JP6162992B2 - 通信装置、通信方法、及び通信システム - Google Patents

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Description

本発明は、通信装置、通信方法、及び通信システムに関する。
ある周波数帯域において通信する通信システムは、当該周波数帯域に隣接する他の通信システムと干渉しないように各種の規定が定められている(例えば非特許文献1、2)。例えば非特許文献1には、ある周波数帯域(Band1)に関して、所定の規定が定められている(非特許文献1)。
しかしながら、従来技術は所定の周波数帯(Band1)に対する規定であり、他の周波数帯(例えばBand39等)においては適用することができず、別途隣接するシステムの帯域へのスプリアス干渉を考慮しなければならない。例えば公衆PHSの周波数帯域として割当てられている1884.5MHzから1893.5MHzの帯域(以下、9MHz帯域という。)において、TD−LTE方式等の通信を行うことが考えられる。この場合、隣接するデジタルコードレス帯(1893.5MHz以上1906.1MHz未満の帯域)及び1.7G携帯電話帯(1879.9MHz未満の帯域)へのスプリアス干渉を考慮しなければならない。
従って、上記のような問題点に鑑みてなされた本発明の目的は、隣接するシステムの帯域へのスプリアス干渉を抑制できる周波数帯域の割り当てを設定することができる通信装置、通信方法、及び通信システムを提供することにある。
上記課題を解決するために本発明に係る通信装置は、
第1の周波数帯域に含まれる第2の周波数帯域の一部を送信周波数帯域として用いて通信相手装置に無線信号を送信させる通信装置であって、
前記第1の周波数帯域の一端は、直接に、または、ガードバンドを介して、他システムの周波数帯域に隣接しており、
前記送信周波数帯域の前記他システム側の一端の位置を設定し、当該位置と、当該位置に応じた前記他システムの周波数帯域までの第1周波数間隔と、前記第2の周波数帯域の帯域幅に対応するスプリアスレベルまでの第2周波数間隔とに基づいて、前記送信周波数帯域において前記通信装置相手に割り当てる割当帯域幅を設定し、
前記割当帯域幅は、前記第1周波数間隔と前記第2周波数間隔との割合と、前記割当帯域幅と前記第2の周波数帯域の帯域幅との割合とが同じになるように設定されることを特徴とする。
また、本発明に係る通信方法は、
第1の周波数帯域に含まれる第2の周波数帯域の一部を送信周波数帯域として用いて通信相手装置に無線信号を送信させる通信方法であって、
前記第1の周波数帯域の一端は、直接に、または、ガードバンドを介して、他システムの周波数帯域に隣接しており、
前記送信周波数帯域の前記他システム側の一端の位置を設定し、当該位置と、当該位置に応じた前記他システムの周波数帯域までの第1周波数間隔と、前記第2の周波数帯域の帯域幅に対応するスプリアスレベルまでの第2周波数間隔とに基づいて、前記送信周波数帯域において前記通信装置相手に割り当てる割当帯域幅を設定し、
前記割当帯域幅は、前記第1周波数間隔と前記第2周波数間隔との割合と、前記割当帯域幅と前記第2の周波数帯域の帯域幅との割合とが同じになるように設定されることを特徴とする。
また、本発明に係る通信システムは、
通信装置と相手通信装置を備え、第1の周波数帯域に含まれる第2の周波数帯域の一部を送信周波数帯域として用いて前記通信相手装置に無線信号を送信させる通信システムであって、
前記通信装置が、
前記信周波数帯域の前記他システム側の一端の位置を設定し、当該位置と、当該位置に応じた前記他システムの周波数帯域までの第1周波数間隔と、前記第2の周波数帯域の帯域幅に対応するスプリアスレベルまでの第2周波数間隔とに基づいて、前記送信周波数帯域において前記通信装置相手に割り当てる割当帯域幅を設定し、
前記割当帯域幅は、前記第1周波数間隔と前記第2周波数間隔との割合と、前記割当帯域幅と前記第2の周波数帯域の帯域幅との割合とが同じになるように設定されることを特徴とする。
本発明における通信装置、通信方法、及び通信システムによれば、隣接するシステムの帯域へのスプリアス干渉を抑制できる周波数帯域の割り当てを設定することができる。
本発明の一実施形態に係る通信システムの概略図である。 本発明の一実施形態に係る基地局のブロック図である。 本発明の一実施形態に係る移動局のブロック図である。 本発明の一実施形態に係る通信システムが使用する周波数帯域の配置概要図である。 本発明の一実施形態に係る第2周波数帯近傍の概要図である。 本発明の一実施形態に係る割当制限テーブルの例である。 本発明の一実施形態の変形例に係る割当制限テーブルの配置図である。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
