を作動させることができる最小電圧(Vbr_min)のすぐ上に設定されることが好ましい。例えば、Vbr_min=2.0Vである場合に、Vbr−は、2.2Vに設定することができる。Vbr_minの僅かに上にVbr−を設定することで、再充電可能バッテリ14rが選択された時にIPG110が作動することができることになるガードバンドを提供する。閾値の特定の値Vbr−は、変化させることができ、Vbr_minを含むことができる。
VbrがVbr−まで降下していないと仮定して(212)、Vbrを評価してまだ≧Vbr+であるか否かを決定することができる(214)。そうである場合に、再充電可能バッテリ14rの使用が続く(210)。Vbrが最終的にVbr+よりも下に降下する場合(214)、アルゴリズム200は、外部充電器70を使用して充電する必要性の指示を格納し、患者に示し、かつ患者の精査のために送信することが好ましい(216)。ここでもまた、これは、バッテリデータログ39を関与させることができ(図6A)、充電する必要性のバイナリ指示を格納することができ、又は充電する必要性が推測される再充電可能バッテリ14rのVbrの現在の値を格納することができる。充電する必要性の指示は、ここでもまた、ERIに使用するものと区別可能であるIPG110からの「ビープ」を含むことができる。充電する必要性の送信は、ここでもまた、患者の外部デバイスに含意することができる(図9)。アルゴリズム200は、合理的な時間間隔(例えば、1分)にわたってこの段階216を遅らせることができ、それによってバッテリ評価及び潜在的なバッテリ切り換えが不要に速く生じることがない。それにも関わらず、再充電可能バッテリ14rが充電を必要とする場合がある間は(216)、その使用は、それがVbr−に達していないので(212)、依然として継続される(210)。
ERIに到達した後の早期の段階でVbr<Vbr+である場合(208)、アルゴリズム200は、好ましくは、段階216で発生したことと同様に、充電の必要性の指示を格納し、示し、かつ送信し、及び遅延させる(218)。アルゴリズム200はこの時点(218)で再充電可能バッテリ14rを使用することが好ましいが、IPG110の作動電力が1次バッテリ14pから引き出されることに注意されたい。
段階218(再充電可能バッテリ14rを使用する要望かつその使用不能性から生じたもの)の後、VbrがVbr≦Vbr−(212)に降下した場合(この時点で消耗された再充電可能バッテリ14rの使用から生じたもの、図7Bの時間t2を参照されたい)、1次バッテリ14pは可能である場合に使用される(又は使用が続けられる)。1次バッテリ14rがその「寿命末期(EOL)」に達したか否かをこのポイントで決定するのは有用である(220)。これは、1次バッテリ電圧Vbr>Vbp_EOLか否かを評価することにより、又は1次バッテリ14pがいくつもの理由でIPG110を給電できないことを何らかの他の方式でアルゴリズム200が決定することによって行われる。
Vbp>Vbp_EOLである場合(220)、スイッチ114r及び114pは、1次バッテリ14pを接続及び使用し(又は使用を続け)(222)、かつ(必要な場合)再充電可能バッテリを切り離すように構成される。更に、予想されたEOLを更新すること、及びこれを(バッテリデータログ39に)格納する及び/又はこれを患者に送信する(224)ことが有用である場合がある。1次バッテリ14pの予想されたEOLのそのような更新は、いくつかの異なる方式で実行することができる。単純な例では、制御回路38は、再充電可能バッテリ14rがその最後のセッション(例えば、時間t1とt2の間)でどのくらいの時間使用されてきたかを追跡することができ、この時間を例えばバッテリデータログ39に格納されたEOL予想に追加することができる。図7Bを参照すると、時間t2でVbr=Vbr−である及び1次バッテリ14pが使用された時(222)に、Vbpは、引き出された時に降下し始める。
この時点で、アルゴリズムは段階208に戻る。患者が再充電可能バッテリ14rを十分に充電している(Vbr≧Vbr+)場合(208)、消耗するまで再充電可能バッテリ14rが使用される(212−216)。患者が再充電可能バッテリ14rを十分に充電していない(Vbr<Vbr+)場合(208)、1次バッテリの使用が継続される(218−224)。
この処理の例を図7Bに示している。時間t3に、患者は再充電可能バッテリ14rをVbr+まで十分に充電しており(208)、実にその閾値を超えて充電を続けている。(明らかに、患者は、可能である場合に再充電可能バッテリ14rをVbr_maxに常に充電することが好ましい。)従って、再充電可能バッテリ14rは、t4でVbr=Vbr−に達する(212)まで使用され(210)、その後で1次バッテリ14pが使用される(222)。時間t5に、患者は再び再充電可能バッテリ14rを使用するのに十分なレベルまで充電し(208)、時間t6でVbrがVbr−に下がる前に二度バッテリ14rを充電し、従って、この期間中の継続した再充電可能バッテリ14rの使用を可能にする(210)。時間t8に、VbrはVbr−に等しく(212)、1次バッテリ14pがもう一度使用されて引き出される(222)。その後に、患者は、再度再充電可能バッテリ14rの充電を開始してVbrが増加するが、Vbr+には十分ではない(208)。従って、1次バッテリ14pは継続して使用され(222)、再充電可能バッテリ14rが再度十分に充電され(208)かつ使用される(210)時にVbpはt9まで下がり続ける(及びVbrはその不十分に充電されたレベルで一定に保たれる)。
