JP6167400B2 - 点灯装置、照明器具、点灯装置の設計方法及び点灯装置の製造方法 - Google Patents

点灯装置、照明器具、点灯装置の設計方法及び点灯装置の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)等の固体発光素子の点灯装置、点灯装置を備えた照明器具及び点灯装置の設計方法に関する。
LED等の固体発光素子は、小型、高効率及び長寿命であることから、様々な製品の光源として期待されている。
LEDを点灯させる点灯装置では、LEDを安定に点灯させるために、負荷であるLEDに依存せず、一定の出力電流を出力する定電流制御が望ましい。LEDの電圧−電流特性は、ある印加電圧以上で電流が流れ出し、定格電流値付近の電流が流れている状態において、順方向電圧はほとんど変化しないという非線形特性を持ち、LEDの光出力は基本的に、LEDを流れる電流値に応じて決まるからである。
定電流制御では、出力電圧に拠らず一定の電流がLEDに流れるよう制御することにより、LEDの個体差による点灯電圧にばらつきがある場合において、光出力のばらつきを低減させることができる。また、定電流制御では、定格点灯電圧が異なる負荷を接続した場合や、同じ負荷の直列数を変更して接続する場合においても、負荷に一定の電流を流せることにより、様々な接続負荷形態に対応可能である。
例えば、特許文献1に開示された点灯装置においては、点灯装置内のDC/DCコンバータの一種であるバックコンバータを電流臨界モード(Boundary Current Mode:BCM)制御及びピーク電流制御にて動作させることにより、定電流制御を実現しようとしている。BCM制御とは、バックコンバータ内のインダクタが所定のエネルギーを放出したことを検知して、バックコンバータ内のスイッチング素子をオン状態にする制御方式である。また、ピーク電流制御とは、バックコンバータ内のスイッチング素子に流れる電流の検出値が所定値に達すると、スイッチング素子をオフ状態にする制御方式である。
BCM制御では、平均出力電流は電流ピーク値の半分であり、ピーク電流制御では、ピーク電流目標値Irefに達するとスイッチング素子をオフすることによりインダクタ電流のピーク値を目標値Irefと一致させる。そのため、出力電圧に拠らず出力電流を一定値(電流目標値Irefの1/2)とすることができる。
しかし、バックコンバータを構成する部品は、その応答速度に起因する遅延時間(例えば、検出演算回路の遅延時間、ドライバICの信号出力遅延時間、スイッチング素子の駆動遅延時間等)を有する。したがって、スイッチング素子に流れる電流がピーク電流目標値Irefに達したタイミングからスイッチング素子をオフし、電流が遮断されるタイミングに遅延時間ΔTが発生する。
図1は、BCM制御におけるインダクタ電流の時間変化を示す図である。
図1においては、異なる負荷電圧Vf1及びVf2の場合におけるインダクタ電流を示している。
上記遅延時間の存在により、実際のインダクタに流れる電流ピーク値は、図1に示されるように、目標値IrefよりもΔIpだけ大きい値となる。
バックコンバータの入力電圧が脈動する場合、バックコンバータの負荷電圧が変動するため、図1に示されるように、インダクタ電流の傾きも変動し、光出力にも変動が生じる。
この課題に対し、特許文献1では、バックコンバータの入力電圧に相当する電圧を、インダクタの2次巻線により検出し、ピーク電流目標値Irefを補正するというものである。
特許文献2には、複数のLEDを備えた点灯装置において、各LEDに流れる電流を同一とする回路が開示されている。特許文献2に開示された点灯装置においては、各LEDに対して共通の電流目標値を設定し、各LEDに電流を供給するバックコンバータのスイッチング素子に流れる平均電流が、電流目標値に一致するようにフィードバック制御が行われる。
具体的には、それぞれのバックコンバータのスイッチング素子を流れる電流を監視し、監視電流と電流目標値との差異をエラーアンプで算出する。そして、エラーアンプ出力と鋸波形(RAMP波形)の論理和を算出することにより、スイッチング素子がオン状態である期間の監視電流の平均値と電流目標値を等しくするようにスイッチング素子の駆動信号のデューティー比を調整する。このような制御においては、通常、電流連続モード(Continuous Current Mode:CCM)により定電流制御が行われる。
特開2012−109141号公報 特開2010−40509号公報
特許文献1に開示された点灯装置においては、バックコンバータを構成する部品が持つ遅延時間ΔTの存在が考慮されているが、バックコンバータへの入力電圧の脈動による出力電流の変動を解決するものである。よって、特許文献1の技術では、出力電圧変動時における遅延時間ΔTの存在による電流変動は改善できず、出力電圧‐出力電流特性は、完全な定電流性とならない。例えば、出力電圧が、Vf1及びVf2(Vf1<Vf2)である場合、バックコンバータのインダクタ電流は、図1に示すように時間的に変化する。図1に示されるように、出力電圧が低い場合、スイッチング素子がオン状態の時の電流の時間変化率が大きいため、ピーク電流の目標値とのずれΔIpが大きくなる。
図2は、バックコンバータの出力電圧Vfと負荷電流Ioutとの関係を示す図である。
図2に示されるように、出力電圧が低くなると、出力電流が大きくなる特性となる。このような特性の点灯装置においては、接続されるLEDの電圧電流特性の個体差や温度特性により、LED毎に光出力のばらつきが発生すること、及び、時間経過により光出力が変化すること等の問題が発生し得る。また、電流定格が同じで電圧定格の異なる異種の負荷を接続する場合、または、負荷の直列接続数を変更する場合において、出力電圧の違いに起因する出力電流の定格値からのずれにより、必要とされる光出力が得られないという問題が発生し得る。
また、特許文献2に開示された点灯装置においては、共通の電流目標値に対して、各LEDの電流を同一とすることができるが、フィードバック回路を構成するためのエラーアンプ等の周辺回路が必要となる。したがって、特許文献2に開示された点灯装置は、フィードバック回路を備えない点灯装置より多くのコストを要する。
また、エラーアンプ出力と鋸波形の論理和を算出することによりスイッチング素子駆動信号を作成するため、スイッチング周波数は鋸波の周波数と常に一致する。つまり、基本的には周波数一定のCCMで動作させることになる。CCMにおいては、バックコンバータのインダクタンスに流れる電流が連続的であり0に戻ることがなく、連続的な電流を入切する。したがって、バックコンバータのスイッチング素子等の部品に貫通電流が流れるなど大きなストレスとロスが発生するため、回路効率の低下や回路部品のコストアップ、回路の大型化に繋がる。特に、高出力の照明用途としては適さない。
本発明は、これらの点に鑑みてなされたものであり、DC/DCコンバータを用いた固体発光素子の点灯装置において、簡単な構成で光出力を安定化させることを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る点灯装置の一態様は、直流電源に接続されて、順方向電圧がVfmin以上Vfmax以下の範囲である固体発光素子に電流を供給する点灯装置であって、DC/DCコンバータと、制御部と、を備え、前記DC/DCコンバータは、前記直流電源と直列接続されてオン・オフ制御されるスイッチング素子と、前記スイッチング素子と直列に接続されて前記スイッチング素子がオン状態である場合に前記直流電源から電流が流れるインダクタと、前記インダクタから放出される電流を前記固体発光素子に供給するダイオードと、前記スイッチング素子に流れる電流を検出し、検出された電流検出値を出力する電流検出回路と、を有し、前記制御部は、前記電流検出値と、電流目標値とを比較するコンパレータとを有し、前記コンパレータからの出力信号に基づいて、前記電流検出値が前記電流目標値に達したことを検知した場合に、前記スイッチング素子をオン状態からオフ状態にスイッチングし、前記スイッチング素子を固定周期でオフ状態からオン状態にスイッチングし、前記固定周期は、順方向電圧が前記Vfmaxである前記固体発光素子が接続された場合において、前記インダクタが電流を放出し終えるタイミングと、前記スイッチング素子がオフ状態からオン状態にスイッチングされるタイミングと、が一致するような周期であることを特徴とする。
また、本発明に係る点灯装置の一態様において、前記Vfmaxは、前記直流電源の出力電圧値の1/2より大きい構成としてもよい。
また、本発明に係る点灯装置の一態様において、前記Vfminは、前記直流電源の出力電圧値と前記Vfmaxとの差より大きい構成としてもよい。
また、本発明に係る点灯装置の一態様において、前記制御部は、さらに、前記固定周期でパルス信号を繰り返し出力するパルス発生部を有し、前記パルス発生部は、前記直流電源の出力電圧値と、点灯装置に接続される前記固体発光素子の順方向電圧値と、に基づいて、前記固定周期を決定する構成としてもよい。
また、本発明に係る照明器具の一態様は、上記いずれかに記載の点灯装置と、順方向電圧がVfmin以上Vfmax以下の範囲である固体発光素子と、を備えることを特徴とする。
また、本発明に係る点灯装置の一態様は、直流電源に接続されて、複数の固体発光素子に電流を供給する点灯装置であって、複数のDC/DCコンバータと、制御部と、を備え、前記DC/DCコンバータは、前記直流電源と直列接続されてオン・オフ制御されるスイッチング素子と、前記スイッチング素子と直列に接続されて前記スイッチング素子がオン状態である場合に前記直流電源から電流が流れるインダクタと、前記インダクタから放出される電流を前記固体発光素子に供給するダイオードと、前記スイッチング素子に流れる電流を検出し、検出された電流検出値を出力する電流検出回路と、を有し、前記制御部は、すべての前記インダクタの電流がゼロであることを検知する検知回路と、前記複数のDC/DCコンバータのそれぞれに一対一で対応する複数のコンパレータと、を有し、前記コンパレータは、前記電流検出値と、電流目標値と、を比較し、前記コンパレータからの出力信号に基づいて、前記電流検出値が前記電流目標値に達したことを検知した場合に、前記コンパレータに対応する前記スイッチング素子をオン状態からオフ状態にスイッチングし、前記検知回路がすべての前記インダクタの電流がゼロであることを検知した場合に、すべての前記スイッチング素子を同時にオフ状態からオン状態にスイッチングすることを特徴とする。
また、本発明に係る点灯装置の一態様において、前記電流目標値は、前記複数のコンパレータに共通の値である構成としてもよい。
また、本発明に係る点灯装置の一態様において、前記複数の固体発光素子の順方向電圧の最大値がVfmaxであり、前記Vfmaxは前記直流電源の出力電圧値の1/2より大きい構成としてもよい。
また、本発明に係る点灯装置の一態様において、前記複数の固体発光素子の順方向電圧の最小値がVfminであり、前記Vfminは、前記直流電源の出力電圧値と前記Vfmaxとの差より大きい構成としてもよい。
また、本発明に係る照明器具の一態様は、上記いずれかに記載の点灯装置と、複数の固体発光素子と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、DC/DCコンバータを用いた固体発光素子の点灯装置において、簡単な構成で光出力を安定化させることができる。
BCM制御におけるインダクタ電流の時間変化を示す図である。 バックコンバータの出力電圧と負荷電流との関係を示す図である。 本発明の実施の形態1における点灯装置の概要を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1における点灯装置の回路図である。 本発明の実施の形態1における制御部の回路図である。 本発明の実施の形態1におけるインダクタ電流の時間変化を示す図である。 本発明の実施の形態1における順方向電圧と、インダクタ電流導通期間T及び負荷電流と、の関係を示すグラフである。 本発明の実施の形態1における異なる順方向電圧に対するインダクタ電流の時間変化を示す図である。 本発明の実施の形態2における点灯装置の概要を示すブロック図である。 本発明の実施の形態2における点灯装置の回路図である。 本発明の実施の形態2における制御部の回路図である。 本発明の実施の形態3に係る照明器具の一例を示す外観図である。 本発明の実施の形態3に係る照明器具の他の一例を示す外観図である。 本発明の実施の形態3に係る照明器具の他の一例を示す外観図である。
以下、本発明の実施の形態に係る点灯装置及び照明器具について、図面を参照しながら説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、いずれも本発明の好ましい一具体例を示すものである。したがって、以下の実施の形態で示される、数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、工程(ステップ)、工程の順序などは、一例であって本発明を限定する主旨ではない。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、本発明の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
なお、各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。
(実施の形態1)
まず、本発明の実施の形態1における点灯装置及び照明器具について説明する。
図3は、本実施の形態における点灯装置1の概要を示すブロック図である。なお、本図には、点灯装置1だけでなく、直流電力を供給する直流電源2、直流電源2に交流電力を供給する交流電源4、及び、点灯の対象となる固体発光素子(本実施の形態では、LED3)も併せて図示されている。ここで、点灯装置1と直流電源2とLED3とを組み合わせることによって、照明器具10が形成される。
点灯装置1は、直流電源2によって電圧値Vbusの直流電圧が印加されて、順方向電圧VfのLED3に電流Ioutを供給する回路である。図3に示されるように、点灯装置1は、DC/DCコンバータの一種であるバックコンバータBC1と、制御部CNTLとを備える。
直流電源2の回路構成は、特に限定されないが、例えば、ブーストコンバータやフライバックコンバータによる力率改善回路等が用いられる。
図4は、本実施の形態における点灯装置1の回路図である。
バックコンバータBC1は、スイッチング素子SW1と、インダクタL1と、ダイオードD1と、電流検出回路とを備える。
スイッチング素子SW1は、直流電源2と直列接続されて、制御部CNTLによってオン・オフ制御される素子である。スイッチング素子SW1として、たとえば、MOS−FETなどが用いられる。
インダクタL1は、スイッチング素子SW1と直列に接続され、スイッチング素子SW1がオン状態のときに直流電源2から電流が流れる素子である。
ダイオードD1は、インダクタL1から放出される電流をLED3に供給する素子である。
抵抗Rsは、電流検出回路を構成する素子である。電流検出回路は、抵抗Rsに発生する電圧降下Rs・isw1から、スイッチング素子SW1に流れる電流isw1を検出する。
本実施の形態におけるバックコンバータBC1は、さらに、LED3と並列に接続され、LED3に供給する電流を平滑化する平滑コンデンサC1を備えている。平滑コンデンサC1によって、図1に示されたような三角波状のインダクタ電流が平滑化されて、LED3に供給される。
図5は、制御部CNTLの構成を簡略化して示した回路図である。
制御部CNTLは、オン・タイミングパルス発生部PG1と、コンパレータCP1と、フリップフロップFF1と、を備える。
オン・タイミングパルス発生部PG1は、固定周期でパルス信号を繰り返し出力するパルス発生部である。オン・タイミングパルス発生部PG1は、LED3の順方向電圧の最大値であるVfmaxと、直流電源2の出力電圧値Vbusと、に基づいて決定された固定周期で、フリップフロップFF1のセット端子にパルス信号を出力する。
この固定周期は、最大の順方向電圧VfmaxをもつLED3が接続された場合において、インダクタL1が電流を放出し終えるタイミングと、スイッチング素子SW1がオフ状態からオン状態にスイッチングされるタイミングと、が一致するような周期である。すなわち、この固定周期は、最大の順方向電圧VfmaxをもつLED3が接続された場合にBCM動作するような周期に設定される。
コンパレータCP1は、インダクタL1に流れるピーク電流の目標値であるピーク電流目標値と、電流検出回路によって検出されたスイッチング素子SW1に流れる電流の検出値と、を比較する回路である。コンパレータCP1は、スイッチング素子SW1に流れる電流の検出値が、ピーク電流目標値より大きくなった場合に、フリップフロップFF1のリセット端子にHighレベルの信号を出力する。
フリップフロップFF1は、そのQ出力が、駆動アンプを通じてスイッチング素子SW1のゲート端子に接続される回路である。
フリップフロップFF1のセット端子にオン・タイミングパルス発生部PG1の出力信号が入力され、この出力信号がHighレベルになると、フリップフロップFF1のQ出力がHighレベルになる。
また、フリップフロップFF1のリセット端子にコンパレータCP1の出力信号が入力され、この出力信号がHighレベルになると、フリップフロップFF1のQ出力がLowレベルになる。
ここで、本実施の形態の点灯装置1の動作について説明する。
オン・タイミングパルス発生部PG1が、固定周期でHighレベルの信号を出力すると、フリップフロップFF1のQ出力がHighレベルとなり、スイッチング素子SW1のゲート端子にHighレベル信号が入力される。したがって、スイッチング素子SW1は、オン状態、すなわち、導通状態となる。
スイッチング素子SW1がオン状態になると、インダクタL1に電圧降下が発生し、インダクタL1及びスイッチング素子SW1に電流が流れる。このとき、ダイオードD1には、逆電圧が印加され、非導通状態となる。インダクタL1及びスイッチング素子SW1に流れる電流は、時間と共に上昇する。そして、電流目標値Irefに到達すると、コンパレータCP1の出力がHighレベルとなり、フリップフロップFF1のQ出力がLowレベルとなるため、スイッチング素子SW1が、オン状態からオフ状態にスイッチングされる。スイッチング素子SW1がオフ状態となると、スイッチング素子SW1に流れる電流が遮断される。
すなわち、制御部CNTLは、コンパレータCP1からの出力信号に基づいて、スイッチング素子SW1の電流が電流目標値に達したことを検知した場合に、スイッチング素子SW1をオン状態からオフ状態にスイッチングする。
スイッチング素子SW1に流れる電流の検出値が、電流目標値Irefに到達してから、スイッチング素子SW1がオン状態からオフ状態にスイッチングされるまでには、一定の遅延時間ΔTが発生する。この遅延時間ΔTは、コンパレータCP1やフリップフロップFF1等の回路の応答に要する遅延時間である。
この遅延時間ΔTのため、図1に示されるように、実際のピーク電流値は、電流目標値Irefより、ΔIpまたはΔIp’だけ大きな値となる。点灯装置1の負荷であるLED3の順方向電圧が小さいほど、インダクタL1に流れる電流(インダクタ電流)の時間変化率が大きくなるため、実際のピーク電流値の目標電流値Irefからのずれは大きくなる。
スイッチング素子SW1がオフ状態となり、非導通状態となると、インダクタL1に蓄積されたエネルギーが放出され、ダイオードD1が導通状態となる。このとき、インダクタ電流の大きさは、ピーク電流値から、時間と共に下降し、インダクタ電流がゼロになると、ダイオードD1は非導通状態となり、インダクタL1、スイッチング素子SW1及びダイオードD1に流れる電流がゼロとなる。
インダクタ電流の時間変化率は、負荷であるLED3の順方向電圧に依存する。したがって、スイッチング素子SW1が上記のように動作する場合、インダクタL1に電流が導通するインダクタ電流導通期間Tは、LED3の順方向電圧に依存して変化する。
本実施の形態においては、バックコンバータBC1に負荷として接続されるLED3の順方向電圧がVfmin以上Vfmax以下である。
オン・タイミングパルス発生部PG1は、上述したとおり、点灯装置1に接続されるLED3として、最大の順方向電圧VfmaxをもつLED3が接続された場合にBCM動作するような固定周期のパルスを発生する。
図6は、本実施の形態におけるインダクタ電流の時間変化を示す図である。
順方向電圧がVfmaxのLED3を接続した場合には、インダクタ電流が、図6の実線で示されるように変化し、インダクタ電流導通期間が、スイッチング素子SW1のオン制御の繰返し周期と同一の期間Tmaxとなる。すなわち、順方向電圧がVfmaxの場合には、点灯装置1はBCM動作する。
また順方向電圧がVfmin以上Vfmax未満の場合には、インダクタ電流が、図6の破線で示されるように変化し、インダクタ電流導通期間は、図6に示されるように、T’(T’<Tmax)となる。すなわち、順方向電圧がVfmin以上Vfmax未満の場合には点灯装置1は電流不連続モード(Discontinuous Current Mode:DCM)で動作する。
つまり、本実施の形態の点灯装置1においては、順方向電圧Vfが減少する場合の、インダクタ電流のピーク値の増大による負荷電流の増大を、DCM動作によるインダクタ電流導通期間の減少によって、打ち消している。
ここで、本実施の形態におけるインダクタ電流導通期間T、LED3に流れる負荷電流Iout1について解析的に検討する。
LED3の順方向電圧をVf、インダクタL1のインダクタンス値をLとすると、インダクタ電流導通期間Tは以下の式で表される。
Figure 0006167400
また、インダクタ電流のピーク値をIpとすると、LED3に流れる負荷電流Iout1は、以下の式で表される。
Figure 0006167400
図7は、上記式(1)及び式(2)から得られるLED3の順方向電圧Vfと、インダクタ電流導通期間T及び負荷電流Iout1と、の関係を示すグラフである。
図7の下側グラフには、従来例(すなわちBCM動作)における負荷電流Iout1と、順方向電圧Vfとの関係も併せて示されている。
図7に示される点Cは、順方向電圧がVfmaxの場合における、インダクタ電流導通期間Tmaxの位置を指す。
また、図7に示される点Aは、点Cと同一のインダクタ電流導通期間となる点を指す。点Aにおける順方向電圧は、直流電源2の出力電圧値VbusとVfmaxとの差にほぼ等しい。
また、点Bは、インダクタ電流導通期間Tが極小値Teとなる点を指す。点Bにおける順方向電圧は、およそVbus/2となる。
図8は、図7に示されたA点、B点及びC点の各順方向電圧の場合における、インダクタ電流の時間変化を示す図である。
図8に示されるように、A点(破線)及びC点(実線)の場合には、点灯装置1はBCM動作することが理解される。また、B点の場合には、点灯装置1は、DCM動作することが理解される。
同様に、インダクタ電流導通期間Tが、Tmaxより小さければ、すなわち、Vfが、VbusとVfmaxとの差より大きく、Vfmaxより小さければ、点灯装置1は、DCM動作する。
図7の下側グラフには、順方向電圧Vfが、VfmaxからΔVfの範囲で変化する場合の、本発明における負荷電流Iout1の変化量ΔIout1、及び、従来例(すなわち、BCM動作)における負荷電流の変化量ΔIout0が、示されている。
図7に示されるように、Vfmax及びΔVfを適切に設定すると、ΔIout1をΔIout0より小さくできる。
図7の下側グラフに示されるように、順方向電圧がVbus/2より大となる点で、本発明の負荷電流Iout1が極小値をとるので、この極小値付近において、順方向電圧に対する負荷電流Iout1の変動量が特に小さくなる。
したがって、本Vfmaxを、Vbus/2以上の値に設定することで、負荷電流Iout1のVfに対する変動をより一層抑制し得ると認められる。また、Vfが、VbusとVfmaxとの差程度(図7の点AにおけるVf)となる場合、負荷電流Iout1は、従来例の負荷電流と同等となるため、順方向電圧の最小値Vfminは、VbusとVfmaxとの差以上に設定することが望ましい。
以上に述べたとおり、本実施の形態の点灯装置1によると、簡単な構成でLED3の光出力を安定化させることができる。
なお、本実施の形態では、バックコンバータを一つだけ設ける構成としたが、複数のバックコンバータを設けて、それぞれ別のLEDに電流を供給する構成としてもよい。
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態2における点灯装置及び照明器具について説明する。
図9は、本実施の形態における点灯装置1の概要を示すブロック図である。
本実施の形態における点灯装置1においては、複数のバックコンバータBC1、BC2、・・・と、制御部CNTLと、を備える。
また、本実施の形態においても、実施の形態1と同様に、点灯装置1と直流電源2と複数のLED3とを組み合わせることによって、照明器具10が形成される。
図9に示されるように、各バックコンバータは、直流電源2の出力端子に並列に接続される。
制御部CNTLは、各バックコンバータの負荷電流Iout1、Iout2、・・・がそれぞれ一定で、かつ、互いに等しくなるように、各バックコンバータを制御する処理部である。
各バックコンバータの出力には、負荷としてLED3が接続される。LED3は、それぞれ順方向電圧にばらつきがあり得る。
図10は、本実施の形態における点灯装置1の回路図である。
図10に示されるバックコンバータBC1、BC2、・・・は、それぞれ、インダクタL1、L2、・・・のゼロ電流を検出するための補助巻線が施されている点において、実施の形態1におけるバックコンバータBC1と異なる。
インダクタL1、L2、・・・に施された補助巻線から出力される電圧値ZCD1、ZCD2、・・・の大きさは、各インダクタに流れる電流の時間微分に比例する。また、補助巻線から出力される電圧値は、インダクタL1、L2、・・・に流れる電流iL1、iL2、・・・が時間的に増加又は減少する場合、それぞれ正又は負の電圧を発生させ、一定の場合には、電圧は発生させない。
図11は、本実施の形態における制御部CNTLの内部構成を簡略化して示した回路図である。
制御部CNTLは、各バックコンバータに含まれるすべてのインダクタの電流がゼロであることを検知するための検知回路と、インダクタ電流の検出値とピーク電流目標値とを比較するコンパレータCP1、CP2、・・・と、を有する。ここで、この検知回路は、電圧値ZCD1、ZCD2、・・・の否定の論理積を出力する論理回路によって構成されている。
また、制御部CNTLは、さらに、点灯装置の始動時にスタートパルス信号を生成するスタータS1と、バックコンバータBC1、BC2、・・・に対応するフリップフロップFF1、FF2、・・・と、を含む。
制御部CNTLの各フリップフロップのセット端子には、スタータS1からのスタートパルス信号と、電圧値ZCD1、ZCD2、・・・の否定の論理積と、の論理和が入力される。これにより、スタートパルス信号が生成される場合、又は、電圧値ZCD1、ZCD2、・・・のすべてがLowレベルとなる場合に、すべてのフリップフロップのQ出力がHighレベルになる。
コンパレータCP1、CP2、・・・は、スイッチング素子SW1、SW2・・・に流れる電流isw1、isw2、・・・と、ピーク電流目標値Irefとを比較する。ここで、ピーク電流目標値Irefとは、所望の負荷電流値Ioutに応じて設定された各スイッチング素子のピーク電流の目標値である。
各コンパレータの出力は、各スイッチング素子に流れる電流が、ピーク電流目標値Irefより大きくなる場合に、Highレベルになる。コンパレータCP1、CP2、・・・の出力は、それぞれ、フリップフロップFF1、FF2、・・・のリセット端子に入力される。そして、各コンパレータの出力がHighレベルになると各フリップフロップのQ出力はLowレベルになる。
フリップフロップFF1、FF2、・・・のQ出力は、それぞれ、スイッチング素子SW1、SW2、・・・のゲート端子に接続される。したがって、各フリップフロップのQ出力がHighレベルになると、各スイッチング素子がオン状態、すなわち、導通状態になる。また、フリップフロップのQ出力がLowレベルになると、各スイッチング素子がオフ状態、すなわち、非導通状態になる。
ここで、本実施の形態の点灯装置1の動作について説明する。
点灯装置1の始動時は、スタータS1が発生するスタートパルス信号が、全フリップフロップのセット端子に、同時に入力される。スタートパルス信号がセット端子に入力されることにより、全フリップフロップのQ出力がHighレベルになり、全スイッチング素子が同時にオン状態になる。
全スイッチング素子がオン状態になること、直流電源2の印加電圧により、全インダクタに電圧降下が発生し、全インダクタ及び全スイッチング素子に直流電源2から電流が流れる。
そのとき、全ダイオードには、逆電圧が印加されることとなり、非導通状態になる。
全インダクタ及び全スイッチング素子に流れる電流は、時間と共に上昇する。
ここで、インダクタ及びスイッチング素子に流れる電流の時間変化率は、負荷であるLED3の順方向電圧に依存する。したがって、各インダクタ及びスイッチング素子に流れる電流は、それぞれに接続されたLED3の順方向電圧に依存するタイミングで、ピーク電流目標値Irefに到達する。
あるスイッチング素子SWk(k=1、2、・・・)に流れる電流がピーク電流目標値Irefに到達すると、コンパレータCPkの出力がHighレベルとなり、その出力が、フリップフロップFFkのリセット端子に入力される。
フリップフロップFFkのQ出力がLowレベルになるため、そのQ出力をゲート端子に入力されたスイッチング素子SWkが、オン状態からオフ状態にスイッチングされ、スイッチング素子SWkに流れる電流が遮断される。
スイッチング素子SWkがオフ状態になり非導通状態になると、バックコンバータBCkに含まれるダイオードDkは導通状態となり、インダクタLkおよびダイオードDkに電流が流れる。この電流はピーク電流値より時間と共に下降し、インダクタLkに流れる電流がゼロになるとダイオードDkが非導通状態になる。
このとき、インダクタLkに流れる電流が下降している状態からゼロになると、インダクタLkの補助巻線ZCDkに生じる電圧は、HighレベルからLowレベルに推移し、ゼロ電流となったことを検出することが出来る。
制御部に含まれる論理ゲートによって、すべての補助巻線電圧がLowレベルになる、すなわち、すべてのインダクタに流れる電流がゼロになると、論理積ゲートの出力がHighレベルとなる。それに伴い、すべてのフリップフロップのセット端子にHighレベルが入力され、すべてのスイッチング素子が同時にオフ状態からオン状態にスイッチングされる。
すなわち、すべてのインダクタ電流がゼロになったことを検知した場合に、すべてのスイッチング素子をオンにする動作を行う。したがって、最もインダクタ電流導通期間が長いバックコンバータはBCM動作し、このバックコンバータと同期して残りのバックコンバータはDCM動作を行う。ここで、各バックコンバータのうち、BCM動作を行うコンバータに接続されるLED3の順方向電圧値が、全順方向電圧の中で最大の値となる。
本実施の形態の点灯装置1においては、以上のように動作することで、実施の形態1の場合と同様に、各バックコンバータの負荷電流の差が抑制される。すなわち、順方向電圧が小さいLED3が接続されたバックコンバータのインダクタ電流のピーク電流の増大による負荷電流の増大を、DCM動作によるインダクタ電流導通期間の減少によって打ち消すことができる。したがって、本実施の形態においては、すべてのバックコンバータがBCM動作を行う従来の構成を採用する場合より、各負荷電流間の差を抑制できる。
さらに、本実施の形態においても、実施の形態1の場合と同様に、各バックコンバータのインダクタ電流導通期間T、及び、負荷電流は、各バックコンバータに接続されるLED3の順方向電圧Vfに依存し、図7に示されるように極小値を持った特性となる。
したがって、本実施の形態においては、各バックコンバータに接続されるLED3の順方向電圧のうち、最大の順方向電圧の値Vfmaxが、直流電源2の出力電圧値Vbusの1/2より大きいことが望ましい。また、各バックコンバータに接続されるLED3の順方向電圧のうち、最小の順方向電圧の値Vfminが、VbusとVfmaxとの差より大きいことが望ましい。
以上で述べたとおり、本実施の形態においては、すべてのバックコンバータがBCM動作を行う従来の構成を採用する場合より、各バックコンバータの各負荷電流間の差、すなわち、負荷である複数のLED3間の光出力のばらつきを抑制できる。
(実施の形態3)
次に、本発明の実施の形態3における点灯装置及び照明器具について説明する。
図12〜14は、本実施の形態の照明器具10の外観図である。
図12は、照明器具10をダウンライトに適用した例を示し、図13及び図14は、スポットライトに適用した例を示す。
図12〜14に示された照明器具10は、回路ボックス11及び灯体12を備え、図12に示された照明器具10は、さらに、配線13を備える。
回路ボックス11には、上記の点灯装置1及び直流電源2が格納され、灯体12には、LEDが装着される。
また、配線13は、回路ボックス11と灯体12とを電気的に接続する配線である。
本実施の形態においては、照明器具10に、上記の点灯装置1を用いることにより、LEDに流れる電流を所望の電流値とすることができる。したがって、複数の照明器具10を同一空間内に設置する場合における各照明器具10の光出力のばらつきを抑制することができる。
また、照明器具10が、複数のLEDを備える場合には、各LED間の色むらを抑制することができる。
以上のように、実施の形態1における点灯装置は、直流電源に接続されて、順方向電圧がVfmin以上Vfmax以下の範囲である固体発光素子に電流を供給する点灯装置であって、DC/DCコンバータと、制御部と、を備え、前記DC/DCコンバータは、前記直流電源と直列接続されてオン・オフ制御されるスイッチング素子と、前記スイッチング素子と直列に接続されて前記スイッチング素子がオン状態である場合に前記直流電源から電流が流れるインダクタと、前記インダクタから放出される電流を前記固体発光素子に供給するダイオードと、前記スイッチング素子に流れる電流を検出し、検出された電流検出値を出力する電流検出回路と、を有し、前記制御部は、前記電流検出値と、電流目標値とを比較するコンパレータとを有し、前記コンパレータからの出力信号に基づいて、前記電流検出値が前記電流目標値に達したことを検知した場合に、前記スイッチング素子をオン状態からオフ状態にスイッチングし、前記スイッチング素子を固定周期でオフ状態からオン状態にスイッチングし、前記固定周期は、順方向電圧が前記Vfmaxである前記固体発光素子が接続された場合において、前記インダクタが電流を放出し終えるタイミングと、前記スイッチング素子がオフ状態からオン状態にスイッチングされるタイミングと、が一致するような周期である。
これにより、固体発光素子の順方向電圧に依存することなく、固体発光素子に流れる平均電流を安定化することができる。したがって、固体発光素子の順方向電圧あるいは定格電圧にばらつきがあっても、固体発光素子に出力する電流のばらつきを抑制することができる。しかも、これらの点灯装置は、比較的簡単な構成で実現されている。
また、実施の形態1では、前記Vfmaxは、前記直流電源の出力電圧値の1/2より大きい構成としてもよい。
これにより、固体発光素子に出力する電流のばらつきをより一層抑制することができる。
また、実施の形態1では、前記Vfminは、前記直流電源の出力電圧値と前記Vfmaxとの差より大きい構成としてもよい。
これにより、固体発光素子に出力する電流のばらつきをより確実に抑制することができる。
また、実施の形態1では、前記制御部は、さらに、前記固定周期でパルス信号を繰り返し出力するパルス発生部を有し、前記パルス発生部は、前記直流電源の出力電圧値と、点灯装置に接続される前記固体発光素子の順方向電圧値と、に基づいて、前記固定周期を決定する構成としてもよい。
これにより、固体発光素子の順方向電圧及び直流電源の出力電圧値に応じて、スイッチング素子のスイッチング周期を設定することができる。
また、実施の形態2における点灯装置は、直流電源に接続されて、複数の固体発光素子に電流を供給する点灯装置であって、複数のDC/DCコンバータと、制御部と、を備え、前記DC/DCコンバータは、前記直流電源と直列接続されてオン・オフ制御されるスイッチング素子と、前記スイッチング素子と直列に接続されて前記スイッチング素子がオン状態である場合に前記直流電源から電流が流れるインダクタと、前記インダクタから放出される電流を前記固体発光素子に供給するダイオードと、前記スイッチング素子に流れる電流を検出し、検出された電流検出値を出力する電流検出回路と、を有し、前記制御部は、すべての前記インダクタの電流がゼロであることを検知する検知回路と、前記複数のDC/DCコンバータのそれぞれに一対一で対応する複数のコンパレータと、を有し、前記コンパレータは、前記電流検出値と、電流目標値と、を比較し、前記コンパレータからの出力信号に基づいて、前記電流検出値が前記電流目標値に達したことを検知した場合に、前記コンパレータに対応する前記スイッチング素子をオン状態からオフ状態にスイッチングし、前記検知回路がすべての前記インダクタの電流がゼロであることを検知した場合に、すべての前記スイッチング素子を同時にオフ状態からオン状態にスイッチングする。
これにより、複数の固体発光素子に出力する電流を所望の値に安定化させることができる。
また、実施の形態2では、前記電流目標値は、前記複数のコンパレータに共通の値である構成となっている。
これにより、複数の固体発光素子に出力する電流のばらつきを抑制することができる。
また、実施の形態2では、前記複数の固体発光素子の順方向電圧の最大値がVfmaxであり、前記Vfmaxは前記直流電源の出力電圧値の1/2より大きい構成としてもよい。
これにより、複数の固体発光素子に出力する電流をより一層安定化させることできる。
また、実施の形態2では、前記複数の固体発光素子の順方向電圧の最小値がVfminであり、前記Vfminは、前記直流電源の出力電圧値と前記Vfmaxとの差より大きい構成としてもよい。
これにより、複数の固体発光素子に出力する電流をより確実に安定化させることできる。
以上、本発明に係る点灯装置及び照明器具について、実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、これらの実施の形態に限定されるものではない。本発明の趣旨を逸脱しない限り、当業者が思いつく各種変形を本実施の形態に施したものや、異なる実施の形態における構成要素を組み合わせて構築される形態も、本発明の一つまたは複数の実施の形態の範囲内に含まれてもよい。
たとえば、上記実施の形態の点灯装置では、固体発光素子として、LEDが用いられたが、本発明に係る固体発光素子は、有機EL素子等の他の固体発光素子に置き換えられてもよい。
また、上記実施の形態における点灯装置を複数の照明器具に適用する場合には、上記実施の形態1又は2のいずれかのタイプの点灯装置がすべての照明器具に適用されてもよいし、複数のタイプの点灯装置が混在した形態で複数の照明器具に適用されてもよい。さらに、上記実施の形態2の点灯装置を複数の照明器具に適用する場合には、複数のバックコンバータのそれぞれが分散されて各照明器具に収納されてもよいし、複数のバックコンバータがまとめて一つの照明器具に収納されてもよい。
また、上記実施の形態の点灯装置では、DC/DCコンバータとしてバックコンバータの例が用いられたが、本発明に係るDC/DCコンバータは、各実施の形態で示されたバックコンバータに限られない。DC/DCコンバータとしては、スイッチング素子、インダクタ及びダイオードを有し、以下に述べるように動作するものであれば採用され得る。すなわち、スイッチング素子がオン状態の際に、インダクタに電流が流れてエネルギーが蓄積され、スイッチング素子がオフ状態の際に、インダクタに蓄積されたエネルギーが、ダイオードを介して放電されるように動作するDC/DCコンバータであればよい。
また、上記実施の形態では、直流電源の出力電圧値に基づいて、半導体発光素子の順方向電圧の最大値及び最小値を決定しているが、逆に、半導体発光素子の順方向電圧の最大値及び最小値に基づいて、直流電源の出力電圧値を調整することもできる。
1 点灯装置
2 直流電源
3 LED
4 交流電源
10 照明器具
11 回路ボックス
12 灯体
13 配線
BC1、BC2 バックコンバータ
CNTL 制御部
C1、C2 平滑コンデンサ
D1、D2 ダイオード
L1、L2 インダクタ
SW1、SW2 スイッチング素子
Rs、Rs1、Rs2 抵抗
PG1 オン・タイミングパルス発生部
CP1、CP2 コンパレータ
FF1、FF2 フリップフロップ
S1 スタータ

Claims (14)

  1. 直流電源に接続されて、順方向電圧がVfmin以上Vfmax以下の範囲である固体発光素子に電流を供給する点灯装置であって、
    DC/DCコンバータと、制御部と、を備え、
    前記DC/DCコンバータは、
    前記直流電源と直列接続されてオン・オフ制御されるスイッチング素子と、
    前記スイッチング素子と直列に接続されて前記スイッチング素子がオン状態である場合に前記直流電源から電流が流れるインダクタと、
    前記インダクタから放出される電流を前記固体発光素子に供給するダイオードと、
    前記スイッチング素子に流れる電流を検出し、検出された電流検出値を出力する電流検出回路と、を有し、
    前記制御部は、
    前記電流検出値と、電流目標値とを比較するコンパレータとを有し、
    前記コンパレータからの出力信号に基づいて、前記電流検出値が前記電流目標値に達したことを検知した場合に、前記スイッチング素子をオン状態からオフ状態にスイッチングし、
    前記スイッチング素子を固定周期でオフ状態からオン状態にスイッチングし、
    前記固定周期は、順方向電圧が前記Vfmaxである前記固体発光素子が接続された場合において、前記インダクタが電流を放出し終えるタイミングと、前記スイッチング素子がオフ状態からオン状態にスイッチングされるタイミングと、が一致するような周期である
    点灯装置。
  2. 前記Vfmaxは、前記直流電源の出力電圧値の1/2より大きい
    請求項1に記載の点灯装置。
  3. 前記Vfminは、前記直流電源の出力電圧値と前記Vfmaxとの差より大きい
    請求項2に記載の点灯装置。
  4. 前記制御部は、さらに、前記固定周期でパルス信号を繰り返し出力するパルス発生部を有し、
    前記パルス発生部は、前記直流電源の出力電圧値と、点灯装置に接続される前記固体発光素子の順方向電圧値と、に基づいて、前記固定周期を決定する
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の点灯装置。
  5. 直流電源に接続されて、複数の固体発光素子に電流を供給する点灯装置であって、
    複数のDC/DCコンバータと、制御部と、を備え、
    前記DC/DCコンバータは、
    前記直流電源と直列接続されてオン・オフ制御されるスイッチング素子と、
    前記スイッチング素子と直列に接続されて前記スイッチング素子がオン状態である場合に前記直流電源から電流が流れるインダクタと、
    前記インダクタから放出される電流を前記固体発光素子に供給するダイオードと、
    前記スイッチング素子に流れる電流を検出し、検出された電流検出値を出力する電流検出回路と、を有し、
    前記制御部は、
    すべての前記インダクタの電流がゼロであることを検知する検知回路と、
    前記複数のDC/DCコンバータのそれぞれに一対一で対応する複数のコンパレータと、を有し、
    前記コンパレータは、前記電流検出値と、電流目標値と、を比較し、
    前記コンパレータからの出力信号に基づいて、前記電流検出値が前記電流目標値に達したことを検知した場合に、前記コンパレータに対応する前記スイッチング素子をオン状態からオフ状態にスイッチングし、
    前記検知回路がすべての前記インダクタの電流がゼロであることを検知した場合に、すべての前記スイッチング素子を同時にオフ状態からオン状態にスイッチングし、
    前記複数の固体発光素子の順方向電圧の最大値がVfmaxであり、前記Vfmaxは前記直流電源の出力電圧値の1/2より大きい
    点灯装置。
  6. 前記複数の固体発光素子の順方向電圧の最小値がVfminであり、前記Vfminは、前記直流電源の出力電圧値と前記Vfmaxとの差より大きい
    請求項に記載の点灯装置。
  7. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の点灯装置と、順方向電圧がVfmin以上Vfmax以下の範囲である固体発光素子と、を備える
    照明器具。
  8. 請求項5又は6に記載の点灯装置と、複数の固体発光素子と、を備える
    照明器具。
  9. 直流電源に接続されて、順方向電圧がVfmin以上Vfmax以下の範囲の間の固体発光素子に電流を供給する点灯装置の設計方法であって、
    前記点灯装置は、
    DC/DCコンバータと、制御部と、を備え、
    前記DC/DCコンバータは、
    前記直流電源と直列接続されてオン・オフ制御されるスイッチング素子と、
    前記スイッチング素子と直列に接続されて前記スイッチング素子がオン状態である場合に前記直流電源から電流が流れるインダクタと、
    前記インダクタから放出される電流を前記固体発光素子に供給するダイオードと、
    前記スイッチング素子に流れる電流を検出し、検出された電流検出値を出力する電流検出回路と、を有し、
    前記制御部は、
    前記電流検出値と、電流目標値とを比較するコンパレータとを有し、
    前記コンパレータからの出力信号に基づいて、前記電流検出値が前記電流目標値に達したことを検知した場合に、前記スイッチング素子をオン状態からオフ状態にスイッチングし、
    前記スイッチング素子を固定周期でオフ状態からオン状態にスイッチングし、
    前記点灯装置の設計方法は、
    順方向電圧がVfmaxである前記固体発光素子が接続された場合に、前記インダクタが電流を放出し終えるタイミングと、前記スイッチング素子がオフ状態からオン状態にスイッチングされるタイミングと、が一致するように前記点灯装置の前記固定周期を設定するステップを含む
    点灯装置の設計方法。
  10. さらに、前記Vfmaxを、前記直流電源の出力電圧値の1/2より大きい値に設定するステップを含む
    請求項に記載の点灯装置の設計方法。
  11. さらに、前記Vfminを、前記直流電源の出力電圧値と前記Vfmaxとの差より大きい値に設定するステップを含む
    請求項1に記載の点灯装置の設計方法。
  12. 直流電源に接続されて、順方向電圧がVfmin以上Vfmax以下の範囲の間の固体発光素子に電流を供給する点灯装置の製造方法であって、
    前記直流電源と直列接続されてオン・オフ制御されるスイッチング素子と、前記スイッチング素子と直列に接続されて前記スイッチング素子がオン状態である場合に前記直流電源から電流が流れるインダクタと、前記インダクタから放出される電流を前記固体発光素子に供給するダイオードと、前記スイッチング素子に流れる電流を検出し、検出された電流検出値を出力する電流検出回路と、を有するDC/DCコンバータを設けるステップと
    前記電流検出値と、電流目標値とを比較するコンパレータとを有し、前記コンパレータからの出力信号に基づいて、前記電流検出値が前記電流目標値に達したことを検知した場合に、前記スイッチング素子をオン状態からオフ状態にスイッチングし、前記スイッチング素子を固定周期でオフ状態からオン状態に繰り返しスイッチングする制御部を設けるステップと、
    順方向電圧がVfmaxである前記固体発光素子が接続された場合に、前記インダクタが電流を放出し終えるタイミングと、前記スイッチング素子がオフ状態からオン状態にスイッチングされるタイミングと、が一致するように前記点灯装置の前記固定周期を設定するステップを含む
    点灯装置の製造方法。
  13. さらに、前記Vfmaxを、前記直流電源の出力電圧値の1/2より大きい値に設定するステップを含む
    請求項1に記載の点灯装置の製造方法。
  14. さらに、前記Vfminを、前記直流電源の出力電圧値と前記Vfmaxとの差より大きい値に設定するステップを含む
    請求項1に記載の点灯装置の製造方法。
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