JP6168842B2 - 位置検出システム及び位置検出装置 - Google Patents

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Description

この発明は、磁性体を有する入力媒体と、当該入力媒体の位置を検出する位置検出装置とを備えた位置検出システム及び位置検出装置に関するものである。
従来から、タッチパネルの各方式(静電容量方式や接触抵抗方式、光入力方式等)による位置検出と、磁気センサによる位置検出とを併用したハイブリッドタッチパネルが知られている(例えば特許文献1参照)。この特許文献1に開示されたハイブリッドタッチパネルでは、タッチパネルの外枠に磁気センサを設けている。そして、磁石を内蔵したペンがタッチパネルに近づいた場合に、磁気センサにより当該磁石の磁気を検知し、磁気の強さからペンの3次元位置を検出している。
特開2010−277133号公報
しかしながら、特許文献1に開示されたハイブリッドタッチパネルでは、磁気センサの配置箇所や位置検出のための処理方法が不明であり、磁石を内蔵したペンの位置を正確に検出することができないという課題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、磁性体を有する入力媒体の位置を、磁気センサを用いて検出可能な位置検出システム及び位置検出装置を提供することを目的としている。
この発明に係る位置検出システムは、磁性体を有する入力媒体と、当該入力媒体の位置を検出する位置検出装置とを備え、位置検出装置は、所定の配置間隔で平面状に複数配置され、当該磁性体の磁気を検出する磁気センサと、磁気センサによる磁気検出結果を当該磁気センサの識別情報とともに磁気検出情報として取得する磁気検出情報取得部と、磁気検出情報取得部により取得された磁気検出情報に基づいて、入力媒体の位置を検出する位置検出部と、入力媒体が接触した場合に、当該接触した位置を検出するLCDタッチパネルと、位置検出部により検出された位置及びLCDタッチパネルにより検出された位置を比較する位置比較部と、位置比較部による比較結果に基づいて、LCDタッチパネルに対する操作の有効性判断を行う有効性判断部とを備えたものである。
この発明によれば、上記のように構成したので、磁性体を有する入力媒体の位置を、磁気センサを用いて検出可能となる。
この発明の実施の形態1に係る位置検出システムの構成を示す図であり、(a)上面図であり、(b)(a)のA−A線断面図である。 この発明の実施の形態1に係る位置検出装置の制御装置の構成を示す図である。 この発明の実施の形態1に係る位置検出装置による入力媒体の位置検出を説明する図である。 この発明の実施の形態2に係る位置検出システムの構成を示す図である。 この発明の実施の形態2に係る位置検出装置による入力媒体の位置検出を説明する図である。 この発明の実施の形態3に係る位置検出システムの構成を示す図である。 この発明の実施の形態3に係る位置検出装置の制御装置の構成を示す図である。 この発明の実施の形態3に係る位置検出装置による入力媒体の回転検出を説明する図であり、(a)入力媒体の回転に伴う磁気検出を行う磁気センサの遷移を示す図であり、(b)はその際のセンサ出力を示す図である。 この発明の実施の形態4に係る位置検出システムの構成を示す図である。 この発明の実施の形態4に係る位置検出装置による入力媒体の回転検出を説明する図であり、(a)入力媒体の回転に伴う磁気検出を行う磁気センサの遷移を示す図であり、(b)はその際のセンサ出力を示す図である。 この発明の実施の形態5に係る位置検出システムの構成を示す図である。 この発明の実施の形態5に係る位置検出装置の制御装置の構成を示す図である。 この発明の実施の形態5に係る位置検出装置による入力媒体の傾き検出を説明する図である。 この発明の実施の形態6に係る位置検出システムの構成を示す図である。 この発明の実施の形態6に係る位置検出装置による入力媒体の回転検出を説明する図である。 この発明の実施の形態7に係る位置検出システムの構成を示す図である。 この発明の実施の形態7に係る位置検出装置の制御装置の構成を示す図である。 この発明の実施の形態7に係る位置検出装置による有効性判断動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態8におけるペンの構成と磁気センサの配置間隔との関係を示す図であり、(a)2種類のペンの構成を示す図であり、(b)磁気センサの配置間隔を示す図である。 この発明の実施の形態8におけるペンを用いたユーザ識別方法を説明する図である。 この発明の実施の形態9に係る位置検出システムの動作を説明する図であり、(a)ペンを横にした状態を示す図であり、(b)ペンの一端を起こすように傾けた状態を示す図であり、(c)ペンを状態1から状態2に変化させた場合における磁気センサS1での磁気検出量の変化を示す図である。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係る位置検出システムの構成を示す図であり、図2は制御装置7の構成を示す図である。なお、図1(a)では位置検出装置3からパネル6を取り除いた状態を示している。また、図1(b)は図1(a)のA−A線断面図である。