この処理は、1次バッテリ14pがそれ以上使用されなくなるまで、すなわち、Vbp≦Vbp_EOLの時まで継続される(220)。この時点で、ERI及び充電必要性の指示に対して早期に行われたことと同様に、EOL指示を格納し、示し、かつ送信することができる(226)。その後に再充電可能バッテリ14rのみを使用して作動電力をIPG110に提供することができ(228)、スイッチ114r及び114pは、再充電可能バッテリ14rを恒久的に選択するように構成される。従って、再充電可能バッテリ14rがIPG100を給電することができる場合にのみIPG110は作動することになる。これに関して、再充電可能バッテリ14rは、それがIPG110を作動するのに十分ないずれかの電荷を有する場合、すなわち、Vbr>Vbr−である場合には、使用されることが好ましい(230)。これに代えて、段階230の再充電可能バッテリ14rの使用に対するVbr閾値は、Vbr+(段階208を参照されたい)又は恐らくVbr_maxのような高い閾値を含むことができ、IPG110が有意な時間に再充電可能バッテリ14rによって確実に給電されるようにする。しかし、1次バッテリ14pの非機能性が与えられると、1次バッテリ14pをそれがIPG110を結局作動することができる場合は、それほど充電されていない場合でも使用することが好ましい。
アルゴリズム200は、充電の必要性を評価し続けることができ(232)、上述の段階214及び216と同様に、必要に応じて充電アクションを引き受けることができる(234)。Vbr≦Vbr−である場合(230)、IPG110は作動させることができず(236)、患者は、再充電可能バッテリ14rが再度充電されるまでIPG治療を奪われることになる(230、228)。
図7Bは、アルゴリズム200が利用される時にIPG110の1次バッテリ14bへのバックアップとして再充電可能バッテリ14rを使用する利点を示している。図7Bのグラフの比較が示すように、ERIが発令された後に再充電可能バッテリ14rを充電して使用することにより、1次バッテリ14pのEOLまでの時間が延長され、患者が、1次バッテリ14pだけを使用する場合に比べて患者のIPG110を長く使用することができるようなる。これは、1次バッテリ14pが引き出されないという事実によるものであり、従って、Vbpは、再充電可能バッテリ14rが使用されている間は一定のままである。再充電可能バッテリ14rを充電及び使用することにより、患者は、1次バッテリ14pのEOLに達した後でも患者のIPG110を使用し続けることができ、外植手術を緊急にスケジュールしなくてもよくなる。要約すると、アルゴリズム200及び二重バッテリIPG110の使用によって患者の治療が奪われるという可能性が低減される。
図8Aは、再充電可能バッテリ14rがIPG100の主バッテリとして作用して適切に充電された時に使用され、そうでなければ1次バッテリ14pが患者の治療が奪われないように使用されるアルゴリズム250を示している。アルゴリズム200で使用される同じ電圧閾値の多く(Vbr+、Vbr−、Vbp_ERI、Vbp_EOL)は、同様にアルゴリズム250に使用することができ、従って、それに関連することは繰り返さない。アルゴリズム250で使用される同じ段階の多くを使用することもできるが、恐らく異なる順序で使用され、従って、同じ要素の番号が段階の一部に使用される。
アルゴリズム250は、最初に再充電可能バッテリ14rを使用してIPG110に給電し(210)、スイッチ114p及び114rが相応に設定される。最初にVbr=Vbr_maxであると仮定した場合に、再充電可能バッテリ電圧はVbr>Vbr−になり(212)、この時点で、アルゴリズムは、ERIが1次バッテリ14pに対して発令されたか否か、すなわち、Vbp≦Vbp_ERIであるか否かを評価することができ(204)、そうである場合に、ERI及び予想EOLを格納し、示し、かつ患者に送信することができる(206)。ERIは、1次バッテリ14pの寿命中に一度発令されるのみであるので、これらのERIアクションは、同様にアルゴリズム250において一度だけ発生することが好ましく、この時点で発生して、再充電可能バッテリ14が使用されている場合でもERIが認識されることを保証する。しかし、この事例ではIPG110が再充電可能バッテリ14aによって主として給電され、かつバックアップ1次バッテリ14pがそれほど重要でないことが仮定されるので、アルゴリズム250によるERIの評価及び使用は任意的であることに注意しなければならない。実際に、そのように構成されたIPG110では、再充電可能バッテリ14rを使用して従来の方式でIPG110を給電することができるので、1次バッテリ14pが消耗した(EOLに達した)状態でIPG110を外植する必要はない(例えば、図2AのIPG10rを参照されたい)。それにも関わらず、ERI及びEOLのような1次バッテリ14pのパラメータの追跡、格納、指示、及び送信は、最大情報利益のためにアルゴリズム250に含まれる。
Vbrが最終的にVbr+よりも下に下がった場合(208)、アルゴリズム250は、外部充電器70を使用して充電する必要性を格納し、示し、かつ患者精査のために送信することが好ましい(216/218)。しかし、Vbr>Vbr−である限り(212)、再充電可能バッテリ14rの使用は継続され、必要に応じて段階208−218が繰り返される。
