JP6173099B2 - 太陽光電源の最大電力点を検出するための電力曲線測定の発生を制御する装置及び方法 - Google Patents

太陽光電源の最大電力点を検出するための電力曲線測定の発生を制御する装置及び方法 Download PDF

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Description

本発明は、包括的には、太陽電池セル又はセルアレイのような太陽光電源の最大電力点を求めるための電力曲線測定の発生を制御する装置に関する。
太陽電池セルは、太陽エネルギーを電気エネルギーに直接変換する。太陽電池セルによって生成される電気エネルギーを経時的に抽出し、電力の形態で使用することができる。太陽電池セルによって供給される直流電力は、DC−DCアップ/ダウンコンバータ回路及び/又はDC/ACインバータ回路のようなエネルギー変換デバイスに供給される。
しかしながら、太陽電池の電流−電圧特性により、出力電力は太陽電池セルから引き出される電流とともに非線形に変化する。電力−電圧曲線は、光放射レベルや動作温度のような気候変動に従って変化する。
太陽電池セル又はセルアレイを動作させる準最適点は、電力が最大となる電流−電圧曲線の領域又はその近傍である。この点は最大電力点(MPP)と称される。
最大電力点の場所は未知であるが、計算モデルを通して又は探索アルゴリズムによって、その場所を特定することができる。
それゆえ、太陽電池セル又はセルアレイの動作点をその最大電力点に維持するために、最大電力点追跡技法が必要とされる。
電力−電圧曲線が気候変動に従って変化する際、最大電力点もまた気候変動に従って変化する。
そのため、常に最大電力点を特定することができる必要がある。
太陽電池アレイが部分的に陰になるとき、電流−電圧特性の形状は変更され、2つ以上の極大値を示す可能性がある。山登り法のような従来の最大電力点追跡法は、第2の極大値に捕捉される可能性があり、結果として不要な電力損につながる。
電力曲線測定を定期的に発生させることによって、最大電力追跡法を改善することができる。曲線が測定されると、全ての極大値を特定するように処理され、最も高い極大値が最大電力点として特定される。しかしながら、電力曲線の作成中、発電は必然的に中断及び/又は低減され、結果として幾らかの電力低下につながる。
発生頻度が高すぎる場合には、太陽光電源が陰になっていないときでも発電が著しく低下することになる。発生頻度が低すぎる場合には、太陽光電源が第2の極大値で運用されていることを推測できなくなり、結果として発電の低下につながる。
さらに、広い電圧範囲にわたって電力曲線測定を実現するには、エネルギー変換デバイスの入力キャパシタを放電及び充電させる必要がある。キャパシタ電圧の充放電サイクルを頻繁に繰り返すと、キャパシタの寿命に影響が及ぶ。
本発明は、陰が存在しても正しく動作し、陰が存在しない場合の電力低下を抑制し、入力キャパシタの寿命に及ぼす影響が限定的である、MPPの追跡を提供可能な装置を提供することを目的とする。
この目的のために、本発明は、太陽光電源の最大電力点を決定するための電力曲線測定の発生を制御する装置に関する。この装置は、
− 太陽光電源の第1の電力曲線を取得する手段と、
− 第1の電力曲線に基づいて陰の存在を検出する手段と、
− 陰の検出の結果にしたがって第2の電力曲線取得プロセスをスケジューリングする手段と
を備える。
また、本発明は、太陽光電源の最大電力点を決定するための電力曲線測定の発生を制御する方法に関する。この方法は、
− 太陽光電源の第1の電力曲線を取得するステップと、
− 第1の電力曲線に基づいて陰の存在を検出するステップと、
− 陰の検出の結果にしたがって第2の電力曲線取得プロセスをスケジューリングするステップと
を含むことを特徴とする。
したがって、陰が存在するとき、電力曲線測定の頻繁なスケジューリングを実現することができる。陰が徐々に大きくなり、最大電力点追跡アルゴリズムが第2の極大値に捕捉されるとき、本発明は、第2の電力曲線から正しい極大値を検出し、電源の電圧を検出された極大値に適合させることができる。
特定の特徴によれば、陰の存在が検出された場合に、第2の電力曲線取得プロセスは、陰の存在が検出されない場合に第2の電力曲線がスケジューリングされる時間よりも早くスケジューリングされる。
したがって、陰が存在しないとき、電力曲線の少ない頻度のスケジューリングを実現することができる。陰が存在しないとき、電力曲線測定は少ない頻度で実現され、結果としてエネルギー変換デバイスの入力キャパシタの充電と放電のサイクルの回数が少なくなるとともに、電力曲線測定中の電力断から生じる電力低下が小さくなる。
