JP6175366B2 - グローブ支持具 - Google Patents

グローブ支持具 Download PDF

Info

Publication number
JP6175366B2
JP6175366B2 JP2013260178A JP2013260178A JP6175366B2 JP 6175366 B2 JP6175366 B2 JP 6175366B2 JP 2013260178 A JP2013260178 A JP 2013260178A JP 2013260178 A JP2013260178 A JP 2013260178A JP 6175366 B2 JP6175366 B2 JP 6175366B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
glove
support
isolator
distal end
cuff
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013260178A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015116622A (ja
Inventor
祐介 広沢
祐介 広沢
裕之 宮下
裕之 宮下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shibuya Corp
Original Assignee
Shibuya Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shibuya Corp filed Critical Shibuya Corp
Priority to JP2013260178A priority Critical patent/JP6175366B2/ja
Publication of JP2015116622A publication Critical patent/JP2015116622A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6175366B2 publication Critical patent/JP6175366B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Manipulator (AREA)
  • Devices For Use In Laboratory Experiments (AREA)
  • Gloves (AREA)

Description

本発明は、アイソレータに装備されたグローブを支持するグローブ支持具に関する。
アイソレータ内の除染の際には、アイソレータに備え付けられたグローブ表面の除染も行なわれる。このとき、グローブが垂れ下がった状態にあると、影になった部分に過酸化水素蒸気等の除染媒体が触れないため、全体を十分に除染することができない。そのため除染時には、外部からグローブ内にグローブ支持具(ハンガー)を差し入れ、グローブが垂れ下がるのを防止する。しかし、従来のグローブ支持具では指の部分が垂れ下がり他の部分に重なることがあり、十分に除染できない場合があった。
このような問題に対しては、各指を支持する指部材をグローブ支持具に設け、指を含めたグローブ全体をハンガーで支持することで指の垂れ下がりを防止する方法が提案されている(特許文献1参照)。同グローブ支持具を用いれば、指が垂れ下がることなく、全ての指を開いた状態でグローブを支持できるので、グローブ表面全体を除染することができる。
特許第4619228号公報
しかし、グローブは通常天然ゴム(ラテックス)等の柔軟な素材で作られており、グローブ支持具はグローブの全長よりも長いため、長いグローブ支持具の先端にある指部材を1本ずつグローブ先端の各指に挿入する作業は難しく、時間の掛かる煩雑な作業であった。
本発明は、グローブ指部にグローブ支持具の指部材を挿入する作業を簡単かつ手早く行えるようにすることを課題としている。
本発明のグローブ支持具は、内部を除染して無菌状態に維持されるアイソレータの壁面に設けられて、作業者が外部から手を挿入してアイソレータ内部で作業を行うためのグローブを、アイソレータの内部に伸張させて支持するグローブ支持具であって、グローブが、手袋部とスリーブ部に分割され、手袋部とスリーブ部を繋ぐ筒状体を備えて構成され、グローブ支持具は、先端側が手袋部に形成された指部に挿入可能かつ末端側が筒状体に取り付け可能な先端部材と、先端側が先端部材と連結可能かつ末端側がアイソレータの壁面に装着可能な支持部材とを備えることを特徴とするものである。
また、第2の発明は、第1の発明において、グローブ支持具が、グローブの親指を上にして、各指が上下に並ぶように支持することを特徴とするものである。
また、第3の発明は、第2の発明において、先端部材がグローブの小指を除く各指に挿入可能であることを特徴とするものである。
また、第4の発明は、第1〜第3の発明において、先端部材と支持部材は、磁力結合により連結可能であることを特徴とするものである。
また、第5の発明は、第1〜第3の発明において、支持部材の先端側が筒状体に取り付け可能であって、先端部材と支持部材は、筒状体を介して連結可能であることを特徴とするものである。