Vbrがその使用中に降下した場合、かつ患者が再充電可能バッテリ14rの充電に失敗し、Vbr≦Vbr−であると仮定すると(212)、Vbp>Vbp_EOLである場合に1次バッテリ14pを使用することができる(222)。ERIは、ここでもまた評価することができ(252)、発令された場合に、それと予想EOLとは、格納、指示、及び/又は送信することができる(254)(一度だけ、及びこれが段階206で早期に発生した場合は実行されない)。ERI評価は、アルゴリズム250のこのポイントで発生し(段階204、206と比較)、1次バッテリ14pが使用される時にERIが認識されるようにする。早期に予想された場合に、再充電可能バッテリ14rがその前のセッションでどのくらいの時間使用されたかによって予想EOLをここでもまた延ばすことによってEOLを更新することができる(224)。
再充電可能バッテリ14rがVbr+に適切に充電されていない場合(208)、1次バッテリ14pは使用を継続される(段階216/218、212、220、222、224)。最終的にVbr≧Vbr+まで充電された場合(208)、次に、再度使用され(210)、処理は、ERI、充電の必要性、及びVbr及びVbpに応答してIPG110使用に対して適切なバッテリ14r又は14pの選択の評価及び更新を継続させる。
1次バッテリ14pがEOLに達した時(220)、再充電可能バッテリ14rのみを使用してIPG110に給電することができるが、これは、IPG100の主バッテリが再充電可能バッテリ14rである時はそれほど問題にならない。1次バッテリ14pが消耗した状態での再充電可能バッテリ14rの使用に関する段階226−236は、アルゴリズム200及び図7Aに関して上述したように発生させることができる。
バッテリ電圧Vbr及びVbpに対するアルゴリム250の効果が図8Bに示されており、以上の説明に基づいてこの時点で読者に理解されるはずである。アルゴリズム250及びIPG110の使用は、再充電可能バッテリ14rが十分に充電されていない期間(例えば、Vbpが降下しかつ引き出されている場合はいつでも、t1の前、t2からt3まで、t4からt5まで等)でも、バックアップ1次バッテリ14pにより治療を提供することに注意されたい。これは、ここでもまた、患者が患者のIPG110の充電を忘れる、又は延長された期間にわたって患者の外部充電器70がないなどのIPG患者が治療を受けられない状況を低減する。
二重バッテリIPG110がアルゴリズム200又は250を使用するように構成及びプログラムされるか否かに関わらず、アルゴリズムの使用から決定される様々なバッテリデータは、図9に示すように患者の精査及びアクションのために提供されることが好ましい。そのようなバッテリデータは、上述のように、FSKテレメトリを使用することができる場合は外部コントローラ50(図2D)又はLSKテレメトリを使用することができる場合は外部充電器70(図2C)のようなIPG110と通信するために患者が使用するあらゆる外部デバイスに提供することができる。いずれにせよ、外部デバイス50及び70は、バッテリデータを受信するための受信回路、例えば、図3Aに示すような復調器62及び96をそれぞれに収容する。
外部コントローラ50の使用は、このデバイスが一般的にそのようなバッテリデータを表示して対話するのに適するグラフィカルユーザインタフェースを予め含むので好ましい。しかし、従来の外部コントローラの使用が厳密に必要であるとは限らない。図示していないが、外部充電器70は、グラフィカルユーザインタフェースを含むことができ、従って、バッテリデータは、精査及び対話のためにそのデバイスに対してテレメトリすることができる。これに代えて、テレメトリバッテリデータの精査及び対話に適するグラフィカルユーザインタフェースを有して治療の設定及びバッテリ充電の両方を制御することができる二重目的の外部デバイスを使用することができる。そのような二重目的外部デバイスは、単一デバイスハウジングに一体化することができ、又は接続可能な構成要素を含むことができる。例えば、米国特許第8,498,716号明細書、第8,335,569号明細書、及び第8,463,392号明細書を参照されたい。
図9の例では、テレメトリバッテリデータは、外部コントローラ50(図2D)で受信され、ディスプレイ57に、具体的には患者によって以前に選択されたユーザインタフェースオプションを含むIPGバッテリメニューに表示されている。患者精査のために、IPGによって現在使用されているバッテリ(300)、再充電可能バッテリ14r(Vbr)及び1次バッテリ14p(Vbp)の現在の電圧(302)、再充電可能バッテリ14rが充電(例えば、外部充電器70を使用した)を必要とする指示(304)、1次バッテリ14bにERIが発令された日付(時間)(ある場合)(306)、EOLが1次バッテリ14bに対して発令されると予想された日付(ERIが既に発令されていると仮定する)(308)、及びEOLが1次バッテリ14bに対して発令された日付(ある場合)(310)が示されている。
