JP6170194B2 - 無線通信システムにおいて基地局が下りリンク制御チャネルを送信する方法及びそのための装置 - Google Patents

無線通信システムにおいて基地局が下りリンク制御チャネルを送信する方法及びそのための装置 Download PDF

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Description

本発明は、無線通信システムに係り、特に、無線通信システムにおいて基地局が下りリンク制御チャネルを送信する方法及びそのための装置に関する。
本発明を適用できる無線通信システムの一例として、3GPP LTE(3rd Generation Partnership Project Long Term Evolution;以下、「LTE」という。)通信システムについて概略的に説明する。
図1は、無線通信システムの一例としてE−UMTSネットワーク構造を概略的に示す図である。E−UMTS(Evolved Universal Mobile Telecommunications System)は、既存のUMTS(Universal Mobile Telecommunications System)から進展したシステムであり、現在3GPPで基礎的な標準化作業が進行中である。一般に、E−UMTSをLTE(Long Term Evolution)システムと呼ぶこともできる。UMTS及びE−UMTSの技術規格(technical specification)の詳細な内容はそれぞれ、「3rd Generation Partnership Project;Technical Specification Group Radio Access Network」のRelease 7及びRelease 8を参照すればよい。
図1を参照すると、E−UMTSは、端末(User Equipment;UE)、基地局(eNodeB;eNB)、及びネットワーク(E−UTRAN)の終端に位置して外部ネットワークに接続するアクセスゲートウェイ(Access Gateway;AG)を含んでいる。基地局は、ブロードキャストサービス、マルチキャストサービス及び/又はユニキャストサービスのために多重データストリームを同時に伝送することができる。
一つの基地局には一つ以上のセルが存在する。セルは、1.44、3、5、10、15、20MHzなどの帯域幅のいずれか一つに設定され、複数の端末に下り又は上り伝送サービスを提供する。異なったセルは、互いに異なった帯域幅を提供するように設定されればよい。基地局は、複数の端末に関するデータ送受信を制御する。下りリンク(Downlink;DL)データについて、基地局は下りリンクスケジューリング情報を送信し、該当の端末にデータが送信される時間/周波数領域、符号化、データサイズ、HARQ(Hybrid Automatic Repeat and reQuest)関連情報などを知らせる。また、上りリンク(Uplink;UL)データについて、基地局は上りリンクスケジューリング情報を該当の端末に送信し、該当の端末が使用可能な時間/周波数領域、符号化、データサイズ、HARQ関連情報などを知らせる。基地局同士の間には、ユーザートラフィック又は制御トラフィックの伝送のためのインターフェースを用いることができる。コアネットワーク(Core Network;CN)は、AG、及び端末のユーザー登録などのためのネットワークノードなどで構成可能である。AGは、複数のセルで構成されるTA(Tracking Area)単位に端末の移動性を管理する。
無線通信技術は、WCDMAに基づいてLTEにまで開発されてきたが、ユーザーと事業者の要求と期待は増す一方である。その上、他の無線接続技術の開発が続いており、将来、競争力を持つためには新しい技術進化が要求される。ビット当たりのコストの削減、サービス可用性の増大、柔軟な周波数バンドの使用、単純構造と開放型インターフェース、端末の適度なパワー消耗などが要求される。
上記のような議論に基づき、以下では、無線通信システムにおいて基地局が下りリンク制御チャネルを送信する方法及びそのための装置を提案する。
本発明の一態様である、無線通信システムにおいて基地局が下りリンク制御チャネルを送信する方法は、前記下りリンク制御チャネルのために割り当てられた一つ以上のリソースブロックのそれぞれをあらかじめ設定された個数のサブセットに分割することと、前記下りリンク制御チャネルの開始シンボルと終了シンボルの少なくとも一つに基づき、前記下りリンク制御チャネルのためのリソース割当基本ユニットを構成するサブセットの個数を決定することと、前記決定された個数のサブセットで構成されたリソース割当基本ユニット単位に、前記下りリンク制御チャネルに送信リソースをマッピングすることと、前記マッピングされた送信リソースを用いて前記下りリンク制御チャネルを送信することと、を含むことを特徴とする。
ここで、前記送信リソースは、前記リソース割当基本ユニットが1個以上の個数で束ねられるとよい。また、前記送信リソースは、サブフレームのデータ領域に位置するとよい。
好ましくは、前記サブセットの個数を決定することは、前記下りリンク制御チャネルの開始シンボルのインデックスが第1特定値未満であると、前記サブセットの個数を1個以上且つ前記あらかじめ設定された個数未満の値に決定することを含み、前記下りリンク制御チャネルの開始シンボルのインデックスが第1特定値以上であると、前記サブセットの個数を前記あらかじめ設定された個数に決定することを含む。
より好ましくは、前記サブセットの個数を決定することは、前記下りリンク制御チャネルの終了シンボルのインデックスが第2特定値以上であると、前記サブセットの個数を1個以上且つ前記あらかじめ設定された個数未満の値に決定することを含み、前記下りリンク制御チャネルの終了シンボルのインデックスが第2特定値未満であると、前記サブセットの個数を前記あらかじめ設定された個数に決定することを含む。
一方、本発明の他の態様である、無線通信システムにおいて端末が下りリンク制御チャネルを受信する方法は、前記下りリンク制御チャネルのために割り当てられた一つ以上のリソースブロックに対して、前記下りリンク制御チャネルのためのリソース割当基本ユニットを設定することと、アグリゲーションレベルによって前記リソース割当基本ユニット単位に検索領域をモニタリングし、前記下りリンク制御チャネルを受信することと、を含み、前記一つ以上のリソースブロックのそれぞれは、あらかじめ設定された個数のサブセットに分割され、リソース割当基本ユニットを構成するサブセットの個数は、前記下りリンク制御チャネルの開始シンボルと終了シンボルの少なくとも一つに基づいて決定されることを特徴とする。
ここで、前記下りリンク制御チャネルが受信されるリソースは、前記リソース割当基本ユニットが1個以上の個数で束ねられるとよく、前記下りリンク制御チャネルが受信されるリソースは、サブフレームのデータ領域に位置するとよい。
好ましくは、前記サブセットの個数を決定することは、前記下りリンク制御チャネルの開始シンボルのインデックスが第1特定値未満であると、前記サブセットの個数は1個以上且つ前記あらかじめ設定された個数未満であり、前記下りリンク制御チャネルの開始シンボルのインデックスが第1特定値以上であると、前記サブセットの個数は前記あらかじめ設定された個数である。
より好ましくは、前記下りリンク制御チャネルの終了シンボルのインデックスが第2特定値以上であると、前記サブセットの個数は1個以上且つ前記あらかじめ設定された個数未満であり、前記下りリンク制御チャネルの終了シンボルのインデックスが第2特定値未満であると、前記サブセットの個数は前記あらかじめ設定された個数である。
本発明の実施例によれば、無線通信システムにおいて基地局は効率的に下りリンク制御チャネルを送信することができる。