特定の特徴によれば、装置は、
− 太陽光電源によって供給される電力の減少が所定の閾値を上回ることを検出する手段と、
− 電力の減少が所定の閾値を上回るときに第2の電力曲線を取得する手段と
を更に備える。
したがって、陰の存在が検出されず、電力曲線測定が少ない頻度で実行される間であっても、新たな陰の発生を調べることができる。電力低下が発生する場合には、本発明は、電力低下が新たな陰の発生から生じているか否かを調べるために、スケジューリングよりも早く電力曲線測定をトリガーすることができる。結果として、陰がソーラーアレイを覆い始め、それにより電力が低下するとき、本発明は陰の存在を検出し、電力曲線測定が早くなるようにスケジューリングし直すことができる。本発明は複数の極大値の存在を見逃さず、太陽光電源上に陰が出現すると直ちに第1の極大値を選択する。
特定の特徴によれば、装置は、
− 最大電力追跡プロセス中の電圧変動が所定の閾値を上回ることを検出する手段と、
− 電圧変動が所定の閾値を上回るときに第2の電力曲線を取得する手段と
を更に備える。
したがって、陰の存在が検出されず、電力曲線測定が少ない頻度で実行される間であっても、陰が著しい電力低下をもたらしていない場合でも、新たな陰の発生を調べることができる。新たな陰の発生から生じる電圧変動が検出される場合には、本発明は、検出された電圧変動が新たな陰の発生から生じているか否かを調べるために、スケジューリングよりも早く電力曲線測定をトリガーすることができる。結果として、陰がソーラーアレイを覆い始め、それにより最大電力点電圧が変動すると、本発明は陰の存在を検出し、電力曲線測定が早くなるようにスケジューリングし直すことができる。本発明は複数の極大値の存在を見逃さず、太陽光電源上に陰が出現すると直ちに第1の極大値を選択する。
特定の特徴によれば、太陽光電源の電力曲線を取得する手段は、太陽光電源の出力のキャパシタの電圧を監視する。
したがって、入力キャパシタがソーラーアレイにのみ接続されているとき、入力キャパシタ電圧の電圧時間変動はソーラーアレイの電流レベルを示しており、入力キャパシタの電圧の経時的変化から太陽光電源の電圧−電流特性を決定することができる。
特定の特徴によれば、太陽光電源によって供給される電流は、キャパシタの充電中に当該キャパシタの電圧を測定することによって取得される。
したがって、入力キャパシタが太陽光電源にのみ接続されているとき、入力キャパシタ電圧の電圧時間変動は太陽光電源の電流レベルを示しており、入力キャパシタの電圧の経時的変化から太陽光電源の電圧−電流特性を決定することができる。太陽光電源の電圧−電流特性の収集が迅速であるので、結果として発電の低下が抑制される。
特定の特徴によれば、装置は、
− 太陽光電源によって供給される電力を求める手段と、
− 太陽光電源によって供給されて求められた電力から第2の電力曲線取得プロセス中に用いられることになる最小電圧及び最小電流を求める手段と
を更に備える。
したがって、電力曲線測定のための電圧範囲を狭くすることができ、結果として、入力キャパシタの寿命が延長されるとともに、入力キャパシタの充電時間が短縮される。電力曲線測定から生じる発電低下が抑制される。
特定の特徴によれば、装置は電力調整器の一部であり、当該電力調整器は最大電流レベルまで動作可能であり、第2の電力曲線取得プロセス中に用いられることになる最小電圧は、太陽光電源によって供給されて求められた電力を電力調整器の最大電流レベルで除算した値に等しい。
したがって、電力調整器によって現時点で運用されている電力よりも低い電力を生じることになる電圧範囲では、電力曲線測定は実現されない。
特定の特徴によれば、装置は電力調整器の一部であり、当該電力調整器は最小電圧レベルまで動作可能であり、第2の電力曲線取得プロセス中に用いられることになる最小電流は、太陽光電源によって供給されて求められた電力を電力調整器の最大電圧レベルで除算した値に等しい。
したがって、電力調整器によって現時点で運用されている電力よりも低い電力を
生じることになる電流範囲では、電力曲線測定は実現されない。
本発明の特徴は、実施形態例の以下の説明を読むことからより明確になる。この説明は、添付図面を参照して行われる。
