JP6328696B2 - 無線通信システムにおいて下りリンク制御チャネルのための検索領域を設定する方法及びそのための装置 - Google Patents

無線通信システムにおいて下りリンク制御チャネルのための検索領域を設定する方法及びそのための装置 Download PDF

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Description

本発明は、無線通信システムに関し、特に、無線通信システムにおいて下りリンク制御チャネルのための検索領域を設定する方法及びそのための装置に関する。
本発明を適用し得る無線通信システムの一例として、3GPP LTE(3rd Generation Partnership Project Long Term Evolution;以下、「LTE」という。)通信システムについて概略的に説明する。
図1は、無線通信システムの一例としてE−UMTSネットワーク構造を概略的に示す図である。E−UMTS(Evolved Universal Mobile Telecommunications System)は、既存のUMTS(Universal Mobile Telecommunications System)から進展したシステムであり、現在3GPPで基礎的な標準化作業が進行中である。一般に、E−UMTSをLTE(Long Term Evolution)システムと呼ぶこともできる。UMTS及びE−UMTSの技術規格(technical specification)の詳細な内容についてはそれぞれ、「3rd Generation Partnership Project;Technical Specification Group Radio Access Network」のRelease 7及びRelease 8を参照することができる。
図1を参照すると、E−UMTSは、端末(User Equipment;UE)、基地局(eNodeB;eNB)、及びネットワーク(E−UTRAN)の終端に位置して外部ネットワークに接続するアクセスゲートウェイ(Access Gateway;AG)を含んでいる。基地局は、ブロードキャストサービス、マルチキャストサービス及び/又はユニキャストサービスのために多重データストリームを同時に送信することができる。
一つの基地局には一つ以上のセルが存在する。セルは、1.44、3、5、10、15、20MHzなどの帯域幅のいずれか一つに設定され、複数の端末に対して下り又は上り送信サービスを提供する。異なったセルは互いに異なった帯域幅を提供するように設定することができる。基地局は、複数の端末に関するデータ送受信を制御する。下りリンク(Downlink;DL)データについて、基地局は下りリンクスケジューリング情報を送信し、該当の端末にデータが送信される時間/周波数領域、符号化、データサイズ、HARQ(Hybrid Automatic Repeat and reQuest)関連情報などを知らせる。また、上りリンク(Uplink;UL)データについて、基地局は上りリンクスケジューリング情報を該当の端末に送信し、該当の端末が使用可能な時間/周波数領域、符号化、データサイズ、HARQ関連情報などを知らせる。基地局同士の間には、ユーザトラフィック又は制御トラフィックの送信のためのインターフェースを用いることができる。コアネットワーク(Core Network;CN)は、AG、及び端末のユーザ登録などのためのネットワークノードなどで構成することができる。AGは、複数のセルで構成されるTA(Tracking Area)単位に端末の移動性を管理する。
無線通信技術は、WCDMAに基づいてLTEにまで開発されてきたが、ユーザと事業者の要求と期待は増す一方である。その上、他の無線接続技術の開発が続いており、将来、競争力を持つためには新しい技術進化が要求される。ビット当たりのコストの削減、サービス可用性の増大、柔軟な周波数バンドの使用、単純構造と開放型インターフェース、端末の適度な電力消耗などが要求される。
上述したような議論に基づき、以下では無線通信システムにおいて下りリンク制御チャネルのための検索領域を設定する方法及びそのための装置を提案する。
本発明の一実施例である、無線通信システムにおいて端末が基地局からEPDCCH(Enhanced Physical Downlink Control Channel)を受信する方法は、前記EPDCCHのための少なくとも一つのリソースブロック集合において、一つ以上のECCE(Enhanced Control Channel Element)で構成されたEPDCCH候補をモニタして前記EPDCCHを受信するステップを含み、前記EPDCCH候補のそれぞれを構成するECCEの個数は、集成レベルに対応し、前記少なくとも一つのリソースブロック集合内で、特定集成レベルである一つの搬送波のための前記EPDCCH候補間の間隔は、前記少なくとも一つのリソースブロック集合のそれぞれに含まれた全体ECCEの個数を、前記特定集成レベルと前記特定集成レベルであるEPDCCH候補の個数で割った値に基づいて決定されることを特徴とする。
一方、本発明の他の実施例である、無線通信システムにおける端末装置は、EPDCCH(Enhanced Physical Downlink Control Channel)のための少なくとも一つのリソースブロック集合において、一つ以上のECCE(Enhanced Control Channel Element)で構成されたEPDCCH候補をモニタして、前記EPDCCHを取得するプロセッサを備え、前記EPDCCH候補のそれぞれを構成するECCEの個数は、集成レベルに対応し、前記プロセッサは、前記少なくとも一つのリソースブロック集合内で、特定集成レベルである一つの搬送波のための前記EPDCCH候補間の間隔を、前記少なくとも一つのリソースブロック集合のそれぞれに含まれた全体ECCEの個数を、前記特定集成レベルと前記特定集成レベルであるEPDCCH候補の個数で割った値に基づいて決定することを特徴とする。
上記の各実施例において、前記特定集成レベルである一つの搬送波のためのEPDCCH候補間の間隔は、式Aによって定義されてもよい。
Figure 0006328696
(ここで、NECCE,p、kは、サブフレームkのリソースブロック集合pに含まれたECCEの個数を表し、Lは、前記特定集成レベルを表し、M (L)は、前記特定集成レベルであるEPDCCH候補の個数を表す。)
好ましくは、前記特定集成レベルである他の搬送波のためのEPDCCH候補#mの位置は、前記一つの搬送波のための特定集成レベルであるEPDCCH候補#mの位置に所定のオフセットを反映した位置と決定されてもよい。ここで、前記所定のオフセットは、前記他の搬送波の搬送波インデックスnCIに基づいて決定されてもよい。
より好ましくは、前記特定集成レベルLであるEPDCCH候補#mの位置は、下記の式Bによって決定されることを特徴とする。
Figure 0006328696
ただし、Yp、kは変数であり、NECCE,p、kは、サブフレームkのリソースブロック集合pに含まれたECCEの個数を表し、M (L)は、前記特定集成レベルであるEPDCCH候補の個数を表し、bは、搬送波インデックスによるオフセットを表す。)
ここで、前記オフセットは、前記EPDCCH候補#mが前記一つの搬送波に関するものであれば、0であり、前記EPDCCH候補#mが他の搬送波に関するものであれば、前記他の搬送波の搬送波インデックスnCIに設定されることを特徴とする。
また、前記変数Yp、kは、下記の式Cによって定義されることを特徴とする。
Figure 0006328696
本発明の実施例によれば、無線通信システムにおいて下りリンク制御チャネルのための検索領域を效率的に設定することが可能になる。
本発明で得られる効果は、以上に言及した効果に制限されず、言及していない別の効果は、以下の記載から、本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者には明確に理解されるであろう。
