JP6175582B1 - 情報入力システム、情報入力方法、及び情報入力プログラム - Google Patents

情報入力システム、情報入力方法、及び情報入力プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザーの利便性を高めることができると共に所定の情報をサービス提供サーバーに自動入力できる情報入力システム、情報入力方法、及び情報入力プログラムを提供する。【解決手段】情報入力システム1は、条件情報を取得する条件情報取得部100と、共通項目情報を取得する共通項目情報取得部102と、独自項目情報を取得する独自項目情報取得部104と、確認事項情報をサービス提供サーバー識別子に対応づけて格納する確認事項情報格納部20と、同意情報を取得する同意取得部106と、条件情報、共通項目情報、独自項目情報、及び同意情報からなる群から選択される少なくとも1つの情報を、ユーザーのユーザー識別子に対応づけて格納する申込情報格納部30と、申込情報格納部30に格納されている情報を情報入力フォームへの入力用の情報に変換する情報変換部50と、入力用の情報を自動的に入力する自動入力部60とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、情報入力システム、情報入力方法、及び情報入力プログラムに関する。特に、本発明は、所定の情報をサービス提供サーバーに自動入力できる情報入力システム、情報入力方法、及び情報入力プログラムに関する。
従来、ユーザーにサービスを提供する複数のサービス提供サーバーに、ユーザーの個人情報をユーザー端末から一括的に入力することを支援する情報入力支援サーバーを備える情報入力システムであって、情報入力支援サーバーが、サービスのユーザーへの提供に要する情報であって安全な取扱いが要求され、複数のサービス提供サーバーごとに要求される特定情報を取得せず、ユーザー端末を介して個人情報を取得する個人情報取得部と、個人情報取得部が取得した個人情報を格納する個人情報格納部とを有し、ユーザー端末が、個人情報格納部が格納している個人情報を取得して、取得した個人情報を複数のサービス提供サーバーのそれぞれに一括的に供給すると共に、サービス提供サーバーから特定情報の入力を要求された場合、ユーザー端末に入力された特定情報をユーザー端末からサービス提供サーバーに直接供給する入力処理部を有する情報入力システムが知られている(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1に記載の情報入力システムによれば、複数のサービス提供サーバーに情報を効率よく一括入力できると共に、安全性が要求される情報の漏洩を防止できる。
特許第5476503号公報
特許文献1に記載されている情報入力システムによれば複数のサービス提供サーバーに情報をスムーズに入力できるものの、ユーザーの利便性を更に向上させる余地がある。
したがって、本発明の目的は、ユーザーの利便性を高めることができると共に所定の情報をサービス提供サーバーに自動入力できる情報入力システム、情報入力方法、及び情報入力プログラムを提供することにある。
本発明は、上記目的を達成するため、ユーザーにサービスを提供する複数のサービス提供業者それぞれのサービス提供サーバーの情報入力フォームにユーザーに関連する情報を自動入力する情報入力システムであって、ユーザーに提供されるサービスのサービス内容の選択に必要な条件に関する条件情報を取得する条件情報取得部と、ユーザーに提供されるサービスの申込みに必要な情報であって、複数のサービス提供サーバーが共通に要求する共通項目情報を取得する共通項目情報取得部と、複数のサービス提供サーバーそれぞれが独自に要求する情報であって、共通項目情報に含まれていない独自項目情報を取得する独自項目情報取得部と、複数のサービス提供業者それぞれの確認事項を示す確認事項情報を、複数のサービス提供サーバーそれぞれのサービス提供サーバー識別子に対応づけて格納する確認事項情報格納部と、確認事項に対するユーザーの同意を示す同意情報を取得する同意取得部と、条件情報、共通項目情報、独自項目情報、及び同意情報からなる群から選択される少なくとも1つの情報を、ユーザーのユーザー識別子に対応づけて格納する申込情報格納部と、申込情報格納部に格納されている情報の少なくとも一部を、複数のサービス提供サーバーそれぞれの情報入力フォームへの入力用の情報に変換する情報変換部と、入力用の情報を複数のサービス提供サーバーそれぞれに自動的に入力する自動入力部とを備える情報入力システムが提供される。
また、上記情報入力システムにおいて、複数のサービス提供サーバーの少なくとも1つに格納されている確認事項情報を取得し、確認事項情報格納部に格納されている確認事項情報と複数のサービス提供サーバーの少なくとも1つから取得した確認事項情報とが相違する場合、確認事項情報格納部に格納されている確認事項情報を、取得した確認事項情報に置き換えて更新する確認事項情報更新部を更に備えることもできる。
また、上記情報入力システムにおいて、情報入力フォームに当該情報入力システムが取得することを禁じられているセキュア情報を入力するセキュア情報入力項目が含まれている場合、セキュア情報と無関係のランダム情報を生成するランダム情報生成部を更に備え、自動入力部は、セキュア情報入力項目に生成したランダム情報を入力することもできる。
また、上記情報入力システムにおいて、条件情報に基づいて、ユーザーに提供され得るサービス内容を想定する想定部を更に備えることもできる。
また、上記情報入力システムにおいて、想定の結果に含まれる1つ以上のサービス内容に対応するサービスを提供する少なくとも1つ以上のサービス提供業者の選択を受け付けるサービス提供業者選択受付部を更に備え、同意取得部が、サービス提供業者選択受付部が受け付けた少なくとも1つ以上のサービス提供業者の確認事項情報を確認事項情報格納部から取得し、取得した確認事項情報に対応する確認事項に対するユーザーの同意情報を取得してもよい。
また、上記情報入力システムにおいて、サービス提供サーバーにおけるサービスの実行処理が終了した場合、実行処理が終了したことを示す終了情報をユーザーの情報端末に通知する完了通知部を更に備えてもよい。
また、上記情報入力システムにおいて、自動入力部が、確認事項情報格納部が格納している確認事項情報が最新の確認事項情報でないことを検知した場合、自動的に入力する処理を停止し、同意取得部が、ユーザーの情報端末に提示される最新の確認事項情報に対応する確認事項に対する同意情報を取得した場合、自動入力部が自動的に入力する処理を再開することもできる。
また、上記情報入力システムにおいて、自動入力部は、入力用の情報を自動的に入力する様子をユーザーの情報端末に表示させないこともできる。
また、本発明は、上記目的を達成するため、ユーザーにサービスを提供する複数のサービス提供業者それぞれのサービス提供サーバーの情報入力フォームにユーザーに関連する情報を自動入力する情報入力システムが実行する情報入力方法であって、情報入力システムが有する条件情報取得部が、ユーザーに提供されるサービスのサービス内容の選択に必要な条件に関する条件情報を取得する条件情報取得段階と、情報入力システムが有する共通項目情報取得部が、ユーザーに提供されるサービスの申込みに必要な情報であって、複数のサービス提供サーバーが共通に要求する共通項目情報を取得する共通項目情報取得段階と、情報入力システムが有する独自項目情報取得部が、複数のサービス提供サーバーそれぞれが独自に要求する情報であって、共通項目情報に含まれていない独自項目情報を取得する独自項目情報取得段階と、複数のサービス提供業者それぞれの確認事項を示す確認事項情報を、複数のサービス提供サーバーそれぞれのサービス提供サーバー識別子に対応づけて情報入力システムが有する確認事項情報格納部に格納する確認事項情報格納段階と、情報入力システムが有する同意取得部が、確認事項に対するユーザーの同意を示す同意情報を取得する同意取得段階と、条件情報、共通項目情報、独自項目情報、及び同意情報からなる群から選択される少なくとも1つの情報を、ユーザーのユーザー識別子に対応づけて情報入力システムが有する申込情報格納部に格納する申込情報格納段階と、情報入力システムが有する情報変換部が、申込情報格納部に格納されている情報の少なくとも一部を、複数のサービス提供サーバーそれぞれの情報入力フォームへの入力用の情報に変換する情報変換段階と、情報入力システムが有する自動入力部が、入力用の情報を複数のサービス提供サーバーそれぞれに自動的に入力する自動入力段階とを備える情報入力方法が提供される。