本発明で得られる効果は、以上に言及した効果に制限されず、言及していない別の効果は、下の記載から、本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者には明確に理解されるであろう。
無線通信システムの一例としてE−UMTSネットワーク構造を概略的に示す図である。 3GPP無線接続網規格に基づく端末とE−UTRAN間の無線インターフェースプロトコル(Radio Interface Protocol)の制御プレーン(Control Plane)及びユーザープレーン(User Plane)構造を示す図である。 3GPPシステムに用いられる物理チャネル及びそれらを用いた一般の信号伝送方法を説明するための図である。 多重アンテナ通信システムの構成図である。 LTEシステムにおいて用いられる下りリンク無線フレームの構造を例示する図である。 LTEシステムにおいて下りリンク制御チャネルを構成するのに用いられるリソース単位を示す図である。 LTEシステムにおいて用いられる上りリンクサブフレームの構造を示す図である。 次世代通信システムにおいて多重ノードシステムを例示する図である。 E−PDCCH、及びE−PDCCHによってスケジューリングされるPDSCHを例示する図である。 本発明の第1実施例によってE−PDCCHを構成する基本単位を2個のサブ−PRBと定義した例である。 本発明の第2実施例によってE−PDCCHのためのアグリゲーション基本ユニットを構成する例である。 本発明の一実施例に係る通信装置のブロック構成図である。
以下に添付の図面を参照して説明された本発明の実施例から、本発明の構成、作用及び他の特徴が容易に理解されるであろう。以下に説明される実施例は、本発明の技術的特徴が3GPPシステムに適用された例である。
本明細書ではLTEシステム及びLTE−Aシステムを用いて本発明の実施例を説明するが、これは例示に過ぎず、本発明の実施例は、上述した定義に該当するいかなる通信システムにも適用可能である。また、本明細書は、FDD方式を基準にして本発明の実施例について説明するが、これは例示に過ぎず、本発明の実施例は、H−FDD方式又はTDD方式にも容易に変形されて適用されてもよい。
図2は、3GPP無線接続網規格に基づく端末とE−UTRANとの間の無線インターフェースプロトコル(Radio Interface Protocol)の制御プレーン及びユーザープレーンの構造を示す図である。制御プレーンとは、端末(UE)とネットワークとが呼を管理するために用いる制御メッセージが伝送される通路のことを意味する。ユーザープレーンとは、アプリケーション層で生成されたデータ、例えば、音声データ又はインターネットパケットデータなどが伝送される通路のことを意味する。
第1層である物理層は、物理チャネル(Physical Channel)を用いて上位層に情報伝送サービス(Information Transfer Service)を提供する。物理層は、上位の媒体接続制御(Medium Access Control)層とは伝送チャネル(Transport Channel)を介して接続されている。該伝送チャネルを通じて媒体接続制御層と物理層との間にデータが移動する。送信側の物理層と受信側の物理層との間には物理チャネルを通じてデータが移動する。該物理チャネルは、時間及び周波数を無線リソースとして活用する。具体的に、物理チャネルは、下りリンクにおいてOFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Access)方式で変調され、上りリンクにおいてSC−FDMA(Single Carrier Frequency Division Multiple Access)方式で変調される。
第2層の媒体接続制御(Medium Access Control;MAC)層は、論理チャネル(Logical Channel)を通じて、上位層である無線リンク制御(Radio Link Control;RLC)層にサービスを提供する。第2層のRLC層は、信頼できるデータ伝送を支援する。RLC層の機能は、MAC内部の機能ブロックとしてもよい。第2層のPDCP(Packet Data Convergence Protocol)層は、帯域幅の狭い無線インターフェースでIPv4やIPv6のようなIPパケットを効率的に伝送するために、余分の制御情報を減らすヘッダー圧縮(Header Compression)機能を果たす。
第3層の最下部に位置する無線リソース制御(Radio Resource Control;RRC)層は、制御プレーンにのみ定義される。RRC層は、無線ベアラー(Radio Bearer)の設定(Configuration)、再設定(Re−configuration)及び解除(Release)に関連して、論理チャネル、伝送チャネル及び物理チャネルの制御を担当する。無線ベアラー(RB)とは、端末とネットワーク間のデータ伝達のために第2層により提供されるサービスのことを意味する。そのために、端末のRRC層とネットワークのRRC層とはRRCメッセージを互いに交換する。端末のRRC層とネットワークのRRC層間にRRC接続(RRC Connected)がある場合に、端末はRRC接続状態(Connected Mode)にあり、そうでない場合は、RRC休止状態(Idle Mode)にあるようになる。RRC層の上位にあるNAS(Non−Access Stratum)層は、セッション管理(Session Management)と移動性管理(Mobility Management)などの機能を果たす。
基地局(eNB)を構成する一つのセルは、1.4、3、5、10、15、20MHzなどの帯域幅のいずれか一つに設定され、複数の端末に下りまたは上り伝送サービスを提供する。異なったセルは互いに異なった帯域幅を提供するように設定されるとよい。
ネットワークから端末にデータを伝送する下り伝送チャネルとしては、システム情報を伝送するBCH(Broadcast Channel)、ページングメッセージを伝送するPCH(Paging Channel)、ユーザートラフィックや制御メッセージを伝送する下りSCH(Shared Channel)などがある。下りマルチキャスト又は放送サービスのトラフィック又は制御メッセージは、下りSCHを通じて伝送されてもよく、別の下りMCH(Multicast Channel)を通じて伝送されてもよい。一方、端末からネットワークにデータを伝送する上り伝送チャネルとしては、初期制御メッセージを伝送するRACH(Random Access Channel)、ユーザートラフィックや制御メッセージを伝送する上りSCH(Shared Channel)がある。伝送チャネルの上位に存在し、伝送チャネルにマッピングされる論理チャネル(Logical Channel)としては、BCCH(Broadcast Control Channel)、PCCH(Paging Control Channel)、CCCH(Common Control Channel)、MCCH(Multicast Control Channel)、MTCH(Multicast Traffic Channel)などがある。
図3は、3GPPシステムに用いられる物理チャネル及びこれらのチャネルを用いた一般の信号伝送方法を説明するための図である。
端末は、電源が入ったり、新しくセルに進入したりした場合に、基地局と同期を取る等の初期セル探索(Initial cell search)作業を行う(S301)。そのために、端末は、基地局からプライマリ同期チャネル(Primary Synchronization Channel;P−SCH)及びセカンダリ同期チャネル(Secondary Synchronization Channel;S−SCH)を受信して基地局と同期を取り、セルIDなどの情報を獲得すればよい。その後、端末は、基地局から物理放送チャネル(Physical Broadcast Channel)を受信し、セル内放送情報を獲得できる。一方、端末は、初期セル探索段階で、下りリンク参照信号(Downlink Reference Signal;DL RS)を受信し、下りリンクチャネル状態を確認できる。
初期セル探索を終えた端末は、物理下りリンク制御チャネル(Physical Downlink Control Channel;PDCCH)、及び該PDCCHに載せられた情報に基づいて物理下りリンク共有チャネル(Physical Downlink Control Channel;PDSCH)を受信することによって、より具体的なシステム情報を獲得できる(S302)。
一方、基地局に最初に接続したり信号伝送のための無線リソースがない場合には、端末は、基地局にランダムアクセス手順(Random Access Procedure;RACH)を行ってよい(S303乃至S306)。そのために、端末は、物理ランダムアクセスチャネル(Physical Random Access Channel;PRACH)を通じて特定シーケンスをプリアンブルとして伝送し(S303及びS305)、PDCCH及び対応するPDSCHを通じて、プリアンブルに対する応答メッセージを受信すればよい(S304及びS306)。競合ベースのRACHについては、衝突解決手順(Contention Resolution Procedure)をさらに行ってもよい。
上述の手順を行った端末は、以降、一般的な上りリンク/下りリンク信号伝送手順として、PDCCH/PDSCH受信(S307)、及び物理上りリンク共有チャネル(Physical Uplink Shared Channel;PUSCH)/物理上りリンク制御チャネル(Physical Uplink Control Channel;PUCCH)伝送(S308)を行えばよい。特に、端末はPDCCHを通じて下りリンク制御情報(Downlink Control Information;DCI)を受信する。ここで、DCIは、端末に対するリソース割当情報のような制御情報を含んでおり、その使用目的によってフォーマットが異なっている。
一方、端末が上りリンクを通じて基地局に伝送する又は端末が基地局から受信する制御情報としては、下りリンク/上りリンクACK/NACK信号、CQI(Channel Quality Indicator)、PMI(Precoding Matrix Index)、RI(Rank Indicator)などを含む。3GPP LTEシステムでは、端末は、これらのCQI/PMI/RIなどの制御情報をPUSCH及び/又はPUCCHを通じて伝送してもよい。
以下、MIMOシステムについて説明する。MIMO(Multiple−Input Multiple−Output)は、複数個の送信アンテナと複数個の受信アンテナを使用する方法で、この方法によりデータの送受信効率を向上させることができる。すなわち、無線通信システムの送信端あるいは受信端で複数個のアンテナを使用することによって容量を増大させ、性能を向上させることができる。以下、本文献ではMIMOを「多重アンテナ」とも呼ぶ。
多重アンテナ技術では、一つの全体メッセージを受信するに単一のアンテナ経路に依存せず、複数のアンテナに受信されたデータ断片(fragment)をまとめて併合することによってデータを完成する。多重アンテナ技術を用いると、特定のサイズのセル領域内でデータ伝送速度を向上させたり、又は特定のデータ伝送速度を保障しながらシステムカバレッジ(coverage)を増加させることができる。また、この技術は、移動通信端末と中継機などに幅広く使用可能である。多重アンテナ技術によれば、単一のアンテナを使用した従来技術による移動通信における伝送量の限界を克服することが可能になる。
本発明で説明する多重アンテナ(MIMO)通信システムの構成図が、図4に示されている。送信端では送信アンテナがNT個設けられており、受信端では受信アンテナがNR個が設けられている。このように送信端及び受信端の両方とも複数個のアンテナを使用する場合は、送信端又は受信端のいずれか一方のみ複数個のアンテナを使用する場合に比べて、理論的なチャネル伝送容量がより増加する。チャネル伝送容量の増加はアンテナの数に比例する。これにより、伝送レートが向上し、周波数効率が向上する。1個のアンテナを使用する場合の最大伝送レートをRoとすれば、多重アンテナを使用する場合の伝送レートは、理論的に、下記の数式1のように、最大伝送レートRoにレート増加率Riを掛けた分だけ増加可能となる。ここで、Riは、NTとNRのうち、小さい値を表す。
Figure 0006170194
例えば、4個の送信アンテナと4個の受信アンテナを用いるMIMO通信システムでは、単一アンテナシステムに比べて理論上、4倍の伝送レートを獲得できる。このような多重アンテナシステムの理論的容量増加が90年代半ばに証明されて以来、これを実質的なデータ伝送率の向上へと導くための種々の技術が現在まで活発に研究されている。それらのいくつかの技術は既に3世代移動通信と次世代無線LANなどの様々な無線通信の標準に反映されている。
現在までの多重アンテナ関連研究動向をみると、様々なチャネル環境及び多重接続環境における多重アンテナ通信容量計算などと関連した情報理論側面の研究、多重アンテナシステムの無線チャネル測定及び模型導出の研究、及び伝送信頼度の向上及び伝送率の向上のための時空間信号処理技術の研究などを含め、様々な観点で活発に研究が進行されている。
多重アンテナシステムにおける通信方法をより具体的な方法で説明するべく、それを数学的にモデリングすると、次のように示すことができる。図7に示すように、NT個の送信アンテナとNR個の受信アンテナが存在するとする。まず、送信信号について説明すると、NT個の送信アンテナがある場合に、伝送可能な最大情報はNT個であるから、伝送情報を下記の数式2のようなベクトルで表現できる。
Figure 0006170194
Figure 0006170194
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Figure 0006170194
Figure 0006170194
Figure 0006170194
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一般に、チャネル行列のランクの物理的な意味は、与えられたチャネルで互いに異なった情報を伝送できる最大数を意味する。したがって、チャネル行列のランク(rank)は、互いに独立した(independent)行(row)又は列(column)の個数のうち、最小個数と定義され、よって、行列のランクは、行(row)又は列(column)の個数より大きくなることはない。数式的に例を挙げると、チャネル行列Hのランク(rank(H))は、数式6のように制限される。
Figure 0006170194
また、多重アンテナ技術を用いて送る互いに異なった情報のそれぞれを「伝送ストリーム(Stream)」、又は簡単に「ストリーム」と定義するものとする。このような「ストリーム」はレイヤー(Layer)と呼ばれてもよい。そのため、伝送ストリームの個数は当然ながら、互いに異なった情報を伝送できる最大数であるチャネルのランクより大きくなることがない。したがって、チャネル行列Hは、下記の数式7のように表すことができる。
Figure 0006170194
ここで、「# of streams」は、ストリームの数を表す。一方、ここで、1個のストリームは1個以上のアンテナから伝送可能であるということに留意されたい。
