JP6163690B2 - 移動体通信システム、通信方法、および基地局装置 - Google Patents

移動体通信システム、通信方法、および基地局装置 Download PDF

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Description

本発明は、移動体通信システム、通信方法、および基地局装置に関する。
LTE−A(Long Term Evolution―Advanced)などの公衆無線通信システムにおいて、パケット通信中に移動局が移動した場合に、現在通信中の基地局から、他の基地局に切り替わるハンドオーバーが行われることがある。移動局は、基地局からハンドオーバーを要求するメッセージを受信すると、現在通信中の基地局と同じ周波数を利用している他の基地局、あるいは異なる周波数を利用した他の基地局をサーチする。ここで、同じ周波数を利用した基地局をサーチする場合は、現在の通信中の受信回路を利用してサーチ動作することができる。一方、異なる周波数を利用した基地局をサーチする場合は、現在通信中の受信回路の設定のままではサーチ動作を行うことができず、周波数を変更するために、GAP(受信しない区間)を設定し、無線受信回路に対し通信中の周波数と異なる周波数を設定し、異周波の周辺セルサーチ動作を行う。GAPを設定し、異周波セルサーチ動作をしている時間帯においては、通信中の基地局とのデータ通信が一旦途切れることになる。
また、LTE−Aにおいては、HetNetのようなスモールセル(Smallセル)基地局が配置されることを想定している。LTE−Aで想定されているスモールセル基地局が多数配置されたエリアでは、これら配置されたスモールセル基地局の数は、マクロセル基地局数より多くなることから、これらスモールセル基地局が利用する周波数は、周辺のスモールセル基地局やマクロセル基地局と干渉を防ぐために、同一周波数帯を利用することが難しく、周辺のスモールセル基地局やマクロセル基地局とは干渉の起こらない異なる周波数帯を利用することが想定される。
なお、LTE−Aでは、LTEとの互換性を可能な限り維持する目的から、キャリアアグリゲーション(CA:Carrier Aggregation、搬送波統合)技術が採用されている。CA技術では、通信装置は、コンポーネントキャリア(CC:Component Carrier)と呼ばれる帯域幅20MHzまでの周波数帯域を複数同時に利用して広帯域通信を行う。LTE−Aにおいて、CA対応の複数受信回路を備えた移動局については、空いている無線受信回路を利用して異周波セルサーチ動作を行うことが考えられている。(例えば、非特許文献1参照)。
NTT DOCOMO、"LTE/Hetnet Mobility: Inter―frequency Hetnet"、3GPP、3GPP TSG―RAN WG2 #78 R2―122568
異なる周波数を使って運用しているスモールセル基地局が多数配置された状況で、移動局が、マクロセル基地局からのハンドオーバー要求メッセージに従って、スモールセル基地局へのハンドオーバーを行う場合、異周波のスモールセル基地局をサーチする動作(サーチ動作)が頻繁に発生することがある。スモールセル基地局は、一般に、サービスエリアの範囲が狭いため、移動局が移動しているときには、異周波セルサーチ動作を行っても、スモールセル基地局の検出ができなかったり、受信レベルが低かったり、受信レベルが安定しないことがある。この場合、ハンドオーバーに適しているスモールセル基地局を検出する確率が低くなり、無駄な異周波セルサーチ動作が行われる場合がある。また、ハンドオーバーに適している異周波のスモールセル基地局を見つけるまで、サーチ動作を行うことをマクロセル基地局が複数回要求すれば、その回数に応じて移動局の消費電力が大きくなってしまう。これらの結果、効率の悪いセルサーチ動作が行われてしまうおそれがある。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、効率の良いセルサーチ動作を移動局装置に行わせることを目的の一つとする。
本発明の一態様は、第1の基地局装置と、第1の基地局装置とは異なる周波数で通信を
行う第2の基地局装置と、第1の基地局装置および第2の基地局装置と通信可能な移動局
装置と、を備え、第1の基地局装置は、移動局装置と通信中に自装置から第2の基地局装