無線通信システムの一例としてE−UMTSネットワーク構造を概略的に示す図である。 3GPP無線接続網規格に基づく端末とE−UTRAN間の無線インターフェースプロトコル(Radio Interface Protocol)のコントロールプレーン(Control Plane)及びユーザプレーン(User Plane)構造を示す図である。 3GPPシステムに用いられる物理チャネル及びそれらを用いた一般の信号送信方法を説明するための図である。 LTEシステムにおいて用いられる下りリンク無線フレームの構造を例示する図である。 LTEシステムにおいて下りリンク制御チャネルを構成するために用いられるリソース単位を示す図である。 LTEシステムで用いられる上りリンクサブフレームの構造を示す図である。 搬送波集成(carrier aggregation)を説明する概念図である。 次世代通信システムにおいて多重ノードシステムを例示する図である。 EPDCCH、及びEPDCCHによってスケジューリングされるPDSCHを例示する図である。 EPDCCHのブラインドデコーティングのために6個のPRB対に構成されたEPDCCH候補を例示する図である。 EPDCCHのブラインドデコーティングのために4個のPRB対に構成されたEPDCCH候補を例示する図である。 本発明の実施例によって搬送波集成技法が適用された環境下でEPDCCHのブラインドデコーティングのために6個のPRB対に構成されたEPDCCH候補の一例を示す図である。 本発明の実施例によって搬送波集成技法が適用された環境下でEPDCCHのブラインドデコーティングのために6個のPRB対に構成されたEPDCCH候補の他の例を示す図である。 本発明の実施例によって一つの端末のために複数のサブ検索領域が設定された例を示す図である。 本発明の実施例によってEPDCCHサブ検索領域構成においてオフセットを反映する例を示す図である。 本発明の実施例によって2つのサブ検索領域間のEPDCCH候補が重なり合わないように所定の間隔が適用された例を示す図である。 本発明の実施例によってサブ検索領域間のオフセットを適用してEPDCCH候補を構成した例を示す図である。 本発明の実施例によって2つのサブ検索領域間に2だけのオフセットを適用してEPDCCH候補を構成した例を示す図である。 本発明の実施例に係る通信装置のブロック構成図である。
以下に添付の図面を参照して説明される本発明の実施例から、本発明の構成、作用及び他の特徴が容易に理解されるであろう。以下に説明する実施例は、本発明の技術的特徴が3GPPシステムに適用された例である。
本明細書ではLTEシステム及びLTE−Aシステムを用いて本発明の実施例を説明するが、これは例示に過ぎず、本発明の実施例は、上述した定義に該当するいかなる通信システムにも適用可能である。また、本明細書は、FDD方式を基準にして本発明の実施例について説明するが、これは例示に過ぎず、本発明の実施例は、H−FDD方式又はTDD方式にも容易に変形して適用されてもよい。
図2は、3GPP無線接続網規格に基づく端末とE−UTRANとの間の無線インターフェースプロトコル(Radio Interface Protocol)のコントロールプレーン及びユーザプレーンの構造を示す図である。コントロールプレーンとは、端末(UE)とネットワークとが呼を管理するために用いる制御メッセージが送信される通路のことを意味する。ユーザプレーンとは、アプリケーション層で生成されたデータ、例えば、音声データ又はインターネットパケットデータなどが送信される通路のことを意味する。
第1層である物理層は、物理チャネル(Physical Channel)を用いて上位層に情報伝送サービス(Information Transfer Service)を提供する。物理層は、上位の媒体接続制御(Medium Access Control)層とは伝送チャネル(Transport Channel)を介して接続されている。該伝送チャネルを介して媒体接続制御層と物理層との間にデータが移動する。送信側の物理層と受信側の物理層との間には物理チャネルを介してデータが移動する。該物理チャネルは、時間及び周波数を無線リソースとして活用する。具体的に、物理チャネルは、下りリンクにおいてOFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Access)方式で変調され、上りリンクにおいてSC−FDMA(Single Carrier Frequency Division Multiple Access)方式で変調される。
第2層の媒体接続制御(Medium Access Control;MAC)層は、論理チャネル(Logical Channel)を介して、上位層である無線リンク制御(Radio Link Control;RLC)層にサービスを提供する。第2層のRLC層は、信頼できるデータ送信を支援する。RLC層の機能はMAC内部の機能ブロックとして具現されてもよい。第2層のPDCP(Packet Data Convergence Protocol)層は、帯域幅の狭い無線インターフェースでIPv4やIPv6のようなIPパケットを效率的に送信するために、余分の制御情報を減らすヘッダー圧縮(Header Compression)機能を果たす。
第3層の最下部に位置する無線リソース制御(Radio Resource Control;RRC)層は、コントロールプレーンにのみ定義される。RRC層は、無線ベアラー(Radio Bearer)の設定(Configuration)、再設定(Re−configuration)及び解除(Release)に関連して、論理チャネル、伝送チャネル及び物理チャネルの制御を担当する。無線ベアラー(RB)とは、端末とネットワーク間のデータ伝達のために第2層によって提供されるサービスのことを意味する。そのために、端末のRRC層とネットワークのRRC層とはRRCメッセージを互いに交換する。端末のRRC層とネットワークのRRC層間にRRC接続(RRC Connected)がある場合に、端末はRRC接続状態(Connected Mode)にあり、そうでない場合は、RRC休止状態(Idle Mode)にあることとなる。RRC層の上位にあるNAS(Non−Access Stratum)層は、セッション管理(Session Management)と移動性管理(Mobility Management)などの機能を果たす。
基地局(eNB)を構成する一つのセルは、1.4、3、5、10、15、20MHzなどの帯域幅のいずれか一つに設定され、複数の端末に対して下り又は上り送信サービスを提供する。異なったセルは互いに異なった帯域幅を提供するように設定することができる。
ネットワークから端末にデータを送信する下り伝送チャネルとしては、システム情報を送信するBCH(Broadcast Channel)、ページングメッセージを送信するPCH(Paging Channel)、ユーザトラフィックや制御メッセージを送信する下りSCH(Shared Channel)などがある。下りマルチキャスト又は放送サービスのトラフィック又は制御メッセージは、下りSCHを介して送信されてもよく、別の下りMCH(Multicast Channel)を介して送信されてもよい。一方、端末からネットワークにデータを送信する上り伝送チャネルとしては、初期制御メッセージを送信するRACH(Random Access Channel)、ユーザトラフィックや制御メッセージを送信する上りSCH(Shared Channel)がある。伝送チャネルの上位に存在し、伝送チャネルにマップされる論理チャネル(Logical Channel)としては、BCCH(Broadcast Control Channel)、PCCH(Paging Control Channel)、CCCH(Common Control Channel)、MCCH(Multicast Control Channel)、MTCH(Multicast Traffic Channel)などがある。
図3は、3GPPシステムに用いられる物理チャネル及びこれらのチャネルを用いた一般の信号送信方法を説明するための図である。
端末は、電源が入ったり、新しくセルに進入したりした場合に、基地局と同期を取る等の初期セル探索(Initial cell search)作業を行う(S301)。そのために、端末は、基地局からプライマリ同期チャネル(Primary Synchronization Channel;P−SCH)及びセカンダリ同期チャネル(Secondary Synchronization Channel;S−SCH)を受信して基地局と同期を取り、セルIDなどの情報を取得することができる。その後、端末は、基地局から物理放送チャネル(Physical Broadcast Channel)を受信し、セル内放送情報を取得することができる。一方、端末は、初期セル探索段階で、下りリンク参照信号(Downlink Reference Signal;DL RS)を受信し、下りリンクチャネル状態を確認することができる。
初期セル探索を終えた端末は、物理下りリンク制御チャネル(Physical Downlink Control Channel;PDCCH)、及び該PDCCHに載せられた情報に基づいて物理下りリンク共有チャネル(Physical Downlink Control Channel;PDSCH)を受信することによって、より具体的なシステム情報を取得することができる(S302)。
