JP6169299B1 - カメラ装置及びカメラシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】信頼性の高い電源を備えるカメラ装置を提供する。【解決手段】カメラ装置20は、伝送路2を介してセンタ装置10の光源ユニット13と光学的に接続された給電手段30と、給電手段30から供給される電力によって撮像する撮像手段22と、撮像手段22により得られた撮像信号を、伝送路3を介してセンタ装置10に送信する送信手段23とを備える。給電手段30は、AC電源21から外部電力が供給される入力部31と、伝送路2を介してセンタ装置10から送信された光を電力に変換する受光部32と、外部電力の供給の有無に基づいて撮像手段22を制御する制御部37とを有する。制御部37は、外部電力が供給されているときに入力部31からの当該外部電力によって監視対象領域の全体を動画で撮像し、外部電力が供給されていないときには受光部32からの光給電電力によって低消費電力モードで監視対象領域の一部を動画で撮像するように制御する。【選択図】図3

Description

本発明は、被写体の動画或いは静止画を撮像するカメラ装置及びカメラシステムに関し、特に線路などの列車軌道を撮像することにより監視対象領域の監視を行うカメラ装置及び該カメラ装置を備えるカメラシステムに関する。
従来、災害危険箇所等を監視するために、防災情報システムの端局装置を設置して、雨量、水位及び風速などの気象情報を監視すると共に、監視カメラを監視対象箇所に設置して、該監視カメラで撮像された監視対象領域の画像を用い、端局装置で取得された各種数値データを補強している。このような監視対象となる箇所は、山、河川、ダム近傍のみならず、鉄道などの交通機関に関する区域など、多岐に亘る。特に鉄道分野においては、安全且つ安定した列車運行の確保が重要であることから、線路脇に監視カメラを設置し、常時、列車軌道上の変化或いは異常等を検出している。
しかし、監視対象箇所が遠隔地であるなど、監視カメラの設置場所に因っては、現地で監視カメラに電力を供給することが困難である場合がある。この問題を解消するべく、例えば、光ファイバを介して電力を供給することが可能な光給電型カメラ装置を備え、該光給電型カメラ装置での光/電力変換により監視対象領域を撮像することができる光給電型カメラシステムが提案されている(特許文献1)。
鉄道分野においては、線路、踏切などの監視エリアを撮像する監視カメラを設置し、該監視カメラによって取得された監視エリアの画像/動画データを画像解析することにより、当該監視エリアでの異常発生を検知することが、一般的に行われている(特許文献2、3)。
特許第5764583号公報 特開2014−24400号公報 特許第5096959号公報
しかしながら、上記特許文献1のシステムでは、前回の撮像動作に伴う画像出力完了後に蓄電部で電力を蓄え、当該蓄電部の電圧が所定電圧となったときに再び撮像動作を実行するので、前回の画像出力完了から次の撮像動作再開までの間は撮像動作を行うことができず、監視対象領域の監視が十分とは言えない。
また、特許文献2、3のシステムでは、通常、列車軌道に設置された電灯からの電力供給によって監視カメラを駆動しているため、何らかの理由により電力供給が停止した場合には監視カメラの撮像動作を行うことができない。よって、災害時に停電が起きた場合には、監視対象領域を監視することができず、列車軌道上の障害物等を把握できないことから、列車の運行に支障を及ぼしかねず、安全且つ安定した列車運行の確保に懸念が生じる。
このような停電対策として、監視カメラに無停電電源装置を取り付け、外部から電力供給が停止した場合に蓄電手段からの電源供給に切り替える方法が用いられているが、バッテリ等の蓄電手段には寿命があり、不測の災害、停電に備えて定期的に検査、交換等を行わなければならない。また、監視カメラを設置する箇所は、常時人がいない場所や人が近づくのが困難な場所である場合もあり、蓄電手段の検査、交換等が困難な場合もある。更に、監視カメラに太陽光パネルを取り付ける構成が考えられるが、太陽光発電は日射量の影響が大きく、電力安定性、電力持続性に欠けるため、監視対象領域を継続的に監視することが難しい。