JP6184484B2 - 界面活性剤系のためのアルキルグリコシドベースのミセル増粘剤 - Google Patents
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Description
本発明の実施形態は、レオロジー調節剤に関し、エステル化グリコシド化合物およびその化合物を含む界面活性剤をベースとする組成物に関連する特定の用途を見出すものである。
界面活性剤を含有する液体水性組成物、例えばシャンプー、液体石鹸、ボディウォッシュ、顔用クレンザー、他のパーソナルケア、医薬品用および産業用製品は、典型的に、液体組成物の粘度を増大するために増粘剤を含有する。このことにより、配合された製品を好都合に運搬し、取り扱うことができる。
例示的な実施形態は、界面活性剤をベースとする組成物におけるレオロジー調節剤として適したミセル増粘剤を提供する。
(項目1)
界面活性剤と、
少なくとも1つの脂肪酸エステル基R 1 (O)O−(式中、R 1 は、C 12 または炭素がそれより多い炭化水素である)からなる、アルキルグリコシドの長鎖脂肪酸エステル、および
少なくとも1つの脂肪酸エステル基R 2 (O)O−(式中、R 2 は、C 6 〜C 10 炭化水素である)からなる、アルキルグリコシドの短鎖脂肪酸エステル
を含む、アルキルグリコシド脂肪酸エステルの混合物を含むレオロジー調節剤と、
水と
を含む、組成物。
(項目2)
前記長鎖脂肪酸エステルにおいて、R 1 が、C 12 〜C 23 炭化水素である、項目1に記載の組成物。
(項目3)
前記長鎖脂肪酸エステルにおいて、R 1 が、C 13 または炭素がそれより多い炭化水素である、項目1に記載の組成物。
(項目4)
前記長鎖脂肪酸が、R 1 がC 18 炭化水素である少なくとも1つの脂肪酸エステルを含む、項目1に記載の組成物。
(項目5)
前記長鎖脂肪酸エステルが、R 1 が不飽和炭化水素である少なくとも1つの脂肪酸エステルを含む、項目1に記載の組成物。
(項目6)
前記長鎖脂肪酸エステルが、リノール酸、リノレン酸、オレイン酸、ステアリン酸、およびそのエステルの少なくとも1つに由来する植物由来の脂肪酸エステル基を含む、項目1に記載の組成物。
(項目7)
前記短鎖脂肪酸エステルが、R 2 がC 8 〜C 10 炭化水素である少なくとも1つの脂肪酸エステル基R 2 (O)O−を含む、項目1に記載の組成物。
(項目8)
前記短鎖脂肪酸エステルが、カプリン酸およびカプリル酸またはそれらのエステルに由来する少なくとも1つの植物をベースとする脂肪酸エステルを含む、項目1に記載の組成物。
(項目9)
前記短鎖脂肪酸エステルが、メチルグルコシドのヘキサノエート、ヘプタノエート、カプリレート、ペラルゴネートおよびカプレート、ならびにそれらの組合せの少なくとも1つを含み、前記長鎖グルコシドエステルが、メチルグルコシドのラウレート、ミリステート、パルミテート、ステアレート、イソステアレート、リノレエート、リノレネート、オレエートおよびベヘネート、ならびにそれらの組合せの少なくとも1つを含む、項目1に記載の組成物。
(項目10)
前記レオロジー調節剤が、カプリル酸、カプリン酸および植物ベースのオレイン酸、またはそれらのエステルに由来するアルキルグルコシドエステルを含む、項目9に記載の組成物。
(項目11)
前記レオロジー調節剤における長鎖脂肪酸エステル基と短鎖脂肪酸エステル基の比が、少なくとも0.1:1である、項目1に記載の組成物。
(項目12)
前記レオロジー調節剤における長鎖脂肪酸エステル基と短鎖脂肪酸エステル基の前記比が、少なくとも0.2:1である、項目11に記載の組成物。
(項目13)
前記レオロジー調節剤における長鎖脂肪酸エステル基と短鎖脂肪酸エステル基の前記比が、少なくとも0.3:1である、項目11に記載の組成物。
(項目14)
前記レオロジー調節剤における長鎖脂肪酸エステル基と短鎖脂肪酸エステル基のモル比が、1未満:1である、項目1に記載の組成物。
(項目15)
前記レオロジー調節剤における長鎖脂肪酸エステル基と短鎖脂肪酸エステル基の前記比が、最大0.8:1である、項目14に記載の組成物。
(項目16)
前記レオロジー調節剤における長鎖脂肪酸エステル基と短鎖脂肪酸エステル基の前記モル比が、最大0.7:1である、項目15に記載の組成物。
(項目17)
前記レオロジー調節剤における長鎖脂肪酸エステル基と短鎖脂肪酸エステル基のモル比が、0.2:1〜0.8:1である、項目1に記載の組成物。
(項目18)
前記長鎖脂肪酸エステルが、植物ベースのオレイン酸エステル基を含み、前記短鎖脂肪酸エステルが、カプリル酸エステル基およびカプリン酸エステル基を含み、不飽和C18エステル基と他のエステル基のモル比(O/CC比)が、0.2:1〜0.7:1である、項目1に記載の組成物。
(項目19)
前記O/CC比が、0.35:1〜0.6:1である、項目18に記載の組成物。
(項目20)
グリコシド分子1つ当たりのエステル化度が、0.7:1〜1.5:1である、項目1に記載の組成物。
(項目21)
前記エステル化度が、0.8:1〜1.2:1である、項目20に記載の組成物。
(項目22)
前記アルキルグリコシドが、アルキルグルコシドを含む、項目1に記載の組成物。
(項目23)
前記アルキルグルコシドが、C 1 〜C 30 アルキルグルコシドである、項目22に記載の組成物。
(項目24)
前記アルキルグルコシドが、メチルグルコシドを含む、項目23に記載の組成物。
(項目25)
前記アルキルグリコシド脂肪酸エステルが、1000未満の分子量を有する、項目1に記載の組成物。
(項目26)
非水性溶剤をさらに含む、項目1に記載の組成物。
(項目27)
前記アルキルグリコシド脂肪酸エステルが、前記界面活性剤組成物の最大4重量%の総濃度である場合、前記レオロジー調節剤を含まないこと以外同一の組成物と比較して、前記レオロジー調節剤が前記組成物の粘度を少なくとも10倍増大した、項目1に記載の組成物。
(項目28)
前記レオロジー調節剤における前記アルキルグリコシド脂肪酸エステルのいずれもが、アルコキシ化されない、項目1に記載の組成物。
(項目29)
前記レオロジー調節剤が、少なくとも0.1重量%の濃度で存在する、項目1に記載の組成物。
(項目30)
前記レオロジー調節剤が、少なくとも0.5重量%の濃度で存在する、項目29に記載の組成物。
(項目31)
前記レオロジー調節剤が、少なくとも1重量%の濃度で存在する、項目30に記載の組成物。
(項目32)
前記レオロジー調節剤が、最大5重量%の濃度で存在する、項目1に記載の組成物。
(項目33)
前記レオロジー調節剤が、最大3重量%の濃度で存在する、項目32に記載の組成物。
(項目34)
前記界面活性剤が、少なくとも0.01重量%の濃度で存在する、項目1に記載の組成物。
(項目35)
前記界面活性剤が、少なくとも1重量%の濃度で存在する、項目33に記載の組成物。
(項目36)
請前記界面活性剤が、最大20重量%の濃度で存在する、項目1に記載の組成物。
(項目37)
前記アルキルグリコシド脂肪酸エステルと前記界面活性剤の重量比が、1未満:1である、項目1に記載の組成物。
(項目38)
前記アルキルグリコシド脂肪酸エステルと前記界面活性剤の重量比が、最大0.5:1である、項目1に記載の組成物。
(項目39)
前記界面活性剤が、アニオン性界面活性剤を含む、項目1に記載の組成物。
(項目40)
前記界面活性剤が、双性イオン性界面活性剤をさらに含む、項目39に記載の組成物。
(項目41)
前記組成物が、アルコキシ化界面活性剤を含まない、項目1に記載の組成物。
(項目42)
前記組成物が、スルフェートをベースとする界面活性剤を含まない、項目1に記載の組成物。
(項目43)
前記レオロジー調節剤が、アルコキシ化されていない、項目1に記載の組成物。
(項目44)
300未満の分子量を有する可溶性無機塩および有機塩から選択される、少なくとも0.1%の塩をさらに含む、項目1に記載の組成物。
(項目45)
前記塩が、可溶性無機塩を含む、項目44に記載の組成物。
(項目46)
組成物が、少なくとも0.2%の前記可溶性無機塩を含む、項目45に記載の組成物。
(項目47)
前記組成物が、少なくとも40重量%の水を含む、項目1に記載の組成物。
(項目48)
前記組成物が、前記組成物を形成してから24時間後に測定すると、少なくとも1000mPa・sの粘度を有する、項目1に記載の組成物。
(項目49)
前記組成物が、前記組成物を形成してから24時間後に20℃で測定すると、少なくとも2000mPa・sの粘度を有する、項目48に記載の組成物。
(項目50)
前記組成物が、前記組成物を形成してから24時間後に20℃で測定すると、最大10,000mPa・sの粘度を有する、項目48に記載の組成物。
(項目51)
前記組成物が、前記組成物を形成してから24時間後に測定すると、60NTU未満の濁度を有する、項目1に記載の組成物。
(項目52)
前記組成物が、形成してから24時間後に30NTU未満の濁度を有する、項目51に記載の組成物。
(項目53)
前記組成物が、前記界面活性剤およびレオロジー調節剤を、周囲温度で水と混合することによって形成される、項目1に記載の組成物。