置へのハンドオーバーを要求するときに、移動局装置が第2の基地局装置をサーチする回
数または制限時間を移動局装置の速度に基づいて決定し、決定した回数または制限時間を
移動局装置に送信し、移動局装置は、第1の基地局装置から通知された回数または制限時
間の範囲内で第2の基地局装置をサーチする、移動体通信システムであって、第1の基地局装置は、自装置からのハンドオーバーを要求する第2の基地局装置が複数の周波数で通信を行う場合、該複数の周波数のそれぞれについて、移動局装置が第2の基地局装置をサーチする回数または制限時間を移動局装置の速度に基づいて決定し、該決定した回数を移動局装置に送信する、移動体通信システムである。
本発明の一態様によれば、効率の良いセルサーチ動作を移動局装置に行わせることができる。
第1実施形態の移動体通信システム1の全体構成を模式的に示す図である。 移動局100およびマクロセル基地局200の機能構成の一例を示す図である。 第1実施形態の移動体通信システム1において実行される処理の流れを示すフローチャートの一例である。 送受信部102、104の動作の一例を示すタイミングチャートの一例である。 受信レベルの推移を例示した図である。 第2実施形態の移動体通信システム2における受信レベルの推移と異周波セルサーチ試行の制限時間との関係を例示した図である。 第3実施形態に係る移動体通信システム3の全体構成を模式的に示す図である。
以下、図面を参照し、本発明の移動体通信システム、通信方法、および基地局装置の実施形態について説明する。
<第1実施形態>
図1は、第1実施形態の移動体通信システム1の全体構成を模式的に示す図である。図1において、移動体通信システム1は、移動局100と、マクロセル基地局200と、スモールセル基地局300−1、300−2、‥300−n(nは任意の正の整数)とを備える。図1におけるA(200)、A(300−1)、A(300−2)、A(300−n)は、それぞれマクロセル基地局200、およびスモールセル基地局300−1、300−2、300−nのサービス提供領域を示している。なお、以下、いずれのスモールセル基地局であるかを区別しないときは、単にスモールセル基地局300と表記する。図1では、移動局100を単独のものとして示したが、実際には、マクロセル基地局200のサービス範囲内に複数の移動局100が存在し得る。また、マクロセル基地局200は、地域を分割したマクロセル内に、例えば1つ設置されるものであり、複数のマクロセルに対応して複数のマクロセル基地局200が存在する。
また、本実施形態において「スモールセル基地局」とは、HeNB(Home eNode B)や、HetNet(Heterogeneous Network)等の総称であって、マクロセル基地局200を除いたものの概念である。スモールセル基地局300は、例えば、マクロセル基地局200のサービス提供領域内に設置され、マクロセル基地局200のサービス提供領域A(200)よりも狭いエリアをサービス提供領域とする。マクロセル基地局200とスモールセル基地局300は、IP(Internet Protocol)ネットワークなどにより通信可能に接続されている。本実施形態において、スモールセル基地局200の数に特段の制限は存在しない。スモールセル基地局300には、マクロセル基地局200と同じ周波数で通信を行うものと、異なる周波数で通信を行うものが存在し得る。図1におけるF1、F2、‥などの表記は、マクロセル基地局200やスモールセル基地局300が通信において利用する周波数を表している。図1の例では、マクロセル基地局200およびスモールセル基地局300−1は周波数F1で通信を行い、スモールセル基地局300−2は周波数F2で通信を行い、スモールセル基地局300−3は周波数F3で通信を行う。なお、各基地局は、ある程度の帯域幅を有する周波数「帯」を利用して通信を行うことが想定されるが、本明細書では単に周波数と表記して説明する。
図2は、移動局100およびマクロセル基地局200の機能構成の一例を示す図である。図2に示すように、移動局100は、例えば、CA対応の複数の送受信部102、104と、ユーザーインターフェース部106と、メモリ部108と、制御部110とを備える。また、マクロセル基地局200は、例えば、送受信部202と、メモリ部204と、制御部206とを備える。なお、スモールセル基地局300の機能構成については図示を省略するが、マクロセル基地局200と同様の構成を有するものとしてよい。
