JP6163935B2 - 支援プログラム、支援方法および支援装置 - Google Patents

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Description

本発明は、支援プログラム等に関する。
図8は、基本的な医療保険制度を説明するための図である。図8に示すように、患者等の被保険者10は、保険者30に保険料を支払っておくことで、一部負担金を医療機関20に支払えば、医療機関20の診療を受けることができる。一部負担金は、診療代金の3割の代金となる。医療機関20は、保険者30に対して、診療報酬請求書・診療報酬明細書を提出し、審査に通れば、残りの診療代金を得ることができる。例えば、保険者30は、社会保険支払基金・国保連合会に対応する。また、以下の説明では、診療報酬明細書を単にレセプトと表記する。
ここで、レセプトの審査において、レセプトに不備が見つかると、返戻、査定となる。返戻は、レセプトの不備によって差し戻されることである。査定は、レセプト中の診療内容の不備などによって診療代金が減額されることである。
医療機関20は、レセプトの審査の結果、「返戻」となった場合には、レセプトの不備を修正し、保険者30に再請求を行う。再審査の結果、レセプトの不備が解消されれば、医療機関20は、保険者30から診療代金を得ることができる。
医療機関20は、レセプトの審査の結果、「査定」となった場合には、レセプトの不備を適宜修正し、再審査請求を行う。再審査請求を行う場合には、再審査請求書に請求理由を記載し、再審査請求書およびレセプトを保険者30に通知する。再審査の結果、請求理由が認められ、レセプトの不備が解消されれば、医療機関20は、減額分の診療代金を得ることができる。以下の説明において、再審査請求が認められることを「復活」と表記する。
特開2008−134756号公報
しかしながら、上述した従来技術では、請求理由の作成に関して作業効率が悪いという問題がある。
例えば、再審査請求書に請求理由を記載する場合に、複数の再審査請求書で同一の請求理由であっても、手書きまたは手入力で請求理由を作成しており、作業効率が悪い。また、どのような請求理由を記載した場合に復活するのかを把握することができていない。
1つの側面では、本発明は、請求理由の作成に関する作業効率を向上させることができる支援プログラム、支援方法および支援装置を提供することを目的とする。
第1の案では、コンピュータに下記の手順を実行させる。コンピュータは、過去に査定されたレセプトに対応する再審査請求の事由、診療区分および請求コードと、査定に対して再審査請求を行った場合の審査結果と、前記再審査請求の請求理由とを関連付けたレコードを記憶する記憶部を有する。コンピュータは、記憶部から、査定されたレセプトに対応する事由、診療区分および請求コードの少なくとも一つが類似するレコードを抽出する。コンピュータは、抽出したレコードに関連付けられた請求理由および審査結果の情報を出力する。
本発明の1実施形態によれば、請求理由の作成に関する作業効率を向上させることができるという効果を奏する。
図1は、本実施例に係る支援装置の構成を示す機能ブロック図である。 図2は、本実施例に係る再審査請求理由マスタのデータ構造の一例を示す図である。 図3は、事由の記号とその意味を示す図である。 図4は、査定データのデータ構造の一例を示す図である。 図5は、本実施例に係る支援装置が請求理由を抽出する場合の処理手順を示すフローチャートである。 図6は、本実施例に係る支援装置が優先度を算出する処理手順を示すフローチャートである。 図7は、支援プログラムを実行するコンピュータの一例を示す図である。 図8は、基本的な医療保険制度を説明するための図である。
以下に、本願の開示する支援プログラム、支援方法および支援装置の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。
本実施例に係る支援装置の構成の一例について説明する。図1は、本実施例に係る支援装置の構成を示す機能ブロック図である。図1に示すように、支援装置100は、通信部110、入力部120、表示部130、記憶部140、制御部150を有する。
通信部110は、ネットワークを介して他の外部装置やサーバ等とデータ通信を実行する処理部である。後述する制御部150は、通信部110を介して、他の外部装置やサーバ等とデータをやり取りする。通信部110は、通信装置に対応する。