(項目54)
シリコーン、エモリエント剤、シリコーン、乳化剤、真珠光沢剤、着色剤、微粒子、保存剤、pH調整剤、植物性薬品、キレート剤、抗菌剤、および補助レオロジー調節剤の少なくとも1つをさらに含む、項目1に記載の組成物。
(項目55)
シャンプー、ボディウォッシュ、液体石鹸、顔用クレンザー、およびハンド石鹸から選択されるパーソナルケア用途のために配合される、項目1に記載の組成物。
(項目56)
少なくとも1つの脂肪酸エステル基R 1 (O)O−(式中、R 1 は、C 12 または炭素がそれより多い炭化水素である)からなる、アルキルグリコシドの長鎖脂肪酸エステル、および
少なくとも1つの脂肪酸エステル基R 2 (O)O−(式中、R 2 は、C 6 〜C 10 炭化水素である)からなる、アルキルグリコシドの短鎖脂肪酸エステル
を含む、アルキルグリコシド脂肪酸エステルの混合物を含むレオロジー調節剤を、アニオン性界面活性剤および水と合わせるステップを含む、組成物を形成する方法。
(項目57)
前記合わせるステップが、周囲温度で実施される、項目56に記載の方法。
(項目58)
アルキルグリコシドを、式R 1 (O)OHの長鎖脂肪酸またはそれらの誘導体、および式R 2 (O)OHの短鎖脂肪酸またはそれらの誘導体と、別個にまたは組み合わせて反応させることを含む、前記レオロジー調節剤を形成するステップをさらに含む、項目56および57に記載の方法。
(項目59)
少なくとも1つの脂肪酸エステル基R 1 (O)O−(式中、R 1 は、C 12 〜C 23 炭化水素基である)からなる、アルキルグリコシドの長鎖脂肪酸エステル、および
少なくとも1つの脂肪酸エステル基R 2 (O)O−(式中、R 2 は、C 6 〜C 10 炭化水素基である)からなる、アルキルグリコシドの短鎖脂肪酸エステル
を含む、アルキルグリコシド脂肪酸エステルの混合物を含むレオロジー調節剤であって、前記レオロジー調節剤におけるR 1 (O)O−とR 2 (O)O−の比が、0.2:1〜0.7:1である、レオロジー調節剤。
(項目60)
R 1 が、カプリル酸およびカプリン酸またはそれらの誘導体に由来するC 8 およびC 10 炭化水素基の混合物を含み、R 2 が、植物ベースのオレイン酸またはそれらの誘導体に由来するC 18 炭化水素基の混合物を含む、項目59に記載のレオロジー調節剤。
(項目61)
アルキルグリコシドと、少なくとも6個の炭素の長さの炭化水素鎖を含む長鎖脂肪酸またはそれらの誘導体および短鎖脂肪酸またはそれらの誘導体との反応に由来するレオロジー調節剤を含む組成物であって、前記短鎖および長鎖脂肪酸またはそれらの誘導体が、それらのそれぞれの炭化水素鎖の長さが平均で少なくとも6個の炭素原子だけ異なっている、組成物。
(項目62)
界面活性剤をさらに含む、項目61に記載の組成物。
(項目63)
水をさらに含む、項目61および62に記載の組成物。
(項目64)
前記長鎖脂肪酸またはそれらの誘導体と前記短鎖脂肪酸またはそれらの誘導体のモル比が、1未満:1である、項目61、62および63に記載の組成物。
簡単な説明
例示的な実施形態の一態様によれば、組成物は、界面活性剤、レオロジー調節剤、および水を含む。レオロジー調節剤は、アルキルグリコシドの長鎖脂肪酸エステルおよびアルキルグリコシドの短鎖脂肪酸エステルを含む、アルキルグリコシド脂肪酸エステルの混合物を含む。長鎖脂肪酸エステルは、少なくとも1つの脂肪酸エステル基または脂肪酸残基R1(O)O−(式中、R1は、C12または炭素がそれより多い炭化水素である)からなる。短鎖脂肪酸エステルは、少なくとも1つの脂肪酸エステル基または脂肪酸残基R2(O)O−(式中、R2は、C6〜C10炭化水素である)からなる。
界面活性剤と、
少なくとも1つの脂肪酸エステル基R1(O)O−(式中、R1は、C12または炭素がそれより多い炭化水素である)からなる、アルキルグリコシドの長鎖脂肪酸エステル、および
少なくとも1つの脂肪酸エステル基R2(O)O−(式中、R2は、C6〜C10炭化水素である)からなる、アルキルグリコシドの短鎖脂肪酸エステル
を含む、アルキルグリコシド脂肪酸エステルの混合物を含むレオロジー調節剤と、
水と
を含む、組成物。
少なくとも1つの脂肪酸エステル基R2(O)O−(式中、R2は、C6〜C10炭化水素である)からなる、アルキルグリコシドの短鎖脂肪酸エステル
を含む、アルキルグリコシド脂肪酸エステルの混合物を含むレオロジー調節剤を、アニオン性界面活性剤および水と合わせるステップを含む、組成物を形成する方法。
少なくとも1つの脂肪酸エステル基R2(O)O−(式中、R2は、C6〜C10炭化水素基である)からなる、アルキルグリコシドの短鎖脂肪酸エステル
を含む、アルキルグリコシド脂肪酸エステルの混合物を含むレオロジー調節剤であって、
レオロジー調節剤におけるR1(O)O−とR2(O)O−の比が、0.2:1〜0.7:1である、レオロジー調節剤。
本明細書に開示されている実施形態は、レオロジー調節剤、およびそのレオロジー調節剤を用いて増粘した水性の界面活性剤をベースとする組成物に関する。本明細書に開示されている例示的なレオロジー調節剤は、アルキルグリコシドの短鎖脂肪酸エステルおよび長鎖脂肪酸エステルの混合物である。
例示的なレオロジー調節剤は、本明細書ではグリコシドエステルと呼ぶことができるグリコシドの脂肪酸エステルを含み、その具体例の1つは、メチルグルコシド(MeG)の脂肪酸エステルであるメチルグルコシドエステルである。議論を容易にするために、レオロジー調節剤は、グリコシド分子または「コア」に由来するグリコシド成分、および各グリコシド分子に連結した1つまたは複数の脂肪酸基を含む脂肪酸成分を含むとみなすことができ、この脂肪酸基は、鎖長が異なる第1および第2の脂肪酸AおよびBに由来する脂肪酸基を含む。
レオロジー調節剤を形成するための例示的なグリコシドは、アノマー炭素、特に酸素連結を介して非炭水化物部分に結合している糖分子(典型的にモノマー)を含む。例示的なグリコシドは、グルコシド(グルコースに由来するグリコシド)であるが、他の環式モノサッカライドのグリコシド、特に他の環式ヘキソース、例えばガラクトシドおよびフルクトシド、より具体的には6員環を有する環式ヘキソースなどの他のグリコシドも企図される。
式中、
R=CnH2n+1であり、n=1〜30、例えば1〜10である(例えば、−CH3、−C2H5、−C3H7、または−C4H9)。
エステル化またはエステル交換反応を介してグリコシドのエステルを形成するのに適した親油性化合物として、グリコシドと反応性があり、水性の界面活性剤を含有する系に導入されると会合性増粘を促進するのに十分な分子量を有する化合物が挙げられる。例示的な親油性化合物として、炭化水素鎖中に6〜23個の炭素原子を有する脂肪酸および脂肪酸エステルが挙げられる。
構造2
R1(O)OR3
構造3
R2(O)OR3
式中、R1およびR2は、それぞれ線状または分岐状の飽和または不飽和の脂肪族炭化水素鎖、例えばC6〜C23鎖または「尾部」またはそれらの混合物を表し、R2は、平均でR1よりも鎖中の炭素原子が少なく、各R3は、Hまたはアルキル基、例えばC1〜C10アルキル基、例えばメチル、エチルもしくはプロピル、ブチル、またはそれらの混合物を表す。これらの脂肪酸および脂肪酸エステルは、アルキルグリコシドと反応して、一般的形態R1(O)O−およびR2(O)O−のエステル基または脂肪酸残基を提供する。
式中、各R4は、独立に、R1(O)−、R2(O)−、またはHであり、R1およびR2は、先に定義の通りであり、R4の少なくとも1つは、Hではない。本明細書およびここで使用されるラジカルR1(O)−およびR2(O)−では、各R1およびR2は、カルボニル酸素原子(O)と一緒になって、アシル基を表す。換言すれば、炭化水素基R1およびR2のそれぞれにおける末端炭素原子は、カルボニル炭素である。
a)R1が、分岐状または非分岐状C12または炭素がそれより多い炭化水素、例えばC12〜C23炭化水素である、構造2の少なくとも1つの脂肪酸または脂肪酸エステルA、例えばラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、イソステアリン酸、リノール酸、リノレン酸、オレイン酸およびベヘン酸、またはそれらのエステルの少なくとも1つ、
b)R2が、分岐状または非分岐状C10または炭素がそれより少ない脂肪族炭化水素、例えばC6〜C10炭化水素である、構造3の少なくとも1つの脂肪酸または脂肪酸エステルB、例えばカプロン酸、エナント酸、カプリル酸、ペラルゴン酸およびカプリン酸、またはそれらのエステルの少なくとも1つ
を含む。
a)ラウレート、ミリステート、パルミテート、ステアレート、イソステアレート、リノレエート、リノレネート、オレエートおよびベヘネート、ならびにそれらの組合せから選択される少なくとも1つのエステル基を含む長鎖グルコシドエステル、ならびに
b)ヘキサノエート、エナンテート、カプリレート(オクタノエート)、デカノエート、ペラルゴネート酸およびウンデカノエート、ならびにそれらの組合せから選択される少なくとも1つのエステル基を含む短鎖グルコシドエステル
を含むグルコシドエステルの混合物が挙げられる。
