JP6168260B1 - コンテンツ配信装置及びコンテンツ配信方法 - Google Patents

コンテンツ配信装置及びコンテンツ配信方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6168260B1
JP6168260B1 JP2017512855A JP2017512855A JP6168260B1 JP 6168260 B1 JP6168260 B1 JP 6168260B1 JP 2017512855 A JP2017512855 A JP 2017512855A JP 2017512855 A JP2017512855 A JP 2017512855A JP 6168260 B1 JP6168260 B1 JP 6168260B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
client terminal
content
resume
reading
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2017512855A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2018033969A1 (ja
Inventor
慎司 前田
慎司 前田
幸典 遠藤
幸典 遠藤
利治 相浦
利治 相浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Application granted granted Critical
Publication of JP6168260B1 publication Critical patent/JP6168260B1/ja
Publication of JPWO2018033969A1 publication Critical patent/JPWO2018033969A1/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N21/00Selective content distribution, e.g. interactive television or video on demand [VOD]
    • H04N21/20Servers specifically adapted for the distribution of content, e.g. VOD servers; Operations thereof
    • H04N21/23Processing of content or additional data; Elementary server operations; Server middleware
    • H04N21/238Interfacing the downstream path of the transmission network, e.g. adapting the transmission rate of a video stream to network bandwidth; Processing of multiplex streams
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N21/00Selective content distribution, e.g. interactive television or video on demand [VOD]
    • H04N21/40Client devices specifically adapted for the reception of or interaction with content, e.g. set-top-box [STB]; Operations thereof
    • H04N21/43Processing of content or additional data, e.g. demultiplexing additional data from a digital video stream; Elementary client operations, e.g. monitoring of home network or synchronising decoder's clock; Client middleware
    • H04N21/436Interfacing a local distribution network, e.g. communicating with another STB or one or more peripheral devices inside the home

Abstract

一律に同じレジューム再生位置を決めた場合、バッファサイズを大きく設定する広域ネットワーク接続時に合わせてレジューム再生位置を決定するとホームネットワーク接続時のレジューム再生位置としては重複した再生を行う位置となり、バッファサイズを小さく設定するホームネットワーク接続時に合わせると広域ネットワーク接続時のレジューム再生位置としては再生されない部分を生じる位置となってしまうなど、適切なレジューム再生位置にはならなかった。本発明によれば、クライアント端末と接続するネットワークの接続方式に基づいてレジューム再生位置を決定するので、ネットワークの接続方式によるクライアント端末のバッファサイズに応じた適切なレジューム再生位置を制御できる。

Description

本発明は、コンテンツを配信するコンテンツ配信装置及びコンテンツ配信方法に関する。
室内のサーバに保存された映像や音のコンテンツをホームネットワーク内だけでなく、外出先からも広域ネットワークを利用してスマートフォンやタブレット端末などのクライアント端末から視聴できるようにする、いわゆるリモート視聴の利用が始まっている。コンテンツ配信装置においては、ユーザがコンテンツの視聴を途中で停止した場合にも、そのコンテンツの続きを時間や場所に応じて複数のクライアント端末を使い分けながら視聴することができるレジューム再生機能を備えている。
一方、クライアント端末では、サーバからコンテンツデータを受信する受信速度の変動によらずコンテンツがスムーズに再生されるように、受信したデータを一時記憶するバッファリングをしながら再生を行っている。そのため、ユーザがクライアント端末からコンテンツの視聴を停止して別のクライアント端末からコンテンツの続きを視聴するレジューム再生をしようとした場合に、サーバが前回コンテンツの配信を停止した位置、すなわち送信済みのデータ以降のデータからコンテンツの配信を再開すると、前のクライアント端末に配信されてバッファリングされたコンテンツデータは再生されていないにもかかわらず次のクライアント端末でも再生されないこととなる。そこで、サーバがコンテンツの配信を停止した位置からクライアント端末のバッファに蓄積されて再生されていないと推定される数十秒分手前のデータの位置を次回のレジューム再生位置とすることで、再生タイミングを調整するものがあった。
特開2005−323068号公報
家庭内で用いるホームネットワークに比べ、外出先などで利用する広域ネットワークは通信の帯域や遅延が不安定であるため、クライアント端末は広域ネットワーク接続時にはホームネットワーク接続時と比べてバッファサイズを大きく設定する。しかし、上記のような先行技術では一律に同じレジューム再生位置を決めるため、バッファサイズを大きく設定する広域ネットワーク接続時に合わせてレジューム再生位置を決定するとホームネットワーク接続時のレジューム再生位置としては重複した再生を行う位置となり、バッファサイズを小さく設定するホームネットワーク接続時に合わせると広域ネットワーク接続時のレジューム再生位置としては再生されない部分を生じる位置となってしまうなど、適切なレジューム再生位置にはならなかった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、クライアント端末と接続するネットワークの接続方式が変わった場合であっても適切なレジューム再生位置を決定するコンテンツ配信装置を得ることを目的とする。
本発明のコンテンツ配信装置は、クライアント端末から要求情報を受信する受信部と、受信部がクライアント端末から受信した要求情報に基づいて記録部に記録されたコンテンツデータを読み出す読出部と、読出部が読み出したコンテンツデータをクライアント端末へ送信する送信部と、クライアント端末からコンテンツデータの読み出しを停止する要求情報を受信部が受信した場合に送信部が送信したコンテンツデータに対応した読出停止位置を検出する停止位置検出部と、停止位置検出部が検出した読出停止位置及びクライアント端末の接続方式に基づいてレジューム再生時の開始位置であるレジューム再生位置を決定するレジューム再生位置決定部と、クライアント端末からコンテンツデータのレジューム再生を要求する要求情報を受信部が受信した場合に、レジューム再生位置決定部が決定したレジューム再生位置に基づいて読出部が読み出すコンテンツデータの読み出し位置を制御する読出位置制御部とを備えたものである。
本発明のコンテンツ配信方法は、クライアント端末から要求情報を受信する受信ステップと、受信ステップにてクライアント端末から受信した要求情報に基づいて記録部に記録されたコンテンツデータを読み出す読出ステップと、読出ステップにて読み出したコンテンツデータをクライアント端末へ送信する送信ステップと、クライアント端末からコンテンツデータの読み出しを停止する要求情報を受信ステップにて受信した場合に送信ステップにて送信したコンテンツデータに対応した読出停止位置を検出する読出停止位置検出ステップと、読出停止位置検出ステップが検出した読出停止位置及びクライアント端末の接続方式に基づいてレジューム再生時の開始位置であるレジューム再生位置を決定するレジューム再生位置決定ステップと、クライアント端末からコンテンツデータのレジューム再生を要求する要求情報を受信ステップにて受信した場合に、レジューム再生位置決定ステップにて決定したレジューム再生位置に基づいて読出ステップにて読み出すコンテンツデータの読み出し位置を制御する読出位置制御ステップとを備えたものである。
本発明によれば、クライアント端末と接続するネットワークの接続方式に基づいてレジューム再生位置を決定するので、ネットワークの接続方式によるクライアント端末のバッファサイズに応じた適切なレジューム再生位置を制御できる。
実施の形態1に係るコンテンツ配信装置を適用したシステムの構成図である。 実施の形態1に係るコンテンツ配信装置の構成を示す構成図である。 実施の形態1に係るコンテンツ配信装置の記録部に記憶されているコンテンツ情報の例を示す説明図である。 実施の形態1に係るコンテンツ配信装置のレジューム情報生成部に記憶されている補正テーブルの例を示す説明図である。 実施の形態に係るコンテンツ配信装置の記録部に記録されているレジューム情報テーブルの説明図である。 実施の形態1に係るコンテンツ配信装置の動作を示すフローチャートである。 実施の形態2に係るコンテンツ配信装置のレジューム情報生成部が記憶する補正テーブルの説明図である。 実施の形態に係るコンテンツ配信装置の記録部に記録されているコンテンツ情報にレジューム再生位置の情報が追加された例を示す説明図である。 実施の形態に係るコンテンツ配信装置のハードウェア構成図である。
実施の形態1.
図1は、本実施の形態1に係るコンテンツ配信装置100とクライアント端末200とを接続するネットワークのシステムの構成図である。図1のネットワークシステムに示すように、コンテンツ配信装置100とクライアント端末200との間は、クライアント端末200が家庭内にある場合はコンテンツ配信装置100と同じホームネットワーク300を利用して、クライアント端末200が外出先にある場合には広域ネットワーク400を利用して接続している。コンテンツ配信装置100とクライアント端末200は、レジューム再生を行う際には以前再生していたクライアント端末200を再度使用してもよいし、異なるクライアント端末200を使用していてもよい。
コンテンツ配信装置100及びクライアント端末200はそれぞれIPアドレスを有している。IPアドレスは、ネットワーク上の機器を識別するために指定するネットワーク層における識別用の番号である。コンテンツ配信装置100及びクライアント端末200は、お互いのIPアドレスを基に通信を行う。
ルータ500は、コンテンツ配信装置100とクライアント端末200を中継する中継機器である。よって、家庭内においてコンテンツ配信装置100とクライアント端末200はルータ500を介してホームネットワーク300、すなわちLAN(Local Area Network)で接続されている。また、外出先にてコンテンツ配信装置100とクライアント端末200はルータ500を介して広域ネットワーク400、すなわちWAN(Wide Area Network)で接続されている。このようなシステム構成によって、ユーザは家庭内及び外出先でクライアント端末200からコンテンツを視聴することができる。
図2は、本実施の形態1に係るコンテンツ配信装置100の構成を示す構成図である。コンテンツ配信装置100は、受信部及び送信部としての通信部110と、コンテンツ121、コンテンツ情報管理テーブル122及びレジューム情報管理テーブル123を記録する記録部120と、クライアント端末200のIPアドレスを管理するクライアント端末情報管理部130と、読出部、停止位置検出部及び読出位置制御部としてのコンテンツ配信制御部140と、レジューム再生位置決定部としてのレジューム情報生成部150とを有して構成されている。
クライアント端末200は、ホームネットワーク300または広域ネットワーク400に接続してコンテンツ配信装置100からコンテンツデータを受信し、視聴するためのものであり、例えばスマートフォンやタブレット端末である。ユーザがクライアント端末200を操作することにより、クライアント端末200は、コンテンツ情報の取得、再生、特殊再生、停止、レジューム再生などの各種要求を要求情報としてコンテンツ配信装置100へ送信する。なお、要求情報は上述したものに限られない。
クライアント端末200は、コンテンツ情報の取得を要求することにより、クライアント端末200にて再生可能なコンテンツの一覧を表示することができる。再生可能なコンテンツとは、記録部120に記憶されているコンテンツである。クライアント端末200はコンテンツ情報の取得により、ユーザがコンテンツを選びやすいように、視聴可能なコンテンツの情報をクライアント端末200において加工して、例えばコンテンツの題名ごとに画面に表示する。ユーザは、コンテンツの一覧の中からコンテンツを選択して再生、早送りや巻き戻し、一時停止などの特殊再生、再生中のコンテンツの停止の要求をクライアント端末200から要求することができる。レジューム再生の要求では、ユーザがクライアント端末200からのコンテンツの視聴を途中で停止し再びそのコンテンツを再生する際に、前回停止したコンテンツの途中からコンテンツを再生するための要求である。
通信部110は、クライアント端末200から要求情報を受信し、送信部としてコンテンツ配信制御部140が読み出したコンテンツデータをクライアント端末200へ送信する。
具体的には、通信部110は、クライアント端末200からの接続を受け付け、クライアント端末200のIPアドレスを取得する。また、通信部110は、コンテンツ情報の取得、再生、レジューム再生、特殊再生、停止などの要求情報を受信する。再生、レジューム再生、特殊再生、停止などの要求情報の場合は、要求したコンテンツがどのコンテンツであるかを識別するコンテンツIDを含む。通信部110は、クライアント端末200から要求情報を受信するとコンテンツ配信制御部140に要求情報を通知する。
また、通信部110は、コンテンツ配信制御部140からコンテンツ情報及びコンテンツデータが出力されると、取得していたクライアント端末200のIPアドレスに基づいて、コンテンツ配信制御部140が取得したコンテンツ情報及びコンテンツデータをクライアント端末200へ送信する。これにより、クライアント端末200にコンテンツが配信され、ユーザはコンテンツ配信制御部140がコンテンツデータを読み出した位置からコンテンツを視聴することができる。
通信部110は、クライアント端末200のIPアドレスが通知されると、クライアント端末200のIPアドレスをクライアント端末情報管理部130に通知する。
記録部120は、コンテンツ121、コンテンツを管理するコンテンツ情報管理テーブル122、レジューム情報生成部150により生成されるレジューム情報を管理するレジューム情報管理テーブル123から構成される。
コンテンツデータは、映像や音声などのコンテンツのデータであり、例えば、テレビ番組を録画したデータなどである。コンテンツデータには、コンテンツ1つ1つにコンテンツIDが付与されている。本実施の形態では、コンテンツデータは、記録部120に記録されコンテンツ配信装置100の一部として構成した例を示しているが、コンテンツ配信装置100の外から接続される構成としてもよい。
コンテンツ情報管理テーブル122は、コンテンツ121に対応したコンテンツIDに紐づけてコンテンツ情報が管理されている。図3は、実施の形態1に係るコンテンツ配信装置100の記録部120に記録されたコンテンツ情報の例を示す説明図である。図3のコンテンツ情報はテレビ番組を録画して記録部120のコンテンツ121に記録した場合のコンテンツに対応するコンテンツ情報であり、コンテンツを識別するコンテンツID「rec_160310_1900」、テレビの番組名「7時のニュース」、放送日時「2016−01−10T19:00:00」などの情報が示されている。
クライアント端末情報管理部130は、通信部110が接続を受けたクライアント端末200の接続方式がホームネットワーク300であるか、広域ネットワーク400であるかを判定する。
具体的には、クライアント端末情報管理部130は、コンテンツ配信装置100のIPアドレス情報を有しており、通信部110から通知されたクライアント端末200のIPアドレスと照合してクライアント端末200の接続方式を判定する。IPアドレスには、使用しているネットワークを識別するためのネットワークアドレスが含まれている。よって、コンテンツ配信装置100とクライアント端末200が同じネットワークアドレスであった場合はホームネットワーク300、異なるネットワークアドレスであった場合は広域ネットワーク400を利用して接続していると判定できる。クライアント端末情報管理部130は、クライアント端末200の接続方式がホームネットワーク300であった場合は「0」、広域ネットワーク400であった場合は「1」と判定する。クライアント端末情報管理部130は、レジューム情報生成部150へ判定結果を通知する。
コンテンツ配信制御部140は、クライアント端末200からの要求情報を通信部110が受信した場合に、受信した要求に対応して読み出すコンテンツデータの読み出し位置を制御された位置に基づいて記録部120からコンテンツデータを読み出し、通信部110へ出力する。コンテンツデータの読み出し位置とは、例えば1つのコンテンツの再生時間を指す。
具体的には、コンテンツ配信制御部140は、通信部110がクライアント端末200から受信した要求情報を通知されると、要求情報を解析し、要求情報に基づいてコンテンツ情報の通知、または記録部120からコンテンツデータの読み出す開始位置を制御する。コンテンツ配信制御部140は、要求情報がコンテンツ情報の取得であった場合はコンテンツ情報を通信部110へ出力する。コンテンツ配信制御部140は、要求情報が再生であった場合はコンテンツデータの最初を読み出し開始位置に制御する。コンテンツ配信制御部140は要求情報が特殊再生であり、例えば30秒早送りの要求情報であった場合は、読み出しているコンテンツデータから30秒先を読み出し開始位置に制御する。コンテンツ配信制御部140は要求情報がレジューム再生の場合は、記録部120のレジューム情報管理テーブル123から同じコンテンツであるコンテンツIDのレジューム再生位置を参照してコンテンツデータの読み出し開始位置を制御する。コンテンツ配信制御部140は要求情報が停止の場合は、コンテンツデータの読み出しを停止する制御を行う。
また、コンテンツ配信制御部140は、クライアント端末200からコンテンツデータの読み出しを停止する要求情報を通信部110が受信した場合、通信部110が送信したコンテンツデータに対応した読出停止位置を検出する。このコンテンツデータの読み出しを停止する要求情報とは、クライアント端末200にコンテンツが配信されている時、すなわちコンテンツ配信制御部140が記録部120からコンテンツデータを読み出して通信部110に出力し、通信部110がクライアント端末200にコンテンツデータを送信している時に、ユーザがコンテンツの視聴を途中で停止するための要求情報である。
具体的には、通信部110は、クライアント端末200からコンテンツデータの読み出しを停止する要求情報を受信すると、その要求情報をコンテンツ配信制御部140に通知する。コンテンツ配信制御部140は、通信部110からコンテンツデータの読み出しを停止する要求情報が通知されると、読み出しを停止する制御をする。コンテンツ配信制御部140が読み出しを停止すると通信部110からクライアント端末200へのコンテンツデータの送信が停止するので、コンテンツ配信制御部140はコンテンツデータの送信が完了した位置をコンテンツデータの読出停止位置として検出する。コンテンツ配信制御部140は、検出した読出停止位置の情報をコンテンツIDと共にレジューム情報生成部150に通知する。