入力部120は、利用者が各種の情報を支援装置100に入力するための入力装置である。例えば、利用者は、入力部120を操作して、再審査請求書の情報を入力する。入力部120は、キーボードやマウス、タッチパネル等に対応する。
表示部130は、制御部150から出力される情報を表示する表示装置である。表示部130は、液晶モニタやタッチパネル等に対応する。
記憶部140は、再審査請求理由マスタ141と、査定データ142を有する。記憶部140は、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)などの半導体メモリ素子などの記憶装置に対応する。
再審査請求理由マスタ141は、過去に査定されたレセプトに対応する再審査請求書に含まれる請求内容と請求理由とを関連付けた情報である。図2は、本実施例に係る再審査請求理由マスタのデータ構造の一例を示す図である。図2に示すように、この再審査請求理由マスタ141は、事由、診療区分、レセ電コード、請求理由、請求理由コード、使用件数、復活率、使用率、優先度を関連付ける。このうち、事由、診療区分、レセ電コードは、上述の請求内容に対応する。
図2において、事由は、レセプトが査定された事由を示すものである。図3は、事由の記号とその意味を示すものである。例えば、事由「A」は、レセプトの内容が「不適応」であったことを示す。その他の事由に関する説明は省略する。
診療区分は、診療内容を示すものである。診療区分には、投薬、処置などがある。
レセ電コードは、診療行為の内容を一意に識別するものである。レセ電コードは、レセプト電算処理マスターコードに対応する。例えば、図2の1行目のレコードは、レセ電コードが「ザイロック錠100」となっており、診療区分の「投薬」において、「ザイロック錠が100錠」投薬されたことを示す。
請求理由は、レセプトが査定され、再審査請求を行う場合に、再審査請求を行う請求理由を示す。例えば、図2の1行目のレコードにおいて、診療区分「投薬」、レセ電コード「ザイロック錠100」を事由「A」で査定されたことに対する再審査請求の請求理由が「○○のため」となっている。
請求理由コードは、各請求理由を一意に識別する情報である。
使用件数は、再審査請求で、該当する請求理由を使用した件数を示す。
復活率は、該当する請求理由によって、再審査請求が認められる割合を示すものである。例えば、図2の1行目のレコードにおいて、事由「A」、診療区分「投薬」、レセ電コード「ザイロック錠100」の査定を受けた場合に、請求理由「○○のため」によって、再審査請求が認められた確率が「50%」であることを示す。なお、再審査請求が認められたことを適宜、「復活」と表記する。また、再審査請求が認められなかったことを適宜、「原審どおり」と表記する。
使用率は、該当する請求理由の使用率を示すものである。例えば、再審査請求を100回行っており、この再審査請求の請求理由として、請求理由「○○のため」が2回使用されている場合には、使用率は「2.0%」となる。
優先度は、復活率および使用率を基にして算出される値であり、優先度が高い請求理由ほど、請求理由として利用する価値が高いものと言える。優先度は、後述する算出部152によって算出される。
査定データ142は、図2の再審査請求理由マスタ141の請求理由によって再審査請求を行った場合に、復活したのか、原審どおりであったかの情報を示す。図4は、査定データのデータ構造の一例を示す図である。図4に示すように、この査定データ142は、番号、事由、診療区分、レセ電コード、請求理由コード、審査結果を関連付ける。番号は、査定データ142の各レコードを識別する情報である。事由、診療区分、レセ電コード、請求理由コードに関する説明は、再審査請求理由マスタ141の事由、診療区分、レセ電コード、請求理由コードと同様である。審査結果は、請求理由コードによって識別される請求理由によって、再審査請求を行った場合の再審査結果を示すものである。なお、同一の請求理由であっても、審査によっては、復活することもあれば、原審どおりとなることもあり得る。
図1の説明に戻る。制御部150は、登録部151、算出部152、抽出部153、出力部154を有する。制御部150は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)や、FPGA(Field Programmable Gate Array)などの集積装置に対応する。また、制御部150は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等の電子回路に対応する。