移動局100は、例えば、携帯電話機やタブレット端末などである。送受信部102、104は、それぞれ送受信アンテナを備え、マクロセル基地局200やスモールセル基地局300から受信した信号に対してダウンコンバートおよび復調などの処理を行って、制御部110に出力する。また、送受信部102、104は、制御部110から入力された信号に対して変調およびアップコンバートなどの処理を行って、マクロセル基地局200やスモールセル基地局300に送信する。ユーザーインターフェース部106は、例えば、タッチパネルなどのディスプレイ装置、入力キー、マイクロフォン、スピーカーなどを含む。メモリ部108には、送受信部102、104から入力された通信情報などに基づき、マクロセル基地局200やスモールセル基地局300のID、これらの利用する周波数などの情報が記憶される。制御部110は、音声通信や画像・テキストの通信などの結果に応じて、通話を成立させたり、画像・テキストの表示などを行うように、移動局100の各部を制御する。
マクロセル基地局200においても同様に、送受信部202は、送受信アンテナを備え、移動局100から受信した信号に対してダウンコンバートおよび復調などの処理を行って、制御部206に出力する。また、送受信部202は、制御部206から入力された信号に対して変調およびアップコンバートなどの処理を行って、移動局100に送信する。メモリ部204には、スモールセル基地局300の利用する周波数の情報、PCI(Physical Cell ID、物理セル識別子)などの情報が記憶される。制御部206は、移動局100との通信を行い、移動局100に通話やインターネットへのアクセスを行わせるための種々の制御を行う。なお、図2および上記説明は、マクロセル基地局200やスモールセル基地局300の備える送受信部が単独であることに限定するものではない。また、移動局装置100は、後述の異周波セルサーチを複数の送受信部102、104の空いている送受信部を用いて行うことができる。
図3は、第1実施形態の移動体通信システム1において実行される処理の流れを示すフローチャートの一例である。図3のフローチャートは、移動局100とマクロセル基地局200との間で通信接続が行われているときに実行される。
まず、マクロセル基地局200が、スモールセル基地局300へのハンドオーバーを移動局100に要求するか否かを決定する(ステップS400)。ステップS400の決定(判定)は、例えば、通信負荷や処理負荷の分散を目的とした最適化ロジックに基づいて行われる。マクロセル基地局200は、ハンドオーバーを要求すると決定すると、リコンフィグレーション・メッセージ1(Reconfiguration 1)として、隣接セル構成情報(Report Proximity Config)を移動局100に通知する(ステップS402)。隣接セル構成情報とは、マクロセル基地局200が保持しているスモールセル基地局300の情報である。
移動局100は、隣接セル構成情報を受信すると、受信した隣接セル構成情報とメモリ部108に記憶された情報(セルリスト)とを照合し(ステップS404)、隣接セル構成情報に記載されたスモールセル基地局300が近くに存在するか否かを推定し、近接情報(Proximity Indication)をマクロセル基地局200に通知する(ステップS406)。マクロセル基地局200は、近接情報を受信すると、近接情報に含まれる「enter」および「leave」のメッセージ内容に基づき、移動局100の近くにスモールセル基地局300が存在するか否かを判定する。マクロセル基地局200は、「enter」を含む近接情報を受信した場合に、移動局100の近くにスモールセル基地局300が存在すると判定することができる。また、マクロセル基地局200は、「leave」を含む近接情報を受信した場合に、移動局100の近くにスモールセル基地局300が存在しないと判定することができる。そして、マクロセル基地局200は、リコンフィグレーション・メッセージ2(Reconfiguration 2)として、隣接セル構成情報で通知した隣接セルのPCIを通知するように移動局100に要求する(ステップS408)。移動局100は、受信したPCI要求に応じて、近くに存在すると推定したスモールセル基地局300のPCIをマクロセル基地局200に通知する(ステップS410)。