例示的な脂肪酸エステル(例えば、MeG−アルキルおよびアルケニルエステル。これらは全て、本明細書では便宜上、MeG−アルキルエステルと呼ぶことができる)は、アルキルグリコシドと、親油性エステル化試薬またはエステル交換試薬、例えば脂肪酸またはそれらのエステルとの反応によって調製することができる。反応は、所望のエステル化度が達成される条件下で実施することができる。それに加えて、または代替として、脂肪酸エステル化置換基:アルキルグリコシドの比は、増粘剤の増粘化特性および効率が最適化され、例えばほぼ最大限にされるように選択することができる。
スキーム1
例示的な水性の界面活性剤をベースとする組成物は、少なくとも1つの界面活性剤、本明細書に記載のレオロジー調節剤、および水を含む。組成物は、有機溶剤をさらに含むことができる。水溶性の塩、例えば無機塩も、組成物中に存在することができる。他の添加剤も、下記の通り存在することができる。組成物は、一般に液体であるが、ゲルおよび固体および半固体の組成物も企図される。
本明細書に開示の界面活性剤をベースとする組成物で使用するのに適した例示的な界面活性剤として、アニオン性、双性イオン性(両性)、カチオン性および非イオン性界面活性剤、ならびにそれらの混合物が挙げられ、これらは、界面活性剤をベースとする組成物の0.1重量%〜40重量%で存在することができる。一実施形態では、組成物は、少なくとも1つのアニオン性界面活性剤を含む。アニオン性界面活性剤は、水性の界面活性剤をベースとする組成物中に、少なくとも0.001重量%、例えば少なくとも0.1重量%、または少なくとも1重量%、または少なくとも5重量%の総濃度で存在することができる。一実施形態では、界面活性剤は、双性イオン性界面活性剤をさらに含む。双性イオン性界面活性剤は、水性の界面活性剤をベースとする組成物中に、少なくとも0.001重量%、例えば少なくとも0.1重量%、または少なくとも1重量%、または少なくとも5重量%の総濃度で存在することができる。
水性の界面活性剤をベースとする組成物における使用のための適切なアニオン性界面活性剤には、アルキルスルフェート、アルキルエーテルスルフェート、アルキルスルホネート、アルカリールスルホネート、α−オレフィン−スルホネート、アルキルアミドスルホネート、アルカリールポリエーテルスルフェート、アルキルアミドエーテルスルフェート、アルキルモノグリセリルエーテルスルフェート、アルキルモノグリセリドスルフェート、アルキルモノグリセリドスルホネート、アルキルスクシネート、アルキルスルホスクシネート、アルキルスルホスクシナメート(sulfosuccinamates)、アルキルエーテルスルホスクシネート、アルキルアミドスルホスクシネート、アルキルスルホアセテート、アルキルホスフェート、アルキルエーテルホスフェート、アルキルエーテルカルボキシレート、アルキルアミドエーテルカルボキシレート、N−アルキルアミノ酸、N−アシルアミノ酸、アルキルペプチド、N−アシルタウレート、アルキルイセチオネート、カルボン酸塩(アシル基は、脂肪酸に由来する);ならびにこれらのアルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩、アンモニウム塩、アミン塩、およびトリエタノールアミン塩が含まれる。植物由来塊の高い含有量を有するアニオン性界面活性剤が特に適切であり、石油由来もしくはアルコキシ化界面活性剤の低い含有量を有する植物由来界面活性剤が挙げられる。
例示的な界面活性剤をベースとする配合物において有用なカチオン性界面活性剤は、水性界面活性剤組成物の技術分野で公知のまたは従前に使用されているカチオン性界面活性剤のいずれかを含み得る。適切なクラスのカチオン性界面活性剤には、アルキルアミン、アルキルイミダゾリン、エトキシ化アミン、第四級化合物、および四級化エステルが含まれる。界面活性剤をベースとする組成物を調製するのに特に適切なカチオン性界面活性剤は、上述のように、植物由来塊の高い含有量を有する。
アラキジルベヘニルアミン、ジメチルラウラミン、ステアリルアミン塩酸塩、ソイアミンクロリド、ステアリルアミンホルメート、N−タロープロパンジアミンジクロリド、およびアモジメチコン(アミノエチルアミノプロピルシロキサンなどのアミノ官能基でブロックされているシリコーンポリマーについてのINCI名)が含まれる。
双性イオン性(または両性)界面活性剤は、酸性および塩基性部分を含有し、かつ酸または塩基として挙動する能力を有する分子である。適切な界面活性剤は、水性界面活性剤組成物の技術分野で公知のまたは従前に使用されている両性界面活性剤のいずれかでよい。例示的両性界面活性剤のクラスには、アミノ酸(例えば、N−アルキルアミノ酸およびN−アシルアミノ酸)、ベタイン、スルタイン、およびアルキルアンホカルボキシレートが含まれる。特に適切な双性イオン界面活性剤は、上述のように、植物由来塊の高い含有量を有するものである。
によって表される界面活性剤を含み、式中、R10は、10〜22個の炭素原子を有する飽和もしくは不飽和炭化水素基、または9〜22個の炭素原子を有する飽和もしくは不飽和炭化水素基を含有するアシル基を表し、Yは、水素またはメチルであり、Zは、水素、−CH3、−CH(CH3)2、−CH2CH(CH3)2、−CH(CH3)CH2CH3、−CH2C6H5、−CH2C6H4OH、−CH2OH、−CH(OH)CH3、−(CH2)4NH2、−(CH2)3NHC(NH)NH2、−CH2C(O)O−M+、−(CH2)2C(O)O−M+から選択される。Mは、塩形成カチオンである。一態様において、R10は、線状または分岐状のC10〜C22アルキル基、線状または分岐状のC10〜C22アルケニル基、R11C(O)−によって表されるアシル基から選択される基を表し、R11は、線状または分岐状のC9〜C22アルキル基、線状または分岐状のC9〜C22アルケニル基から選択される。一態様において、M+は、ナトリウム、カリウム、アンモニウム、およびトリエタノールアミン(TEA)から選択される。
によって表される相当するスルホベタイン(スルタイン)から選択され得、式中、R12は、C7〜C22アルキルまたはアルケニル基であり、各R13は、独立に、C1〜C4アルキル基であり、R14は、C1〜C5アルキレン基またはヒドロキシ置換C1〜C5アルキレン基であり、nは、2〜6の整数であり、Aは、カルボキシレート基またはスルホネート基であり、Mは、塩形成カチオンである。一態様において、R12は、C11〜C18アルキル基またはC11〜C18アルケニル基である。一態様において、R13は、メチルである。一態様において、R14は、メチレン、エチレンまたはヒドロキシプロピレンである。一態様において、nは、3である。さらなる態様において、Mは、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、アンモニウム、ならびにモノ、ジおよびトリエタノールアミンカチオンから選択される。
によって表すことができ、式中、R12は、C7〜C22アルキルまたはアルケニル基であり、R15は、−CH2C(O)O−M+、−CH2CH2C(O)O−M+、または−CH2CH(OH)CH2SO3 −M+であり、R16は、水素または−CH2C(O)O−M+であり、Mは、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、アンモニウム、ならびにモノ、ジおよびトリエタノールアミンから選択されるカチオンである。
非イオン性界面活性剤は、水性界面活性剤組成物の技術分野で公知のまたは従前に使用されている非イオン性界面活性剤のいずれかでよい。特に適切な非イオン界面活性剤は、上述のように、植物由来塊の高い含有量を有するものである。適切な非イオン性界面活性剤には、脂肪族(C6〜C18)第一級または第二級の線状または分岐鎖の酸、アルコールまたはフェノール;アルキルエトキシレート;アルキルフェノールアルコキシレート(特に、エトキシレートおよび混合エトキシ/プロポキシ部分);アルキルフェノールのブロックアルキレンオキシド縮合物;アルカノールのアルキレンオキシド縮合物;ならびに酸化エチレン/酸化プロピレンブロックコポリマーが含まれる。他の適切な非イオン性界面活性剤には、モノまたはジアルキルアルカノールアミド;アルキルポリグルコシド(APG);ソルビタン脂肪酸エステル;ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル;ポリオキシエチレンソルビトールエステル;ポリオキシエチレン酸、およびポリオキシエチレンアルコールが含まれる。適切な非イオン性界面活性剤の他の例には、ココモノまたはジエタノールアミド、ココグルコシド、デシルジグルコシド、ラウリルジグルコシド、ココジグルコシド、ポリソルベート20、40、60、および80、エトキシ化線状アルコール、セテアリルアルコール、ラノリンアルコール、ステアリン酸、ステアリン酸グリセリル、PEG−100ステアレート、ラウレス7、ならびにオレス20が含まれ得る。
