JP6186834B2 - 目標追尾装置及び目標追尾プログラム - Google Patents
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Description
撮像センサから取得した画像データから目標候補となる観測データを抽出する観測データ抽出手段と,
前記抽出した観測データから,目標の次のフレームでの予測位置近辺のゲート領域内の観測データに絞り込むゲーティング処理手段と,
追尾している各目標を前記絞り込んだ観測データのいずれかに関連付ける相関処理手段と,
前記目標と関連付けされた観測データと,プロセスノイズとに基づいて,現フレームにおける前記目標の位置とばらつきとを推定し,次のフレームにおける前記目標の位置ばらつきを予測する追尾フィルタ手段と,
前記目標の輝度値が高いほど前記プロセスノイズを大きくするプロセスノイズ決定手段とを有し,
前記プロセスノイズが大きいほど前記ゲート領域が広く設定され,
前記ゲーティング処理手段は,前記ゲート領域内にある前記目標の輝度値に対応する輝度閾値を超える観測データに絞り込む。
遷移モデル:x(t+1)=Fx(t)+w(t) (11)
観測モデル:z(t)=Hx(t)+v(t) (12)
ここで,各変数は以下のように定義される。
x(t):状態量(位置,速度)
v(t):観測ノイズ(平均値が0,共分散行列をR(t)とする正規分布)
F:状態遷移行列,状態遷移行列Fは状態量x(t)を状態量x(t+1)に遷移する。ここで遷移とは時間遷移の意味である。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%AB%E3%82%BF%E3%83%BC
[本実施の形態における目標追尾処理]
本実施の形態における目標追尾装置は,運動が不規則な目標を適切に追尾できるように,追尾フィルタを構成するカルマンフィルタのプロセスノイズQを大きくする。つまり,前述の遷移モデル,観測モデル,予測処理,推定(更新)処理に示されるように,プロセスノイズQを大きくすることで,不規則性な動きの目標を追尾することができる。
(1)目標の輝度値が大きい場合は,プロセスノイズQを大きくする。それに伴いゲート領域が広くなる。目標の輝度値が小さい場合は,プロセスノイズQを小さくする。それに伴いゲート領域が狭くなる。望ましくは,プロセスノイズQの大きさは,ゲート領域内でノイズにより発生する観測データのうち,関連付け対象の観測データの数が一定数以下になるように決定する。
(2)追尾している目標の輝度値からある一定値以上の差がある低輝度値(輝度閾値Vth以下)の観測データは,関連付け対象の観測データから除外する。
Vth=V−2.32×σ(V)
このように予測輝度Vの大きさに応じた輝度閾値Vthを定めることで,次のフレームで観測される観測データから絞り込まれる観測データには,予測輝度Vを平均値としσ(V)の分散を有する正規分布内の輝度値が99%含まれることになる。この絞り込まれる観測データの数を一定のN個に固定することが,望ましい。
P(Vth)×A=N
よって,A=N/P(Vth)
そして,プロセスノイズ決定手段は,現在設定されているプロセスノイズqx,qyからゲート領域の面積Bを求める(S44)。この計算では,式(2)(3)にしたがい,プロセスノイズQ(qx,qy)から共分散行列S(t)を求め,マハラノビス距離を求め,そのマハラノビス距離が閾値Tになるゲート領域の面積を求める。
撮像センサから取得した画像データから目標候補となる観測データを抽出する観測データ抽出手段と,
前記抽出した観測データから,目標の次のフレームでの予測位置近辺のゲート領域内の観測データに絞り込むゲーティング処理手段と,
追尾している各目標を前記絞り込んだ観測データのいずれかに関連付ける相関処理手段と,
前記目標と関連付けされた観測データと,プロセスノイズとに基づいて,現フレームにおける前記目標の位置とばらつきとを推定し,次のフレームにおける前記目標の位置とばらつきを予測する追尾フィルタ手段と,
前記目標の輝度値が高いほど前記プロセスノイズを大きくするプロセスノイズ決定手段とを有し,
前記プロセスノイズが大きいほど前記ゲート領域が広く設定され,
前記ゲーティング処理手段は,前記ゲート領域内にある前記目標の輝度値に対応する輝度閾値を超える観測データに絞り込む目標追尾装置。
付記1において,
前記プロセスノイズ決定手段は,前記輝度閾値に基づいて,前記輝度閾値が変化しても前記絞り込む観測データの数が一定になるよう前記プロセスノイズを決定する目標追尾装置。
付記2において,さらに,
前記目標の輝度値を予測する輝度値予測フィルタ手段と,
