JP6179199B2 - ヒンジ装置及び該ヒンジ装置を備える電子機器 - Google Patents

ヒンジ装置及び該ヒンジ装置を備える電子機器 Download PDF

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本出願は第1の筐体に対して第2の筐体を開閉するヒンジ装置及び該ヒンジ装置を備える電子機器に関する。
近年、電子機器の高機能化、多様化のため、多様なスタイルをとれる電子機器が増えている。例えば、持ち運び可能な電子機器では、本体部に対してディスプレイ部が折り畳み式になっていて、持ち運びが便利になっている。このような電子機器は、使用しない時に本体部とディスプレイ部を折り畳んで小型にすることができ、使用する時にディスプレイ部を本体部に対して回転させて開き、ディスプレイ部が視認できるようなっている。このような開閉機構や、開閉機構のヒンジ装置については、例えば特許文献1や特許文献2に開示がある。
図1(a)は電子機器であるノート型パーソナルコンピュータ(以後ノートPCという)3における比較技術におけるヒンジ装置90の取付位置を、ノートPC3が開いた状態で示すものである。ノートPC3は、第1筐体である本体部1と、第2筐体であるディスプレイ部2とを備える。ディスプレイ部2は本体部1に対してヒンジ装置90を回転中心として開閉できるようになっており、本体部1とディスプレイ部2は2つのヒンジ装置90によって連結されている。
図1(b)は、ノートPC3における比較技術のヒンジ装置90の取付位置を、ノートPC3が閉じた状態で示すものである。また、この図には、比較技術のヒンジ装置90を構成する部材が、ノートPC3のサイズに対応して示してあるが、小さいので、比較技術のヒンジ装置90を構成する部材を拡大したものを図1(c)に示す。
図1(c)に示すヒンジ装置90は、支軸55の小径部56に、第1摩擦板57、第2ブラケット58、第2摩擦板59、ワッシャ60、皿バネ61、押え板62が順に挿入されたものである。支軸55に連結している第1ブラケット63のディスプレイ取付部64には、図1(a)に示したディスプレイ部2が結合される。ヒンジ装置90は、第2ブラケット58の本体取付部65によって図1(a)に示した本体部1に結合される。皿バネ61は押え板62で圧縮された状態で小径部56に取り付けられている。そして、皿バネ61のバネ力によって、ワッシャ60、第2摩擦板59、第2ブラケット58、第1摩擦板57は支軸55方向に加圧され、ワッシャ60、第2摩擦板59、第2ブラケット58、第1摩擦板57は相互に圧接される。
第2ブラケット58は小径部56の回りに回転自由であるが、第1摩擦板57と第2摩擦板59は小径部56の回りに回転不可となっている。このため、第1摩擦板57と第2ブラケット58、及び第2ブラケット58と第2摩擦板59は摩擦板構造66となっている。摩擦板構造66には摩擦トルクTが作用している。ディスプレイ部2を手で開閉する場合、手の開閉動作によって支軸55に作用する駆動トルクQが摩擦トルクTを上回ると、支軸55が回転してディスプレイ部2が開閉動作する。ディスプレイ部2がある開き角度になったところで手を放すと、駆動トルクQは0となり、駆動トルクQが摩擦トルクTより小さくなって、ディスプレイ部2はその位置でフリーストップする。
また、ノートPC3の中には、図2(a)に示すように、ディスプレイ部2が本体部1に対して矢印Pで示すように開閉でき、また開いた位置で矢印Rで示すように回転できるコンバーチブルタイプもある。コンバーチブルタイプのノートPCには、図2(b)に示すような2軸トルクヒンジ装置8が設けられている。2軸トルクヒンジ装置8は、ベース81、回転軸82、アーム83(83L,83R)、シャフト84L,84R及びヒンジ装置90L(図2(a)参照),90Rを備えている。