(1a)は、太陽光電源の表面上に陰が存在しないときの、太陽光電源の出力電圧に対する太陽光電源の出力電力変動を表す曲線の一例を示す図である。(1b)は、太陽光電源の表面上に陰が存在するときの、太陽光電源の出力電圧に対する太陽光電源の出力電力変動を表す曲線の一例を示す図である。 (2a)は、陰が存在しない太陽光電源の表面を表す図である。(2b)は、太陽光電源の表面上に陰が存在しないときの、太陽光電源の出力電圧に対する太陽光電源の出力電力変動を表す曲線の一例を示す図である。 (3a)は、大部分が陰で覆われている太陽光電源の表面を表す図である。(3b)は、太陽光電源の表面の大部分が陰で覆われるときの、太陽光電源の出力電圧に対する太陽光電源の出力電力変動を表す曲線の一例を示す図である。 (4a)は、部分的に陰で覆われている太陽光電源の表面を表す図である。(4b)は、太陽光電源の表面が部分的に陰で覆われているときの、太陽光電源の出力電圧に対する太陽光電源の出力電力変動を表す曲線の一例を示す図である。 本発明を実施することができるエネルギー変換システムの一例を示す図である。 本発明による太陽光電源の最大電力点を決定するために用いられる電力曲線測定の発生を制御するためのアルゴリズムを示す図である。 太陽光電源の端子に接続されるキャパシタの充電及び放電中に太陽光電源の電力曲線を決定するためのアルゴリズムの一例を示す図である。 (8a)は、太陽光電源上の陰の発生の一例を示す図である。(8b)は、本発明が実施されないときの、最大電力点曲線決定の発生例を示す図である。(8c)は、本発明が実施されるときの、最大電力点曲線決定の発生例を示す図である。
図1aは、太陽光電源の表面上に陰が存在しないときの、太陽光電源の出力電圧に対する太陽光電源の出力電力変動を表す曲線の一例である。
図1aの横軸には電圧値が示されている。電圧値はゼロ(null)値と開回路電圧VOCの間に含まれる。
図1aの縦軸には電力値が示されている。電力値はゼロ値と最大電力点値の間に含まれる。図1aにおいて、最大電力点値は10で表されている。
図1aに示される曲線は、1つの最大値10のみを呈している。このような挙動は、太陽光電源上に陰が存在しない場合を表している。
図1bは、太陽光電源の表面上に陰が存在するときの、太陽光電源の出力電圧に対する太陽光電源の出力電力変動を表す曲線の一例である。
図1bの横軸には電圧値が示されている。電圧値はゼロ値と開回路電圧VOCの間に含まれる。
図1bの縦軸には電力値が示されている。
図1bに示される曲線は、2つの極大値11と12を呈している。このような挙動は、太陽光電源上に陰が存在する場合を表している。
図2aは、陰が存在しない太陽光電源の表面を表している。
図2bは、図2aに示されるように太陽光電源の表面上に陰が存在しないときの、太陽光電源の出力電圧に対する太陽光電源の出力電力変動を表す曲線の一例である。
図2bの曲線は図1aの曲線に類似であり、これ以上説明しない。
図3aは、大部分が陰で覆われている太陽光電源の表面を表している。
図3aの例では、太陽光電源の表面の60%が陰で覆われている。
図3bは、太陽光電源の表面の大部分が陰で覆われているときの、太陽光電源の出力電圧に対する太陽光電源の出力電力変動を表す曲線の一例である。
図3bに示される曲線は、図2bにおいて太陽光電源によって供給される電力と比べて、太陽光電源によって供給される電力が著しく低下していることを示している。
図3bに示される曲線は、2つの極大値14と15を呈している。このような挙動は、太陽光電源上に陰が存在する状況を表している。
図4aは、部分的に陰で覆われている太陽光電源の表面を表している。
図4aの例では、太陽光電源の表面の40%が陰で覆われている。
図3aと図4aの間の変化は、例えば、上空の太陽が動くことによって太陽光電源の表面上の陰になる部分が動くことに起因する。
図4bは、太陽光電源の表面が部分的に陰で覆われるときの、太陽光電源の出力電圧に対する太陽光電源の出力電力変動を表す曲線の一例である。
図4bに示される曲線は、図2bにおいて太陽光電源PVによって供給される電力と比べて、太陽光電源PVによって供給される電力が著しく低下していることを示しており、図3bにおいて太陽光電源によって供給される電力と比べて、太陽光電源PVによって供給される電力が増加していることを示している。
図4bに示される曲線は、2つの極大値16と17を呈している。このような挙動は、太陽光電源PV上に陰が存在する状況を表している。
図5は、本発明を実施することができるエネルギー変換システムの一例である。
エネルギー変換システムは、太陽電池セル若しくはセルアレイ又は燃料電池セルのような太陽光電源PVを含んでいる。太陽光電源PVは、DC−DCステップダウン/ステップアップコンバータ及び/又はインバータとも呼ばれるDC/ACコンバータのようなエネルギー変換デバイスConvに接続されている。エネルギー変換デバイスConvの出力は、負荷Loに電気エネルギーを供給する。
エネルギー変換デバイスConvは、少なくとも1つのスイッチSと、エネルギー変換デバイスConvの入力端子間に接続される少なくとも1つのキャパシタCinとを備えている。
太陽光電源PVは、エネルギー変換デバイスConvの入力端子に接続されている。
太陽光電源PVは、負荷Loに向けて電流を供給する。太陽光電源PVによって供給される電流Iin及び電圧Vinは、負荷Loによって使用される前に、エネルギー変換デバイスConvによって出力電流Iout及び出力電圧Voutに変換される。
本発明によれば、エネルギー変換システムは、コントローラデバイス50を更に備えている。
コントローラデバイス50は、一連の電力測定から調整電圧値を求める。調整電圧値は、太陽光電源PVによって生成されるエネルギーを最大にする入力電圧値の推定値である。
ここで、コントローラデバイス50によって用いられる一連の電力測定は、エネルギー変換デバイスConvの入力又は出力において実現することができることに留意されたい。
コントローラデバイス50は、調整電圧値Vpvrefに従ってデューティサイクルを制御することによって、エネルギー変換デバイスConvの入力電圧を制御する。
デューティサイクルは、エネルギー変換デバイスConvの少なくとも1つのスイッチSのオン/オフ状態を駆動する。
コントローラデバイス50は、例えば、バス501によって互いに接続されたコンポーネントと、図6及び図7に開示するようなアルゴリズムに関連するプログラムによって制御されるプロセッサ500とに基づくアーキテクチャを有している。
ここで、プロセッサ500は、一変形では、後に開示するようなプロセッサ500によって実行されるものと同じ動作を実行する、1つ又は幾つかの専用集積回路の形態で実装されることに留意されたい。
バス501は、プロセッサ500を、リードオンリーメモリROM502、ランダムアクセスメモリRAM503、アナログ/ディジタルコンバータADC506、及びインターフェース505に連結する。
リードオンリーメモリROM502は、図6及び図7に開示するようなアルゴリズムに関連するプログラムの命令を含んでおり、これらの命令はコントローラデバイス50に電源が投入されるとランダムアクセスメモリRAM503に転送される。
RAMメモリ503は、変数を受け取るように意図されたレジスタと、図6及び図7に開示するようなアルゴリズムに関連するプログラムの命令とを含んでいる。
アナログ/ディジタルコンバータ506は、エネルギー変換デバイスConvの入力と出力に接続され、エネルギー変換デバイスConvの入力と出力において電圧及び電流を2値情報に変換する。
プロセッサ500は、インターフェースモジュール505を通して、エネルギー変換デバイスConvによって適用されることになるデューティサイクルDを転送する。
本発明によれば、コントローラデバイス50は、
− 太陽光電源の第1の電力曲線を取得する手段と、
− 第1の電力曲線に基づいて陰の存在を検出する手段と、
− 陰の検出の結果にしたがって第2の電力曲線取得プロセスをスケジューリングする手段と
を備えている。
図6は、本発明による、太陽光電源の最大電力点を決定するために用いられる電力曲線測定の発生を制御するためのアルゴリズムである。
より厳密には、本アルゴリズムは、コントローラデバイス50のプロセッサ500によって実行される。
ステップS600において、本アルゴリズムが開始され、変数tPCEがゼロ値に初期化される。
次のステップS601において、プロセッサ500は、太陽光電源PVの出力電圧に対する太陽光電源PVの出力電流変動を表す曲線を取得する時刻であるか否かを調べる。
この目的のために、プロセッサ500は、現在の時刻が所定の時刻tPCEよりも大きいか否かを調べる。
現在の時刻がtPCEよりも大きい場合には、プロセッサ500はS604に進む。そうでない場合には、プロセッサ500はステップS602に進む。
ステップS602において、プロセッサ500は、スイッチSのデューティサイクルを変更するようにインターフェース505に指示し、太陽光電源PVによって供給される電圧Vinを、例えば1ボルトの増加量又は減少量だけ増加又は減少させる。このようなプロセスは、最大電力点の小さな変動を追跡するために用いられる。
次のステップS603において、プロセッサ500は、太陽光電源PVによって供給される電流値Iinを取得するようにADC506に指示し、太陽光電源PVによって供給される電力を求める。
同じステップにおいて、プロセッサ500は、太陽光電源PVによって供給される電力の電力降下が生じているか否かを調べる。
この目的のために、プロセッサ500は、求められた電力が、ステップS601〜S603によって構成されるループの前回の反復時に太陽光電源PVによって供給された電力を下回るか否かを調べる。
例えば、プロセッサ500は、求められた電力が、前回の反復時に太陽光電源PVによって供給された電力を少なくとも2%〜7%下回るか否か、又は前回の反復時に太陽光電源PVによって供給された電力を少なくとも3%下回るか否かを調べる。
電力降下が生じている場合には、プロセッサ500はステップS604に進む。そうでない場合には、プロセッサ500はステップS601に戻る。
電力降下が生じていないか、又は現在の時刻がtPCEよりも小さい限り、プロセッサ500はステップS601〜S603を実行し、求められた電力が、ステップS601〜S603によって構成されるループの前回の反復時に太陽光電源PVによって供給された電力を上回る場合には、太陽光電源PVによって供給される電圧をインクリメントし、求められた電力が、ステップS601〜S603によって構成されるループの前回の反復時に太陽光電源PVによって供給された電力を上回る場合には、太陽光電源PVによって与えられる電圧をデクリメントする。
ステップS604において、プロセッサ500は、太陽光電源PVの最大電力点を求めるための電力曲線測定値を取得するようにインターフェース505及びADC506に指示する。
本発明の第1の実現形態によれば、プロセッサ500は、スイッチSのデューティサイクルを変更するように連続的にインターフェース505に指示し、コンバータConvの最小動作電圧から最大動作電圧までの一連の電圧をVinに印加し、各印加電圧において太陽光電源PVによって供給される電流値IinをADC506から取得する。
本発明の第2の実現形態によれば、プロセッサ500は、スイッチSのデューティサイクルを変更するように連続的にインターフェース505に指示し、ステップS602において最後に印加された電圧VS602及びステップS603において測定された最後の電流IS603から求められた最小電圧Vminから、ステップS602において最後に印加された電圧VS602及びステップS603において測定された最後の電流IS603から求められた最小電流Iminまでの一連の電圧をVinに印加する。
最小電圧Vminは、以下の式に従って求められる。
Figure 0006173099
ただし、IConvmaxはエネルギー変換デバイスConvに入力することができる最大電流である。
最小電流Iminは、以下の式に従って求められる。
Figure 0006173099
ただし、VConvmaxはエネルギー変換デバイスConvに入力することができる最大電圧である。
図7を参照しながら開示されることになる第3の実現形態によれば、プロセッサ500は、電力曲線測定値を取得するようにインターフェース505及びADC506に指示する。そのために、インターフェース505は、最小電圧Vminまでの電圧ランプを指示し、ADC506は、キャパシタCinの放電中に電圧Vinのサンプルを取り込む。電圧Vinのサンプルが最小電圧Vminに達したことを示すと、インターフェース505は、太陽光電源PVによって入力キャパシタCinを充電するように指示する。ADC506は、キャパシタCinの充電中に電圧Vinのサンプルを取り込み、プロセッサ500は、電圧のサンプルから電流Iinを導出する。電流Iinのサンプルが最小電流Iminに達したことを示すと、インターフェース505は、キャパシタCinの充電を中止する。
次のステップS605では、プロセッサ500は、ステップS604において取得された電圧/電流の対を用いて解析を実行する。
プロセッサ500は、電力曲線内に1つ又は複数の極大値が存在するか否かを判断するために、電圧/電流の対を解析することができる。
プロセッサ500は、電圧/電流の対から取得された電力曲線の曲線因子を求めることができる。
この目的のために、プロセッサ500は、最大電力点電流IMP値及び電圧値VMPを求め、以下の式を計算することができる。
Figure 0006173099
ただし、ISCは太陽光電源の短絡電流であり、VOCは太陽光電源PVの開放電圧である。
プロセッサ500は、電力曲線の不連続な凹部があるか否かを調べることができる。
次のステップS606において、プロセッサ500は、太陽光電源PVの表面上に少なくとも一つの陰が存在するか否かを判断する。
プロセッサ500は、電力曲線内に2つ以上の極大値が存在する場合には、太陽光電源PVの表面上に少なくとも一つの陰が存在すると判断する。
プロセッサ500は、曲線因子が所定の値、例えば0.7未満である場合には、太陽光電源PVの表面上に少なくとも一つの陰が存在すると判断することができる。
プロセッサ500は、電力曲線に不連続な凹部が存在する場合には、太陽光電源PVの表面上に少なくとも一つの陰が存在すると判断することができる。
太陽光電源PVの表面上に少なくとも一つの陰が存在する場合には、プロセッサ500はステップS607に進む。そうでない場合には、プロセッサ500はステップS608に進む。
ステップS607において、プロセッサ500は、変数tPCEを第1の所定の値Tshadowだけインクリメントする。
その後、プロセッサ500はステップS609に進む。
ステップS608において、プロセッサ500は、変数tPCEを第2の所定の値Tnoshadowだけインクリメントする。第1の所定の値Tshadowは、第2の所定の値Tnoshadowよりも小さい。例えば、Tnoshadowは1分間に等しく、Tnoshadowは1時間に等しい。
その後、プロセッサ500はステップS609に進む。
ステップS609において、プロセッサ500は、ステップS604において取得された電圧及び電流サンプルから、最大電力点電流IMP値及び電圧値VMPを求める。
次のステップS610において、プロセッサ500は、最大電力点電圧値VMPに対応するデューティサイクルをスイッチSに印加するようにインターフェース505に指示する。
その後、プロセッサ500はステップS601に戻る。
図7は、太陽光電源の端子に接続されているキャパシタの充電中及び放電中に太陽光電源の電力曲線を決定するためのアルゴリズムの一例である。
本アルゴリズムは、第3の実現形態に従って、図6のアルゴリズムのステップS604の代わりに実行される。
ステップS700において、アルゴリズムが開始される。
次のステップS701において、プロセッサ500は、ステップS603において測定された最後の電流IS603と、ステップS602における最後の印加電圧VS602とを取得する。
次のステップS702において、プロセッサ500は、以下の式に従って、最小電圧Vmin及び最小電流Iminを求める。
Figure 0006173099
次のステップS703において、プロセッサ500は、インターフェース505及びスイッチSを通して、キャパシタCinを放電するように指示する。
時間のアフィン関数のような放電曲線を取得するために、キャパシタCinの放電はスイッチSのデューティサイクルを連続的に変更することによって実行される。
次のステップS704において、プロセッサ500は、キャパシタCinの放電中に電圧Vinのサンプルを取り込むようにADC506に指示する。
次のステップS705において、プロセッサ500は、電圧Vinが最小電圧Vminよりも小さいか否かを調べる。
電圧Vinが最小電圧Vminよりも小さい場合には、プロセッサ500はステップS706に進む。そうでない場合には、プロセッサ500はステップS703に戻る。
ステップS706において、プロセッサ500は、インターフェース505及びスイッチSを通して、キャパシタCinを充電するように指示する。スイッチSに指示すると、キャパシタCinは太陽光電源PVにのみ接続され、太陽光電源PVの電流によって充電される。
キャパシタCinを太陽光電源PV以外にも接続するようにスイッチSの状態が変更されるまで、キャパシタCinの電圧は、太陽光電源PVの電流がキャパシタCinを充電するにつれて、時間の経過とともに連続的に増加する。一例として、スイッチSの状態は、ステップS610において開示されたように変更される。
次のステップS707において、プロセッサ500は、キャパシタCinの充電中に電圧Vinのサンプルを取り込むようにADC506に指示する。
次のステップS708において、プロセッサ500は、キャパシタCinを通って流れる電流Iinを推定するだけの十分な数のVinサンプルが取り込まれたか否かを調べる。
例えば、キャパシタCinを通って流れる電流Iinを確実に推定するためには、N=4個のサンプルが必要である。
inのサンプルが受ける雑音レベルによっては、更に多くのサンプル数Nが用いられる場合もある。
十分な数のVinサンプルが取り込まれた場合には、プロセッサ500はステップS709に進む。そうでない場合には、プロセッサ500はステップS707に戻る。
次のステップS709において、プロセッサ500は、キャパシタCinを通って流れる電流を推定する。
電圧導関数を取得するために、キャパシタCinの静電容量値に直前に測定されたN個の電圧サンプルの時間導関数を乗算することによって、キャパシタ電流Iinが求められる。電圧導関数は、フィッティング数学的関数、例えば実数の係数を有する多項式関数を通して取得される。
フィッティング数学関数は、所与の時間サンプルに対する処理された電圧を取得するために、連続的な時間サンプルx(i=1〜N)において測定された電圧サンプルyと数学関数f(x)との差の二乗和を最小化することによって取得される。これは、以下のように行われる。
N個のサンプル(x,y),(x,y)...(x,y)が与えられると、必要なフィッティング数学関数を、例えば以下の形に書くことができる。
Figure 0006173099
ただし、f(x)(j=1,2...K)はxの数学関数であり、C(j=1,2...K)は当初は未知の定数である。
f(x)とyの実際の値との差の二乗和は、以下によって与えられる。
Figure 0006173099
この誤差項は、定数C(j=1,2,...K)の各々についてEの1階偏導関数を取り、その結果をゼロにすることによって最小化される。したがって、対称なK元連立方程式が得られ、これがC、C、...、Cについて解かれる。この手順は、最小平均二乗(LMS)アルゴリズムとしても知られている。
inの電圧サンプルを用いて、各サンプルに対して移動する所定の窓において、適切な数学関数、例えば実係数を有する多項式関数のフィッティングに基づいて曲線が取得される。したがって、電圧はフィルタリングされ、その導関数を窓の中心点すべてに対して非常に簡単かつ直接的な方法で同時に計算することができ、それにより、いかなる追加の電流センサも必要とすることなく電流Iinが求められる。
次のステップS710において、プロセッサ500は、ステップS709において推定された電流値がステップS702において求められた最小電流Iminよりも小さいか否かを調べる。
ステップS709において推定された電流値が最小電流Iminよりも小さい場合には、プロセッサ500は図6のステップS605に進む。そうでない場合には、プロセッサ500はステップS707に戻る。
図8aは、太陽光電源上において陰が生じる一例である。
横軸には時間が表されており、縦軸には太陽光電源PVによって供給される最大電力が示されている。
図8aにおいて、800と802で表される2つの期間中に、太陽光電源PVの表面上に陰がある。期間801中に太陽光電源PV上を雲が通過する。
図8aに示されるように、太陽光電源PVによって供給される電力は、これらの期間中に大きく変化して低下する。
図8bは、本発明が実施されない場合における、最大電力点曲線決定の発生の一例である。
横軸には時間が表されており、縦軸には電力曲線の決定の発生が表されており、同一のタイミングTshadow及びTnoshadowが用いられる。
図8bにおいて見ることができるように、電力曲線の決定の発生頻度は高い。そのような場合、太陽光電源PVは電力曲線の決定中に負荷Loに電力を供給しないので、太陽光電源PVによって供給される全エネルギーは減少する。
図8cは、本発明が実施される場合における、最大電力点曲線決定の発生の一例である。
横軸には時間が表されており、縦軸にはステップS604において開示されたような電力曲線の決定の発生が表されている。ステップS604では、異なるタイミングTshadow及びTnoshadowが用いられる。
期間800が終わると、プロセッサ500は、陰が存在しないことを検出し、長いタイミングTnoshadowによる電力曲線推定のスケジューリングを開始する。
期間801において、雲の存在に起因する電力降下が検出され、電力曲線が直ちに作成される。プロセッサ500は、測定された電力曲線を解析し、複数の極大値が存在しないと判断する。プロセッサ500は、長いタイミングTnoshadowによる電力曲線推定のスケジューリングを再開する。
期間802において、太陽光電源PVに夕暮れの陰がかかることに起因する電力降下が検出され、電力曲線が直ちに作成される。プロセッサ500は、測定された電力曲線を解析し、太陽光電源PVに夕暮れの陰がかかることから生じる複数の極大値が存在すると判断する。プロセッサ500は、短いタイミングTshadowによる電力曲線推定のスケジューリングを再開する。図8cにおいて見ることができるように、本発明によれば、太陽光電源PVの表面上に陰がない限り、電力曲線の決定の発生は大きく減少するか又はゼロ値まで減少する。太陽光電源PVの表面上に陰が検出されると直ちに、本発明は電力曲線の決定の発生頻度を高める。
当然のことながら、本発明の範囲から逸脱することなく、上述した本発明の実施形態に対して多くの変更を行うことができる。

Claims (10)

  1. 太陽光電源の最大電力点を決定するための前記太陽光電源の出力電圧と出力電力との関係を示す電力曲線測定の発生を制御する装置であって、該装置は、
    − 前記太陽光電源の第1の電力曲線を取得する手段と、
    − 前記第1の電力曲線に基づいて陰の存在を検出する手段と、
    − 陰の検出の結果にしたがって第2の電力曲線取得プロセスをスケジューリングする手段と
    を備え、
    前記第2の電力曲線の取得プロセスは、陰の存在が検出された場合には、第1の所定時間後にスケジューリングされ、陰の存在が検出されない場合には、前記第1の所定時間よりも長い第2の所定時間後にスケジューリングされることを特徴とする、太陽光電源の最大電力点を決定するための太陽光電源の出力電圧と出力電力との関係を示す電力曲線測定の発生を制御する装置。
  2. − 前記太陽光電源によって供給される電力の減少が所定の閾値を上回ることを検出する手段と、
    − 前記電力の減少が所定の閾値を上回るときに前記第2の電力曲線を取得する手段と
    を更に備えることを特徴とする、請求項に記載の装置。
  3. − 最大電力追跡プロセス中の電圧変動が所定の閾値を上回ることを検出する手段と、
    − 前記電圧変動が所定の閾値を上回るときに前記第2の電力曲線を取得する手段と
    を更に備えることを特徴とする、請求項に記載の装置。
  4. 前記太陽光電源の電力曲線を取得する手段は、前記太陽光電源の出力のキャパシタの電圧を監視することを特徴とする、請求項に記載の装置。
  5. 前記太陽光電源によって供給される電流は、前記キャパシタの充電中に該キャパシタの電圧を測定することによって取得されることを特徴とする、請求項に記載の装置。
  6. 前記太陽光電源によって供給される電圧は、前記キャパシタの放電中に該キャパシタの電圧を測定することによって取得されることを特徴とする、請求項又はに記載の装置。
  7. − 前記太陽光電源によって供給される電力を求める手段と、
    記求められた電力から前記第2の電力曲線取得プロセス中に用いられることになる前記太陽電池によって供給される最小電圧及び最小電流を求める手段と
    を更に備えることを特徴とする、請求項1〜のいずれか一項に記載の装置。
  8. 前記装置は電力調整器の一部であり、該電力調整器は最大電流レベルまで動作可能であり、
    前記第2の電力曲線取得プロセス中に用いられることになる前記最小電圧は、前記求められた電力を前記電力調整器の前記最大電流レベルで除算した値に等しいことを特徴とする、請求項に記載の装置。
  9. 前記装置は電力調整器の一部であり、該電力調整器は最大電圧レベルまで動作可能であり、
    前記第2の電力曲線取得プロセス中に用いられることになる前記最小電流は、前記求められた電力を前記電力調整器の前記最大電圧レベルで除算した値に等しいことを特徴とする、請求項又はに記載の装置。
  10. 太陽光電源の最大電力点を決定するための前記太陽光電源の出力電圧と出力電力との関係を示す電力曲線測定の発生を制御する方法であって、該方法は、
    − 前記太陽光電源の第1の電力曲線を取得するステップと、
    − 前記第1の電力曲線に基づいて陰の存在を検出するステップと、
    − 陰の検出の結果にしたがって第2の電力曲線取得プロセスをスケジューリングするステップと
    を含み、
    前記第2の電力曲線の取得プロセスは、陰の存在が検出された場合には、第1の所定時間後にスケジューリングされ、陰の存在が検出されない場合には、前記第1の所定時間よりも長い第2の所定時間後にスケジューリングされることを特徴とする、太陽光電源の最大電力点を決定するための太陽光電源の出力電圧と出力電力との関係を示す電力曲線測定の発生を制御する方法。
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