一方、基地局に初めて接続したり信号送信のための無線リソースがない場合には、端末は、基地局にランダムアクセス手順(Random Access Procedure;RACH)を行うことができる(S303乃至S306)。そのために、端末は、物理ランダムアクセスチャネル(Physical Random Access Channel;PRACH)を介して特定シーケンスをプリアンブルとして送信し(S303及びS305)、PDCCH及び対応するPDSCHを介して、プリアンブルに対する応答メッセージを受信することができる(S304及びS306)。競合ベースのRACHについては、衝突解決手順(Contention Resolution Procedure)をさらに行ってもよい。
上述の手順を行った端末は、以降、一般的な上りリンク/下りリンク信号送信手順として、PDCCH/PDSCH受信(S307)、及び物理上りリンク共有チャネル(Physical Uplink Shared Channel;PUSCH)/物理上りリンク制御チャネル(Physical Uplink Control Channel;PUCCH)送信(S308)を行うことができる。特に、端末はPDCCHを介して下りリンク制御情報(Downlink Control Information;DCI)を受信する。ここで、DCIは、端末に対するリソース割当情報のような制御情報を含み、その使用目的によってフォーマットが互いに異なる。
一方、端末が上りリンクを介して基地局に送信する又は端末が基地局から受信する制御情報は、下りリンク/上りリンクACK/NACK信号、CQI(Channel Quality Indicator)、PMI(Precoding Matrix Index)、RI(Rank Indicator)などを含む。3GPP LTEシステムでは、端末は、これらのCQI/PMI/RIなどの制御情報をPUSCH及び/又はPUCCHを介して送信することができる。
図4は、下りリンク無線フレームにおいて一つのサブフレームの制御領域に含まれる制御チャネルを例示する図である。
図4を参照すると、サブフレームは14個のOFDMシンボルで構成されている。サブフレーム設定によって先頭における1乃至3個のOFDMシンボルは制御領域として用いられ、残り13〜11個のOFDMシンボルはデータ領域として用いられる。同図で、R1乃至R4は、アンテナ0乃至3に対する参照信号(Reference Signal(RS)、又はPilot Signal)を表す。RSは、制御領域及びデータ領域を問わず、サブフレーム内に一定のパターンで固定される。制御チャネルは、制御領域においてRSの割り当てられないリソースに割り当てられ、トラフィックチャネルも、データ領域においてRSの割り当てられないリソースに割り当てられる。制御領域に割り当てられる制御チャネルとしては、PCFICH(Physical Control Format Indicator CHannel)、PHICH(Physical Hybrid−ARQ Indicator CHannel)、PDCCH(Physical Downlink Control CHannel)などがある。
PCFICHは、物理制御フォーマット指示子チャネルで、毎サブフレームごとにPDCCHに用いられるOFDMシンボルの個数を端末に知らせる。PCFICHは、先頭のOFDMシンボルに位置し、PHICH及びPDCCHに優先して設定される。PCFICHは、4個のREG(Resource Element Group)で構成され、それぞれのREGは、セルID(Cell IDentity)に基づいて制御領域内に分散される。1個のREGは4個のRE(Resource Element)で構成される。REは、1個の副搬送波×1個のOFDMシンボルで定義される最小物理リソースのことを指す。PCFICH値は帯域幅によって、1乃至3、又は2乃至4の値を示し、QPSK(Quadrature Phase Shift Keying)で変調される。
PHICHは、物理HARQ(Hybrid−Automatic Repeat and request)指示子チャネルで、上りリンク送信に対するHARQ ACK/NACKを運ぶのに用いられる。すなわち、PHICHは、UL HARQのためのDL ACK/NACK情報が送信されるチャネルのことを指す。PHICHは、1個のREGで構成され、セル特定(cell−specific)にスクランブル(scrambling)される。ACK/NACKは1ビットで示され、BPSK(Binary phase shift keying)で変調される。変調されたACK/NACKは、拡散因子(Spreading Factor;SF)=2又は4で拡散される。同一のリソースにマップされる複数のPHICHは、PHICHグループを構成する。PHICHグループに多重化されるPHICHの個数は、拡散コードの個数によって決定される。PHICH(グループ)は、周波数領域及び/又は時間領域においてダイバーシティ利得を得るために3回反復(repetition)される。
PDCCHは、物理下りリンク制御チャネルで、サブフレームの先頭におけるn個のOFDMシンボルに割り当てられる。ここで、nは、1以上の整数であり、PCFICHによって指示される。PDCCHは、1個以上のCCE(Control Channel Element)で構成される。PDCCHは、伝送チャネルであるPCH(Paging channel)及びDL−SCH(Downlink−shared channel)のリソース割当に関する情報、上りリンクスケジューリンググラント(Uplink Scheduling Grant)、HARQ情報などを、各端末又は端末グループに知らせる。PCH(Paging channel)及びDL−SCH(Downlink−shared channel)は、PDSCHを介して送信される。したがって、基地局と端末は一般に、特定の制御情報又は特定のサービスデータ以外はPDSCHを介してそれぞれ送信及び受信する。
PDSCHのデータがいずれの端末(1つ又は複数の端末)に送信されるものであるか、それら端末がどのようにPDSCHデータを受信してデコーディング(decoding)をすべきかに関する情報などは、PDCCHに含まれて送信される。例えば、特定PDCCHが「A」というRNTI(Radio Network Temporary Identity)でCRC(cyclic redundancy check)マスクされており、「B」という無線リソース(例、周波数位置)及び「C」という伝送形式情報(例、伝送ブロックサイズ、変調方式、コーディング情報など)を用いて送信されるデータに関する情報が特定サブフレームにおいて送信されるとしよう。この場合、セル内の端末は、自身が持っているRNTI情報を用いてPDCCHをモニタし、「A」のRNTIを持つ一つ以上の端末があると、それらの端末は、PDCCHを受信し、受信したPDCCHの情報に基づき、「B」と「C」によって指定されるPDSCHを受信する。
図5は、LTEシステムにおいて下りリンク制御チャネルを構成するために用いられるリソース単位を示す。特に、図5の(a)は、基地局の送信アンテナの個数が1個又は2個である場合を示し、図5の(b)は、基地局の送信アンテナの個数が4個である場合を示す。送信アンテナの個数によってRS(Reference Signal)パターンが異なるだけで、制御チャネルに関連したリソース単位の設定方法は同一である。
図5を参照すると、下りリンク制御チャネルの基本リソース単位は、REG(Resource Element Group)である。REGは、RSを除いた状態で4個の隣り合うリソース要素(RE)で構成される。同図でREGは太線で示されている。PCFICH及びPHICHはそれぞれ、4個のREG及び3個のREGを含む。PDCCHは、CCE(Control Channel Elements)単位で構成され、一つのCCEは9個のREGを含む。
Figure 0006328696
Figure 0006328696
ここで、CCE集成レベルLは、PDCCHを構成するCCEの個数を表し、S (L)は、CCE集成レベルLの検索領域を表し、M(L)は、集成レベルLの検索領域でモニタすべきPDCCH候補の個数を表す。
検索領域は、特定端末のみに対して接近が許容される端末−特定検索領域(UE−specific search space)と、セル内の全端末に対して接近が許容される共通検索領域(common search space)とに区別できる。端末は、CCE集成レベルが4及び8である共通検索領域をモニタし、CCE集成レベルが1、2、4及び8である端末−特定検索領域をモニタする。共通検索領域及び端末特定検索領域はオーバーラップしてもよい。
また、各CCE集成レベル値に対して、任意の端末に与えられるPDCCH検索領域において最初の(最小のインデックスを持つ)CCEの位置は端末によってサブフレームごと変化するようになる。これを、PDCCH検索領域ハッシュ(hashing)という。