水性の界面活性剤をベースとする組成物は、任意選択で、1つまたは複数の添加剤、例えば無機塩(前述の通り)、シリコーン、エモリエント剤、乳化剤、真珠光沢剤、着色剤、微粒子、保存剤、pH調整剤、植物性薬品、キレート剤、抗菌剤等の1つまたは複数を含むことができる。さらに、懸濁化ポリマーとして働くことができる、例示的なレオロジー調節剤以外のレオロジー調節剤を使用することができる。
例示的な水性の界面活性剤をベースとする組成物は、0.5〜12のpH範囲で配合することができる。組成物にとって望ましいpHは、特定の最終製品用途に応じて決まり得る。一般にパーソナルケア用途では、所望のpH範囲は、一態様では3〜10であり、別の態様では3.5〜7.5である。
一態様において、シリコーンは、洗い流す毛髪コンディショナー製品において、およびシャンプー製品(いわゆる、「ツー−イン−ワン」組合せクレンジング/コンディショニングシャンプーなど)において一般的に使用されるコンディショニング剤として利用される。一態様において、コンディショニング剤は、不溶性シリコーンコンディショニング剤である。典型的には、コンディショニング剤は、シャンプー組成物で混合され、分散した不溶性粒子(また液滴と称される)の別々の不連続相を形成する。シリコーン毛髪コンディショニング剤相はシリコーン流体であり得、高い屈折率(例えば、約1.6超)のシリコーンコンディショニング剤が使用される場合に特に、他の構成要素(シリコーン樹脂など)をまた含み、シリコーン流体沈着効率を改善するか、または毛髪の光沢を増強することができる。任意選択のシリコーン毛髪コンディショニング剤相は、揮発性シリコーン、不揮発性シリコーン、またはこれらの組合せを含み得る。シリコーンコンディショニング剤粒子は、揮発性シリコーン、不揮発性シリコーン、またはこれらの組合せを含み得る。一態様において、不揮発性シリコーンコンディショニング剤を利用する。揮発性シリコー
ンが存在する場合、これらは典型的には、市販の形態の不揮発性シリコーン材料構成要素(シリコーンゴムおよび樹脂など)のための溶剤または担体としてのこれらの使用に付随的である。本明細書において開示される例示的な界面活性剤をベースとする組成物において使用するためのシリコーン毛髪コンディショニング剤は、25℃で測定すると、一態様において約0.5〜約50,000,000センチストーク(1センチストークは、1×10−6m2/sと等しい)、別の態様において約10〜約30,000,000センチストーク、さらなる態様において約100〜約2,000,000センチストーク、またさらなる態様において約1,000〜約1,500,000センチストークの粘度を有する。
式中、R20は、アルキル、アルケニル、およびアリールから独立に選択される脂肪族基であり、R20は、置換されていても置換されていなくてもよく、wは、1〜約8,000の整数である。適切な非置換R20基には、これらに限定されないが、アルコキシ、アリールオキシ、アルカリール、アリールアルキル、アリールアルケニル、アルカミノ、ならびにエーテル置換、ヒドロキシル置換、およびハロゲン置換された脂肪族およびアリール基が含まれる。適切なR20基にはまた、アミン、カチオン性アミンおよび第四級アンモニウム基が含まれる。
(R21)eG3−f−Si−(OSiG2)g−(OSiGf(R1)(2−f)h−O−SiG3−e(R21)f
によって表すことができ、式中、Gは、水素、フェニル、ヒドロキシ、またはC1〜C8アルキル(例えば、メチルまたはフェニル)であり、eは、0または1〜3の整数であり、fは、0または1であり、gは、0〜1,999の数であり、hは、一態様において1〜2,000、別の態様において1〜10の整数であり、gおよびhの合計は、一態様において1〜2,000、別の態様において50〜500の数であり、R21は、一般式CqH2qLに適合する一価の基であり、qは、2〜8の値を有する整数であり、Lは、下記の群
a)−N(R22)CH2CH2N(R22)2
b)−N(R22)2
c)−N+(R22)3CA−
d)−N(R22)CH2CH2N+H2R22CA−
から選択され、式中、R22は、水素、C1〜C20アルキル、フェニル、ベンジルから独立に選択され、CA−は、クロリド、ブロミド、フルオリド、およびヨージドから選択されるハライド対イオンである。
によって表すことができ、
式中、R23は、C1〜C18アルキルおよびC1〜C18アルケニル基から選択される基を表し、R24は、独立に、C1〜C18アルキレン基またはC1〜C18アルキレンオキシ基から選択される基を表し、CAは、ハロゲン化物イオンであり、rは、一態様において2〜20、別の態様において2〜8の範囲の整数を表し、sは、一態様において20〜200、別の態様において20〜50の範囲の整数を表す。一態様において、R23は、メチルである。別の態様において、Qは、塩化物イオンである。本明細書において有用な第四級シリコーンポリマーの例は、Evonik Goldschmidt Corporation、Hopewell、VAから入手可能なAbil(登録商標)T Quat60である。
によって表される環状ポリシロキサン(シクロメチコン)が含まれ、式中、置換基R20は、上記定義の通りであり、繰り返し単位の数であるkは、一態様において約3〜約7、別の態様において3〜5の範囲である。高い屈折率のポリシロキサン流体は、屈折率を上記の所望のレベルに増加させるのに十分な量のアリール含有R20置換基を含有することができる。さらに、R20およびkは、材料が不揮発性であるように選択しなくてはならない。アリール含有置換基には、脂環式および複素環式の5員および6員のアリール環を含有するもの、ならびに縮合5員または6員環を含有するものが含まれる。アリール環は
、置換されていても置換されていなくてもよい。置換基は、脂肪族置換基を含み、アルコキシ置換基、アシル置換基、ケトン、ハロゲン(例えば、ClおよびBr)、アミンなどをまた含むことができる。例示的アリール含有基には、置換および非置換アレーン、例えば、フェニル、およびフェニル誘導体、例えば、C1〜C5アルキルまたはアルケニル置換基を有するフェニル、例えば、アリルフェニル、メチルフェニルおよびエチルフェニル、ビニルフェニル、例えば、スチレニル、およびフェニルアルキン(例えば、フェニルC2〜C4アルキン)が含まれる。複素環式アリール基には、フラン、イミダゾール、ピロール、ピリジンなどに由来する置換基が含まれる。縮合アリール環置換基には、例えば、ナフタレン、クマリン、およびプリンが含まれる。
一般に、本明細書においてシリコーン樹脂である。一態様において、酸素:ケイ素原子の比は、少なくとも約1.2:1.0である。シリコーン樹脂の製造において使用されるシランには、モノメチルクロロシラン、ジメチルクロロシラン、トリメチルクロロシラン、モノフェニルクロロシラン、ジフェニルクロロシラン、メチルフェニルクロロシラン、モノビニルクロロシラン、およびメチルビニルクロロシラン、およびテトラクロロシラン(terachlorosilane)が含まれ、メチル置換シランが最も一般的に利用される。一態様において、適切なシリコーン樹脂は、Momentive Performance Materials,Inc.から入手可能なSS4230(INCI名:シクロペンタシロキサン(Cyclopetasiloxane)(および)トリメチルシロキシシリケート)およびSS4267(INCI名:ジメチコン(および)トリメチルシロキシシリケート)である。適切なシリコーン樹脂ゲルには、Wacker Chemical CorporationからのRG100(INCI名:シクロペンタシロキサン(および)ジメチコン/ビニルトリメチルシロキシシリケートクロスポリマー)が含まれる。
チル基)で置換されている。線状揮発性シリコーンは、約25mPa・s以下の粘度を有する上記のようなシリコーン流体である。「揮発性」とは、シリコーンが20℃で測定可能な蒸気圧、または少なくとも2mmHgの蒸気圧を有することを意味する。不揮発性シリコーンは、20℃で2mmHg未満の蒸気圧を有する。環状および線状の揮発性シリコーンについての記載は、ToddおよびByers、「Volatile Silicone Fluids for Cosmetics」、Cosmetics and Toiletries、第91巻(1号)、27〜32頁(1976年)、およびKasprzak、「Volatile Silicones」、Soap/Cosmetics/Chemical Specialities、40〜43頁(1986年12月)に見出される。
式中、G1は、水素、C1〜C10アルキルまたはフェニル基を表し、G2は、C1〜C10アルキレンを表し、G3は、エチレン性不飽和を含有する少なくとも1種のアニオン性モノマーの重合から得られるアニオン性ポリマー残基を表し、jは、0または1であり、tは、1〜50の範囲の整数であり、uは、10〜350の整数である。一実施形態において、G1は、メチルであり、jは、1であり、G2は、プロピレン基であり、G3は、カルボン酸基(例えば、アクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸、フマル酸、クロトン酸、マレイン酸、またはアコニット酸など)を含有する少なくとも1種の不飽和モノマーの重合から得られるポリマー基を表す。