本発明によれば、グローブ指部にグローブ支持具を挿入する作業を簡単かつ手早く行うことができる。
本発明の一実施形態であるグローブ支持具が利用される無菌作業システムの外観を示す正面斜視図である。 図1のアイソレータの側断面図である。 本実施形態のグローブの構成を示す側断面図である。 本実施形態のグローブ支持具の構成を示す側面図(一部断面)である。 本実施形態のグローブ支持具の先端部材をグローブの手袋部へ装着する手順を示す図である。 本実施形態のグローブ支持具の支持部材を先端部材に連結する手順を示す図である。 本実施形態のグローブ支持具の支持部材がアイソレータの壁面に固定された状態を示す図である。 本実施形態の変形例のグローブの構成を示す側断面図である。 本実施形態の変形例のグローブ支持具の構成を示す側断面図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態であるグローブ支持具が利用される無菌作業システムの外観を示す正面斜視図である。なお、図1には作業中の様子が描かれる。また図2には、図1のアイソレータの側断面図が示される。
無菌作業システム10は、内部を無菌状態に維持可能なアイソレータ11を中心に構成され、アイソレータ11の正面には、通常複数のグローブポート12を備える透明パネル(壁面の一部)13が、アイソレータ11内に向けて前傾させて設けられる。各グローブポート12には、アイソレータ11内に向けてグローブ14がそれぞれ取り付けられ、作業者Pは、グローブポート12から手を入れ、グローブ14を装着してアイソレータ11内での作業を行う。アイソレータ11には、物品を出し入れするためのパスボックス15が並設され、アイソレータ11内の作業に必要な物品は、パスボックス15を介してアイソレータ11内へと搬入される。なお図1には、パスボックス15の外側の扉15Aが示され、図2には、アイソレータ11内に開放されるパスボックス15の内側の扉15Bが示される。
次に図3を参照して、本実施形態のアイソレータ11で用いられるグローブ14の構成について説明する。グローブ14は、天然ゴム(ラテックス)等の柔軟な素材からなり、作業者の肘より先の部分が挿入される手袋部16と、この手袋部16と同様の柔軟な素材からなり、手袋部16に挿入されない腕の部分を覆うスリーブ部17とに分割され、手袋部16とスリーブ部17を繋ぐ、樹脂成形された剛性体からなるカフス部(筒状体)18を備えて構成される。スリーブ部17の末端側は、例えば、アイソレータ11の内側において、円筒形のグローブポート12の外周にOリング12Aを用いて気密的に固定される。また、スリーブ部17の先端側は、カフス部18の末端側の外周にOリング19を用いて気密的に固定される。そしてカフス部18の先端側の外周には、手袋部16の末端側の縁がOリング20を用いて気密的に固定される。これにより、アイソレータ11内においてグローブ14の内側と外側が密封された状態となる。なお、説明上、図に示すアイソレータ11内に伸長させた状態におけるグローブ14の指先側を先端側、グローブポート12側を末端側としている。
カフス部18の内側には、後述するグローブ支持具の先端部材を取り付ける際に用いられる溝18Aが、円筒状のカフス部18の円周方向と直交する円筒の軸方向に沿って、スリーブ部17が取り付けられた末端側から手袋部16を取り付けた先端側に向かう中間点付近まで形成され、行き止まりとなった溝18Aの先端には、後述するカフス部18の内側に嵌入される先端部材31の基部34の位置を固定するための固定凹部18Bが円周方向に向けて形成される。また、グローブポート12は、透明パネル13に設けられた開口に気密的に取り付けられており、グローブポート12の内側開口径はカフス部18の外形寸法に対して十分に大きく形成され、アイソレータ11の外側において、例えばグローブポート12の外周には、後述するグローブ支持具を装着するための取付溝21が設けられる。
図4は、グローブ14をアイソレータ11の内部に伸長させて支持する本実施形態のグローブ支持具30の構成を示す側面図(一部断面)である。グローブ支持具30は、図3の手袋部16に挿入される先端部材31と、その先端側が先端部材31に着脱自在に連結され、末端側がアイソレータ11のグローブポート12の取付溝21に着脱自在に装着される支持部材32とからなる。
先端部材31は、グローブ14の手首よりも先の部分に対応する先端側の手部33と、手部33を支える支持ロッド33Eと、支持ロッド33Eを保持する例えば略円柱または円盤状の末端側の基部34とを備える。本実施形態において、手部33は、親指、人差し指、中指、薬指に対応する4本の指部材33A〜33Dを備える。基部34において手部33とは反対側の面は、例えば金属などの強磁性体からなり、支持部材32と磁力結合する結合面34Aを形成する。また結合面34Aには、取っ手34Bが設けられ、基部34の側面(外周面)には、図3に示される溝18Aおよび固定凹部18Bに係合される凸部34Cが設けられる。
