JP4991342B2 - フロート式液面計の回収機構 - Google Patents

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Description

本発明は、LPGタンクなどにおいて使用するフロート式液面計の回収機構に関するものである。
フロート式液面計のフロートは、液面に浮いた状態のままではタンク内の液体の流れ等で流され、正確な液位を測定できなかったり、フロートに接続したワイヤが絡む等の問題が発生することがある。そこで、フロートをガイドワイヤで案内したり、或いはパイプ内に入れたりしてフロートが流されることを防止している。
新設のタンク内にガイドワイヤを張る場合には、タンク底面とタンク天井間でガイドワイヤを鉛直に張れるように、タンク底面に設けた下部金具によりガイドワイヤを固定し、タンクの天板にガイドワイヤノブを設置すればよい。
しかし、既設のタンクに液面計を追加設置したり、或いは更新する際には、タンク内に液体が入っていて、タンクを開放できない場合が多々ある。このような場合に、ガイドワイヤをタンク底面に固定することはできないため、特許文献1のように重錘をガイドワイヤにより吊り下ろすことが行われている。この場合に、重錘がタンク内で流されないようにするため、重錘には或る程度の重量を有するものが使用されている。
更に、特許文献2のように、フロートが流されたり回転しないように、2本以上のガイドワイヤを設置して個々に重錘を取り付けることも行われている。
実開昭59−97434号公報 実開昭62−99822号公報
このような重錘を用いたフロート式液面計に対する修理や保守を行う際には、重錘を引き上げて回収することが必要となる。しかし、タンク内の被測定体がLPGなどのような場合には、タンクを開放した状態で作業を行うことはできず、密閉状態で遠隔的な操作を行う必要がある。
本発明の目的は、上述の課題を解消し、必要に応じて重錘を含めた液面計をタンク外に引き上げることができるフロート式液面計の回収機構を提供することにある。
上記目的を達成するための本発明に係るフロート式液面計の回収機構は、タンク上に設けた本体部から前記タンク内に挿入した筒体と、該筒体内から前記タンクの底部近くにそれぞれ重錘を吊り下げる複数本のガイドワイヤと、前記タンク中の液面又は液中にあって前記ガイドワイヤにより上下方向に案内されるフロートと、前記筒体内から繰り出して前記フロートを吊り下げる測定ワイヤと、該測定ワイヤの繰り出し量を測定し前記フロートの位置を求める本体部内のセンサと、前記重錘を前記ガイドワイヤにより前記筒体内に引き上げる引き上げ手段と、前記各ガイドワイヤの中間に取り付け上端を錐形とした巻上補助具とを備えたことを特徴とする。
本発明に係るフロート式液面計の回収機構によれば、タンク内の重錘等を遠隔的にタンクから回収することができる。
本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明する。
図1は正面から見た構成図、図2は側面から見た構成図であり、タンク1の天井部2上に液面測定のための本体部3が構設され、例えば円筒状の筒体がタンク1内に挿入されている。筒体は仕切弁4を介して上部筒体5と下部筒体6に分けられ、下部筒体6は天井部2に固定されている。仕切弁4はフランジ7、8を介して、上部筒体5、下部筒体6間に連結されている。
筒体5、6内からタンク1内に2本のガイドワイヤ9、10がウインチ11によって吊り下げられている。ガイドワイヤ9、10の先端にはそれぞれ重錘12、13が固定され、重錘12、13はタンク1の底部近くまで吊り下ろされており、ガイドワイヤ9、10には十分な張力が与えられている。
ガイドワイヤ9、10は重錘12、13を吊り下げても容易に切断しないように、高強度のワイヤが使用されており、このためガイドワイヤ9、10には撚り線のワイヤが使用されている。ガイドワイヤ9、10には、フロート14がリングを介して上下動自在に案内されかつ支持されている。フロート14は筒体5、6から吊り下ろされた測定ワイヤ15により吊り下げられて液面に浮遊し、測定ワイヤ15は本体部3においてフロート14の位置に従って巻き上げ、繰り出しが可能とされ、本体部3内のセンサ16にフロート14の位置を伝達して液面を測定するようになっている。
また、重錘12、13の上部のガイドワイヤ9、10間にはガイドリング17が取り付けられている。ガイドリング17には直管部18が設けられ、ガイドワイヤ9がこの直管部18中に挿通され固定されている。直管部18には直交方向にL字状に水平部材19が一体化されて設けられ、この水平部材19の端部に設けた環状部20にガイドワイヤ10が挿通されている。
また、ガイドリング17の上方の各ガイドワイヤ9、10の中間には、それぞれボールシャンクから成る固定具21、22が取り付けられている。更に、固定具21、22の上方には、それぞれ巻上補助具23、24が固定され、これらの巻上補助具23、24の上端及び下端は錐形とされている。
ガイドワイヤ9、10には、ガイドリング17を構成する直管部18、水平部材19、環状部20が用いられているので、個々のガイドワイヤ9、10が撚り戻しにより回転しても、ガイドワイヤ9、10同士が絡まり合うことはない。特に、ガイドワイヤ9、10同士の間隔を保つために、水平部材19を使用してガイドワイヤ9、10を所定間隔に保持し、一方のガイドワイヤの撚り戻しが他方のガイドワイヤに影響しないようにしているので、フロート14の上下動が円滑となり、液面の測定精度は良好に保たれる。
なお、ガイドリング17は直管部18を使用せずに、水平部材19の両端にそれぞれ環状部20を設けるようにしてもよい。
修理や保守等のために、重錘12、13、フロート14をタンク1から取り出す場合には、ガイドワイヤ9、10をウインチ11により巻き上げる。この巻き上げに際して、上部を円錘形とした巻上補助具23、24により、重錘12、13は下部筒体6の縁部に引っ掛かることがなく、図3に示すように容易に上部筒体5内に引き上げることが可能である。この場合に、下部筒体6が若干傾斜していても、重錘12、13を支障なく引き上げることができる。フロート14についても、測定ワイヤ15を図示しない巻上機構により巻き上げ、上部筒体5内に引き上げることができる。
前述したように、上部筒体5は仕切弁4に対しフランジ7により分離可能に結合されている。更に、上部筒体5内は気密に区画可能とされ、注入弁25により窒素ガスを注入し、放出弁26により上部筒体5内のガスを排出できるようにされている。
従って、重錘12、13、フロート14を上部筒体5内に回収した後に、仕切弁4を閉止し、上部筒体5内に注入弁25から窒素ガスを注入して上部筒体5内の気体を置換する。その後に、フランジ7のボルトを緩めて上部筒体5を仕切弁4から分離すれば、本体部3と共に重錘12、13、フロート14を回収した上部筒体5をタンク1から取り外すことができる。
また、修理が終った液面計を旧に復する場合や、新たに設置する場合でも、上部筒体5を仕切弁4に連結した後に、仕切弁4を開いて、重錘12、13、フロート14をガイドワイヤ9、10、測定ワイヤ15により下部筒体6を経てタンク1内に吊り下ろすことができる。
また、通常ではガイドワイヤ9又は10が切断すると、切断したガイドワイヤに接続した重錘の引き上げは不可能になる。しかし、本実施例においては、例えばガイドワイヤ10が固定具21の上方で切断された場合に、図4に示すように固定具22がガイドリング17の環状部20に係止するので、残りのガイドワイヤ9により、2つの重錘12、13を引き上げることが可能となる。更には、他方のガイドワイヤ9が切断した場合においても、固定具21がガイドリング17の直管部18に係止するので、同様にガイドワイヤ10を用いて引き上げが可能である。
なお、フロート14は液面に位置する形式のものに限定されず、液中に位置して測定を行う形式のものであってもよい。
実施例の正面から見た構成図である。 側面から見た構成図である。 重錘、フロートを筒体内に回収した状態の説明図である。 一方のガイドワイヤが切断した場合の説明図である。
符号の説明
1 タンク
2 天井部
3 本体部
4 仕切弁
5 上部筒体
6 下部筒体
9、10 ガイドワイヤ
11 ウインチ
12、13 重錘
14 フロート
15 測定ワイヤ
16 センサ
17 ガイドリング
18 直管部
19 水平部材
20 環状部
21、22 固定具
23、24 巻上補助具

