JP6164042B2 - 中継装置、中継方法、中継プログラム、および中継システム - Google Patents

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Description

本発明はデータ通信の中継を行なう技術に関する。
ストレージシステムにおいて、サーバとストレージとの間で通信をするとき、ファイバーチャネル(Fibre Channel)を用いてFCフレームの転送を制御するファイバチャネルスイッチが実用化されている。FCフレームとは、Fibre Channelフレームの略である。以下の説明では、FCフレームのことをフレームとも言う。また、ファイバチャネルスイッチのことを中継装置とも言う。
中継装置は、サーバから送信データを受信すると、受信した送信データに含まれる宛先を参照し、参照した宛先が示すストレージにデータを転送する。
関連する他の技術として、ストレージシステムは、ストレージサーバと、アクセラレータサーバと、を備える。ストレージサーバは、アクセラレータサーバからの重複確認要求に応じて、ブロックデータが記憶装置に格納されているか否かをアクセラレータサーバに返送する。また、アクセラレータサーバは、ストレージサーバに対して、一部のブロックデータの内容識別データを送信して重複確認要求を行い、重複確認結果に応じて、全てのブロックデータを送信する全ブロック送信処理、あるいは、全てのブロックデータの各内容識別データを送信して重複確認要求を行い、記憶されていないブロックデータをストレージサーバに送信する一部ブロック送信処理、のいずれかを実行する技術が知られている。
また、関連する他の技術として、ホストと、このホストによってアクセス可能なメディアとをインタフェース可能なインタフェース部を含むデータ転送システムがある。インタフェース部は、記憶部と、制御部を備える。そして、記憶部は、ホストからメディアに書き込まれるデータ、又はメディアから読み出されたデータを保持する。制御部は、データ書込みの場合、ホストからメディアへのアクセスにかかるデータが記憶部に存在するとき、メディアへの重複データ書込みを省略する。また、制御部は、データ読み出しの場合、ホストからメディアへのアクセスにかかるデータが記憶部に存在するとき、記憶部のデータを使用することによりメディアからの読み出し動作を省略する技術が知られている(例えば、特許文献1、および特許文献2)。
特開2011−175421号公報 特開2006−59201号公報
前述した通信技術の中継装置は、例えば、中継装置間のルートの帯域に余裕がないとき、トラフィック量が増加すると、中継装置間の通信がボトルネックとなり、装置間の通信速度が低下するという問題がある。
本発明は、一側面として、中継装置間のトラフィック量を抑制する技術を提供する。
本明細書で開示する中継装置のひとつに、第1装置から第1中継装置及び第2中継装置を介して第2装置にデータを転送する中継システムにおける第1中継装置として使用される中継装置であって、第1格納部と、第2格納部と、抽出部と、処理部と、編集部と、転送部とを備える中継装置がある。抽出部は、第1格納部に過去に格納されたデータと、今回受信したデータとの一致部分である重複パターンを抽出する。処理部は、今回受信したデータを第1格納部に格納させる処理と、抽出部で抽出された重複パターンに識別子を関連付けて第2格納部に格納させる処理とを行なう。編集部は、第2格納部に格納された重複パターンを含むデータを第1装置から受信したとき、データに含まれる重複パターンを、重複パターンに関連付けられた識別子に置き換えた編集データに、データを編集する。転送部は、編集部で編集された編集データを第2中継装置に転送する。なお、第2中継装置は、第1中継装置として使用されている中継装置から転送されてきた編集データから編集前の元データを復元する復元部を備えており、復元された編集前の元データを第2装置に転送する。上記中継装置が備える抽出部は、編集部がデータを編集データに編集する時間と、第2中継装置の復元部が編集データを編集前の元データに復元する時間との合計時間が、重複パターンの転送時間よりも短くなるサイズ以上の重複パターンを抽出する。
1実施態様によれば、中継装置間のトラフィック量を抑制することができる。
中継システムの一実施例を示す図である。 中継装置の一実施例を示す機能ブロック図である。 設定情報の一例を示す図である。 FCフレームの一例を示す図である。 ペイロード情報の一例を示す図である。 重複パターンの抽出処理を説明する図である。 重複情報の一例を示す図である。 データの編集処理とデータの復元処理とを説明する図である。 拡張ヘッダに格納される情報の一例を示す図である。 編集前のFCフレームと編集後のFCフレームとの一例を示す図である。 重複情報の同期処理の一例を説明する図である。 送信元の中継装置の処理を示すフローチャート(その1)である。 送信元の中継装置の処理を示すフローチャート(その2)である。 送信元の中継装置の処理を示すフローチャート(その3)である。 送信先の中継装置の処理を示すフローチャート(その1)である。 送信先の中継装置の処理を示すフローチャート(その2)である。 送信先の中継装置の処理を示すフローチャート(その3)である。 コンピュータ装置の一実施例を示すブロック図である。
[実施形態]
実施形態の中継装置について説明する。
図1は、中継システムの一実施例を示す図である。
図1を参照して、ストレージシステムで利用される中継システムについて説明する。
中継システム100は、例えば、中継装置1と、サーバ2と、ストレージ3と、通信線4と、ネットワーク5とを備える。また、図1に示すように、各装置は、それぞれ通信線4やネットワーク5に通信接続するためのポートP1〜P13を備える。ここで、通信線4とは、例えば、同軸ケーブルや光ファイバーである。
中継システム100では、中継装置1が1以上のサーバ2やストレージ3と通信線4により接続される。さらに、中継装置1は、他の中継装置1と、ネットワーク5を介して接続される。なお、中継装置1と他の中継装置1との接続は、ネットワーク5に限定されるものではなく、通信線4により接続されても良い。
ここで、従来技術の問題点について説明する。以下の説明では、ネットワーク5の帯域は、通信線4の帯域よりも狭いものとする。
中継システム100では、サーバ2cからストレージ3aにフレームを送信するとき、通信線4cと、中継装置1aと、ネットワーク5と、中継装置1bと、通信線4dとを介してフレームを送信する。そして、上述のように、ネットワーク5の帯域は、通信線4の帯域よりも狭い。よって、サーバ2cとストレージ3aとの間の通信速度は、ネットワーク5の帯域に依存する。したがって、中継システム100では、サーバ2cから送信されるフレームのトラフック量が増加してくると、ネットワーク5の帯域の不足が通信速度に対するボトルネックになることがある。なお、中継システム100において、ネットワーク5における通信には、FCIP(Fibre Channel over IP)を用いても良い。
ここで、中継システム100において、中継装置1aと中継装置1bとの間の通信接続手段にネットワーク5に代えて、図示しない通信線6を用いた場合を考える。以下の説明では、通信線6の帯域は、各通信線4の帯域と同程度であるものとする。
中継システム100では、サーバ2cからストレージ3aにフレームを送信するとき、通信線4cと、中継装置1aと、通信線6と、中継装置1bと、通信線4dとを介してフレームを送信する。また、中継システム100では、サーバ2aからストレージ3aにフレームを送信するとき、通信線4aと、中継装置1aと、通信線6と、中継装置1bと、通信線4dとを介してフレームを送信する。したがって、サーバ2cからストレージ3aへのフレーム送信と、サーバ2aからストレージ3aへのフレーム送信とが同時に行われると、通信線6にトラフィックが集中する。そして、上述のように、通信線6の帯域は、通信線4の帯域と同程度である。したがって、中継システム100では、各サーバ2から送信されるフレームのトラフィック量が増加してくると、通信線6の帯域の不足が通信速度に対するボトルネックになることがある。
図2は、中継装置の一実施例を示す機能ブロック図である。
図2を参照して、中継装置1について説明する。
中継装置1は、例えば、制御部10と、記憶部20と、送受信部30とを備える。中継装置1は、例えば、後述するコンピュータ装置である。
制御部10は、抽出部11と、処理部12と、編集部13と、復元部14と、転送部15とを含む。記憶部20は、設定情報21を記憶する設定情報格納部20aと、ペイロード情報22を記憶するペイロード情報格納部20b(第1格納部)と、重複情報23を記憶する重複情報格納部23c(第2格納部)とを含む。また、送受信部30は、受信部31と、送信部32とを含む。
抽出部11は、過去にペイロード情報22に格納されたペイロード(データ)と、今回受信部31で受信したフレームに含まれるペイロードとの一致部分である重複パターンを抽出する。
また、抽出部11は、編集部13がペイロードを編集データに編集する時間と、復元部14が編集データをペイロードに復元する時間との合計時間が、重複パターンの転送時間よりも短くなるサイズ以上の重複パターンを抽出する。ここで、編集データとは、ペイロードに含まれる重複パターン以外のデータである重複外データに、重複パターンを識別するパターン識別子(識別子)を付与したデータである。また、編集データは、パターン識別子を含む拡張ヘッダを重複外データに付与したデータでも良い。
処理部12は、受信部31で今回受信したペイロードをペイロード情報に格納させる処理をする。また、処理部12は、重複パターンが抽出部11で抽出されたとき、パターン識別子を生成し、各重複パターンにそれぞれパターン識別子を関連付けて重複情報23に格納させる処理をする。ここで、パターン識別子は、重複情報23に格納される各重複パターンに別々の識別子を割り当てられるように生成されるものである。
また、処理部12は、受信部31が、送信元の中継装置から重複パターンとパターン識別子とを含むデータを受信したとき、受信部31で受信された重複パターンとパターン識別子とを関連付けて重複情報23に格納させる処理をする。一例として、中継装置1aから中継装置1bに重複パターンとパターン識別子とが送信されたとき、中継装置1bは、中継装置1aから受信した重複パターンとパターン識別子とを、中継装置1bが備える重複情報23に格納する。
さらに、処理部12は、受信部31が、重複パターンのサイズと重複パターンがある位置を示す位置情報とを含むデータを送信元の中継装置1から受信したとき、位置情報の示す位置から重複パターンのサイズが示す大きさの重複パターンを取得する。
編集部13は、受信部31が、重複情報23に格納された重複パターンを含むペイロードを送信元の装置から受信したとき、ペイロードに含まれる重複パターンを、重複情報23において、重複パターンに関連付けられたパターン識別子に置き換える。そして、編集部13は、パターン識別子を含む拡張ヘッダを生成し、生成した拡張ヘッダを重複外データに付与しても良い。これにより、編集部13は、ペイロードをパターン識別子を含む編集データに編集する。なお、送信元の装置とは、例えば、サーバ2やストレージ3などである。
また、編集部13は、受信部31が、送信先の中継装置1に送信した重複パターンとパターン識別子とを含むデータに対する返信データを受信したとき、送信した重複パターンとパターン識別子とについて、編集処理での利用を開始する。
一例として、重複情報23に格納されている重複パターンの検出回数が閾値以上となったとき、転送部15は、送信部32を制御して、パターン識別子などを付与した、重複パターンを含む要求データを送信先の中継装置1に送信させる。
そして、編集部13は、受信部31が、送信した要求データに対する返信データを受信したとき、送信した重複パターンとパターン識別子とについて、編集処理での利用を開始する。すなわち、編集部13は、要求データに対する返信データを受信すると、送信先の中継装置1に送信した重複情報23の情報が格納され、中継装置間の重複情報23の同期がとれたものと判定する。
ここで、要求データとは、例えば、サーバ2からストレージ3への書き込み要求、または読み出し要求をするデータでも良い。返信データとは、例えば、要求データが書き込み要求であるとき、送信先のストレージ3、または送信先の中継装置1から送信される書き込み完了を通知するデータでも良い。要求データが書き込み要求であるとき、返信データには、例えば、送信先のストレージ3から送信されるステータスフレームを用いても良い。また、返信データとは、例えば、要求データが読み出し要求であるとき、送信先のストレージ3、または送信先の中継装置1から送信される読み出し完了を通知するデータでも良い。
そして、編集部13は、重複パターンをパターン識別子に置き換えるとき、ペイロードの中の重複パターンの位置を示す位置情報を編集データに含ませる。ここで、位置情報とは、例えば、ペイロードの先頭から何ビット目に重複パターンが存在するのかを示すオフセット情報でも良い。
さらに、編集部13は、編集処理をするとき、編集処理で使用される頻度が高い重複パターンから順に、ペイロードに重複パターンが含まれるか否かを検索する。また、重複情報23がバッファに格納されている場合、処理部12は、重複情報23に格納されている重複パターンを、編集部13による編集処理で使用される頻度が高い重複パターンから順に並べる処理をしても良い。そして、編集部13は、重複情報23がバッファに格納されているとき、バッファの先頭に格納された重複パターンから順に、ペイロードに重複パターンが含まれるか否かを検索しても良い。これにより、編集部13は、編集処理で使用される頻度が高い重複パターンから順に、ペイロードに重複パターンが含まれるか否かを検索しても良い。
編集部13は、ペイロードに重複パターンが含まれるか否かを検索するとき、1つ重複パターンが検出した時点で検索処理を終了し、検出された重複パターンを用いて編集処理をしても良い。以下の説明では、編集部13が1つ重複パターンを検出した時点で検索処理を終了するものとして説明する。
ただし、編集部13は、ペイロードに含まれる複数の重複パターンを検出し、最もサイズの大きい重複パターンを用いて編集処理をしても良い。また、編集部13は、ペイロードに含まれる複数の重複パターンを検出し、全ての重複パターンを用いて編集処理をしても良い。
復元部14は、受信部31が、重複情報23に格納された識別子を含む編集データを送信元の中継装置1から受信したとき、編集データに含まれるパターン識別子を、パターン識別子に関連付けられた重複パターンに置き換える処理をする。これにより、復元部14は、編集データから編集前の元データを復元する。
また、復元部14は、受信部31が、送信先の装置に送信したデータに対する返信データを受信すると、そのデータに付与されていた重複パターンとパターン識別子とについて復元処理での利用を開始する。
一例として、受信部31は、送信元の中継装置1からパターン識別子と重複パターンのサイズと位置情報などが付与された重複パターンを含む要求データを受信する。すると、処理部12は、ペイロードの中の位置情報が示す位置から重複パターンのサイズ分のデータを取得し、取得したデータを重複パターンとして、パターン識別子に関連付けて重複情報23に格納させる。さらに、転送部15は、受信部31が受信した要求データを送信先の装置に送信する。その後、復元部14は、受信部31が送信先の装置から送信した要求データに対する返信データを受信すると、重複情報23に格納した重複パターンとパターン識別子とについて、復元処理での利用を開始する。
さらに、復元部14は、編集データに含まれるパターン識別子を重複パターンに置き換えるとき、位置情報の示す位置に重複パターンを挿入し、編集データから編集前の元データを復元する。
転送部15は、送信部32を制御して、編集部13で編集された編集データを送信先の中継装置1に転送させ、さらに復元部14で復元されたデータを送信先の装置に転送させる。
また、転送部15は、送信部32を制御して、抽出部11で抽出された重複パターンと、処理部12によって重複パターンに関連付けられたパターン識別子とを含むデータを送信先の中継装置1に送信させる。このとき、転送部15は、送信部32を制御して、送信元の中継装置1からパターン識別子と重複パターンのサイズと重複パターンがある位置を示す位置情報と重複パターンとを含むデータを送信先の中継装置1に送信させても良い。
設定情報21は、図3に示すように、ペイロード格納閾値と、サイズ閾値と、検出回数閾値と、重複格納閾値とを含む。なお、図3に示すペイロード情報22に格納されている値は、一例であり、中継装置1の処理能力や通信線4とネットワーク5の帯域に応じて適宜設定しても良い。
ペイロード格納閾値は、ペイロード情報22に格納するペイロードの数の上限値を示す。処理部12は、例えば、ペイロード情報22にペイロードを格納するとき、ペイロード情報22に格納されているペイロード格納閾値以上のペイロードがペイロード情報22に格納されていると、所定のペイロードを削除する。所定のペイロードとは、例えば、ペイロード情報22に格納されているペイロードの中で最初に格納されたペイロードでも良い。また、所定のペイロードとは、例えば、抽出部11に重複パターンが抽出される頻度が低いペイロードの中(例えば、下位から3つなど)で、最も先に重複情報23に格納された重複パターンでも良い。
サイズ閾値は、抽出部11が抽出する重複パターンの最小サイズを示す。抽出部11は、例えば、ペイロードから重複パターンを抽出するとき、サイズ閾値以上のサイズを持つ重複パターンを抽出する。サイズ閾値は、例えば、編集部13がペイロードを編集データに編集する時間と、復元部14が編集データをペイロードに復元する時間との合計時間が、重複パターンの転送時間よりも短くなるように設定される。すなわち、サイズ閾値は、編集部13によりパターン識別子に置き換えられる重複パターンが短いと、重複パターンをそのまま転送するよりも、編集処理と復元処理とを行う方が長くなり、通信速度が遅くなることを防止するために設定される。