充電指示304(216、218、234)、ERI指示(206、254)、予想されたEOL指示308(206、254、224)、及びEOL指示310(226)のような図9に表示されるバッテリデータのこれらの部分の多くは、アルゴリズム200又は250の作動中に生成される。バッテリ電圧Vbr及びVbpの現在の値のような他のバッテリデータ(302)は、IPG110の寿命を通してアルゴリズム200又は250(図示せず)により、又はアルゴリズムの使用外で定期的に決定することができる。例えば、IPG110の制御回路38は、Vbr及びVbpを定期的に決定し、アルゴリムによって得られた他のデータと共にIPG110のバッテリデータログ39(図6A)に格納することができる。どのバッテリが現在使用されているか(300)は、バッテリデータログ39において単一ビットを含むことができる。
バッテリデータのこれらの部分は、最終的には外部コントローラ50(又は他の外部デバイス)にテレメトリされるが、それが決定されると直ちに必ずしもテレメトリされるとは限らない。例えば、ERIが1次バッテリ14pに対して発令された場合に、IPG110は、そのデータを直ちに外部コントローラ50にテレメトリしようと試みることはできるが、外部コントローラ50がIPG110のレンジ内にない場合に、通信セッションを起動することはできない。従って、バッテリデータのこれらの部分は、上述のようにバッテリデータログ39に格納され、適切な機会に外部コントローラ50にテレメトリされることが好ましい。例えば、IPG110が、通信を望む外部コントローラ50からの指示を受信した場合に、IPG110は、バッテリデータログ39のデータがその後に続く肯定応答を送信することができる。あるいは、IPG110は、ログ39を送信するように要求することができ、これが起こることを外部コントローラ50が許可した後にのみそれを行う。外部コントローラ50は、通信セッションの始めに、又は患者が図9に表示されたIPGバッテリメニューを選択した時のような通信セッション中の他の時間にこれらのデータを送信するようにIPG110に要求することにより、バッテリデータのテレメトリを始めることができる。
外部コントローラ50で受信したバッテリデータは、そのまま表示することができ、又は外部コントローラ50で更に処理してそのテレメトリバッテリデータの指示を提供及び表示することができることに注意されたい。例えば、IPG110は、充電が必要か否かを示すビットをテレメトリすることができるが、IPG110はまた、再充電可能バッテリ電圧Vbrをテレメトリすることもでき、充電が必要か否かの指示の決定を外部コントローラ50に委ねることができ(304)、すなわち、外部コントローラ50は、テレメトリされたVbrをVbr+と比較することができる。別の例では、IPG100は、EOLが発令されたタイムスタンプのみをテレメトリすることができ、このタイプスタンプを同期して患者によって理解可能な表示の日付の決定を外部コントローラ50に委ねることができる(310)。
図9には、1又はそれ以上のオプション312r及び312pも示されており、再充電可能バッテリ14r又は1次バッテリ14pのいずれを所与の時間にIPG110に使用すべきかを患者が選択することを可能にする。これらのオプション312は、特定のバッテリが消耗した場合(例えば、Vbr<Vbr−;Vbp<Vbp_EOLの場合)に患者が特定のバッテリを選択できないようにすることが好ましいが、これは厳密に必要であるとは限らない。例えば、患者は、1次バッテリ14pが消耗しているか又は消耗に近いことを知って(EOL指示310又はEOL予想308により)、恐らくはIPG治療が重要になると患者が信じている時に後の時間に使用するために再充電可能バッテリ14rを節約するために、依然としてこのバッテリ14pの使用を選択することができる(312p)。別の例では、主1次バッテリ14pを備えたIPG100を有してアルゴリズム200を使用する患者は、ERIがまだ発令されず(306)従って、再充電可能バッテリ14rの使用がアルゴリズム200によってまだ示されていないとしても、再充電可能バッテリ14r(312r)を充電及び使用することを選択することができる。換言すると、患者は、この方式で患者のIPG110の主1次バッテリ14pの寿命を延ばすことを選択することができる。
バッテリ選択オプション312が選択された状態で、送信回路(図3Aの61など)を使用して、患者の選択を関連の通信リンク(75など)を通じてIPG110に送信することができる。いずれのオプション312の選択も、恒久的でない場合は少なくとも一時的にIPG110のバッテリ選択アルゴリズム200又は250の使用を不可にすることが好ましい。仮に患者が適切なバッテリを選択するためにアルゴリズムの使用に後で戻りたい場合に、停止オプション314をこの目的で選択することができ、これは、IPG110にテレメトリされてIPG110によって受信した時に、IPG110をアルゴリズムの使用に戻すことができる。これに代えて、アルゴリズムの使用に戻すことは、一時的な時間の後に行うことができる。図示していないが、特定のバッテリ14r又は14pの使用期間又はスケジュールも、他の時間に使用されるアルゴリズムと共に図9のグラフィカルユーザインタフェースに入力することができる。これに代えて、開示したアルゴリズムは、二重バッテリIPG110と共に使用する必要は全くなく、代わりに、患者は、あらゆる時間に患者のIPG110にどのバッテリ14r又は14pを使用することになるか(312r又は312pに従って)を自由に選択することができる。
200 IPGのためのアルゴリズム
202 1次バッテリ14pを使用すること
206 ERI、EOL予想を格納/指示/送信すること
210 再充電可能バッテリ14rを使用すること
216 充電の必要性を格納/指示/送信し遅延させること