登録部151は、新規の再審査請求書の情報を入力部120から受け付けた場合に、再審査請求書に対応する情報を、再審査請求理由マスタ141に登録する。例えば、再審査請求書には、事由、診療区分、請求理由の情報が含まれており、登録部151は、これらの情報を、再審査請求理由マスタ141に関連付けて登録する。また、レセ電コードの情報は、図示しないサーバ装置に蓄積されており、再審査請求書の情報と、該当するレセ電コードの情報とが紐付けられている。この関係を利用して、登録部151は、サーバ装置から、レセ電コードの情報を取得し、事由、診療区分と関連付けて、再審査請求理由マスタ141に登録する。なお、再審査請求書の情報に直接、レセ電コードの情報を含めておいても良い。
登録部151は、事由、診療区分、レセ電コード、請求理由の情報を関連付けて、再審査請求理由マスタ141に登録した後に、請求理由を一意に識別する請求理由コードを割り当てる。なお、新規登録したレコードに対応する復活率、使用率、優先度の初期値はブランクとなる。また、使用件数の初期値は「1」となる。
登録部151は、再審査結果の情報を入力部120から受け付けた場合に、査定データ142に新規レコードを登録する。例えば、登録部151は、請求理由コードと再審査結果とを取得し、再審査請求理由マスタ141を基にして、請求理由コードに対応する事由、診療区分、レセ電コードを特定する。そして、登録部151は、事由、診療区分、レセ電コード、請求理由コード、再審査結果を対応付けて、査定データ142に新規レコードを登録する。また、登録部151は、昇順となるように、番号を付与する。
算出部152は、査定データ142を基にして、再審査請求理由マスタ141の各レコードの復活率、使用率、優先度を算出する処理部である。以下において、復活率、使用率、優先度を算出する処理について順に説明する。
算出部152が、復活率を算出する処理の一例について説明する。算出部152は、例えば、式(1)を基にして、請求理由毎に復活率を算出する。式(1)において、復活件数は、再審査結果が「復活」となった件数であり、原審どおり件数は、再審査結果が「原審どおり」となった件数である。算出部152は、算出した復活率の情報を、再審査請求理由マスタ141に登録する。
復活率=復活件数/(復活件数+原審どおり件数)×100(%)・・・(1)
例えば、図4の請求理由コード「A01」の復活件数は「1」、原審どおり件数は「1」である。このため、請求理由コード「A01」の請求理由「○○のため」の復活率は、「50%」となる。算出部152は、再審査請求理由マスタ141の請求理由コード「A01」に対応する復活率を「50%」に設定する。
算出部152が、使用率を算出する処理の一例について説明する。算出部152は、例えば、式(2)を基にして、請求理由毎に使用率を算出する。式(2)において、該当する請求理由の使用件数は、再審査請求理由マスタ141の該当する請求理由の使用件数に対応する。全使用件数は、再審査請求理由マスタ141の各使用件数を合計した値である。算出部152は、算出した使用率の情報を、再審査請求理由マスタ141に登録する。
使用率=該当する請求理由の使用件数/全使用件数×100(%)・・・(2)
例えば、図2の請求理由コード「A01」の使用件数は「2」であり、全使用件数を「100」とすると、使用率は「2.0%」となる。
算出部152が、優先度を算出する処理の一例について説明する。算出部152は、例えば、式(3)を基にして、請求理由毎に優先度を算出する。復活率係数、平準化係数、使用率係数は、適宜利用者によって値が設定される。利用者は、復活しやすい請求理由を優先させたい場合に、復活率係数を高く設定する。利用者は、使用頻度の高い請求理由を優先させたい場合に、使用率係数を高く設定する。なお、平準化係数は、復活率と使用率のバランスをとるために、利用者によってシステム一律で設定される。算出部152は、算出した優先度の情報を、再審査請求理由マスタ141に登録する。
優先度=復活率×復活率係数+使用率×平準化係数×使用率係数・・・(3)
例えば、図2の請求理由コード「A01」の復活率「50」、使用率「2.0」、復活率係数「0.1」、使用率係数「0.1」、平準化係数「1」とすると、優先度は「5.2」となる。