レジューム情報生成部150は、コンテンツ配信制御部140が検出した読出停止位置及びクライアント端末200の接続方式に基づいてレジューム再生時の開始位置であるレジューム再生位置を決定する。
具体的には、レジューム情報生成部150は、クライアント端末情報管理部130から通知されたクライアント端末200の接続方式がホームネットワーク300であるか、広域ネットワーク400であるかの判定結果に基づいてレジューム再生位置を決定する。図4は、本実施の形態1に係るコンテンツ配信装置100のレジューム情報生成部150に記憶されている補正テーブルの例を示す説明図である。レジューム情報生成部150は、クライアント端末200との接続方式の判定結果に基づいて補正テーブルを参照してレジューム再生時にコンテンツデータの読み出しを開始する位置であるレジューム再生位置を決定する。図4では、クライアント端末200の接続方式がホームネットワーク300であると判定された場合には、コンテンツデータの読出停止位置から補正値である2秒手前をレジューム再生位置に決定する。また、クライアント端末200との接続方式が広域ネットワーク400であると判定された場合には、コンテンツデータの読出停止位置から補正値である30秒手前をレジューム再生位置に決定する。
補正値は、上述した秒数に限るものではなく、クライアント端末200がコンテンツデータを受信して再生するときに設定するバッファサイズによって設定されることが望ましい。よって、秒数ではなくデータ量としてもよい。クライアント端末200がホームネットワーク300接続によりコンテンツを受信している場合は、通信の帯域や遅延が安定しているためクライアント端末200において多くのバッファサイズを必要としない。しかし、広域ネットワーク接続時はホームネットワーク接続時よりも通信の状態が不安定であるため、ホームネットワーク接続時と比べてバッファサイズを大きく確保する。そのため、クライアント端末200においてコンテンツの再生を停止ししたコンテンツデータの位置からクライアント端末200の停止要求によって通信部110が送信を停止した読出停止位置はネットワークの接続方式によって設定されたバッファサイズで大きく異なる。よって、クライアント端末200の接続方式によって設定した補正値によってレジューム再生位置を決定することで、コンテンツの配信を停止した位置からクライアント端末200に蓄積されて再生されていないバッファサイズに応じて適切なレジューム再生位置を決定することができる。
レジューム情報生成部150は、コンテンツIDと共にレジューム情報をテーブルとして生成する。図5は、本実施の形態に係るコンテンツ配信装置のレジューム情報生成部150が生成するレジューム情報管理テーブルの説明図である。図5は、コンテンツID「rec_160310_1900」と対応するレジューム再生位置は「00:12:30」であることを示している。レジューム情報生成部150は、レジューム情報管理テーブルを記録部120に記録する。このようにコンテンツIDとレジューム再生位置をテーブルとして保存することで、複数のコンテンツのレジューム再生位置を管理することができる。
次に、実施の形態1のコンテンツ配信装置100の動作について説明する。図6は、本実施の形態1に係るコンテンツ配信装置100の動作を示すフローチャートである。
まず、ステップST01にて、通信部110は、クライアント端末200からの接続を受け付ける。また、通信部110は、接続するクライアント端末200が決定すると、接続したクライアント端末200のIPアドレスをクライアント端末情報管理部130へ通知する。
ステップST02にて、クライアント端末情報管理部130は、通信部110が接続を受けたクライアント端末200の接続方式がホームネットワーク300であるか、広域ネットワーク400であるかを判定する。
通信部110は、接続するクライアント端末200が決定すると接続したクライアント端末200のIPアドレスをクライアント端末情報管理部130に通知する。クライアント端末情報管理部130は、コンテンツ配信制御部140のIPアドレスと通信部110から通知されたクライアント端末200のIPアドレスと照合した結果、クライアント端末200との接続方式がホームネットワーク300であった場合は「0」、広域ネットワーク400であった場合は「1」と判定する。クライアント端末情報管理部130は、レジューム情報生成部150へ判定結果を通知する。
ステップST03にて、通信部110はステップST01で接続したクライアント端末200から要求情報を受信すると、要求情報をコンテンツ配信制御部140に通知する。コンテンツ配信制御部140は、通知された要求情報を解析し、各種要求情報に応じて読み出し位置を制御する。クライアント端末200からの要求情報がコンテンツ情報の取得であった場合はステップST04へ、クライアント端末200からの要求情報が再生であった場合はステップST05へ、クライアント端末200からの要求情報が特殊再生であった場合はステップST06へ、クライアント端末200からの要求情報がレジューム再生であった場合はステップST07へ、クライアント端末200からの要求情報が停止であった場合はステップST08へ進む。
ステップST04は、ステップST03にてクライアント端末200からコンテンツ情報の取得が要求された場合に実行される。クライアント端末200は、コンテンツ情報の取得を要求することにより、例えば記録部120に記憶されたコンテンツデータをテレビ番組の題名ごとにクライアント端末200に表示させることなどができる。
ステップST04にて、コンテンツ配信制御部140は、記録部120に記録されているコンテンツ情報管理テーブル122から指定されたコンテンツIDのコンテンツ情報を読み出し通信部110へ出力し、ステップST03に戻る。通信部110は、出力されたコンテンツ情報をクライアント端末200へ送信する。
ステップST05は、ステップST03にてクライアント端末200からコンテンツの再生が要求された場合に実行される。コンテンツの再生を要求することにより、クライアント端末200はコンテンツの最初からコンテンツデータを再生することができる。
ステップST05にて、コンテンツ配信制御部140は、要求があったコンテンツIDのコンテンツにおいてコンテンツデータの読み出し開始位置をコンテンツデータの最初の位置、すなわちコンテンツの最初から記録部120のコンテンツ121のコンテンツデータを読み出し、通信部110へ出力し、ステップST03に戻る。通信部110は、コンテンツ配信制御部140からコンテンツデータが出力されると、通信部110が受信したクライアント端末200のIPアドレスに基づいて、コンテンツ配信制御部140が読み出したコンテンツデータをクライアント端末200へ送信する。よって、ST03にて次の要求があるまでコンテンツ配信制御部140はコンテンツデータを読み出すので、コンテンツデータは通信部110に出力され、通信部110からクライアント端末200へ送信される。
ステップST06は、クライアント端末200がコンテンツの特殊再生を要求した場合に実行される。ステップST05によりコンテンツの再生中にステップST03からコンテンツの特殊再生を要求することにより、例えば30秒早送りなどができる。
ステップST05にて、要求された特殊再生が30秒早送りであった場合、コンテンツ配信制御部140は、記録部120から読み出し中のコンテンツデータの読み出し位置を特殊再生の要求に基づいて30秒先に制御し、ステップST02に戻る。コンテンツ配信制御部140は、読み出していたコンテンツデータの読み出し位置からコンテンツデータの30秒先の位置へ読み出し位置を制御するので、通信部110へ出力されるコンテンツデータは30秒分抜けて再び出力される。通信部110は、コンテンツ配信制御部140からコンテンツデータが出力されると、通信部110が受信したクライアント端末200のIPアドレスに基づいて、コンテンツ配信制御部140が読み出したコンテンツ情報をクライアント端末200へ送信する。ST03にて次の要求があるまでコンテンツ配信制御部140は再びコンテンツデータを読み出すので、コンテンツデータは通信部110に出力され、通信部110からクライアント端末200へ送信される。
ステップST07は、クライアント端末200がレジューム再生を要求した場合に実行される。レジューム再生は、コンテンツがステップST05などにより再生されたが、後述するステップST08にて停止を要求された場合に、コンテンツの再生を停止した位置からクライアント端末200へコンテンツデータの送信を行うためのものである。
ステップST07にて、コンテンツ配信制御部140は、後述するステップST11にて記録部120に記録されたレジューム情報テーブルを参照して要求があったコンテンツIDのレジューム再生位置を取得する。そして、コンテンツ配信制御部140は、コンテンツデータの読み出し開始位置をレジューム再生位置に制御すると、ステップST03に戻る。コンテンツ配信制御部140は、レジューム再生位置からコンテンツデータを読み出し、通信部110へ出力する。通信部110は、コンテンツ配信制御部140からコンテンツデータが出力されると、通信部110が受信したクライアント端末200のIPアドレスに基づいて、コンテンツ配信制御部140が読み出したコンテンツ情報をクライアント端末200へ送信する。ST03にて次の要求があるまでコンテンツ配信制御部140はコンテンツデータを読み出すので、コンテンツデータは通信部110に出力され、通信部110からクライアント端末200へ送信される。
ステップST08は、クライアント端末200が停止を要求した場合に実行される。停止は、コンテンツがステップST05などにより再生されている時に、クライアント端末200において再生を停止させるためのものである。
ステップST08にて、コンテンツ配信制御部140は、要求があったコンテンツIDのコンテンツにおいてコンテンツデータの読み出しを停止する制御をする。コンテンツ配信制御部140は読み出しを停止するので、通信部110へのコンテンツデータの出力は停止する。通信部110は、コンテンツ配信制御部140から出力されていたコンテンツデータを送信し終えると送信するコンテンツデータがなくなるので送信を停止し、すでにコンテンツ配信制御部140から出力されていたコンテンツデータが通信部110から送信された位置をコンテンツデータの読出停止位置として検出する。
ステップST09にて、コンテンツ配信制御部140は、検出した読出停止位置をコンテンツIDと共にレジューム情報生成部150に通知する。
ステップST10にて、レジューム情報生成部150は、クライアント端末情報管理部130から通信部110が接続を受けたクライアント端末200の接続方式の判定結果を取得する。
ステップST11にて、レジューム情報生成部150は、ステップST09においてコンテンツ配信制御部140から通知された読出停止位置及びコンテンツID、ステップST10においてレジューム情報生成部150から取得した判定結果から、レジューム情報生成部150に記憶された補正テーブルを参照して読出停止位置から補正する補正値を決定する。ステップST10にてネットワーク接続方式が「0」と判定された場合は読出停止位置から2秒手前を、ネットワーク接続方式が「1」と判定された場合は、読出停止位置から30秒手前をレジューム再生位置とする。レジューム情報生成部150は、ステップST09にてコンテンツ配信制御部140が検出した読出停止位置から補正値を用いてレジューム再生位置を決定する。
例えば、ステップST08で検出された読出停止位置が「00:13:00」であり、ネットワーク接続方式が「1」と判定された場合、補正値は30秒となる。この補正値は、通信部110からコンテンツデータが送信されクライアント端末200で再生されていないと推定されるコンテンツデータ分、すなわちバッファサイズに相当するものである。クライアント端末200においてコンテンツデータをバッファリングするバッファサイズは、ネットワークの接続方式によって大きく異なるため、ネットワークの接続方式からバッファサイズを推定する。そして、レジューム情報生成部150は、レジューム再生位置を「00:13:00」から補正値である30秒手前の「00:12:30」に決定する。これは、コンテンツデータの読出停止位置である「00:13:00」をレジューム再生位置とすると、前回クライアント端末200が再生したコンテンツデータは「00:12:30」までであるのに、通信部110からクライアント端末200に送信され再生されていないと推定される「00:12:30」から「00:13:00」までのコンテンツデータは再生されたものとして、レジューム再生要求時にクライアント端末200から再生されないこととなるためである。検出した読出停止位置から推定した補正値分手前をレジューム再生位置とすることで、クライアント端末200から再生を停止したコンテンツデータの位置からコンテンツデータが読み出すことができる。
ステップST11にて、レジューム情報生成部150は、ステップST10で決定したレジューム再生位置とコンテンツIDからレジューム情報を生成し、記録部120に記録する。
ステップST12にて、通信部110は、クライアント端末200との接続を切断する。
以上のように、実施の形態1に係るコンテンツ配信装置100は、クライアント端末200と接続するネットワークの接続方式に基づいてレジューム再生位置を決定するので、ネットワークの接続方式によるクライアント端末200のバッファサイズに応じた適切なレジューム再生位置を制御できる。
また、コンテンツ配信装置100においてレジューム再生位置を決定することとしたので、クライアント端末200がレジューム再生位置をサーバに通知するなど、個々のクライアント端末200における設定が不要となる。
実施の形態2.
次に、実施の形態2に係るコンテンツ配信装置100ついて説明する。実施の形態1ではクライアント端末の接続方式に基づいてレジューム再生位置を決定しているが、実施の形態2ではさらにアプリケーションの情報であるアプリケーション情報に基づいてレジューム再生位置を決定する場合を示す。実施の形態2では通信部110、レジューム情報生成部150の構成とステップST01、ST10の動作が異なるが、その他は実施の形態1と同様である。
通信部110は、クライアント端末200から要求情報を受信する。クライアント端末200がHTTP(Hypertext Transfer Protocol)を使用してコンテンツの再生要求を行う場合、クライアント端末200で使用される多くのアプリケーションはHTTPヘッダにアプリケーション情報を表すUser−Agentヘッダを付与して要求を送信する。通信部110は、受信した要求情報のHTTPヘッダのUser−Agentヘッダからアプリケーション情報を取得する。通信部110はクライアント端末200が使用しているアプリケーション情報をレジューム情報生成部150に通知する。
レジューム情報生成部150は、コンテンツ配信制御部140から通知された読出停止位置及びコンテンツID、通信部110から通知されたアプリケーション情報に基づいてレジューム再生時の開始位置であるレジューム再生位置を決定する。
図7は、本実施の形態2に係るコンテンツ配信装置のレジューム情報生成部150が記憶する補正テーブルの説明図である。図7の補正テーブルでは、アプリケーション情報としてアプリケーションA、アプリケーションBがあり、アプリケーション情報がアプリケーションA及びアプリケーションBでなかった場合にデフォルト値と判定する。バッファサイズは、クライアント端末200で使用するアプリケーションによって異なる場合や、ネットワークの接続方式に寄らず同じ場合があるため、アプリケーションごとに補正値を設定することでより適切なレジューム再生位置を決定することができる。レジューム情報生成部150は、通信部110からアプリケーション情報、クライアント端末情報管理部130から判定結果を受信し、受信したアプリケーション情報及び判定結果に基づいて補正値を決定する。
次に、実施の形態2の動作について説明する。実施の形態2のコンテンツ配信装置は、図6のフローチャートと同様の動作を行うが、アプリケーション情報に関わるステップST01及びステップST11が実施の形態1と異なる。
まず、ステップST01にて、通信部110は、クライアント端末200からの接続を受け付ける。ステップST01にて通信部110は接続するクライアント端末200が決定すると接続したクライアント端末200が使用しているアプリケーション情報をレジューム情報生成部150に通知する。
ステップST11にて、レジューム情報生成部150は、アプリケーション情報及び接続方式から補正テーブルを参照して読出停止位置から補正する補正値を決定する。レジューム情報生成部150は、通信部110から受信したアプリケーション情報を用いて、クライアント端末200にて使用しているアプリケーションがアプリケーションA、アプリケーションB、もしくはどちらのアプリケーションにも該当しないデフォルト値であるかを判定する。次に、ステップST10にて取得した判定結果を用いて補正値を決定する。
例えば、クライアント端末200が使用しているアプリケーションがアプリケーションAであり、ステップST10にて判定されたネットワークの接続方式がホームネットワーク300である「0」であった場合、補正値は5秒となる。
以上のように、実施の形態2に係るコンテンツ配信装置100は、クライアント端末200と接続するネットワークの接続方式に基づいてレジューム再生位置を決定するので、ネットワークの接続方式によるクライアント端末200のバッファサイズに応じた適切なレジューム再生位置を決定することができる。
また、クライアント端末200において使用するアプリケーションによってバッファサイズが異なる場合、ネットワークの接続方式に寄らずバッファサイズが同じ設定となっている場合など様々なアプリケーションの設定によりバッファサイズが異なる場合であっても、クライアント端末200が使用しているアプリケーション情報に基づいて再生位置を決定するので、アプリケーションに応じた適切なレジューム再生位置を決定することができる。
なお、アプリケーション情報ごとの補正テーブルは、コンテンツ配信装置100にユーザが補正値を設定するインターフェースを設けて自由に設定できる構成としてもよい。このような構成により、クライアント端末200で使用されるアプリケーションが、バッファサイズをユーザによって設定される場合にも柔軟に対応できる。また、ユーザがクライアント端末200のアプリケーションの補正値を30秒と設定した場合、自動的に補正値テーブルのアプリケーションの広域ネットワーク400接続の補正値を30秒に設定するようにしてもよい。
なお、上記いずれの実施の形態においても、コンテンツ配信制御部140がコンテンツデータを一時的に記憶するバッファを設ける構成としてもよい。その場合には、コンテンツ配信制御部140が検出する読出停止位置は、通信部110が送信したコンテンツデータに対応した位置が設定されていればよく、通信部110がコンテンツデータを送信した直後を読出停止位置としてもよいし、コンテンツ配信制御部140がコンテンツデータを読み出し終えた直後を読出停止位置としてもよい。また、停止位置検出部160が検出する読出停止位置の設定に応じて、コンテンツ配信制御部140のバッファサイズに対応させて、レジューム情報生成部150に記憶されている補正テーブルの補正値を設定することで、より適切なレジューム再生位置となる。
なお、上記いずれの実施の形態においても、記録部120がレジューム再生位置をレジューム情報テーブルとして記憶する構成に限らず通信部110がレジューム再生の要求情報を受信した時にコンテンツ配信制御部140がレジューム再生位置を取得できればよい。
例えば、レジューム再生位置の情報が記録部120に記録されたコンテンツ情報に追加、または書き換えられることによって記録される構成としてもよい。その場合は、コンテンツ配信制御部140は、レジューム情報生成部150からコンテンツIDとレジューム再生位置の通知を受けると、通知されたコンテンツIDと同じコンテンツ情報を記録部120に記録されたコンテンツ情報の中から探し、コンテンツ情報にレジューム再生位置の情報を追加または書き換える。図8は、本実施の形態2のコンテンツ配信装置100のコンテンツ配信制御部140が記憶するコンテンツ情報にレジューム再生位置の情報が追加された例を示す説明図である。図3のコンテンツ情報と比べると、図8ではレジューム再生位置情報として、「upnp:lastPlaybackPosition」タグを追加し、レジューム再生位置「P00:12:30」が記載されている。コンテンツ配信制御部140は、通信部110からレジューム再生を要求する要求情報があった場合はコンテンツ情報の「upnp:lastPlaybackPosition」タグからレジューム再生位置を参照して読出位置を制御する。このように、レジューム再生位置の情報を記録部120のコンテンツ情報に記憶するので、クライアント端末200がコンテンツ情報を取得した際にレジューム再生位置の情報も取得することができる。
なお、レジューム情報生成部150はIPアドレスからクライアント端末200の接続方式を判定することとしたが、上記いずれの実施の形態においても接続方式の判定方法は上述したものに限られず、接続方式によってクライアント端末200におけるバッファサイズが異なるものを識別できればよい。
例えば、クライアント端末200とのデータ通信時の通信手順により判定してもよい。DLNA(商標登録:Digital Living Network Alliance)の規格では、著作権で保護されたコンテンツを送受信する際に、DTCP−IP(Digital Transmission Content Protection)のコンテンツ保護規格に従う必要がある。このDTCP−IPでは、ホームネットワークと広域ネットワークの通信手順が異なるため、クライアント端末200からの送受信時に接続方式を判定することが可能である。
図9は、実施の形態に係るコンテンツ配信装置100のハードウェア構成図である。プロセッサ1は、OS(Operating System)、各種プログラム、ファームウェア等を実行する装置であり、必要に応じてDRAM3等にアクセスし、クライアント端末情報管理部130、コンテンツ配信制御部140、レジューム情報生成部150の制御を行う。フラッシュメモリ2は、プロセッサ1で実行されるOS、プログラム、ファームウェア等を記録する不揮発性メモリである。DRAM3は、プロセッサ1がプログラム等を実行する際に、OS、プログラムおよびデータ等を一時的に記憶する揮発性メモリである。通信部I/F4は、例えばネットワークインタフェースカード等で構成され、ホームネットワーク300を経由してクライアント端末200との間の通信処理を実行する。記憶媒体5は、例えばHDD(Hard Disk Drive)で構成され、コンテンツ、コンテンツ情報およびレジューム情報等を記録する不揮発性メモリである。表示器I/F6は、入力された映像信号およびGUI(Graphical User Interface)画面等の合成処理を行い、図示しない表示器に出力する。
100. コンテンツ配信装置
110. 通信部
120. 記録部
121. コンテンツ
122. コンテンツ情報管理テーブル
123. レジューム情報管理テーブル
130. クライアント端末情報管理部
140. コンテンツ配信制御部
150. レジューム情報生成部
200. クライアント端末
300. ホームネットワーク
400. 広域ネットワーク
500. ルータ
1. プロセッサ
2. フラッシュメモリ
3. DRAM
4. 通信I/F
5. 記憶媒体
6. 表示機器I/F

Claims (3)

  1. クライアント端末から要求情報を受信する受信部と、
    前記受信部が前記クライアント端末から受信した前記要求情報に基づいてコンテンツを記録した記録部からコンテンツデータを読み出す読出部と、
    前記読出部が読み出した前記コンテンツデータを前記クライアント端末へ送信する送信部と、
    前記クライアント端末から前記コンテンツデータの読み出しを停止する要求情報を前記受信部が受信した場合に前記送信部が送信した前記コンテンツデータに対応した読出停止位置を検出する停止位置検出部と、
    前記停止位置検出部が検出した前記読出停止位置、及び前記クライアント端末の接続方式に基づく補正値を使用してレジューム再生時の開始位置であるレジューム再生位置を決定するレジューム再生位置決定部と、
    クライアント端末から前記コンテンツデータのレジューム再生を要求する要求情報を前記受信部が受信した場合に、前記レジューム再生位置決定部が決定した前記レジューム再生位置に基づいて前記読出部が読み出す前記コンテンツデータの読み出し位置を制御する読出位置制御部と
    を備え、
    前記レジューム再生位置決定部は、
    前記クライアント端末の接続方式が広域ネットワークである場合に、接続方式がホームネットワークである場合よりも大きい補正値を使用し、前記クライアント端末の接続方式がホームネットワークである場合に、接続方式が広域ネットワークである場合よりも小さい補正値を使用し、補正値に基づいて前記読出停止位置よりも手前に補正した位置を前記レジューム再生位置と決定することを特徴とするコンテンツ配信装置。
  2. 前記レジューム再生位置決定部は、
    前記クライアント端末が使用するアプリケーションの情報であるアプリケーション情報に基づいて前記レジューム再生位置を決定することを特徴とする請求項1に記載したコンテンツ配信装置。
  3. クライアント端末から要求情報を受信する受信ステップと、
    前記受信ステップにて前記クライアント端末から受信した前記要求情報に基づいてコンテンツデータベースからコンテンツデータを読み出す読出ステップと、
    前記読出ステップにて読み出した前記コンテンツデータを前記クライアント端末へ送信する送信ステップと、
    前記クライアント端末から前記コンテンツデータの読み出しを停止する要求情報を前記受信ステップにて受信した場合に前記送信ステップにて送信した前記コンテンツデータに対応した読出停止位置を検出する停止位置検出ステップと、
    前記停止位置検出ステップが検出した前記読出停止位置及び前記クライアント端末の接続方式に基づく補正値を使用してレジューム再生時の開始位置であるレジューム再生位置を決定するレジューム再生位置決定ステップと、
    クライアント端末から前記コンテンツデータのレジューム再生を要求する要求情報を前記受信ステップにて受信した場合に、前記レジューム再生位置決定ステップにて決定した前記レジューム再生位置に基づいて前記読出ステップにて読み出す前記コンテンツデータの読出し位置を制御する読出位置制御ステップと
    を備え
    前記レジューム再生位置決定ステップは、
    前記クライアント端末の接続方式が広域ネットワークである場合に、接続方式がホームネットワークである場合よりも大きい補正値を使用し、前記クライアント端末の接続方式がホームネットワークである場合に、接続方式が広域ネットワークである場合よりも小さい補正値を使用し、補正値に基づいて前記読出停止位置よりも手前に補正した位置を前記レジューム再生位置と決定することを特徴とするコンテンツ配信方法。
JP2017512855A 2016-08-17 2016-08-17 コンテンツ配信装置及びコンテンツ配信方法 Expired - Fee Related JP6168260B1 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2016/073986 WO2018033969A1 (ja) 2016-08-17 2016-08-17 コンテンツ配信装置及びコンテンツ配信方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6168260B1 true JP6168260B1 (ja) 2017-07-26
JPWO2018033969A1 JPWO2018033969A1 (ja) 2018-08-16