(実施の形態)
図1は本発明の一実施形態に係る通信システム1の概略図である。本発明の一実施形態に係る通信システム1は複数の通信装置を備える。例えば図1に示すように通信システム1は、通信装置10(基地局10)及び通信装置11(移動局11)を備える。通信装置10と通信装置11とは無線により通信する。
通信システム1は、TD−LTE、LTE等の通信方式が採用されているシステムである。以下、本実施形態では通信システム1は、TD−LTEの通信方式が採用されているものとして説明する。また通信システム1は、9MHz帯域(第2周波数帯域)において5MHz(実効帯域は4.5MHz)の帯域幅(第1周波数帯域幅)のキャリアを配置して無線通信を行う。
図2は、本発明の一実施形態に係る基地局10のブロック図である。図2に示すように基地局10は、基地局通信部101と、基地局ベースバンド部102と、基地局制御部103とを備える。基地局通信部101及び基地局ベースバンド部102は、基地局制御部103に接続されている。
基地局通信部101は、アンテナを介して移動局11と無線信号(データ)を送受信する。基地局通信部101は、受信した無線信号(受信信号)に対して低雑音での増幅及びダウンコンバート等を行い、処理後の信号を基地局ベースバンド部102に送る。また、基地局通信部101は、基地局ベースバンド部102から受けたベースバンド信号に対しアップコンバード及び増幅等を行い、無線信号(送信信号)を生成する。そして基地局通信部101は、アンテナを介して当該無線信号を移動局11に送信する。
基地局ベースバンド部102は、基地局通信部101から受けた信号に対してAD変換及び高速フーリエ変換等を行うことにより受信信号を復調し、ベースバンド信号を取り出す。そして基地局ベースバンド部102は、ベースバンド信号を基地局制御部103に送る。また、基地局ベースバンド部102は、基地局制御部103により生成されたベースバンド信号に対して逆高速フーリエ変換及びDA変換等を行うことにより、ベースバンド信号を変調する。そして変調されたベースバンド信号を基地局通信部101に送る。
基地局制御部103は、基地局10の各機能ブロックをはじめとして基地局10の全体を制御及び管理する。基地局制御部103は、CPU(中央処理装置)等の任意の好適なプロセッサ上で実行されるソフトウェアとして構成したり、処理毎に特化した専用のプロセッサ(例えばDSP(デジタルシグナルプロセッサ))によって構成したりすることもできる。
基地局制御部103は、基地局10と移動局11との無線通信を実現するために、第1周波数帯域幅のキャリアを用いる。具体的には、基地局制御部103は、キャリアの一部である使用ダウンリンク無線リソース、使用アップリンク無線リソースを移動局11(及び基地局10に接続する他の移動局)に割当てる。使用ダウンリンク無線リソースとは、基地局が移動局との下り通信(ダウンリンク)で使用する無線リソースである。使用アップリンク無線リソースとは、移動局が基地局との上り通信(アップリンク)で使用する無線リソースである。そして基地局制御部103は、割当てた使用ダウンリンク無線リソース及び使用アップリンク無線リソースを用いて、移動局11と通信する。また基地局制御部103は、割当てた使用ダウンリンク無線リソース及び使用アップリンク無線リソースの情報を、基地局通信部101を介して移動局11(及び基地局10に接続する他の移動局)に送信する。
図3は、本発明の一実施形態に係る移動局11のブロック図を示す。図3に示すように移動局11は、移動局通信部111と、移動局ベースバンド部112と、移動局制御部113とを備える。移動局通信部111及び移動局ベースバンド部112は、移動局制御部113に接続されている。
移動局通信部111は、アンテナを介して基地局10と無線信号(データ)を送受信する。移動局通信部111は、受信した無線信号(受信信号)に対して低雑音での増幅及びダウンコンバート等を行い、処理後の信号を移動局ベースバンド部112に送る。また、移動局通信部111は、移動局ベースバンド部112から受けたベースバンド信号に対しアップコンバード及び増幅等を行い、無線信号(送信信号)を生成する。そして移動局通信部111は、アンテナを介して当該無線信号を基地局10に送信する。
移動局ベースバンド部112は、移動局通信部111から受けた信号に対してAD変換及び高速フーリエ変換等を行うことにより受信信号を復調し、ベースバンド信号を取り出す。そして移動局ベースバンド部112は、ベースバンド信号を移動局制御部113に送る。また、移動局ベースバンド部112は、移動局制御部113により生成されたベースバンド信号に対して逆高速フーリエ変換及びDA変換等を行うことにより、ベースバンド信号を変調する。そして変調されたベースバンド信号を移動局通信部111に送る。
移動局制御部113は、移動局11の各機能ブロックをはじめとして移動局11の全体を制御及び管理する。移動局制御部113は、CPU(中央処理装置)等の任意の好適なプロセッサ上で実行されるソフトウェアとして構成したり、処理毎に特化した専用のプロセッサ(例えばDSP(デジタルシグナルプロセッサ))によって構成したりすることもできる。
移動局制御部113は、基地局10から受信した、キャリアの中の使用ダウンリンク無線リソース及び使用アップリンク無線リソースの割り当て情報に基づき、使用する無線リソースを決定する。そして移動局制御部113は、当該決定した無線リソースを用いて、移動局通信部111及び移動局ベースバンド部112により、基地局10と無線通信を行う。
次に、本実施形態における基地局10のアップリンク無線リソースの割当に関して、詳細に説明する。上述したように本実施の形態においては、アップリンク無線リソースとして用いる送信周波数帯域は、9MHz帯域内に設定される。9MHz帯域の周辺には、図4(a)に示すように、1.7G携帯電話帯域、ガードバンド帯域、公衆PHS帯域(9MHz帯域)、デジタルコードレス電話帯域、公衆PHS帯域、ガードバンド帯域、2G携帯電話帯域がそれぞれ1879.9MHz未満、1879.9MHz〜1884.5MHz、1884.5MHz〜1893.5MHz、1893.5MHz〜1906.1MHz、1906.1〜1915.7MHz、1915.7MHz〜1920MHz、1920MHz以上の領域に割当てられている。
図4(b)は、本通信システム1において9MHz帯域に配置するキャリアの概要図を示す。基地局10の基地局制御部103は、領域401の15RBをPUSCH(Physical Uplink Shared Channel(上りリンク共有チャネル))用に割当てる。また基地局制御部103は、領域402及び領域403の各5RBの一部をPUCCH用(Physical Uplink Control Channel(上り制御チャネル))、すなわち制御データを通信するチャネル用に割当てる。当該PUSCHとPUCCHの割り当ては、3GPPの規定に基づく(3GPP TS36.211 Ver.9.0.0)。ここで基地局制御部103は、領域402のうち、周波数が1〜2番目に低い2RBとそれに続く3番目に周波数が低いRBの後半スロットをPUCCH用に割当てる。なお後半スロットとは、1RB(2スロット)のうち、後半の0.5msの時間領域のスロットである。また基地局制御部103は、領域403のうち3番目に周波数が低いRBの前半スロットと周波数が4〜5番目に低い2RBをPUCCH用に割当てる。なお前半スロットとは、1RB(2スロット)のうち、前半の0.5msの時間領域のスロットである。図4(b)に示すように、キャリアに含まれる各RBの位置を番号(以下RB番号という。)で示し、夫々周波数の低い順に0〜24とする。
ここで9MHz帯域の一端はガードバンドに隣接し、他端は他システムであるデジタルコードレス電話帯域に隣接している。したがってPUSCH用のリソースを最大限用いて移動局11が通信した場合、隣接するデジタルコードレス電話帯へ電力が漏えいし、スプリアス干渉が生じる。そのため本実施形態においては、基地局10は、PUSCH領域のリソースの割当に関し、移動局へのリソースの割当開始位置に依存して、リソースの最大連続割当数を設定する。つまり基地局制御部103は、使用アップリンク無線リソースとして、移動局(相手通信装置)に無線信号を送信させる送信周波数帯域の一端の位置を設定し、当該位置に応じて、送信周波数帯域の割当帯域幅を設定する。例えば基地局制御部103は、送信周波数帯域の一端の位置に応じた隣接システムの周波数帯域までの周波数間隔とスプリアスレベルまでの周波数間隔との割合に応じて、割当帯域幅を設定する。
隣接システム寄りの空き領域をZ[MHz]として、移動局11に割当てるPUSCHのリソースの隣接システム側の周波数端からPUSCH領域の隣接システム側周波数端までのリソースブロック数をX[RB]とすると、移動局11に割当てるPUSCHの片側周波数端から隣接システムまでの周波数幅(W[MHz])は以下の数式(1)で表される。
Figure 0006162992
数式(1)においてXに乗算される0.18[MHz/RB]は、1RB当たりの周波数帯域である。図5(a)に第2周波数帯(PHS帯)と1.7G携帯電話帯近傍における、数式(1)の各変数(X、Z、及びW)を図示する。図5(a)において第2周波数帯であるPHS帯と、1.7G携帯電話帯との間には、4.5MHzのガードバンド帯域及びPUCCH帯の5RBが存在する。そのため、隣接システム寄りの空き領域(Z)は、5.4MHz(4.5[MHz]+0.18[MHz/RB]×5[RB])となる。同様に図5(b)に、第2周波数帯(PHS帯)とデジタルコードレス電話帯近傍における、数式(1)の各変数を図示する。
ここでキャリアの周波数帯域幅が5[MHz]である場合、スプリアスレベルまでの周波数間隔は、3GPPの規定(非特許文献1)により以下の数式(2)で規定される。
Figure 0006162992
ここでBWはキャリアの周波数帯域幅である。
このスプリアスレベルまでの周波数間隔は、キャリアのリソースを最大限利用した場合、すなわち例えばキャリアの周波数帯域幅が5MHzである場合、25RB分のリソースを用いた場合の隣接するシステムと離間すべき周波数間隔を表す。したがって隣接するシステムとの間隔と、当該スプリアスレベルまでの周波数間隔との割合に応じて割当てるリソースブロック数(以下、割当リソースブロック数(Y)という。)を設定することで当該規格の規定と同等にスプリアス干渉を抑制することが可能となる。つまり基地局制御部103は、送信周波数帯域の一端の位置(X)に応じた隣接システムの周波数帯域までの周波数間隔(数式(1))とスプリアスレベルまでの周波数間隔(数式(2))との割合に応じて、以下の数式(3)により割当帯域幅(割当リソースブロック数(Y))を設定する。
Figure 0006162992
ここで数式(3)の関数min(a,b)はa又はbのうちいずれか小さい方を返す関数である(ここでa、bは任意の値とする)。第1項目の15−Xは、PUSCH領域のリソースブロック数からXを減算した値であり、Yは必ず当該値以下となる。第2項目の関数Floor(a)は、a以下の最大の整数、すなわちaの小数点以下を切り捨てた値を返す関数である(ここでaは任意の値である)。
好適には基地局10は、数式(3)を満足するXとYのテーブル(以下、割当制限テーブルという。)を予め記憶部(不図示)に保持する。当該テーブルの例を図6に示す。基地局制御部103は、当該割当制限テーブルに基づき、無線信号を送信される送信周波数帯域の一端の位置(X)に応じて、割当帯域幅(Y)を設定する。例えばXが2の場合、割当帯域幅(Y)を7RBとして設定する。
このように本発明によれば、基地局10の基地局制御部103が、移動局11にPUSCHの無線信号を送信させる送信周波数帯域の一端の位置(X)を設定し、当該位置に応じて、送信周波数帯域の割当帯域幅(Y)を設定するため、隣接するシステムの帯域へのスプリアス干渉を考慮して周波数帯域の割り当てをすることができる。
なお、本実施の形態においては、通信システム1が9MHz帯域の第2周波数帯域を用いるものとしたがこれに限られず、第2周波数帯域は、9MHz未満又は9MHzを超過する帯域であってもよい。
(変形例)
以下に、本発明の変形例について説明をする。変形例は、実施の形態1と比較して、基地局10の基地局制御部103の割当帯域幅を設定方法が相違する。概略として変形例に係る基地局制御部103は、隣接システムの周波数帯域までの周波数間隔が所定の必要ガードバンド幅以上となるように割当帯域幅を設定する。
ここでPUSCH領域に連続してLCRB[RB]のリソースブロックを割当てた場合、必要なガードバンド幅(以下GBという。)は、以下の数式(4)で定義する。
Figure 0006162992
ここでα、βは所定の定数であり、それぞれ例えば2、及び2.1である。
そして数式(1)で表される隣接システムの周波数帯域までの周波数間隔(W)がGB以上となる最大のLCRBをLCRB’とした場合、割当帯域幅(Y)は以下の数式(5)で表される。
Figure 0006162992
ここでRBstartは、無線信号を送信させる送信周波数帯域の一端の位置を示すRB番号である。また第1項目の20−RBstartは、PUSCH領域の最大のRB番号からRBstartを減算した値であり、Yは必ず当該値以下となる。
つまり基地局制御部103は、送信周波数帯域の一端の位置(RBstart)に応じた隣接システムの周波数帯域までの周波数間隔が所定の必要ガードバンド幅以上となるように、数式(5)に基づき割当帯域幅(Y)を設定する。
好適には基地局10は、数式(5)を満足するRBstartとYの割当制限テーブルを予め記憶部(不図示)に保持する。変形例に係る割当制限テーブルの例を図7に示す。基地局制御部103は、当該割当制限テーブルに基づき、無線信号を送信される送信周波数帯域の一端の位置(RBstart)に応じて、割当帯域幅(Y)を設定する。例えばRBstartが9の場合、割当帯域幅(Y)を6RBとして設定する。
このように変形例にかかる通信システム1によれば、基地局10の基地局制御部103が、移動局11にPUSCHの無線信号を送信させる送信周波数帯域の一端の位置(X)を設定し、当該位置に応じて、送信周波数帯域の割当帯域幅(Y)を設定するため、隣接するシステムの帯域へのスプリアス干渉を抑制できる周波数帯域の割り当てを設定することができる。
本発明を諸図面や実施例に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形や修正を行うことが容易であることに注意されたい。従って、これらの変形や修正は本発明の範囲に含まれることに留意されたい。例えば、各手段、各ステップ等に含まれる機能等は論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数の手段やステップ等を1つに組み合わせたり、或いは分割したりすることが可能である。
1 通信システム
10 基地局(通信装置)
11 移動局(通信装置)
101 基地局通信部
102 基地局ベースバンド部
103 基地局制御部
111 移動局通信部
112 移動局ベースバンド部
113 移動局制御部
401、402、403、412、413 領域

Claims (3)

  1. 第1の周波数帯域に含まれる第2の周波数帯域の一部を送信周波数帯域として用いて通信相手装置に無線信号を送信させる通信装置であって、
    前記第1の周波数帯域の一端は、直接に、または、ガードバンドを介して、他システムの周波数帯域に隣接しており、
    前記送信周波数帯域の前記他システム側の一端の位置を設定し、当該位置と、当該位置に応じた前記他システムの周波数帯域までの第1周波数間隔と、前記第2の周波数帯域の帯域幅に対応するスプリアスレベルまでの第2周波数間隔とに基づいて、前記送信周波数帯域において前記通信装置相手に割り当てる割当帯域幅を設定し、
    前記割当帯域幅は、前記第1周波数間隔と前記第2周波数間隔との割合と、前記割当帯域幅と前記第2の周波数帯域の帯域幅との割合とが同じになるように設定されることを特徴とする通信装置。
  2. 第1の周波数帯域に含まれる第2の周波数帯域の一部を送信周波数帯域として用いて通信相手装置に無線信号を送信させる通信方法であって、
    前記第1の周波数帯域の一端は、直接に、または、ガードバンドを介して、他システムの周波数帯域に隣接しており、
    前記送信周波数帯域の前記他システム側の一端の位置を設定し、当該位置と、当該位置に応じた前記他システムの周波数帯域までの第1周波数間隔と、前記第2の周波数帯域の帯域幅に対応するスプリアスレベルまでの第2周波数間隔とに基づいて、前記送信周波数帯域において前記通信装置相手に割り当てる割当帯域幅を設定し、
    前記割当帯域幅は、前記第1周波数間隔と前記第2周波数間隔との割合と、前記割当帯域幅と前記第2の周波数帯域の帯域幅との割合とが同じになるように設定されることを特徴とする通信方法。
  3. 通信装置と相手通信装置を備え、第1の周波数帯域に含まれる第2の周波数帯域の一部を送信周波数帯域として用いて前記通信相手装置に無線信号を送信させる通信システムであって、
    前記第1の周波数帯域の一端は、直接に、または、ガードバンドを介して、他システムの周波数帯域に隣接しており、
    前記通信装置が、
    前記信周波数帯域の前記他システム側の一端の位置を設定し、当該位置と、当該位置に応じた前記他システムの周波数帯域までの第1周波数間隔と、前記第2の周波数帯域の帯域幅に対応するスプリアスレベルまでの第2周波数間隔とに基づいて、前記送信周波数帯域において前記通信装置相手に割り当てる割当帯域幅を設定し、
    前記割当帯域幅は、前記第1周波数間隔と前記第2周波数間隔との割合と、前記割当帯域幅と前記第2の周波数帯域の帯域幅との割合とが同じになるように設定されることを特徴とする通信システム。
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