JP6188596B2 - バルブタイミング調整装置および製造方法 - Google Patents

バルブタイミング調整装置および製造方法 Download PDF

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Description

この発明は、積層プレス化されたロータとケースを有するバルブタイミング調整装置および製造方法に関するものである。
バルブタイミング調整装置のロータは、一般的に焼結冶金またはアルミダイキャストにて素材成形後に機械加工にて仕上げている。このような従来の製造方法では、焼結冶金、アルミダイキャスト共に軸方向へ金型を分割して成形しているため、ロータ内部を径方向に走る油圧通路のほとんどが機械加工(一部では溝の成形)にて形成されていた。
エンジン等に応じて異なるインタフェース(例えば、カムシャフト勘合溝の径と深さ、油圧通路の本数と位置、位置決めピンの勘合形状と位置、センタボルトの座面外径とネジ部外径等)、および要求仕様(例えば、出力トルク、動作角度等)に対応する際、機械加工を最小限に留めようとすると多数の金型が必要となり、金型を最大限共通化しようとすると機械加工が増えるという相反する問題が生じていた。
他方、油圧通路の機械加工を削減する方策として、ロータ内部の油圧通路を金型成形にて構成する積層プレス化が提案されている(例えば、特許文献1,2参照)。この方法では、それぞれ所定の形状に金型成形した複数の金属板を軸方向に積層してロータを構成しており、複数枚の金属板にそれぞれ加工された開口部が積層されて油圧通路となる。また、出力トルクを変更する場合には、ロータとケースを積層する高さ(即ち、積層する枚数)を変更することで対応可能である。
特開2005−351182号公報 特開2003−262109号公報
バルブタイミング調整装置のインタフェースおよび要求仕様は、出力トルクの違いのみならず、動作角度、カムシャフト勘合溝の形状など多岐に渡るが、上記特許文献1,2では最小限の金型投資(=最大限の金型共通化)にてそれらに対応する方策については述べられていない。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、バルブタイミング調整装置の取り付けインタフェースおよび要求仕様の変更に対して、容易に対応することを目的とする。
この発明に係るバルブタイミング調整装置の製造方法は、プレス金型に交換可能に設置された金型構成部品で複数枚の金属板を打ち抜き、当該複数枚の金属板を積層して、ロータを構成する積層体またはケースを構成する積層体を製作する場合に、バルブタイミング調整装置の仕様の種類ごとに設けられた金型構成部品の一部を交換して打ち抜く形状を変更することにより当該積層体の一部形状を変更するものである。
この発明に係るバルブタイミング調整装置は、ケースおよびロータが、プレス金型に交換可能に設置された金型構成部品で打ち抜いた複数枚の金属板を軸方向に積層した積層体であって、バルブタイミング調整装置の仕様の種類ごとに設けられた金型構成部品の一部を交換して打ち抜く形状を変更することにより当該積層体の一部形状が変更されているものである。
この発明によれば、プレス金型の金型構成部品の一部を交換して打ち抜く形状を変更することにより、ロータまたはケースを構成する積層体の一部形状を変更するようにしたので、バルブタイミング調整装置の取り付けインタフェースおよび要求仕様の変更に対して、機械加工を増やすことなく最小限の金型投資(=最大限の金型共通化)にて容易に対応することができる。
この発明の実施の形態1に係るバルブタイミング調整装置の構成を示す平面図である。 実施の形態1に係るバルブタイミング調整装置の構成を示す断面図である。 実施の形態1のロータを成す積層鋼板の断面図と各鋼板の分解図である。 実施の形態1のロータを製作するプレス金型の概略図である。 実施の形態1に係るバルブタイミング調整装置の変形例を示す平面図である。 実施の形態1に係るバルブタイミング調整装置の変形例を示す断面図である。 実施の形態1に係るバルブタイミング調整装置の変形例を示す平面図である。 図8(a)は、図1のロータに固定するカムシャフトの端面、図8(b)は、図7のロータに固定するカムシャフトの端面を示す図である。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る吸気側のバルブタイミング調整装置100の構成を示す平面図であり、カバー4を取り外した状態である。図2は、吸気側のバルブタイミング調整装置100の断面図である。この吸気側のバルブタイミング調整装置100は、主に、ロータ1、ケース2、ハウジング3、カバー4から構成されており、エンジンの吸気側のカムシャフト10にセンタボルト11にて締結されている。