上記のCCEはシステム帯域に分散されてもよい。より具体的には、論理的に連続した複数のCCEがインターリーバ(interleaver)に入力されてもよく、該インターリーバは、入力された複数のCCEをREG単位で組み替える機能を果たす。したがって、一つのCCEを構成する周波数/時間リソースは、物理的に、サブフレームの制御領域内で全体の周波数/時間領域に散在して分布する。結局、制御チャネルはCCE単位で構成されるが、インターリービングはREG単位で行われることによって、周波数ダイバーシティ(diversity)と干渉ランダム化(interference randomization)利得を最大化することができる。
図6は、LTEシステムにおいて用いられる上りリンクサブフレームの構造を示す図である。
図6を参照すると、上りリンクサブフレームは、制御情報を運ぶPUCCH(Physical Uplink Control CHannel)が割り当てられる領域と、ユーザデータを運ぶPUSCH(Physical Uplink Shared CHannel)が割り当てられる領域とに区別される。サブフレームの中間部分がPUSCHに割り当てられ、周波数領域においてデータ領域の両側部がPUCCHに割り当てられる。PUCCH上で送信される制御情報は、HARQに用いられるACK/NACK、下りリンクチャネル状態を示すCQI(Channel Quality Indicator)、MIMOのためのRI(Rank Indicator)、上りリンクリソース割当要求であるSR(Scheduling Request)などがある。ある端末のPUCCHは、サブフレーム内の各スロットにおいて互いに異なった周波数を占める一つのリソースブロックを使用する。すなわち、PUCCHに割り当てられる2個のリソースブロックはスロットを境界に周波数ホッピング(frequency hopping)する。特に、図6では、m=0のPUCCH、m=1のPUCCH、m=2のPUCCH、m=3のPUCCHがサブフレームに割り当てられる例を示す。
図7は、搬送波集成(carrier aggregation)を説明する概念図である。
搬送波集成は、無線通信システムがより広い周波数帯域を用いるように、端末が上りリンクリソース(又は、コンポーネント搬送波)及び/又は下りリンクリソース(又は、コンポーネント搬送波)で構成された周波数ブロック又は(論理的意味の)セルを複数個用いて一つの大きい論理周波数帯域として用いる方法を意味する。以下では、説明の便宜のためにコンポーネント搬送波という用語に統一するものとする。
図7を参照すると、全体システム帯域(System Bandwidth;System BW)は論理帯域であって、最大100MHzの帯域幅を有する。全体システム帯域は5個のコンポーネント搬送波を含み、それぞれのコンポーネント搬送波は最大20MHzの帯域幅を有する。コンポーネント搬送波は、物理的に連続した一つ以上の連続した副搬送波を含む。図7では、それぞれのコンポーネント搬送波がいずれも同一の帯域幅を有するとしたが、これは例示に過ぎず、それぞれのコンポーネント搬送波は互いに異なる帯域幅を有することもできる。また、それぞれのコンポーネント搬送波は、周波数領域において互いに隣接しているとしたが、同図は論理的な概念で示したもので、それぞれのコンポーネント搬送波は物理的に互いに隣接していても、離れていてもよい。
それぞれのコンポーネント搬送波に対して異なる中心搬送波(Center frequency)を用いたり、物理的に隣接したコンポーネント搬送波に対して共通の一つの中心搬送波を用いることができる。一例として、図7で、全てのコンポーネント搬送波が物理的に隣接しているとすれば、中心搬送波Aを用いることができる。また、それぞれのコンポーネント搬送波が物理的に隣接していない場合を仮定すれば、それぞれのコンポーネント搬送波に対して別々の中心搬送波A、中心搬送波Bなどを用いることができる。
本明細書で、コンポーネント搬送波はレガシーシステムのシステム帯域に該当し得る。コンポーネント搬送波をレガシーシステムを基準に定義することによって、進化した端末及びレガシー端末が共存する無線通信環境において容易な逆支援性(backward compatibility)の提供及びシステムの設計を図ることができる。
搬送波集成によって全体システム帯域を拡張した場合に、各端末との通信に用いられる周波数帯域はコンポーネント搬送波単位に定義される。端末Aは、全体システム帯域である100MHzを用いることができ、5個のコンポーネント搬送波を全て用いて通信を行う。端末B1〜B5は20MHz帯域幅のみを用いることができ、一つのコンポーネント搬送波を用いて通信を行う。端末C1及びC2は40MHz帯域幅を用いることができ、それぞれ2つのコンポーネント搬送波を用いて通信を行う。これら2つのコンポーネント搬送波は論理/物理的に隣接しても、隣接しなくてもよい。同図では、端末C1が、隣接していない2つのコンポーネント搬送波を用いる場合を示し、端末C2が、隣接した2つのコンポーネント搬送波を用いる場合を示す。
LTEシステムでは1個の下りリンクコンポーネント搬送波と1個の上りリンクコンポーネント搬送波を用いるのに対し、LTE−Aシステムでは、図7に示すように複数のコンポーネント搬送波を用いることができる。このとき、制御チャネルがデータチャネルをスケジューリングする方式は、既存のリンク搬送波スケジューリング(Linked carrier scheduling)方式とクロス搬送波スケジューリング(Cross carrier scheduling)方式とに区別できる。
具体的に、リンク搬送波スケジューリングでは、単一コンポーネント搬送波を用いる既存LTEシステムのように特定コンポーネント搬送波を介して送信される制御チャネルは、該特定コンポーネント搬送波を介して送信されるデータチャネルのみをスケジューリングする。
一方、クロス搬送波スケジューリングでは、搬送波指示子フィールド(Carrier Indicator Field;CIF)を用いてプライマリコンポーネント搬送波(Primary CC)を介して送信される制御チャネルが、該プライマリコンポーネント搬送波を介して送信される或いは他のコンポーネント搬送波を介して送信されるデータチャネルをスケジューリングする。
以下では、上述した説明に基づいて検索領域においてPDCCH候補の位置を指定する方法を説明する。
Figure 0006328696
Figure 0006328696
上記の式1でm’は、共通検索領域である場合にm’=mに設定され、端末特定領域である場合にもCIFが定義されていないと、すなわち、交差搬送波スケジューリング方式が適用されないとm’=mに設定される。一方、端末特定領域である場合にCIFが定義されていると、すなわち、交差搬送波スケジューリング方式が適用されると、m’はm’=m+M(L)・nCIと定義される。ここで、nCIはCIF値を意味する。
また、共通検索領域の場合、Yは0に設定される。一方、端末特定検索領域の場合、下記の式2のようにハッシュ(hashing)関数によってYを定義することができる。
Figure 0006328696
Figure 0006328696
一方、現在の無線通信環境は、M2M(Machine−to−Machine)通信、及び高いデータ伝送量を要求する様々なデバイスの出現及び普及に伴い、セルラー網に対するデータ要求量も急増している。高いデータ要求量を満たす目的で、通信技術は、より多い周波数帯域を效率よく使用するための搬送波集成(carrier aggregation)技術など、及び限られた周波数内でデータ容量を高めるための多重アンテナ技術や多重基地局協調技術などへと発展しており、通信環境は、ユーザの周辺にアクセスできるノードの密度が高くなる方向に進展している。このような高い密度のノードを備えたシステムは、ノード同士の協調により、より高いシステム性能を示すことができる。このような方式は、各ノードが独立した基地局(Base Station(BS)、Advanced BS(ABS)、Node−B(NB)、eNode−B(eNB)、Access Point(AP)など)として動作して互いに協調しない場合に比べて格段に優れた性能を示す。
図8は、次世代通信システムにおいて多重ノードシステムを例示する図である。
図8を参照すると、全てのノードが一つのコントローラによって送受信が管理され、個別ノードが一つのセルの一部のアンテナ集団のように動作をするとすれば、このシステムは、一つのセルを形成する分散多重ノードシステム(distributed multi node system;DMNS)と見なすことができる。このとき、各ノードは、個別のNode IDが与えられてもよく、個別のNode ID無しでセル内の一部のアンテナのように動作してもよい。しかし、各ノードが互いに異なったセル識別子(Cell identifier;ID)を持つと、これは多重セルシステムと見なすことができる。このような多重セルがカバレッジによって重畳形態で構成されると、これを多重ティアネットワーク(multi−tier network)と呼ぶ。
