JP6178769B2 - 取引装置、処理方法、及びプログラム - Google Patents
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Description
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態における取引システム1の概要を示す概要図である。図2は、本実施形態におけるデータフローの一例を示す模式図である。取引システム1の概要は以下の通りである。(1)加盟店2より第1データセンタ5にて売上データを集信する。(2)第1データセンタ5にてNot on−us分のオーソリ用データを作成し、各イシュア4へファイル伝送する。なお、図示は省略するが、第1データセンタ5は、対象のイシュア4が判別できない場合には、アクワイアラ3にファイル伝送する。(3)各イシュア4からのオーソリ結果を第1データセンタ5にて受領する。(4)第1データセンタ5にて、集信した売上データにオーソリ結果(承認番号)を付与した売上データを作成する。(5)第1データセンタ5からアクワイアラ3へオーソリ結果付与済みの売上データを配信する。
図3は、本実施形態におけるデータフローの第1の変形例を示す模式図である。本変形例における取引システム1aの概要は以下の通りである。(1)加盟店2より第2データセンタ6へリカーリングフラグを設定して、データ送信する。(2)各カード会社より、加盟店2からリカーリングフラグを送信された際の挙動について申込書を受領し、登録する。(3)リカーリングフラグを中継してもよいカード会社に対しては、そのまま中継する。(4)リカーリングフラグを中継してはならないカード会社は、第2データセンタ6にて編集して中継する。(5)カード会社が障害取引時には、リカーリング取引時の代行応答も可能である。(6)加盟店2は取引と一緒にリカーリング取引分の売上を第1データセンタ5aへ送信する。(7)第1データセンタ5aは、通常の売上取引として各アクワイアラ3(本変形例においては、カード会社)へ送信する。
図4は、本実施形態におけるデータフローの第2の変形例を示す模式図である。本変形例における取引システム1bの概要は以下の通りである。(1)加盟店2より第1データセンタ5bにて売上データを集信する。(2)第1データセンタ5bにてNot on−us分のオーソリ用データを作成し、第2データセンタ6aへ連携する。(3)第2データセンタ6aから各イシュア4へオーソリ中継する。ここでは、イシュアダイレクト、イシュア4ごとに設定された件数で中継する。(4)各イシュア4から返信のあったオーソリ結果を付与した売上データを作成する。(5)アクワイアラ3へオーソリ結果付与済みの売上データを配信する。
図5は、本実施形態におけるデータフローの第3の変形例を示す模式図である。本変形例における取引システム1cの概要は以下の通りである。(1)加盟店2より第3データセンタ8にて売上指示データを集信する。(2)第3データセンタ8にてNot on−us分のオーソリ用データを作成し、データセンタ(例えば、第2データセンタ6a)へ連携する。(3)データセンタから各イシュア4へオーソリ中継する。ここでは、イシュアダイレクト、イシュア4ごとに設定された件数で中継する。(4)各イシュア4から返信のあったオーソリ結果を付与した売上データを作成する。(5)アクワイアラ3へオーソリ結果付与済みの売上データを配信する。
図6は、本実施形態におけるデータフローの第4の変形例を示す模式図である。本変形例における取引システム1dの概要は以下の通りである。(1)加盟店2より第1データセンタ5bにて売上データを集信する。(2)第1データセンタ5bにてNot on−us分のオーソリ用データを作成し、第2データセンタ6aへ連携する。(3)第2データセンタ6aから各イシュア4へオーソリ中継する。ここでは、イシュアダイレクト、イシュア4ごとに設定された件数で中継する。(3)−1 そもそもリカーリング取引電文を受信できないイシュア4は予めネガデータを第4データセンタ9へ登録する。(3)−2 予め第4データセンタ9へ登録したイシュア4分の取引が加盟店2から中継された場合は、イシュア4になり替わりネガチェックを実施する。(4)イシュア4から返信のあったオーソリ結果を付与した売上データを作成する。(5)アクワイアラ3へオーソリ結果付与済みの売上データを配信する。