Claims (17)

  1. 埋込可能医療デバイスであって、
    1次バッテリと、
    再充電可能バッテリと、
    第1の作動回路と、
    埋込可能医療デバイス内の前記第1の作動回路に電力を提供するように構成された電源ノードと、
    制御回路と、を含み、
    前記制御回路は、
    (a)前記1次バッテリを前記電源ノードに結合する、ように構成され、この後に、
    (b)前記1次バッテリの電圧が第1閾値又はそれよりも下にあるか否かを決定するように構成され、この後に、
    (c)前記再充電可能バッテリの電圧が第2閾値又はそれよりも上にあるか否かを決定し、前記再充電可能バッテリの電圧が第2閾値又はそれよりも上にある場合に該再充電可能バッテリを前記電源ノードに結合し、かつ前記1次バッテリを該電源ノードから切り離す、ように構成され、この後に、
    (d)前記再充電可能バッテリの電圧が前記第2閾値よりも低い第3閾値又はそれよりも下にあるか否かを決定し、前記再充電可能バッテリの電圧が第3閾値又はそれよりも下にあるときに前記前記1次バッテリを前記電源ノードに結合し、かつ前記再充電可能バッテリを前記電源ノードから切り離す、ように構成されている、ことを特徴とするデバイス。
  2. 前記再充電可能バッテリを再充電するための充電場を受信するように構成された充電コイルを更に含む、ことを特徴とする請求項1に記載のデバイス。
  3. 前記第1閾値は、前記1次バッテリがその寿命末期(EOL)に達する前の予め決められた時間を発令するように設計された該1次バッテリのための選択交換インジケータ(ERI)に対応する、ことを特徴とする請求項1又は2に記載のデバイス。
  4. 前記1次バッテリは、該1次バッテリの最小電圧に下がるまで前記第1の作動回路を作動させるように構成されており
    前記第1閾値は、前記最小電圧よりも上である、ことを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載のデバイス。
  5. 前記制御回路は、前記1次バッテリの電圧が前記第1閾値又はそれよりも下であるという指示を、(i)格納すること、(ii)示すこと、又は(iii)無線で送信することのうちの1又はそれ以上を段階()で行うように更に構成される、ことを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載のデバイス。
  6. 前記制御回路は、前記1次バッテリの電圧が前記第1閾値又はそれよりも下である時に該第1バッテリに対するEOL予想指示を、(i)格納すること、又は(ii)無線で送信することのうちの1又はそれ以上を段階()で行うように更に構成される、ことを特徴とする請求項に記載のデバイス。
  7. 前記再充電可能バッテリは、最大電圧まで充電されるように構成されており
    前記第2閾値は、前記最大電圧よりも下である、ことを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載のデバイス。
  8. 前記制御回路は、前記再充電可能バッテリの電圧が前記第2閾値よりも下である場合に該再充電可能バッテリが充電を必要とするという指示を、(i)格納すること、(ii)示すこと、又は(iii)無線で送信することのうちの1又はそれ以上を段階()で行うように更に構成される、ことを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載のデバイス。
  9. 記再充電可能バッテリは、該再充電可能バッテリの最小電圧に下がるまで前記第1の作動回路を作動させるように構成されており
    前記第3閾値は、前記最小電圧よりも上である、ことを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載のデバイス。
  10. 前記制御回路は、前記1次バッテリの電圧が前記第1閾値又はそれよりも下である時に該第1バッテリに対するEOL予想指示を、(i)格納すること、又は(ii)無線で送信することのうちの1又はそれ以上を段階(b)で行うように更に構成されており、
    前記制御回路は、前記EOL予想指示を更新し、更新したEOL予想指示を、(i)格納すること、又は(ii)無線で送信することのうちの1又はそれ以上を段階(d)で行うように更に構成されている、ことを特徴とする請求項1に記載のデバイス。
  11. 前記制御回路は、段階(d)の後に、
    (e)前記再充電可能バッテリの電圧が第2閾値又はそれよりも上にあるか否かを決定し、前記再充電可能バッテリの電圧が第2閾値又はそれよりも上にある場合に該再充電可能バッテリを前記電源ノードに結合し、かつ前記1次バッテリを該電源ノードから切り離す、ように構成されている、ことを特徴とする請求項1に記載のデバイス。
  12. 前記第1の作動回路は、前記制御回路を含むデジタル回路を含むことを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載のデバイス。
  13. 前記第1の作動回路は、アナログ回路を更に含むことを特徴とする請求項12に記載のデバイス。
  14. アンテナと、少なくとも1つの電極で刺激電流を生成するように構成された電流発生回路を更に含み、
    前記第1の作動回路は、前記アンテナを含む共振タンク回路と、前記電流発生回路のための電源電圧を発生するように構成されたコンバータとを含む、ことを特徴とする請求項13に記載のデバイス。
  15. 第2の作動回路を更に備え、
    前記1次バッテリ又は前記再充電可能バッテリのみが、埋込可能医療デバイス内の前記第2の作動回路に電力を提供することを特徴とする請求項1〜14のいずれか1項に記載のデバイス。
  16. アンテナと、少なくとも1つの電極で刺激電流を生成するように構成された電流発生回路を更に含み、
    前記第2の作動回路は、前記アンテナを含む共振タンク回路と、前記電流発生回路のための電源電圧を発生するように構成されたコンバータとを含む、ことを特徴とする請求項15に記載のデバイス。
  17. 埋込可能医療デバイスであって、
    1次バッテリと、
    再充電可能バッテリと、
    第1の作動回路と、
    埋込可能医療デバイス内の前記第1の作動回路に電力を提供するように構成された電源ノードと、
    制御回路と、を含み、
    前記制御回路は、
    (a)前記再充電可能バッテリの電圧が、該再充電可能バッテリを再充電するように構成されている最大電圧よりも低い第2閾値又はそれよりも上であるか否かを決定し、前記再充電可能バッテリの電圧が前記第2閾値又はそれよりも上である場合、該再充電可能バッテリを前記電源ノードに結合するように構成され、この後に、
    (b)前記再充電可能バッテリの電圧が前記第2閾値よりも低い第3閾値又はそれよりも下であり、かつ、前記1次バッテリの電圧が第4閾値よりも上であるか否かを決定し、前記再充電可能バッテリの電圧が前記第3閾値又はそれよりも下であり、かつ、前記1次バッテリの電圧が前記第4閾値よりも上である場合に前記1次バッテリを前記電源ノードに結合し、前記再充電可能バッテリを前記電源ノードから切り離す、ように構成され、この後に、
    (c)前記再充電可能バッテリの電圧が第2閾値又はそれよりも上にあるか否かを決定し、前記再充電可能バッテリの電圧が第2閾値又はそれよりも上にある場合に前記再充電可能バッテリを前記電源ノードに結合し、かつ前記1次バッテリを前記電源ノードから切り離す、ように構成されている、ことを特徴とするデバイス。
JP2016519978A 2013-10-04 2014-10-01 1次及び再充電可能バッテリを備えた埋込可能医療デバイス Expired - Fee Related JP6195665B2 (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US201361887231P 2013-10-04 2013-10-04
US61/887,231 2013-10-04
US14/502,570 2014-09-30
US14/502,570 US9694192B2 (en) 2013-10-04 2014-09-30 Implantable medical device with a primary and rechargeable battery
PCT/US2014/058540 WO2015050937A1 (en) 2013-10-04 2014-10-01 Implantable medical device with a primary and rechargeable battery

