JP6186211B2 - 無線通信システムおよび通信制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、無線通信システムおよび通信制御方法に関する。
近年、ユーザ装置が存在する位置に応じてその位置に応じた情報(例えば、その位置の近傍に存在する店舗の広告情報)をユーザ装置に提供する技術や、ユーザ装置が存在する位置に応じてユーザ装置の動作を制御する技術が提案されている。ユーザ装置の位置は、例えば、GPS(Global Positioning System)の測位情報や、基地局の情報に基づいて特定される。
特開2010-262484号公報
ユーザ装置が存在する場所(セル)の役割・機能(以下、「場所特性」と称する場合がある)は、そのユーザ装置を用いるユーザに応じて異なる。例えば、居住エリアおよびオフィスエリアを有する複合施設は、あるユーザにとっては自宅である一方で、他のユーザにとっては勤務地である。すなわち、1つの施設がユーザごとに異なる場所特性を有する場合がある。したがって、位置に応じた情報をユーザ装置に提供する技術や位置に応じてユーザ装置の動作を制御する技術において、ユーザにとっての場所特性が判定されると好適であると考えられる。場所特性を反映したより適切な情報がユーザに提供され得、また、場所特性の反映によりユーザ装置の動作をより適切に制御し得るからである。
以上の事情を考慮して、本発明は、ユーザ装置が滞在するセルの場所特性をより適切に判定することを目的とする。
本発明の無線通信システムは、各々がユーザ装置によるセルへの滞在に関する情報を示す複数の滞在情報要素を記憶する滞在情報記憶部と、第1セルに滞在していた前記ユーザ装置が、前記第1セルとは異なる第2セルへの滞在を開始することを検出するセル滞在検出部と、前記セル滞在検出部が前記第2セルへの滞在の開始を検出すると、前記ユーザ装置による前記第1セルへの滞在に関する第1滞在情報要素を、前記第1セルを示す第1セル識別子と共に前記滞在情報記憶部に書き込む滞在情報書込部と、前記セル滞在検出部が前記第2セルへの滞在の開始を検出すると、前記ユーザ装置による過去の前記第2セルへの滞在に関する1以上の第2滞在情報要素を、前記第2セルを示す第2セル識別子を用いて検索し前記滞在情報記憶部から読み出す滞在情報読込部と、読み出された前記1以上の第2滞在情報要素に基づいて、前記ユーザ装置が滞在する前記第2セルの場所特性を判定する場所特性判定部とを備える。
本発明の好適な態様において、前記滞在情報記憶部に記憶される複数の前記滞在情報要素の各々は、複数の情報項目を含み、前記場所特性判定部は、読み出された前記第2滞在情報要素に含まれる複数の前記情報項目の各々について統計量を算定し、算定された前記統計量を用いて前記ユーザ装置が滞在する前記第2セルの場所特性を判定する。
本発明の好適な態様において、前記場所特性判定部は、複数の前記情報項目に含まれる第1情報項目について1以上の前記第2滞在情報要素を用いて算定された第1統計量を用いて、前記ユーザ装置が滞在する前記第2セルの前記場所特性を一意に判定できなかった場合に、前記第1情報項目とは異なる第2情報項目について1以上の前記第2滞在情報要素を用いて算定された第2統計量を用いて、前記場所特性をさらに判定する。
本発明の好適な態様において、前記場所特性判定部は、複数の前記情報項目の各々について1以上の前記第2滞在情報要素を用いて算定された複数の前記統計量を用いて、前記ユーザ装置が滞在する前記第2セルの前記場所特性を前記統計量毎に判定し、判定されて得られた複数の前記場所特性のうち最も多い場所特性を前記ユーザ装置が滞在する前記第2セルの前記場所特性として確定する。
本発明の好適な態様において、複数の統計量セットの各々は、読み出された前記第2滞在情報要素に含まれる複数の前記情報項目の各々について算定された複数の前記統計量の一部である複数の統計量を含み、前記場所特性判定部は、各統計量セットに含まれる複数の前記統計量を用いて、当該統計量セットに基づく前記第2セルの場所特性を判定し、複数の前記統計量セットの各々に基づいて判定されて得られた複数の前記場所特性のうち、最も多い場所特性を、前記ユーザ装置が滞在する前記第2セルの場所特性として確定する。