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、信頼性の高い電源を備えるカメラ装置及びカメラシステムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係るカメラ装置は、外部電力が供給される入力部と、伝送路を介してセンタ装置から送信された光を電力に変換する受光部と、を有する給電手段と、前記給電手段から供給される電力によって撮像する撮像手段と、前記撮像手段により得られた撮像信号を、前記伝送路を介して前記センタ装置に送信する送信手段と、前記外部電力の供給の有無に基づいて前記撮像手段を制御する制御部とを備え、前記制御部は、前記外部電力が供給されているときに前記入力部からの当該外部電力によって監視対象領域の全体を動画で撮像し、前記外部電力が供給されていないときには前記受光部からの電力によって低消費電力モードで前記監視対象領域を撮像するように制御することを特徴とする。
前記低消費電力モードは、前記監視対象領域の一部を動画で撮像するように制御するモードである。
前記給電手段は、前記入力部からの電力と前記受光部からの電力とを合流する合流部を更に有し、前記合流部の電圧に基づいて、前記外部電力の供給の有無を判断する。
前記制御部は、前記合流部の電圧が第1所定電圧よりも高いときに、前記入力部からの外部電力によって監視対象領域を撮像し、前記合流部の電圧が前記第1所定電圧以下であり且つ前記第1所定電圧よりも小さい値である第2所定電圧を超えるときに、前記受光部からの電力によって前記監視対象領域を撮像するように制御する。
上記目的を達成するために、本発明に係るカメラシステムは、センタ装置と、伝送路を介して前記センタ装置に接続されたカメラ装置とを備えるカメラシステムであって、前記カメラ装置は、外部電力が供給される入力部と、前記伝送路を介して前記センタ装置から送出された光を電力に変換する受光部と、を有する給電手段と、前記給電手段から供給される電力によって撮像する撮像手段と、前記撮像手段により得られた撮像信号を、前記伝送路を介して前記センタ装置に送信する送信手段と、前記外部電力が入力されているときに前記入力部からの外部電力によって監視対象領域を撮像し、外部電力が入力されていないときには前記受光部からの電力によって低消費電力モードで前記監視対象領域を撮像するように制御する制御部とを備え、前記センタ装置は、 前記伝送路を介して前記カメラ装置に光を送出する光源ユニットと、前記カメラ装置から送信された前記撮像信号を受信する受信部とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、信頼性の高い電源を備えるカメラ装置及びカメラシステムを実現できる。
本発明の実施形態に係るカメラシステムの構成の一例を概略的に示す図である。 図1におけるカメラ装置の構成を示すブロック図である。 図2における給電手段の詳細構成を示すブロック図である。 図1のカメラシステムを列車軌道に適用した場合の一例を示す図である。 図3の制御部で実行される撮像処理を示すフローチャートである。 (a)は、図5のステップS14で撮像される動画の一例を示す図であり、(b)は、図5のステップS17で撮像される動画の一例を示す図である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照しながら詳細に説明する。
[カメラシステム及びカメラ装置の構成]
図1は、本発明の実施形態に係るカメラシステムの構成の一例を概略的に示す図であり、図2は、図1におけるカメラ装置の構成を示すブロック図である。
本実施形態のカメラシステム1は、センタ装置10と、該センタ装置10に伝送路2,3を介して接続されたカメラ装置20とを備えている。センタ装置10は、DC電源11及び表示部12に接続されており、カメラ装置20は、電灯電源などのAC電源21に接続されている。このカメラシステム1では、光給電装置であるセンタ装置10からカメラ装置20に電力供給用の光を送信する。カメラ装置20は、センタ装置10からの光を光電変換することによる電力供給及びAC電源21からの電量供給のいずれか又は双方によって撮像を行い、カメラ装置20にて撮像した画像をセンタ装置10に出力して、センタ装置10側の表示部12で当該動画或いは静止画を表示する構成となっている。なお、センタ装置10はAC電源に接続されてもよく、カメラ装置20は、DC電源に接続されてもよい。
伝送路2は、例えば電力供給用の光ファイバを備える光ファイバケーブル、伝送路3は画像信号送信用の光ファイバを備える光ファイバケーブルで構成されており、これら光ファイバは、例えば、シングルモードファイバ(SMF)である。図1では伝送路2,3が別々に図示されているが、これら伝送路を1本のSMF等で構成し、互いに異なる波長の光を合分波するWDMカプラ等をその両端に設けて、センタ装置10とカメラ装置20のそれぞれの入出力端と接続してもよい。