ハウジング3には、図示しないエンジンのクランクシャフトからの駆動力を吸気側のカムシャフト10に伝達するためのチェーンスプロケット部が形成されている。このチェーンスプロケット部を介してエンジンの回転駆動力をバルブタイミング調整装置100とセンタボルト11にて締結されたカムシャフト10に伝達することで、クランクシャフトとカムシャフト10が同期して回転可能となっている。
ケース2は、内周に突出し複数の油圧室を形成するための複数のシュー101を有する。ロータ1は、中央部から外周に突出しケース2により形成された複数の油圧室をそれぞれ進角油圧室103と遅角油圧室104に区画する複数のベーン102を有する。ケース2とロータ1は積層プレス化にて製作されている。
ハウジング3およびカバー4は、ロータ1とケース2を間に挟んだ状態で複数のボルト5をボルト締結穴114に締結して固定されており、進角油圧室103および遅角油圧室104のオイルを封止している。
また、ロータ1の各ベーン102の先端部には、凹形状が形成されており、それぞれの凹形状に、油圧室間のオイル漏れを防止するシール8が板バネ9によって付勢された状態で装着されている。
また、ロータ1の一方の端面には、吸気側のカムシャフト10が当接するカムシャフト取付座面112が形成されており、ロータ1とカムシャフト10の各位置決めピン勘合穴111,123に位置決めピン12を勘合して、回転方向の位置決めがされている。ロータ1の他方の端面には、センタボルト取付座面113とセンタボルト穴115が凹設され、センタボルト11を使用してロータ1とカムシャフト10が締結されている。
ロータ1の内部には軸方向および径方向に延びる穴が複数形成されており、進角油圧室103へオイルを供給/排出するための進角油圧通路105と、遅角油圧室104へオイルを供給/排出するための遅角油圧通路106として使用される。さらに、進角油圧通路105の一部が分岐してロックピン解除通路107を成し、ハウジング3のロックピン先端勘合穴110へオイルを供給するために使用される。
進角油圧通路105および遅角油圧通路106の各一端は、カムシャフト取付座面112に開口しており、カムシャフト10の端面に開口した進角油路121および遅角油路122に連通している。カムシャフト10の外周面には吸気側のカムジャーナル13が取り付けられており、不図示のオイルコントロールバルブ(以下、OCV)が供給するオイルが、カムジャーナル13を経由して進角油路121、進角油圧通路105、進角油圧室103へ流れ、また、その逆の経路を辿って排出される。また、OCVが供給するオイルが、カムジャーナル13を経由して遅角油路122、遅角油圧通路106、遅角油圧室104へ流れ、また、その逆を辿って排出される。さらに、進角油圧通路105に供給されたオイルの一部は、ロックピン解除通路107からロックピン先端勘合穴110へ流れる。
ロータ1に形成された複数のベーン102のうちのいずれか1つには、軸方向に貫通して一端がロックピン先端勘合穴110に相対するロックピン本体摺動穴109と、このロックピン本体摺動穴109の他端から径方向内側へ向かうロックピン後端ドレン通路108とが形成されている。ロックピン本体摺動穴109には、ロックピン6と、ロックピン6をロックピン先端勘合穴110の方向へ付勢するスプリング7が挿入されている。
ロックピン6は、ロックピン本体摺動穴109を軸方向に摺動可能で、スプリング7の付勢力でロックピン先端勘合穴110に突出して勘合可能になっている。エンジン始動時など油圧供給のない状態においてロータ1を基準位置、例えば最遅角位置(図1)に固定してばたつきを抑制するために、ロックピン6がハウジング3のロックピン先端勘合穴110と勘合することで、機械的にロータ1を規制することができる。一方、ロックピン解除通路107の油圧がロックピン6の先端部に作用することで、ロックピン6がスプリング7に抗してロックピン先端勘合穴110からロックピン本体摺動穴109へ退避し、ロータ1の規制が解除される。
また、ロックピン6を収容したベーン102が、隣り合った2つのシュー101に当接することにより、進角側、遅角側の回転が規制され、ケース2に対するロータ1の動作角度201が規定される。図1では、ベーン102の時計回り方向側(進角方向)に進角側ストッパ面131が構成され、反時計回り方向側(遅角方向)に遅角側ストッパ面132が構成されている。
次に、吸気側のバルブタイミング調整装置100の動作を説明する。
エンジン始動時は、予めロックピン6がロックピン先端勘合穴110に勘合して、吸気側のロータ1を最遅角位置でロックしている(図1)。このときOCVは無通電状態であり、オイルは、吸気側のカムジャーナル13を介して遅角油路122、遅角油圧通路106、遅角油圧室104に供給される。
エンジン作動時、通電状態になったOCVがオイルの供給を遅角側から進角側に切り替えると、オイルは、吸気側のカムジャーナル13を介して進角油路121、進角油圧通路105、進角油圧室103に供給される。また、進角油圧室103から分岐したロックピン解除通路107へもオイルが供給され、ロックピン6の勘合が解除されて、吸気側のロータ1の自由な回転が可能になる。
ロックピン6の勘合を解除した後、OCVがエンジン負荷に応じてオイルの供給/排出を切り替えることにより、進角油圧室103と遅角油圧室104の油圧を制御する。
進角油圧室103の油圧を高めると、吸気側のロータ1は図1に示す位置から時計回り方向(進角方向)に回転して、吸気側のカムシャフト10のクランクシャフトに対する位相を進角側にずらし、吸気バルブの開閉タイミングを進角側にする。一方、遅角油圧室104の油圧を高めると、吸気側のロータ1は反時計回り方向(遅角方向)に回転して、吸気側のカムシャフト10のクランクシャフトに対する位相を遅角側にずらし、吸気バルブの開閉タイミングを遅角側にする。
次に、ロータ1とケース2の製造方法を説明する。
図3は、ロータ1を成す積層鋼板の断面図と、各鋼板の分解図を示す。ロータ1の機能は、軸方向に、出力調整部210(鋼板A)、センタボルト座面部211(鋼板B)、油圧通路構成部212(鋼板C〜G)の3つに分けられ、油圧通路構成部212側の鋼板Gを最下層として、鋼板Gの上に、鋼板F、E、D、C、B、Aの順序で積み上げて構成される。これにより、鋼板A〜Gに形成された開口部が積層して、ロータ1の進角油圧通路105、遅角油圧通路106、ロックピン解除通路107、ロックピン後端ドレン通路108、ロックピン本体摺動穴109、位置決めピン勘合穴111、センタボルト取付座面113等を成す。よって、ロータ1の内部を径方向に走る進角油圧通路105および遅角油圧通路106等を、機械加工にて形成する必要がない。なお、図示例では1枚の鋼板を用いて鋼板Aを構成しているが、実際は、同一形状の鋼板を複数枚重ねて鋼板Aを構成することが多い。同様に、鋼板B〜Gのそれぞれも、同一形状の鋼板を複数枚重ねて構成することが多い。
図4に、プレス金型の概略図を示す。プレス金型は、パンチ側の母型301と、ダイ側の母型302と、母型301に交換可能に設置されたパンチ311〜314と、母型302に交換可能に設置されてパンチ311〜314と対になるダイ321〜324を備える。例えば、パンチ311とダイ321とでプレス材331を打ち抜いて、鋼板Aのセンタボルト取付座面113およびロックピン後端ドレン通路108となる開口部とを形成する。開口部は廃材332として排出される。また例えば、パンチ312とダイ322とでプレス材331を打ち抜いて、鋼板E〜Gの進角油圧通路105となる開口部を形成する。パンチ313とダイ323でプレス材331を打ち抜いて、鋼板A〜Gの外形を形成する。鋼板A〜Gはダイ323の内部に積層され、ロータ1の完成品が排出される。残りのプレス材331は廃材332〜334として排出される。
なお、図示したパンチ311〜314とダイ321〜324は代表例であり、実際には、鋼板A〜Gの所定形状を形成するための多数のパンチとダイ(金型構成部品)が母型301,302にセットされている。
ケース2も、ロータ1と同様に、所定形状に形成された複数枚の鋼板を積層して構成される。
このプレス金型においては、金型構成部品を交換することでロータ1の一部形状を変更したり、打ち数を変更することでロータ1の一部形状の軸方向の深さを変更することが可能である。
以下に具体例を示す。
(1)動作角度の変更