によって表されるシリコーンコポリオールカルボキシレートから選択され、式中、R28およびR29は、独立に、C1〜C30アルキル、C6〜C14アリール、C7〜C15アラルキル、C1〜C15アルカリール、または1〜40個の炭素のアルケニル基、ヒドロキシル、−R32−G’または−(CH2)3O(EO)a(PO)b(EO)c−G’から選択され、ただし、R28およびR29の両方ともが、メチルであることはなく、R30は、C1〜C5アルキルまたはフェニルから選択され、この式において、a、b、およびcは、独立に、0〜100の範囲の整数であり、EOは、酸化エチレン、−(CH2CH2O)−であり、POは、酸化プロピレン、−(CH2CH(CH3)O)−であり、この式において、oは、1〜200の範囲の整数であり、pは、0〜200の範囲の整数であり、qは、0〜1000の範囲の整数であり、R31は、水素、C1〜C30アルキル、アリール、C7〜C15アラルキル、C7〜C15アルカリール、または1〜40個の炭素のアルケニル基または−C(O)−Xであり、Xは、C1〜C30アルキル、C6〜C14アリール、C7〜C15アラルキル、C1〜C15アルカリール、または1〜40個の炭素のアルケニル基、またはこれらの混合物であり、R32は、6〜18個の炭素のアリーレン基または2〜8個の炭素の不飽和を含有するアルキレン基で分断され得る1〜40個の炭素原子のアルキレン基から選択される二価基であり、G’は、式
によって表される部分から独立に選択され、式中、R33は、1〜40個の炭素のアルキレン、2〜5個の炭素原子を含有する不飽和基、または6〜12個の炭素原子のアリーレン基から選択される二価基であり、Mは、Na、K、Li、NH4、または少なくとも1つのC1〜C10アルキル、C6〜C14アリール(例えば、フェニル、ナフチル)、C2〜C10アルケニル、C1〜C10ヒドロキシアルキル、C7〜C24アリールアルキルもしくはC7〜C24アルカリール基を含有するアミンから選択されるカチオンである
。代表的なR33基は、−CH2CH2−、−CH=CH−、−CH=CHCH2−、およびフェニレンである。
によって表されるアニオン性シリコーンコポリオールによって表すことができ、式中、R34は、メチルまたはヒドロキシルであり、R35は、C1〜C8アルキルおよびフェニルから選択され、R36は、基−(CH2)3O(EO)x(PO)y(EO)z−SO3 −M+を表し、Mは、Na、K、Li、およびNH4から選択されるカチオンであり、この式において、x、yおよびzは、独立に0〜100の範囲の整数であり、R37は、基−(CH2)3O(EO)x(PO)y(EO)z−Hを表し、この式において、aおよびcは、独立に、0〜50の範囲の整数を表し、bは、1〜50の範囲の整数であり、EOは、酸化エチレン、例えば、−(CH2CH2O)−であり、POは、酸化プロピレン、例えば、−(CH2CH(CH3)O)−である。
によって表されるアニオン性シリコーンコポリオールによって表すことができ、式中、R38およびR39は、独立に、−CH3または−(CH2)3O(EO)a(PO)b(EO)c−C(O)−R41−C(O)OHによって表される基であり、ただし、R38およびR39の両方は、同時に−CH3であることはなく、R41は、二価の基である−CH2CH2、−CH=CH−、およびフェニレンから選択され、R40は、C1〜C5アルキルおよびフェニルから選択され、この式において、a、bおよびcは、独立に0〜20の範囲である整数であり、EOは、酸化エチレン残基、例えば、−(CH2CH2O)−であり、POは、酸化プロピレン残基、例えば、−(CH2CH(CH3)O)−であり、この式において、oは、1〜200の範囲の整数であり、qは、0〜500の範囲の整数である。
によって表され、式中、R42は、第四級置換基である−N+R45R46R47CA−を表し、R45およびR46、およびR47は、独立に、水素ならびに線状および分岐状のC1〜C24アルキルから選択され、CA−は、窒素原子上のカチオン電荷と釣り合わせるのに適した対アニオンを表し、R43は、C1〜C10アルキルおよびフェニルから選択され、R44は、−(CH2)3O(EO)x(PO)y(EO)z−Hであり、EOは、酸化エチレン残基、例えば、−(CH2CH2O)−であり、POは、酸化プロピレン残基、例えば、−(CH2CH(CH3)O)−であり、この式において、aは、0〜200の整数であり、bは、0〜200の整数であり、cは、1〜200の整数であり、この式において、x、yおよびzは、整数であり、0〜20から独立に選択される。一態様において、対アニオンCA−は、クロリド、ブロミド、ヨージド、スルフェート、メチルスルフェート、スルホネート、ニトレート、ホスフェート、およびアセテートから選択されるアニオンを表す。
によって表されるアミン置換シリコーンコポリオールであり、式中、R48は、−NH(CH2)nNH2および−(CH2)nNH2から選択され、この式において、nは、2〜6の整数であり、xは、0〜20の整数であり、EOは、酸化エチレン残基、例えば、−(CH2CH2O)−であり、POは、酸化プロピレン残基、例えば、−(CH2CH(CH3)O)−であり、この式において、aは、0〜200の整数であり、bは、0〜200の整数であり、cは、1〜200の整数であり、この式において、x、yおよびzは、整数であり、0〜20から独立に選択される。
によって表される非イオン性シリコーンコポリオール(ジメチコンコポリオール)から選択することができ、式中、各R49は、独立に、C1〜C30アルキル、C6〜C14アリール、およびC2〜C20アルケニルから選択される基を表し、R50は、C1〜C30アルキル、C6〜C14アリール、およびC2〜C20アルケニルから選択される基を表し、EOは、酸化エチレン残基、例えば、−(CH2CH2O)−であり、POは、酸化プロピレン残基、例えば、−(CH2CH(CH3)O)−であり、この式において、a、b、およびcは、独立に、0〜100であり、この式において、xは、0〜200であり、yは、1〜200である。
によって表される非イオン性シリコーンコポリオールから選択することができ、式中、R51およびR52は、独立に、C1〜C30アルキル、C6〜C14アリール、およびC2〜C20アルケニルから選択される基を表し、EOは、酸化エチレン残基、例えば、−(CH2CH2O)−であり、POは、酸化プロピレン残基、例えば、−(CH2CH(CH3)O)−であり、この式において、a、b、およびcは、独立に、0〜100であり、この式において、nは、0〜200である。
適切なエモリエント剤は、鉱油;ワセリン;野菜油;魚油;脂肪アルコール;脂肪酸;脂肪酸エステルおよび脂肪アルコールエステル;アルコキシ化脂肪アルコール;アルコキシ化脂肪酸エステル;安息香酸エステル;ゲルベエステル;例えばメトキシポリエチレングリコール(MPEG)などのポリエチレングリコールのアルキルエーテル誘導体;ポリアルキレングリコール;ラノリンおよびラノリン誘導体;それらの混合物等を含むことができる。シリコーン流体(例えば、前述の揮発性シリコーン油および不揮発性シリコーン油)は、エモリエント剤として働くこともできる。
いくつかの配合物は、真珠光沢剤として公知の真珠光沢材料をその中に意図的に組み込むことによって乳白化し、化粧品として魅力的な真珠様外観を達成する。乳白剤は、組成物中に含まれ、望ましくない美的特性をマスクする(特定の構成要素の存在によって色が濃くなった組成物の色を改善する、または組成物中の微粒子状物質の存在をマスクするなど)ことが多い。乳白剤はまた、水性組成物中に含まれ、さもないと審美的に心地良くない組成物の美的外観および消費者の許容を改善する。例えば、乳白剤は、透明な組成物に対して真珠光沢の外観を与えることができ、それによってクリーム状の外観、穏やかさおよびとろみを消費者に伝える。当業者は、安定な真珠光沢配合物を一貫して調製することにおいて配合者が直面する問題を承知している。詳細な考察は、論文「Opacifiers and pearling agents in shampoos」、Hunting, Cosmetic and Toiletries、第96巻、65〜78頁(1981年7月)に見出される。乳白化または真珠光沢材料は、モノステアリン酸エチレングリコール、ジステアリン酸エチレングリコール、ジステアリン酸ポリエチレングリコール、ステアリンアルコール、オキシ塩化ビスマスでコーティングされた雲母、雲母でコーティングされた金属酸化物(例えば、二酸化チタン、酸化クロム、酸化鉄)、ミリスチン酸ミリスチル、グアニン、光沢材(ポリエステルまたは金属)のうちの1つまたは複数が含まれ得る。他の真珠光沢/乳白化材料は、米国特許第4,654,207号、米国特許第5,019,376号、および米国特許第5,384,114号、ならびにthe CTFA Cosmetic Ingredient Handbook, J. Nikitakis, ed., The Cosmetic, Toiletry and Fragrance Association, Inc., Washington, D.C., 1988の75頁に見出すことができる。
