JP6169754B2 - 灯具ユニット - Google Patents

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本発明は、灯具ユニットに関する。
従来、複数の半導体発光素子をアレイ状に配置した光源を備えた車両用灯具が知られている(特許文献1参照)。かかる車両用灯具では、各半導体発光素子の点消灯を制御することにより、複数の配光パターンを形成できる。
特開2009−179113号公報
しかしながら、複数の半導体発光素子をアレイ状に配置した光源の場合、素子間の隙間に起因して、配光パターンの一部の領域に明るさのムラが生じる場合がある。
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、車両用灯具ユニットや照明器具などにおいて、明るさのムラが少ない配光パターンを実現する技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の発光モジュールは、灯具に用いられる発光モジュールであって、複数の発光素子が複数段の発光素子アレイとして配置されている光源と、光源を搭載する搭載部と、を備える。搭載部は、光源のうち第1の発光素子アレイを搭載する第1の搭載部と、第1の発光素子アレイと隣接する第2の発光素子アレイを搭載し、光源を正面から見た場合に第1の搭載部よりも後方にずれた位置に設けられている第2の搭載部と、を有する。
この態様によると、第1の搭載部と第2の搭載部とが同一平面上にないので、光源を正面から見た場合に、第1の発光素子アレイと第2の発光素子アレイとの間隔を近付けることができる。そのため、第1の発光素子アレイと第2の発光素子アレイとの隙間が影として投影されることに起因する明るさムラの少ない配光パターンを実現できる。
第1の搭載部として機能する第1の素子搭載用基板と、第2の搭載部として機能する第2の素子搭載用基板と、を有してもよい。第1の素子搭載用基板は、基板の縁部に第1の発光素子アレイが配列されており、第2の素子搭載用基板は、第2の発光素子アレイが配列されており、基板の正面から見て、該第2の発光素子アレイと第1の発光素子アレイとが近接して第1の素子搭載用基板に対して配置されていてもよい。これにより、複数の素子搭載用基板にそれぞれ発光素子アレイが配列されるため、各素子搭載用基板の配置を工夫することで、光源を正面から見た場合に、第1の発光素子アレイと第2の発光素子アレイとの間隔をより近付けることが容易となる。
第2の発光素子アレイは、第1の発光素子アレイが有する発光素子の数よりも少ない発光素子を有してもよい。例えば、第1の発光素子アレイが投影レンズの焦点近傍に配置される場合、第2の発光素子アレイは、第1の発光素子アレイよりも焦点から離れて配置される。その結果、前方の所定の位置において、第2の発光素子アレイが有する発光素子の光源像は、第1の発光素子アレイが有する発光素子の光源像よりも大きくなる。そのため、第2の発光素子アレイは、より少ない数の発光素子で所望の範囲を照射することができ、コストおよび消費電力の低減が図られる。
光源は、複数のグループに分けられた複数の発光素子の点消灯をグループ毎に制御可能に構成されていてもよい。このような構成の光源は、発光素子間に多くの配線スペースが必要であり、発光素子同士の間隔が大きくなりがちである。しかしながら、上述の態様によると、第1の発光素子アレイと第2の発光素子アレイとの間隔を近付けることができる。
本発明の他の態様は、車両の前照灯として用いられる灯具ユニットであって、上述の発光モジュールと、発光モジュールの光源から出射された光を前方に投影する投影レンズと、を備える。第1の搭載部は、投影レンズの焦点近傍に第1の発光素子アレイが位置するように構成されていてもよい。これにより、第2の発光素子アレイは、投影レンズの焦点よりもずれて配置されることとなり、投影された第2の発光素子アレイの光源像がぼやける。そのため、第1の発光素子アレイによる光源像と第2の発光素子アレイによる光源像との境界での明るさのムラが低減される。
第2の発光素子アレイは、第1の発光素子アレイよりも下方に位置していてもよい。これにより、第2の発光素子アレイの光源像は、投影レンズで前方に配光パターンの上部として投影される。そして、例えば、ハイビーム用配光パターンを形成する灯具ユニットの場合、配光パターンの上部は第2の発光素子アレイの光源像が拡散されたものとなる。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法、装置、システムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、車両用灯具ユニットや照明器具などにおいて、明るさのムラが少ない配光パターンを実現できる。
本実施の形態に係る灯具ユニットを用いた車両用前照灯の概略水平断面図である。 図2(a)は、第1の実施の形態に係る発光モジュールを車両前方から見た正面図、図2(b)は、図2(a)に示す発光モジュールをY方向から見た側面図である。 図3(a)は、2つのLEDアレイの隙間が大きい発光モジュールにおける配光パターンの一例を示す図、図3(b)は、2つのLEDアレイの隙間が小さい本実施の形態に係る発光モジュールにおける配光パターンを示す図である。 図4(a)は、第2の実施の形態に係る発光モジュールを車両前方から見た正面図、図4(b)は、図4(a)に示す発光モジュールをY方向から見た側面図である。 図5(a)は、第3の実施の形態に係る発光モジュールを車両前方から見た正面図、図5(b)は、図5(a)に示す発光モジュールをY方向から見た側面図である。 図6(a)は、第1の実施の形態に係る発光モジュールの変形例を示す側面図、図6(b)は、第2の実施の形態に係る発光モジュールの変形例を示す側面図である。 第1の実施の形態に係る発光モジュールの他の変形例を示す側面図である。 第2の実施の形態に係る発光モジュールの変形例を示す側面図である。
以下、図面を参照しながら、本発明を実施するための形態について詳細に説明する。なお、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を適宜省略する。
(第1の実施の形態)
図1は、本実施の形態に係る灯具ユニットを用いた車両用前照灯10の概略水平断面図である。
本実施の形態に係る車両用前照灯10は、ランプボディ12と、ランプボディ12の前端開口部に取り付けられた透光カバー14とで形成される灯室内に、ロービーム用灯具ユニット20Lおよびハイビーム用灯具ユニット20Hが収容された構成となっている。ロービーム用灯具ユニット20Lとハイビーム用灯具ユニット20Hは、それぞれ図示しない支持部材によって、ランプボディ12に取り付けられている。また、各灯具ユニットの存在領域に開口部を有するエクステンション部材16がランプボディ12または透光カバー14に固定され、ランプボディ12の前面開口部と各灯具ユニットとの間の領域が前方に対して覆われている。
ロービーム用灯具ユニット20Lは、従来周知の反射型の灯具であり、光源バルブ21と、リフレクタ23とを有する。ロービーム用灯具ユニット20Lは、光源バルブ21から出射した光をリフレクタ23に反射させて、リフレクタ23から前方に向かう光の一部を図示しない遮光板でカットして所定のカットオフラインを有するロービーム用の配光パターンを形成する。光源バルブ21の先端には光源バルブ21から直接前方に出射する光をカットするシェード25が設けられている。なお、ロービーム用灯具ユニット20Lの形状は特にこれに限定されず、後述するハイビーム用灯具ユニット20Hと同様のプロジェクタ型の灯具ユニットであってもよい。
ハイビーム用灯具ユニット20Hは、プロジェクタ型の灯具ユニットであり、投影レンズ22と、複数のLED(Light Emitting Device:以下「LED」と称することがある)がアレイ状に配列されたLEDアレイ26を備えた発光モジュール24と、投影レンズ22および発光モジュール24を保持するホルダ28とを有する。投影レンズ22は、前方側表面が凸面で後方側表面が平面の平凸非球面レンズであって、車両前後方向に延びる光軸Ax上に配置されている。投影レンズ22は、その後側焦点Fを含む後側焦点面上の像を、灯具前方に配置された鉛直仮想スクリーン上に反転像として投影するように構成されている。投影レンズ22は、その周縁部がホルダ28の前端環状溝部に保持されている。
発光モジュール24は、LEDアレイ26が投影レンズ22の後側焦点Fよりも後方側に配置された状態で、ホルダ28の後端側に固設されている。ホルダ28は図示しない支持部材を介して、ランプボディ12に取り付けられている。
発光モジュール24は、LEDアレイ26と、LEDアレイ26を搭載するための搭載プレート30と、LEDアレイ26から発せられる熱を放散させるための放熱板32とを備える。LEDアレイ26は、搭載プレート30の前方側表面に、その発光面が光軸Ax方向前方を向くようにして固定されている。LEDアレイ26の中心は、光軸Ax上に位置している。放熱板32は、搭載プレート30の後方側表面に固定されている。このような発光モジュールにおいて、LED同士の間の隙間が広いと、隙間が影として配光パターンに投影される場合がある。
図2(a)は、第1の実施の形態に係る発光モジュール24を車両前方から見た正面図、図2(b)は、図2(a)に示す発光モジュール24をY方向から見た側面図である。なお、図2(a)および図2(b)においては、放熱板32の図示を省略している。
図2(a)および図2(b)に示すように、発光モジュール24は、複数の発光素子が複数段の発光素子アレイとして配置されている光源と、光源を搭載する搭載部と、を備える。本実施の形態に係る発光素子は、発光面が四角形状のLED34である。そして、光源は、24個のLED34が2段のLEDアレイ26a,26bとして配置されている。より詳細には、LEDアレイ26aは、16個のLED34が車幅方向に一列に配置されており、LEDアレイ26bは、8個のLED34が車幅方向に一列に配置されている。なお、各LEDアレイが備えるLEDの数は、各LEDアレイアレイと投影レンズ22の焦点との距離、照射範囲、照射領域で必要な明るさ、LEDの性能等に応じて適宜設定することができる。
LEDアレイ26aは、搭載プレート30を構成する素子搭載用基板30aの下側の一辺に沿って第1の搭載部30a1に搭載されている。また、LEDアレイ26aと隣接するLEDアレイ26bは、搭載プレート30を構成する素子搭載用基板30bの下側の一辺に沿って第2の搭載部30b1に搭載されている。第2の搭載部30b1は、光源を正面から見た場合に第1の搭載部30a1よりも後方にずれた位置に設けられている。
したがって、本実施の形態に係る発光モジュール24は、第1の搭載部30a1と第2の搭載部30b1とが同一平面上にないので、光源を正面から見た場合に、LEDアレイ26aとLEDアレイ26bとの間隔を近付けることができる。そのため、LEDアレイ26aとLEDアレイ26bとの隙間Gが影として投影されることに起因する明るさムラの少ない配光パターンを実現できる。
また、本実施の形態に係る発光モジュール24は、第1の搭載部30a1として機能する素子搭載用基板30aと、第2の搭載部30b1として機能する素子搭載用基板30bと、を有している。そして、素子搭載用基板30aは、基板の下側の縁部にLEDアレイ26aが配列されており、素子搭載用基板30bは、基板の下側の縁部にLEDアレイ26bが配列されている。また、素子搭載用基板30bは、基板の正面から見て、LEDアレイ26bとLEDアレイ26aとが近接してマトリックス状に配列するように素子搭載用基板30aに対して配置されている。
具体的には、素子搭載用基板30aと素子搭載用基板30bとは、互いに略平行となるように配置されている。また、素子搭載用基板30bは、正面から見てLEDアレイ26bが素子搭載用基板30aに隠れないように、第2の搭載部30b1が第1の搭載部30a1よりも下方に設けられてる。
このように、複数の素子搭載用基板30a,30bにそれぞれLEDアレイ26a,26bが配列されるため、各素子搭載用基板30a,30bの配置を工夫することで、光源を正面から見た場合に、LEDアレイ26aとLEDアレイ26bとの間隔をより近付けることが容易となる。また、個々の素子搭載用基板の面積を低減できる。
また、素子搭載用基板30aと素子搭載用基板30bとが重なるように配置されているため、発光モジュール24を正面から見た際の専有面積を小さくできる。
本実施の形態に係る光源は、複数のグループに分けられた複数のLED34の点消灯をグループ毎に制御可能に構成されている。つまり、電源に対して全てのLED34が直列接続されているのではなく、LED34がグループ毎に電源に対して並列接続されている。また、各LED34はグループ毎に、図示しない制御装置により個別に点消灯を制御可能とされている。このような構成の光源は、LED間に多くの配線スペースが必要であり、LED同士の間隔が大きくなりがちである。しかしながら、本実施の形態に係る発光モジュール24では、LEDアレイ26aとLEDアレイ26bとの間隔を近付けることができる。
上述のように、ハイビーム用灯具ユニット20Hは、発光モジュール24と、発光モジュール24のLEDアレイ26a,26bから出射された光を前方に投影する投影レンズ22と、を備えている。素子搭載用基板30aの第1の搭載部30a1は、投影レンズ22の焦点F近傍にLEDアレイ26aが位置するように構成されている。これにより、LEDアレイ26bは、投影レンズ22の焦点Fよりもずれて配置されることとなり、投影されたLEDアレイ26bの光源像がぼやける。そのため、LEDアレイ26aによる光源像とLEDアレイ26bによる光源像との境界での明るさのムラが低減される。