ベース81はディスプレイ部2に隣接する本体部1の上面に取り付けられ、回転軸82はベース81の上に突設される。そして、この回転軸82には、回転軸82を中心にして回転するアーム83が取り付けられている。アーム83は回転軸82に対して左右対称であり、左側アーム83Lと右側アーム83Rを備える。左側アーム83Lと右側アーム83Rの自由端部にはそれぞれシャフト84L,84Rが設けられており、シャフト84L,84Rの細径部84LA、84RAにそれぞれヒンジ装置90L,90Rが取り付けられる。細径部84LA、84RAの形状を示すために、図2(b)にはシャフト84Lに取り付けられるヒンジ装置90Lは図示していない。
ヒンジ装置90L,90Rは鏡像関係にあり、構造は同じであるので、ヒンジ装置90Rについてのみ説明する。ヒンジ装置90Rにはシャフト84Rに対して回転するレバー91があり、このレバー91の先端部に設けられた取付部92に、図2(a)に示すようにディスプレイ部2が取り付けられる。レバー91の基部にはシャフト84Rが貫通しており、レバー91の両側にはシャフト84Rに対して非回転の摩擦板93,94がある。また、シャフト84Rの摩擦板94に隣接する部分には複数の皿バネ95が、押え板96によって圧縮された状態で取り付けられており、皿バネ95による付勢力が摩擦板93,94とレバー91の間に作用して摩擦トルクを発生させている。なお、この例では、レバー91と摩擦板94との間に摩擦トルクを増大させるための係合板98が設けられている。係合板98はレバー11と共に回転する。
一方で、電子機器の薄型化も進んでおり、ウルトラブックのような薄型のノートPCが普及しつつある。通常のノートPCで薄型のものは既にあるが、これらは、ディスプレイ側は薄く形成されているが、メイン回路やバッテリーの入っている本体部側は比較的厚みがあるものが殆どである。このような本体部側が厚い電子機器では、開閉のためのヒンジ装置は、厚みのある本体部側に配置すれば良く、問題はなかった。
特開2000−328832号公報
特開2011−33152号公報
ところが、通常のコンバーチブルタイプのヒンジ装置では、図2(a)、(b)で説明したように、本体部側に回転(旋回)用のベースと回転軸、ディスプレイ側に開閉用のヒンジ装置が位置するため、装置全体の薄型化が困難であった。これは、開閉用のヒンジ装置に必要なトルクを発生させるために、ヒンジ軸にある程度の太さが必要で、この太さにより、ディスプレイ部の薄型化が困難なためである。なお、コンバーチブルタイプでは本体部側に開閉用のヒンジ装置、ディスプレイ側に回転用のヒンジ装置を配置する構造も考えられるが、この構造ではディスプレイ部を90°開いた時にしか旋回させられず、不便なものになってしまう。
更に、ウルトラブックのようにディスプレイ部と本体部の両方が薄い電子機器では、図3に示すように、開閉用のヒンジ装置90のヒンジ軸97を細くすれば、ヒンジ装置90を本体部側に搭載することができる。ところが、ヒンジ軸97を細くすると摩擦トルク発生面FTで発生する摩擦トルクが小さくなり、ディスプレイ部を開閉する時の制動力が不足する。例えば、ヒンジ軸97の直径をφ7mmからφ5mmにすると、摩擦トルクが半減する。そして、ディスプレイ部側を本体部側に対して開閉する時の制動力が不足すると、ディスプレイ部をフリーストップさせることが困難になるという課題がある。この場合、レバー91と摩擦板94との間に摩擦トルクを増大させるための係合板98を挿入しても必要な摩擦トルクが得られるまでには至らない。
なお、図3に示したヒンジ装置90の構造は、図2で説明したヒンジ装置90Rの構造と同じである。そこで、説明の重複を避けるために、ヒンジ装置90の構成部材で、ヒンジ装置90Rと同じ構成部材には同じ符号を付してその説明を省略する。
1つの側面では、本出願は、電子機器の第1筐体に対して第2筐体を開閉させる電子機器のヒンジ装置において、ヒンジ装置の回転軸の直径を細くしても、ヒンジ装置による制動力を確保できるヒンジ装置を提供することを目的とする。また、他の側面では、薄型の本体部の先端部の左右2箇所に設けられた鏡像関係にあるヒンジ装置によって、ディスプレイ部を本体部に対してフリーストップできる電子機器を提供することを目的とする。更に他の側面では、薄型の本体部の先端中央部に取り付けられたスイングアームの両端部に設けられた鏡像関係にあるヒンジ装置によって、ディスプレイ部を本体部対してフリーストップできるコンバーチブルタイプの電子機器を提供することを目的とする。