前記予測した輝度値が高いほど前記輝度閾値を高く決定する輝度閾値決定手段とを有し,
前記プロセスノイズ決定手段は,前記予測した輝度値が高いほど前記プロセスノイズを大きくする目標追尾装置。
撮像センサから取得した画像データについて目標を追尾する目標追尾処理をコンピュータに実行させる目標追尾プログラムであって,
前記目標追尾処理は,
撮像センサから取得した画像データから目標候補となる観測データを抽出する観測データ抽出工程と,
前記抽出した観測データから,目標の次のフレームでの予測位置近辺のゲート領域内の観測データに絞り込むゲーティング処理工程と,
追尾している各目標を前記絞り込んだ観測データのいずれかに関連付ける相関処理工程と,
前記目標と関連付けされた観測データと,プロセスノイズとに基づいて,現フレームにおける前記目標の位置とばらつきとを推定し,次のフレームにおける前記目標の位置とばらつきを予測する追尾フィルタ工程と,
前記目標の輝度値が高いほど前記プロセスノイズを大きくするプロセスノイズ決定工程とを有し,
前記プロセスノイズが大きいほど前記ゲート領域が広く設定され,
前記ゲーティング処理工程では,前記ゲート領域内にある前記目標の輝度値に対応する輝度閾値を超える観測データに絞り込む目標追尾プログラム。
付記4において,
前記プロセスノイズ決定工程では,前記輝度閾値に基づいて,前記輝度閾値が変化しても前記絞り込む観測データの数が一定になるよう前記プロセスノイズを決定する目標追尾プログラム。
付記5において,さらに,
前記目標の輝度値を予測する輝度値予測フィルタ工程と,
前記予測した輝度値が高いほど前記輝度閾値を高く決定する輝度閾値決定工程と,
前記プロセスノイズ決定工程では,前記予測した輝度値が高いほど前記プロセスノイズを大きくする目標追尾プログラム。
242:ゲーティング処理手段
243:相関処理手段
244:追尾フィルタ手段
245:輝度予測フィルタ手段
246:輝度閾値決定手段
247:プロセスノイズ決定手段
Claims (3)
- 撮像センサから取得した画像データから目標候補となる観測データを抽出する観測データ抽出手段と,
前記抽出した観測データから,目標の次のフレームでの予測位置近辺のゲート領域内の観測データのうち前記ゲート領域内にある前記目標の輝度値に対応する輝度閾値を超える観測データに絞り込むゲーティング処理手段と,
追尾している各目標を前記絞り込んだ観測データのいずれかに関連付ける相関処理手段と,
前記目標と関連付けされた観測データと,プロセスノイズとに基づいて,現フレームにおける前記目標の位置とばらつきとを推定し,次のフレームにおける前記目標の位置とばらつきを予測する追尾フィルタ手段と,
前記目標の輝度値が高いほど前記プロセスノイズを大きくするプロセスノイズ決定手段とを有し,
前記プロセスノイズが大きいほど前記ゲート領域が広く設定され,
前記プロセスノイズ決定手段は,前記輝度閾値に基づいて,前記輝度閾値が変化しても前記絞り込む観測データの数が一定になるよう前記プロセスノイズを決定する目標追尾装置。 - 請求項1において,さらに,
前記目標の輝度値を予測する輝度値予測フィルタ手段と,
前記予測した輝度値が高いほど前記輝度閾値を高く決定する輝度閾値決定手段とを有し,
前記プロセスノイズ決定手段は,前記予測した輝度値が高いほど前記プロセスノイズを大きくする目標追尾装置。 - 撮像センサから取得した画像データについて目標を追尾する目標追尾処理をコンピュータに実行させる目標追尾プログラムであって,
前記目標追尾処理は,
撮像センサから取得した画像データから目標候補となる観測データを抽出する観測データ抽出工程と,
前記抽出した観測データから,目標の次のフレームでの予測位置近辺のゲート領域内の観測データのうち前記ゲート領域内にある前記目標の輝度値に対応する輝度閾値を超える観測データに絞り込むゲーティング処理工程と,
追尾している各目標を前記絞り込んだ観測データのいずれかに関連付ける相関処理工程と,
前記目標と関連付けされた観測データと,プロセスノイズとに基づいて,現フレームにおける前記目標の位置とばらつきとを推定し,次のフレームにおける前記目標の位置とばらつきを予測する追尾フィルタ工程と,
前記目標の輝度値が高いほど前記プロセスノイズを大きくするプロセスノイズ決定工程とを有し,
前記プロセスノイズが大きいほど前記ゲート領域が広く設定され,
前記プロセスノイズ決定工程では,前記輝度閾値に基づいて,前記輝度閾値が変化しても前記絞り込む観測データの数が一定になるよう前記プロセスノイズを決定する目標追尾プログラム。
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