本発明の好適な態様において、前記滞在情報記憶部に記憶される複数の前記滞在情報要素の各々は、滞在セルに関する滞在時間長、滞在回数、滞在中に実行された前記ユーザ装置に対する操作の時間長、滞在中に実行された無線通信の回数、滞在開始時刻、滞在終了時刻、滞在時間帯、滞在曜日、および通常滞在セルからの距離の少なくともいずれかを前記情報項目として含む。
本発明の通信制御方法は、各々がユーザ装置によるセルへの滞在に関する情報を示す複数の滞在情報要素を滞在情報記憶部に記憶することと、第1セルに滞在していた前記ユーザ装置が、前記第1セルとは異なる第2セルへの滞在を開始することを検出することと、前記第2セルへの滞在の開始が検出されると、前記ユーザ装置による前記第1セルへの滞在に関する第1滞在情報要素を、前記第1セルを示す第1セル識別子と共に前記滞在情報記憶部に書き込むことと、前記第2セルへの滞在の開始が検出されると、前記ユーザ装置による過去の前記第2セルへの滞在に関する1以上の第2滞在情報要素を、前記第2セルを示す第2セル識別子を用いて検索し前記滞在情報記憶部から読み出すことと、読み出された前記1以上の第2滞在情報要素に基づいて、前記ユーザ装置が滞在する前記第2セルの場所特性を判定することとを備える。
本発明によれば、ユーザ装置が滞在するセルの場所特性がより適切に判定される。
第1実施形態に係る無線通信システムを示すブロック図である。 第1実施形態に係る基地局が形成するセルを示す図である。 第1実施形態に係るユーザ装置の構成を示すブロック図である。 第1実施形態に係る基地局の構成を示すブロック図である。 第1実施形態に係る場所特性の判定動作を示すフローチャートである。 記憶部に記憶される滞在情報の構成例を示す図である。 図5のフローチャート中のステップS340の動作例をより詳細に示すフローチャートである。 場所特性の判定動作のアルゴリズムを示す決定木の図である。 図5のフローチャート中のステップS340の動作例をより詳細に示すフローチャートである。 図5のフローチャート中のステップS340の動作例をより詳細に示すフローチャートである。 場所特性の判定動作のアルゴリズムを示す決定木の具体例の図である。
1. 第1実施形態
1(1). 無線通信システムの概略
図1は、本発明の第1実施形態に係る無線通信システムCSを示すブロック図である。無線通信システムCSは、ユーザ装置100と基地局200とを要素として備える。基地局200は、上記以外の不図示の要素、交換局およびゲートウェイを備えるコアネットワークに接続される。ネットワークNWは、無線通信システムCSが備える上記の要素のうち、ユーザ装置100以外の要素を備える。
無線通信システムCS内の各要素は、任意のアクセス技術(Access Technology)に従って通信を実行する。例えば、3GPP(Third Generation Partnership Project)規格に含まれるLTE/SAE(Long Term Evolution / System Architecture Evolution)規格が、採用可能なアクセス技術として例示される。無線アクセスの多重方式として、周波数多重分割が用いられてもよいし、時分割多重が用いられてもよい。無線通信システムCSにおいて、複数の無線アクセス技術(例えば、3G及びLTE)が採用されてもよい。
図2に示すように、基地局200(200a,200b)は、その周囲にセルC(Ca,Cb)を形成する。セルCは、固有のセル識別子によって識別される。ユーザ装置100は、そのユーザ装置100が滞在する(在圏する)セルCに対応する基地局200と無線通信することが可能である。なお、1つの基地局200が複数のセルCを形成してもよい。各セルCにおいて利用される無線アクセス技術は任意に選択され得る。例えば、1つの基地局200が形成する複数のセルCにおいて、共通の無線アクセス技術が採用されてもよいし、異なる無線アクセス技術が採用されてもよい。