一方、支持部材32は、フレーム35と、結合部36とを備える。フレーム35は、例えば3本以上の複数のフレームロッド35Aと、これらを互いに所定の間隔で保持するリング部材35Bを備える。フレームロッド35Aのそれぞれ先端は、略円柱または円盤形状を呈する結合部36の周縁に沿って略均等に配置され、支持部材32の末端側を向いた結合部36の背面に固定される。それぞれのフレームロッド35Aは、結合部36から軸方向に沿って延出し、支持部材32の末端側においてグローブポート12の径方向外側に向けて各々折り曲げられ、そして折り曲げられた先端は、更に径方向内側に向けてそれぞれ湾曲して折り返される。各折り返されたフレームロッド35Aの先端は、互いにグローブポート12の中心に向けられて略同一の仮想円上に位置しており、この仮想円の直径はグローブポート12の外周縁の直径より短く、各フレームロッド35Aの先端を取付溝21に差し込むことでフレームロッド35Aを装着するようになっている。
また、支持部材32の先端側を向いた結合部36の前面には、先端部材31の取っ手34Bを収納するための取っ手収納溝36Aが形成され、取っ手収納溝36Aの底部には、プッシャ36Bが設けられる。プッシャ36Bは、取っ手収納溝36Aの底部から結合部36の背面へと軸通し、背面から突出した部分には、プッシャ36Bの操作部が設けられる。すなわち、プッシャ36Bは、結合部36の中心軸に沿って進退自在であり、作業者が操作部を押し込むと、プッシャ36Bの先端が、取っ手収納溝36Aへと押し出される。また、結合部36の前面において取っ手収納溝36Aの開口周辺には、先端部材31と磁力結合するマグネット36Cが設けられる。
次に図5〜図7を参照して、本実施形態のグローブ支持具30のグローブ14への挿入手順を説明する。
本実施形態のグローブ支持具挿入作業では、まず図5に示されるように、カフス部18をグローブポート12からアイソレータ11の外側に引き出して保持し、グローブ支持具30の先端部材31をグローブ14の手袋部16に装着する。このとき作業者は先端部材31の取っ手34Bを把持し、先端部材31の手部33を手袋部16に挿入するとともに、手部33に設けられた親指から薬指に対応する指部材33A〜33Dを、それぞれ手袋部16の対応する指に挿入する。
そして作業者は、基部34に設けられた凸部34Cをカフス部18に設けられた溝18Aに係合させ、凸部34Cを溝18Aに沿って移動させて基部34をカフス部18内へと押し込む。凸部34Cが溝18Aの端に突き当たると、取っ手34Bを回して基部34を周方向に回転させ、凸部34Cを固定凹部18Bに嵌め込み、この位置(固定位置)に固定する。なお、先端部材31は、この固定位置において指が略上下に縦並びとなり、手袋部16は、手を開いた状態でカフス部18から伸び切った状態となる。
次に、作業者は、図6に示すように、先端部材31の取っ手34Bを支持部材32の結合部36の前面に形成した取っ手収容溝36Aに嵌め入れ、基部34の結合面34Aを結合部36の取っ手収容溝36Aが形成された前面に当接させる。前述のように、結合面34Aは強磁性体で構成され、取っ手収容溝36Aの周囲にはマグネット36Cが配置されているので、先端部材31の基部34と支持部材32の結合部36は、磁力により結合する。なお、支持部材32を先端部材31から取り外す場合には、結合部36に設けられたプッシャ36Bを押し、取っ手34Bを取っ手収容溝36Aから押し出す。また、強磁性体とマグネットの配置は逆でもよく、更に、両方をマグネットとしてもよい。
次に、作業者は、図7に示すように、支持部材32を保持して、グローブポート12からカフス部18をアイソレータ11内へと戻し、フレームロッド35Aを広げて、取付部35Cをそれぞれ取付溝21に装着する。これにより、支持部材32はグローブポート12へ固定され、スリーブ部17は、グローブポート12からほぼ伸び切った伸長状態となり、グローブ14全体がグローブ支持具30によりアイソレータ11内に位置した状態で支持される。
以上のように、本実施形態では、グローブ支持具を手袋部に挿入される先端部材と、先端部材と連結可能な支持部材とに分離し、先端部材の末端側をカフス部(筒状体)に取り付け可能とするとともに、支持部材の先端側を先端部材に連結可能、かつ末端側をアイソレータの壁面に装着可能にしている。これにより、長さが短くなった先端部材の先端側の指部材をまず手袋部の各指部に挿入し、次に先端部材の末端側を筒状体に取り付け、その後、先端部材に支持部材を連結してアイソレータ壁面に支持部材を固定することができる。そのため指部に指部材を挿入する構成であっても作業の手間が大幅に軽減され、迅速にグローブ支持具をグローブに挿入できる。
また、本実施形態では先端部材と支持部材の結合がマグネットの磁力を利用して行われおり、その取り外しもプッシャを押すだけでできるので、支持部材の先端部材への着脱が極めて容易にできる。更に、本実施形態では指部材が親指から薬指の4本しかないので、指部材の各指への挿入がより簡単にできる。なお小指は自重により僅かに垂れ下がるものの、他の部分に接触したり、他の部分に影を作ったりすることはないので除染を阻害することはない。
次に図8を参照して本実施形態の第1変形例について説明する。第1変形例では、カフス部(筒状体)の構成が異なり、グローブ支持具などその他の構成は上記実施形態と同様である。実施形態と同様の構成については同一参照符号を用いその説明を省略する。
