JP6185776B2 - 充填設備 - Google Patents

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本発明は、容器に液体を充填するための充填設備に関する。
ビール樽等の容器にビール等の液体を充填する充填設備がある。通常は、容器に充填された液体の量が規定量以上であることを保証する必要がある。そのための方法として、液体の充填前の容器の重量と液体の充填後の容器の重量との差分が規定重量以上であることを確認する方法がある(特許文献1参照)。
特開2009−73496号公報
容器に液体を充填するための充填設備において、液体の供給源から送り出された液体の全てが容器に充填されることはなく、例えば、供給源から送り出され充填バルブを通して排出された液体の一部は、容器に注入されることなく、回収され、廃棄され、又は失われうる。例えば、口部が下方に向けられた倒立状態の容器に対して前記口部を通して液体を充填する充填設備においては、容器への液体の充填が完了し、容器の口部が閉じられた後は、容器の口部と充填バルブとの間に留まっていた液体をすぐさま次の容器に充填することはできない。このような液体については、廃棄するか、回収した後に再び充填処理に回す必要がある。
従来は、充填バルブから送り出されたが容器に充填されなかった液体の量を計測してその計測結果に基づいて充填バルブからの液体の送り出し量を決定することはなされておらず、規定充填量を十分に満足するように過剰な量の液体が容器に充填されていた。しかしながら、量産品の製造において、このような過剰な量の液体の充填による損失は膨大なものになりうる。
本発明は、上記の背景の下でなされたものであり、容器への液体の充填量をより厳密に管理するために有利な技術を提供することを目的とする。
本発明の1つの側面は、容器に液体を充填するための充填設備に係り、前記充填設備は、充填バルブを通して容器に液体を充填する充填機と、液体の供給源から前記充填機に液体を送る送液路と、前記送液路を通る液体の量を計測する第1計測部と、前記充填バルブから送り出されたが前記容器に充填されなかった液体を回収するために、前記送液路とは別に設けられた回収路と、前記充填バルブから送り出されたが前記容器に充填されず、前記回収路を通して回収される液体の量を計測する第2計測部と、前記第1計測部および前記第2計測部による計測結果又はそれを処理した結果を出力する管理部と、を備える。
本発明によれば、容器への液体の充填量をより厳密に管理するために有利な技術が提供される。
本発明の好適な実施形態の充填設備の構成を示す図。
以下、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態の充填設備1000について説明する。充填設備1000は、容器10に液体を充填するように構成された設備である。ここで、容器10の形状、構造、材料などは特別なものに限定されないが、容器10は、例えば、ビール等の飲料製品を充填可能に構成された容器でありうる。
充填設備1000は、主要な構成要素として、充填バルブ220を通して容器10に液体を充填する充填機200を備えている。充填機200は、例えば、口部12が下方に向けられた倒立状態の容器10に対して口部12を通して液体を充填するように構成されうる。充填機200は、例えば、複数の充填バルブ220を有し、複数の充填バルブ220を通して複数の容器10に対して並行して液体を充填することができるように構成されうる。
充填設備1000はまた、液体の供給源110から充填機200に液体を送る送液路120と、送液路120を通る液体の量を計測する第1計測部130と、充填機200の充填バルブ220から送り出されたが容器10に充填されなかった液体の量を計測する第2計測部420と、第1計測部130および第2計測部420による計測結果又はそれを処理した結果を出力する管理部500とを備えている。第1計測部130および第2計測部420による計測結果を処理した結果とは、例えば、第1計測部130によって計測された液体の量と第2計測部420によって計測された液体の量との差分である。送液路120には、送液ポンプ140およびバルブ150が設けられうる。
充填機200は、充填バルブ220から送り出されたが容器10に充填されなかった液体を回収する回収路230を有する。回収路230を流れる液体は、充填機200から引き出された回収路410を通して回収タンク310によって回収される。回収路410には、ポンプ320が設けられうる。回収タンク310によって回収された液体は、例えば、戻し路330を通して供給源110に戻されうる。第2計測部420は、回収路230又は回収路410を流れる液体の量を計測するように構成されうる。第2計測部420は、あるいは、回収タンク310によって回収された液体の量を計測するように構成されてもよい。
充填機200が倒立状態の容器10に対して液体を充填するように構成されている場合、一般には、充填機200が正立状態の容器10に対して液体を充填するように構成されている場合よりも、回収タンク310によって回収される液体の量が多くなりうる。これは、容器10の口部12と充填バルブ220との間に留まる液体の量が多くなりやすいからである。
充填機200は、複数の充填バルブ220のそれぞれを通して送り出される液体の量を個別に計測する複数の第3計測部210を備えることが好ましい。この場合、管理部500は、第1計測部130および第2計測部210による計測結果又はそれを処理した結果の他、複数の第3計測部210による計測結果又はそれを処理した結果を出力するように構成されうる。管理部500は、例えば、複数の第3計測部210の各々による計測結果、および/または、複数の第3計測部210の各々によって計測された液体の量の合計値を出力しうる。
充填設備1000は、更に、充填機200によって液体が充填された容器10の重量を検出することによって容器10に対する液体の充填量を計測する第4計測部510を備えてもよい。第4計測部510は、充填後の容器10の重量を検出し、充填前の容器10の重量と充填後の容器10の重量との差分に基づいて容器10に対する液体の充填量を算出するように構成されうる。ここで、充填前の容器10の重量は、例えば、当該容器10が充填機200に供給される前に、他の計測器によって計測され、第4計測部510に提供されうる。あるいは、第4計測部510は、充填機200において容器を支持する支持部材に加わる荷重の変化を検出するように構成され、充填に伴う荷重の変化に基づいて容器10に対する液体の充填量を算出してもよい。管理部500は、第4計測部510による計測結果又はそれを処理した結果を出力するように構成されうる。
また、管理部500は、第4計測部510による計測結果に基づいて、過剰に液体を充填する状態に設定されている充填バルブ220を特定するように、構成されうる。例えば、管理部500は、第1計測部130によって計測された液体の量V1と、第2計測部420によって計測された液体の量をV2と、個数Nの容器10に対する液体の充填量の総量(以下、総充填量)をVTとすると、
VT=V1−V2
に従って総充填量VTを算出することができる。
更に、1つの容器10に対する既定の充填量をF、N個の容器10の全体に対して過剰に充填された液体の量(以下、総過充填量)をΔVとすると、
ΔV=VT−(N×F)
に従って総過充填量ΔVを算出することができる。
管理部500は、例えば、総過充填量ΔVが閾値を超えている場合に、1以上の充填バルブ220が、過剰に液体を充填する状態に設定されていると判断することができる。このような判断をした場合に、管理部500は、第4計測部510による計測結果に基づいて、過剰に液体を充填する状態に設定されている充填バルブ220を特定し、それを示す情報を出力する。オペレータは、この情報に基づいて、該当する充填バルブ220による充填量の設定を調整することができる。あるいは、管理部500は、当該情報に基づいて、過剰に液体を充填する状態に設定されている充填バルブ220の設定を調整するように構成されてもよい。
ここで、第4計測部510によって充填量が計測される容器10と、その容器10に液体を充填した充填バルブ220とは、例えば、充填機200から排出された容器10の個数をカウントすることによって対応付けることが可能である。
なお、総過充填量ΔVに基づくことなく、第1計測部130および/または第4計測部510による計測結果に基づいて過剰な充填がなされていると判断することは好ましくない。これは、第1計測部130による計測結果(即ちV1)のみに基づいて正確に総充填量を把握することはできないし、また、第4計測部510による計測結果のみを頼りにすると、第4計測部510による計測にエラーが存在する場合に入り味不良が発生しうるからである。
1000 充填設備
110 供給源
120 送液路
140 ポンプ
150 バルブ
200 充填機
220 充填バルブ
230 回収路
410 回収路
310 回収タンク
320 ポンプ
330 戻し路
10 容器
12 口部