位置検出システムは、図1に示すように、磁性体1を有する入力媒体2と、この入力媒体2の位置を検出する位置検出装置3とから構成されている。なお図1では、入力媒体2として、棒状の磁性体1(以下、磁性体バー1aと称す)が内蔵されたペン2aを用いた場合を示している。また、位置検出装置3は、センサ配置基板4、複数の磁気センサ5、パネル6及び制御装置7から構成されている。
センサ配置基板4は、各磁気センサ5を配置するための基板である。
磁気センサ5は、センサ配置基板4に所定間隔で配置され、磁性体1の磁気を検出して当該磁気の強度に応じた信号を出力するものである。ここで、磁気センサ5により検出される磁気の強度は、磁性体1が離れている場合には弱く、近づくにつれて強くなる。なお図1では、磁気センサ5として単極性のセンサを用い、一定間隔でアレイ状に配置された場合を示している。
パネル6は、センサ配置基板4上に配置され、所定の画面を表示するディスプレイ機能を有するものである。
制御装置7は、パネル6に対する画面表示制御や、磁気センサ5による磁気検出結果に基づく入力媒体2の位置検出等を行うものである。この制御装置7は、入力媒体2の位置検出を行うための構成として、図2に示すように、センサ情報記憶部701、磁気検出情報取得部702及び位置検出部703を有している。
センサ情報記憶部701は、磁気センサ5の位置を示す位置情報及び当該磁気センサ5を識別するための識別情報を対応付けたセンサ情報を記憶するものである。
磁気検出情報取得部702は、磁気センサ5による磁気検出結果(磁気の強度)を、当該磁気センサ5の識別情報とともに磁気検出情報として取得するものである。
位置検出部703は、センサ情報記憶部701に記憶されたセンサ情報及び磁気検出情報取得部702により取得された磁気検出情報に基づいて、磁気を検出した磁気センサ5の位置及び当該磁気の強度から、入力媒体2の位置(3次元位置)を検出するものである。
次に、上記のように構成された位置検出装置3による入力媒体2の位置検出について、図1,3を参照しながら説明する。なお図3では、各磁気センサ5に番号S1〜S12を付している。
ここで、ペン2aに内蔵された磁性体バー1aが図3の中央に示す箇所に位置する場合、磁気センサS6により磁性体バー1aの磁気が検出され、当該磁気の強度に応じた信号が出力される。この信号は制御装置7の磁気検出情報取得部702に出力され、磁気の強度情報と磁気センサS6の識別情報とを含む磁気検出情報として取得される。そして、位置検出部703は、この磁気検出情報及びセンサ情報記憶部701に記憶されたセンサ情報に基づいて、磁気センサS6の位置及び検出された磁気の強度から、ペン2aの位置を検出する。
そして、ペン2aを図3の中央から上下左右のいずれかの方向に移動させると、磁気検出を行う磁気センサ5が、磁気センサS6から別の磁気センサ5に遷移する。よって、位置検出装置3では、この磁気検出を行う磁気センサ5の遷移からペン2aの位置の変化を検出することができる。
以上のように、この実施の形態1によれば、所定間隔で平面状に複数配置された磁気センサ5を用いて入力媒体2が有する磁性体1の磁気を検出するように構成したので、入力媒体2の位置を正確に検出することが可能となる。また、複数の磁気センサ5を所定間隔で配置する構成であるため、従来のタッチパネルを用いた装置に対して、安価かつ簡易に位置検出装置3を構成することが可能となる。
実施の形態2.
実施の形態1では、磁気センサ5として単極性のセンサを用いた場合について示した。それに対して、実施の形態2では、磁気センサ5として両極性のセンサを用いた場合について示す。
図4はこの発明の実施の形態2に係る位置検出システムの構成を示す図である。図4に示す実施の形態2に係る位置検出システムは、図1に示す実施の形態1に係る位置検出システムの磁気センサ5を単極性のセンサから両極性のセンサに変更したものである。また図4では、入力媒体2として、手首に略U字型の磁性体1(以下、磁性体リストバンド1bと称す)を嵌めたユーザの指2bを用いた場合を示している。
次に、実施の形態2に係る位置検出装置3による入力媒体2の位置検出について、図4,5を参照しながら説明する。なお図5では、各磁気センサ5に番号S1〜S12を付している。
ここで、ユーザに嵌められた磁性体リストバンド1bが図5の中央に示す箇所に位置する場合、磁気センサS6により磁性体リストバンド1bの磁気(S極)が検出され、磁気センサS7により磁気(N極)が検出され、それぞれ磁気の強度に応じた信号が出力される。この信号は制御装置7の磁気検出情報取得部702に出力され、磁気の強度情報と磁気センサS6,S7の識別情報とを含む磁気検出情報として取得される。そして、位置検出部703は、この磁気検出情報及びセンサ情報記憶部701に記憶されたセンサ情報に基づいて、磁気センサS6,S7の位置及び当該磁気の強度から、指2bの位置を検出する。
そして、指2bを図5の中央から上下左右のいずれかの方向に移動させると、磁気検出を行う磁気センサ5が、磁気センサS6,S7から別の磁気センサ5に遷移する。よって、位置検出装置3では、この磁気検出を行う磁気センサ5の遷移から指2bの位置の変化を検出することができる。
