JP6186912B2 - 情報処理システム、情報処理方法及びプログラム - Google Patents
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Description
また、この場合において、旧操作部を用いて提供していた機能を、新操作部からも利用できるようにするための技術も知られている。
また、特許文献2には、画像処理装置のオペレーションパネルに表示されるUIを画像処理装置以外の装置で容易にエミュレートできるようにする技術が開示されている。
特許文献2においても、ハードウェア操作子の取り扱いについては特に言及がない。
〔第1の実施形態:図1乃至図15〕
まず、この発明の情報処理システムの第1の実施形態である画像処理システムについて説明する。
この画像処理システム1は、通信機能を有するMFP(複合機:Multifunction Peripheral)であり、例えばコピー機能,スキャナ機能,ファクス機能,プリンタ機能を備えている。これらの機能に関わる処理は、ユーザが画像処理システム1を直接操作することによって実行することができる。
また、画像処理システム1は、クライアントPC(パーソナルコンピュータ)等の外部装置とネットワークを介して通信可能であり、その外部装置から受信した指示に従って上記機能に関わる処理を実行することもできる。
通信I/F15は、ネットワークを介してクライアントPC等の外部装置と通信するためのインタフェースである。
なお、通信I/F15は、有線、無線を問わず任意の規格のものを採用可能である。接続I/F16と共通化してもよい。通信I/F15及び接続I/F16としてそれぞれ複数のI/Fを設けてもよい。
通信I/F25は、ネットワークを介してサーバ装置等の外部装置と通信するためのインタフェースである。
なお、通信I/F25は、有線、無線を問わず任意の規格のものを採用可能である。接続I/F26と共通化してもよい。通信I/F25及び接続I/F26としてそれぞれ複数のI/Fを設けてもよい。
図2に示すように、本体10は、アプリケーション(以下「アプリ」ともいう)層101と、サービス層102と、オペレーティングシステム(以下「OS」という)層103とを含むソフトウェア群を備える。
操作部20が受け付けたユーザからの指示内容を本体10へ伝達する動作(コマンド通信)や、本体10が操作部20へ画面の表示を指示したりイベントを通知したりする動作がこれに該当する。
以上のような画像処理システムにおいて、特徴的な点は、操作パネル27への画面の表示に係る機能である。以下、この点について説明する。
図3に示すように、操作パネル27は、いくつかのハードキー271と、タッチパネルを積層したLCDであるディスプレイ272とを備える。
ハードキー271は、GUI(グラフィカルユーザインターフェース)ではなく物理的実体を有するキーやボタン等の操作子である。また、ディスプレイ272には、ユーザの操作を受け付けるためのGUI(グラフィカルユーザインターフェース)を表示することができる。
ユーザの操作は、ハードキー271によってもディスプレイ272に表示したGUI(ハードウェアとしてはタッチパネル)によっても受け付けることができる。
図4において、操作部コントローラ200は、CPU21が所要のプログラムを実行することによって実現される、操作パネル27のハードキー271及びディスプレイ272を制御する制御手段である。
図4に示した各アプリのうち、この実施形態の特徴に関連するのは他操作部対応アプリ210であるので、以後、このアプリの機能についてより詳細に説明する。
画面表示用I/Fは、他操作部対応アプリ210が受け付ける描画や設定に関するコマンドのリストである。本体モジュール110は、他操作部対応アプリ210を用いて操作部20に画面を表示させる場合、その画面に含まれるボタン、画像、キャプション、メッセージ等の各表示部品について、その部品の表示を指示する表示指示を、この画面表示用I/Fが定める形式で他操作部対応アプリ210に渡す。
図6に示すように、他操作部40は、操作パネル47上に、操作パネル27の場合と同様、いくつかのハードキー471と、タッチパネルを積層したLCDであるディスプレイ472とを備える。