1(2). 各要素の構成
1(2)−1. ユーザ装置の構成
図3は、第1実施形態に係るユーザ装置100の構成を示すブロック図である。ユーザ装置100は、無線通信部110と制御部120と記憶部130とを備える。音声・映像等を出力する出力装置およびユーザからの指示を受け付ける入力装置等の図示は便宜的に省略されている。無線通信部110は、基地局200と無線通信を実行するための要素であり、送受信アンテナと、基地局200からの下り無線信号を受信して電気信号に変換する受信回路と、制御信号、ユーザ信号等の電気信号を上り無線信号に変換する送信回路とを含む。記憶部130は、通信制御に関する情報、特にユーザ装置100によるセルへの滞在に関する情報(滞在情報SI)を記憶する。すなわち、記憶部130は、滞在情報記憶部として機能し得る。滞在情報SIには、複数の滞在情報要素SEが含まれる(詳細は後述される)。
制御部120は、セル滞在検出部122と滞在情報書込部124と滞在情報読込部126と場所特性判定部128とを備える。セル滞在検出部122は、ユーザ装置100が現在滞在しているセルC(元セル)から他のセルC(新セル)への滞在を開始することを検出する。滞在情報書込部124は、ユーザ装置100によるセルCへの滞在に関する滞在情報要素SEを、そのセルCを示すセル識別子と共に滞在情報SI(記憶部130)に書き込む。滞在情報読込部126は、ユーザ装置100による過去のセルCへの滞在に関する滞在情報要素SEを、そのセルCを示すセル識別子を用いて検索し滞在情報SI(記憶部130)から読み出す。場所特性判定部128は、滞在情報要素SEに基づいて、ユーザ装置100が滞在するセルCの場所特性を判定する。制御部120内の各要素の動作の更なる詳細は後述される。制御部120および制御部120内の各要素は、ユーザ装置100内のCPU(不図示)が、記憶部130に記憶されたコンピュータプログラムを実行し、そのコンピュータプログラムに従って機能することにより実現される機能ブロックである。
1(2)−2. 基地局の構成
図4は、第1実施形態に係る基地局200の構成を示すブロック図である。基地局200は、無線通信部210とネットワーク通信部220と制御部230とを備える。無線通信部210は、ユーザ装置100と無線通信を実行するための要素であり、ユーザ装置100の無線通信部110と同様に構成される。ネットワーク通信部220は、ネットワークNW内の他のノード(他の基地局200、交換局、ゲートウェイ等)と有線にて通信を実行する要素である。制御部230は、無線通信部210およびネットワーク通信部220を介して、ユーザ装置100およびネットワークNW内の他のノードと信号(制御信号、データ信号等)を送受信する。制御部230は、基地局200内のCPU(不図示)が、記憶部(不図示)に記憶されたコンピュータプログラムを実行し、そのコンピュータプログラムに従って機能することにより実現される機能ブロックである。
1(3). 場所特性の判定動作
1(3)−1. 概略
以下に、本実施形態に係る場所特性の判定動作を説明する。図5は、場所特性の判定動作を示すフローチャートである。図6は、記憶部130に記憶される滞在情報SIの構成を例示する図である。滞在情報SIは、複数の滞在情報要素SE(SE1,SE2,SE3,…)を含む。各滞在情報要素SEは、ユーザ装置100によるセルCへの滞在に関する情報を示す。滞在情報要素SEの各々は複数の情報項目を含む。