抽出部153は、入力部120から査定されたレセプトに対応する事由、診療区分、請求理由コードを受け付け、受け付けた事由、診療区分、レセ電コードの少なくとも一つが類似するレコードを再審査請求理由マスタ141から抽出する処理部である。抽出部153は、抽出したレコードを出力部154に通知する。
例えば、抽出部153は、再審査請求の「事由」および「診療区分」の組みと一致するレコードを再審査請求理由マスタ141から抽出する。例えば、査定されたレセプトに対応する事由が「A」で、診療区分が「投薬」の場合には、抽出部153は、図2の再審査請求理由マスタ141の1段目、3〜4段目のレコードを抽出する。
また、抽出部153は、査定されたレセプトに対応する「事由」および「レセ電コード」の組みと一致するレコードを再審査請求理由マスタ141から抽出する。例えば、査定されたレセプトに対応する事由が「A」で、レセ電コードが「ザイロック錠100」の場合には、抽出部153は、図2の再審査請求理由マスタ141の1段目、3段目のレコードを抽出する。
なお、抽出部153は、請求理由の作成要求を、入力部120を介して受け付けた場合に、請求理由を記載する画面を表示部130に表示させてもよい。この画面に入力補助機能を設定し、かかる入力補助機能を利用して、上記の査定されたレセプトに対応する事由、診療区分、請求理由コードを受け付けてもよい。
出力部154は、抽出部153が抽出したレコードに含まれる請求理由を、表示部130に表示させる処理部である。例えば、出力部154は、優先度の大きい請求理由から順に、表示部130に表示させる。
また、出力部154は、請求理由と、係る請求理由に関連付けられた復活率および使用率とを対応付けて、表示部130に表示させてもよい。例えば、請求理由に関連付けられた復活率および使用率は、審査結果の情報に対応する。
出力部154は、出力した請求理由が利用者に選択された場合には、選択された請求理由に対応付けられた再審査請求理由マスタ141の使用件数を更新する。例えば、利用者に請求理由「○○のため」が選択された場合には、請求理由「○○のため」に対応する使用件数に1を加算する。
出力部154は、出力した請求理由が利用者に選択され、請求理由が修正された場合には、修正された請求理由の情報を、登録部151に通知し、新規登録させる。例えば、事由「A」、診療区分「投薬」、レセ電コード「ザイロック錠100」に対応する請求理由「○○のため」の請求理由が、「□□のため」に修正された場合には、出力部154は、修正された請求理由の情報を、登録部151に通知する。登録部151は、事由「A」、診療区分「投薬」、レセ電コード「ザイロック錠100」、請求理由「□□のため」を、再審査請求理由マスタ141に新規登録する。
次に、本実施例に係る支援装置100の処理手順について説明する。図5は、本実施例に係る支援装置が請求理由を抽出する場合の処理手順を示すフローチャートである。図5に示す処理は、例えば、査定されたレセプトに対応する再審査請求の事由、診療区分、レセ電コードを取得したことを契機にして実行される。
図5に示すように、支援装置100は、事由と診療区分とレセ電コードとの組みを受け付ける(ステップS101)。支援装置100は、再審査請求理由マスタ141を検索し、該当レコードを抽出する(ステップS102)。例えば、支援装置100は、ステップS102において、受け付けた事由、診療区分、レセ電コードの少なくとも一つが類似するレコードを再審査請求理由マスタ141から抽出する。
支援装置100は、優先度を基にした順序で、抽出したレコードに含まれる請求理由を出力する(ステップS103)。また、支援装置100は、請求理由の審査結果を対応付けて出力する(ステップS104)。
次に、本実施例に係る支援装置100が、優先度を算出する処理手順について説明する。図6は、本実施例に係る支援装置が優先度を算出する処理手順を示すフローチャートである。図6に示す処理は、例えば、査定データ142に新規レコードが追加されたことを契機にして実行される。図6に示すように、支援装置100は、査定データ142に対して集計処理を実行し(ステップS201)、使用率を算出する(ステップS202)。
支援装置100は、復活率を算出する(ステップS203)。支援装置100は、優先度を算出する(ステップS204)。支援装置100は、算出した使用率、復活率、優先度によって、再審請求理由マスタ141を更新する(ステップS205)。