マクロセル基地局200は、PCI通知を受信すると、メモリ部204に記憶された情報と照合し、PCI通知により特定されるスモールセル基地局300が、自局(マクロセル基地局200)と異なる周波数で通信を行うものであるか否かを判定する(ステップS412)。PCI通知により特定されるスモールセル基地局300が、自局と同じ周波数で通信を行うものである場合、マクロセル基地局200は、システム情報要求メッセージ(SI要求)をリコンフィグレーション・メッセージ3(Reconfiguration 3)として移動局100に送信する(ステップS414)。
一方、PCI通知により特定されるスモールセル基地局300が、自局と異なる周波数で通信を行うものである場合、マクロセル基地局200は、移動局100の速度を推定する(ステップS416)。マクロセル基地局200は、例えば、移動局100からの信号の受信レベルに基づいて、移動局100の速度を推定する。マクロセル基地局200は、移動局100からの信号の受信レベルが、安定している、或いは時間経過による変化が少ない場合に移動速度が低いと判定し、受信レベルが不安定、或いは時間経過による変化が大きい場合は高速で移動していると判定する。これに限らず、マクロセル基地局200は、移動局100が加速度センサの出力を積分するなどして自ら算出した速度を、PCI情報などと併せて移動局100から受信することで移動局100の速度を推定してもよい。マクロセル基地局200は、例えば、移動局100の速度を、高、中、低の三段階で推定する。これに限らず、マクロセル基地局200は、移動局100の速度を、二段階、四段階以上に推定してもよいし、或いはリニアにアナログ値として推定してもよい。
次に、マクロセル基地局200は、推定した移動局100の速度に基づき、移動局100が行う異周波セルサーチ試行回数(現在通信中の周波数とは異なる周波数でスモールセル基地局をサーチする回数を決定する(ステップS418)。マクロセル基地局200は、推定した移動局100の速度が低く、静止に近い状態であるほど異周波セルサーチ試行回数が多くなり、推定した移動局100の速度が高いほど異周波セルサーチ試行回数が少なくなる傾向で、異周波セルサーチ試行回数を決定する。マクロセル基地局200は、例えば、下記の関係に基づいて、異周波セルサーチ試行回数を決定する。係る理由については、後述する。
移動局100の速度:低 − 異周波セルサーチ試行回数:3回
移動局100の速度:中 − 異周波セルサーチ試行回数:2回
移動局100の速度:高 − 異周波セルサーチ試行回数:1回
そして、マクロセル基地局200は、PCI通知により特定されるスモールセル基地局300の利用する周波数と、上記決定した異周波セルサーチ試行回数を含めたSI要求を、リコンフィグレーション・メッセージ3として移動局100に送信する(ステップS420)。移動局100は、異周波セルサーチ試行回数を含むSI要求を受信すると、セルサーチ動作を開始する(ステップS422)。セルサーチ動作は、対象とされるスモールセル基地局300から十分な受信レベルが得られることが確認されるか、サーチ回数が満了するまで継続される(ステップS424、S426)。サーチ回数は、マクロセル基地局から受信したSI要求が異周波セルサーチ試行回数を含む場合は、当該異周波セルサーチ試行回数であり、SI要求が異周波セルサーチ試行回数を含まない場合は、例えば予め規定された回数である。セルサーチ動作を終了すると、移動局100は、セルサーチ結果をMeasurement Reportとしてマクロセル基地局200に通知する(ステップS428)。
図4は、サーチ回数が3回であり、サーチ対象のスモールセル基地局300がマクロセル基地局200と異なる周波数F2で通信を行う場合における、送受信部102、104の動作の一例を示すタイミングチャートの一例である。図4に示すように、例えば、送受信部102がマクロセル基地局200と周波数F1で通信を行う一方で、送受信部104はスモールセル基地局300から周波数F2で共通チャネルの信号(報知情報)を受信する。移動局100は、1回目のセルサーチで、スモールセル基地局300の報知情報を取得しても、受信レベルが十分なレベルに達していないと判断した場合は、2回目のセルサーチを行う。2回目のセルサーチの結果でも受信レベルが十分なレベルに達しなかった場合には、3回目のセルサーチを行う。移動局100は、3回目のセルサーチを行った段階で、3回の判定結果を基に、ハンドオーバー可能かどうかを判定する。