ただし、ハードキー471を構成する操作子の数、構成、配置等は操作パネル27とは異なる。また、ディスプレイ472のサイズも、操作パネル27のディスプレイ272と異なる。
図7において、操作部コントローラ400は、他操作部40のCPUが所要のプログラムを実行することによって実現される、操作パネル47のハードキー471及びディスプレイ472を制御する制御手段である。
図8は、他操作部対応アプリ210の機能構成を図4よりも詳細に示す図である。
図8に示すように、他操作部対応アプリ210は、画像変換サブモジュール211と画像表示サブモジュール230を備える。
中間データ変換部222は、表示指示受付部221が受け付けた表示指示に基づき、その表示指示と対応する画面をディスプレイ272に表示させるための第1の画面データである表示用中間データ212を生成する第1の画面データ生成手段である。また、この第1の画面データを生成する手順が第1の画面データ生成手順である。
まず、画面表示用I/Fにおいて用意される指定アイコン描画コマンドを受け付けた場合、そのコマンドに含まれるアイコンIDに基づき、用語/アイコンデータ記憶部223からアイコンの画像データを取得し、これをIDと対応する表示用中間データ212とする。登録用語描画コマンドを受け付けた場合、そのコマンドに含まれる用語IDに基づき、用語/アイコンデータ記憶部223から用語の文字列データを取得し、これをIDと対応する表示用中間データ212とする。この文字列は、操作部20での表示に適するよう、他操作部40の場合とは異なる文字コードを用いてもよい。背景画像についても、同様にIDと対応する画像データを取得して表示用中間データ212とする。
また、各コマンドで指定される表示位置の座標は、受け付けたコマンドでは他操作部40のディスプレイ472上の座標を示していることから、図9を用いて後述する、ディスプレイ272上の表示位置を示す座標に変換する。
そして、中間データ変換部222が生成した表示用中間データ212は、適当な記憶手段に記憶させ、画像表示サブモジュール230が読み出せるようにする。また、中間データ変換部222は、ディスプレイ272に表示させようとする画面(表示用中間データ212を生成した画面)に関する上記対応機種情報を、画像表示サブモジュール230に渡す機能も備える。
ハードキー画像表示部231は、対応機種情報が取り得る各値につき、その機種の操作部が備えるハードキーの構成を示す操作子データを記憶している。この操作子データには、ハードキーの形状、数、位置及び、個別のハードキーを特定するための識別子の情報を含む。
図9に示すように、ディスプレイ272に表示される画面は、他操作部画面表示領域273と、ハードキー対応操作部274とを含む。
従って、他操作部40と操作部20とでハードウェア構成が異なる場合であっても、他操作部40を用いて実現していた機能を、画面外の操作子により実現していた機能も含め、操作部20を用いて忠実に再現することができる。しかも、この場合において本体モジュール110,120及び画面表示用ライブラリ111,121の改変は不要であるから、再現に必要な作業工数を低く抑え、容易に再現を行うことができる。
中間データ変換部222は、表示指示受付部221が本体モジュールから図形描画指示を受け取り、これを中間データ変換部222に渡すと、図10のフローチャートに示す処理を開始する。
中間データ変換部222は、表示指示受付部221が本体モジュールから用語描画指示を受け取り、これを中間データ変換部222に渡すと、図11のフローチャートに示す処理を開始する。
図12のうちステップS31乃至S34は、ハードキー画像表示部231の機能と対応する処理である。
ハードキー画像表示部231は、中間データ変換部222から表示画面情報を受信すると、図12のフローチャートに示す処理をステップS31から開始する。
画面表示部232は、これに応じて、渡されたデータを、後述のようにステップS42で生成した画面の表示のためのデータと合成し、その合成した画面(図9のような画面)の表示を、OS240の表示ライブラリ241に指示して(S51)、処理を終了する。
画面表示部232は、中間データ変換部222から表示画面更新情報を受信すると、図12のフローチャートに示す処理をステップS41から開始する。