図7は、本実施形態におけるデータフローの第5の変形例を示す模式図である。本変形例における取引システム1eの概要は以下の通りである。(1)加盟店2より第2データセンタ6へリカーリングフラグを設定して、データ送信する。(2)アクワイアラ3から予めBIN情報を登録する。(3)電文の被仕向け先が特定のアクワイアラ3である場合、BIN判定を実施する。(4)BIN判定にて登録された特定のイシュア4であった場合、イシュア4へオンライン送信する。または許可応答を代行する。未登録の場合は、アクワイアラ3へ中継する。(5)第2データセンタ6で処理した取引結果をカード会社へ還元する。(6)加盟店2は取引と一緒にリカーリング取引分の売上を第1データセンタ5aへ送信する。(7)第1データセンタ5aは、通常の売上取引として各アクワイアラ3へ送信する。
なお、上述した図4及び図5において、システムS1は、図2に示す実施形態におけるシステムの一部又は全部を示し、システムS2は、図3に示す実施形態([変形例1])におけるシステムの一部又は全部を示している。また、システムS3は、図4に示す実施形態([変形例2])におけるシステムの特徴となる部分を示し、システムS4は、図5に示す実施形態([変形例3])におけるシステムの特徴となる部分を示している。
[第1の実施形態]
ここでは、図2を参照して説明した実施形態を第1の実施形態として、詳細に説明する。
図8は、第1の実施形態による取引システム1の一例を示す機能ブロック図である。
図8に示すように、取引システム1は、加盟店2と、アクワイアラ3と、イシュア4と、第1データセンタ5とを備えている。
イシュア4は、クレジットカードを発行するカード発行会社である。なお、ここでは、イシュア4は、カード発行会社が有するコンピュータ装置を示す。本実施形態において、イシュア4は、オーソリ処理を実行する際に、取引ごとにオーソリ処理を実行するオンライン処理と、後述するオーソリ用データファイルにより複数の取引分のオーソリ処理を行うバッチ処理との両方を実行可能であるものとする。ここで、オーソリ処理とは、例えば、クレジットカードによる取引を許可するか否かを判定する承認処理である。イシュア4は、処理を許可する承認番号を含むオーソリ結果を送信する。なお、イシュア4は、オーソリ用データファイルによりバッチ処理する場合には、複数の取引分のオーソリ結果をファイルにしたオーソリ結果ファイルをオーソリ用データファイルの送信元である第1データセンタ5に送信する。
アクワイアラ情報記憶部52は、加盟店2ごとのアクワイアラ3の識別情報を記憶する。すなわち、図9に示すように、アクワイアラ情報記憶部52は、「加盟店」と、「アクワイアラ情報」とを関連付けて記憶する。ここで、「加盟店」は、例えば、加盟店2を識別する識別情報であり、「アクワイアラ情報」は、アクワイアラ3を識別する識別情報である。
図9に示す例では、アクワイアラ情報記憶部52は、例えば、「加盟店」の“A加盟店”と「アクワイアラ情報」の”11111“とを関連付けて記憶している。すなわち、図9に示す例は、“A加盟店”である加盟店2と契約するアクワイアラ3が“11111”であることを示している。
図10に示す例では、イシュアBIN情報記憶部53は、例えば、「BIN情報」の“100000XX〜19999XX”に関連付けて「イシュア情報」の“11111”を記憶している。すなわち、「BIN情報」が“100000XX〜19999XX”に対応する「イシュア情報」が“11111”であることを示している。
例えば、売上データが、“A加盟店”のものである場合に、図9に示す例では、「加盟店」が“A加盟店”に対応する「アクワイアラ情報」は、“11111”である。また、売上データの会員番号に含まれるBIN情報が“15000XX”である場合に、図10に示す例では、「BIN情報」の“15000XX”に対応する「イシュア情報」は、“11111”である。この場合、「アクワイアラ情報」の“11111”と、「イシュア情報」の“11111”とが一致するので、オーソリデータ伝送部54は、当該売上データをNot on−usでないと判定する。
また、オーソリデータ伝送部54は、作成したオーソリ用データの所定の取引分をイシュア4ごとにオーソリ用データファイルにして、各イシュア4にアクワイアラ3を介さずに直接転送する。なお、オーソリデータ伝送部54は、対象のイシュア4が判別できない場合には、オーソリ用データをアクワイアラ3にファイルにして伝送する。
また、売上データ配信部57は、オーソリ結果受領部55が受領したオーソリ結果を加盟店2に配信する。
図11は、本実施形態による取引システム1の動作の一例を示すシーケンス図であえる。
この図において、まず、加盟店2が売上データを第1データセンタ5に送信する(ステップS101)。ここで、売上データは、リカーリングによる売上データである。第1データセンタ5の売上データ集信部51は、加盟店2からの売上データを集信する。
また、売上データ配信部57は、オーソリ結果を加盟店2に送信する(ステップS108)。
これにより、オーソリ用データ及びオーソリ結果をファイルにより転送するので、本実施形態による取引システム1は、第1データセンタ5と各イシュア4との間のネットワークの負荷を低減することができる。また、オーソリ用データをファイルにし、複数の取引を一括してオーソリ処理することにより、イシュア4のバッチ処理が可能になるので、本実施形態による取引システム1は、イシュア4の処理が煩雑になる程度を低減することができる。
これにより、本実施形態による処理方法は、上述した本実施形態による取引システム1と同様に、取引ごとにオーソリを行う場合において処理が煩雑になる程度を低減することができる。
[第2の実施形態]
ここでは、図3を参照して説明した上述の[変形例1]を第2の実施形態として、詳細に説明する。
図12に示すように、取引システム1aは、加盟店2と、イシュア4(アクワイアラ3)と、第1データセンタ5aと、第2データセンタ6と、代行センタ7と、専用サーバ10とを備えている。
なお、上述した第1の実施形態では、第1データセンタ5が、売上データからオーソリ用データを作成し、作成したオーソリ用データを、アクワイアラ3を介さずにイシュア4に転送したが、本実施形態では、第2データセンタ6が、アクワイアラ3を介さずにイシュア4にオーソリ用データを中継する。
また、加盟店2は、売上データにオーソリ結果を付与して、第1データセンタ5aに送信する。
第1データセンタ5aは、オーソリ結果付与済み売上データを加盟店2から受信し、オーソリ結果付与済み売上データをアクワイアラ3に転送する。
また、第2データセンタ6は、Rフラグに対応していないイシュア4に対して、Rフラグを付加しないオーソリ用データを中継する。また、第2データセンタ6は、オーソリ処理の代行に対応するイシュア4(対象イシュア)に対して、オーソリ用データを代行センタ7に送信する。
また、第2データセンタ6は、オーソリ結果を受信し、受信したオーソリ結果を加盟店2に送信する。
また、第2データセンタ6は、オーソリデータ取得部61と、対象加盟店情報記憶部62と、イシュア情報記憶部63と、イシュア代行記憶部64と、オーソリ中継部65とを備えている。
図13に示す例では、対象加盟店情報記憶部62は、例えば、「対象加盟店」の“A加盟店”と、「加盟店識別情報」の“XXXXX”と、「イシュア判定不可時の中継先情報」の”11111“とを関連付けて記憶している。すなわち、図13に示す例は、リカーリング対象の“A加盟店”の「加盟店識別情報」が“XXXXX”であり、契約するアクワイアラ3が“11111”であることを示している。
図14に示す例では、イシュア情報記憶部63は、例えば、「BIN情報」の“100000XX〜19999XX”に関連付けて「イシュア情報」の“11111”を記憶している。すなわち、「BIN情報」が“100000XX〜19999XX”に対応する「イシュア情報」が“11111”であることを示している。
図15に示す例では、イシュア代行記憶部64は、例えば、オーソリ処理を代行する対象イシュアの「イシュア情報」のリストが、“11111”、“22222”、・・・であることを示している。
また、オーソリ中継部65は、代行判定処理において、該当する「イシュア情報」がイシュア代行記憶部64に存在しない場合に、代行判定処理において判定したイシュア4にダイレクトに中継するように、Rフラグが付加されたオーソリ用データを編集して、当該イシュア4に中継する。
このように、オーソリ中継部65は、Rフラグが付加されたオーソリ用データを転送すると判定したイシュア4のうち、イシュア4によって予め指定されたオーソリ用データのオーソリ転送システムTS1に対応したデータフォーマットに、Rフラグが付加されたオーソリ用データを変換する。そして、オーソリ中継部65は、変換した当該オーソリ用データを、指定されたオーソリ用データのオーソリ転送システムTS1を介して、イシュア4に転送する。
また、各イシュア4は、第2データセンタ6から中継されたオーソリ用データに基づいて、オーソリ処理を実行し、オーソリ結果を第2データセンタ6に送信する。
図16は、本実施形態による取引システム1aの動作の一例を示す第1のシーケンス図である。この図に示す例は、第2データセンタ6が、Rフラグが付加されたオーソリ用データに対応するイシュア4に、オーソリ用データに中継する場合の一例を示している。
次に、第2データセンタ6のオーソリ中継部65は、取得したオーソリ用データと、対象加盟店情報記憶部62が記憶する対象加盟店情報と、イシュア情報記憶部63が記憶するイシュア判定情報とに基づいて、Rフラグ付きオーソリ用データを転送するイシュア4を判定する(ステップS202)。
次に、イシュア4は、オーソリ処理を実行する(ステップS204)。すなわち、イシュア4は、取得したRフラグ付きオーソリ用データにより、オーソリ処理を実行する。なお、リカーリングによる取引である場合、一般に、オーソリ処理において、クレジットカードの有効期限の判定を行わない、通常とは異なるオーソリ処理を行っている。イシュア4は、Rフラグに基づいて、オーソリ処理において、クレジットカードの有効期限の判定を行うか否かを判定する。
次に、加盟店2は、売上データにオーソリ結果を付与した売上データを作成する(ステップS207)。そして、加盟店2は、オーソリ結果付き売上データを第1データセンタ5aに送信し(ステップS208)、第1データセンタ5aは、オーソリ結果付き売上データをアクワイアラ3に配信する(ステップS209)。
次に、第2データセンタ6のオーソリ中継部65は、イシュア判定及び代行判定処理を実行する(ステップS302)。すなわち、オーソリ中継部65は、取得したオーソリ用データと、対象加盟店情報記憶部62が記憶する対象加盟店情報と、イシュア情報記憶部63が記憶するイシュア判定情報とに基づいて、Rフラグ付きオーソリ用データを転送するイシュア4を判定する。この図に示す例では、オーソリ中継部65は、さらに、イシュア代行記憶部64が記憶するイシュア代行情報に基づいて、代行判定処理を実行し、代行センタ7に中継すると判定する。
次に、代行センタ7は、オーソリ処理を代行し(ステップS304)、オーソリ結果を第2データセンタ6に送信し(ステップS305)、第2データセンタ6は、受信したオーソリ結果を加盟店2に中継する(ステップS306)。
次に、第2データセンタ6のオーソリ中継部65は、イシュア判定及び変換処理を実行する(ステップS402)。すなわち、オーソリ中継部65は、取得したオーソリ用データと、対象加盟店情報記憶部62が記憶する対象加盟店情報と、イシュア情報記憶部63が記憶するイシュア判定情報とに基づいて、Rフラグ付きオーソリ用データを転送するイシュア4を判定する。オーソリ中継部65は、さらに、イシュア4がオーソリ転送システムTS1による転送が指定されているか否かを判定する。なお、この図に示す例では、オーソリ中継部65は、イシュア4が、オーソリ転送システムTS1による転送が指定されている場合を示している。そのため、オーソリ中継部65は、オーソリ用データをオーソリ転送システムTS1用のフォーマットに変換する。
次に、専用サーバ10は、オーソリ転送システムTS1を介して、オーソリ用データをイシュア4に送信する(ステップS404)。
また、本実施形態の取引システム1aは、加盟店2に応じて、加盟店2がRフラグを付加する場合と、第2データセンタ6がRフラグを付加する場合とが混在するようにしてもよい。
これにより、本実施形態による取引システム1aは、イシュア4のオーソリ処理による処理負荷をさらに低減することができる。
本実施形態による取引システム1aは、イシュア4の要望に応じて、複数の転送システムのうちから、転送システムを選択することが可能になる。また、様々な転送システムに対応させることが可能になるので、本実施形態による取引システム1aは、利便性を向上させることができる。
これにより、本実施形態による取引システム1aは、Rフラグを付加しない場合にも対応することができる。また、本実施形態による取引システム1aは、加盟店2による処理を低減することができる。
これにより、本実施形態による処理方法は、上述した本実施形態による取引システム1aと同様に、取引ごとにオーソリを行う場合において処理が煩雑になる程度を低減することができる。
[第3の実施形態]
ここでは、図4を参照して説明した上述の[変形例2]を第3の実施形態として、詳細に説明する。
図19に示すように、取引システム1bは、加盟店2と、イシュア4と、アクワイアラ3と、第1データセンタ5bと、第2データセンタ6aとを備えている。
なお、この図において、図8に示す構成と同一の構成については同一の符号を付し、その説明を省略する。
また、第1データセンタ5bは、売上データ集信部51と、アクワイアラ情報記憶部52と、イシュアBIN情報記憶部53と、オーソリデータ伝送部54aと、オーソリ結果受領部55と、売上データ作成部56とを備えている。
また、第2データセンタ6aは、オーソリデータ取得部61と、対象加盟店情報記憶部62と、イシュア情報記憶部63と、イシュア代行記憶部64と、オーソリ中継部65aとを備えている。
また、図示を省略するが、第2データセンタ6aは、第2の実施形態と同様に、代行センタ7に対応させてもよいし、他のオーソリ転送システムTS1を経由して、イシュア4にオーソリ用データを送信するようにしてもよい。
図20は、本実施形態による取引システム1bの動作の一例を示すシーケンス図である。この図に示す例は、第2データセンタ6aが、Rフラグが付加されたオーソリ用データに対応するイシュア4に、オーソリ用データに中継する場合の一例を示している。
第2データセンタ6aは、オーソリ用データにRフラグを付加するとともに、オーソリ用データの転送量を調整して、イシュア4にRフラグ付きオーソリ用データを中継する(ステップS504)。
次に、第2データセンタ6aは、受信したオーソリ結果を第1データセンタ5bに中継する(ステップS507)。
これにより、本実施形態による取引システム1bは、第1の実施形態のように、イシュア4がオーソリ用データファイルによるバッチ処理の対応をする必要がない。そのため、本実施形態による取引システム1bは、例えば、イシュア4に、オーソリ用データファイルを受け付けるための変更を行う必要がない。また、例えば、夜間などの処理が空いている時間帯に、第2データセンタ6aが、オーソリ用データをイシュア4に中継するようにできるので、本実施形態による取引システム1bは、イシュア4の処理が煩雑になる程度を低減することができる。また、本実施形態による取引システム1bは、第1データセンタ5と各イシュア4との間のネットワークの負荷をより低減することができる。よって、本実施形態による取引システム1bは、上述した第1の実施形態、及び第2の実施形態と同様に、取引ごとにオーソリを行う場合において処理が煩雑になる程度を低減することができる。
[第4の実施形態]
ここでは、図5を参照して説明した上述の[変形例3]を第4の実施形態として、詳細に説明する。
図21に示すように、取引システム1cは、加盟店2と、イシュア4と、アクワイアラ3と、第1データセンタ5aと、第2データセンタ6aと、第3データセンタ8とを備えている。
なお、この図において、図19に示す構成と同一の構成については同一の符号を付し、その説明を省略する。
売上指示データ集信部81は、加盟店2からの売上指示データを集信し、売上指示データに基づいて売上データを生成する。
これにより、本実施形態による取引システム1cは、既存のシステムである第1データセンタ5aを変更することなく、第3データセンタ8を追加することにより、第3の実施形態と同様の効果を奏する。よって、本実施形態による取引システム1cは、上述した第3の実施形態と同様に、取引ごとにオーソリを行う場合において処理が煩雑になる程度を低減することができる。
例えば、上記の各実施形態は、独立した実施形態として説明したが、複数の実施形態を組み合わせて実施する形態であってもよい。
また、上記の各実施形態を実施させたシステムを複数混在させて、例えば、加盟店2、アクワイアラ3、及びイシュア4の要求により、加盟店2、アクワイアラ3、及びイシュア4ごとに、異なるシステムを実施させるようにしてもよい。
また、上記の第2の実施形態は、代行センタ7への対応を含まない形態であってもよいし、専用サーバ10を介して、当該オーソリ転送システムTS1によりイシュア4に転送する対応を含まない形態であってもよい。
2 加盟店
3 アクワイアラ
4 イシュア
5、5a、5b 第1データセンタ
6、6a 第2データセンタ
7 代行センタ
8 第3データセンタ
9 第4データセンタ
10 専用サーバ
51 売上データ集信部
52、82 アクワイアラ情報記憶部
53、83 イシュアBIN情報記憶部
54、54a、84a オーソリデータ伝送部
55、85 オーソリ結果受領部
56、86 売上データ作成部
57、87 売上データ配信部
61 オーソリデータ取得部
62 対象加盟店情報記憶部
63 イシュア情報記憶部
64 イシュア代行記憶部
65、65a オーソリ中継部
81 売上指示データ集信部
TS1 オーソリ転送システム
Claims (5)
- 加盟店からの売上データを集信する集信部と、
前記集信部によって集信された前記売上データに基づいて、イシュアとアクワイアラとが同一でないNot on−us分のオーソリ用データを作成し、作成した前記オーソリ用データを、前記アクワイアラを介さずに各イシュアに転送する転送部と、
前記各イシュアからのオーソリ結果を受領する受領部と、
前記加盟店の代わりに、前記集信部が集信した前記売上データに前記オーソリ結果を付与した売上データを作成する売上データ作成部と、
前記オーソリ結果を付与した売上データを前記アクワイアラに配信する配信部と
を備えることを特徴とする取引装置。 - 前記転送部は、
前記加盟店ごとのアクワイアラの識別情報を記憶する記憶部から取得した前記アクワイアラの識別情報と、前記売上データに含まれる会員番号に対応するイシュア情報とに基づいて、前記Not on−us分のオーソリ用データを作成し、作成した前記オーソリ用データをファイルにして各イシュアに転送し、
前記受領部は、前記オーソリ結果をファイルにて、前記各イシュアから受領する
ことを特徴とする請求項1に記載の取引装置。 - 前記オーソリ用データを前記イシュアに転送する場合に、所定のルールに基づいて、前記オーソリ用データの転送量を調整し、前記オーソリ用データを前記イシュアに中継する中継部
を備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の取引装置。 - 集信部が、加盟店からの売上データを集信する集信ステップと、
転送部が、前記集信ステップによって集信された前記売上データに基づいて、イシュアとアクワイアラとが同一でないNot on−us分のオーソリ用データを作成し、作成した前記オーソリ用データを、前記アクワイアラを介さずに各イシュアに転送する転送ステップと、
受領部が、前記各イシュアからのオーソリ結果を受領する受領ステップと、
売上データ作成部が、前記加盟店の代わりに、前記集信ステップにおいて集信した前記売上データに前記オーソリ結果を付与した売上データを作成する売上データ作成ステップと、
配信部が、前記オーソリ結果を付与した売上データを前記アクワイアラに配信する配信ステップと
を含むことを特徴とする処理方法。 - コンピュータに、
加盟店からの売上データを集信する集信ステップと、
前記集信ステップによって集信された前記売上データに基づいて、イシュアとアクワイアラとが同一でないNot on−us分のオーソリ用データを作成し、作成した前記オーソリ用データを、前記アクワイアラを介さずに各イシュアに転送する転送ステップと、
前記各イシュアからのオーソリ結果を受領する受領ステップと、
前記加盟店の代わりに、前記集信ステップにおいて集信した前記売上データに前記オーソリ結果を付与した売上データを作成する売上データ作成ステップと、
前記オーソリ結果を付与した売上データを前記アクワイアラに配信する配信ステップと
を実行させるためのプログラム。
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