図1で説明したように、動作角度201は、ロータ1とケース2の最進角と最遅角のそれぞれの当接面(即ち、進角側ストッパ面131、遅角側ストッパ面132)の位置によって定まる。ここで、図1のロータ1とケース2の形状により最大限の動作角度201を確保していると考えると、ロータ1またはケース2の少なくとも一方の進角側ストッパ面131、または、ロータ1とケース2の少なくとも一方の遅角側ストッパ面132に肉盛りすることで、動作角度201が縮小される。図5(a)は、ロータ1側の進角側ストッパ面131に肉盛り部133を設ける例、図5(b)は、ケース2側の進角側ストッパ面131に肉盛り部133を設ける例である。
よって、新たな動作角度201を要求される度に、動作角度201を規制するストッパ面131,132を打ち抜く金型構成部品のみ製作して、母型301,302へ入れ替えることによって、異なる動作角度201を実現できるロータ1またはケース2が容易に製作できる。
(2)カムシャフト勘合溝の径と深さの変更
図6は、図1に示したバルブタイミング調整装置100の変形例を示す断面図である。
図1では、ロータ1のカムシャフト取付座面112に対してカムシャフト10の端面が当接しているが、図6では、カムシャフト取付座面112にカムシャフト勘合溝116が凹設され、カムシャフト10の端部が勘合している。このような取り付けインタフェースの変更に対しては、カムシャフト勘合溝116を打ち抜く金型構成部品を母型301,302にセットすることで対応できる。
また、カムシャフト勘合溝116の径の変更に対しては、カムシャフト勘合溝116を打ち抜く金型構成部品の入れ替えによって対応可能である。さらに、カムシャフト勘合溝116の軸方向の深さの変更に対しては、カムシャフト勘合溝116を打ち抜く回数の変更、つまりカムシャフト勘合溝116を成す積層枚数の変更によって対応可能である。
(3)油圧通路の本数と位置の変更
図7は、図1に示したバルブタイミング調整装置100の変形例を示す平面図である。また、図8(a)は、図1に示したロータ1に固定するカムシャフト10の端面、図8(b)は、図7に示したロータ1に固定するカムシャフト10の端面を示す。図1および図8(a)と、図7および図8(b)とを比べると、ロータ1の進角油圧通路105および遅角油圧通路106の配置が異なっている。なお、ロータ1の進角油圧通路105および遅角油圧通路106は、それぞれ、カムシャフト10の進角油路121および遅角油路122に連通する。
このような、油圧通路の配置位置、本数等の変更に対しては、進角油圧通路105および遅角油圧通路106を打ち抜く金型構成部品の入れ替えによって対応可能である。
(4)位置決めピンの勘合形状と位置の変更
図1および図8(a)と、図7および図8(b)とを比べると、位置決めピン12を勘合する、ロータ1側の位置決めピン勘合穴111と、カムシャフト10側の位置決めピン勘合穴123の配置が異なっている。
このような、位置決めピン12の配置位置、嵌合形状等の変更に対しては、位置決めピン勘合穴111を打ち抜く金型構成部品の入れ替えによって対応可能である。
(5)センタボルトの座面外径とボルト穴径の変更
図2と図6とを比べると、図6のセンタボルト11のほうが細い径のものを使用しているので、センタボルト11に合せてセンタボルト取付座面113とセンタボルト穴115の径も小さくなっている。
このような取り付けインタフェースの変更に対しては、センタボルト取付座面113とセンタボルト穴115を打ち抜く金型構成部品の取り替えによって対応可能である。また、センタボルト取付座面113の軸方向の深さの変更に対しては、センタボルト取付座面113を打ち抜く回数の変更によって対応可能である。
このように、要求された仕様の数だけ金型構成部品を揃えておけば、金型構成部品を入れ替えることによって、それぞれ異なる要求仕様を実現できるロータ1またはケース2が容易に製作できる。従って、要求仕様の異なるロータ1またはケース2を、機械加工を増やすことなく最小限の金型投資(=最大限の金型共通化)で、容易に製作できる。また、大掛かりな金型本体の段取り替えの抑制も可能となる。
以上より、実施の形態1によれば、プレス金型に交換可能に設置された金型構成部品(ダイとパンチ)で打ち抜いた複数枚の鋼板A〜Gを軸方向に積層して、ロータ1またはケース2を製作する場合に、金型構成部品の一部を交換して打ち抜く形状を変更することにより、ロータ1またはケース2の一部形状を変更するようにした。このため、バルブタイミング調整装置100の取り付けインタフェースおよび要求仕様の変更に対して、機械加工を増やすことなく最小限の金型投資(=最大限の金型共通化)にて容易に対応することができる。