Claims (8)

  1. 容器に液体を充填するための充填設備であって、
    充填バルブを通して容器に液体を充填する充填機と、
    液体の供給源から前記充填機に液体を送る送液路と、
    前記送液路を通る液体の量を計測する第1計測部と、
    前記充填バルブから送り出されたが前記容器に充填されなかった液体を回収するために、前記送液路とは別に設けられた回収路と、
    前記充填バルブから送り出されたが前記容器に充填されず、前記回収路を通して回収される液体の量を計測する第2計測部と、
    前記第1計測部および前記第2計測部による計測結果又はそれを処理した結果を出力する管理部と、
    を備えることを特徴とする充填設備。
  2. 前記第2計測部は、前記回収路を流れる液体の量を計測する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の充填設備。
  3. 前記第2計測部は、前記回収路を通して回収タンクによって回収された液体の量を計測する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の充填設備。
  4. 前記充填機は、口部が下方に向けられた倒立状態の容器に対して前記口部を通して液体を充填する、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の充填設備。
  5. 前記充填機は、複数の充填バルブを有し、前記複数の充填バルブを通して複数の容器に対して並行して液体を充填するように構成され、
    前記充填機は、前記複数の充填バルブのそれぞれを通して送り出される液体の量を個別に計測する複数の第3計測部を備え、
    前記管理部は、更に、前記複数の第3計測部による計測結果又はそれを処理した結果を出力する、
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の充填設備。
  6. 前記充填機によって液体が充填された容器の重量を検出することによって当該容器に対する液体の充填量を計測する第4計測部を更に備え、
    前記管理部は、更に、前記第4計測部による計測結果又はそれを処理した結果を出力する、
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の充填設備。
  7. 前記充填機によって液体が充填された容器の重量を検出することによって当該容器に対する液体の充填量を計測する第4計測部を更に備え、
    前記管理部は、前記第4計測部による計測結果に基づいて、過剰に液体を充填する状態に設定されている充填バルブを特定する、
    ことを特徴とする請求項5に記載の充填設備。
  8. 前記管理部は、過剰に液体を充填する状態に設定されている充填バルブの設定を調整する、
    ことを特徴とする請求項7に記載の充填設備。
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