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016537045A JP2016537045A (ja) 2016-12-01
JP6195665B2 true JP6195665B2 (ja) 2017-09-13

Family

ID=52777553

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016519978A Expired - Fee Related JP6195665B2 (ja) 2013-10-04 2014-10-01 1次及び再充電可能バッテリを備えた埋込可能医療デバイス

Country Status (7)

Country Link
US (1) US9694192B2 (ja)
EP (1) EP3052184B1 (ja)
JP (1) JP6195665B2 (ja)
CN (1) CN105555359B (ja)
AU (1) AU2014329712B2 (ja)
CA (1) CA2921305A1 (ja)
WO (1) WO2015050937A1 (ja)

Families Citing this family (29)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10105545B2 (en) 2015-03-12 2018-10-23 Boston Scientific Neuromodulation Corporation Assembly with a coaxial audio connector for charging an implantable medical device
CN108883286B (zh) * 2016-03-31 2021-12-07 心脏起搏器股份公司 具有可充电电池的可植入医疗设备
CN106621040B (zh) * 2016-12-21 2023-07-04 北京品驰医疗设备有限公司 一种脑深部电刺激出血检测系统
CN106684983A (zh) * 2016-12-22 2017-05-17 北京品驰医疗设备有限公司 一种植入装置电池管理系统
CN106532854A (zh) * 2016-12-22 2017-03-22 北京品驰医疗设备有限公司 一种植入装置电池管理系统
CN106787134A (zh) * 2016-12-22 2017-05-31 北京品驰医疗设备有限公司 一种植入装置电池管理系统
CN106787133A (zh) * 2016-12-22 2017-05-31 北京品驰医疗设备有限公司 一种植入装置电池管理系统
CN106730337A (zh) * 2016-12-22 2017-05-31 北京品驰医疗设备有限公司 一种可快速充电的迷走神经刺激器电子处方配置系统
CN106787132A (zh) * 2016-12-22 2017-05-31 北京品驰医疗设备有限公司 一种植入装置电池管理系统
CN106669034B (zh) * 2016-12-30 2023-07-04 北京品驰医疗设备有限公司 一种基于温度反馈的脑深部电刺激出血检测系统
CN106725371B (zh) * 2016-12-30 2023-07-04 北京品驰医疗设备有限公司 一种多电池的脑深部电刺激出血检测系统
CN106510690A (zh) * 2016-12-30 2017-03-22 北京品驰医疗设备有限公司 一种多电池充电控制的植入式远程监测定位系统
CN106730339B (zh) * 2016-12-30 2023-05-26 北京品驰医疗设备有限公司 一种快充控制的脑深部电刺激出血检测系统
CN106725435A (zh) * 2016-12-30 2017-05-31 北京品驰医疗设备有限公司 一种多电池充电的植入式远程监测定位系统
CN106510723A (zh) * 2016-12-30 2017-03-22 北京品驰医疗设备有限公司 一种多电池充电控制的植入式远程监测定位系统
CN106510722A (zh) * 2016-12-30 2017-03-22 北京品驰医疗设备有限公司 一种闭环充电的植入式远程监测定位系统
CN106667461A (zh) * 2016-12-30 2017-05-17 北京品驰医疗设备有限公司 一种多电池的植入式远程监测定位系统
CN106512218A (zh) * 2016-12-31 2017-03-22 北京品驰医疗设备有限公司 一种温控充电的植入式医疗设备协同工作的系统
CN106730340A (zh) * 2016-12-31 2017-05-31 北京品驰医疗设备有限公司 一种可充电的植入式医疗设备协同工作的系统
CN106621043A (zh) * 2016-12-31 2017-05-10 北京品驰医疗设备有限公司 一种快速充电的组织破溃检测系统
CN106621045B (zh) * 2016-12-31 2023-07-04 北京品驰医疗设备有限公司 一种充电控制的组织病变检测系统
CN106621044A (zh) * 2016-12-31 2017-05-10 北京品驰医疗设备有限公司 一种快速充电控制的组织破溃检测系统
US11153819B2 (en) * 2017-02-06 2021-10-19 Itron Networked Solutions, Inc. Battery control for safeguarding lower voltage integrated circuits
WO2019036568A1 (en) 2017-08-18 2019-02-21 Cardiac Pacemakers, Inc. IMPLANTABLE MEDICAL DEVICE COMPRISING A FLOW CONCENTRATOR AND A RECEPTION COIL PROVIDED AROUND THE FLOW CONCENTRATOR
KR102499001B1 (ko) 2020-02-24 2023-02-14 오션스바이오 주식회사 무선충전이 가능한 전기 자극 장치 및 이를 포함하는 전기 자극 장치 세트
US20230420959A1 (en) * 2020-11-18 2023-12-28 Cochlear Limited Implantable battery disconnection
WO2023094313A1 (en) * 2021-11-23 2023-06-01 Biotronik Se & Co. Kg Implantable pulse generator
WO2024056250A1 (en) * 2022-09-13 2024-03-21 Biotronik Se & Co. Kg An active implantable medical device enabling an improved battery management
CN116032305B (zh) * 2023-03-29 2023-06-23 湖南大学 一种人工耳蜗植入芯片时钟与数据接收电路