Family

ID=59384303

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017512855A Expired - Fee Related JP6168260B1 (ja) 2016-08-17 2016-08-17 コンテンツ配信装置及びコンテンツ配信方法

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6168260B1 (ja)
WO (1) WO2018033969A1 (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005323068A (ja) * 2004-05-07 2005-11-17 Victor Co Of Japan Ltd ホームネットワークavサーバ及びホームネットワークavサーバプログラム
JP2008131195A (ja) * 2006-11-17 2008-06-05 Toshiba Corp 画像表示装置および画像表示方法
JP2009188896A (ja) * 2008-02-08 2009-08-20 Mitsubishi Electric Corp 音声伝送装置および音声伝送中継装置
JP2010237726A (ja) * 2009-03-30 2010-10-21 Nec Personal Products Co Ltd 情報処理装置、そのパラメータ設定方法、プログラム及び記録媒体
JP2015186168A (ja) * 2014-03-26 2015-10-22 Necプラットフォームズ株式会社 コンテンツ再生システム、携帯端末及びコンテンツ再生方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005323068A (ja) * 2004-05-07 2005-11-17 Victor Co Of Japan Ltd ホームネットワークavサーバ及びホームネットワークavサーバプログラム
JP2008131195A (ja) * 2006-11-17 2008-06-05 Toshiba Corp 画像表示装置および画像表示方法
JP2009188896A (ja) * 2008-02-08 2009-08-20 Mitsubishi Electric Corp 音声伝送装置および音声伝送中継装置
JP2010237726A (ja) * 2009-03-30 2010-10-21 Nec Personal Products Co Ltd 情報処理装置、そのパラメータ設定方法、プログラム及び記録媒体
JP2015186168A (ja) * 2014-03-26 2015-10-22 Necプラットフォームズ株式会社 コンテンツ再生システム、携帯端末及びコンテンツ再生方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPWO2018033969A1 (ja) 2018-08-16
WO2018033969A1 (ja) 2018-02-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7720985B2 (en) Content receiving apparatus and content receiving method
JP2007228205A (ja) ネットワークサーバ
US9223643B2 (en) Content interruptions
US20070266409A1 (en) Data transmission system and method of transmitting a digital signal from a trigger device to a shifter device without any loss of data
KR20120114016A (ko) 사용자 컨텐츠를 외부 단말기에서 네트워크 적응적으로 스트리밍하는 방법 및 장치
CA2823074C (en) Distributed recording of content
US9118969B2 (en) Methods for distributing content in multi-room environment
JP2021534698A (ja) メディアストリームの再生間の遷移中における遷移フレームの動的再生
JP4680268B2 (ja) 配信装置及び再生装置
US8359627B2 (en) Method and apparatus for realizing PVR using home network device
US9332421B2 (en) Method and apparatus for random access to multimedia content in wireless communication system
US9800921B2 (en) In-home smart video cache
JP4165134B2 (ja) 情報再生装置、情報再生方法および情報再生システム
US9635082B2 (en) Method of saving content to a file on a server and corresponding device
US9374613B2 (en) Media content flicking systems and methods
JP6168260B1 (ja) コンテンツ配信装置及びコンテンツ配信方法
JP2015501018A5 (ja)
JP5540081B2 (ja) メディア録画の方法、装置及びコンピュータプログラム
US10708644B2 (en) Methods and systems for recording transmitted data
JP4735441B2 (ja) Avサーバ装置
JP2007067808A (ja) 動画ストリームの画像再生装置及び方法
JP5178947B2 (ja) サーバ、データ配信システム及び情報配信方法
JP2017079343A (ja) コンテンツ配信方法、コンテンツ配信サーバー
TW201436558A (zh) 節目錄製裝置及方法
TWI527446B (zh) 網路影音串流廣播系統與方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170303

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170303

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20170303

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20170524

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170530

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170612

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6168260

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees