JP6164934B2 - 飼育ケージ収納装置 - Google Patents
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Description
収納棚には、飼育ケージが載置される。
ノズルは、収納棚の収納方向奥側部分に取り付けられるとともに収納方向手前側へ向けて配設され、収納棚に載置された飼育ケージに接続可能である。
付勢部材は、収納棚に設けられ、収納棚に載置された飼育ケージを、収納方向手前側に付勢するための部材である。
押さえ機構は、収納棚に設けられ、収納棚に載置された飼育ケージを収納方向奥側へ向けて押さえる。
移載装置は、収納棚との間で飼育ケージを移載するための装置である。
以上のように、飼育ケージは、移載装置によって自動的に収納棚に移載されて、ノズルが接続される。さらに、付勢部材と押さえ機構によって、飼育ケージにノズルが接続された状態が維持される。
この装置では、飼育ケージの突出部は、載置部に載置された状態で押さえ機構の第1押さえ部に押し付けられることで、収納方向に移動不能になっている。また、その状態で、突出部の収納方向手前側端部の上方には押さえ機構の第2押さえ部が配置されているので、突出部の収納方向手前側端部が上方に移動しにくい。
プッシャーは、収納棚の収納方向奥側に延びるシャフトと、シャフトの先端に取り付けられ飼育ケージの上部に当接可能な当接位置と非当接位置との間で移動可能な当接部材とを有していてもよい。
この装置では、移載装置はアームによって飼育ケージを側方から把持した状態で移載を行う。また、移載装置が飼育ケージを収納棚に搬入するときには、当接位置にあるプッシャーが飼育ケージの上部を収納方向奥側に押してアームによる搬入を補助する。飼育ケージを収納棚から搬出する際には、当接部材は、非当接位置に移動しているので、飼育ケージの移動を邪魔しない。
この装置では、搬入時に飼育ケージが傾いているので、飼育ケージと押さえ機構との係合が容易になる。
この装置では、移載装置が飼育ケージを収納棚から搬出するときには、コンベア装置が飼育ケージを持ち上げて引き出すことで、アームによる飼育ケージの搬出を補助する。
この装置では、搬出時に飼育ケージが収納方向奥側に移動させられながら傾けられるので、飼育ケージと押さえ機構との係合解除が容易になる。
(1)全体構成
本発明の実施形態としての飼育ケージ収納装置1を説明する。飼育ケージ収納装置1は、複数の飼育ケージ3を収納するための装置である。飼育ケージ3は、実験動物である例えばマウスを飼育するための容器である。飼育ケージ3の詳細については後述する。
飼育ケージ収納装置1は、例えば図1に示すように、主に、ラック7と、スタッカクレーン9(移載装置の一例)とを有している。
スタッカクレーン9は、自動走行可能な移載装置であり、ラック7の収納棚11の搬入搬出口側の面に沿って移動可能であり、飼育ケージ3を収納棚11との間で移載(収納棚11に搬入又は収納棚11から搬出)可能である。スタッカクレーン9の詳細については後述する。
ラック7の各収納棚11は、例えば図1に示すように、複数の枠部材によって構成されている。具体的には、収納棚11は、図5に示すように、収納方向の手前側が搬入搬出口11aであり、収納方向の奥側が背面部11b(収納方向奥側部分の一例)である。収納棚11は、側方(収納方向に交差する方向)両側面に載置部11cを有している。載置部11cは、収納方向に伸びる枠状の部材である。
ノズル15は、図5に示すように、ノズル部材17と、ゴム部材19とを有している。ゴム部材19は、ノズル部材17が飼育ケージ3に安定して接続された状態を保つための部材である。また、ゴム部材19は、収納棚11に載置された飼育ケージ3を、収納方向手前側に付勢する機能を有している。なお、ゴム部材19は、付勢部材としての機能を実現できればよいので、代わりにバネが用いられてもよい。
スタッカクレーン9は、走行部(図示せず)と、昇降部(図示せず)と、移載部35とを有している。走行部は、走行車輪(図示せず)と走行駆動部43(図6参照)とを有している。走行駆動部43は、走行車輪(図示せず)を回転駆動するためのモータ(図示せず)を有している。昇降部は、昇降台45(図5参照)と昇降機構(図示せず)と昇降駆動部49(図6参照)とを有している。昇降機構は例えばマストとチェーン(図示せず)とを有している。昇降駆動部49は昇降機構を駆動するためのモータ(図示せず)を有している。
プッシャー55は、バー55aをスライド駆動するためのバー伸縮駆動部55c(図6参照)と、当接部材55bを回動させるためのバー回動駆動部55d(図6参照)とを有している。
飼育ケージ3は、図1に示すように、透明の容器本体3aと蓋3bとから構成されている。容器本体3aには、図5に示すように、収納方向に交差する側方に突出する一対のフランジ3c(突出部の一例)が設けられている。フランジ3cは、収納方向に沿って所定の長さを有している。フランジ3cの収納方向手前側端の下部には、収納方向に延びる係合部3dが設けられている。
容器本体3aの収納方向奥側面には、複数の給排気ポート(図示せず)が設けられている。
飼育ケージ3は、フランジ3cが収納棚11の載置部11cに載置されることで、収納棚11に収納される。また、飼育ケージ3は、係合部3dが押さえ機構21に係合することで、収納方向及び上下方向の移動が規制される。
飼育ケージ収納装置1では、移載部35が飼育ケージ3を収納棚11に移載すると、図4、図5の(d)及び図8に示すように、飼育ケージ3はノズル15に接続された状態で収納棚11に載置される。この状態で、ゴム部材19が飼育ケージ3を収納方向手前側に付勢して、それにより飼育ケージ3は押さえ機構21(具体的には、第1押さえ部21a)によって押さえられた状態になっている。
また、この状態において、図8に示すように、飼育ケージ3のフランジ3cは、載置部11cに載置された状態で押さえ機構21の第1押さえ部21aに押し付けられることで、収納方向に移動不能になっている。また、フランジ3cの係合部3d(収納方向手前側端部の一例)の上方には押さえ機構21の第2押さえ部21bが配置されているので、フランジ3cの収納方向手前側端部が上方に移動しにくくなっている。
また、移載部35が飼育ケージ3を収納棚11に搬入するときには、当接位置にある当接部材55bが、図3〜図4並びに図5の(c)及び(d)に示すように、飼育ケージ3を収納方向奥側に押すことで、アーム51による搬入を補助する。なお、飼育ケージ3を収納棚11から搬出する際には、図12に示すように、当接部材55bが非当接位置に移動することで飼育ケージ3の移動を邪魔しない。
(6−1)搬入動作
図5の(a)に示すように、飼育ケージ3はスタッカクレーン9のベルトコンベア装置59の上に載置されている。この状態から、図1及び図5の(b)に示すように、スタッカクレーン9は、飼育ケージ3を保持したままラック7の収納棚11に接近し、収納棚11の載置部11cよりも飼育ケージ3のフランジ3cが所定量上方となる位置で停止する。そして、アーム51を収納方向奥側に伸ばすことで飼育ケージ3を収納棚11の搬入搬出口11aに接近させる。なお、このときに、アーム51は、飼育ケージ3の収納方向手前側の下部を挟持している。また、このときに、ベルトコンベア59aの全体を収納方向奥側へ移動させながらベルトコンベア装置59も回転駆動することで、飼育ケージ3の移動を補助している。また、上記動作のときに、図1に示すように、プッシャー55のバー55aがラック7側に伸びてもよい。ただし、以上の動作時に、プッシャー55の当接部材55bは非当接位置にあるので、飼育ケージ3が当接部材55bに衝突することがない。なお、ベルトコンベア59aの全体の収納方向奥側への移動はケージの動き始めと一緒に移動し所定量進出した後に回転駆動を始めてもよいし、ケージの動き始めは回転駆動のみでケージが所定量進出した後に回転を停止してコンベアの移動を始めてもよいが、本実施例では、ケージの動き始めと一緒に移動し所定量進出した後に回転駆動を始めるものとする。
以上に述べたように、アーム51が飼育ケージ3を側方から支持した状態で飼育ケージ3を収納棚11内に搬入し、その後に飼育ケージ3の収納方向手前側が収納方向奥側より高くなった傾斜状態においてプッシャー55が飼育ケージ3の上部を収納方向奥側に押すことで飼育ケージ3を収納棚11に載置する。このように、搬入時に飼育ケージ3が傾いているので、飼育ケージ3と押さえ機構21との係合が容易になる。
図13の(a)に示すように、飼育ケージ3は収納棚11の上に載置されている。この状態から、図9及び図13の(b)に示すように、スタッカクレーン9は、ラック7の収納棚11に接近して、さらにベルトコンベア装置59の収納方向奥側のベルトコンベア59aを収納方向奥側に伸ばす。このとき、図10に示すように、ベルトコンベア59aは、上面が収納方向奥側へ移動する方向に回転させながら飼育ケージ3の収納方向手前側部分の下面に当接することで、飼育ケージ3を収納方向奥側に移動させる。ベルトコンベア59aが移動すると、図10及び図13の(b)に示すように、飼育ケージ3の収納方向手前側部分が収納方向奥側部分よりも上方に位置するように、飼育ケージ3が傾く。こうして、フランジ3cの係合部3dは押さえ機構21から外れて上方に移動する。ここで、ベルトコンベア59aは回転を一旦停止する。
さらに、図12及び図13の(d)に示すように、アーム51を縮めることで、飼育ケージ3を収納方向手前側に移動させる。なお、このときに、ベルトコンベア装置59も上面が収納方向手前側に移動するように回転駆動することで、飼育ケージ3の移動を補助している。なお、ベルトコンベア59aは収納方向手前側に移動しながら回転駆動している。
図13の(e)に示すように、スタッカクレーン9内に飼育ケージ3が運び込まれると、ベルトコンベア装置59の駆動が停止される。このときに、ベルトコンベア59aは水平姿勢に戻っている。
以上に述べたように、ベルトコンベア装置59が収納棚11に載置された飼育ケージ3を収納方向奥側に移動させながら収納方向手前側部分を下方から持ち上げて飼育ケージ3を傾かせた状態にして、その後にアーム51が飼育ケージ3を側方から支持した状態で飼育ケージ3を収納棚11から搬出する。このように搬出時に飼育ケージ3が収納方向奥側に移動させられながら傾けられるので、飼育ケージ3と押さえ機構21との係合解除が容易になる。
(1)全体構成
本発明の第2実施形態としての飼育ケージ収納装置101を説明する。飼育ケージ収納装置101は、複数の飼育ケージ103を収納するための装置である。飼育ケージ103は、実験動物である例えばマウスを飼育するための容器である。飼育ケージ103の詳細については後述する。
ラック107は、複数の収納棚111を有している。収納棚111は、上下左右に並んでおり、一方が搬入搬出口になっている。収納棚111の詳細については後述する。
ラック107の各収納棚111は、複数の枠部材によって構成されている。具体的には、収納棚111は、図14に示すように、収納方向の手前側が搬入搬出口111aであり、収納方向の奥側が背面部111b(収納方向奥側部分の一例)である。収納棚111は、載置部111cを有している。
背面部111bには、図14に示すように、複数のノズル115が設けられている(図14では、1個のノズル115のみを図示している)。ノズル115は給排気用であり、図示しない給気タンク及び排気タンクに接続されている。ノズル115は、収納棚111の背面部111bに取り付けられるとともに、収納方向手前側へ向けて配設されている。ノズル115は、収納棚111に載置された飼育ケージ103に接続されるようになっている。
押さえ機構121は、板部材121aを有している。板部材121aは、搬入搬出口111aに対して回動自在に設けられている。具体的には、板部材121aは、図14の(a)に示す第1姿勢と図14の(b)に示す第2姿勢との間で姿勢変更(位置移動)が可能である。第1姿勢は、ロック状態であり、板部材121aは先端であるロック部が飼育ケージ3に対して搬入搬出口111aを遮る位置にある。第2姿勢は、ロック解除状態であり、板部材121aのロック部が搬入搬出口111aから外れる位置にある。なお、押さえ機構121は、ねじりバネ(図示せず)を有している。ねじりバネは、板部材121aに対して、ロック状態である第1姿勢になるように弾性力を与えている。
スタッカクレーン109の走行部と昇降部の構成は前記実施形態と同じであり、移載部135を有している。移載部135は、前記実施形態と同様の一対のアーム151を有しており、アーム151の収納方向奥側端部が押さえ機構121の板部材121aの図示しない部分に当接して、板部材121aを第1姿勢から第2姿勢に変更させることが出来るようになっている。
飼育ケージ103は、前記実施形態のように、容器本体と蓋とを有している。
容器本体の収納方向奥側面には、複数の給排気ポート(図示せず)が設けられている。
飼育ケージ収納装置101では、移載部135が飼育ケージ103を収納棚111に移載すると、飼育ケージ103はノズル115に接続された状態で収納棚111に載置される。この状態で、ゴム部材119が飼育ケージ103を収納方向手前側に付勢して、それにより飼育ケージ3は押さえ機構121によって押さえられた状態になっている。
以上のように、飼育ケージ103は、移載部135によって自動的に収納棚111に移載されて、ノズル115が接続される。さらに、ゴム部材119と押さえ機構121によって、飼育ケージ103にノズル115が接続された状態が維持される。
(6−1)搬入動作
図14の(a)に示すように、飼育ケージ103はスタッカクレーン9に載置されている。この状態から、図14の(a)に示すように、スタッカクレーン109は、飼育ケージ103を保持したままラック107に接近して、さらにアーム151を収納方向奥側に伸ばす。それにより、飼育ケージ103は、収納棚111の搬入搬出口111aに接近させられる。なお、このときに、アーム151は、飼育ケージ103の収納方向奥側下部を挟持しており、アーム151の先端は飼育ケージ103よりさらに収納方向方奥側に突出している。
図15の(a)に示すように、飼育ケージ103は収納棚111の上に載置されている。この状態から、図15の(b)に示すように、スタッカクレーン109は、収納棚111に接近して、アーム151を収納方向奥側に伸ばしていく。このとき、押さえ機構121の板部材121aの図示しない部分にアーム151の収納方向奥側端部が当接して、板部材121aを第1姿勢から第2姿勢に変更させることで、ロック解除状態を実現する。それにより、飼育ケージ103が収納棚111から搬出可能になる。その後、アーム151は、飼育ケージ103の収納方向奥側部分を挟持する。
アーム151が移載部135側に戻ると、板部材121aが第2姿勢から第1姿勢に戻る。
上記第1〜第2実施形態は、下記の構成及び機能を共通に有している。
飼育ケージ収納装置(例えば、飼育ケージ収納装置1,101)は、収納棚(例えば、収納棚11,111)と、ノズル(例えば、ノズル15,115)とを備えている。飼育ケージ収納装置は、付勢部材(例えば、ゴム部材19,119)と、押さえ機構(例えば、押さえ機構21,121)とを備えている。飼育ケージ収納装置は、移載装置(例えば、スタッカクレーン9,109)も備えている。
収納棚には、飼育ケージが載置される。ノズルは、収納棚の収納方向奥側部分に取り付けられるとともに収納方向手前側へ向けて配設され、収納棚に載置された飼育ケージに接続可能である。付勢部材は、収納棚に設けられ、収納棚に載置された飼育ケージを、収納方向手前側に付勢するための部材である。付勢部材は、ゴム以外に他の弾性部材又はバネ等であってもよい。押さえ機構は、収納棚に設けられ、収納棚に載置された飼育ケージを収納方向奥側へ向けて押さえる。移載装置は、収納棚との間で飼育ケージを移載するための装置である。
以上のように、飼育ケージは、移載装置によって自動的に収納棚に移載されて、ノズルが接続される。さらに、付勢部材と押さえ機構によって、飼育ケージにノズルが接続された状態が維持される。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。特に、本明細書に書かれた複数の実施形態及び変形例は必要に応じて任意に組み合せ可能である。
収納棚、移載装置及び飼育ケージの形状は前記実施形態に限定されない。また、付勢部材及び押さえ機構も前記第1実施形態及び第2実施形態に限定されない。
3 飼育ケージ
3a 容器本体
3b 蓋
3c フランジ
3d 係合部
7 ラック