一方、Node−B、eNode−B、PeNB、HeNB、RRH(Remote Radio Head)、リレー及び分散アンテナなどをノードとすることができ、一つのノードには少なくとも一つのアンテナが設けられる。ノードは、送信ポイント(Transmission Point)とも呼ばれる。ノード(Node)は通常、一定間隔以上で離れたアンテナグループを指すが、本発明では、間隔にかかわらずに任意のアンテナグループと定義したノードも適用することができる。
上述した多重ノードシステム及びリレーノードの導入から、様々な通信技法の適用が可能になり、チャネル品質の改善が図られるが、前述のMIMO技法及びセル間協調通信技法を多重ノード環境に適用するには、新しい制御チャネルの導入が要望される。このような要望に応じて新しく導入が議論されている制御チャネルがEPDCCH(Enhanced PDCCH)であり、このEPDCCHを既存の制御領域(以下、PDCCH領域)ではなくデータ領域(以下、PDSCH領域という。)に割り当てることが決定された。結論的に、このようなEPDCCHにより、各端末別にノードに関する制御情報を送信することが可能となり、既存のPDCCH領域が不足しうる問題も解決することができる。ちなみに、EPDCCHは、既存のレガシー端末には提供されず、LTE−A端末にとってのみ受信することができる。また、EPDCCHは、既存のセル特定参照信号であるCRSではなく、DM−RS(或いは、CSI−RS)に基づいて送信及び受信がなされる。
図9は、EPDCCH、及びEPDCCHによってスケジューリングされるPDSCHを例示する図である。
図9を参照すると、PDCCH1及びPDCCH2はそれぞれPDSCH1及びPDSCH2をスケジューリングし、EPDCCHは他のPDSCHをスケジューリングすることがわかる。特に、図9では、EPDCCHがサブフレームの4番目のシンボルから始まって最後のシンボルまで送信されることを示している。
一般に、データを送信するPDSCH領域を介してEPDCCHを送信することができ、端末は自身へのEPDCCHの有無を検出するために、EPDCCHをモニタする。すなわち、EPDCCHに含まれたDCIを取得するために、端末は集成レベルLの検索領域においてあらかじめ定められた個数のEPDCCH候補に対してブラインドデコーティングを行わなければならない。既存のPDCCHのための検索領域の集成レベルと同様に、EPDCCHのための検索領域の集成レベルも、一つのDCIを送信するために用いられるECCE(Enhanced CCE)の個数を意味する。
Figure 0006328696
EPDCCHは、既存PDCCHとは違い、一定のRB(Resource Block)集合を用いて送信する特徴を有する。特に、制御チャネルオーバーヘッドを減少させ、PDSCHとのリソース衝突を回避するために、EPDCCHの送信可能なRBの集合は制限されることが好ましい。したがって、基地局は上位層信号を用いて、EPDCCHが送信され得るRBの集合を端末に知らせることができ、端末は、シグナリングされたRB内でのみEPDCCHが送信されると仮定したうえで検出を試みることができる。
一般に、同一PRBインデックスを持つ一番目のスロットと二番目のスロットの組合せである一つのPRB対において単一DCIの送信に用いられるにはそのREの個数が非常に多い。したがって、一つのPRB対を複数のリソースセットに分割し、このリソースセットを適切に用いてEPDCCHを送信することが好ましい。例えば、一つのPRB対を4個のリソースセットに分割し、それぞれを一つのECCEと見なすことができ、この場合には集成レベルLのEPDCCHは、L個のECCEを用いて送信される。又は、一つのPRB対を8個のリソースセットに分割し、さらに2つのリソースセットを1つのECCEに束ねた後、L個のECCEを用いて集成レベルLのEPDCCHを送信することもでき、この場合には、周波数ダイバーシティ(frequency diversity)のために、互いに異なるPRB対に属したリソースセットが一つのECCEを構成するように設定することができる。
Figure 0006328696
図10は、EPDCCHのブラインドデコーティングのために6個のPRB対に構成されたEPDCCH候補を例示する図である。
図10を参照すると、総6個のPRB対がEPDCCHのために設定された状況で一つのPRB対が4個のECCEに分割される場合に該当する。ここで、PRB対は互いに連続してもよく分散されてもよい。ここでは、集成レベル#1の各EPDCCH候補が互いに異なるPRB対に位置し、EPDCCHを送信する時の周波数選択的ダイバーシティが向上するように設定した。
また、図10では、各集成レベルのEPDCCH候補は、与えられたPRB対において極力分散されるように位置を指定した。例えば、集成レベル#4では、2つのEPDCCH候補のみが存在するため、これら候補はそれぞれPRB対#0とPRB対#3で定義され、その間隔が2PRB対になるように構成した。
図11は、EPDCCHのブラインドデコーティングのために4個のPRB対に構成されたEPDCCH候補を例示する図である。
図11を参照すると、4個のPRB対が設定された状況で、一部のPRB対では一つのPRB対に集成レベル1のEPDCCH候補を2個ずつ構成して、4個のPRB対で6個のEPDCCH候補を構成したことがわかる。特に、図11では、PRB対#0、#1において集成レベル#1のEPDCCH候補が2個ずつ存在する。
また、図10との差異点としては、集成レベル#1のEPDCCH候補間の間隔が減ったことがわかる。すなわち、EPDCCH候補#0と#1との間隔をみると、相対的に多いPRB対を用いる図10では、間隔が4ECCEである(すなわち、EPDCCH候補#1のインデックスがEPDCCH候補#0のインデックス+4と決定される)が、相対的に少ないPRB対を用いる図11では、それらの間隔が2ECCEである。このような動作は、EPDCCHとして設定されたPRB対の個数、一つのPRB対において形成されるECCEの個数に基づいてEPDCCH候補間の間隔を調節することによって具現することができる。
Figure 0006328696
以下では、本発明の実施例によって搬送波集成技法が適用された環境下でEPDCCH候補を構成する方法について説明する。
EPDCCHを設定するに当たり、端末はRRC層などの上位層信号を通じて事前に、EPDCCH候補が存在するRBの集合(或いは、PRB対の集合)がシグナリングされ得る。すなわち、基地局は、EPDCCHが送信され得るRBの集合を事前に定めておき、該当の端末が該当のRB内でのみEPDCCHの検出を試みるようにする。これによって、端末が検出すべき領域を減らすことができ、端末の具現が簡単になるという効果が得られる。
しかしながら、搬送波集成技法が適用された状況下で、特に、一つのコンポーネント搬送波で残りのコンポーネント搬送波に関する制御信号を送信する場合は、すなわち、交差搬送波スケジューリングがなされる場合は、各集成レベル別に要求されるEPDCCH候補の個数が増えることがある。このような状況では、EPDCCH候補間の間隔を調節したり、EPDCCH候補を構成するECCEを重ね合わせる動作が必要であり、このような動作は、交差搬送波スケジューリングされたコンポーネント搬送波の個数によって調節することができる。
図12は、本発明の実施例によって搬送波集成技法が適用された環境下でEPDCCHのブラインドデコーティングのために6個のPRB対に構成されたEPDCCH候補を例示する図である。特に、図12で、A、Bはそれぞれ、EPDCCH候補#10、#11を意味する。
図12を参照すると、集成レベル#1、#2のEPDCCH候補間に2ECCEの間隔が設定されたことがわかる。ただし、図12では、集成レベル#8のEPDCCH候補#3は、余分のリソースがないため、EPDCCH候補#0と重なり合うように構成したが、本発明の原理を適用して、他のECCEの組合せの形態でEPDCCH候補を構成してもよく、当該EPDCCH候補を削除して他の集成レベルのEPDCCH候補数字を増加させてもよい。
Figure 0006328696
一方、図12のように動作する場合、連続するインデックスのEPDCCH候補を一つのコンポーネント搬送波に割り当てると、特定コンポーネント搬送波のEPDCCH候補が特定PRB対に集中することがある。この場合、当該PRB対のチャネル状態が悪化すると、当該コンポーネント搬送波に対する全体的な制御信号送信の機会が減るという問題が発生し得る。この問題を解決する一方法として、各コンポーネント搬送波に各EPDCCH候補が一つずつ交差して割り当てられるように動作することができる。
Figure 0006328696
さらに、EPDCCH候補間の間隔を、一つのコンポーネント搬送波のみが存在する場合と同一に維持するものの、各コンポーネント搬送波のEPDCCH候補間に一定のオフセットを付与することができる。
図13は、本発明の実施例によって搬送波集成技法が適用された環境下で、EPDCCHのブラインドデコーティングのために6個のPRB対に構成されたEPDCCH候補の他の例を示す図である。