図5において、セル滞在検出部122は、ユーザ装置100がセルCb(元セル)への滞在を終了しセルCa(新セル)への滞在を開始したか否か(滞在セルが変更されたか否か)を検出する(S100)。ユーザ装置100の滞在セルの変更が検出されない場合は、セル滞在検出部122によって検出ループが繰り返される(S100;NO)。他方、ユーザ装置100がセルCbからセルCaへの滞在を開始することが検出されると(S100;YES)、滞在情報書込部124は、セルCb(元セル)への滞在に関する滞在情報要素SEを滞在情報SI(記憶部130)に書き込む(S200)。図6は、時刻21:00においてユーザ装置100がセルCbからセルCaへの滞在を開始した場合に、元セルであるセルCbに関する滞在情報要素SE4が書き込まれた後の滞在情報SIを示す。本例において、滞在情報要素SEは、セル識別子、滞在開始時刻、滞在終了時刻、滞在時間長、および操作時間長(セルにおいてユーザ装置100が操作されていた時間長)を情報項目として含む。
その後、滞在情報読込部126は、新セル(セルCa)のセル識別子を有する滞在情報要素SEが、滞在情報SIに記憶されているか否かを判定する(S310)。本例では、セルCaのセル識別子を有する滞在情報要素SE1が滞在情報SIに記憶されているので、ステップS310の判定はYESとなる。滞在情報読込部126は、セルCaのセル識別子を有する滞在情報要素SE1を読み出して、場所特性判定部128に通知する(S320)。なお、滞在情報読込部126は、新セル(セルCa)のセル識別子を有する複数の滞在情報要素SEが滞在情報SIに記憶されている場合、それら複数の滞在情報要素SEを読み出すと好適である。
一方、新セルのセル識別子を有する滞在情報要素SEが滞在情報SIに記憶されていない場合には(S310;NO)、滞在情報読込部126は、滞在情報要素SEが存在しない旨を示す通知を場所特性判定部128に供給する(S330)。
場所特性判定部128は、滞在情報読込部126からの通知に基づいて、ユーザ装置100が滞在する新セル(セルCa)の場所特性を判定する(S340)。場所特性の例として、「自宅」、「勤務先」、および「鉄道駅」が非限定的に列挙される。
1(3)−2. 判定動作の詳細
以上のステップS340における場所特性の判定動作は、様々な基準および様々なアルゴリズムを用いて実行され得る。以下に、判定動作の具体例が非限定的に説明される。
1(3)−2a. 具体例1
図7は、図5のフローチャート中のステップS340の判定動作の一例を示すフローチャートである。場所特性判定部128は、滞在情報読込部126が読み込んだ1以上の新セルに関する滞在情報要素SEに含まれる1つの情報項目を選択し(S3401)、選択された情報項目について統計量を算定する(S3402)。そして、場所特性判定部128は、算定された統計量を用いて新セルの場所特性を判定する(S3403)。
例えば、ステップS3401で滞在時間長が情報項目として選択された場合には、ステップS3402で滞在時間長の平均値または中央値が統計量として算定される。そして、ステップS3403で、場所特性判定部128は、統計量が閾値Th(例えば、5時間)を上回るか否かに応じて、新セルの場所特性を「長期滞在箇所」または「短期滞在箇所」のいずれかに判定する。「長期滞在箇所」は「自宅」、「勤務先」等の複数の場所特性を含み、「短期滞在箇所」は「鉄道駅」、「通過セル」等の複数の場所特性を含む。本例では、不図示の複数の滞在情報要素SEも考慮した新セル(セルCa)への平均滞在時間長が、閾値Thを上回る「9時間」であると想定する。結果として、ステップS3403において新セルの場所特性が「長期滞在箇所」であると判定される。
場所特性判定部128は、ステップS3403の判定により新セルの場所特性が一意に判定されたか否かを判定する(S3404)。本例では、ステップS3403において、新セルの場所特性が複数の場所特性を含む「長期滞在箇所」であると判定されている。したがって、場所特性判定部128は、新セルの場所特性が一意に判定されていないと判定する(S3404;NO)。そして、前回選択された情報項目とは異なる情報項目が選択され(S3401)、統計量が算定される(S3402)。例えば、異なる情報項目として滞在開始時刻が選択され、滞在開始時刻の平均値または中央値が統計量として算定される。場所特性判定部128は、統計量が所定のパターンを示すか否かに応じて新セルの場所特性を判定する(S3403)。例えば、滞在開始時刻の統計量が午前6時から正午までの範囲内にある場合には、場所特性が「勤務先」であると判定し、そうでなければ場所特性が「自宅」であると判定する。本例において、「勤務先」および「自宅」は更なる場所特性を含まない。