Family Cites Families (55)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52151835A (en) 1976-04-30 1977-12-16 Univ Johns Hopkins Enclosed battery
US4408607A (en) 1981-04-13 1983-10-11 Empi, Inc. Capacitive energy source and circuitry for powering medical apparatus
US4793353A (en) 1981-06-30 1988-12-27 Borkan William N Non-invasive multiprogrammable tissue stimulator and method
US4556061A (en) 1982-08-18 1985-12-03 Cordis Corporation Cardiac pacer with battery consumption monitor circuit
US4548209A (en) 1984-02-06 1985-10-22 Medtronic, Inc. Energy converter for implantable cardioverter
US5314458A (en) 1990-06-01 1994-05-24 University Of Michigan Single channel microstimulator
US5080096A (en) 1990-07-06 1992-01-14 Medtronic, Inc. Method and apparatus for accessing a nonvolatile memory
US5235979B1 (en) 1991-03-15 1994-11-01 Angeion Corp Dual battery system for implantable defibrillator
US5222494A (en) 1991-07-31 1993-06-29 Cyberonics, Inc. Implantable tissue stimulator output stabilization system
US5312439A (en) 1991-12-12 1994-05-17 Loeb Gerald E Implantable device having an electrolytic storage electrode
JPH06125994A (ja) 1992-10-14 1994-05-10 Kaajio P-Shingu Res Lab:Kk ペースメーカー
US5391193A (en) 1993-02-05 1995-02-21 Medtronic, Inc. Method and apparatus for battery depletion monitoring
US5957956A (en) * 1994-06-21 1999-09-28 Angeion Corp Implantable cardioverter defibrillator having a smaller mass
US5591217A (en) 1995-01-04 1997-01-07 Plexus, Inc. Implantable stimulator with replenishable, high value capacitive power source and method therefor
JPH08202631A (ja) 1995-01-30 1996-08-09 Mitsubishi Electric Corp 携帯型半導体記憶装置及び携帯型半導体記憶装置用電源制御ic
US5591212A (en) 1995-07-21 1997-01-07 Medtronic, Inc. Hybrid battery for implantable pulse generator
US5733313A (en) 1996-08-01 1998-03-31 Exonix Corporation RF coupled, implantable medical device with rechargeable back-up power source
US6164284A (en) 1997-02-26 2000-12-26 Schulman; Joseph H. System of implantable devices for monitoring and/or affecting body parameters
EP1666087A3 (en) 1997-02-26 2009-04-29 The Alfred E Mann Foundation for Scientific Research Battery-powered patient implantable device
US6208894B1 (en) 1997-02-26 2001-03-27 Alfred E. Mann Foundation For Scientific Research And Advanced Bionics System of implantable devices for monitoring and/or affecting body parameters
US6272382B1 (en) 1998-07-31 2001-08-07 Advanced Bionics Corporation Fully implantable cochlear implant system
US6308101B1 (en) 1998-07-31 2001-10-23 Advanced Bionics Corporation Fully implantable cochlear implant system
JP3616985B2 (ja) 1998-10-13 2005-02-02 株式会社日立製作所 記憶装置管理方法および記憶装置管理システム
US6516227B1 (en) 1999-07-27 2003-02-04 Advanced Bionics Corporation Rechargeable spinal cord stimulator system
US6553263B1 (en) 1999-07-30 2003-04-22 Advanced Bionics Corporation Implantable pulse generators using rechargeable zero-volt technology lithium-ion batteries
US6381496B1 (en) 1999-10-01 2002-04-30 Advanced Bionics Corporation Parameter context switching for an implanted device
US6920359B2 (en) 2000-02-15 2005-07-19 Advanced Bionics Corporation Deep brain stimulation system for the treatment of Parkinson's Disease or other disorders
JP2001322515A (ja) 2000-05-11 2001-11-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd 車両用暗電流低減方法および装置
JP2002201321A (ja) 2000-10-26 2002-07-19 Sunallomer Ltd プロピレン重合体組成物および射出成形体
US6650942B2 (en) 2001-05-30 2003-11-18 Medtronic, Inc. Implantable medical device with dual cell power source
US7337001B2 (en) 2001-05-30 2008-02-26 Medtronic, Inc. Implantable medical device and method with a dual power source incorporating electrolyte additive 2,2,2-trifluoroacetamide
US7191008B2 (en) 2001-05-30 2007-03-13 Medtronic, Inc. Implantable medical device with a dual power source
CA2762938C (en) 2002-06-28 2015-05-05 Boston Scientific Neuromodulation Corporation Microstimulator having self-contained power source and bi-directional telemetry system
US8386048B2 (en) 2002-06-28 2013-02-26 Boston Scientific Neuromodulation Corporation Systems and methods for communicating with or providing power to an implantable stimulator
US7822480B2 (en) 2002-06-28 2010-10-26 Boston Scientific Neuromodulation Corporation Systems and methods for communicating with an implantable stimulator
US7428438B2 (en) 2002-06-28 2008-09-23 Boston Scientific Neuromodulation Corporation Systems and methods for providing power to a battery in an implantable stimulator
US7136701B2 (en) 2003-01-24 2006-11-14 Gentcorp Ltd. Hybrid battery power source for implantable medical use
US8027728B2 (en) 2003-03-31 2011-09-27 Medtronic, Inc. High power implantable battery with improved safety and method of manufacture
US7209784B2 (en) 2003-03-31 2007-04-24 Medtronic, Inc. High power implantable battery with improved safety and method of manufacture
JP4241347B2 (ja) 2003-11-28 2009-03-18 セイコーエプソン株式会社 表示装置
US7840279B2 (en) 2005-02-11 2010-11-23 Boston Scientific Neuromodulation Corporation Implantable microstimulator having a separate battery unit and methods of use thereof
US7801600B1 (en) 2005-05-26 2010-09-21 Boston Scientific Neuromodulation Corporation Controlling charge flow in the electrical stimulation of tissue
US7737581B2 (en) 2005-08-16 2010-06-15 Medtronic Minimed, Inc. Method and apparatus for predicting end of battery life
US8175717B2 (en) 2005-09-06 2012-05-08 Boston Scientific Neuromodulation Corporation Ultracapacitor powered implantable pulse generator with dedicated power supply
US7813801B2 (en) * 2005-12-15 2010-10-12 Cardiac Pacemakers, Inc. Implantable medical device powered by rechargeable battery
US7977911B2 (en) * 2007-02-08 2011-07-12 O2 Micro, Inc. Power supply topology
US8115448B2 (en) 2007-06-01 2012-02-14 Michael Sasha John Systems and methods for wireless power
US8401659B2 (en) 2008-01-15 2013-03-19 Cardiac Pacemakers, Inc. Implantable medical device with wireless communications
CN101612451B (zh) 2009-07-31 2011-05-18 广东省医疗器械研究所 可充电的植入性心脏起搏器设备及其充电方法
US8577474B2 (en) 2009-11-11 2013-11-05 Boston Scientific Neuromodulation Corporation Minimizing interference between charging and telemetry coils in an implantable medical device
WO2011140022A2 (en) 2010-05-07 2011-11-10 Cardiac Pacemakers, Inc. Output circuit for both electrostimulation and neuromodulation
JP5676000B2 (ja) 2010-10-13 2015-02-25 ボストン サイエンティフィック ニューロモデュレイション コーポレイション デイジーチェーン電極ドライバ集積回路を有する埋め込み型医療装置システムのためのアーキテクチャ
CA2828479A1 (en) 2011-03-02 2012-09-07 Murdoch Childrens Research Institute Transcutaneous stimulation method and system
US9393433B2 (en) 2011-07-20 2016-07-19 Boston Scientific Neuromodulation Corporation Battery management for an implantable medical device
US9079043B2 (en) 2011-11-21 2015-07-14 Thoratec Corporation Transcutaneous power transmission utilizing non-planar resonators