センタ装置10は、伝送路2を介してカメラ装置20に光を送信する光源ユニット13と、カメラ装置20から送信された撮像信号を受信する受光部14(受信部)とを備える。センタ装置10は、人が容易に出入りできる場所、例えば各種設備の管理室に設置することができ、また、信頼性の高い電源、例えば無停電源装置(UPS)等の非常用電源を確保することが可能な場所に設置される。
光源ユニット13は、例えば出力400mW、波長1480nmの光(電力供給用)を出力するレーザダイオード(LD)で構成され、当該光をカメラ装置20に送信することで、カメラ装置20に給電を行う。受光部14は、例えばフォトダイオード(PD)であり、カメラ装置20から送信された光(撮像信号)を受信し、光電変換(O/E変換)して表示部12に撮像信号を出力する。表示部12は、受光部14から送信された撮像信号に対応する画像を表示する。
カメラ装置20は、AC電源21からの外部電力によって撮像動作を実行すると共に、光源ユニット13から送信された光を受けて撮像動作を実行することができるように構成されている。また、カメラ装置20は、撮像動作によって得られた動画又は静止画を信号処理して撮像信号とし、該撮像信号を光電変換(E/O変換)し、例えば出力3mW、波長1310nm(画像伝送用)の光をセンタ装置10の受光部14に送信する。カメラ装置20の配信能力は、例えば、有効画素数640×480、フレームレート1/3〜30fps(frames per second)である。なお、フレームレート1/3fpsとは、3秒で1フレームを送信することを意味する。
具体的には、カメラ装置20は、図2に示すように、AC電源21に電気的に接続されると共に伝送路2を介してセンタ装置10の光源ユニット13と光学的に接続された給電手段30と、給電手段30から供給される電力によって撮像する撮像手段22と、撮像手段22により得られた撮像信号を、伝送路3を介してセンタ装置10に送信する送信手段23とを備える。尚、図2及び図3において、各太線矢印は電力経路の一例を示し、各細線矢印は信号経路の一例を示している。
給電手段30は、AC電源21から供給された外部電力を撮像手段22及び送信手段23に出力すると共に、センタ装置10の光源ユニット13から送信された光を電力に変換して撮像手段22及び送信手段23に出力する。また、給電手段30は、撮像手段22に制御信号を送信する。この給電手段30は、当該給電手段30に供給される外部電力及び/又は光給電による電力に基づいて後述する撮像処理を実行する。給電手段30の詳細構成及び動作については、後述する。
撮像手段22は、給電手段30から出力された電力(外部電力雄及び/又は光給電による電力)に基づいて監視対象領域の撮像動作を実行し、当該撮像動作にて得られた撮像信号を送信手段23に出力する。送信手段23は、撮像手段22から出力された撮像信号を光に変換して、センタ装置10の受光部14に送信する。
図3は、図2における給電手段30の詳細構成を示すブロック図である。給電手段30は、AC電源21から外部電力が供給される入力部31と、伝送路2を介してセンタ装置10から送信された光を電力に変換する受光部32と、受光部32からの電力(以下、「光給電電力」という)を蓄電する蓄電部33と、入力部31からの外部電力と光給電電力とを合流する合流部34と、合流部34の電圧を検出する電圧検出部36と、外部電力の供給の有無に基づいて撮像手段22を制御すると共にカメラ装置20を統括制御するMPU等の制御部37と、制御部37と撮像手段22との間に設けられたFET等のスイッチ38とを有する。
入力部31には、AC電源21から外部電力が供給される。この外部電力は、電灯等に接続された交流電源から直接或いは分岐して供給され、例えばAC100Vである。入力部31は、入力されたAC電圧をDC電圧に変換し(AC/DC変換)、合流部34に出力する。
受光部32は、例えばフォトダイオード(PD)であり、光源ユニット13から出力された連続光を受光する。受光部32の給電能力は、例えば約75mWである。
蓄電部33は、例えばコンデンサからなり、蓄電部33に蓄電される光給電電力は受光部32の給電能力に依存する。本実施形態では、蓄電部33の最大電圧は、例えば3.9Vである。
合流部34は、入力部31から供給された外部電力と、受光部32から蓄電部33を介して供給された光給電電力とが合流する部分である。合流部34には、入力部31から供給された外部電力及び受光部32から供給された光給電電力の双方が合流する。合流部34の最大電圧は、例えば4.7Vである。合流部34には、入力部31から供給された外部電力又は受光部32から供給された光給電電力のいずれか一方のみが供給される場合もある。
合流部34は、逆流防止部35を備える。逆流防止部35は、例えばダイオードからなり、電流が合流部34からAC電源21側、すなわちカメラ装置20の外部側に逆流するのを防止する。
電圧検出部36は、合流部34における電圧、すなわち入力部31から供給された外部電力及び受光部32から供給された光給電電力のいずれか又は双方に基づく合成電圧を検出し、該検出電圧に応じた電気信号を制御部37に送信する。なお、図3では、電圧検出部36は制御部37とは異なる構成であるが、これに限らず、電圧検出部が制御部37に内蔵されていてもよい。
制御部37は、例えばマイクロコンピュータであり、電圧検出部36で検出された電圧に基づいて、外部電力の供給の有無を判断する判定部37aを有する。そして制御部37は、外部電力が供給されているときに入力部31からの当該外部電力によって監視対象領域の全体を動画で撮像し、外部電力が供給されていないときには受光部32からの光給電電力によって低消費電力モードで監視対象領域の一部を動画で撮像するように制御する。このように、本実施形態における低消費電力モードは、受光部32からの光給電電力によって監視対象領域の一部を動画で撮像するように制御するモードを含む。なお、本実施形態では、低消費電力モードとして監視対象領域の一部を動画で撮像しているが、これに限らず、低消費電力モードで監視対象領域の全部又は一部を静止画で撮像して、該静止画をコマ送り画像で送信することで、低消費電力化を図ることも可能である。
スイッチ38は、制御部37から送信された信号に応じて、撮像手段22への電力供給のON/OFFを切り換える。本実施形態では、制御部37は、外部電力及び光給電電力のいずれか又は双方が供給されていると判断したときにスイッチ38をONにし、外部電力及び光給電電力のいずれも供給されていないと判断したときにスイッチ38をOFFにする。また、制御部37は、外部電力が供給されておらず、且つ光給電電力が供給されているが低消費電力モードの撮像動作を行うのに十分な電力に達していないと判断したときにも、スイッチ38をOFFにする。
このカメラシステム1において、カメラ装置20の消費電力は、通常モード時に約2.7mWであり、低消費電力モード時の消費電力は、ほぼ0mWである。また、入力部31に供給される外部電力は、約3,000mW、受光部32に供給される光給電電力は、例えば約200mWである。入力部31から外部電力が供給されている場合には、撮像手段22が通常の撮像動作を行うのに十分な電力が合流部34に供給される。
上記のように構成されるカメラシステム1は、例えば、線路などの列車軌道を含む監視対象領域の監視を行うシステムとして適用することができる。図4に、図1のカメラシステム1を列車軌道に適用した場合の一例を示す。
同図に示すように、センタ装置10は、例えば駅舎や配線室などの建物41内に設置され、伝送路2,3を介してカメラ装置20と接続される。建物41に非常用電源が設置されている場合には、センタ装置10が非常用電源と接続されるのが好ましい。
列車42の列車軌道を監視する場合、カメラ装置20は、列車42の列車軌道を含む監視対象領域Sを撮像可能な位置に設置され、例えば、列車42が走行する線路43の近傍に配置される。この場合、例えば、カメラ装置20は、通常時に監視対象領域S全体を撮像し、災害時に後述の電灯電源からの電力(外部電力)の供給が停止したときには、監視対象領域Sの一部に対応する区画、例えば線路43を含む列車軌道に対応する区画のみを撮像するように制御することができる。
列車軌道の一である線路43には、通常、電灯45が設置されており、線路43近傍の配線路44内に、電灯45に電力を供給する電線46が敷設されている。そこで、電線46をカメラ装置20の入力部31(図3参照)に接続し、電線46からカメラ装置20に電力を供給してもよい。カメラ装置20に供給される電力の電圧は、電灯45に供給されている電力に応じて種々の値とすることができるが、例えばAC100Vであり、不図示のコンバータにより所定直流電圧に変換される。このように、カメラ装置20に外部電力として電灯電源を供給することで、カメラシステム1を容易に構築することができる。
また、図4では、センタ装置10とカメラ装置20を接続する伝送路2,3が設置されているが、例えば通信用の光ファイバケーブル等、既設の伝送路が敷設されている場合には、新たに光ファイバケーブル等を設けること無く、当該既設の光ファイバケーブル等を用いてセンタ装置10とカメラ装置20とが接続されてもよい。例えば、伝送路2,3は、1又は複数の光ファイバを備える光ファイバケーブルであり、該光ファイバケーブルを介して、カメラ装置20とセンタ装置10との間で伝送される光以外の他の光が伝送される。また、伝送路2,3及び他の光ファイバを備える既設の光ファイバケーブルを用い、当該既設の光ファイバケーブルを介して、センタ装置10とカメラ装置20との間で伝送される光以外の他の光が、伝送路2,3とは異なる上記他の光ファイバで伝送されてもよい。このとき、他の光とは、例えば鉄道の運行に関する通信設備間で伝送される光である。この場合、伝送路2,3の設置作業が不要となるので、カメラシステム1を容易に構築することができる。
[カメラシステム及びカメラ装置の動作]
図5は、図3の制御部37で実行される撮像処理を示すフローチャートである。本撮像処理では、図4の電灯45の電力を外部電力としてカメラ装置20に供給する場合を例に挙げて説明する。
図5において、先ず、制御部37は、合流部34の電圧を電圧検出部36で検出し(ステップS11)、外部電源の供給の有無を判断する。具体的には、所定電圧V1を例えば3.9V、所定電圧V2を例えば2.3Vとし、検出された合流部34の電圧Vを、所定電圧V1(第1所定電圧)及び所定電圧V2(V2<V1、第2所定電圧)の双方と比較する。ステップS11で検出された合流部34の電圧Vが所定電圧V1よりも高いときには(V1<V)(ステップS12)、カメラ装置20が電灯電源による外部電力の供給を受けていると判断する(ステップS13)。そして、スイッチ38をONにして撮像手段22に外部電力を供給し、入力部31からの外部電力によって監視対象領域S全体を動画で撮像するように制御する(ステップS14)(通常モード)。次いで、撮像された監視対象領域Sの全体動画を、送信手段23により、例えば30fpsで継続的にセンタ装置10に出力する(ステップS15)。
例えば、監視対象領域Sが列車軌道Lを含む区画である場合、通常モードでは、図6(a)に示すように、センタ装置10の表示部12に、監視対象領域Sに対応する全体動画S1が継続的に表示される。これにより、ユーザは、センタ装置10の表示部12に表示される全体動画S1を用いて、列車軌道Lを含む監視対象領域S全体を継続的に監視することができる。
また、ステップS11で検出された合流部34の電圧Vが、所定電圧V1以下であり、且つ所定電圧V1よりも小さい値である所定電圧V2を超えるときには(V2<V≦V1)(ステップS12)、カメラ装置20が光給電電力のみの供給を受けていると判断する(ステップS16)。そして、スイッチ38をONにして撮像手段22に光給電電力を供給し、当該光給電電力によって、監視対象領域Sの一部である区画S’を動画で撮像するように制御する(ステップS17)(低消費電力モード)。すなわち本撮像処理では、カメラ装置20が光給電のみによる電力供給を受けている場合、監視対象領域Sのうち、予め設定された所定区画のみ、或いは監視すべき被写体のみを、選択的に撮像することが可能となっている。
監視対象領域Sの一部である区画S’は、通常モードで外部電力によって撮像される監視対象領域Sの中で、災害等が発生した際に特に監視が必要とされる重要領域であり、例えば列車軌道Lに対応する区画である。この列車軌道Lに対応する区画は、列車軌道Lを含み且つ監視対象領域Sの全体よりも狭い区画であってもよいし、列車軌道Lのみの区画であってもよい。
その後、撮像された監視対象領域Sの一部である区画S’の動画を、例えば30fpsで継続的にセンタ装置10に出力する(ステップS18)。
この低消費電力モードでは、図6(b)に示すように、センタ装置10の表示部12に、監視対象領域Sの一部である区画S’に対応する動画S2が継続的に表示される。監視対象領域Sが列車軌道Lを含む領域である場合、区画S’は、例えば列車軌道Lを含み且つ監視対象領域Sよりも狭い領域である。ユーザは、センタ装置10の表示部12に表示される動画S2を用いて、列車軌道Lに対応する区画S’を継続的に監視することができる。
ステップS11で検出された合流部34の電圧Vが所定電圧V2以下であるときは(V≦V2)(ステップS12)、撮像手段22が低消費電力モードで確実に動作可能な電圧に達していないと判断し、スイッチ38をOFFにして、ステップS19に進む。そして、前回の撮像処理から一定時間が経過している場合には、ステップS11に戻って上記と同様の処理を行い(ステップS19)、前回の撮像処理から一定時間が経過していない場合には、本撮像処理を終了する。ステップS19の処理における上記一定時間を短く設定すれば、前回実行された撮像処理と今回実行する撮像処理との時間間隔が短くなるので、外部電力の供給が停止したことを早期に判断して低消費電力モードに切り換えることができる。また、外部電力の供給が再開した場合には、低消費電力モードから通常モードに早期に切り換えることができる。
上述したように、本実施形態によれば、制御部37は、外部電力が供給されているときには入力部31からの当該外部電力によって監視対象領域Sの全体を動画で撮像し、外部電力が供給されていないときには受光部32からの電力によって低消費電力モードで監視対象領域Sの一部である区画S’を動画で撮像するように制御する。これにより、通常モードで外部電力によって監視対象領域Sの全体動画S1を取得することができると共に、外部電力の供給が停止した場合にも、低消費電力モードで列車軌道Lの動画S2を取得することができる。よって、監視対象領域Sで停電が起きた場合であっても、センタ装置10で監視対象領域S内における最低限必要な列車軌道Lの動画S2を継続的に取得することができる。したがって、信頼性の高い電源供給によって監視対象領域Sを継続的且つ容易に監視することができる。
また、カメラ装置20にバッテリ等の蓄電手段を設けないため、バッテリ切れによる撮像不能を防止することができ、定期的な検査、交換等のメンテナンス負荷も大幅に低減できる。更に、カメラ装置20にバッテリ等の蓄電手段を設ける必要が無いため、常時人が居ない場所や人が近づくのが困難な場所にもカメラ装置20を設置することができ、遠隔地における監視対象領域Sの情報を容易に取得することができる。
また、センタ装置10は、常時人が居る場所に設置することができるので、メンテナンスが容易である。更に、非常用電源を確保することが可能な場所に設置できるため、災害時にもセンタ装置10に電力を供給し続けることが可能となり、監視対象領域Sの情報をカメラ装置20から継続的に取得して、監視対象領域を監視し続けることができる。
また、カメラ装置20の入力部31に、列車軌道Lに設けられた電灯45に電力供給する電線46等から外部電力が供給される構成とすることにより、既存電線、設備から容易に外部電力を得ることができる。また、停電が起きた場合であっても受光部32からの光給電電力によって監視対象領域Sの一部である列車軌道Lを撮像するので、列車軌道Lの撮像信号を継続的に取得して監視することができ、安全且つ安定した列車運行を確保することが可能となる。
更に、列車軌道Lに設けられた電灯45等は、通常、列車軌道Lに沿って敷設されているため、複数のカメラ装置20,20,・・・を列車軌道Lに沿って配置することができる。これにより、監視対象領域Sとして選択できる場所の自由度が高くなると共に、広範囲に亘って安全且つ安定した列車42の運行を確保することができる。
以上、上記実施形態に係るカメラ装置、カメラシステム及びカメラ装置の制御方法について述べたが、本発明は記述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術思想に基づいて各種の変形および変更が可能である。
本実施形態では、制御部37は給電手段30に設けられているが、これに限らず、カメラ装置20に設けられてもよい。
また、センタ装置10は、カメラ装置20から送信された光(光信号)を受信する受光部14を備えるが、これに限らず、カメラ装置20から送信された撮像信号(電気信号)を受信する受信部を備えていてもよい。
また、外部電力は、電灯電源から供給されるが、これに限らず、電灯電源、鉄道信号電源、踏切設備電源或いは駅構内電源から供給されてもよい。また、外部電力は、列車軌道に設けられた電灯電源、鉄道信号電源、踏切設備電源及び駅構内電源の少なくとも1つから供給されてもよい。
また、カメラ装置20は、列車42の列車軌道を含む監視対象領域Sを撮像するが、カメラ装置20を駅構内に設置して、駅構内の所定区画を含む他の監視対象領域を撮像してもよい。本構成によれば、何らかの原因でカメラ装置20に外部電力が供給されなくなった場合でも、駅構内における監視対象領域の監視を継続的に行うことができる。
本実施形態では、合流部34の検出電圧Vが、所定電圧V1以下であり且つ所定電圧V2を超えるときに(V2<V≦V1)、制御部37が、監視対象領域Sの一部である区画S’を動画で撮像する(ステップS17)が、これに限られない。例えば、合流部34の検出電圧Vが、所定電圧V1以下であり且つ所定電圧V2を超えるときに、制御部37が、監視対象領域Sの全体を、通常モードよりも解像度の低い動画で撮像してもよい。
また、制御部は、通常モード(V1<V)において、夜間に監視対象領域Sを監視する場合には、監視対象領域Sの全体を昼間の撮像時よりも光感度の高い動画で撮像してもよい。これにより、監視対象領域Sの良好な暗部撮像を行うことができ、監視対象領域Sの監視精度を向上することができる。特に、カメラ装置20を、駅構内と外部区画との境界領域、踏切等に設置することにより、夜間に境界領域等の高精度な監視を行うことができ、安全性、防犯性を高めることが可能となる。
1 カメラシステム
2 伝送路
3 伝送路
10 センタ装置
11 DC電源
12 表示部
13 光源ユニット
14 受光部
20 カメラ装置
21 AC電源
22 撮像手段
23 送信手段
30 給電手段
31 入力部
32 受光部
33 蓄電部
34 合流部
35 逆流防止部
36 電圧検出部
37 制御部
38 スイッチ
41 建物
42 列車
43 線路
44 配線路
45 電灯
46 電線
L 列車軌道
S 監視対象領域
S’ 区画
S1 全体動画
S2 動画

Claims (5)

  1. 外部電力が供給される入力部と、伝送路を介してセンタ装置から送信された光を電力に変換する受光部と、を有する給電手段と、
    前記給電手段から供給される電力によって撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段により得られた撮像信号を、前記伝送路を介して前記センタ装置に送信する送信手段と、
    前記外部電力の供給の有無に基づいて前記撮像手段を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記外部電力が供給されているときに前記入力部からの当該外部電力によって監視対象領域の全体を動画で撮像し、前記外部電力が供給されていないときには前記受光部からの電力によって低消費電力モードで前記監視対象領域を撮像するように制御することを特徴とするカメラ装置。
  2. 前記低消費電力モードは、前記監視対象領域の一部を動画で撮像するように制御するモードであることを特徴とする、請求項1記載のカメラ装置。
  3. 前記給電手段は、前記入力部からの電力と前記受光部からの電力とを合流する合流部を更に有し、
    前記合流部の電圧に基づいて、前記外部電力の供給の有無を判断することを特徴とする、請求項1又は請求項2記載のカメラ装置。
  4. 前記制御部は、前記合流部の電圧が第1所定電圧よりも高いときに、前記入力部からの外部電力によって監視対象領域を撮像し、前記合流部の電圧が前記第1所定電圧以下であり且つ前記第1所定電圧よりも小さい値である第2所定電圧を超えるときに、前記受光部からの電力によって前記監視対象領域を撮像するように制御することを特徴とする、請求項3記載のカメラ装置。
  5. センタ装置と、伝送路を介して前記センタ装置に接続されたカメラ装置とを備えるカメラシステムであって、
    前記カメラ装置は、
    外部電力が供給される入力部と、前記伝送路を介して前記センタ装置から送出された光を電力に変換する受光部と、を有する給電手段と、
    前記給電手段から供給される電力によって撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段により得られた撮像信号を、前記伝送路を介して前記センタ装置に送信する送信手段と、
    前記外部電力が入力されているときに前記入力部からの外部電力によって監視対象領域の全体を動画で撮像し、外部電力が入力されていないときには前記受光部からの電力によって低消費電力モードで前記監視対象領域を撮像するように制御する制御部とを備え、
    前記センタ装置は、
    前記伝送路を介して前記カメラ装置に光を送出する光源ユニットと、
    前記カメラ装置から送信された前記撮像信号を受信する受信部とを備える、
    ことを特徴とするカメラシステム。
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