また、本発明は上記目的を達成するため、ユーザーにサービスを提供する複数のサービス提供業者それぞれのサービス提供サーバーの情報入力フォームにユーザーに関連する情報を自動入力する情報入力サーバーを備える情報入力システム用の情報入力プログラムであって、コンピューターにユーザーに提供されるサービスのサービス内容の選択に必要な条件に関する条件情報を取得する条件情報取得機能と、ユーザーに提供されるサービスの申込みに必要な情報であって、複数のサービス提供サーバーが共通に要求する共通項目情報を取得する共通項目情報取得機能と、複数のサービス提供サーバーそれぞれが独自に要求する情報であって、共通項目情報に含まれていない独自項目情報を取得する独自項目情報取得機能と、複数のサービス提供業者それぞれの確認事項を示す確認事項情報を、複数のサービス提供サーバーそれぞれのサービス提供サーバー識別子に対応づけて確認事項情報格納部に格納する確認事項情報格納機能と、確認事項に対するユーザーの同意を示す同意情報を取得する同意取得機能と、条件情報、共通項目情報、独自項目情報、及び同意情報からなる群から選択される少なくとも1つの情報を、ユーザーのユーザー識別子に対応づけて申込情報格納部に格納する申込情報格納機能と、申込情報格納部に格納されている情報の少なくとも一部を、複数のサービス提供サーバーそれぞれの情報入力フォームへの入力用の情報に変換する情報変換機能と、入力用の情報を複数のサービス提供サーバーそれぞれに自動的に入力する自動入力機能とを実現させる情報入力プログラムが提供される。
本発明に係る情報入力システム、情報入力方法、及び情報入力プログラムによれば、ユーザーの利便性を高めることができると共に所定の情報をサービス提供サーバーに自動入力できる情報入力システム、情報入力方法、及び情報入力プログラムを提供できる。
本実施形態に係る情報入力システムの概要図である。 本実施形態に係る情報入力システムの機能構成ブロック図である。 本実施の形態に係る情報入力システムの確認事項情報格納部、申込情報格納部、サービスデータベース、及び変換テーブルに格納されるデータ構造の図である。 本実施形態に係る情報入力システムにおける処理のフロー図である。 本実施形態に係る情報入力システムにおける処理のフロー図である。 本実施の形態に係る情報入力システムのハードウェア構成図である。
[実施の形態]
(情報入力システム1の概要)
商品及び/又はサービスを提供する1つ以上のサービス提供業者はそれぞれ、商品及び/又はサービスの提供に要する手続を実行するサービス提供サーバーを備える。複数のサービス提供業者それぞれのサービス提供サーバーは、商品及び/又はサービスをユーザーに提供する場合に、ユーザーが有する情報端末から当該ユーザーが検討若しくは希望する商品及び/又はサービスを特定するための条件等の情報、及び当該ユーザーの個人情報等の様々な情報を取得し、取得した情報に基づいて所定の商品及び/又はサービスをユーザーに提供する。
本実施形態に係る情報入力システム1は、ユーザーが1つ以上、好ましくは複数のサービス提供業者のサービス提供サーバーに上記の様々な情報を入力することが要求される場合に、当該様々な情報をユーザーの情報端末を介して予め取得する。そして、情報入力システム1は、ユーザーの情報端末に代わって、1つ以上若しくは複数のサービス提供サーバーのそれぞれに、取得した情報を、各サービス提供サーバーが要求する形式に変換して自動入力する。したがって、情報入力システム1によれば、複数のサービス提供サーバーへの情報の入力は情報入力システム1が自動で実行するので、ユーザーは情報入力システム1に対して一度だけ所定の情報を入力するだけでよく、ユーザーの利便性が向上する。
ここで、情報入力システム1は、1つ以上若しくは複数のサービス提供サーバーの利用において各サービス提供サーバーから要求される確認事項(例えば、利用規約、商品概要説明、及び/又はサービス概要説明等の情報)を予め取得する。そして、情報入力システム1は、ユーザーの情報端末にサービス提供サーバーに代わって確認事項を提示することで、各サービス提供サーバーへの情報の自動入力前にユーザーから確認事項に対する同意を取得する。これにより、情報入力システム1は、各サービス提供サーバーへの情報の入力中にユーザーに確認事項を提示することや確認事項に対するユーザーの同意を取得することを要さないので、情報入力システム1における複数のサービス提供サーバーそれぞれへの情報入力処理をユーザーに意識させずにスムーズに実行できる。
また、情報入力システム1は、サービス提供サーバーが要求する情報に、情報入力システム1が取得することについて禁止されている情報、若しくは取得することが好ましくない情報(以下、「セキュア情報」と称する。)が含まれている場合、セキュア情報の代わりに当該セキュア情報とは無関係のランダムな情報(以下、「ランダム情報」と称する。)を生成し、生成したランダム情報をセキュア情報の代わりにサービス提供サーバーに受け渡すこともできる。これにより、情報入力システム1は、セキュア情報をユーザーから取得することや格納することをせずに各サービス提供サーバーへの情報の自動入力を実行できるので、高いセキュリティを確保できる。
図1は、本発明の実施の形態に係る情報入力システムの概要を示す。なお、本実施形態に係る情報入力システム1は、一人のユーザー又は複数のユーザーを対象にすることができ、また、一つのサービス提供サーバー又は複数のサービス提供サーバーを対象にすることができる。
本実施形態に係る情報入力システム1は、複数のユーザーそれぞれについて、各ユーザーが検討若しくは希望する商品及び/又はサービスを特定するための条件等の情報、及び各ユーザーの個人情報等の様々な情報を各ユーザーの情報端末2から通信網5を介して取得する。なお、情報入力システム1は、各ユーザーから提供される記録媒体等から上記様々な情報を直接取得してもよい。
例えば、情報入力システム1は、情報端末2からのアクセスに応じ、取得する情報に応じた各種の入力フォーム(例えば、入力フォーム150、入力フォーム150a、入力フォーム150b、及び入力フォーム150c等)を情報端末2に表示させる。そして、ユーザーが情報端末2に表示された入力フォーム150等に所定の情報を入力した場合、情報入力システム1は、入力された情報を取得すると共に、ユーザーを一意に識別するユーザー識別子に対応づけて取得した情報を申込情報格納部30に格納する。
ここで、情報入力システム1は、入力された情報に基づいて、複数のサービス提供業者のそれぞれが提供する複数のサービス内容からユーザーに提供され得るサービス内容を想定することもできる。本実施形態において「想定」とは、ユーザーの行動に基づいてユーザーに提供され得るサービス内容をシミュレーションする処理、及び/又は入力された情報に基づいて複数のサービス内容から当該ユーザーに適切なサービス内容を絞り込む処理を指すものとする。「想定」におけるユーザーの行動とは、例えば、ユーザーのサービス閲覧履歴やサービス利用履歴等が挙げられる。「想定」においては、ユーザーのサービス閲覧履歴やサービス利用履歴等の履歴情報を参照し、当該ユーザーの興味や趣向に沿うサービス内容をシミュレーションする処理が含まれる(例えば、レコメンデーション処理)。情報入力システム1は、想定結果を情報端末2に提示する。情報端末2は、想定結果を参照したユーザーからの指示に応じ、所定のサービス内容を提供するサービス提供業者の選択を受け付ける。
また、情報入力システム1は、入力フォームを介し、複数のサービス提供サーバーのそれぞれが要求する情報であって、複数のサービス提供サーバーのいずれもが要求する情報(以下、「共通項目情報」と称する。)と、複数のサービス提供サーバーのそれぞれが独自に要求する情報(以下、「独自項目情報」と称する。)とを取得する。
ここで、情報入力システム1は、サービス提供業者のサービス提供サーバーのそれぞれから(例えば、サービス提供サーバー3、サービス提供サーバー3a、・・・サービス提供サーバー3z等から)、各サービス提供業者が要求する確認事項(例えば、利用規約等)に関する情報である確認事項情報を予め取得しておく。そして、情報入力システム1は、予め取得した複数のサービス提供業者それぞれの確認事項のうち、情報端末2から受け付けたユーザーに選択されたサービス提供業者の確認事項を情報端末2に提示し、情報端末2を介してユーザーが確認事項に同意したことを示す情報(以下、「同意情報」と称する。)を取得する。情報入力システム1は、情報端末2から取得したユーザーの各種情報(例えば、条件等の情報、個人情報、ユーザーが選択したサービス提供業者を識別する情報、共通項目情報、独自項目情報、及び/又は同意情報等)をユーザー識別子に対応づけて申込情報格納部30に格納する。