上記以外にも、本発明はその発明の範囲内において、実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは実施の形態の任意の構成要素の省略が可能である。
1 ロータ、2 ケース、3 ハウジング、4 カバー、5 ボルト、6 ロックピン、7 スプリング、8 シール、9 板バネ、10 カムシャフト、11 センタボルト、12 位置決めピン、13 カムジャーナル、100 バルブタイミング調整装置、101 シュー、102 ベーン、103 進角油圧室、104 遅角油圧室、105 進角油圧通路、106 遅角油圧通路、107 ロックピン解除通路、108 ロックピン後端ドレン通路、109 ロックピン本体摺動穴、110 ロックピン先端勘合穴、111 位置決めピン勘合穴、112 カムシャフト取付座面、113 センタボルト取付座面、114 ボルト締結穴、115 センタボルト穴、116 カムシャフト勘合溝、121 進角油路、122 遅角油路、123 位置決めピン勘合穴、131 進角側ストッパ面、132 遅角側ストッパ面、133 肉盛り部、201 動作角度、210 出力調整部、211 センタボルト座面部、212 油圧通路構成部、301,302 母型、311〜314 パンチ、321〜324 ダイ、331 プレス材、332〜334 廃材。

Claims (8)

  1. 内燃機関のクランクシャフトにより回転駆動されるケースと、
    前記内燃機関の吸気バルブまたは排気バルブを開閉するカムシャフトに固定されて、前記ケースとの間に形成された油圧室の油圧により前記ケースに対して相対回転駆動されるロータとを備え、前記吸気バルブまたは前記排気バルブの開閉タイミングを変更可能なバルブタイミング調整装置の製造方法において、
    プレス金型に交換可能に設置された金型構成部品で複数枚の金属板を打ち抜き、当該複数枚の金属板を積層して、前記ロータを構成する積層体または前記ケースを構成する積層体を製作する場合に、前記バルブタイミング調整装置の仕様の種類ごとに設けられた前記金型構成部品の一部を交換して打ち抜く形状を変更することにより当該積層体の一部形状を変更することを特徴とするバルブタイミング調整装置の製造方法。
  2. 前記金型構成部品を交換して、前記相対回転時に前記ロータと前記ケースが当接して動作角度を規制する当接面に形成する肉盛り形状を変更し、当該動作角度を変更することを特徴とする請求項1記載のバルブタイミング調整装置の製造方法。
  3. 前記金型構成部品を交換して、前記カムシャフトを勘合する前記ロータの勘合溝の径を変更することを特徴とする請求項1記載のバルブタイミング調整装置の製造方法。
  4. 前記金型構成部品による前記金属板の打ち数を変更して、前記ロータの勘合溝の深さを変更することを特徴とする請求項3記載のバルブタイミング調整装置の製造方法。
  5. 前記金型構成部品を交換して、前記ロータ内に形成されて前記油圧室に連通する油圧通路の本数および配置位置を変更することを特徴とする請求項1記載のバルブタイミング調整装置の製造方法。
  6. 前記金型構成部品を交換して、前記ロータと前記カムシャフトの位置決めピンを勘合する勘合穴の径と配置位置を変更することを特徴とする請求項1記載のバルブタイミング調整装置の製造方法。
  7. 前記金型構成部品を交換して、前記ロータと前記カムシャフトを固定するセンタボルトの座面外径とボルト穴径を変更することを特徴とする請求項1記載のバルブタイミング調整装置の製造方法。
  8. 内燃機関のクランクシャフトにより回転駆動されるケースと、
    前記内燃機関の吸気バルブまたは排気バルブを開閉するカムシャフトに固定されて、前記ケースとの間に形成された油圧室の油圧により前記ケースに対して相対回転駆動されるロータとを備え、前記吸気バルブまたは前記排気バルブの開閉タイミングを変更可能なバルブタイミング調整装置において、
    前記ケースおよび前記ロータは、プレス金型に交換可能に設置された金型構成部品で打ち抜いた複数枚の金属板を軸方向に積層した積層体であって、
    前記バルブタイミング調整装置の仕様の種類ごとに設けられた前記金型構成部品の一部を交換して打ち抜く形状を変更することにより当該積層体の一部形状が変更されていることを特徴とするバルブタイミング調整装置。
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