図13を参照すると、EPDCCH候補#0、#1、…、#5はコンポーネント搬送波#0に割り当てられ、EPDCCH候補#A、#B、…、#Fはコンポーネント搬送波#1に割り当てられたと仮定すれば、各コンポーネント搬送波のEPDCCH候補は4ECCE間隔を維持するものの、コンポーネント搬送波間に2ECCEのオフセットをおいて検索領域を形成したことがわかる。
一方、端末は基地局から2つ以上のEPDCCHのためのRB集合が伝達されてもよい。例えば、交差搬送波スケジューリングが適用された場合、端末には、各コンポーネント搬送波別にEPDCCHのためのRB集合が個別に設定されてもよい。また、端末が一つのコンポーネント搬送波のみを使用する場合においても互いに異なる属性を持つEPDCCHを同時にモニタするようにするために、複数のRB集合が伝達され、それぞれに対して互いに異なる属性のEPDCCH検出のために、例えば、一つのRB集合は分散的(distributed)送信のEPDCCH検出のために、他のRB集合は局地的(localized)送信のEPDCCH検出のために用いるように設定することができる。
勿論、2つの場合を結合することも可能である。例えば、交差搬送波スケジューリングが適用された場合は、各コンポーネント搬送波の検索領域をさらに複数のサブ検索領域に分割し、各サブ検索領域別に個別のRB集合を伝達することができる。もちろん、一つのコンポーネント搬送波の検索領域が分割されない場合は、これを一つのサブ検索領域と見なすこともできる。
以下では、一つの端末に複数のサブ検索領域が設定された場合に、各サブ検索領域において特定端末に対してEPDCCH候補の位置を決定する方法を提案する。
図14には、本発明の実施例によって一つの端末のために複数のサブ検索領域が設定された例を示す。ただし、図14では説明の便宜のために既存PDCCH領域の図示は省略した。
また、図14では、一つのサブ検索領域を構成するRBは連続しているものと仮定したが、これは例示に過ぎず、実際には不連続のRBで一つのサブ検索領域を構成することもできる。ここで、ECCEインデックスは各サブ検索領域別に付与されると仮定し、これは、サブ検索領域の構成が端末ごとに異なるため、全ての端末に同一のECCEインデックスを付与することが難しいためである。その結果、各サブ検索領域ではECCEは唯一のインデックスを有するが、他のサブ検索領域には同一のインデックスを有するECCEが存在することがあり、当該ECCEはPRB内で同一位置を占めることができる。
また、既存PDCCHと同様に、検索領域内におけるEPDCCH候補の位置はECCEインデックスで定義し、EPDCCH候補位置の端末間におけるランダム化のためにハッシュ関数によって定義することができる。
式1で説明した既存のPDCCH検索領域において、変数Yは、端末ごとに異なる値を有するように設定されることによって、互いに異なる端末がPDCCH候補を互いに異なる位置で設定することとなる。同様に、端末に複数のサブ検索領域が設定された状況でもEPDCCH候補の位置設定を既存PDCCH候補の位置設定と略同様に定義することができる。すなわち、端末ごとに異なる値を有するように設定される変数Yを導入し、これに基づいてEPDCCH候補の位置を決定する。最も簡単な方法は、変数Yをサブ検索領域ごとに独立して設定する方法である。
例えば、サブ検索領域#pに適用される変数をYk、pとするとき、p値によって定められるパラメータに基づいて当該変数の初期値Y−1を決定する。一例として、Y−1=f(p)のような形態を有することができる。ここで、関数f(p)は、下記の式3又は式4のいずれかで定義することができる。
Figure 0006328696
Figure 0006328696
さらに、複数のコンポーネント搬送波が設定される場合、コンポーネント搬送波#cに対してT(c)個のサブ検索領域が構成されると仮定すれば、サブ検索領域#0、#1、…、#T(0)−1のそれぞれは、コンポーネント搬送波#0の一番目、二番目、…、#T(0)番目のサブ検索領域に対応し、サブ検索領域#T(0)、#T(0)+1、…、#T(0)+T(1)−1はそれぞれ、コンポーネント搬送波#2の一番目、二番目、…、#T(1)番目のサブ検索領域に対応すると解釈することができる。
他の方式として、変数Yk、pを各サブ検索領域ごとに連動するように構成してもよい。一例としてYk,p=Y+g(p)のような形態になり得るが、これは、あるサブ検索領域のオフセット値に一定のオフセットを追加してその次のサブ検索領域のオフセットを決定することができる。
図15には、本発明の実施例によってEPDCCHサブ検索領域構成においてオフセットを反映する例を示す。
図15を参照すると、一つのサブ検索領域のオフセット値に追加的なオフセットを付与する方式によって次のサブ検索領域が決定される動作は、2つのサブ検索領域を重ね合わせる場合に有効である。特に、図15では、連続するECCEを用いて各サブ検索領域が構成されると仮定し、且つ、制御チャネルのオーバーヘッドを減らすために2つのサブ検索領域のRBセットは同一であると仮定した。
このとき、サブ検索領域#0とサブ検索領域#1が独立したオフセット値Yk、pを有するとすれば、場合によっては、図15の(a)のように、特定サブ検索領域のEPDCCH候補と他のサブ検索領域のEPDCCH候補とが同一ECCEに設定されるため、当該端末が使用し得るEPDCCH候補の数が実際に減るという問題が発生し得る。図15の(a)に示す例では、特定時点にYk、1=Yk,0+1の条件が満たされて、サブ検索領域#0とサブ検索領域#1において集成レベル1のEPDCCH候補が一部のECCEで重なり合っている。
これに対し、図15の(b)に示すように、サブ検索領域#1がサブ検索領域#0のオフセットに追加的なオフセットが加えられた形態で構成されると、実際に同一RB集合にマップされた以降のECCEインデックス上でもサブ検索領域#1がサブ検索領域#0と常にずれて現れるため、図15の(a)における問題を解消することができる。
このような条件を満たすためには、Yk,pはYk,p=Yk,p−1+aを満たす必要があり、aはサブ検索領域#p−1におけるEPDCCH候補の個数であるMp−1 (L)にならなければならない。すなわち、集成レベルLに対して適用されるオフセット値を下記の式5のように定義することができる。
Figure 0006328696
Figure 0006328696
Figure 0006328696
Figure 0006328696
一方、EPDCCHの検索領域を構成するにあって、各EPDCCH候補間に一定の間隔(gap)が存在してもよい。これは、各EPDCCH候補を全体検索領域に分散することによって、あるEPDCCH候補が不適切な環境に処したとき(例えば、当該EPDCCH候補がディープ−フェーディング(deep fading)に陥る周波数領域に存在したり、当該EPDCCH候補が他の端末の高い集成レベルのEPDCCH候補によってブロッキングされたとき)、その影響が他のEPDCCH候補に及ばないようにするためである。
Figure 0006328696
Figure 0006328696
集成レベル1を例に挙げると、YでEPDCCH候補#0が構成されると、Y+Gp,LでEPDCCH候補#1が生成され、次にY+2Gp,LでEPDCCH候補#2が生成される動作を反復する。
なお、2つのサブ検索領域間のEPDCCH候補が互いに重ならないようにするためには、Yk,p=Yk,p−1+aと与えられる関係においてa=Gp−1、L・Mp−1 (L)とすることができる。
図16には、本発明の実施例によって2つのサブ検索領域間のEPDCCH候補が互いに重ならないように所定の間隔が適用された例を示す。
図16は、上記の間隔がG0,L=G1,L=2である場合を仮定し、サブ検索領域#1の場合は、全体ECCE個数に対するモジュラー(modular)演算によってEPDCCH候補の位置が循環シフト(circular shift)されることが確認できる。
本発明の原理を適用するとき、オフセット変数a値は、サブフレームインデックスやEPDCCHサブ検索領域のインデックス、端末のIDなどから決定されると定義すると、サブ検索領域間のオフセットをランダム化する効果を得ることができる。また、各サブ検索領域の送信タイプ、例えば、個別ECCEが一つのPRB対にのみ存在する局地的送信のEPDCCH(以下、局地的EPDCCH)であるか、個別ECCEが複数のPRB対に存在する分散的送信のEPDCCH(以下、分散的EPDCCH)であるかによっても、互いに異なる値に設定することができる。
以下では、上述したサブ検索領域間のオフセットを決定するより具体的な例を説明する。まず、局地的送信のEPDCCHの場合には、各EPDCCH候補が複数のPRB対に均一に分散するように検索領域を構成することが好ましい。
