JP6188978B1 - 液化ガス貯留タンクにおける計測装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】重錘部の揺れ動きを規制して、他の機器類の損傷を回避できる液化ガス貯留タンクにおける計測装置を提供する。【解決手段】液化ガス貯留タンク1の屋根1Aの上部に設けたケーシング3と、当該ケーシング3の内部と液化ガス貯留タンク1の内部との屋根1Aに形成した連通用開口2を通した連通を開閉する開閉部4と、一対のガイドワイヤ5の下端部に備えた重錘部6を液化ガス貯留タンク1の底部に位置させるガイド状態と重錘部6をケーシング3に収納する収納状態とに切換えるために、一対のガイドワイヤ5を繰出し及び巻き取る巻回部7と、一対のガイドワイヤ5にて案内される形態で昇降操作されるプローブQとが設けられ、重錘部6の横移動範囲を規制する状態でガイド状態の重錘部6を収納する重錘部収納体Uが、液化ガス貯留タンク1のタンク底部1Bに固定状態で設けられている。【選択図】図1

Description

本発明は、液化天然ガス又は液化石油ガスを貯留対象液として貯留する液化ガス貯留タンクの屋根の上部に設けたケーシングと、当該ケーシングの内部と前記液化ガス貯留タンクの内部との前記屋根に形成した連通用開口を通した連通を開閉する開閉部と、一対のガイドワイヤの下端部に備えた重錘部を前記液化ガス貯留タンクの底部側に位置させるガイド状態と前記重錘部を前記ケーシングに収納する収納状態とに切換えるために、前記一対のガイドワイヤを繰出し及び巻き取る巻回部と、前記一対のガイドワイヤにて案内される形態で昇降操作されるプローブとが設けられ、
前記プローブが、前記貯留対象液の物理量を検出するように構成された液化ガス貯留タンクにおける計測装置に関する。
かかる液化ガス貯留タンクにおける計測装置は、例えば、液化ガス貯留タンクとしての液化天然ガスタンクに貯留された液化天然ガスが「ロール・オーバー」を発生することを回避する等のために、液化天然ガスタンクに貯留された液化天然ガスの上下方向での密度分布を計測する等、貯留対象液の密度、温度等の物理量を計測するものである。
そして、プローブのメンテナンスを行う際等においては、プローブ及び重錘部をケーシング内に収納する状態にし、かつ、開閉部を閉じ状態にすることにより、メンテナンス作業を良好に行えるものである。
従来の液化ガス貯留タンクにおける計測装置は、一対のガイドワイヤの下端部に備えた重錘部を液化ガス貯留タンクのタンク底部に位置させるガイド状態において、単に、重錘部を液化ガス貯留タンクの底部に接触させる状態に維持させるように構成されていた(例えば、特許文献1参照。)。
特許第5905145号公報
液化ガス貯留タンクに貯留される貯留対象液は、新たに貯留する貯留対象液が液化ガス貯留ガスタンクに供給されるときや地震が発生したとき等において、横方向等に大きく流動することがあり、その流動に伴って、一対のガイドワイヤが大きく揺れ動く等に起因して、重錘部も横方向等に大きく揺れ動く虞がある。
そして、重量が大きな重錘部が大きく揺れ動くと、タンク底部に設置されている温度計測器等の他の機器類に重錘部が接当して損傷させる虞があり、改善が望まれている。
本発明は、上記実情に鑑みて為されたものであって、その目的は、重錘部の揺れ動きを規制して、他の機器類の損傷を回避できる液化ガス貯留タンクにおける計測装置を提供する点にある。
本発明の液化ガス貯留タンクにおける計測装置は、液化天然ガス又は液化石油ガスを貯留対象液として貯留する液化ガス貯留タンクの屋根の上部に設けたケーシングと、当該ケーシングの内部と前記液化ガス貯留タンクの内部との前記屋根に形成した連通用開口を通した連通を開閉する開閉部と、一対のガイドワイヤの下端部に備えた重錘部を前記液化ガス貯留タンクの底部側に位置させるガイド状態と前記重錘部を前記ケーシングに収納する収納状態とに切換えるために、前記一対のガイドワイヤを繰出し及び巻き取る巻回部と、前記一対のガイドワイヤにて案内される形態で昇降操作されるプローブとが設けられ、
前記プローブが、前記貯留対象液の物理量を検出するように構成されたものであって、
の特徴構成は、
前記重錘部の横移動範囲を規制する状態で前記ガイド状態の前記重錘部を収納する重錘
部収納体が、前記液化天然ガスタンクのタンク底部に固定状態で設けられ
前記重錘部収納体が、前記重錘部の横移動を受止め規制する側壁部と前記重錘部の上昇を受止め規制する上壁部とを備え、
前記上壁部における前記連通用開口の鉛直方向下方側に対応する箇所に、前記重錘部が昇降する重錘部通過口が形成され、かつ、前記上壁部における前記重錘部通過口の周囲に、前記ガイドワイヤが挿通可能な複数のワイヤ挿通孔が放射状に形成されている点にある。
すなわち、液化ガス貯留タンクのタンク底部に、重錘部収納体が固定状態で設けられ、ガイド状態の重錘部が、重錘部収納体に収納されて、その横移動範囲が規制されることになる。
したがって、液化ガス貯留タンクに貯留されている貯留対象液が、新たに貯留する貯留対象液が液化ガス貯留タンクに供給されるときや地震が発生したとき等において、横方向等に大きく流動することに起因して、一対のガイドワイヤが大きく揺れ動くことがあっても、重錘部は重錘部収納体の内部にて揺れ動くだけとなる。
このように、重錘部は重錘部収納体の内部にて揺れ動くものとなるから、タンク底部に設置されている温度計測器等の他の機器類に重錘部が接当して損傷させることを回避できる。
要するに、本発明の液化ガス貯留タンクにおける計測装置によれば、重錘部の揺れ動きを規制して、他の機器類の損傷を回避できる。
また、重錘部をガイド状態と収納状態との切換えの際には、重錘部収納体の上壁部に形成した重錘部通過口を通過しながら、重錘部が昇降することになり、ガイド状態においては、重錘部が重錘部収納体の内部に収納されることになる。
そして、重錘部が重錘部収納体の内部に収納された状態において、液化ガス貯留タンクに貯留されている貯留対象液が横方向等に大きく流動すること等により、一対のガイドワイヤが横方向等に大きく揺れ動くと、重錘部が上昇側に移動することになるが、その際には、ガイドワイヤがワイヤ挿通孔に進入した状態で重錘部が上昇移動することになるため、重錘部が重錘部収納体の上壁部に係止された状態になり、重錘部が重錘部収納体の外部に離脱することが防止される。
したがって、一対のガイドワイヤが横方向等に大きく揺れ動く等により、重錘部が上昇移動しても、重錘部が重錘部収納体の外部に離脱することを防止して、重錘部を重錘部収納体の内部にて揺れ動く状態を適切に維持できる。
要するに、本発明の液化ガス貯留タンクにおける計測装置の特徴構成によれば、上記作用効果に加えて、重錘部が上昇移動しても、重錘部を重錘部収納体の内部にて揺れ動く状態に適切に維持できる。
本発明の液化ガス貯留タンクにおける計測装置の更なる特徴構成は、前記重錘部収納体が、前記重錘部の下降動を受止め規制する底壁部を備え、
前記底壁部が、前記重錘部通過口の鉛直方向下方側に位置する水平状の重錘部受部分と当該重錘部受部分の周囲に当該重錘部受部分から離れるほど上方に位置する重錘部案内部分とを備える形態に構成されている点にある。
すなわち、重錘部は、ガイド状態においては、重錘部収納体における底壁部の重錘部受部分に載置されることになる。そして、一対のガイドワイヤが横方向等に大きく揺れ動くことに伴って、重錘部が重錘部収納体の内部を横方向や上下方向に揺れ動くことになる。
その後、一対のガイドワイヤの揺れ動きが停止すると、重錘部は、重錘部収納体における底壁部の重錘部案内部分に案内されながら、重錘部受部分に載置される状態に復帰することになる。
したがって、一対のガイドワイヤが横方向等に大きく揺れ動くことに伴って、重錘部収納体の内部を揺れ動くことになる重錘部を、一対のガイドワイヤの揺れ動きが停止すると、上壁部に形成した重錘部通過口の鉛直方向下方側に位置する水平状の重錘部受部分に復帰移動させることができるので、その後、ガイド状態から収納状態に切換えるために、重錘部通過口を通して重錘部を上昇移動させることを適切に行うことができる。
要するに、本発明の液化ガス貯留タンクにおける計測装置の更なる特徴構成によれば、
重錘部が重錘部収納体の内部を揺れ動いた後においても、重錘部通過口を通して重錘部を適切に上昇移動させることができる。
本発明の液化ガス貯留タンクにおける計測装置の更なる特徴構成は、前記重錘部収納体の周囲に、前記底壁部を前記タンク底部から浮上させた状態で前記重錘部収納体を支持する複数の脚部が備えられている点にある。
すなわち、重錘部収納体の周囲の複数の脚部にて、重錘部収納体の底壁部をタンク底部から浮上させた状態で、重錘部収納体が支持される。
このように、重錘部収納体の底壁部がタンク底部から浮上させているから、重錘部を収納状態からガイド状態に切換える際等において、重錘部が重錘部収納体の底壁部に衝突することがあっても、その衝撃力を複数の脚部にて分散して支持できるため、タンク底部の変形損傷を抑制することができる。
つまり、重錘部収納体の底壁部をタンク底部に接触させる状態で重錘部収納体を設置すると、重錘部を収納状態からガイド状態に切換える際等において、重錘部が重錘部収納体の底壁部に衝突する衝撃力にて、タンク底部を変形損傷する虞があるが、重錘部が重錘部収納体の底壁部に衝突することによって発生する衝撃力を複数の脚部にて分散して支持することにより、タンク底部の変形損傷を抑制することができる。
要するに、本発明の液化ガス貯留タンクにおける計測装置の更なる特徴構成によれば、タンク底部の変形損傷を抑制することができる。
液化天然ガスタンクにおける計測装置を示す一部切欠き概略正面図 計測装置のケーシング装着部を示す一部切欠正面図 計測装置のケーシング装着部を示す一部切欠側面図 計測装置のケーシング装着部の一部切欠平面図 プローブを示す一部切欠正面図 重錘部を示す一部切欠正面図 間隔規制体の平面図 重錘収納体の正面図 重錘収納体の平面図 重錘部の収納状態を示す説明図
〔実施形態〕
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
(計測装置の全体構成)
図1に示すように、液化ガス貯留タンクの一例としての液化天然ガスタンク1に、貯留対象液として液化天然ガスが貯留され、貯留された液化天然ガスの物理量として密度を計測する計測装置Pが、屋根1Aに予め設けられている予備開口部2を連通用開口として用いて装着されている。
つまり、本実施形態の計測装置Pは、既設の液化天然ガスタンク1に対して、汎用の点検口である予備開口部2を利用して装着されている。尚、予備開口部2は、フランジ接続部を備えた筒状体を液化天然ガスタンク1の屋根1Aに装着する形態に構成されている。
計測装置Pは、液化天然ガスタンク1の屋根1Aの上部における予備開口部2に対応する箇所に設けたケーシング3と、ケーシング3の内部と液化天然ガスタンク1の内部との予備開口部2を通した連通を開閉する開閉部4と、ケーシング3から予備開口部2を通して液化天然ガスタンクの内部に垂下される一対のガイドワイヤ5と、一対のガイドワイヤ5の下端部に備えた重錘部6と、重錘部6を液化天然ガスタンク1の底部に位置させるガイド状態と重錘部6をケーシング3に収納する収納状態とに切換えるために、一対のガイドワイヤ5を繰出し及び巻き取る巻回部7と、一対のガイドワイヤ5にて案内される形態で昇降操作されるプローブQとを備える形態に構成されている。
開閉部4は、開閉弁体を筒状ケーシングの内部に備える形態に構成されるものであって、予備開口部2を構成する筒状体の上部に、筒状ケーシングがフランジ接続されるように構成されている。
ちなみに、本実施形態における液化天然ガスタンク1は、タンク底部1Bから屋根1Aまでの高さが、例えば、40m程度である。
本実施形態においては、プローブQの昇降高さを検出するゲージの役割を担う測長テープ8を繰出し及び巻き取る巻き取り式の昇降機9が、ケーシング3の上部に設けられ、プローブQが測長テープ8の下端部に吊下げ支持されている。
尚、測長テープ8には、後述するセンサヘッドS(図5参照)に接続される電力線や信号線が備えられることになる。
そして、液化天然ガスタンク1に貯留された液化天然ガスの密度を計測する際には、一対のガイドワイヤ5を繰出して、重錘部6を液化天然ガスタンク1の底部側に位置させるガイド状態にし、そのガイド状態において、プローブQを一対のガイドワイヤ5にて案内しながら昇降させるように構成されており、その詳細は後述する。
ちなみに、プローブQは、計測時には測長テープ8で吊持された状態で液化天然ガスタンク1の内部を昇降されることになる。
本実施形態においては、ガイド状態の重錘部6の横移動範囲を規制する状態で重錘部6を収納する重錘部収納体Uが、液化天然ガスタンク1のタンク底部1Bに固定状態で設けられて、新たに貯留する液化天然ガスが液化天然ガスタンク1に供給されるときや地震が発生したとき等において、貯留されている液化天然ガスが横方向等に流動すること等に起因して、一対のガイドワイヤ5が横方向等に揺れ動く際に、重錘部6が横移動することを規制するように構成されており、重錘部収納体Uの詳細は後述する。
また、プローブQを点検する等のメンテナンスを行う際には、図2及び図3に示すように、重錘部6及びプローブQをケーシング3の内部に収納し、且つ、開閉部4を閉じることになり、その詳細は後述する。
ちなみに、プローブQは、メンテナンス時には、測長テープ8で牽引されて、ケーシング3の内部に、測長テープ8と共に収納されることになる。
(ケーシングの詳細)
図2及び図3に示すように、ケーシング3は、上方側に位置する円筒状の大径筒部3aと、大径筒部3aの下方に位置する下方側ほど小径となる縮径状の縮径部3bと、縮径部3bの下方に位置する小径の円筒状の小径筒部3cとを備えている。
大径筒部3aの上部に上部フランジ3Aを備え、小径筒部3cの底部には下部フランジ3Bを備えている。
そして、小径筒部3cの下部フランジが、開閉部4を構成する筒状ケーシングの上部にフランジ接続されている。
大径筒部3aの上部フランジに、測長テープ8が挿通する開口を備えた天板10が装着され、その天板10の上部に、昇降機9が装着されている。
大径筒部3aの横側部に、横向き姿勢の点検用筒部11が横側方に開口する状態で設けられ、その点検用筒部11の開口部には、開閉蓋11Aが着脱自在に装着されている。
図3及び図4に示すように、大径筒部3aの横側部における点検用筒部11の装着箇所とは離れた箇所に、巻回部7を支持する一対のベース台12が備えられている。
巻回部7を構成する一対のウインチ式のリール部7Aが手動にて回転操作される形態で設けられ、それら一対のリール部7Aの夫々から各別に延出される一対のガイドワイヤ5が、ワイヤ導入筒13を通して、大径筒部3aの内部に導入されている。
図2及び図3に示すように、天板10の下面に、ワイヤ導入筒13を通して導入された一対のガイドワイヤ5を下向きに案内する一対の中継案内輪14が装着されている。
(プローブの詳細)
図5に示すように、プローブQは、液化天然ガスの密度を計測するセンサヘッドSと、センサヘッドSを収納するセンサケース15と、測長テープ8に連結される連結体16とを備えている。
センサケース15は、上方ガイド部15Uと、下方ガイド部15Sと、上方ガイド部15Uと下方ガイド部15Sとを接続する複数の支柱15Hとを備えている。
上方ガイド部15U及び下方ガイド部15Sの夫々には、一対のガイドワイヤ5を挿通してプローブQの昇降を案内する一対の案内孔17が形成されている。
ちなみに、上方ガイド部15Uの上面部が、上向きの山形状に形成され、下方ガイド部15Sの下面部が、下向きの山形状に形成されており、プローブQが昇降するときに、液化天然ガスと上方ガイド部15U及び下方ガイド部15Sとの間に発生する流体抵抗を軽減して、プローブQを円滑に昇降させることができ、また、プローブQが予備開口部2等を通過することを円滑に行えることになる。
連結体16は、上方ガイド部15Uから上方に突出される部分が測長テープ8に連結され、上方ガイド部15Uを貫通して下方に延びる部分の端部に、コネクタ支持部16Aを備え、コネクタ支持部16Aが、柱状体18を介してセンサヘッドSを吊下げ支持するように構成されている。
ちなみに、連結体16における上方ガイド部15Uの下方に突出する突出部分が、水平方向に折曲げられた後、下方に折曲げられる形態に構成され、連結体16における水平方向に折曲げられた部分が、上方ガイド部15Uの底部を受止め支持するように構成されている。つまり、センサケース15が連結体16に支持されている。
(重錘部の詳細)
図6に示すように、重錘部6には、一対のガイドワイヤ5の夫々に各別に吊下げ支持される一対の重錘本体6Aが設けられ、一対の重錘本体6Aの上部箇所には、一対のガイドワイヤ5の間隔を規制する間隔規制体19が設けられている。
間隔規制体19は、図6及び図7に示すように、一対のガイドワイヤ5のうちの一方に外嵌する第1筒部19a、一対のガイドワイヤ5のうちの他方に外嵌する第2筒部19b、及び、第1筒部19aと第2筒部19bの上端部同士を接続する棒状部19cを備える形状に形成され、かつ、第1筒部19aの長さが第2筒部19bの長さよりも長く形成されている。
ちなみに、本実施形態においては、一対のガイドワイヤ5の間隔L1が、100mm程度であり、一対の重錘本体6Aの並び方向での横幅L2が、180mm程度であり、重錘本体6Aの底面から間隔規制体19の上端までの高さL3が、450mm程度である。
また、図7に示すように、間隔規制体19における第1筒部19a及び第2筒部19bは、円筒状に形成されるものであって、その外径L4が、14mm程度である。
ちなみに、第1筒部19a及び第2筒部19bにおける横外方側端部が、傾斜状になるように面取り形成され、一対の重錘本体6Aの上端部及び下端部が傾斜状になるように面取り形成されており、重錘部6が予備開口部2や重錘部収納体U等を通過することを円滑に行えるように構成されている。
(重錘部収納体の詳細)
図8及び図9に示すように、重錘部収納体Uが、重錘部6の横移動を受止め規制する側壁部21と、重錘部6の上昇を受止め規制する上壁部22と、重錘部6の下降動を受止め規制する底壁部23とを備える形態に構成されている。
本実施形態においては、重錘部収納体Uの底壁部23の底面から上壁部22の上面までの高さが、960mm程度であり、平面視での外径が、800mm程度である。
上壁部22における予備開口部2の鉛直方向下方側に対応する箇所に、重錘部6が昇降する重錘部通過口22Aが形成され、かつ、上壁部22における重錘部通過口22Aの周囲に、ガイドワイヤ5が挿通可能な複数のワイヤ挿通孔22a(本実施形態では16個)が放射状に形成されている。
本実施形態においては、ワイヤ挿通孔22aの長さ(径方向の奥行)が、160mm程度である。
また、重錘部通過口22Aの周縁における隣接するワイヤ挿通孔22aの間に位置する中間部の先端部分が、径方向内方側に突出する湾曲状に形成されており、径方向外方側に移動するガイドワイヤ5をワイヤ挿通孔22aに向けて案内するように構成されている。
加えて、ワイヤ挿通孔22aの間に位置する中間部における湾曲状に形成された先端部分の上下の外周縁部が、滑らかな面状になるように加工されて、ガイドワイヤ5が接触しても、そのガイドワイヤ5の損傷を抑制するように構成されている。
ちなみに、重錘部通過口22Aが、隣接するワイヤ挿通孔22aの間に位置する湾曲状部分の頂部を結ぶ円形状に形成されることになる。
本実施形態においては、重錘部通過口22Aの直径が、一対の重錘本体6Aの並び方向での横幅L2(180mm程度)よりも大きな320mm程度に形成され、ワイヤ挿通孔22aの横幅が、ガイドワイヤ5の径(例えば、3mm程度)よりも大きな22mm程度に形成され、さらに、周方向に並ぶ複数のワイヤ挿通孔22aの入口側の形成ピッチが、23mm程度に形成されている。
ちなみに、重錘部6の間隔規制体19の第1筒部19a及び第2筒部19bの外径L4が14mm程度であるから、間隔規制体19の第1筒部19a及び第2筒部19bがワイヤ挿通孔22aに進入する可能性があるが、周方向に並ぶ複数のワイヤ挿通孔22aの入口側の形成ピッチが23mm程度であるのに対して、間隔規制体19の第1筒部19a及び第2筒部19bの間隔が、一対のガイドワイヤ5の間隔(100mm程度)に相当する長さである等により、多くの場合、間隔規制体19がワイヤ挿通孔22aに進入することはない。
つまり、重錘部6が重錘部収納体Uの上壁部22に接当する際には、主として、間隔規制体19が上壁部22に接当するように構成されている。
底壁部23が、重錘部通過口22Aの直下方に位置する水平状の重錘部受部分23Aと、当該重錘部受部分23Aの周囲に当該重錘部受部分23Aから離れるほど上方に位置する傾斜状の重錘部案内部分23Bとを備える形態に構成されている。
したがって、後述の如く、重錘部6が横移動しながら上昇した後、重錘部6が下降する際に、重錘部案内部分23Bの案内作用により、重錘部6が重錘部受部分23Aの上方箇所に復帰移動するように構成されている。
尚、重錘部受部分23Aの外径は、重錘部通過口22Aの直径(320mm程度)と同じ320mm程度である。
重錘部収納体Uの周囲に、底壁部23をタンク底部1Bから浮上させた状態で重錘部収納体Uを支持する複数の脚部24が備えられている。
本実施形態においては、4本の脚部24が、側壁部21から横外方に突設された脚支持部21Aから下方に突出する状態で設けられ、各脚部24の下端部が、タンク底部1Bに対して溶接等により固定されている。
そして、底壁部23が、30mm程度、タンク底部1Bから浮上されている。
尚、脚支持部21A及び脚部24は、L字状のアングル材を用いて構成されている。
(測定装置の使用方法の説明)
メンテナンス等のために、プローブQと重錘部6とがケーシング3の内部に収納されているときには、開閉部4が閉じ状態に操作されて、ケーシング3の内部と液化天然ガスタンク1の内部とが非連通状態となっている。
この状態から測定を開始する際には、ケーシング3の内部に不活性ガス(窒素ガス)をパージ孔(図示を省略)から充填した後、開閉部4を開き状態に操作して、ケーシング3の内部と液化天然ガスタンク1の内部とを連通状態にした後、巻回部7から一対のガイドワイヤ5を繰出して、重錘部6を重錘部収納体Uの底壁部23に着床させた状態にする。
この際、一対のガイドワイヤ5を張り状態となるようにする。
その後、昇降機9を作動させて、一対のガイドワイヤ5にて案内しながら、プローブQを液化天然ガスタンク1の内部を昇降させることにより、液化天然ガスタンク1に貯留された液化天然ガスの上下方向での密度分布を計測することになる。
重錘部6は、ガイド状態においては重錘部収納体Uに収納されているので、液化天然ガスタンク1に新たな液化天然ガスが供給される等により、貯留されている液化天然ガスが流動して一対のガイドワイヤ5が揺れ動いても、重錘部6は重錘部収納体Uの内部で移動するだけであり、タンク底部1Bに装備されている他の機器類(温度計測部等)を損傷することがない。
また、地震が発生する等により、貯留されている液化天然ガスが大きく流動すること等に起因して、一対のガイドワイヤ5が大きく揺れ動くこと等により、重錘部6が浮上しながら大きく移動する場合があるが、このような場合には、ガイドワイヤ5がワイヤ挿通孔22aに挿入した状態で、重錘部6が重錘部収納体Uの上壁部22にて受止められることになるので、重錘部6が重錘部収納体Uから飛び出すことが回避される。
そして、地震が止まる等により、貯留されている液化天然ガスの流動が停止すると、重錘部6が底壁部23の重錘部案内部分23Bの案内作用により、底壁部23の重錘部受部分23Aに支持される状態に復帰することになる。
プローブQをメンテナンスする際等においては、プローブQ及び重錘部6を上昇させてケーシング3の内部に収納させ、開閉部4を閉じ状態に操作して、ケーシング3の内部と液化天然ガスタンク1の内部とを非連通状態にする。
次に、ケーシング3の内部に不活性ガス(窒素ガス)をパージ孔(図示を省略)から充填し、その後、点検用筒部11の開閉蓋11Aを開いて、プローブQに対する点検を行う等の作業を行うことになる。
〔別実施形態〕
次に別実施形態を列記する。
(1)上述の実施形態では、液化天然ガスの密度のみを計測する場合を例示したが、例えば、プローブQを用いて密度に加えて温度を併せて計測する等、液化天然ガスの密度に加えて、液化天然ガスの他の物理量を併せて計測させるようにしてもよく、また、密度を計測せずに、温度等の他の物理量のみを検出させるようにしてもよい。
また、プローブQにて液化天然ガスの存否を検出し、かつ、プローブQの昇降位置を検出して、液化天然ガスの液面レベルを計測させるようにしてもよい。
(2)上述の実施形態では、重錘部収納体Uが底壁部23を備える場合を例示したが、底壁部23を備えない形態で実施してもよい。この場合、重錘部6をタンク底部1Bにて受止めるように構成するとよい。
)重錘部収納体Uに上壁部22を備えさせる場合において、ワイヤ挿通孔22aの形成数は各種変更でき、また、ワイヤ挿通孔22aの具体形状も各種変更できる。
)上述の実施形態では、既設の液化天然ガスタンク1に対して計測装置Pを装着する場合を例示したが、本発明の計測装置Pは、新規に設置する液化天然ガスタンク1に対して装備できるものであることは勿論である。
)上述の実施形態では、液化ガス貯留タンクとしての液化天然ガスタンク1に、貯留対象液として液化天然ガスを貯留する場合を例示したが、液化ガス貯留タンクとしての液化石油ガスタンクに、貯留対象液として液化石油ガスを貯留する場合においても、上述の実施形態と同様に実施できるものである。
なお、上記実施形態(別実施形態を含む、以下同じ)で開示される構成は、矛盾が生じない限り、他の実施形態で開示される構成と組み合わせて適用することが可能であり、また、本明細書において開示された実施形態は例示であって、本発明の実施形態はこれに限定されず、本発明の目的を逸脱しない範囲内で適宜改変することが可能である。
1 液化天然ガスタンク(液化ガス貯留タンク)
1A 屋根
1B タンク底部
2 連通用開口
3 ケーシング
4 開閉部
5 ガイドワイヤ
6 重錘部
7 巻回部
21 側壁部
22 上壁部
22A 重錘部通過口
22a ワイヤ挿通孔
23 底壁部
23A 重錘部受部分
23B 重錘部案内部分
24 脚部
Q プローブ
U 重錘部収納体

Claims (3)

  1. 液化天然ガス又は液化石油ガスを貯留対象液として貯留する液化ガス貯留タンクの屋根の上部に設けたケーシングと、当該ケーシングの内部と前記液化ガス貯留タンクの内部との前記屋根に形成した連通用開口を通した連通を開閉する開閉部と、一対のガイドワイヤの下端部に備えた重錘部を前記液化ガス貯留タンクの底部側に位置させるガイド状態と前記重錘部を前記ケーシングに収納する収納状態とに切換えるために、前記一対のガイドワイヤを繰出し及び巻き取る巻回部と、前記一対のガイドワイヤにて案内される形態で昇降操作されるプローブとが設けられ、
    前記プローブが、前記貯留対象液の物理量を検出するように構成された液化ガス貯留タンクにおける計測装置であって、
    前記重錘部の横移動範囲を規制する状態で前記ガイド状態の前記重錘部を収納する重錘部収納体が、前記液化ガス貯留タンクのタンク底部に固定状態で設けられ
    前記重錘部収納体が、前記重錘部の横移動を受止め規制する側壁部と前記重錘部の上昇を受止め規制する上壁部とを備え、
    前記上壁部における前記連通用開口の鉛直方向下方側に対応する箇所に、前記重錘部が昇降する重錘部通過口が形成され、かつ、前記上壁部における前記重錘部通過口の周囲に、前記ガイドワイヤが挿通可能な複数のワイヤ挿通孔が放射状に形成されている液化ガス貯留タンクにおける計測装置。
  2. 前記重錘部収納体が、前記重錘部の下降動を受止め規制する底壁部を備え、
    前記底壁部が、前記重錘部通過口の鉛直方向下方側に位置する水平状の重錘部受部分と当該重錘部受部分の周囲に当該重錘部受部分から離れるほど上方に位置する重錘部案内部分とを備える形態に構成されている請求項1記載の液化ガス貯留タンクにおける計測装置。
  3. 前記重錘部収納体の周囲に、前記底壁部を前記タンク底部から浮上させた状態で前記重錘部収納体を支持する複数の脚部が備えられている請求項2記載の液化ガス貯留タンクにおける計測装置。
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