抽出回数閾値は、抽出部11により同じ重複パターンが何回抽出されると、その重複パターンを編集処理や復元処理に利用するのかを示す情報である。抽出回数閾値は、編集部13が重複する可能性が高い重複パターンを選択的に編集処理や復元処理で利用するために設定される。一例として、抽出回数閾値が3回である場合、編集部13は、抽出部11で同じ重複パターンが3回抽出されたとき、その重複パターンを編集処理で利用する。これにより、編集部13は、重複する可能性が低い重複パターンに対する一致判定を省略し、ペイロードに含まれる重複パターンと、重複情報23に格納される重複パターンとの一致判定の効率を向上することができる。
重複格納閾値は、重複情報23に格納する重複パターンの数の上限値を示す。重複格納閾値は、処理部12が重複情報23に重複パターンを格納するとき、抽出部11で抽出された重複パターンの全てを重複情報23に格納することにより、重複情報23に格納される重複パターンが膨大になるのを抑制するために設定される。一例として、処理部12は、重複情報23に重複格納閾値の示す数の重複パターンが格納されている場合、次に重複パターンを格納するとき、所定の重複パターンが格納されたレコードを削除する。削除する所定の重複パターンとは、例えば、一致判定時の検出頻度が低い重複パターンの中(例えば、下位から3つなど)で、最も先に重複情報23に格納された重複パターンでも良い。
図4は、FCフレームの一例を示す図である。
図4を参照して、FCフレーム200のフレーム構造の一例を説明する。以下の説明では、実施形態において転送されるフレームの一例として、FCフレーム200のフレーム構造について説明する。ただし、実施形態の中継装置1は、FCフレームに限定されるものではなく、オプショナル・ヘッダ61(拡張ヘッダ)とペイロード62(データ)とを含む他のデータに適用しても良い。
FCフレーム200は、SOF40と、フレーム・ヘッダ50と、データ・フィールド60と、CRC70と、EOF80とを含む。以下の説明では、FCフレーム200のことをフレーム200とも言う。
SOF40は、フレーム200の開始を示すフィールドである。
フレーム・ヘッダ50は、例えば、送信元の装置のアドレスや送信先の装置のアドレスを含むフィールドである。また、フレーム・ヘッダ50は、フレーム200が用いられるエクスチェンジ(トランザクション)を示す識別子を含むフィールドである。送信元の装置のアドレスは、例えば、フレーム200の送信元の装置と接続された中継装置1のポート識別子(SID:Source ID)でも良い。送信先の装置のアドレスは、例えば、フレーム200の送信先の装置と接続された中継装置1のポート識別子(DID:Destination ID)でも良い。また、フレーム200が用いられるエクスチェンジを示す識別子は、例えば、OXID(Originator Exchange ID)でも良い。
データ・フィールド60は、オプショナル・ヘッダ61と、ペイロード62とを含むフィールドである。
オプショナル・ヘッダ61は、例えば、フレーム200に付与するオプションを格納するフィールドである。そして、オプショナル・ヘッダ61は、例えば、オプションがないとき、フレーム200に付与されなくても良い。したがって、データ・フィールド60は、可変長である。実施形態のオプショナル・ヘッダ61には、例えば、パターン識別子、位置情報、および重複パターンのサイズなどが格納される。以下の説明では、オプショナル・ヘッダ61のことを、拡張ヘッダとも言う。
ペイロード62は、送信元の装置から送信先の装置に送信するデータを格納するフィールドである。また、ペイロード62は、例えば、送信するデータのサイズによって、サイズが変化する可変長のフィールドである。
CRC70は、フレーム200のエラーの検出に使用する符号を格納するフィールドである。中継装置1は、例えば、編集データを送信元の中継装置1から受信したとき、編集データを元のデータに復元したあと、CRC70に格納された符号を用いてフレーム200のエラーチェックを実行する。
EOF80は、フレーム200の終了を示すフィールドである。
図5は、ペイロード情報の一例を示す図である。
図5を参照して、ペイロード情報22について説明する。
ペイロード情報22には、設定情報21のペイロード格納閾値を上限として、受信部31で受信したフレームに含まれるペイロード62が格納される。
図6は、重複パターンの抽出処理を説明する図である。
図6を参照して、抽出部11による重複パターンの抽出処理を説明する。
抽出部11は、受信部31でフレーム200が受信されたとき、フレーム200に含まれるペイロード62と、ペイロード情報22に格納されている各ペイロードとの一致部分を検索する。そして、抽出部11は、設定情報21に格納されているサイズ閾値以上のサイズの一致部分が検索されたとき、その一致部分を太線枠で示す重複パターン63として抽出する。
なお、ペイロード情報22が、例えば、バッファに格納されているとき、処理部12は、フレーム200に含まれるペイロードとの一致部分が検索される頻度順に、ペイロード情報22に格納されている各ペイロードを格納領域の先頭から並べる処理をしても良い。このとき、抽出部11は、フレーム200に含まれるペイロード62と、ペイロード情報22に格納されている各ペイロードとの一致部分を検索するとき、バッファの格納領域の先頭から順に、一致を判定しても良い。これにより、抽出部11は、フレーム200に含まれるペイロードとの一致部分が検索される頻度が高い順に、ペイロード情報22に格納されている各ペイロードに一致部分があるか否かを判定するので、重複パターンの抽出効率を向上させることができる。
また、抽出部11は、ペイロード情報22からペイロード62の複数の重複パターンを抽出したとき、始めに抽出された重複パターンを重複パターンとして抽出しても良い。この場合、抽出部11は、1つの重複パターンを抽出した時点で抽出処理を終了し、抽出効率を向上することができる。以下の説明では、抽出部11が始めに抽出された1つの重複パターンを重複パターンとして抽出するものとして説明する。
ただし、抽出部11は、ペイロード情報22からペイロード62の複数の重複パターンを抽出したとき、最もサイズの大きい重複パターンを重複パターンとして抽出しても良い。また、ペイロード情報22からペイロード62の複数の重複パターンを抽出したとき、全てを重複パターンとして抽出しても良い。
図7は、重複情報の一例を示す図である。
図7を参照して、重複情報23に格納される情報の一例を説明する。
重複情報23は、パターン識別子と、検出頻度と、重複パターンと、サイズと、使用状態と、検出回数と、OXIDと、PIDと、DIDとを含む。
パターン識別子は、重複パターンを識別する情報である。パターン識別は、抽出部11で重複情報23に格納されていない新たな重複パターンが抽出されると、処理部12により生成される。そして、パターン識別子は、処理部12により抽出部11で抽出された重複パターンと関連付けられて重複情報23に格納される。
検出頻度は、編集部13が、重複情報23に格納されている重複パターンがペイロードに含まれるか否かを検索したとき、重複パターンがペイロードに含まれるとして検出された頻度を示す情報である。処理部12は、例えば、重複情報23に格納されている重複パターンが所定時間内に、何回ペイロードに含まれると検出されたかを算出し、検出頻度としても良い。そして、処理部12は、重複情報23に格納されている各重複パターンに検出頻度を関連付けて格納する。
また、処理部12は、重複パターンが、例えば、バッファに格納されているとき、重複情報23に格納されている各重複パターンを、検出頻度順にバッファの格納領域の先頭から並べる処理をしても良い。そして、編集部13は、受信したフレームに含まれるペイロードに、重複情報23に格納されている重複パターンが含まれるか否かを検索するとき、バッファに格納された重複パターンの先頭から順に検索しても良い。これにより、編集部13は、検出頻度が高い重複パターンから順に、ペイロードに含まれるか否かを検索をするので、ペイロードに含まれる重複パターンを検索する効率を向上させることができる。
重複パターンは、抽出部11で抽出された重複パターンである。
サイズは、関連付けられた重複パターンのサイズを示す情報である。以下の説明において、サイズの単位は、例えば、バイトであるものとする。
使用状態は、重複パターンの使用状態を示す情報である。有効とは、重複パターンが編集処理や復元処理において、利用されている状態を示す。新規とは、抽出部11で抽出された重複パターンとの一致が検出された回数が検出回数閾値と同じ回数となり、送信先の中継装置1との重複情報23の同期処理を実行中であることを示す。検出とは、抽出部11で抽出された重複パターンとの一致が検出された回数が検出回数閾値よりも少なく、送信先の中継装置1との重複情報23の同期処理を待機していることを示す。
検出回数は、レコードに格納されている重複パターンと、抽出部11で抽出された重複パターンとの一致が検出された回数を示す。なお、図7に示すように、設定情報21に格納されている検出回数閾値が3のとき、検出回数は、3回までのカウントでも良い。
図8は、データの編集処理とデータの復元処理とを説明する図である。
図8を参照して、編集部13によるデータの編集処理と、復元部14によるデータの復元処理とを説明する。
まず、編集部13によるデータの編集処理を説明する。