Claims (5)

  1. タンク上に設けた本体部から前記タンク内に挿入した筒体と、該筒体内から前記タンクの底部近くにそれぞれ重錘を吊り下げる複数本のガイドワイヤと、前記タンク中の液面又は液中にあって前記ガイドワイヤにより上下方向に案内されるフロートと、前記筒体内から繰り出して前記フロートを吊り下げる測定ワイヤと、該測定ワイヤの繰り出し量を測定し前記フロートの位置を求める本体部内のセンサと、前記重錘を前記ガイドワイヤにより前記筒体内に引き上げる引き上げ手段と、前記各ガイドワイヤの中間に取り付け上端を錐形とした巻上補助具とを備えたことを特徴とするフロート式液面計の回収機構。
  2. 前記ガイドワイヤは前記重錘と共にウインチにより巻き上げることを特徴とする請求項1に記載のフロート式液面計の回収機構。
  3. 前記ガイドワイヤ間にはこれらのガイドワイヤを所定間隔に保持するガイドリングを取り付けたことを特徴とする請求項1又は2に記載のフロート式液面計の回収機構。
  4. 前記ガイドワイヤの中間に固定具をそれぞれ取り付け、前記ガイドワイヤの何れか1本が前記固定具の上部で切断した場合において、前記切断したガイドワイヤに取り付けた前記固定具が前記ガイドリングに係止し、他のガイドワイヤによって前記切断したガイドワイヤの前記重錘を引き上げ可能としたことを特徴とする請求項3に記載のフロート式液面計の回収機構。
  5. 前記タンク内から取り外し可能な前記筒体内を、前記タンク内と気密に区画する手段と、前記筒体内をガス置換する手段とを有することを特徴とする請求項1〜4の何れか1つの請求項に記載のフロート式液面計の回収機構。
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