着色剤としては、顔料および色素が挙げられる。例示的顔料および色素は、金属化合物または半金属化合物を含み、イオン性、非イオン性または酸化形態で使用し得る。顔料は、個々のもしくは混合したこの形態、または個々の混合した酸化物もしくはこれらの混合物(混合した酸化物および純粋な酸化物の混合物を含めた)としてでよい。例としては、酸化チタン(例えば、TiO2)、酸化亜鉛(例えば、ZnO)、酸化アルミニウム(例えば、Al2O3)、酸化鉄(例えば、Fe2O3)、酸化マンガン(例えば、MnO)、酸化ケイ素(例えば、SiO2)、シリケート、酸化セリウム、酸化ジルコニウム(例えば、ZrO2)、硫酸バリウム(BaSO4)、およびこれらの混合物が挙げられる。
多数の化粧品として有用な微粒子の角質除去剤(exfoliating agent
)は当技術分野において公知であり、その選択および量は、化粧品の技術分野における当業者によって認識されるように、組成物の使用から所望の角質除去作用によって決定する。有用な角質除去剤には、天然研磨剤、無機研磨剤、合成ポリマーなど、およびこれらの混合物が含まれる。代表的な角質除去剤(exfoliant)には、粉砕または粉末化した軽石、石、ゼオライト、堅果殻(例えば、アーモンド、ペカン、クルミ、ココナッツなど)、ナッツミール(例えば、アーモンドなど)、果物の核(例えば、アンズ、アボカド、オリーブ、モモなど)、殻、種および穀粒(例えば、オートブラン、コーンミール、米ぬか、ブドウの種、キーウィの種、コムギ、ホホバの種、ヘチマの種、ローズヒップの種など)、植物物質(例えば、ティーツリーの葉、トウモロコシの穂軸、果物繊維、海藻、ヘチマスポンジ、微結晶性セルロースなど)、二枚貝の殻(ボレイなど)、炭酸カルシウム、ピロリン酸二カルシウム、チョーク、シリカ、カオリン粘土、ケイ酸、酸化アルミニウム、酸化第二スズ、海塩(例えば、死海の塩)、タルク、糖(例えば、グラニュー糖、ブラウンシュガーなど)、ポリエチレン、ポリスチレン、微結晶性ポリアミド(ナイロン)、微結晶性ポリエステル、ポリカーボネート、およびステンレス鋼繊維が含まれる。上記の角質除去剤は、顆粒、粉末、粉(flour)、および繊維の形態で使用することができる。
任意選択で、組成物は、植物材料抽出物を含有することができる。抽出された植物材料は、特定の植物、果物、木の実、または種から抽出された任意の水溶性または油溶性物質を含むことができる。本発明の一態様において、制汗剤組成物および植物活性剤は、組成物の、0.1重量%〜10重量%、例えば、0.5重量%〜8重量%、または1重量%〜5重量%の範囲の量で存在する。
カチオン性のポリマーおよび化合物は、例示的な水性の界面活性剤をベースとする組成物において有用である。当業者はこれらのカチオン性剤の多くが複数の機能を果たしていることを認識する。典型的には、これらの剤は、コンディショナー(例えば、毛髪および皮膚)、帯電防止剤、布柔軟加工剤として、および抗菌剤として有用である。カチオン性ポリマーは、天然ポリマーを修飾することによって合成的に由来または得ることができる(カチオン性に修飾された多糖類およびポリガラクトマンナンなど)。
ジアルキルエステル第四級誘導体、例えば、ビス(アシルオキシエチル)ヒドロキシエチルメチルアンモニウムメトスルフェートエステル第四級体など;ならびにN,N−ジ(タローオイルオキシエチル)−N,N−ジメチルアンモニウムクロリドが含まれ、タロー鎖は、少なくとも部分的に不飽和である。
一態様において、パーソナルケア、ホームケア、ヘルスケア、ならびに施設用および産業用ケア製品において使用するのに適した任意の保存剤を、例示的な組成物で使用することができる。適切な保存剤には、ポリメトキシ二環式オキサゾリジン、メチルパラベン、プロピルパラベン、エチルパラベン、ブチルパラベン、ベンジルトリアゾール、DMDMヒダントイン(1,3−ジメチル−5,5−ジメチルヒダントインとしてもまた公知である)、イミダゾリジニル尿素、フェノキシエタノール、フェノキシエチルパラベン、メチルイソチアゾリノン、メチルクロロイソチアゾリノン、ベンゾイソチアゾリノン、トリクロサン、および上記で開示されている適切なポリクオタニウム化合物(例えば、ポリクオタニウム−1)が含まれる。
本明細書に開示されるレオロジー調節剤に加えて、界面活性剤をベースとする組成物は、1種または複数種の補助レオロジー調節剤および増粘剤と組み合わせて配合することができる。適切なレオロジー調節剤および増粘剤は、合成および半合成のレオロジー調節剤を含む。例示的合成レオロジー調節剤は、アクリル系ポリマーおよびコポリマーを含む。1つのクラスのアクリル系レオロジー調節剤は、単独でまたは他のエチレン性不飽和モノマーと組み合わせてアクリル酸のフリーラジカル重合によって生成された、カルボキシル官能性のアルカリ膨潤性およびアルカリ可溶性の増粘剤(AST)である。ポリマーは、溶媒/沈殿およびエマルション重合技術によって合成することができる。このクラスの例示的合成レオロジー調節剤には、アクリル酸またはメタクリル酸のホモポリマー、およびアクリル酸、置換アクリル酸、ならびにアクリル酸および置換アクリル酸の塩およびC1〜C30アルキルエステルの1種または複数種のモノマーから重合されるコポリマーが含まれる。本明細書に定義されているように、置換アクリル酸は、分子のαおよび/またはβ炭素原子上に位置する置換基を含有し、一態様において、置換基は、C1〜4アルキル、−CN、および−COOHから独立に選択される。任意選択で、他のエチレン性不飽和モノマー、例えば、スチレン、酢酸ビニル、エチレン、ブタジエン、アクリロニトリル、およびこれらの混合物は、主鎖に共重合することができる。上記のポリマーは、エチレン性不飽和を含有する2つ以上の部分を含有するモノマーによって任意選択で架橋されている。一態様において、架橋剤は、1分子当たり少なくとも2個のアルケニルエーテル基を含有する多価アルコールのポリアルケニルポリエーテルから選択される。他の例示的架橋剤は、スクロースのアリルエーテルおよびペンタエリスリトールのアリルエーテル、ならびにこれらの混合物から選択される。これらのポリマーは、米国特許第5,087,445号;米国特許第4,509,949号;および米国特許第2,798,053号により十分に記載されている。
例示的な組成物において用いられ得る乳化剤には、C12〜C22脂肪アルコール、C12〜C22アルコキシ化アルコール、C12〜C22脂肪酸、C12〜C22アルコキシ化脂肪酸(分子中に存在する10〜80単位の、酸化エチレン、酸化プロピレン、および酸化エチレン/酸化プロピレンの組合せを各々有するアルコキシレート)、C8〜C22APG、エトキシ化ステロール(酸化エチレン単位の数は、2〜約150の範囲である)、ポリグリセロールの部分エステル、2〜6個の炭素原子を有するポリオールのエステルおよび部分エステル、ポリグリセロールの部分エステル、およびオルガノシロキサン、ならびにこれらの組合せが含まれる。
キレート剤を用いて、本明細書に開示されるパーソナルケア、ホームケア、ヘルスケア、および施設用ケア組成物を金属イオンの有害作用に対して安定化することができる。利用されるとき、適切なキレート剤は、EDTA(エチレンジアミン四酢酸)およびこれらの塩、例えば、二ナトリウムEDTA、クエン酸およびこれらの塩、シクロデキストリンなど、ならびにこれらの混合物を含む。このような適切なキレート剤は典型的には、組成物の0.001重量%〜3重量%、例えば、0.01重量%〜2重量%、または0.01重量%〜1重量%を構成する。
上記のパーソナルケア、ヘルスケア、ホームケア、ならびに施設用ケア製品中に一般的にまたは広範に含まれる、上記の1つもしくは複数の活性構成要素、および/または1種もしくは複数種の添加剤および/もしくはアジュバントと組み合わせた、増粘化界面活性剤組成物を含有するパーソナルケア、ホームケア、ヘルスケア、および施設用ケア組成物は、水をベースとする配合物として、ならびに水混和性補助溶剤および/または希釈剤を含有する配合物として調製することができるが、これらに限定されない。
所望の場合、任意の公知のエアゾール噴射剤を利用して、上記の1つもしくは複数の活性構成要素、および/または製品中に一般的もしくは広範に含まれている1種もしくは複数種の添加剤および/もしくはアジュバントと組み合わせた、例示的なパーソナルケア、ホームケア、ヘルスケア、および施設用ケア組成物を送達することができる。例示的噴射剤には、低沸点炭化水素(C3〜C6直鎖および分岐鎖の炭化水素など)が含まれる。例示的炭化水素噴射剤には、プロパン、ブタン、イソブテン、およびこれらの混合物が含まれる。他の適切な噴射剤には、エーテル(ジメチルエーテルなど)、ハイドロフルオロカーボン(1,1−ジフルオロエタンなど)、ならびに圧縮ガス(空気および二酸化炭素など)が含まれ得る。
例示的なグリコシドエステル、例えばMeGエステルは、例えばパーソナルケア用途などの様々な最終使用用途を有する。典型的なパーソナルケア用途として、例えばシャンプー、コンディショナー、軟膏、皮膚用クリーム、ローション、石鹸などの、例えば医薬用および化粧用組成物が挙げられる。典型的な家庭用途として、例えば一般的な流体の取扱いのため、および界面活性剤用途、例えば食器洗浄用液体、洗濯用洗剤等のための粘度調整剤としての使用が挙げられる。