続いて、情報入力システム1は、ユーザー識別子に対応づけて格納している各種情報を、当該ユーザー識別子に対応するユーザーの同意情報がある1つ以上のサービス提供業者のサービス提供サーバーそれぞれ用の情報に変換する。情報入力システム1は、変換した情報を1つ以上のサービス提供サーバーそれぞれに自動的に入力する。例えば、情報入力システム1は、一のサービス提供サーバーの複数の情報入力フォームそれぞれに含まれる情報を入力する項目に、順次、申込情報格納部30に格納されている情報であって当該項目に対応する情報を入力する。同様に、情報入力システム1は、当該一のサービス提供サーバーの他のサービス提供サーバーであって、ユーザーが選択したサービス提供業者それぞれのサービス提供サーバーの複数の情報入力フォームへの情報の入力を自動的に実行する。
この場合において情報入力システム1は、あるサービス提供サーバーからセキュア情報の入力が要求された場合、所定のアルゴリズムを用いてランダムに生成されるランダム情報をセキュア情報の代わりに用いる。すなわち、情報入力システム1は、セキュア情報を入力する項目に、ランダム情報を入力する。なお、情報入力システム1は、複数のサービス提供サーバーそれぞれからセキュア情報の入力が要求された場合、複数のサービス提供サーバーそれぞれごとに異なるランダム情報を生成することも、同一のランダム情報を生成することもできる。セキュリティ向上の観点からは、複数のサービス提供サーバーそれぞれごとに異なるランダム情報を生成することが好ましい。そして、各サービス提供サーバーは、自身が要求するすべての情報の取得を確認した場合、所定の商品及び/又はサービスの提供処理を実行する。
各サービス提供サーバーは、商品及び/又はサービスの提供処理が完了した場合、商品及び/又はサービスの提供処理が完了したことを示す情報をユーザーの情報端末2に通信網5を介して通知する。また、情報入力システム1は、各サービス提供サーバーの処理を監視することができ、商品及び/又はサービスの提供処理が完了した場合、情報入力システム1からも情報端末2に処理が完了したことを示す情報を通信網5を介して通知することができる。
このように本実施形態に係る情報入力システム1は、ユーザーの情報端末2を介し、ユーザーが検討若しくは希望する商品及び/又はサービスを特定するための条件等の情報、及び個人情報等の様々な情報を取得すると共に、予め取得しておいたサービス提供サーバーの確認事項の情報を自動入力処理の前にユーザーの情報端末2に提示してユーザーの同意を取得できる。更に、情報入力システム1は、サービス提供サーバーのそれぞれが互いに異なる形式の情報の入力を要求していたとしても、各サービス提供サーバーが要求する形式の情報にユーザーから取得した情報を自動で変換できる。これにより、情報入力システム1によれば、ユーザーが複数のサービス提供サーバーのそれぞれに逐一情報を入力することを要さず、情報入力システム1に1度だけ情報を入力するだけで、所望のサービス提供業者から所望の商品及び/又はサービスの提供をスムーズに受けることができる。
また、情報入力システム1は、セキュア情報をユーザーから取得せず、セキュア情報の入力を要するサービス提供サーバーに対してはランダム情報を代わりに入力するので、セキュア情報が外部漏洩することを防止できる。
なお、本実施の形態において情報入力システム1は、1つ以上のサーバーで構成できる。すなわち、情報入力システム1は、複数のサーバーを含んで構成することもできる。例えば、情報入力システム1は、メールサーバー、又はファイルサーバー等のデジタル情報を格納するサーバーを含む。通信網5は、携帯電話網、及び/又はインターネット等の通信網である。通信網5は、有線LAN及び無線LAN等の通信ネットワークを含むこともできる。
また、ユーザーの情報端末2はそれぞれ、携帯電話、スマートフォン等の携帯通信端末、又はパーソナルコンピュータ、ノートパソコン、タブレットPC等の情報処理端末を含む。更に、サービス提供サーバー3〜3zはそれぞれ、例えば、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)事業者のサーバー、商品及び/又はサービスの通信販売に携わる事業者のサーバー、情報配信サービスを提供する事業者のサーバー、動画配信サービスを提供する事業者のサーバー、金融機関のサーバー、預貯金取扱金融機関のサーバー、保険業に携わる事業者のサーバー、各種ローンを含む金融商品を扱う金融商品取引業に携わる事業者のサーバー、証券会社のサーバー、貸金業に携わる事業者のサーバー、消費者金融に携わる事業者のサーバー、信販会社のサーバー、又はリース業に携わる事業者のサーバー等を含む。
そして、サービスは、例えば、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)、インターネットショッピングサイト、ニュース配信サイト、情報提供サイト、動画配信サービスサイト、住宅ローンやその他のローンの資料請求、住宅ローンやその他のローンの仮審査申込み、住宅ローンやその他のローンの申込み、保険サービスの資料請求、保険サービスの仮申込み、カードローンの資料請求、カードローンの審査申込み、クレジットカード取得のための申込み、又はインターネット上での証券取引の申込み・証券口座の開設等のためのユーザー登録等の各種サービスを含む。情報入力システム1は、申込フォームがあるサービスのすべてに応用できる。
(情報入力システム1の詳細)
図2は、本発明の実施の形態に係る情報入力システムの機能構成の一例を示す。なお、以下の説明においては、サービス提供業者が提供するサービスとして住宅ローンサービスを挙げて説明する場合があるが、サービスとしては上記各種サービスが存在しており、住宅ローンサービスに限られるわけではない。また、情報入力システム1は、複数の情報端末2と通信可能に接続することができるが、説明を簡略化するため、以下においては1つの情報端末2と情報入力システム1とが通信網5を介して通信可能に接続されている例を主に説明する。更に、情報入力システム1は、複数のサービス提供サーバーと通信網5を介して通信可能に接続することができるが、説明を簡略化するため、以下においては情報入力システム1と1つのサービス提供サーバーが通信可能に接続されている例を主に説明する。
また、図3は、本発明の実施の形態に係る情報入力システムの確認事項情報格納部、申込情報格納部、サービスデータベース、及び変換テーブルに格納されるデータ構造の一例を示す。
情報入力システム1は、ユーザーに所定のサービスを提供する複数のサービス提供業者それぞれのサービス提供サーバーの情報入力フォームにユーザーに関連する情報を自動入力し、当該入力に応じて複数のサービス提供業者のそれぞれがユーザーにサービスを提供することを支援するシステムである。
情報入力システム1は、情報端末2の表示を制御して入力フォーム等を表示させる表示制御部15と、入力フォームを介して各種情報の入力を受け付ける入力ユニット10と、確認事項の情報(以下、「確認事項情報」と称する。)を格納する確認事項情報格納部20と、確認事項情報を更新する確認事項情報更新部22と、入力ユニット10が受け付けた情報の少なくとも一部を格納する申込情報格納部30と、所定のサービスへの申込完了を情報端末2に通知する申込完了部32と、申込が完了したかどうかを確認する確認部34と、入力された情報の少なくとも一部に基づいてユーザーに提供されるサービス内容を想定する想定部40と、サービス提供業者が有するサービス内容を示すサービス情報をサービスを一意に識別するサービス識別子に対応づけて格納するサービスデータベース42と、想定部40の想定結果を情報端末2に出力する想定結果出力部44とを備える。
入力ユニット10は、条件に関する情報を取得する条件情報取得部100と、共通項目情報を取得する共通項目情報取得部102と、独自項目情報を取得する独自項目情報取得部104と、同意を取得する同意取得部106と、サービス提供業者の選択を受け付けるサービス提供業者選択受付部108とを有する。なお、入力ユニット10が有する各構成要素の一部が、入力ユニット10の外部に存在していてもよい。また、入力ユニット10は、セキュア情報は取得しないことが好ましい。
また、情報入力システム1は、情報を、複数のサービス提供サーバーそれぞれの情報入力フォームへの入力用の情報に変換する情報変換部50と、変換の仕方の定義を少なくとも格納する変換テーブル55と、複数のサービス提供サーバーの情報入力フォームに情報を一括的に自動入力する自動入力部60と、ランダム情報を生成するランダム情報生成部65と、サービス提供サーバーにおいてサービスの実行処理が終了したことを示す情報をユーザーの情報端末2に通知する完了通知部70とを備える。
なお、情報入力システム1は、上記構成の一部若しくはすべてをクラウド上に設けることや、上記構成の一部を他の部分とは物理的に離れた地点に設け、当該構成の一部と当該他の部分とを通信網5を介して相互に通信可能になるように設けることもできる。
(表示制御部15)