図17には、本発明の実施例によってサブ検索領域間のオフセットを適用してEPDCCH候補を構成した例を示す。特に、図17は、4個のPRB対が設定された状況で各PRB対ごとに4個のECCEが形成され、集成レベル1の4個のEPDCCH候補を各PRB対に一つずつ位置するように配置した場合である。
より一般的に、下の式7のような形態で局地的EPDCCH検索領域を構成することができる。特に、式7では、サブ検索領域#pに対して、L・M (L)個のEPDCCH候補の開始ECCEインデックスを、サブ検索領域#pに存在する合計NECCE,k,p個のECCEにおいてできるだけ等間隔で配置している。
Figure 0006328696
このような形態で構成されたサブ検索領域では各EPDCCH候補間に使用しないECCEが存在するようになる。したがって、2つのサブ検索領域が重なる場合に2つのEPDCCH候補間の間隔よりも小さい特定の値のオフセットをサブ検索領域間に適用すると、2つのサブ検索領域のEPDCCH候補が重ならない特徴を有することとなる。図18には、本発明の実施例によって2つのサブ検索領域間に2だけのオフセットを適用してEPDCCH候補を構成した例を示す。
Figure 0006328696
Figure 0006328696
ここで、Pは、全体サブ検索領域の個数を表し、pは、該当のサブ検索領域のインデックスを表す。
又は、サブ検索領域#p−1でEPDCCH候補の分布を勘案するために、Yk,pは下記の式9のように表現することもできる。
Figure 0006328696
或いは、このようなサブ検索領域間のオフセットを複数の変数によって調節する面倒さを避けるために、M (L)の代わりに、特定集成レベル上のEPDCCH候補の個数を、集成レベル1のEPDCCH候補の個数或いは最も多いEPDCCH候補の個数(或いは最も少ないEPDCCH候補の個数)などを代表値として選定して一括的に使用するか、又は、オフセット自体を、1、2、或いは3のように十分に小さい値にサブ検索領域インデックスpを掛けた値に設定しても、複数のサブ検索領域のEPDCCH候補が重なることを防止することができる。
特に、EPDCCHを用いた交差搬送波スケジューリングが適用される場合、上述したサブ検索領域間にオフセットを印加する方式は、各コンポーネント搬送波のEPDCCH候補が同一のECCEで重なって設定されることを効果的に防止することができる。
すなわち、サブ検索領域#0、#1、…、#T(0)−1はそれぞれ、コンポーネント搬送波#0の一番目、二番目、…、#T(0)番目のサブ検索領域に対応し、サブ検索領域#T(0)、#T(0)+1、…、#T(0)+T(1)−1はそれぞれ、コンポーネント搬送波#2の一番目、二番目、…、#T(1)番目のサブ検索領域に対応するように動作する環境で、サブ検索領域#pにf(p)だけのオフセットが適用される場合、上記の式7は下記の式10のようにEPDCCH検索領域構成規則が変形されてもよい。
Figure 0006328696
Figure 0006328696
ただし、上記の式10は、各コンポーネント搬送波のためのサブ検索領域が個別に設定された場合であり、検索領域の開始ECCEインデックスを決定するパラメータであるYk,pはサブ検索領域ごとに別々に設定される必要がないため、サブ検索領域インデックスPにかかわらずに決定することができて、単純にYの形態で表現することができる。また、オフセット値を決定するf(p)は、pと簡単に定義されてもよい。
一方、各コンポーネント搬送波のためのサブ検索領域のためのリソースが個別に設定されないと、一つのサブ検索領域のために設定されたリソース上で複数のコンポーネント搬送波のEPDCCH候補が共に設定され得る。同様に、サブ検索領域#0、#1、…、#T(0)−1はそれぞれ、コンポーネント搬送波#0の一番目、二番目、…、#T(0)番目のサブ検索領域に対応し、サブ検索領域#T(0)、#T(0)+1、…、#T(0)+T(1)−1はそれぞれ、コンポーネント搬送波#2の一番目、二番目、…、#T(1)番目のサブ検索領域に対応すると仮定する。
このような場合、各コンポーネント搬送波に対してサブ検索領域のためのリソースが個別に設定されるのではなく、一つのコンポーネント搬送波に対するサブ検索領域のためのリソースのみを設定し、各サブ検索領域のためのリソースを用いて残りのコンポーネント搬送波に対するサブ検索領域を統合して運営するように動作することができる。より具体的に、T(0)=T(1)=...=Tとなって各コンポーネント搬送波に対してT個のサブ検索領域が設定される場合に、合計T個のサブ検索領域に対するリソースのみを設定し、各コンポーネント搬送波のx番目のサブ検索領域に該当するサブ検索領域#x、#x+T、#x+2Tなどはいずれも、当該サブ検索領域#xのために設定されたリソースを用いて形成することができる。また、同一リソース上に設定された互いに異なるコンポーネント搬送波のEPDCCH候補を区別するためにコンポーネント搬送波別インデックスをおくように動作することもできる。
ただし、EPDCCH候補をコンポーネント搬送波別に区別するために、下記の式11のようにオフセット関数f(p)がコンポーネント搬送波インデックスの関数f(nCI)に置き換えられる形態でEPDCCH検索領域構成規則を変形することもできる。
Figure 0006328696
Figure 0006328696
或いは、このようなサブ検索領域間のオフセットを複数の変数によって調節する面倒さを避けるために、M (L)の代わりに、特定集成レベル上のEPDCCH候補の個数を、集成レベル1のEPDCCH候補の個数或いは最も多いEPDCCH候補の個数或いは最も少ないEPDCCH候補の個数のような代表値を選定して一括的に使用するか、オフセット自体を、3、4、或いは6のように十分に大きい一定の値にサブ検索領域インデックスpを掛けた値に設定しても、複数のサブ検索領域のEPDCCH候補が重なり合うことを防止することができる。
上述した局地的EPDCCHと分散的EPDCCHの場合をまとめて説明すると、一つの共通のオフセット値を選定して両方の場合に適用することも可能である。端末に2つのサブ検索領域が設定された場合、全体EPDCCH候補は2つのサブ検索領域に適切に分配されなければならない。しかし、既存PDCCHのための検索領域では交差搬送波スケジューリングが適用されない場合、一つの集成レベルで最大6個のEPDCCH候補が存在したため、2つのサブ検索領域が存在する状況で2つのサブ検索領域に均一にEPDCCH候補を分配すると、大部分の場合、1つの集成レベルでは一つのサブ検索領域に最大3個のEPDCCH候補が存在するようになる。
したがって、サブ検索領域間のオフセットを3に、すなわち、Yk、p=Y+3pに設定すると、これを、多くの場合の局地的EPDCCHと分散的EPDCCHにおいて、EPDCCH候補が重なり合うことを回避できる簡単な方法として用いることができる。この時、分散的EPDCCHの場合は、交差搬送波スケジューリングによるEPDCCH候補増加に対応するために、Yk,p=Y+3・B・pのように変形された形態のオフセットを定義することもできる。ここで、Bは、当該コンポーネント搬送波でスケジューリングするコンポーネント搬送波の個数を表す。
図19は、本発明の一実施例に係る通信装置のブロック構成図である。
図19を参照すると、通信装置1900は、プロセッサ1910、メモリー1920、RFモジュール1930、ディスプレイモジュール1940、及びユーザインターフェースモジュール1950を備えている。
通信装置1900は、説明の便宜のために例示されたもので、一部のモジュールは省略されてもよい。また、通信装置1900は、必要なモジュールをさらに備えてもよい。また、通信装置1900において、一部のモジュールはより細分化したモジュールにしてもよい。プロセッサ1910は、図面を参照して例示した本発明の実施例に係る動作を実行するように構成される。具体的に、プロセッサ1910の詳細な動作は、図1乃至図18に記載された内容を参照されたい。
メモリー1920は、プロセッサ1910に接続し、オペレーティングシステム、アプリケーション、プログラムコード、データなどを格納する。RFモジュール1930は、プロセッサ1910に接続し、基底帯域信号を無線信号に変換したり、無線信号を基底帯域信号に変換する機能を担う。そのために、RFモジュール1930は、アナログ変換、増幅、フィルタリング及び周波数アップ変換、又はこれらの逆過程を行う。ディスプレイモジュール1940は、プロセッサ1910に接続し、様々な情報をディスプレイする。ディスプレイモジュール1940は、次に制限されるものではないが、LCD(Liquid Crystal Display)、LED(Light Emitting Diode)、OLED(Organic Light Emitting Diode)のような周知の要素を用いることができる。ユーザインターフェースモジュール1950は、プロセッサ1910に接続し、キーパッド、タッチスクリーンなどのような周知のユーザインターフェースの組合せで構成することができる。