一態様において、中でも例示的なレオロジー調節剤が有用なパーソナルケア組成物は、ボディウォッシュである。ボディウォッシュの典型的な成分は、レオロジー調節剤および水に加えて、少なくとも1種の界面活性剤;一態様において約3.0〜約7.5、別の態様において約4.0〜約6.5、さらなる態様において約5.0〜約6.0のpHを組成物に提供するのに十分な量のpH調整剤(塩基および/または酸)を含む。上記の添加剤、ならびにこれらの混合物(例えば、シリコーン、真珠光沢付与剤、ビタミン、油、香料、色素、保存剤(酸を含めた)、植物性薬品、角質除去剤、不溶性ガスバブル、リポソーム、マイクロスポンジ、化粧品用ビーズ、フレークおよびこれらの混合物)から選択される他の構成成分も組み込まれ得る。一態様において、界面活性剤は、アニオン性界面活性剤である。別の態様において、界面活性剤は、非イオン性界面活性剤と任意選択で組み合わせた、アニオン性界面活性剤および両性界面活性剤の混合物である。別の態様において、界面活性剤は、カチオン性界面活性剤および/または非イオン性界面活性剤と任意選択で組み合わせた、アニオン性界面活性剤および両性界面活性剤の混合物である。一態様において、アニオン性界面活性剤は、ボディウォッシュ組成物の全重量に基づいて、約5重量%〜約40重量%、別の態様において約6重量%〜約30重量%、さらなる態様において8重量%〜約25重量%の範囲の量で存在することができる。アニオン性界面活性剤および両性界面活性剤の混合物が使用されるとき、アニオン性界面活性剤:両性界面活性剤の比は、一態様において約1:1〜約15:1、別の態様において約1.5:1〜約10:1、さらなる態様において約2.25:1〜約9:1、またさらなる態様において約4.5:1〜約7:1の範囲でよい。レオロジー調節剤の量は、一態様においてボディウォッシュ組成物の約0.5重量%〜約5重量%、または約1重量%〜約3重量%の範囲でよい。
一態様において、中でもレオロジー調節剤が有用なパーソナルケア組成物は、シャンプーである。シャンプーの典型的な成分は、レオロジー調節剤および水に加えて、少なくとも1種の界面活性剤;一態様において約3.0〜約10、別の態様において約3.0〜約7.5のpHを提供するために十分な量のpH調整剤(塩基および/または酸);ならびに上記の添加剤、ならびにこれらの混合物(例えば、コンディショニング剤(例えば、シリコーンおよび/またはカチオン性コンディショニング剤;小さな/または大きな粒子径のシリコーン)、真珠光沢付与剤、ビタミン、油、香料、色素、保存剤(酸を含めた)、植物性薬品、および不溶性ガスバブル、リポソーム、および化粧品用ビーズおよびフレーク、および抗フケ剤、ならびにこれらの混合物)から選択される任意選択の構成要素である。一態様において、界面活性剤は、アニオン性界面活性剤である。別の態様において、界面活性剤は、カチオン性界面活性剤および/または非イオン性界面活性剤と任意選択で組み合わせた、アニオン性界面活性剤および両性界面活性剤の混合物を含む。一態様において、アニオン性界面活性剤は、シャンプー組成物の全重量の約5重量%〜約40重量%、または約6重量%〜約30重量%、または8重量%〜約25重量%の範囲の量で存在することができる。アニオン性界面活性剤および両性界面活性剤の混合物が使用されるとき、アニオン性界面活性剤と両性界面活性剤の比は、一態様において約1:1〜約10:1、別の態様において約2.25:1〜約9:1、さらなる態様において約4.5:1〜約7:1の範囲でよい。例示的なレオロジー調節剤の量は、シャンプー組成物の全重量に基づいて、一態様において約0.5重量%〜約5重量%、または別の態様において約1重量%〜約3重量%、さらなる態様において約1.5重量%〜約2.5重量%の範囲でよい。
一態様において、中でも例示的なレオロジー調節剤が有用なパーソナルケア組成物は、脂肪酸石鹸をベースとするクレンザーである。脂肪酸石鹸をベースとするクレンザーの典型的な成分は、例示的なレオロジー調節剤に加えて、少なくとも1種の脂肪酸塩;任意選択の界面活性剤または界面活性剤の混合物;一態様において7超、別の態様において約7.5〜約14、また別の態様において約8〜約13のpHを提供するのに十分な量のpH調整剤(塩基および/または酸);ならびに上記の添加剤、ならびにこれらの混合物(シリコーン、湿潤剤、真珠光沢付与剤、ビタミン、油、香料、色素、保存剤、植物性薬品、抗フケ剤、角質除去剤、不溶性ガスバブル、リポソーム、マイクロスポンジ、化粧品用ビーズおよびフレークから選択される添加物を含めた)から選択される任意選択の構成要素を含む。
メチルグルコシド(MeG)は、95重量%超の純度のモノサッカライド形態を含む60重量%の活性配合物として、米国オハイオ州クリーブランドLubrizol Corpによって供給された。
示されている場合を除き、例示的な配合物の全ての特性の測定は、室温で24時間熟成させた配合物で実施した。
1.例示的なエステルの調製
(実施例A)
メチルグルコースカプリレート/カプレート/オレエート(MeG−CCO)の調製
(実施例B〜G)
メチルグルコースカプリレート/カプレート/オレエート(MeG−CCO)の調製
(実施例H)
メチルグルコースカプリレート/カプレート/ラウレート(MeG−CCL)の調製
(実施例I)
メチルグルコースラウレート/オレエート(MeG−LO)の調製
(実施例J)
メチルグルコースカプリレート/カプレート(MeG−CC)の調製
(実施例KおよびL)
メチルグルコースラウレート(MeG−L)の調製
(実施例M)
メチルグルコースオレエート(MeG−O)の調製
(実施例N)
メチルグルコースイソステアレート(MeG I)の調製
表2は、得られた生成物を示す。全DS(置換度またはエステル化度)は、メチルグルコシドに対する全てのアルキレートの合計、またはエステル:MeGのモル比である。
例示的な水性の界面活性剤組成物を、重量比10:2:1のSLES2EO/CAPB/塩から構成された12重量%の界面活性剤混合物をpH5.5で増粘することによって調製する。これら全ての実施例において、2.0重量%のMeG−アルキルエステル増粘剤を使用する。使用した塩は、塩化ナトリウムであった。組成物の残部は水であった。
界面活性剤配合物は、一般に長期間、安定な挙動を示すことが期待される。したがって、界面活性剤組成物を調製するために使用した適切な増粘剤によって、熟成時に安定な特性が得られるべきである。表5は、10:2:1の比のSLES2EO/CAPB/塩を用いて調製し、異なるMeGアルキルエステルを用いて増粘した水性の界面活性剤組成物の粘度および透明度の変動を示している。
表6に示した実施例21〜30は、10:4の比のSLES2EO/CAPBから構成された14重量%の界面活性剤混合物をpH5.7で増粘することによって調製した、水性の界面活性剤組成物である。これらの実施例では、実施例Aの様々なレベルのMeG−CCO増粘剤を添加する。増粘された界面活性剤組成物の調製は、以下の通りである。適切な配合容器内で、室温で簡素な機械的パドルミキサーを使用して、水およびMeG−アルキルエステルを混合して、乳白色分散液を得る。SLES2EOおよびCAPB界面活性剤を秤量して入れ、均質で透明な液体が得られるまで混合する。実施例21〜25は、塩を使用せずに調製する。実施例26〜30は、塩化ナトリウム塩を用いて調製する。pHは、クエン酸を用いて調整する。
表7の実施例31〜36は、重量比10:4のSLS/CAPBから構成された14重量%の界面活性剤混合物をpH5.7で増粘することによって調製した、水性の界面活性剤組成物である。これらの実施例では、実施例Aの様々なレベルのMeG−CCO増粘剤を添加する。増粘された界面活性剤組成物の調製は、以下の通りである。適切な配合容器内で、室温で簡素な機械的パドルミキサーを使用して、水およびMeG−アルキルエステルを混合して、乳白色分散液を得る。SLSおよびCAPB界面活性剤を秤量して入れ、均質で透明な液体が得られるまで混合する。これらの実施例では、塩化ナトリウム塩は添加しないが、塩化ナトリウム塩を添加してもよく、酸(例えば、クエン酸)でpHを調整できると理解されたい。
表8の実施例37〜41は、重量比10:2のSLS/ココベタインから構成された、PEGを含まない、再生可能なまたは環境に優しい界面活性剤の12重量%の界面活性剤混合物をpH5.5で増粘することによって調製した、水性の界面活性剤組成物である。
表9の実施例42〜44は、14重量%の全界面活性剤の、スルフェートを含まない界面活性剤混合物を増粘することによって調製した、水性の界面活性剤組成物である。混合物は、重量比5:5:4のSCAA/CAPB/DSLSSからpH5.45において構成されている。これらの実施例では、MeG−CCO増粘剤を1%で添加する。これらの組成物で使用した増粘剤は、実施例Bと同様にした形成されたMeG−CCOであった。
実施例45は、前述の通り調製した、重量比12:5.25:2.15のSOS/CAPB/AOSの界面活性剤系を19.4%含有する、PEGを含まずスルフェートを含まないボディウォッシュの例である。
Claims (57)
- 界面活性剤と、