実施形態の一観点によれば、電子機器の第1筐体に対して第2筐体を開閉可能に2箇所で接続するヒンジ装置であって、一端が第1筐体に取り付けられるシャフトと、一端がシャフトの回りに回転自在であり、他端が第2筐体に取り付けられるレバーと、シャフトの他端側に設けられ、シャフトが挿入されてシャフトの回りには非回転の摩擦板、及び摩擦板をシャフトの軸に沿ってレバーの方向に押圧する加圧部とを備える第1摩擦トルク発生部と、レバーの、第1摩擦トルク発生部の反対側に設けられ、シャフトに平行にレバーに柱状取付具によって取り付けられる摩擦力調整部材、柱状取付具とシャフトの間に設けられる摩擦パッド、摩擦パッドをシャフト側に付勢する付勢部材、及び摩擦力調整部材とシャフトの間に掛け渡されて摩擦パッドと付勢部材を覆う長円状バンドとを備える第2摩擦トルク発生部とを備え、ヒンジ装置の各部材は、2箇所において互いに鏡像関係に配置されることを特徴とするヒンジ装置が提供される。
実施形態の他の観点によれば、薄型の第1筐体と第2筐体が、第1筐体の先端部の左右2箇所に設けられたヒンジ装置で開閉可能に接続された電子機器であって、ヒンジ装置には、電子機器の第1筐体に対して第2筐体を開閉可能に2箇所で接続するヒンジ装置であって、一端が第1筐体に取り付けられるシャフトと、一端がシャフトの回りに回転自在であり、他端が第2筐体に取り付けられるレバーと、シャフトの他端側に設けられ、シャフトが挿入されてシャフトの回りには非回転の摩擦板、及び摩擦板をシャフトの軸に沿ってレバーの方向に押圧する加圧部とを備える第1摩擦トルク発生部と、レバーの、第1摩擦トルク発生部の反対側に設けられ、シャフトに平行にレバーに柱状取付具によって取り付けられる摩擦力調整部材、柱状取付具とシャフトの間に設けられる摩擦パッド、摩擦パッドをシャフト側に付勢する付勢部材、及び摩擦力調整部材とシャフトの間に掛け渡されて摩擦パッドと付勢部材を覆う長円状バンドとを備える第2摩擦トルク発生部とを備え、ヒンジ装置の各部材は、2箇所において互いに鏡像関係に配置されることを特徴とするヒンジ装置が使用されることを特徴とする電子機器が提供される。
(a)はノートPCにおけるヒンジ装置の取付位置をノートPCが開いた状態で示す斜視図、(b)はノートPCにおける比較技術のヒンジ装置の取付位置をノートPCが閉じた状態で示す斜視図、(c)は(b)に示した比較技術のヒンジ装置の構造を示す分解斜視図である。 (a)はコンバーチブルタイプのノートPCにおける2軸トルクヒンジ装置の位置を示す透視図、(b)は(a)に示した2軸トルクヒンジ装置の構造を拡大して示す斜視図である。 ノートPCにおいて本体部に対してディスプレイ部を開閉するためのヒンジ装置のヒンジ軸を細くした場合の課題を説明する説明図である。 本出願のヒンジ装置の第1の実施例の構造を示す側面図である。 (a)は図4に示したヒンジ装置の部分断面図、(b)は図4に示したヒンジ装置の斜視図、(c)は(b)に示したヒンジ装置の分解斜視図である。 (a)は本出願のヒンジ装置における追加摩擦トルクを発生する部分の構造を示す斜視図、(b)(a)に示した追加摩擦トルクを発生する部分にピンが挿入されていない時の一部断面を含む正面図、(b)は(a)に示した追加摩擦トルクを発生する部分にピンが挿入された時の一部断面を含む正面図である。 本出願の第1の実施例のヒンジ装置のノートPCへの搭載位置を示す斜視図である。 (a)は本出願の第2の実施例のヒンジ装置のコンバーチブルタイプへの搭載位置を示す斜視図、(b)は(a)に示した第2の実施例のヒンジ装置の構造を拡大して示す斜視図である。 図6(a)に示した追加摩擦トルクを発生する部分のピンがネジに置き換えられた実施例の構造を示す斜視図である。 図4に示したヒンジ装置に、第3摩擦トルク発生部が追加されたヒンジ装置の構造を示す側面図である。
以下、添付図面を用いて本出願の実施の形態を、具体的な実施例に基づいて詳細に説明する。なお、比較技術で説明した2軸トルクヒンジ装置の構造は、そのシャフトに取り付けられたヒンジ装置部分の構造を除いて本願においても変わらないので、同じ構成部材には同じ符号を付して説明する。
図4は本出願の第1の実施例のヒンジ装置9の構造を示す側面図である。また、図5(a)は、図4に示したヒンジ装置9の一部を破断して示す部分断面図であり、図5(b)は、図4に示したヒンジ装置9の斜視図である。更に、図5(c)は図5(b)に示したヒンジ装置9の構成部材を示す分解斜視図である。第1の実施例のヒンジ装置9はこれら4つの図面を用いて説明する。
第1の実施例のヒンジ装置9は、図1(a)に示したノートPC3のヒンジ装置90と同じ部分に使用されるものである。そして、ヒンジ装置9は、ノートPC3への取付部位に応じて、鏡像関係にある2つの形態が存在するが、構造は同じであるので、一方の形態、例えば、ノートPC3の右側に取り付けられるヒンジ装置9Rに代表番号9を付して説明する。
第1の実施例のヒンジ装置9は、シャフト4、レバー11、第1摩擦トルク発生部10及び第2摩擦トルク発生部20を備える。シャフト4は、後述するブラケットによってその一端が第1筐体である本体部1に取り付けられ、実際にはシャフトの細径部4Aに第1摩擦トルク発生部10、レバー11及び第2摩擦トルク発生部20が設けられる。また、レバー11は、その基部がシャフトの細径部4Aの回りに回転自在に取り付けられ、その自由端にある取付部12が第2筐体であるディスプレイ部2に取り付けられる。
第1摩擦トルク発生部10は、レバー11に隣接して、シャフトの細径部4Aの自由端側に設けられている。第1摩擦トルク発生部10には、レバー11側から順に、係合板18、摩擦板14及び加圧部15がある。係合板18はレバー11と共にシャフト4の回りに回転し、摩擦板14はシャフトの細径部4Aに対して非回転である。加圧部15は3枚の皿バネ15Bと押え板15Aを備えており、押え板15Aがシャフト4に固定された状態では、3枚の皿バネ15Bは圧縮されている。そして、圧縮された皿バネ15Bによる付勢力が摩擦板14と係合板18の当接面に作用するので、レバー11の回転時に摩擦板14との間とレバー11と第2摩擦トルク発生部20との間に摩擦トルクFT1が発生する。なお、第1の実施例では、レバー11と摩擦板14の間に摩擦トルクを増大させるための係合板18が設けられているが、係合板18は特に無くても良い。また、皿バネ15Bはワッシャー式スプリングでも良い。
第2摩擦トルク発生部20は、レバー11に対して、第1摩擦トルク発生部10の反対側のシャフトの細径部4Aに設けられている。第2摩擦トルク発生部20には、シャフトの細径部4Aに近い方から、摩擦パッド24、付勢部材である板バネ23、摩擦力調整部材22、取付具であるピン21及び長円状バンド25がある。摩擦力調整部材22にはレバー11側からピン21が挿通され、長円状バンド25は摩擦力調整部材22とシャフトの細径部4Aの間に、掛け渡されるように取り付けられている。摩擦パッド24は上側の面が平面であり、下側の面がシャフトの細径部4Aの外周面に沿った内周面24Aとなっていて、内周面24Aとシャフトの細径部4Aの間に摩擦力が作用するようになっている。
摩擦パッド24の上面に載置される板バネ23は波状の板であり、中央部に位置決め用の穴23Aがある。摩擦力調整部材22は底面が平面で、頂面が円周面である。摩擦力調整部材22の底面には摩擦パッド24の上面にある穴23Aに挿入される突起22Pがある。摩擦力調整部材22には底面に平行な取付孔22Aがあり、この取付孔22Aは、取付孔22Aの長手方向に設けられたスリット22Sによってその側面が切り欠かれている。このため、取付孔22Aにその内径よりも大きな棒材が挿入されると、取付孔22Aが広げられ、摩擦力調整部材22の底面が頂面から離れる方向に移動する。そして、シャフトの細径部4Aの上に摩擦パッド24、板バネ23及び摩擦力調整部材22が積み重ねられた状態で、シャフトの細径部4Aと摩擦力調整部材22との間に長円状バンド25が嵌められる。