また、本実施の形態に係るLEDアレイ26bは、LEDアレイ26aよりも下方に位置されている。これにより、LEDアレイ26bの光源像は、投影レンズで反転され、前方に配光パターンの上部として投影される。そして、例えば、ハイビーム用配光パターンを形成するハイビーム用灯具ユニット20Hの場合、配光パターンの上部はLEDアレイ26bの光源像が拡散されたものとなる。
図3(a)は、2つのLEDアレイの隙間が大きい発光モジュールにおける配光パターンの一例を示す図、図3(b)は、2つのLEDアレイの隙間が小さい本実施の形態に係る発光モジュールにおける配光パターンを示す図である。
図3(b)に示すように、本実施の形態に係る発光モジュール24は、LEDアレイ26aとLEDアレイ26bとの隙間Gが影として投影されることに起因する明るさムラの少ない配光パターンを実現できる。
また、本実施の形態に係る発光モジュール24では、LEDアレイ26bは、LEDアレイ26aが有するLED34の数(16個)よりも少ないLED34(8個)を有している。上述のように、LEDアレイ26aが投影レンズ22の焦点近傍に配置される場合、LEDアレイ26bは、第LEDアレイ26aよりも焦点から離れて配置される。その結果、前方の所定の位置において、LEDアレイ26bが有するLED34の光源像Ib(図3(b)参照)は、LEDアレイ26aが有するLED34の光源像Iaよりも大きくなる。そのため、LEDアレイ26bは、より少ない数のLED34で所望の範囲を照射することができ、コストおよび消費電力の低減が図られる。
(第2の実施の形態)
図4(a)は、第2の実施の形態に係る発光モジュール40を車両前方から見た正面図、図4(b)は、図4(a)に示す発光モジュール40をY方向から見た側面図である。なお、第1の実施の形態に係る発光モジュール24と同様の構成については、同じ符号を付して説明を適宜省略する。
図4(a)および図4(b)に示すように、発光モジュール40は、複数のLED34が複数段のLEDアレイ26a,26bとして配置されている光源と、光源を搭載する搭載部と、を備える。発光モジュール40においては、LEDアレイ26aが素子搭載用基板30aの下側の一辺に沿って第1の搭載部30a1に搭載されており、LEDアレイ26bが素子搭載用基板30bの上側の一辺に沿って第2の搭載部30b1に搭載されている。そのため、素子搭載用基板30aと素子搭載用基板30bとがほとんど重ならないため、素子搭載用基板30aの裏面30a2側に放熱部材等を配置する際のレイアウトの自由度が増す。その結果、各LEDアレイの放熱を最適化できる。
(第3の実施の形態)
図5(a)は、第3の実施の形態に係る発光モジュール42を車両前方から見た正面図、図5(b)は、図5(a)に示す発光モジュール42をY方向から見た側面図である。なお、上述の各実施の形態に係る発光モジュールと同様の構成については、同じ符号を付して説明を適宜省略する。
図5(a)および図5(b)に示すように、発光モジュール42は、複数のLED34が複数段のLEDアレイ26a,26bとして配置されている光源と、光源を搭載する搭載部としての一つの素子搭載用基板44と、を備える。
素子搭載用基板44は、焦点F近傍の前面46にLEDアレイ26aを配置する第1の搭載部30a1が設けられており、第1の搭載部30a1よりも後側かつ下方にずれた位置に形成された段差部48に第2の搭載部30b1が設けられている。これにより、LEDアレイ毎に基板が必要なくなり、部品点数を削減できる。また、一つの素子搭載用基板44に各LEDアレイを配置することで、各LEDアレイの位置決めを精度よく行える。
以上説明したように、上述の各実施の形態に係る発光モジュールを備えたハイビーム用灯具ユニット20Hによれば、例えば図3(b)に示すように、明るさのムラが少ない配光パターンを実現できる。
以上、本発明を上述の各実施の形態を参照して説明したが、本発明は上述の各実施の形態に限定されるものではなく、各実施の形態の構成を適宜組み合わせたものや置換したものについても本発明に含まれるものである。また、当業者の知識に基づいて各実施の形態における組合せや処理の順番を適宜組み替えることや各種の設計変更等の変形を実施の形態に対して加えることも可能であり、そのような変形が加えられた実施の形態も本発明の範囲に含まれうる。
図6(a)は、第1の実施の形態に係る発光モジュールの変形例を示す側面図、図6(b)は、第2の実施の形態に係る発光モジュールの変形例を示す側面図である。図6(a)に示す発光モジュール50においては、素子搭載用基板52に設けられている第2の搭載部52b1が、基板の下側の端部ではなく、それよりも上方に位置している。このような発光モジュール50であっても、第1の実施の形態に係る発光モジュール24と同様の作用効果を奏する。
また、図6(b)に示す発光モジュール54においては、素子搭載用基板56に設けられている第2の搭載部56b1が、基板の上側の端部ではなく、それよりも下方に位置している。このような発光モジュール54であっても、第2の実施の形態に係る発光モジュール40と同様の作用効果を奏する。
図7は、第1の実施の形態に係る発光モジュールの他の変形例を示す側面図である。図7に示す発光モジュール58において、素子搭載用基板30aよりも後方にある素子搭載用基板30bは、第2の搭載部30b1が光軸Axに対して傾くように配置されている。また、LEDアレイ26bは、発光面が焦点Fを向くように、斜め上方に向けて第2の搭載部30b1に搭載されている。これにより、LEDアレイ26aの光源像とLEDアレイ26bの光源像との隙間がほとんどなくなり、明るさのムラが少ない配光パターンが実現される。また、下段のLEDアレイ26bを上段のLEDアレイ26aに対して一定の角度を設けて設置することにより、投影レンズ22に入射する光量を十分に確保できる。
図8は、第2の実施の形態に係る発光モジュールの変形例を示す側面図である。図8に示す発光モジュール60は、複数のLED34が複数のLEDアレイ26a,26bとして配置されている光源と、光源を搭載する搭載部と、を備える。発光モジュール60においては、LEDアレイ26aが素子搭載用基板30aの下側の一辺に沿って第2の搭載部62a1に搭載されており、LEDアレイ26bが素子搭載用基板30bの上側の一辺に沿って第1の搭載部62b1に搭載されている。なお、発光モジュール60においては、素子搭載用基板30bは、素子搭載用基板30aより前方に配置され、また、投影レンズ(不図示)の焦点Fよりも前方に配置されている。
10 車両用前照灯、 20H ハイビーム用灯具ユニット、 22 投影レンズ、 24 発光モジュール、 26a,26b LEDアレイ、 30 搭載プレート、 30a 素子搭載用基板、 30a1 第1の搭載部、 30b 素子搭載用基板、 30b1 第2の搭載部、 34 LED。

Claims (4)

  1. 複数の発光素子を有する発光モジュールと、
    前記発光モジュールの光を灯具前方に投影する投影レンズと、を備え、
    前記発光モジュールは、
    前記複数の発光素子の一部である第1の発光素子アレイが配置された第1の搭載基板と、
    前記複数の発光素子の一部であり、前記第1の発光素子アレイと異なる第2の発光素子アレイが配置された第2の搭載基板と、を有し、
    前記第1の搭載基板と前記第2の搭載基板とが同一平面上にないように構成されており、
    前記第2の搭載基板は、前記第1の搭載基板に対して斜めに配置されていることを特徴とする灯具ユニット。
  2. 前記第1の搭載基板は、該第1の搭載基板の正面から見て、前記第2の搭載基板と重なるように配置されていることを特徴とする請求項1に記載の灯具ユニット。
  3. 前記複数の発光素子は、グループ毎に電源に対して並列接続されていることを特徴とする請求項1または2に記載の灯具ユニット。
  4. 複数の発光素子を有する発光モジュールと、
    前記発光モジュールの光を灯具前方に投影する投影レンズと、を備え、
    前記発光モジュールは、
    前記複数の発光素子の一部である第1の発光素子アレイが配置された第1の搭載基板と、
    前記複数の発光素子の一部であり、前記第1の発光素子アレイと異なる第2の発光素子アレイが配置された第2の搭載基板と、を有し、
    前記第1の搭載基板と前記第2の搭載基板とが同一平面上にないように構成されており、
    前記第1の搭載基板は、前記第2の搭載基板よりも前方に配置されており、
    前記第1の発光素子アレイは、前記第1の搭載基板の縁部に配置されており、
    前記第2の発光素子アレイは、前方にある前記第1の搭載基板に遮蔽されないように、かつ、前記第1の搭載基板の縁部の下方または上方となるように、前記第2の搭載基板に配置されていることを特徴とする灯具ユニット。
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