以上説明してきた実施例は、本発明の構成要素及び特徴を所定形態に結合したものである。各構成要素又は特徴は、別の明示的な言及がない限り、選択的なものとして考慮しなければならない。各構成要素又は特徴は、他の構成要素や特徴と結合しない形態で実施することもでき、一部の構成要素及び/又は特徴を結合して本発明の実施例を構成することもできる。本発明の実施例で説明される動作の順序は変更されてもよい。ある実施例の一部K構成や特徴は、他の実施例に含まれてもよく、他の実施例の対応する構成又は特徴に取り替わってもよい。特許請求の範囲において明示的な引用関係にない請求項を結合して実施例を構成したり、出願後の補正によって新しい請求項として含めたりしてもよいことは明らかである。
本発明に係る実施例は、様々な手段、例えば、ハードウェア、ファームウェア(firmware)、ソフトウェア又はそれらの結合などによって具現することができる。ハードウェアによる具現では、本発明の一実施例は、一つ又はそれ以上のASICs(application specific integrated circuits)、DSPs(digital signal processors)、DSPDs(digital signal processing devices)、PLDs(programmable logic devices)、FPGAs(field programmable gate arrays)、プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサなどによって具現することができる。
ファームウェアやソフトウェアによる具現では、本発明の一実施例は、以上で説明された機能又は動作を実行するモジュール、手順、関数などの形態として具現されてもよい。ソフトウェアコードは、メモリーユニットに記憶され、プロセッサにより駆動可能である。メモリーユニットは、プロセッサの内部又は外部に設けられ、公知の様々な手段によってプロセッサとデータを交換することができる。
本発明は、本発明の特徴から逸脱しない範囲で別の特定の形態に具体化されてもよいことが当業者にとっては自明である。したがって、上記の詳細な説明は、いずれの面においても制限的に解釈してはならず、例示的なものとして考慮しなければならない。本発明の範囲は、添付の請求項の合理的な解釈によって決定しなければならず、本発明の等価的範囲内における変更はいずれも本発明の範囲に含まれる。
上述のような無線通信システムにおいて下りリンク制御チャネルのための検索領域を設定する方法及びそのための装置は、3GPP LTEシステムに適用される例を中心にして説明したが、3GPP LTEシステムの他、様々な無線通信システムにも適用することができる。

Claims (12)

  1. 無線通信システムにおいて端末(UE)が基地局(BS)からEPDCCH(Enhanced Physical Downlink Control Channel)を受信する方法であって、
    特定の物理リソースブロック(PRB)対の集合において、第1の搬送波のための第1のEPDCCH候補をモニタして前記第1の搬送波のためのEPDCCHを受信するステップと、
    前記特定のPRB対の集合において、第2の搬送波のための第2のEPDCCH候補をモニタして前記第2の搬送波のためのEPDCCHを受信するステップと、を含み、
    特定集成レベルの前記第2のEPDCCH候補のそれぞれの間の間隔は、サブフレームの前記リソースブロック集合に含まれるECCE(Enhanced Control Channel Element)の数と、前記特定集成レベルの前記第2のEPDCCH候補の数とに基づいて決定され、
    前記第2のEPDCCH候補の位置は、前記第2のEPDCCH候補のためのオフセット値と前記間隔とに基づいて決定される、方法。
  2. 前記第1のEPDCCHと前記第2のEPDCCHは、一つ以上の集成された搬送波を介して送信される、請求項1に記載の方法。
  3. 前記オフセットは、前記第2の搬送波の搬送波インデックスに基づいて決定される、請求項1に記載の方法。
  4. 前記EPDCCH候補のそれぞれに含まれるECCE(Enhanced Control Channel Element)の数は集成レベルである、請求項1に記載の方法。
  5. 前記特定集成レベルLのEPDCCH候補#mの位置は、式Aによって決定される、請求項4に記載の方法。
    Figure 0006328696
  6. 無線通信システムにおける端末(UE)であって、
    RF(Radio Frequency)モジュールと、
    前記RFモジュールに接続されたプロセッサであって、
    前記RFモジュールを介して、特定の物理リソースブロック(PRB)対の集合において、第1の搬送波のための第1のEPDCCH候補をモニタして、前記第1の搬送波のためのEPDCCHを受信し、
    前記RFモジュールを介して、前記特定のPRB対の集合において、第2の搬送波のための第2のEPDCCH候補をモニタして、前記第2の搬送波のためのEPDCCHを受信するよう構成された、プロセッサと、を備え、
    特定集成レベルの前記第2のEPDCCH候補のそれぞれの間の間隔は、サブフレームの前記リソースブロック集合に含まれるECCE(Enhanced Control Channel Element)の数と、前記特定集成レベルの前記第2のEPDCCH候補の数とに基づいて決定され、
    前記第2のEPDCCH候補の位置は、前記第2のEPDCCH候補のためのオフセット値と前記間隔とに基づいて決定される、端末。
  7. 前記第1のEPDCCHと前記第2のEPDCCHは、一つ以上の集成された搬送波を介して送信される、請求項6に記載の端末。
  8. 前記オフセットは、前記第2の搬送波の搬送波インデックスに基づいて決定される、請求項6に記載の端末。
  9. 前記EPDCCH候補のそれぞれに含まれるECCE(Enhanced Control Channel Element)の数は集成レベルである、請求項6に記載の端末。
  10. 前記特定集成レベルLのEPDCCH候補#mの位置は、式Aによって決定される、請求項9に記載の端末。
    Figure 0006328696
  11. 無線通信システムにおいて基地局(BS)が端末(UE)にEPDCCH(Enhanced Physical Downlink Control Channel)を送信する方法であって、
    第1の搬送波のための第1のEPDCCHを前記端末へ送信するステップであって、特定の物理リソースブロック(PRB)対の集合において前記第1の搬送波のための第1のEPDCCH候補の1つに前記第1のEPDCCHがマップされる、ステップと、
    第2の搬送波の集合のための第2のEPDCCHを前記端末へ送信するステップであって、前記特定の物理リソースブロックにおいて前記第2の搬送波のための第2のEPDCCH候補の1つに前記第2のEPDCCHがマップされる、ステップと、を含み、
    特定集成レベルの前記第2のEPDCCH候補のそれぞれの間の間隔は、サブフレームの前記リソースブロック集合に含まれるECCE(Enhanced Control Channel Element)の数と、前記特定集成レベルの前記第2のEPDCCH候補の数とに基づいて決定され、
    前記第2のEPDCCH候補の位置は、前記第2のEPDCCH候補のためのオフセット値と前記間隔とに基づいて決定される、方法。
  12. 無線通信システムにおける基地局(BS)であって、
    RF(Radio Frequency)モジュールと、
    前記RFモジュールに接続されたプロセッサであって、
    前記RFモジュールを介して、第1の搬送波のための第1のEPDCCHを端末(UE)に送信、特定の物理リソースブロック(PRB)対の集合において、前記第1の搬送波のための第1のEPDCCH候補の1つに前記第1のEPDCCHがマップされ、
    前記RFモジュールを介して、第2の搬送波のための第2のEPDCCHを前記端末に送信、前記特定のPRB対の集合において、前記第2の搬送波のための第2のEPDCCH候補の1つに前記第2のEPDCCHがマップされるよう構成された、プロセッサと、を備え、
    特定集成レベルの前記第2のEPDCCH候補のそれぞれの間の間隔は、サブフレームの前記リソースブロック集合に含まれるECCE(Enhanced Control Channel Element)の数と、前記特定集成レベルの前記第2のEPDCCH候補の数とに基づいて決定され、
    前記第2のEPDCCH候補の位置は、前記第2のEPDCCH候補のためのオフセット値と前記間隔とに基づいて決定される、基地局。
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