ここで、両極性の磁気センサ5を用いることで、単極性の磁気センサ5を用いた場合に対し、入力媒体2の位置検出の誤認識を低減させることができる。すなわち、単極性の磁気センサ5を用いた場合には、登録ユーザが有する磁性体1が位置検出装置3に近づいた場合と、それ以外の磁性体が位置検出装置3に近づいた場合とで、磁気検出を行う磁気センサ5のパターンに違いがないため、その違いを判別することができない。それに対し、両極性の磁気センサ5を用いた場合には、磁性体1とそれ以外の磁性体の形状・寸法の違いに応じて、S極とN極を検出する磁気センサ5のパターンが異なるため、違いを判別することができる。
また、両極性の磁気センサ5を用いることで、複数ユーザを識別することが可能となる。すなわち、図5では隣り合う磁気センサ5が磁性体1のS極・N極を検出する場合を示したが、磁性体1の形状・寸法をユーザ毎に変えて、磁気検出を行う磁気センサ5のパターンをユーザ毎に変える。そして、制御装置7では、予め、磁気検出を行う磁気センサ5のパターン情報と、ユーザの識別情報とを対応付けて記憶しておく。これにより、複数ユーザを識別することが可能となる。
以上のように、この実施の形態2によれば、磁気センサ5として両極性のセンサを用いることで、実施の形態1に対し、入力媒体2の位置検出の信頼性を向上させることができる。
なお、実施の形態1,2では、制御装置7がセンサ情報記憶部701を有しているとして説明を行った。しかしながら、磁気センサ5の検出結果とともに磁気を検出した磁気センサ5の位置情報を磁気センサ5から直接取得可能な場合には、センサ情報記憶部701は不要である。
実施の形態3.
実施の形態3では、実施の形態1における磁気センサ5を用いて、図6に示すように、入力媒体2の回転を検出する方法について示す。図6に示す実施の形態3に係る位置検出システムは、図1に示す実施の形態1に係る位置検出システムの制御装置7を制御装置7bに変更したものである。その他の構成は同様であり、同一の符号を付してその説明を省略する。なおこの場合、入力媒体2は、磁性体1の少なくとも一方の極が位置検出装置3の主面に略水平な面に対して円を描くように回転される。
制御装置7bは、実施の形態1における制御装置7の機能に加えて、磁気を検出した磁気センサ5の遷移から入力媒体2の回転を検出し、当該回転に応じた操作を実施するものである。
この制御装置7bは、図7に示すように、実施の形態1における制御装置7に、磁気検出情報記憶部704、回転検出部705及び回転操作制御部706を追加したものである。その他の構成は同様であり、同一の符号を付してその説明を省略する。
磁気検出情報記憶部704は、磁気検出情報取得部702により取得された磁気検出情報を時系列に記憶するものである。
回転検出部705は、センサ情報記憶部701に記憶されたセンサ情報及び磁気検出情報記憶部704に時系列に記憶された磁気検出情報に基づいて、磁気を検出した磁気センサ5の遷移から、入力媒体2の回転を検出するものである。
回転操作制御部706は、回転検出部705により入力媒体2の回転が検出された場合に、当該回転に応じた操作を実施するものである。なお入力媒体2の回転に応じた操作としては、例えば、位置検出装置3が車両のナビゲーションシステムに適用される場合には、車両のエンジンキー動作等が挙げられる。
次に、実施の形態3に係る位置検出装置3による入力媒体2の回転検出について、図6,8を参照しながら説明する。ここで、図8(a)はペン2a(磁性体バー1a)の回転に伴う磁気検出を行う磁気センサ5の遷移を示す図であり、図8(b)はその際のセンサ出力を示す図である。なお図8では、各磁気センサ5に番号S1〜S4を付している。また図6では、ユーザは、ペン2aの先端を支点にして、根元側を位置検出装置3の主面に略水平な面に対して円を描くように回転させている。また、図8では、例として、デジタル出力による磁気検出結果を示しているが、アナログ出力であってもよい。
ここで、ペン2aに内蔵された磁性体バー1aが図8(a)の状態1に示す向きである場合、磁気センサS3により磁性体バー1aの磁気(S極)が検出され、この磁気の強度に応じた信号が出力される(図8(b)参照)。この信号は制御装置7の磁気検出情報取得部702に出力され、磁気の強度情報と磁気センサS3の識別情報とを含む磁気検出情報として取得される。そして、この磁気検出情報は磁気検出情報記憶部704に記憶される。
次に、図8(a)の状態1から状態2〜4に示すように、ペン2aを右回転させる。すると、まず状態2において、磁気センサS1により磁気(S極)が検出される。次に、状態3において、磁気センサS2により磁気(S極)が検出される。次に、状態4において、磁気センサS4により磁気(S極)が検出される。そして、これらの磁気検出情報が磁気検出情報記憶部704に時系列に記憶される。
このように、ペン2aが回転すると磁気検出を行う磁気センサ5が状態1〜4に示すように遷移する。よって、回転検出部705では、磁気検出情報及びセンサ情報記憶部701に記憶されたセンサ情報に基づいて、磁気を検出した磁気センサ5の遷移からペン2aの右回転を検出することができる。そして、回転操作制御部706は、この回転に応じた操作を実施する。なお、ペン2aを左回転させた場合も同様に、磁気検出を行う磁気センサ5が状態4〜1の順に遷移する。よって、回転検出部705は、ペン2aの左回転を検出することができる。
以上のように、この実施の形態3によれば、所定間隔で平面状に複数配置された磁気センサ5を用いて、磁性体1を有する入力媒体2の回転を検出するように構成したので、回転動作を入力情報に対応付けることができ、入力情報を増やすことができる。
実施の形態4.
実施の形態3では、磁気センサ5として単極性のセンサを用いた場合について示した。それに対して、実施の形態4では、磁気センサ5として両極性のセンサを用いた場合について示す。
図9はこの発明の実施の形態2に係る位置検出システムの構成を示す図である。図9に示す実施の形態4に係る位置検出システムは、図6に示す実施の形態2に係る位置検出システムの磁気センサ5を単極性のセンサから両極性のセンサに変更したものである。また、図9では、入力媒体2として、手首に略U字型の磁性体リストバンド1bを嵌めたユーザの指2bを用いた場合を示している。
次に、実施の形態4に係る位置検出装置3による入力媒体2の回転検出について、図9,10を参照しながら説明する。ここで、図10(a)は指2b(磁性体リストバンド1b)の回転に伴う磁気検出を行う磁気センサ5の遷移を示す図であり、図10(b)はその際のセンサ出力を示す図である。なお図10では、各磁気センサ5に番号S1〜S4を付している。また図9では、ユーザは、指2bを軸心周りに回転させている。また、図10では、例として、デジタル出力による磁気検出結果を示しているが、アナログ出力であってもよい。
ここで、ユーザに嵌められた磁性体リストバンド1bが図10(a)の状態1に示す向きである場合、磁気センサS3により磁性体リストバンド1bの磁気(S極)が検出され、磁気センサS4により磁気(N極)が検出され、それぞれ磁気の強度に応じた信号が出力される(図10(b)参照)。この信号は制御装置7の磁気検出情報取得部702に出力され、磁気の強度情報と磁気センサS3,S4を示す情報を含む磁気検出情報として取得される。そして、この磁気検出情報は磁気検出情報記憶部704に記憶される。
次に、図10(a)の状態1から状態2〜4に示すように、指2bを右回転させる。すると、まず状態2において、磁気センサS1によりS極が検出され、磁気センサS3によりN極が検出される。次に、状態3において、磁気センサS2によりS極が検出され、磁気センサS1によりN極が検出される。次に、状態4において、磁気センサS4によりS極が検出され、磁気センサS2によりN極が検出される。そして、これらの磁気検出情報が磁気検出情報記憶部704に記憶される。
このように、指2bが回転すると磁気検出を行う磁気センサ5が状態1〜4に示すように遷移する。よって、回転検出部705では、磁気検出情報及びセンサ情報記憶部701に記憶されたセンサ情報に基づいて、磁気を検出した磁気センサ5の遷移から指2bの右回転を検出することができる。そして、回転操作制御部706は、この回転に応じた操作を実施する。なお、指2bを左回転させた場合も同様に、磁気検出を行う磁気センサ5が状態4〜1の順に遷移する。よって、回転検出部705は、指2bの左回転を検出することができる。
また、両極性の磁気センサ5を用いることで、単極性の磁気センサ5を用いた場合に対し、入力媒体2の回転検出の誤認識を低減させることができる。
以上のように、この実施の形態4によれば、磁気センサ5として両極性のセンサを用いることで、実施の形態3に対し、入力媒体2の回転検出の信頼性を向上させることができる。
なお、実施の形態3,4では、制御装置7bが回転操作制御部706を有しているとして説明を行ったが、位置検出装置3の外部に回転操作制御部706を設けるようにしてもよい。
実施の形態5.
実施の形態5では、実施の形態1における磁気センサ5を用いて、図11に示すように、入力媒体2の傾きを検出する方法について示す。図11に示す実施の形態5に係る位置検出システムは、図1に示す実施の形態1に係る位置検出システムの制御装置7を制御装置7cに変更したものである。その他の構成は同様であり、同一の符号を付してその説明を省略する。なおこの場合、入力媒体2は、磁性体1の少なくとも一方の極が位置検出装置3に近づくように所定位置から傾けられる。
制御装置7cは、実施の形態1における制御装置7の機能に加えて、磁気を検出した磁気センサ5の遷移及び当該磁気の強度から入力媒体2の傾きを検出し、当該傾きに応じた操作を実施するものである。
この制御装置7cは、図12に示すように、実施の形態1における制御装置7に、磁気検出情報記憶部704、傾き検出部707及び傾き操作制御部708を追加したものである。その他の構成は同様であり、同一の符号を付してその説明を省略する。
磁気検出情報記憶部704は、磁気検出情報取得部702により取得された磁気検出情報を時系列に記憶するものである。
傾き検出部707は、センサ情報記憶部701に記憶されたセンサ情報及び磁気検出情報記憶部704に時系列に記憶された磁気検出情報に基づいて、磁気を検出した磁気センサ5の遷移及び当該磁気の強度から、入力媒体2の傾きを検出するものである。
傾き操作制御部708は、傾き検出部707により入力媒体2の傾きが検出された場合に、当該傾きに応じた操作を実施するものである。なお入力媒体2の傾きに応じた操作としては、例えば、画面スクロールを入力媒体2の傾きに応じた速度で実施する等の動作が挙げられる。
次に、実施の形態5に係る位置検出装置3による入力媒体2の傾き検出について、図11,13を参照しながら説明する。なお図13では、各磁気センサ5に番号S1〜S12を付している。また図11では、ユーザは、ペン2aの先端を支点にして、根元側を位置検出装置3に近づけるように傾けている。
ここで、ペン2aに内蔵された磁性体バー1aが図13の中央に示す箇所に位置する場合、磁気センサS6により磁性体バー1aの磁気(S極)が検出され、この磁気の強度に応じた信号が出力される。この信号は制御装置7の磁気検出情報取得部702に出力され、磁気の強度情報と磁気センサS6の識別情報とを含む磁気検出情報として取得される。そして、この磁気検出情報は磁気検出情報記憶部704に記憶される。
次に、ペン2aを図13の中央から上下左右のいずれかの方向に傾けると、磁気検出を行う磁気センサ5が、磁気センサS6から別の磁気センサ5に遷移する。また、ペン2aの先端を支点にして根元側を傾けることで磁性体1が磁気センサ5に近づくため、この磁気センサ5により検出される磁気の強度が前段の磁気検出結果(磁気センサS6で検出された磁気の強度)に対して強くなる。そして、磁気検出情報が磁気検出情報記憶部704に時系列に記憶される。
このように、ペン2aが傾くと磁気検出を行う磁気センサ5が遷移し、また、その際の磁気強度が変化する。よって、傾き検出部707では、磁気検出情報及びセンサ情報記憶部701に記憶されたセンサ情報に基づいて、磁気を検出した磁気センサ5の遷移及び当該磁気の強度からペン2aの傾きを検出することができる。そして、傾き操作制御部708は、この傾きに応じた操作を実施する。
以上のように、この実施の形態5によれば、所定間隔で平面状に複数配置された磁気センサ5を用いて、磁性体1を有する入力媒体2の傾きを検出するように構成したので、傾き動作を入力情報に対応付けることができ、入力情報を増やすことができる。
実施の形態6.
実施の形態5では、磁気センサ5として単極性のセンサを用いた場合について示した。それに対して、実施の形態6では、磁気センサ5として両極性のセンサを用いた場合について示す。
図14はこの発明の実施の形態6に係る位置検出システムの構成を示す図である。図14に示す実施の形態6に係る位置検出システムは、図11に示す実施の形態5に係る位置検出システムの磁気センサ5を単極性のセンサから両極性のセンサに変更したものである。また、図14では、入力媒体2として、手首に略U字型の磁性体リストバンド1bを嵌めたユーザの指2bを用いた場合を示している。
次に、実施の形態6に係る位置検出装置3による入力媒体2の傾き検出について、図14,15を参照しながら説明する。なお図15では、各磁気センサ5に番号S1〜S12を付している。また図14では、ユーザは、指2bを、先端を支点にして位置検出装置3に近づけるように傾けている。
ここで、ユーザに嵌められた磁性体リストバンド1bが図15(a)の中央に示す箇所に位置する場合、磁気センサS6により磁性体リストバンド1bの磁気(S極)が検出され、磁気センサS7により磁気(N極)が検出され、それぞれ磁気の強度に応じた信号が出力される。この信号は制御装置7の磁気検出情報取得部702に出力され、磁気の強度情報と磁気センサS6,S7を示す情報を含む磁気検出情報として取得される。そして、この磁気検出情報は磁気検出情報記憶部704に記憶される。
次に、指2bを図15の中央から上下左右のいずれかの方向に傾けると、磁気検出を行う磁気センサ5が、磁気センサS6,S7から別の磁気センサ5に遷移する。また、指2bの先端を支点にして傾けることで磁性体1が磁気センサ5に近づくため、磁気センサ5により検出される磁気の強度が前段の磁気検出結果(磁気センサS6,S7)で検出された磁気の強度)に対して強くなる。そして、磁気検出情報は磁気検出情報記憶部704に時系列に記憶される。
このように、指2bが傾くと磁気検出を行う磁気センサ5が遷移し、また、その際の磁気強度が変化する。よって、傾き検出部707では、磁気検出情報及びセンサ情報記憶部701に記憶されたセンサ情報に基づいて、磁気を検出した磁気センサ5の遷移及び当該磁気の強度から指2bの傾きを検出することができる。そして、傾き操作制御部708は、この傾きに応じた操作を実施する。
また、両極性の磁気センサ5を用いることで、単極性の磁気センサ5を用いた場合に対し、入力媒体2の傾き検出の誤認識を低減させることができる。
以上のように、この実施の形態6によれば、磁気センサ5として両極性のセンサを用いることで、実施の形態5に対し、入力媒体2の傾き検出の信頼性を向上させることができる。
なお、実施の形態5,6では、制御装置7cが傾き操作制御部708を有しているとして説明を行ったが、位置検出装置3の外部に傾き操作制御部708を設けるようにしてもよい。
実施の形態7.
実施の形態7では、実施の形態1における磁気センサ5を用いた入力媒体2の位置検出に加え、LCD(Liquid Crystal Display)タッチパネル6bを用いた位置検出を併用した場合について示す。
図16はこの発明の実施の形態7に係る位置検出システムの構成を示す図である。図16に示す実施の形態7に係る位置検出システムは、図1に示す実施の形態1に係る位置検出システムのパネル6をLCDタッチパネル6bに変更し、制御装置7を制御装置7dに変更したものである。その他の構成は同様であり、同一の符号を付してその説明を省略する。
LCDタッチパネル6bは、所定の画面を表示するディスプレイ機能と、画面に触れた入力媒体2の位置を検出する機能とを有するタッチパネルである。このLCDタッチパネル6bによる位置検出としては、例えば、静電容量方式や光学入力方式、超音波入力方式、接触抵抗入力方式等があるが、いずれの方式であっても構わない。
制御装置7dは、実施の形態1における制御装置7の機能に加えて、磁気センサ5を用いて得られた入力媒体2の位置と、LCDタッチパネル6bを用いて得られた入力媒体2の位置とを比較することで、LCDタッチパネル6bに対する操作の有効性を判断するものである。
この制御装置7dは、図17に示すように、実施の形態1における制御装置7に、位置比較部709及び有効性判断部710を追加したものである。その他の構成は同様であり、同一の符号を付してその説明を省略する。
位置比較部709は、位置検出部703により検出された磁気センサ5に基づく入力媒体2の位置と、LCDタッチパネル6bにより検出された入力媒体2の位置とを比較するものである。
有効性判断部710は、位置比較部709による比較結果に基づいて、LCDタッチパネル6bに対する操作の有効性を判断するものである。ここで、有効性判断部710は、磁気センサ5を用いて得られた入力媒体2の位置とLCDタッチパネル6bを用いて得られた入力媒体2の位置とが近傍(所定の距離以内)であると判断された場合には、LCDタッチパネル6bに対する操作を有効であると判断する。一方、位置比較部709により磁気センサ5を用いて得られた入力媒体2の位置とLCDタッチパネル6bを用いて得られた入力媒体2の位置とが所定距離より離れていると判断された場合には、LCDタッチパネル6bに対する操作は無効であると判断する。
次に、上記のように構成された位置検出装置3による有効性判断動作について、図18を参照しながら説明する。
位置検出装置3による有効性判断動作では、まず、LCDタッチパネル6bの位置検出機能をON状態にし、磁気センサ5をON状態にする(ステップST1801,1802)。その後、ユーザは、磁性体1を有する入力媒体2(ペン2aや指2b等)を用いてLCDタッチパネル6b上の所定箇所をタッチする。これにより、当該箇所に位置する磁気センサ5では磁性体1の磁気を検出し、また、LCDタッチパネル6bでは入力媒体2が接触することでその位置を検出する。
次いで、磁気検出情報取得部702は、磁気センサ5による磁気検出結果(磁気の強度)を、当該磁気センサ5の識別情報とともに磁気検出情報として取得する(ステップST1803)。
次いで、位置検出部703は、センサ情報記憶部701に記憶されたセンサ情報及び磁気検出情報取得部702により取得された磁気検出情報に基づいて、磁気を検出した磁気センサ5及び当該磁気の強度から、入力媒体2の位置を検出する(ステップST1804)。
次いで、位置比較部709は、位置検出部703により検出された入力媒体2の位置と、LCDタッチパネル6bにより検出された入力媒体2の位置とを比較し、両者の位置が近傍(所定の距離以内)であるかを判断する(ステップST1805)。
このステップST1805において、位置比較部709が、磁気センサ5を用いて得られた入力媒体2の位置とLCDタッチパネル6bを用いて得られた入力媒体2の位置とが近傍(所定の距離以内)であると判断した場合には、有効性判断部710は、LCDタッチパネル6bに対する操作を有効であると判断する(ステップST1806)。すなわち、LCDタッチパネル6bに対する操作が、磁性体1を有する登録ユーザによるものであると判断する。
一方、ステップST1805において、位置比較部709が、磁気センサ5を用いて得られた入力媒体2の位置とLCDタッチパネル6bを用いて得られた入力媒体2の位置とが所定距離より離れていると判断した場合には、有効性判断部710は、LCDタッチパネル6bに対する操作を無効であると判断する(ステップST1807)。すなわち、LCDタッチパネル6bに対する操作が、磁性体1を有する登録ユーザによるものではないと判断する。これにより、登録ユーザ以外の外部入力を禁止することが可能となる。
以上のように、この実施の形態7によれば、磁気センサ5を用いた入力媒体2の位置検出に加え、LCDタッチパネル6bを用いた位置検出を併用するように構成したので、特定の磁性体1を有する登録ユーザのみの操作を有効にし、複数のユーザによる意図しない操作の防止や、フェールセーフとして利用できる装置を得ることができる。
なお上記では、実施の形態1に係る位置検出装置3にLCDタッチパネル6bによる位置検出機能を併用させた場合について示したが、実施の形態2〜6に係る位置検出装置3に対しても同様に適用可能である。
特に、実施の形態5,6に係る位置検出装置3における傾き検出機能に、LCDタッチパネル6bによる位置検出機能を併用させた場合には、傾き検出を行う際に磁気の強度を考慮する必要がなくなる。すなわち、ユーザが入力媒体2を傾ける場合には、通常、入力媒体2の先端をLCDタッチパネル6b上に接触させた状態で根元側を傾けるように動作させる。そのため、LCDタッチパネル6bを用いて得られた入力媒体2の位置が一定のまま、磁気検出を行う磁気センサ5のみが遷移した場合には、入力媒体2が傾いたと判断することができる。
また上記では、磁気センサ5による位置検出機能とLCDタッチパネル6bによる位置検出機能とを有する一体構成の位置検出装置3について示した。しかしながら、磁気センサ5による位置検出機能のみを有するシート状の位置検出装置3を作成し、既存のタッチパネルに取り付けるようにしてもよい。
実施の形態8.
実施の形態1,3,5,7では、ペン2aに磁性体バー1aが一つ含まれる場合について示したが、実施の形態8では、複数個の磁性体バー1aが含まれたペン2aを複数種類用いて、ユーザ識別を行う方法について示す。
図19はこの発明の実施の形態8におけるペン2aの構成と磁気センサ5の配置間隔との関係を示す図であり、(a)2種類のペン2aの構成を示す図であり、(b)磁気センサ5の配置間隔を示す図である。
図19(a)に示すように、実施の形態8におけるペン2aには複数個の磁性体バー1aが含まれている。なお、ペン2a内における隣接する磁性体バー1aは、対向する磁極が異極となるようにして配置されている。そして、図19(b)に示すように、磁気センサ5の配置間隔をlとした場合、ペン2a内の磁性体バー1aの配置間隔をlの整数倍とする。例えば、図19(a)の上段のペン2aでは磁性体バー1aを間隔lで配置し、下段のペン2aでは磁性体バー1aを間隔2lで配置している。
そして、上記のように磁性体バー1aの配置間隔を変えて作製したペン2aを用いてユーザ識別を行う場合には、図20に示すように、ペン2aを横にして位置検出装置3上に載置する。この際、ペン2aごとに、磁性体バー1aの配置間隔の違いによって、磁気を検出する磁気センサ5が変わるため、個体差判別(ユーザ識別)が可能となる。
なお、磁性体バー1aを間隔lで配置した場合にペン2aに含まれる磁性体バー1aの数をnとし、ペン2a内の両端の磁性体バー1a間の間隔をmとした場合、固定識別可能なペン2aの作製数αは、α=(m/2)−1=(nl/2)−1である。
以上のように、この実施の形態8によれば、磁気センサ5の配置間隔lの整数倍の間隔で配置された複数個の磁性体バー1aが含まれたペン2aを複数種類用いることで、ユーザ識別が可能となる。
実施の形態9.
実施の形態9では、複数個の磁性体バー1aが含まれたペン2aを用いて、モーメントを利用してペン2aの空間位置を検出する方法について示す。図21はこの発明の実施の形態9に係る位置検出システムの動作を説明する図であり、(a)ペン2aを横にした状態を示す図であり、(b)ペン2aの一端を起こすように傾けた状態を示す図であり、(c)ペン2aを状態1から状態2に変化させた場合における磁気センサS1での磁気検出量の変化を示す図である。なお位置検出装置3の構成は図1に示す構成と同様であり、その説明を省略する。なお、磁気センサ5は磁気をアナログ量で検出可能なセンサとする。
ここで、ペン2aに内蔵された各磁性体バー1aが図21(a)に示す箇所に位置する場合、それぞれ近傍の磁気センサ5により磁性体バー1aの磁気が検出され、当該磁気の強度に応じた信号が出力される。この信号は制御装置7の磁気検出情報取得部702に出力され、磁気の強度情報と磁気センサ5の識別情報とを含む磁気検出情報として取得される。そして、位置検出部703は、この磁気検出情報及びセンサ情報記憶部701に記憶されたセンサ情報に基づいて、各磁気センサ5の位置及び検出された磁気の強度から、ペン2aの空間位置を検出する。
そして、図21(b)に示すように、ペン2aの一端を起こすように傾けて状態1から状態2に遷移させると、各磁気センサ5による磁気検出量が変化する。例えば磁気センサS1では、図21(c)に示すように磁気検出量が変化する。よって、位置検出装置3では、各磁気センサ5の磁気検出量の変化からペン2aの空間位置の変化を検出することができる。
以上のように、この実施の形態9によれば、複数個の磁性体バー1aが含まれたペン2aを用いることで、モーメントを利用してペン2aの空間位置を検出することが可能となる。
また、実施の形態1〜9では、ペン2aに磁性体バー1aを内蔵したり、ユーザの手首に磁性体リストバンド1bを嵌める場合を例に説明を行った。しかしながら、磁性体1が入力媒体2に付随していればよく、例えば、入力媒体2である指2bの先に磁性体指バンドを嵌めるようにしてもよいし、磁性体1が内蔵された時計や手袋等を用いるようにしてもよい。
また、実施の形態1〜9では、磁気センサ5をアレイ状に配置した場合について示した。しかしながら、これに限るものではなく、磁気センサ5が平面状に複数配置されていればよく、例えば同心円状に配置してもよい。
また、本願発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
1 磁性体、1a 磁性体バー、1b 磁性体リストバンド、2 入力媒体、2a ペン、2b 指、3 位置検出装置、4 センサ配置基板、5 磁気センサ、6 パネル、6b LCDタッチパネル、7,7b,7c,7d 制御装置、701 センサ情報記憶部、702 磁気検出情報取得部、703 位置検出部、704 磁気検出情報記憶部、705 回転検出部、706 回転操作制御部、707 傾き検出部、708 傾き操作制御部、709 位置比較部、710 有効性判断部。

Claims (10)

  1. 磁性体を有する入力媒体と、当該入力媒体の位置を検出する位置検出装置とを備えた位置検出システムであって、
    前記位置検出装置は、
    所定の配置間隔で平面状に複数配置され、当該磁性体の磁気を検出する磁気センサと、
    前記磁気センサによる磁気検出結果を当該磁気センサの識別情報とともに磁気検出情報として取得する磁気検出情報取得部と、
    前記磁気検出情報取得部により取得された磁気検出情報に基づいて、前記入力媒体の位置を検出する位置検出部と
    前記入力媒体が接触した場合に、当該接触した位置を検出するLCDタッチパネルと、
    前記位置検出部により検出された位置及び前記LCDタッチパネルにより検出された位置を比較する位置比較部と、
    前記位置比較部による比較結果に基づいて、前記LCDタッチパネルに対する操作の有効性判断を行う有効性判断部とを備えた
    ことを特徴とする位置検出システム。
  2. 前記位置検出装置は、
    前記磁気検出情報取得部により取得された磁気検出情報を時系列に記憶する磁気検出情報記憶部と、
    前記磁気検出情報記憶部に記憶された時系列の磁気検出情報に基づいて、磁気を検出した前記磁気センサの遷移から、前記入力媒体の回転を検出する回転検出部とを備えた
    ことを特徴とする請求項1記載の位置検出システム。
  3. 前記位置検出装置は、
    前記回転検出部により入力媒体の回転が検出された場合に、当該回転に応じた操作を実行する回転操作制御部を備えた
    ことを特徴とする請求項2記載の位置検出システム。
  4. 前記位置検出装置は、
    前記磁気検出情報取得部により取得された磁気検出情報を時系列に記憶する磁気検出情報記憶部と、
    前記磁気検出情報記憶部に記憶された時系列の磁気検出情報に基づいて、磁気を検出した磁気センサの遷移及び当該磁気の強さから、前記入力媒体の傾きを検出する傾き検出部とを備えた
    ことを特徴とする請求項1記載の位置検出システム。
  5. 前記位置検出装置は、
    前記傾き検出部により入力媒体の傾きが検出された場合に、当該傾きに応じた操作を実行する傾き操作制御部を備えた
    ことを特徴とする請求項4記載の位置検出システム。
  6. 前記位置検出装置は、
    記磁気検出情報取得部により取得された磁気検出情報を時系列に記憶する磁気検出情報記憶部と、
    前記LCDタッチパネルにより検出された位置及び前記磁気検出情報記憶部に記憶された時系列の磁気検出情報に基づく磁気を検出した磁気センサの遷移から、前記入力媒体の傾きを検出する傾き検出部とを備えた
    ことを特徴とする請求項1記載の位置検出システム。
  7. 前記位置検出装置は、
    前記傾き検出部により入力媒体の傾きが検出された場合に、当該傾きに応じた操作を実行する傾き操作制御部を備えた
    ことを特徴とする請求項記載の位置検出システム。
  8. 前記磁気センサは、単極性のセンサである
    ことを特徴とする請求項1から請求項のうちのいずれか1項記載の位置検出システム。
  9. 前記磁気センサは、両極性のセンサである
    ことを特徴とする請求項1から請求項のうちのいずれか1項記載の位置検出システム。
  10. 磁性体を有する入力媒体の位置を検出する位置検出装置であって、
    所定の配置間隔で平面状に複数配置され、当該磁性体の磁気を検出する磁気センサと、
    前記磁気センサによる磁気検出結果を当該磁気センサの識別情報とともに磁気検出情報として取得する磁気検出情報取得部と、
    前記磁気検出情報取得部により取得された磁気検出情報に基づいて、前記入力媒体の位置を検出する位置検出部と
    前記入力媒体が接触した場合に、当該接触した位置を検出するLCDタッチパネルと、
    前記位置検出部により検出された位置及び前記LCDタッチパネルにより検出された位置を比較する位置比較部と、
    前記位置比較部による比較結果に基づいて、前記LCDタッチパネルに対する操作の有効性判断を行う有効性判断部と
    を備えたことを特徴とする位置検出装置。
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