次に、本実施例に係る支援装置100の効果について説明する。支援装置100は、過去の査定に対して行った再審査請求の請求内容と請求理由と審査結果とを関連づけてマスタに蓄積しておき、類似する請求内容で請求理由を新規に作成する際に、マスタの請求理由と審査結果とを出力する。これによって、支援装置100によれば、請求理由の作業効率を向上させることができる。また、利用者は、請求理由に対応する審査結果を参照できるので、どのような請求理由を記載した場合に、復活するのかを分析することもできる。
また、支援装置100は、請求理由を優先度の高いものから順に出力するので、復活率や使用率の高い有用な請求理由を効率良く選択して、利用することができる。また、これによって、査定率の改善が見込まれる。
なお、利用者は、再審査請求理由マスタ141を参照して、請求理由、復活率、使用率を参照して、請求理由の内容を検討し、適宜、再審査請求理由マスタ141の請求理由の内容を修正しても良い。
次に、上記の実施例に示した支援装置と同様の機能を実現する支援プログラムを実行するコンピュータの一例を説明する。図7は、支援プログラムを実行するコンピュータの一例を示す図である。
図7に示すように、コンピュータ200は、各種演算処理を実行するCPU201と、ユーザからのデータの入力を受け付ける入力装置202と、ディスプレイ203を有する。また、コンピュータ200は、記憶媒体からプログラム等を読取る読み取り装置204と、ネットワークを介して他のコンピュータとの間でデータの授受を行うインターフェース装置205とを有する。また、コンピュータ200は、各種情報を一時記憶するRAM206と、ハードディスク装置207を有する。そして、各装置201〜207は、バス208に接続される。
ハードディスク装置207は、抽出プログラム207a、出力プログラム207b、算出プログラム207cを有する。CPU201は、各プログラム207a,207b,207cを読み出してRAM206に展開する。
抽出プログラム207aは、抽出プロセス206aとして機能する。出力プログラム207bは、出力プロセス206bとして機能する。算出プログラム207cは、算出プロセス206cとして機能する。
例えば、抽出プロセス206aは、抽出部153に対応する。出力プロセス206bは、出力部154に対応する。算出プロセス206cは、算出部152に対応する。
なお、各プログラム207a〜207cについては、必ずしも最初からハードディスク装置207に記憶させておかなくてもよい。例えば、コンピュータ200に挿入されるフレキシブルディスク(FD)、CD−ROM、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカードなどの「可搬用の物理媒体」に各プログラムを記憶させておく。そして、コンピュータ200がこれらから各プログラム207a〜207cを読み出して実行するようにしてもよい。
以上の各実施例を含む実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)コンピュータに、
過去に査定されたレセプトに対応する再審査請求の事由、診療区分および請求コードと、前記査定に対して再審査請求を行った場合の審査結果と、前記再審査請求の請求理由とを関連付けたレコードを記憶する記憶部から、査定されたレセプトに対応する事由、診療区分および請求コードの少なくとも一つが類似するレコードを抽出し、
抽出した前記レコードに関連付けられた請求理由および審査結果の情報を出力する
処理を実行させることを特徴とする支援プログラム。
(付記2)前記審査結果は、関連付けられた請求理由によって再審査が認められた復活率、関連付けられた請求理由が使用された使用率の情報を含み、前記復活率および使用率を基にして、優先度を算出する処理を更にコンピュータに実行させ、
前記出力する処理は、前記優先度に応じて、前記請求理由および前記審査結果の情報を出力することを特徴とする付記1に記載の支援プログラム。
(付記3)コンピュータが実行する支援方法であって、
過去に査定されたレセプトに対応する再審査請求の事由、診療区分および請求コードと、前記査定に対して再審査請求を行った場合の審査結果と、前記再審査請求の請求理由とを関連付けたレコードを記憶する記憶部から、査定されたレセプトに対応する事由、診療区分および請求コードの少なくとも一つが類似するレコードを抽出し、
抽出した前記レコードに関連付けられた請求理由および審査結果の情報を出力する
処理を実行することを特徴とする支援方法。
(付記4)前記審査結果は、関連付けられた請求理由によって再審査が認められた復活率、関連付けられた請求理由が使用された使用率の情報を含み、前記復活率および使用率を基にして、優先度を算出する処理を更にコンピュータに実行させ、
前記出力する処理は、前記優先度に応じて、前記請求理由および前記審査結果の情報を出力することを特徴とする付記3に記載の支援方法。
(付記5)過去に査定されたレセプトに対応する再審査請求の事由、診療区分および請求コードと、前記査定に対して再審査請求を行った場合の審査結果と、前記再審査請求の請求理由とを関連付けたレコードを記憶する記憶部と、
査定されたレセプトに対応する事由、診療区分および請求コードの少なくとも一つが類似するレコードを抽出する抽出部と、
前記抽出部に抽出された前記レコードに関連付けられた請求理由および審査結果の情報を出力する出力部と
を有することを特徴とする支援装置。
(付記6)前記審査結果は、関連付けられた請求理由によって再審査が認められた復活率、関連付けられた請求理由が使用された使用率の情報を含み、
前記復活率および使用率を基にして、優先度を算出する算出部を更に有し、
前記出力部は、前記優先度を基にして、前記請求理由および前記審査結果の情報を出力することを特徴とする付記5に記載の支援装置。
100 支援装置
152 算出部
153 抽出部
154 出力部

Claims (6)

  1. コンピュータに、
    過去に査定されたレセプトに対応する再審査請求の事由、診療区分および請求コードと、定に対して再審査請求を行った場合の審査結果と、審査請求の請求理由とを関連付けたレコードを記憶する記憶部から、査定されたレセプトに対応する事由および診療区分の両方と一致する事由および診療区分と関連付けられたレコード、または、査定されたレセプトに対応する事由および請求コードの両方と一致する事由および請求コードと関連付けられたレコードを抽出し、
    抽出した前記レコードに関連付けられた請求理由および審査結果の情報を出力する
    処理を実行させることを特徴とする支援プログラム。
  2. 前記審査結果は、関連付けられた請求理由によって再審査が認められた復活率、関連付けられた請求理由が使用された使用率の情報を含み、前記復活率および使用率を基にして、優先度を算出する処理を更にコンピュータに実行させ、
    前記出力する処理は、前記優先度に応じて、前記請求理由および前記審査結果の情報を出力することを特徴とする請求項1に記載の支援プログラム。
  3. 前記抽出する処理は、事由および診療区分の組を使用する場合に、査定されたレセプトに対応する事由および診療区分の両方と一致する事由および診療区分と関連付けられたレコードを抽出することを特徴とする請求項1に記載の支援プログラム。
  4. 前記抽出する処理は、事由および請求コードの組を使用する場合に、査定されたレセプトに対応する事由および請求コードの両方と一致する事由および請求コードと関連付けられたレコードを抽出することを特徴とする請求項1に記載の支援プログラム。
  5. コンピュータが実行する支援方法であって、
    過去に査定されたレセプトに対応する再審査請求の事由、診療区分および請求コードと、定に対して再審査請求を行った場合の審査結果と、審査請求の請求理由とを関連付けたレコードを記憶する記憶部から、査定されたレセプトに対応する事由および診療区分の両方と一致する事由および診療区分と関連付けられたレコード、または、査定されたレセプトに対応する事由および請求コードの両方と一致する事由および請求コードと関連付けられたレコードを抽出し、
    抽出した前記レコードに関連付けられた請求理由および審査結果の情報を出力する
    処理を実行することを特徴とする支援方法。
  6. 過去に査定されたレセプトに対応する再審査請求の事由、診療区分および請求コードと、定に対して再審査請求を行った場合の審査結果と、審査請求の請求理由とを関連付けたレコードを記憶する記憶部と、
    査定されたレセプトに対応する事由および診療区分の両方と一致する事由および診療区分と関連付けられたレコード、または、査定されたレセプトに対応する事由および請求コードの両方と一致する事由および請求コードと関連付けられたレコードを抽出する抽出部と、
    前記抽出部に抽出された前記レコードに関連付けられた請求理由および審査結果の情報を出力する出力部と
    を有することを特徴とする支援装置。
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