編集部13は、図8に示すフレーム200aを受信すると、フレーム200aに含まれるペイロード62の一部、または全部が、重複情報23に格納された重複パターンフィールド300に含まれる各重複パターンと一致するか検索する。そして、編集部13は、図8に示すように、ペイロード62の一部と重複パターン63と一致部分を検出すると、一致した重複パターン63に関連付けられたパターン識別子と重複パターン63のサイズと位置情報とを重複情報23から取得する。さらに、編集部13は、図9の拡張ヘッダ情報400に示す、重複情報23から取得したパターン識別子と重複パターン63のサイズと位置情報とを含む拡張ヘッダ61を生成する。そして、編集部13は、生成した拡張ヘッダ61を重複パターン63に該当する部分のデータを削除したペイロード62(重複外データ)に付与する。以上により、編集部13は、重複外データに拡張ヘッダを付与した編集データ60を生成する。
編集部13は、例えば、図10(a)に示す編集前のフレーム200aを、図10(b)に示す編集後のフレーム200bに編集する。このとき編集部13は、例えば、図10(a)に示す重複パターン63が、図7に示す重複情報23においてパターン識別子「0007」に関連付けられた重複パターンであるとき、ペイロード62のサイズを1280バイト小さくしている。これにより、編集部13は、例えば、拡張ヘッダ61が64バイトのとき、データを編集データに編集することにより、フレームのサイズを1216バイト小さくしている。なお、図10(b)に示す拡張ヘッダ61とペイロード62(重複外データ)とを合わせたデータが、編集データ60である。
次に、復元部14によるデータの復元処理を説明する。
復元部14は、図8に示す重複が削除されたペイロード62に拡張ヘッダを付与した編集データ60を含むフレーム200bを受信すると、拡張ヘッダ61に含まれるパターン識別子と位置情報とを取得する。そして、復元部14は、重複情報23からパターン識別子に関連付けられた重複パターン63を取得する。さらに、復元部14は、取得した重複パターン63を位置情報の示す位置に挿入する。以上により、復元部14は、編集データ60からフレーム200aに含まれる編集前のペイロード62を復元する。
図11は、重複情報の同期処理の一例を示す図である。
図11を参照して、重複情報23の同期処理について説明する。
以下の説明では、一例として、サーバ2cからストレージ3aに書き込み要求を送信し、ストレージ3に情報を書き込む処理を実行するときについて述べる。また、説明の簡単化のため、フレームについて、ヘッダと拡張ヘッダとペイロード以外の構成は、省略している。
図11(a)に示すように、サーバ2c(送信元の装置)は、中継装置1a(送信元の中継装置)にOXID「A001」を含むヘッダを付与したペイロード(フレーム)を送信する。このとき、ヘッダには、さらに、図示しないSIDとDIDとを含んでいるものとする。以下の説明では、OXIDと、SIDと、DIDとをまとめて、フレーム識別子ともいう。
中継装置1aは、サーバ2cからヘッダを付与されたペイロードを受信する。そして、中継装置1aは、受信したペイロードに検出回数閾値と同じ検出回数となる、太線枠で示す重複パターン63があるとき、重複パターン63に関連付けられているパターン識別子と重複パターン63のサイズと位置情報とを含む拡張ヘッダを生成する。また、中継装置1aは、生成した拡張ヘッダをペイロードに付与する。このとき、中継装置1aは、中継装置1aが有する重複情報23に格納されている重複パターン63に関連付けられた使用状態を「検出」から「新規」に更新する。さらに、中継装置1aは、ペイロードに付与されたヘッダに含まれるフレーム識別子を重複パターン63に関連付けて重複情報23に格納する。
そして、中継装置1aは、拡張ヘッダを付与したペイロードを、重複パターン63をパターン識別子に置き換えることなく、そのままの状態でネットワーク5を介して中継装置1b(送信先の中継装置)に送信する。
中継装置1bは、拡張ヘッダが付与されたペイロードを受信すると、拡張ヘッダに含まれるパターン識別子と重複パターン63のサイズと位置情報とを取得する。そして、中継装置1bは、取得した位置情報が示すペイロードのデータ位置から、取得した重複パターン63のサイズのデータを取得する。また、中継装置1bは、取得したデータを重複パターン63として、取得したパターン識別子に関連付けて中継装置1bが有する重複情報23に格納する。さらに、中継装置1bは、ペイロードに付与されたヘッダに含まれるフレーム識別子を重複パターン63に関連付けて中継装置1bが有する重複情報23に格納する。このとき、中継装置1bは、中継装置1bが有する重複情報23に格納されている重複パターン63に関連付けられた使用状態を「新規」に更新する。
そして、中継装置1bは、拡張ヘッダ61を削除して、ヘッダが付与されたペイロードをストレージ3a(送信先の装置)に送信する。
図11(b)に示すように、中継装置1bは、ストレージ3aから、ヘッダが付与された返信データを受信すると、ヘッダに格納されたフレーム識別子を取得する。そして、中継装置1bは、中継装置1bが有する重複情報23に格納されている重複パターン63に関連付けられているフレーム識別子の中で、取得したフレーム識別子と同じフレーム識別子を検索する。中継装置1bは、重複パターン63に関連付けられているフレーム識別子の中で、取得したフレーム識別子と同じフレーム識別子があるとき、そのフレーム識別子に関連付けられた使用状態を「新規」から「有効」に更新する。これにより、中継装置1bは、使用状態が「有効」のフレーム識別子に関連付けられた重複パターン63について、編集処理、および復元処理での使用を開始する。
そして、中継装置1bは、ストレージ3から受信したヘッダが付与された返信データを、ネットワーク5を介して中継装置1aに送信する。
中継装置1aは、中継装置1bから、ヘッダが付与された返信データを受信すると、ヘッダに格納されたフレーム識別子を取得する。そして、中継装置1aが有する重複情報23に格納されている重複パターン63に関連付けられているフレーム識別子の中で、取得したフレーム識別子と同じフレーム識別子を検索する。中継装置1aは、重複パターン63に関連付けられているフレーム識別子の中で、取得したフレーム識別子と同じフレーム識別子があるとき、そのフレーム識別子に関連付けられた使用状態を「新規」から「有効」に更新する。これにより、中継装置1aは、使用状態が「有効」のフレーム識別子に関連付けられた重複パターン63について、編集処理、および復元処理での使用を開始する。以上により、中継装置1aと中継装置1bとの間で、編集処理、および復元処理に用いる重複パターン63が同期される。
そして、中継装置1aは、ストレージ3から受信したヘッダが付与された返信データを、サーバ2cに送信する。
その後、中継装置1aは、サーバ2cから、ヘッダが付与された重複パターン63を含むペイロードを受信すると、ペイロードに含まれる重複パターン63を、関連付けられたパターン識別子に置き換えて、拡張ヘッダに格納する。そして、中継装置1aは、重複が削除されたペイロードに拡張ヘッダを付与した編集データを生成し、生成した編集データを、ネットワーク5を介して中継装置1bに送信する。
中継装置1bは、編集データを受信すると、拡張ヘッダに含まれるパターン識別子に関連付けられた重複パターン63を、中継装置1bが有する重複情報23から取得する。さらに、中継装置1bは、拡張ヘッダに含まれる位置情報の示す位置に、取得した重複パターン63を挿入する。これにより、中継装置1bは、編集データからデータを復元する。
そして、中継装置1bは、ストレージ3に復元したデータを送信する。
図12〜図14は、送信元の中継装置の処理を示すフローチャートである。
図12〜図14を参照して、図2に示す中継装置1が送信元の装置として用いられたときの処理を説明する。以下の説明では、拡張ヘッダにパターン識別子が格納されているとき、パターン識別子が示す重複パターンのペイロード中での位置を示す位置情報がともに格納されているものとする。
図12を参照して説明する。
処理部12は、受信部31が送信元の装置からフレームを受信したか否かを判定する(S101)。処理部12は、送信元の装置からフレームを受信したとき(S101にてYes)、重複情報23に格納された重複パターンの中で、使用状態が「有効」である各重複パターンと、一致するパターンのデータをペイロードが含んでいるか否かを検索する(S102)。
編集部13は、処理部12により使用状態が「有効」である重複パターンがペイロードから検出されると(S102にてYes)、ペイロードに含まれる重複パターンを、重複パターンに関連付けられたパターン識別子に置き換える(S103)。
さらに、編集部13は、ペイロードの中の重複パターンに該当するデータの位置を示す位置情報を生成する(S104)。
そして、編集部13は、重複パターンを置き換えたパターン識別子と、生成した位置情報とを含む拡張ヘッダを生成し、重複パターンに該当する部分のデータを削除したペイロードに付与する(S105)。これにより、編集部13は、ペイロードを編集データに編集する。
転送部15は、送信部32を制御して、フレームを転送先の中継装置1に送信させる(S106)。そして、中継装置1は、処理を終了する。なお、転送部15は、S105の処理に続いて、S106を実行するとき、送信部32を制御して、編集データを含むフレームを、中継装置1に送信させる。転送部15は、S203、S206の処理に続いて、S106の処理を実行するとき、送信部32を制御して、S101で送信元の装置から受信したフレームをそのまま中継装置1に送信させる。
図13を参照して説明する。
S102において、処理部12は、使用状態が「有効」である重複パターンをペイロードが含んでいないと判定すると(S102にてNo)、フレームに含まれるペイロードをペイロード情報22に格納する(S201)。
そして、処理部12は、受信部31が受信したフレームに含まれるペイロードと、ペイロード情報22に格納されたペイロードとの一致部分を検索する(S202)。ここで、一致部分とは、例えば、受信部31が受信したフレームに含まれるペイロードと、ペイロード情報22に格納されたペイロードとの部分一致と、完全一致とを含む。また、一致部分とは、例えば、設定情報21に格納されたサイズ閾値以上の大きさのサイズを有する。
処理部12は、受信部31が受信したフレームに含まれるペイロードと、ペイロード情報22に格納されたペイロードとに一致部分があるとき(S203にてYes)、その一致部分と同じ重複パターンが重複情報23に格納さているか否かを判定する(S204)。
処理部12は、一致部分と同じ重複パターンが重複情報23に格納されているとき(S204にてYes)、一致部分と同じ重複パターンに関連付けられた検出回数をインクリメントする(S205)。
そして、処理部12は、一致部分と同じ重複パターンに関連付けられた検出回数が設定情報閾値以上であるか否かを判定する(S206)。
処理部12は、重複パターンに関連付けられた検出回数が設定情報閾値以上であるとき(S206にてYes)、一致部分と同じ重複パターンに関連付けられている使用状態を「新規」に更新する(S207)。
図14を参照して説明する。
処理部12は、一致部分と同じ重複パターンに、S101で受信したフレームに含まれるフレーム識別子を関連付けて格納する(S301)。
そして、編集部13は、重複パターンに関連付けられたパターン識別子を、重複情報23から取得する(S302)。
また、編集部13は、ペイロードの中の重複パターンに該当するデータの位置を示す位置情報を生成する(S303)。
さらに、編集部13は、取得したパターン識別子と、生成した位置情報とを含む拡張ヘッダを生成し、生成した拡張ヘッダをペイロードに付与する(S304)。
転送部15は、送信部32を制御して、拡張ヘッダを付与されたペイロードを含むフレームを転送先の中継装置1に送信させる(S305)。そして、中継装置1は、処理を終了する。
図12を参照して説明する。
S101において、処理部12は、送信元の装置からフレームを受信しないとき(S101にてNo)、受信部31が送信先の中継装置1からフレームを受信したか否かを判定する(S107)。
処理部12は、受信部31が送信先の中継装置1からフレームを受信しないとき(S107にてNo)、S101の処理を実行する。すなわち、処理部12は、フレームを受信するまで待機をする。
処理部12は、受信部31が送信先の中継装置1からフレームを受信したとき(S107にてYes)、送信先の中継装置1から受信したフレームに、S305で送信したフレームと同じフレーム識別子が含まれるか否かを判定する(S108)。
処理部12は、送信先の中継装置1から受信したフレームに、S305で送信したフレームと同じフレーム識別子が含まれるとき(S108にてYes)、重複情報23に格納したフレーム識別子に対応する重複パターンの使用状態を「有効」に更新する(S109)。
転送部15は、送信先の中継装置1から受信したフレームを送信元の装置に送信する(S110)。そして、中継装置1は、処理を終了する。
S108において、処理部12は、送信先の中継装置1から受信したフレームに、S305で送信したフレームと同じフレーム識別子が含まれないとき(S108にてNo)、S110の処理を実行する。そして、中継装置1は、処理を終了する。
図13を参照して説明する。
S203において、処理部12は、受信部31が受信したフレームに含まれるペイロードと、ペイロード情報22に格納されたペイロードとに一致部分がないとき(S203にてNo)、S106の処理を実行する。そして、中継装置1は、処理を終了する。
S204において、処理部12は、一致部分と同じ重複パターンが重複情報23に格納されていないとき(S204にてNo)、一致部分を重複パターンとして重複情報23に格納する(S208)。
また、処理部12は、重複情報23に格納されているパターン識別子と異なるパターン識別子を生成する(S209)。
そして、処理部12は、S208で重複情報23に格納した重複パターンに、生成したパターン識別子を関連付けて格納する(S210)。
さらに、処理部12は、S208で重複情報23に格納した重複パターンの使用状態を「検出」に更新し(S211)、S206の処理を実行する。
図15〜図17は、送信先の中継装置の処理を示すフローチャートである。
図15〜図17を参照して、図2に示す中継装置1が送信先の装置として用いられたときの処理を説明する。以下の説明では、拡張ヘッダにパターン識別子が格納されているとき、パターン識別子が示す重複パターンのペイロード中での位置を示す位置情報がともに格納されているものとする。
処理部12は、受信部31が送信元の中継装置1からフレームを受信したか否かを判定する(S401)。処理部12は、送信元の中継装置1からフレームを受信したとき(S401にてYes)、フレームが含むペイロードに拡張ヘッダが付与されているか否かを判定する(S402)。
処理部12は、ペイロードに拡張ヘッダが付与されているとき(S402にてYes)、拡張ヘッダにパターン識別子が含まれているか否かを判定する(S403)。すなわち、処理部12は、ペイロードに識別パターンを含む拡張ヘッダが付与された編集データを送信元の中継装置1から受信したか否かを判定している。
処理部12は、拡張ヘッダにパターン識別子が含まれていると判定したとき(S403にてYes)、重複情報23に拡張ヘッダに含まれるパターン識別子と同じ識別子があるか否かを判定する(S404)。
処理部12は、重複情報23に拡張ヘッダに含まれたパターン識別子と同じ識別子があるとき(S404にてYes)、拡張ヘッダに含まれたパターン識別子に関連付けられた使用状態が「有効」であるか否かを判定する(S405)。
図16を参照して説明する。
復元部14は、処理部12が重複情報23に格納されたパターン識別子に関連付けられた使用状態が「有効」であると判定したとき(S405にてYes)、重複情報23からパターン識別子に関連付けられた重複パターンを取得する(S501)。
そして、復元部14は、編集データの拡張ヘッダにパターン識別子とともに含まれる位置情報を取得し、編集データの中の位置情報の示す位置に取得した重複パターンを挿入する。これにより、復元部14は、編集データからペイロードを復元する(S502)。
転送部15は、送信部32を制御して、フレームを送信する(S503)。そして、中継装置1は、処理を終了する。なお、転送部15は、S502の処理に続いて、S503を実行するとき、送信部32を制御して、処理部12により拡張ヘッダが削除された、復元したデータを含むフレームを送信先の装置に送信させる。転送部15は、S402、S403の処理に続いて、S503の処理を実行するとき、送信部32を制御して、S401で受信した送信元の中継装置1から受信したフレームをそのまま送信先の装置に送信させる。
図15を参照して説明する。
S402において、処理部12がペイロードに拡張ヘッダが付与されていないとき(S402にてNo)、転送部15は、S503の処理を実行する。そして、中継装置1は、処理を終了する。
S403において、処理部12が拡張ヘッダにパターン識別子が含まれていないと判定したとき(S403にてNo)、転送部15は、S503の処理を実行する。そして、中継装置1は、処理を終了する。
図17を参照して説明する。
S404において、処理部12は、重複情報23に拡張ヘッダに含まれるパターン識別子と同じパターン識別子がないとき(S404にてNo)、拡張ヘッダに含まれる位置情報を用いてフレームのペイロードから重複パターンを取得する(S601)。すなわち、S404にてNoとは、送信元の中継装置1から同期用のフレームが送信されてきたときを示す。
そして、処理部12は、取得した重複パターンを、拡張ヘッダに含まれるパターン識別子に関連付けて重複情報23に格納する(S602)。
また、処理部12は、重複情報23に格納した重複パターンに、受信したフレームのフレーム識別子を関連付けて格納する(S603)。
さらに、処理部12は、重複情報23に格納した重複パターンに関連付けられた使用状態を「新規」に更新する(S604)。
処理部12は、拡張ヘッダを削除して、S401で受信したフレームを送信先の装置に送信する(S605)。そして、中継装置1は、処理を終了する。
処理部12は、重複情報23に格納されたパターン識別子に関連付けられた使用状態が「有効」でないと判定したとき(S405にてNo)、S601の処理を実行する。なお、S405において、処理部12は、重複情報23に格納されたパターン識別子に関連付けられた使用状態が「有効」でないと判定したとき(S405にてNo)、パターン識別子に関連付けられたフレーム識別子を参照しても良い。そして、処理部12は、参照したフレーム識別子とS401で受信したフレームのフレーム識別子とが同じとき、処理を終了しても良い。
図15を参照して説明する。
処理部12は、送信元の中継装置1からフレームを受信しないとき(S401にてNo)、送信先の装置からフレームを受信したか否かを判定する(S406)。
処理部12は、受信部31が送信先の装置からフレームを受信しないとき(S406にてNo)、S401の処理を実行する。すなわち、処理部12は、フレームを受信するまで待機をする。
処理部12は、受信部31が送信先の装置からフレームを受信したとき(S406にてYes)、送信先の装置から受信したフレームに、S605で送信したフレームと同じフレーム識別子が含まれるか否かを判定する(S407)。
処理部12は、送信先の装置から受信したフレームに、S605で送信したフレームと同じフレーム識別子が含まれるとき(S407にてYes)、重複情報23に格納したフレーム識別子に対応する重複パターンの使用状態を「有効」に更新する(S408)。
転送部15は、送信部32を制御して、送信先の装置から受信したフレームを送信元の中継装置1に送信させる(S409)。そして、中継装置1は、処理を終了する。
S407において、処理部12は、送信先の装置から受信したフレームに、S605で送信したフレームと同じフレーム識別子が含まれないとき(S407にてYes)、S409の処理を実行する。そして、中継装置1は、処理を終了する。
図18は、コンピュータ装置の一実施例を示すブロック図である。
図18を参照して、中継装置1の構成について説明する。
図18において、コンピュータ装置500は、制御回路501と、記憶装置502と、読書装置503と、記録媒体504と、通信インターフェイス505(通信I/F)と、入出力インターフェイス506(入出力I/F)と、表示装置507と、ネットワーク508とを備えている。また、各構成要素は、バス509により接続されている。
制御回路501は、コンピュータ装置500全体の制御をする。そして、制御回路501は、例えば、CPU、マルチコアCPU、FPGA(Field Programmable Gate Array)およびPLD(Programmable Logic Device)などである。制御回路501は、例えば、図2において、制御部10として機能する。なお、記憶部20に含まれる設定情報21と、ペイロード情報22と、重複情報23とは、例えば、CPU、FPGA、およびPLDのキャッシュに記憶されても良い。
記憶装置502は、各種データを記憶する。そして、記憶装置502は、例えば、ROM(Read Only Memory)およびRAM(Random Access Memory)などのメモリや、HD(Hard Disk)などで構成される。記憶装置502は、例えば、図2において、記憶部20として機能する。そして、記憶装置502は、例えば、図2に示す、設定情報21と、ペイロード情報22と、重複情報23とを記憶しても良い。
また、ROMは、ブートプログラムなどのプログラムを記憶している。RAMは、制御回路501のワークエリアとして使用される。HDは、OS、アプリケーションプログラム、ファームウェアなどのプログラム、および各種データを記憶している。
記憶装置502は、例えば、制御回路501を、制御部10として機能させる中継プログラムを記憶する。
データの転送処理をするとき、中継装置1は、記憶装置502に記憶された中継プログラムをRAMに読み出す。そして、RAMに読み出された中継プログラムを制御回路501で実行することで、中継装置1は、編集処理および復元処理を含むデータの転送処理を実行する。
なお、中継プログラムは、制御回路501が通信インターフェイス505を介してアクセス可能であれば、ネットワーク508上のサーバが有する記憶装置に記憶されていても良い。
読書装置503は、制御回路501に制御され、着脱可能な記録媒体504のデータのリード/ライトを行なう。そして、読書装置503は、例えば、FDD(Floppy Disk Drive)、CDD(Compact Disc Drive)、DVDD(Digital Versatile Disk Drive)、BDD(Blu−ray(登録商標) Disk Drive)およびUSB(Universal Serial Bus)などである。
記録媒体504は、各種データを保存する。記録媒体504は、例えば、中継プログラムを記憶する。さらに、記録媒体504は、図2に示す、設定情報21と、ペイロード情報22と、重複情報23とを記憶しても良い。
そして、記録媒体504は、読書装置503を介してバス509に接続され、制御回路501が読書装置503を制御することにより、データのリード/ライトが行なわれる。また、記録媒体504は、例えば、FD(Floppy Disk)、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disk)、BD(Blu−ray(登録商標) Disk)、およびフラッシュメモリなどである。
通信インターフェイス505は、ネットワーク508を介してコンピュータ装置500と他の装置とを通信可能に接続する。そして、通信インターフェイス505は、例えば、図2において、送受信部30として機能する。
入出力インターフェイス506は、例えば、キーボード、マウス、およびタッチパネルなどと接続され、接続された装置から各種情報を示す信号が入力されると、バス509を介して入力された信号を制御回路501に出力する。また、入出力インターフェイス506は、制御回路501から出力された各種情報を示す信号がバス509を介して入力されると、接続された各種装置にその信号を出力する。入出力インターフェイス506は、例えば、図2に示す記憶部20に格納する設定情報21などの情報の入力を受け付けても良い。
表示装置507は、例えば、入出力インターフェイス506に接続され、各種情報を表示する。
ネットワーク508は、例えば、LAN、無線通信、またはインターネットなどであり、コンピュータ装置500と他の装置を通信接続する。
以上のように、実施形態の中継装置1は、送信元の装置からフレームを受信して、送信先の装置にフレームを送信するとき、転送するペイロードに、過去に受信したペイロードに含まれるデータパターンである重複パターンが含まれるか否かを検索する。そして、中継装置1は、転送するペイロードに重複パターンが含まれるとき、ペイロードに含まれる重複パターンを、重複パターンを識別するパターン識別子に置き換えて、送信先の中継装置1にフレームを送信する。これにより、中継装置1は、中継装置間のトラフィック量を抑制することができる。また、中継装置1は、中継装置間の通信がボトルネックとなることに起因する装置間の通信速度の低下を抑制することができる。
また、実施形態の中継装置1は、接続されるポート間で、重複情報23を同期する。これにより、送信先の中継措置1は、送信元の中継装置1から拡張ヘッダと重複部分が削除されたペイロードを含む編集データを受信したとき、拡張ヘッダに格納された情報を用いて編集データからデータを復元することができる。
さらに、実施形態の中継装置1は、送信元の中継装置1として用いられるとき、送信フレームのペイロードにパターン識別子と重複パターンのサイズと位置情報とを含む拡張ヘッダを付与することにより、送信先の中継装置1と重複情報23の同期をする。したがって、送信元の中継装置1は、新たなフレームを用いることなく、送信元の中継装置1と送信先の中継装置1との重複情報23の同期処理を実行することができる。
実施形態の中継装置1は、送信先の中継装置1として用いられるとき、送信元の中継装置1からペイロードにパターン識別子と重複パターンのサイズと位置情報とを含む拡張ヘッダが付与されたフレームを受信する。そして、送信先の中継装置1は、位置情報の示すペイロードの位置から重複パターンのサイズ分のデータである重複パターンを取得する。したがって、送信元の中継装置1は、新たなフレームを用いることなく、送信元の中継装置1と送信先の中継装置1との重複情報23の同期処理を実行することができる。
実施形態の中継装置1は、編集部13がペイロードを編集データに編集する時間と、復元部14が編集データをペイロードに復元する時間との合計時間が、重複パターンの転送時間よりも短くなるサイズ以上の重複パターンを抽出する。これにより、中継装置1は、例えば、編集処理と復元処理とを行うことにより、重複パターンをそのまま送信するよりも転送時間が長くなるのを防止することができる。
実施形態の中継装置1は、編集処理をするとき、編集処理でペイロードに含まれる重複パターンとして検出される頻度が高い重複パターンから順に、ペイロードに重複パターンが含まれるか否かを検索する。これにより、中継装置1は、ペイロードに含まれる重複パターンを効率よく検出することができる。
なお、本実施形態は、以上に述べた実施形態に限定されるものではなく、本実施形態の要旨を逸脱しない範囲内で種々の構成または実施形態を取ることができる。
以上記載した各実施例を含む実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。なお、本発明は、以下の付記に限定されるものではない。
(付記1)
第1装置から第2装置にデータを転送する中継装置であって、
前記第1装置から受信したデータを格納する第1格納部と、
第2格納部と、
前記第1格納部に過去に格納されたデータと、今回受信したデータとの一致部分である重複パターンを抽出する抽出部と、
前記今回受信したデータを前記第1格納部に格納させる処理と、前記抽出部で抽出された重複パターンに識別子を関連付けて前記第2格納部に格納させる処理とを行なう処理部と、
前記第2格納部に格納された重複パターンを含むデータを前記第1装置から受信したとき、前記データに含まれる重複パターンを、前記重複パターンに関連付けられた識別子に置き換えた編集データに、前記データを編集する編集部と、
前記編集部で編集された編集データを前記第2装置に転送する転送部と、
を備えることを特徴とする中継装置。
(付記2)
前記中継装置は、さらに、
前記第2装置から受信したデータのうち、前記第2格納部に格納された識別子を含む編集データがある場合に、前記編集データに含まれる識別子を、前記識別子に関連付けられた重複パターンに置き換えて、前記編集データから編集前の元データを復元する復元部を備える、
ことを特徴とする付記1に記載の中継装置。
(付記3)
前記転送部は、さらに、
前記抽出部で抽出された重複パターンと、前記重複パターンに関連付けられた識別子とを含むデータを前記第2装置に送信する
ことを特徴とする付記1または2に記載の中継装置。
(付記4)
前記抽出部は、さらに、
前記編集部が前記データを前記編集データに編集する時間と、前記復元部が前記編集データを前記データに復元する時間との合計時間が、前記重複パターンの転送時間よりも短くなるサイズ以上の重複パターンを抽出する
ことを特徴とする付記2に記載の中継装置。
(付記5)
前記転送部は、前記重複パターンと前記識別子とを含むデータを前記第2装置に送信し、
前記編集部は、該データの送信に対する返信データを前記第2装置から受信すると、前記第2装置に送信した前記重複パターンと前記識別子とについて、編集処理での利用を開始する
ことを特徴とする付記1乃至付記4のいずれか1項に記載の中継装置。
(付記6)
前記第2装置から前記重複パターンと前記識別子とを含むデータを受信し、
前記処理部が、前記重複パターンと前記識別子とを前記第2格納部に格納させる処理を行い、
前記転送部が、受信したデータを前記第1装置に送信し、
前記復元部は、該送信したデータに対する返信データを前記第1装置から受信すると、前記重複パターンと前記識別子とについて、復元処理での利用を開始する
ことを特徴とする付記2に記載の中継装置。
(付記7)
前記転送部は、さらに、
前記重複パターンのサイズと前記重複パターンがある位置を示す位置情報とを含むデータを前記第2装置に送信する
ことを特徴とする付記1乃至付記6のいずれか1項に記載の中継装置。
(付記8)
前記処理部は、さらに、
前記第2装置から受信したデータのうち、前記重複パターンのサイズと前記重複パターンがある位置を示す位置情報とを含むデータがある場合に、前記位置情報の示す位置から前記重複パターンのサイズが示す大きさの重複パターンを取得する
ことを特徴とする付記1乃至付記7のいずれか1項に記載の中継装置。
(付記9)
前記編集部は、さらに、
前記重複パターンを前記識別子に置き換えるとき、前記データの中の前記重複パターンがある位置を示す位置情報を前記編集データに含ませる
ことを特徴とする付記2に記載の中継装置。
(付記10)
前記復元部は、さらに、
前記第2装置から受信したデータのうち、前記位置情報を含む編集データがある場合、前記編集データに含まれる位置情報の示す位置に前記重複パターンを挿入し、前記編集データから編集前の元データを復元する
ことを特徴とする付記9に記載の中継装置。
(付記11)
前記編集部は、さらに、
編集処理をするとき、前記編集処理で使用される頻度が高い重複パターンから順に、前記データに前記重複パターンが含まれるか否かを検索する
ことを特徴とする付記1乃至付記10のいずれか1項に記載の中継装置。
(付記12)
前記編集部は、
前記重複パターンを識別子に置き換えるとき、前記識別子を含む拡張ヘッダを前記データに付与する
ことを特徴とする付記1乃至付記11のいずれか1項に記載の中継装置。
(付記13)
前記転送部は、
前記重複パターンのサイズと前記重複パターンがある位置を示す位置情報とをデータに含ませるとき、前記重複パターンのサイズと前記位置情報とを含む拡張ヘッダを前記データに付与する
ことを特徴とする付記7に記載の中継装置。
(付記14)
前記編集部は、
前記位置情報を前記編集データに含ませるとき、前記位置情報を含む拡張ヘッダを前記データに付与する
ことを特徴とする付記9に記載の中継装置。
(付記15)
前記第2装置は、
第3格納部と、
前記中継装置から受信したデータのうち、重複パターンと重複パターンに関連付けられた識別子とを含むデータがある場合に、前記受信した重複パターンと識別子とを関連付けて前記第3格納部に格納させる処理を行なう第2処理部と、
前記中継装置から受信したデータのうち、前記第3格納部に格納された識別子を含む編集データがある場合に、前記編集データに含まれる識別子を、前記識別子に関連付けられた重複パターンに置き換えて、前記編集データから編集前の元データを復元する復元部と、
をそなえる中継装置である
ことを特徴とする付記1乃至付記14のいずれか1項に記載の中継装置。
(付記16)
コンピュータによって実行される中継方法であって、
前記コンピュータは、
第1装置から受信したデータを格納する第1格納部に過去に格納されたデータと、今回受信したデータとの一致部分である重複パターンを抽出し、
前記今回受信したデータを前記第1格納部に格納し、
前記抽出する処理で抽出された重複パターンに識別子を関連付けて前記第2格納部に格納し、
前記第2格納部に格納された重複パターンを含むデータを前記第1装置から受信したとき、前記データに含まれる重複パターンを、前記重複パターンに関連付けられた識別子に置き換えた編集データに編集し、
前記編集データを第2装置に転送する
ことを実行する中継方法。
(付記17)
前記コンピュータは、さらに、
前記第2装置から受信したデータのうち、前記第2格納部に格納された識別子を含む編集データがある場合に、前記編集データに含まれる識別子を、前記識別子に関連付けられた重複パターンに置き換えて、前記編集データから編集前の元データを復元する
ことを実行する付記16に記載の中継方法。
(付記18)
第1装置から受信したデータを格納する第1格納部に過去に格納されたデータと、今回受信したデータとの一致部分である重複パターンを抽出し、
前記今回受信したデータを前記第1格納部に格納し、
前記抽出する処理で抽出された重複パターンに識別子を関連付けて前記第2格納部に格納し、
前記第2格納部に格納された重複パターンを含むデータを前記第1装置から受信したとき、前記データに含まれる重複パターンを、前記重複パターンに関連付けられた識別子に置き換えた編集データに編集し、
前記編集データを第2装置に転送する
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする中継プログラム。
(付記19)
前記第2装置から受信したデータのうち、前記第2格納部に格納された識別子を含む編集データがある場合に、前記編集データに含まれる識別子を、前記識別子に関連付けられた重複パターンに置き換えて、前記編集データから編集前の元データを復元する
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする付記18に記載の中継プログラム。
(付記20)
第1装置から第1中継装置を介して第2中継装置にデータを転送する中継システムであって、
第1中継装置は、
前記第1装置から受信したデータを格納する第1格納部と、
第2格納部と、
前記第1格納部に過去に格納されたデータと、今回受信したデータとの一致部分である重複パターンを抽出する抽出部と、
前記今回受信したデータを前記第1格納部に格納させる処理と、前記抽出部で抽出された重複パターンに識別子を関連付けて前記第2格納部に格納させる処理とを行なう第1処理部と、
前記第2格納部に格納された重複パターンを含むデータを前記第1装置から受信したとき、前記データに含まれる重複パターンを、前記重複パターンに関連付けられた識別子に置き換えた編集データに、前記データを編集する編集部と、
前記重複パターンと前記重複パターンに関連付けられた識別子とを含むデータと、前記編集部で編集された編集データとを前記第2中継装置に送信する第1転送部と、
を備え、
前記第2中継装置は、
第3格納部と、
前記第1中継装置から受信したデータのうち、重複パターンと重複パターンに関連付けられた識別子とを含むデータがある場合に、前記受信した重複パターンと識別子とを関連付けて前記第3格納部に格納させる処理を行なう第2処理部と、
前記第1中継装置から受信したデータのうち、前記第3格納部に格納された識別子を含む編集データがある場合に、前記編集データに含まれる識別子を、前記識別子に関連付けられた重複パターンに置き換えて、前記編集データから編集前の元データを復元する復元部と、
を備えることを特徴とする中継システム。
1 中継装置
2 サーバ
3 ストレージ
4、6 通信線
5 ネットワーク
10 制御部
11 抽出部
12 処理部
13 編集部
14 復元部
15 転送部
20 記憶部
21 設定情報
22 ペイロード情報
23 重複情報
30 送受信部
31 受信部
32 送信部
50 ヘッダ
60 フィールド
60 編集データ
61 拡張ヘッダ、オプショナル・ヘッダ
62 ペイロード
63 重複パターン
100 中継システム
500 コンピュータ装置
501 制御回路
502 記憶装置
503 読書装置
504 記録媒体
505 通信インターフェイス
506 入出力インターフェイス
507 表示装置
508 ネットワーク
509 バス

Claims (8)

  1. 第1装置から第1中継装置及び第2中継装置を介して第2装置にデータを転送する中継システムにおける前記第1中継装置として使用される中継装置であって、
    前記第1装置から受信したデータを格納する第1格納部と、
    第2格納部と、
    前記第1格納部に過去に格納されたデータと、今回受信したデータとの一致部分である重複パターンを抽出する抽出部と、
    前記今回受信したデータを前記第1格納部に格納させる処理と、前記抽出部で抽出された重複パターンに識別子を関連付けて前記第2格納部に格納させる処理とを行なう処理部と、
    前記第2格納部に格納された重複パターンを含むデータを前記第1装置から受信したとき、前記データに含まれる重複パターンを、前記重複パターンに関連付けられた識別子に置き換えた編集データに、前記データを編集する編集部と、
    前記編集部で編集された編集データを前記第2中継装置に転送する転送部と、
    を備え
    前記第2中継装置は、前記第1中継装置として使用されている前記中継装置から転送されてきた前記編集データから編集前の元データを復元する復元部を備えており、前記復元された編集前の元データを前記第2装置に転送し、
    前記抽出部は、前記編集部が前記データを前記編集データに編集する時間と、前記復元部が前記編集データを前記編集前の元データに復元する時間との合計時間が、前記重複パターンの転送時間よりも短くなるサイズ以上の重複パターンを抽出する
    ことを特徴とする中継装置。
  2. 前記中継装置は、さらに、前記復元部を備えており、前記第2中継装置としても使用可能である
    ことを特徴とする請求項1に記載の中継装置。
  3. 前記転送部は、さらに、
    前記抽出部で抽出された重複パターンと、前記重複パターンに関連付けられた識別子とを含むデータを前記第2中継装置に送信する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の中継装置。
  4. 前記編集部は、前記重複パターンと前記重複パターンに関連付けられた識別子とを含むデータの送信に対する返信データを前記第2中継装置から受信すると、前記第2中継装置に送信したデータに含まれている前記重複パターンと前記識別子とについて、編集処理での利用を開始する
    ことを特徴とする請求項に記載の中継装置。
  5. 第3格納部を更に備え、
    前記中継装置を前記第2中継装置として使用する場合において、前記処理部は、前記第1中継装置から受信したデータのうちに、前記重複パターンと前記重複パターンに関連付けられた識別子とを含むデータがある場合に、該データに含まれる重複パターンと識別子とを関連付けて前記第格納部に格納させる処理を行い、
    前記復元部は、前記第1中継装置から受信したデータのうちに、前記第3格納部に格納された識別子を含む編集データがある場合に、前記編集データに含まれる識別子を、前記識別子に関連付けられた重複パターンに置き換えて、前記編集データから編集前の元データを復元する、
    ことを特徴とする請求項に記載の中継装置。
  6. 第1装置から第1中継装置及び第2中継装置を介して第2装置にデータを転送する中継システムにおける前記第1中継装置として使用されるコンピュータによって実行される中継方法であって、
    前記コンピュータは、
    前記第1装置から受信したデータを格納する第1格納部に過去に格納されたデータと、今回受信したデータとの一致部分である重複パターンを抽出し、
    前記今回受信したデータを前記第1格納部に格納し、
    前記抽出された重複パターンに識別子を関連付けて第2格納部に格納し、
    前記第2格納部に格納された重複パターンを含むデータを前記第1装置から受信したとき、前記データに含まれる重複パターンを、前記重複パターンに関連付けられた識別子に置き換えた編集データに、前記データを編集し、
    前記編集データを前記第2中継装置に転送し、
    前記第2中継装置は、前記第1中継装置として使用されている前記コンピュータから転送されてきた前記編集データから編集前の元データを復元し、前記復元された編集前の元データを前記第2装置に転送し、
    前記重複パターンの抽出では、前記編集における前記データを前記編集データに編集する時間と、前記復元における前記編集データを前記編集前の元データに復元する時間との合計時間が、前記重複パターンの転送時間よりも短くなるサイズ以上の重複パターンを抽出する、
    ことを実行する中継方法。
  7. 第1装置から第1中継装置及び第2中継装置を介して第2装置にデータを転送する中継システムにおける前記第1中継装置として使用されるコンピュータに、
    前記第1装置から受信したデータを格納する第1格納部に過去に格納されたデータと、今回受信したデータとの一致部分である重複パターンを抽出し、
    前記今回受信したデータを前記第1格納部に格納し、
    前記抽出された重複パターンに識別子を関連付けて第2格納部に格納し、
    前記第2格納部に格納された重複パターンを含むデータを前記第1装置から受信したとき、前記データに含まれる重複パターンを、前記重複パターンに関連付けられた識別子に置き換えた編集データに、前記データを編集し、
    前記編集データを前記第2中継装置に転送する
    処理を実行させ
    前記第2中継装置は、前記第1中継装置として使用されている前記コンピュータから転送されてきた前記編集データから編集前の元データを復元し、前記復元された編集前の元データを前記第2装置に転送し、
    前記重複パターンの抽出では、前記編集における前記データを前記編集データに編集する時間と、前記復元における前記編集データを前記編集前の元データに復元する時間との合計時間が、前記重複パターンの転送時間よりも短くなるサイズ以上の重複パターンを抽出する、
    ことを特徴とする中継プログラム。
  8. 第1装置から第1中継装置及び第2中継装置を介して第2装置にデータを転送する中継システムであって、
    第1中継装置は、
    前記第1装置から受信したデータを格納する第1格納部と、
    第2格納部と、
    前記第1格納部に過去に格納されたデータと、今回受信したデータとの一致部分である重複パターンを抽出する抽出部と、
    前記今回受信したデータを前記第1格納部に格納させる処理と、前記抽出部で抽出された重複パターンに識別子を関連付けて前記第2格納部に格納させる処理とを行なう第1処理部と、
    前記第2格納部に格納された重複パターンを含むデータを前記第1装置から受信したとき、前記データに含まれる重複パターンを、前記重複パターンに関連付けられた識別子に置き換えた編集データに、前記データを編集する編集部と、
    前記編集部で編集された編集データを前記第2中継装置に送信する第1転送部と、
    を備え、
    前記第2中継装置は、
    第3格納部と、
    前記第1中継装置から受信したデータのうち、重複パターンと重複パターンに関連付けられた識別子とを含むデータがある場合に、前記受信した重複パターンと識別子とを関連付けて前記第3格納部に格納させる処理を行なう第2処理部と、
    前記第1中継装置から受信したデータのうち、前記第3格納部に格納された識別子を含む編集データがある場合に、前記編集データに含まれる識別子を、前記識別子に関連付けられた重複パターンに置き換えて、前記編集データから編集前の元データを復元する復元部と、
    前記復元された編集前の元データを前記第2装置に転送する第2転送部と、
    を備え
    前記抽出部は、前記編集部が前記データを前記編集データに編集する時間と、前記復元部が前記編集データを前記編集前の元データに復元する時間との合計時間が、前記第1転送部による前記編集データの転送時間よりも短くなるサイズ以上の重複パターンを抽出する、
    ことを特徴とする中継システム。
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