長円状バンド25の内周面の形状は、シャフトの細径部4Aの円周面の形状と、摩擦力調整部材22の頂面の形状に等しい。長円状バンド25の肉厚は、シャフト4とその細径部4Aとの間にある段差部の長さに等しい。例えば、シャフト4の直径がφ5mm、シャフト4と細径部4Aとの間の段差部の長さが0.5mmの場合、長円状バンド25の肉厚は0.5mmである。従って、シャフトの細径部4Aと摩擦力調整部材22との間に長円状バンド25が取り付けられた状態では、長円状バンド25の外周面はシャフト4の外周面と同じ面になる。
シャフトの細径部4Aに第2摩擦トルク発生部20を取り付ける時は、細径部4Aの上に摩擦パッド24、板バネ23及び摩擦力調整部材22をこの順に積み重ね、細径部4Aと摩擦力調整部材22の外側に長円状バンド25を嵌め込んで取り付ける。長円状バンド25はシャフト4の段差部に当接するようにシャフトの細径部4Aに位置決めする。次いで、レバー11の基部に設けられた貫通孔11Cにシャフトの細径部4Aを挿通してレバー11を取り付け、レバー11に設けられたピン孔11Aを摩擦力調整部材22の取付孔22Aに重ねてピン21を挿入する。取付孔22Aにピン21が挿入されると、取付孔22Aが広げられ、摩擦力調整部材22の底面が頂面から離れる方向に移動する。そして、摩擦パッド24とシャフトの細径部4Aの間及びシャフトの細径部4Aと長円状バンド25の内周面との間に摩擦トルクFT2が発生する。
この後、シャフトの細径部4Aで係合板18、摩擦板14、3枚の皿バネ15Bと押え板15Aを挿通して第1摩擦トルク発生部10をシャフトの細径部4Aに形成する。係合板18にはレバー11側の面にピン18Pが突設されており、このピン11Pをレバー11に設けられた係合穴11Bに差し込んで位置合わせをする。また、摩擦板14はシャフト4に対して非回転状態で取り付ける。摩擦板14をシャフト4に対して非回転状態にするためには、図示は省略するが、シャフト4と摩擦板14のシャフト貫通孔にそれぞれ平行部を設けておけば良い。
ここで、レバー11に設けられたピン孔11Aに摩擦力調整部材22の取付孔22Aを重ねてピン21を挿通した時の、摩擦力調整部材22の変形について図6(a)から図6(c)を用いて説明する。ピン21の直径は、摩擦力調整部材22に設けられた取付孔22Aの直径よりも大きく形成されている。従って、図6(b)に示すように取付孔22Aは、ピンが挿入されない状態では円形を保っている。そして、摩擦力調整部材22からシャフト4の細径部4Aまでの長さは、長円状バンド25の長手方向の内法よりも僅かに小さい。よって、細径部4Aの上に摩擦パッド24、板バネ23及び摩擦力調整部材22をこの順に積み重ねた時に、細径部4Aと摩擦力調整部材22の外側に長円状バンド25を嵌め込んで取り付けることができるのである。
そして、図6(c)に示すように、ピン21が取付孔22Aに圧入されると、スリット22Sの幅が広がり、摩擦力調整部材22の底面が移動して板バネ23を圧縮する。この結果、板バネ23が付勢力を摩擦パッド24に作用させるので、レバー11が回転した時に、レバー11と共に細径部4Aの回りを回転する摩擦パッド24と細径部4Aとの間に摩擦トルクが発生する。摩擦トルクは摩擦パッド24の反対側にある細径部4Aと長円状バンド25との間にも発生する。このため、レバー11の回転時に、第1摩擦トルク発生部10によるシャフト4の軸方向の摩擦トルクに、第2摩擦トルク発生部20によるシャフト4の軸に垂直な方向の摩擦トルクが加わる。
この結果、シャフト4の直径を細くして第1摩擦トルク発生部10によるシャフト4の軸方向の摩擦トルクが小さくなっても、その摩擦トルクの減少分を第2摩擦トルク発生部20によるシャフト4の軸に垂直な方向の摩擦トルクで補うことができる。実験の結果、シャフト4の直径をφ7mmからφ5mmにすると、第1摩擦トルク発生部10による摩擦トルクが1.1Nmから0.6Nmにほぼ半減した。一方、第2摩擦トルク発生部20において、長円状バンド25を設けずに摩擦パッド24と細径部4Aとの間だけに摩擦トルクを発生させたところ、摩擦トルクが0.5Nm増大した。このため、第2摩擦トルク発生部20において、細径部4Aと長円状バンド25との間にも摩擦トルクを発生させることにより、摩擦トルクの増大分が1Nm程度あると考えられ、シャフト4の縮径による摩擦トルクの減少分を回復できる。
図7は、以上説明した第1摩擦トルク発生部10と第2摩擦トルク発生部20を備える第1の実施例のヒンジ装置9のノートPC3への搭載位置を示すものである。シャフト4はブラケット5に固着してブラケット5の取付部6をノートPC3の本体部1に取り付け、レバー11の取付部12をディスプレイ部3に取り付けることにより、ヒンジ装置9をノートPC3に内蔵させることができる。
図8(a)は、本出願の第2の実施例のヒンジ装置9L,9Rが2軸トルクヒンジ装置8に取り付けられたヒンジ装置80が、コンバーチブルタイプのノートPC3に搭載される場合の搭載位置を示すものである。また、図8(b)は、図8(a)に示したヒンジ部9L、9Rと旋回部8Aを備える第2の実施例のヒンジ装置80を拡大して示すものである。第2の実施例のヒンジ装置80は、図2(b)に示した2軸トルクヒンジ装置8のアーム83L.83Rの先端部にシャフト4L,4Rがあり、このシャフト4L,4Rに第1の実施例で説明したヒンジ装置9がヒンジ部9L、9Rとして取り付けられたものである。
旋回部8Aの構造は、図2(b)で説明した2軸トルクヒンジ装置8の構造と同じであるので、同じ構成部材には同じ符号を付してその説明を省略する。また、実際には、ヒンジ部9L、9Rはシャフト4L,4Rの細径部4LA、4RAに取り付けられている。細径部4LA,4RAの長さは、第2摩擦発生部20が増えた分だけ、図2(b)に示した2軸トルクヒンジ装置8の細径部84LA,84RAよりも長くなっている。細径部4LA,4RAを除くシャフト4L,4Rの長さはシャフト84L,84Rと同じでも、第2摩擦発生部20の分だけ短くても良い。なお、図8(b)には、細径部4RAに取り付けられるヒンジ装置9Rは図示しているが、細径部4LA、4RAの形状を示すために、細径部4LAに取り付けられるヒンジ装置9Lは図示していない。ヒンジ装置9L,9Rの構造は第1の実施例で説明したヒンジ装置9と同じである。
図9は、第1の実施例のヒンジ装置9の変形例を示すものであり、図6(a)に示した第2の摩擦トルク発生部のピン21がネジ21Sに置き換えられたものである。ネジ21Sは先端部が細く、ネジ頭に近づくにつれて直径が太くなっている。従って、ネジ21Sを摩擦力調整部材22の取付孔22Aにネジ込んでいくと、ネジ21Sの螺入長さによって、摩擦力調整部材22の変形量が増大し、摩擦パッド24のシャフト4の細径部4RAに対する付勢力の増大量を調整できる。
図10は、図4に示したヒンジ装置9に、第3摩擦トルク発生部30が追加された第1の実施例のヒンジ装置9の別の変形例のヒンジ装置9Aの構造を示すものである。この変形例では、第2摩擦トルク発生部20とレバー11の間のシャフトの細径部4Aに摩擦板31を取り付け、レバー11の回転時に摩擦板31とレバー11の間にも摩擦トルクが発生するようにしている。この構造により、第2摩擦トルク発生部20のサイズを小さくすることができる。
以上説明したように、本出願では、ヒンジ装置のシャフトの軸径を細くしながら、ヒンジ装置が開閉を行わせる筐体間の開閉に必要なトルクを得ることができる。そして、本出願のヒンジ装置は、コンバーチブルタイプのノートPCに適用してその薄型化が可能になる。また、通常のノートPCでも更なる薄型化に対応することができる。
以上、本出願を特にその好ましい実施の形態を参照して詳細に説明した。本出願の容易な理解のために、本出願の具体的な形態を以下に付記する。
(付記1) 電子機器の第1筐体に対して第2筐体を開閉可能に2箇所で接続するヒンジ装置であって、
一端が前記第1筐体に取り付けられるシャフトと、
基部が前記シャフトの回りに回転自在であり、自由端が前記第2筐体に取り付けられるレバーと、
前記シャフトの他端側に設けられ、前記シャフトが挿入されて前記シャフトの回りには非回転の摩擦板、及び前記摩擦板を前記シャフトの軸に沿って前記レバーの方向に押圧する加圧部とを備える第1摩擦トルク発生部と、
前記レバーの、前記第1摩擦トルク発生部の反対側に設けられ、前記シャフトに平行に前記レバーに取付具によって取り付けられる摩擦力調整部材、前記取付具と前記シャフトの間に設けられる摩擦パッド、前記摩擦パッドを前記シャフト側に付勢する付勢部材、及び前記摩擦力調整部材と前記シャフトの間に掛け渡されて前記付勢部材と前記摩擦パッドを覆う長円状バンドとを備える第2摩擦トルク発生部とを備え、
前記ヒンジ装置の各部材は、前記2箇所において互いに鏡像関係に配置されることを特徴とするヒンジ装置。
(付記2) 電子機器の第1筐体に対して第2筐体を、開閉させるヒンジ部と開いた状態で旋回させる旋回部とを備えるヒンジ装置であって、
前記旋回部は、前記第1筐体の先端中央部に前記第1筐体の上面に対して垂直に設けられた回転軸と、前記第2筐体の下端部に前記第1筐体の上面に対して平行に設けられると共にその中央部が前記回転軸の回りに回転可能に取り付けられたスイングアームとを備えて構成され、
前記ヒンジ部は、前記スイングアームの両端部に設けられたシャフトに取り付けられ、付記1に記載のレバー、第1摩擦トルク発生部及び第2摩擦トルク発生部とを備えて形成され、
2つの前記ヒンジ部は鏡像関係にあることを特徴とするヒンジ装置。
(付記3) 前記シャフトの前記長円状バンドが掛け渡される部分の直径は細く形成されており、
前記長円状バンドの短手方向の外面間の距離が前記シャフトの直径に等しく形成されていることを特徴とする付記1又は2に記載のヒンジ装置。
(付記4) 前記取付具がピンであり、
前記摩擦力調整部材と前記レバーにはそれぞれ、前記ピンを挿通するための取付孔が形成されており、
前記ピンの直径は前記摩擦力調整部材に設けられた取付孔の直径よりも大きく形成されており、
前記ピンを前記摩擦力調整部材に設けられた取付孔に圧入すると、前記摩擦力調整部材が前記付勢部材を押圧する方向に変形して、前記摩擦パッドの前記シャフトに対する付勢力が増大することを特徴とする付記3に記載のヒンジ装置。
(付記5) 前記摩擦力調整部材に設けられた取付孔の内周面には、前記ピンが圧入された時に前記摩擦力調整部材を前記付勢部材を押圧する側に変形させるためのスリットが、前記取付孔の長手方向に設けられていることを特徴とする付記4に記載のヒンジ装置。
(付記6) 前記取付具がネジであり、
前記摩擦力調整部材と前記レバーには、前記ネジを螺着させるための取付孔がそれぞれ形成されており、
前記摩擦力調整部材に設けられた取付孔には、前記ネジが螺入されると、前記摩擦力調整部材を前記付勢部材を押圧する方向に変形させるためのスリットが設けられており、
前記摩擦力調整部材に設けられた取付孔への前記ネジの螺入長さによって、前記摩擦パッドの前記シャフトに対する付勢力の増大量が調整されることを特徴とする付記3に記載のヒンジ装置。
(付記7) 前記長円状バンドは金属製であり、前記摩擦力調整部材が前記取付具によって変形しても変形しないことを特徴とする付記4から6の何れかに記載のヒンジ装置。
(付記8) 前記レバーと前記第2摩擦トルク発生部の間に、前記シャフトが挿入されて前記シャフトの回りには非回転の摩擦板を備える第3摩擦トルク発生部が設けられていることを特徴とする付記1から7の何れかに記載のヒンジ装置。
(付記9) 前記長円状バンドの前記シャフトに接する内周面が摩擦面に形成されていることを特徴とする付記1から8の何れかに記載のヒンジ装置。
(付記10) 薄型の第1筐体と第2筐体が、前記第1筐体の先端部の左右2箇所に設けられたヒンジ装置で開閉可能に接続された電子機器であって、
前記ヒンジ装置には、付記1に記載のヒンジ装置が使用されることを特徴とする電子機器。
(付記11) 薄型の第1筐体と第2筐体が、前記第1筐体の先端中央部に取り付けられた旋回部と前記旋回部の両側に設けられたヒンジ部を備えるヒンジ装置で開閉且つ旋回可能に接続された電子機器であって、
前記ヒンジ部装置には、付記2に記載のヒンジ装置が使用されることを特徴とする電子機器。
1 第1筐体(本体部)
2 第2筐体(ディスプレイ部)
3 電子機器(ノートPC)
4、4L,4R シャフト
4A、4LA,4RA 細径部
5 ブラケット
8 2軸トルクヒンジ装置
9,9L,9R ヒンジ装置
10 第1摩擦トルク発生部
11 レバー
14、31 摩擦板
15 加圧部
15B 皿バネ
20 第2摩擦トルク発生部
21 取付具(ピン)
22 摩擦力調整部材
23 付勢部材(板バネ)
24 摩擦パッド
25 長円状バンド
30 第3摩擦トルク発生部

Claims (5)

  1. 第1筐体と第2筐体とを備える電子機器において、前記第1筐体に対して前記第2筐体を開閉可能に2箇所で接続するヒンジ装置であって、
    一端が前記第1筐体に取り付けられるシャフトと、
    基部が前記シャフトの回りに回転自在であり、自由端が前記第2筐体に取り付けられるレバーと、
    前記シャフトの他端側に設けられ、前記シャフトが挿入されて前記シャフトの回りには非回転の摩擦板、及び前記摩擦板を前記シャフトの軸に沿って前記レバーの方向に押圧する加圧部とを備える第1摩擦トルク発生部と、
    前記レバーの、前記第1摩擦トルク発生部の反対側に設けられ、前記シャフトに平行に前記レバーに柱状取付具によって取り付けられる摩擦力調整部材、前記柱状取付具と前記シャフトの間に設けられる摩擦パッド、前記摩擦パッドを前記シャフト側に付勢する付勢部材、及び前記摩擦力調整部材と前記シャフトの間に掛け渡されて前記摩擦パッドと前記付勢部材を覆う長円状バンドとを備える第2摩擦トルク発生部とを備え、
    前記ヒンジ装置の各部材は、前記2箇所において互いに鏡像関係に配置されることを特徴とするヒンジ装置。
  2. 第1筐体と第2筐体とを備える電子機器において、前記第1筐体に対して前記第2筐体を、開閉させるヒンジ部と開いた状態で旋回させる旋回部とを備えるヒンジ装置であって、
    前記旋回部は、前記第1筐体の先端中央部に前記第1筐体の上面に対して垂直に設けられた回転軸と、前記第2筐体の下端部に前記第1筐体の上面に対して平行に設けられると共にその中央部が前記回転軸の回りに回転可能に取り付けられたスイングアームとを備えて構成され、
    前記ヒンジ部は、前記スイングアームの両端部に設けられたシャフトに取り付けられ、 基部が前記シャフトの回りに回転自在であり、自由端が前記第2筐体に取り付けられるレバーと、
    前記シャフトの前記スイングアームの反対側に設けられ、前記シャフトが挿入されて前記シャフトの回りには非回転の摩擦板、及び前記摩擦板を前記シャフトの軸に沿って前記レバーの方向に押圧する加圧部とを備える第1摩擦トルク発生部、及び
    前記レバーの、前記第1摩擦トルク発生部の反対側に設けられ、前記シャフトに平行に前記レバーに柱状取付具によって取り付けられる摩擦力調整部材、前記柱状取付具と前記シャフトの間に設けられる摩擦パッド、前記摩擦パッドを前記シャフト側に付勢する付勢部材、及び前記摩擦力調整部材と前記シャフトの間に掛け渡されて前記摩擦パッドと前記付勢部材を覆う長円状バンドとを備える第2摩擦トルク発生部とを備えて形成され、
    2つの前記ヒンジ部は鏡像関係にあることを特徴とするヒンジ装置。
  3. 前記シャフトの前記長円状バンドが掛け渡される部分の直径は細く形成されており、
    前記長円状バンドの短手方向の外面間の距離が前記シャフトの直径に等しく形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のヒンジ装置。
  4. 肉厚の小さい第1筐体と第2筐体が、前記第1筐体の先端部の左右2箇所に設けられたヒンジ装置で開閉可能に接続された電子機器であって、
    前記ヒンジ装置には、請求項1に記載のヒンジ装置が使用されることを特徴とする電子機器。
  5. 肉厚の小さい第1筐体と第2筐体が、前記第1筐体の先端中央部に取り付けられた旋回部と前記旋回部の両側に設けられたヒンジ部を備えるヒンジ装置で開閉且つ旋回可能に接続された電子機器であって、
    前記ヒンジ部には、請求項2に記載のヒンジ装置が使用されることを特徴とする電子機器。
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