Also Published As

Publication number Publication date
WO2015050937A1 (en) 2015-04-09
CA2921305A1 (en) 2015-04-09
AU2014329712A1 (en) 2016-04-07
EP3052184B1 (en) 2021-09-22
US20150100108A1 (en) 2015-04-09
CN105555359B (zh) 2017-07-28
US9694192B2 (en) 2017-07-04
AU2014329712B2 (en) 2017-04-27
JP2016537045A (ja) 2016-12-01
CN105555359A (zh) 2016-05-04
EP3052184A1 (en) 2016-08-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6195665B2 (ja) 1次及び再充電可能バッテリを備えた埋込可能医療デバイス
US9789322B2 (en) External device for determining an optimal implantable medical device for a patient using information determined during an external trial stimulation phase
US5591217A (en) Implantable stimulator with replenishable, high value capacitive power source and method therefor
US9867994B2 (en) External powering of implantable medical device dependent on energy of provided therapy
US8812128B2 (en) Implantable neurostimulator-initiated status notification
US20120019201A1 (en) Smart charger alignment indicator
JP2008023353A (ja) バッテリ給電式の患者の皮下挿入器具
US20170281936A1 (en) Convertible Implantable Stimulator

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20161226

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20170324

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20170420

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170518

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170807

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170815

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6195665

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees