JP6164738B2 - 生体埋植材用挿入補助具及び包装体 - Google Patents

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Description

本発明は、シート状の生体埋植材を体内に挿入するための生体埋植材用挿入補助具及び包装体に関する。
外科手術や外傷等に起因して発生し得る、生体組織の癒着を低減するための癒着防止材として、従来、シート状の癒着防止材が知られている(例えば、特許文献1及び2参照。)。このようなシート状の癒着防止材は、袋状の包装体内に収納されており、使用の際、包装体から癒着防止材を取り出し、所定の貼付方法でもって生体組織に貼付している。
また、近年では、より低侵襲な手術方法として腹腔鏡等を用いた鏡視下手術が行われており、当該手術においてシート状の癒着防止材を体内に挿入する方法が検討されている。
例えば非特許文献1では、シート状の癒着防止材を小さく裁断し、筒状に丸めて体内に挿入する方法が紹介されている。具体的に説明すると、まず、包装体内から取り出した癒着防止材を6分割又は12分割する。そして、裁断した癒着防止材の一端を鉗子で把持した状態で筒状に丸めた後、トロッカーを介して体内に挿入する。
また、特許文献3では、シート状の癒着防止材を体内に挿入するための専用の挿入補助具について開示されている。当該挿入補助具は、先端部に切れ込みが入った棒状部材と、この棒状部材を内部に保持可能に構成されたスリーブとからなり、棒状部材の切れ込み部分にシート状の癒着防止材が挟持されるように構成されている。癒着防止材を体内に挿入する際には、棒状部材の切れ込み部分にシート状の癒着防止材を挟み込んだ状態で、棒状部材に癒着防止材を巻き付け、癒着防止材を巻き付けた棒状部材をスリーブ内に装填した後、トロッカーを介して又は直接、スリーブを体内に挿入する。
特開2003−062063号公報 国際公開2011/081162号パンフレット 特開平6−169926号公報
綾部琢哉、"腹腔鏡下直接挿入法"、[online]、科研製薬株式会社のセプラフィルム情報サイト、[平成25年5月28日検索]、インターネット<URL:http://seprafilm.jp/howto02.html>
ところで、癒着防止材の適用面積が広い場合、非特許文献1で紹介されている方法では、小さく裁断した癒着防止材が数多く必要となるため、癒着防止材を裁断する作業や裁断した癒着防止材を筒状に丸めて体内に挿入する作業を何度も行わなければならない。これらの作業が増えると、手術時間の長期化を招きかねない。
一方、特許文献3に開示された挿入補助具を用いれば、癒着防止材を小さく裁断しなくても体内に挿入することができる。このため、癒着防止材の適用面積が広い場合であっても、上記した作業の煩雑性や手術時間の長期化といった問題は、ある程度改善されると考えられる。
しかしながら、特許文献3に開示された挿入補助具を癒着防止材とともに包装体内に封入した場合、挿入補助具の径の大きさの分、包装体全体の厚みが厚くなってしまい、製品出荷時に包装体が嵩張ってしまうという問題がある。
なお、これらの問題は、シート状物が癒着防止材である場合に限ったものではなく、例えばシート状の組織補填材など、他のシート状の生体埋植材である場合にも存在する。
そこで、本発明は、上記の問題を解決するためになされたもので、生体埋植材の適用面積が広い場合であっても、作業が煩雑になったり手術時間が長時間となったりすることなく、さらには製品出荷時において包装体が嵩張るのを抑えることが可能な生体埋植材用挿入補助具及び包装体を提供することを目的とする。
本発明の生体埋植材用挿入補助具は、シート状の生体埋植材を体内に挿入するための生体埋植材用挿入補助具であって、組み合わせると筒状をなす一対の半割部材を備え、前記一対の半割部材は、ヒンジ部を介して開閉可能に連結され、前記ヒンジ部は、前記一対の半割部材の長手方向に沿って配置され、前記一対の半割部材における対向する二面のうち少なくとも一方には、前記生体埋植材を載置する載置面が形成されており、前記一対の半割部材は、前記一対の半割部材を閉じたときに、前記一対の半割部材でもって前記生体埋植材を挟持可能に構成され、かつ、前記一対の半割部材の外面に前記生体埋植材を巻付け可能に構成されていることを特徴とする。
本発明の生体埋植材用挿入補助具を用いてシート状の生体埋植材を体内に挿入するにあたっては、まず、一対の半割部材を開いた状態で載置面上に生体埋植材の端部を載置し、一対の半割部材を閉じると、生体埋植材の端部が一対の半割部材でもって挟持された状態となる。その状態で、一対の半割部材の外面に生体埋植材を巻き付けると、本発明の生体埋植材用挿入補助具を中心として筒状に巻かれた生体埋植材が出来上がる。このようにして筒状に巻かれた生体埋植材を、本発明の生体埋植材用挿入補助具ごと、トロッカーを介して又は直接体内に挿入する。
本発明の生体埋植材用挿入補助具によれば、上述のように、生体埋植材を小さく裁断しなくても体内に挿入することができるため、生体埋植材を体内に挿入するための作業が煩雑になったり手術時間が長時間となったりすることもない。また、「挟む」と「巻き付ける」という2つの動作を行うだけで、比較的簡単にシート状の生体埋植材を筒状に巻くことができるため、作業の容易性という面でも優れている。
また、本発明の生体埋植材用挿入補助具によれば、一対の半割部材がヒンジ部を介して開閉可能に連結されているため、一対の半割部材を開いた状態で包装体内に封入しておくことができる。一対の半割部材が開いた状態では、一対の半割部材が閉じた状態と比べて、生体埋植材用挿入補助具自体の高さ(厚み)が約半分となるため、包装体全体の厚みもその分抑えることができ、従来の挿入補助具の場合ほど包装体が嵩張ることも無い。
したがって、本発明の生体埋植材用挿入補助具は、生体埋植材の適用面積が広い場合であっても、作業が煩雑になったり手術時間が長時間となったりすることなく、さらには製品出荷時において包装体が嵩張るのを抑えることが可能な生体埋植材用挿入補助具となる。
また、本発明の生体埋植材用挿入補助具によれば、ヒンジ部が一対の半割部材の長手方向に沿って配置されているため、一対の半割部材を開いた状態で包装体内に封入した際に、生体埋植材用挿入補助具全体として長くなりすぎることもなく、比較的コンパクトなものとすることができる。
本発明の生体埋植材用挿入補助具においては、前記載置面における前記ヒンジ部側の位置には、前記生体埋植材の載置位置及び載置角度のうち少なくとも一方を調整するための載置調整部が設けられていることが好ましい。
このように構成することにより、生体埋植材の載置位置や載置角度を正しく調整したうえで載置面上に生体埋植材を載置することができ、一対の半割部材の外面に生体埋植材を適切に巻き付けることが可能となる。
本発明の生体埋植材用挿入補助具においては、前記載置調整部は、前記載置面に対して垂直に立設された壁部であることが好ましい。
このように構成することにより、生体埋植材を壁部に突き当てるだけで、生体埋植材の載置位置や載置角度を正しく調整することが可能となる。
本発明の生体埋植材用挿入補助具においては、前記一対の半割部材の端部には、所定深さの凹部が設けられていることが好ましい。
このように構成することにより、例えば、体内で一対の半割部材を開くときや、体内から生体埋植材用挿入補助具を回収するときなどにおいて、凹部が設けられた部分を鉗子等で把持しやすく、利便性に優れたものとなる。
本発明の生体埋植材用挿入補助具においては、前記一対の半割部材の端部には、前記一対の半割部材を組み合わせたときに尖形となる尖形部が設けられていることが好ましい。
このように構成することにより、例えば、体内に生体埋植材用挿入補助具を挿入する際に挿入しやすく、また、体内から生体埋植材用挿入補助具を回収する際に回収しやすいという効果がある。
本発明の生体埋植材用挿入補助具においては、前記一対の半割部材のそれぞれは、断面半円形であり、前記一対の半割部材を閉じると円筒状となることが好ましい。
このように構成することにより、一対の半割部材の外面に生体埋植材を巻いたとき、生体埋植材に望ましくない折れ目が生じることなく、スムーズに巻き付けることが可能となる。また、トロッカー等の円管部材を介しての体内挿入が比較的容易となる。
本発明の包装体は、シート状の生体埋植材と、前記シート状の生体埋植材を体内に挿入するための生体埋植材用挿入補助具とを備える包装体であって、前記生体埋植材用挿入補助具は、本発明の生体埋植材用挿入補助具であることを特徴とする。
本発明の包装体によれば、上記した本発明の生体埋植材用挿入補助具を備えているため、生体埋植材の適用面積が広い場合であっても、作業が煩雑になったり手術時間が長時間となったりすることなく、さらには製品出荷時において従来よりも嵩張ることの無い、優れた包装体となる。
本発明の包装体においては、前記生体埋植材は、平面視長方形状であり、前記生体埋植材用挿入補助具が2つ封入されており、2つの前記生体埋植材用挿入補助具のそれぞれは、前記生体埋植材における直交する2辺に沿って配置されていることが好ましい。
2つの生体埋植材用挿入補助具のうち、長辺側に配置された生体埋植材用挿入補助具を用いるのか、短辺側に配置された生体埋植材用挿入補助具を用いるのかを、使用者の意図に応じて自由に選択することができ、使い勝手に優れたものとなる。
なお、特許請求の範囲に記載した各部材等の文言下に括弧をもって付加された符号は、特許請求の範囲に記載された内容の理解を容易にするために用いられたものであって、特許請求の範囲に記載された内容を限定するものではない。