そしてまず、画像変換サブモジュール211(の中間データ変換部222)が生成した表示用中間データ212を読み込む(S41)。次に、読み込んだ表示用中間データをOS240の表示ライブラリ241へ表示を指示するためのデータに変換する(S42)。
ステップS51での表示指示は、ステップS31乃至S34の処理と、ステップS41乃至S42の処理とのうち少なくとも一方が新たに実行された場合に行うようにするとよい。
なお、ステップS33において、他操作部40の全てのハードキーと対応する操作部を設けることは必須ではない。他操作部40が備えるハードキー471の構成と、操作部20が備えるハードキー271の構成とを比較して、その比較結果に基づき、他操作部40が備えるハードキー471のうちどのキーと対応する操作部を画面上に設けるかを決定するようにしてもよい。
これらの場合、ハードキー画像表示部231が決定手段として機能する。
このようにすれば、ディスプレイ272に表示させる操作部の数を減らし、画面を大きく表示することができる。
これらを対比すると、本体モジュールが前提としているハードウェアを備える他操作部40では、画面表示モジュール420が受信した描画指示(S81)をOS440用の表示命令に変換して(S82,S83)、OS440に表示を指示するのみでよい(S84)。
また、ハードキーの構成の差を埋めるため、画像表示サブモジュール230が、他操作部40のハードキーと対応する操作部(ボタン)の表示をOS240に指示するための表示命令を生成する(S94,S95)。そして、これらを合成した表示をOSに指示する(S96)。
OS240は、操作パネル27に対するユーザの操作を常時監視している。そして、操作を検出すると、操作された位置(ディスプレイ272上の座標、又はハードキー271中のキーの識別情報)及び操作の種類(タッチ、ドラッグ、ボタン押下など)を示す操作情報を、その時点でアクティブな(ディスプレイ272に画面を表示中の)アプリに渡す。
他操作部対応アプリ210が表示中であれば、OSは他操作部対応アプリ210の画像表示サブモジュール230に操作情報を渡す。
画像表示サブモジュール230は、OS240から操作情報を受信すると、その操作情報が、どの領域あるいは操作部を操作対象とする操作であるかを特定する(S61)。この特定は、図12のステップS51で生成した画面の表示指示のためのデータに基づき行うことができる。このデータには、各表示部品の表示位置に関する情報が含まれるためである。
以上の処理により、本体モジュールからの表示指示によりディスプレイ272に表示させた画面に対する操作が行われた場合に、その操作を示す情報を本体モジュールが解釈可能な形で通知することができる。この場合において、他操作部40にはあるが操作部20にはないキーに対する操作も、画面上で受け付け、他操作部40におけるキーに対する操作を示す操作データとして本体モジュールに渡すことができる。
次に、この発明の情報処理システムの第2の実施形態である画像処理システムについて説明する。
この画像処理システムは、所定のイベントであるエラー通知を検出した場合に、エラー画面の表示を他操作部対応アプリ210に行わせるようにした点が第1の実施形態と異なる。そこで、この点に関連する構成を中心に説明する。特に言及しない部分の構成は第1の実施形態と同様である。また、第2の実施形態の説明において、第1の実施形態と共通する部分には同じ符号を用いる。
第2の実施形態の画像処理システム1は、操作部20に本体情報管理部250を設けた点が第1の実施形態と異なる。
従って、操作部アプリ201a,201bを新規開発する際に、エラー通知機能は設けないか、又は簡単なものを設けるのみでよいので、アプリケーションの開発負荷を低減することができる。
このことにより、エラーの解消後、元の処理に戻ることができる。
まず、第1の実施形態で図6を用いて説明したような他操作部40を用いる構成では、他操作部40のディスプレイ472に表示されるエラー画面は、図17に示すようになる。すなわち、ディスプレイ472の表示領域に、エラー内容を示す文字列や、エラーの解除手順を示す図が表示される。
図18に示すように、ディスプレイ272に表示される画面は、他操作部画面表示領域273と、ハードキー対応操作部274とを含む。他操作部画面表示領域273は、他操作部40のディスプレイ472に表示される画面に相当する画像の領域であり、ハードキー対応操作部274は、他操作部40のハードキー471と対応するように設けた操作部である。