9 スタッカクレーン
11 収納棚
11a 搬入搬出口
11b 背面部
11c 載置部
15 ノズル
17 ノズル部材
19 ゴム部材
21 押さえ機構
21a 第1押さえ部
21b 第2押さえ部
31 走行部
33 昇降部
35 移載部
43 走行駆動部
45 昇降台
46 ベルトコンベア支持台
49 昇降駆動部
51 アーム
53 アーム伸縮駆動部
55 プッシャー
55a バー
55b 当接部材
55d バー伸縮駆動部
55c バー回動駆動部
57 アーム挟持駆動部
59 コンベア装置
59a ベルトコンベア
59b ベルトコンベア回転駆動部
59c ベルトコンベアスライド駆動部
59d ベルトコンベア回動駆動部
63 制御部
Claims (5)
- 飼育ケージが載置される収納棚と、
前記収納棚の収納方向奥側部分に取り付けられるとともに収納方向手前側へ向けて配設され、前記収納棚に載置された飼育ケージに接続可能なノズルと、
前記収納棚に設けられ、前記収納棚に載置された飼育ケージを、収納方向手前側に付勢するための付勢部材と、
前記収納棚に設けられ、前記収納棚に載置された飼育ケージを収納方向奥側へ向けて押さえる押さえ機構と、
前記収納棚との間で前記飼育ケージを移載するための移載装置と、を備え、
前記飼育ケージは収納方向に交差する側方に突出する突出部を有しており、
前記収納棚は、前記突出部が載置される載置部を有しており、
前記押さえ機構は、前記載置部の収納方向手前側端部に設けられ前記突出部の収納方向手前側端部が収納方向に当接する第1押さえ部と、前記第1押さえ部から収納方向奥側に延び前記突出部の収納方向手前側端部の上方に配置される第2押さえ部とを有する、飼育ケージ収納装置。 - 飼育ケージが載置される収納棚と、
前記収納棚の収納方向奥側部分に取り付けられるとともに収納方向手前側へ向けて配設され、前記収納棚に載置された飼育ケージに接続可能なノズルと、
前記収納棚に設けられ、前記収納棚に載置された飼育ケージを、収納方向手前側に付勢するための付勢部材と、
前記収納棚に設けられ、前記収納棚に載置された飼育ケージを収納方向奥側へ向けて押さえる押さえ機構と、
前記収納棚との間で前記飼育ケージを移載するための移載装置と、を備え、
前記移載装置は、前記飼育ケージを側方から把持して収納方向に移動可能なアームと、前記飼育ケージの上部を収納方向奥側に押すためのプッシャーと、を有し、
前記プッシャーは、前記収納棚の収納方向奥側に延びるシャフトと、前記シャフトの先端に取り付けられ前記飼育ケージの前記上部に当接可能な当接位置と非当接位置との間で移動可能な当接部材とを有する、飼育ケージ収納装置。 - 前記アームが前記飼育ケージを側方から支持した状態で前記飼育ケージを前記収納棚内に搬入し、その後に前記飼育ケージの収納方向手前側が収納方向奥側より高くなった傾斜状態において前記プッシャーが前記飼育ケージの上部を収納方向奥側に押すことで前記飼育ケージを前記収納棚に載置させる、請求項2に記載の飼育ケージの収納装置。
- 飼育ケージが載置される収納棚と、
前記収納棚の収納方向奥側部分に取り付けられるとともに収納方向手前側へ向けて配設され、前記収納棚に載置された飼育ケージに接続可能なノズルと、
前記収納棚に設けられ、前記収納棚に載置された飼育ケージを、収納方向手前側に付勢するための付勢部材と、
前記収納棚に設けられ、前記収納棚に載置された飼育ケージを収納方向奥側へ向けて押さえる押さえ機構と、
前記収納棚との間で前記飼育ケージを移載するための移載装置と、を備え、
前記移載装置は、前記飼育ケージの収納方向手前側部分を下方から持ち上げるためのコンベア装置をさらに有する、飼育ケージ収納装置。 - 前記コンベア装置が前記収納棚に載置された前記飼育ケージの収納方向手前側部分を駆動して収納方向奥側に移動させながら収納方向手前側部分を下方から持ち上げて前記飼育ケージを傾かせた状態にして、その後に前記アームが前記飼育ケージを側方から支持した状態で前記飼育ケージを前記収納棚から搬出する、請求項4に記載の飼育ケージ収納装置。
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