図1は、一対の半割部材20,30が開いた状態における、生体埋植材用挿入補助具10を説明するために示す図である。 図2は、一対の半割部材20,30を閉じた状態における、生体埋植材用挿入補助具10を説明するために示す図である。 図3は、生体埋植材Aの端部が一対の半割部材20,30でもって挟持される様子を模式的に示す斜視図である。 図4は、第1実施形態に係る包装体1を説明するために示す図である。 図5は、第2実施形態に係る生体埋植材用挿入補助具10aを説明するために示す図である。 図6は、第3実施形態に係る生体埋植材用挿入補助具10bを説明するために示す斜視図である。 図7は、第4実施形態に係る生体埋植材用挿入補助具10cを説明するために示す図である。 図8は、変形例に係る包装体1aを説明するために示す図である。
以下、本発明の生体埋植材用挿入補助具(以下、単に挿入補助具と略すこともある。)及び包装体について、図に示す実施の形態に基づいて説明する。
[第1実施形態]
まず、第1実施形態に係る挿入補助具の構成について、図1〜図3を用いて説明する。
図1は、一対の半割部材20,30が開いた状態における、挿入補助具10を説明するために示す図である。図1(a)は挿入補助具10の正面図であり、図1(b)は挿入補助具10の左側面図であり、図1(c)は挿入補助具10の右側面図であり、図1(d)は挿入補助具10の平面図であり、図1(e)は図1(b)の一点鎖線で囲んだ部分を拡大して示す図であり、図1(f)は挿入補助具10の一端部を拡大して示す斜視図である。
図2は、一対の半割部材20,30を閉じた状態における、挿入補助具10を説明するために示す図である。図2(a)は挿入補助具10の正面図であり、図2(b)は挿入補助具10の左側面拡大図であり、図2(c)は挿入補助具10の平面図であり、図2(d)は挿入補助具10の一端部を拡大して示す斜視図である。
図3は、生体埋植材Aの端部が一対の半割部材20,30でもって挟持される様子を模式的に示す斜視図である。図3(a)は一対の半割部材20,30を開いた状態で載置面22上に生体埋植材Aの端部を載置した様子を模式的に示す図であり、図3(b)は一対の半割部材20,30を閉じたときの様子を模式的に示す図である。
なお、図3(a)及び図3(b)においては、発明の理解を容易にするため、一対の半割部材20,30の長さを実際よりも短く図示している。また、生体埋植材Aを着色して図示している。
第1実施形態に係る挿入補助具10は、シート状の生体埋植材Aを体内に挿入するための生体埋植材用挿入補助具であって、図1〜図3に示すように、組み合わせると筒状をなす一対の半割部材20,30を備える。
一対の半割部材20,30の間には、一対の半割部材20,30の長手方向に沿ってヒンジ部40が配置されており、一対の半割部材20,30を連結している。一対の半割部材20,30は、ヒンジ部40を介して開閉可能に構成されている。
一対の半割部材20,30のそれぞれは、断面半円形であり、一対の半割部材20,30を閉じると真円の円筒状となる(図2(b)及び図3(b)参照。)。
一対の半割部材20,30を構成する材料としては、例えばポリプロピレンを用いている。
一対の半割部材20,30のそれぞれについて、長さLは10mm〜300mmであることが好ましく、幅Wは2mm〜12mmであることが好ましく、高さ(厚み)Hは1mm〜6mmであることが好ましい。第1実施形態に係る挿入補助具10においては、一対の半割部材20,30の長さLが100mmであり、幅Wが10mmであり、高さ(厚み)Hが5mmにそれぞれ設定されている。
一対の半割部材20,30における対向する二面のうち半割部材20側には、生体埋植材Aを載置する載置面22が形成されている。載置面22は略平面であり、載置面22の全体にわたって、例えばブラスト加工による凹凸処理が施されている。
載置面22におけるヒンジ部40側の位置には、図1(e)に示すように、載置面22に対して垂直に立設された壁部24が設けられている。壁部24の高さhは、例えば0.02mmに設定されている。なお、壁部24の高さは、載置することになる生体埋植材の厚みに応じて適宜設定変更してもよい。
壁部24は、半割部材20の長手方向に沿って直線状に配置されており、ヒンジ部40と平行関係にある。これにより、生体埋植材Aの端部が壁部24と突き当たるようにして載置面22上に生体埋植材Aを載置するだけで、生体埋植材Aの載置位置(載置面22上における位置)及び載置角度(平面的に見たときの壁部24に対する傾き具合)が正しく調整されることとなる。すなわち、壁部24は、載置面22上に載置された生体埋植材Aの載置位置及び載置角度を調整するための載置調整部としての役割を果たす。
一対の半割部材20,30を閉じたとき、一対の半割部材20,30の対向する二面の間には、隙間gが形成される(図2(b)参照。)。一対の半割部材20,30における対向する二面は、平行関係にあるため、この隙間gの高さは一定である。なお、隙間gの高さは、壁部24の高さhとほぼ同一である。
一対の半割部材20,30は、図3(a)及び図3(b)に示すように、一対の半割部材20,30を閉じたときに、一対の半割部材20,30でもって生体埋植材Aを挟持可能に構成されている。また、一対の半割部材20,30でもって生体埋植材Aを挟持した状態(図3(b)に示す状態)で、一対の半割部材20,30の外面に生体埋植材Aを巻付け可能に構成されている、
次に、第1実施形態に係る包装体1の構成について、図4を用いて説明する。
図4は、第1実施形態に係る包装体1を説明するために示す図である。図4(a)は包装体1の全体構成を示す図であり、図4(b)は生体埋植材Aが載置された状態の2つの挿入補助具10を示す図(平面図)であり、図4(c)は図4(b)の矢印P方向から見たときの生体埋植材A及び挿入補助具10を拡大して示す図(正面図)である。
なお、図4(a)及び図4(b)においては、発明の理解を容易にするため、生体埋植材Aを着色して図示している。
第1実施形態に係る包装体1は、図4に示すように、シート状の生体埋植材Aと、シート状の生体埋植材Aを体内に挿入するための2つの挿入補助具10と、生体埋植材A及び2つの挿入補助具10を内包する内袋90とを備える。
生体埋植材Aは、例えば癒着防止材である。生体埋植材Aの平面形状は、図4(a)及び図4(b)に示すように、例えば隣り合う辺の長さが異なる長方形状である。
2つの挿入補助具10のそれぞれは、生体埋植材Aにおける直交する2辺(短辺と長辺)に沿って配置されている。
内袋90は、生体埋植材Aと2つの挿入補助具10を組み合わせた状態で内部に収納可能に構成されている。内袋90の両端部92,94は、例えば熱圧着により封止されている。端部92には切り口96が設けられており、切り口96の部分から内袋90を破ることにより、内袋90を容易に開封することができる。
内袋90の構成材料としては、例えばポリエチレン、ポリ塩化ビニル、ポリプロピレンなどの樹脂を好適に用いることができる。
次に、第1実施形態に係る挿入補助具10を用いてシート状の生体埋植材Aを体内に挿入する流れについて説明する。
まず、図3(a)に示すように、一対の半割部材20,30が開き、かつ、載置面22上に生体埋植材Aの端部が載置された状態で、図3(b)に示すように、ヒンジ部40を回動中心として半割部材30を回動させて、一対の半割部材20,30を閉じる。そうすると、生体埋植材Aの端部が一対の半割部材20,30でもって挟持された状態となる。その状態で、一対の半割部材20,30の外面に生体埋植材Aを巻き付けると、挿入補助具10を中心として筒状に巻かれた生体埋植材Aが出来上がる。このようにして筒状に巻かれた生体埋植材Aを、挿入補助具10ごと、例えばトロッカーを介して体内に挿入する。
なお、体内挿入後は、生体組織が生体埋植材Aで覆われるように、筒状に巻かれた生体埋植材Aをシート状に展開し、一対の半割部材20,30による挟持状態を解除する。そして、トロッカーを介して又は直接、体内から挿入補助具10を抜去(回収)する。
以上のように構成された第1実施形態に係る挿入補助具10によれば、上述のように、生体埋植材Aを小さく裁断しなくても体内に挿入することができるため、生体埋植材Aを体内に挿入するための作業が煩雑になったり手術時間が長時間となったりすることもない。また、「挟む」と「巻き付ける」という2つの動作を行うだけで、比較的簡単にシート状の生体埋植材Aを筒状に巻くことができるため、作業の容易性という面でも優れている。
また、第1実施形態に係る挿入補助具10によれば、一対の半割部材20,30がヒンジ部40を介して開閉可能に連結されているため、一対の半割部材20,30を開いた状態で包装体1内に封入しておくことができる。一対の半割部材20,30が開いた状態では、一対の半割部材20,30が閉じた状態と比べて、挿入補助具10自体の高さ(厚み)が約半分となるため、包装体1全体の厚みもその分抑えることができ、従来の挿入補助具の場合ほど包装体が嵩張ることも無い。
したがって、第1実施形態に係る挿入補助具10は、生体埋植材の適用面積が広い場合であっても、作業が煩雑になったり手術時間が長時間となったりすることなく、さらには製品出荷時において包装体が嵩張るのを抑えることが可能な挿入補助具となる。
また、第1実施形態に係る挿入補助具10によれば、ヒンジ部40が一対の半割部材20,30の長手方向に沿って配置されているため、一対の半割部材20,30を開いた状態で包装体1内に封入した際に、挿入補助具全体として長くなりすぎることもなく、比較的コンパクトなものとすることができる。
第1実施形態に係る挿入補助具10においては、載置面22におけるヒンジ部40側の位置には、生体埋植材Aの載置位置及び載置角度を調整するための載置調整部(壁部24)が設けられている。これにより、生体埋植材Aの載置位置や載置角度を正しく調整したうえで載置面22上に生体埋植材Aを載置することができ、一対の半割部材20,30の外面に生体埋植材Aを適切に巻き付けることが可能となる。
第1実施形態に係る挿入補助具10においては、載置調整部は、載置面22に対して垂直に立設された壁部24である。これにより、生体埋植材Aを壁部24に突き当てるだけで、生体埋植材Aの載置位置や載置角度を正しく調整することが可能となる。
第1実施形態に係る挿入補助具10においては、一対の半割部材20,30のそれぞれは、断面半円形であり、一対の半割部材20,30を閉じると円筒状となる。これにより、一対の半割部材20,30の外面に生体埋植材Aを巻いたとき、生体埋植材Aに望ましくない折れ目が生じることなく、スムーズに巻き付けることが可能となる。また、トロッカー等の円管部材を介しての体内挿入が比較的容易となる。
第1実施形態に係る包装体1によれば、上記した挿入補助具10を備えているため、生体埋植材の適用面積が広い場合であっても、作業が煩雑になったり手術時間が長時間となったりすることなく、さらには製品出荷時において従来よりも嵩張ることの無い、優れた包装体となる。
第1実施形態に係る包装体1においては、2つの挿入補助具10のそれぞれは、生体埋植材Aにおける直交する2辺に沿って配置されている。2つの挿入補助具10のうち、長辺側に配置された挿入補助具10を用いるのか、短辺側に配置された挿入補助具10を用いるのかを、使用者の意図に応じて自由に選択することができ、使い勝手に優れたものとなる。
[第2実施形態]
図5は、第2実施形態に係る挿入補助具10aを説明するために示す図である。図5(a)は一対の半割部材20,30aを閉じた状態における、挿入補助具10aの一端部を拡大して示す斜視図であり、図5(b)は一対の半割部材20,30aを閉じた状態における、挿入補助具10aの左側面拡大図である。
なお、図5(a)及び図5(b)において、図1及び図2と同一の部材については同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
第2実施形態に係る挿入補助具10aは、基本的には第1実施形態に係る挿入補助具10と同様の構成を有するが、半割部材30aに傾斜部32aが形成されている点で、第1実施形態に係る挿入補助具10とは異なる。
傾斜部32aは、図5(a)及び図5(b)に示すように、半割部材30aにおける開口側(ヒンジ部40とは反対側)の位置に形成されている。
一対の半割部材20,30aの対向する二面の間に形成される隙間gの高さについて、傾斜部32aが設けられていない位置では一定であるが、傾斜部32aが設けられた位置では、半割部材30aにおける開口側(ヒンジ部40とは反対側)に向かうにしたがって、隙間gが広がっている。
このように、第2実施形態に係る挿入補助具10aは、第1実施形態に係る挿入補助具10とは、半割部材30aに傾斜部32aが形成されている点で異なるが、第1実施形態に係る挿入補助具10の場合と同様に、一対の半割部材20,30aがヒンジ部40を介して開閉可能に連結されており、一対の半割部材20,30aを開いた状態で包装体内に封入しておくことができるため、第1実施形態で説明した理由と同様の理由により、生体埋植材の適用面積が広い場合であっても、作業が煩雑になったり手術時間が長時間となったりすることなく、さらには製品出荷時において包装体が嵩張るのを抑えることが可能な挿入補助具となる。
第2実施形態に係る挿入補助具10aにおいては、半割部材30aに傾斜部32aが形成されているため、例えば、生体埋植材を挟まずに一対の半割部材20,30aを閉じた状態で、半割部材20,30aの隙間gに生体埋植材を後から挿入したい場合などに、当該隙間gに生体埋植材を挿入しやすいという効果がある。
第2実施形態に係る挿入補助具10aは、半割部材30aに傾斜部32aが形成されている点以外では、第1実施形態に係る挿入補助具10と同様の構成を有するため、第1実施形態に係る挿入補助具10が有する効果のうち該当する効果をそのまま有する。
[第3実施形態]
図6は、第3実施形態に係る生体埋植材用挿入補助具10bを説明するために示す斜視図である。図6においては、一対の半割部材20b,30bが開いた状態における、挿入補助具10bの一端部を拡大して図示している。
第3実施形態に係る挿入補助具10bは、基本的には第1実施形態に係る挿入補助具10と同様の構成を有するが、半割部材20b,30bの端部に所定深さの凹部26b,36bが設けられている点で、第1実施形態に係る挿入補助具10とは異なる。
凹部26b,36bは、図6に示すように、略半円状の孔である。凹部26b,36bの深さは、鉗子等で把持可能な深さに設定されていればよく、例えば5mm以上に設定されているのが好ましい。なお、図示による説明は省略するが、これら凹部26b,36bは、半割部材20b,30bの両端部(右側面及び左側面の両方)に設けられている。
このように、第3実施形態に係る挿入補助具10bは、第1実施形態に係る挿入補助具10とは、半割部材20b,30bの端部に所定深さの凹部26b,36bが設けられている点で異なるが、第1実施形態に係る挿入補助具10の場合と同様に、一対の半割部材20b,30bがヒンジ部40bを介して開閉可能に連結されており、一対の半割部材20b,30bを開いた状態で包装体内に封入しておくことができるため、第1実施形態で説明した理由と同様の理由により、生体埋植材の適用面積が広い場合であっても、作業が煩雑になったり手術時間が長時間となったりすることなく、さらには製品出荷時において包装体が嵩張るのを抑えることが可能な挿入補助具となる。
第3実施形態に係る挿入補助具10bにおいては、一対の半割部材20b,30bの端部に所定深さの凹部26b,36bが設けられているため、例えば、体内で一対の半割部材20b,30bを開くときや、体内から挿入補助具10bを回収するときなどにおいて、凹部26b,36bが設けられた部分を鉗子等で把持しやすく、利便性に優れたものとなる。
第3実施形態に係る挿入補助具10bは、半割部材20b,30bの端部に所定深さの凹部26b,36bが設けられている点以外では、第1実施形態に係る挿入補助具10と同様の構成を有するため、第1実施形態に係る挿入補助具10が有する効果のうち該当する効果をそのまま有する。
[第4実施形態]
図7は、第4実施形態に係る生体埋植材用挿入補助具10cを説明するために示す図である。図7(a)は一対の半割部材20c,30cが開いた状態における、挿入補助具10cの一端部を拡大して示す斜視図であり、図7(b)は一対の半割部材20c,30cを閉じた状態における、挿入補助具10cの一端部を拡大して示す斜視図である。
第4実施形態に係る挿入補助具10cは、基本的には第1実施形態に係る挿入補助具10と同様の構成を有するが、半割部材20c,30cの端部に尖形部28c,38cが設けられている点で、第1実施形態に係る挿入補助具10とは異なる。
尖形部28c,38cは、図7に示すように、一対の半割部材20c,30cの端部に設けられており、一対の半割部材20c,30cを組み合わせたときに尖形(円錐)となる形状である。尖形部28c,38cのそれぞれは、円錐をその高さ方向に沿って半分に分割した形状をなしている。なお、図示による説明は省略するが、これら尖形部28c,38cは、半割部材20c,30cの両端部(右側面及び左側面の両方)に設けられている。
このように、第4実施形態に係る挿入補助具10cは、第1実施形態に係る挿入補助具10とは、半割部材20c,30cの端部に尖形部28c,38cが設けられている点で異なるが、第1実施形態に係る挿入補助具10の場合と同様に、一対の半割部材20c,30cがヒンジ部40cを介して開閉可能に連結されており、一対の半割部材20c,30cを開いた状態で包装体内に封入しておくことができるため、第1実施形態で説明した理由と同様の理由により、生体埋植材の適用面積が広い場合であっても、作業が煩雑になったり手術時間が長時間となったりすることなく、さらには製品出荷時において包装体が嵩張るのを抑えることが可能な挿入補助具となる。
第4実施形態に係る挿入補助具10cにおいては、一対の半割部材20c,30cの端部には尖形部28c,38cが設けられているため、例えば、体内に挿入補助具10cを挿入する際に挿入しやすく、また、体内から挿入補助具10cを回収する際に回収しやすいという効果がある。
第4実施形態に係る挿入補助具10cは、半割部材20c,30cの端部に尖形部28c,38cが設けられている点以外では、第1実施形態に係る挿入補助具10と同様の構成を有するため、第1実施形態に係る挿入補助具10が有する効果のうち該当する効果をそのまま有する。
以上、本発明の生体埋植材用挿入補助具及び包装体を上記の実施形態に基づいて説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
(1)上記実施形態においては、包装体1に封入される2つの挿入補助具10の配置位置が、図4(a)に示すように各辺の中間位置である場合を例示して説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
図8は、変形例に係る包装体1aを説明するために示す図である。図8においては、挿入補助具10を着色して図示している。
例えば図8に示すように、各辺の一端から突出するように挿入補助具10を配置してもよい。
(2)上記実施形態においては、包装体1に封入される挿入補助具10の数が2つである場合を例示して説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば1つであってもよいし、3つ以上であってもよい。また封入される挿入補助具の数が複数であるとき、異なる長さ又は幅の挿入補助具が封入されていてもよい。
(3)上記実施形態においては、載置調整部が壁部である場合を例示して説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、載置するときの目印となる直線が載置面上に引いてあってもよいし、所定高さのピンが載置面上に複数設けられていてもよい。
(4)上記実施形態においては、載置面の全体にわたって施された凹凸処理が、ブラスト加工によるものであったが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、シボ加工など、他の表面加工方法による凹凸処理が施されていてもよい。
(5)上記実施形態においては、載置面の全体にわたって凹凸処理が施されている場合を例示して説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、載置面のうち開口側のみなど、載置面の一部のみに凹凸処理が施されていてもよい。また、載置面にそれらの凹凸処理が施されていなくてもよい。さらにまた、凹凸処理に代えて又は凹凸処理とともに、所定高さの突起を載置面の一部に設け、当該突起により、一対の半割部材で生体埋植材を挟んだときにおける生体埋植材の位置ずれを抑制するようにしてもよい。
(6)上記実施形態においては、一対の半割部材のうち一方の半割部材のみに載置面が形成されている場合を例示して説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、一対の半割部材の両方に載置面がそれぞれ形成されていてもよい。
(7)上記第2実施形態においては、一対の半割部材20,30aのうち一方の半割部材30a(載置面が形成されていない方の半割部材)のみに傾斜部32aが形成されている場合を例示して説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。一対の半割部材のうち載置面が形成されている方の半割部材のみに傾斜部が形成されていてもよいし、一対の半割部材の両方に傾斜部がそれぞれ形成されていてもよい。
(8)上記第3実施形態においては、略半円状の孔からなる凹部26b,36bが設けられている場合を例示して説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば円形や多角形等の他の形状の孔からなる凹部であってもよいし、凹部に代えて、鉗子等で把持可能な凸部が設けられていてもよい。また、これらの凹部等が、一対の半割部材の両方及び両端部に設けられている場合に限らないことは言うまでもない。
(9)上記第4実施形態においては、一対の半割部材20c,30cを組み合わせたときに円錐形状となる尖形部28c,38cが設けられている場合を例示して説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、円錐台形状であってもよいし、円錐の先端部分を丸めた形状であってもよい。一対の半割部材を閉じたときに角筒状となるように構成されている場合であれば、一対の半割部材を組み合わせたときに角錐形状となる尖形部が設けられていてもよい。また、尖形部が、一対の半割部材の両方及び両端部に設けられている場合に限らないことは言うまでもない。
(10)上記実施形態においては、一対の半割部材のそれぞれが断面半円形であり、一対の半割部材を閉じると真円の円筒状となるように構成されている場合を例示して説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、一対の半割部材を閉じたときに楕円の円筒状となるように構成されていてもよいし、角を丸めた多角形の角筒状となるように構成されていてもよい。なお、一対の半割部材を閉じたときの形状が楕円又は多角形である場合、一対の半割部材の幅Wや高さHの数値範囲については、第1実施形態で説明したものに限定されない。
(11)上記実施形態においては、生体埋植材用挿入補助具(半割部材)を構成する材料として、ポリプロピレンを用いた場合を例示して説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、ポリエチレンなど他のプラスチック材料を用いてもよい。また、材料としてはプラスチック材料に限定されず、例えばゴム材料(シリコーンゴムなど)や金属材料などを用いてもよいし、紙などを用いてもよい。
(12)上記実施形態においては、包装体が備える内袋として、熱圧着により両端部を封止可能に構成されたものを例示して説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。生体埋植材と生体埋植材用保護シートを組み合わせた状態で内部に収納可能であれば、他の構成を採用してもよい。また、内袋の構成材料についても、上記実施形態で説明した材料に限定されず、他の材料からなっていてもよい。
(13)上記実施形態においては、生体埋植材が長方形状である場合を例示して説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば正方形状など、他のシート形状からなる生体埋植材に対しても、本発明を適用可能である。
(14)上記実施形態においては、生体埋植材が癒着防止材である場合を例示して説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば組織補填材など、他のシート状の生体埋植材であっても、本発明を適用可能である。
1,1a 包装体
10,10a,10b,10c 生体埋植材用挿入補助具
20,20b,20c,30,30a,30b,30c 半割部材
22,22b,22c 載置面
24 壁部
26b,36b 凹部
28c,38c 尖形部
32a 傾斜部
40,40b,40c ヒンジ部
90 内袋
92,94 (内袋の)端部
96 切り口
A 生体埋植材
g 隙間

Claims (8)

  1. シート状の生体埋植材(A)を体内に挿入するための生体埋植材用挿入補助具であって、
    組み合わせると筒状をなす一対の半割部材(20,30)を備え、
    前記一対の半割部材(20,30)は、ヒンジ部(40)を介して開閉可能に連結され、
    前記ヒンジ部(40)は、前記一対の半割部材(20,30)の長手方向に沿って配置され、
    前記一対の半割部材(20,30)における対向する二面のうち少なくとも一方には、前記生体埋植材(A)を載置する載置面(22)が形成されており、
    前記一対の半割部材(20,30)は、前記一対の半割部材(20,30)を閉じたときに、前記一対の半割部材(20,30)でもって前記生体埋植材(A)を挟持可能に構成され、かつ、前記一対の半割部材(20,30)の外面に前記生体埋植材(A)を巻付け可能に構成されている、生体埋植材用挿入補助具(10)。
  2. 請求項1に記載の生体埋植材用挿入補助具において、
    前記載置面(22)における前記ヒンジ部(40)側の位置には、前記生体埋植材(A)の載置位置及び載置角度のうち少なくとも一方を調整するための載置調整部が設けられている、生体埋植材用挿入補助具(10)。
  3. 請求項2に記載の生体埋植材用挿入補助具において、
    前記載置調整部は、前記載置面(22)に対して垂直に立設された壁部(24)である、生体埋植材用挿入補助具(10)。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の生体埋植材用挿入補助具において、
    前記一対の半割部材(20b,30b)の端部には、所定深さの凹部(26b,36b)が設けられている、生体埋植材用挿入補助具(10b)。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の生体埋植材用挿入補助具において、
    前記一対の半割部材(20c,30c)の端部には、前記一対の半割部材(20c,30c)を組み合わせたときに尖形となる尖形部が設けられている、生体埋植材用挿入補助具(10c)。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の生体埋植材用挿入補助具において、
    前記一対の半割部材(20,30)のそれぞれは、断面半円形であり、前記一対の半割部材(20,30)を閉じると円筒状となる、生体埋植材用挿入補助具(10)。
  7. シート状の生体埋植材(A)と、
    前記シート状の生体埋植材(A)を体内に挿入するための生体埋植材用挿入補助具(10)とを備える包装体であって、
    前記生体埋植材用挿入補助具(10)は、請求項1〜6のいずれか一項に記載の生体埋植材用挿入補助具である、包装体(1)。
  8. 請求項7に記載の包装体において、
    前記生体埋植材(A)は、平面視長方形状であり、
    前記生体埋植材用挿入補助具(10)が2つ封入されており、
    2つの前記生体埋植材用挿入補助具(10)のそれぞれは、前記生体埋植材(A)における直交する2辺に沿って配置されている、包装体(1)。
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