表示制御部15は、情報端末2が情報入力システム1にアクセスした場合、所定の情報が入力される入力フォーム等を情報端末2に表示させる。また、想定結果出力部44からの働きかけに応じ、情報端末2に想定結果を表示すること、確認事項情報格納部20が格納している確認事項の情報を情報端末2に表示すること、申込完了部32からの働きかけに応じ、申し込みが完了したことを示す情報を情報端末2に表示すること等、情報端末2に各種の表示を実行させる。
(入力ユニット10:条件情報取得部100)
条件情報取得部100は、ユーザーに提供されるサービスの内容(「サービス内容」と称する。)の選択に必要な条件に関する条件情報を取得する。条件情報取得部100は、情報端末2を介し、情報端末2に入力される条件情報を取得する。具体的に、条件情報取得部100は、表示制御部15を介して情報端末2に条件情報用の入力フォームを表示させる。入力フォームは、複数の条件情報のそれぞれが入力される入力欄を含む。条件情報取得部100は、入力欄に入力された条件情報を取得する。
条件情報は、ユーザーが希望する商品及び/又はサービスの内容を特定する条件(「希望条件」)の情報、ユーザーが現在受けているサービスの内容を特定する条件(「現状条件」)の情報を含むこともできる。一例として、サービス提供サーバーが提供するサービスが住宅ローンの提供である場合、条件情報としては、住宅ローンの新規借入、若しくは借換条件に関する情報であって、ユーザーの住宅ローンの審査状況に関する情報(例えば、既に審査を出したか否かに関する情報、既に審査した金融機関に関する情報等を含む。)、条件情報入力時における住宅ローンの借入状況に関する情報、ユーザーが希望する条件(例えば、借入希望金額、借入希望期間、対象物件の住所、物件の契約状況等)、ユーザー個人に関する情報(例えば、前年度税込年収、生年月日、勤務形態、現在の勤め先における勤続期間、メールアドレス等)等が挙げられる。条件情報取得部100は、取得した条件情報を申込情報格納部30、及び/又は想定部40に供給する。
(入力ユニット10:共通項目情報取得部102)
共通項目情報取得部102は、ユーザーに提供されるサービスの申込みに必要な情報であって、複数のサービス提供サーバーが共通に要求する共通項目情報を取得する。共通項目情報取得部102は、情報端末2を介し、情報端末2に入力される共通項目情報を取得する。具体的に、共通項目情報取得部102は、表示制御部15を介して情報端末2に共通項目情報用の入力フォームを表示させる。入力フォームは、複数の共通項目情報のそれぞれが入力される入力欄を含む。共通項目情報取得部102は、入力欄に入力された共通項目情報を取得する。なお、条件情報の一部と共通項目情報の一部とが重複していてもよい。
共通項目情報としては、例えば、資金計画に関する情報(例えば、購入予定物件のタイプ、借入内訳、土地・建物・所費用等の物件購入に必要な資金、自己資金や親族等からの贈与等の資金計画等に関する情報)、及び/又は借入対象物件に関する情報(例えば、物件の使用目的、住所、建物名・部屋番号、建物築年数、土地・建物面積、土地名義、建物名義、土地の権利等)等が挙げられる。
また、共通項目情報取得部102は、共通項目情報として、ユーザーを特定する個人情報も取得できる。個人情報としては、例えば、ユーザーの氏名、性別、国籍、生年月日、電話番号、前年度税込年収、勤め先の情報(勤務先名、業種、職種、役職、所属部課、勤務先区分、資本金、従業員数、勤務先住所、勤務先電話番号、本社住所、設立年月、入社年月日、定年の有無、健康保険の種類、直近の給与、出向の有無等)、家族構成、連帯保証人に関する情報、並びに日中連絡先の情報等が含まれる。共通項目情報取得部102は、取得した共通項目情報を申込情報格納部30に供給する。
(入力ユニット10:独自項目情報取得部104)
独自項目情報取得部104は、複数のサービス提供サーバーそれぞれが独自に要求する情報であって、共通項目情報に含まれていない情報である独自項目情報を取得する。独自項目情報取得部104は、情報端末2を介し、情報端末2に入力される独自項目情報を取得する。具体的に、独自項目情報取得部104は、表示制御部15を介して情報端末2に独自項目情報用の入力フォームを表示させる。入力フォームは、複数の独自項目情報のそれぞれが入力される入力欄を含む。独自項目情報取得部104は、入力欄に入力された独自項目情報を取得する。なお、独自項目情報取得部104が取得する独自項目情報は、サービス提供業者選択受付部108が選択を受け付けたサービス提供業者が要求する情報であって、共通項目情報取得部102が取得していない情報であってよい。これにより、独自項目情報取得部104は、ユーザーが所望するサービス提供業者についてのみ独自項目情報を取得できるので、処理速度を向上させることができる。なお、条件情報の一部と共通項目情報の一部とが重複していてもよい。
独自項目情報としては、サービス提供業者が独自に要求する情報であって、例えば、サービス提供業者が金融機関である場合、口座を保有しているか否かの情報、ユーザーが当該金融機関にユーザー専用のページを有しているか否かの情報、希望金利のタイプ、サービス提供業者からの案内の要否、自宅勤務先以外の連絡先、サービス提供業者が提供している他のサービスの案内の要否、審査結果の連絡先、保有資産の情報、保有国家資格の情報、及び/又はキャンペーンコード等の情報が挙げられる。独自項目情報取得部104は、取得した独自項目情報を申込情報格納部30に供給する。
(入力ユニット10:同意取得部106、サービス提供業者選択受付部108)
同意取得部106は、確認事項に対するユーザーの同意を示す同意情報を取得する。すなわち、同意取得部106は、確認事項情報格納部20が格納している確認事項情報に対応する確認事項を情報端末2において参照したユーザーの確認事項に対する同意情報(つまり、確認事項について同意したことを示す情報)を、情報端末2を介して取得する。
また、サービス提供業者選択受付部108は、想定部40による想定の結果に含まれる1つ以上のサービス内容に対応するサービスを提供する少なくとも1つ以上のサービス提供業者のユーザーによる選択を受け付ける。すなわち、サービス提供業者選択受付部108は、想定部40が情報端末2に表示させた複数の想定の結果のうち、ユーザーが選択したサービスを提供するサービス提供業者の選択を受け付ける。そして、サービス提供業者選択受付部108は、受け付けた選択を示す情報を確認事項情報格納部20に供給する。なお、サービス提供業者選択受付部108は、想定部40による想定の結果に含まれるすべてのサービス内容に対応するサービスを提供するすべてのサービス提供業者を自動的に選択してもよい(つまり、この場合、ユーザーからの選択は受け付けずに、自動的に選択する。)。その場合、サービス提供業者選択受付部108は、すべてのサービス提供業者が自動的に選択されたことを示す情報を確認事項情報格納部20に供給する。
そして、同意取得部106は、サービス提供業者選択受付部108が選択を受け付けた少なくとも1つ以上のサービス提供業者の確認事項情報を確認事項情報格納部20から取得し、表示制御部15に働きかけて、取得した確認事項情報をユーザーの情報端末2に表示させる。そして、同意取得部106は、情報端末2において確認事項を参照したユーザーの同意情報を取得する。ここで、同意取得部106は、複数の確認事項情報に対する同意をまとめて取得するチェックフォームを表示制御部15に働きかけて情報端末2に表示させることで、複数の確認事項情報に対する同意情報をまとめて(一括して一度に)取得することができる。同意取得部106は、取得した同意情報を申込完了部32に供給する。
(確認事項情報格納部20)
確認事項情報格納部20は、図3に示すように、複数のサービス提供業者それぞれの確認事項を示す確認事項情報を、複数のサービス提供サーバーそれぞれを一意に識別するサービス提供サーバー識別子に対応づけて格納する。確認事項は、サービス提供業者のサービスを利用する場合における利用規約、サービス提供業者が提供する商品の商品概要説明、及び/又はサービス提供業者が提供するサービスのサービス概要説明等の情報を含む。確認事項情報格納部20は、同意取得部106からの働きかけに応じ、確認事項情報を同意取得部106及び/又は表示制御部15を介して情報端末2に供給する。この場合において、確認事項情報格納部20は、サービス提供業者選択受付部108が選択を受け付けたサービス提供業者の確認事項情報を同意取得部106及び/又は表示制御部15を介して情報端末2に供給する。
(確認事項情報更新部22)
確認事項情報更新部22は、確認事項情報格納部20に格納されている確認事項情報を更新する。すなわち、確認事項情報更新部22は、サービス提供サーバーに格納されている確認事項情報を取得し、確認事項情報格納部20に格納されている確認事項情報と取得した確認事項情報とが相違する場合、確認事項情報格納部20に格納されている確認事項情報を、取得した確認事項情報に置き換えて更新する。確認事項情報更新部22は、確認事項情報を任意のタイミング、例えば、1日に1回等、適宜設定できるタイミングで取得する。
具体的に、確認事項情報更新部22は、サービス提供サーバーの確認事項情報が含まれるページ(例えば、確認事項情報が利用規約である場合、利用規約が掲示されているページ)にアクセスする。確認事項情報更新部22は、アクセスしたページの確認事項情報のハッシュ値を算出する(一例として、入力に対して128ビットのハッシュ値を出力するハッシュ関数であるMessage Digest Algorithm 5(MD5)を利用できる。)。そして、確認事項情報更新部22は、確認事項情報格納部20が格納している確認事項情報のハッシュ値と、算出したハッシュ値とを比較し、ハッシュ値に相違がある場合、確認事項情報格納部20が格納している確認事項情報を、アクセスしたサービス提供サーバーのページ内の確認事項情報に置き換えて更新する。一方、確認事項情報更新部22は、比較したハッシュ値が同一である場合、確認事項情報の更新は実行しない。
(申込情報格納部30)
申込情報格納部30は、図3に示すように、条件情報、個人情報、共通項目情報、独自項目情報、及び同意情報からなる群から選択される少なくとも1つの情報を、ユーザーを一意に識別するユーザー識別子に対応づけて格納する。申込情報格納部30は、格納している情報を情報変換部50に供給する。なお、申込情報格納部30は、条件情報取得部100が条件情報及び/又は個人情報を取得したこと、共通項目情報取得部102が共通項目情報及び/又は個人情報を取得したこと、又は独自項目情報取得部104が独自項目情報を取得したことを契機として、同意情報の取得前に取得された情報を仮に格納してもよい。
(想定部40、サービスデータベース42、想定結果出力部44)
想定部40は、条件情報取得部100が取得した条件情報に基づいて、ユーザーに提供され得るサービス内容をサービス提供業者ごとに想定する。また、サービスデータベース42は、図3に示すように、複数のサービス提供業者のそれぞれが有する少なくとも1つ以上の商品及び/又はサービスに関する情報を格納する。すなわち、サービスデータベース42は、サービス提供サーバーを一意に識別するサービス提供サーバー識別子に対応づけて、商品及び/又はサービスを一意に識別する商品/サービス識別子を格納すると共に商品/サービス識別子に対応づけて商品及び/又はサービスの内容を示す商品及び/又はサービスの特徴についての情報(以下、「商品/サービス特徴情報」と称する。)、及び/又は商品名若しくはサービス名等を格納する。想定部40は、条件情報と、サービスデータベース42に格納されている商品/サービス特徴情報とに基づいて、条件情報に実質的に合致する商品及び/又はサービスを想定する。そして、想定結果出力部44は、想定部40の想定結果を、表示制御部15に働きかけて情報端末2に表示させる。
一例として、ユーザーに提供されるサービスが住宅ローンである場合、想定部40は、当該ユーザーが利用可能な住宅ローン商品を想定する。例えば、条件情報取得部100が、条件情報として、ユーザーの現在の仮審査申込情報(例えば、借入希望金額、返済期間、金利等)、若しくは借換えの場合における現在の借り入れ条件に関する情報(例えば、借入金額、返済期間、金利等)等を取得する。一方、サービスデータベース42は、各金融機関の住宅ローン商品の情報(例えば、新規借入商品であるか借換え商品であるかを示す情報、金利プランに関する情報、借入期間に関する情報、金利に関する情報等)を商品単位で格納する。そして、想定部40は、条件情報とサービスデータベース42に格納されている情報とを用い、現在の借入がある場合における住宅ローンと想定される住宅ローンを用いた場合との差し引きの額(お得額)、総返済額、毎月の支払額、所費用、及び/又は利息等の情報を商品ごとに想定する。そして、想定結果出力部44は、想定部40の想定結果を情報端末2に表示させる。この場合、情報端末2には、一例として、条件情報に基づいて想定された、各住宅ローン商品のお得額、総支払額、及び/又は月間支払額等の結果が一覧表示される。例えば、想定結果出力部44は、商品名に金利タイプ及び/又は既存借入件数を掛け合せたパターン分の想定結果を情報端末2に表示させることができる。
そして、想定結果を参考にユーザーは、情報端末2を介して所望する商品及び/又はサービスを選択する。サービス提供業者選択受付部108は、ユーザーが選択した商品及び/又はサービス、並びに当該商品及び/又はサービスを提供するサービス提供業者の選択を受け付ける。続いて、同意取得部106が、上述したように同意情報を取得する。
(申込完了部32)
申込完了部32は、同意取得部106同意情報を取得した場合、サービス提供業者選択受付部108が受け付けた少なくとも1つ以上のサービス提供業者のサービスへの申込みが完了したことを情報端末2に出力する。具体的に、申込完了部32は、表示制御部15に働きかけて、申込みが完了したことを示す情報を情報端末2に出力させる。例えば、申込完了部32は、受け付け完了処理(すなわち、申込完了処理)がなされた旨を情報端末2に「受け付け完了画面」を表示させることで通知する。
(確認部34)
確認部34は、申込完了部32においてサービスへの申込が完了したか否かを予め定められた時間間隔で確認する。確認部34は、サービス提供業者選択受付部108においてサービス提供業者が選択され、選択されたサービス提供業者の商品及び/又はサービスについての確認事項の同意情報が取得されたか否かを申込完了部32の申込完了処理がなされたか否かを確認することで判断する。確認部34は、申込完了部32における申込完了処理がされたか否かを、例えば、数秒若しくは十数秒に1回の時間間隔で確認する。確認部34は、申込完了処理がなされたことを確認した場合、申込完了処理がなされたことを示す情報を情報変換部50に供給する。
(情報変換部50、変換テーブル55)
情報変換部50は、申込情報格納部30に格納されている情報の少なくとも一部を、複数のサービス提供サーバーそれぞれの情報入力フォームへの入力用の情報に変換する。具体的に、情報変換部50は、確認部34から申込完了処理がなされたことを示す情報を受け取ったことを契機とし、変換処理を実行する。
ここで、変換テーブル55は、図3に示すように、サービス提供サーバー識別子に対応づけて、サービス提供サーバーの複数の情報入力フォームの複数の項目それぞれと、複数の情報入力フォームの複数の項目それぞれに対応する申込情報格納部30に格納される情報の項目とを紐付けて予め格納する。更に、変換テーブル55は、情報入力フォームの項目への入力が可能となるように、申込情報格納部30が格納している情報の変換の仕方(変換方法)を予め格納する。なお、変換方法には、情報の形式を変換しない方法も含む。
情報変換部50は、変換テーブル55を参照し、申込情報格納部30に格納されている情報を、当該情報が入力されるべきサービス提供サーバーの情報入力フォームの対応する項目に適した形式の情報に変換する。
すなわち、変換テーブル55は、サービス提供サーバー識別子に対応づけて、サービス提供サーバーの情報入力フォームの項目と、申込情報格納部30に格納されている情報であって、当該情報入力フォームの項目に入力されるべき情報の項目とを紐付けて格納すると共に、申込情報格納部30に格納されている情報を当該情報入力フォームの項目に入力できる形式への変換のアルゴリズムを予め格納する。
例えば、提供されるサービスが住宅ローンである場合において、申込情報格納部30は、条件情報として「お借入希望金額」、「前年度税込年収_給与収入」、「生年月日_年」等の項目のそれぞれに条件情報取得部100が取得した情報を格納しているとする。一方、一のサービス提供サーバーの情報入力フォームにおいては、上記各項目に対応する項目として「借入希望金額」、「前年度税込年収」、「生年月日_元号」等の項目が存在するとする。変換テーブル55は、情報入力フォームの「借入希望金額」には「お借入希望金額」に入力された情報をそのまま入力し、「前年度税込年収」には「前年度税込年収_給与」に入力された情報をそのまま入力し、「生年月日_元号」には「生年月日_年」の「年」の値を元号に変換した情報を入力するという変換方法を格納する。
なお、変換方法は上記に限られず、サービス提供サーバーの情報入力フォームに含まれる項目の種類に応じ、適宜設定することができる。情報変換部50は、変換した情報を自動入力部60に供給する。
(自動入力部60、ランダム情報生成部65)
自動入力部60は、情報変換部50において変換された、情報入力フォームへの入力用の情報を複数のサービス提供サーバーそれぞれの情報入力フォームに自動的に入力する。例えば、自動入力部60は、サービス提供業者選択受付部108が選択を受け付け、かつ、同意取得部106が同意情報を取得したサービス提供業者のサービス提供サーバーの情報入力フォームに、入力用の情報を自動で入力する。また、サービス提供業者選択受付部108が自動的にすべてのサービス提供業者を選択した場合、又はサービス提供業者選択受付部108がサービス提供業者の選択をせず(つまり、サービス提供業者選択受付部108の機能が停止されている場合、若しくは情報入力システム1からサービス提供業者選択受付部108を省略した場合)、かつ、想定部40による想定結果に含まれる1つ以上のサービス内容に対応するサービスを提供する少なくとも1つ以上のサービス提供業者のすべてについて同意取得部106が同意情報を取得する仕様を採用した場合、自動入力部60は、自動的に選択されたすべてのサービス提供業者、又は同意情報が取得されたサービス提供業者のすべてのサービス提供サーバーの情報入力フォームに、入力用の情報を自動で入力してもよい。
ここで、ランダム情報生成部65は、情報入力システム1が取得することを禁じられているか、取得することが好ましくないとされているセキュア情報を入力するセキュア情報入力項目が情報入力フォームに含まれている場合、セキュア情報と無関係のランダム情報を生成する。ランダム情報生成部65は、例えば、所定のケタ数(一例として、32ケタ)のランダム値や乱数をランダム情報として生成する。ランダム情報生成部65は、生成したランダム情報を自動入力部60に供給する。自動入力部60は、ランダム情報生成部65が生成したランダム情報をセキュア情報の代替値としてセキュア情報入力項目に自動で入力する。
なお、セキュア情報としては、例えば、サービス提供業者が、複数のユーザーのそれぞれに個別に提供する口座番号、複数のユーザーそれぞれに与えられる専用のアカウントを識別するアカウント情報、アカウントへのログインに用いるログインID、ログイン用パスワード等が挙げられる。
なお、自動入力部60は、入力用の情報を自動的に入力する様子をユーザーの情報端末2に表示させないことが好ましい。すなわち、自動入力部60は、変換された情報、及び/又はランダム情報を情報入力フォームに入力する工程を情報端末2に表示させない。これにより、情報入力システム1は、ユーザーに情報入力処理が実行されていることを意識させないようにできる。
ここで、自動入力部60は、サービス提供サーバーが複数の情報入力フォームを有している場合、複数の情報入力フォームに順次アクセスし、アクセスした情報入力フォームの複数の項目に順次、所定の情報を入力する。この場合において、自動入力部60は、一の情報入力フォームに確認事項情報若しくは確認事項情報への同意を求める情報が含まれている場合、当該確認事項情報と確認事項情報格納部20が格納している確認事項情報とが一致するか否かを確認する処理を実行することもできる。自動入力部60は、確認事項情報格納部20が格納している確認事項情報が最新の確認事項情報でないことを検知した場合、自動的に入力する処理を一時停止することができる。そして、自動入力部60は、同意取得部106に働きかけて、ユーザーの情報端末2に最新の確認事項情報(すなわち、自動入力部60が所定の情報を入力している時点における確認事項情報)を提示させると共に、確認事項に対する同意の取得を促す情報を提示させてもよい。そして、自動入力部60は、同意取得部106が、情報端末2に提示された最新の確認事項情報に対応する確認事項に対する同意情報を取得した場合、情報の自動入力処理を再開することができる。
そして、サービス提供サーバーは、自動入力部60により入力された変換された情報に基づいて、所定のサービスをユーザーに提供する処理であるサービス実行処理を実行する。例えば、サービスが住宅ローンの申込である場合、サービス提供サーバーは、住宅ローンの申込処理を実行する。サービス提供サーバーは、サービス実行処理が終了した場合、サービス実行処理が終了したことを示す情報をユーザーの情報端末2に電子メール等で直接、通知する。
(完了通知部70)
完了通知部70は、サービス提供サーバーにおけるサービスの実行処理(サービス実行処理)が終了した場合、実行処理が終了したことを示す終了情報をユーザーの情報端末2に通知する。完了通知部70は、サービス提供サーバーの処理を監視し、サービス提供サーバーの情報入力フォームへの情報の自動入力後、サービスへの申込の完了画面が表示されたタイミングで、情報端末2に終了情報を通知する。
(変形例)
複数のサービス提供サーバーの少なくとも1つが、情報入力フォームを有していない場合、情報入力システム1は、サービス提供サーバーに提供する情報を所定のファイルとして(一例として、CSVファイル等)サービス提供サーバーに入力してもよい。すなわち、自動入力部60は、情報変換部50において変換された入力用の情報を所定のファイル形式のファイルにし、当該ファイルをサービス提供サーバーに受け渡してもよい。当該ファイルを受け取った(つまり、入力された)サービス提供サーバーは、当該ファイルの内容に基づいて所定のサービスの実行処理を遂行する。
[情報入力方法]
図4及び図5は、本実施形態に係る情報入力システムにおける処理の流れの一例を示す。
まず、表示制御部15は、ユーザーの情報端末2に条件情報を取得する条件情報取得用の入力フォームを表示させる(ステップ10。以下、ステップを「S」と表す。)。情報端末2は、条件情報の入力を受け付けて、受け付けた条件情報を条件情報取得部100に供給する。条件情報取得部100は、条件情報を取得する(S12)。条件情報取得部100は、取得した条件情報を申込情報格納部30に供給する。申込情報格納部30は、ユーザー識別子に対応づけて条件情報を格納する。
次に、想定部40は、条件情報取得部100が取得した条件情報、及び/又は申込情報格納部30が格納している条件情報と、サービスデータベース42が予め格納している複数のサービス提供業者の1つ以上の商品及び/又はサービスに関する情報(商品及び/又はサービス名、商品及び/又はサービスの特徴についての情報等)とを用い、想定処理を実行する。すなわち、想定部40は、ユーザーに提供される可能性のあるサービス内容をサービス提供業者ごとに想定する(S14)。また、想定部40は、想定結果を想定結果出力部44に供給し、想定結果出力部44は、想定結果を情報端末2に提示させる(S14)。
続いて、サービス提供業者選択受付部108は、情報端末2を介して想定結果を参照したユーザーから、ユーザーが所望する商品及び/又はサービス、当該商品及び/又はサービスを提供するサービス提供業者の選択を受け付ける(S16)。サービス提供業者選択受付部108は、選択を受け付けたサービス提供業者のサービス提供サーバー識別子を確認事項情報格納部20に供給する。
また、表示制御部15は、情報端末2に共通項目情報を取得する共通項目情報取得用の入力フォームを表示させる(S18)。情報端末2は、共通項目情報の入力を受け付けて、受け付けた共通項目情報を共通項目情報取得部102に供給する。共通項目情報取得部102は、共通項目情報を取得する(S20)。共通項目情報取得部102は、取得した共通項目情報を申込情報格納部30に供給する。申込情報格納部30は、ユーザー識別子に対応づけて共通項目情報を格納する。
更に、表示制御部15は、情報端末2に独自項目情報を取得する独自項目情報取得用の入力フォームを表示させる(S22)。表示制御部15は、1つ以上のサービス提供業者の独自項目情報が入力される入力フォームを情報端末2に表示させる。情報端末2は、独自項目情報の入力を受け付けて、受け付けた独自項目情報を独自項目情報取得部104に供給する。独自項目情報取得部104は、独自項目情報を取得する(S24)。独自項目情報取得部104は、取得した独自項目情報を申込情報格納部30に供給する。申込情報格納部30は、ユーザー識別子に対応づけて独自項目情報を格納する。なお、申込情報格納部30は、独自項目情報に、当該独自項目情報を要するサービス提供サーバーのサービス提供サーバー識別子を対応づけて格納することができる。
そして、同意取得部106は、確認事項情報格納部20が格納している確認事項情報であって、サービス提供業者選択受付部108が選択を受け付けたサービス提供業者の確認事項情報を情報端末2に供給し、確認事項を提示させる(S26)。同意取得部106は、情報端末2を介し、確認事項に対するユーザーの同意を示す同意情報を取得する(S28)。同意取得部106は、取得した同意情報を申込完了部32に供給する。申込完了部32は、同意情報を受け取った場合、サービス提供業者選択受付部108が受け付けたサービス提供業者のサービスへの申込が完了したと判断し、申込みが完了したことを示す情報を情報端末2に出力することで申込完了処理を実行する(S30)。
なお、申込情報格納部30は、入力ユニット10が入力を受け付けた各種情報(条件情報、個人情報、共通項目情報、独自項目情報、同意情報、及び/又は選択を受け付けたサービス提供業者のサービス提供サーバー識別子等)を、上記のように入力を受け付けるたびに格納することも、申込完了処理の直前若しくは直後の段階でまとめて格納することもできる。
続いて、図5に示すように、確認部34は、予め定められた時間間隔で、申込完了部32における申込完了処理の実行が完了したか否かを確認する(S34)。確認部34が当該完了を確認できない場合(S34のNo)、確認部34は確認の処理を繰り返す。一方、確認部34は、当該完了を確認した場合(S34のYes)、情報変換部50に申込完了処理が完了したことを示す情報を供給する。そして、情報変換部50は、変換テーブル55を参照し、申込情報格納部30に格納されている情報を、サービス提供サーバーの情報入力フォーム用の情報に変換する(S36)。
自動入力部60は、情報変換部50から変換された情報を受け取り、サービス提供サーバーの情報入力フォームへの情報の自動入力処理を実行する(S38)。ここで、自動入力部60は、情報入力フォームへのセキュア情報の入力が要求されているか否かを監視することもできる(S40)。セキュア情報の入力が要求されていない場合(S40のNo)、自動入力部60は自動入力処理を継続する。そして、情報入力フォームのすべての項目に所定の情報の入力が完了した場合(S46のYes)、自動入力部60は自動入力処理を終了し、自動入力フォームのすべての項目への所定の情報の入力が完了していない場合(S46のNo)、自動入力部60は自動入力処理を継続する(S38)。
一方、セキュア情報の入力が要求されている場合(S40のYes)、ランダム情報生成部65はランダム情報を生成する(S42)。そして、自動入力部60は、ランダム情報生成部65が生成したランダム情報をセキュア情報の代わりに当該セキュア情報が入力されるべき項目に入力する(S44)。その後の処理は上記S46と同様である。
そして、完了通知部70は、サービス提供サーバーの処理を監視し、サービス提供サーバーの情報入力フォームへの情報の自動入力が完了した場合、情報端末2に終了情報として完了通知を通知する(S48)。
[情報入力プログラム]
図1〜図5に示した本実施の形態に係る情報入力システム1が備える各構成要素は、中央演算処理装置(Central Processing Unit:CPU)等の演算処理装置にプログラム(すなわち、情報入力プログラム)を実行させること、すなわち、ソフトウェアによる処理により実現できる。また、集積回路(Integrated Circuit:IC)等の電子部品としてのハードウェアにプログラムを予め書き込むことで実現することもできる。なお、ソフトウェアとハードウェアとを併用することもできる。
本実施の形態に係る情報入力プログラムは、例えば、ICやROM等に予め組み込むことができる。また、情報入力プログラムは、インストール可能な形式、又は実行可能な形式のファイルで、磁気記録媒体、光学記録媒体、半導体記録媒体等のコンピューターで読み取り可能な記録媒体に記録し、コンピュータプログラムとして提供することもできる。プログラムを格納している記録媒体は、CD−ROMやDVD等の非一過性の記録媒体であってよい。更に、情報入力プログラムを、インターネット等の通信ネットワークに接続されたコンピューターに予め格納させ、通信ネットワークを介してダウンロードによる提供ができるようにすることもできる。
図6は、本発明の実施の形態に係る情報入力システムのハードウェア構成の一例を示す。
本実施の形態に係る情報入力システム1は、CPU1500と、グラフィックコントローラ1520と、RandomAccessMemory(RAM)、Read−OnlyMemory(ROM)及び/又はフラッシュROM等のメモリ1530と、データを記憶する記憶装置1540と、記録媒体からデータを読み込み及び/又は記録媒体にデータを書き込む読込み/書込み装置1545と、データを入力する入力装置1560と、外部の通信機器とデータを送受信する通信インターフェース1550と、CPU1500とグラフィックコントローラ1520とメモリ1530と記憶装置1540と読込み/書込み装置1545と入力装置1560と通信インターフェース1550とを互いに通信可能に接続するチップセット1510とを備える。なお、CPU1500等の構成要素は、1つ以上のCPU等であって、複数のCPU等を含んで構成することもできる。
チップセット1510は、メモリ1530と、メモリ1530にアクセスして所定の処理を実行するCPU1500と、外部の表示装置の表示を制御するグラフィックコントローラ1520とを相互に接続することにより、各構成要素間のデータの受渡しを実行する。CPU1500は、メモリ1530に格納されたプログラムに基づいて動作して、各構成要素を制御する。グラフィックコントローラ1520は、メモリ1530内に設けられたバッファ上に一時的に蓄えられた画像データに基づいて、画像を所定の表示装置に表示させる。
また、チップセット1510は、記憶装置1540と、読込み/書込み装置1545と、通信インターフェース1550とを接続する。記憶装置1540は、情報入力システムのCPU1500が使用するプログラムとデータとを格納する。記憶装置1540は、例えば、フラッシュメモリである。読込み/書込み装置1545は、プログラム及び/又はデータを記憶している記憶媒体からプログラム及び/又はデータを読み取って、読み取ったプログラム及び/又はデータを記憶装置1540に格納する。読込み/書込み装置1545は、例えば、通信インターフェース1550を介し、インターネット上のサーバーから所定のプログラムを取得して、取得したプログラムを記憶装置1540に格納する。
通信インターフェース1550は、通信ネットワークを介して外部の装置とデータの送受信を実行する。また、通信インターフェース1550は、通信ネットワークが不通の場合、通信ネットワークを介さずに外部の装置とデータの送受信を実行することもできる。そして、タブレット、マイク等の入力装置1560は、所定のインターフェースを介してチップセット1510と接続する。
記憶装置1540に格納される情報入力プログラムは、インターネット等の通信ネットワーク、又は磁気記録媒体、光学記録媒体等の記録媒体を介して記憶装置1540に提供される。そして、記憶装置1540に格納された情報入力プログラムは、CPU1500により実行される。
本実施の形態に係る情報入力プログラムは、CPU等に働きかけて、情報入力システム1を、図1から図5にかけて説明した表示制御部15、確認事項情報格納部20、確認事項情報更新部22、申込情報格納部30、申込完了部32、確認部34、想定部40、サービスデータベース42、想定結果出力部44、情報変換部50、変換テーブル55、自動入力部60、ランダム情報生成部65、完了通知部70、条件情報取得部100、共通項目情報取得部102、独自項目情報取得部104、同意取得部106、及びサービス提供業者選択受付部108として機能させる。
(実施の形態の効果)
本実施形態に係る情報入力システム1は、ユーザーが所望する商品及び/又はサービスの提供に要する各種の情報を予め取得すると共に、商品及び/又はサービスの利用に要求される確認事項情報を予め取得して情報端末2を介してユーザーに事前に提示できる。また、情報入力システム1は、上記各種の情報を格納することができ、格納している上記各種の情報を複数のサービス提供サーバーそれぞれの情報入力フォームに自動で入力できるので、ユーザーが複数のサービス提供サーバーのそれぞれに逐次、上記各種の情報を入力する手間を省くことができる。
また、情報入力システム1は、変換テーブル55を備えるので、申込情報格納部30が格納している情報の項目と、サービス提供サーバーの情報入力フォームの項目とが一致していない場合であっても、情報入力フォームの項目に入力可能なように申込情報格納部30に格納されている情報を変換できるので、複数のサービス提供サーバーの情報入力フォームにスムーズに所定の情報を自動入力できる。
更に、情報入力システム1は、セキュア情報を取得せず、かつ、情報入力フォームの所定の項目にセキュア情報の入力が求められている場合、ランダム情報を生成し、ランダム情報をセキュア情報の代わりに入力できるので、セキュア情報の漏洩を防止することができる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、上記に記載した実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。また、実施の形態の中で説明した特徴の組合せのすべてが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない点に留意すべきである。更に、上記した実施形態の技術的要素は、単独で適用されてもよいし、プログラム部品とハードウェア部品とのような複数の部分に分割されて適用されるようにすることもできる。
1 情報入力システム
2 情報端末