移動局100は、3回のセルサーチにおいて十分な受信レベルが確保できた場合は、マクロセル基地局200に、ハンドオーバーが実施可能であることを通知する。移動局100は、3回のセルサーチにおいて十分な受信レベルが確保できなかった場合は、Measurement Reportで、ハンドオーバーを実施しない、或いはスモールセル基地局300が見つからなかったことを通知する。仮に、1回目のセルサーチで、スモールセル基地局300の受信レベルが十分高かった場合、セルサーチを1回で終了してもよい。なお、「受信レベル」とは、例えば、希望信号電力対干渉信号電力(SIR)、リファレンス信号の受信電力(RSRP: Reference Signal Received Power)、チャネル品質インジケータ(CQI: Channel Quality Indicator)等の指標である。
移動局100は、十分な受信レベルを確保できたか否かを、例えば以下のように2つの閾値A、B(A>B)を用いて判定する。閾値Aは、これ以上であれば十分に高く、ハンドオーバーを好適に行うことができる値である。また、閾値Bは、これを下回るとハンドオーバーを行わない方が良いと判断される値である。なお、移動局100は、その時点で通信を行っているマクロセル基地局200からの受信レベルを閾値Aに設定してよい。こうすれば、受信レベルが閾値A以上である場合、ハンドオーバーすればその時点よりも受信レベルが向上すると判断できるからである。
(1)移動局100は、いずれかの回のセルサーチで受信レベルが閾値Aに達した場合、ハンドオーバーが可能であると判断する。この場合、移動局100は、受信レベルが閾値Aに達したことが確認された回でセルサーチを終了する。
(2)移動局100は、(1)でない場合において、全ての回のセルサーチにおいて、受信レベルが閾値Bに達した場合(全ての回のセルサーチにおいて「受信レベルが閾値Bを下回らなかった場合」としてもよい)、ハンドオーバーが可能であると判断する。
(3)移動局100は、(1)でない場合において、いずれかの回の受信レベルが閾値Bに達しなかった場合(いずれかの回のセルサーチにおいて「受信レベルが閾値Bを下回った場合」としてもよい)、ハンドオーバーを実施しないと判断する。
図5(A)〜(C)は、上記(1)〜(3)の場合に対応する受信レベルの推移を例示した図である。図5(A)が(1)に対応し、図5(B)が(2)に対応し、図5(C)が(3)に対応する。図5(A)に示す受信レベルの推移では、1回目のセルサーチで受信レベルが閾値Aに達したため、ハンドオーバーが可能であると判断され、2回目以降のセルサーチは行われない。図5(B)に示す受信レベルの推移では、1回目〜3回目のセルサーチで受信レベルが閾値Aに達しなかったが、各回のセルサーチで受信レベルが閾値Bに達しているため、ハンドオーバーが可能であると判断される。図5(C)に示す受信レベルの推移では、1回目〜3回目のセルサーチで受信レベルが閾値Aに到達せず、また、受信レベルが各回のセルサーチで受信レベルが閾値Bに到達しなかったため、ハンドオーバーを実施しないと判断される。
以上説明した第1実施形態の移動体通信システム1によれば、移動局100がセルサーチを行う回数が、移動局100の速度に基づいて決定され、移動局100は決定された回数の範囲内でスモールセル基地局300をサーチするため、効率の良いセルサーチ動作を移動局100に行わせることができる。
ここで、移動局100が高速で移動している場合、仮にスモールセル基地局300へのハンドオーバーを行っても、すぐに移動局100がスモールセル基地局300のサービス提供領域外に移動することが想定される。移動局100がスモールセル基地局300のサービス提供領域外に移動すると、次のハンドオーバーが必要となるため、結果として消費電力が増加してしまう。従って、移動局100が高速で移動している場合には、マクロセル基地局200からのハンドオーバーを積極的に行わないほうがよいと考えられる。但し、少ないセルサーチ回数でスモールセル基地局300にハンドオーバーすることが可能であれば、そのハンドオーバー自体に要する消費電力が小さいため、ハンドオーバーを行うことを許容してもよい。