1個以上のストリームを複数のアンテナに対応させる様々な方法が存在する。この方法を、多重アンテナ技術の種類によって次のように説明できる。1個のストリームが複数のアンテナから伝送される場合は空間ダイバーシティ方式といえ、複数のストリームが複数のアンテナから伝送される場合は空間マルチプレクシング方式といえる。勿論、これらの中間方式である、空間ダイバーシティと空間マルチプレクシングとの混合(Hybrid)した形態も可能である。
図5は、下りリンク無線フレームにおいて一つのサブフレームの制御領域に含まれる制御チャネルを例示する図である。
図5を参照すると、サブフレームは、14個のOFDMシンボルで構成されている。サブフレーム設定によって先頭の1乃至3個のOFDMシンボルは制御領域として用いられ、残り13〜11個のOFDMシンボルはデータ領域として用いられる。同図で、R1乃至R4は、アンテナ0乃至3に対する基準信号(Reference Signal(RS)、又はPilot Signal)を表す。RSは、制御領域及びデータ領域を問わず、サブフレーム内に一定のパターンで固定される。制御チャネルは、制御領域においてRSの割り当てられないリソースに割り当てられ、トラフィックチャネルも、データ領域においてRSの割り当てられないリソースに割り当てられる。制御領域に割り当てられる制御チャネルとしては、PCFICH(PhysicalControl Format Indicator CHannel)、PHICH(Physical Hybrid−ARQ Indicator CHannel)、PDCCH(Physical Downlink Control CHannel)などがある。
PCFICHは、物理制御フォーマット指示子チャネルで、毎サブフレームごとにPDCCHに用いられるOFDMシンボルの個数を端末に知らせる。PCFICHは、最初のOFDMシンボルに位置し、PHICH及びPDCCHに優先して設定される。PCFICHは、4個のREG(Resource Element Group)で構成され、それぞれのREGは、セルID(Cell IDentity)に基づいて制御領域内に分散される。1個のREGは4個のRE(Resource Element)で構成される。REは、1個の副搬送波×1個のOFDMシンボルで定義される最小物理リソースを表す。PCFICH値は帯域幅によって、1乃至3、又は2乃至4の値を指示し、QPSK(Quadrature Phase Shift Keying)で変調される。
PHICHは、物理HARQ(Hybrid−Automatic Repeat and request)指示子チャネルで、上りリンク伝送に対するHARQ ACK/NACKを運ぶのに用いられる。すなわち、PHICHは、UL HARQのためのDL ACK/NACK情報が伝送されるチャネルを表す。PHICHは、1個のREGで構成され、セル特定(cell−specific)にスクランブル(scrambling)される。ACK/NACKは1ビットで指示され、BPSK(Binary phase shift keying)で変調される。変調されたACK/NACKは、拡散因子(Spreading Factor;SF)=2又は4で拡散される。同一のリソースにマッピングされる複数のPHICHは、PHICHグループを構成する。PHICHグループに多重化されるPHICHの個数は、拡散コードの個数によって決定される。PHICH(グループ)は、周波数領域及び/又は時間領域においてダイバーシティ利得を得るために3回反復(repetition)される。
PDCCHは、物理下りリンク制御チャネルで、サブフレームの先頭n個のOFDMシンボルに割り当てられる。ここで、nは、1以上の整数であり、PCFICHにより指示される。PDCCHは、1個以上のCCE(Control Channel Element)で構成される。PDCCHは、伝送チャネルであるPCH(Paging channel)及びDL−SCH(Downlink−shared channel)のリソース割当に関する情報、上りリンクスケジューリンググラント(Uplink Scheduling Grant)、HARQ情報などを、各端末又は端末グループに知らせる。PCH(Paging channel)及びDL−SCH(Downlink−shared channel)は、PDSCHを通じて伝送される。したがって、基地局と端末は一般に、特定の制御情報又は特定のサービスデータ以外はPDSCHを通じてそれぞれ伝送及び受信する。
PDSCHのデータがいずれの端末(1つ又は複数の端末)に伝送されるものであるか、それら端末がどのようにPDSCHデータを受信してデコーディング(decoding)をすべきかに関する情報などは、PDCCHに含まれて伝送される。例えば、特定PDCCHが「A」というRNTI(Radio Network Temporary Identity)でCRCマスキング(masking)されており、「B」という無線リソース(例、周波数位置)及び「C」という伝送形式情報(例、伝送ブロックサイズ、変調方式、コーディング情報など)を用いて伝送されるデータに関する情報が特定サブフレームにおいて伝送されるとしよう。この場合、セル内の端末は、自身が持っているRNTI情報を用いてPDCCHをモニタリングし、「A」のRNTIを持っている一つ以上の端末があると、それら端末は、PDCCHを受信し、受信したPDCCHの情報に基づき、「B」と「C」により指示されるPDSCHを受信する。
図6は、LTEシステムにおいて下りリンク制御チャネルを構成するのに用いられるリソース単位を示す図である。特に、図6の(a)は、基地局の送信アンテナが1又は2個である場合を示し、図6の(b)は、基地局の送信アンテナが4個である場合を示している。両者は、送信アンテナの個数によってRS(Reference Signal)パターンが異なるだけで、制御チャネルに関連したリソース単位の設定方法は同一である。
図6を参照すると、下りリンク制御チャネルの基本リソース単位は、REG(Resource Element Group)である。REGは、RSを除外した状態で4個の隣り合うリソース要素(RE)で構成される。同図で、REGは太線で表されている。PCFICH及びPHICHはそれぞれ、4個のREG及び3個のREGを含む。PDCCHは、CCE(Control Channel Elements)単位で構成され、一つのCCEは9個のREGを含む。
端末は、自身にL個のCCEで構成されたPDCCHが伝送されるかを確認するために、M(L)(≧L)個の連続した又は特定の規則で配置されたCCEを確認するように設定される。端末がPDCCH受信のために考慮すべきL値は複数となることがある。端末がPDCCH受信のために確認すべきCCE集合を検索領域(search space)という。一例として、LTEシステムは検索領域を表1のように定義している。
Figure 0006170194
ここで、CCEアグリゲーションレベルLは、PDCCHを構成するCCEの個数を表し、Sk (L)は、CCEアグリゲーションレベルLの検索領域を表し、M(L)は、アグリゲーションレベルLの検索領域でモニタリングすべき候補PDCCHの個数を表す。
検索領域は、特定端末のみに対して接近が許容される端末−特定検索領域(UE−specific search space)と、セル内の全端末に対して接近が許容される共通検索領域(common search space)とに区別できる。端末は、CCEアグリゲーションレベルが4及び8である共通検索領域をモニタリングし、CCEアグリゲーションレベルが1、2、4及び8である端末−特定検索領域をモニタリングする。共通検索領域及び端末特定検索領域はオーバーラップすることがある。
また、各CCEアグリゲーションレベル値に対して、任意の端末に与えられるPDCCH検索領域において最初の(最小のインデックスを持つ)CCEの位置は端末によって毎サブフレームごとに変化するようになる。これを、PDCCH検索領域ハッシュ(hashing)という。