変形例では、カフス部37が手袋部16側の手袋カフス37Aと、スリーブ部17側のスリーブカフス37Bとに分割される。手袋カフス37Aにはその外周に手袋部16の末端側の縁がOリング20により気密的に固定される。一方、スリーブカフス37Bの末端側の外周にはスリーブ部17の先端がOリング19により気密的に固定される。スリーブカフス37Bの先端側の外径は、手袋カフス37Aの内径に略等しく、スリーブカフス37Bの先端は手袋カフス37A内に嵌挿され、例えばOリング38などを介して、手袋カフス37Aに圧入される。また、スリーブカフス37Bの末端側の内周面には、先端部材31の基部34の側面に設けられる凸部34Cと係合する溝18Aおよび固定凹部18Bが設けられ、上述した実施形態と同様に、凸部34Cを溝18Aに沿って移動させ、回転させることで凸部34Cが固定凹部18Bに嵌め込まれ、先端部材31がカフス部37に固定される。
以上のようにカフス部が分割された第1変形例においても、本実施形態と同様の効果が得られる。なお、手袋カフス37Aをスリーブカフス37Bに嵌挿させ、また、スリーブカフス37Bに溝18Aおよび固定凹部18Bを設けるようにしてもよい。
次に図9を参照して、本実施形態の第2変形例について説明する。実施形態のグローブ保持具では、グローブの先端側の先端部材と末端側の支持部材は、先端部材の基部と支持部材の結合部とを直接結合し連結可能としたが、第2変形例では、先端部材の基部と支持部材の結合部とをカフス部(筒状体)を介して連結可能とする。なお、同連結に係る構成以外は、上記実施形態と同様であり、同様の構成については同一参照符号を用いその説明を省略する。
第2変形例のグローブ保持具40は、手部33を先端側に備える先端部材41と、先端部41の末端側にカフス部(筒状体)43を介して連結される支持部材42とから構成される。先端部材41の基部44は、支持ロッド33Eを介して手部33と連結され、上記実施形態の基部34と同様に、基部44の末端側の面には取っ手44Aが設けられ、側面(外周面)には凸部44Bが設けられる。ただし、本変形例の基部44の末端側の面は、実施形態の基部34とは異なり、強磁性体から構成される必要はない。一方、第2変形例の支持部材42の先端側に設けられた結合部45は、基部44とほぼ同様の構成を備え、結合部45の末端側を向いた背面に取っ手45Aが設けられ、側面(外周面)に凸部45Bが設けられる。
また、グローブ14の手袋部16とスリーブ部17を繋ぐ本変形例のカフス部(筒状部)43の内側には、先端部材41の基部44、および支持部材42の結合部45とを取り付ける際に用いられる溝43Aが設けられる。溝43Aは円筒状のカフス部43の円周方向と直交する円筒の軸方向に沿って、スリーブ部17が取り付けられた末端側から手袋部16を取り付けた先端側開口縁近くまで形成され、行き止まりとなった溝43Aの先端には、カフス部43の内側に嵌入される基部44の凸部44Bと係合し、基部44の位置を固定するための基部固定凹部43Bが円周方向に向けて形成される。一方、溝43Aの末端側開口縁近くには、カフス部43の内側に嵌入される結合部45の凸部45Bと係合し、結合部45の位置を固定するための結合部固定凹部43Cが円周方向に向けて形成される。
すなわち上記実施形態と同様に、作業者は、基部44に設けられた凸部44Bをカフス部43に設けられた溝43Aに係合させ、凸部44Bを溝43Aに沿って移動させて基部44をカフス部43内へと押し込む。凸部44Bが溝43Aの端に突き当たると、取っ手44Aを回して基部44を周方向に回転させ、凸部44Bをカフス部43の基部固定凹部43Bに嵌め込み、この位置(固定位置)に固定する。その後、作業者は、結合部45に設けられた凸部45Bをカフス部43に設けられた溝43Aに係合させ、凸部45Bを溝43Aに沿って移動させる。そして凸部45Bの位置を結合部固定凹部43Cの位置に合わせ、取っ手45Aを回して結合部45を周方向に回転させ、凸部45Bを結合部固定凹部43Cに嵌め込み、この位置に固定する。
以上のように先端部材と支持部材をカフス部を介して間接的に連結する第2変形例においても、本実施形態と同様の効果が得られる。なお、凸部44Bに係合する溝と、凸部45Bに係合する溝は、別々に設けることもできる。
なお、本実施形態では指部材を4本としたが、指部材は5本でもよい。また、本実施形態ではグローブ支持具は、各指が略上下に並ぶ位置でグローブを支持したが、指が垂れ下がって除染残しを生じない配置であれば、各指が上下に並ばなくてもよい。また、先端部材の基部とカフス部の取付方法、先端部材と支持部材の連結方法および取り外し方法、支持部材のアイソレータ壁面への装着方法は、本実施形態に限定されるものではない。
10 無菌作業システム
11 アイソレータ
12 グローブポート
13 透明パネル
14 グローブ
16 手袋部
17 スリーブ部
18 カフス部(筒状体)
18A 溝
18B 固定凹部
21 取付溝
30 グローブ支持具
31 先端部材
32 支持部材
33 手部
33A〜33D 指部材
33E 支持ロッド
34 基部
34A 結合面
34B 取っ手
34C 凸部
35 フレーム
35A フレームロッド
35B リング部材
35C 取付部
36 結合部
36A 取っ手収納溝
36B プッシャ
36C マグネット
37 カフス部(筒状体)
37A 手袋カフス
37B スリーブカフス

Claims (5)

  1. 内部を除染して無菌状態に維持されるアイソレータの壁面に設けられて、作業者が外部から手を挿入してアイソレータ内部で作業を行うためのグローブを、アイソレータの内部に伸張させて支持するグローブ支持具であって、
    前記グローブが、手袋部とスリーブ部に分割され、前記手袋部と前記スリーブ部を繋ぐ筒状体を備えて構成され、
    前記グローブ支持具は、先端側が前記手袋部に形成された指部に挿入可能かつ末端側が前記筒状体に取り付け可能な先端部材と、先端側が前記先端部材と連結可能かつ末端側が前記アイソレータの壁面に装着可能な支持部材とを備える
    ことを特徴とするグローブ支持具。
  2. 前記グローブ支持具は、前記グローブの親指を上にして、各指が上下に並ぶように支持することを特徴とする請求項1に記載のグローブ支持具。
  3. 前記先端部材は、前記グローブの小指を除く各指に挿入可能であることを特徴とする請求項2に記載のグローブ支持具。
  4. 前記先端部材と前記支持部材は、磁力結合により連結可能であることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載のグローブ支持具。
  5. 前記支持部材の先端側が前記筒状体に取り付け可能であって、前記先端部材と支持部材は、筒状体を介して連結可能であることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載のグローブ支持具。
JP2013260178A 2013-12-17 2013-12-17 グローブ支持具 Active JP6175366B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013260178A JP6175366B2 (ja) 2013-12-17 2013-12-17 グローブ支持具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013260178A JP6175366B2 (ja) 2013-12-17 2013-12-17 グローブ支持具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015116622A JP2015116622A (ja) 2015-06-25
JP6175366B2 true JP6175366B2 (ja) 2017-08-02

Family

ID=53529845

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013260178A Active JP6175366B2 (ja) 2013-12-17 2013-12-17 グローブ支持具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6175366B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6426431B2 (ja) * 2014-10-20 2018-11-21 株式会社エアレックス グローブ除染用支持具
JP6663880B2 (ja) * 2017-04-07 2020-03-13 株式会社日立産機システム グローブ滅菌用支持部材およびアイソレータ
CN109632216B (zh) * 2019-01-02 2020-09-22 岳伟 一种一次性医用橡皮手套后处理装置
GB2589616B (en) * 2019-12-05 2022-01-12 Bioquell Uk Ltd Glove arrangement for a barrier system

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5662581A (en) * 1995-01-05 1997-09-02 Delaware Capital Formation, Inc. Easily sterilizable glove system
JP4619228B2 (ja) * 2005-07-28 2011-01-26 株式会社エアレックス 隔絶可撓性部材の除染方法、及び該除染方法に用いられる隔絶可撓性部材の凝縮検知装置
JP2012152351A (ja) * 2011-01-25 2012-08-16 Sumitomo Rubber Ind Ltd スタンド
JP5916472B2 (ja) * 2012-03-29 2016-05-11 三菱重工食品包装機械株式会社 グローブボックス

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015116622A (ja) 2015-06-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6175366B2 (ja) グローブ支持具
JP2009273877A5 (ja)
JP2005537867A (ja) 内視鏡付属品装着アダプタ
US20130299371A1 (en) Package for drills, a method and an arrangement therefore
JP6896429B2 (ja) 医療器具用保管システム
JP2014026650A (ja) 両用タッチペン
BR112013028301A2 (pt) dispositivo para acondicionamento tendo um sistema de fechamento magnético ajustável
CN104707208A (zh) 单侧槽缝保护套的留置针
JP2011165168A (ja) 入力ペン
JP2019531103A (ja) ハンドルシールドを有するデンタル清掃用具
CN104379075A (zh) 访问口
EP3103504A1 (en) A type of rapid exchange of tattooing needle assembly
KR20080111257A (ko) 체인지암의 공구 록킹장치
CN204520874U (zh) 泌尿外科专用阴茎夹持钳
KR101633447B1 (ko) 와이어 핀 홀딩용 의료기구
KR102452340B1 (ko) 코 성형 수술기구
CN205054353U (zh) 一种创口清洗钳
EP2617364B1 (en) Surgical instrument for positioning a sleeve
CN210204931U (zh) 采血针回收器及其组件
JP2007212647A5 (ja)
CN218682727U (zh) 一种可伸缩手柄奶瓶刷结构
CN211583537U (zh) 一种切口保护套
CN108748237A (zh) 一种可在机械配件制造时对配件进行稳定夹持的机械抓手
JP4546745B2 (ja) 血液バッグの構成部品
CN208372177U (zh) 管道外壁消毒装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160830

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170623

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170704

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170710

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6175366

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150