3、3a、3z サービス提供サーバー
5 通信網
10 入力ユニット
15 表示制御部
20 確認事項情報格納部
22 確認事項情報更新部
30 申込情報格納部
32 申込完了部
34 確認部
40 想定部
42 サービスデータベース
44 想定結果出力部
50 情報変換部
55 変換テーブル
60 自動入力部
65 ランダム情報生成部
70 完了通知部
100 条件情報取得部
102 共通項目情報取得部
104 独自項目情報取得部
106 同意取得部
108 サービス提供業者選択受付部
150、150a、150b、150c 入力フォーム
1500 CPU
1510 チップセット
1520 グラフィックコントローラ
1530 メモリ
1540 記憶装置
1545 読込み/書込み装置
1550 通信インターフェース
1560 入力装置

Claims (10)

  1. ユーザーにサービスを提供する複数のサービス提供業者それぞれのサービス提供サーバーの情報入力フォームに前記ユーザーに関連する情報を自動入力する情報入力システムであって、
    前記ユーザーに提供される前記サービスのサービス内容の選択に必要な条件に関する条件情報を取得する条件情報取得部と、
    前記ユーザーに提供される前記サービスの申込みに必要な情報であって、複数のサービス提供サーバーが共通に要求する共通項目情報を取得する共通項目情報取得部と、
    前記複数のサービス提供サーバーそれぞれが独自に要求する情報であって、前記共通項目情報に含まれていない独自項目情報を取得する独自項目情報取得部と、
    前記複数のサービス提供業者それぞれの確認事項を示す確認事項情報を、前記複数のサービス提供サーバーそれぞれのサービス提供サーバー識別子に対応づけて格納する確認事項情報格納部と、
    前記確認事項に対する前記ユーザーの同意を示す同意情報を取得する同意取得部と、
    前記条件情報、前記共通項目情報、前記独自項目情報、及び前記同意情報からなる群から選択される少なくとも1つの情報を、前記ユーザーのユーザー識別子に対応づけて格納する申込情報格納部と、
    前記申込情報格納部に格納されている情報の少なくとも一部を、前記複数のサービス提供サーバーそれぞれの前記情報入力フォームへの入力用の情報に変換する情報変換部と、
    前記入力用の情報を前記複数のサービス提供サーバーそれぞれに自動的に入力する自動入力部と
    を備える情報入力システム。
  2. 前記複数のサービス提供サーバーの少なくとも1つに格納されている前記確認事項情報を取得し、前記確認事項情報格納部に格納されている前記確認事項情報と前記複数のサービス提供サーバーの少なくとも1つから取得した前記確認事項情報とが相違する場合、前記確認事項情報格納部に格納されている前記確認事項情報を、取得した前記確認事項情報に置き換えて更新する確認事項情報更新部を更に備える請求項1に記載の情報入力システム。
  3. 前記情報入力フォームに当該情報入力システムが取得することを禁じられているセキュア情報を入力するセキュア情報入力項目が含まれている場合、前記セキュア情報と無関係のランダム情報を生成するランダム情報生成部
    を更に備え、
    前記自動入力部は、前記セキュア情報入力項目に生成した前記ランダム情報を入力する請求項1又は2に記載の情報入力システム。
  4. 前記条件情報に基づいて、前記ユーザーに提供され得る前記サービス内容を想定する想定部を更に備える請求項1〜3のいずれか1項に記載の情報入力システム。
  5. 前記想定の結果に含まれる1つ以上の前記サービス内容に対応する前記サービスを提供する少なくとも1つ以上の前記サービス提供業者の選択を受け付けるサービス提供業者選択受付部
    を更に備え、
    前記同意取得部が、前記サービス提供業者選択受付部が受け付けた少なくとも1つ以上の前記サービス提供業者の前記確認事項情報を前記確認事項情報格納部から取得し、取得した前記確認事項情報に対応する前記確認事項に対する前記ユーザーの前記同意情報を取得する請求項4に記載の情報入力システム。
  6. 前記サービス提供サーバーにおけるサービスの実行処理が終了した場合、前記実行処理が終了したことを示す終了情報を前記ユーザーの情報端末に通知する完了通知部を更に備える請求項1〜5のいずれか1項に記載の情報入力システム。
  7. 前記自動入力部が、前記確認事項情報格納部が格納している前記確認事項情報が最新の確認事項情報でないことを検知した場合、自動的に入力する処理を停止し、
    前記同意取得部が、前記ユーザーの情報端末に提示される最新の前記確認事項情報に対応する確認事項に対する前記同意情報を取得した場合、前記自動入力部が前記自動的に入力する処理を再開する請求項1〜6のいずれか1項に記載の情報入力システム。
  8. 前記自動入力部は、前記入力用の情報を自動的に入力する様子を前記ユーザーの情報端末に表示させない請求項1〜7のいずれか1項に記載の情報入力システム。
  9. ユーザーにサービスを提供する複数のサービス提供業者それぞれのサービス提供サーバーの情報入力フォームに前記ユーザーに関連する情報を自動入力する情報入力システムが実行する情報入力方法であって、
    前記情報入力システムが有する条件情報取得部が、前記ユーザーに提供される前記サービスのサービス内容の選択に必要な条件に関する条件情報を取得する条件情報取得段階と、
    前記情報入力システムが有する共通項目情報取得部が、前記ユーザーに提供される前記サービスの申込みに必要な情報であって、複数のサービス提供サーバーが共通に要求する共通項目情報を取得する共通項目情報取得段階と、
    前記情報入力システムが有する独自項目情報取得部が、前記複数のサービス提供サーバーそれぞれが独自に要求する情報であって、前記共通項目情報に含まれていない独自項目情報を取得する独自項目情報取得段階と、
    前記複数のサービス提供業者それぞれの確認事項を示す確認事項情報を、前記複数のサービス提供サーバーそれぞれのサービス提供サーバー識別子に対応づけて前記情報入力システムが有する確認事項情報格納部に格納する確認事項情報格納段階と、
    前記情報入力システムが有する同意取得部が、前記確認事項に対する前記ユーザーの同意を示す同意情報を取得する同意取得段階と、
    前記条件情報、前記共通項目情報、前記独自項目情報、及び前記同意情報からなる群から選択される少なくとも1つの情報を、前記ユーザーのユーザー識別子に対応づけて前記情報入力システムが有する申込情報格納部に格納する申込情報格納段階と、
    前記情報入力システムが有する情報変換部が、前記申込情報格納部に格納されている情報の少なくとも一部を、前記複数のサービス提供サーバーそれぞれの前記情報入力フォームへの入力用の情報に変換する情報変換段階と、
    前記情報入力システムが有する自動入力部が、前記入力用の情報を前記複数のサービス提供サーバーそれぞれに自動的に入力する自動入力段階と
    を備える情報入力方法。
  10. ユーザーにサービスを提供する複数のサービス提供業者それぞれのサービス提供サーバーの情報入力フォームに前記ユーザーに関連する情報を自動入力する情報入力サーバーを備える情報入力システム用の情報入力プログラムであって、
    コンピューターに
    前記ユーザーに提供される前記サービスのサービス内容の選択に必要な条件に関する条件情報を取得する条件情報取得機能と、
    前記ユーザーに提供される前記サービスの申込みに必要な情報であって、複数のサービス提供サーバーが共通に要求する共通項目情報を取得する共通項目情報取得機能と、
    前記複数のサービス提供サーバーそれぞれが独自に要求する情報であって、前記共通項目情報に含まれていない独自項目情報を取得する独自項目情報取得機能と、
    前記複数のサービス提供業者それぞれの確認事項を示す確認事項情報を、前記複数のサービス提供サーバーそれぞれのサービス提供サーバー識別子に対応づけて確認事項情報格納部に格納する確認事項情報格納機能と、
    前記確認事項に対する前記ユーザーの同意を示す同意情報を取得する同意取得機能と、
    前記条件情報、前記共通項目情報、前記独自項目情報、及び前記同意情報からなる群から選択される少なくとも1つの情報を、前記ユーザーのユーザー識別子に対応づけて申込情報格納部に格納する申込情報格納機能と、
    前記申込情報格納部に格納されている情報の少なくとも一部を、前記複数のサービス提供サーバーそれぞれの前記情報入力フォームへの入力用の情報に変換する情報変換機能と、
    前記入力用の情報を前記複数のサービス提供サーバーそれぞれに自動的に入力する自動入力機能と
    を実現させる情報入力プログラム。
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