上記CCEはシステム帯域に分散されてよい。より具体的に、論理的に連続した複数のCCEがインターリーバ(interleaver)に入力されることがあり、該インターリーバは、入力された複数のCCEをREG単位で組み替える機能を果たす。したがって、一つのCCEを構成する周波数/時間リソースは、物理的に、サブフレームの制御領域内で全体の周波数/時間領域に散在して分布する。結局、制御チャネルはCCE単位で構成されるが、インターリービングはREG単位で行われることで、周波数ダイバーシティ(diversity)と干渉ランダム化(interference randomization)利得を最大化できる。
図7は、LTEシステムにおいて用いられる上りリンクサブフレームの構造を示す図である。
図7を参照すると、上りリンクサブフレームは、制御情報を運ぶPUCCH(Physical Uplink Control CHannel)が割り当てられる領域と、ユーザーデータを運ぶPUSCH(Physical Uplink Shared CHannel)が割り当てられる領域とに区別される。サブフレームの中間部分がPUSCHに割り当てられ、周波数領域においてデータ領域の両側部がPUCCHに割り当てられる。PUCCH上で伝送される制御情報は、HARQに用いられるACK/NACK、下りリンクチャネル状態を表すCQI(Channel Quality Indicator)、MIMOのためのRI(Rank Indicator)、上りリンクリソース割当要請であるSR(Scheduling Request)などがある。ある端末に対するPUCCHは、サブフレーム内の各スロットにおいて互いに異なった周波数を占める一つのリソースブロックを使用する。すなわち、PUCCHに割り当てられる2個のリソースブロックはスロットを境界に周波数ホッピング(frequency hopping)する。特に、図6では、m=0のPUCCH、m=1のPUCCH、m=2のPUCCH、m=3のPUCCHがサブフレームに割り当てられている。
現在の無線通信環境は、M2M(Machine−to−Machine)通信、及び高いデータ伝送量を要求する様々なデバイスの出現及び普及に伴い、セルラー網に対するデータ要求量も急増している。高いデータ要求量を満たす目的で、通信技術は、より多い周波数帯域を効率よく使用するための搬送波アグリゲーション(carrier aggregation)技術などと、限られた周波数内でデータ容量を高めるための、多重アンテナ技術や多重基地局協調技術などへと発展しており、通信環境は、ユーザーの周辺にアクセスできるノードの密度が高くなる方向に進展している。このような高い密度のノードを備えたシステムは、ノード同士の協調により、より高いシステム性能を示すことができる。このような方式は、各ノードが独立した基地局(Base Station(BS)、Advanced BS(ABS)、Node−B(NB)、eNode−B(eNB)、Access Point(AP)など)として動作して互いに協調しない場合に比べて格段に優れた性能を有する。
図8は、次世代通信システムにおいて多重ノードシステムを例示する図である。
図8を参照すると、全てのノードが一つのコントローラにより送受信が管理され、個別ノードが一つのセルの一部のアンテナ集団のように動作をするとすれば、このシステムは、一つのセルを形成する分散多重ノードシステム(distributed multi node system;DMNS)と見なすことができる。このとき、各ノードは、個別のNode IDが与えられてもよく、個別のNode ID無しでセル内の一部のアンテナのように動作してもよい。しかし、各ノードが互いに異なったセル識別子(Cell identifier;ID)を持つと、これは多重セルシステムと見なすことができる。このような多重セルがカバレッジによって重なり合う形態で構成されるとすれば、これを多重ティアネットワーク(multi−tier network)と呼ぶ。
一方、Node−B、eNode−B、PeNB、HeNB、RRH(Remote Radio Head)、リレー及び分散アンテナなどがノードになり得、一つのノードには少なくとも一つのアンテナが設けられる。ノードは、伝送ポイント(Transmission Point)とも呼ばれる。ノード(Node)は、通常、一定間隔以上で離れたアンテナグループを指すが、本発明ではノードを間隔にかかわらずに任意のアンテナグループと定義しても適用可能である。
上述した多重ノードシステム及びリレーノードの導入から、様々な通信技法の適用が可能になり、チャネル品質の改善が図られるが、前述のMIMO技法及びセル間協調通信技法を多重ノード環境に適用するには、新しい制御チャネルの導入が要望される。このような要望から新しく導入が議論されている制御チャネルがE−PDCCH(Enhanced−PDCCH)であり、これは、既存の制御領域(以下、PDCCH領域)ではなくデータ領域(以下、PDSCH領域という。)に割り当てることが決定された。結論的に、このようなE−PDCCHにより、各端末別にノードに関する制御情報を伝送することが可能となり、既存のPDCCH領域が足りなくなる問題も解決できる。ちなみに、E−PDCCHは、既存のレガシー端末には提供されず、LTE−A端末のみが受信可能である。
図9は、E−PDCCH、及びE−PDCCHによってスケジューリングされるPDSCHを例示する図である。
図9を参照すると、E−PDCCHは、一般に、データを伝送するPDSCH領域の一部分を定義して使用でき、端末は、自身のE−PDCCHの有無を検出するためのブラインドデコーディング(blind decoding)過程を行わなければならない。E−PDCCHは、既存のPDCCHと同様のスケジューリング動作(すなわち、PDSCH、PUSCHの制御)を行うが、RRHのようなノードに接続した端末の個数が増加すると、PDSCH領域中により多数のE−PDCCHが割り当てられ、端末が行うべきブラインドデコーディングの回数も増加し、複雑度が増加する問題がある。
本発明では、既存のPDCCHに代えて既存のデータ領域で伝送される制御チャネルであるE−PDCCHのための効果的なリソースマッピング方式を提案する。
〈第1実施例〉
E−PDCCHは、16 QAMのような高い次数の変調方式を用いたり、多重レイヤー伝送を用いる場合に、より効果的に伝送することが可能である。一般に、制御チャネルは、受信の安全性のためにQPSKのような低い次数の復調方式を用い、伝送レイヤー個数も、空間リソース側面での干渉を減らすために1個に制限されてきた。しかし、端末が非常に良好なチャネル条件に置かれていると、高い変調次数の適用或いは多重レイヤーの伝送により制御チャネルの伝送率を上げることが好ましい。また、制御チャネルであるE−PDCCHがこのように高い変調次数の適用或いは多重レイヤーの伝送を採用する場合では、データチャネルであるPDSCHも、高い変調次数の適用或いは多重レイヤーの伝送を採用することが好ましい。
したがって、本発明では、このような制御チャネルとデータチャネルとの関連関係を用いて、データチャネルを、制御チャネルの変調次数と同一又は高い変調次数を適用して又は/及び制御チャネルのレイヤー個数と同一又は多いレイヤー個数を使用して伝送することを提案する。