新セルの場所特性が一意に判定された場合(S3404;YES)、場所特性判定部128は、判定された場所特性を確定する(S3405)。確定された新セルの場所特性の情報は、任意に利用され得る。例えば、新セルの場所特性に応じて、ユーザに提供される情報が選択されると好適である。
以上に説明された図7の判定動作は、決定木アルゴリズムとして表現できる。図8に、本例のアルゴリズムに対応する決定木を示す。場所特性は、ルートノードn0における判定(滞在時間長による判定)の結果、ノードn1(長期滞在箇所)とノードn2(短期滞在箇所)とに区分される。そして、場所特性は、ノードn1における判定(滞在開始時刻による判定)の結果、ノードn3(勤務先)とノードn4(自宅)とに区分され、ノードn2における判定(操作時間長による判定)の結果、ノードn5(鉄道駅)とノードn6(通過セル)とに区分される。以上の説明から理解される通り、本例の場所特性判定は再帰的に実行される。
1(3)−2b. 具体例2
図9は、図5のフローチャート中のステップS340の判定動作の一例を示すフローチャートである。場所特性判定部128は、前述の例(具体例1)と同様に、1以上の新セルに関する滞在情報要素SEに含まれる1つの情報項目を選択し(S3401)、選択された情報項目について統計量を算定する(S3402)。そして、場所特性判定部128は、算定された統計量を用いて、新セルの場所特性を判定する(S3403)。
場所特性判定部128は、滞在情報要素SEに含まれる全ての情報項目について、ステップS3401からS3403の判定動作を繰り返す(S3414)。換言すると、本例では、新セルの場所特性が情報項目ごと(統計量ごと)に判定される。全ての情報項目について場所特性の判定動作が実行されると(S3414;YES)、場所特性判定部128は、判定されて得られた複数の場所特性のうち最も多い場所特性を、ユーザ装置100が滞在する新セルの場所特性として確定する(S3415)。すなわち、多数決によって場所特性が確定される。例えば、2つの情報項目(統計量)について「勤務先」と判定され、他の1つの情報項目(統計量)について「鉄道駅」と判定され、他のもう1つの情報項目(統計量)について「通過セル」と判定された場合、場所特性判定部128は、最も多い場所特性である「勤務先」を新セルの場所特性として確定する。
なお、ステップS3415において、最も多い場所特性が複数存在する場合(例えば、2つの情報項目について「勤務先」と判定され、他の2つの情報項目について「鉄道駅」と判定された場合)、ランダムにいずれか1つの場所特性が選択されてもよいし、予め定められた情報項目の優先順位に従って、最も優先順位の高い情報項目について判定された場所特性が選択されてもよい。
1(3)−2c. 具体例3
この具体例3においては、滞在情報読込部126が読み込んだ1以上の新セルに関する滞在情報要素SEが含む複数の情報項目の各々について算定された複数の統計量のうち、一部である複数の統計量を含む「統計量セット」が規定される。より具体的には、例えば、複数の統計量として「平均滞在時間長」、「平均滞在回数」、「滞在時間帯」、および「休日滞在回数」が存在する場合において、第1の統計量セットには「平均滞在時間」「平均滞在回数」が含まれ、第2の統計量セットには「滞在時間帯」「休日滞在回数」が含まれ、第3の統計量セットには「休日滞在回数」「平均滞在時間」「平均滞在回数」が含まれる。以上から理解される通り、1つの統計量が複数の統計量セットに重複して含まれてもよい。
「平均滞在時間長」とは、滞在時間長の平均値である。「平均滞在回数」とは、1月当たりにそのセルCに滞在した回数である。「滞在時間帯」とは、滞在時間が占める時間帯であり、「朝」、「昼」、「夜」、「深夜」等である。「休日滞在回数」とは、ユーザの休日(例えば日曜日)にそのセルCに滞在した1月当たりの回数である。
図10は、図5のフローチャート中のステップS340の判定動作の一例を示すフローチャートである。場所特性判定部128は、複数の統計量セットのうち1つを選択し(S3421)、選択した統計量セットに含まれるべき統計量を、複数の情報項目を用いて算定する(S3422)。そして、場所特性判定部128は、算定された複数の統計量を用いて、その統計量セットに基づく新セルの場所特性を判定する(S3423)。
ステップS3423の場所特性の判定は、任意のアルゴリズム(例えば、具体例1の決定木アルゴリズム)に基づいて実行される。ステップS3421で上述の第1の統計量セットが選択された場合には、図11に示すように、第1の統計量セットに含まれる2つの統計量(「平均滞在時間」および「平均滞在回数」)と閾値との比較による決定木アルゴリズムに基づいて、場所特性が判定される。例えば、「平均滞在時間」が8時間以上である場合には、その新セルの場所特性は「自宅」または「勤務先」であると判定され、さらに「平均滞在回数」が「1月当たり25日以上」である場合には、その新セルの場所特性は「自宅」であると判定される。
場所特性判定部128は、全ての統計量セットについてステップS3421からS3423の判定動作を繰り返す(S3424)。すなわち、本例では、新セルの場所特性が統計量セットごとに(決定木ごとに)判定される。全ての統計量セットについて場所特性の判定動作が実行されると(S3424;YES)、場所特性判定部128は、判定されて得られた複数の場所特性のうち最も多い場所特性を、ユーザ装置100が滞在する新セルの場所特性として確定する(S3425)。すなわち、本例においては、決定木アルゴリズムを用いて得られた複数の場所特性についての多数決によって新セルの場所特性が確定される。なお、最も多い場所特性が複数存在する場合、前述の具体例2のように場所特性が判定され得る。
1(4). 本実施形態の効果
以上の構成によれば、複数の情報項目(統計量)に基づいてユーザ装置100が滞在する新セルの場所特性が判定される。したがって、単一の基準に基づいた場所特性の判定する構成と比較して、新セルの場所特性がより適切に判定される。特に、単一の基準では場所特性を一意に判定できない場合(例えば、滞在時間長の近似する「勤務先」と「自宅」とを弁別できない場合)、以上の構成による効果がより顕著となる。また、セル識別子に基づいて場所特性が判定されるので、GPSの測位情報を用いて地理的位置を算定し場所特性を判定する構成と比較して、判定処理の負荷および電力消費量が低減される。
2. 変形例
以上の実施形態は多様に変形される。具体的な変形の態様を以下に例示する。以上の実施の形態および以下の例示から任意に選択された2以上の態様は、相互に矛盾しない限り適宜に併合され得る。
2(1). 変形例1
滞在情報要素SEが含む情報項目には、多様な項目が含まれ得る。例えば、セルCに滞在した曜日(滞在曜日)、セルCに滞在した時間帯(滞在時間帯)、セルC滞在中に実行された無線通信の回数、および、ユーザ装置100が頻繁に滞在する通常滞在セル(例えば、ユーザの自宅に対応するセルC)からの距離が情報項目の例として示される。以上の情報項目の全部または一部が滞在情報要素SEに含まれ得る。
前述のように、「勤務先」と「自宅」とでは滞在時間長が近似するので、さらに滞在曜日を判定基準に加えることで、「勤務先」と「自宅」とを弁別できるようになる。より具体的には、休日(例えば、土曜日および日曜日)には滞在しないセルCであれば「勤務先」と判定でき、休日にも滞在するセルCであれば「自宅」と判定できる。
通常滞在セルからの距離は任意に算定され得る。例えば、通常滞在セルから、距離が測定されるべきセルCまでに要するホップ数(セル切替数)が、通常滞在セルからの距離として算定され得る。以上の構成では、GPS測位情報に基づいて距離を算定する構成と比較して、構成が簡易となる他、処理負荷が低減される。
また、情報項目として、セル識別子に加え、セル識別子から導出される他の識別子が含まれてもよい。例えば、セル識別子に対応するセルCを形成する基地局200の識別子、そのセルCにて用いられる周波数帯域の識別子、およびそのセルCを形成するアンテナの識別子が、「他の識別子」として含まれてもよい。なお、「他の識別子」は、セル識別子に含まれる識別子であってもよいし、セル識別子をキーとして検索される識別子(セル識別子に含まれない識別子)であってもよい。
2(2). 変形例2
以上の実施形態においては、ユーザ装置100がセル滞在検出部122、滞在情報書込部124、滞在情報読込部126、場所特性判定部128、および記憶部130(滞在情報SI)を備える。しかしながら、以上の要素の少なくともいずれかがネットワークNW側の装置(例えば、基地局200、専用サーバ装置)に備えられてもよい。例えば、セル滞在検出部122、滞在情報書込部124、滞在情報読込部126、場所特性判定部128、および記憶部130(滞在情報SI)の全てがネットワークNW側の装置に備えられてもよい。また、場所特性判定部128がネットワークNW側の装置に備えられてもよい。別の構成として、滞在情報書込部124、滞在情報読込部126、場所特性判定部128、および記憶部130(滞在情報SI)がネットワークNW側の装置に備えられてもよい。すなわち、本発明を実施するための要素の各々は、無線通信システムCSの任意の箇所に配置され得る。
2(3). 変形例3
以上の具体例3における決定木アルゴリズムによる判定にて用いられる統計量セットは、予め定められて記憶部130に記憶されてもよいし、図5のステップS340が実行される際に動的に設定されてもよい。また、ステップS3423の決定木アルゴリズムにおける閾値(いずれの枝が選択されるべきかの基準値)は、経験的にまたは実験的に設定されてもよいし、判定の不確実性を減少させるように(すなわち、エントロピーを減少させるように)設定されてもよい。
各統計量セット(各決定木)における複数の統計量および判定順序(ノードの論理的位置)は任意に設定され得る。例えば、複数の統計量がランダムに選択され、それらの判定順序がランダムに設定されてもよい。また、複数の統計量がランダムに選択され、それらの判定順序が判定の不確実性を減少させるように(すなわち、エントロピーを減少させるように)設定されてもよい。
2(4). 変形例4
ユーザ装置100は基地局200と無線通信が可能な任意の装置である。ユーザ装置100は、例えば、フィーチャーフォンまたはスマートフォン等の携帯電話端末でもよく、デスクトップ型パーソナルコンピュータでもよく、ノート型パーソナルコンピュータでもよく、UMPC(Ultra-Mobile Personal Computer)でもよく、携帯用ゲーム機でもよく、その他の無線端末でもよい。
2(5). 変形例5
無線通信システムCS内の各要素(ユーザ装置100、基地局200)においてCPUが実行する各機能は、CPUの代わりに、ハードウェアで実行してもよいし、例えばFPGA(Field Programmable Gate Array)、DSP(Digital Signal Processor)等のプログラマブルロジックデバイスで実行してもよい。
100……ユーザ装置、110……無線通信部、120……制御部、122……セル滞在検出部、124……滞在情報書込部、126……滞在情報読込部、128……場所特性判定部、130……記憶部、200……基地局、210……無線通信部、220……ネットワーク通信部、230……制御部、C(Ca,Cb)……セル、CS……無線通信システム、NW……ネットワーク、SE……滞在情報要素、SI……滞在情報。

Claims (7)

  1. 各々がユーザ装置によるセルへの滞在に関する情報を示す複数の滞在情報要素を記憶する滞在情報記憶部と、
    第1セルに滞在していた前記ユーザ装置が、前記第1セルとは異なる第2セルへの滞在を開始することを検出するセル滞在検出部と、
    前記セル滞在検出部が前記第2セルへの滞在の開始を検出すると、前記ユーザ装置による前記第1セルへの滞在に関する第1滞在情報要素を、前記第1セルを示す第1セル識別子と共に前記滞在情報記憶部に書き込む滞在情報書込部と、
    前記セル滞在検出部が前記第2セルへの滞在の開始を検出すると、前記ユーザ装置による過去の前記第2セルへの滞在に関する1以上の第2滞在情報要素を、前記第2セルを示す第2セル識別子を用いて検索し前記滞在情報記憶部から読み出す滞在情報読込部と、
    読み出された前記1以上の第2滞在情報要素に基づいて、前記ユーザ装置が滞在する前記第2セルの場所特性を判定する場所特性判定部と
    を備える無線通信システム。
  2. 前記滞在情報記憶部に記憶される複数の前記滞在情報要素の各々は、複数の情報項目を含み、
    前記場所特性判定部は、
    読み出された前記第2滞在情報要素に含まれる複数の前記情報項目の各々について統計量を算定し、算定された前記統計量を用いて前記ユーザ装置が滞在する前記第2セルの場所特性を判定する
    請求項1の無線通信システム。
  3. 前記場所特性判定部は、
    複数の前記情報項目に含まれる第1情報項目について1以上の前記第2滞在情報要素を用いて算定された第1統計量を用いて、前記ユーザ装置が滞在する前記第2セルの前記場所特性を一意に判定できなかった場合に、前記第1情報項目とは異なる第2情報項目について1以上の前記第2滞在情報要素を用いて算定された第2統計量を用いて、前記場所特性をさらに判定する
    請求項2の無線通信システム。
  4. 前記場所特性判定部は、
    複数の前記情報項目の各々について1以上の前記第2滞在情報要素を用いて算定された複数の前記統計量を用いて、前記ユーザ装置が滞在する前記第2セルの前記場所特性を前記統計量毎に判定し、
    判定されて得られた複数の前記場所特性のうち最も多い場所特性を前記ユーザ装置が滞在する前記第2セルの前記場所特性として確定する
    請求項2の無線通信システム。
  5. 複数の統計量セットの各々は、読み出された前記第2滞在情報要素に含まれる複数の前記情報項目の各々について算定された複数の前記統計量の一部である複数の統計量を含み、
    前記場所特性判定部は、
    各統計量セットに含まれる複数の前記統計量を用いて、当該統計量セットに基づく前記第2セルの場所特性を判定し、
    複数の前記統計量セットの各々に基づいて判定されて得られた複数の前記場所特性のうち、最も多い場所特性を、前記ユーザ装置が滞在する前記第2セルの場所特性として確定する
    請求項2の無線通信システム。
  6. 前記滞在情報記憶部に記憶される複数の前記滞在情報要素の各々は、滞在セルに関する
    滞在時間長、滞在回数、滞在中に実行された前記ユーザ装置に対する操作の時間長、滞在中に実行された無線通信の回数、滞在開始時刻、滞在終了時刻、滞在時間帯、滞在曜日、および通常滞在セルからの距離
    の少なくともいずれかを前記情報項目として含む
    請求項2から請求項5のいずれかの無線通信システム。
  7. 各々がユーザ装置によるセルへの滞在に関する情報を示す複数の滞在情報要素を滞在情報記憶部に記憶することと、
    第1セルに滞在していた前記ユーザ装置が、前記第1セルとは異なる第2セルへの滞在を開始することを検出することと、
    前記第2セルへの滞在の開始が検出されると、前記ユーザ装置による前記第1セルへの滞在に関する第1滞在情報要素を、前記第1セルを示す第1セル識別子と共に前記滞在情報記憶部に書き込むことと、
    前記第2セルへの滞在の開始が検出されると、前記ユーザ装置による過去の前記第2セルへの滞在に関する1以上の第2滞在情報要素を、前記第2セルを示す第2セル識別子を用いて検索し前記滞在情報記憶部から読み出すことと、
    読み出された前記1以上の第2滞在情報要素に基づいて、前記ユーザ装置が滞在する前記第2セルの場所特性を判定することと
    を備える通信制御方法。
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