少なくとも1つの脂肪酸エステル基R1(O)O−(式中、R1は、C12または炭素がそれより多い炭化水素である)からなる、アルキルグリコシドの長鎖脂肪酸エステル、および
少なくとも1つの脂肪酸エステル基R2(O)O−(式中、R2は、C6〜C10炭化水素である)からなる、アルキルグリコシドの短鎖脂肪酸エステル
を含む、アルキルグリコシド脂肪酸エステルの混合物を含むレオロジー調節剤と、
水と
を含み、
前記レオロジー調節剤における長鎖脂肪酸エステル基と短鎖脂肪酸エステル基のモル比が、1未満:1である、組成物。 - 前記長鎖脂肪酸エステルにおいて、R1が、C12〜C23炭化水素である、請求項1に記載の組成物。
- 前記長鎖脂肪酸エステルにおいて、R1が、C13または炭素がそれより多い炭化水素である、請求項1に記載の組成物。
- 前記長鎖脂肪酸が、R1がC18炭化水素である少なくとも1つの脂肪酸エステルを含む、請求項1に記載の組成物。
- 前記長鎖脂肪酸エステルが、R1が不飽和炭化水素である少なくとも1つの脂肪酸エステルを含む、請求項1に記載の組成物。
- 前記長鎖脂肪酸エステルが、リノール酸、リノレン酸、オレイン酸、ステアリン酸、およびそのエステルの少なくとも1つに由来する植物由来の脂肪酸エステル基を含む、請求項1に記載の組成物。
- 前記短鎖脂肪酸エステルが、R2がC8〜C10炭化水素である少なくとも1つの脂肪酸エステル基R2(O)O−を含む、請求項1に記載の組成物。
- 前記短鎖脂肪酸エステルが、カプリン酸およびカプリル酸またはそれらのエステルに由来する少なくとも1つの植物をベースとする脂肪酸エステルを含む、請求項1に記載の組成物。
- 前記短鎖脂肪酸エステルが、メチルグルコシドのヘキサノエート、ヘプタノエート、カプリレート、ペラルゴネートおよびカプレート、ならびにそれらの組合せの少なくとも1つを含み、前記長鎖グルコシドエステルが、メチルグルコシドのラウレート、ミリステート、パルミテート、ステアレート、イソステアレート、リノレエート、リノレネート、オレエートおよびベヘネート、ならびにそれらの組合せの少なくとも1つを含む、請求項1に記載の組成物。
- 前記レオロジー調節剤が、カプリル酸、カプリン酸および植物ベースのオレイン酸、またはそれらのエステルに由来するアルキルグルコシドエステルを含む、請求項9に記載の組成物。
- 前記レオロジー調節剤における長鎖脂肪酸エステル基と短鎖脂肪酸エステル基の比が、少なくとも0.1:1である、請求項1に記載の組成物。
- 前記レオロジー調節剤における長鎖脂肪酸エステル基と短鎖脂肪酸エステル基の前記比が、少なくとも0.2:1である、請求項11に記載の組成物。
- 前記レオロジー調節剤における長鎖脂肪酸エステル基と短鎖脂肪酸エステル基の前記比が、少なくとも0.3:1である、請求項11に記載の組成物。
- 前記レオロジー調節剤における長鎖脂肪酸エステル基と短鎖脂肪酸エステル基の前記比が、最大0.8:1である、請求項1に記載の組成物。
- 前記レオロジー調節剤における長鎖脂肪酸エステル基と短鎖脂肪酸エステル基の前記モル比が、最大0.7:1である、請求項14に記載の組成物。
- 前記レオロジー調節剤における長鎖脂肪酸エステル基と短鎖脂肪酸エステル基のモル比が、0.2:1〜0.8:1である、請求項1に記載の組成物。
- 前記長鎖脂肪酸エステルが、植物ベースのオレイン酸エステル基を含み、前記短鎖脂肪酸エステルが、カプリル酸エステル基およびカプリン酸エステル基を含み、不飽和C18エステル基と他のエステル基のモル比(O/CC比)が、0.2:1〜0.7:1である、請求項1に記載の組成物。
- 前記O/CC比が、0.35:1〜0.6:1である、請求項17に記載の組成物。
- グリコシド分子1つ当たりのエステル化度が、0.7:1〜1.5:1である、請求項1に記載の組成物。
- 前記エステル化度が、0.8:1〜1.2:1である、請求項19に記載の組成物。
- 前記アルキルグリコシドが、アルキルグルコシドを含む、請求項1に記載の組成物。
- 前記アルキルグルコシドが、C1〜C30アルキルグルコシドである、請求項21に記載の組成物。
- 前記アルキルグルコシドが、メチルグルコシドを含む、請求項22に記載の組成物。
- 前記アルキルグリコシド脂肪酸エステルが、1000ダルトン未満の数平均分子量(Mn)を有する、請求項1に記載の組成物。
- 非水性溶剤をさらに含む、請求項1に記載の組成物。
- 前記アルキルグリコシド脂肪酸エステルが、前記界面活性剤組成物の最大4重量%の濃度である場合、前記レオロジー調節剤を含まないこと以外同一の組成物と比較して、前記レオロジー調節剤が前記組成物の粘度を少なくとも10倍増大した、請求項1に記載の組成物。
- 前記レオロジー調節剤における前記アルキルグリコシド脂肪酸エステルのいずれもが、アルコキシ化されない、請求項1に記載の組成物。
- 前記レオロジー調節剤が、少なくとも0.1重量%の濃度で存在する、請求項1に記載の組成物。
- 前記レオロジー調節剤が、少なくとも0.5重量%の濃度で存在する、請求項28に記載の組成物。
- 前記レオロジー調節剤が、少なくとも1重量%の濃度で存在する、請求項29に記載の組成物。
- 前記レオロジー調節剤が、最大5重量%の濃度で存在する、請求項1に記載の組成物。
- 前記レオロジー調節剤が、最大3重量%の濃度で存在する、請求項31に記載の組成物。
- 前記界面活性剤が、少なくとも0.01重量%の濃度で存在する、請求項1に記載の組成物。
- 前記界面活性剤が、少なくとも1重量%の濃度で存在する、請求項32に記載の組成物。
- 請前記界面活性剤が、最大20重量%の濃度で存在する、請求項1に記載の組成物。
- 前記アルキルグリコシド脂肪酸エステルと前記界面活性剤の重量比が、1未満:1である、請求項1に記載の組成物。
- 前記アルキルグリコシド脂肪酸エステルと前記界面活性剤の重量比が、最大0.5:1である、請求項1に記載の組成物。
- 前記界面活性剤が、アニオン性界面活性剤を含む、請求項1に記載の組成物。
- 前記界面活性剤が、双性イオン性界面活性剤をさらに含む、請求項38に記載の組成物。
- 前記組成物が、アルコキシ化界面活性剤を含まない、請求項1に記載の組成物。
- 前記組成物が、スルフェートをベースとする界面活性剤を含まない、請求項1に記載の組成物。
- 前記レオロジー調節剤が、アルコキシ化されていない、請求項1に記載の組成物。
- 300未満の分子量を有する可溶性無機塩および有機塩から選択される、少なくとも0.1%の塩をさらに含む、請求項1に記載の組成物。
- 前記塩が、可溶性無機塩を含む、請求項43に記載の組成物。
- 組成物が、少なくとも0.2%の前記可溶性無機塩を含む、請求項44に記載の組成物。
- 前記組成物が、少なくとも40重量%の水を含む、請求項1に記載の組成物。
- 前記組成物が、前記組成物を形成してから24時間後に測定すると、少なくとも1000mPa・sの粘度を有する、請求項1に記載の組成物。
- 前記組成物が、前記組成物を形成してから24時間後に20℃で測定すると、少なくとも2000mPa・sの粘度を有する、請求項47に記載の組成物。
- 前記組成物が、前記組成物を形成してから24時間後に20℃で測定すると、最大10,000mPa・sの粘度を有する、請求項47に記載の組成物。
- 前記組成物が、前記組成物を形成してから24時間後に測定すると、60NTU未満の濁度を有する、請求項1に記載の組成物。
- 前記組成物が、形成してから24時間後に30NTU未満の濁度を有する、請求項50に記載の組成物。
- 前記組成物が、前記界面活性剤およびレオロジー調節剤を、周囲温度で水と混合することによって形成される、請求項1に記載の組成物。
- シリコーン、エモリエント剤、シリコーン、乳化剤、真珠光沢剤、着色剤、微粒子、保存剤、pH調整剤、植物性薬品、キレート剤、抗菌剤、および補助レオロジー調節剤の少なくとも1つをさらに含む、請求項1に記載の組成物。
- シャンプー、ボディウォッシュ、液体石鹸、顔用クレンザー、およびハンド石鹸から選択されるパーソナルケア用途のために配合される、請求項1に記載の組成物。
- 少なくとも1つの脂肪酸エステル基R1(O)O−(式中、R1は、C12または炭素がそれより多い炭化水素である)からなる、アルキルグリコシドの長鎖脂肪酸エステル、および
少なくとも1つの脂肪酸エステル基R2(O)O−(式中、R2は、C6〜C10炭化水素である)からなる、アルキルグリコシドの短鎖脂肪酸エステル
を含む、アルキルグリコシド脂肪酸エステルの混合物を含むレオロジー調節剤を、界面活性剤および水と合わせるステップを含む、請求項1に記載の組成物を形成する方法であって、
前記レオロジー調節剤における長鎖脂肪酸エステル基と短鎖脂肪酸エステル基のモル比が、1未満:1である、方法。 - 前記合わせるステップが、周囲温度で実施される、請求項55に記載の方法。
- アルキルグリコシドを、式R1(O)OHの長鎖脂肪酸、および式R2(O)OHの短鎖脂肪酸と、別個にまたは組み合わせて反応させることを含む、前記レオロジー調節剤を形成するステップをさらに含む、請求項55および56に記載の方法。
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