このような本発明の提案によれば、制御チャネルを介して伝送される情報の一部フィールド(field)は無意味になるが、これを活用すると、より効果的な制御チャネルの受信が可能となる。例えば、一般に、制御チャネルはデータチャネルにおいて使用するMCS(modulation and coding scheme)を指示するフィールドを含む。本発明によれば、制御チャネルが16 QAMを使用する場合には、データチャネルがQPSKを使用する場合は存在しないので、当該制御チャネルからMCSフィールドでQPSKを指示する場合を除外することで、当該フィールドで用いられるビットの個数を減らすことができ、結果的に、同一数のREを使用しながらもコーディングレートを増加させることができる。或いは、MCSフィールドのビット個数を維持しても、QPSKが用いられる場合は存在しないという事実を端末が仮定できるなら、当該フィールドがQPSKを指示するものとして復調される可能性を完全に排除することができる。こうすると、制御チャネルの復調成功確率を高めることができる。
上述した通り、高い次数の復調方式や多重レイヤー伝送を用いて制御チャネルを伝送する場合には、より少ない量のリソースを使用しても所望の情報を伝達することができる。したがって、本発明では、高い次数の復調方式や多重レイヤー伝送を用いて伝送されるE−PDCCHのアグリゲーションレベル(aggregation level)の基本単位は、低い次元の復調方式や単一レイヤー伝送を用いる場合に比べてより少ない数のREで構成することを提案する。
例えば、QPSKを使用するE−PDCCHは、一つのPRBを基本単位(例えば、E−CCE)に束ねられて伝送される。すなわち、アグリゲーションレベルが1、2、4、8であるE−PDCCHはそれぞれ、PRB 1個、2個、4個、8個を使用して伝送される。
一方、16 QAMを用いるE−PDCCHは、一つのPRBに属するREを2つのサブセットに分け、これらサブセットのいずれか一つで定義されるサブ−PRBを基本単位(例えば、E−CCE)に束ねられて伝送される。すなわち、アグリゲーションレベルが1、2、4、8であるE−PDCCHはそれぞれ、サブ−PRB 1個、2個、4個、8個を用いて伝送される。ここで、サブ−PRB 2個で構成されるE−PDCCHは、同一PRBの2サブ−PRBを使用し、結局としては一つのPRBを通じて伝送されることもあり、或いは、周波数ダイバーシティ利得を得るために、周波数領域で離れた2つのPRBにおいてそれぞれ1つずつのサブ−PRBを用いて伝送されることもある。
又は、E−CCEを、固定した大きさ、例えば、一つのサブ−PRBに設定した後、状況に応じて、複数のE−CCEをE−PDCCHのための基本単位に束ねて伝送することも考慮できる。すなわち、上記実施例において16 QAMを用いる場合には、一つのサブ−PRBに該当する一つのE−CCEをE−PDCCHのための基本単位として考慮し、一方、QPSKを用いる場合には、2つのサブ−PRB、すなわち、2つのE−CCEを結合したものをE−PDCCHのための基本単位として考慮する。
図10は、本発明の第1実施例によってE−PDCCHを構成する基本単位を2個のサブ−PRBと定義した例である。
図10を参照すると、1サブフレームの第1スロットに位置したPRBを、2つのサブセット、すなわち、サブセットAとサブセットBとに分け、それぞれのサブセットで2つのサブ−PRBを定義している。また、図10では、サブセットAとサブセットBが周波数優先順位マッピング方式を用いてマッピングされている。
図10は、本発明の一例に過ぎず、その他の様々な方式により一つのPRBを2つ或いはそれ以上のサブ−PRBに分けてもよい。
本発明の他の例として、一つの検索領域(search space)上でアグリゲーションレベル別に復調方式や伝送レイヤー数を異なるように設定することも可能である。例えば、低いアグリゲーションレベルの場合は、一般に、良好なチャネル状況で用いられるはずであるから、高い次数の復調方式や多重レイヤー伝送と共に使用されることがより好ましく、一方、高いアグリゲーションレベルの場合は、チャネル状況が悪いか、送信端が正確なチャネル状態を知らない状況で用いられるはずであるから、より安定した動作のために低い次数の復調方式や単一レイヤー伝送と共に使用されることがより好ましい。
一例として、アグリゲーションレベル1では16 QAMを使用し、アグリゲーションレベル2、4、8ではQPSKを使用するとよい。他の例として、アグリゲーションレベル1では2つのレイヤーを通じてE−PDCCHを伝送し、一方、アグリゲーションレベル2、4、8では1つのレイヤーを通じてE−PDCCHを伝送するとよい。
さらに、上述した復調方式及び伝送レイヤー数とアグリゲーションの基本単位(E−CCE)間の関係を活用することも考慮できる。すなわち、高い次数の復調方式や多重レイヤー伝送を使用するアグリゲーションレベルでは、より少ない単位のRE集合を基本にしてE−PDCCHのためのリソースのアグリゲーションを行う一方、低い次数の復調方式や単一レイヤー伝送を使用するアグリゲーションレベルでは、より大きい単位のRE集合を基本にしてE−PDCCHのためのリソースのアグリゲーションを行う。
例えば、16 QAMを使用するアグリゲーションレベル1ではサブ−PRB単位の伝送を行い、QPSKを使用するアグリゲーションレベル2、4、8ではPRB単位の伝送を行う。このような動作によれば、復調方式や伝送レイヤー数が変わっても、アグリゲーションレベルnではn*Kのビット(ここで、Kは、一つのアグリゲーションレベルが伝送する下りリンク制御情報のビット数)を伝送するようになり、単一のE−PDCCHが伝送するビット数を基本単位Kビットの倍数の形態で維持することが可能になる。
上述した例を挙げて説明すると、アグリゲーションレベル1の場合、16 QAMが適用されるとともに、PRBの半分のREで構成されたサブ−PRBを1個用いて伝送されるとすれば総Kビットを伝送できる。一方、アグリゲーションレベル2、4、8の場合は、QPSKを用いるから、単位REにつき伝送ビット個数が半分に減るが、それぞれPRB 2個、4個、8個を使用するので、アグリゲーションレベル1の場合に比べて、それぞれ4倍、8倍、16倍のREを使用するようになり、総2K、4K、8Kビットを伝送できる。勿論、アグリゲーションレベル1、2において16 QAMを用いてサブ−PRB単位に伝送し、アグリゲーションレベル4、8においてQPSKを用いてPRB単位に伝送する動作も可能である。
上述した一連の動作のために、基地局は端末にRRC層の信号のような上位層の信号を用いて、どのアグリゲーションレベルでどのような復調方式/伝送レイヤー数/アグリゲーション基本ユニット(E−CCE)を使用するかを知らせることができる。
本発明が提案するE−PDCCHのアグリゲーション基本ユニットのRE数を減らす他の方法の一例には、E−PDCCH伝送に活用するOFDMシンボルの個数を減らす方法がある。例えば、QPSKを用いるE−PDCCHは、図10のように、1サブフレームの1スロットを用いて(すなわち、4番目〜7番目のシンボルを用いて)伝送するのに比べて、16 QAMを用いるE−PDCCHはより少ない数のシンボルを用いて(例えば、4番目のシンボルと5番目のシンボルを用いて)伝送する。このようにE−PDCCHの使用シンボル数を調節することによって、特に、E−PDCCHが高次数の復調を使用する場合にE−PDCCH伝送を早期に終えることができ、それに続くシンボルを用いてより多数のデータを伝送することが可能になる。
〈第2実施例〉
一方、E−PDCCHの復調次数や伝送レイヤー数の他に、様々な通信設定によってE−PDCCHのアグリゲーション基本ユニットの大きさが調節されてもよい。例えば、E−PDCCHに可用なリソースの量と見なすことができるE−PDCCHの開始シンボル又は終了シンボルの位置によってアグリゲーション基本ユニットの大きさが調節されてもよい。
まず、システム帯域幅を考慮できる。E−PDCCHは、現在セルが設定した周波数領域においてスケジューリングされるデータが占める周波数リソースに関する情報を伝達する。一般に、この周波数リソースに関する情報を表すビットの数はシステム帯域幅に比例するので、システム帯域幅が小さいと、E−PDCCHが伝送するビット数も減り、よって、一定レベル以下になると、上述した通り、E−PDCCHのアグリゲーション基本ユニットの大きさやE−PDCCH伝送に活用するシンボル数を減る方が、より効果的にリソースを活用するのに役立つ。
次に、CRSアンテナポート数或いはPDCCH長を考慮できる。基地局は、CRS及びPDCCHを用いて各種チャネルの測定と制御信号の受信を行う既存の端末のために、少なくとも、先頭の一部シンボルではCRSとPDCCHを伝送しなければならない。したがって、基地局が特定サブフレームでCRSやPDCCHを伝送しない(或いは、1個のシンボルのように制限的なシンボルのみを用いて伝送する)と、当該サブフレームではE−PDCCH伝送を早期に開始して終了し、それに続くシンボルをデータに活用する方がより有利である。
以下、上述したE−PDCCHアグリゲーション基本ユニットの大きさを調節する方法の一例として、PDCCH長(或いは、E−PDCCHの伝送開始シンボルインデックス)によってE−PDCCHアグリゲーション基本ユニットの大きさを調節する動作について説明する。E−PDCCHは、PDCCHの伝送が終了した後に伝送することが好ましいが、PDCCHの占めるシンボル数はサブフレームの構成によって変わることがあり、その結果、E−PDCCHの始まるシンボルもサブフレームの構成によって変わることがある。
したがって、E−PDCCHが早く始まる場合(例えば、シンボル#0やシンボル#1から始まる場合)には、単一のPRB内に相対的に多いREがE−PDCCHの伝送に活用可能となり、E−PDCCHのアグリゲーション基本ユニットを、PRBよりも小さいサブ−PRBに設定することが好ましい。一方、E−PDCCHが遅く始まる場合(例えば、シンボル#2やシンボル#3から始まる場合)には、単一のPRB内に相対的に少ないREが活用されるはずであるから、敢えてサブ−PRBに基づいてE−PDCCHのためのアグリゲーションを行う必要はなく、この場合は、PRB単位のアグリゲーションを行うことが好ましい。
図11は、本発明の第2実施例によってE−PDCCHのためのアグリゲーション基本ユニットを構成する例を示す。特に、図11では、アグリゲーションレベル2が適用されると仮定し、E−PDCCH開始シンボルによってアグリゲーション基本ユニットを変える場合を例示する。
図11を参照すると、まず、(a)は、E−PDCCHが遅く始まる場合(例えば、シンボル#2やシンボル#3から始まる場合)であり、PRB単位のアグリゲーションを行うことがわかる。これに対し、(b)は、E−PDCCHが早く始まる場合(例えば、シンボル#0やシンボル#1から始まる場合)であり、単一のPRB内に相対的に多いREがE−PDCCHの伝送に活用可能となるため、E−PDCCHのアグリゲーション基本ユニットを、PRBよりも小さいサブ−PRBに設定したことがわかる。
以上の説明では、サブ−PRB単位のアグリゲーション技法とPRB単位のアグリゲーション技法について説明したが、これに本発明の動作が制限されるものではなく、次のようなより一般的な状況を含む。すなわち、1つのPRBをn個のサブセットに分割してサブ−PRBタイプnを定義し、E−PDCCHの伝送開始シンボルによってnを変化するように構成してもよい。したがって、E−PDCCHが早く始まるときは、単一のPRBにおいてより多いREをE−PDCCHに用いることができるので、より大きいn値を使用(すなわち、単一のPRBをより多数のサブ−PRBに分割したものをアグリゲーション基本ユニットとして使用)し、E−PDCCHが遅く始まるときは、より小さいn値を使用(すなわち、単一のPRBをより少数のサブ−PRBに分割したものをアグリゲーション基本ユニットとして使用)する。
端末にとっては、E−PDCCHが早く始まるという事実を認知すると、E−PDCCHのブラインドデコーディング時に、より大きいn値を用いて(すなわち、単一のPRBをより多数のサブ−PRBに分割したものをアグリゲーション基本ユニットとして用いて)検索領域をモニタリングする。一方、E−PDCCHが遅く始まるということを認知すると、より小さいn値を用いて(すなわち、単一のPRBをより少数のサブ−PRBに分割したものをアグリゲーション基本ユニットとして用いて)検索領域をモニタリングする。
さらに、E−PDCCHの伝送終了シンボルによってnが変化するように構成してもよい。したがって、E−PDCCHが相対的に遅く終了すときは、単一のPRBにおいてより多数のREをE−PDCCHに使用できるので、より大きいn値を使用(すなわち、単一のPRBをより多数のサブ−PRBに分割したものをアグリゲーション基本ユニットとして使用)し、E−PDCCHが相対的に早く終了するときは、より小さいn値を使用(すなわち、単一のPRBをより少数のサブ−PRBに分割したものをアグリゲーション基本ユニットとして使用)することも可能である。
同様に、端末にとっては、E−PDCCHが相対的に遅く終了するということを認知すると、より大きいn値を用いて(すなわち、単一のPRBをより多数のサブ−PRBに分割したものをアグリゲーション基本ユニットとして用いて)検索領域をモニタリングする。一方、E−PDCCHが相対的に早く終了するということを認知すると、より小さいn値を用いて(すなわち、単一のPRBをより少数のサブ−PRBに分割したものをアグリゲーション基本ユニットとして用いて)検索領域をモニタリングする。
〈第3実施例〉
一方、E−PDCCHのアグリゲーション基本ユニットのRE数、E−PDCCHが開始/終了するシンボルの位置、E−PDCCH伝送に用いるシンボル数などの情報を、上述したE−PDCCH変調次数やシステム帯域幅などに連動せず、基地局が自由に設定できるように特定メッセージをRRC層の信号のような上位層の信号を用いて伝送することも可能である。このとき、E−PDCCHの開始/終了する時点は、サブフレームごとに異なってよい。
例えば、既存のレガシー端末は、4アンテナポートのCRSが設定されたセルのMBSFNサブフレームにおいてPDCCHが常に2シンボル伝送されると仮定して自身のPDCCHを探すから、当該サブフレームにおいて1番目或いは2番目のシンボルをE−PDCCH伝送に用いることができない場合がある。したがって、本発明の第3実施例では、E−PDCCHが開始/終了するシンボルの位置をサブフレームごとに異なるように設定する方式を提案する。要は、PDCCH伝送の有無にかかわらず、E−PDCCHが開始/終了するシンボルの位置をサブフレームごとに異なるように設定するという点である。
より具体的に、基地局は、一つのサブフレームパターンを伝送し、このパターンで指示された一連のサブフレームでは特定のE−PDCCH開始/終了時点を活用し、他のサブフレームパターンを伝送し、このパターンで指示された他の一連のサブフレームでは他のE−PDCCH開始/終了時点を活用するように知らせる。このサブフレームパターンは別に伝送されず、単に、MBSFNサブフレームと非−MBSFNサブフレーム(すなわち、一般サブフレーム)に区別されてもよく、この場合、MBSFNサブフレームと非−MBSFNサブフレームで適用するE−PDCCH開始/終了時点の位置をそれぞれ知らせてもよい。上記の方式によってE−PDCCHの始まるOFDMシンボルが決定されると、E−PDCCHを用いてスケジューリングされたPDSCHも同一のOFDMシンボルから始まることが好ましい。
図12は、本発明の一実施例に係る通信装置のブロック構成図である。
図12を参照すると、通信装置1200は、プロセッサ1210、メモリー1220、RFモジュール1230、ディスプレイモジュール1240、及びユーザーインターフェースモジュール1250を備えている。
通信装置1200は、説明の便宜のために例示されたもので、一部のモジュールは省略されてもよい。また、通信装置1200は、必要なモジュールをさらに備えてもよい。また、通信装置1200において、一部モジュールはより細分化したモジュールにしてもよい。プロセッサ1210は、図面を参照して例示した本発明の実施例に係る動作を実行するように構成される。具体的に、プロセッサ1210の詳細な動作は、図1乃至図11に記載された内容を参照すればいい。
メモリー1220は、プロセッサ1210に接続し、オペレーティングシステム、アプリケーション、プログラムコード、データなどを格納する。RFモジュール1230は、プロセッサ1210に接続し、基底帯域信号を無線信号に変換したり、無線信号を基底帯域信号に変換する機能を担う。そのために、RFモジュール1230は、アナログ変換、増幅、フィルタリング及び周波数アップ変換、又はこれらの逆過程を行う。ディスプレイモジュール1240は、プロセッサ1210に接続し、様々な情報をディスプレイする。ディスプレイモジュール1240は、次に制限されるものではないが、LCD(Liquid Crystal Display)、LED(Light Emitting Diode)、OLED(Organic Light Emitting Diode)のような周知の要素を使用できる。ユーザーインターフェースモジュール1250は、プロセッサ1210に接続し、キーパッド、タッチスクリーンなどのような周知のユーザーインターフェースの組合せで構成可能である。
以上説明してきた実施例は、本発明の構成要素及び特徴を所定形態に結合したものである。各構成要素又は特徴は、別の明示的な言及がない限り、選択的なものとして考慮しなければならない。各構成要素又は特徴は、他の構成要素や特徴と結合しない形態で実施することもでき、一部の構成要素及び/又は特徴を結合して本発明の実施例を構成することもできる。本発明の実施例で説明される動作の順序は変更されてもよい。ある実施例の一部構成や特徴は、他の実施例に含まれてもよく、他の実施例の対応する構成又は特徴に取り替わってもよい。特許請求の範囲において明示的な引用関係にない請求項を結合して実施例を構成したり、出願後の補正により新しい請求項として含めたりできるということは明らかである。
本発明に係る実施例は、様々な手段、例えば、ハードウェア、ファームウェア(firmware)、ソフトウェア又はそれらの結合などにより具現可能である。ハードウェアによる具現では、本発明の一実施例は、一つ又はそれ以上のASICs(application specific integrated circuits)、DSPs(digital signal processors)、DSPDs(digital signal processing devices)、PLDs(programmable logic devices)、FPGAs(field programmable gate arrays)、プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサなどにより具現可能である。
ファームウェアやソフトウェアによる具現では、本発明の一実施例は、以上で説明された機能又は動作を実行するモジュール、手順、関数などの形態で具現されてもよい。ソフトウェアコードは、メモリーユニットに記憶され、プロセッサにより駆動可能である。メモリーユニットは、プロセッサの内部又は外部に設けられ、公知の様々な手段によりプロセッサとデータを交換することができる。
本発明は、本発明の特徴を逸脱しない範囲で別の特定の形態に具体化できるということが当業者にとっては自明である。したがって、上記の詳細な説明は、いずれの面においても制限的に解釈してはならず、例示的なものとして考慮しなければならない。本発明の範囲は、添付の請求項の合理的な解釈により決定すべきであり、本発明の等価的範囲内における変更はいずれも本発明の範囲に含まれる。
上述のような無線通信システムにおいて基地局が下りリンク制御チャネルを送信する方法及びそのための装置は、3GPP LTEシステムに適用される例を中心に説明したが、3GPP LTEシステムの他、様々な無線通信システムにも適用可能である。

Claims (10)

  1. 無線通信システムにおいて端末が基地局から下りリンク制御チャネルを受信する方法であって、
    一つ以上のリソースブロックのそれぞれから、複数のサブセットを構成するステップと、
    送信リソース内で前記下りリンク制御チャネルを受信するステップと、
    を有し、
    前記送信リソースは、1個以上のリソース割当ユニットの集合であり、
    前記1個以上のリソース割当ユニットの各々は、前記複数のサブセットの内の特定個数のサブセットを含み
    前記サブセットの特定個数は、下りリンク帯域幅又はサブフレーム内の前記下りリンク制御チャネルに対する有効なリソース要素の個数の少なくとも一つに基づいて決定される、下りリンク制御チャネル受信方法。
  2. 前記送信リソース内で束ねられたリソース割当ユニットの個数は、前記下りリンク制御チャネルのアグリゲーションレベルに基づき決定される、請求項1に記載の下りリンク制御チャネル受信方法。
  3. 前記下りリンク帯域幅が第1しきい値以上である場合、又は前記下りリンク制御チャネルに対する前記有効なリソース要素の個数が第2しきい値未満である場合、前記サブセットの特定個数は1より大きい値に決定され、
    そうでなければ、前記サブセットの特定個数は1に決定される、請求項1に記載の下りリンク制御チャネル受信方法。
  4. 前記サブフレーム内の前記下りリンク制御チャネルに対する前記有効なリソース要素の個数は、前記サブフレーム内で構成される参照信号に対するリソース要素の個数、及び前記サブフレーム内の前記下りリンク制御チャネルに対する開始シンボルのインデックスに従い決定される、請求項1に記載の下りリンク制御チャネル受信方法。
  5. 前記送信リソースは、前記サブフレームのデータ領域に位置する、請求項1に記載の下りリンク制御チャネル受信方法。
  6. 無線通信システムにおける端末であって、
    プロセッサと無線周波数モジュールとを有し、
    前記プロセッサは、一つ以上のリソースブロックのそれぞれから、複数のサブセットを構成し、
    前記無線周波数モジュールは、送信リソース内で下りリンク制御チャネルを受信し、
    前記送信リソースは、1個以上のリソース割当ユニットの集合であり、
    前記1個以上のリソース割当ユニットの各々は、前記複数のサブセットの内の特定個数のサブセットを含み
    前記サブセットの特定個数は、下りリンク帯域幅又はサブフレーム内の前記下りリンク制御チャネルに対する有効なリソース要素の個数の少なくとも一つに基づいて決定される、端末。
  7. 前記送信リソース内で束ねられたリソース割当ユニットの個数は、前記下りリンク制御チャネルのアグリゲーションレベルに基づき決定される、請求項6に記載の端末。
  8. 前記下りリンク帯域幅が第1しきい値以上である場合、又は前記下りリンク制御チャネルに対する前記有効なリソース要素の個数が第2しきい値未満である場合、前記サブセットの特定個数は1より大きい値に決定され、
    そうでなければ、前記サブセットの特定個数は1に決定される、請求項6に記載の端末。
  9. 前記サブフレーム内の前記下りリンク制御チャネルに対する前記有効なリソース要素の個数は、前記サブフレーム内で構成される参照信号に対するリソース要素の個数、及び前記サブフレーム内の前記下りリンク制御チャネルに対する開始シンボルのインデックスに従い決定される、請求項6に記載の端末。
  10. 前記送信リソースは、前記サブフレームのデータ領域に位置する、請求項6に記載の端末。
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