図18に示す表示例は、他操作部画面表示領域273の表示内容がエラー通知である点を除けば、図9に示したものと同じである。
本体情報管理部250は、本体10においてエラーが発生したことを示すエラー通知を検出すると、図19のフローチャートに示す処理を開始する。
このシーケンスにおいて本体10は、本体10におけるエラーの発生を検出すると、操作部20に対してエラー通知を送信する(S111)。何らかの経路により本体情報管理部250がこのエラー通知を検出し、ここでは画面表示中のアプリが他操作部対応アプリ210でないとすると、画面表示中のアプリの識別情報を登録する(S112)。そして、OS240に画面表示中アプリの非表示を指示する(S113)。OS240はこの指示を受けると、画面表示中のアプリ(ここでは操作部アプリ201aとする)を非表示にする(S114)。すなわち、操作部アプリ201aを非アクティブにし、操作部アプリ201aからの指示に基づく画面の表示を行わないようにする。
前者のケースとしては、例えば詰まっていた紙が取り除かれた、通信不可であったのが通信できるようになった、等が考えられる。後者のケースとしては、ジョブ実行中にエラーが発生した場合にジョブをキャンセルする等が考えられる。
まず図21に、本体情報管理部250がエラー解除通知を検出した場合に実行する処理のフローチャートを示す。これは前者のケースに該当する。
本体情報管理部250は、本体10における状態変化によりエラーが解除されたことを示すエラー解除通知を検出すると、図21のフローチャートに示す処理を開始する。
このシーケンスにおいて本体10は、本体10における状況変化によりエラーが解除されたことを検出すると、操作部20に対してエラー解除通知を送信する(S131)。何らかの経路により本体情報管理部250がこのエラー解除通知を検出すると、本体情報管理部250は、図20のステップS112で保存した前回表示中アプリの識別情報を取得する(S132)。
図23に、エラー画面の表示中に操作情報を取得した場合に他操作部対応アプリ210が実行する処理のフローチャートを示す。
他操作部対応アプリ210は、エラー画面の表示中にOS240からこの操作情報を取得すると、図23のフローチャートに示す処理を開始する。そしてまず、取得した操作情報がエラー解除操作に係る操作情報であるか否か判断する(S141)。どの操作がエラー解除操作であるかは、画面の構成情報等から把握できるとする。
このことにより、操作部20側の操作でエラーが解除された場合も、エラー通知前の表示を再開させることができる。
次に、上述した第2の実施形態の変形例について説明する。
この変形例は、エラーを検出した場合に必ず他操作部対応アプリ210をアクティブにするのではなく、一部のエラーについては、操作部アプリ201aあるいは201bがエラー画面の表示を行えるようにしたものである。
この処理において、本体情報管理部250はまず、図25のテーブルを参照し、通知されたエラーの種類と対応する、エラー画面の表示に用いるアプリの情報を取得する(S151)。そして、そのアプリが他操作部対応アプリ210であるか否か判断する(S152)。これが他操作部対応アプリ210であった場合、図19の場合と同様に他操作部対応アプリ210への切り替え処理を行い(S153)、処理を終了する。
以上の構成を採用することにより、操作部20の機能を利用したエラー画面の開発ができた項目から表示に用いるアプリを切り換える等、他操作部40用の機能から操作部20用の機能への移行を、少しずつ柔軟に行うことができる。
以上で実施形態の説明を終了するが、この発明において、各部の具体的な構成や処理の内容、データの形式、画面の表示内容等は、実施形態で説明したものに限るものではない。
例えば、ハードキー471は、キーに限らず、ボタン、スイッチ、スライダ、つまみ等、任意の形状でよい。個数も任意である。
図27の例において、画面種類は、画面を識別するための情報を示す。数字や記号によるIDでもよい。
ハードキー使用有無は、その画面においてハードキーを1つでも使用するか否かを示す。
キー使用有無は、他操作部40のハードキー471に含まれる1つの又は1グループの操作子毎にその操作子を使用するか否かを示す。