逆に、移動局100が静止、或いは低速で移動している場合、通信処理負荷の分散などの観点から、スモールセル基地局300へのハンドオーバーを積極的に行ったほうがよいと考えられる。この場合、移動体通信システム1は、高速移動時よりも多い回数のセルサーチを移動局100に行わせることで、より確実にハンドオーバーを行わせることができる。以上の観点から、第1実施形態の移動体通信システム1は、効率の良いセルサーチ動作を移動局100に行わせることができる。
<第2実施形態>
以下、第2実施形態の移動体通信システム2について説明する。ここでは、第1実施形態と共通する部分について同一の符号を付すと共に説明を省略し、相違点についてのみ説明する。第2実施形態の移動体通信システム2では、マクロセル基地局200は、図3のステップS418の処理に代えて、推定した移動局100の速度に基づき、移動局100が行う異周波セルサーチ試行の「制限時間」を決定し、移動局100に通知する。マクロセル基地局200は、推定した移動局100の速度が低く、静止に近い状態であるほど異周波セルサーチ試行の制限時間が長くなり、推定した移動局100の速度が高いほど異周波セルサーチ試行の制限時間が短くなる傾向で、異周波セルサーチ試行の制限時間を決定する。マクロセル基地局200は、例えば、下記の関係に基づいて、異周波セルサーチ試行の制限時間を決定する。移動局100は、通知された制限時間の範囲内でセルサーチを行う。なお、制限時間の範囲内であるか否かは、移動局100の制御部に設けられたタイマー(図示せず)を用いて判定される。
移動局100の速度:低 − 異周波セルサーチ制限時間:500[msec]
移動局100の速度:中 − 異周波セルサーチ制限時間:200[msec]
移動局100の速度:高 − 異周波セルサーチ制限時間:100[msec]
図6(A)〜(C)は、第2実施形態の移動体通信システム2における受信レベルの推移と異周波セルサーチ試行の制限時間との関係を例示した図である。図6(A)は、異周波セルサーチ試行の制限時間が500[msec]に設定され、受信レベルが閾値Aに達した場合を示す。この場合、ハンドオーバーが可能であると判断される。なお、図6(A)の場合、受信レベルが閾値Aに達した時点で(或いは、受信レベルが閾値Aを上回った時間が所定時間以上となった時点で)、500[msec]経過していなくても異周波セルサーチ試行を停止してよい。図6(B)は、異周波セルサーチ試行の制限時間が500[msec]に設定され、受信レベルが閾値Aに達しなかったが、一度も閾値Bを下回らなかった場合を示す。この場合、ハンドオーバーが可能であると判断される。図6(C)は、異周波セルサーチ試行の制限時間が100[msec]に設定され、受信レベルが閾値Aに達しなかったが、一度も閾値Bを下回らなかった場合を示す。この場合、ハンドオーバーが可能であると判断される。
以上説明した第2実施形態の移動体通信システム2によれば、移動局100がセルサーチを行う制限時間が、移動局100の速度に基づいて決定され、移動局100はマクロセル基地局200で決定された制限時間の範囲内でスモールセル基地局300をサーチするため、効率の良いセルサーチ動作を移動局100に行わせることができる。
<第3実施形態>
以下、第3実施形態の移動体通信システム3について説明する。ここでは、第1実施形態と共通する部分について同一の符号を付すと共に説明を省略し、相違点についてのみ説明する。
図7は、第3実施形態に係る移動体通信システム3の全体構成を模式的に示す図である。移動体通信システム3において、マクロセル基地局200およびスモールセル基地局300−1は周波数F1で通信を行い、スモールセル基地局300−2は周波数F2またはF3で通信を行い、スモールセル基地局300−3は周波数F3で通信を行う。
第3実施形態の移動体通信システム3では、マクロセル基地局200は、利用する周波数が複数あるスモールセル基地局300−2については、推定した移動局100の速度に基づき、異周波セルサーチ試行回数(または制限時間)を、周波数ごとに決定して移動局100に通知する。下記は、第3実施形態に係るマクロセル基地局200から移動局100に通知される情報の一部を例示した図である。
{周波数F2:異周波セルサーチ試行回数3回}
{周波数F3:異周波セルサーチ試行回数3回}または
{周波数F2:異周波セルサーチ制限時間500[msec]}
{周波数F3:異周波セルサーチ制限時間500[msec]}
移動局100は、周波数ごとに通知された異周波セルサーチ試行回数(または制限時間)の範囲内でセルサーチを行う。これによって、移動局100は、効率の良いセルサーチ動作を行うことができる。マクロセル基地局200は、例えば、スモールセル基地局300−2における周波数ごとの通信負荷などを考慮して、通信負荷の小さい周波数に対する異周波セルサーチ試行回数を多く(または制限時間を長く)することにより、通信負荷の小さい周波数へのハンドオーバーが優先的に行われるようにする。
以上説明した第3実施形態の移動体通信システム3によれば、第1実施形態や第2実施形態と同様に、効率の良いセルサーチ動作を移動局100に行わせることができる。
<第4実施形態>
以下、第4実施形態の移動体通信システム4について説明する。第4実施形態の移動体通信システム4は、図7に示すものと同様の構成を有している。第4実施形態に係るマクロセル基地局200は、スモールセル基地局300へのハンドオーバーを行う際の異周波セルサーチ試行回数(または制限時間)を、周波数ごとに決定し、共通チャネルである報知情報に重畳させて自装置と通信可能な移動局100に通知する。下記は、第4実施形態に係るマクロセル基地局200から移動局100に通知される情報の一部を例示した図である。
{周波数F2:異周波セルサーチ試行回数3回}
{周波数F3:異周波セルサーチ試行回数3回}
{周波数F4:異周波セルサーチ試行回数2回}または
{周波数F2:異周波セルサーチ制限時間500[msec]}
{周波数F3:異周波セルサーチ制限時間500[msec]}
{周波数F4:異周波セルサーチ制限時間300[msec]}
マクロセル基地局200と通信を行っている移動局100は、マクロセル基地局200からハンドオーバー要求を受信すると、予め受信している周波数ごとの異周波セルサーチ試行回数(または制限時間)の範囲内で、セルサーチを行う。これによって、移動局100は、効率の良いセルサーチ動作を行うことができる。
以上説明した第4実施形態の移動体通信システム4によれば、第1ないし第3実施形態と同様に、効率の良いセルサーチ動作を移動局100に行わせることができる。
以上、本発明を実施するための形態について実施形態を用いて説明したが、本発明はこうした実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び置換を加えることができる。
<付記>
本発明は,以下の態様で実施することができる。
[1]第1の基地局装置(200)と、第1の基地局装置とは異なる周波数で通信を行う第2の基地局装置(300−2、300−n)と、第1の基地局装置および第2の基地局装置と通信可能な移動局装置(100)と、を備え、第1の基地局装置は、移動局装置と通信中に自装置から第2の基地局装置へのハンドオーバーを要求するときに、移動局装置が第2の基地局装置をサーチする回数または制限時間を移動局装置の速度に基づいて決定し、決定した回数または制限時間を移動局装置に送信し、移動局装置は、第1の基地局装置から通知された回数または制限時間の範囲内で第2の基地局装置をサーチする、移動体通信システム(1)。これによれば、効率のよいセルサーチ動作を移動局に行わせることができる。
[2][1]記載の移動体通信システムであって、第1の基地局装置は、自装置からのハンドオーバーを要求する第2の基地局装置が複数の周波数で通信を行う場合、複数の周波数のそれぞれについて、移動局装置が第2の基地局装置をサーチする回数または制限時間を移動局装置の速度に基づいて決定し、決定した回数を移動局装置に送信する、移動体通信システム。
[3]第1の基地局装置と、第1の基地局装置とは異なる周波数で通信を行う第2の基地局装置と、第1の基地局装置および第2の基地局装置と通信可能な移動局装置と、を備える移動体通信システムにおいて、第1の基地局装置が、移動局装置と通信中に自装置から第2の基地局装置へのハンドオーバーを要求するときに、移動局装置が第2の基地局装置をサーチする回数または制限時間を移動局装置の速度に基づいて決定し、決定した回数または制限時間を移動局装置に送信し、移動局装置が、第1の基地局装置から通知された回数または制限時間の範囲内で第2の基地局装置をサーチする、通信方法。
[4]移動局装置と通信を行う送受信部(202)と、移動局装置との通信中に、自装置から自装置とは異なる周波数で通信を行う他の基地局装置へのハンドオーバーを要求するときに、移動局装置が他の移動局装置をサーチする回数または制限時間を移動局装置の速度に基づいて決定し、決定した回数または制限時間を移動局装置に送信するように送受信部を制御する制御部(206)と、を備える基地局装置(200)。
[5][4]記載の基地局装置であって、制御部は、自装置からのハンドオーバーを要求する他の基地局装置が複数の周波数で通信を行う場合、複数の周波数のそれぞれについて、移動局装置が他の移動局装置をサーチする回数または制限時間を移動局装置の速度に基づいて決定し、決定した回数または制限時間を移動局装置に送信するように通信部を制御する、基地局装置。
[6]第1の基地局装置と、第1の基地局装置とは異なる周波数で通信を行う第2の基地局装置と、第1の基地局装置および第2の基地局装置と通信可能な移動局装置と、を備え、第1の基地局装置は、自装置と通信可能な移動局装置に対し、自装置からのハンドオーバーを行う際に移動局装置が第2の基地局装置をサーチする回数または制限時間を、共通チャネルを用いて移動局装置に通知し、移動局装置は、第1の基地局装置から通知された回数または制限時間の範囲内で第2の基地局装置をサーチする、
移動体通信システム。
1‥移動体通信システム、100‥移動局、102、104‥送受信部、110制御部、200‥マクロセル基地局、202‥送受信部、206‥制御部、300‥スモールセル基地局

Claims (3)

  1. 第1の基地局装置と、
    前記第1の基地局装置とは異なる周波数で通信を行う第2の基地局装置と、
    前記第1の基地局装置および前記第2の基地局装置と通信可能な移動局装置と、を備え、
    前記第1の基地局装置は、前記移動局装置と通信中に自装置から前記第2の基地局装置へのハンドオーバーを要求するときに、前記移動局装置が前記第2の基地局装置をサーチする回数または制限時間を前記移動局装置の速度に基づいて決定し、該決定した回数または制限時間を前記移動局装置に送信し、
    前記移動局装置は、前記第1の基地局装置から通知された回数または制限時間の範囲内で前記第2の基地局装置をサーチする、
    移動体通信システムであって、
    前記第1の基地局装置は、自装置からのハンドオーバーを要求する前記第2の基地局装置が複数の周波数で通信を行う場合、該複数の周波数のそれぞれについて、前記移動局装置が前記第2の基地局装置をサーチする回数または制限時間を前記移動局装置の速度に基づいて決定し、該決定した回数を前記移動局装置に送信する、
    移動体通信システム
  2. 第1の基地局装置と、前記第1の基地局装置とは異なる周波数で通信を行う第2の基地局装置と、前記第1の基地局装置および前記第2の基地局装置と通信可能な移動局装置と、を備える移動体通信システムにおいて、
    前記第1の基地局装置が、前記移動局装置と通信中に自装置から前記第2の基地局装置へのハンドオーバーを要求するときに、前記移動局装置が前記第2の基地局装置をサーチする回数または制限時間を前記移動局装置の速度に基づいて決定し、該決定した回数または制限時間を前記移動局装置に送信し、
    前記移動局装置が、前記第1の基地局装置から通知された回数または制限時間の範囲内で前記第2の基地局装置をサーチ
    前記第1の基地局装置が、自装置からのハンドオーバーを要求する前記第2の基地局装置が複数の周波数で通信を行う場合、該複数の周波数のそれぞれについて、前記移動局装置が前記第2の基地局装置をサーチする回数または制限時間を前記移動局装置の速度に基づいて決定し、該決定した回数を前記移動局装置に送信する、
    通信方法。
  3. 移動局装置と通信を行う送受信部と、
    前記移動局装置との通信中に、自装置から該自装置とは異なる周波数で通信を行う他の基地局装置へのハンドオーバーを要求するときに、前記移動局装置が前記他の基地局装置をサーチする回数または制限時間を前記移動局装置の速度に基づいて決定し、該決定した回数または制限時間を前記移動局装置に送信するように前記送受信部を制御する制御部と、
    を備える基地局装置であって、
    前記制御部は、自装置からのハンドオーバーを要求する前記他の基地局装置が複数の周波数で通信を行う場合、該複数の周波数のそれぞれについて、前記移動局装置が前記他の基地局装置をサーチする回数または制限時間を前記移動局装置の速度に基づいて決定し、該決定した回数または制限時間を前記移動局装置に送信するように前記送受信部を制御する、
    基地局装置
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