あるいは、他操作部対応アプリ210が、図27に示すデータをテーブルとして記憶しておき、本体モジュールから他操作部対応アプリ210へは、表示しようとする画面の種類(識別情報)を通知するのみとしてもよい。この場合、他操作部対応アプリ210が、画面の種類をキーにテーブルを検索して、該画面において使用するハードキーの情報を得ることができる。
いずれの場合も、中間データ変換部222が、表示画面情報の一部としてその内容をハードキー画像表示部231に送信する。
なお、ステップSDでの生成は、ステップS32で取得した操作子データのうち、使用するハードキーを示す操作子データに基づいて行う。
なお、ステップSCで表示することとしたキーの中に、操作部20のハードキー271に対応するキーが含まれる場合、対応する操作部を画面上に設けず、操作部20が備えるハードキー271に、その機能を代行させるようにしてもよい。
第2実施形態において、エラーを検出した場合に対応する画面の表示を他操作部対応アプリ210により行う例について説明した。しかし、エラー以外のイベントを所定のイベントとして扱い、そのイベントに対応する画面の表示を他操作部対応アプリ210により行うようにすることも考えられる。
また、他操作部40が操作部20に比べて古い機種であることも必須ではない。単に異なる機種であるというだけでもよい。
また、画像表示サブモジュール230は、常に同じ機種の他操作部40についてのみ画面の表示を行うのであれば、対応機種情報を参照する必要はない。当該機種のハードキーの構成に合わせ、画面に追加すべき操作部のデータを用意しておき、常に同じ操作部を追加すればよい。
操作部と本体(動作部)とを、ハードウェアコンポーネントとして全く別の装置としてもよい。例えば、スマートフォン等のモバイル端末を操作部とし、MFP等の画像処理装置を動作部として画像処理システムあるいは情報処理システムを構成してもよい。特に、操作部と動作部を無線で接続する場合には、これらは全く独立した装置として構成可能である。
また、情報処理システムが、スキャナやプロッタのような画像処理エンジンを備えていることも必須ではない。情報処理システムを構成する各装置は、任意の情報処理装置でよい。もちろん、情報処理以外の物理的な入力や出力を合わせて行う装置でもよい。
また、以上説明してきた実施形態及び変形例の構成は、相互に矛盾しない限り任意に組み合わせて実施可能であることは勿論である。
Claims (8)
- ユーザの操作を受け付けるための画面を表示する表示手段を備える第1の操作受付手段と、
前記第1の操作受付手段とは異なる第2の操作受付手段に表示させる画面の表示指示を受け付ける表示指示受付手段と、
前記表示指示受付手段が受け付けた表示指示と対応する画面を、前記第1の操作受付手段の表示手段に表示させるための第1の画面データを生成する第1の画面データ生成手段と、
前記第1の画面データ生成手段が生成した第1の画面データと、前記第2の操作受付手段が備える操作子の構成を示す操作子データとに基づき、前記第1の画面データが示す画面と前記操作子と対応する操作部とを前記第1の操作受付手段の表示手段に表示させるための第2の画面データを生成する第2の画面データ生成手段と、
画面の表示指示に応じて前記第1の操作受付手段の表示手段に画面を表示させるための第3の画面データを生成する、前記第2の画面データ生成手段と異なる第3の画面データ生成手段と、
所定のイベントを検出した場合に、該イベントの種類に応じて該イベントに対応した画面の表示を、前記第2の画面データ生成手段が生成した第2の画面データに基づいて行うか、前記第3の画面データ生成手段が生成した第3の画面データに基づいて行うかを選択して、前記第1の操作受付手段の表示手段に画面を表示させる表示制御手段とを備えたことを特徴とする情報処理システム。 - 請求項1に記載の情報処理システムであって、
前記第1の操作受付手段が、前記表示手段に表示させた画面上の操作部に対する操作を受け付けた場合に、該操作を示す操作データとして、前記第2の操作受付手段が対応する画面内の操作部あるいは画面以外の操作子において操作を受け付けた場合と同じ操作データを生成して出力する操作データ出力手段を備えることを特徴とする情報処理システム。 - 請求項1又は2に記載の情報処理システムであって、
前記操作子データと、前記第1の操作受付手段が備える操作子の構成を示す情報とを比較し、その比較結果に基づき、前記第2の操作受付手段が備える操作子のうちどの操作子と対応する操作部を前記第2の画面データに含めるかを決定する決定手段を設けたことを特徴とする情報処理システム。 - 請求項3に記載の情報処理システムであって、
前記決定手段は、前記第2の操作受付手段が備える操作子のうち、前記第1の操作受付手段が対応する操作子を備えるものについては、対応する操作部を前記第2の画面データに含めないようにすることを特徴とする情報処理システム。 - 請求項1又は2に記載の情報処理システムであって、
前記操作子データと、前記第1の画面データとに基づき、前記第2の操作受付手段の操作子のうちどの操作子と対応する操作部を前記第2の画面データに含めるかを決定する決定手段を設けたことを特徴とする情報処理システム。 - 請求項1から5のいずれか一項に記載の情報処理システムであって、
前記所定のイベントに応じて前記第2の画面データ又は前記第3の画面データに基づき前記第1の操作受付手段の表示手段に画面を表示させる場合に、その時点で表示中だった画面の情報を保持しておき、前記所定のイベントに応じた画面の表示を終了する場合に、前記第1の操作受付手段の表示手段における表示を、前記保持しておいた画面に戻すことを特徴とする情報処理システム。 - ユーザの操作を受け付けるための画面を表示する表示手段を備える第1の操作受付手段を備える情報処理システムが、
前記第1の操作受付手段とは異なる第2の操作受付手段に表示させる画面の表示指示を受け付ける表示指示受付手順と、
前記表示指示受付手順で受け付けた表示指示と対応する画面を、前記第1の操作受付手段の表示手段に表示させるための第1の画面データを生成する第1の画面データ生成手順と、
前記第1の画面データ生成手順で生成した第1の画面データと、前記第2の操作受付手段が備える操作子の構成を示す操作子データとに基づき、前記第1の画面データが示す画面と前記操作子と対応する操作部とを前記第1の操作受付手段の表示手段に表示させるための第2の画面データを生成する第2の画面データ生成手順と、
画面の表示指示に応じて前記第1の操作受付手段の表示手段に画面を表示させるための第3の画面データを生成する、前記第2の画面データ生成手順と異なる第3の画面データ生成手順と、
所定のイベントを検出した場合に、該イベントの種類に応じて該イベントに対応した画面の表示を、前記第2の画面データ生成手順で生成した第2の画面データに基づいて行うか、前記第3の画面データ生成手順が生成した第3の画面データに基づいて行うかを選択して、前記第1の操作受付手段の表示手段に画面を表示させる表示制御手順とを実行することを特徴とする情報処理方法。 - ユーザの操作を受け付けるための画面を表示する表示手段を備える第1の操作受付手段を備える情報処理システムを制御するコンピュータに、
前記第1の操作受付手段とは異なる第2の操作受付手段に表示させる画面の表示指示を受け付ける表示指示受付手順と、
前記表示指示受付手順で受け付けた表示指示と対応する画面を、前記第1の操作受付手段の表示手段に表示させるための第1の画面データを生成する第1の画面データ生成手順と、
前記第1の画面データ生成手順で生成した第1の画面データと、前記第2の操作受付手段が備える操作子の構成を示す操作子データとに基づき、前記第1の画面データが示す画面と前記操作子と対応する操作部とを前記第1の操作受付手段の表示手段に表示させるための第2の画面データを生成する第2の画面データ生成手順と、
画面の表示指示に応じて前記第1の操作受付手段の表示手段に画面を表示させるための第3の画面データを生成する、前記第2の画面データ生成手順と異なる第3の画面データ生成手順と、
所定のイベントを検出した場合に、該イベントの種類に応じて該イベントに対応した画面の表示を、前記第2の画面データ生成手順で生成した第2の画面データに基づいて行うか、前記第3の画面データ生成手順が生成した第3の画面データに基づいて行うかを選択して、前記第1の操作受付手段の表示手段に画面を表示させる表示制御手順とを実行させるためのプログラム。
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